JPH1013802A - 電子会議システム - Google Patents

電子会議システム

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JPH1013802A
JPH1013802A JP8163239A JP16323996A JPH1013802A JP H1013802 A JPH1013802 A JP H1013802A JP 8163239 A JP8163239 A JP 8163239A JP 16323996 A JP16323996 A JP 16323996A JP H1013802 A JPH1013802 A JP H1013802A
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JP
Japan
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light emitting
light
display
image
light receiving
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Withdrawn
Application number
JP8163239A
Other languages
English (en)
Inventor
Nobuyuki Tonegawa
信行 利根川
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
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Publication of JPH1013802A publication Critical patent/JPH1013802A/ja
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  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 表示の取扱いが容易であり、会議の実施効率
を上げることができる電子会議システム。 【解決手段】 大型ディスプレイ100にはシステムコ
ントローラ301、マイク304L,304R、スピー
カ305L,305R、そしてハードディスク306、
リムーバブルディスク307、プリンタ309が備えて
あり、画像の表示、記録、音声の出力、記録が可能であ
る。そして大型ディスプレイ100に文字等の部分表示
303を追加表示するための発光ペン302が、また部
分消去するための電子消しゴム308も備えてある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はホワイトボード上に
ペンで書かれた文字を読み取り、読み込んだ文字をプリ
ントアウトすることができる電子黒板、あるいは遠隔地
間をネットワークで接続することにより、遠隔地におい
て会議を実施することができる電子会議システムの技術
分野に属するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ホワイトボード上にペンで書かれ
た文字を読み込み、読み込んだ文字をプリントアウトで
きる電子黒板が提案されている。
【0003】さらにテレビ会議システムとして相手会議
室に着席している会議出席者の画像を表示し、会話を伝
えることにより相手会議室の様子を伝えるテレビ会議シ
ステムが提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の電子黒板装置は
ホワイトボード上にペンで書かれた文字を読み取り装置
にて読み取り、読み込んだ画像をプリント装置にてプリ
ントアウトすることができる。
【0005】しかし上記電子黒板はホワイトボード上に
実際にペンで書き込むため、ペンのインクがホワイトボ
ード周辺に残り汚ならしく、利用者の手を汚すこともあ
った。
【0006】さらに、いったん消した画像を再表示する
ことはできないため、書き込むスペースの問題から会議
の議事運営に支障をきたすことが発生している。
【0007】またテレビ会議システムでは以下のような
課題が存在する。
【0008】会議出席者はディスプレイ等の表示画面を
見ながら話をすることになる。出席者の画像を相手に見
やすい画像として撮影するためには撮影装置を表示画面
近くに配置することが必要となる。
【0009】しかし、撮影装置を表示装置の前に置くと
