JP2009065227A - データ処理装置、データ処理方法およびデータ処理プログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】 送信したデータを送信先別に記憶すること。
【解決手段】 MFPは、データを取得するデータ取得部(S05)と、取得されたデータの送信先に関する送信先情報を取得する送信先取得部(S02)と、取得された送信先情報により定まる送信先にデータを送信する送信部(S08)と、受け付けられた送信先情報に基づいて、取得されたデータを識別するための識別情報を生成する識別情報生成部(S04)と、生成された識別情報と関連付けて、データを記憶するデータ記憶部(S06)と、を備える。
【選択図】 図5
【解決手段】 MFPは、データを取得するデータ取得部(S05)と、取得されたデータの送信先に関する送信先情報を取得する送信先取得部(S02)と、取得された送信先情報により定まる送信先にデータを送信する送信部(S08)と、受け付けられた送信先情報に基づいて、取得されたデータを識別するための識別情報を生成する識別情報生成部(S04)と、生成された識別情報と関連付けて、データを記憶するデータ記憶部(S06)と、を備える。
【選択図】 図5
Description
この発明は、データ処理装置、データ処理方法およびデータ処理プログラムに関し、特に送信されるデータを記憶するデータ処理装置、データ処理方法およびデータ処理プログラムに関する。
近年、スキャナ装置、プリンタ装置、コピー装置およびファクシミリ装置の機能を備えたMFP(Multi Function Peripheral)と呼ばれる複合機が登場している。このMFPは、大容量記憶装置としてハードディスクドライブ(HDD)を備えており、多くのデータを記憶することが可能となっている。
データを送信する場合に、送信した履歴を電子データとして保存する場合がある。この場合、保存するデータに対して付与するべき新たなファイル名を入力しなければならず、作業が煩雑になるといった問題がある。特開2004−356849号公報(特許文献1)には、データの送信者名、送信者の所属先および送信元電子メールアドレス等の送信元情報に基づいてファイル名を設定する技術が記載されている。しかしながら、同じ送信者が送信した複数のデータには同じファイル名が付与されてしまうといった問題がある。
また、スキャナで原稿を読み取ったデータにファイル名を付与する技術であるが、特開2004−140551号公報(特許文献2)には、読み取った原稿の所定の領域に記録されている文字をファイル名として認識する技術が記載されている。しかしながら、所定の領域に予め定められた文字が記載されていなければならず、また、同じ文字が記載された複数の原稿を読み取る場合には、異なる原稿に同じファイル名が付与されてしまうといった問題がある。
特開2004−356849号公報
特開2004−140551号公報
この発明は上述した問題点を解決するためになされたもので、この発明の目的の1つは、送信したデータを送信先別に記憶することが可能なデータ処理装置を提供することである。
この発明は上述した問題点を解決するためになされたもので、この発明の目的の1つは、送信したデータを送信先別に記憶することが可能なデータ処理方法を提供することである。
この発明は上述した問題点を解決するためになされたもので、この発明の目的の1つは、送信したデータを送信先別に記憶することが可能なデータ処理プログラムを提供することである。
上述した目的を達成するためにこの発明のある局面によれば、データ処理装置は、データを取得するデータ取得手段と、取得されたデータの送信先に関する送信先情報を取得する送信先取得手段と、取得された送信先情報により定まる送信先にデータを送信するデータ送信手段と、受け付けられた送信先情報に基づいて、取得されたデータを識別するための識別情報を生成する識別情報生成手段と、生成された識別情報と関連付けて、データを記憶するデータ記憶手段と、を備える。
この局面に従えば、データの送信先に関する送信先情報が取得され、送信先情報により定まる送信先にデータが送信される。さらに送信先情報に基づいて、データを識別するための識別情報が生成され、生成された識別情報と関連付けて、データが記憶される。このため、送信したデータを送信先別に記憶することが可能なデータ処理装置を提供することができる。
好ましくは、ユーザを識別するためのユーザ識別情報と、そのユーザの送信先とを関連付けた宛先レコードを含む宛先テーブルを記憶する宛先テーブル記憶手段をさらに備え、識別情報生成手段は、取得された送信先情報を用いて宛先テーブルから1つの宛先レコードを抽出するレコード抽出手段を含み、抽出された宛先レコードに含まれる情報の少なくとも一部を識別情報に含める。
この局面に従えば、宛先レコードに含まれる情報の少なくとも一部が識別情報に含められるので、識別情報をユーザが解読可能にすることができる。
好ましくは、ユーザを識別するためのユーザ識別情報と、そのユーザの送信先とを関連付けた宛先レコードを含む宛先テーブルを記憶する宛先テーブル記憶手段をさらに備え、データ送信手段は、取得された送信先情報を用いて宛先テーブルから1つの宛先レコードを抽出するレコード抽出手段を含む。
好ましくは、記録媒体に形成された原稿画像を読み取る原稿読取手段をさらに備え、データ取得手段は、原稿読取手段により出力される原稿画像をデータとして取得する。
好ましくは、送信先取得手段は、取得されたデータから送信先情報を抽出する送信先情報抽出手段を含む。
