JP2005203886A - 遠隔会議支援システム、遠隔会議支援システム制御方法、及びプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】遠隔会議を支援する遠隔会議支援システムを提供する。
【解決手段】遠隔会議を支援する遠隔会議支援システムであって、遠隔地のそれぞれに設置され、投影画像を投影する2つのプロジェクタと、2つのプロジェクタに、投影すべき元画像を送信するサーバとを備え、2つのプロジェクタのそれぞれが、投影画像を投影したスクリーンに書き込まれた書込画像を撮像する撮像手段と、撮像手段によって撮像された書込画像をサーバに送信する送信手段とを有し、サーバは、2つのプロジェクタの一方から受信した書込画像を元画像に合成する合成手段と、合成手段により合成された画像を2つのプロジェクタの他方へ送信する転送手段とを有する。
【選択図】図2
【解決手段】遠隔会議を支援する遠隔会議支援システムであって、遠隔地のそれぞれに設置され、投影画像を投影する2つのプロジェクタと、2つのプロジェクタに、投影すべき元画像を送信するサーバとを備え、2つのプロジェクタのそれぞれが、投影画像を投影したスクリーンに書き込まれた書込画像を撮像する撮像手段と、撮像手段によって撮像された書込画像をサーバに送信する送信手段とを有し、サーバは、2つのプロジェクタの一方から受信した書込画像を元画像に合成する合成手段と、合成手段により合成された画像を2つのプロジェクタの他方へ送信する転送手段とを有する。
【選択図】図2
Description
本発明は、遠隔会議支援システム、遠隔会議支援システム制御方法、及びプログラムに関する。特に本発明は、遠隔会議を支援する遠隔会議支援システムに関する。
従来、離れた会議室で会議がそれぞれ行われた場合、それぞれの会議室のホワイトボードに書き込まれた会議内容を、相手のホワイトボードに表示させる会議システムが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2000−188655号公報
しかしながら、それぞれの会議室のホワイトボードに、プロジェクタで会議資料を投影した場合、一方の会議室のホワイトボードに行なわれた書き込みを他方のホワイトボードに表示させると、他方のホワイトボードにおいては、プロジェクタにより投影されている画像と、表示された書き込み画像との位置が合わない場合がある。このような場合、会議の参加者は、投影画像に対して行われた書き込みの意図を理解できず、会議が進まない場合がある。
そこで本発明は、上記の課題を解決することのできる遠隔会議支援システム、及び遠隔会議支援システム制御方法、及びプログラムを提供することを目的とする。この目的は特許請求の範囲における独立項に記載の特徴の組み合わせにより達成される。また従属項は本発明の更なる有利な具体例を規定する。
上記課題を解決するために、本発明の第1の形態においては、遠隔会議を支援する遠隔会議支援システムであって、遠隔地のそれぞれに設置され、投影画像を投影する2つのプロジェクタと、2つのプロジェクタに、投影すべき元画像を送信するサーバとを備え、2つのプロジェクタのそれぞれが、投影画像を投影したスクリーンに書き込まれた書込画像を撮像する撮像手段と、撮像手段によって撮像された書込画像をサーバに送信する送信手段とを有し、サーバは、2つのプロジェクタの一方から受信した書込画像を元画像に合成する合成手段と、合成手段により合成された画像を2つのプロジェクタの他方へ送信する転送手段とを有する。これにより、本発明の遠隔会議支援システムは、一方の会議室のホワイトボードに書き込まれた内容を、他方の会議室のホワイトボードに投影されている画像に対して正しい位置で表示させることができる。そして会議の参加者は、お互いの書き込みを共有しながら、円滑に会議を進めることができる。
上記の合成手段は、2つのプロジェクタの他方から受信した書込画像を元画像に更に合成し、転送手段は、合成手段により合成された画像を2つのプロジェクタの一方へ、更に送信してもよい。
また本発明の遠隔会議支援システムにおいて、2つのプロジェクタの一方とサーバとが一体に作られもよい。これにより、サーバを介さずに2つのプロジェクタ間で通信を行うことができるので、サーバとプロジェクタとを一体に作成しない場合に比べて、通信に必要なコストを下げることができる。
上記のサーバは、元画像を予め記憶している記憶装置と、2つのプロジェクタのいずれかの撮像手段が取得した書込画像を記憶装置に順次記録する画像記録手段と、記憶装置から元画像と書込画像とを順次読み出す画像読出手段とを更に有し、合成手段は、読み出された元画像に書込画像を合成する手段を更に有し、転送手段は合成された画像を、2つのプロジェクタのいずれかへ送信する手段を更に有してもよい。これにより、遠隔会議支援システムの参加者は、会議の終了後に、それぞれの会議の内容を確認することができる。
上記のサーバは、元画像を読み出した読み出しタイミングを、読み出した元画像に対応づけて記憶装置に記録するタイミング記録手段を更に有し、画像記録手段は、2つのプロジェクタのいずれかから書込画像を受信した画像受信タイミングを、受信した書込画像に対応づけて記憶装置に記録し画像読出手段は、記憶装置から、元画像、読出しタイミングおよび画像受信タイミングを読み出し、合成手段は、同一のタイミングで投影または受信されていた読出しタイミングおよび画像受信タイミングを参照することにより、元画像と書込画像を合成し、転送手段は、合成手段が合成した画像を送信する手段を更に有してもよい。これにより、各会議室において投影が行われた順番、および書込みが行われた順番どおりに正しく、会議の内容を再現することができる。