画面が見えなくなる等の不具合が発生する。このため撮
影装置を置くことができる位置は制限され、出席者の向
いている正面からの撮影は困難となる。結果的に出席者
の視線と撮影装置の視線が不一致の現象が生じ、いわゆ
るやぶにらみ状態となり自然さを失うという問題があっ
た。
【0010】この問題を解決するために特開昭57−6
1389号公報では図7に示すようにすることで解決し
ている。
【0011】図7の1は利用者10を撮影する撮影装置
であり、9はブランキングパルス発生装置である。8は
相手の会議出席者の画像を表示するための投射装置であ
り、データは11の伝送路を経由して通信される。
【0012】4は相手の会議出席者を表示するスクリー
ンである。スクリーン4に穴5をあける。利用者10を
穴5から撮影装置1にて撮影することで視線の不一致を
解決するようにしている。
【0013】また特開昭56−119586号公報では
図8に示すように解決している。
【0014】利用者10は表示部20を見て会話を行
い、23は利用者の視線である。表示部20は光透過選
択性物質を用いた表示部である。利用者10の画像は表
示部20を通過し、レンズ21を経て撮影装置22にて
撮影される。
【0015】しかしながら、上記従来例では表示部に穴
が空いているため1部の画像が表示できない、表示部1
0に穴が空いているため違和感が存在する。形状が大き
くなり、半透過選択性物質を経由して撮影するため撮影
画像が暗くなる等の問題がある。
【0016】図9に特開昭57−61389号公報の例
を示す。撮影装置30,31からの画像データは合成装
置32にて会議出席者の画像が合成される。
【0017】会議に必要な資料等を写す撮影装置33か
らの画像データと会議出席者の合成画像は切り替え装置
34で選択された画像データが会議を行う相手に転送さ
れる。
【0018】このためホワイトボードに書かれた文字を
撮影し、会議の相手に転送し表示することは可能だが、
会議ではお互いに意見を出し合い1つの黒板に書き込み
あうことが重要だが、上記実施例では片側通行となり実
現することはできない。
【0019】よってあたかも1つの会議場で会議を行っ
ているという臨場感には欠けるという問題があった。
【0020】本発明は、上記従来の問題点を解消し、遠
隔地会議であっても表示の取扱いが容易であり、会議の
実施効率を上げることができる電子会議システムの提供
を目的とするものである。具体的には、本出願に係る第
1の発明の目的は、ディスプレイボード上に発光ペンで
書かれた文字をディスプレイボード上の発光素子で表示
することができる電子会議システムの提供である。
【0021】本出願に係る第2の発明の目的は、発光ペ
ンで書かれた文字を遠隔地で開催している会議の相手に
転送し、その画像を表示,修正,加筆することを可能と
し、あたかも1つの会議場で会議を行うように臨場感を
増すことができる電子会議システムの提供である。
【0022】
【課題を解決するための手段】このため、本発明に係る
電子会議システムは、下記の構成によって前記目的を達
成するものである。
【0023】(1)同一半導体上に発光素子と受光素子
を各複数配置したディスプレイボードと、光を発光する
発光手段と、電子会議システムの手段を制御するシステ
ムコントロール手段とを備え、該システムコントロール
手段は、前記発光手段でディスプレイボード上に画像を
描くと受光素子の位置情報と光量データから発光素子を
点灯あるいは消灯させるように制御することを特徴とす
る電子会議システム。
【0024】(2)前記ディスプレイボード上の発光素
子の数が受光素子の数よりも多いことを特徴とする前記
(1)記載の電子会議システム。
【0025】(3)前記システムコントロール手段は、
前記ディスプレイボード上に描かれた画像を情報記録媒
体に記録保存、あるいは情報記録媒体に記録した画像デ
ータをディスプレイ上に表示するように制御する機能を
有することを特徴とする前記(1)記載の電子会議シス
テム。
【0026】(4)同一半導体上に発光素子と受光素子
を複数配置したディスプレイボードと、光を発光する発
光手段と、複数のディスプレイボードを電気的に結合す
る接続手段と、前記発光手段を用いてディスプレイボー
ド上に画像を描いた時、受光素子からの信号により、発
光手段により描かれた領域は静止画像、他の領域は動画
画像として判断するシステムコントロール手段を備え、
静止画像、動画画像を電気的に結合されている他のディ
スプレイボードに接続手段を介してデータを転送するこ
とを特徴とする電子会議システム。