この局面に従えば、取得されたデータから送信先情報が抽出されるので、ユーザによる送信先を指定する操作を省略することができる。
好ましくは、データを記憶する記憶手段と、記録媒体に形成された原稿画像を読み取る読取手段と、読み取られた原稿画像に含まれる記憶手段における位置を示す位置情報を抽出する位置情報抽出手段と、をさらに備え、識別情報生成手段は、抽出された位置情報の少なくとも一部を含む識別情報を生成する。
この局面に従えば、記録媒体に形成された原稿画像が読み取られ、原稿画像に含まれる記憶手段における位置を示す位置情報が抽出され、抽出された位置情報の少なくとも一部を含む識別情報が生成される。このため、原稿画像を画像形成する元データが記憶されていた位置情報で原稿画像を特定することができるので、送信したデータを原稿画像別に記憶することができる。
好ましくは、記憶手段に記憶されたデータのうちから処理対象となるデータを指定する指定手段と、指定されたデータと該データの位置情報とを合成した合成画像を生成する合成手段と、合成画像を記録媒体に形成する画像形成手段と、をさらに備える。
この発明の他の局面によれば、データ処理方法は、データを取得するステップと、取得されたデータの送信先に関する送信先情報を取得するステップと、取得された送信先情報により定まる送信先にデータを送信するステップと、受け付けられた送信先情報に基づいて、取得されたデータを識別するための識別情報を生成するステップと、生成された識別情報と関連付けて、データを記憶するステップと、を含む。
この局面に従えば、送信したデータを送信先別に記憶することが可能なデータ処理方法を提供することができる。
この発明のさらに他の局面によれば、データ処理プログラムは、データを取得するステップと、取得されたデータの送信先に関する送信先情報を取得するステップと、取得された送信先情報により定まる送信先にデータを送信するステップと、受け付けられた送信先情報に基づいて、取得されたデータを識別するための識別情報を生成するステップと、生成された識別情報と関連付けて、データを記憶するステップと、をコンピュータに実行させる。
この局面に従えば、送信したデータを送信先別に記憶することが可能なデータ処理プログラムを提供することができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。以下の説明では同一の部品には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同じである。したがってそれらについての詳細な説明は繰返さない。
図1は、本発明の実施の形態の1つにおけるMFPの外観を示す斜視図である。図1を参照して、データ処理装置としてのMFP100は、自動原稿搬送装置(ADF)10と、画像読取部20と、画像形成部30と、給紙部40と、後処理部50と、を含む。ADF10は、原稿台に搭載された複数枚の原稿をさばいて1枚ずつ順に、画像読取部20に搬送する。画像読取部20は、写真、文字、絵等の画像情報を原稿から光学的に読み取って画像データを取得する。
画像形成部30は、画像データが入力されると、画像データに基づいて用紙上に画像を形成する。画像形成部30は、シアン、マゼンタ、イエローの3色のトナーを用いてカラーの画像を形成する、また、シアン、マゼンタ、イエローおよびブラックのいずれか1色トナーを用いてモノクロの画像を形成する。
給紙部40は、用紙を格納しており、格納した用紙を1枚ずつ画像形成部30に供給する。後処理部50は、画像が形成された用紙を排紙する。後処理部50は、複数の排紙トレイを有し、記録シートをソートして排紙することが可能である。また、後処理部50は、パンチ穴加工部、ステープル加工部を備えており、排紙された記録シートにパンチ穴加工、またはステープル加工することが可能である。MFP100は、その上面に操作パネル9を備える。
図2は、MFPのハード構成の一例を示すブロック図である。図2を参照して、MFP100は、メイン回路101をさらに含み、メイン回路101は、ファクシミリ部60と、通信制御部61と、ADF10と、画像読取部20と、画像形成部30と、給紙部40と、後処理部50と接続される。メイン回路101は、中央演算装置(CPU)111と、CPU111の作業領域として使用されるRAM(Random Access Memory)112と、CPU111が実行するプログラム等を記憶するためのEEPROM(Electronically Erasable Programmable Read Only Memory)113と、表示部114と、操作部115と、大容量記憶装置としてのハードディスクドライブ(HDD)116と、データ通信制御部117と、を含む。CPU111は、表示部114、操作部115、HDD116およびデータ通信制御部117とそれぞれ接続され、メイン回路101の全体を制御する。また、CPU111は、ファクシミリ部60、通信制御部61、ADF10、画像読取部20、画像形成部30、給紙部40および後処理部50と接続され、MFP100の全体を制御する。
表示部114は、液晶表示装置(LCD)、有機ELD(Electro Luminescence Display)等のディスプレイであり、ユーザに対する指示メニューや取得した画像データに関する情報等を表示する。操作部115は、複数のキーを備え、ユーザが押下したキーに対応する各種の指示、文字、数字などのデータの入力を受付ける。操作部115は、表示部114上に設けられたタッチパネルを含む。表示部114と操作部115とで、操作パネル9(図1参照)が構成される。
