JP2007286780A - 電子会議システム、電子会議支援プログラム及び方法、電子会議制御装置 - Google Patents

電子会議システム、電子会議支援プログラム及び方法、電子会議制御装置 Download PDF

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Abstract

【課題】各個人が持つデータを、表示装置に表示されている画面イメージと関連付けして容易に共有化する。
【解決手段】会議参加者がアイデア等を携帯端末装置50の手書き画面51にメモ書きした後、携帯端末装置50をICカードリーダ32にかざすことで、会議制御装置30に取り込ませる。表示制御部40は、新規登録されたメモ画像データに基づき付箋画像データを生成し、表示中の画像データと合成して画面イメージを生成し、タッチパネル表示デバイス31に表示する。
【選択図】図1

Description

本発明は、電子会議システム、特にメモ書きされた内容のシステムへの取込み、表示等に関する。
従来から、例えば富士ゼロックス社製のInteractiveWall(登録商標)で代表されるように、表示と書込みが可能な大型のタッチパネル表示デバイスを具備した電子会議システムがある。タッチパネル表示デバイスは、通常、会議室にいる会議参加者全員から見える位置であり、また書込みができる位置に設置される。この電子会議システムを利用すると、会議参加者が着席したままで会議に参加するに留まらず、会議参加者がタッチパネル表示デバイスの周囲に集まり、会議中に導出されたアイデアなどをタッチパネル表示デバイスに書き込みながら議論を行うという会議スタイルも可能となった。タッチパネル表示デバイスに書き込んだ内容は、そのまま画面イメージとして保存することができるので、会議の効率化という点でも電子会議システムを導入する企業は増える傾向にある。
ところで、議論などで問題解決に結びつけていく創造的問題解決の技法として、例えばKJ法がある。KJ法では、初期の段階で問題解決の糸口となるようなアイデアを個人毎に導出することになる。電子会議においてKJ法を活用する場合でも基本的な作業の流れは同様であり、会議メンバが集まって検討を行うより以前にアイデアの導出を個人毎に行い、そして各自が導出したアイデアを持ち寄って問題解決に結びつけるようにすることが効率的である。
このようにして各自が発想したアイデアを持ち寄り共有化するために、従来においては、各個人が紙に書き、あるいは電子データ化し、それを寄り集めて検討を行うなどしていた。
特開2004−185597号公報 特開2005−184304号公報
従来のタッチパネル表示デバイスを有する電子会議システムの構成は、会議メンバがタッチパネル表示デバイスに書込みを行うことで情報を共有化しながら検討を行うようなスタイルでの会議には適している。しかしながら、個人毎に検討した結果を電子会議システムに取り入れるための手段が設けられていない。もちろん、アイデアの内容を電子データ化してネットワーク経由で収集すれば、情報の共有化を図ることは可能かもしれない。ただ、現在表示している内容に関連したアイデアを関連付けて管理すること、換言すると現在表示中の画面イメージデータと電子データ化したアイデアとの関連付けをして情報管理することは、そのための構成が設けられていないため容易に行うことはできない。
このように、従来の電子会議システムは、最初から情報を共有化して議論を行うような会議のスタイルには適しているが、個々の情報を持ち寄り共有化するなどの使い方に十分に適合しているとは言い難い。
本発明は、以上のような課題を解決するためになされたものであり、各個人が持つデータを、表示装置に表示されている画面イメージと関連付けして容易に共有化することを目的とする。
以上のような目的を達成するために、本発明に係る電子会議システムは、表示装置と、書込み面に書き込まれた内容を画像データとして記録する携帯型記憶機器と、前記携帯型記憶機器に記録されている画像データを読み取る読取手段と、
前記読取手段により読み取られた画像データを付箋画像データとして前記表示装置に表示される画像データに組み込み表示する表示制御手段とを有することを特徴とする。
本発明に係る電子会議支援プログラムは、会議室に設置された表示装置を有する電子会議システムに含まれるコンピュータを、携帯型記憶機器に記録されている画像データを入力する入力処理手段、前記入力処理手段により入力された画像データを付箋画像データとして前記表示装置に表示される画像データに組み込み表示する表示制御手段として機能させる。
