JP4127382B2 - プレゼンテーション装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、プレゼンテーション装置に関し、詳細には、各種の会議や教育等に活用され、発表者が投影画像に基づいて説明を行う場合に利用されるプレゼンテーションシステムにおけるプレゼンテーション装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、プレゼンテーションシステムでは、プレゼンテーション用のコンテンツ(説明内容)を示す像をスライド映写機でスクリーンに投影させていたが、最近では、上記コンテンツをパソコンに記憶させておき、このパソコンの画面を投影装置によりスクリーンに投影させる方法が多用されている。
【0003】
ところで、このようなプレゼンテーションシステムを実際に運用する場合、プレゼンテーションの現場においては、発表者が質疑応答や捕捉説明などのために、文字や図などを書いて聞き手に示すことがしばしば生じる。その場合、発表者は、近くに筆記可能な表示板、例えば、黒板やホワイトボードがあれば、これに上記文字などを書いて説明を行っている。
【0004】
また、パソコンを導入したプレゼンテーションシステムでは、パソコンの画面をスクリーンに投影して、発表者がパソコンを操作してプレゼンテーションを行っている。
【0005】
しかしながら、打ち合わせやアイデア会議等の資料を元に活発に討論したり、書き出したりする場合、従来のプロジェクタとパソコンを使った方式では、その場での発言、アイデアの記載や急な資料の表示が困難であった。
【0006】
また、ホワイトボードなどの表示板に投影や筆記した画像を撮影するプレゼンテーションシステムが知られている(例えば、特許文献1参照)。同プレゼンテーションシステムは、プレゼンテーション用コンテンツを示す像を投影する投影装置と、上記投影装置による投影像の表示が可能な筆記用表示板と、上記投影装置に一体的に設けられて上記表示板における投影像を撮影できるデジタルカメラとを備えたものである。
【0007】
しかしながら、上記従来のプレゼンテーションシステムにおいては、ホワイトボードに画像を投影し、さらに、ホワイトボードにマーカーで筆記を加えて、画像が投影されかつ筆記されたホワイトボードを撮影した場合、投影部分と非投影部分の明るさにムラがあるため、撮影した画像は、明るさにムラがあり、適正な撮影画像を得ることができないという問題がある。
【0008】
【特許文献1】
特開平11−305335号公報
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、上記に鑑みてなされたものであり、表示板に投影した画像や筆記した画像を同時に記録する場合に、明るさにムラのない適正な画像を得ることが可能なプレゼンテーション装置を提供することを目的とする。
【0010】
また、本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、急な資料の表示が可能なプレゼンテーション装置を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明は、筆記可能な表示板に、投影装置で画像を投影してプレゼンテーションを行うプレゼンテーションシステムにおけるプレゼンテーション装置において、前記表示板を撮影するための撮影手段と、シート原稿の原稿画像を読み取る画像読取手段と、前記画像読取手段で読み取った原稿画像等を前記投影装置に出力する出力手段と、を備えたことを特徴とする。
【0012】
上記発明によれば、原稿読取手段は、シート原稿の原稿画像を読み取り、出力手段は、画像読取手段で読み取った原稿画像等を投影装置に出力することにより、シート原稿を表示板に投影することが可能となり、急な資料の表示が可能となる。
【0013】
上記課題を解決するために、本発明は、筆記可能な表示板に、投影装置で画像投影してプレゼンテーションを行うプレゼンテーションシステムにおけるプレゼンテーション装置において、前記投影装置が前記表示板に投影する画像を前記投影装置へ出力する出力手段と、前記表示板を撮影するための撮影手段と、前記前記撮影手段で前記表示板を撮影する場合に、前記投影手段で前記表示板に投影している投影画像を非投影状態にさせ、前記表示板に筆記された筆記画像のみを撮影させるべく制御する撮影制御手段と、前記撮影手段で撮影された筆記画像と、前記表示板に投影されていた前記投影画像と、を合成して合成画像を生成する画像合成手段と、を備えたことを特徴とする。
【0014】
上記発明によれば、出力手段は、投影装置が表示板に投影する画像を投影装置へ出力し、撮影手段は、表示板を撮影し、撮影制御手段は、撮影手段で表示板を撮影する場合に、投影手段で前記表示板に投影している投影画像を非投影状態にさせ、表示板に筆記された筆記画像のみを撮影させるべく制御し、画像合成手段は、撮影手段で撮影された筆記画像と、表示板に投影されていた前記投影画像とを合成して合成画像を生成する。
【0015】
また、本発明は、前記撮影制御手段は、前記撮影手段で前記表示板を撮影する場合に、前記投影手段に前記投影画像の替わりに全黒画像を投影させて前記非投影状態にすることを特徴とする。
【0016】
上記発明によれば、撮影制御手段は、前記撮影手段で前記表示板を撮影する場合に、前記投影手段に前記投影画像の替わりに全黒画像を投影させて前記非投影状態にする。
