JP2005111088A - グリル調理器 - Google Patents

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JP2005111088A JP2003351251A JP2003351251A JP2005111088A JP 2005111088 A JP2005111088 A JP 2005111088A JP 2003351251 A JP2003351251 A JP 2003351251A JP 2003351251 A JP2003351251 A JP 2003351251A JP 2005111088 A JP2005111088 A JP 2005111088A
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Abstract

【課題】器体上面に設けられた覗き窓からグリル庫内の被調理物の焼け具合を確認可能なグリル調理器について、安全性および使用性を向上させることを目的とする。
【解決手段】
点火操作が行われた時、覗き窓が装着された状態であった場合には(S3:YES)、燃料ガス通路に備えられたマグネット弁を開弁状態に保持して(S4)、燃焼を開始する。
一方、覗き窓が器具本体に装着されていなかった場合には(S3:NO)、器具正面に備えられたブザーを10秒間鳴動させ(S10)、燃焼動作を禁止する。
これにより、グリル庫上面に形成されたグリル開口から、グリル庫内の油煙や燃焼排気が流出することがなく、グリル庫内の熱効率の低下および、調理者の燃焼排気による火傷を防止する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、被調理物をグリル庫内で加熱調理するグリルを備えたグリル調理器に関する。
従来よりグリル調理器においては、例えば特許文献1に示すようにグリル上面に覗き窓を設けたものが提案されている。
このようなグリル調理器1aは、図4に示すように、グリル庫112上面に、グリル開口130を有する突出部130aを形成し、突出部130aと対面するトッププレート(天板)110に、トップ開口110aを形成する。そして、トップ開口110aには、本体とは別体の覗き窓部138を取り付け可能としている。
覗き窓部138には覗き窓140が備えられ、覗き窓140を通してグリル庫112内に採光が得られるため、覗き窓140を覗くことによりグリル庫112内の調理物Fの焼け具合を随時確認できる。
このようなグリル調理器では、調理物を確認するためにグリル庫112前面に備えられた取手62を引き出して調理物を直接確認する必要が無いため、グリル庫112の熱エネルギー損失がなく、調理物は速やかに加熱されるのである。
特開2003−185153
しかしながら上記従来技術においては、調理者がうっかり覗き窓部138を取り外したままグリル調理を行った場合に、グリル庫112内の高温の燃焼排気がグリル庫112上面に形成された覗き用のグリル開口130から流出していた。
この場合には、グリル庫112内の熱効率が著しく低下するばかりか、調理者に燃焼排気による火傷の恐れがあった。
本発明はかかる課題を解決し、覗き窓からグリル庫内の被調理物の焼け具合を確認可能なグリル調理器において、覗き窓の取り付け忘れによる燃焼排気の流出を防止することにより、使用者の火傷の恐れや熱効率の低下を防ぎ、使用者の安全性および使用性を向上させることを目的とする。
上記課題を解決する本発明の請求項1記載のグリル調理器は、被調理物を収納するグリル庫と、
上記収納された被調理物を加熱するバーナと、
上記グリル庫に形成され、庫内を覗くためのグリル開口と、
上記グリル開口を塞ぐ脱着可能な覗き窓と
を備えたグリル調理器において、
上記覗き窓が装着状態か否かを判断する判断手段と、
上記判断手段によって上記覗き窓が非装着状態であると判断された場合には、上記グリルバーナの燃焼を禁止する燃焼禁止手段と
