JP2005079913A - コンテンツ作成システム、講義ビデオ作成システム、テレビ会議システム - Google Patents

コンテンツ作成システム、講義ビデオ作成システム、テレビ会議システム Download PDF

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Abstract

【課題】複数のアプリケーションに基づく画像情報を含むコンテンツであって、そのコンテンツの再生を1つのアプリケーションソフトウェアによって行うことができる汎用性の高いコンテンツを、簡単に作成する。
【解決手段】講師用コンピュータ1には、必要な講義用資料を表示されるとともに、カメラ2によって撮影された講師の撮影画像や、タブレット3からの手書き画像データが合成され、表示される。講師用コンピュータ1の画像表示信号は、プロジェクタ4に送られるとともに、スキャンコンバータ5に送られる。スキャンコンバータ5で生成した画像表示信号に基づくアナログビデオ信号は、録画用コンピュータ6に送られ、デジタル動画ファイルに変換される。録画用コンピュータ6で作成された の動画ファイルは、ビデオサーバ8にアップロードされ、図示しないネットワークを介して講義ビデオの配信に供せられる。
【選択図】図1

Description

本発明は、画像を含むコンテンツを作成するコンテンツ作成システム、及びこのコンテンツ作成システムを利用する講義ビデオ作成システム、テレビ会議システムに関する。
画像を含むコンテンツのうち、講義用ビデオは、講師の映像だけでなく講義資料や手書き情報の画像を含むことが望ましい。また、テレビ会議における参加者端末に表示される画像も、発言者の映像だけでなく複数の参加者の映像や会議資料の画像を含むことが望ましい。
講義資料と講師の映像を含む画像コンテンツを作成するシステムとしては、非特許文献1に示されるソフトウェアが知られている。このソフトウェアは、Power Point文書と撮影映像とから、ツーウィンドウ構成のコンテンツを生成するものである。しかし、このソフトウェアを利用したコンテンツの作成は、撮影後の編集作業を必要とする。すなわち、プレゼンテーションのためのPower Point文書とビデオ映像との同期させるための関連付け作業を手動で行う必要がある。
講義あるいはプレゼンテーション時に、予め作成した電子化文書に手書き情報を付加した画像情報を生成するものとして、特許文献1および特許文献2に記載されるシステムが提案されている。しかし、これらのシステムは、電子化文書と手書き情報を関連付けて記憶するものであるため、生成した画像情報の再生に専用のソフトウェアを必要とするため、ストリーム配信に適さない。また、電子化文書と手書き情報を関連付けて記憶するためのシステムが大規模になるとともに、作成に時間がかかる。
特許文献3には、複数の画像の配信が可能な遠隔講義装置が記載されている。この遠隔講義装置は、講師の映像、講義内容を示す画像、手書き画像が可能であるが、それらは複数のウィンドウに表示するものである。したがって、簡単に再生できる講義ビデオの作成には適さない。
特許文献4には、講演者の撮影画像とプロジェクタ投影画像とを合成して配信する講演会のビデオ配信システムが記載されている。このシステムは、サーバ装置が、デジタル映像データ、デジタル音声データ、及びデジタル投影画像データを別々に管理し、配信時に合成するものであるため、サーバの負担が大きく、大規模なシステムが必要である。そのため、また、講演者の手書き入力情報の配信が簡単ではない。
「マイクロソフト プロデューサー for パワーポイント 2002」、<URL:http://www.microsoft.com/japan/office/powerpoint/producer/> 特開2002−44585号公報 特開2001−16384号公報 特開2000−250392号公報 特開2002−271769号公報
本発明は、上記事情に鑑みなされたもので、複数のアプリケーションに基づく画像情報を含むコンテンツであって、そのコンテンツの再生を1つのアプリケーションソフトウェアによって行うことができる汎用性の高いコンテンツを、簡単に作成できるシステム、及びそのようなコンテンツ作成システムを用いて作成したコンテンツを利用するビデオ作成システム及びテレビ会議システムを提供することを目的とする。
本発明のコンテンツ作成システムは、画像を含むコンテンツを作成するものであって、複数の画像データを合成し、合成画像データを生成する画像合成手段と、前記合成画像データに基づく表示用合成画像信号を生成するビデオ信号生成手段と、前記表示用合成画像信号に基づくデジタル動画データを含む動画ファイルを生成する動画ファイル生成手段とを備えるものである。