【0017】
また、本発明は、ネットワークを介してデータの送受信を行うネットワーク処理手段を備えたことを特徴とする。
【0018】
上記発明によれば、ネットワーク処理手段は、ネットワークを介してデータの送受信を行う。
【0019】
また、本発明は、パソコンと接続するためのインターフェイスを備え、前記出力手段は、前記パソコンから前記インターフェイスを介して入力される画像を前記投影手段に出力することを特徴とする。
【0020】
上記発明によれば、出力手段は、パソコンからインターフェイスを介して入力される画像を投影手段に出力する。
【0021】
また、本発明は、さらに、シート原稿の原稿画像を読み取る画像読取手段を備え、前記出力手段は、前記画像読取手段で読み取った原稿画像を前記投影装置で投影することを特徴とする。
【0022】
上記発明によれば、画像読取手段は、シート原稿の原稿画像を読み取り、出力手段は、画像読取手段で読み取った原稿画像を投影装置に出力する。
【0023】
また、本発明は、前記出力手段は、前記ネットワーク処理手段でネットワークを介して受信した画像を、前記投影装置に出力することを特徴とする。
【0024】
上記発明によれば、出力手段は、ネットワーク処理手段でネットワークを介して受信した画像を、前記投影装置に出力する。
【0025】
また、本発明は、前記投影装置と一体的に構成したことを特徴とする。
【0026】
上記発明によれば、投影装置とプレゼンテーション装置とを一体構造とする。
【0027】
また、本発明は、さらに、前記画像読取手段で読み取った原稿画像、前記撮影手段で撮影した筆記画像、および前記合成手段で合成した合成画像を保存する記憶手段と、前記記憶手段に保存されている画像のサムネイル画像を生成して、前記記憶手段に格納するサムネイル画像生成手段と、前記記憶手段に格納されたサムネイル画像の一覧を、前記投影装置に前記表示板に投影させるサムネイル画像表示制御手段と、前記投影されたサムネイル画像の一覧の中からサムネイル画像を選択する選択手段と、前記選択手段で選択されたサムネイル画像に対応する画像を、前記投影装置に前記表示板に投影させる画像投影制御手段と、を備えたことを特徴とする。
【0028】
上記発明によれば、記憶手段は、画像読取手段で読み取った原稿画像、撮影手段で撮影した筆記画像、および前記合成手段で合成した合成画像を保存し、サムネイル画像生成手段は、記憶手段に保存されている画像のサムネイル画像を生成して記憶手段に格納し、サムネイル画像表示制御手段は、記憶手段に格納されているサムネイル画像の一覧を投影装置に表示板に投影させ、選択手段は、投影されたサムネイル画像の一覧の中からサムネイル画像を選択し、画像投影制御手段は、選択手段で選択されたサムネイル画像に対応する画像を、投影装置に表示板に投影させる。
【0029】
また、本発明は、さらに、前記画像読取手段で読み取った原稿画像、前記撮影手段で撮影した筆記画像、および前記合成手段で合成した合成画像を保存する記憶手段を備え、前記ネットワーク処理手段は、前記記憶手段に格納されている画像をネットワークを介して配信することを特徴とする。
【0030】
上記発明によれば、ネットワーク処理手段は、前記記憶手段に格納されている画像をネットワークを介して配信する。
【0031】
また、本発明は、前記ネットワーク処理手段は、前記画像をE−Mailの形式で配信することを特徴とする。
【0032】
上記発明によれば、ネットワーク処理手段は、前記画像をE−Mailの形式で配信する。
【0033】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して、本発明にかかるプレゼンテーション装置の好適な実施の形態を詳細に説明する。
【0034】
図1は、本実施の形態にかかるプレゼンテーションシステムの外観構成を示す図である。プレゼンテーションシステムは、図1に示す如く、プレゼンテーション装置1と、プロジェクタ(投影装置)2と、ホワイトボード3と、パソコン5とから構成されている。本実施の形態のプレゼンテーションシステムは、会議・打ち合わせ・発表・教育等で使用される。
【0035】
プレゼンテーション装置1は、シート原稿Cの原稿画像を読み取るシートスキャナ12と、ホワイトボード3上の画像を撮影するデジタルカメラ11を備えている。プレゼンテーション装置1は、シートスキャナ12で読み取った原稿画像やパソコン5から入力される画像等をプロジェクタ2に転送して、ホワイトボード3に表示させる。このプレゼンテーション装置1は、リモコン10によりリモート操作される。上記デジタルカメラ11は、オートフォーカス機能、AE機能、AWB機能、およびズーム機能等を有しており、ホワイトボード3の表示面の全体を撮影可能に構成されている。
【0036】
図2は、図1のプレゼンテーション装置の詳細な外観構成を示す図である。プロジェクタ装置1は、図2に示すように、高摩擦係数の高分子材料からなる、プロジェクタ2を載置するためのプロジェクタ設置台16と、プロジェクタ2と接続するための出力RGBケーブル13と、パソコン5と接続するための入力RGBケーブル14と、LAN(ネットワーク)に接続するためのLAN I/F15とを備えている。
【0037】
図3は、プレゼンテーション装置1のシートスキャナ12が、シート原稿を読み取る動作を説明するための図である。プレゼンテーション装置1の本体に設けられた収納可能な原稿トレイ14にシート原稿Cをセットする。そして、リモコン10の操作に従って、プレゼンテーション装置1は、シート原稿Cを装置内部に搬送して、シートスキャナ12によりシート原稿の原稿画像を読取り、シート原稿Cを外部に排紙する。