を備えたことを要旨とする。
また、上記課題を解決する本発明の請求項2記載のグリル調理器は、被調理物を収納するグリル庫と、
上記収納された被調理物を加熱するバーナと、
上記グリル庫に形成され、庫内を覗くためのグリル開口と、
上記グリル開口を脱着可能に塞ぐ覗き窓と
を備えたグリル調理器において、
上記覗き窓が装着状態か否かを判断する判断手段と、
上記判断手段によって上記覗き窓が非装着状態であると判断された場合には、
該覗き窓が非装着状態であることを報知する報知手段と
を備えたことを要旨とする。
また、上記課題を解決する本発明の請求項3記載のグリル調理器は、上記請求項1記載のグリル調理器において、上記判断手段によって上記覗き窓が非装着状態であると判断された場合には、該覗き窓が非装着状態であることを報知する報知手段を備えたことを要旨とする。
また、上記課題を解決する本発明の請求項4記載のグリル調理器は、上記請求項2または請求項3記載のグリル調理器において、上記報知手段は、上記グリルバーナの点火操作を行った場合に作動することを要旨とする。
また、上記課題を解決する本発明の請求項5記載のグリル調理器は、上記請求項1ないし請求項4記載のグリル調理器において、上記判断手段は、上記グリル開口上部の温度を検知して、覗き窓が非挿着状態か否かを判断することを要旨とする。
また、上記課題を解決する本発明の請求項6記載のグリル調理器は、上記請求項1ないし請求項5記載のグリル調理器において、器体の上面にガラスを素材としたガラストッププレートが備えられ、
上記ガラストッププレートには透過視不能な印刷を施されるとともに、その一部に非印刷領域が設けられ、
上記非印刷領域の下方には上記グリル庫が備えられるとともに、該非印刷領域に臨んで上記グリル開口が設けられ、
上記非印刷領域と上記グリル開口との間に、上記覗き窓が該グリル開口を塞ぐように備えられたことを要旨とする。
上記構成を有する本発明の請求項1記載のグリル調理器は、判断手段が覗き窓が装着状態か否かを判断し、非装着状態であると判断した場合には、燃焼禁止手段がグリルバーナの燃焼を禁止する。
そのため、調理者がうっかり覗き窓部を取り外したままグリル調理を行うことがなくなる。つまり、グリルバーナの燃焼中は、覗き窓がグリル開口を塞いでいることになり、グリル調理を行った場合に発生するバーナ燃焼排気や油煙はグリル開口からグリル庫外部に流出することがない。
これにより、グリル庫内の熱効率の低下および、調理者の燃焼排気による火傷を防止する。つまり、使い勝手および安全性をともに向上させることができる。
また、上記構成を有する本発明の請求項2記載のグリル調理器は、判断手段が覗き窓が装着状態か否かを判断し、非装着状態であると判断した場合には、報知手段が覗き窓が非装着状態であることを音あるいは表示等により報知する。
そのため、ユーザーは、覗き窓が非装着状態であることに気付き、覗き窓を取り付けることができる。従って、覗き窓を取り付け忘れたままうっかり調理を行うことがなくなる。
これにより、覗き窓の取り付け忘れによるグリル庫内の熱効率の低下および、調理者の燃焼排気による火傷を防止することができる。
また、上記構成を有する本発明の請求項3記載のグリル調理器は、覗き窓が非装着状態であると判断された場合には、報知手段が覗き窓が非装着状態であることを音あるいは表示等により報知するとともに、燃焼禁止手段がグリルバーナの燃焼を禁止する。
従って、報知手段の報知により、ユーザーは覗き窓が非装着状態であることに気付き、覗き窓を取り付けることができるとともに、万が一、ユーザーが報知を無視してグリル調理を行おうとした場合であっても、燃焼禁止手段により、グリルバーナの燃焼は確実に防止される。そのため、ユーザーの安全性を確実に確保することができる。
またこの場合、覗き窓が非装着状態であることを報知するために、ユーザーはグリルバーナが燃焼されない原因について、器具の故障と誤認識することがない。
これにより、使い勝手をいっそう向上させることができる。
