JP2010262512A - Webサーバ、画像形成装置、プレゼンテーション支援システム、制御方法及びコンピュータプログラム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】操作パネル102は、プレゼンテーション資料記憶部106に記憶されているプレゼンテーション資料のページの指定を受け付け、スキャナ部101は、補足資料の紙原稿を読み取る。制御部105は、指定されたページと、読み取った補足資料との関連付けを示す関連情報を生成する。そして、制御部105は、関連情報が示す補足資料のリンクを含むプレゼンテーション資料のWebページを会議参加者の端末に提供する。そして、前記端末から補足資料が要求されると、リンクが示す補足資料を前記端末に提供する。
【選択図】図2
Description
例えば特許文献1には、サーバ装置に保存されている会議用の資料のうち、予めまとまった量の資料をキャッシュメモリに保持しておく技術が開示されている。そして、キャッシュメモリに保持された資料を参加者の端末装置に提供する。
特許文献1に記載の技術を用いた場合、補足資料を追加すると、補足資料は会議資料の一部として参加者に提供されることとなり、それが補足資料であるのか会議資料の本編であるのかが参加者には判断し難いという問題が生じる。
また、特許文献1では、会議中に補足資料を追加することも想定されておらず、会議中に補足資料を追加する必要が生じた場合に対応できないという問題がある。
また、Webサーバは、端末装置で閲覧情報のリンクが選択されることにより、端末装置から補足資料データの要求を受け付けると、端末装置へリンクが示す補足資料データを送信するので、会議参加者は、端末装置に表示されている資料が会議資料の本編であるのか補足資料であるのか容易に判断することができる。
ここで、会議資料データは、複数のページから構成されており、前記指定受付手段は、指定された前記会議資料データが複数のページから構成される場合、さらに、1以上のページの指定を受け付け、前記制御手段は、前記読取手段により生成された前記補足資料データを、前記指定受付手段により指定されたページのそれぞれに関連付け、当該関連付けを示す関連情報を生成し、生成された前記関連情報に基づき、前記閲覧用情報を生成するように構成してもよい。
ここで、前記Webサーバは、前記読取手段により生成された前記補足資料データを記憶する補足資料記憶手段を備え、前記指定受付手段は、前記会議資料データの何れかのページに、更に補足資料データを関連付ける際に、前記補足資料記憶手段に既に記憶されている前記補足資料データを用いるか、新規の補足資料データを追加するかの選択を受け付け、前記制御手段は、前記選択受付手段が、既存の補足資料データを用いる選択を受け付けた場合、既存の補足資料データの指定を受け付け、受け付けた補足資料データを前記ページに関連付けるように前記関連情報を更新し、前記選択受付手段が、新規の補足資料データを追加する選択を受け付けた場合、前記読取手段が読み取り、生成した新規の補足資料データを、前記ページに関連付けるように前記関連情報を更新するように構成してもよい。
ここで、前記補足資料データは1ページで構成されており、前記指定受付手段は、前記会議資料データを構成する複数のページのうち、1のページの指定を受け付け、前記制御手段は、前記指定受付手段により指定された前記1のページに、前記1ページの補足資料データを関連付けるように構成してもよい。
また、前記補足資料データは複数のページから構成されており、前記指定受付手段は、前記会議資料データを構成する前記複数のページのうち、複数のページの指定を受け付け、前記制御手段は、前記指定受付手段により指定された複数のページのそれぞれに、前記複数ページの補足資料データを関連付けるように構成してもよい。
1.システム全体の構成
図1は、プレゼンテーション支援システム1の構成を示す図である。
同図に示すように、プレゼンテーション支援システム1は、画像形成装置10、プロジェクタ11、スクリーン12、発表者端末20、参加者端末30、参加者端末40及び参加者端末50から構成される。画像形成装置10、発表者端末20、参加者端末30、参加者端末40及び参加者端末50は、LAN60を介して相互に接続されている。