本発明によれば、複数種類の画像生成アプリケーションによって生成される複数の画像データを合成して得た表示用合成画像信号(Picture in Picture信号)を利用して動画ファイルを作成するので、画像生成アプリケーションが限定されず、複数種類の画像を含むコンテンツを、簡単に作成することができる。すなわち、合成画像データを生成する手段が実行可能なアプリケーションであれば、どのようなアプリケーションによる画像でも利用できる。さらに、作成されたコンテンツは、動画ファイルとして生成されるので再生も容易であり、ストリーム配信用のコンテンツとしても好適である。
本発明のコンテンツ作成システムは、さらに、音声信号を入力する音声入力手段を備え、前記動画ファイルが、前記音声信号に基づく音声データを含むものを含む。本発明によれば、動画ファイルとして出力するので音声信号を同時に付加することが簡単に行うことができる。
本発明のコンテンツ作成システムは、さらに、動画撮影が可能な撮像手段を備え、前記画像合成手段によって合成される画像データが、前記撮像手段によって撮影された動画データを含むものを含む。本発明によれば、生成するコンテンツが撮影手段による動画データを含むものであっても、合成画像データを生成するだけでよいので、動画データと他の画像データとの同期について意識することなく簡単に複数の画像データを含むコンテンツを作成することができる。
本発明のコンテンツ作成システムは、手書き画像データを入力する手書きデータ入力手段を備え、前記画像合成手段によって合成される画像データが、前記手書き画像データを含むものを含む。本発明によれば、生成するコンテンツが手書き画像データを含むものであっても、合成画像データを生成するだけでよいので、手書き画像データと他の画像データとの同期について意識することなく簡単に複数の画像データを含むコンテンツを作成することができる。
本発明のコンテンツ作成システムは、前記画像合成手段によって合成される画像データが、プレゼンテーションソフトウェアを用いて生成される画像データを含むものを含む。
本発明のコンテンツ作成システムは、前記表示用合成画像信号が、アナログビデオ信号であるものを含む。
本発明の講義ビデオ作成システムは、上記したコンテンツ作成システムを利用して生成した前記動画ファイルを講義ビデオとして出力するものである。
本発明によれば、講義に使用する教材の画像の合成画像を動画データとして取り込むので、講師の映像と教材画像との同期作業が不要になる等、講義終了後の編集作業がほぼ不要になり、講義ビデオの作成負担が大幅に減少する。講師が講義中に使用した画像データをそのまま、講義ビデオとするので、講師単独での講義ビデオの作成も可能であり、講義終了と同時に講義ビデオを完成させることも可能である。また、アナログビデオ信号等の表示用画像信号を利用して動画ファイルを作成するので、講師が講義資料提示用に利用するアプリケーションが限定されず、講義内容を充実したものとすることができる。
合成する画像として、撮像手段によって撮影した講師の映像を利用することにより、臨場感の溢れた講義ビデオを得ることができる。実物の教材をその場で撮影した映像を利用することにより、事前の準備負担なしに多くの教材を講義に使用することができる。さらに、講師による手書き画像データを利用することにより、講義中の板書と同様の情報を鮮明に見ることができる講義ビデオを作成することができる。
このように、講義用ビデオ中で提示する画像が、複数種類の画像生成アプリケーションによって生成されるものであっても、個別のアプリケーションによる画像データを出力するだけで講義ビデオに取り込むことができるので、講義用の教材の準備が簡単になる。また、表示させた教材用の画像に手書き画像データに基づく画像合成することができるので、予め用意する教材用の画像も簡単なものとすることができる。さらに、講義ビデオを動画データとして生成するので、複数種類のアプリケーションによる画像データを含む講義ビデオのストリーム配信も可能となる。
本発明の講義ビデオ作成システムは、前記合成画像データに基づく画像を表示する表示手段を備えるものを含む。本発明によれば、合成画像データに基づく画像をプロジェクタ等の表示手段に表示しながら、教室等で聴講者に対して講義をすると同時に、教材等の表示内容、講師の撮影画像、講義音声等を動画データとして記録できるので、講義ビデオを簡単に作成することができる。また、実際の講義の内容がそのまま記録されるので、講義ビデオによる聴講者も、教室等での実際の聴講者と同レベルの講義を受けることができる。
