JP2005114165A - 流体動圧軸受、スピンドルモータ及びハードディスクドライブ装置 - Google Patents

流体動圧軸受、スピンドルモータ及びハードディスクドライブ装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 ラジアル軸受部及びスラスト軸受部における動圧レベルを均等化させることができる流体動圧軸受を提供する。
【解決手段】 シャフト4に連結されたスラストプレート13と、一方がカバープレート14によって閉塞され、シャフト4とスラストプレート13を軸受間隙8を介在させて囲む軸受スリーブ3を備え、軸受スリーブ3とシャフト4とが各々対向する面には、少なくとも1個のラジアル軸受部9、10が設けられ、軸受スリーブ3及びカバープレート14とスラストプレート13とが各々対向する面には、少なくとも1個のスラスト軸受部20が設けられる流体動圧軸受であって、軸受スリーブ3において、シャフト4におけるラジアル軸受部9に接する部分と、軸受間隙8におけるスラスト軸受部20に接する部分とを連通する連通導油路17が設けられる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、流体動圧軸受と、スピンドルモータと、ハードディスクドライブ装置に関する。
ハードディスクドライブ装置用スピンドルモータは、通常、ロータと呼ばれる回転部材とステータと呼ばれる静止部材から成る。ロータには永久磁石が配置され、ステータにはコイルが巻回された金属薄板パッケージが配置される。この場合のロータは、好適な軸受装置を用いることで、ステータに対して回転自在に軸承される。
ロータを軸承する軸受装置(以下、軸受と記載)としては、最近では、従来用いられてきた転がり軸受に代わり流体動圧軸受が起用されることが多くなっている。流体動圧軸受は、すべり軸受を発展させた軸受であって、軸受スリーブと、この軸受スリーブに挿入されたシャフトから成る。軸受スリーブは、円筒形状の内周面を有し、シャフトは、円筒形状の外周面を有する。シャフト外周面の外径は、軸受スリーブ内周面の内径より僅かに小さいため、軸受スリーブとシャフトの間には軸受間隙と呼ばれる同心の間隙が生じる。この軸受間隙には、好適には潤滑剤であるオイルが充填され、これによって切れ目のない毛細管現象による皮膜が形成される。
上記した軸受スリーブと対向するシャフトは相まってラジアル軸受部を形成する。このラジアル軸受部を形成する2つの対向面の少なくとも一方には動圧溝パターンが設けられる。回転による相対的な動作が始まると、この動圧溝パターンが軸受間隙に充填された潤滑剤に加速力が作用し、一種のポンプ作用が生まれる。このポンプ作用によって圧力(動圧)が付加されて、潤滑剤は軸受間隙を連通する。このようにして均質且つ均等厚の潤滑剤皮膜が形成される。この潤滑剤皮膜は、動圧が付加されることで安定する。又、先に述べたラジアル軸受部は、自己調心のメカニズムを備えており、このメカニズムが先述の切れ目なく連通される潤滑剤皮膜と相まって、シャフトと軸受スリーブの間に安定した同心の回転運動をもたらす。
又、スラスト動圧軸受(スラスト軸受ともいう)を設けることで、軸受を回転軸に沿って安定させることができる。この場合、スラスト軸受は、好適にはシャフトの一方の端部に配置されたスラストプレートの両方の端面によって形成される。このスラストプレートは、軸受スリーブとカバープレートによって形成された凹部内に設けられている。そのスラストプレートは、一方の端面が軸受スリーブの端面と対向し、他方の端面がカバープレートの内側端面と対向している。このように構成することにより、カバープレートが、スラストプレートに対向する反対面を成し、軸受全体を下部で閉塞させるので、潤滑剤が満たされた軸受間隙に空気が侵入したり、軸受間隙から潤滑剤が飛散したりする事態が回避される。スラスト動圧軸受では、対向して配置され協働する軸受面に動圧溝パターンが設けられ、潤滑剤は軸受内部で十分に循環する。
軸受間隙の閉塞部側と対向する開口部側(シャフトと軸受内面)には、空間を設けるようにしても良い。その場合、この空間は潤滑剤の油溜り及び油量調整用貯留部として機能する。尚、この空間は軸受をシールする役目も果たす。シャフトと軸受スリーブの間に形成された円錐状の間隙変化部に介在する潤滑剤(オイル)に毛細管現象の力が作用すると、切れ目のない潤滑剤皮膜が形成される。このことから、この潤滑剤の皮膜は毛細管シール(キャピラリーシール)とも称される。
上記したようにラジアル軸受部には動圧溝パターンが設けられるため、シャフトが動圧を発生させるレベルになって回転されると、軸受間隙に充填されている潤滑剤は、軸受の閉塞端部の方向に流れ始める。その場合、スラスト軸受部における動圧のレベルは、ラジアル軸受部(特に複数の内のシャフトの自由端部側に設けられたラジアル軸受部)における動圧のレベルと比較して高くなる。このように軸受の回転軸に略平行な方向には動圧レベルに差異が発生するため、スラストプレートは、それを囲む凹部におけるスラスト方向の軸受間隙の通常予想される中心位置で回転できなくなる。スラストプレートの端面と軸受スリーブとの間のスラスト方向の軸受間隙は、スラストプレートの端面とカバープレートとの間の軸受間隙よりも非常に小さくなる。特に、上記シャフトの近傍における動圧より、スラストプレートの外周面における動圧のほうが大きくなることにより、上記した作用は更に顕著となる。軸受の形態及び荷重の負荷状態によっては、上記した動圧レベルの差異により、スラストプレートが軸受スリーブに危険なレベルまで接近し、さらに、スラストプレートが軸受スリーブに接触する可能性が考えられる。すなわち、軸受の寿命を低下させ、或いは、軸受を損傷させる可能性が考えられる。