上記の2つのプロジェクタは、音声を取得するマイクと、音声を再生する音声再生手段とを更に有し、送信手段は、マイクによって取得された音声をサーバへ更に送信し、上記のサーバは、2つのプロジェクタのいずれかから音声を受信した音声受信タイミングを、受信した音声に対応付けて記憶装置に記録する音声記録手段と、記憶装置から音声及び音声受信タイミングを読み出す音声読出手段とを更に有し、音声再生手段は、音声受信タイミングで、記憶装置から読み出された音声を再生してもよい。これにより、各会議室において投影が行われた順番、書込みが行われた順番、および録音が行われた順番どおりに正しく、会議の内容を再現することができる。
本発明の第2の形態においては、遠隔地のそれぞれに設置され、投影画像を投影する2つのプロジェクタと、2つのプロジェクタに、投影すべき元画像を送信するサーバとを備え、遠隔会議を支援する遠隔会議支援システムを制御する遠隔会議支援システム制御方法であって、2つのプロジェクタのそれぞれが、投影画像を投影したスクリーンに書き込まれた書込画像を撮像する撮像ステップと、撮像ステップによって撮像された書込み画像をサーバに送信する送信ステップとを有し、サーバは、2つのプロジェクタの一方から受信した書込画像を元画像に合成する合成ステップと、合成ステップにより合成された画像を2つのプロジェクタの他方へ送信する転送ステップとを有する。これにより第1の実施形態と同様の効果を得ることができる。
上記のサーバは、元画像を予め記憶している記憶装置を有し、2つのプロジェクタのいずれかの撮像手段が取得した書込画像を記憶装置に順次記録する画像記録ステップと記憶装置から元画像と書込画像とを順次読み出す画像読出ステップとを更に有し、合成ステップは、読み出された元画像に書込画像を合成するステップを更に有し、転送ステップは合成された画像を、2つのプロジェクタのいずれかへ送信するステップを更に有してもよい。これにより第1の実施形態と同様の効果を得ることができる。
本発明の第3の形態においては、遠隔地のそれぞれに設置され、投影画像を投影する2つのプロジェクタに働きかけて動作させる共に、2つのプロジェクタに投影すべき元画像を送信するサーバと働きかけて動作させるプログラムであって、上記の2つのプロジェクタに、投影画像を投影したスクリーンに書き込まれた書込画像を撮像する撮像機能と、撮像ステップによって撮像された書込み画像をサーバに送信する送信機能とを実現させ、上記のサーバに、2つのプロジェクタの一方から受信した書込画像を元画像に合成する合成機能と、合成ステップにより合成された画像を2つのプロジェクタの他方へ送信する転送機能とを実現させる。これにより第1の実施形態と同様の効果を得ることができる。
上記のプログラムは、サーバに、2つのプロジェクタのいずれかの撮像手段が取得した書込画像を、上記のサーバが有する、元画像を予め記憶している記憶装置に順次記録する画像記録機能と、記憶装置から元画像と書込画像とを順次読み出す画像読出機能とを更に実現させ、合成機能は、サーバに読み出された元画像に書込画像を合成する機能を更に有し、転送機能は、合成された画像を2つのプロジェクタのいずれかへ送信する機能を更に有してもよい。これにより第1の実施形態と同様の効果を得ることができる。
なお、上記の発明の概要は、本発明の必要な特徴の全てを列挙したものではなく、これらの特徴群のサブコンビネーションもまた、発明となりうる。
以下、発明の実施の形態を通じて本発明を説明するが、以下の実施形態は特許請求の範囲にかかる発明を限定するものではなく、また実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。
図1は、本発明の実施形態に係る遠隔会議支援システム60の構成の一例を示す。遠隔会議支援システム60は、遠隔地のそれぞれに設置され、投影画像を投影するプロジェクタ10およびプロジェクタ30と、これら2つのプロジェクタに投影すべき元画像を送信するサーバ20とを備える。ここで元画像とは、例えばパワーポイント(商標)等のプレゼンテーションソフトウエアで作成されたスライドの画像である。本発明におけるプロジェクタ10及び30は、通信網70を介してサーバ20に接続され、元画像をサーバ20よりそれぞれ受信する。プロジェクタ10及び30は、受け取った元画像を、それぞれの会議室に設置されたスクリーン40およびスクリーン50へ投影する。それぞれの会議室において、プロジェクタ10の利用者300、及びプロジェクタ30の利用者350は、投影された画像を用いて会議を行う。