【0027】(5)上記発光手段により静止画領域が拡
大、あるいは縮小されると、静止画領域の変化に合わせ
動画領域が縮小、拡大することを特徴とする前記(4)
記載の電子会議システム。
【0028】
【発明の実施の形態】上記目的を達成するため、本出願
に係る第1の発明は同一半導体上に発光素子と受光素子
を複数配置したディスプレイボードと、光を発光する発
光ペン手段と、システム全体を制御するシステムコント
ロール手段を備えたことを特徴とする。
【0029】上記構成において、発光ペンでディスプレ
イボード上に画像を書いた時、受光素子は発光ペンの光
を受ける。
【0030】システムコントローラは受光素子の位置情
報と光量データを読み取り、発光素子を点灯、消灯させ
る位置、光量を計算し発光素子を点灯、消灯させるよう
に動作することで、発光ペンで描いた画像をディスプレ
イボード上に再現させることを特徴とする。
【0031】また、本出願に係る第2の発明によれば、
同一半導体上に発光素子と受光素子を複数配置したディ
スプレイボードと、光を発光する発光ペン手段と、シス
テム全体を制御するシステムコントロール手段からなる
システムを複数台遠隔地に配置しネットワークで接続し
たことを特徴とする。
【0032】上記構成において、発光ペンでディスプレ
イボード上に文字等の静止画像を書いた場合、描かれた
領域の受光素子は発光ペンの光を受ける。
【0033】システムコントローラは受光素子の位置情
報と光量データを読み取り、ネットワーク接続されてい
る遠隔地のシステムコントローラに転送する。
【0034】遠隔地のシステムコントローラは受け取っ
たデータより発光素子を点灯、消灯させる位置、光量を
計算し発光素子を点灯、消灯させるように動作し制止画
像を見やすく表示する。
【0035】システムコントローラは発光ペンの光を受
けていない受光素子の領域はディスプレイボードが置か
れている映像を動画画像として読み込み、遠隔地のディ
スプレイボード上の発光素子を点灯することで遠隔地の
動画画像を表示する。
【0036】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面参照して説明す
る。
【0037】(第1の実施例)図1は、本発明の第1の
実施例が備えるディスプレイの説明図である。
【0038】図1において、100は大型ディスプレ
イ、101は赤色を発光する発光素子、102は緑色を
発光する発光素子、103は青色を発光する発光素子で
ある。発光素子101,102,103は所定多値デー
タを1度セットすると、セットした光量を保持し発光し
続けることができ、発光画素として作動する。
【0039】104は赤色の光の光量を検知することが
できるCCD等の受光素子であり、105は緑色、10
6は青色の光の光量を検知することができる受光素子で
ある。
【0040】発光素子101,102,103と受光素
子104,105,106は同一半導体プロセスで作ら
れ、各素子が同一半導体上に複数並べられている。この
半導体を複数接続することで1つの大型ディスプレイ1
00が形成されている。
【0041】発光素子と受光素子の数は発光素子の数の
方が多く配置されているため、発光素子を光らせた時に
受光素子が存在することによる違和感はなく、発光素子
だけのディスプレイと表示画像は変わらない。
【0042】図2は、ディスプレイ制御回路の回路図で
ある。
【0043】200は発光素子を制御する発光素子制御
回路であり、204は発光素子を発光するデータを一時
的に記憶するデータレジスタである。システムコントロ
ーラからディスプレイ制御回路200を経由しディスプ
レイの縦方向のアドレスとデータが逐次送られる。
【0044】203はディスプレイ発光素子の横方向の
セレクタ回路である。発光素子制御回路200から指定
されたアドレスに書き込み信号が出されると、選択され
た信号線に1パルス送られるように動作する。
【0045】データレジスタ204にディスプレイ縦方
向の1ライン目のデータがセットし終わると、書き込み
パルスが出され、このパルスの時間内ゲート206がO
Nになる。ゲート206がONになるとゲート206に
接続されている発光素子101,102,103等の縦
方向の発光素子にデータがセットされる。
【0046】2ライン目のデータがデータレジスタ20
4にデータがセットされると選択されたゲート207に
1パルス出される。このパルスによりゲート207がO
Nになり、ゲート207に接続されている発光素子にデ
ータがセットされる。
