JP2001245269A - コミュニケーション・データ作成装置及び作成方法、コミュニケーション・データ再生装置及び再生方法、並びに、プログラム記憶媒体 - Google Patents

コミュニケーション・データ作成装置及び作成方法、コミュニケーション・データ再生装置及び再生方法、並びに、プログラム記憶媒体

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JP2001245269A
JP2001245269A JP2000049931A JP2000049931A JP2001245269A JP 2001245269 A JP2001245269 A JP 2001245269A JP 2000049931 A JP2000049931 A JP 2000049931A JP 2000049931 A JP2000049931 A JP 2000049931A JP 2001245269 A JP2001245269 A JP 2001245269A
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伸行 松下
Yuji Ayatsuka
祐二 綾塚
Jiyunichi Rekimoto
純一 暦本
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Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 実写画像付きのコミュニケーション・データ
を提供する。 【解決手段】 コミュニケーション・データは、ユーザ
が入力した文章などのテキスト・データと、ユーザを数
回にわたって撮像した複数の静止画像で構成される。す
なわち、ユーザの撮像画像という視覚情報を有するの
で、テキスト・ベースの文章しか含まない場合に比し、
通信相手に対して大きな刺激を与えることができる。ま
た、複数の撮像画像を用いて動きを表現でき、さらに多
くのメッセージを伝達することができる。また、画像の
動きは基本的に静止画のみで構成されるので、動画像を
扱う場合に比しデータ・サイズは格段に少なくて済む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、各ユーザの実写画
像付きのコミュニケーション・データの作成・表示技術に
係り、特に、転送データ・サイズや精神的障壁なしに実
写画像を添付することができるコミュニケーション・デ
ータの作成・表示技術に関する。
【0002】また、本発明は、インターネットのような
コンピュータ・ネットワーク上で構築・提供される複数ユ
ーザが参加可能なチャットなどの仮想会話を支援する会
話支援システム及び会話支援方法に係り、特に、ネット
ワーク負荷や精神的障壁なしに各参加ユーザの実写画像
付きで遠隔的な会話を実現する会話支援システム及び会
話支援方法に関する。
【0003】
【従来の技術】昨今、情報処理や情報通信などのコンピ
ューティング技術が飛躍的に向上し、コンピュータ・シ
ステムが広汎に普及してきている。さらに、コンピュー
タ同士を相互接続するネットワーク・コンピューティン
グ技術に対する要望も高まってきている。ネットワーク
上では、各コンピュータのユーザ同士で、コンピュータ
資源の共有、情報の共有・流通・配布・交換などを円滑に
行うことができる。また、ネットワーク経由で接続され
た各ユーザのコンピュータ上で共同作業を行うこともで
きる。
【0004】コンピュータ同士を相互接続するネットワ
ークの形態は様々である。例えば、Ethernetや
Bluetoothのような局所に敷設されたLAN
(Local Area Network)や、LAN同士を専用線などで
相互接続して構成されるWAN(Wide Area Networ
k)、さらには、ネットワーク同士の相互接続を繰り返
し行った結果として文字通り世界規模のネットワークへ
成長を遂げた「インターネット」(The Internet)など
様々である。
【0005】現在、インターネット上には、無数のサー
バが散在しており、HTMLドキュメントを始めとする
様々の情報資源が有償又は無償で公開されている。クラ
イアントは、TCP/IPプロトコルに従い、これら公
開された情報資源をURL(Uniform Resource Locato
r)という形式の識別子によってアクセスすることがで
きる。
【0006】また、インターネットを始めとするコンピ
ュータ・ネットワークを、単なる情報公開の手段として
だけではなく、リアルタイムでの遠隔コミュニケーショ
ンの場として利用する傾向がある。かかるコミュニケー
ションへの適用例として、BBS(Bulletin Board Sys
tem:電子掲示板)やチャット(chat)などを挙げるこ
とができる。
【0007】BBSとは、ネットワーク上のサーバにお
いてコンピュータライズされた掲示情報を蓄積し、ネッ
トワーク経由でその情報を閲覧するシステムである。サ
ーバ上で情報を一元管理できる他、広域的に散在するユ
ーザ間でリアルタイムで情報を通知し合えるというメリ
ットがある。
【0008】また、チャットとは、ネットワーク上でキ
ーボード入力文字を使ってリアルタイムに会話を行う"o
n-line-talk"である。通常、複数のユーザがチャットに
ログインして、同時に会話することができるし、各人の
発言が参加者全員のモニタ画面上に提示されるようにな
っている。チャットによれば、遠隔地に散在するユーザ
間でリアルタイムの会話若しくは議論を、インタネット
上に構築された仮想世界において享受することができ
る。また、チャット・システムが提供する仮想世界にロ
グインしさえすれば即座に会話への参加資格が随時得ら
れ、各ユーザが実生活上で顔見知りである必要がないと
いう気軽さも、チャットの大きな魅力であろう。電子メ
ールやBBSによるインタラクションが非同期的である
のに対して、チャットの対話は同期的であり、ログイン
・ユーザによる入力文字列は他のユーザに即時的に配信
される。また、相手の反応を確認しながら発言すること
ができるので、ユーザにとって刺激的である。また、チ
ャットでは、比較的短い文章がやり取りされる慣習があ
る点でも、比較的まとまった量の文章を交換する電子メ
ールとは相違する。
【0009】インターネット上でリアルタイムの会議や
チャットを実現するサーバ・クライアント型システムと
して、例えばIRC(Internet Relay Chat)が知られ
ている。IRCで使用されるIRCプロトコルはRFC
(Request For Comments)1459で規定されている。
【0010】また、ビデオカメラを用いて音声と映像
(例えば動画像)をネットワーク転送してリアルタイム
でコミュニケーションを行う例もある。このような双方
向コミュニケーションでは、通常、テレビ会議やビデオ
会議のように一対一の接続で利用されることが多い。但
し、米コーネル大学で開発されたビデオ会議システム"
CU−See Me"のように、チャットの形式で複数
ユーザ間で映像と音声など複数のメディアを用いてコミ
ュニケーションを行う例もある。
【0011】コミュニケーションは、言葉だけでなく、
映像を用いた方が、互いの表情を伝え合うことができ、
臨場感が増すことは言うまでもない。しかしながら、映
像データはをネットワーク転送する場合には、以下に示
すような問題点を伴う。すなわち、
【0012】(1) 膨大サイズからなる映像の転送は
ネットワークの帯域を広く使用する。 (2)接続されている期間中、ユーザは常にカメラで撮
られているため、心理的障壁が高い。また、システムを
利用できる状況が制限されてしまう。 (3)映像や音声はリアルタイムで流されてしまうの
で、現在の状況も追跡しつつ少し前の時間に遡って見る
(あるいは聞く)などの、履歴を遡る操作が難しい。
【0013】例えば、米マイクロソフト社が提供するチ
ャット・システム"Microsoft Chat"は、
通常のチャット・システムに文字列以外の付加的な情報
を導入するために、各ユーザ毎に漫画のキャラクタを割
り当てるとともに、各キャラクタに対して何種類かの表
情を与えている。ブラウザ画面上では、コマ送りの漫画
上に各ログイン・ユーザを仮体した漫画のキャラクタが
登場し、ユーザの文字列は該当するキャラクタの吹き出
し内に表示される。このようなチャット・システムによ
れば、映像データを転送する場合に比し、ネットワーク
の使用帯域の問題は解消される。しかしながら、漫画は
実写映像に比べれば表現力が乏しくなってしまう。ま
た、漫画の持つ性質や意味合いから、企業内の会議など
の用途に採用することが難しいであろう。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、各ユ
ーザの実写画像付きのコミュニケーション・データを作
成し表示することができる、優れたコミュニケーション
・データの作成・表示技術を提供することにある。
【0015】本発明の更なる目的は、転送データ・サイ
ズや精神的障壁なしに実写画像を添付することができる
コミュニケーション・データを作成し表示するための優
れた技術を提供することにある。
【0016】本発明の更なる目的は、インターネットの
ようなコンピュータ・ネットワーク上で構築される複数
ユーザが参加可能な仮想会話を、各参加者の実写画像を
用いて好適に支援することができる、優れた会話支援シ
ステム及び会話支援方法を提供することにある。
【0017】本発明の更なる目的は、ネットワーク負荷
や精神的障壁なしに各参加ユーザの実写画像付きで遠隔
的な会話を実現することができる、優れた会話支援シス
テム及び会話支援方法を提供することにある。
【0018】
【課題を解決するための手段及び作用】本発明は、上記
課題を参酌してなされたものであり、その第1の側面
は、実写画像付きのコミュニケーション・データを作成
するためのコミュニケーション・データ作成装置又は方
法であって、ユーザが文章又は発言を入力するための文
章入力部又はステップと、ユーザを所定時間以内に複数
回撮像する撮像部又はステップと、前記文章入力部又は
ステップにおいて入力された文章又は発言内容と前記撮
像部又はステップにおいて撮像された複数の画像とで構
成されるコミュニケーション・データを作成する処理部
又はステップと、を具備することを特徴とするコミュニ
ケーション・データ作成装置又は方法である。
【0019】本発明に係るコミュニケーション・データ
は、ユーザが入力した文章などのテキスト・データと、
ユーザを数回にわたって撮像した複数の静止画像で構成
される。すなわち、コミュニケーション・データは、ユ
ーザの撮像画像という視覚情報を有するので、テキスト
・ベースの文章しか含まない場合に比し、通信相手に対
して大きな刺激を与えることができる。また、複数の静
止画像を用いて動きを表現するので、動画像に匹敵する
ような多くのメッセージを伝達することができる。
【0020】また、画像の動きは基本的に静止画のみで
構成されるので、動画像を扱うデータ通信やデータ蓄積
に比しデータ・サイズは格段に少なくて済み、伝送負荷
や記憶負荷が軽減される。また、ユーザは常時撮影され