ここで利用者300および利用者350は、スクリーン40およびスクリーン50に書き込みをしながら、投影画像の内容の説明を行う場合がある。そして、従来、それぞれの会議室のホワイトボードに書き込まれた会議内容を互いに共有する会議システムが知られているが、一方の会議室のホワイトボードへの書き込みを他方のホワイトボードに表示させると、他方のホワイトボードにおいては、プロジェクタによって投影されている画像と表示された書き込み画像との位置が合わない場合がある。そこで本発明における遠隔会議支援システム60は、スクリーン40への書き込み452を、別の会議室におけるスクリーン50に、書き込み454として元画像と共に投影し、スクリーン50への書き込み456を、別の会議室におけるスクリーン40に、書き込み458として元画像と共に投影することにより、上記課題を解決することを目的とする。
図2は、プロジェクタ10及び30の詳細な構成の一例を示す。プロジェクタ10及び30は、投影手段100、撮像手段140、送信手段150、音声再生手段160、受信手段170、タイミング発生器180、マイク190、及び読出指示手段185をそれぞれ有する。尚、プロジェクタ30はプロジェクタ10と同様の構成及び機能を有するので、以下に説明する点を除きプロジェクタ30についての記載を省略する。
受信手段170は、サーバ20から、元画像としてカラービデオ信号等の電子データを受け取り、受け取った電子データを投影手段100へ与える。また受信手段170は、サーバ20から音声を受信し、受信した音声を音声再生手段160へ出力する。音声再生手段160は、受信した音声を再生する。
投影手段100は、R光源112、G光源114、B光源116、R液晶シャッタ122、G液晶シャッタ124、B液晶シャッタ126、投影光生成手段120、結合プリズム128、および光学系130を有する。R光源112、G光源114、およびB光源116のそれぞれは、R液晶シャッタ122、G液晶シャッタ124、およびB液晶シャッタ126のそれぞれを透過すべき光を発生する白色光源である。
R液晶シャッタ122、G液晶シャッタ124、およびB液晶シャッタ126のそれぞれは、複数の画素に区切られた液晶パネルであり、投影光生成手段120の指示に応じて、投影画像の赤色成分、緑色成分、および青色成分である赤色画像、緑色画像、および青色画像のそれぞれを表示する。これにより、R液晶シャッタ122、G液晶シャッタ124、およびB液晶シャッタ126は、投影画像を表示する。また、R液晶シャッタ122、G液晶シャッタ124、およびB液晶シャッタ126には、それぞれ、赤色フィルタ、緑色フィルタ、および青色フィルタが貼り付けられており、R光源112からの光、G光源114からの光、B光源116からの光に応じて、赤色画像の投影光、緑色画像の投影光、および青色画像の投影光を、それぞれ生成する。
投影光生成手段120は、受け取った電子データに基づき、R液晶シャッタ122、G液晶シャッタ124、およびB液晶シャッタ126を画素毎に開閉させる。これにより投影光生成手段120は、R液晶シャッタ122、G液晶シャッタ124、およびB液晶シャッタ126に、赤色画像、緑色画像、および青色画像を表示させる。結合プリズム128は、R液晶シャッタ122、G液晶シャッタ124、B液晶シャッタ126から受け取る赤色画像、緑色画像、および青色画像の投影光を結合してカラーの投影光を生成して、光学系130に供給する。
光学系130は、投影画像をスクリーン40上に投影するための光学系であり、投影レンズ134およびハーフミラー132を有する。投影レンズ134は、結合プリズム128により生成されたカラーの投影光を、ハーフミラー132を介して受け取り、スクリーン40に結像させる。これにより、光学系130は、R液晶シャッタ122、G液晶シャッタ124、およびB液晶シャッタ126を透過した光をスクリーン40上に照射する。そして、光学系130は、R液晶シャッタ122、G液晶シャッタ124、およびB液晶シャッタ126に表示された投影画像を、スクリーン40に投影する。ハーフミラー132は、結合プリズム128から受け取る光を、投影レンズ134に向けて透過する。また、ハーフミラー132は、投影レンズ134を介してスクリーン40から入射する光を、撮像手段140に向けて反射する。撮像手段140は、光学系130の投影レンズ134を通って、ハーフミラー132により反射されたスクリーン40の像を撮像する。
タイミング発生器180は、所定の間隔のタイミングを発生させ、発生させたタイミングをスクリーン40に書き込まれた書込画像を撮像すべきタイミングとして撮像手段140へ与える。撮像手段140は、例えばカラーのCCD撮像素子を有する。撮像手段140は、受け取ったタイミングに基づいて投影光生成手段120を制御し、スクリーン40の書込画像を撮像する。本例において撮像すべきタイミングになると、撮像手段140は投影光生成手段120にスクリーン40への画像の投影を一時中断させ、代わりにスクリーン40全体に均一な光を投影させる。そして撮像手段140は、投影画像を投影したスクリーン40の書込画像を撮像し、撮像した書込画像を送信手段150へ出力する。
マイク190は、プロジェクタ10が設置された会議室の音声を取得し、取得した音声を送信手段150へ出力する。読出指示手段185は、次のスライド画像をスクリーン40へ表示させる為の指示を利用者300から受け取り、受け取った指示を送信手段150へ出力する。送信手段150は、スクリーン40の書込画像、プロジェクタ10が設置された会議室の音声、及び次のスライド画像を表示させる為の指示をサーバ20へ送信する。