【0047】この作業を繰り返すことによりディスプレ
イ100全ての発光素子にデータがセットされ、発光素
子は発光する。
【0048】201は受光素子制御回路であり、205
は受光素子が受光するデータを一時的に記憶するデータ
レジスタである。
【0049】202はディスプレイ受光素子の横方向の
セレクタ回路である。受光素子制御回路201から指定
されたアドレスに書き込み信号が出されると、選択され
た信号線が“1”になるように動作する。
【0050】1ライン目のゲートであるゲート208に
“1”がセットされるとゲート208はON状態にな
る。よってゲート208に接続されている104,10
5,106等のディスプレイ縦方向の受光素子は光電変
換を開始し、変換したデータをデータレジスタ205に
対して送る。
【0051】光電変換が終了したころ受光素子制御回路
201からデータレジスタ205にラッチクロックが出
される。ラッチされたデータは受光素子制御回路201
を経由してシステムコントローラに伝える。
【0052】2ライン目のゲートであるゲート209が
ONに設定されると、ゲート209に接続されている受
光素子は光電変換を開始する。変換したデータは受光素
子制御回路201を経由してシステムコントローラに伝
えられる。
【0053】この作業を繰り返すことにより、ディスプ
レイ100全ての受光素子のデータを読み込むことがで
きる。
【0054】図3は、大型ディスプレイ100を電子黒
板として利用した実施例の説明図である。
【0055】301はシステムコントローラであり、こ
のシステム全体の制御を行う。302は発光ペンであ
り、一定周波数で点滅している。この発光ペンを用いて
大型ディスプレイ100上に303のように文字、絵等
を記入すると、ディスプレイ100の受光素子104〜
106は発光ペン302の光を検知し発光ペンであるこ
とを認識する。
【0056】システムコントローラ301は大型ディス
プレイ100上の受光素子104〜106の光量と位置
情報より、発光ペン302が記入している位置を検知す
る。検知した位置情報を元に発光ペン302が記入して
いる受光素子の周辺の発光素子の位置を計算し発光素子
を点灯させる。
【0057】308は電子消しゴムであり、発光ペン3
02と異なる周波数で点滅している。この電子消しゴム
308にて大型ディスプレイ100上の文字303を消
そうとすると、受光素子104〜106は電子消しゴム
308の光を検知し、電子消しゴム308であると認識
する。
【0058】システムコントローラ301はディスプレ
イ100上の受光素子の信号から、電子消しゴム308
が消そうとしている位置、光量を検知し、検知した情報
から消灯する発光素子の位置を計算し、電子消しゴム3
08が消している周辺の発光素子101〜103を消灯
する。
【0059】システムコントローラ301上にはコピー
ボタンがある。このコピーボタンを押すとディスプレイ
100に記入された文字がプリンタ309で印字するよ
うに動作する。
【0060】またシステムコントローラ301上には記
録ボタンがある。この記録ボタンを押すと、ディスプレ
イ100上に記入された文字が、データ記録媒体である
ハードディスク306に文字画像を圧縮してファイルと
して記録するように動作する。307は光ディスク等の
大容量リムーバブルディスクであり、記入した文字画像
を同様に記録することもできる。
【0061】304L,304Rはマイクである。この
マイク304L,304Rにより集音された会議の会話
はハードディスク306あるいはリムーバブルディスク
307にデータを圧縮しファイルとして記録される。
【0062】ハードディスク306あるいはリムーバブ
ルディスク307に記録された画像、音声ファイルは名
称を記入することができ、後にこれらのファイルを検索
することができる。
【0063】システムコントローラ301上には再生ボ
タンがある。目的ファイルを検索した後に、この再生ボ
タンを押すと目的のデータが音声データである場合、ハ
ードディスク306あるいはリムーバブルディスク30
7から目的ファイルを読み出し、伸張した後にスピーカ
305L,305Rより音声が再生される。
【0064】検索されたデータが画像ファイルである場
合、ハードディスク306あるいはリムーバディスク3
07から目的ファイルを読み出し、伸張画像をディスプ
レイし100の発光素子を点灯表示、あるいはプリンタ
309に画像を印字することができる。
【0065】(第2の実施例)図4は、大型ディスプレ
イ100,400をテレビ会議システムに利用した第2