一方、軸受間隙の各部分の間における動圧レベルを均等化させる機能を備える流体動圧軸受が知られている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1の軸受では、軸受用流体として好適な媒体として空気が用いられている。又、特許文献1の軸受で、先に述べた軸受間隙の各部分間における動圧レベルを均等化させる手段は、軸受間隙の中間部と外気を結ぶ排気孔である。
米国特許US5855438号明細書
しかしながら、特許文献1に記載された軸受間隙の各部分の間の動圧レベルを均等化させる方法は、流体として液状の潤滑剤を使用する軸受には不適切である。なぜなら、潤滑剤がこの排気孔を通って外に排出される危険性を有するからである。いずれにせよ、上記した特許文献1の形態の流体動圧軸受の場合には、排気孔が具備されているため液状の潤滑剤を注入することは極めて困難である。特許文献1の流体動圧軸受のもうひとつの欠点は、スラスト軸受部で動圧レベルを直接に均等化させることができない点である。
本発明は、上記した問題を解決するためになされたものであって、ラジアル軸受部及びスラスト軸受部における動圧レベルを均等化させることができる流体動圧軸受、スピンドルモータおよびハードディスクドライブ装置を提供することを目的とする。
上記した問題を解決するために、本発明の流体動圧軸受、スピンドルモータおよびハードディスクドライブ装置では、
円筒形状の外周面を有するシャフトと、
シャフトに連結されて円筒形状の外周面を有するスラストプレートと、
一方がカバープレートによって閉塞され、シャフトとスラストプレートを潤滑剤が充填される微小な軸受間隙を介在させて囲む略円筒形状の内周面を有する軸受スリーブを備え、
軸受スリーブとシャフトとが各々対向する面には、少なくとも1個のラジアル軸受部が設けられ、
軸受スリーブ及びカバープレートとスラストプレートとが各々対向する面には、少なくとも1個のスラスト軸受部が設けられる流体動圧軸受であって、
軸受スリーブにおいて、シャフトにおけるラジアル軸受部に接する部分と、軸受間隙におけるスラスト軸受部に接する部分とを連通する連通導油路が設けられる。
本発明の流体動圧軸受、スピンドルモータおよびハードディスクドライブ装置では、流体動圧軸受における軸受間隙の回転軸に略平行な方向の両端の動圧レベルを均等化させることができるので、複数軸受の個々の軸受部における動圧レベルの差を減少させて均等化させることができる。また、上記した動圧レベルの均等化により上記したスラスト軸受部を構成する部材同士が接触して流体動圧軸受が破損する危険性を低減させることができる。
以下に、本発明の望ましい実施形態を、図面を参照して説明する。
なお、本明細書に示された各図は、本発明の実施形態の一例を示すものであり、本発明を限定するものではない。
また、本明細書に添付された図面においては、同種の部品又は対応する部品については同じ参照番号が付されている。
<第1の実施形態>
図1は、本発明の第1の実施形態となる流体動圧軸受を具備するハードディスクドライブ装置用スピンドルモータの縦方向の概略断面図である。図1aは、図1の流体動圧軸受における軸受カバー部材の周辺を拡大して示した断面図である。図1bは、図1の流体動圧軸受におけるスラスト軸受部の周辺を拡大して示した断面図である。
図1に示されている例は、静止している軸受スリーブに対して、ロータを担持するシャフトが軸受により回転自在に軸承されている場合である。本発明は、言うまでもなく、静止しているシャフトに対して、ロータを担持する軸受スリーブが軸受により回転自在に軸承されている場合の形態も含んでいる。
本実施形態は、シャフト4と、前記シャフト4に連結されたスラストプレート13と、一方がカバープレート14によって閉塞され、前記シャフト4と前記スラストプレート13を、潤滑剤が満たされた僅かな軸受間隙8を介在させつつ包含する軸受スリーブ3を備える流体動圧軸受、特に、スピンドルモータ用流体動圧軸受に関する。
軸受スリーブ3とシャフト4の、対向する2つの面は、少なくとも1個の公知のラジアル軸受部9、10を形成し、軸受スリーブ3及びカバープレート14と、スラストプレート13との対向する2つの面が公知のスラスト軸受部20を形成している。本実施形態の流体動圧軸受には、軸受スリーブ3とシャフト4の間のラジアル軸受部9に接する部分と、軸受間隙8のスラスト軸受部20に接する部分とを連通する少なくとも1個の連通導油路17が設けられている。
図1のスピンドルモータは、コアとコイルから成るステータ2が配置されて静止しているベースプレート1を含んでいる。ベースプレート1に設けられた切り欠き部には軸受スリーブ3がきつくはめ込まれている。又、この軸受スリーブ3にはシャフト4が回転自在に挿入される円筒形状の孔が回転軸に略平行な方向に設けられている。シャフト4の開放(自由)端部側では、ハードディスクドライブ装置のディスク(図示せず)が1枚又は複数枚搭載されるロータ5を担っている。ロータ5の下側端部の内側には、複数の磁極対を備える永久磁石6が配列されている。上記した磁極対には、動作に必要な空間を隔てて配置されるステータ2からの交番磁界が印加され、これによりロータ5はシャフト4とともに回転する。上記コイルは、例えば、コネクターピン7を介して通電される。
