JP4581900B2 - 遠隔指示システム及び方法 - Google Patents

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Description

本発明は、遠隔からの画像による指示が可能な遠隔指示システム及び方法に関する。
例えば、遠隔修理システム、遠隔保守システム、遠隔医療システム、遠隔会議システム等においては、遠隔端末側から実物体側へ向けて作業手順の指示等の各種指示を行う必要がある。このような、遠隔端末側から実物体側への指示を行うことができる遠隔指示システムとしては、例えば、実物体側に存在する被写体をビデオカメラで撮像しつつその撮像画像を遠隔端末に送信すると共に、遠隔端末において撮像画像に基づいて指示されたアノテーション画像を実物体側でプロジェクタにより被写体へ投影する技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。
米国特許公開2004/0070674号公報
ところで、上記のような遠隔指示システムでは、遠隔端末からの指示によりビデオカメラの撮像範囲を変更するには、被写体側に存在する作業者や観察者等に被写体の撮像位置を変更する指示をする必要がある。
このため、遠隔端末側において被写体の撮像位置を変更した後の撮像画像を得るまでには時間を要し、円滑な指示作業をすることが困難であった。
本発明は、上記問題に鑑みて成されたものであり、その目的とするところは、遠隔端末の操作性が向上した遠隔指示システムを提供することにある。
本発明に係る遠隔指示システムは、撮像手段による被写体の複数の撮像画像を連続的に遠隔端末に送信すると共に遠隔端末でなされた描画指示に応じたアノテーション画像を投影手段により被写体へ投影させる遠隔指示システムであって、遠隔端末からの相対位置変更指示に応じて制御されて投影手段及び撮像手段に対する被写体の相対的な位置を変更する相対位置変更手段と、遠隔端末からの相対位置変更指示がされた後であって、相対位置変更手段によって被写体の相対位置が変更される前に、撮像手段による複数の撮像画像から一の撮像画像を抜き出して、遠隔端末において参照するための参照用画像として記憶手段へ蓄積する画像蓄積手段と、を備え、遠隔端末は、送信された撮像画像を順次表示する場合であって、相対位置変更手段により被写体の相対的な位置を変更するときに、記憶手段から参照用画像を取得して、撮像画像の代替として表示する、ことを特徴としている。
この構成によれば、被写体の撮像位置を変更したい場合に、撮像手段により過去に撮像した画像を、実際の撮像画像に対する代替的な画像情報として各遠隔端末で利用することができる。また、この構成によれば、遠隔端末側から被写体の撮像位置を変更することが可能となると共に、各相対位置における参照用画像を形成できる。
上記構成において、参照用画像は、アノテーション画像が投影された被写体の撮像画像を含む、構成を採用できる。
この構成によれば、過去に投影されたアノテーション画像を再び確認したい場合等に、蓄積された参照用画像によりアノテーション画像を参照することが可能となる。
上記構成において、画像蓄積手段は、被写体の相対的位置を変更するコマンドを遠隔端末が発行した後被写体の相対的位置が変更される前に、参照用画像を蓄積する、構成を採用できる。
この構成によれば、被写体の参照用画像が自動的に蓄積されるので遠隔端末を操作する者の操作負担を軽減することができる。
上記構成において、画像蓄積手段は、被写体の相対的な位置情報を参照用画像に付加して蓄積する、構成を採用できる。
この構成によれば、撮像した参照用画像を側面位置情報に基づいて検索することができる。
上記構成において、画像蓄積手段は、アノテーション画像を投影する指示をした遠隔端末に関する情報を参照用画像に付加して蓄積する、構成を採用できる。
この構成によれば、例えば、複数遠隔端末がインターネットを通じてサーバにアクセスする場合において、ドメイン名等から蓄積された参照用画像を検索することができる。
上記構成において、画像蓄積手段は、アノテーション画像の投影毎に参照用画像を抜き出して蓄積する、構成を採用できる。
この構成によれば、アノテーション画像の履歴を形成でき、所望のアノテーション画像を検索し参照することができる。