また、前記入力処理手段は、画像データと共にユーザを識別するユーザ識別情報を入力し、前記表示制御手段は、ユーザ識別情報を参照することによって付箋画像データの表示属性をユーザ毎に異ならせて表示することを特徴とする。
また、前記表示制御手段は、前記表示装置に表示された付箋画像データの移動指示に応じて付箋画像データの表示位置を移動させることを特徴とする。
また、コンピュータを更に、前記表示装置がユーザによる表示画面への接触を検出可能なタッチパネル表示デバイスの場合、前記タッチパネル表示デバイスに表示された付箋画像データの移動操作を検出する操作検出手段として機能させ、前記表示制御手段は、前記操作検出手段により検出された移動操作に応じて付箋画像データの表示位置を移動させることを特徴とする。
また、前記入力処理手段は、前記携帯型記憶機器との間で当該入力処理手段又は前記携帯型記憶機器が生成したトークンを用いてデータの授受を行うことを特徴とする。
本発明に係る電子会議システムにおける電子会議制御装置は、表示装置と、前記携帯型記憶機器に記録されている画像データを読み取る読取手段と、前記読取手段により読み取られた画像データを付箋画像データとして前記表示装置に表示されている画像データに組み込み表示する表示制御手段とを有することを特徴とする。
また、前記読取手段は、近距離無線通信により非接触で前記携帯型記憶機器から画像データを読み取るセンサ部を有することを特徴とする。
本発明に係る電子会議支援方法は、表示装置を有する電子会議システムに含まれるコンピュータにより実施され、携帯型記憶機器に記録されている画像データを読み取る読取ステップと、読み取られた画像データから付箋画像データを生成する生成ステップと、生成された付箋画像データを前記表示装置に表示される画像データと合成し、表示する表示ステップとを含むことを特徴とする。
本発明によれば、携帯型記憶機器に記録されている画像データを読み取り、その読取画像データを付箋画像データとして表示装置に表示できるようにしたので、例えば、会議参加者が個人で導出したアイデアを携帯端末装置に書き込んでおけば、導出したアイデアを容易に共有化することができる。これにより、会議を効率的に行うことができる。
以下、図面に基づいて、本発明の好適な実施の形態について説明する。
図1は、本発明に係る電子会議システムの一実施の形態を示したブロック構成図である。図1には、ネットワークの一形態であるLAN2でそれぞれ接続されたユーザ管理サーバ10、データ管理サーバ20及び会議制御装置30と、会議参加者が携帯する携帯端末装置50とが示されている。なお、携帯端末装置50は、会議参加者が個々に携帯するため参加者の数だけ存在するが、全てが同じ構成でよいため1台のみ図示した。
ユーザ管理サーバ10は、電子会議に参加する各ユーザに関する情報を保持管理するサーバコンピュータである。ユーザ管理サーバ10におけるユーザ情報記憶部12は、ユーザ認証に必要な情報、ユーザID、ユーザが保有するICカードのカードID、各ユーザ所有の画面イメージの格納先等を記憶する。情報管理部11は、会議制御装置30からの要求に応じてユーザ情報のユーザ情報記憶部12からの読出し、ユーザ情報の更新、更にユーザ認証等ユーザに関する情報の管理、処理を実施する。情報管理部11は、ユーザ管理サーバ10を形成するコンピュータと、コンピュータに搭載されたCPUで動作するプログラムとの協調動作により実現される。また、ユーザ情報記憶部12は、ユーザ管理サーバ10に搭載された外部記憶装置にて実現される。
データ管理サーバ20は、電子会議で使用する画像データを保持管理するデータベースサーバコンピュータである。データ管理サーバ20における文書データ記憶部22には、電子会議で使用する電子化された会議資料等タッチパネル表示デバイス31に表示する文書データが蓄積される。画面イメージ記憶部23には、タッチパネル表示デバイス31に表示された画面イメージが蓄積される。データ管理部21は、会議制御装置30からの要求に応じて文書データ記憶部22への画像データの登録、文書データ記憶部22からの画像データの読出し、更に会議制御装置30から送られてくる画面イメージの画面イメージ記憶部23への登録等の情報管理を行う。データ管理部21は、データ管理サーバ20を形成するコンピュータと、コンピュータに搭載されたCPUで動作するプログラムとの協調動作により実現される。また、文書データ記憶部22及び画面イメージ記憶部23は、データ管理サーバ20に搭載された外部記憶装置にて実現される。
