JP2009070207A - データ処理装置、データ出力方法およびデータ出力プログラム - Google Patents

データ処理装置、データ出力方法およびデータ出力プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 データを取得することが可能な態様で表示すること。
【解決手段】 MFPは、プロジェクタと接続可能であり、プロジェクタ200で表示するためのデータの指定を受け付ける表示指示受信部(S08)、表示指定の受付に応じて、データが記憶されている位置を示す位置情報の画像とデータの画像とを合成した合成画像を生成する合成部(S10)と、合成画像をプロジェクタに表示させるデータ表示制御部(S11)と、を備える。
【選択図】 図11

Description

この発明は、データ処理装置、データ出力方法およびデータ出力プログラムに関し、特にプロジェクタなどの表示装置と接続可能なデータ処理装置、そのデータ処理装置で実行されるデータ出力方法およびデータ出力プログラムに関する。
近年、会議やプレゼンテーションなどで、プロジェクタが用いられる場合がある。プロジェクタは、画像が入力されると、その画像をスクリーンに投影する。一方、会議等の参加者は、プロジェクタによりスクリーンに映し出される画像をプリントした資料などを入手することを望む場合がある。しかしながら、資料の一部を入手することを望む場合があり、また、用紙でなく電子データとして資料の取得を望む場合がある。
特開2006−44256号公報には、ネットワークを介してコンピュータに接続された複数のカラープリンタが、コンピュータにおいて表示画像を切り替える時に送出される切り替え通知を受信し、切り替え通知が受信されてから、印刷の指示が許可されている期間が終了するまでに印刷ボタンが押されると、表示画像の画像データをコンピュータに要求し、それに応じてコンピュータから送信される画像データを印刷するカラープリンタが記載されている。
しかしながら、表示画面の切換わりから一定時間の印刷が可能となるが、一定時間が経過すると印刷することができない。また、カラープリンタの印刷ボタンを押す操作をしなければならず、カラープリンタから離れた場所にいる場合には、印刷することができない。このため、会議の参加者が、表示されたデータを容易に取得することができないといった問題があった。
特開2006−44256号公報
この発明は上述した問題点を解決するためになされたもので、この発明の目的の1つは、データを取得することが可能な態様で表示することが可能なデータ処理装置を提供することである。
この発明の他の目的は、表示されたデータを容易に取得可能な状態で記憶することが可能なデータ処理装置を提供することである。
この発明のさらに他の目的は、データを取得することが可能な態様で表示することが可能なデータ出力方法およびデータ出力プログラムを提供することである。
この発明のさらに他の目的は、表示されたデータを容易に取得可能な状態で記憶することが可能なデータ出力方法およびデータ出力プログラムを提供することである。
上述した目的を達成するためにこの発明のある局面によれば、データ処理装置は、表示装置と接続可能なデータ処理装置であって、表示装置に表示するためのデータの指定を受け付ける指定受付手段と、指定の受付に応じて、データが記憶されている位置を示す位置情報とデータとを合成した合成データを生成する合成手段と、合成データを表示装置に表示させる表示制御手段と、を備える。
この局面に従えば、表示装置に表示するためのデータの指定が受け付けられると、データが記憶されている位置を示す位置情報とデータとを合成した合成データが生成され、合成データが表示装置により表示される。このため、表示される合成データに位置情報が含まれているので、合成データを見たユーザは、位置情報を利用してデータを取得することができる。その結果、データを取得することが可能な態様で表示することが可能なデータ処理装置を提供することができる。
好ましくは、外部の装置から識別情報を受信する識別情報受信手段と、識別情報の受信に応じて、該識別情報で識別されるデータを、該識別情報を送信してきた外部の装置に送信するデータ送信手段と、をさらに備える。
この局面に従えば、外部の装置から識別情報が受信されると、該識別情報で識別されるデータが外部の装置に送信される。このため、ユーザは、識別情報を外部の装置に送信させる簡単な操作で、表示されたデータを取得することができるので、操作を容易にしたデータ処理装置を提供することができる。
好ましくは、表示装置に表示するためのデータを取得するデータ取得手段と、取得されたデータと参加ユーザとを関連付けた参加者データを記憶する記憶手段をさらに備え、データ送信手段は、識別情報とともに受信されるユーザ情報で識別されるユーザが、参加者データにより識別情報で識別されるデータと関連付けられていることを条件に、データを送信する。
この局面に従えば、ユーザが、参加者データにより識別情報で識別されるデータと関連付けられていることを条件に、データを送信するので、データの送信先が限定される。その結果、データのセキュリティを向上させることができる。
好ましくは、データを識別するための少なくとも1つの識別情報を含む表示リストを取得する表示リスト取得手段をさらに備え、データ取得手段は、取得された表示リストに含まれる位置情報で特定される位置に記憶されているデータを取得し、取得されたデータを記憶手段に記憶する。
この局面に従えば、表示リストが取得されると、表示リストに含まれる識別情報により識別されるデータが取得され、記憶される。このため、ユーザは、表示リストを入力するだけで、表示装置に表示するためのデータが記憶されるので、表示装置に表示するためのデータを入力する必要がなく、操作を容易にすることができる。
好ましくは、合成手段は、位置情報の画像を拡大または縮小する第1変倍手段と、データの画像を拡大または縮小する第2変倍手段と、を含み、データの拡大または縮小された画像と位置情報の拡大または縮小された画像とを合成し、合成データを生成する。
好ましくは、合成手段は、表示装置から変更指示を受信することに応じて、該変更指示に従って位置情報の画像とデータの画像とのそれぞれを拡大または縮小し、合成データを生成する。
この発明の他の局面によれば、データ処理装置は、表示装置と接続可能なデータ処理装置であって、データと、データと参加ユーザとを関連付けた参加者データとを記憶する記憶手段と、記憶されたデータの指定を受け付ける指定受付手段と、指定の受付に応じて、データを表示装置に表示させる表示制御手段と、ログイン要求を受け付けるログイン受付手段と、ログイン要求したユーザが、表示されたデータに参加者データにより関連付けられた参加ユーザであることを条件に、ログイン要求をしたユーザ宛にデータが記憶されている位置を示す位置情報含み、該データを識別するための識別情報を送信する識別情報送信手段と、を備える。
この局面に従えば、データの指定が受け付けられると、データを表示装置に表示させる一方、ログイン要求が受け付けられると、ログイン要求したユーザが、表示されたデータに関連付けられた参加ユーザであることを条件に、データが記憶されている位置を示す位置情報が送信される。このため、ユーザはログイン要求すると、表示されたデータが記憶されている位置を示す位置情報を受け取ることができる。その結果、表示されたデータを取得可能な状態で記憶することが可能なデータ処理装置を提供することができる。
好ましくは、識別情報を含み、該データの送信を要求するための送信要求を外部の装置から受信する送信要求受信手段と、送信要求に含まれる識別情報で識別されるデータを外部の装置に送信するデータ送信手段と、をさらに備える。
この局面に従えば、送信要求を外部の装置から送信すれば、送信要求に含まれる識別情報で識別されるデータを外部の装置で受信される。このため、ユーザは、送信要求を外部の装置に送信させる簡単な操作で、表示されたデータを取得することができるので、操作を容易にしたデータ処理装置を提供することができる。