ている訳ではないので、映されることに対する心理的・
精神的な障壁が低くなる。
【0021】他方、コミュニケーション・データの再生
装置側では、入力文章をブラウザ画面上に常時表示する
とともに、撮像画像を逐次切り替えることによって、こ
れを見るユーザに対して動きがあり表現に富む画像を提
供することができる。また、一定周期で撮像画像を切り
替えるのではなく、乱数値などを用いてランダムなタイ
ミングで切り替えることにより、画像の動きを予測不能
にして、静止画であるが動画像に近い印象を与えること
ができる。例えば、コミュニケーション・データ作成側
では、ユーザは撮像タイミングに合わせてジェスチャな
どの動きを表現することで、より多くのメッセージをコ
ミュニケーション・データに埋め込むことができる。
【0022】本発明の第1の側面に係るコミュニケーシ
ョン・データ作成装置又は方法において、前記処理部又
はステップは、ユーザが前記文章入力部に文章又は発言
を入力したことに応答して撮像部又はステップによる複
数回の撮像を実行開始するととも、コミュニケーション
・データを作成するようにしてもよい。
【0023】また、前記撮像部又はステップにおける各
撮像タイミングをユーザに対して表示するインジケータ
をさらに含んでもよい。ユーザは、かかるインジケータ
表示に従って、所望の表情を形成したり、ジェスチャや
演技的な動作表現を試みることができる。
【0024】また、前記文章入力部又はステップを介し
て入力された文章を解析する文章解析部又はステップ
と、該文章解析部又はステップによる解析結果に従って
前記撮像部又はステップによる撮像画像を処理する画像
処理部又はステップとをさらに備えてもよい。
【0025】また、前記文章解析部又はステップは、前
記文章入力部又はステップを介して入力された文章中の
単語や言い回しの他に、"!"や"?"などの符号、フェイ
ス・マーク、エスケープ・シーケンスなどを抽出して、
これら符号を手がかりにして文章の意味内容を判定する
ようにしてもよい。
【0026】また、前記画像処理部又はステップは、前
記文章解析部又はステップによる文章解析の結果判定さ
れたユーザの感情や文章の用途に応じて、撮像画像の背
景の設定や明度・輝度・濃淡の調整、CG画像との重ね
合わせ、セピア調・油絵調・水彩画調・モザイク調への
画像合成、ネガポジ反転、又は、その他の画像合成・変
形処理を行うようにしてもよい。
【0027】また、前記文章入力部又はステップは、入
力文章の意味内容を明示する符号又はエスケープ・シー
ケンスの入力を受容してもよい。
【0028】また、作成したコミュニケーション・デー
タを外部に転送する通信部又はステップをさらに備えて
もよい。
【0029】また、作成したコミュニケーション・デー
タを格納するデータ蓄積部をさらに備えてもよい。
【0030】また、複数のユーザの識別子と位置情報と
を組にして登録するユーザ位置情報登録部又はステップ
と、前記撮像部の撮像領域を所定の位置まで移動させる
駆動部又はステップとをさらに具備し、前記処理部又は
ステップは、あるユーザによって前記文章入力部又はス
テップに文章の入力が行われたことに応答して、前記ユ
ーザ位置登録部又はステップに問い合わせて該当する位
置情報を取得し、該位置情報に従って前記駆動部又はス
テップにより前記撮像部又はステップの撮像領域を移動
させて、前記文章入力部又はステップにおいて入力され
た文章又は発言内容と前記撮像部又はステップにおいて
撮像された複数の画像とで構成されるコミュニケーショ
ン・データを作成するようにしてもよい。
【0031】また、前記ユーザ位置登録部は前記コミュ
ニケーション・データ作成装置本体とはネットワーク接
続されていてもよいし、複数のユーザ位置登録部を用い
てユーザの位置情報を分散して管理するようにしてもよ
い。
【0032】また、本発明の第2の側面は、文章データ
と複数の画像データで構成されるコミュニケーション・
データを再生するコミュニケーション・データ再生装置
又は方法であって、表示画面を有する表示部と、前記表
示画面上にコミュニケーション・データを表示するため
のコマを設定し、該コマの中にコミュニケーション・デ
ータに含まれる文章及び複数の画像のうち1つを表示せ
しめる表示制御部又はステップと、を具備することを特
徴とするコミュニケーション・データ再生装置又は方法
である。
【0033】本発明の第2の側面に係るコミュニケーシ
ョン・データ再生装置又は方法は、コミュニケーション
・データを外部から受信する通信部又はステップをさら
に備えてもよい。
【0034】また、複数のコミュニケーション・データ
を格納するデータ蓄積部又はステップをさらに備えても
よい。
【0035】また、前記表示制御部又はステップは、コ
マ内に表示する画像を任意又は所定の時間間隔で切り替
えるようにしてもよい。
【0036】前記表示制御部又はステップは、前記表示
画面上に複数のコミュニケーション・データを表示する
ための各コマを割り当てて、1画面上で複数のコミュニ
ケーション・データを一覧表示できるようにしてもよ
い。この場合、複数のユーザ間での会話を享受すること
ができる。このような場合、各コマの縦及び/又は横方
向の配置や大きさがわざと不揃いとなるように前記表示
画面上に配設するようにして、時系列的な配置を表現す
るようにしてもよい。
【0037】また、本発明の第3の側面は、実写画像付
きのコミュニケーション・データを作成する処理をコン
ピュータ言語で記述したソフトウェア・プログラムをコ
ンピュータ可読形式で記憶したプログラム記憶媒体であ
って、前記ソフトウェア・プログラムは、ユーザが文章
又は発言を入力するための文章入力ステップと、ユーザ
を所定時間以内に複数回撮像する撮像ステップと、前記
文章入力ステップにおいて入力された文章又は発言内容
と前記撮像ステップにおいて撮像された複数の画像とで
構成されるコミュニケーション・データを作成する処理
ステップと、を具備することを特徴とするプログラム記
憶媒体である。
【0038】また、本発明の第4の側面は、文章データ
と複数の画像データで構成されるコミュニケーション・
データを表画面上で再生する処理をコンピュータ言語で
記述したソフトウェア・プログラムをコンピュータ可読
形式で記憶したプログラム記憶媒体であって、前記ソフ
トウェア・プログラムは、前記表示画面上にコミュニケ
ーション・データを表示するためのコマを設定し、該コ
マの中にコミュニケーション・データに含まれる文章及
び複数の画像のうち1つを表示する表示制御ステップを
具備することを特徴とするプログラム記憶媒体である。
【0039】本発明の第3及び第4の側面に係るコンピ
ュータ可読記憶媒体は、例えば、様々なプログラム・コ
ードを実行可能な汎用コンピュータ・システムに対し
て、コンピュータ・プログラムをコンピュータ可読な形
式で提供する媒体である。このような媒体は、例えば、
CD(Compact Disc)やFD(Floppy Disc)、MO(M
agneto-Optical disc)などの着脱自在で可搬性の記憶
媒体である。あるいは、ネットワーク(ネットワークは
無線、有線の区別を問わない)などの伝送媒体などを経
由してコンピュータ・プログラムを特定のコンピュータ
・システムに提供することも技術的に可能である。
【0040】このようなプログラム記憶媒体は、コンピ
ュータ・システム上で所定のコンピュータ・プログラム
の機能を実現するための、コンピュータ・プログラムと
記憶媒体との構造上又は機能上の協働的関係を定義した
ものである。換言すれば、本発明の第3又は第4の側面
に係るプログラム記憶媒体を介して所定のコンピュータ
・プログラムをコンピュータ・システムにインストール
することによって、コンピュータ・システム上では協働
的作用が発揮され、本発明の第1又は第の各側面と同様
の作用効果を得ることができる。
【0041】本発明のさらに他の目的、特徴や利点は、
後述する本発明の実施例や添付する図面に基づくより詳
細な説明によって明らかになるであろう。
【0042】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら本発明
の実施例を詳解する。
【0043】1.コミュニケーション・データの作成シ
ステム 図1には、本発明の実施に供されるコミュニケーション
・データ作成システム1の構成例を模式的に示してい
る。以下、各部について説明する。
【0044】システム10のメイン・コントローラであ
るCPU(Central Processing Unit)11は、オペレ
ーティング・システム(OS)の制御下で、各種のアプ
リケーションを実行するようになっている。OSは、例
えばUNIX、あるいは米マイクロソフト社のWind
ows98/NTでよいが、ビットマップ描画方式のウ
ィンドウ・システムを備えることがより好ましい。
【0045】図示の通り、CPU11は、バス19によ
って他の機器類と相互接続されている。バス19上の各
機器にはそれぞれ固有のメモリ・アドレス又はI/Oア
ドレスが付与されており、CPU11はこれらアドレス
によって機器アクセスが可能となっている。バス17の
一例はPCI(Peripheral Component Interconnect)
バスである。
【0046】RAM(Random Access Memory)12は、
CPU11において実行されるプログラム・コードをロ
ードしたり、実行中の作業データを一時保管するために
使用される揮発性の記憶装置であり、通常は、複数個の
DRAM(dynamic RAM)チップで構成される。また、
ROM(Read Only Memory)13は、所定のプログラム
・コードやデータが恒久的に書き込まれた不揮発性の記
憶装置である。ROM13上には、例えば、電源投入時
に実行する自己診断プログラムや、ハードウェア入出力
操作用のコード群(BIOS:基本入出力システム)な
どが格納されている。
【0047】ディスプレイ・インターフェース14は、
CPU11が発行する描画命令を実際に処理するための
専用コントローラであり、例えばSVGA(Super Vide
o Graphic Array)又はXGA(eXtended Graphic Arra
y)相当のビットマップ描画機能をサポートする。ディ
スプレイ・インターフェース14において処理された描
画データは、例えばフレーム・バッファ(図示しない)
に一旦書き込まれた後、表示装置21に画面出力され
る。表示装置21は、例えば、CRT(CathodeRay Tub
e)ディスプレイや、液晶表示ディスプレイ(Liquid Cr
ystal Display)などである。
【0048】入力機器インターフェース15は、キーボ
ード22やマウス23などのユーザ入力機器をシステム
1に接続するための装置である。入力機器インターフェ
ース15は、キーボード22によるキー入力又はマウス
23を介した座標指示入力に応答して、CPU11に対
して割り込みを発生する。
【0049】ネットワーク・インターフェース16は、
Ethernetなどの所定の通信プロトコルに従っ
て、システム1をLAN(Local Area Network)などの
ネットワークに接続することができる。ネットワーク・