会議制御装置30は、会議の制御を行うために用いられるクライアントコンピュータであり、周辺機器としてタッチパネル表示デバイス31とICカードリーダ32とが接続されている。タッチパネル表示デバイス31は、電子白板のように参加者が表示内容を参照できるように設置されており、電子会議に用いる会議資料等が表示される。ICカードリーダ32は、会議に参加するユーザの認証のために会議参加者所有のICカードを読み取る機器であるが、本実施の形態では、ユーザが携帯する携帯端末装置50に記憶されているデータを読み取る手段としても利用する。ICカードリーダ32は、どこに設置してもよいが、本実施の形態では、タッチパネル表示デバイス31の脇若しくはタッチパネル表示デバイス31一体に形成するようにしている。
会議制御装置30は、またデータ入力処理部33、ユーザ情報取得部34、表示デバイスインタフェース(IF)部35、画面イメージ保存処理部36、会議制御部37及び付箋情報記憶部38を有している。データ入力処理部33は、ICカードリーダ32が読み取ったデータを入力し、付箋情報として付箋情報記憶部38に書き込む。ユーザ情報取得部34は、ユーザ管理サーバ10に問い合わせることにより会議参加者名などのユーザに関する情報を取得する。表示デバイスIF部35は、タッチパネル表示デバイス31の動作制御を行う。表示デバイスIF部35に含まれる操作入力部39は、ユーザによるタッチパネル表示デバイス31に対する操作を検出し、そのユーザ操作により入力された指示、メモデータ等の入力を受け付ける。また、表示制御部40は、データ管理サーバ20に登録されている画像データ及び付箋情報記憶部38に書き込まれた付箋情報をタッチパネル表示デバイス31に表示するなどタッチパネル表示デバイス31への表示制御を行う。画面イメージ保存処理部36は、タッチパネル表示デバイス31に表示された画面イメージをデータ管理サーバ20に送信することで画面イメージを保存させる。会議制御部37は、他の構成要素33〜36の動作制御及び他のコンピュータと連携動作しながら電子会議全体の制御を行う。会議制御装置30における各構成要素33〜37は、会議制御装置30を形成するコンピュータと、コンピュータに搭載されたCPUで動作するプログラムとの協調動作により実現される。また、付箋情報記憶部38は、会議制御装置30に搭載された外部記憶装置にて実現される。
携帯端末装置50は、会議参加者が携帯して会議室に持ち込まれる携帯型の情報機器である。本実施の形態では、液晶画面ディスプレイからペン入力等によって書き込みができる手書き画面51を兼ね備えたPDA(Personal Digital Assistants)を想定している。携帯端末装置50は、メモ機能処理部52、データ出力処理部53、メモ画像データ保持部54、識別情報保持部55及びICカード部56を有している。メモ機能処理部52は、手書き画面51に対して電子ペン等を用いて手書きをさせ、入力者による保存操作に応じてディスプレイへの表示画像(書込み内容)をメモ画像データ保持部54に書き込み保存する。識別情報保持部55には、携帯端末装置50を識別すると共に装置間通信を行うために必要な情報としてIPアドレスと、携帯端末装置50の所有者を識別するための情報としてユーザIDとが保持されている。本実施の形態では、ICカードリーダ32と携帯端末装置50との間で無線近接通信が行われるが、ICカード部56は、携帯端末装置50をICカードリーダ32に近づけたときに読み取らせるデータを保持する記憶領域である。データ出力処理部53は、ICカードリーダ32を介してデータ入力処理部33にデータを出力する。携帯端末装置50における各構成要素52〜53は、携帯端末装置50に搭載されたコンピュータと、コンピュータに搭載されたCPUで動作するプログラムとの協調動作により実現される。また、各構成要素54〜56は、フラッシュメモリ等の不揮発性メモリにて実現できる。
本願において電子会議システムというのは、上記システム構成からも理解できるように、必ずしも遠隔地間を接続して実施する会議に限定されるものではなく、タッチパネル表示デバイス31及びネットワーク接続した各種コンピュータを利用しながら行われる会議のことを総称している。本実施の形態は、例えば電子会議システムとして既に市販されている富士ゼロックス社製のInteractiveWall(登録商標)に、後述する処理機能を組み込んで実施するのに好適である。