データ通信制御部117は、TCP(Transmission Control Protocol)またはUDP(User Datagram Protocol)等の通信プロトコルで通信するためのインターフェースであるLAN端子118と、シリアル通信するためのシリアル通信インターフェース端子119とを有する。データ通信制御部117は、CPU111からの指示に従って、LAN端子118またはシリアル通信インターフェース端子119に接続された外部の機器との間でデータを送受信する。
LAN端子118に、ネットワークに接続するためのLANケーブルが接続される場合、データ通信制御部117は、LAN端子118を介して他のMFPまたはコンピュータと通信することが可能である。
また、CPU111は、データ通信制御部117を制御して、メモリカード119AからCPU111が実行するためのプログラムを読出し、読み出したプログラムをRAM112に記憶し、実行する。なお、CPU111が実行するためのプログラムを記憶する記録媒体としては、メモリカード119Aに限られず、フレキシブルディスク、カセットテープ、光ディスク(CD−ROM(Compact Disc−Read Only Memory)/MO(Magnetic Optical Disc)/MD(Mini Disc)/DVD(Digital Versatile Disc))、ICカード、光カード、マスクROM、EPROM(Erasable Programmable ROM)、EEPROM(Electronically EPROM)などの半導体メモリ等の媒体でもよい。さらに、CPU111がインターネットに接続されたコンピュータからプログラムをダウンロードしてHDD116に記憶する、または、インターネットに接続されたコンピュータがプログラムをHDD116に書込みするようにして、HDD116に記憶されたプログラムをRAM112にロードしてCPU111で実行するようにしてもよい。ここでいうプログラムは、CPU111により直接実行可能なプログラムだけでなく、ソースプログラム、圧縮処理されたプログラム、暗号化されたプログラム等を含む。
通信制御部61は、CPU111をPSTN(Public Switched Telephone Networks)7に接続するためのモデムである。MFP100には、PSTN7における電話番号が予め割り当てられており、PSTN7に接続されたファクシミリ装置からMFP100に割り当てられた電話番号に発呼があると、通信制御部61がその発呼を検出する。通信制御部61は、発呼を検出すると通話を確立し、ファクシミリ部60に通信させる。
ファクシミリ部60は、PSTN7に接続され、PSTN7にファクシミリデータを送信する、またはPSTN7からファクシミリデータを受信する。ファクシミリ部60は、受信したファクシミリデータを画像形成部30でプリント可能なプリントデータに変換して、画像形成部30に出力する。これにより、画像形成部30は、ファクシミリ部60により受信されたファクシミリデータを記録シートにプリントする。また、ファクシミリ部60は、HDD116に記憶されたデータをファクシミリデータに変換して、PSTN7に接続されたファクシミリ装置または他のMFPに出力する。これにより、HDD116に記憶されたデータをファクシミリ装置または他のMFPに出力することができる。このように、MFP100は、ファクシミリ送受信機能を有する。
図3は、MFPが備えるCPUの機能の概要を示す機能ブロック図である。図3を参照して、CPU111は、送信の対象となるデータを取得するデータ取得部151と、送信先情報を取得する送信先情報取得部153と、データを送信するための送信部155と、データを識別するための識別情報を生成する識別情報生成部159と、データをHDD116に記憶するためのデータ記憶部161と、を含む。
データ取得部151は、送信の対象となるデータを取得し、取得されたデータを送信部155および識別情報生成部159に出力する。データ取得部151は、ユーザが操作部115に原稿を読み取る原稿読取処理を実行するための操作を入力した場合、画像読取部20が原稿を読み取って出力する原稿画像を受け付ける。また、データ取得部151は、ユーザが操作部115にHDD116に記憶されたデータを指定する操作を入力した場合、指定されたデータをHDD116から読み出し、読み出したデータを取得する。データ取得部151は、取得したデータを送信部155およびデータ記憶部161に出力する。
送信先情報取得部153は、データの送信先となるユーザを識別するためのユーザ識別情報を送信先情報として取得する。送信先情報取得部153は、HDD116に予め記憶されている宛先テーブルに含まれる宛先レコードを読出し、宛先レコードの氏名の項目に設定されている氏名の一覧を表示部114に表示する。
ここで、宛先テーブルについて説明する。図4は、宛先テーブルに記憶される宛先レコードのフォーマットの一例を示す図である。図4を参照して、宛先レコードは、クラスの項目と、出席番号の項目と、氏名の項目と、送信方法の項目と、宛先アドレスの項目と、を含む。クラスの項目は、複数のクラスのうちでユーザが分類されるクラスを示し、出席番号の項目は、ユーザに割り当てられた番号を示す。出席番号の項目は、同じクラスの複数のユーザの中でユニークである。クラスの項目に設定されるクラスと、出席番号の項目に設定される出席番号とを組み合わせることで、ユーザを識別するためのユーザ識別情報を構成する。氏名の項目は、ユーザの氏名が設定される。同じ氏名のユーザが存在する場合には、シリアル番号を付与するなどして、ユニークにするのが好ましい。
