JP3127942U - カメラ - Google Patents
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Abstract
【解決手段】カメラに録音手段を内蔵させる。この録音手段はシャッタ操作に先立ち起動し、録音された音声のうち最新の音声のみが記録保持される録音手段である。シャッタが操作されたとき撮られた映像と共に記録保持された音声情報をデ−タファイルに格納する。撮影終了後再生釦を押せば静止画の表示と共に静止画に係わる音声が同時に出力される。またテレビ受像機との直結も可能である。
【選択図】図1
Description
本願はこの課題を解決することを目的としている。
課題解決の第一の手段として、シャッタ操作に先立つ時点に録音を開始する録音部4を設けた。この録音部4は録音起動部16により起動され録音を開始するが、この録音起動部16を作動させる方法は手動と自動の二通りがある。
手動 録音釦2を押す
自動
(1)電源釦1を押す(電源が入り撮影可能状態となると直ちに録音を開始する)
(2)プリセット操作
カメラ撮影にはシャッタ操作以前にプリセット操作を伴うことが多い。例えば絞りや露出の自動か手動かを決める釦17の操作、撮影状況に合うモ−ドを選択する釦19の操作、或いは2ステップ型のシャッタでは第1ステップ操作でカラ−バランスなどを確かめるが、この第1ステップ操作などのプリセット操作で録音を開始させる。
(3)セルフタイマ−釦18のセット時に録音を開始させる。
課題解決の第二の手段として、録音部4の記憶部3に先入れ先出し形式のメモリを採用している。これは新しい音声情報が入る毎に古い音声情報が押し出されて消滅するメモリである。このため常時、録音されていても、録音される情報量は極めて少なくて済む。
課題解決の第三の手段は、情報量設定部7である。これは録音されて保持される情報量を自由に設定できるもので、例えば10秒と指定すれば、10秒間分の最新の音声情報が記憶部3に記録・保持される。
課題解決第四の手段は転送指定部22である。これはシャッタ釦が操作されたときに記憶部3内の音声情報を取り出す転送時点を、シャッタ作動時か、又は作動後かを指定できる。例えば「作動後2秒」と指定しておけば記念撮影後の歓声などが録音できることになる。上記四つの手段により下記の動作が可能となる。
(1)カメラで撮影した静止画と、これに係わる音声とが同期して記録されるので、撮影後の編集作業が不要となる。
(2)従って撮影後、直ちに映像と、これに係わる音声とを同時に出力できる。
(3)カメラをテレビ受像機に直結できパソコンが不要となるので撮った映像・音声を手軽に楽しめることになり利便性が飛躍的に増大する。
(4)本願カメラの撮影により得られた静止画・音声の両情報により電子アルバムを作成すれば、音の出る・話す写真アルバムを実現できる。これは印画紙の写真アルバムでは果たせなかった夢を達成したことになる。
このように本願の音の出るカメラは、従来のサイレントな写真システムに取って代わる魁けとなるものであり、カメラの利用分野が更に拡大される。
従ってシャッタ釦操作によりデ−タ格納部11には静止画像情報7と、この静止画に係わる音声情報10とが格納されたことになる。音声内容はシャッタ釦を押した時点より10秒前の時点以降に被写体が発した音声、環境音などである。
デ−タ書込部29は、静止画像情報7及び音声情報10をメモリカ−ド(又はメモリチップ)30に書き込む。このメモリカ−ド30を、テレビ受像機の読取口(図示していない)に挿入すれば、静止画像が映示される毎に、これに係わる音声が出力できることになる。
なお以上の例ではシャッタ釦押下と同時に転送指令21が発せられたが、シャッタ釦押下後、例えば2秒後に転送指令21を発する機能も備えている。この場合転送指定部22により「2秒」と指定しておけば、シャッタ作動の2秒後に転送指令21が発せられ、記憶部3内の時間情報10はデ−タ格納部11へ転送され格納される。このときの音声情報10の内容は、シャッタ釦押下以前の8秒と押下後の2秒の計10秒の内容となる。このようにシャッタ釦押下前後の音声情報も取り出すことができる。これは記念撮影などで、撮影直後の歓声なども記録できることになる。また実施例では電源釦1を押したのち録音釦2を押して録音を開始させたが電源釦1の押下で録音起動部16により録音部4を起動させ、電源投入と同時に録音を開始させてもよい。