プレゼンテーション支援システム1では、会議の発表者が、会議前の準備として、予め、会議で用いるプレゼンテーション資料及び当該プレゼンテーション資料に関連する補足資料を、画像形成装置10を用いて作成する。そして、作成された各資料を、画像形成装置10の内部に保存する。
また、画像形成装置10は、プレゼンテーション資料及び補足資料を、プロジェクタ11を介してスクリーン12に投影する。
発表者端末20は、会議の発表者が用いる端末装置である。プレゼンテーション支援システム1において、会議の発表者は、会議中に、発表者端末20を操作しながら、若しくは、画像形成装置10の操作パネルを操作しながらプレゼンテーションを行う。なお、画像形成装置10と発表者端末20とは、近い距離に位置しており、発表者は、会議中に画像形成装置10及び発表者端末20の両方を操作することが可能である。そして、発表者は、会議中にプレゼンテーション資料に関連する補足資料を追加する必要が生じたら、画像形成装置10を用いて補足資料を追加することができる。
2.画像形成装置10の構成
図2は、画像形成装置10の構成を機能的に示すブロック図である。画像形成装置10は、上述したように、プリンタ機能、スキャナ機能、ファックス機能等を備える多機能複合機器(MFP:Multi Function Peripheral)である。
図2に示すように、画像形成装置10は、スキャナ部101、操作パネル102、ネットワークI/F103、画像データ出力部104、制御部105、プレゼンテーション資料記憶部106、補足資料記憶部107及び関連情報記憶部108から構成される。
なお、スキャナ部101には、複数の紙原稿を自動で読み取るADF(Auto Document Feeder)や、両面スキャンを行うためのDuplex機能を有する装置が備えられていてもよい。
本実施形態では、会議毎に異なるプレゼンテーション番号を付して、各会議で用いられるプレゼンテーション資料を識別する。スキャナ部101がプレゼンテーション資料の紙原稿を読み取る前に、後述する操作パネル102がプレゼンテーション番号の入力を受け付ける。
1の会議で用いられるプレゼンテーション資料は、1ページ以上の紙原稿から成り、スキャナ部101は、一度のスキャンジョブで読み取った紙原稿を、1の会議で用いられるプレゼンテーション資料とみなすよう構成してもよい。
スキャナ部101が補足資料を読み取る前に、操作パネル102が、関連付けるプレゼンテーション資料を識別するプレゼンテーション番号及びページ番号の入力を受け付ける。
なお、補足資料は、1ページ以上の紙原稿から成り、スキャナ部101は、一度のスキャンジョブで読み取った紙原稿を、入力されたプレゼンテーション番号及びページ番号により識別されるページに関連する補足資料であるとみなすよう構成してもよい。
操作パネル102は、ユーザが画像形成装置10を操作するための専用のコントロールデバイスとしての役割を果たし、タッチパネル液晶ディスプレイには、制御部105から出力される各種の画面が表示される。
また、本システムでは、会議中に、プレゼンテーション資料及び補足資料が操作パネル102に表示される。操作パネル102に表示される画面は、スクリーン12に表示される画像と同期しており、発表者は、操作パネル102を用いて資料のページをめくりながら会議を進行することもできる。
画像データ出力部104は、ケーブルを介してプロジェクタ11と接続されている。画像データ出力部104は、プレゼンテーション資料及び補足資料を、プロジェクタ11に出力する。プロジェクタ11に出力されたプレゼンテーション資料及び補足資料は、スクリーン12に投影される。
制御部105は、CPU、ROM、RAM等から構成される。ROMには、全体制御プログラム、画像処理プログラム、ネットワーク制御プログラム、プレゼンテーション資料作成プログラム、補足資料作成プログラム、Webサーバプログラム等、画像形成装置10を機能させるための各種のコンピュータプログラムが記録されている。
具体的には、制御部105は、会議前に、プレゼンテーション資料及び補足資料を作成する。また、会議中に要求があれば、補足資料を追加する。また、制御部105は、Webサーバとしての機能を有し、会議中に、発表者端末及び参加者端末からの要求を受けて、各端末にWebページを提供する。
図3は、プレゼンテーション資料記憶部106に記憶される情報の具体例を示す図である。同図に示すように、プレゼンテーション資料記憶部106は、プレゼンテーション番号が付されたプレゼンテーション資料120、121及び122を記憶している。