同様に、プロジェクタ30において、投影手段100は、サーバ20から受信した画像をスクリーン50へ投影し、音声再生手段160はサーバ20から受信した音声を再生する。また撮像手段140は、スクリーン50の書込画像を撮像し、マイク190は、プロジェクタ30が設置された会議室の音声を取得する。そして送信手段150は、スクリーン50の書込画像、プロジェクタ30が設置された会議室の音声、及び次のスライド画像を表示させるための指示をサーバ20へ送信する。
図3は、サーバ20の詳細な構成の一例を示す。サーバ20は、受信手段210、画像記録手段220、音声記録手段230、記憶装置240、タイミング記録手段250、タイミング発生器260、音声読出手段270、画像読出手段280、合成手段290、および転送手段305を有する。
受信手段210は、プロジェクタ10から、スクリーン40の書込画像、プロジェクタ10が設置された会議室の音声、及び、次の元画像を表示させる為の指示を受信する。また、受信手段210は、プロジェクタ30から、スクリーン50の書込画像、プロジェクタ30が設置された会議室の音声、及び、次のスライド画像を表示させる為の指示を受信する。受信手段210は、受信したそれぞれの書込画像を合成手段290及び画像記録手段220へ出力し、受信したそれぞれの音声を音声記録手段230へ出力し、受信したそれぞれの、次の元画像を表示させる為の指示を、タイミング記録手段250及び画像読出手段280へ出力する。
タイミング発生器260は、所定の間隔でタイミングを発生させ、発生させたタイミングを画像記録手段220、音声記録手段230、及びタイミング記録手段250へ与える。画像読出手段280は、受信手段210から次のスライド画像を表示させる為の指示を受け取ると、記憶装置240から元画像を読み出し、読み出した元画像を合成手段290へ出力する。タイミング記録手段250は、受信手段210から次のスライド画像を表示させる為の指示を受け取ると、元画像を読み出した読出しタイミングを、読み出した元画像に対応づけて記憶装置に記録する。
合成手段290は、受信手段210より受け取ったスクリーン40の書込画像を、画像読出手段280から受け取った元画像に合成し、合成した画像を転送手段305へ出力する。また合成手段290は、受信手段210より受け取ったスクリーン50の書込画像を、画像読出手段280から受け取った元画像に合成し、合成した画像を転送手段305へ出力する。
転送手段305は、受け取ったスクリーン40の書込画像と元画像との合成画像を、プロジェクタ30へ転送すると共に、受け取ったスクリーン50の書込画像と元画像との合成画像を、プロジェクタ10へ転送する。ここでプロジェクタ10は、スクリーン50の書込画像と元画像との合成画像をスクリーン40へ投影し、プロジェクタ30は、スクリーン40の書込画像と元画像との合成画像をスクリーン50へ投影する。
これにより、一方の会議室で行われた書き込みを他方のホワイトボードに投影されている画像に対して、正しい位置で表示させることができる。そして会議の参加者は、それぞれの会議室において、プロジェクタ10又は30で投影された内容に対する書き込みをお互いに共有しながら、円滑に会議を進めることができる。
また画像記録手段220は、プロジェクタ10及び30のいずれかから書込画像を受信した画像受信タイミングを、受信したそれぞれの書込画像に対応づけて記憶装置240に記録する。音声記録手段230は、プロジェクタ10及び30のいずれかから音声を受信した音声受信タイミングを、受信したそれぞれの音声に対応付けて記憶装置240に記録する。
そして会議が終了した後に、画像読出手段280は、記憶装置240から、読出しタイミングに対応した元画像を読み出すと共に、画像受信タイミングに対応する書込画像を読み出し、読み出した元画像と書込画像とを合成手段290へ出力する。合成手段290は、スクリーン40の書込画像、スクリーン50の書込画像、及び元画像を合成し、合成した画像を転送手段305へ出力する。
また、会議が終了した後に音声読出手段270は、記憶装置240から、それぞれの音声受信タイミングに対応する音声をそれぞれ読み出し、2つの音声を合成して、転送手段305へ出力する。尚、本例においては、サーバ20の利用者が、画像読出手段280及び音声読出手段270に入力を与えることにより、これらの画像および音声の読み出しを開始する。
転送手段305は、合成された画像および合成された音声を、プロジェクタ10及びプロジェクタ30へ送信する。プロジェクタ10及び30は、合成された画像をスクリーン40及び50にそれぞれ投影し、合成された音声をそれぞれ再生する。これにより、本発明における遠隔会議支援システム60の参加者は、会議の終了後に、それぞれの会議室で行われた会議の内容を確認することができる。
図4は、記憶装置240が格納するデータの一例を示す。本例において、記憶装置240は、ファイル25及びファイル27を含む。本例においてファイル25は、元画像のスライド名称に対応づけて、スライドの投影が開始された開始時刻、及びスライドの投影が終了した終了時刻を、読み出しタイミングとして格納している。またファイル25は、スクリーン40の書込画像に対応づけて、サーバ20により書込画像が受信された時刻を、画像受信タイミングとして格納している。同様にファイル25は、スクリーン50の書込画像に対応づけて、サーバ20により書込画像が受信された時刻を、画像受信タイミングとして格納している。またファイル27は、それぞれの会議室において音声の記録が開始され、これらの音声の受信が開始された開始時刻、および音声の記録が終了し、音声の受信が終了した終了時刻を、音声受信タイミングとして、音声のファイル名に対応づけて格納している。