好ましくは、データ送信手段は、送信要求をしたユーザが、送信要求に含まれる識別情報で識別されるデータと参加者データにより関連付けられた参加ユーザであることを条件に、送信要求に含まれる識別情報で識別されるデータを送信する。
この局面に従えば、送信要求をしたユーザが、送信要求に含まれる識別情報で識別されるデータと関連付けられた参加ユーザであることを条件に、データが送信される。このため、データの送信先を制限するので、データのセキュリティを向上することができる。
好ましくは、データを識別するための少なくとも1つの識別情報を含む表示リストを取得する表示リスト取得手段と、取得された表示リストに含まれる位置情報で特定される位置に記憶されているデータを取得し、取得されたデータを記憶手段に記憶するデータ取得手段と、をさらに備える。
この局面に従えば、表示リストが取得されると、表示リストに含まれる位置情報で特定される位置に記憶されているデータが取得され、記憶される。このため、ユーザは、表示リストを入力するだけで、表示装置に表示するためのデータが記憶されるので、表示装置に表示するためのデータを入力する必要がない。
好ましくは、表示装置から表示リストの送信要求が入力されることに応じて、表示リストを表示装置に送信する表示リスト送信手段をさらに備え、指定受付手段は、表示リストに含まれる識別情報を表示装置から受信する識別情報受信手段を含む。
この局面に従えば、表示装置から表示リストの送信要求が入力されることに応じて、表示リストが表示装置に送信され、表示リストに含まれる識別情報が表示装置から受信されることにより記憶されたデータの指定が受け付けられる。このため、表示装置からの要求によりデータが表示装置に送信されるので、ユーザは表示装置を操作することにより、表示装置にデータを表示させることができる。
この発明のさらに他の局面によれば、データ出力方法は、表示装置に表示するためのデータの指定を受け付けるステップと、指定の受付に応じて、データが記憶されている位置を示す位置情報とデータとを合成した合成データを生成するステップと、合成データを表示装置に表示させるステップと、を含む。
この局面に従えば、データを取得することが可能な態様で表示することが可能なデータ出力方法を提供することができる。
この発明のさらに他の局面によれば、データ出力方法は、データと、データと参加ユーザとを関連付けた参加者データとを記憶するステップと、記憶されたデータの指定を受け付けるステップと、指定の受付に応じて、データを表示装置に表示させるステップと、ログイン要求を受け付けるステップと、ログイン要求したユーザが、記憶された参加者データにより、表示されたデータと関連付けられた参加ユーザであることを条件に、ログイン要求したユーザ宛にデータが記憶されている位置を示す位置情報を送信するステップと、を含む。
この局目に従えば、表示されたデータを取得可能な状態で記憶することが可能なデータ出力方法を提供することができる。
この発明のさらに他の局面によれば、データ出力プログラムは、表示装置に表示するためのデータの指定を受け付けるステップと、指定の受付に応じて、データが記憶されている位置を示す位置情報とデータとを合成した合成データを生成するステップと、合成データを表示装置に表示させるステップと、をコンピュータに実行させる。
ためのデータ出力プログラム。
この局面に従えば、データを取得することが可能な態様で表示することが可能なデータ出力プログラムを提供することができる。
この発明のさらに他の局面によれば、データ出力プログラムは、データと、データと参加ユーザとを関連付けた参加者データとを記憶するステップと、記憶されたデータの指定を受け付けるステップと、指定の受付に応じて、データを表示装置に表示させるステップと、ログイン要求を受け付けるステップと、ログイン要求したユーザが、記憶された参加者データにより、表示されたデータと関連付けられた参加ユーザであることを条件に、ログイン要求したユーザ宛にデータが記憶されている位置を示す位置情報を送信するステップと、をコンピュータに実行させる。
この局目に従えば、表示されたデータを取得可能な状態で記憶することが可能なデータ出力プログラムを提供することができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。以下の説明では同一の部品には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同じである。したがってそれらについての詳細な説明は繰返さない。
<第1の実施の形態>
図1は、本発明の実施の形態における会議システムの全体概要を示す図である。図1を参照して、会議システム1は、それぞれがネットワーク2に接続されたMFP100(Multi Function Peripheral)100と、プロジェクタ200と、携帯電話機301と、パーソナルコンピュータ(PC)300と、を含む。
ネットワーク2は、ローカルエリアネットワーク(LAN)であり、接続形態は有線または無線を問わない。またネットワーク2は、インターネット3に接続されている。なお、ネットワーク2は、LANに限らず、ワイドエリアネットワーク(WAN)、公衆交換電話網(PSTN)、インターネット等であってもよい。
携帯電話機301は、ネットワーク2に接続するための無線通信インターフェースを備えている。なお、携帯電話機301の通信事業者が提供するインターネットサービスを介して、ネットワーク22に接続するようにしてもよい。この場合には、携帯電話機301は、ネットワーク2に接続するための無線通信インターフェースを備える必要はない。
MFP100は、プロジェクタ200、携帯電話機301およびPC300とネットワーク2を介して通信することが可能であり、さらに、インターネット3に接続されたコンピュータと通信することが可能である。
なお、本実施の形態においてはデータ処理装置の一例としてMFP100を例に説明するが、MFP100に代えて、たとえば、スキャナ、プリンタ、ファクシミリ、コンピュータ等であってもよい。
図2は、MFPの外観を示す斜視図である。図2を参照して、MFP100は、自動原稿搬送装置(ADF)10と、画像読取部20と、画像形成部30と、給紙部40と、を含む。ADF10は、原稿台11に搭載された複数枚の原稿をさばいて1枚ずつ順に、画像読取部20に搬送する。画像読取部20は、写真、文字、絵等の画像情報を原稿から光学的に読み取って画像データを取得する。
画像形成部30は、画像データが入力されると、画像データに基づいて用紙上に画像を形成する。画像形成部30は、シアン、マゼンタ、イエローおよびブラックの4色のトナーを用いてカラーの画像を形成する、また、シアン、マゼンタ、イエローおよびブラックのいずれか1色のトナーを用いてモノクロの画像を形成する。
給紙部40は、用紙を格納しており、格納した用紙を1枚ずつ画像形成部30に供給する。MFP100は、その上面に操作パネル9を備える。
図3は、MFPのハードウェア構成の一例を示すブロック図である。図3を参照して、MFP100は、メイン回路101を含み、メイン回路101は、ファクシミリ部60と、ADF10と、画像読取部20と、画像形成部30と、給紙部40と接続される。メイン回路101は、中央演算装置(CPU)111と、CPU111の作業領域として使用されるRAM(Random Access Memory)112と、CPU111が実行するプログラム等を記憶するためのEEPROM(Electronically Erasable Programmable Read Only Memory)113と、表示部114と、操作部115と、大容量記憶装置としてのハードディスクドライブ(HDD)116と、データ通信制御部117と、を含む。CPU111は、表示部114、操作部115、HDD116およびデータ通信制御部117とそれぞれ接続され、メイン回路101の全体を制御する。また、CPU111は、ファクシミリ部60、ADF10、画像読取部20、画像形成部30および給紙部40と接続され、MFP100の全体を制御する。