軸受スリーブ3の内径表面と、これより僅かに小さいシャフト4の外径表面との間には軸受間隙8が形成される。この軸受間隙8は、潤滑剤(望ましくは、液体の軸受用流体)により充填されている。本実施形態の流体動圧軸受は、2個のラジアル軸受部9、10によって形成されている。これらのラジアル軸受部9、10は、シャフト4の外周面及び軸受スリーブ3の内周面の双方、あるいは、シャフト4の外周面又は軸受スリーブ3の内周面の何れかに設けられた動圧溝パターン11、12によって特徴付けられる。ロータ5及びシャフト4が回転すると同時に、動圧溝パターン11、12により、軸受間隙8あるいはこの軸受間隙8に介在する潤滑剤に動圧が発生する。これによって、軸受は荷重の負荷に耐えられるようになる。
ここで述べられている流体動圧軸受のスラスト方向の力は、シャフト4と連結されたスラストプレート13とカバープレート14によってシャフト4の下側端部に形成されたスラスト流体動圧軸受によって受けとめられる。スラスト軸受部(符号20)はカバープレート14によって、空気が入らぬよう密封され、それにより、軸受間隙8から潤滑剤が飛散することが回避されている。スラストプレート13及びカバープレート14の互いに対向する面の両方あるいはいずれか一方には、スラスト軸受部20に十分な動圧が発生するように動圧溝パターン(不図示)が設けられている。
シャフト4の端部4’は、軸受スリーブ3から突出している。又、軸受スリーブ3におけるシャフト4の端部4’が突出している側の部分は、軸受カバー部材15によって閉塞されている。
軸受カバー部材15は、図1、特に、図1aに示されるように2つの部材リングプレート15’、カバーキャップ15”から構成され、軸受スリーブ3の端部3’に挿入されるリングプレート15’が含まれている。ここで、リングプレート15’の厚さ寸法は、半径方向で外周側に向かって徐々に小さく(薄く)なる。軸受カバー部材15は、リングプレート15’の半径方向で外周側に位置して回転軸18に略平行な方向に突出する突起上に載置されるカバーキャップ15”を更に含む。この回転軸18に略平行な方向に突出している突起により、リングプレート15’とカバーキャップ15”の間に所定の間隔が保持される。
リングプレート15’は、図1aの断面図に示されるように略円錐型となるように形成されるが、これにより、リングプレート15’とカバーキャップ15”の間に、環状であって、リングプレート15’と同様に円錐型である空洞が形成される。この空洞は、半径方向の外周側に延伸され、軸受用流体の量を調整する油量調整用貯留部16として機能する。油量調整用貯留部16の半径方向の内周側に位置する部分は、軸受間隙8に接している。カバーキャップ15”は、上記の他に、油量調整用貯留部16に連通する注入孔15”’を備える。軸受用流体は、この注入孔15”’から注入される。
本実施形態の流体動圧軸受には、スラスト軸受部20と、ラジアル軸受部9、10、特に“上側”のラジアル軸受部9とを直接に繋いで軸受間隙8の動圧レベルを均等化させる手段として、少なくとも1個の連通導油路17が設けられる。上記した軸受用流体は、この連通導油路17の中を自由に流動する。又、この連通導油路17のほとんどの部分は、軸受スリーブ3の中を貫く孔として形成されている。
連通導油路17は、特に図1bから明らかなように、上記軸受スリーブ3の下側(閉塞端側)の端部3”におけるスラストプレート13の外周に面するところから始まり、軸方向部分17’を形成しつつ軸受スリーブ3における反対側である上側(開放端側)の端部3’まで延伸される。図1aから明らかなように、連通導油路17の軸方向部分17’は、リングプレート15’の内部に切り欠き部あるいは溝として形成される半径方向部分17”に連通する。ここで、リングプレート15’は、軸受スリーブ3の上側の端部3’に接している。連通導油路17の半径方向部分17”は、上側のラジアル軸受部9の近傍において軸受間隙8と連通する。本実施形態では、連通導油路17の一部は、軸受スリーブ3の中に形成され、他の一部はリングプレート15’の中に形成されている。
本実施形態の流体動圧軸受では、円筒形状の外周面を有するシャフト4と、シャフト4に連結されて円筒形状の外周面を有するスラストプレート13と、一方がカバープレート14によって閉塞され、潤滑剤が充填される微小な軸受間隙8を介在させてシャフト4とスラストプレート13を囲む略円筒形状の内周面を有する軸受スリーブ3を備え、軸受スリーブ3とシャフト4とが各々対向する面には、少なくとも1個のラジアル軸受部9、10が設けられ、軸受スリーブ3及びカバープレート14とスラストプレート13とが各々対向する面には、少なくとも1個のスラスト軸受部20が設けられる流体動圧軸受であって、軸受スリーブ3において、シャフト4におけるラジアル軸受部9に接する部分と、軸受間隙8におけるスラスト軸受部20に接する部分とを連通する連通導油路17が設けられる。