【0038】
上記プロジェクタ2は、プレゼンテーション装置1のプロジェクタ設置台16に載置され、プレゼンテーション装置1から転送されるプレゼンテーション用の画像情報をホワイトボード3に投影画像として投影する。
【0039】
上記ホワイトボード3は、図1に示す如く、プロジェクタ2により投影される投影画像Aが表示可能で、かつ、マーカーペン4により筆記画像Bを筆記可能となっている。なお、ホワイトボードに限らず、プロジェクタ2により投影される投影画像Aが表示可能で、かつ、マーカーペン4により筆記画像Bを筆記可能な表示板であれば良く、例えば、ホワイトボード3の替わりに電子黒板を使用することにしても良い。
【0040】
パソコン5は、プロジェクタ2でホワイトボード3に投影する投影画像を表示するための画像情報をプレゼンテーション装置1に入力RGBケーブル14を介して送信する。プレゼンテーション装置1は、パソコン5から転送される画像情報をプロジェクタ2に出力RGBケーブル15を介して転送して投影画像をホワイトボード3に投影させる。すなわち、パソコン5の画面に表示される画像情報を、プロジェクタ2を介してそのままホワイトボード3に表示することができる。
【0041】
図4は、プレゼンテーション装置1のハードウエア構成を示す図である。プレゼンテーション装置1は、上記シートスキャナ(画像入力部)12と、オートフォーカス機能、AE機能、AWB機能、ズーム機能、およびストロボ機能等を有する上記デジタルカメラ11と、メイン制御ボード20とから構成されている。
【0042】
メイン制御ボード20は、リモコン10から入力される操作信号に従って、プレゼンテーション装置1の全体の制御を行う全体制御部21と、LAN(ネットワーク)を介してのデータ通信を制御するLAN Controller(ネットワーク処理部)22と、画像情報等を格納するための不揮発性のRAM23と、画像合成やRAM23に格納した画像のサムネール画像の作成を行う画像処理部24と、全体制御部21からの入力とアナログRGB入力部18からの入力とを切り替えてアナログRGB出力部27に出力するアナログスイッチ25と、アナログRGB入力部28から入力されるアナログの画像情報をデジタルの画像情報に変換するA/D変換器26と、プロジェクタ2に出力RGBケーブル(図4で不図示、図2参照)を介して画像情報(アナログのRGB信号)を出力するためのアナログRGB出力部27と、パソコン5から入力RGBケーブル15(図4で不図示、図2参照)を介して入力される画像情報(アナログのRGB信号)を入力するためのアナログRGB入力部28と、LANとのインターフェースであるLAN I/F15と、リモコン10からの操作信号を受信するリモコン信号受信部30とを備えている。LANとしては、例えば、Ethernet(登録商標)を使用することができる。
【0043】
図4において、シートスキャナ12と、デジタルカメラ11と、全体制御部21と、LAN Controller(ネットワーク処理部)22と、RAM23と、画像処理部24と、A/D変換器26とは互いにバスを介して接続されている。
【0044】
リモコン10は、プレゼンテーション装置1に動作指示を与えるためのものであり、リモコン10のボタンが押下されると、その指示内容のコマンドが送信される。全体制御部21は、そのコマンドをリモコン受信部30を介して受信して、受信したコマンドに従った処理を行う。
【0045】
リモコン10は、シートスキャナ12でシート原稿を読み取って読み取り画像のホワイトボード3への投影を指示するための表示ボタン、ホワイトボード3に投影されている画像の拡大表示を指示するための拡大表示ボタン、ホワイトボード3に投影する画像の入力先(パソコン5と、シートスキャナ12)の切替を指示するための入力切替ボタン、ホワイトボード3に投影されている画像のスクロールを指示するためのスクロールボタンと、ホワイトボード3に投影されている画像の筆記スペース表示を指示するための筆記スペースボタン、カーソルボタン、決定ボタン、ホワイトボード3に投影されている画像のページの送り/戻しを指示するための送り/戻しボタン、RAM23に格納されているサムネイル画像の一覧のホワイトボード3への表示を指示するためのサムネイル画像表示ボタン、ホワイトボード3に表示されている投影画像と筆記画像の撮影/保存を指示するための追記保存ボタン、ホワイトボード3に表示されている画像の撮影/保存を指示するための保存ボタン、RAM23に保存されている画像の削除を指示するための消去ボタン、RAM23に保存している画像をLANを介しての配信を指示するためのネットワーク配信ボタン、およびテンキー等を備えている。
【0046】
ここで、本発明の特徴的部分であるホワイトボード3の撮影動作を説明する。図1のプレゼンテーション装置1の全体制御部21は、撮影モードとして、ホワイトボード3に表示されている画像を通常の方法で撮影する通常撮影モードと、ホワイトボード3に表示されている投影画像と筆記画像を高精度に撮影する追記撮影モードとを備えている。
【0047】
まず、通常撮影モードの動作を説明する。全体制御部21は、リモコン10で保存ボタンが押下されると、デジタルカメラ11に撮影指示を送出し、これに応じて、デジタルカメラ11では、ホワイトボード3に表示されている画像の撮影を行い、撮影した画像をRAM23に保存する。画像処理部24は、撮影した画像のサムネイル画像を作成してRAM23に保存する。