の実施例の説明図である。
【0066】大型ディスプレイ100と400は遠隔地
に配置され、ネットワーク410にて接続され相互に通
信が可能である。
【0067】301,401はシステムコントローラで
あり、このシステム全体の制御を行う。
【0068】304L,304Rはマイクである。この
マイクにより集音された会議の会話はシステムコントロ
ーラ301からシステムコントローラ401に転送さ
れ、スピーカ405L,405Rによりディスプレイ1
00が置かれている会議室の会話が再生される。
【0069】マイク404L,404Rにより集音され
た会議の会話はシステムコントローラ401からシステ
ムコントローラ301に転送され、スピーカ305L,
305Rによりディスプレイ400が置かれている会議
室の会話が再生される。
【0070】ディスプレイ100上の受光素子はディス
プレイ100が置かれている会議室の様子を撮影しシス
テムコントローラ301にデータを転送する。
【0071】受光素子から会議室の画像データを受け取
ったシステムコントローラ301はデータを圧縮しネッ
トワーク410を介してシステムコントローラ401に
データを転送する。
【0072】画像データを受け取ったシステムコントロ
ーラ401は画像データを伸張し、ディスプレイ400
の発光素子を発光させディスプレイ100が置かれてい
る会議室の様子を再現するように動作する。
【0073】同様にディスプレイ400上の受光素子は
ディスプレイ400が置かれている会議室の様子を撮影
しシステムコントローラ401にデータを転送する。シ
ステムコントローラ401はデータを圧縮しネットワー
ク410を介してシステムコントローラ301にデータ
を転送する。
【0074】画像データを受け取ったシステムコントロ
ーラ301は画像データを伸張し、ディスプレイ100
の発光素子を発光させディスプレイ400が置かれてい
る会議室の様子を表示する。
【0075】302,402は発光ペンである。発光ペ
ン302を用いてディスプレイ100上に303のよう
に文字、絵等を記入すると、ディスプレイ100上の受
光素子は発光ペン302の光を検知する。
【0076】システムコントローラ301はディスプレ
イ100上の受光素子の信号より、発光ペン302が記
入している位置を検知し、検知した受光素子の周辺の発
光素子を点灯し文字303を描く。
【0077】同時にシステムコントローラ301は発光
ペン302が記入している位置情報をネットワーク41
0を介してシステムコントローラ401に転送する。
【0078】システムコントローラ401は受け取った
位置情報よりディスプレイ400上の発光素子を点灯し
文字403を描き、遠隔地で書かれた文字を再現するよ
うに動作する。
【0079】このようにあたかも自分が遠隔地に赴き、
相手の会議室のホワイトボードに文字を書き込むように
表現できる。
【0080】文字303,403が描かれている間も会
議室の様子は2つのディスプレイ100,400に表示
し続けるが、文字303,403の周辺エリアの画像は
文字を見やすくするため表示しない。
【0081】この表示エリアは発光ペン302にて描か
れる領域が大きくなるにつれて大きくなり、2つの会議
室の画像である動画エリアは次第に小さくなるようにす
ることで文字303,403を読み易くする。
【0082】図5は、発光ペン402にて遠隔地ユーザ
によって描かれた文字403に文字420をつけ加えた
説明図である。
【0083】発光ペン402を用いてディスプレイ40
0上に420のように文字を追加すると、ディスプレイ
400上の受光素子は発光ペン402の光を検知する。
【0084】システムコントローラ401はディスプレ
イ400上の受光素子の信号より、発光ペン402が記
入している位置を検知する。検知した情報より受光素子
の周辺の発光素子を点灯し文字420を描く。
【0085】同時にシステムコントローラ401は発光
ペン402が記入している位置情報をネットワーク41
0を介してシステムコントローラ301に転送する。
【0086】情報を受け取ったシステムコントローラ3
01は、位置情報よりディスプレイ100上の発光素子
を点灯し文字421を描くように動作する。
【0087】このようにして自分の会議室で描いた文字
に対して、遠隔地の相手があたかも自分の会議室まで赴
き追加して書き加えたように表現できる。
【0088】文字420,421が書き込まれている間
も会議室の様子は2つの会議室の動画は表示続けられる