具体的には、プレゼンテーション資料120は、それぞれ、ページ番号が付されたプレゼンテーション資料データ1、2、3及び4を含む。各プレゼンテーション資料データは、スキャナ部101で生成されたプレゼンテーション資料画像データ及び制御部105で作成されたHTML文書から構成される。
補足資料記憶部107は、フラッシュROM等の不揮発性メモリで構成され、補足資料を記憶する。
補足資料130は、プレゼンテーション番号「No.01」により識別される会議で用いられる補足資料のWebページである。
補足資料131及び132も、それぞれ一意に識別可能なプレゼンテーション番号が付されており、各プレゼンテーション番号により識別される会議で用いられる補足資料のWebページを含む。
図5は、関連情報記憶部108に記憶される情報の具体例を示す図である。同図に示すように、関連情報記憶部108は、関連情報140、141、及び142を記憶している。
関連情報140に依ると、ページ1及びページ2には、識別情報Aを有する補足資料データが関連付けられている。ページ3には、識別情報Bを有する補足資料データ、及び、識別情報Cを有する補足資料データが関連付けられている。ページ4には、補足資料データが関連付けられていない。
画像形成装置10には、ページ1〜4のプレゼンテーション資料と、識別情報A〜Cを有する補足資料データが記憶されている。プレゼンテーション資料の各ページから補足資料データへ向かう矢印は、関連付けを示している。
この様に、プレゼンテーション資料の1ページに、複数の補足資料データを関連付けることもできるし、1つの補足資料データを、プレゼンテーション資料の複数のページに関連付けることもできる。
3.資料作成処理について
次に、会議の発表者が会議前の準備として行う会議資料の作成処理について説明する。発表者は、画像形成装置10を用いて会議資料を作成する。
図7は、画像形成装置10による資料作成の動作を示すフローチャートである。画像形成装置10は、先ず、プレゼンテーション資料120を作成し(ステップS1)、その後、補足資料130を作成して(ステップS2)、会議資料の作成処理を終了する。
発表者は、操作パネル102を用いて、プレゼンテーション番号として、「No.01」を入力する(ステップS11)。操作パネル102は、入力されたプレゼンテーション番号「No.01」を制御部105へ通知する。
スキャナ部101は、生成したプレゼンテーション資料画像データ1〜4を、制御部105へ出力する。
次に、制御部105は、ページ毎に、プレゼンテーション資料画像データを表示するためのタグ、資料のページめくりが出来るように、前頁へのリンクを示す前頁ボタン、次頁へのリンクを示す次頁ボタン等のタグ等を記述したHTML文書を作成する(ステップS14)。
また、制御部105は、プレゼンテーション資料データ1〜4以外にも、各ページからのリンク先のデータを作成する。例えば、補足資料を追加するときに発表者端末20に表示されるWebページなどである。
図9は、ステップS2の補足資料生成処理の詳細を示すフローチャートである。
なお、図9の処理は、1ページの補足資料を追加する毎に行われる処理であり、3ページ分の補足資料を追加するためには、図9のステップS21〜ステップS30の処理を、3回繰り返す。
ここでは、発表者は、プレゼンテーション番号「No.01」を入力する。
次に、発表者は、操作パネル102を用いて、補足資料を、プレゼンテーション資料のどのページに関連付けるのか、ページ番号を入力する(ステップS22)。
例えば、図6に示したように関連付ける場合、発表者は、1ページ目の補足資料(図6の補足資料A)を読み込む場合には、ステップS22で、「1」、及び「2」を入力し、2ページ目の補足資料(図6の補足資料B)を読み込む場合には、「3」を入力し、3ページ目の補足資料(図6の補足資料C)を読み込む場合には、「3」を入力する。
制御部105は、スキャナ部101で生成された補足資料画像データを識別する識別情報を生成する(ステップS25)。ここでは、具体例として、1ページ目については、識別情報として「A」を生成し、2ページ目には「B」、3ページ目には「C」を生成する。
次に、制御部105は、ステップS24で生成された補足資料画像データを表示するためのタグ、プレゼンテーション資料へのリンクを示すタグ等を記述したHTML文書を作成する(ステップS28)。