また、上記構成を有する本発明の請求項4記載のグリル調理器は、覗き窓の非装着状態においてグリルバーナの点火操作を行った場合に、報知手段が覗き窓が非装着状態であることを報知する。
これにより、ユーザーは点火操作時に、覗き窓が非装着状態であることに気付き、覗き窓を取り付けることができる。
従って、覗き窓を取り付け忘れたままうっかり調理を行うことがなくなり、覗き窓の取り付け忘れによるグリル庫内の熱効率の低下および、調理者の燃焼排気による火傷を防止することができる。
また、上記構成を有する本発明の請求項5記載のグリル調理器は、判断手段が、グリル開口上部における温度を検知して、覗き窓が非挿着状態か否かを判断する。 覗き窓の非装着状態においては、グリル開口から高温の燃焼排気が流出するため、覗き窓装着状態と比較して、グリル開口上部は高温となる。判断手段は、このことを利用し、グリル開口上部の温度を検知することで、燃焼排気が流出しているか否か、つまり覗き窓が装着されているか否かを判断する。
これにより、覗き窓を付け忘れることにより、グリル開口から高温の燃焼排気が流出し、調理者に火傷の恐れが生じる前に、確実にグリルバーナの燃焼を停止する。そのため、調理者の安全性を確保することができる。
また、覗き窓が取り外されている場合だけでなく、グリル開口上部の温度が異常に上昇した場合にも、グリルバーナの燃焼を停止するため、覗き窓非装着状態以外の要因による異常過熱をも防止することができる。
従って、より確実に調理者の安全性が確保できる。
また、上記構成を有する本発明の請求項6記載のグリル調理器は、ガラストッププレートを備えたグリル調理器に適用され、覗き窓が器具本体から取り外された状態においてはグリルバーナの燃焼を禁止するか、報知する。
これにより、グリル調理を行った場合に発生するバーナ燃焼排気や油煙はグリル開口からグリル庫外部に放出されず、調理者に火傷の恐れは生じない。
また、ガラス製のトッププレートは重く、取り外して裏面から拭き取ることが困難であるが、この構成により、トッププレートはグリル庫内で発生する油煙がこびりつくことがなく、頻繁に掃除をする必要がない。
さらに、覗き窓はトッププレートの下方に装着されており、非装着の状態であってもユーザーには気付きにくい構造のため、覗き窓の非装着状態のままグリル調理を行われるケースが十分考えられたが、この構成により、確実に覗き窓の非装着状態におけるグリル調理を防止することができる。
また、透過視不能な印刷を施したガラス性のトッププレートに非印刷領域を設け、グリル庫内確認用の覗き窓として兼用するために、トッププレート上に別体の覗き窓を設けた場合とは異なり、トッププレートをフラットな形状とすることができる。そのため、美観を向上させることができるとともに、上面が汚れた場合にも簡単に拭き取ることができる。また、覗き窓とトッププレートとの間に隙間が形成されることがなく、調理容器からこぼれた煮汁が器体内に入り込むようなことが無い。
さらに、部品点数を減少させることができるために、安価に製造することが可能である。
以上説明した本発明の構成、作用を一層明らかにするために、以下、本発明のグリル調理器における好的な実施例について説明する。
本発明の実施例1のグリル調理器としてのビルトインコンロについて、図3を用いて説明する。
ビルトインコンロ1は、キッチンユニットのカウンタートップ2に形成した四角形の上面開口に器具本体を落とし込み、器具本体の上端フランジ(図示略)をカウンタートップ2に引掛けて係止させて、キッチンカウンター3内に組込まれる。
このビルトインコンロ1は、左右にコンロバーナ74a、74bが設けられるとともに、コンロバーナ74a、74bの中央後方には、とろ火用のコンロバーナ74cが設けられる。さらに、コンロバーナ74cの後方にはグリル排気口74dが形成される。
そして、器具本体の上方から、これらコンロバーナ74a、74b、74c、およびグリル排気口74dが露出するように開口されたトッププレート10が載置され、器体内部を覆うように構成されている。