が、文字420,421の周辺エリアの画像は文字を見
やすくするため表示しない。この表示エリアは発光ペン
402にて追加される領域が大きくなるにつれ次第に大
きくなり、2つの会議室を撮影している動画エリアは次
第に小さくすることで文字420,421を読みやすく
する。
【0089】図6は、電子消しゴム308を用いてディ
スプレイ100のユーザが、自分で描いた文字303と
会議をしている遠隔地ユーザが描いた文字421を消去
した説明図である。
【0090】電子消しゴム308は発光ペン302と異
なる周波数で点灯している。電子消しゴム308にてデ
ィスプレイ上の文字303,421を消そうとすると、
ディスプレイ100上の受光素子は電子消しゴム308
の光を検知する。
【0091】システムコントローラ301はディスプレ
イ100上の受光素子の信号より、電子消しゴム308
が消そうとしている位置を検知し、隣接する受光素子周
辺の発光素子を消灯する。
【0092】同時にシステムコントローラ301は電子
消しゴム308が消去している位置をネットワーク41
0を介してシステムコントローラ401に情報を転送す
る。
【0093】この情報を受け取ったシステムコントロー
ラ401は受け取った位置情報よりディスプレイ400
上の発光素子を消灯する。
【0094】文字303,421を消去している間も会
議室を撮影している動画は表示続けるが、電子消しゴム
308にて消される領域が大きくなるに従って表示エリ
アは大きくなり、動画表示エリアを最適の大きさに保
つ。
【0095】電子消しゴム408を用いてディスプレイ
400上の文字403,420を消そうとした場合も同
様の動作を行う。
【0096】システムコントローラ301上にはハード
コピーボタンがあり、このコピーボタンを押すと、ディ
スプレイ100上に記入された文字303,421、デ
ィスプレイ400が置かれている会議室の画像をシステ
ムコントローラ301により309のプリンタに印字す
ることができる。
【0097】またシステムコントローラ301上には会
議記録ボタンがある。このボタンを押すと、2つの会議
室の音声データ、ディスプレイ100上に記入された文
字303,421(静止画像)とディスプレイ400が
置かれている会議室の動画画像がシステムコントローラ
301によりハードディスク306にファイル名を付け
て記録することができる。
【0098】同様に音声,静止画,動画データはリムー
バブルディスク307に記録することもできる。
【0099】システムコントローラ301上には会議再
生ボタンがあり、目的ファイルを検索した後に、このボ
タンを押すと音声,静止画,動画が再生され、会議の様
子が再現できる。
【0100】上記実施例では、2つ会議室の間をネット
ワークで結び2カ所の遠隔地でテレビ会議を開催する例
を説明したが、3カ所以上の会議室にても同様に使用す
ることが可能であり、ネットワークは電話線であっても
同様の効果が得られることは言うまでもない。
【0101】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
遠隔地会議であっても表示の取扱いが容易であり、会議
の実施効率を上げることができる。具体的には、本出願
に係る第1の発明によれば、発光素子と受光素子が複数
並んだディスプレイボードにおいて、受光素子が発光ペ
ンを認識することにより、発光ペンが描いた画像をディ
スプレイボード上の発光素子により表示することができ
る。
【0102】さらに、情報記録媒体に描いた画像を記録
再生することができるようになったため、いったん消し
た画像も再表示することが可能となり会議の議事運行が
スムーズになる。
【0103】また、発光素子の数を受光素子の数より多
く配置することで、受光素子が存在することによる違和
感が感じられない画像を表示することが可能となる効果
も得られる。
【0104】本出願に係る第2の発明によれば、発光素
子と受光素子が複数並んだディスプレイボードをネット
ワークにて接続することにより、ネットワーク上に受光
素子からの情報を転送することにより、受光素子が得た
画像を遠隔地のディスプレイボード上の発光素子に表示
することができる。
【0105】受光素子が得た情報が会議の様子を示す情
報の場合、会議出席者が向いている正面からの撮影が可
能となり、違和感のないテレビ会議が実現できる効果が
得られる。
【0106】受光素子が得た情報が発光ペンの情報であ
る場合、発光ペンで描いた文字を遠隔地のディスプレイ
ボード上に表示することが可能となり、あたかも1つの