表示部114は、液晶表示装置(LCD)、有機ELD(Electro Luminescence Display)等のディスプレイであり、ユーザに対する指示メニューや取得した画像データに関する情報等を表示する。操作部115は、複数のキーを備え、キーに対応するユーザの操作による各種の指示、文字、数字などのデータの入力を受付ける。操作部115は、表示部114上に設けられたタッチパネルを含む。表示部114と操作部115とで、操作パネル9が構成される。
データ通信制御部117は、TCP(Transmission Control Protocol)またはUDP(User Datagram Protocol)等の通信プロトコルで通信するためのインターフェースであるLAN端子118と、シリアル通信するためのシリアルインターフェース端子119とを有する。データ通信制御部117は、CPU111からの指示に従って、LAN端子118またはシリアルインターフェース端子119に接続された外部の機器との間でデータを送受信する。
LAN端子118に、ネットワーク2に接続するためのLANケーブルが接続される場合、データ通信制御部117は、LAN端子118を介してプロジェクタ200、携帯電話機301およびPC300と通信することが可能である。
また、CPU111は、データ通信制御部117を制御して、メモリカード119AからCPU111が実行するためのプログラムを読出し、読み出したプログラムをRAM112に記憶し、実行する。なお、CPU111が実行するためのプログラムを記憶する記録媒体としては、メモリカード119Aに限られず、フレキシブルディスク、カセットテープ、光ディスク(CD−ROM(Compact Disc−Read Only Memory)/MO(Magnetic Optical Disc)/MD(Mini Disc)/DVD(Digital Versatile Disc))、ICカード、光カード、マスクROM、EPROM(Erasable Programmable ROM)、EEPROM(Electronically EPROM)などの半導体メモリ等の媒体でもよい。さらに、CPU111がインターネットに接続されたコンピュータからプログラムをダウンロードしてHDD116に記憶する、または、インターネットに接続されたコンピュータがプログラムをHDD116に書込みするようにして、HDD116に記憶されたプログラムをRAM112にロードしてCPU111で実行するようにしてもよい。ここでいうプログラムは、CPU111により直接実行可能なプログラムだけでなく、ソースプログラム、圧縮処理されたプログラム、暗号化されたプログラム等を含む。
ファクシミリ部60は、PSTN7に接続され、PSTN7にファクシミリデータを送信する、またはPSTN7からファクシミリデータを受信する。ファクシミリ部60は、受信したファクシミリデータをHDD116に記憶する、または画像形成部30でファクシミリデータを用紙にプリントする。また、ファクシミリ部60は、HDD116に記憶されたデータをファクシミリデータに変換して、PSTN7に接続されたファクシミリ装置または他のMFPに出力する。これにより、HDD116に記憶されたデータをファクシミリ装置または他のMFPに出力することができる。
図4は、プロジェクタの機能概要の一例を示す機能ブロック図である。図4を参照して、プロジェクタ200は、プロジェクタ200の全体を制御するための制御部201と、プロジェクタ200をネットワーク2に接続するためのネットワークI/F207と、操作パネル205と、画像を投影する投影部203と、を含む。
制御部201は、CPUと、作業領域として用いられるRAMと、CPUが実行するプログラムを記憶するためのROMと、を含む。制御部201は、ネットワークI/F207を介してMFP100からデータを受信すると、受信したデータを投影用のフォーマットに変換し、投影用のデータを投影部203に出力する。投影部203は、液晶表示装置、レンズおよび光源を備える。液晶表示装置は、制御部201から入力されるデータを表示する。光源から発せられる光は、液晶表示装置を透過し、レンズを介して外部に照射される。投影部203から照射される光が、スクリーンに照射されると、液晶表示装置に表示された画像を拡大した画像がスクリーンに映し出される。会議室において、スクリーンは、専用に設置されたスクリーンが用いられる。なお、反射率の高い面であれば、壁などを利用することができ、その場合にはスクリーンを設置する必要はない。操作パネル205は、ユーザインターフェースであり、液晶表示装置などの表示部と、複数のキーを含む操作部とを含む。
本実施の形態におけるMFP100は、プロジェクタ200に表示させるためのデータを予め記憶しており、ユーザがプロジェクタ200を操作することにより、MFP100に記憶されたデータのうちから表示させるためのデータの選択が可能である。また、MFP100は、プロジェクタ200に表示するためのデータにそのデータが記憶されている位置を示す位置情報の画像をデータの画像と合成した合成画像を合成データとしてプロジェクタ200に送信する。位置情報は、ここでは、データに割り当てられたURI(Uniform Resource Identifier)であり、位置情報の画像は、QR(Quick Response)コードまたは文字の画像である。このため、プロジェクタ200は、データの画像と位置情報の画像とを合成した合成画像を投影し、スクリーンに表示する。また、ユーザは、プロジェクタ200を操作して、合成画像におけるデータの画像と位置情報の画像それぞれのサイズおよび位置を定めるレイアウトを指定可能である。
位置情報の画像をQRコードとする場合、会議に参加しているユーザは、携帯電話機301でスクリーンに投影されたQRコードを撮影することにより、スクリーンに投影された合成画像に含まれるデータの位置情報を取得することができる。そして、携帯電話機301からMFP100に、位置情報とそのユーザのユーザ識別情報とを含むデータ送信要求を送信すると、MFP100は、データ送信要求に含まれる位置情報で識別されるデータを携帯電話機301に返信する。また、位置情報の画像を文字の画像とする場合、ユーザは、PC300にブラウザジングプログラムを実行させ、位置情報のURIを入力することにより、データをダウンロードすることができる。また、PC300に、携帯電話機301で送信したのと同様に、データ送信要求をMFP100に送信することによって、MFP100は、MFP100は、データ送信要求に含まれる位置情報で識別されるデータをPC300に返信する。
ここで、プロジェクタ200の動作について、操作パネル205に表示される画面を用いて説明する。図5は、プロジェクタに表示される操作画面の一例を示す図である。図5を参照して、操作画面210は、リストを選択する領域213と、リストに含まれるデータの文書名を表示するための領域215と、リストに含まれるデータを選択するための選択ボタン217とを含む。
制御部201は、領域213の右に設けられた矢印ボタンが指示されると、ネットワークI/F207を介してリスト送信要求をMFP100に送信する。リストは、プロジェクタ200で表示するためのデータの文書名を含む。リスト送信要求を受信したMFP100はリストを識別するためのリスト名をプロジェクタ200に送信するので、プロジェクタ200は、操作画面210にリスト名の一覧を表示する。