以上の録音開始の手法は電源釦1又は録音釦2を押す例であったが、このほかの手法もある。周知のように撮影する際、シャッタを押す以前に様々なプリセット操作が伴う。例えば絞りや焦点合わせなどの手動/自動を指定する釦17による釦操作、或いは撮影状況に合う条件のモ−ドを選択するモ−ド釦19による操作などである。従って、これらのうち何れか一つを操作した時点で録音を開始させてもよい。通常プリセットに要する時間は数秒程度ある。また記念撮影などに用いるセルフタイマ−用のタイマ−釦18をセットした時点で、録音を開始させてもよい。一般にタイマ−設定時間は2〜12秒である。
本願のカメラ機能は、カメラ機能を備えた携帯電話・ビデオカメラに適用できることはいうまでもない。
2 録音釦
3 記憶部
4 録音部
5 情報量設定部
6 シャッタ釦
7 静止画像情報
8 撮影制御部
9 転送制御部
10 音声情報
11 デ−タ格納部
12 再生釦
13 出力制御部
14 表示部、モニタ表示部
15 音声出力部
16 録音起動部
17 自動/手動釦
18 セルフタイマ−釦
19 モ−ド選択釦
20 転送指令部
21 転送指令
22 転送指定部
23 録音ヘッド
24 レンズ系
25 シャッタ
26 画像ファイル
27 音声ファイル
28 スピ−カ−
29 デ−タ書込部
30 メモリカ−ド
Claims (3)
- 新しい音声情報が入力されるに伴い古い音声情報が順次消滅する先入れ先出し形式の記憶部と、該記憶部に録音される音声情報のうち少なくも最新の音声情報が格納されて所定時間保持される録音部と、該録音部を電源釦操作又は録音釦操作又はシャッタ釦のプリセット操作のうち何れか一つが操作されたことに対応して起動されて録音を開始させる録音起動部と、該録音起動部をタイマ−が設定操作されたことに対応して作動させ録音を開始させるセルフタイマ−と、シャッタを作動させるシャッタ釦が操作されたことに対応して撮影された静止画像情報をデ−タ格納部に格納する撮影制御部と、シャッタを作動させるシャッタ釦が操作されたことに対応して前記記憶部に保持された音声情報を取り出し転送してデ−タ格納部に格納する転送制御部と、前記格納された静止画像情報による静止画を表示する表示部と、前記格納された音声情報による音声を出力する音声出力部と、再生釦が操作されたことに対応して前記デ−タ格納部の情報を取り出し前記表示部に前記静止画像情報による静止画を表示させると共に前記音声出力部から前記音声情報による音声を少なくも1回出力させる出力制御部とを備えたカメラ。
- 音声情報が記憶部に記憶・保持される時間を設定できる情報量設定部を備えた実用新案登録請求第1項記載のカメラ。
- シャッタを作動させるシャッタ釦が操作されたことに対応して記憶部内の音声情報を取り出しデ−タ格納部へ転送する転送時点を指定して設定できる転送指定部を備えた実用新案登録請求第1項記載のカメラ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2006008093U JP3127942U (ja) | 2006-09-07 | 2006-09-07 | カメラ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2006008093U JP3127942U (ja) | 2006-09-07 | 2006-09-07 | カメラ |
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JP3127942U true JP3127942U (ja) | 2006-12-21 |
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Family Applications (1)
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JP (1) | JP3127942U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2009296539A (ja) * | 2008-06-09 | 2009-12-17 | Canon Inc | 撮像装置及びその制御方法、並びにプログラム |
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2006
- 2006-09-07 JP JP2006008093U patent/JP3127942U/ja not_active Expired - Fee Related
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