前述したように、従来の電子会議システムは、会議参加者がタッチパネル表示デバイスの周囲に集まり、会議中に導出されたアイデアなどをタッチパネル表示デバイスに書き込みながら議論を行うという会議スタイルに適している。ただ、個人毎に導出したアイデアを持ち寄り共有化して議論を行うような会議スタイルには、必ずしも便宜な手法が提案されていなかった。
そこで、本実施の形態においては、個人毎に導出したアイデアをタッチパネル表示デバイスに容易に取り込ませることによって各個人の情報を共有化できるようにした。これにより、共有化したアイデアについて議論を行うという会議スタイルにも柔軟に適応することができるので、会議参加者は、電子会議を効率的に行うことができる。
以下、本実施の形態における電子会議システムを利用して、会議参加者が導出したアイデアを、携帯端末装置50を使用してタッチパネル表示デバイス31に取り込み、他の会議参加者と共有する動作について説明する。
まず最初に、本実施の形態を利用したユーザシーンを、図2を用いて簡単に説明する。
会議参加者は、会議中の個人で導出したアイデアを携帯端末装置50にメモ書きする(図2(a))。前述したように、携帯端末装置50は、ディスプレイに電子ペン等で手書きができるメモ機能が搭載されている。会議参加者は、メモを携帯端末装置50に保存した後、タッチパネル表示デバイス31の近傍のICカードリーダ32の設置場所まで移動して、所定の転送操作をした後、携帯端末装置50をICカードリーダ32にかざす(図2(b))。ICカードリーダ32は、近接無線通信により携帯端末装置50からデータを読み取る。ICカードリーダ32がデータを読み取ると、会議制御装置30は、読み取ったデータを付箋情報として生成し、タッチパネル表示デバイス31に電子的な付箋61として表示する(図2(c))。このように、本実施の形態では、携帯端末装置50への書込データを、付箋が貼り付けられたような形態にて画面表示することになる。なお、会議参加者は、タッチパネル表示デバイス31の付箋61の表示位置を指などで接触した状態のまま移動することで、付箋61の表示位置を移動させることができる。
続いて、携帯端末装置50への書込データを付箋としてタッチパネル表示デバイス31に表示するまでの処理について説明する。
まず、携帯端末装置50が持つメモ機能を用いて、会議参加者がアイデア等を手書き画面51に書き込んだ後、所定の保存操作をするとメモ機能処理部52は、手書き画面51から書き込まれた内容を所定の保存操作に応じてデータが保存される書込時刻、属性等を含むプロパティ情報と共にメモ画像データ保持部54にメモ画像データとして書き込む。その後、会議参加者が所定の操作をすることでデータ転送の指示を行うと、データ出力処理部53は、新しいトークンを生成し、そのトークンに、メモ画像データ保持部54に保持されているデータと、識別情報保持部55に保持されているユーザIDとを関連付け、またIPアドレスとトークンをICカード部56に書き込む。
続いて、会議参加者が携帯端末装置50をICカードリーダ32にかざすと、携帯端末装置50のデータ出力処理部53と会議制御装置30のデータ入力処理部33とが連携動作して、携帯端末装置50に記憶された各データは、携帯端末装置50から会議制御装置30へ転送される。このデータの転送処理手順について以下に説明する。
まず、携帯端末50から会議制御装置30へメモ画像データ等を転送する手法として、携帯端末装置50が生成するトークンを使って転送する方法と会議制御装置が生成するトークンを使って転送する方法が考えられる。まず、前者の携帯端末装置50が生成するトークンを使って転送する転送処理手順について図3に示した通信シーケンス図を用いて説明する。
上記の通り、携帯端末装置50側においてメモが生成され(ステップ101)、トークンが生成された所定のICカード部56に書き込まれた後(ステップ102)、ユーザが携帯端末装置50をICカードリーダ32にかざすと、ICカードリーダ32は、ICカード部56に記憶されているデータ、すなわちトークン及びIPアドレスを読み取り(ステップ103)、データ入力処理部33は、その読取データを入力する(ステップ104)。データ入力処理部33は、入力されたIPアドレスを指定することにより携帯端末装置50との間で無線通信ネットワークを介してコネクションを確立し、入力されたトークンを提示してデータ受信要求を携帯端末装置50へ送信する(ステップ105)。データ出力処理部53は、送られてきたトークンを調べて自ら生成した正当なトークンであることを確認すると(ステップ106)、そのトークンに関連付けられたメモ画像データ保持部54に保存のメモ画像データ等及び識別情報保持部55に登録されたユーザIDをデータ入力処理部33へ送信する(ステップ107)。なお、送られてきたトークンが正当でないとき、送られてきた受信要求を無視若しくは拒否し、破棄する(ステップ108)。