本発明に係るプログラムは、撮像手段による被写体の複数の撮像画像を連続的に遠隔端末に送信すると共に遠隔端末でなされた描画指示に応じたアノテーション画像を投影手段により被写体へ投影させるためのプログラムであって、プログラムは、サーバに、遠隔端末からの相対位置変更指示に応じて制御されて投影手段及び撮像手段に対する被写体の相対的な位置を変更する相対位置変更ステップと、遠隔端末からの相対位置変更指示がされた後であって、相対位置変更ステップによって被写体の相対位置が変更される前に、撮像手段による複数の撮像画像から一の撮像画像を抜き出して、遠隔端末において参照するための参照用画像として記憶手段へ蓄積する画像蓄積ステップと、を実行させ、参照用画像は、送信された撮像画像が遠隔端末に順次表示される場合であって、相対位置変更ステップにより被写体の相対的な位置が変更されるときに、記憶手段から取得されて、撮像画像の代替として遠隔端末に表示される、ことを特徴としている。
この構成によれば、被写体の撮像位置を変更したい場合に、撮像手段により過去に撮像した画像を、実際の撮像画像に対する代替的な画像情報として各遠隔端末で利用することができる。また、この構成によれば、遠隔端末側から被写体の撮像位置を変更することが可能となると共に、各相対位置における参照用画像を形成できる。
本発明によれば、遠隔端末から過去に撮像した蓄積画像を参照できるので遠隔端末の操作性を向上させることができる。
以下、本発明の最良の実施形態について、添付図面を参照しつつ説明する。
図1は、本発明の遠隔指示システムの一実施形態を示す構成図であり、データベースがサーバ側に配置される場合を表すものである。
この遠隔指示システムは、図1に示すように、被写体側装置10、遠隔端末100等を備えており、被写体側装置10と遠隔端末100とはネットワーク300により相互に通信可能に接続されている。尚、図1においては、遠隔端末100を一台のみ示しているが、複数の遠隔端末100はネットワーク300を通じて被写体側装置10の後述するサーバ50へ接続可能である。
被写体側装置10は、撮像手段としてのビデオカメラ20、データベース30、投影手段としてのプロジェクタ40、サーバ50、ハーフミラー60、相対位置変更手段としての回転テーブル70等から構成されている(以下、単にテーブル70と記載する)。
ビデオカメラ20は、例えば、CCDカメラで構成されテーブル70上に置かれた被写体200を撮像可能に配置されていると共に、その撮像画像はサーバ50に取り込まれる。尚、ビデオカメラ20は、ハーフミラー60を透過した画像を撮像する。
データベース30は、例えば、リレーショナルデータベースで構成されビデオカメラ20が撮像した画像をサーバ50が取り込み、その撮像画像を参照用画像として蓄積し、その蓄積された画像のうち遠隔端末100で指定されたものを遠隔端末100へ送信する。
プロジェクタ40は、液晶プロジェクタ等で構成され、ハーフミラー60によりビデオカメラ20のその光学的な主点が略一致するように配置されている。このプロジェクタ40は、サーバ50から送信されたアノテーション画像をその光学系を通じハーフミラー60を介して被写体200へ投影する。アノテーション画像は、ハーフミラー60で反射されて被写体200へ投影される。
テーブル70は、サーバ50により制御されて、その上面に置かれた被写体200を回動(移動)させることにより、ビデオカメラ20及びプロジェクタ40に対する被写体200の位置を変更する。
サーバ50は、ビデオカメラ20、データベース30、プロジェクタ40、テーブル70の動作を制御すると共に、ネットワーク300を介して遠隔端末100との間で各種情報を授受する。また、サーバ50は、ビデオカメラ20の撮像画像を遠隔端末100へ送信すると共に、遠隔端末100でなされた撮像画像に基づく指示に応じたアノテーション画像をプロジェクタ40により被写体200へ投影させる。
更に、サーバ50は、テーブル70による被写体200の回動に合わせてプロジェクタ40の被写体200に対するアノテーション画像の投影位置及び撮像位置を変更する制御を行う。
また、サーバ50は、遠隔端末100からアノテーション画像の投影、テーブル70の回動、参照用画像の蓄積を指示される毎にデータベース30へ参照用画像を蓄積する。
遠隔端末100は、液晶表示装置、CRT等からなる表示装置110、ネットワーク300に接続されたコンピュータ120、コンピュータ120に接続されたマウス130等から構成されている。
表示装置110は、その表示画面に被写体側装置10から送信される画像を表示する。