インターフェース16は、一般に、LANアダプタ・カ
ードの形態で提供され、マザーボード(図示しない)上
のPCIバス・スロットの装着して用いられる。但し、
ネットワーク・インターフェースではなく、モデム(図
示しない)経由で外部ネットワークに接続することもで
きる。
【0050】ネットワーク上では、複数のホスト(図示
しない)がトランスペアレントな状態で接続され、分散
コンピューティング環境が構築されている。また、ネッ
トワーク上のホストの一部はルータとして稼動し、さら
に他のLANやインターネットなどの広域ネットワーク
に接続されている。ネットワーク上では、ソフトウェア
・プログラムやデータ・コンテンツなどのディストリビ
ューションが行われる(周知)。例えば、本実施例に係
るコミュニケーション・データ作成アプリケーションを
ネットワーク経由で配信することが可能である。
【0051】外部機器インターフェース17は、ハード
・ディスク・ドライブ(HDD)24やメディア・ドライ
ブ25などの外部装置をシステム500に接続するため
の装置である。外部機器インターフェース17は、例え
ば、IDE(Integrated Drive Electronics)やSCS
I(Small Computer System Interface)などのインタ
ーフェース規格に準拠する。
【0052】HDD24は、記憶担体としての磁気ディ
スクを固定的に搭載した外部記憶装置であり(周知)、
記憶容量やデータ転送速度などの点で他の外部記憶装置
よりも優れている。ソフトウェア・プログラムを実行可
能な状態でHDD24上に置くことをプログラムのシス
テムへの「インストール」と呼ぶ。通常、HDD24に
は、オペレーティング・システムや、アプリケーション・
プログラム、デバイス・ドライバなどのCPU11が実
行すべきプログラム・コードが不揮発的に格納されてい
る。
【0053】また、メディア・ドライブ25は、CD(C
ompact Disc)やMO(Magneto-Optical disc)、DV
D(Digital Versatile Disc)などの可搬型メディアを
装填して、データ記録面にアクセスするための装置であ
る。可搬型メディアは、主として、ソフトウェア・プロ
グラムやデータ・ファイルなどをコンピュータ可読形式
のデータとしてバックアップすることや、これらをシス
テム間で移動(販売・流通・配布を含む)する目的で使用
される。例えば、このような可搬型メディアを媒介にし
て、本実施例に係るコミュニケーション・データ作成ア
プリケーションを多数のユーザに配布することが可能で
ある。
【0054】カメラ・インターフェース18は、カメラ
28による撮像画像をリアルタイムでシステム1内に取
り込むための装置である。カメラ28からの入力画像は
動画又は静止画のいずれであってもよいが、本発明は静
止画像を連続して取り込むことができれば充分である。
【0055】カメラ28としては、例えばCCD(Char
ge Coupled device:電荷結合素子)カメラを用いるこ
とができる。ここで、CCDとは、MOS(Metal Oxid
e Semiconductor)型電極をチェーンのように配設して
構成される集積回路のことであり、半導体表面の電荷を
ある電極から次の電極へと順次転送する機能を利用し
て、撮像した画像データを出力するようになっている。
本実施例では、カメラ28は、レンズの視線方向にいる
ユーザの姿を撮像するものとする。
【0056】なお、コミュニケーション・データ作成シ
ステム1は、専用のハードウェア装置であってもよい
が、ワークステーション又はパーソナル・コンピュータ
(PC)と呼ばれる一般的な計算機システム上で所定の
コミュニケーション・データ作成アプリケーションを実
行するという形態で構成することができる。このような
計算機システムの一例は、米IBM社のPC/AT(Pe
rsonal Computer/Advanced Technology)互換機又はそ
の後継機である。
【0057】また、カメラは、デジタル・カメラなどの
市販装置を計算機システム1のUSB(Universal Seri
al Bus)ポートやi−link(IEEE1394)ポ
ートなどにローカル接続することでオプション的に装備
することができる。あるいは、図2に示すような、ディ
スプレイ・ユニットを配置した蓋体側にカメラを一体的
に取り付けたノートブックPC(例えばソニー(株)製の
「バイオC1」)などを、本実施例に係るコミュニケー
ション・データ作成システム1に適用することも可能で
ある。
【0058】次いで、このようなシステム1上で実現さ
れるコミュニケーション・データ作成処理手順について
詳細に説明する。
【0059】本実施例で言う「コミュニケーション・デ
ータ」は、2以上のユーザ間で取り交わすことができる
データのことであり、会話の発言内容に相当する文章す
なわちテキスト・データの他に、話者に相当するユーザ
の姿(例えば顔のみ又は上半身のみでもよい)を撮像し
た画像で構成される。コミュニケーション・データは、
ネットワーク経由で転送するときの帯域幅の制約や、メ
ディアに格納する場合の記憶容量の制約を考慮して、な
るべく小容量であることが好ましい。また、データとし
て含まれる画像の入力すなわち撮像操作は、ユーザにと
って精神的な障壁の低いものであることが好ましい。
【0060】図3には、コミュニケーション・データを
作成するための処理手順をフローチャートの形式で図解
している。以下、このフローチャートを参照しながら説
明する。
【0061】コミュニケーション・データの作成処理
は、ユーザがシステム1上に文章を入力することをトリ
ガにして開始する(ステップS11)。ここで言う入力
文章とは、例えば、チャットにおける会話文や寄せ書き
におけるコメントなど、コミュニケーション・データに
含まれるテキスト情報に相当する。
【0062】ステップS16では入力された文章を解析
し、続くステップS17ではこの文章解析結果に応じた
画像処理方法を選択する。そして、選択された画像処理
方法は、画像処理を行うステップS14に投入される。
【0063】ここで言う文章の解析とは、例えば、文章
のコンテキストを理解して、喜怒哀楽など文章入力を行
ったユーザの現在抱いている感情や、文章の用途(例え
ば日常の挨拶文か、御祝い事か、あるいは弔問かなど)
を把握することであってもよい。
【0064】あるいは、入力文章中の単語や言い回しの
他に、"!"や"?"などの符号を抽出して、これら符号を
手がかりにして文章の意味内容を判定するようにしても
よい。入力文章中にいわゆるフェイス・マーク(例え
ば、笑顔を示す" (*^。^*)"や、睡眠を表す" (-_-)zzz"
など)が含まれている場合には、文章解析の重要な手が
かりとなる。
【0065】あるいは、文章を入力するユーザ自身が、
解析処理を容易にするために、特殊な記号や、何らかの
エスケープ・シーケンスを用いるようにしてもよい。例
えば、 文頭や文末に処理方法の名前を括弧で括って書
いたり(例:これはテストです。[セピア](画像をセピ
ア色にする))、文頭や文末に処理方法に対応した記号
を置く(例: ★これはネガです。(例えば、★が画像の
色の反転に割り当てられている))ことで、後続の画像
処理の内容を明示することができる。
【0066】また、画像処理方法は、これら文章解析の
結果判定されたユーザの感情や文章の用途に応じた背景
の設定や明度・輝度の調整その他の画像合成・変形処理を
包含する。例えば、撮像画像をセピア色にする、色を反
転する(ネガポジ反転)、油絵調にする、水彩画調にす
る、CG(Computer Graphics)を重ねる、色の濃淡を
変更する、モザイク調にする、歪ませる(画像変形)な
どが挙げられる。例えば、入力文章中に"!"のような符
号を発見した場合には、撮像画像の色を濃く変換しても
よい。また、入力文章中に泣き顔を模したフェイス・マ
ークが含まれている場合には、悲しい雰囲気を醸し出
す"降雨"又はその他のCGをオーバレイしてもよい。
【0067】但し、特に画像処理を行う必要がない場合
には、図3中で一点鎖線で囲まれたステップS16,S
17,及びS14を省略することができる。
【0068】また、ユーザが文章を入力したことに応答
して、カメラ28を用いたユーザの撮影動作を開始す
る。すなわち、まず、ユーザに対して撮影枚数や撮影タ
イミングを通知する(ステップS12)。
【0069】1回の文章入力トランザクションでユーザ
に割り当てられる画像表示領域のことを本明細書中では
「コマ」とも呼ぶことにするが、ここで言う撮影枚数と
は、1コマ内で使用する撮像画像の枚数のことを意味す
る。例えば、撮影枚数が1枚であればそのコマは単一の
静止画のみを表示しつづけることになるが、撮影枚数が
2枚以上であれば、そのコマは複数の静止画で構成さ
れ、所定周期又はランダムな時間間隔で撮像画像が次々
に切り替わる(但し、複数の撮像画像で構成される場合
のコマの表示方法については、後述に譲る)。
【0070】また、撮影タイミングは、例えば、ディス
プレイ21上でタイミングを測るためのインジケータを
表示することによってユーザに通知する。但し、スピー
カ(図示しない)を介した音声出力によって撮影タイミ
ングを通知してもよい。図4には、ディスプレイ21上
で撮影タイミングを通知する例を示している。同図にお
いて、ディスプレイ21画面上には、カメラの撮像画像
とともにインジケータが重畳表示されている。インジケ
ータは、一列に並んだ複数の小さなブロックで構成さ
れ、且つその配列方向が時間軸を表し、撮影タイミング
が近づくにつれて各ブロックがカウントダウンされてい
く。ユーザは通知された撮影タイミングを手がかりに自
分の表情を形成することができるので撮像画像に対して
演出効果を付加し易くなる。また、複数の静止画像を用
いることにより表現力が増す(例えば、各画像間の動き
や差分により、ジェスチャなどの動きのある表現を与え
ることができる)
【0071】また、ユーザは常時撮影されている訳では
ないので、映されることに対する心理的・精神的な障壁
が低くなり、気楽に構えることができる。ユーザが一般
家庭にいるような場合には、むしろ移されたくないこと
もあるが、自分の映像ではなく、人形やその他の物理オ
ブジェクトを自分の代用キャラクタとしてカメラに向け
るようにしてもよい。
【0072】各撮影タイミング毎に、システム1の目の
前に居るユーザの姿をカメラ28によって撮像する(ス
テップS13)。そして、各撮像画像に対して選択され
た画像処理を適用して、入力文章に適合した修飾その他
の視覚的効果を付加する(ステップS14)。但し、前
述したように、ステップS14の画像処理を省略するこ
とができる。
【0073】視覚的効果は、例えば、撮像画像をセピア
色にする、色を反転する(ネガポジ反転)、油絵調にす
る、水彩画調にする、CG(Computer Graphics)を重
ねる、色の濃淡を変更する、モザイク調にする、歪ませ
る(画像変形)などが挙げられる。例えば、入力文章中
に"!"のような符号を発見した場合には、撮像画像の色
を濃く変換してもよい。
【0074】そして、処理画像は入力文章と組にして1