次に、後者の会議制御装置30が生成するトークンを使って転送する転送処理手順について図4に示した通信シーケンス図を用いて説明する。
携帯端末装置50側においてメモが生成され(ステップ101)、トークンが生成された所定のICカード部56に書き込まれた後(ステップ102)、ユーザが携帯端末装置50をICカードリーダ32にかざすと、ICカードリーダ32は、ICカード部56に記憶されているデータ、すなわちトークン及びIPアドレスを読み取り(ステップ103)、データ入力処理部33は、その読取データを入力する(ステップ104)。ここまでの処理は、同じ符号を付けたように上記の携帯端末装置50のトークンに基づきメモ画像データ等を転送する場合と同じである。続いて、データ入力処理部33は、携帯端末装置50へアクセスするためのトークンを新たに生成した後(ステップ111)、入力されたIPアドレスを指定することにより携帯端末装置50との間で無線通信ネットワークを介してコネクションを確立する。そして、入力されたトークン(以下「携帯トークン」)と自ら生成したトークン(以下「制御トークン」)を提示してデータ受信要求をICカードリーダ32経由で携帯端末装置50へ送信する(ステップ112)。データ出力処理部53は、送られてきた携帯トークンを調べて自ら生成した正当なトークンであることを確認すると(ステップ106)、携帯トークンに関連付けられたメモ画像データ等及びユーザIDを取り出し、受信した制御トークンと共にデータ入力処理部33へ送信する(ステップ113)。一方、送られてきたトークンが正当でないとき、送られてきた受信要求を無視若しくは拒否し、破棄する(ステップ108)。また、データ入力処理部33は、送られてきた制御トークンを調べて自ら生成した正当なトークンであることを確認すると(ステップ114)、制御トークンに関連付けられたメモ画像データ等を取り出した後、制御トークンを破棄する(ステップ115)。
なお、ユーザが携帯端末装置50をICカードリーダ32にかざしたとき、ICカードリーダ32は携帯端末装置50のIPアドレスを読み取り、会議制御装置30はそのIPアドレスに基づき制御トークンを生成し、その制御トークンと会議制御装置30のIPアドレスを携帯端末装置50へ送信するようにしてもよい。つまり、携帯トークンを利用せずにデータ転送を行うことも可能である。
会議参加者自体はある程度特定されるかもしれないが、会議制御装置30には、無線接続される携帯端末装置50は特定されているわけではないので、ある程度セキュアなデータ転送と安定した転送制御を実現するために、本実施の形態では、前述したように携帯端末装置50あるいは会議制御装置30が生成したトークンを利用してデータ転送を行うようにした。
以上説明したデータ転送処理により携帯端末装置50により保持されていたデータが会議制御装置30に取り込まれると、データ入力処理部33は、付箋情報記憶部38に登録する。この登録する付箋情報には、送られてきた各種データに、データが送られてきた転送時刻、更に画面上における表示位置情報、表示サイズ、表示色等の属性情報が付加され構成される。なお、上記説明では、1枚分の付箋のデータのみを会議制御装置30に取り込んだ例を示したが、メモ画像データの転送を繰り返し実施することにより1回のコネクションで数枚分の付箋を取り込み、保存することができる。
付箋情報記憶部38に新たな付箋情報が登録されると、会議制御部37は、表示デバイスIF部35に指示を出して付箋を画面表示させる。すなわち、表示デバイスIF部35における表示制御部40は、新規登録された付箋情報を付箋情報記憶部38から読み出し、その付箋情報を参照に付箋画像データを生成し、表示中の画像データと合成して画面イメージを生成し、タッチパネル表示デバイス31に表示する。なお、実際には、このようにして付箋情報に基づき付箋画像データが生成・合成されてタッチパネル表示デバイス31に表示されることになるが、説明が煩雑になることを回避するために、単に「付箋が表示される」、あるいは紙媒体の付箋と同じように「付箋を貼り付ける」などの表現を用いることにする。表示制御部40は、付箋を表示すると、付箋情報記憶部38に登録されている当該付箋の表示属性情報を更新する。