そして、ユーザが表示されたリスト名の一覧のうちからいずれか1つを選択する指示を操作パネル205に入力すると、制御部201は、ネットワークI/F207を介して選択されたリスト名を含むリスト送信要求をMFP100に送信する。リスト送信要求を受信したMFP100は、リスト送信要求に含まれるリスト名で識別されるリストを、プロジェクタ200に送信するので、プロジェクタ200は、操作画面210にリストに含まれる文書名を領域215に表示する。領域215に表示される文書名は、選択された状態を示すために、反転表示される。図では、反転表示された状態をハッチングで示している。
選択ボタン217は、領域215に複数の文書名が表示される場合に、いずれか1つの文書名を選択するために用いられる。プロジェクタ200において、領域215に表示された文書名の1つが選択された状態で、操作パネル205に設けられた表示キーが押下されると、制御部201は、選択された文書名(データ識別情報)を含む表示指示をネットワークI/F207を介して、MFP100に送信する。
図6は、プロジェクタに表示されるレイアウト変更画面の一例を示す図である。レイアウト変更画面は、QRコードを表示するか否かを設定するための項目と、データ(表示用文書)のサイズの設定をするための項目と、QRコードのサイズを設定するための項目と、QRコードの合成画像中の位置を設定するための項目とを含む。QRコードを表示するか否かを設定するための項目において「する」または「しない」のいずれか一方の選択が可能である。図では「する」が選択され、QRコードを表示する設定がされている場合を示す。データ(表示用文書)のサイズの設定をするための項目は、「拡大」または「縮小」のいずれかの選択が可能である。図では、「拡大」が選択されデータのサイズを拡大したレイアウトが選択された場合を示している。QRコードのサイズを設定するための項目は、「する」または「しない」のいずれか一方の選択が可能である。図では「する」が選択され、QRコードを拡大するレイアウトが設定されている場合を示す。QRコードの合成画像中の位置を設定するための項目は、位置変更の項目を含み、それが選択されるごとに、QRコードの合成画像中の位置が、右下または左下のいずれかに変更される。
図7は、第1の実施の形態におけるMFPが備えるCPUの機能の一例をHDDに記憶されるデータとともに示す機能ブロック図である。図7を参照して、本実施の形態におけるMFP100が備えるHDD116は、複数の記憶領域を含む。複数の記憶領域それぞれを、ここではBOXという。表示用BOX181は、HDD116が有する複数の記憶領域の1つであり、プロジェクタ200に画像を表示させるためのデータを記憶する。
CPU111は、プロジェクタ200に画像を表示させるためのデータのリストを取得するリスト取得部151と、取得されたリストにリストアップされたデータを取得するデータ取得部153と、プロジェクタ200から表示指示を受信する表示指示受信部155と、データの画像とそのデータのネットワーク2上の位置を示す位置情報の画像とを合成した合成画像を生成する合成部157と、合成画像のレイアウト変更指示をプロジェクタ200から受信するレイアウト変更受信部161と、合成画像をプロジェクタ200に表示させるデータ表示制御部159と、データの送信要求を受信するデータ送信要求受信部165と、送信要求をしたユーザを判定するユーザ判定部163と、送信が要求されたデータを送信するデータ送信部166と、を含む。
リスト取得部151は、リストを取得し、取得したリストをHDD116の表示用BOX181に記憶する。これにより、表示用BOX181にリスト183が記憶される。リストは、プロジェクタ200に画像を表示させるためのデータを識別するためのデータ識別情報を含む。リスト取得部151は、ユーザが操作部115にHDD116に記憶されたリストのファイル名を入力する場合、入力されたファイル名で特定されるリストをHDD116から読み出すよとより、リストを取得する。また、リスト取得部151は、ユーザがリストの画像が形成された原稿を原稿読取部20に読み取らせる指示を操作部115に入力する場合、原稿読取部20が原稿を読み取って出力する画像データを取得し、画像データを文字認識することによりリストを取得する。また、リスト取得部151は、データ通信制御部117がネットワーク2に接続されたPCからリストを受信する場合、データ通信制御部117からリストを取得する。データ通信制御部117は、FTP(File Transfer Protocol)でリストを受信してもよいし、プリントデータとしてリストを受信してもよい。リストがプリントデータとして受信される場合、リスト取得部151は、プリントデータを文字認識することによりリストを取得する。また、ユーザが操作部115に直接リストのデータを入力するようにしてもよい。この場合、リスト取得部151は、操作部115に入力されたリストを取得する。
図8は、リストの一例を示す図である。図8を参照して、リストは、少なくとも1つのレコードを含み、各レコードは、文書No.、文書名、所在、合成有無の項目を含む。文書No.の項目は、データをリスト中で識別するための番号が設定され、ここではシリアル番号が設定される。リストとシリアル番号から1つのデータが識別される。文書名は、データを識別するためのデータ識別情報が設定される。ここでは、データ識別情報として、そのデータに付された名称を用いている。また、データ識別情報は、データが複数ページを有するデータのうちの1ページである場合は、名称にそのデータに対してユニークなシリアル番号を含む。所在の項目は、データが記憶されているネットワーク2上の位置を示す位置情報が設定される。位置情報は、URIを用いることができる。位置情報は、データが複数ページを有するデータのうちの1ページである場合は、URIにページ番号を付加した情報となる。合成有無の項目は、位置情報の画像をデータとともに表示するか否かを示す情報が設定される。ここでは、位置情報の画像をデータとともに表示する場合に「○」印が設定され、位置情報の画像をデータとともに表示しない場合に「×」印が設定される。
例えば、文書No.の項目に「1」が設定されているレコードは、文書名の項目に「プレゼン1」が設定され、所在の項目に「個人BOX/プレ全文書1/page1」が設定され、合成有無の項目に「○」印が設定される。このレコードは、データ識別情報として「プレゼン1」が付されたデータが、MFP100のHDD116が有する複数の記憶領域のうち個人BOXに記憶されたファイル名が「プレゼン文書1」のデータが有する複数のページデータのうち第1ページであることを示し、さらに、そのデータを表示する場合に位置情報の画像をデータとともに表示することを示す。
データ取得部153は、リスト183にリストアップされたデータを取得し、取得したデータにファイル名として文書名を付し、表示用BOX181に記憶する。これにより表示用BOX181にデータ185が記憶される。具体的には、リストに含まれるレコードを順に選択し、選択したレコードの所在の項目に設定されている位置情報で示される位置に記憶されているデータを取得する。位置情報で特定される位置が、HDD116の場合には、HDD116からデータを読み出す。位置情報で特定される位置が、インターネット3に接続されたコンピュータが備える記憶装置の場合には、そのコンピュータと通信してデータを受信する。
ユーザは、リストをMFP100に入力する操作をするだけで、リストにリストアップされたデータが表示用BOX181に記憶されるので、データをMFP100に格納する操作をする必要がない。
表示指示受信部155は、プロジェクタ200から表示指示を受信し、表示指示を合成部157に出力する。表示指示受信部155は、データ通信制御部117がプロジェクタ200からリスト一覧の送信を要求するリスト一覧送信要求を受信すると、HDD116の表示用BOX181に記憶されているリスト183を識別するためのファイル名を、データ通信制御部117を介してプロジェクタ200に送信する。これにより、プロジェクタ200においては、リスト183のファイル名を受信し、そのリスト183のファイル名を操作パネル205に表示する。