図5は、会議時における遠隔会議支援システム60の動作の一例を示すフローチャートである。会議が開始されると、プロジェクタ10のタイミング発生器180は、所定の間隔のタイミングを発生させ(S100)、発生させたタイミングを、スクリーン40を撮像すべきタイミングとして撮像手段140へ与える。撮像手段140は、受け取ったタイミングに基づいて書込画像を撮像し(S105)、撮像した書込画像を送信手段150へ出力する。送信手段150は、受け取った書込画像をサーバ20の受信手段210へ送信する(S110)。
同様にして、プロジェクタ30のタイミング発生器180は、所定の間隔のタイミングを発生させ(S300)、発生させたタイミングを、スクリーン50を撮像すべきタイミングとして撮像手段140へ与える。撮像手段140は、受け取ったタイミングに基づいて、書込画像を撮像し(S305)、撮像した書込画像を送信手段150へ出力する。送信手段150は、受け取った書込画像をサーバ20の受信手段210へ送信する(S310)。
発表が開始されると、一方で、サーバ20のタイミング発生器260は、時刻を計時すると共に所定の間隔でタイミングを発生させ、発生させたタイミングをタイミング記録手段250及び画像読出手段280へ与える。画像読出手段280は、受け取ったタイミングに基づいて、記憶装置240から元画像を読み出し(S200)、読み出した元画像を合成手段290へ出力する。またタイミング記録手段250は、読み出した元画像を、読出しタイミングに対応づけて記録する(S205)。
受信手段210からスクリーン40の書込画像およびスクリーン50の書込画像を受け取ると、画像記録手段220は、これらの書込画像を受信したそれぞれの画像受信タイミングを、受信した書込画像に対応づけて記録する(S210)。本例において画像記録手段220は、書込画像を受信した時刻を、画像受信タイミングとして記録する。これにより画像記録手段220は、プロジェクタ10及び30から送信されたそれぞれの書込画像を記憶装置に順次記録する。
合成手段290は、画像読出手段280から受け取った元画像と受信手段210から受け取ったスクリーン40の書込画像とを合成する(S215)。本例において合成手段290は、元画像及び書込画像において、対応する画素の画素値をそれぞれ比較し、暗い方の画素値を選択することにより元画像と書込画像とを合成し、合成した画像を転送手段305へ出力する。転送手段305は、元画像とスクリーン40の書込画像とが合成された画像を、プロジェクタ30へ転送する(S220)。
同様に合成手段290は、画像読出手段280から受け取った元画像と、受信手段210から受け取ったスクリーン50の書込画像とを合成し(S225)、合成した画像を転送手段305へ出力する。そして転送手段305は、元画像とスクリーン50の書込画像とが合成された画像を、プロジェクタ10へ転送する(S230)。
ここでプロジェクタ10の受信手段170は、受け取った画像を投影手段100へ与え、投影手段100は、スクリーン50の書込画像と元画像とが合成された画像をスクリーン40へ投影する(S115)。同様に、プロジェクタ30の投影手段100は、スクリーン40の書込画像と元画像とが合成された画像をスクリーン50へ投影する(S315)。
ここで、プロジェクタ10の利用者300、またはプロジェクタ30の利用者350が読出指示手段185に入力を与えることにより、次の元画像の読み出しが指示されると(S235 YES)、本フローチャートの処理はS200へ戻り、画像読出手段280は次の元画像を読み出す。次の元画像の読み出しの指示が無い場合(S235 NO)、本フローチャートの処理はS240へ進む。そして発表が終了していない場合は(S240 NO)、フローチャートの処理はS200へ戻る。この場合、画像読出手段280は、同じ元画像を読み出し続ける。発表が終了した場合(S120 YES)、(S240 NO)、及び(S320 YES)、本フローチャートの処理は終了する。
これにより本発明の遠隔会議支援システム60は、一方の会議室で行われた書き込みを他方のホワイトボードに投影されている画像に対して、正しい位置で表示させることができる。そして、会議の参加者は、書き込みの内容を互いに共有しながら、円滑に会議を進めることができる。
図6は図5で示したS105及びS305の動作の一例を示すフローチャートである。S105において撮像手段140は、撮像すべきタイミングをタイミング発生器180より受け取る。すると撮像手段140は、投影光生成手段120を制御して、投影画像の投影を一時中断させる(S400)。そして撮像手段140は、投影光生成手段120に、スクリーン40全体に均一な光を投影させる(S405)。そして投影手段100が均一な光をスクリーン40へ投影している間に、撮像手段140はスクリーン40全体を撮像する(S410)。撮像手段140は、撮像した撮像画像を送信手段150へ出力し、本フローチャートの処理は、図4におけるS110へ進む。尚、S305における処理は、S105における動作と同様であるのでこの説明を省略する。これによりプロジェクタ10及び30は、スクリーン40及び50の書込画像を、それぞれ取得することができる。