トッププレート10は、一枚の透過視性のガラスで形成され、上面および下面に透過視不能な印刷100がほどこされる。
このトッププレート10は、コンロバーナ74a、74bの間に、印刷100を施さない非印刷領域Rが設けられる。この非印刷領域Rは長方形状であり、後述するグリル庫天板上に形成された覗き用開口の上部に形成される。
つまり、このトッププレート10は、非印刷領域Rにおいてはガラスの有する透過視性を保つ一方、非印刷領域R以外の印刷100領域は非透過視性を有する。これにより、非印刷領域Rにおいては、トッププレート10を通して下部を視認することができ、非印刷領域R以外の印刷100領域ではトッププレート10の下部を視認することができない。
このトッププレート10の上面には、コンロバーナ74a、74b、74cを囲むようにゴトク75a、75b、75cがそれぞれ搭載される。使用者はゴトク75a、75b、75cの上に図示しない調理鍋を載せ、器具正面に設けられた点火ボタン71a、71b、71cを操作することによりコンロバーナ74a、74b、74cを点火して調理する。
また、器具正面には、後述するアラームを報知するブザー200が備えられる。
こんろバーナ74a、74b間の器体の中心部には、魚等の被調理物を焼くためのグリル13が、トッププレート10の下方に設けられ、操作ボタン13aを押して点火し加熱調理が行われる。
このグリル13は片面焼きタイプのグリルで、図10、図15に示すように被調理物Fを加熱調理するグリル庫12を備える。
グリル庫12には、上段左右側面に設けられ燃料ガスを燃焼させて被調理物Fを加熱するグリルバーナ20と、中段に設けられ被調理物Fを載せる焼網22と、底部に設けられ焼網22を載せたまま手前にスライドさせて引き出すことができる受皿24とを備える。
グリル庫12の正面中央には、受皿24と一体的に固定され受皿24を手前に引き出す取手62が設けられる。
取手62を手前に引き出すと、取手62に固定された受皿24がグリル庫12の底面をスライドし、受皿24に載置された焼網22が同時に引き出される。
グリル庫12の左右側面に設けたグリルバーナ20は、多孔質セラミックスの平面プレートに多数の小炎口を貫通させた燃焼面をやや斜め上に向けて備え、燃焼に必要な空気の殆どを一次空気として吸入する全一次空気式のバーナである。
尚、グリルバーナ20には、図8に示すように、点火電極(イグナイタIG)、および炎感知素子(熱電対TC)が臨んで設けられる。
グリル庫12の背部には、図10に示すように、仕切壁52を介して排気室50を併設し、この仕切壁52に開口してグリル庫12と排気室50とを連通する連通口54を焼網22よりも下方に設けている。つまり、グリルバーナ20から発生した燃焼排気をいったん庫内に充満させた後、排気室50を介して排気口51より排出されるよう排気路を構成している。
また、グリル天板30は、図14に示すように、中央に谷部が、その両側に山部が、それぞれ奥方向に沿って形成されている。
このようにグリル天板30を構成することにより、グリルバーナ20の燃焼排気は、グリル庫内12の左右側面に備えられたグリルバーナ20から、山部の斜面に沿って上昇した後、谷部の斜面に沿ってグリル庫12中央に向かって下降し、この熱気対流によって被調理物Fを加熱した後、連通口54、排気室50を経由して、排気口51より排出される。
つまり、グリル天板30は、被調理物Fをムラなく均一に加熱する最も適した構造となっている。
グリル天板30の手前中央には、図6に示すように、グリル庫12内部を上から覗くことのできる覗き用開口部30aが形成される。
覗き用開口部30aは、上述したトッププレート10上の非印刷領域Rよりもひと回り大きい長方形状であり、非印刷領域Rの下方(グリル天板30手前中央)に設けられる。
そして、覗き用開口部30aと非印刷領域Rとの間には、覗き窓組立34が設置される。
覗き窓組立34は、枠体下部32と窓部40と枠体上部33とからなる。