次に、表示指示受信部155は、データ通信制御部117がプロジェクタ200からリストの送信を要求するためのリスト送信要求を受信すると、リスト送信要求に含まれるリスト名で識別されるリスト183をHDD116から読出しデータ通信制御部117を介してプロジェクタ200に送信する。これにより、プロジェクタ200においては、リスト183を受信し、そのリスト183を操作パネル205に表示する。そして、ユーザが操作パネル205を操作して、表示されたリスト183に含まれる文書名(データ識別情報)を指示する操作をプロジェクタ200に入力すると、その文書名(データ識別情報)を含む表示指示をMFP100に送信する。表示指示受信部155は、データ通信制御部117がプロジェクタ200から表示指示を受信すると、その表示指示に含まれる文書名(データ識別情報)を合成部157に出力する。
合成部157は、表示指示受信部155から文書名が入力されると、HDD116の表示用BOX181に記憶されているデータ185のうちから、文書名をファイル名とするデータを読み出す。また、合成部157は、表示指示受信部155から入力される文書名含むレコードをリスト183から抽出し、そのレコードの所在の項目に設定されている位置情報を取得する。そして、文書名をファイル名とするデータの画像(データ画像)と、位置情報の画像(位置画像)とを合成し、合成画像をデータ表示制御部159に出力する。位置情報は、URIである。位置画像は、文字の画像であってもよいし、QRコードであってもよい。合成部157は、レイアウト変更受信部161から入力されるレイアウト情報により位置情報の画像を表示する設定がされており、かつ、表示指示受信部155から入力される文書名を含むレコードにおいて合成有無の項目が「○」に設定されていることを条件に、レイアウト情報に従って、データ画像と位置画像とを合成する。
レイアウト変更受信部161は、データ通信制御部117がプロジェクタ200から合成画像のレイアウトの変更を指示するためのレイアウト変更指示を受信すると、受信したレイアウト変更指示で定まるレイアウト情報を合成部157に出力する。レイアウト情報は、データ画像および位置画像それぞれのサイズおよびそれらの合成画像中の位置を含む。
データ表示制御部159は、合成部157から合成画像が入力されると、データ通信制御部117を介してその合成画像(合成データ)をプロジェクタ200に送信する。合成画像を受信するプロジェクタ200は、合成画像を投影するので、合成画像がスクリーンに映し出される。合成画像は、位置画像を含むので、合成画像を見る会議の参加者は、表示された合成画像に含まれるデータが記憶されている位置を知ることができる。
図9は、表示画面の一例を示す図である。図9(A)は、第1の表示画面を示す図である。第1の表示画面は、データ画像を拡大し、位置画像を縮小したレイアウトが指定された場合の表示画面を示す。なお、図ではデータ画像191を、「データ画像」の文字が表された領域で示しているが、実際にはデータの画像が表示される。図9(A)を参照して、表示画面195は、その全体にデータ画像(表示用文書)を含み、右下に位置画像(QRコード)193を含む。図9(B)は、第2の表示画面を示す図である。第2の表示画面は、データ画像を拡大し、位置画像を拡大したレイアウトが指定された場合の表示画面を示す。図9(B)を参照して、表示画面195は、その全体にデータ画像(表示用文書)を含み、右下に拡大された位置画像(QRコード)193を含む。図9(C)は、第3の表示画面を示す図である。第3の表示画面は、データ画像を縮小し、位置画像を拡大し、位置画像の位置を変更したレイアウトが指定された場合の表示画面を示す。図9(B)を参照して、表示画面195は、左上にデータ画像(表示用文書)を縮小した画像を含み、左下に拡大された位置画像(QRコード)193を含む。
図7に戻って、データ送信要求受信部165は、PC300または携帯電話機301からデータ送信要求を受信する。データ送信要求は、ユーザを識別するためのユーザ識別情報と、データを識別するためのデータ識別情報とを含む。データ送信要求受信部165は、データ送信要求を受信すると、そのデータ送信要求に含まれるユーザ識別情報とデータ識別情報とをユーザ判定部163に出力し、データ送信要求を送信してきた装置のネットワーク2上のアドレス(IPアドレス)とデータ識別情報とをデータ送信部166に出力する。
ユーザ判定部163は、データ送信要求に含まれるユーザ識別情報のユーザが、データ送信要求に含まれるデータ識別情報で識別されるデータが表示された会議に参加しているユーザか否かを判定する。具体的には、ユーザ識別情報とデータ識別情報とが入力されると、HDD116の表示用BOX181に予め記憶された参加者データ187を参照して、ユーザ識別情報に参加者データ187により関連付けられたリスト名を取得する。そして、取得したリスト名のリスト183を表示用BOX181から読み出す。そして、読み出したリスト183に含まれるレコードのうちに、文書名の項目に、データ送信要求受信部165から入力されるデータ識別情報が設定されているレコードが存在するか否かを判断する。そのようなレコードが存在すれば、そのユーザは会議に参加しているユーザと判別するが、レコードが存在しなければ、ユーザは会議に参加していないユーザと判別する。ユーザ判定部163は、ユーザ識別情報で識別されるユーザが、会議に参加しているユーザと判定する場合、データ送信部166にデータの送信を許可するが、そうでなければデータ送信部166にデータの送信を許可しない。
図10は、参加者データの一例を示す図である。図10を参照して、参加者データ187は、リスト名ごとに、会議の参加者のユーザ識別情報およびそのユーザに割り当てられた電子メールアドレスを関連付ける。例えば、リスト名「リスト1」に対して、ユーザ識別情報「参加者名1」、「参加者名2」、「参加者名3」および「参加者名4」が関連付けられる。なお、ここでは、ユーザ識別情報に電子メールアドレスを関連付けるようにしたが、データの送信先を示す情報であれば、例えば、FTPでデータを送信する場合のIPアドレスであってもよい。
図7に戻って、データ送信部166は、ユーザ判定部163からデータの送信が許可されると、データ送信要求受信部165から入力されるデータ識別情報で特定されるデータ185を表示用BOX181から読出し、データ送信要求受信部165が受信したデータ送信要求を送信してきた装置、ここでは、PC300または携帯電話機301に読み出したデータ185を送信する。なお、データ送信要求に含まれるユーザ識別情報と参加者データ187で関連付けられた電子メールアドレスを宛先とし、読み出したデータ185を添付した電子メールを生成し、データ通信制御部117を介して生成した電子メールを電子メールサーバに送信するようにしてもよい。
図11は、データ出力処理の流れの一例を示す第1のフローチャートである。データ出力処理は、MFP100が備えるCPU111がデータ出力プログラムを実行することによりCPU111により実行される処理である。
図11を参照して、CPU111は、リストを取得したか否かを判断する(ステップS01)。リストを取得するまで待機状態となり(ステップS01でNO)、リストをしたならば処理をステップS02に進める。ステップS02においては、リストをHDD116の表示用BOX181に記憶する。ここでは、図8に示したリスト183を取得した場合を例に説明する。
次のステップS03においては、リストにリストアップされたデータを取得する。リスト183に含まれるレコードの所在の項目に設定されているURIで特定されるデータを取得する。そして、取得したデータをHDD116の表示用BOX181に記憶する(ステップS04)。