連通導油路17は、軸受スリーブ3における流体動圧軸受の回転軸に対して略平行な方向の一方の端部3’から他方の端部3”に延伸されて設けられ、シャフト4における回転軸18に対して略平行方向に延伸される軸方向部分17’と、回転軸18に対して略垂直方向に延伸される半径方向部分17”とが設けられる。
軸受スリーブ3におけるカバープレート14側と反対側の端部3’は、軸受カバー部材15により閉塞され、軸受カバー部材15は、軸受スリーブ3の端部3’に挿入されるリングプレート15’及びリングプレート15’との間に空間を形成するカバーキャップ15”を含む複数の部材から構成される。
連通導油路17は、少なくとも一部が軸受スリーブ3の中に設けられ、軸方向部分17’の少なくとも一部が軸受スリーブ3の中で延伸されて形成され、半径方向部分17”の少なくとも一部が軸受カバー部材15の中で延伸されて設けられる。あるいは、軸方向部分17’の少なくとも一部が軸受スリーブ3の中に形成され、半径方向部分17”の一部が軸受スリーブ3の中に、残りの一部が軸受カバー部材15の中に設けられ、半径方向部分17”が、軸受スリーブ3及び軸受カバー部材15の一部分に設けられる溝、あるいは、軸受スリーブ3又は軸受カバー部材15の一部分に設けられる溝により形成される。
軸受スリーブ3には、流体動圧軸受の回転軸18に対して略平行な方向の少なくとも一方の端部3’の部分に、軸受用流体のための油量調整用貯留部16が設けられる。油量調整用貯留部16は、軸受間隙8と連通する円錐形状の空洞であり、軸受カバー部材15における軸受スリーブ3の端部3’に挿入されるリングプレート15’とリングプレート15’との間に空間を形成するカバーキャップ15”との間に位置し、全てが軸受カバー部材15中で、且つ、流体動圧軸受の回転軸18に対して略垂直方向に延伸されて設けられる。
本実施形態のスピンドルモータは、上記した流体動圧軸受を備え、本実施形態のハードディスクドライブ装置は、上記したスピンドルモータを備える。
本実施形態の流体動圧軸受では、シャフト4と、このシャフト4に結合されているスラストプレート13と、一方の端部がカバープレート14によって閉塞されている軸受スリーブ3を備える流体動圧軸受、特に、スピンドルモータ用流体動圧軸受が提供されている。ここで、上記シャフト4と上記スラストプレート13は、僅かな同心の軸受間隙8を経て軸受スリーブ3に囲まれている。又、この軸受間隙8には、潤滑剤が充填されている。この場合の、軸受スリーブ3とシャフト4の対向する2つの面には、少なくとも1個のラジアル軸受部9、10が形成され、軸受スリーブ3及びカバープレート14と、スラストプレート13との対向する2つの面によりスラスト軸受部20が形成されることは知られている。
本実施形態の流体動圧軸受には、軸受スリーブ3とシャフト4の間のラジアル軸受部9に接している部分と、軸受間隙8のスラスト軸受部20に接している部分を連通する少なくとも1個の連通導油路17が設けられている。この場合、各々の軸受部9、20を、連通導油路17を介して直接又は間接的に連通するようにしても良い。
本実施形態の利点は、軸受間隙8に介在する軸受用流体が、軸受間隙8を介してだけでなく、ラジアル軸受部9とスラスト軸受部20の間の連通導油路17を介しても循環できる点である。つまり、流体動圧軸受において互いに最も離れている部分が連通導油路17によって連通されていることになる。これにより、軸受間隙8の中の動圧レベルを均等化させることが可能となり、個々の軸受部9、20における動圧レベルの差が減少される。
以上に示したように、本実施形態の流体動圧軸受の中の動圧レベルは比較的均等化されているので、流体動圧軸受が回転している間、スラストプレート13の両側の端面にできる軸受間隙8の幅は略同様となる。これは、回転軸18に略平行な方向で見たときに、スラストプレート13は、軸受スリーブ3とカバープレート14によって形成される凹部のほぼ中心で回転していることを意味する。これによって、スラスト軸受部20を成す部材同士が接触して流体動圧軸受が破損する危険性を低減できると同時に、流体動圧軸受を、回転軸18に略平行な方向の両側に均等に負荷させることができる。
連通導油路17は、好適には、軸受スリーブ3の一方の端部3’から他方の端部3”に延伸されて設けられる。これにより、互いに最も離れている軸受間隙8部分が連通されることになる。
更に、連通導油路17は、好適にはシャフト4の回転軸18と略平行に延伸して設けられる軸方向部分17’と、回転軸18に対して横方向(好適には回転軸18に対して略垂直方向)に延伸して設けられる半径方向部分17”から構成されていても良い。軸方向部分17’と半径方向部分17”は、いずれも基本的に、回転軸18に対して0°から90°の範囲における任意の角度であって良い。
本実施形態のスピンドルモータは、軸受スリーブ3の端部3’が軸受カバー部材15によって閉塞されている形態の場合であり、軸受カバー部材15は、複数の部材(リングプレート15’とカバーキャップ15”)から構成されていても良い。
上記のように、軸受スリーブ3の端部3’が軸受カバー部材15によって閉塞されている本実施形態では、連通導油路17の軸方向部分17’は、好ましくは軸受スリーブ3の中に位置し、連通導油路17の半径方向部分17”は、好ましくは軸受カバー部材15に設けられる。但し、連通導油路17の半径方向部分17”が部分的に軸受スリーブ3の中に位置しつつ、軸受スリーブ3の中に位置しない部分が軸受カバー部材15に位置する形態や、連通導油路17の半径方向部分17”の全てが軸受スリーブ3の中に位置する形態(例えば第2の実施形態)であっても良い。