マウス130は、参照用画像が表示された表示画面111においてポインタで各種ボタン等を操作することにより、被写体200へ投影するアノテーション画像に関する指示を形成すると共に、テーブル70の回動による被写体200を回動する指示、データベース30に蓄積された参照用画像を表示する指示、撮像画像を参照用画像としてデータベース30に蓄積する指示をするために用いられる。
次に、上記構成の遠隔指示システムの動作について図2及び図3に示すフローチャートと図4を参照して説明する。
ここで、図2はサーバの処理の一例を示すフローチャートであり、図3はコンピュータにおける処理の一例を示すフローチャートであり、図4は遠隔端末における操作の一例を説明するための図である。
図2に示すように、被写体側装置10側のサーバ50は、予め設定された初期投影画像をプロジェクタ40により投影し、ビデオカメラ20の撮像画像の取り込みを開始し遠隔端末100側のコンピュータ120へ撮像画像の常時送出を開始する(ステップST1)。
そして、遠隔端末100側のコンピュータ120により送出されたコマンドを受領する(ステップST2)。その後、受領したコマンドがアノテーション画像の描画を指示するものであるかを判断する(ステップST3)。描画を指示するものである場合にはステップST4を、そうでない場合にはステップST6を実行する。
サーバ50は、ステップST3において、受領したコマンドが描画コマンドであると判断した場合には、描画コマンドに沿ってアノテーション画像を被写体200へ投影する処理を実行する(ステップST4)。次に、撮像を参照用画像としてデータベース30へ蓄積する(ステップST5)。
描画コマンド等からアノテーション画像を投影する指示をした遠隔端末100の情報を取得しておくことで、ステップST5においてその情報を付加して参照用画像を蓄積することができる。また、サーバ50のシステム時刻等を用いることで撮像時刻情報を付加して参照用画像を蓄積することができる。テーブル70の位置情報を付加することも可能である。また、これによりアノテーション画像が被写体200に投影される毎に被写体200の撮像画像を参照用画像としてデータベース30に蓄積することができる。
次に、終了要求の有無を判断し(ステップST6)、終了要求がある場合には処理を終了し、そうでない場合にはステップST2に戻り上記処理を繰り返す。
サーバ50は、ステップST3において、受領したコマンドが描画コマンドでないと判断した場合には、受領したコマンドがテーブル制御コマンドであるかを判断する(ステップST6)。受領したコマンドがテーブル制御コマンドである場合にはステップST7をそうでない場合にはステップST9を実行する。
次に、ステップST6において、受領したコマンドがテーブル制御コマンドであると判断した場合には、被写体200の撮像を参照用画像としてデータベース30に蓄積する(ステップST7)。その後、制御コマンドに沿ったテーブル70の回動処理を行い(ステップST8)、ステップST6の処理を実行する。
これにより、被写体200の相対位置が変更される毎及び相対的位置を変更するコマンドを遠隔端末100が発行した後被写体200の相対的位置が変更される前にその参照用画像を蓄積することができる。また、ステップST5の説明において示したようにアノテーション画像を投影する指示をした遠隔端末100の情報、撮像時刻情報、テーブル70の位置情報を付加することも可能である。
サーバ50は、ステップST6において、受領したコマンドがテーブル制御コマンドでないと判断した場合には、当該コマンドは蓄積コマンドであり、撮像画像を参照用画像としてデータベース30に蓄積する(ステップST9)処理を行う。
これにより、遠隔端末100を操作する者に必要な画像のみを選択的に蓄積したアノテーション画像の投影履歴を作成することができる。その後、ステップST6を実行する。
次に、図3に示すコンピュータ120における処理を説明する。
オペレータがマウス130等により表示装置110の各種ボタンを操作することで、コンピュータ120はコマンドを入力される(ステップST21)。
具体的には、遠隔端末100のオペレータは、図4に示すような表示装置110の表示画面111の画像を見ながら操作をする。
アノテーション画像を被写体200へ投影する場合には、オペレータは、表示画面111に形成されたアノテーション指定ボタンBTを操作して、投影すべきアノテーション画像を描画する。また、被写体200の撮像位置を変更する場合には、回転方向指定ボタンR及び回転量指定枠AGを操作して、テーブル70の回転方向及び回転量を指示する。参照したい蓄積画像がデータベース30に存在するかを確認するためには、履歴表示ボタンHを操作する。