次に、リストをプロジェクタ200に送信する(ステップS05)。プロジェクタ200からリストの送信を要求するためのリスト送信要求を受信すると、リスト送信要求に含まれるリスト名で識別されるリスト183をHDD116から読出しデータ通信制御部117を介してプロジェクタ200に送信する。そして、レイアウト変更指示を受け付けたか否かを判断する。データ通信制御部117がプロジェクタ200から合成画像のレイアウトの変更を指示するためのレイアウト変更指示を受信したか否かを判断する。レイアウト変更指示を受信したならば処理をステップS07に進めるが、そうでなければステップS07をスキップして処理をステップS08に進める。ステップS07においては、レイアウト変更指示に従ってレイアウトを変更する。
ステップS08においては、表示指示を受信したか否かを判断する。プロジェクタ200から表示指示を受信したならば処理をステップS09に進めるが、そうでなければ処理をステップS12に進める。ステップS09においては、表示指示に含まれる文書名(データ識別情報)で識別されるデータをHDD116の表示用BOX181から読み出す。そして、読み出したデータと、そのデータの位置情報とから合成画像を生成する合成画像生成処理を実行する(ステップS10)。合成画像生成処理については後述する。次のステップS11においては、合成画像をプロジェクタ200に送信し、処理をステップS12に進める。合成画像を受信するプロジェクタ200は、合成画像を投影するので、合成画像がスクリーンに映し出される。
ステップS12においては、データ送信要求を受信したか否かを判断する。データ送信要求を受信したならば処理をステップS13に進めるが、そうでなければ処理をステップS06に戻す。ステップS13においては、ユーザを判定する。データ送信要求に含まれるユーザ識別情報のユーザが、データ送信要求に含まれるデータ識別情報で識別されるデータが表示された会議に参加しているユーザか否かを判定する。具体的には、データ送信要求に含まれるユーザ識別情報と参加者データ187により関連付けられたリスト名を取得する。そして、取得したリスト名のリスト183を表示用BOX181から読み出し、読み出したリスト183に含まれるレコードであって、文書名の項目に、データ送信要求に含まれるデータ識別情報が設定されているレコードが存在するか否かを判断する。そのようなレコードが読み出したリスト183に存在すれば、そのユーザは会議に参加しているユーザと判別し、そうでなければユーザは会議に参加していないユーザと判別する。
ステップS14においては、会議に参加しているユーザと判別したならば、処理をステップS15に進めるが、そうでなければ処理をステップS06に戻す。ステップS15においては、データ送信要求に含まれる文書名(データ識別情報)で識別されるデータ185をHDD116の表示用BOX181から読出す。そして、読み出したデータ185をステップS12において受信したデータ送信要求を送信してきた装置に送信し(ステップS16)、処理をステップS06に戻す。
図12は、合成画像生成処理の流れの一例を示すフローチャートである。合成画像生成処理は、図11のステップS10において実行される処理である。図11を参照して、ステップS21においては、データを所定のサイズのデータ画像に解像度変換する。所定のサイズの解像度は、予め定められたデフォルトの値である。そして、レイアウト変更指示によりデータの画像のサイズが変更されているか否かを判断する(ステップS22)。サイズが変更されていれば処理をステップS23に進め、そうでなければ処理をステップ24に進める。
ステップS23においては、所定サイズの解像度のデータ画像を拡大または縮小する。拡大または縮小する率は、所定のサイズと、変更された後のサイズとから定まる。そして、レイアウト変更指示によりデータ画像の合成画像中の位置が変更されたか否かを判断する(ステップS24)。データ画像の位置が変更されていれば処理をステップS25に進め、そうでなければ処理をステップ26に進める。ステップS25においては、データ画像を合成画像中の指定位置に配置し、処理をステップS27に進めるが、ステップS26においてはデータ画像を合成画像中の所定位置に配置し、処理をステップS27に進める。所定位置は、予め定められたデフォルトの位置である。
ステップS27においては、位置画像を表示するか否かを判断する。レイアウト変更指示により位置情報の画像を表示する設定がされており、かつ、リスト183において合成有無の項目が「○」に設定されている場合は処理をステップS28に進め、そうでなければ処理をデータ出力処理に戻す。
ステップS28においては、位置情報を所定のサイズに解像度変換する。所定のサイズの解像度は、予め定められたデフォルトの値である。そして、レイアウト変更指示により位置画像のサイズが変更されているか否かを判断する(ステップS29)。サイズが変更されていれば処理をステップS30に進め、そうでなければ処理をステップS31に進める。
ステップS30においては、所定サイズの解像度の位置画像を拡大または縮小する。拡大または縮小する率は、所定のサイズと、変更された後のサイズとから定まる。そして、レイアウト変更指示により位置画像の合成画像中の位置が変更されたか否かを判断する(ステップS31)。データ画像の位置が変更されていれば処理をステップS32に進め、そうでなければ処理をステップS33に進める。ステップS32においては、位置画像を合成画像中の指定位置に配置し、処理をデータ出力処理に戻すが、ステップS33においては位置画像を合成画像中の所定位置に配置し、処理をデータ出力処理に戻す。
以上説明したように第1の実施の形態におけるMFP100は、プロジェクタ200に表示するための表示指示を受信すると、データが記憶されている位置を示す位置情報の画像とデータの画像とを合成した合成画像が生成され、合成画像がプロジェクタ200により表示される。このため、表示される合成画像に位置情報が含まれているので、合成画像を見たユーザは、位置情報を利用してデータを取得することができる。
また、PC300または携帯電話機301から文書名(データ識別情報)を受信すると、該文書名で識別されるデータが外部の装置に送信される。このため、ユーザは、文書名を外部の装置に送信させる簡単な操作で、表示されたデータを取得することができるので、操作を容易にしたデータ処理装置を提供することができる。
また、MFP100は、プロジェクタ200に表示するためのデータを取得し、取得されたデータと参加ユーザとを関連付けた参加者データを記憶し、データ識別情報とともに受信されるユーザ識別情報で識別されるユーザが、参加者データによりデータ識別情報で識別されるデータと関連付けられていることを条件に、データが送信されるので、データの送信先が限定され、データのセキュリティを向上させることができる。
また、MFP100は、データを識別するための少なくとも1つのデータ識別情報を含むリスト183を取得すると、取得されたリスト183に含まれる位置情報で特定される位置に記憶されたデータを取得し、記憶する。このため、ユーザは、表示リストを入力するだけで、表示するためのデータが記憶されるので、プロジェクタ200に表示するためのデータを入力する必要がなく、操作を容易にすることができる。
<第2の実施の形態>
第1の実施の形態におけるMFP100は、データの画像とそのデータの位置情報の画像とを合成した合成画像をプロジェクタ200に表示させるようにした。第2の実施の形態におけるMFP100は、会議に参加するユーザがMFP100にログインした時点でリスト183をユーザに送信することにより、ユーザにデータの所在を通知するようにしたものである。
図13は、第2の実施の形態におけるMFPが備えるCPUの機能の一例をHDDに記憶されるデータとともに示す機能ブロック図である。図13を参照して、図7と異なる点は、合成部157が削除された点、データ表示制御部159Aおよびユーザ判定部163Aが変更された点、ログイン受付部171および識別情報送信部173が追加された点である。