上述した、連通導油路17の軸方向部分17’は、好適には軸受スリーブ3内の軸方向の孔により構成される。これに対して、連通導油路17の半径方向部分17”は孔(望ましくは環状の溝)として軸受カバー部材15の一部分に形成されても良いが、軸受スリーブの端部3’の一部分(例えば第2の実施形態)、あるいは、軸受スリーブ3及び軸受カバー部材15の一部分に形成されても良い。環状の溝が備える利点は、軸受用流体が軸受間隙8の周囲に均等に分散されて軸受間隙8に到達する点である。
流体動圧軸受の好ましい実施形態としては、軸受スリーブ3の一方の端部3’(例えば第4の実施形態)に、軸受用流体のための公知の油量調整用貯留部16を設けるようにしても良い。この油量調整用貯留部16は、毛細管シールとしても機能する。又、この油量調整用貯留部16は、好適には軸受間隙8と連通されている円錐形の空洞である。
油量調整用貯留部16は、リングプレート15’とカバーキャップ15”の間で、回転軸18に対して略垂直方向に延伸されて形成されて(この場合、油量調整用貯留部16は完全に軸受カバー部材15の中程に位置する。)も良いが、軸受スリーブ3とシャフト4の間で、軸受の回転軸18と平行に延伸されて形成されて(第3の実施形態)も良く、また、軸受スリーブ3と軸受カバー部材15の間で、回転軸18に対して略垂直方向に延伸されて形成されて(第4の実施形態)も良い。一般的には、上記した油量調整用貯留部16は、回転軸18に対して0°から90°の範囲の任意の角度で形成することができる。
以上から、油量調整用貯留部16は、連通導油路17の一方の端部と直接に繋がっていても良い。その一方で油量調整用貯留部16は、軸受間隙8とも直接若しくは間接的に連通されている。又、上記連通導油路17の軸方向部分17’のスラスト軸受側端部における圧力と油量調整用貯留部16における圧力は同様となる。
本実施形態の流体動圧軸受は、スピンドルモータ、特に、ハードディスクドライブ装置用のスピンドルモータに起用される。
このように本実施形態では、流体動圧軸受における軸受間隙8の回転軸18に略平行な方向で両端の動圧レベルを均等化させることができるので、スラスト軸受部20とラジアル軸受部9の間で動圧レベルの差を減少させて均等化させることができる。また、上記した動圧レベルの均等化によりスラスト軸受部20を構成する部材同士が接触して流体動圧軸受が破損する危険性を低減させることができる。
<第2の実施形態>
図2は、本発明の第2の実施形態となる流体動圧軸受を具備するハードディスクドライブ装置用スピンドルモータの縦方向の概略断面図である。図2aは、図2の流体動圧軸受における軸受カバー部材の周辺を拡大して示した断面図である。図2bは、図2の流体動圧軸受におけるスラスト軸受部20の周辺を拡大して示した断面図である。
なお、図2、図2a、図2bにおいて、第1の実施形態のスピンドルモータと略同様な構造である部分には同じ符号を付与しており、符号1〜14、18、20が付与されている部材及びその特徴については、図1により説明済みであるので重複する説明を省略する。
図2及び図2aに示された本実施形態のスピンドルモータの場合も、2つの部材から構成される軸受カバー部材115が用いられている。本実施形態で記載した2つの部材は、軸受スリーブ3の上側の端部3’に設けられた凹部に挿入されたリングプレート115’及びカバーキャップ115”である。尚、リングプレート115’の厚み寸法は均一である。又、カバーキャップ115”は、軸受スリーブ3の上側の端部3’で、回転軸18に略平行な方向に突出された環状の突起上に載置されている。この突起は、リングプレート115’より半径方向で外周側に配置されている。
カバーキャップ115”の底面は、シャフト4に向かってテーパーを形成するように構成されている。これにより、カバーキャップ115”とリングプレート115’との間に、半径方向の外周側に向かって拡大される円錐型の空洞が形成される。この空洞は、半径方向外周側に拡大しており、軸受用流体の油量調整用貯留部116として機能する。この油量調整用貯留部116の半径方向で内周側の部分は、軸受間隙8に接している。又、カバーキャップ115”は、油量調整用貯留部116に連通する注入孔115”’(軸受用流体の注入を目的とする)を備える。
本実施形態の場合も、流体動圧軸受には、スラスト軸受部20と、ラジアル軸受部9、10、特に“上側”のラジアル軸受部9とを直接に繋いで軸受間隙8の動圧レベルを均等化させる手段として、少なくとも1個の連通導油路117が設けられている。尚、この連通導油路117の大部分は軸受スリーブ3の中に形成されている。
連通導油路117は、特に図2に示されるように、軸受スリーブ3の下側の端部3”の、スラストプレート13の外周に面する部分から始まり、軸方向部分117’を形成しつつ、軸受スリーブ3の反対側の上側の端部3’まで延伸されて形成される。連通導油路117の軸方向部分117’は、軸受スリーブ3の上側の端部3’で半径方向部分117”に移行する(図2a参照)。この半径方向部分117”は、軸受スリーブ3の端部3’に設けられた切り欠き部あるいは溝として形成される。