オペレータは、必要な画像のみを選択的に蓄積する場合には、表示画面111に形成された蓄積ボタンSを操作する。この操作によって、上記と異なり、オペレータにとって必要な画像のみを選択的に履歴として蓄積することができる。
また、これらのオペレータの操作により、ステップST21においてコンピュータ120へ、描画、テーブル制御、蓄積コマンドがそれぞれ入力される。
なお、データベース30に蓄積された画像のうちメイン画面113へ表示させたい参照用画像114が存在する場合は、ポインティングデバイス130を操作して表示画面111上のポインタPtを移動させる。これにより、参照用画像114を選択することができる。コンピュータ120は選択された参照用画像114をメイン画面113に表示する。
参照用画像114を実際の撮像画像の代替的な画像情報として使用することができるため、テーブル70を回動する必要性が減少する。特に、複数の遠隔端末100が被写体側装置10のサーバ50へ接続している場合にはテーブル70の制御権に対する競合の発生が減少する。
ここで、リアルタイム画面112には現在の撮像領域を指定している遠隔端末100による操作の様子が表示される。更に、メイン画面113にリアルタイム画面112に表示された操作の様子を表示する場合にはポインティングデバイス130を操作してリアルタイム画面112上へポインタPtを移動させる。これによりリアルタイム画面112が消え、メイン画面113にリアルタイム画面112に表示されていた操作の様子を表示することができる。
また、撮像領域を指定している遠隔端末100において、表示画面111にはリアルタイム画面112が表示されず、メイン画面113に当該遠隔端末100による操作の様子が表示される。
コンピュータ120は、入力されたコマンドが参照用画像表示コマンドであるかを判断する(ステップST22)。参照用画像表示コマンドの場合にはステップ23の処理を実行する。そうでない場合にはステップST26の処理を実行する。
次に、入力コマンドが参照用画像表示コマンドであると判断した場合には、参照用画像の問合せ,取得を行う(ステップST23)。その後、取得した参照用画像を描画する(ステップST24)。
これにより過去に蓄積した参照用画像を表示することができる。
その後、終了要求の有無を判断し(ステップST25)、終了要求がある場合には処理を終了し、そうでない場合にはステップST21に戻り上記処理を繰り返す。
コンピュータ120は、ステップST22において、入力コマンドが参照用画像表示コマンドでないと判断した場合には、入力されたコマンドが描画コマンドであるかを判断する(ステップST26)。描画コマンドである場合にはステップST27を、そうでない場合にはテーブル制御又は蓄積コマンドあり、ステップST28を実行する。
次に、ステップST26において、入力コマンドが描画コマンドであると判断した場合には、画像描画処理を行う(ステップST27)。
コンピュータ120は、サーバ50に向けてコマンドを送出する処理を行う(ステップST28)。この際に遠隔端末100に対する情報を付加してサーバ50に送出すること等で、アノテーション画像を投影する指示をした遠隔端末100の情報を付加して参照用画像をデータベース30に蓄積することができる。
以上のように、本実施形態によれば、アノテーション画像が投影された被写体200をカメラ20が撮像し、サーバ50が撮像から参照用画像を抜き出してデータベース30に蓄積するので、参照用画像により過去に投影したアノテーションを確認することが可能となる。
上記サーバ50は、遠隔端末100から受領したテーブル制御コマンドに従ってテーブル70を操作するため、遠隔端末側100から被写体200の撮像位置を変更することが可能となる。また、実際に撮像位置を変更する代わりに参照用画像を参照することもできる。
サーバ50は、テーブル70の回動毎及びアノテーション画像の投影毎に自動的に参照用画像をデータベース30に蓄積するので、遠隔端末100を操作する者の操作負担を軽減することができる。
さらに、ドメイン名、時刻、テーブルの相対位置を付加して参照用画像を蓄積するため、ドメイン名、時刻範囲、相対位置を指定して参照用画像を検索又は履歴に沿って参照することができる。