図7は、会議後における遠隔会議支援システム60の動作の一例を示すフローチャートである。サーバ20の利用者が再生を指示すると、サーバ20は内部のタイマーを動作させ(S500)、画像読出手段280は読出しタイミングに対応する元画像を読み出す。本例において記憶装置240は、元画像に対応づけて、開始時刻と終了時刻とをそれぞれ記録している。画像読出手段280は、タイマーに応じて、記憶装置240に記録された時刻に対応する元画像を読み出し(S505)、読み出した投影画像を合成手段290へ出力する。
また記憶装置240は、書込画像に対応づけて、書込画像が撮像された時刻を記録している。画像読出手段280は、タイマーに応じて、画像受信タイミングに対応するスクリーン40及び50の書込画像をそれぞれ読み出し(S510)、読み出した書込画像を合成手段290へ出力する。そして合成手段290は、同一のタイミングで投影または受信されていた読出しタイミングおよび画像受信タイミングを参照することにより、元画像と書込画像を合成する(S515)。
尚、本例において合成手段290は、元画像、スクリーン40の書込画像、スクリーン50の書込画像において、それぞれ対応する画素の画素値を比較し、最も暗い方の画素値を選択することにより、元画像とこれらの書込画像とを合成し、合成した画像を転送手段305へ出力する。転送手段305は、合成された画像をプロジェクタ10及びプロジェクタ30へ転送する(S520)。そしてプロジェクタ10及び30は、合成された画像を、スクリーン40及びスクリーン50へそれぞれ投影する(S525)。
記憶装置240は、各会議室の音声に対応づけて、音声の記録が開始された開始時刻、および音声の記録が終了した終了時刻を記録している。画像読出手段280は、タイマーに応じて、音声受信タイミングに対応する音声をそれぞれ読み出し(S530)、読み出した音声を合成して、転送手段305へ出力する。転送手段305は、合成された音声をプロジェクタ10及びプロジェクタ30へ送信する。これによりプロジェクタ10及びプロジェクタ30における音声再生手段160は、受信した音声を再生する(S535)。以上で本フローチャートの処理は終了する。これにより、各会議室において投影が行われた順番、書込みが行われた順番、録音が行われた順番どおりに正しく、会議の内容を再現することができる。
尚、本例において合成手段290は、元画像、スクリーン40の書込画像、及びスクリーン50の書込画像を合成したが、他の例においては、元画像とスクリーン40の書込画像とを合成してもよいし、元画像とスクリーン50の書込画像とを合成してもよいし、書込画像を合成しなくてもよい。また本例における音声読出手段270は、それぞれの会議室の音声を読み出して合成して、転送手段305へ出力したが、他の例においては、いずれかの音声を読み出して転送手段305へ出力してもよい。
また本例において、画像記録手段220は、スクリーン40及び50の書込画像を、書込画像を受信したタイミングに対応づけて記憶装置240に記録したが、他の例においては、撮像手段140が書込画像を撮像したタイミングに対応づけて、これらの書込画像を記憶装置240に記録してもよい。この場合、プロジェクタ10及び30は、それぞれの撮像手段140が書込画像を撮像したタイミングを書込画像と共にサーバ20へ送信し、画像記録手段220は、この書込画像が撮像されたタイミングを、受信した書込画像に対応づけて記憶装置240に記録する。同様に、本例における音声記録手段230は、音声を受信したタイミングに対応づけて受信した音声を記憶装置240に記録したが、他の例においては、音声が取得されたタイミングに対応づけて、取得された音声を記憶装置240に記録してもよい。
更に、本発明における遠隔会議支援システム60において、2つのプロジェクタの一方とサーバ20とが一体に作られもよい。これにより、サーバ20を介さずに2つのプロジェクタ10及び30との間で通信をすれば良いので、サーバ20とプロジェクタ10又は30とを一体に作成しない場合に比べて、通信に必要なコストを下げることができる。
図8は、サーバ20におけるハードウェア構成の一例を示す。サーバ20は、ホストコントローラ1082により相互に接続されるCPU1000、RAM1020、グラフィックコントローラ1075、及び表示装置1080を有するCPU周辺部と、I/Oコントローラ1084によりホストコントローラ1082に接続される通信I/F1030、ハードディスクドライブ1040、及びCD−ROMドライブ1060を有する入出力部と、I/Oコントローラ1084に接続されるROM1010、FD(フレキシブルディスク)ドライブ1050、及びI/Oチップ1070を有するレガシー入出力部とを備える。
ホストコントローラ1082は、RAM1020と、高い転送レートでRAM1020をアクセスするCPU1000及びグラフィックコントローラ1075とを接続する。CPU1000は、ROM1010及びRAM1020に格納されたプログラムに基づいて動作し、各部の制御を行う。グラフィックコントローラ1075は、CPU1000等がRAM1020内に設けたフレームバッファ上に生成する画像データを取得し、表示装置1080上に表示させる。これに代えて、グラフィックコントローラ1075は、CPU1000等が生成する画像データを格納するフレームバッファを、内部に含んでもよい。