送信方法は、データを送信する方法が設定され、宛先アドレスは、送信方法でデータを送信する宛先が設定される。例えば、送信方法の項目にPSTNでファクシミリ送信するSHIP−FAX送信が設定される場合、宛先アドレスの項目にファクシミリ番号が設定される。送信方法の項目にインターネットでファクシミリデータを送信するI−FAX送信が設定される場合、宛先アドレスの項目にI−FAX送信用に割り当てられた電子メールアドレスが設定される。さらに、送信方法の項目に電子メール送信が設定されると、宛先アドレスの項目に電子メールアドレスが設定され、送信方法の項目にファイル転送が設定されると、宛先アドレスの項目にURL(Uniform Resource Locator)が設定される。
図3に戻って、送信先情報取得部153は、表示部114に一覧表示された氏名のいずれかをユーザが指定する操作を操作部115に入力すると、指定された氏名に宛先レコードで関連付けられているクラスと出席番号の組合せからなるユーザ識別情報を送信先情報として取得する。送信先情報取得部153は、取得した送信先情報(ユーザ識別情報)を送信部155および識別情報生成部159に出力する。送信先情報取得部153は、表示部114に一覧表示された氏名の複数が指定される場合には、指定された複数の氏名それぞれに宛先レコードで関連付けられている複数のユーザ識別情報を送信先情報として取得する。送信先情報取得部153は、複数の送信先情報を取得した場合には、複数の送信先を、送信部155および識別情報生成部159にそれぞれ出力する。
なお、ユーザが操作部115に送信先のユーザの氏名を直接入力するようにしてもよい。この場合、送信先情報取得部153は、操作部115に入力されるユーザの氏名を操作部115から受け付け、宛先テーブルを検索して、受け付けた氏名に関連付けられているクラスと出席番号の組合せからなるユーザ識別情報を送信先情報として取得する。また、氏名の項目に設定される指名を、氏名にシリアル番号を付与するなどして、すべてのユーザの中でユニークにする場合には、氏名をユーザ識別情報としてもよい。
送信部155は、データ取得部151から入力されるデータを、送信先情報取得部153から入力される送信先情報で定まる宛先に送信する。送信部155は、送信先抽出部157を含む。送信先抽出部157は、HDD116に記憶された宛先テーブルを参照して、送信先情報取得部153から入力される送信先情報、ここではユーザ識別情報を含む宛先レコードを抽出する。そして、宛先レコードの送信方法および宛先アドレスそれぞれの項目の設定値を取得する。そして、送信部155は、データ取得部151から入力されるデータを、送信先抽出部157により取得された送信方法で、宛先アドレスに送信する。具体的には、送信方法がSHIP−FAX送信ならば、データと宛先アドレスである電話番号をファクシミリ部60に出力し、ファクシミリ部60に電話番号に発呼させ、データを送信させる。送信方法がI−FAX送信または電子メールならば、宛先アドレスである電子メールアドレスを宛先とし、データを添付した電子メールを生成し、データ通信制御部117に電子メールをメールサーバに送信させる。さらに、送信方法がデータ送信ならば、データ通信制御部117にデータとURLとを出力し、データ通信制御部117にデータをURLで定まる送信先に送信させる。
送信部155は、複数の送信先情報が入力される場合には、複数の送信先情報をそれぞれ含む複数の宛先レコードを抽出し、複数の宛先レコードそれぞれの送信方法および宛先アドレスに従って、データ取得部151から入力されるデータを送信する。
識別情報生成部159は、データ取得部151から入力されるデータに付与するためのファイル名として、送信先情報取得部153から入力される送信先情報に基づいてファイル名を生成する。ここでは送信先情報をクラスと出席番号との組で構成されるユーザ識別情報としている。このため、データを送信する宛先のユーザが分類されたクラスとそのユーザに割り当てられた出席番号とを一部に含むファイル名を生成する。識別情報生成部159は、生成したファイル名をデータ記憶部161に出力する。例えば、クラスが「A」の出席番号が「10」のユーザにデータを送信する場合、そのデータに対してファイル名「A10XXX」(XXXは任意の文字列)が生成される。
また、ユーザ識別情報を、ユーザの氏名とする場合には、宛先のユーザの氏名を一部に含むファイル名を生成する。例えば、クラスが「A」の出席番号が「10」のユーザの氏名が「玉井」の場合、送信するデータに対してファイル名「玉井XXX」(XXXは任意の文字列)が生成される。
データ記憶部161は、データ取得部151から入力されるデータに、識別情報生成部159から入力されるファイル名でHDD116の所定の領域に記憶する。識別情報生成部159は、複数の送信先情報が入力される場合には、複数の送信先情報それぞれに基づいて複数のファイル名を生成する。データ記憶部161は、複数のデータそれぞれを、識別情報生成部159から入力される複数のファイル名のうち対応するファイル名で記憶する。送信されたデータが、HDD116に記憶されるが、記憶されるデータは、データを送信した宛先のユーザのユーザ識別情報を含むファイル名で記憶されるため、同じデータを複数のユーザに送信する場合であっても送信先のユーザ毎に異なるファイル名のデータがHDD116に記憶される。