つの「コミュニケーション・データ」を構成する。この
ようなコミュニケーション・データは、指定されたメデ
ィアに保管されるか、又は、所定のサーバ(図1には図
示しない)に送信される。
【0075】本処理ルーチンにより得られたコミュニケ
ーション・データすなわち文章付き撮像画像を寄せ書き
(後述)として用いる場合には、メディアに保管すれば
よい。また、この文章付き撮像画像をチャットにおける
1回のトランザクションとして利用する場合には、チャ
ット・サーバに送信すればよい(後述)。
【0076】コミュニケーション・データは、ユーザの
撮像画像による視覚情報を有するので、テキスト・ベー
スの文章しか含まない場合に比し、通信相手に対して大
きな刺激を与えることができる。また、複数の撮像画像
を用いて動きを表現するので、さらに多くのメッセージ
を伝達することができる。また、画像の動きは基本的に
静止画のみで構成されるので、動画像を扱うデータ通信
やデータ蓄積に比しデータ・サイズは格段に少なくて済
み、伝送負荷や記憶負荷が軽減される。
【0077】本実施例に係るコミュニケーション・デー
タは、Javaのようなプログラミング言語を用いて記
述することができる。例えば、1つの入力文章に対して
2枚の静止画像が添付されたコミュニケーション・デー
タは以下のように記述することができる。但し、"Strin
g text"は入力文章のテキスト・データであり、また、"I
mage frame1"及び"Image frame2"はともに静止画像デー
タであるとする。
【0078】
【数1】 // 形式0 // 基本型(1つの入力文章に対して、2枚の静止画像) class Unitdata { String text; Image frame1; Image frame2; }
【0079】また、1回のトランザクションすなわち1
つの入力文章に対して複数枚(又は枚数非限定)の撮像
画像を添付する場合には、コミュニケーション・データ
を以下のように記述することができる。この場合、静止
画像を配列型として定義すればよい。
【0080】
【数2】 // 形式1 // 一般型(1つの入力文章に対して、複数枚(又は枚数非限定)の静止画像) class Unitdata { String text; Image[] frame; }
【0081】また、以下のように、撮像画像をリスト構
造で提供することも可能である。
【0082】
【数3】 // 形式2 // リスト構造を使用する場合 class Unitdata { String text; ImageList frame; } class ImageList { Image frame; ImageList next; }
【0083】また、1つのコミュニケーション・データ
の中に撮像画像だけでなく入力文章も複数使用してもよ
い。この場合、上記の形式1の応用例として、以下のよ
うにコミュニケーション・データを記述すればよい。
【0084】
【数4】 // 形式3 // 応用型(複数の入力文章及び複数枚(又は枚数非限定)の静止画像) class Unitdata { String[] text; Image[] frame; }
【0085】また、上記の形式2の応用例として、撮像
画像だけでなく、入力文章の方もリスト形式で提供する
ことができる。この場合、以下のようにコミュニケーシ
ョン・データを記述すればよい。
【0086】
【数5】
【0087】本実施例に係るコミュニケーション・デー
タは、入力文章と、文章入力時に併せて撮像されたユー
ザの画像との組み合わせで構成される。コミュニケーシ
ョン・データの再生装置側では、入力文章をブラウザ画
面上に常時表示するとともに、撮像画像を逐次切り替え
ることによって、これを見るユーザに対して動きがあり
表現に富む画像を提供することができる。
【0088】コミュニケーション・データ作成側では、
ユーザは撮像タイミングに合わせてジェスチャ又は演技
的な動きなどを表現することによって、より多くのメッ
セージをコミュニケーション・データに埋め込むことが
できる。図10には、ジェスチャを含んだコミュニケー
ション・データを再生表示する様子を模式的に示してい
る。同図に示すように、データ再製側のブラウザが2枚
の画像を交互に表示することにより(同図(a)及び
(b)を参照のこと)、「万歳」のような動作を表現す
ることができる。
【0089】また、一定周期で撮像画像を切り替えるの
ではなく、乱数値などを用いてランダムなタイミングで
切り替えることにより、画像の動きを予測不能にして、
静止画であるが動画像に近い印象を与えることができ
る。
【0090】各静止画像を撮像する間隔は短いので、通
常の動画像のように時間をかけて見る必要はなく、ほぼ
一瞬でそのコマの全ての内容を見ることができる。短い
時間間隔では画像に含まれる動きもそれほど大きくはな
いので、コマの内容を理解し易いはずである。かかる理
由により、動画像を用いた場合の一覧性の低さを避ける
ことが可能となる。
【0091】複数の静止画で表現可能な動作は様々であ
る。例えば指で方向を指し示している方向を強調するよ
うなジェスチャなどの意識的な動作をしたり、演技的な
動作を複数の静止画に埋め込むことができる。また、撮
影される際、複数枚撮られることを特に意識しなくて
も、各撮像時毎にユーザの身体は微妙に動いてしまうの
で、結果として動きのあるコマを生成することができ
る。このような微妙な動きは、人間の無意識な自然な動
きであり、複数の静止画を交互に表示することにより、
見る者には動画像を提供しているような感覚を与えるこ
とができる。
【0092】また、画像だけではなく入力文章も複数含
んでいる場合には、ブラウザに表示する文章を一定周期
又は任意のタイミングで切り替えてもよい。
【0093】図3を参照しながら説明したコミュニケー
ション・データの作成処理手順では、文章や画像の入力
だけでなく、撮像画像の処理も単一のシステム1上で行
う構成であった。しかしながら、画像処理は一般に強力
な計算機資源を必要とする高負荷の処理であり、システ
ム1がパーソナル・コンピュータのような一般消費者向
けの製品で構成される場合には、実装が困難となること
がある。このような場合、図3に示すフローチャートの
うち、画像処理部分を外部の高機能な計算機システムに
処理を委ねるようにしてもよい。
【0094】図5に示すフローチャートは、図3に示し
たコミュニケーション・データ作成処理手順の変形例で
あるが、その主な相違は画像処理をシステム1外部の画
像処理サーバに委ねる点にある。ここで言う画像処理サ
ーバは、例えばネットワーク・インターフェース16経
由で接続されたネットワーク上に配設されている(但
し、図1には図示しない)。
【0095】コミュニケーション・データの作成処理
は、例えば、ユーザがシステム1上に文章を入力するこ
とをトリガにして開始する(ステップS21)。ここで
言う入力文章とは、チャットにおける会話文や寄せ書き
におけるコメントなど、コミュニケーション・データに
含まれるテキスト情報に相当する。
【0096】ステップS25では入力された文章を解析
し、続くステップS26ではこの文章解析結果に応じた
画像処理方法を選択する。ここで言う文章の解析とは、
例えば、文章のコンテキストを理解して喜怒哀楽など文
章入力を行ったユーザの現在抱いている感情や、文章の
用途(例えば日常の挨拶文か、御祝い事か、あるいは弔
問かなど)などを判定することである。また、画像処理
方法は、これら入力ユーザの感情や文章の用途に応じた
背景の設定や明度・輝度の調整その他の画像合成・変形処
理を包含する。
【0097】また、ユーザが文章を入力したことに応答
して、カメラ28を用いたユーザの撮影動作を開始す
る。すなわち、まず、ユーザに対して撮影枚数や撮影タ
イミングを通知する(ステップS22)。そして、各撮
影タイミング毎に、システム1の目の前に居るユーザの
姿をカメラ28によって撮像する(ステップS23)。
【0098】処理画像は入力文章と組にして1つの「コ
ミュニケーション・データ」を構成する。図4に示す例
では、ステップS26において選択された画像処理方法
をコミュニケーション・データに添付して、所定の画像
処理サーバに送信する(ステップS24)。
【0099】画像処理サーバ側では、コミュニケーショ
ン・データ中に含まれる各撮像画像に対して指定された
画像処理を実行する。そして、処理後のコミュニケーシ
ョン・データは、指定されたメディアに保管されるか、
又は、要求元や所定のサーバ(図1には図示しない)に
送信される。
【0100】また、図6には、本発明の実施に供される
コミュニケーション・データ作成システム1−2の構成
例を模式的に示している。
【0101】図6に示す実施形態は、図1に示した場合
とは相違し、単一のカメラ及びコミュニケーション・デ
ータ作成システム1−2を複数のユーザ間で共有する構
成となっている。より具体的には、コミュニケーション
・データ作成システム1−2は、学会や講演会、会議な
ど、多数の参加者で構成される会場すなわちコミュニケ
ーションの場において適用される。
【0102】同システム1−2においては、カメラ31
は、XYZ軸各方向の並進及び/又は各軸回りの回転自
由度を持つ駆動テーブル32上に搭載されている。カメ
ラ31による撮像画像の処理や、駆動テーブル32の制
御は、サーバ33によって行われる。また、サーバ33
は、各ユーザ41−1,41−2…から送られてくるコ
ミュニケーション・データを統括的に処理する。1つの
コミュニケーション・データは、ユーザによる入力文章
と1枚以上のユーザの撮像画像で構成される(同上)。
【0103】会場内に散在する各ユーザ41−1,41
−2…にはユーザIDと座席などの位置情報が一意に割
り当てられており、且つ、これらユーザ情報はデータベ
ース管理されている。したがって、サーバ33に対して
ユーザIDを示して撮像要求を発行すると、サーバ33
はデータベース中を探索して位置情報を取り出し、駆動
テーブル32を駆動させてカメラ31を指定されたユー
ザに向けることができる。
【0104】ユーザIDと一意となるサイバーコード
[1]のような視認情報(図示しない)を各ユーザに与え
ておいてもよい。この場合、サーバ33は、会場内をカ
メラ31で探索して、各ユーザ41−1,41−2…に
貼設された視認情報を手がかりにユーザを特定すること
ができるので、ユーザの位置情報を事前にデータベース
登録しておかなくても済む。
【0105】他方、各ユーザ41−1,41−2…に
は、発言内容すなわち文章を自分の手元でキー入力する
ために、ノートブックPCのような携帯型計算機42−
1,42−2…が与えられている。これら携帯型計算機
42−1,42−2…は、ユーザによる入力文章をサー
バ33側に送信するために、サーバ33及び他の携帯型
計算機とはイーサネットのようなLAN(local Area N
etwork)、又は、bluetoothのような近距離無
線データ通信によって接続されている。
【0106】携帯型計算機42を介して文章をキー入力
することの代替案として、会場内に1以上のマイク(図
示しない)を設置してもよい。マイクによる入力音声は
サーバ33にライン入力され、サーバ33上ではこれを