タッチパネル表示デバイス31には、複数枚の付箋が同一画面イメージ上に組み込まれて表示される場合も当然ながらあり得るが、付箋の大きさは原則同じ大きさとする。会議参加者が個々に使用する携帯端末装置50は、基本的に同機種であることから手書き画面51の大きさも等しく、生成されるメモ画像データのサイズも等しくなると考えられるからである。ただ、携帯端末装置50の機種が異なるなどメモ画像データのサイズにばらつきが生じる場合には、文字サイズを小さくする(メモ画像データの縮小)か、あるいは付箋を大きいサイズで表示するなどして対処してもよい。また、所定のユーザ操作によって表示サイズを拡縮できるようにしてもよい。
付箋の表示位置は、所定の規則に従い表示制御部40によって適切な位置に表示する。複数枚の付箋が同一画面イメージ上に表示される場合には、適当に表示位置をずらしながら重ならないように表示する。また、会議参加者は、前述したように付箋の表示位置を指などで接触した状態のまま移動することで、付箋の表示位置を移動させることができるが、これは、マウスを用いる代わりに指を用いたドラッグ操作に相当するといえる。操作入力部39は、付箋の表示位置情報と指の接触位置との位置関係を比較することでユーザによるドラッグ操作を認識することができ、表示制御部40は、そのドラッグ操作に応じて対応する付箋を画面上で移動、表示することができる。
タッチパネル表示デバイス31には、複数の会議参加者に対応した付箋が同一画面イメージ上に表示される場合も当然ながらあり得る。本実施の形態では、メモ画像データと共にユーザIDを携帯端末装置50から取り込むようにしたので、このユーザIDを付箋に対応付けして表示するようにしてもよい。あるいは、ユーザIDに対応したユーザ名をユーザ情報取得部34に取得させることで付箋にユーザ名を対応付けるようにしてもよい。
付箋の表示色は、同一でもかまわないが、本実施の形態では、メモ画像データと共にユーザIDを携帯端末装置50から取り込むようにしたので、ユーザID毎に異ならせることができる。本実施の形態では、付箋を貼り付けた会議参加者を特定できるようにするために表示色を変えるので、表示制御部40が任意に表示色を選択してもよいが、表示色情報を携帯端末装置50から取り込むようにして、色指定を各会議参加者にさせることも可能である。あるいは、ユーザ管理サーバ10が管理するユーザ情報に表示色情報を予め設定しておき、表示する際にユーザ管理サーバ10から取り出すようにしてもよい。
また、付箋は、画面イメージの一部分を形成する画像データであることから、ユーザは、付箋に対する書込み等も行うことができる。また、付箋内にメモ書きされた内容を、文字解析機能を利用して解析しテキスト情報として取り扱うことができるようにすれば、テキスト編集を行うことも可能になる。
このようにして、会議参加者が個人で導出したアイデアを携帯端末装置50に書き込み、携帯端末装置50をICカードリーダ32へかざすだけで、会議参加者が個人で導出したアイデアを容易に会議制御装置30に取り込み共有化することができる。会議参加者は、このように共有化された各個人のメモ書き内容を参照しながら共同で議論を行うことになり、所定のユーザ操作若しくは所定時間経過した時点で、画面イメージ保存処理部36は、表示されている画面イメージをLAN2経由でデータ管理サーバ20へ送り、画面イメージ記憶部23に保存させる。
なお、本実施の形態では、以上のように構成したことで、各個人で導出したアイデアを会議制御装置30に取り込み、タッチパネル表示デバイス31に表示させることができる。ただ、システム構成は、これに限定されるものではない。例えば、ケーブルを接続する手間が増えるものの会議制御装置30と携帯端末装置50とを有線接続するようにしてもよい。また、本実施の形態では、携帯端末装置50としてPDAを想定していたが、電子ペーパーでも実現可能である。
また、本実施の形態では、会議参加者が会議室においてアイデアを導出して共有化するユーザシーンを想定して説明したが、会議参加者が導出したアイデアを予め携帯端末装置50に登録した状態で会議室に持ち込むような使い方も当然ながら可能である。