また、オペレータは、蓄積ボタンSを操作することにより、参照用画像をデータベース30に蓄積するコマンドをコンピュータ120に入力するので、オペレータが必要な画像のみを選択的に履歴として蓄積することができる。
図5は、本発明の他の実施形態を示す構成図である。尚、図5及び図6において上記構成と同一構成部分については同一符号を使用している。本構成においては、データベース140が遠隔端末100側のコンピュータに配置されている点で図1に示したシステムと構成が異なる。
次に、上記構成における遠隔指示システムの動作の一例について図6又は図7に示すフローチャートを参照して説明する。
ここで、図6はサーバにおける処理の一例を示すフローチャートであり、図7はコンピュータにおける処理の一例を示すフローチャートである。
図6に示すように、サーバ50は、予め設定された初期投影画像をプロジェクタ40により投影し、ビデオカメラ20の撮像画像の取り込みを開始し遠隔端末100側のコンピュータ120へ撮像画像の常時送出を開始する(ステップST31)。
そして、サーバ50は、遠隔端末100側のコンピュータ120により送出されたコマンドを受領する(ステップST32)。受領したコマンドがテーブル70の回動を指示するコマンドであるかを判断する(ステップST33)。コマンドが回動を指示するものである場合にはステップST34の処理を、そうでない場合にはステップST36の処理を実行する。
次に、ステップST33において、受領コマンドがテーブル70の回動を指示するコマンドであると判断した場合には、制御コマンドに沿ったテーブル70の回動処理を行う(ステップST34)。
次に、終了要求の有無を判断し(ステップST35)、終了要求がある場合には処理を終了し、そうでない場合にはステップST32に戻り上記処理を繰り返す。
サーバ50は、ステップST33において、受領コマンドがテーブル70の回動を指示するコマンドでないと判断した場合には、受領したコマンドはアノテーション画像の描画を指示するコマンドであり、描画コマンドに沿ったアノテーション画像の投影処理を行う(ステップST36)。その後、描画同期コマンドを遠隔端末に向けて送出する(ステップST37)。ここで、描画同期コマンドとは、サーバ50から遠隔端末100へ向けて送出されるコマンドであり、アノテーション画像をサーバ50による投影処理が完了した事を遠隔端末側に通知するためのものである。また、描画同期コマンド等にアノテーション画像を投影する指示をした遠隔端末100の情報を付加しておくことで、コマンドの受領先においてその情報を付加して参照用画像を蓄積することができる。その後、ステップST35の処理を実行する。
次に、図7に示すコンピュータにおける処理を説明する。
遠隔端末100のオペレータが、マウス130等で表示装置110からコンピュータ120へコマンドを入力するか又はコンピュータ120はサーバ50が送出したコマンドを受領する(ステップST41)。
次いで、コンピュータ120は、受領したコマンドが参照用画像表示コマンドであるかを判断する(ステップST42)。参照用画像表示コマンドである場合にはステップST43の処理を行い、そうでない場合にはステップST45の処理を行う。
次いで、ステップST42において、受領したコマンドが参照用画像表示コマンドであると判断した場合には、データベース140に蓄積された参照用画像を描画する処理を実行する(ステップST43)。これにより過去に蓄積した参照用画像を表示できる。
次に、終了要求があるかを判断し(ステップST44)、終了要求がある場合には処理を終了し、そうでない場合にはステップST41に戻り上記処理を繰り返す。
コンピュータ120は、ステップST42において、受領したコマンドが参照用画像表示コマンドでないと判断した場合には、受領したコマンドがテーブル70を制御するコマンドであるかを判断する(ステップST45)。テーブル制御コマンドである場合には、ステップST46の処理を行い、そうでない場合にはステップST48の処理を行う。
次に、ステップST45において、受領したコマンドがテーブル制御コマンドであると判断した場合には、遠隔端末100側で受信した被写体200の撮像を参照用画像としてデータベース140に蓄積する(ステップST46)。
これにより、遠隔端末100の指示に応じて被写体200の参照用画像をデータベース140に蓄積することができる。また、上記のようにアノテーション画像を投影する指示をした遠隔端末100に関する情報、撮像時刻情報、テーブル70の位置情報を付加することも可能である。