本発明の講義ビデオ作成システムは、前記画像合成手段が、講師用のコンピュータによって実現されるものを含む。本発明によれば、講義に使用する教材は、一般に講師用のコンピュータによって出力されるので、講師用のコンピュータで画像合成手段を実現することにより、合成すべき画像データの取得が簡単になる。また、講師も事前準備及び講義画像の提示を自身のコンピュータで行えるので、操作負担が軽減する。さらに、講師用コンピュータ上の画像がそのまま、動画ファイルとして記録されるので、講義の途中でも提示する講義資料の種類及びその大きさ、時間等を随時変更することが可能であり、講義資料の提示の自由度が大幅に向上する。
本発明の講義ビデオ作成システムは、さらに、ネットワークに接続されたサーバ装置を備え、前記サーバ装置が、前記講義ビデオを前記ネットワークを介して配信するものであるものを含む。本発明によれば、ネットワークによる講義ビデオの配信を迅速に行うことができる。
本発明の講義ビデオ作成システムは、前記サーバ装置が、前記講義ビデオをライブ配信するものであるものを含む。本発明によれば、講義終了と同時に、講義ビデオが完成するので、講義ビデオのライブ配信も可能となる。
本発明のテレビ会議システムは、上記したコンテンツ作成システムを利用して生成した前記デジタル動画データを、テレビ会議参加者の端末装置に配信する手段を備えるものである。本発明によれば、会議参加者の映像を含む画像や手書き情報を含む画像も、簡単に同期を取って作成できるので、大規模なシステムを利用することなく、各参加者が多くの情報を共有できる。また、参加者に対する会議画像が1つの動画データとして送信されるので、通信容量も少なくてすむ。
本発明のテレビ会議システムは、前記端末装置に、手書き画像データを入力する手書きデータ入力手段を備え、前記画像合成手段によって合成される画像データが、前記端末装置からの手書き画像データを含むものを含む。本発明によれば、会議参加者による手書き画像と簡単に他の会議参加者に配信することができる。
本発明のテレビ会議システムは、マルチユーザによる利用が可能となるターミナルサーバ装置を備え、前記端末装置が、前記ターミナルサーバ装置のクライアントとしての機能を有するものであり、前記ターミナルサーバ装置が、少なくとも前記画像合成手段、前記ビデオ信号生成手段、及び動画ファイル生成手段を実現するとともに、前記端末装置からの制御信号により、前記合成される画像データの少なくとも一部の画像データを生成するアプリケーションの実行するものであるものを含む。本発明によれば、テレビ会議の参加者が、それぞれ必要な会議資料の提示を制御することができ、さらに充実した会議を行うことができる。
以上の説明から明らかなように、本発明によれば、複数のアプリケーションに基づく画像情報を含むコンテンツであって、そのコンテンツの再生を1つのアプリケーションソフトウェアによって行うことができる汎用性の高いコンテンツを、簡単に作成することができる。また、そのようなコンテンツ作成システムを用いて作成したコンテンツを利用するビデオ作成システム及びテレビ会議システムを提供することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて説明する。
(第1の実施の形態)
図1は、本発明の講義ビデオ作成システムの実施の形態の概略構成を示す図である。図1の講義ビデオ作成システムは、教室等での講義と同時に講義ビデオを作成するものであり、講師用コンピュータ1、カメラ2、タブレット3、プロジェクタ4、スキャンコンバータ5、録画用コンピュータ6、マイクロホン7、ビデオサーバ8を含んで構成される。
講師用コンピュータ1は、講師が講義に使用するコンピュータであり、例えばノート型PCである。講師用コンピュータ1には、予め、Power Point等のプレゼンテーションソフトウェアで作成された講義用素材が用意されている。また、Webサイトのコンテンツを講義に使用する場合は、Webブラウザをインストールしておくと共にインターネットに接続可能としておく。
講師用コンピュータ1には、カメラ2とタブレット3が、例えばUSB接続により接続される。カメラ2は、講義中の講師を撮影する講師撮影用カメラであり、タブレット3は、講義中の板書と同様に、講師が手書きデータを入力するためのものである。講師用コンピュータ1には、カメラ2からの映像をデスクトップ上に表示させるソフトウェアと、タブレット3からの手書き情報をデスクトップ上に描画するためのソフトウェアが予めインストールされる。これらのソフトウェアは、周知の技術により簡単に作成することができる。既に作成されたソフトウェアは、例えば、「COE e-Learning Tools」、<URL:http://coe-el.sfc.keio.ac.jp/>でダウンロードすることができる。このサイトからダウンロードされるソフトウェアは、カメラ2からの撮影画像及びタブレット3からの手書き画像と1又は複数の講義用素材画像とを合成した合成画像データを生成するものである。