このように、本実施形態では、会議前に作成するプレゼンテーション資料及び補足資料については、画像データとHTML文書とから成るWebページを予め作成しておく。
しかし、画像形成装置10が予めWebページを作成して保持しておく構成には限定されず、スキャナ部101で生成した画像データのみを保持しておき、HTML文書は、要求に応じて動的に作成されるとしても良い。これについては、後述する。
4.発表者端末20、参加者端末30、40、及び50の構成
図10は、発表者端末20の構成を示すブロック図である。
ROM202又はHDD204には、各種のコンピュータプログラムが記録されている。CPU201は、作業用のRAM202を用いて各種のコンピュータプログラムを実行することにより、発表者端末20全体の機能及び動作を制御する。
入力部206は、キーボード、マウス等の入力デバイスを含み、発表者の操作により、発表者端末20への指示を受け付ける。
ネットワークI/F207は、LAN接続ユニットであって、HTTPを用いてWebサーバである画像形成装置10へアクセスし、プレゼンテーション資料及び補足資料のWebページを取得する。
5.プレゼンテーション処理、及び、補足資料の追加について
ここでは、会議中に行なわれるプレゼンテーション支援システム1の処理について説明する。
図11は、会議中に、発表者端末20の表示部205に表示されるWebページの具体例を示す図である。
前頁ボタン212は、前頁へのリンクを示す。前頁ボタン212が選択されると、ページ2のプレゼンテーション資料を表示するWebページへ遷移する。
補足資料ボタン214は、ページ3のプレゼンテーション資料に関連付けられた補足資料へのリンクを示す。補足資料ボタン214が選択されると、(b)に示すWebページ220へ遷移する。
(b)に示すWebページ220は、Webページ210で補足資料ボタン214が選択された場合に表示されるWebページである。
補足資料Bボタン221が選択されると、(c)のWebページ230へ遷移する。
補足資料Cボタン222が選択されると、補足資料Cの内容を表示するWebページへ遷移する。
(c)に示すWebページ230は、補足資料Bの内容を示す補足資料画像データ231及び戻るボタン232を含む。戻るボタン232が選択されると、(b)のWebページ220へ遷移する。
(d)に示すWebページ240は、プレゼンテーション資料の4ページ目を表示するWebページである。
プレゼンテーション番号「No.01」のプレゼンテーション資料は、ページ4が最後のページであるから、次頁ボタンは表示されない。また、ページ4には補足資料が関連付けられていないので、補足資料ボタンは表示されない。
プレゼンテーション番号「No.01」のプレゼンテーション資料には、既に補足資料が存在する。そうすると、画像形成装置10は、既存資料ボタン251、新規資料ボタン252、戻るボタン253を含むWebページ250を作成して発表者端末20へ出力する。
発表者は、画像形成装置10に保存されていない新たな補足資料を、プレゼンテーション資料のページ4に関連付けたい場合には、新規資料ボタン252を選択する。新規資料ボタン252が選択されると、(f)に示すWebページ260へ遷移する。
Webページ260は、「追加する資料を原稿台に載せてスタートボタンを押してください」というメッセージと、戻るボタン261とを含む。上記メッセージを見た発表者は、新たな補足資料を、画像形成装置10のスキャナ部101に読み込ませる。
(h)に示すWebページ280は、既存資料ボタン251が選択された場合に表示されるWebページである。
発表者は、Webページ280を用いて、ページ4に関連付ける補足資料として、補足資料A、B、及びCから1の補足資料を選択する。
図12は、プレゼンテーション資料のページ4に新しい補足資料Dが関連付けられた場合に、画像形成装置10の制御部105により更新された関連情報140を示す図である。図5に示す関連情報140は、ページ4には、補足資料が関連付けられていなかったが、図12に示す関連情報140は、ページ4に、補足資料Dが関連付けられている。
図14は、会議中に、参加者端末30、40、及び50の表示部に表示されるWebページを示す図である。
各Webページの構成やWebページ間の遷移は、図11で説明した発表者端末20に表示されるWebページと同様である。