次に、当該コマンドをサーバ50へ送出する(ステップST47)。その後、ステップST44を実行する。
コンピュータ120は、ステップST45において、受領したコマンドがテーブル制御コマンドでないと判断した場合には、受領したコマンドが描画コマンドであるかを判断する(ステップST48)。描画コマンドである場合にはステップST49の処理を行い、そうでない場合にはステップST50の処理を行う。
次いで、ステップST48において、受領したコマンドが描画コマンドであると判断した場合には、画像描画処理を実行する(ステップST49)。次にステップST47の処理を実行する。
次いで、ステップST48において、受領したコマンドが描画コマンドでないと判断した場合には、受領したコマンドが描画同期コマンドであるかを判断する(ステップST50)。描画同期コマンドである場合にはステップST51の処理を行い、そうでない場合にはステップST53の処理を行う。
コンピュータ120は、ステップST50において、受領したコマンドが描画同期コマンドであると判断した場合には、同期処理を実行する(ステップST51)。ここでは、アノテーション画像が投影された被写体200の撮像画像を、遠隔端末100が受信したことを確認する。その後、撮像画像を参照用画像としてデータベース140へ蓄積する(ステップST52)。これにより、アノテーション画像が被写体200に投影される毎にその参照用画像をデータベース140に蓄積することができる。その後、ステップST44を実行する。
尚、ステップST52において、描画同期コマンド等からアノテーション画像を投影する指示をした遠隔端末100の情報を取得しておくことで、その情報を付加して参照用画像を蓄積することができる。また、コンピュータ120のシステム時刻等を用いることで撮像時刻情報を付加して参照用画像を蓄積することができる。テーブル70の位置情報を付加することも可能である。
コンピュータ120は、ステップST50において、受領したコマンドが描画同期コマンドでないと判断した場合には、受領コマンドは蓄積コマンドであり、撮像画像を参照用画像としてデータベース140へ蓄積する(ステップST53)。
これにより、遠隔端末100を操作する者に必要な画像のみを選択的に蓄積したアノテーション画像の投影履歴を作成することができる。また、上記のようにアノテーション画像を投影する指示をした遠隔端末100の情報、撮像時刻情報、テーブル70の位置情報を付加することも可能である。
以上のように、本実施形態によれば、データベース140がコンピュータ120に接続されているため、コンピュータ120とデータベース140間のデータ授受に要する時間がネットワーク300の回線品質やトラフィック量に影響を受けることは無い。
また、オペレータが蓄積ボタンSを操作した時点に表示装置110が表示していた撮像とデータベース140に蓄積した参照用画像との差異が生じにくい。
更に、前記実施形態と同様の効果も得られる。
上記実施形態では、投影手段としてプロジェクタを用いた場合について説明したが、これに限定されるわけではなく、例えば、レーザ光等の光を被写体に照射して画像を形成することも可能である。
上記実施形態では、撮像手段としてCCDカメラを用いた場合について説明したが、これに限定されるわけではなく、例えば、CMOSイメージセンサを用いたカメラ等を採用することも可能である。
上記実施形態では、回転テーブル70の回転を指示するために表示画面111上に回転方向指定ボタンを形成した場合について説明したが、これに限定されるわけではなく、キーボードを用いてもよいし、種々の方法を採用できる。
上記実施形態では、遠隔端末100がサーバ50にネットワーク300により接続されている場合について説明したが、これに限定されるわけではなく、他の手段により遠隔端末100をサーバ50に接続することもできるし、また、遠隔端末100を被写体200の側に配置することも可能である。
上記実施形態では、被写体側がテーブル70により回転される場合について説明したが、これに限定されるわけではなく、例えば、ロボットやXYテーブル等を相対位置変更手段として使用することも可能である。
上記実施形態では、被写体を相対位置変更手段としてのテーブル70により回転させる例を挙げたが、これに限定されるわけではなく、ビデオカメラ20、プロジェクタ40、ハーフミラー60が被写体を中心に回転する構成とすることも可能である。