【0048】
つぎに、追記撮影モードの動作を説明する。全体制御部21は、リモコン10で追記保存ボタンが押下されると、プロジェクタ2で投影している投影画像Aの替わりに、全黒画像をプロジェクタ2に投影させる。この後、全体制御部21は、デジタルカメラ11に撮影指示を送出し、これに応じて、デジタルカメラ11では、ホワイトボード3の撮影を行い、これにより、筆記画像のみが撮影され、撮影した画像(筆記画像B)をRAM23に格納する。
【0049】
画像処理部24は、デジタルカメラ11によって撮影されてRAM23に保存された筆記画像Bと、全黒画像が表示される前に表示されていた投影画像Aとを合成して合成画像を生成してRAM23に保存する。画像処理部24は、撮影した画像のサムネイル画像を作成してRAM23に保存する。なお、パソコン4から入力される画像情報をプロジェクタ2で表示していた場合と、シートスキャナで読み取った画像情報をプロジェクタ2で表示していた場合とでは、追記保存モードの動作が少し異なるがその点は後述する。
【0050】
つぎに、上記構成のプレゼンテーション装置1でプレゼンテーションを行う場合の動作を図5および図6を参照して説明する。まず、プレゼンテーション装置1のシートスキャナ12でシート原稿を読み取ってプレゼンテーションを行う場合を図5を参照して説明する。図5は、プレゼンテーション装置1でシート原稿を読み取ってプレゼンテーションを行う場合を説明するための説明図である。
【0051】
以下の説明では、アナログスイッチ25が、全体制御部21側に切り替わっている場合を説明する。まず、上記図3に示すように、プレゼンテーション資料のシート原稿Cをプレゼンテーション装置1の原稿トレイ14にセットする。そして、操作者により、リモコン10の表示ボタンが押下されると、プレゼンテーション装置1の全体制御部21は、シートスキャナ7を駆動制御してシート原稿6の画像を1枚毎に読取らせ(図5(a))、読み取られた画像情報をRAM23に保存するとともに、アナログRGB出力部27から出力RGBケーブル13を介してプロジェクタ2に出力する。プロジェクタ2は、入力される画像情報をホワイトボード3に投影画像として投影表示する。
【0052】
ここで、全体制御部21は、RAM23の空き容量を管理してシート原稿Cを順次自動的にシートスキャナ12に読み取らせ、読み取った画像情報をRAM23に順次保存する。これにより、操作者が次のシート原稿Cの次のページを表示する場合もシートスキャナ12の読取動作を待たずに投影表示が可能となる。
【0053】
操作者は、リモコン10の送り/戻りボタンを押すことで、シートスキャナ12によって読み取ったシート原稿6の任意のページの画像をホワイトボード3上に投影表示することが可能となっている(図5(c))。
【0054】
また、画像処理部24は、RAM23に保存した読み取った画像情報のサムネイル画像を作成して、RAM23に保存する。操作者により、リモコン10でサムネイル画像表示ボタンが押下されると、全体制御部21は、RAM23に格納されているサムネイル画像の一覧をプロジェクタ2に転送する。プロジェクタ2は、転送されるサムネイル画像の一覧をホワイトボード3の一画面に投影表示する(図5(b))。ここで、操作者が、リモコン10のカーソルボタンを操作して、ホワイトボード3上に表示されたサムネイル画像を選択し、決定ボタンを押すと、全体制御部21は、選択されたサムネイル画像に対応する画像情報をRAM23から読み出してプロジェクタ2に出力し、プロジェクタ2により選択されたサムネイル画像のページが投影表示される。このように、操作者は、リモコン10を操作して任意のページの画像を選択できるので、例えば、最後のページから最初のページへ表示画面を移動する場合は、最後のページから最初のページへ順次戻す必要がなく好きなページの画像を表示することが可能となる。
【0055】
また、任意のページの画像を表示中に、操作者がリモコン10の拡大表示ボタンを押すと、全体制御部21は、RAM23に保存されている表示中の画像を画像処理部24に拡大処理させ、拡大処理した画像をアナログRGB出力部27を介してプロジェクタ2に出力する。また、プロジェクタ2は、拡大処理した画像をプロジェクタ2に投影して表示する(図5(d))。また、操作者がリモコン10のスクロールボタンを押すと、全体制御部21は、RAM23に保存されている表示中の画像を画像処理部17にスクロール処理させ、スクロール処理した画像をアナログRGB出力部27を介してプロジェクタ2に出力する。プロジェクタ2は、スクロール処理した画像をホワイトボード3に投影表示する(図5(e))。
【0056】
また、任意のページの画像を表示中に、操作者がリモコン10の筆記スペースボタンを押すと、全体制御部21は、RAM23に保存されている表示中の画像を画像処理部17に筆記スペース処理させ、筆記スペース処理した画像をアナログRGB出力部27を介してプロジェクタ2に出力する。プロジェクタ2は、筆記スペース処理した画像情報をホワイトボード3に投影して表示する(図5(g))。リモコン10の筆記スペースボタンを押す毎に、左寄→右寄→中央→左寄→右寄→・・・の筆記スペース処理が行われる。
【0057】