音声認識して文字すなわちテキスト・データに変換する
か、又は音声データのままの状態で、コミュニケーショ
ン・データの構成要素として組み込んでもよい。
【0107】サーバ33は、各ユーザ41−1,41−
2…から時々刻々送られてくるコミュニケーション・デ
ータの処理結果などを出力するための画像出力装置を備
えている。処理結果を全てのユーザ41−1,41−2
…が共有できるように、この画像出力装置は会場内に設
置された大画面ディスプレイであることが好ましい。大
画面ディスプレイは、例えば、サーバ33によって表示
駆動されるLCDプロジェクタ34による投影画像をス
クリーン35上に投影することによって実現される。ま
た、大画面ディスプレイの代替案として、サーバ33上
の処理結果を、LANやbluetoothなどの通信
媒体を経由して各ユーザ41−1,41−2…の携帯型
計算機42−1,42−2…に送り返すようにしてもよ
い。
【0108】コミュニケーションの場では、挙手その他
のユーザ・アクションに応答して、あるいはラウンド・ロ
ビン形式で各ユーザ41−1,41−2…に発言権が与
えられる。(あるいは、コミュニケーションの場では、
「発言権」に関する厳密なルールを設定せず、各ユーザ
に自由に又は任意に発言する機会を与えるようにしても
よい。この場合、ユーザが発言を入力すると、自動的に
発言権が得られる。)
【0109】発言権を得たユーザ41は、自分の携帯型
計算機42上に発言内容すなわち文章を入力する。
【0110】他方のサーバ33は、発言権を得たユーザ
41のユーザIDを基にして、ユーザの居場所を特定す
る。あるいは各ユーザ41に貼設されたサイバーコード
などの視認情報を基に、会場内でユーザを探し当てるよ
うにしてもよい。
【0111】そして、サーバ33は、駆動テーブル32
を駆動して、カメラ31の視界すなわち撮像領域内に該
当するユーザ41の姿を収めて、所定の撮影タイミング
で1回又は複数回ユーザ41を撮影する。このとき、撮
影タイミングをとるためのインジケータ(図4を参照の
こと)を大画面スクリーン35に投影表示したり、各ユ
ーザの携帯型計算機42−1,42−2…上に表示した
りしてもよい。あるいは、パイロット・ランプ(図示し
ない)などの装置を会場内に設置して、撮像タイミング
をとるための視覚的フィードバックを与えるようにして
もよい。
【0112】なお、図6に示したサーバ33や、各携帯
型計算機41としては、米IBM社のPC/AT互換機
又はその後継機のような、一般的な計算機システムを適
用することができる。
【0113】図7には、図6に示すコミュニケーション
・データ作成システム1−2においてコミュニケーショ
ン・データを作成するための処理手順をフローチャート
の形式で図解している。以下、このフローチャートを参
照しながら説明する。
【0114】コミュニケーション・データの作成処理
は、ユーザがシステム1上に文章を入力することをトリ
ガにして開始する(ステップS31)。ここで言う入力
文章とは、例えば、会議その他のコミュニティにおける
参加者の発言内容である。
【0115】サーバ33は、ある特定のユーザが発言権
を得たことを認識すると、そのユーザIDをデータベー
スに転送して、会場内におけるユーザの位置情報を問い
合わせる(ステップS32)。これに対し、データベー
スからは該当するユーザの位置情報が返される。
【0116】サーバ33は、ユーザの位置情報に従って
駆動テーブル32を動作して、カメラ31を該ユーザが
居る方向に向ける(ステップS33)。
【0117】また、ステップS38では入力された文章
を解析し、続くステップS39ではこの文章解析結果に
応じた画像処理方法を選択する。そして、選択された画
像処理方法は、画像処理を行うステップS36に投入さ
れる。
【0118】ここで言う文章の解析とは、例えば、文章
のコンテキストを理解して喜怒哀楽など文章入力を行っ
たユーザの現在抱いている感情や、文章の用途(例えば
今までの議論に対する肯定か否定か、あるいは順接か逆
接かなど)などを判定することである。また、画像処理
方法は、これら入力ユーザの感情や文章の用途に応じた
背景の設定や明度・輝度の調整その他の画像合成・変形処
理を包含する。但し、特に画像処理を行う必要がない場
合には、図7中で一点鎖線で囲まれたステップS38,
S39,及びS36を省略することができる。
【0119】他方、カメラ31がユーザに向けられたこ
とに応答して、カメラ31を用いたユーザの撮影動作を
開始する。すなわち、まず、ユーザに対して撮影枚数や
撮影タイミングを通知する(ステップS34)。
【0120】このとき、ユーザに対してカメラ31の撮
像タイミングの視覚的フィードバック(前述)を与えて
もよい。ユーザは通知された撮影タイミングを手がかり
に自分の表情を変えることができるので撮像画像に対し
て演出効果を付加し易くなる。また、複数の静止画像に
より表現力が増す(例えば、各画像間の動きや差分によ
り、ジェスチャ又は演技的な動きのある表現を与えるこ
とができる)。また、ユーザは常時撮影されている訳で
はないので、映されることに対する心理的・精神的な障
壁が低くなる。
【0121】1回の文章入力トランザクションでユーザ
に割り当てられる画像表示領域のことを本明細書中では
「コマ」と呼ぶことにするが、ここで言う撮影枚数と
は、1コマ内で使用する撮像画像の枚数のことを意味す
る。例えば、撮影枚数が1枚であればそのコマは単一の
静止画のみを表示しつづけることになるが、撮影枚数が
2枚以上であれば、そのコマは複数の静止画で構成さ
れ、所定周期又はランダムな時間間隔で撮像画像が次々
に切り替わる(但し、複数の撮像画像で構成される場合
のコマの表示方法については、後述に譲る)。
【0122】各撮影タイミング毎に、システム1の目の
前に居るユーザの姿をカメラ28によって撮像する(ス
テップS35)。そして、各撮像画像に対して選択され
た画像処理を適用して、入力文章に適合した修飾その他
の視覚的効果を付加する(ステップS36)。但し、前
述したように、ステップS36の画像処理を省略するこ
とができる。
【0123】そして、処理画像は入力文章と組にして1
つの「コミュニケーション・データ」を構成する。この
ようなコミュニケーション・データは、サーバ33に送
信され、サーバ33上で一元的に処理される。コミュニ
ケーション・データは、例えば、上述した[数1]〜
[数4]のような形式で記述することができる。
【0124】コミュニケーション・データは、ユーザの
撮像画像による視覚情報を有するので、テキスト・ベー
スの文章しか含まない場合に比し、通信相手に対して大
きな刺激を与えることができる。また、複数の撮像画像
を用いて動きを表現するので、さらに多くのメッセージ
を伝達することができる。また、画像の動きは基本的に
静止画のみで構成されるので、動画像を扱うデータ通信
やデータ蓄積に比しデータ・サイズは格段に少なくて済
み、伝送負荷や記憶負荷が軽減される。
【0125】なお、図6及び図7に示す例では、ユーザ
IDとユーザの位置情報を管理するデータベースは、サ
ーバ33がローカルに保存しているが、必ずしもこのよ
うな構成には限定されない。例えば、サーバ33とは別
のデータベース・サーバ36が存在し、新たにユーザが
発言する度にサーバ33が他のデータベース・サーバ3
6に問い合わせるようにしてもよい。さらに、会議など
のコミュニティが膨大数のユーザで構成されたり、コミ
ュニティ自体が遠隔会議などの形式で各地に分散してい
るような場合には、ネットワーク接続された複数のデー
タベース・サーバ36−1,36−2…にユーザ情報の
管理を分散して委ねてもよい(図8を参照のこと)。
【0126】このような場合、図7のステップS32に
おけるデータベースへの問い合わせに対して、各データ
ベース・サーバ36は、例えば図9に示すフローチャー
トに従って動作すればよい。以下、このフローチャート
の各ステップについて説明する。
【0127】データベース・サーバ36は、例えばネッ
トワーク経由でサーバ33又は他のデータベース・サー
バからユーザIDを伴った問い合わせを受けることによ
って起動する(ステップS41)。
【0128】問い合わせに対し、サーバ36は自己のロ
ーカルにデータベースが存在するか否かをまず確認する
(ステップS42)。ローカル・データベースが存在す
る場合にはこれを参照して(ステップS43)、問い合
わされているユーザIDに該当するエントリがあるか否
かを判別する(ステップS44)。該当エントリが存在
する場合には、該エントリからユーザの位置情報を取り
出して(ステップS45)、要求元のサーバ33又は他
のデータベース・サーバに返す。
【0129】他方、問い合わせを受けたデータベース・
サーバ36自体が未だローカルにデータベースを構築し
ていない場合(ステップS42)、あるいは、自己のロ
ーカル・データベース中に問い合わせに該当するエント
リを持たない場合には(ステップS44)、ステップS
46に進んで、ネットワーク上に他のデータベース・サ
ーバが存在するか否かを判別する。
【0130】ネットワーク上に他のデータベース・サー
バが存在しない場合には、ステップS50に進み、デフ
ォルトの位置情報を要求元のサーバ33又は他のデータ
ベース・サーバに返す。
【0131】ネットワーク上に他のデータベース・サー
バが存在する場合には、該他のデータベース・サーバに
対して当該ユーザIDを伴った問い合わせを発行して
(ステップS47)、これに対する戻り値を受け取る
(ステップS48)。
【0132】他のデータベース・サーバに問い合わせを
した結果、ユーザの位置情報を取得できた場合には(ス
テップS49)、ステップS45に進み、要求元のサー
バ33又は他のデータベース・サーバに該位置情報を返
す。
【0133】また、他のデータベース・サーバに問い合
わせをしても、ユーザの位置情報を取得できなかった場
合には(ステップS49)、ステップS50に進み、デ
フォルトの位置情報を要求元のサーバ33又は他のデー
タベース・サーバに返す。
【0134】このようにしてデータベースから位置情報
を受け取ったサーバ33は、該当するユーザの方向にカ
メラ31を向け、所定のタイミングで撮像することがで
きる(上述)。さらに、サーバ33は、複数の撮像画像
と入力文章とで構成されるコミュニケーション・データ
を作成することができる。
【0135】2.チャット・システムへの応用 既に述べたように、本実施例に係るコミュニケーション
・データは、チャット・システムにおける発言内容として
用いることができる。この場合、各発言内容にユーザの
実写画像が付加された「実写チャット」なるサービスを
提供することができる。実写チャットによれば、互いの
表情を伝え合うことができ、会話に臨場感が増す。各ロ
グイン・ユーザは以下では、本発明をチャット・システム
に適用した例について説明する。
【0136】図11には、本実施例に係るチャット・シ
ステム3の構成を模式的に示している。同図に示すよう
に、チャット・システム3は、チャットにログインする
複数のユーザ端末と、各ユーザ端末からアップロードさ
れた発言内容を統括的に管理するチャット・サーバとで