枠体下部32は四角筒形状であり、左右側面には、それぞれ直径3mm程度の孔32bが6箇所に対面するように設けられる。また、前後側面の下端部は、中心部に向かって、左右にそれぞれ下向きの傾斜がV字形状に形成される。
枠体下部32の下方には外側に伸びたフランジ32aが形成され、上方には窓部40の周囲を支えるための支面32cが内側に曲折して形成される。
この枠体下部32は、その内周壁で囲まれる領域を覗き用開口部30aに整合させ、フランジ32aにおいてグリル天板30とスポット溶接される。
窓部40は、図5に示すように、窓板40bと窓枠部40cと取手40dと連結部40eとから形成される。
窓板40bは、長方形の透過視性を有する耐熱ガラスで形成され、厚さは7mm程度である。
窓枠部40cは、耐熱性、耐食性のステンレス板を折り曲げて形成され、窓板40bの左右及び後部の外周端部を挟み込むように構成される。また、窓板40bの前部においては、連結部40eが前方に向けて形成される。
なお、窓枠部40cと連結部40eとは、一枚のステンレス板にて一体形成される。
取手40dは、連結部40eの前方端部に備えられ、耐熱性のプラスチックで形成される。
この窓部40は、上述した枠体下部32の支面32cと後述する枠体上部33の固定部33aとから形成される隙間に左右両端を支えられる。
枠体上部33は、図6に示すように、四角筒形状の枠部33cと、枠部33cの上端を内側に曲折してトッププレート10との当接面を形成する支面33dと、枠部33cの左右の下端をL字状に曲折して窓板40の押さえ面を形成する固定部33aとからなる。
支面33dは、中央に開口部33bを形成する。開口部33bはトッププレート10の非印刷領域R下部に位置する。
左右の固定部33aの上面には、それぞれ開口33eが形成されるとともに窓板押さえ45が設置される。
窓板押さえ45は、一枚のステンレス板を折り曲げて形成され、開口33eの後部において固定部33aの上面とネジで固定されるとともに、開口33eの下部において窓部40と接触する。
つまり、窓板押さえ45は板バネであり、バネ荷重により窓部40を下向きに押さえ付けているのである。
固定部33aの側面は、下方において枠体下部32の側面とスポット溶接される。
この覗き窓組立34は、グリル天板30の覗き用開口部30aとトッププレート10の非印刷領域Rとの間に、器具本体前面に形成された窓部用開口部61より窓部40の連結部40eが前面に突出するように設置される。
そして、器具正面より突出した連結部40eに、取手40dが装着される。
上記のような構成により、器具本体の正面上方に備えられた取手40dを手前にひくと、図7に示すように、窓部40が前面に引き出され、そのまま取り外すことができるとともに、引き出された窓部40は、器具本体の前面に形成された開口部61より、器具内部へ再挿入可能である。
これにより、使用者は窓部40のみを引き出して掃除をすることが可能である。
また、窓部40は、図6に示すように、窓板押さえ45によって、枠体下部32に押しつけられるために、窓部40と枠体下部32との間に隙間が形成されない。そのため、調理物Fから調理中に飛び散る脂などが窓部40の下面部より上部に飛散することがなく、窓部40より上部に位置するトッププレート10は、調理物Fの脂によって汚れることがない。
しかも、窓部40によりグリル庫12からの熱が遮られ、トッププレート10の過熱が抑制される。
また、窓部40が装着される開口部61の下方には、図7に示すように、器具前方に突出して覗き窓スイッチSWw が設けられる。この覗き窓スイッチSWw は、窓部40を装着することにより、器具奥方向に押し込まれ、ONする。
コントローラCは、図8に示すように、覗き窓スイッチSWw とコックスイッチSWc とイグナイタスイッチSWigを接続するとともに、グリルバーナ20に臨んで設置された熱電対TC、イグナイタIGおよび、器具正面に設けられたブザー200および、マグネット弁400を接続する。