次に、操作者が、プロジェクタ2でホワイトボード3に投影表示されている投影画像に修正/追加等を行う場合には、投影表示されているホワイトボード3上にマーカーペン4によって直接筆記する(図5(f)、(h)、(i))。
【0058】
ここで、操作者により、リモコン10の追記保存ボタンが押されると、全体制御部21は、プロジェクタ2に転送して投影している投影画像Aの替わりに、全黒画像をプロジェクタ2に転送して投影させる。この後、全体制御部21は、デジタルカメラ11に撮影指示を送出し、これに応じて、デジタルカメラ11では、ホワイトボード3に表示されている筆記画像Bの撮影を行い、撮影した筆記画像BをRAM23に格納する。
【0059】
画像処理部24は、デジタルカメラ11によって撮影されてRAM23に保存された筆記画像Bと、全黒画像が表示される前に表示されていたRAM23に保存されている投影画像Aとを合成して合成画像を生成してRAM23に保存する。
【0060】
このように、ホワイトボード3の撮影時に全黒画像を投影して撮影することとしたので、デジタルカメラ11では、ホワイトボード3に筆記された筆記画像のみを撮影することができ、投影部分と非投影部分の明るさムラを排除することができる。
【0061】
また、画像処理部24は、生成した合成画像のサムネイル画像を作成してRAM23に保存する。この合成画像のサムネイル画像も上述したサムネイル画像一覧表示の対象となる。このように、合成画像もシートスキャナ12で読み取られたシート原稿Cと同様にサムネイル表示をすることができ、筆記操作によって修正/追加等された情報を何時でも選択して表示することが可能である。
【0062】
以上のようにして、会議や打ち合わ等のプレゼンテーションが終了した後は、操作者は、リモコン10を操作して、サムネイル画像の一覧をホワイトボード3に表示させ、サムネイル画像の中から配信したいものを選択し、配信を指示すると、全体制御部21は、選択されたサムネイル画像に対応する画像を、LAN Controller22を介してLANに接続されている会議参加者の端末に、議事録または会議の決定事項として配信する。なお、送信先のアドレスはリモコン10で設定可能となっている。これにより、RAM23に保存されている画像から任意の画像を選択して、LANを介して会議参加者へ議事録または会議の決定事項として配信することができる。
【0063】
なお、全体制御部21は、画像を配信する場合に、画像を画像情報ファイルやPDFファイルに変換し、既存のE−mailとして送信することにしても良い。既存のE−mail方式を使用することで、現在普及しているネットワーク環境、E−mailのメールサーバを利用でき、本プレゼンテーション装置を使用するにあたり新たな配信サーバの設定、保守管理が必要なく容易に利用することが可能となる。
【0064】
つぎに、図6を参照して、パソコン5を接続してパソコン5上で作成したプレゼンテーション情報ファイルを使用してプレゼンテーションを行う場合を説明する。図6は、パソコン上で作成したプレゼンテーション情報ファイルを使用してプレゼンテーションを行う場合を説明するための説明図である。
【0065】
図1のプレゼンテーション装置1は、パソコン5を接続可能であるので、シート原稿だけではなくパソコン5上で作成されたプレゼンテーション情報ファイルをそのままホワイトボード3に投影表示することが可能である。パソコン5上のプレゼンテーション情報ファイル(アプリケーションファイル)を、プロジェクタ2で投影表示したい場合は、操作者がリモコン10の入力切替ボタンを押下し、これに応じて、全体制御部21は、アナログスイッチ25を切り替え、アナログRGB入力部28からの入力をアナログRGB出力部27からプロジェクタ2に出力する。これにより、パソコン5のプレゼンテーション情報ファイルが投影画像としてホワイトボード3に投影表示される(図6(c)、(d))。ホワイトボード3に投影した画像については、シートスキャナ12の読み取り画像と同様に、拡大表示、スクロール表示、および筆記スペース表示が可能となっている(図6(b)、(f))。
【0066】
また、リモコン10の入力切替ボタンで、ホワイトボード3の投影画面をパソコン5の画面とRAM23に格納されている画像(サムネイル一覧画面)とを切り替えることができる(図6(d)、(e))。
【0067】
次に、操作者が、プロジェクタ2でホワイトボード3に投影表示されている投影画像に修正/追加等を行う場合、投影表示されているホワイトボード3上にマーカーペン4によって直接筆記する(図6(g)、(h)、(i))。
【0068】
ここで、操作者により、リモコン10の追記保存ボタンが押されると、全体制御部21は、ホワイトボード3に投影しているアナログRGB入力部28から入力されるパソコン5の表示画像(投影画像A)を、A/D変換器26によってデジタル信号に変換した後、RAM23に保存する。つぎに、全体制御部21は、アナログスイッチ25を切替え、全黒画像をプロジェクタ2に転送して投影させる。この後、全体制御部21は、デジタルカメラ11に撮影指示を送出し、これに応じて、デジタルカメラ11では、ホワイトボード3に表示されている筆記画像Bの撮影を行い、撮影した筆記画像BをRAM23に格納する。
【0069】
画像処理部24は、デジタルカメラ11によって撮影されてRAM23に保存された筆記画像Bと、全黒画像が表示される前に表示されていたRAM23に保存されている投影画像Aとを合成して合成画像を生成してRAM23に保存する。この場合も、画像処理部24は、生成した合成画像のサムネイル画像を作成してRAM23に保存する。この合成画像のサムネイル画像も上述したサムネイル画像一覧表示の対象となる。このように、筆記操作によって修正/追加等された情報を何時でも選択して表示することが可能である。