構成される。
【0137】チャット・サーバ及び各ユーザ端末は、L
AN又はインターネットなどの分散ネットワークを介し
て相互接続されており、例えばTCP/IP(Transmis
sionControl Protocol/Internet Protocol)プロトコル
に従ってサービス要求及びサーバス提供などのトランザ
クションを行うことができる。分散ネットワーク環境下
では、各ユーザはプログラムやデータなど資源オブジェ
クトの所在を特に認識する必要がなくなる。また、コン
ピュータにおいて実行される手続きやメソッドも、ネッ
トワーク上で分散して保持され、管理されている。例え
ば、ネットワーク上のある1つのコンピュータ上で動作
しているプロセスが、他のコンピュータ上で動作するプ
ロセスの手続きを呼び出して実行させることができる。
【0138】本実施例では、ログイン・ユーザから送ら
れてくる発言は、入力文章と複数枚の撮像画像で構成さ
れるコミュニケーション・データ(前述)である。ユー
ザ端末としては、例えば図1に示すコミュニケーション
・データ作成システム1を適用することができる。
【0139】また、チャット・システム3は、サーバ・ク
ライアント型システムとして構築され、例えばIRC
(Internet Relay Chat)プロトコルを利用することが
できる。IRCで使用されるIRCプロトコルはRFC
(Request For Comments)1459で規定されている。
【0140】チャット・サーバ5は、各ログイン・ユーザ
の端末1から送られてくる発言すなわちコミュニケーシ
ョン・データを集計処理して、時系列的に管理するとと
もに、処理結果を全てのログイン・ユーザの端末1に配
信する。
【0141】図12には、ユーザ端末1上のチャット・
ブラウザ画面を模式的に示している。、同図に示すよう
に、該ブラウザ画面上には、各ユーザの発言内容を表示
するウィンドウ・フレームすなわち「コマ」が時系列的
に配設されている。各コマは、発言者による入力文章と
発言者を撮像した静止画像で構成される。
【0142】画面上における複数のコマの配置には乱数
的な要素が取り入れられている。文字列を横書きするよ
うな場合、左上から右向きに進む慣習がある。これに対
し、同じ大きさの画像を碁盤状に並べると、人間の目に
は縦方向又は横方向に時間軸が設定されているかを一目
で判断することが難しくなる。そこで、本実施例では、
図12にも示す通り、コマの横幅をわずかに伸び縮みさ
せて画像が揃わないようにすることにより、横方向へ時
間が進行することを目視で理解し易いようにしている。
【0143】また、コマに表示する画像は、所定周期又
はランダムな時間間隔で次々に切り替わる。この表示の
切り替えの時間間隔が一律又は固定的であると、同一画
面上に表示されている複数のコマが同期的に動くことに
なり、見る者に不自然な感じを与えてしまう。本実施例
では、表示切替のタイミングに乱数的な要素を取り入れ
ることにより、このような不自然さを排することができ
る。
【0144】各コマの画像の切り替え処理は、チャット
・サーバ5が一元的に管理してもよいが、一旦コミュニ
ケーション・データをユーザ端末1に送信した後はユー
ザ端末側1に委ねることもできる(後者の方が、サーバ
負荷及び通信負荷が軽減される)。また、該ブラウザ画
面の略右下部分には、各ユーザ端末1上での現在のユー
ザの撮像画像を表示して(図示)、発言内容の表示と次
の発言内容の入力とを同じウィンドウ・フレーム内で行
うようにしてもよい。
【0145】本実施例に係る実写チャットのブラウザ画
面では、画像も表示しなければならなくなる分、従来の
チャット・システムに比し、1画面フレーム内に表示で
きる発言の数量は少なくなる。しかし、発言者の顔や表
情を映し出したり、具体的な事物を表示して見せること
ができる(例えば、「こういう新しい携帯端末を買っ
た」など)。言い換えれば、1画面当たりの実質的な情
報量は文字だけの表示に比しはるかに多い。また、実写
画像を用いるので、漫画で発言者を仮体するチャット・
システム(従来技術)のような「表示された絵が雰囲気
にそぐわない」といった不具合が発生しないと思料す
る。
【0146】図13には、本実施例に係るチャット・シ
ステム5において、各ユーザ端末1上でコマすなわちコ
ミュニケーション・データを表示する処理手順をフロー
チャートの形式で示している。以下、このフローチャー
トに従い説明する。
【0147】ユーザ端末1は、チャット・サーバ5から
逐次送られてくるコミュニケーション・データを時系列
的に保管しておく。そして、最新のn個のコミュニケー
ション・データを取り出して(ステップS51)、これ
らをチャット・ブラウザ画面上に「コマ」として時系列
的に配置する(ステップS52)。
【0148】ここで言う個数nは、単一のブラウザ画面
上に表示可能なコマの個数を指す。ステップS53では
iに1を代入する。そして、iが上限nに到達するまで
の間、所定時間毎にステップS51に復帰して(ステッ
プS60)、上記と同様のコマ表示処理を繰り返し実行
する。
【0149】ステップS55〜ステップS58では、i
番目のコマにおける画像の切り替え処理を行う。すなわ
ち、ステップS55においてi番目のコマは初めて表示
されるコマか否かを判定する。初めて表示されるコマで
あれば、該コミュニケーション・データに含まれる任意
の1枚の画像を選択して、コマの中に表示する(ステッ
プS61)。
【0150】他方、初めて表示されるコマでない場合に
は、乱数R(但し、0.0≦R≦1.0とする)を発生
して(ステップS56)、Rと定数a(但し、0.0≦
a≦1.0とする)と比較して(ステップS57)、R
がa未満であれば、表示画像を切り替えず、コマの中に
入力文章を表示する(ステップS59)また、Rがa以
上であれば、コミュニケーション・データに含まれる画
像のうち前回表示しなかった1枚の画像を選択して、コ
マの中に表示してから(ステップS62)、該コマの中
に入力文章を表示する(ステップS58)。
【0151】各コマにおいて画像を切り替える時間間隔
が一定又は規則的であると、チャット・ブラウザ上では
複数のコマが同期して一斉に動くことにより、見る者に
不自然な印象を与えてしまう。これに対し、本実施例で
は、画像を切り替えるタイミングに乱数の要素を取り入
れることにより、不自然さを排することができる。
【0152】ステップS59では変数iを1だけ増分し
て、ステップS54に復帰して次のコマの画像切り替え
処理を繰り返し実行する。
【0153】なお、チャット・ブラウザ画面上の全ての
コマを、会話すなわちコミュニケーション・データの挿
入に利用する必要はない。例えば、図14に示すよう
に、定期又は不定期のコマ間隔で、広告など会話(すな
わちコミュニケーション・データの表示)以外に使用す
るコマを挿入するようにしてもよい。
【0154】例えば、タイマを設定してタイム・アウト
が発生する度に広告コマを挿入してもよいし、会話の途
切れを利用して広告コマを挿入するようにしてもよい。
会話の途切れは通常起こり得る自体であり、広告コマの
存在により会話の途切れを視覚的にフィードバックする
ことが可能である。
【0155】また、広告コマの挿入回数に応じて広告主
から広告料を徴収して、チャット・システム3の収益と
して計上したり、あるいはチャット運営費用の一部に充
当することができる。
【0156】また、複数の広告媒体をあらかじめ用意し
ておき、その中から任意の1つを広告コマとして選択し
て挿入してもよい。あるいは、チャットの発言履歴をト
ラックしたり入力文章を解析したりして、現在の会話の
コンテキスト上関心が高いと判断された広告媒体を選択
して、挿入するようにしてもよい。
【0157】3.寄せ書き画像の作成 コミュニケーション・データの他の適用例として、本発
明者等は「寄せ書き」を提案する。
【0158】いわゆる寄せ書きとは、一枚の色紙上に多
数人が思い思いにコメントを書き添えて構成されるが、
本実施例では、紙面上にペンで記されたコメントの代わ
りに、コミュニケーション・データの寄せ集めを一覧表
示したデジタル・コンテンツとして構成される。このよ
うな寄せ書きは、各人の実写画像が含まれるので表情や
感情をリアルに伝えることができる。また、実写画像は
所定のタイミングで切り替わるので、ジェスチャやその
他の演技的な動作表現を付加することができる。
【0159】寄せ書きの編集には、図1に示したコミュ
ニケーション・データ作成システム1をそのまま利用す
ることも可能であるが、ハンディ・タイプの寄せ書き編
集専用カメラを設計・製作してもよい。
【0160】図15には、寄せ書き画像生成用のハンデ
ィ・カメラ1−3の前面及び背面の外観構成を描写して
いる。
【0161】このハンディ・カメラ1−3は、正面略左
上端部に撮像用レンズが配設されている。このレンズを
前後方向に回転自在に撮りつけておくことにより、カメ
ラ1−3のオペレータの前方に位置する被写体を撮影す
ることも、あるいはオペレータ自身を撮影することもで
きる。
【0162】また、正面には撮影タイミングを表示する
インジケータが配設されている。したがって、被写体と
なる各寄稿者は、インジケータの表示に合わせて自分の
表情を整えたり、ジェスチャ又は演技的な動作を形成す
ることができる。
【0163】また、カメラ1−3の背面には、操作ボタ
ンと画面が配設されている。同画面を介して、撮像画像
を確認することもできるし、今までに蓄積された撮像画
像を一覧表示した寄せ書き画像を確認することもでき
る。
【0164】図17には、カメラ1−3の内部構成を模
式的に図解している。同図に示すように、このカメラ1
−3は、レンズや筐体その他カメラ本来の機構部51以
外に、撮像部52と、画像記憶部53と、画面表示部5
4と、文字列入力部55とを備えている。
【0165】撮像部52は、CCDセンサやシャッター
・ボタンを含み、シャッター・ボタンの操作に応答して
画像が内部に取り込まれる。各撮像画像は画像記憶部5
3に蓄積される。但し、1回の撮影作業で取り込まれる
複数枚の撮像画像がテキスト・データと組となって、例
えば[数1]〜[数5]に示すようなデータ構造で保管
される。
【0166】文字列入力部55は、操作ボタンや、表示
画面上に設けられたペン入力領域(後述)、カメラ1−
3本体に外部接続されるキーボード(図示しない)など
で構成される。入力された文章は、同じ時期に取り込ま
れた複数枚の画像と組になって、画像記憶部53に保管
される。
【0167】画面表示部54は、例えば液晶表示ディス
プレイ(LCD)のような、薄型軽量で低消費電力の表
示装置で構成される。画面表示部54は、ビットマップ
表示機能をサポートし、且つ、複数のコマを同時表示可
能な程度の解像度を備えていることが好ましい。
【0168】図16には、本実施例に係る寄せ書き画像
の構成を模式的に描写している。同図に示す例では、カ
メラ1−3のレンズで現在撮影中の画像を画面略中央に
配設し、その画像フレームの周囲を既に取り込んだ画像
すなわちコマを並設している。各コマには、寄稿者によ
る入力文章(図示しない)が既に挿入されている。文章
の入力は、カメラ1−3の後面に配設された操作ボタン