図5は、データ送信処理の流れの一例を示すフローチャートである。データ送信処理は、CPU111がデータ処理プログラムを実行することにより、CPU111により実行される処理である。図5を参照して、CPU111は、ADF10に原稿がセットされたか否かを判断する(ステップS01)。原稿がセットされたこと検出するまで待機状態となり(ステップS01でNO)、原稿がセットされたことを検出すると(ステップS01でYES)、処理をステップS02に進める。なお、ユーザがHDD116に記憶されているデータを指定する場合には、原稿がセットされたことを検出するのに代えて、ユーザがデータを指定する操作が入力されるまで待機状態となり、データを指定する操作が入力され、その操作を検出すると処理をステップS02に進める。
ステップS02においては、送信先情報を取得するまで待機状態となり(ステップS02でNO)、送信先情報を取得したならば(ステップS02でYES)処理をステップS03に進める。具体的には、宛先テーブルに含まれる宛先レコードの氏名の項目に設定されている氏名の一覧を表示部114に表示し、ユーザが氏名を選択すると、選択された氏名に宛先レコードで関連付けられたユーザ識別情報を送信先情報として取得する。なお、ここでは、送信先情報を取得するまで待機状態としたが、データを送信する処理とは別の処理を実行するための操作が入力された場合には、その操作に従った処理を実行する。
次のステップS03においては、宛先レコードを抽出する。宛先テーブルを検索し、ステップS02において取得された送信先情報、ここではユーザ識別情報を含む宛先レコードを抽出する。次のステップS04においては、ステップS02において取得された送信先情報を含むファイル名を生成する。ここでは、送信先情報をユーザ識別情報としており、ユーザ識別情報はクラスと出席番号との組なので、それらを含むファイル名を生成する。
ステップS05においては、原稿を読み取る。具体的には、ADF10および画像読取部20を制御して、ADF10にセットされた原稿を画像読取部20に読み取らせる。そして、画像読取部20が出力する原稿画像のデータを取得する。なお、ステップS01において、ユーザがHDD116に記憶されているデータを指定する場合には、ADF10にセットされた原稿を読み取るのに代えて、ユーザにより操作部115に入力された操作により特定されるデータをHDD116から読み出すことにより、データを取得する。
ステップS05において取得されたデータをステップS04において生成されたファイル名でHDD116の所定の領域に記憶する(ステップS06)。さらに、ステップS03において抽出された宛先レコードに含まれる送信方法と宛先アドレスとを取得し(ステップS07)、ステップS05において取得されたデータを、ステップS07において取得された送信方法で宛先アドレスに送信する(ステップS08)。
以上説明したように本実施の形態におけるMFP100は、ユーザがデータの宛先として指定したユーザのユーザ識別情報を含むファイル名で、送信したデータを記憶するので、ファイル名から送信先のユーザを特定することができる。また、同一の原稿を複数の宛先に送信する場合であっても、異なるファイル名で記憶されるので、送信した宛先ごとに送信したデータの控えを記憶することができる。
<第1の変形例>
次に第1の変形例について説明する。図6は、第1の変形例におけるMFP100が備えるCPUの機能概要の一例を示す機能ブロック図である。図6を参照して、第1の変形例におけるMFP100が備えるCPU111Aは、図3に示した機能ブロック図に比較して、識別情報生成部159Aが送信先名抽出部163を有する点が異なる。以下異なる点を主に説明する。
次に第1の変形例について説明する。図6は、第1の変形例におけるMFP100が備えるCPUの機能概要の一例を示す機能ブロック図である。図6を参照して、第1の変形例におけるMFP100が備えるCPU111Aは、図3に示した機能ブロック図に比較して、識別情報生成部159Aが送信先名抽出部163を有する点が異なる。以下異なる点を主に説明する。
送信先名抽出部163は、HDD116に記憶された宛先テーブルを参照して、送信先情報取得部153から入力される送信先情報、ここではユーザ識別情報を含む宛先レコードを抽出する。そして、抽出した宛先レコードに含まれる情報の一部をファイル名要素として抽出する。ファイル名要素は、例えば、氏名、宛先アドレスの全部または一部である。宛先アドレスがファクシミリ番号の場合はそのファクシミリ番号をファイル名要素として抽出し、また宛先アドレスが電子メールアドレスの場合は電子メールアドレスの全部またはアカウント部分をファイル名要素として抽出する。送信先名抽出部163は、生成されるファイル名がユニークとなるようにファイル名要素を抽出する。そして、識別情報生成部159Aは、送信先名抽出部163により抽出されたファイル名要素を含むファイル名を生成し、生成したファイル名をデータ記憶部161に出力する。
図7は、第1の変形例におけるデータ送信処理の流れの一例を示すフローチャートである。図7を参照して、図5に示したデータ送信処理と異なる点は、ステップS04に代えてステップS04AおよびステップS04Bの処理が実行される点である。ステップS04Aにおいては、ステップS03において取得された宛先レコードに含まれる情報のうちからファイル名要素を抽出する。例えば、氏名、宛先アドレスの全部または一部を抽出する。そして、ステップS04Bにおいて、抽出されたファイル名要素を含むファイル名を生成し、処理をステップS05に進める。
第1の変形例におけるMFP100は、宛先レコードに含まれる情報の一部をファイル名にするので、ファイル名から送信先のユーザを特定することができる。
<第2の変形例>