I/Oコントローラ1084は、ホストコントローラ1082と、比較的高速な入出力装置である通信I/F1030、ハードディスクドライブ1040、及びCD−ROMドライブ1060とを接続する。通信I/F1030は、ファイバチャネル等のネットワークを介して外部の装置と通信する。ハードディスクドライブ1040は、サーバ20が使用するプログラム及びデータをそれぞれ格納する。CD−ROMドライブ1060は、CD−ROM1095からプログラム又はデータを読み取り、RAM1020を介してI/Oチップ1070に提供する。
また、I/Oコントローラ1084には、ROM1010と、FDドライブ1050やI/Oチップ1070等の比較的低速な入出力装置とが接続される。ROM1010は、サーバ20の起動時にCPU1000が実行するブートプログラムや、サーバ20のハードウェアに依存するプログラム等をそれぞれ格納する。FDドライブ1050は、フレキシブルディスク1090からプログラム又はデータを読み取り、RAM1020を介してI/Oチップ1070に提供する。I/Oチップ1070は、フレキシブルディスク1090や、例えばパラレルポート、シリアルポート、キーボードポート、マウスポート等を介して各種の入出力装置を接続する。
サーバ20に提供されるプログラムは、フレキシブルディスク1090、CD−ROM1095、又はICカード等の記録媒体に格納されて利用者によって提供される。プログラムは、I/Oチップ1070及び/又はI/Oコントローラ1084を介して、記録媒体から読み出されサーバ20にインストールされ、RAM1020に読み出され、そして実行される。
サーバ20にインストールされて実行されるプログラムは、撮像機能、送信機能、合成機能、転送機能、画像記録機能、画像読出機能を備える。プログラムが、サーバ20上で行う動作、及びプロジェクタ10及びプロジェクタ30に働きかけて行わせる動作のそれぞれは、図1から図7において説明したサーバ20、プロジェクタ10、及びプロジェクタ30における、対応する部材の動作と同一であるから、説明を省略する。
以上に示したプログラムは、外部の記憶媒体に格納されてもよい。記憶媒体としては、フレキシブルディスク1090、CD−ROM1095の他に、DVDやPD等の光学記録媒体、MD等の光磁気記録媒体、テープ媒体、ICカード等の半導体メモリ等を用いることができる。また、専用通信ネットワークやインターネットに接続されたサーバシステムに設けたハードディスク又はRAM等の記憶装置を記録媒体として使用し、ネットワークを介してプログラムをサーバ20に提供してもよい。
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されない。上記実施の形態に、多様な変更または改良を加えることが可能であることが当業者に明らかである。その様な変更または改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。
10、30・・・プロジェクタ、20・・・サーバ、25、27・・・ファイル、40、50・・・スクリーン、60・・・遠隔会議支援システム、70・・・通信網、300、350・・・利用者、452、454、456、458・・・書き込み、100・・・投影手段、112・・・R光源、114・・・G光源、116・・・B光源、120・・・投影光生成手段、122・・・R液晶シャッタ、124・・・G液晶シャッタ、126・・・B液晶シャッタ、128・・・結合プリズム、130・・・光学系、132・・・ハーフミラー、134・・・投影レンズ、140・・・撮像手段、150・・・送信手段、160・・・音声再生手段、170、210・・・受信手段、180・・・タイミング発生器、185・・・読出指示手段、190・・・マイク、220・・・画像記録手段、230・・・音声記録手段、240・・・記憶装置、250・・・タイミング記録手段、260・・・タイミング発生器、270・・・音声読出手段、280・・・画像読出手段、290・・・合成手段、305・・・転送手段、1000・・・CPU、1010・・・ROM、1020・・・RAM、1030・・・通信I/F、1040・・・ハードディスクドライブ、1050・・・FDドライブ、1060・・・CD−ROMドライブ、1070・・・I/Oチップ、1075・・・グラフィックコントローラ、1080・・・表示装置、1082・・・ホストコントローラ、1084・・・I/Oコントローラ、1090・・・フレキシブルディスク、1095・・・CD−ROM
Claims (10)
- 遠隔会議を支援する遠隔会議支援システムであって、
遠隔地のそれぞれに設置され、投影画像を投影する2つのプロジェクタと、
前記2つのプロジェクタに、投影すべき元画像を送信するサーバと
を備え、
前記2つのプロジェクタのそれぞれが、
前記投影画像を投影したスクリーンに書き込まれた書込画像を撮像する撮像手段と、
前記撮像手段によって撮像された前記書込画像を前記サーバに送信する送信手段と
を有し、