表示指示受信部155は、表示指示をプロジェクタ200から受信すると、表示指示に含まれるデータ識別情報をデータ表示制御部159に出力する。データ表示制御部159Aは、表示指示受信部155から文書名が入力されると、HDD116の表示用BOX181に記憶されているデータ185のうちから、文書名をファイル名とするデータを読み出し、読み出したデータを、データ通信制御部117を介してプロジェクタ200に送信する。
ログイン受付部171は、ユーザが操作部115にログイン情報を入力すると、ログインを受け付ける。ログイン情報は、例えば、ユーザ識別情報(ユーザID)と、パスワードとを含む。ログイン受付部171は、ログイン情報を用いてユーザ認証し、認証に成功すればユーザ識別情報をユーザ判定部163および識別情報送信部173に出力する。なお、ログイン情報をユーザ識別情報とパスワードとするのではなく、指紋などの生体情報とし、生体情報を用いてユーザ認証してもよい。また、ログイン情報は操作部115から受け付ける場合に代えて、PC300からMFP100が遠隔操作される場合には、PC300からデータ通信制御部117を介してログイン情報を受信するようにしてもよい。
ユーザ判定部163Aは、ログイン受付部171からユーザ識別情報が入力される場合、認証されたユーザがいずれかの会議に参加しているユーザか否かを判断する。具体的には、ログイン受付部171からデータ識別情報が入力されると、HDD116の表示用BOX181に予め記憶された参加者データ187を参照して、ユーザ識別情報に参加者データ187により関連付けられたリスト名を取得する。1以上のリスト名が抽出されたならばユーザ識別情報のユーザがいずれかの会議に参加していると判断し、リスト名が抽出されなければユーザ識別情報のユーザがいずれの会議にも参加していないと判断する。ユーザ判定部163Aは、1ユーザ識別情報のユーザがいずれかの会議に参加していると判断した場合、抽出したすべてのリスト名を識別情報送信部173に出力するが、リスト名が抽出されなければ識別情報送信部173にエラー信号を出力する。
識別情報送信部173は、ユーザ判定部163Aからリスト名が入力されると、入力されるリスト名のリスト183を表示用BOX181から読み出す。そして、読み出したリスト183を添付ファイルに含み、ユーザ識別情報と参加者データにより関連付けられている電子メールアドレスを宛先とする電子メールを生成し、データ通信制御部117を介して生成した電子メールを電子メールサーバに送信する。リスト183は、データ185それぞれについての識別情報を含む。識別情報は、データの位置情報と、データを識別するための文書名(データ識別情報)とを含む。なお、PC300から遠隔操作される場合には、リスト183を電子メールで送信するのに代えて、リスト183をPC300にFTPなどで送信するようにしてもよい。
会議に参加するユーザであって、MFP100にログインしたユーザは、リスト183を電子メールまたはFTPで取得することができるので、リスト183から所望のデータの位置情報を知ることができる。例えば、PC300にブラウザプログラムを実行させ、位置情報を入力することにより、所望のデータをダウンロードさせることができる。また、位置情報とユーザ識別情報とを含むデータ送信要求をPC300に、MFP100に送信させれば、電子メールでデータを受け取ることができる。
図14は、データ出力処理の流れの一例を示す第2のフローチャートである。図14を参照して、図11に示したデータ出力処理と異なる点は、ステップS10が削除された点、ステップS11Aが変更された点、ステップS11AとステップS12との間に、ステップS41〜ステップS44が追加された点である。その他の処理は図11に示したのと同じなので、ここでは説明を繰り返さない。
ステップS09においては、表示指示に含まれる文書名(データ識別情報)で識別されるデータをHDD116の表示用BOX181から読み出す。そして、読み出したデータをプロジェクタ200に送信し(ステップS11A)、処理をステップS41に進める。データを受信するプロジェクタ200は、データを投影するので、データの画像がスクリーンに映し出される。
ステップS41においては、ログイン要求を受け付けたか否かを判断する。ログイン要求を受け付けたならば処理をステップS42に進めるが、そうでなければ処理をステップS12に進める。ステップS42のいては、ログインを要求するユーザを判定する。ログインを要求するユーザがいずれかの会議に参加しているユーザか否かを判断する。ログイン要求するユーザのユーザ識別情報に参加者データ187により関連付けられたリスト名が1つでも存在すればユーザがいずれかの会議に参加している参加ユーザと判断し、1つも存在しなければユーザがいずれの会議にも参加していないと判断する。そして、ステップS43において、ユーザが参加ユーザと判断した場合、処理をステップS44に進め、ユーザが参加ユーザでないと判断した場合、処理をステップS12に進める。
ステップS44においては、ログイン要求するユーザのユーザ識別情報に参加者データ187により関連付けられたリスト名のリスト183をHDD116から読出し、送信する。具体的には、読み出したリスト183を添付し、ログイン要求するユーザのユーザ識別情報に参加者データ187により関連付けられた電子メールアドレスを宛先とする電子メールを生成し、生成した電子メールを送信する。
以上説明したように第2の実施の形態におけるMFP100は、データ185と、データ185と参加ユーザとを関連付けた参加者データ186とをHDD116の表示用BOX181に記憶しており、データの指定が受け付けられると、データをプロジェクタ200に表示させる一方、ログイン要求が受け付けられると、ログイン要求したユーザが、表示されたデータに関連付けられた参加ユーザであることを条件に、データが記憶されている位置を示す位置情報を送信する。このため、ユーザはMFP100にログイン要求すると、表示されたデータが記憶されている位置を示す位置情報を受け取ることができる。
また、データ識別情報を含み、該データの送信を要求するための送信要求をPC300または携帯電話機301から受信すると、送信要求に含まれるデータ識別情報で識別されるデータをPC300または携帯電話機301に送信する。このため、ユーザは、送信要求をPC300または携帯電話機301に送信させる簡単な操作で、表示されたデータを取得することができる。
また、送信要求に含まれるユーザ識別情報が、送信要求に含まれるデータ識別情報で識別されるデータと参加者データ187により関連付けられた参加ユーザであることを条件に、データが送信される。このため、データの送信先を会議の参加者に制限するので、データのセキュリティを向上することができる。
さらに、リスト183が取得されると、リスト183に含まれる位置情報で特定される位置に記憶されているデータが取得され、記憶されるので、ユーザは、リスト183を入力するだけで、プロジェクタ200に表示するためのデータをMFP100に記憶させることができるので、操作を簡略にすることができる。
なお、上述した実施の形態においては、会議システム1について説明したが、図11、図12および図14に示したデータ出力処理を実行するためのデータ出力方法またはそのデータ出力方法をコンピュータに実行させるためのデータ出力プログラムとして発明を捉えることができるのは言うまでもない。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
<付記>
(1) 前記合成手段は、前記位置情報の前記合成データ中の位置を決定する位置決定手段をさらに含む、請求項5に記載のデータ処理装置。