【0070】
なお、図5の場合と同様に、会議や打ち合わ等のプレゼンテーションが終了した後は、RAM23に保存した画像を選択して、LANを介して会議参加者の端末に配信することができる。
【0071】
上記の例では、プレゼンテーション資料は、シート原稿のシートスキャナによる読み込み、及び接続パソコン上のデータの表示について説明したが、LAN Controller22でネットワークI/F9を介してプレゼンテーションに使用する画像ファイルを予め受信してRAM23に格納し、RAM23に格納した画像ファイルをホワイトボード3に投影することにしても良い。これにより、シート原稿、パソコンの準備が不要となる。
【0072】
なお、上記では、プレゼンテーション装置1とプロジェクタ2とを別体に構成したが、プレゼンテーション装置1とプロジェクタを一体に構成することにしても良い。図7は、プレゼンテーション装置とプロジェクタを一体に構成した場合のプレゼンテーション装置の外観構成を示す図である。図7において、19は、プロジェクタ部の投影レンズを示している。図8は、図7のプレゼンテーション装置1が、シート原稿Cを読み取る動作を説明するための図である。読取原理は、上記図3と同様であるのでその説明は省略する。
【0073】
以上説明したように、本実施の形態のプレゼンテーション装置1によれば、デジタルカメラ11でホワイトボード3を撮影する場合に、全体制御部20は、プロジェクタ2でホワイトボード3に投影している投影画像の替わりに、全黒画像をプロジェクタに投影させ、デジタルカメラ11は、ホワイトボード3の撮影を行い、これにより、筆記画像のみが撮影され、撮影した筆記画像と全黒画像が表示される前に表示されていた投影画像とを合成して合成画像を生成することとしたので、デジタルカメラ11では、ホワイトボード3に筆記された筆記画像のみを撮影することができ、投影部分と非投影部分の明るさムラを排除することが可能となる。また、現在のプロジェクタで投影される投影画像は、元の画像情報より解像度が低いため元の画像情報より劣化しており、さらに、その投影画像を撮影することにより更に画像が劣化してしまうが、投影画像を撮影しないで筆記画像のみを撮影して、元の画像情報と合成することとしたので、画質の劣化を防ぐことが可能となる。
【0074】
また、本実施の形態のプレゼンテーション装置1によれば、ネットワークを介してデータ通信を行うためのLAN Controller(ネットワーク処理部)22を備えているので、ネットワークを介してデータの送受信を行うことが可能となる。
【0075】
また、本実施の形態のプレゼンテーション装置1によれば、コンピュータ(例えば、パソコン)と接続するためのアナログRGB入力部28を備え、コンピュータ5からアナログRGB入力部28を介して入力される画像情報をプロジェクタ2に出力してホワイトボード3に投影画像として投影させることとしたので、コンピュータ5の画面をホワイトボード3に表示することが可能となる。
【0076】
また、本実施の形態のプレゼンテーション装置1によれば、シート原稿の原稿画像を読み取るシートスキャナ12を備え、シートスキャナ12で読み取った原稿画像をプロジェクタ2で投影することとしたので、シート原稿をプロジェクタ2で投影することが可能となり、急な資料の表示が可能となる。
【0077】
また、本実施の形態のプレゼンテーション装置1によれば、LAN Controller(ネットワーク処理部)22でネットワークを介して受信した画像情報を、プロジェクタ2で投影することとしたので、シート原稿やパソコンの準備等が不要となるため、パソコンの運搬・設置・起動といった会議の前準備が不用となり効率良く会議を行なうことが可能となる。
【0078】
また、本実施の形態のプレゼンテーション装置1によれば、プレゼンテーション装置と投影装置を一体的に構成することとしたので、プレゼンテーション装置と投影装置の構造をコンパクト化することが可能となる。
【0079】
また、本実施の形態のプレゼンテーション装置1によれば、シートスキャナ12で読み取った画像情報、デジタルカメラ11で撮影した筆記画像、および画像処理部24で合成した合成画像をRAM23に格納し、また、画像処理部24でこれの画像のサムネイル画像を生成して、RAM23に格納し、このRAM23に格納されているサムネイル画像の一覧を、プロジェクタ2にホワイトボード3に投影させ、投影されたサムネイル画像の一覧の中からサムネイル画像を選択し、選択されたサムネイル画像に対応する画像をプロジェクタ2でホワイトボード3に投影することとしたので、シートスキャナ12で読み取った画像情報、デジタルカメラ11で撮影した筆記画像、および画像処理部24で合成した合成画像を順次送りして、表示切り替えを行う必要がなくなり、任意のページの画像を素早く選択して表示することが可能となる。
【0080】
また、LAN Controller(ネットワーク処理部)22は、ネットワークを介してRAM23に格納されている画像を配信することとしたので、画像を会議参加者への議事録、または会議の決定事項として配信することができ、議事録を別途作成しなくても良くなる。また、随時保存した内容をその場で配信できるので、従来の会議のように会議後の議事録、配信処理をしなくて良く、会議時間の間で会議を終えることができ、会議の効率を上げることができる。