リングプレート115’は、軸受スリーブ3の上側の端部3’に接していることから、半径方向に延伸され、且つ、閉塞された連通導油路117の半径方向部分117”が形成される。この半径方向部分117”は、ラジアル軸受部9の上部の近傍で軸受間隙8に連通する。本実施形態の場合には、連通導油路117は、全面的に軸受スリーブ3の中に形成されている。
連通導油路117の全長(すなわち軸方向部分及び半径方向部分)を軸受スリーブ3の中に配するようにしても良い。こうすれば、好適にも、軸受スリーブ3を追加工するだけで連通導油路117が確保できる。
本実施の形態のその他の構成、動作、作用および効果については、上記した第1の実施形態の説明において、軸受カバー部材15の符号を115、リングプレート15’の符号を115’、カバーキャップ15”の符号を115”、注入孔15”’の符号を115”、油量調整用貯留部16の符号を116、連通導油路17の符号を117、軸方向部分17’の符号を117’、半径方向部分17”の符号を117”と読み替えることにより同様となるので、説明を省略する。
このように本実施形態でも、流体動圧軸受における軸受間隙8の回転軸18に略平行な方向で両端の動圧レベルを均等化させることができるので、スラスト軸受部20とラジアル軸受部9の間で動圧レベルの差を減少させて均等化させることができる。また、上記した動圧レベルの均等化によりスラスト軸受部20を構成する部材同士が接触して流体動圧軸受が破損する危険性を低減させることができる。
<第3の実施形態>
図3は、本発明の第3の実施形態となる流体動圧軸受を具備するハードディスクドライブ装置用スピンドルモータの縦方向の概略断面図である。図3aは、図3の流体動圧軸受における軸受カバー部材を内部側(下側)から拡大して見た場合の下面図である。
なお、図3において、第1の実施形態のスピンドルモータと略同様な構造である部分には同じ符号を付与しており、符号3〜14、18、20が付与されている部材及びその特徴については、図1により説明済みであるので重複する説明を省略する。
図3及び図3aに示した実施形態は、スラスト軸受部20とラジアル軸受部が直接連通されている別な例を示している。本実施形態では、軸受スリーブ3の端部3’側内径を円錐状に拡張することで、軸受スリーブ3の端部3’とシャフト4の外径の間に、円錐状であって、軸受間隙8に直接連通する油量調整用貯留部216が形成される。本実施形態では、略鍋形状を有する一体型の軸受カバー部材215が上記軸受スリーブ3の端部3’上に、直接に載置されている。この軸受カバー部材215の軸受スリーブ3側の端部には、環状導油路215’が設けられている。この環状導油路215’は、半径方向の内周側に延伸される複数の半径方向導油路部分215”を介して、流体が自由に流れることができるよう、油量調整用貯留部216と連通されている。
軸受スリーブ3の中には、スラスト軸受部20と“上側”のラジアル軸受部9を直接連通する連通導油路217が設けられている。この連通導油路217は、軸受間隙8あるいは軸受間隙8と油量調整用貯留部216の動圧レベルを均等に保つ役割を果たしている。この連通導油路217の軸方向部分217’は、軸受スリーブ3の中に形成された孔である。この孔は、軸受スリーブ3の下側の端部3”における、スラストプレート13の外周に面する部分から始まっており、軸受スリーブ3の反対側の上側の端部3’において、軸受カバー部材215の環状導油路215’に直接に連通する。尚、この環状導油路215’は、油量調整用貯留部216を介して軸受間隙8と連通されている。
油量調整用貯留部216は、軸受スリーブ3とシャフト4の間に位置し、流体動圧軸受の回転軸18に対して略平行方向に延伸されて設けられる。連通導油路217は、一方の端部が直接に油量調整用貯留部216と連通される。
本実施の形態のその他の構成、動作、作用および効果については、上記した第1の実施形態の説明において、カバーキャップ15”とリングプレート15’の構成により特定される内容を除き、軸受カバー部材15の符号を215、油量調整用貯留部16の符号を216、連通導油路17の符号を217、軸方向部分17’の符号を217’、半径方向部分17”の符号を217”と読み替えることにより同様となるので、説明を省略する。
このように本実施形態でも、流体動圧軸受における軸受間隙8の回転軸18に略平行な方向で両端の動圧レベルを均等化させることができるので、スラスト軸受部20とラジアル軸受部9の間で動圧レベルの差を減少させて均等化させることができる。また、上記した動圧レベルの均等化によりスラスト軸受部20を構成する部材同士が接触して流体動圧軸受が破損する危険性を低減させることができる。
<第4の実施形態>
図4は、本発明の第4の実施形態となる流体動圧軸受を具備するハードディスクドライブ装置用スピンドルモータの縦方向の概略断面図である。図4aは、図4の流体動圧軸受におけるカバープレート314を拡大して示した断面図である。図4bは、図4及び図4aのカバープレート314を内部側(上側)から拡大して見た場合の上面図である。
なお、図4、図4a、図4bにおいて、第1の実施形態のスピンドルモータと略同様な構造である部分には同じ符号を付与しており、符号1〜14、18、20が付与されている部材及びその特徴については、図1により説明済みであるので重複する説明を省略する。