ここで生成される合成画像データは、複数の画像を重ね合わせたものでも、一部の画像を部分的に上書きしたものでも、それぞれの画像を所定の大きさの領域に配置したものでよい。また、合成する各アプリケーション画像(カメラ画像、手書き画像を含む。)の大きさは、任意であり、講師が変更可能である。
講師用コンピュータ1の外部モニタ出力端子(図示せず)には、デスクトップの画面を映像として図示しない大規模スクリーンに表示するためのプロジェクタ4が接続される。スキャンコンバータ4は、講師用コンピュータ1の外部モニタ出力端子(図示せず)に接続され、この出力端子から出力されるデジタル信号を表示用画像信号の1つであるアナログビデオ信号に変換するものである。
録画用コンピュータ6は、スキャンコンバータ5で取得したアナログビデオ信号をビデオキャプチャボードにより入力し、既存のビデオキャプチャソフトを用いて動画ファイル、例えばWindows Media 形式(.WMV)にリアルタイムでエンコードする。Windows Media 形式の動画ファイルは、非常に軽量である。例えば、録画解像度を640pixels×480pixels、配信ビットレートを250bpsに設定すると、1時間あたりのファイル容量は約100MBである。録画解像度を640pixels×480pixelsで、講師用コンピュータ1の画面上の資料及びタブレット描画による板書は、問題なく判読可能である。また、フレームレートは、10fps程度であり、講師の表情や板書の動き等を違和感なく閲覧することが可能である。録画用コンピュータ6の性能は、例えば、Pentium4, 2.4GHzプロセ
ッサ、メモリ1GB、ハードディスク容量180GBである。
マイクロホン7は、講師の音声信号取得するためのものであり、録画用コンピュータ6に接続される。録画用コンピュータ6は、動画ファイルの生成時に音声データの付加を行う。なお、図1では、マイクロホン7を録画用コンピュータ6に接続したが、講師コンピュータ6に接続し、講師用コンピュータ6で取得した音声データを録画用コンピュータ6に送ってもよい。
ビデオサーバ8は、録画用コンピュータ6で作成された動画ファイルがアップされ、ストリーミング配信するものである。ビデオサーバ8は、例えば、Windows 2000Server がインストールされたコンピュータであり、その性能は、Pentium 3,750MHzプロセ
ッサ、メモリ512MB、ハードディスク容量240GBである。
このような構成を有する講義ビデオを作成システムの動作について説明する。講義室には、予め、講師用コンピュータ1以外の機器が用意されている。講師は、講義用素材を記憶した自己のコンピュータ1のUSB端子にカメラ2、タブレット3を接続し、ビデオ出力端子にプロジェクタ4及びスキャンコンバータ5を接続する。そして、全ての機器を動作させ、講師用コンピュータ1に用意した講義資料表示用のアプリケーションを起動する。
講師は、このようなシステムの状態で講義を開始し、講師用コンピュータ1に必要な講義用資料を表示させながら講義を進める。講師用コンピュータ1の画像表示信号は、プロジェクタ4に送られるので、図示しない大規模スクリーンにも表示される。講師用コンピュータ1には、講義用資料の一部にカメラ2からの撮影画像が表示される。図2に、表示画像の一例を示す。図2は、表示画面400のほぼ大部分の領域に、プレゼンテーションソフトウェアによる表示画像410を表示させ、さらに表示画面400の右下部に講師の撮影映像420が表示されている状態を模式的に示したものである。
講師用コンピュータ1の画像表示信号は、同時にスキャンコンバータ5に送られ、スキャンコンバータ5では、画像表示信号に基づくアナログビデオ信号が生成される。そして、生成されたアナログビデオ信号は、録画用コンピュータ6に送られ、デジタル動画ファイルに変換される。すなわち、アナログビデオ信号は、録画用コンピュータ6のビデオキャプチャボード(図示せず)を介して入力され、既存のビデオキャプチャソフトを用いてWindows Media 形式(WMV)のデジタル画像データにリアルタイムでエンコードされる。その際、マイクロホン7によって入力された音声信号も同時にデジタル化され、合わせて出力される。