また、後述するように、画像形成装置10は、全てのWebページを動的に作成してもよい。この場合には、画像形成装置10は、要求元の端末が発表者端末20であるか、参加者端末30、40、及び50であるかに応じて、補足資料追加ボタンを追加したり削除したりできる。
以下では、発表者端末20、参加者端末30、40、及び50を総称して、単に「端末」と呼称することがある。
画像形成装置10の制御部105は、プレゼンテーション資料記憶部106から、ページ番号nのプレゼンテーション資料データを読み出して(ステップS31)、端末へ出力する(ステップS32)。nは、1以上の数である。
プレゼンテーションが終了しなければ(ステップS33でNO)、制御部105は、ネットワークI/F103を介して各端末から要求を受信し(ステップS34)、受信した要求を判断する(ステップS35)。
補足資料が要求された場合(ステップS35で「補足資料」)、制御部105は、補足資料提示処理を行う(ステップS38)。
図16は、ステップS38の補足資料提示処理の詳細を示すフローチャートである。
具体的には、制御部105は、関連情報記憶部108に記憶されている関連情報140を参照して、ステップS32で出力したプレゼンテーション資料のページ(現在、端末の表示部に表示されているページ)に関連付けられている補足資料を検索し、補足資料選択画面のWebページを生成する。
そうすると、制御部105は、図11(b)に示すように、補足資料Bを選択するためのボタン221及び補足資料Cを選択するためのボタン222を含むWebページ220を作成する。
その後、画像形成装置10の制御部105は、各端末から要求を受信する(ステップS43)。
端末の操作者(会議の発表者又は参加者)が、戻るボタンを選択した場合には、制御部105は「戻る」の要求を受信する。操作者が補足資料を指定した場合には、制御部105は、指定した補足資料の要求を受信する。
なお、ステップS32で出力したプレゼンテーション資料のページに関連付けられている補足資料が、1ページしかない場合、制御部105は、ステップS41〜44の処理を省略してもよい。
制御部105は、関連情報記憶部108に記憶されている関連情報140を参照して、補足資料追加画面のWebページを作成する(ステップS51)。
具体的には、関連情報140に依ると、既に、補足資料記憶部107には、補足資料が記憶されていることが分かる。そこで、制御部105は、図11(e)に示すように、既存資料を選択するためのボタン251及び新規資料を選択するためのボタン252を含むWebページ250を作成する。
制御部105は、受信した要求を判断する(ステップS54)。
既存資料の要求であれば(ステップS54で「既存資料」)、制御部105は、関連情報140を参照し、選択用画面のWebページを作成する(ステップS55)。具体的には、関連情報140に依ると、既に、補足資料記憶部107には、補足資料A、B,及びCが記憶されていることが分かる。そこで、制御部105は、図11(h)に示すように、補足資料Aを選択するためのボタン281、補足資料Bを選択するためのボタン282及び補足資料Cを選択するためのボタン283を含むWebページ280を作成する。
制御部105は、ステップS57で選択された既存の補足資料を、ステップS32で出力したプレゼンテーション資料のページ(現在、発表者端末20の表示部205に表示されているページ)に関連付けるように関連情報140を更新する(ステップS58)。
制御部105は、生成したWebページを発表者端末20へ出力する(ステップS61)。
続いて、制御部105は、生成した補足資料画像データを、ステップS32で端末に出力したプレゼンテーション資料のページ(現在、発表者端末20の表示部205に表示されているページ)に関連付けるように、関連情報140を更新する(ステップS65)。
制御部105は、補足資料画像データとHTML文書とから成る補足資料データを、補足資料記憶部107に格納する(ステップS67)。
<その他の変形例>
本発明を上記の実施形態に基づき説明してきたが、本発明は、上記の実施形態に限定されないのは勿論であり、以下のような場合であっても本発明に含まれる。
(1)上記の実施形態では、プレゼンテーション資料と補足資料とはページ単位で関連付けられていた。しかし、本発明はプレゼンテーション資料と補足資料とをページ単位で関連付けることに限定されない。