図4では、軸受スリーブ3の上側の端部3’が、鍋の形状を有する一体型のカバーキャップ315に覆われている様子を示している。カバーキャップ315は、軸受スリーブ3の上側の端部3’で、回転軸18に略平行な方向に突出された環状の突起上に載置されている。
軸受スリーブ3の端部3’には、軸受スリーブ3の内径から始まり、半径外方向に沿って上記した環状の突起にまで延伸されて設けられる斜角面部あるいは凹部が設けられる。この斜角面部あるいは凹部により、軸受スリーブ3の端部3’とカバーキャップ315の内側との間に、外に向かって徐々に拡大する円錐状の空洞が形成される。この空洞は、軸受用流体の油量調整用貯留部316として機能する。油量調整用貯留部316の半径方向の内周側に位置する部分は、軸受間隙8に接している。尚、カバーキャップ315は、油量調整用貯留部16に連通する注入孔315’を備える。軸受用流体は、この注入孔315’から注入される。
図4a及び4bでは、スラストプレート13と相まってスラスト軸受部20を形成するカバープレート314に、公知の動圧溝パターン314’が形成されている様子を示している。この動圧溝パターン314’は、軸受用流体をカバープレート314の中心から外に向かって押し出す機能を果たしている。動圧溝パターン314’を形成する個々のスパイラル模様は、環状の流路(導油路)314”に達しており、上述したように外に押し出された軸受用流体は、この環状の流路314”に集められる。
本実施形態では、好ましくは、軸受スリーブ3の中に回転軸18に略平行な方向で、軸受スリーブ3の一方(下側)の端部3”から他方(上側)の端部3’に延伸されて形成されている孔317’から、環状の流路314”に介在される軸受用流体が排出されても良い。連通導油路317は、軸受スリーブ3の下側の端部3”に位置する環状の流路314”から始まり直接に油量調整用貯留部316に連通する。
本実施形態では、連通導油路317が介在することで、スラスト軸受部20と上側のラジアル軸受部9が油量調整用貯留部316を介して連通する。これによって、軸受間隙8における動圧レベルが均等化される。
油量調整用貯留部316は、軸受スリーブ3と軸受カバー部材315の間に位置し、流体動圧軸受の回転軸18に対して略垂直方向に延伸されて設けられ、連通導油路317は、一方の端部が直接に油量調整用貯留部316と連通され、カバープレート314は、連通導油路317と連通される環状の流路314”を備える。
本実施の形態のその他の構成、動作、作用および効果については、上記した第1の実施形態の説明において、カバーキャップ15”とリングプレート15’の構成により特定される内容を除き、軸受カバー部材15の符号を315、油量調整用貯留部16の符号を316、連通導油路17の符号を317、軸方向部分17’の符号を317’、半径方向部分17”の符号を317”と読み替えることにより同様となるので、説明を省略する。
このように本実施形態でも、流体動圧軸受における軸受間隙8の回転軸18に略平行な方向で両端の動圧レベルを均等化させることができるので、スラスト軸受部20とラジアル軸受部9の間で動圧レベルの差を減少させて均等化させることができる。また、上記した動圧レベルの均等化によりスラスト軸受部20を構成する部材同士が接触して流体動圧軸受が破損する危険性を低減させることができる。
本願明細書、図面及び請求項に開示された特徴は、単独であろうと任意の組み合わせであろうと、本発明の複数の実施形態を実現するために寄与するものである。
本発明の第1の実施形態となる流体動圧軸受を具備するハードディスクドライブ装置用スピンドルモータの縦方向の概略断面図である。 図1の流体動圧軸受における軸受カバー部材の周辺を拡大して示した断面図である。 図1の流体動圧軸受におけるスラスト軸受部20の周辺を拡大して示した断面図である。 本発明の第2の実施形態となる流体動圧軸受を具備するハードディスクドライブ装置用スピンドルモータの縦方向の概略断面図である。 図2の流体動圧軸受における軸受カバー部材の周辺を拡大して示した断面図である。 図2の流体動圧軸受におけるスラスト軸受部20の周辺を拡大して示した断面図である。 本発明の第3の実施形態となる流体動圧軸受を具備するハードディスクドライブ装置用スピンドルモータの縦方向の概略断面図である。 図3の流体動圧軸受における軸受カバー部材を内部側(下側)から拡大して見た場合の下面図である。 本発明の第4の実施形態となる流体動圧軸受を具備するハードディスクドライブ装置用スピンドルモータの縦方向の概略断面図である。 図4の流体動圧軸受におけるカバープレートを拡大して示した断面図である。 図4及び図4aのカバープレートを内部側(上側)から拡大して見た場合の上面図である。
符号の説明
1 ベースプレート、
2 ステータ、
3 軸受スリーブ、
3’、3” (軸受スリーブ3の)端部、
4 シャフト、
4’、4” (シャフト4の)端部、
5 ロータ、
6 永久磁石、
7 コネクターピン、
8 軸受間隙、
9 ラジアル軸受部(開放端部側)、
10 ラジアル軸受部(閉塞端部側)、
11 動圧溝パターン(開放端部側ラジアル軸受)、
12 動圧溝パターン(閉塞端部側ラジアル軸受)、
13 スラストプレート、
14、314 カバープレート、
15、115、215、315 軸受カバー部材、
15’、115’ リングプレート、
15”、115” カバーキャップ、
15”’、115”、315’ 注入孔、
16、116、216、316 油量調整用貯留部、