図8は、第2の変形例におけるMFP100が備えるCPUの機能概要の一例を示す機能ブロック図である。図8を参照して、第2の変形例におけるMFP100が備えるCPU111Aは、図6に示した機能ブロック図に比較して、送信先情報取得部153Aが送信先情報抽出部165を有する点が異なる。以下異なる点を主に説明する。
図8は、第2の変形例におけるMFP100が備えるCPUの機能概要の一例を示す機能ブロック図である。図8を参照して、第2の変形例におけるMFP100が備えるCPU111Aは、図6に示した機能ブロック図に比較して、送信先情報取得部153Aが送信先情報抽出部165を有する点が異なる。以下異なる点を主に説明する。
送信先情報抽出部165は、データ取得部151からそれにより取得されたデータが入力される。送信先情報抽出部165は、入力されるデータを文字認識し、送信先情報を抽出する。例えば、テストの答案用紙の原稿を読み取った場合、答案用紙にはクラス、出席番号、氏名等が記載されている。画像読取部20が答案用紙を読み取って出力するデータを文字認識し、文字認識の結果としてのテキストデータから送信先情報を抽出する。ここでは、文字認識の結果としてのテキストデータから「クラス」、「出席番号」、「氏名」を送信先情報として抽出する。なお、答案用紙中に送信先情報が記載されている位置が予め分かっている場合には、その領域のみを文字認識することにより、処理速度を向上させることができる。送信先情報取得部153は、送信先情報抽出部165により抽出された送信先情報を、送信部155および識別情報生成部159Aに出力する。
図9は、第2の変形例におけるデータ送信処理の流れの一例を示すフローチャートである。図9を参照して、CPU111は、ADF10に原稿がセットされたか否かを判断する(ステップS11)。原稿がセットされたこと検出するまで待機状態となり(ステップS11でNO)、原稿がセットされたことを検出すると(ステップS11でYES)、処理をステップS12に進める。なお、ユーザがHDD116に記憶されているデータを指定する場合には、原稿がセットされたことを検出するのに代えて、ユーザがデータを指定する操作が入力されるまで待機状態となり、データを指定する操作が入力され、その操作を検出すると処理をステップS12に進める。
ステップS12においては、原稿を読み取る。具体的には、ADF10および画像読取部20を制御して、ADF10にセットされた原稿を画像読取部20に読み取らせる。そして、画像読取部20が出力する原稿画像のデータを取得する。なお、ステップS11において、ユーザがHDD116に記憶されているデータを指定する場合には、ADF10にセットされた原稿を読み取るのに代えて、ユーザにより操作部115に入力された操作により特定されるデータをHDD116から読み出すことにより、データを取得する。
そして、ステップS12において取得されたデータを文字認識し、テキストデータを取得する(ステップS13)。そして、取得されたテキストデータから送信先情報を抽出する。ここでは、「クラス」、「出席番号」、「氏名」を送信先情報として抽出する。
次のステップS15においては、宛先テーブルを検索し、宛先レコードを抽出する。宛先テーブルを検索し、ステップS14において取得された送信先情報を含む宛先レコードを抽出する。ステップS16において、宛先レコードが抽出されたか否かを判断し、宛先レコードが抽出されたならば処理をステップS19に進めるが、そうでなければ処理をステップS17に進める。
ステップS17においては、ユーザ一覧を表示部114に表示する。宛先テーブルに含まれる宛先レコードの氏名の項目に設定されている氏名の一覧を表示部114に表示する。そして、送信先情報を抽出する(ステップS18)。ユーザが表示部に表示された氏名の一覧からいずれか1つの氏名を選択すると、選択された氏名を含む宛先レコードを宛先テーブルのうちから抽出する。宛先レコードを抽出したならば処理をステップS19に進めるが、そうでなければ処理をステップS25に進める。ステップS25においては、エラー処理を実行し、処理をステップS24に進める。エラー処理は、例えば、原稿を読み取ったデータを送信できないことをユーザに通知するメッセージを表示部114に表示する。
ステップS19においては、送信方法と宛先アドレスとを取得する。ステップS16またはステップS18において抽出された宛先レコードに含まれる送信方法と宛先アドレスとを取得する。そして、ステップS12において取得されたデータを、ステップS19において取得された送信方法で宛先アドレスに送信する(ステップS20)。
次のステップS21においては、ファイル要素を抽出する。具体的には、ステップS16またはステップS18において抽出された宛先レコードに含まれる情報のうちからファイル名要素を抽出する。例えば、氏名、宛先アドレスの全部または一部を抽出する。そして、ステップS22において、抽出されたファイル名要素を含むファイル名を生成し、処理をステップS23に進める。
ステップS12において取得されたデータをステップS22において生成されたファイル名でHDD116の所定の領域に記憶する(ステップS23)。さらに、ステップS24において、次に読み取るべき原稿が存在するか否かを判断し、原稿が存在するならば処理をステップS12に戻し、原稿が存在しなければ処理を終了する。
第2の変形例におけるMFP100は、原稿を読み取って得られるデータから送信先情報を抽出するようにしたので、ユーザが送信先情報を入力または宛先テーブルから選択する必要がない。このため、原稿をMFP100に読み込ませるだけで、その原稿を適切な送信先に送信することができるとともに、送信先のユーザに関連する情報を含むユニークなファイル名で送信したデータを記憶することができる。さらに、複数枚の原稿をADF10にセットすれば、複数の原稿を送信し、控えのデータを記憶することができる。