【0081】
また、LAN Controller(ネットワーク処理部)22は、RAM23に格納されている画像を、E−Mailの形式で配信することとしたので、既存のE−mail方式にすることで、現在普及されているネットワーク環境やE−mailのメールサーバを利用でき、本プレゼンテーション装置を使用するにあたり新たな配信サーバの設置やその保守管理が不要となる。
【0082】
なお、本発明は、上記した実施の形態に限定されるものではなく、発明の要旨を変更しない範囲で適宜変形可能である。
【0083】
例えば、上記した実施の形態では、リモコン10でプレゼンテーション装置1を操作することとしたが、パソコン5にプレゼンテーション装置1の操作用のアプリケーションソフトをインストールして、パソコン5の画面からプレゼンテーション装置を操作することにしても良い。
【0084】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、筆記可能な表示板に、投影装置で画像を投影してプレゼンテーションを行うプレゼンテーションシステムにおけるプレゼンテーション装置において、前記表示板を撮影するための撮影手段と、シート原稿の原稿画像を読み取る画像読取手段と、前記画像読取手段で読み取った原稿画像等を前記投影装置に出力する出力手段と、を備えたこととしたので、シート原稿を表示板に投影することができ、急な資料の表示が可能なプレゼンテーション装置を提供することが可能となるという効果を奏する。
【0085】
また、本発明によれば、筆記可能な表示板に投影装置で画像を投影してプレゼンテーションを行うプレゼンテーションシステムにおけるプレゼンテーション装置において、前記投影装置が前記表示板に投影する画像を、前記投影装置へ出力する出力手段と、前記表示板を撮影するための撮影手段と、前記前記撮影手段で前記表示板を撮影する場合に、前記投影手段で前記表示板に投影している投影画像を非投影状態にさせ、前記表示板に筆記された筆記画像のみを撮影させるべく制御する撮影制御手段と、前記撮影手段で撮影された筆記画像と、前記表示板に投影されていた前記投影画像とを合成して合成画像を生成する画像合成手段と、を備えたこととしたので、表示板に投影した画像や筆記した画像を同時に記録する場合に、明るさにムラのない適正な画像を得ることが可能なプレゼンテーション装置を提供することが可能となるという効果を奏する。
【0086】
また、本発明によれば、前記撮影制御手段は、前記撮影手段で前記表示板を撮影する場合に、前記投影手段に前記投影画像の替わりに全黒画像を投影させて非投影状態にすることとしたので、簡易に投影画像を非投影状態とすることが可能となる。
【0087】
また、本発明によれば、ネットワークを介してデータの送受信を行うネットワーク処理手段を備えたこととしたので、ネットワークを介してデータの送受信を行うことが可能となる。
【0088】
また、本発明によれば、パソコンと接続するためのインターフェイスを備え、前記出力手段は、前記パソコンから前記インターフェイスを介して入力される画像情報を前記投影手段に出力することとしたので、シート原稿をプロジェクタ2で投影することが可能となる。
【0089】
また、本発明によれば、さらに、シート原稿の原稿画像を読み取る画像読取手段を備え、前記出力手段は、前記画像読取手段で読み取った原稿画像を前記投影装置に出力することとしたので、シート原稿を投影装置で投影することが可能となる。
【0090】
また、本発明によれば、前記出力手段は、前記ネットワーク処理手段でネットワークを介して受信した画像を前記投影装置に出力することとしたので、シート原稿やパソコンの準備等が不要となるため、パソコンの運搬・設置・起動といった会議の前準備が不用となり効率良く会議を行なうことが可能となる。
【0091】
また、本発明によれば、前記投影装置と一体的に構成したので、プレゼンテーション装置と投影装置の構造をコンパクト化することが可能となる。
【0092】
また、本発明によれば、さらに、前記画像読取手段で読み取った原稿画像、前記撮影手段で撮影した筆記画像、および前記合成手段で合成した合成画像を保存する記憶手段と、前記記憶手段に保存されている画像のサムネイル画像を生成して、前記記憶手段に格納するサムネイル画像生成手段と、前記記憶手段に格納されたサムネイル画像の一覧を、前記投影装置に前記表示板に投影させるサムネイル画像表示制御手段と、前記投影されたサムネイル画像の一覧の中からサムネイル画像を選択する選択手段と、前記選択手段で選択されたサムネイル画像に対応する画像を、前記投影装置に前記表示板に投影させる画像投影制御手段と、を備えたこととしたので、画像読取手段で読み取った画像情報、撮影手段で撮影した筆記画像、および画像処理部で合成した合成画像を順次送りして表示切り替えを行う必要がなくなり、任意のページの画像を素早く選択して表示することが可能となる。
【0093】
また、本発明によれば、さらに、前記画像読取手段で読み取った原稿画像、前記撮影手段で撮影した筆記画像、および前記合成手段で合成した合成画像を保存する記憶手段を備え、前記ネットワーク処理手段は、前記記憶手段に格納されている画像をネットワークを介して配信することとしたので、画像を会議参加者への議事録または会議の決定事項として配信することができ、議事録を別途作成しなくても良くなる。また、随時保存した内容をその場で配信できるので、従来の会議のように会議後の議事録、配信処理をしなくて良く、会議時間の間で会議を終えることができ、会議の効率を上げることが可能となる。