コックスイッチSWc とイグナイタスイッチSWigとは、上述したグリル操作ボタン13aに連動する。
コックスイッチSWc は、グリル操作ボタン13aを押すことによりON状態となり、調理者がグリル操作ボタン13aから手を離した後も、ON状態は保持される。そして再度、調理者がグリル操作ボタン13aを押す消火操作により、OFF状態となる。
イグナイタスイッチSWigは、グリル操作ボタン13aが押された状態においてのみON状態となり、グリル操作ボタン13aから調理者が手を離すと同時に0FF状態となるように構成される。
窓板40の下方には、図10、図15に示すように、その脂飛散汚れを防止するためのシャッター41が設けられ、グリル庫12と窓板40とを隔離する。
このシャッター41は、プレスされた同一形状の6枚の分割板43により形成され、図10、図15は閉状態を示している。
個々の分割板43は、図15に示すように、各々中央に向けて下向きの傾斜面を左右に形成した断面略V字形状の排気ガイド部43aを備え、シャッター41の閉状態においては、図14に示すグリル天板30と一連に連なった略同一形状となるような構成となっている。
また、分割板43には、それぞれリンク棒44および支え棒46が貫通して固定される。
リンク棒44は、略L字型に形成され、図11に示すように、上述した枠体下部32の側面に設けられた孔32bと、後述する軸支え53に設けられた孔53aと、後述するレバー47に設けられた孔47bとをそれぞれ貫通する。
軸支え53は、一枚の長方形状のステンレス板をL字型に折り曲げて形成され、下面においてグリル天板30とスポット溶接される。
レバー47は一枚の長方形状のステンレス板で形成され、前面先端には、後述するL型アーム49が備えられる。
L型アーム49は、グリル庫12の側方に設けられた支え部84に、軸部49aを中心に回動可能に備えられる。
L型アーム49の先端部49bは、図10に示すように、器具本体前面に形成されたレバー開口60aから突き出てつまみ48が装着される。
また、支え部84上部には、L型アーム先端部49bを器具奥方向へ付勢する引っ張りバネ85が設けられる。
このような構成により、使用者がつまみ48に触れていない状態においては、L型アーム先端部49bは、図10、図11に示すように、引っ張りバネ85により器具奥方向に付勢される。この場合には、各々の分割板43により、グリル庫12と窓部40とは隔離される。つまり、シャッター41は閉じた状態に保持される。
一方、使用者がつまみ48を上から下に移動させると、図12、図13に示すように、L型アーム49、リンク棒44を介して、分割板43は回動する。この際には、各々の分割板43は斜めに立った状態となり、グリル庫12内に光がさしこみ、グリル庫12内の奥のほうまで良好に確認できるようになる。
次に、上述したビルトインコンロ1のグリル操作及び作動を図1を用いて説明する。
器具正面に備えられたグリル操作ボタン13aが押されると、グリル操作ボタン13aの操作押力により、図8に示す燃料ガス通路のメイン弁300およびマグネット弁400が開かれると同時に、グリル操作ボタン13aに連動したコックスイッチSWc がONし、このルーチンは開始される。
まず、グリル操作ボタン13aに連動したイグナイタスイッチSWigがONし、グリルバーナ20に臨んだイグナイタIGからグリルバーナ20に向かって7秒間火花が放電される(S1)。
この際に、グリルバーナ20に臨んだ熱電対TCが炎を検出すれば(S2)、放電開始と同時に、覗き窓スイッチSWw の状態を読み込み(S3)、覗き窓スイッチSWw がONされた状態である場合、つまり、窓部40が器具本体に装着された状態であった場合には、マグネット弁400のコイルに通電を行い、マグネット弁400を開弁状態に保持して、燃焼を行う(S4)。
一方、S2において、覗き窓スイッチSWw がONされていなかった場合、つまり、図7に示すように窓部40が器具本体に装着されていなかった場合には、器具正面に備えられたブザー200を10秒間鳴動させ(S10)、燃焼動作ルーチンを終了させる。