本発明の実施の形態における会議システムの全体概要を示す図である。 MFPの外観を示す斜視図である。 MFPのハードウェア構成の一例を示すブロック図である。 プロジェクタの機能概要の一例を示す機能ブロック図である。 プロジェクタに表示される操作画面の一例を示す図である。 プロジェクタに表示されるレイアウト変更画面の一例を示す図である。 第1の実施の形態におけるMFPが備えるCPUの機能の一例をHDDに記憶されるデータとともに示す機能ブロック図である。 リストの一例を示す図である。 表示画面の一例を示す図である。 参加者データの一例を示す図である。 データ出力処理の流れの一例を示す第1のフローチャートである。 合成画像生成処理の流れの一例を示すフローチャートである。 第2の実施の形態におけるMFPが備えるCPUの機能の一例をHDDに記憶されるデータとともに示す機能ブロック図である。 データ出力処理の流れの一例を示す第2のフローチャートである。
符号の説明
1 会議システム、2 ネットワーク、3 インターネット、9 操作パネル、11 原稿台、20 画像読取部、20 原稿読取部、22 ネットワーク、24 ステップ、26 ステップ、20 画像読取部、30 画像形成部、40 給紙部、60 ファクシミリ部、100 MFP、101 メイン回路、111,111A CPU、112 RAM、113 EEPROM、114 表示部、115 操作部、116 HDD、117 データ通信制御部、119A メモリカード、151 リスト取得部、153 データ取得部、155 表示指示受信部、157 合成部、159,159A データ表示制御部、161 レイアウト変更受信部、163,163A ユーザ判定部、165 データ送信要求受信部、166 データ送信部、171 ログイン受付部、173 識別情報送信部、181 表示用BOX、183 リスト、185 データ、187 参加者データ、200 プロジェクタ、201 制御部、203 投影部、205 操作パネル、210 操作画面、301 携帯電話機。

Claims (15)

  1. 表示装置と接続可能なデータ処理装置であって、
    前記表示装置に表示するためのデータの指定を受け付ける指定受付手段と、
    前記指定の受付に応じて、前記データが記憶されている位置を示す位置情報と前記データとを合成した合成データを生成する合成手段と、
    前記合成データを前記表示装置に表示させる表示制御手段と、を備えたデータ処理装置。
  2. 外部の装置から前記データ識別情報を受信する識別情報受信手段と、
    前記データ識別情報の受信に応じて、該データ識別情報で識別されるデータを、該データ識別情報を送信してきた前記外部の装置に送信するデータ送信手段と、をさらに備えたデータ処理装置。
  3. 前記表示装置に表示するための前記データを取得するデータ取得手段と、
    取得された前記データと参加ユーザとを関連付けた参加者データを記憶する記憶手段をさらに備え、
    前記データ送信手段は、前記データ識別情報とともに受信されるユーザ情報で識別されるユーザが、前記参加者データにより前記データ識別情報で識別される前記データと関連付けられていることを条件に、前記データを送信する、請求項2に記載のデータ処理装置。
  4. データを識別するための少なくとも1つのデータ識別情報を含む表示リストを取得する表示リスト取得手段をさらに備え、
    前記データ取得手段は、取得された前記表示リストに含まれる前記位置情報で特定される位置に記憶されているデータを取得し、取得された前記データを前記記憶手段に記憶する、請求項3に記載のデータ処理装置。
  5. 前記合成手段は、前記位置情報の画像を拡大または縮小する第1変倍手段と、
    前記データの画像を拡大または縮小する第2変倍手段と、を含み、
    前記データの拡大または縮小された画像と前記位置情報の拡大または縮小された画像とを合成し、前記合成データを生成する、請求項1に記載のデータ処理装置。
  6. 前記合成手段は、前記表示装置から変更指示を受信することに応じて、該変更指示に従って前記位置情報の画像と前記データの画像とのそれぞれを拡大または縮小し、前記合成データを生成する、請求項5に記載のデータ処理装置。
  7. 表示装置と接続可能なデータ処理装置であって、
    データと、前記データと参加ユーザとを関連付けた参加者データとを記憶する記憶手段と、
    記憶された前記データの指定を受け付ける指定受付手段と、
    前記指定の受付に応じて、前記データを前記表示装置に表示させる表示制御手段と、
    ログイン要求を受け付けるログイン受付手段と、
    ログイン要求したユーザが、表示された前記データに前記参加者データにより関連付けられた参加ユーザであることを条件に、前記ログイン要求をしたユーザ宛に前記データが記憶されている位置を示す位置情報を送信する識別情報送信手段と、を備えたデータ処理装置。
  8. 前記データ識別情報を含み、該データの送信を要求するための送信要求を外部の装置から受信する送信要求受信手段と、
    前記送信要求に含まれるデータ識別情報で識別される前記データを前記外部の装置に送信するデータ送信手段と、をさらに備えた請求項7に記載のデータ処理装置。
  9. 前記データ送信手段は、前記送信要求をしたユーザが、前記送信要求に含まれるデータ識別情報で識別される前記データと前記参加者データにより関連付けられた参加ユーザであることを条件に、前記送信要求に含まれるデータ識別情報で識別される前記データを送信する、請求項8に記載のデータ処理装置。
  10. データを識別するための少なくとも1つのデータ識別情報を含む表示リストを取得する表示リスト取得手段と、
    取得された前記表示リストに含まれる前記位置情報で特定される位置に記憶されているデータを取得し、取得された前記データを前記記憶手段に記憶するデータ取得手段と、をさらに備えた、請求項7に記載のデータ処理装置。
  11. 前記表示装置から前記表示リストの送信要求が入力されることに応じて、前記表示リストを前記表示装置に送信する表示リスト送信手段をさらに備え、
    前記指定受付手段は、前記表示リストに含まれるデータ識別情報を前記表示装置から受信する識別情報受信手段を含む、請求項10に記載のデータ処理装置。
  12. 表示装置に表示するためのデータの指定を受け付けるステップと、
    前記指定の受付に応じて、前記データが記憶されている位置を示す位置情報と前記データとを合成した合成データを生成するステップと、
    前記合成データを表示装置に表示させるステップと、を含むデータ出力方法。
  13. データと、前記データと参加ユーザとを関連付けた参加者データとを記憶するステップと、
    記憶された前記データの指定を受け付けるステップと、
    前記指定の受付に応じて、前記データを表示装置に表示させるステップと、
    ログイン要求を受け付けるステップと、
    ログイン要求したユーザが、記憶された前記参加者データにより、表示された前記データと関連付けられた参加ユーザであることを条件に、前記ログイン要求したユーザ宛に前記データが記憶されている位置を示す位置情報を送信するステップと、を含むデータ出力方法。
  14. 表示装置に表示するためのデータの指定を受け付けるステップと、
    前記指定の受付に応じて、前記データが記憶されている位置を示す位置情報と前記データとを合成した合成データを生成するステップと、
    前記合成データを表示装置に表示させるステップと、をコンピュータに実行させるためのデータ出力プログラム。
  15. データと、前記データと参加ユーザとを関連付けた参加者データとを記憶するステップと、
    記憶された前記データの指定を受け付けるステップと、
    前記指定の受付に応じて、前記データを表示装置に表示させるステップと、
    ログイン要求を受け付けるステップと、
    ログイン要求したユーザが、記憶された前記参加者データにより、表示された前記データと関連付けられた参加ユーザであることを条件に、前記ログイン要求したユーザ宛に前記データが記憶されている位置を示す位置情報を送信するステップと、をコンピュータに実行させるデータ出力プログラム。
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