前記サーバは、前記2つのプロジェクタの一方から受信した前記書込画像を前記元画像に合成する合成手段と、
前記合成手段により合成された画像を前記2つのプロジェクタの他方へ送信する転送手段と
を有する遠隔会議支援システム。 - 前記合成手段は、前記2つのプロジェクタの他方から受信した前記書込画像を前記元画像に更に合成し、前記転送手段は、前記合成手段により合成された画像を前記2つのプロジェクタの一方へ、更に送信する請求項1に記載の遠隔会議支援システム。
- 前記2つのプロジェクタの一方と前記サーバとが一体に作られている請求項1に記載の遠隔会議支援システム。
- 前記サーバは、
前記元画像を予め記憶している記憶装置と、
前記2つのプロジェクタのいずれかの前記撮像手段が取得した前記書込画像を前記記憶装置に順次記録する画像記録手段と、
前記記憶装置から前記元画像と前記書込画像とを順次読み出す画像読出手段と
を更に有し、
前記合成手段は、読み出された前記元画像に前記書込画像を合成する手段を更に有し、前記転送手段は合成された画像を、前記2つのプロジェクタのいずれかへ送信する手段を更に有する請求項2に記載の遠隔会議支援システム。 - 前記サーバは、
前記元画像を読み出した読出しタイミングを、読み出した前記元画像に対応づけて前記記憶装置に記録するタイミング記録手段を更に有し、
前記画像記録手段は、前記2つのプロジェクタのいずれかから前記書込画像を受信した画像受信タイミングを、受信した前記書込画像に対応づけて前記記憶装置に記録し
前記画像読出手段は、前記記憶装置から、前記元画像、前記読出しタイミング、前記書込画像、および前記画像受信タイミングを読み出し、
前記合成手段は、同一のタイミングで投影または受信されていた前記読出しタイミングおよび前記画像受信タイミングを参照することにより、前記元画像と前記書込画像を合成し、前記転送手段は、前記合成手段が合成した画像を送信する手段を更に有する請求項4に記載の遠隔会議支援システム。 - 前記2つのプロジェクタは、
音声を取得するマイクと、
音声を再生する音声再生手段とを更に有し、
前記送信手段は、前記マイクによって取得された前記音声を前記サーバへ更に送信し、
前記サーバは、
前記2つのプロジェクタのいずれかから前記音声を受信した音声受信タイミングを、受信した前記音声に対応付けて前記記憶装置に記録する音声記録手段と、
前記記憶装置から前記音声及び前記音声受信タイミングを読み出す音声読出手段とを更に有し、
前記音声再生手段は、前記音声受信タイミングで前記記憶装置から読み出された前記音声を再生する請求項5に記載の遠隔会議支援システム。 - 遠隔地のそれぞれに設置され、投影画像を投影する2つのプロジェクタと、
前記2つのプロジェクタに、投影すべき元画像を送信するサーバと
を備え、遠隔会議を支援する遠隔会議支援システムを制御する遠隔会議支援システム制御方法であって、
前記2つのプロジェクタのそれぞれが、
前記投影画像を投影したスクリーンに書き込まれた書込画像を撮像する撮像ステップと、
前記撮像ステップによって撮像された前記書込み画像を前記サーバに送信する送信ステップと
を有し、
前記サーバは、前記2つのプロジェクタの一方から受信した前記書込画像を前記元画像に合成する合成ステップと、
前記合成ステップにより合成された画像を前記2つのプロジェクタの他方へ送信する転送ステップと
を有する遠隔会議支援システム制御方法。 - 前記2つのプロジェクタのいずれかの前記撮像手段が取得した前記書込画像を、前記サーバが有する、前記元画像を予め記憶している記憶装置に順次記録する画像記録ステップと、
前記記憶装置から前記元画像と前記書込画像とを順次読み出す画像読出ステップと
を更に有し、
前記合成ステップは、読み出された前記元画像に前記書込画像を合成するステップを更に有し、前記転送ステップは合成された画像を、前記2つのプロジェクタのいずれかへ送信するステップを更に有する請求項7に記載の遠隔会議支援システム制御方法。 - 遠隔地のそれぞれに設置され、投影画像を投影する2つのプロジェクタに働きかけて動作させると共に、前記2つのプロジェクタに投影すべき元画像を送信するサーバに働きかけて動作させるプログラムであって、
前記2つのプロジェクタのそれぞれに、
前記投影画像を投影したスクリーンに書き込まれた書込画像を撮像する撮像機能と、
前記撮像ステップによって撮像された前記書込み画像を前記サーバに送信する送信機能とを実現させ、
前記サーバに、前記2つのプロジェクタの一方から受信した前記書込画像を前記元画像に合成する合成機能と、
前記合成ステップにより合成された画像を前記2つのプロジェクタの他方へ送信する転送機能と
を実現させるプログラム。 - 前記サーバに、
前記2つのプロジェクタのいずれかの前記撮像手段が取得した前記書込画像を、前記サーバが有する、前記元画像を予め記憶している記憶装置に順次記録する画像記録機能と
前記記憶装置から前記元画像と前記書込画像とを順次読み出す画像読出機能と
を更に実現させ、
前記合成機能は、読み出された前記元画像に前記書込画像を合成する機能を更に有し、
前記転送機能は合成された画像を、前記2つのプロジェクタのいずれかへ送信する機能を更に有する請求項9に記載のプログラム。
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