を介して行う他、画面略下端の文字列入力領域を用いて
ペン入力したり、あるいは外部接続されたキーボード
(図示しない)を介して行うことができる。
【0169】このようにして編集した寄せ書き画像は、
例えばフロッピー・ディスクやCDなどの可搬型メディ
アに書き込んで、色紙の代わりに餞別として贈ったりす
ることができる。
【0170】4.ビデオ画像のサムネイル作成 また、コミュニケーション・データの他の適用例とし
て、本発明者等は放送番組やその他ビデオ画像の「サム
ネイル」の作成を提案する。基本的には、放送番組中で
テロップが出ているところを自動抽出し、その前後の複
数枚の画像フレームを切り取り、図16のようにレイア
ウトして表示すればよい。この場合、テロップとして表
示された文字列を入力文章として扱うことができる。
【0171】図18には、ビデオ画像のサムネイルを作
成するための処理手順をフローチャートの形式で示して
いる。以下、このフローチャートに従って説明する。
【0172】まず、ビデオ・データの先頭からスキャン
を開始して(ステップS71)、番組映像の中からテロ
ップが出ているところを判別する(ステップS72)。
【0173】例えば、DVD(Digital Versatile Dis
c)のキャプションのように、テロップのためのデータ
が映像と分離している場合には、テロップが出現する位
置を容易に判別することができる。また、映像中にスー
パーインポーズされてしまっている場合には、例えば以
下に示すような手法により、画像認識してテロップの位
置を自動判別することができる。すなわち、 例1)画面フレーム下方の輝度の高い部分、若しくは指
定した色の部分を抜き出し、その領域が充分に大きいと
きに、テロップが出ていると判定する。 例2)画面フレーム下方の輝度の高い部分、若しくは指
定した色の部分を抜き出して、OCR(Optical Charac
ter Reader:光学文字認識)処理した結果として文字列
が認識されたときに、テロップが出現したと判定する。
【0174】上記の各例において、カットはテロップが
出ていると判別することができる。また、自動検出せず
に、手動で指定しても勿論よい。
【0175】キャプションが検出されなかった場合に
は、ステップS75に進み、ビデオを進行させる。ビデ
オ・データの終了に到達した場合には本処理ルーチン全
体を終了させるが、未処理データが残っている場合に
は、ステップS72に復帰して上述と同様の処理を繰り
返し実行する(ステップS76)。
【0176】次いで、それぞれのテロップが表示されて
いる画面フレーム位置付近において、指定された時間間
隔(例えば、1秒)で、2枚(又は、特に指定のある場
合は指定枚数)の静止画を取り込む(ステップS7
3)。
【0177】次いで、テロップのデータが画像と分離し
ている場合は、取り込まれた複数枚の画像と対応するテ
ロップの内容と、そのときのタイムコードを組にして保
存する(ステップS74)。テロップが既に画像の中に
埋め込まれている場合は、画像をそのまま保存する。
【0178】次いで、ステップS75に進み、ビデオ・
データを進行させる。ビデオの終了に到達した場合には
本処理ルーチン全体を終了させるが、未処理データが残
っている場合には、ステップS72に復帰して上述と同
様の処理を繰り返し実行する(ステップS76)。
【0179】本処理ルーチンによって取り出されたデー
タは、上述のコミュニケーション・データと同様、複数
枚の画像と画像に対応する文字列で構成される。したが
って、図12に示すようなチャット・ブラウザを用い
て、サムネイルとして一覧閲覧することができる。勿
論、単一のブラウザ画面では表示できるコマ数に限りが
あるので、画面を切り替えて前後のデータを見られるよ
うにしておいてもよい。
【0180】《注釈》 [1]サイバーコード:サイバーコードとは、2次元バ
ーコードの一種であり、サイバーコードの所在を表すた
めの「ガイド・バー表示領域」と、2次元状のコード・
パターンを表示する「コード・パターン表示領域」とで
構成される。コード・パターン表示領域内は、n×mマ
トリックスに配列されたセルで構成され、各セルを白又
は黒の2値表現することで識別情報を付与することがで
きる。サイバーコードの認識手順は、撮像画像を2値化
するステップと、2値画像中からガイド・バーの候補を
発見するステップと、ガイド・バーの位置や方向に基づ
いてコーナー・セルを探索するステップと、ガイド・バ
ー及びコーナー・セルを検出したことに応答して画像ビ
ットマップ・パターンを復号化するステップとに大別さ
れる。さらに、エラービットの検査を行うことで、撮像
画像中に正しいサイバー・コードが含まれていることを
確認して、該コードの識別情報や位置情報を導出するこ
とができる。サイバーコードの詳細については、例え
ば、本出願人に既に譲渡されている特願平10−184
350号明細書(「画像処理装置および方法、並びに提
供媒体」)にも開示されている。
【0181】[追補]以上、特定の実施例を参照しなが
ら、本発明について詳解してきた。しかしながら、本発
明の要旨を逸脱しない範囲で当業者が該実施例の修正や
代用を成し得ることは自明である。すなわち、例示とい
う形態で本発明を開示してきたのであり、限定的に解釈
されるべきではない。本発明の要旨を判断するために
は、冒頭に記載した特許請求の範囲の欄を参酌すべきで
ある。
【0182】
【発明の効果】以上詳記したように、本発明によれば、
各ユーザの実写画像付きのコミュニケーション・データ
を作成し表示することができる、優れたコミュニケーシ
ョン・データの作成・表示技術を提供することができる。
【0183】また、本発明によれば、転送データ・サイ
ズや精神的障壁なしに実写画像を添付することができる
コミュニケーション・データを作成し表示するための優
れた技術を提供することができる。
【0184】また、本発明によれば、インターネットの
ようなコンピュータ・ネットワーク上で構築される複数
ユーザが参加可能なチャットなどの仮想会話を、各参加
者の実写画像を用いて好適に支援することができる、優
れた会話支援システム及び会話支援方法を提供すること
ができる。
【0185】また、本発明によれば、ネットワーク負荷
や精神的障壁なしに各参加ユーザの実写画像付きで遠隔
的な会話を実現することができる、優れた会話支援シス
テム及び会話支援方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施に供されるコミュニケーション・
データ作成システム1の構成例を模式的に示した図であ
る。
【図2】コミュニケーション・データ作成システム1の
外観構成を例示した図である。
【図3】コミュニケーション・データを作成するための
処理手順を示したフローチャートである。
【図4】ユーザに撮影タイミングを通知する形態を例示
した図である。
【図5】コミュニケーション・データを作成するための
処理手順の変形例を示したフローチャートである。
【図6】本発明の実施に供されるコミュニケーション・
データ作成システムの他の構成例1−2を模式的に示し
た図である。
【図7】図6に示すコミュニケーション・データ作成シ
ステム1−2においてコミュニケーション・データを作
成するための処理手順を示したフローチャートである。
【図8】ネットワーク接続された複数のデータベース・
サーバ36−1,36−2…にユーザ情報の管理を委ね
る場合の構成を模式的に示した図である。
【図9】ユーザの問い合わせに対してデータベース・サ
ーバ36が実行する処理手順を示したフローチャートで
ある。
【図10】コミュニケーション・データを再生表示する
様子を模式的に示した図である。
【図11】本実施例に係るチャット・システム3の構成
を模式的に示した図である。
【図12】ユーザ端末1上のチャット・ブラウザ画面を
模式的に示した図である。
【図13】各ユーザ端末1上でコミュニケーション・デ
ータを表示する処理手順を示したフローチャートであ
る。
【図14】チャット・ブラウザ画面上に、広告など会話
以外のコマを挿入した様子を描写した図である。
【図15】寄せ書き画像生成用のハンディ・カメラ1−
3の前面及び背面を外観構成を描写した図である。
【図16】本実施例に係る寄せ書き画像の構成を模式的
に描写した図である。
【図17】カメラ1−3の内部構成を模式的に示した図
である。
【図18】ビデオ画像のサムネイルを作成するための処
理手順を示したフローチャートである。
【符号の説明】 1…コミュニケーション・データ作成システム 11…CPU,12…RAM,13…ROM 14…ディスプレイ・インターフェース 15…入力機器インターフェース 16…ネットワーク・インターフェース 17…外部機器インターフェース 18…カメラ・インターフェース 19…バス 21…ディスプレイ 22…キーボード,23…マウス 24…ハード・ディスク装置,25…メディア・ドライ
ブ 28…カメラ 51…カメラ機構部 52…撮像部 53…画像記憶部 54…画面表示部 55…文字列入力部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 暦本 純一 東京都品川区東五反田3丁目14番13号 株 式会社ソニーコンピュータサイエンス研究 所内 Fターム(参考) 5C064 AA01 AA02 AC02 AD02 AD14 5C076 AA12 AA19 AA23 AA25 AA27 BA01 BA03 BA05 BA06 CA02

Claims (37)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】実写画像付きのコミュニケーション・デー
    タを作成するためのコミュニケーション・データ作成装
    置であって、 ユーザが文章又は発言を入力するための文章入力部と、 ユーザを所定時間以内に複数回撮像する撮像部と、 前記文章入力部において入力された文章又は発言内容と
    前記撮像部において撮像された複数の画像とで構成され
    るコミュニケーション・データを作成する処理部と、を
    具備することを特徴とするコミュニケーション・データ
    作成装置。
  2. 【請求項2】前記処理部は、ユーザが前記文章入力部に
    文章又は発言を入力したことに応答して撮像部による複
    数回の撮像を実行開始するととも、コミュニケーション
    ・データを作成することを特徴とする請求項1に記載の
    コミュニケーション・データ作成装置。
  3. 【請求項3】前記撮像部における各撮像タイミングをユ
    ーザに対して表示するインジケータをさらに含むことを
    特徴とする請求項1に記載のコミュニケーション・デー
    タ作成装置。
  4. 【請求項4】前記文章入力部を介して入力された文章を
    解析する文章解析部と、 該文章解析部による解析結果に従って前記撮像部による
    撮像画像を処理する画像処理部と、をさらに具備するこ
    とを特徴とする請求項1に記載のコミュニケーション・
    データ作成装置。
  5. 【請求項5】前記文章解析部は、前記文章入力部を介し
    て入力された文章文章中の単語や言い回しの他に、"!"