(2)上記の実施形態では、画像形成装置10とプロジェクタ11とが接続されていた。しかし、発表者端末20とプロジェクタ11とが接続されており、発表者端末20からプロジェクタ11へ、画像データが出力される構成であってもよい。
(3)上記の実施形態では、プレゼンテーション資料は、画像形成装置10のスキャナ部101を用いて生成した。
(5)上記の実施形態では、画像形成装置10をWebサーバとして用いたが、本発明はこれに限定されない。例えば、Webサーバ機能を有するパーソナルコンピュータとスキャナとを用いて、画像形成装置10と同様の機能を実現する場合も本発明に含まれる。
(6)上記の実施形態では、画像形成装置10が予めプレゼンテーション資料及び補足資料のWebページを作成する構成であったが、本発明はこれに限定されずに、Webページを動的に作成する構成であってもよい。
そして、制御部105は、各端末から要求を受けると、関連情報記憶部108に記憶されている関連情報を参照して、「前頁」、「次頁」、「補足資料」、「戻る」等のリンクを示すタグを書き込んだHTML文書を動的に作成する。そして、画像形成装置10は、作成されたHTML文書と画像データとから成るWebページを、各端末へ送信する。
(7)本発明は、プレゼンテーション資料及び補足資料を作成する方法、プレゼンテーション資料及び補足資料を提供する方法であるとしてもよい。また、これらの方法をコンピュータにより実現するコンピュータプログラムであるとしてもよいし、コンピュータプログラムのデジタル信号であるとしてもよい。
(8)上記の実施形態及び上記の変形例をそれぞれ組み合わせるとしてもよい。
10 画像形成装置
11 プロジェクタ
12 スクリーン
20 発表者端末
30 参加者端末
40 参加者端末
50 参加者端末
101 スキャナ部
102 操作パネル
103 ネットワークI/F
104 画像データ出力部
105 制御部
106 プレゼンテーション資料記憶部
107 補足資料記憶部
108 関連情報記憶部
201 CPU
202 ROM
203 RAM
204 HDD
205 表示部
206 入力部
207 ネットワークI/F
Claims (10)
- ネットワークを介して接続された会議参加者の端末装置に、会議資料データを提供するWebサーバであって、
会議資料データを記憶している会議資料記憶手段と、
1の会議資料データの指定を受け付ける指定受付手段と、
補足資料の原稿を読み取り、補足資料データを生成する読取手段と、
前記読取手段により生成された前記補足資料データを、前記指定受付手段にて指定された前記会議資料データに関連付ける制御手段と、
前記会議資料データと前記会議資料データに関連付けられた前記補足資料データへのリンクとを含む閲覧用情報を前記端末装置へ送信し、前記端末装置から、前記補足資料データの要求を受けると、前記リンクが示す前記補足資料データを、前記端末装置へ送信する通信手段と
を備えることを特徴とするWebサーバ。 - 会議資料データは、複数のページから構成されており、
前記指定受付手段は、指定された前記会議資料データが複数のページから構成される場合、さらに、1以上のページの指定を受け付け、
前記制御手段は、前記読取手段により生成された前記補足資料データを、前記指定受付手段により指定されたページのそれぞれに関連付け、当該関連付けを示す関連情報を生成し、生成された前記関連情報に基づき、前記閲覧用情報を生成する
ことを特徴とする請求項1に記載のWebサーバ。 - 前記Webサーバは、
前記読取手段により生成された前記補足資料データを記憶する補足資料記憶手段を備え、
前記指定受付手段は、前記会議資料データの何れかのページに、更に補足資料データを関連付ける際に、前記補足資料記憶手段に既に記憶されている前記補足資料データを用いるか、新規の補足資料データを追加するかの選択を受け付け、
前記制御手段は、
前記選択受付手段が、既存の補足資料データを用いる選択を受け付けた場合、既存の補足資料データの指定を受け付け、受け付けた補足資料データを前記ページに関連付けるように前記関連情報を更新し、
前記選択受付手段が、新規の補足資料データを追加する選択を受け付けた場合、前記読取手段が読み取り、生成した新規の補足資料データを、前記ページに関連付けるように前記関連情報を更新する
ことを特徴とする請求項2に記載のWebサーバ。 - 前記補足資料データは1ページで構成されており、