録画用コンピュータ6で作成されたWindows Media 形式(WMV) の動画ファイルは、ビデオサーバ8にアップロードされる。そして、図示しないネットワークを介して講義ビデオの配信に供せられる。アップロードされる講義ビデオは動画ファイルであるので、ストリーム配信も可能であり、したがって、実際の講義とほぼ同時のライブ配信も可能であり、遠隔講義も実現できる。
(第2の実施の形態)
図3は、本発明のテレビ会議システムの実施の形態の概略構成を示す図である。図3のテレビ会議システムは、ネットワーク100を介して接続された会議用表示サーバ20、参加者用コンピュータ30、40、及び会議用表示サーバ20に接続された主参加者用コンピュータ10を含んで構成される。
主参加者用コンピュータ10は、会議の主参加者がテレビ会議端末として使用するコンピュータである。主参加者用コンピュータ10には、主参加者の映像を撮影するカメラ11、主参加者の音声を取得するマイクロホン12、主参加者の手書き情報を入力するタブレット13が接続されるとともに、プレゼンテーションソフトウェア等による会議資料の表示が可能とされる。そして、主参加者の撮影映像、タブレット13による手書き画像データ、会議資料データ、音声データは、直接会議用表示サーバ20に送られる。
参加者用コンピュータ30及び40は、会議の参加者がテレビ会議端末として使用するコンピュータである。図3では2台のコンピュータを記載してあるが、台数は任意である。参加者用コンピュータ30及び40には、参加者の映像を撮影するカメラ31及び41、参加者の音声を取得するマイクロホン32及び42、参加者の手書き情報を入力するタブレット33及び43が接続される。タブレット33及び43は省略が可能である。参加者の撮影映像、タブレット33及び43による手書き画像データ、マイクロホン32及び42で取得した音声データは、ネットワークを介して会議用表示サーバ20に送られる。
会議用表示サーバ20は、主参加者用コンピュータ10からの画像データと、参加者用コンピュータ30及び40からの画像データを合成し、合成した画像データに基づくアナログビデオ信号を生成し、さらに生成したアナログビデオ信号に基づくデジタル動画データを含む動画ファイルを生成する。そして、生成した動画ファイルを主参加者用コンピュータ10に直接送信するとともに、ネットワーク100を介して参加者用コンピュータ30及び40に送信する。また、その際、合わせて、受信した音声データを生成した動画データとともに送信する。したがって、会議の参加者は、会議資料画像に各参加者の撮影画像が合成された画像を、それぞれのコンピュータに備えられた表示器(図示せず)によって見ることができる。
会議用表示サーバのアナログビデオ信号は、録画用コンピュータ50に送られ、録画用コンピュータ50では、アナログビデオ信号をビデオキャプチャボードにより入力し、既存のビデオキャプチャソフトを用いて動画ファイル、例えばWindows Media 形式(.WMV)にリアルタイムでエンコードする。同時に音声データも取得し、デジタル化する。録画用コンピュータ50で生成された音声データ付きビデオデータは、ビデオサーバ60にアップロードされ、会議のストリーム配信及び記録に利用される。
録画用コンピュータ50及びビデオサーバ60は、図1の講義ビデオ作成システムにおける録画用コンピュータ6及びビデオサーバ8と同様のものであるので、説明を省略する。
なお、会議用表示サーバ20、参加者用コンピュータ30及び40相互間の画像データ及び音声データの送受信は、既存のインターネットテレビ会議システムを利用して行う。インターネット会議システムは、例えば、<URL:http://messenger.yahoo.co.jp/>や<URL:http://www.cybernet.co.jp/webex/>に示されるものが利用可能である。
タブレット13、33、43からの手書き情報を合成する場合、会議用表示サーバ20は、各コンピュータ10、30、40からのタブレット使用要求に応じていずれか1つのタブレットからの手書き情報をリアルタイムで合成する。
図3のテレビ会議システムでは、ネットワーク10に接続された会議用表示サーバ20が、受信した画像の合成、アナログビデオ信号の生成、デジタル画像データの生成を行うものとして記載したが、処理能力によっては、主参加者用コンピュータ10が実行しているプレゼンテーションソフトウェア等のアプリケーションプログラムの実行も行うようにしてもよい。
その場合、会議用表示サーバ20には、マルチユーザによる利用が可能となるターミナルサーバ機能が付加される。そして、ターミナルサーバのクライアントとしても動作する主参加者用コンピュータ10、参加者用コンピュータ30、40との間でリモートデスクトッププロトコル(RDP)でデータの送受信を行い、必要なアプリケーションプログラムの実行が行われる。このような構成とすると、テレビ会議の参加者が、それぞれ必要な会議資料の提示を制御することができる。