上記実施形態では、被写体200の撮像を蓄積するタイミングを被写体200の相対位置が変更される毎、アノテーション画像を前記被写体に投影する毎、被写体200の相対的位置を変更するコマンドを遠隔端末100が発行した後前記被写体の相対的位置が変更される前について説明したが、これに限定されるわけではなく定期的に画像を蓄積する構成とすることも可能である。
本発明の一実施形態に係る遠隔指示システムの構成図である。 サーバにおける処理の一例を示すフローチャートである。 コンピュータにおける処理の一例を示すフローチャートである。 遠隔端末における操作の一例を説明するための図である。 本発明の他の実施形態に係る遠隔指示システムの構成図である。 サーバにおける処理の一例を示すフローチャートである。 コンピュータにおける処理の一例を示すフローチャートである。
符号の説明
10…被写体側装置
20…ビデオカメラ(撮像手段)
30…データベース
40…プロジェクタ(投影手段)
50…サーバ
60…ハーフミラー
70…テーブル(相対位置変更手段)
100…遠隔端末
110…表示装置
111…表示画面
112…リアルタイム画面
113…メイン画面
114…参照用画像
120…コンピュータ
130…マウス
140…データベース
200…被写体
300…ネットワーク
DR…アノテーション画像
Pt…ポインタ
BT…アノテーション指定ボタン
R…回転方向指定ボタン
AG…回転量指定枠
H…履歴表示ボタン
S…蓄積ボタン

Claims (6)

  1. 撮像手段による被写体の複数の撮像画像を連続的に遠隔端末に送信すると共に遠隔端末でなされた描画指示に応じたアノテーション画像を投影手段により前記被写体へ投影させる遠隔指示システムであって、
    前記遠隔端末からの相対位置変更指示に応じて制御されて前記投影手段及び前記撮像手段に対する前記被写体の相対的な位置を変更する相対位置変更手段と、
    前記遠隔端末からの相対位置変更指示がされた後であって、前記相対位置変更手段によって前記被写体の相対位置が変更される前に、前記撮像手段による複数の撮像画像から一の撮像画像を抜き出して、前記遠隔端末において参照するための参照用画像として記憶手段へ蓄積する画像蓄積手段と、を備え、
    前記遠隔端末は、送信された撮像画像を順次表示する場合であって、前記相対位置変更手段により前記被写体の相対的な位置を変更するときに、前記記憶手段から前記参照用画像を取得して、前記撮像画像の代替として表示する、
    ことを特徴とする遠隔指示システム。
  2. 前記参照用画像は、前記アノテーション画像が投影された前記被写体の撮像画像を含む、
    ことを特徴とする請求項1に記載の遠隔指示システム。
  3. 前記画像蓄積手段は、前記被写体の相対的な位置情報を前記参照用画像に付加して蓄積する、
    ことを特徴とする請求項1又は2のいずれかに記載の遠隔指示システム。
  4. 前記画像蓄積手段は、前記アノテーション画像を投影する指示をした遠隔端末に関する情報を前記参照用画像に付加して蓄積する、
    ことを特徴とする請求項ないしのいずれかに記載の遠隔指示システム。
  5. 前記画像蓄積手段は、前記アノテーション画像の投影毎に前記参照用画像を抜き出して蓄積する、
    ことを特徴とする請求項1ないしのいずれかに記載の遠隔指示システム。
  6. 撮像手段による被写体の複数の撮像画像を連続的に遠隔端末に送信すると共に遠隔端末でなされた描画指示に応じたアノテーション画像を投影手段により前記被写体へ投影させるためのプログラムであって、
    前記プログラムは、サーバに、
    前記遠隔端末からの相対位置変更指示に応じて制御されて前記投影手段及び前記撮像手段に対する前記被写体の相対的な位置を変更する相対位置変更ステップと、
    前記遠隔端末からの相対位置変更指示がされた後であって、前記相対位置変更ステップによって前記被写体の相対位置が変更される前に、前記撮像手段による複数の撮像画像から一の撮像画像を抜き出して、前記遠隔端末において参照するための参照用画像として記憶手段へ蓄積する画像蓄積ステップと、を実行させ、
    前記参照用画像は、送信された撮像画像が前記遠隔端末に順次表示される場合であって、前記相対位置変更ステップにより前記被写体の相対的な位置が変更されるときに、前記記憶手段から取得されて、前記撮像画像の代替として前記遠隔端末に表示される
    ことを特徴とするプログラム
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