前記指定受付手段は、前記会議資料データを構成する複数のページのうち、1のページの指定を受け付け、
前記制御手段は、前記指定受付手段により指定された前記1のページに、前記1ページの補足資料データを関連付ける
ことを特徴とする請求項2に記載のWebサーバ。 - 前記補足資料データは複数のページから構成されており、
前記指定受付手段は、前記会議資料データを構成する前記複数のページのうち、1のページの指定を受け付け、
前記制御手段は、前記指定受付手段により指定された前記1のページに、前記複数のページの補足資料データを関連付ける
ことを特徴とする請求項2に記載のWebサーバ。 - 前記補足資料データは複数のページから構成されており、
前記指定受付手段は、前記会議資料データを構成する前記複数のページのうち、複数のページの指定を受け付け、
前記制御手段は、前記指定受付手段により指定された複数のページのそれぞれに、前記複数ページの補足資料データを関連付ける
ことを特徴とする請求項2に記載のWebサーバ。 - 前記Webサーバは、画像形成装置であって、
前記読取手段は、当該画像形成装置に備えられたスキャナユニットにより実現される
ことを特徴とする請求項1〜6の何れか1項に記載のWebサーバ。 - 会議参加者の端末装置と、会議資料データを提供するWebサーバとから成るプレゼンテーション支援システムであって、
前記Webサーバは、
会議資料データを記憶している会議資料記憶手段と、
1の会議資料データの指定を受け付ける指定受付手段と、
補足資料の原稿を読み取り、補足資料データを生成する読取手段と、
前記読取手段により生成された前記補足資料データを、前記指定受付手段にて指定された前記会議資料データに関連付ける制御手段と、
前記会議資料データと前記会議資料データに関連付けられた前記補足資料データへのリンクとを含む閲覧用情報を前記端末装置へ送信し、前記端末装置から、前記補足資料データの要求を受けると、前記リンクが示す前記補足資料データを、前記端末装置へ送信する第1通信手段とを備え、
前記端末装置は、
前記Webサーバから前記閲覧用情報を受信し、前記閲覧用情報に含まれる前記補足資料データへのリンクが選択されると、前記Webサーバへ前記補足資料データを要求し、前記Webサーバから前記補足資料データを受信する第2通信手段と、
受信した前記閲覧用情報及び前記補足資料データを表示する表示手段とを備える
ことを特徴とするプレゼンテーション支援システム。 - ネットワークを介して接続された会議参加者の端末装置に、会議資料データを提供するWebサーバで用いられる制御方法であって、
前記Webサーバは、会議資料データを記憶しており、
前記制御方法は、
1の会議資料データの指定を受け付ける指定受付ステップと、
補足資料の原稿を読み取り、補足資料データを生成する読取ステップと、
前記読取ステップにより生成された前記補足資料データを、前記指定受付ステップにて指定された前記会議資料データに関連付ける制御ステップと、
前記会議資料データと前記会議資料データに関連付けられた前記補足資料データへのリンクとを含む閲覧用情報を前記端末装置へ送信する第1送信ステップと、
前記端末装置から、前記補足資料データの要求を受ける受信ステップと、
前記リンクが示す前記補足資料データを、前記端末装置へ送信する第2送信ステップと
を含むことを特徴とする制御方法。 - ネットワークを介して接続された会議参加者の端末装置に、会議資料データを提供するWebサーバで用いられるコンピュータプログラムであって、
前記Webサーバは、会議資料データを記憶しており、
前記コンピュータプログラムは、
1の会議資料データの指定を受け付ける指定受付ステップと、
補足資料の原稿を読み取り、補足資料データを生成する読取ステップと、
前記読取ステップにより生成された前記補足資料データを、前記指定受付ステップにて指定された前記会議資料データに関連付ける制御ステップと、
前記会議資料データと前記会議資料データに関連付けられた前記補足資料データへのリンクとを含む閲覧用情報を前記端末装置へ送信する第1送信ステップと、
前記端末装置から、前記補足資料データの要求を受ける受信ステップと、
前記リンクが示す前記補足資料データを、前記端末装置へ送信する第2送信ステップと
を含むことを特徴とするコンピュータプログラム。
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