本発明に係る電子会議システムの一実施の形態を示したブロック構成図である。 本実施の形態における電子会議システムを利用したユーザシーンを示した図である。 本実施の形態において携帯端末装置が生成するトークンに基づき携帯端末装置からメモ画像データ等を転送する転送処理手順を示した通信シーケンス図である。 本実施の形態において会議制御装置が生成するトークンに基づき携帯端末装置からメモ画像データ等を転送する転送処理手順を示した通信シーケンス図である。
符号の説明
2 LAN、10 ユーザ管理サーバ、11 情報管理部、12 ユーザ情報記憶部、20 データ管理サーバ、21 データ管理部、22 文書データ記憶部、23 画面イメージ記憶部、30 会議制御装置、31 タッチパネル表示デバイス、32 ICカードリーダ、33 データ入力処理部、34 ユーザ情報取得部、35 表示デバイスインタフェース(IF)部、36 画面イメージ保存処理部、37 会議制御部、38 付箋情報記憶部、39 操作入力部、40 表示制御部、50 携帯端末装置、51 手書き画面、52 メモ機能処理部、53 データ出力処理部、54 メモ画像データ保持部、55 識別情報保持部、56 ICカード部。

Claims (9)

  1. 表示装置と、
    書込み面に書き込まれた内容を画像データとして記録する携帯型記憶機器と、
    前記携帯型記憶機器に記録されている画像データを読み取る読取手段と、
    前記読取手段により読み取られた画像データを付箋画像データとして前記表示装置に表示される画像データに組み込み表示する表示制御手段と、
    を有することを特徴とする電子会議システム。
  2. 表示装置を有する電子会議システムに含まれるコンピュータを、
    携帯型記憶機器に記録されている画像データを入力する入力処理手段、
    前記入力処理手段により入力された画像データを付箋画像データとして前記表示装置に表示される画像データに組み込み表示する表示制御手段、
    として機能させる電子会議支援プログラム。
  3. 請求項1記載の電子会議支援プログラムにおいて、
    前記入力処理手段は、画像データと共にユーザを識別するユーザ識別情報を入力し、
    前記表示制御手段は、ユーザ識別情報を参照することによって付箋画像データの表示属性をユーザ毎に異ならせて表示することを特徴とする電子会議支援プログラム。
  4. 請求項1記載の電子会議支援プログラムにおいて、
    前記表示制御手段は、前記表示装置に表示された付箋画像データの移動指示に応じて付箋画像データの表示位置を移動させることを特徴とする電子会議支援プログラム。
  5. 請求項1記載の電子会議支援プログラムにおいて、コンピュータを更に、
    前記表示装置がユーザによる表示画面への接触を検出可能なタッチパネル表示デバイスの場合、前記タッチパネル表示デバイスに表示された付箋画像データの移動操作を検出する操作検出手段として機能させ、
    前記表示制御手段は、前記操作検出手段により検出された移動操作に応じて付箋画像データの表示位置を移動させることを特徴とする電子会議支援プログラム。
  6. 請求項1記載の電子会議支援プログラムにおいて、
    前記入力処理手段は、前記携帯型記憶機器との間で当該入力処理手段又は前記携帯型記憶機器が生成したトークンを用いてデータの授受を行うことを特徴とする電子会議支援プログラム。
  7. 会議室に設置された表示装置と、
    前記携帯型記憶機器に記録されている画像データを読み取る読取手段と、
    前記読取手段により読み取られた画像データを付箋画像データとして前記表示装置に表示されている画像データに組み込み表示する表示制御手段と、
    を有することを特徴とする電子会議システムにおける電子会議制御装置。
  8. 請求項7記載の電子会議制御装置において、
    前記読取手段は、近距離無線通信により非接触で前記携帯型記憶機器から画像データを読み取るセンサ部を有することを特徴とする電子会議制御装置。
  9. 表示装置を有する電子会議システムに含まれるコンピュータにより実施され、
    携帯型記憶機器に記録されている画像データを読み取る読取ステップと、
    読み取られた画像データから付箋画像データを生成する生成ステップと、
    生成された付箋画像データを前記表示装置に表示される画像データと合成し、表示する表示ステップと、
    を含むことを特徴とする電子会議支援方法。
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