本発明の講義ビデオ作成システムの実施の形態の概略構成を示す図 本発明の講義ビデオ作成システムにおける講義用コンピュータの表示画像の一例を示す図 本発明のテレビ会議システムの実施の形態の概略構成を示す図
符号の説明
1・・・講師用コンピュータ
2、11、31、41・・・カメラ
3、13、33、43・・・タブレット
4・・・プロジェクタ
5・・・スキャンコンバータ
6、50・・・録画用コンピュータ
7、12、32、42・・・マイクロホン
8、60・・・ビデオサーバ
10・・・主参加者用コンピュータ
20・・・会議用表示サーバ
30、40・・・参加者用コンピュータ
100・・・ネットワーク

Claims (14)

  1. 画像を含むコンテンツを作成するコンテンツ作成システムであって、
    複数の画像データを合成し、合成画像データを生成する画像合成手段と、
    前記合成画像データに基づく表示用合成画像信号を生成するビデオ信号生成手段と、
    前記表示用合成画像信号に基づくデジタル動画データを含む動画ファイルを生成する動画ファイル生成手段とを備えるコンテンツ作成システム。
  2. 請求項1記載のコンテンツ作成システムであって、
    音声信号を入力する音声入力手段を備え、
    前記動画ファイルは、前記音声信号に基づく音声データを含むコンテンツ作成システム。
  3. 請求項1又は2記載のコンテンツ作成システムであって、
    動画撮影が可能な撮像手段を備え、
    前記画像合成手段によって合成される画像データは、前記撮像手段によって撮影された動画データを含むコンテンツ作成システム。
  4. 請求項1ないし3のいずれか1項記載のコンテンツ作成システムであって、
    手書き画像データを入力する手書きデータ入力手段を備え、
    前記画像合成手段によって合成される画像データは、前記手書き画像データを含むコンテンツ作成システム。
  5. 請求項1ないし4のいずれか1項記載のコンテンツ作成システムであって、
    前記画像合成手段によって合成される画像データは、プレゼンテーションソフトウェアを用いて生成される画像データを含むコンテンツ作成システム。
  6. 請求項1ないし5のいずれか1項記載のコンテンツ作成システムであって、
    前記表示用合成画像信号は、アナログビデオ信号であるコンテンツ作成システム。
  7. 請求項1ないし6のいずれか1項記載のコンテンツ作成システムを利用して生成した前記動画ファイルを講義ビデオとして出力する講義ビデオ作成システム。
  8. 請求項7記載の講義ビデオ作成システムであって、
    前記合成画像データに基づく画像を表示する表示手段を備える講義ビデオ作成システム。
  9. 請求項7又は8記載の講義ビデオ作成システムであって、
    前記画像合成手段は、講師用のコンピュータによって実現される講義ビデオ作成システム。
  10. 請求項7ないし9のいずれか1項記載の講義ビデオ作成システムであって、
    ネットワークに接続されたサーバ装置を備え、
    前記サーバ装置は、前記講義ビデオを前記ネットワークを介して配信するものである講義ビデオ作成システム。
  11. 請求項10記載の講義ビデオ作成システムであって、
    前記サーバ装置は、前記講義ビデオをライブ配信するものである講義ビデオ作成システム。
  12. 請求項1ないし6のいずれか1項記載のコンテンツ作成システムを利用して生成した前記デジタル動画データを、テレビ会議参加者の端末装置に配信する手段を備えるテレビ会議システム。
  13. 請求項12記載のテレビ会議システムであって、
    前記端末装置に、手書き画像データを入力する手書きデータ入力手段を備え、
    前記画像合成手段によって合成される画像データは、前記端末装置からの手書き画像データを含むテレビ会議システム。
  14. 請求項12又は13記載のテレビ会議システムであって、
    マルチユーザによる利用が可能となるターミナルサーバ装置を備え、
    前記端末装置は、前記ターミナルサーバ装置のクライアントとしての機能を有するものであり、
    前記ターミナルサーバ装置は、少なくとも前記画像合成手段、前記ビデオ信号生成手段、及び動画ファイル生成手段を実現するとともに、前記端末装置からの制御信号により、前記合成される画像データの少なくとも一部の画像データを生成するアプリケーションの実行するものであるテレビ会議システム。
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