    や"?"などの符号、フェイス・マーク、エスケープ・シ
    ーケンスなどを抽出して、これら符号を手がかりにして
    文章の意味内容を判定することを特徴とする請求項4に
    記載のコミュニケーション・データ作成装置。
  6. 【請求項6】前記画像処理部は、前記文章解析部による
    文章解析の結果判定されたユーザの感情や文章の用途に
    応じて、撮像画像の背景の設定や明度・輝度・濃淡の調
    整、CG画像との重ね合わせ、セピア調・油絵調・水彩
    画調・モザイク調への画像合成、ネガポジ反転、又は、
    その他の画像合成・変形処理を行うことを特徴とする請
    求項4に記載のコミュニケーション・データ作成装置。
  7. 【請求項7】前記文章入力部は、入力文章の意味内容を
    明示する符号又はエスケープ・シーケンスを入力可能で
    あることを特徴とする請求項1に記載のコミュニケーシ
    ョン・データ作成装置。
  8. 【請求項8】作成したコミュニケーション・データを外
    部に転送する通信部をさらに具備することを特徴とする
    請求項1に記載のコミュニケーション・データ作成装
    置。
  9. 【請求項9】作成したコミュニケーション・データを格
    納するデータ蓄積部をさらに具備することを特徴とする
    請求項1に記載のコミュニケーション・データ作成装
    置。
  10. 【請求項10】複数のユーザの識別子と位置情報とを組
    にして登録するユーザ位置情報登録部と、 前記撮像部の撮像領域を所定の位置まで移動させる駆動
    部と、をさらに具備し、 前記処理部は、あるユーザによって前記文章入力部に文
    章の入力が行われたことに応答して、前記ユーザ位置登
    録部に問い合わせて該当する位置情報を取得し、該位置
    情報に従って前記駆動部により前記撮像部の撮像領域を
    移動させて、前記文章入力部において入力された文章又
    は発言内容と前記撮像部において撮像された複数の画像
    とで構成されるコミュニケーション・データを作成す
    る、ことを特徴とする請求項1に記載のコミュニケーシ
    ョン・データ作成装置。
  11. 【請求項11】前記ユーザ位置登録部は前記コミュニケ
    ーション・データ作成装置本体とはネットワーク接続さ
    れていることを特徴とする請求項10に記載のコミュニ
    ケーション・データ作成装置。
  12. 【請求項12】実写画像付きのコミュニケーション・デ
    ータを作成するためのコミュニケーション・データ作成
    方法であって、 ユーザが文章又は発言を入力するための文章入力ステッ
    プと、 ユーザを所定時間以内に複数回撮像する撮像ステップ
    と、 前記文章入力ステップにおいて入力された文章又は発言
    内容と前記撮像ステップにおいて撮像された複数の画像
    とで構成されるコミュニケーション・データを作成する
    処理ステップと、を具備することを特徴とするコミュニ
    ケーション・データ作成方法。
  13. 【請求項13】前記処理ステップでは、ユーザが文章又
    は発言を入力したことに応答して撮像ステップを起動し
    て複数回の撮像を実行開始するととも、コミュニケーシ
    ョン・データを作成することを特徴とする請求項12に
    記載のコミュニケーション・データ作成方法。
  14. 【請求項14】さらに、前記撮像ステップでは、各撮像
    タイミングをユーザに対して表示することを特徴とする
    請求項12に記載のコミュニケーション・データ作成方
    法。
  15. 【請求項15】前記文章入力ステップにおいて入力され
    た文章を解析する文章解析ステップと、 該文章解析ステップにおける解析結果に従って前記撮像
    ステップによる撮像画像を処理する画像処理ステップ
    と、をさらに具備することを特徴とする請求項12に記
    載のコミュニケーション・データ作成方法。
  16. 【請求項16】前記文章解析ステップでは、前記文章入
    力ステップにおいて入力された文章中の単語や言い回し
    の他に、"!"や"?"などの符号、フェイス・マーク、エ
    スケープ・シーケンスなどを抽出して、これら符号を手
    がかりにして文章の意味内容を判定することを特徴とす
    る請求項15に記載のコミュニケーション・データ作成
    方法。
  17. 【請求項17】前記画像処理ステップでは、前記文章解
    析ステップにおける文章解析の結果判定されたユーザの
    感情や文章の用途に応じて、撮像画像の背景の設定や明
    度・輝度・濃淡の調整、CG画像との重ね合わせ、セピ
    ア調・油絵調・水彩画調・モザイク調への画像合成、ネ
    ガポジ反転、又は、その他の画像合成・変形処理を行う
    ことを特徴とする請求項15に記載のコミュニケーショ
    ン・データ作成方法。
  18. 【請求項18】前記文章入力ステップでは、入力文章の
    意味内容を明示する符号又はエスケープ・シーケンスを
    入力可能であることを特徴とする請求項12に記載のコ
    ミュニケーション・データ作成方法。
  19. 【請求項19】作成したコミュニケーション・データを
    外部に転送する通信ステップをさらに具備することを特
    徴とする請求項12に記載のコミュニケーション・デー
    タ作成方法。
  20. 【請求項20】作成したコミュニケーション・データを
    格納するデータ蓄積ステップをさらに具備することを特
    徴とする請求項12に記載のコミュニケーション・デー
    タ作成方法。
  21. 【請求項21】複数のユーザの識別子と位置情報とを組
    にして登録するユーザ位置情報登録ステップと、前記撮
    像ステップにおける撮像領域を所定の位置まで移動させ
    る駆動ステップと、をさらに具備し、 前記処理ステップでは、あるユーザによる文章の入力が
    行われたことに応答して、該当するユーザの登録位置情
    報を取得し、該位置情報に従って前記撮像ステップにお
    ける撮像領域を移動させて、該ユーザにより入力された
    文章又は発言内容と撮像された複数の画像とで構成され
    るコミュニケーション・データを作成する、ことを特徴
    とする請求項12に記載のコミュニケーション・データ
    作成方法。
  22. 【請求項22】文章データと複数の画像データで構成さ
    れるコミュニケーション・データを再生するコミュニケ
    ーション・データ再生装置であって、 表示画面を有する表示部と、 前記表示画面上にコミュニケーション・データを表示す
    るためのコマを設定し、該コマの中にコミュニケーショ
    ン・データに含まれる文章及び複数の画像のうち1つを
    表示せしめる表示制御部と、を具備することを特徴とす
    るコミュニケーション・データ再生装置。
  23. 【請求項23】コミュニケーション・データを外部から
    受信する通信部をさらに具備することを特徴とする請求
    項22に記載のコミュニケーション・データ再生装置。
  24. 【請求項24】複数のコミュニケーション・データを格
    納することができるデータ蓄積部をさらに具備すること
    を特徴とする請求項22に記載のコミュニケーション・
    データ再生装置。
  25. 【請求項25】前記表示制御部は、コマ内に表示する画
    像を切り替えることを特徴とする請求項22に記載のコ
    ミュニケーション・データ再生装置。
  26. 【請求項26】前記表示制御部は、コマ内に表示する画
    像をランダムな時間間隔で切り替えることを特徴とする
    請求項22に記載のコミュニケーション・データ再生装
    置。
  27. 【請求項27】前記表示制御部は、前記表示画面上に複
    数のコミュニケーション・データを表示するための各コ
    マを割り当てることを特徴とする請求項22に記載のコ
    ミュニケーション・データ再生装置。
  28. 【請求項28】前記表示制御部は、各コマの縦及び/又
    は横方向の配置や大きさが不揃いとなるように前記表示
    画面上に配設することを特徴とする請求項27に記載の
    コミュニケーション・データ再生装置。
  29. 【請求項29】文章データと複数の画像データで構成さ
    れるコミュニケーション・データを表画面上に表示する
    コミュニケーション・データ再生方法であって、前記表
    示画面上にコミュニケーション・データを表示するため
    のコマを設定し、該コマの中にコミュニケーション・デ
    ータに含まれる文章及び複数の画像のうち1つを表示す
    る表示制御ステップを具備することを特徴とするコミュ
    ニケーション・データ再生方法。
  30. 【請求項30】コミュニケーション・データを外部から
    受信する通信ステップをさらに具備することを特徴とす
    る請求項29に記載のコミュニケーション・データ再生
    方法。
  31. 【請求項31】複数のコミュニケーション・データを格
    納するデータ蓄積ステップをさらに具備することを特徴
    とする請求項29に記載のコミュニケーション・データ
    再生方法。
  32. 【請求項32】前記表示制御ステップでは、コマ内に表
    示する画像を切り替えることを特徴とする請求項29に
    記載のコミュニケーション・データ再生方法。
  33. 【請求項33】前記表示制御ステップでは、コマ内に表
    示する画像をランダムな時間間隔で切り替えることを特
    徴とする請求項29に記載のコミュニケーション・デー
    タ再生方法。
  34. 【請求項34】前記表示制御ステップは、前記表示画面
    上に複数のコミュニケーション・データを表示するため
    の各コマを割り当てることを特徴とする請求項29に記
    載のコミュニケーション・データ再生方法。
  35. 【請求項35】前記表示制御ステップでは、各コマの縦
    及び/又は横方向の配置や大きさが不揃いとなるように
    前記表示画面上に配設することを特徴とする請求項34
    に記載のコミュニケーション・データ再生方法。
  36. 【請求項36】実写画像付きのコミュニケーション・デ
    ータを作成する処理をコンピュータ言語で記述したソフ
    トウェア・プログラムをコンピュータ可読形式で記憶し
    たプログラム記憶媒体であって、前記ソフトウェア・プ
    ログラムは、 ユーザが文章又は発言を入力するための文章入力ステッ
    プと、 ユーザを所定時間以内に複数回撮像する撮像ステップ
    と、 前記文章入力ステップにおいて入力された文章又は発言
    内容と前記撮像ステップにおいて撮像された複数の画像
    とで構成されるコミュニケーション・データを作成する
    処理ステップと、を具備することを特徴とするプログラ
    ム記憶媒体。
  37. 【請求項37】文章データと複数の画像データで構成さ
    れるコミュニケーション・データを表画面上で再生する
    処理をコンピュータ言語で記述したソフトウェア・プロ
    グラムをコンピュータ可読形式で記憶したプログラム記
    憶媒体であって、前記ソフトウェア・プログラムは、前
    記表示画面上にコミュニケーション・データを表示する
    ためのコマを設定し、該コマの中にコミュニケーション
    ・データに含まれる文章及び複数の画像のうち1つを表
    示する表示制御ステップを具備することを特徴とするプ
    ログラム記憶媒体。
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