【0094】
また、本発明によれば、前記ネットワーク処理手段は、前記画像をE−Mailの形式で配信することとしたので、既存のE−mail方式にすることで、現在普及されているネットワーク環境やE−mailのメールサーバを利用でき、本プレゼンテーション装置を使用するにあたり新たな配信サーバの設置やその保守管理が不要となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本実施の形態にかかるプレゼンテーションシステムの外観構成を示す図である。
【図2】 図1のプレゼンテーション装置の詳細な外観構成を示す図である。
【図3】 プレゼンテーション装置のシートスキャナが、シート原稿を読み取る動作を説明するための図である。
【図4】 図1のプレゼンテーション装置のハードウエア構成を示す図である。
【図5】 プレゼンテーション装置でシート原稿を読み取ってプレゼンテーションを行う場合を説明するための説明図である。
【図6】 パソコン上で作成したプレゼンテーション情報ファイルを使用してプレゼンテーションを行う場合を説明するための説明図である。
【図7】 プレゼンテーション装置とプロジェクタを一体に構成した場合のプレゼンテーション装置の外観構成を示す図である。
【図8】 図7のプレゼンテーション装置がシート原稿を読み取る動作を説明するための図である。
【符号の説明】
1 プレゼンテーション装置
2 プロジェクタ(投影装置)
3 ホワイトボード
4 マーカーペン
5 パソコン
10 リモコン
11 デジタルカメラ
12 シートスキャナ(画像入力部)
13 出力RGBケーブル
14 入力RGBケーブル
15 LAN I/F
16 プロジェクタ設置台
17 LANケーブル
20 メイン制御ボード
21 全体制御部
22 LAN Controller(ネットワーク処理部)
23 RAM
24 画像処理部
25 アナログスイッチ
26 A/D変換器
27 アナログRGB出力部
28 アナログRGB入力部
30 リモコン受信部
Claims (9)
- 筆記可能な表示板に、投影装置で画像を投影してプレゼンテーションを行うプレゼンテーションシステムにおけるプレゼンテーション装置において、
シート原稿の原稿画像を読み取る原稿読取手段と、
前記投影装置が前記表示板に投影する画像を、前記投影装置へ出力する出力手段と、
前記表示板を撮影するための撮影手段と、
前記表示板に投影した画像と筆記画像を同時に記録する場合に、明るさにムラのない適正な画像を得るために、前記撮影手段で前記表示板を撮影する場合には、前記投影手段で前記表示板に投影している投影画像を非投影状態にさせ、前記表示板に筆記された筆記画像のみを撮影させるべく制御する撮影制御手段と、
前記撮影手段で撮影された筆記画像と、前記表示板に投影されていた前記投影画像とを合成して合成画像を生成する画像合成手段と、
を備えたことを特徴とするプレゼンテーション装置。 - 操作者のキー操作に応答して、筆記スペースを確保すべく、前記表示板に投影された画像を移動させる筆記スペース処理手段を備えたことを特徴とする請求項1に記載のプレゼンテーション装置。
- ネットワークを介してデータの送受信を行うネットワーク処理手段を備えたことを特徴とする請求項1または請求項2に記載のプレゼンテーション装置。
- 前記出力手段は、前記ネットワーク処理手段でネットワークを介して受信した画像を前記投影装置に出力することを特徴とする請求項3に記載のプレゼンテーション装置。
- 前記ネットワーク処理手段は、前記合成画像をE−Mailの形式で配信することを特徴とする請求項3に記載のプレゼンテーション装置。
- パソコンと接続するためのインターフェイスを備え、
前記出力手段は、前記パソコンから前記インターフェイスを介して入力される画像を前記投影手段に出力することを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれか1つに記載のプレゼンテーション装置。 - さらに、シート原稿の原稿画像を読み取る画像読取手段を備え、
前記出力手段は、前記画像読取手段で読み取った原稿画像を前記投影装置に出力することを特徴とする請求項1〜請求項6のいずれか1つに記載のプレゼンテーション装置。 - 前記投影装置と一体的に構成したことを特徴とする請求項1〜請求項7のいずれか1つに記載のプレゼンテーション装置。
- さらに、
前記画像読取手段で読み取った原稿画像、前記撮影手段で撮影した筆記画像、および前記合成手段で合成した合成画像を保存する記憶手段と、
前記記憶手段に保存されている画像のサムネイル画像を生成して、前記記憶手段に格納するサムネイル画像生成手段と、
前記記憶手段に格納されたサムネイル画像の一覧を、前記投影装置に前記表示板に投影させるサムネイル画像表示制御手段と、
前記投影されたサムネイル画像の一覧の中からサムネイル画像を選択する選択手段と、
前記選択手段で選択されたサムネイル画像に対応する画像を、前記投影装置に前記表示板に投影させる画像投影制御手段と、
を含むことを特徴とする請求項1〜請求項8のいずれか1つに記載のプレゼンテーション装置。
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