会議場で会議を行っているように臨場感を増すことがで
きる。
【0107】さらに発光ペンで書かれた静止画像の領域
が拡大縮小すると、会議場の様子を写し出している動画
領域が最適サイズに縮小拡大するため、静止画、動画共
に見やすく表示することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施例のディスプレイ表面の
説明図である。
【図2】 第1の実施例のディスプレイ制御回路の回路
図である。
【図3】 第1の実施例のディスプレイを電子黒板とし
て利用した説明図である。
【図4】 ディスプレイをテレビ会議システムに応用し
た第2の実施例の説明図である。
【図5】 ディスプレイをテレビ会議システムに応用し
た第2の実施例の説明図である。
【図6】 ディスプレイをテレビ会議システムに応用し
た第2の実施例の説明図である。
【図7】 テレビ会議システムの従来例の説明図であ
る。
【図8】 テレビ会議システムの従来例の説明図であ
る。
【図9】 テレビ会議システムの従来例の説明図であ
る。
【符号の説明】
100,400 大型ディスプレイ 101〜103 発光素子 104〜106 受光素子 301,401 システムコントローラ 302,402 電子ペン 304 マイク 305 スピーカ 306 ハードディスク 307 リムーバブルディスク 308,408 電子消しゴム 309 プリンタ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 同一半導体上に発光素子と受光素子を各
    複数配置したディスプレイボードと、光を発光する発光
    手段と、電子会議システムの手段を制御するシステムコ
    ントロール手段とを備え、 該システムコントロール手段は、前記発光手段でディス
    プレイボード上に画像を描くと受光素子の位置情報と光
    量データから発光素子を点灯あるいは消灯させるように
    制御することを特徴とする電子会議システム。
  2. 【請求項2】 前記ディスプレイボード上の発光素子の
    数が受光素子の数よりも多いことを特徴とする請求項1
    記載の電子会議システム。
  3. 【請求項3】 前記システムコントロール手段は、前記
    ディスプレイボード上に描かれた画像を情報記録媒体に
    記録保存、あるいは情報記録媒体に記録した画像データ
    をディスプレイ上に表示するように制御する機能を有す
    ることを特徴とする請求項1記載の電子会議システム。
  4. 【請求項4】 同一半導体上に発光素子と受光素子を複
    数配置したディスプレイボードと、光を発光する発光手
    段と、複数のディスプレイボードを電気的に結合する接
    続手段と、前記発光手段を用いてディスプレイボード上
    に画像を描いた時、受光素子からの信号により、発光手
    段により描かれた領域は静止画像、他の領域は動画画像
    として判断するシステムコントロール手段を備え、 静止画像、動画画像を電気的に結合されている他のディ
    スプレイボードに接続手段を介してデータを転送するこ
    とを特徴とする電子会議システム。
  5. 【請求項5】 上記発光手段により静止画領域が拡大、
    あるいは縮小されると、静止画領域の変化に合わせ動画
    領域が縮小、拡大することを特徴とする請求項4記載の
    電子会議システム。
JP8163239A 1996-06-24 1996-06-24 電子会議システム Withdrawn JPH1013802A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2000031680A1 (de) * 1998-11-26 2000-06-02 Vlg Virtual Laser Systems Gmbh Aktive grossbild-wiedergabeeinrichtung
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JP2005122159A (ja) * 2003-10-13 2005-05-12 Chi Mei Optoelectronics Corp ディスプレイパネル
CN102175146A (zh) * 2010-12-31 2011-09-07 南京工业大学 基于具有触觉功能测量笔的自动三维视觉测量系统

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