<第3の変形例>
第3の変形例におけるMFP100は、原稿にそれを画像形成する元になった対象データのファイル名が位置情報として含まれている場合、その位置情報の一部をファイル名の一部に含めるようにしたものである。なお、位置情報はファイル名の他に、対象データが記憶されている記憶領域(BOX)の名称を含み、記憶領域がさらに複数のサブ記憶領域を有する場合には対象データが記憶されているサブ記憶領域の名称を含む。また、位置情報は、MFP100を識別するための装置識別情報を含んでもよい。位置情報は、URL(Uniform Resource Locator)を用いるようにしてもよい。URLを用いれば、他のMFPで画像形成された原稿画像を読み取った場合においても、その原稿画像の元データを特定することができ、他のMFPから元データを取得することができる。
第3の変形例におけるMFP100は、原稿にそれを画像形成する元になった対象データのファイル名が位置情報として含まれている場合、その位置情報の一部をファイル名の一部に含めるようにしたものである。なお、位置情報はファイル名の他に、対象データが記憶されている記憶領域(BOX)の名称を含み、記憶領域がさらに複数のサブ記憶領域を有する場合には対象データが記憶されているサブ記憶領域の名称を含む。また、位置情報は、MFP100を識別するための装置識別情報を含んでもよい。位置情報は、URL(Uniform Resource Locator)を用いるようにしてもよい。URLを用いれば、他のMFPで画像形成された原稿画像を読み取った場合においても、その原稿画像の元データを特定することができ、他のMFPから元データを取得することができる。
例えば、数学のテストの答案用紙のデータをBOXプリント処理すると、そのデータの位置情報、たとえば「¥テスト¥第1小学校_5年3学期末テスト_国語_答案用紙.doc」が答案用紙の画像に合成した画像がプリントされる。
なお、データの画像と位置情報との合成は、位置情報を電子透かし情報としてデータの画像に埋め込むようにしてもよいし、位置情報のバーコードもしくは二次元コード、または位置情報の文字の画像を、対象データの画像と合成するようにしてもよい。
図10は、合成画像の一例を示す図である。ここでは、位置情報の文字の画像とデータの画像とを合成することにより、生成される合成画像を示している。図10を参照し、合成画像301は、データの画像303の下方に、位置情報の文字の画像305が配置された画像である。
図11は、第3の変形例におけるMFP100が備えるCPUの機能概要の一例を示す機能ブロック図である。図11を参照して、第3の変形例におけるMFP100が備えるCPU111Cは、図8に示した機能ブロック図と異なる点は、位置情報抽出部167が追加された点および識別情報生成部159Bが変更された点である。
位置情報抽出部167は、データ取得部151からデータが入力され、入力されたデータから位置情報を抽出する。位置情報の抽出は、例えば、文字認識して得られるテキストデータから位置情報を抽出する。また、位置情報がバーコードの場合、または電子透かし情報として原稿画像に埋め込まれている場合には、画像処理することにより位置情報を抽出する。位置情報抽出部167は、抽出した位置情報を識別情報生成部159Bに出力する。
識別情報生成部159Bは、送信先名抽出部163により抽出されたファイル名要素と、位置情報抽出部167から入力される位置情報の一部を含むファイル名を生成し、生成したファイル名をデータ記憶部161に出力する。例えば、位置情報抽出部167から「¥テスト¥第1小学校_5年3学期末テスト_国語_答案用紙.doc」の位置情報が入力され、送信先名抽出部163からファイル名要素として氏名の「玉井」が抽出された場合、位置情報の一部である「第1小学校_5年3学期末テスト_国語_答案用紙」と、ファイル名要素「玉井」とを含むファイル名「第1小学校_5年3学期末テスト_国語_答案用紙_玉井_送信控え」を生成する。
図12は、第3の変形例におけるデータ送信処理の流れの一例を示すフローチャートである。図12を参照して、図9に示したデータ送信処理と異なる点は、ステップS19の次にステップS31およびステップS32が追加された点、およびステップS22Aが変更された点である。以下、異なる点を主に説明する。
ステップS31においては、ステップS12において取得されたデータから位置情報を抽出する。そして、次のステップS32においては、位置情報のうちから原稿の元データのファイル名を示す元ファイル名を取得する。ここては、位置情報「¥テスト¥第1小学校_5年3学期末テスト_国語_答案用紙.doc」から元ファイル名「第1小学校_5年3学期末テスト_国語_答案用紙」を抽出する。
次のステップS21においては、ステップS16またはステップS18において抽出された宛先レコードに含まれる情報のうちからファイル名要素を抽出する。ここでは、宛先レコードの氏名「玉井」を抽出する。
そして、ステップS22Aにおいて、ステップS32において取得された元ファイル名と、ステップS21において抽出されたファイル名要素とを含むファイル名を生成する。ここでは、ファイル名「第1小学校_5年3学期末テスト_国語_答案用紙_玉井_送信控え」を生成する。
そして、次のステップS23においては、ステップS12において取得されたデータをステップS22Aにおいて生成されたファイル名でHDD116の所定の領域に記憶する。