17、117、217、317 連通導油路、
17’、117’、217’、317’ 軸方向部分(連通導油路)、
17”、117” 半径方向部分(連通導油路)、
18 回転軸、
20 スラスト軸受部、
215’ 環状導油路、
215” 半径方向導油路部分、
314’ 動圧溝パターン(スラスト軸受)、
314” 環状の流路(環状導油路)。

Claims (18)

  1. シャフトと、
    前記シャフトに連結されたスラストプレートと、
    一方がカバープレートによって閉塞され、潤滑剤が充填される微小な軸受間隙を介在させて前記シャフトと前記スラストプレートを囲む軸受スリーブを備え、
    前記軸受スリーブと前記シャフトとが各々対向する面には、少なくとも1個のラジアル軸受部が設けられ、
    前記軸受スリーブ及び前記カバープレートと前記スラストプレートとが各々対向する面には、少なくとも1個のスラスト軸受部が設けられる流体動圧軸受であって、
    前記軸受スリーブにおいて、前記シャフトにおける前記ラジアル軸受部に接する部分と、軸受間隙におけるスラスト軸受部に接する部分とを連通する連通導油路が設けられる
    ことを特徴とする流体動圧軸受。
  2. 前記連通導油路は、前記軸受スリーブにおける流体動圧軸受の回転軸に対して略平行な方向の一方の端部から他方の端部に延伸されて設けられる
    ことを特徴とする請求項1に記載の流体動圧軸受。
  3. 前記連通導油路は、前記シャフトにおける回転軸に対して略平行方向に延伸される軸方向部分と、前記回転軸に対して略垂直方向に延伸される半径方向部分とが設けられる
    ことを特徴とする請求項1に記載の流体動圧軸受。
  4. 前記軸受スリーブにおける前記カバープレート側と反対側の端部は、軸受カバー部材により閉塞される
    ことを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載の流体動圧軸受。
  5. 前記軸受カバー部材は、軸受スリーブの前記端部に挿入されるリングプレート及び前記リングプレートとの間に空間を形成するカバーキャップを含む複数の部材から構成される
    ことを特徴とする請求項1〜4の何れか1項に記載の流体動圧軸受。
  6. 前記連通導油路は、少なくとも一部が軸受スリーブの中に設けられる
    ことを特徴とする請求項1〜5の何れか1項に記載の流体動圧軸受。
  7. 前記連通導油路は、軸方向部分の少なくとも一部が前記軸受スリーブの中で延伸されて形成され、半径方向部分の少なくとも一部が前記軸受カバー部材の中で延伸されて設けられる
    ことを特徴とする請求項4〜6の何れか1項に記載の流体動圧軸受。
  8. 前記連通導油路は、軸方向部分の少なくとも一部が前記軸受スリーブの中に形成され、半径方向部分の一部が前記軸受スリーブの中に、残りの一部が前記軸受カバー部材の中に設けられる
    ことを特徴とする請求項4〜6の何れか1項に記載の流体動圧軸受。
  9. 前記連通導油路は、半径方向部分が、前記軸受スリーブ及び前記軸受カバー部材の一部分に設けられる溝、あるいは、前記軸受スリーブ又は前記軸受カバー部材の一部分に設けられる溝により形成される
    ことを特徴とする請求項4〜6の何れか1項に記載の流体動圧軸受。
  10. 前記軸受スリーブは、流体動圧軸受の回転軸に対して略平行な方向の少なくとも一方の端部の部分に、軸受用流体のための油量調整用貯留部が設けられる
    ことを特徴とする請求項1〜9の何れか1項に記載の流体動圧軸受。
  11. 前記油量調整用貯留部は、前記軸受間隙と連通する円錐形状の空洞である
    ことを特徴とする請求項10に記載の流体動圧軸受。
  12. 前記油量調整用貯留部は、前記軸受スリーブと前記シャフトの間に位置し、流体動圧軸受の回転軸に対して略平行方向に延伸されて設けられる
    ことを特徴とする請求項10または11に記載の流体動圧軸受。
  13. 前記油量調整用貯留部は、前記軸受スリーブと前記軸受カバー部材の間に位置し、流体動圧軸受の回転軸に対して略垂直方向に延伸されて設けられる
    ことを特徴とする請求項10または11に記載の流体動圧軸受。
  14. 前記油量調整用貯留部は、前記軸受カバー部材における軸受スリーブ3の前記端部3’に挿入されるリングプレートと前記リングプレートとの間に空間を形成するカバーキャップとの間に位置し、全てが軸受カバー部材中で、且つ、流体動圧軸受の回転軸に対して略垂直方向に延伸されて設けられる
    ことを特徴とする請求項10または11に記載の流体動圧軸受。
  15. 前記連通導油路は、一方の端部が直接に前記油量調整用貯留部と連通される
    ことを特徴とする請求項1〜6の何れか1項に記載の流体動圧軸受。
  16. 前記カバープレートは、前記連通導油路と連通される環状導油路を備える
    ことを特徴とする請求項1〜15の何れか1項に記載の流体動圧軸受。
  17. 請求項1〜16の何れか1項に記載の流体動圧軸受を備える
    ことを特徴とするスピンドルモータ。
  18. 請求項17に記載のスピンドルモータを備える
    ことを特徴とするハードディスクドライブ装置。
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