第3の変形例におけるMFP100は、読み取った原稿画像を画像形成する元になったデータのファイル名(元ファイル名)の一部と、データを送信するユーザに関連する送信先情報を含む宛先レコードに含まれる情報の一部とを含むファイル名で、送信したデータが記憶されるので、送信されたデータと、元ファイル名のデータとをファイル名で関連付けることができる。
なお、上述した実施の形態においては、データ処理装置の一例としてMFP100を例に説明したが、図5、図7、図9または図12に示した処理を実行するためのデータ処理方法およびデータ処理方法をコンピュータに実行させるためのデータ処理プログラムとして発明を捉えることができるのは言うまでもない。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
10 ADF、20 画像読取部、30 画像形成部、40 給紙部、50 後処理部、60 ファクシミリ部、61 通信制御部、100 MFP、101 メイン回路、111 CPU、112 RAM、113 EEPROM、114 表示部、115 操作部、116 HDD、117 データ通信制御部、119A メモリカード、151 データ取得部、153,153A 送信先情報取得部、155 送信部、157 送信先抽出部、159,159A,159B 識別情報生成部、161 データ記憶部、163 送信先名抽出部、165 送信先情報抽出部、167 位置情報抽出部。
Claims (9)
- データを取得するデータ取得手段と、
取得された前記データの送信先に関する送信先情報を取得する送信先取得手段と、
取得された前記送信先情報により定まる送信先に前記データを送信するデータ送信手段と、
受け付けられた前記送信先情報に基づいて、取得された前記データを識別するための識別情報を生成する識別情報生成手段と、
生成された識別情報と関連付けて、前記データを記憶するデータ記憶手段と、を備えたデータ処理装置。 - ユーザを識別するためのユーザ識別情報と、そのユーザの送信先とを関連付けた宛先レコードを含む宛先テーブルを記憶する宛先テーブル記憶手段をさらに備え、
前記識別情報生成手段は、取得された前記送信先情報を用いて前記宛先テーブルから1つの宛先レコードを抽出するレコード抽出手段を含み、
前記抽出された宛先レコードに含まれる情報の少なくとも一部を前記識別情報に含める、請求項1に記載のデータ処理装置。 - ユーザを識別するためのユーザ識別情報と、そのユーザの送信先とを関連付けた宛先レコードを含む宛先テーブルを記憶する宛先テーブル記憶手段をさらに備え、
前記データ送信手段は、取得された前記送信先情報を用いて前記宛先テーブルから1つの宛先レコードを抽出するレコード抽出手段を含む、請求項1に記載のデータ処理装置。 - 記録媒体に形成された原稿画像を読み取る原稿読取手段をさらに備え、
前記データ取得手段は、前記原稿読取手段により出力される原稿画像を前記データとして取得する、請求項1に記載のデータ処理装置。 - 前記送信先取得手段は、取得された前記データから前記送信先情報を抽出する送信先情報抽出手段を含む、請求項4に記載のデータ処理装置。
- データを記憶する記憶手段と、
記録媒体に形成された原稿画像を読み取る読取手段と、
読み取られた前記原稿画像に含まれる前記記憶手段における位置を示す位置情報を抽出する位置情報抽出手段と、をさらに備え、
前記識別情報生成手段は、抽出された前記位置情報の少なくとも一部を含む識別情報を生成する、請求項1に記載のデータ処理装置。 - 前記記憶手段に記憶されたデータのうちから処理対象となるデータを指定する指定手段と、
指定された前記データと該データの前記位置情報とを合成した合成画像を生成する合成手段と、
前記合成画像を前記記録媒体に形成する画像形成手段と、をさらに備えた請求項6に記載の画像形成装置。 - データを取得するステップと、
取得された前記データの送信先に関する送信先情報を取得するステップと、
取得された前記送信先情報により定まる送信先に前記データを送信するステップと、
受け付けられた前記送信先情報に基づいて、取得された前記データを識別するための識別情報を生成するステップと、
生成された識別情報と関連付けて、前記データを記憶するステップと、を含むデータ処理方法。 - データを取得するステップと、
取得された前記データの送信先に関する送信先情報を取得するステップと、
取得された前記送信先情報により定まる送信先に前記データを送信するステップと、
受け付けられた前記送信先情報に基づいて、取得された前記データを識別するための識別情報を生成するステップと、
生成された識別情報と関連付けて、前記データを記憶するステップと、をコンピュータに実行させるためのデータ処理プログラム。
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JP2018092569A (ja) * | 2016-12-06 | 2018-06-14 | 株式会社リコー | 情報処理システム、情報処理装置、情報処理方法及びプログラム |
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JP2004192500A (ja) * | 2002-12-13 | 2004-07-08 | Murata Mach Ltd | 文書管理装置とそのプログラム |
JP2007259021A (ja) * | 2006-03-23 | 2007-10-04 | Kyocera Mita Corp | 画像読取装置および画像読取制御プログラム |
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