この場合には、マグネット弁400には通電されていないために、調理者がグリル操作ボタン13aから手を離すと、燃料ガス通路は閉じられて燃焼は行われない。
つまり、窓部40が装着された状態においてグリル操作ボタン13aが押されないと、グリル庫12内の燃焼は行われないのである。
グリルバーナ20燃焼中は、コントローラCは、燃焼状態が良好であるか、つまり、グリルバーナ20に臨んだ熱電対TCが炎を検出しているか(S5)、調理者が燃焼停止操作を行っていないか、つまり、コックスイッチSWc がON状態であるか(S6)、窓部40が装着されているか、つまり、覗き窓スイッチSWw がON状態であるか(S7)、を常に監視し続け、全ての条件を満たした場合にのみ燃焼を継続する。
また、なんらかの原因でグリルバーナ20の炎が失火し、熱電対TCが炎を検出しなくなった場合(S5)や、調理者が燃焼停止操作を行った場合、つまり、コックスイッチSWc がOFF状態(S6)となった場合には、マグネット弁400のコイルへの通電を停止し(S8)、燃焼動作を終了する。
また、燃焼動作中に、窓部40が取り外された場合、つまり、覗き窓スイッチSWw がON状態で無くなった場合には、マグネット弁400のコイルへの通電を停止し(S9)、燃焼動作を終了するとともに、ブザー200を10秒間鳴動し(S10)、燃焼動作ルーチンを終了する。
上述したビルトインコンロ1では、窓部40が器具本体から取り外された状態におけるグリルバーナ20の燃焼を禁止するため、調理者がうっかり窓部40を取り外したままグリル調理を行うことがなくなる。
そのため、グリル調理を行った場合に発生するバーナ燃焼排気や油煙は、覗き用開口部30aからグリル庫12外部に放出されない。つまり、トッププレート10がグリル庫内で発生する油煙によって汚れたり、グリルバーナ20の燃焼排気により異常過熱が起きることを、防止することができる。
特に、本実施例のようなガラス性のトッププレートは重く、また、ビルトインコンロのトッププレートは大きいために、取り外して裏面から拭き取ることが困難であるが、上記のような構成により、トッププレート10をわざわざ取り外して裏から拭き取る必要がない。
また、高温のバーナ燃焼排気が覗き用開口部30aより漏れ出すことがないために、グリル庫12内の熱効率を低下させることがない。
本実施例のように、グリルバーナ20から発生した燃焼排気をいったんグリル庫12内に充満させて、被調理物Fをこもり焼きする構成のものについては、排気漏れの調理性能への影響は非常に大きいが、このような構成とすることにより、確実に調理性能を維持できる。
さらに、器具本体から窓部40が取り外された状態においてグリルバーナ20の点火操作を行った場合には、ブザー200を鳴動する構造としたために、使用者は、窓部40が非装着状態であることをに気付いて窓部40を取り付けることができる。
実施例に示したような、窓部40がトッププレート10の下方に装着される構造のものについては、窓部40が装着された状態であるかされていない状態であるかは、調理者には分かりにくいため、使用者は、窓部40が取り外されていること気付かずにグリル調理を行ってしまうケースが十分考えられるが、このような構成とすることにより、確実に窓部40の装着忘れに気付くことができる。
なお、実施例1では、コントローラCが、覗き窓スイッチSWw とコックスイッチSWc との両方がON状態であることを判断して、マグネット弁400のコイルに通電する構成としていたが、図20に示すように、覗き窓スイッチSWw をコントローラCとマグネット弁400との間に設けてもよい。
この場合には、窓部40が取外された状態では、コントローラCからマグネット弁400への通電回路は強制的に切断されるために、コントローラCの行う制御は簡単となり、安価で確実に窓部40の装着忘れを防止することができる。
また、ガラス製のトッププレート10に非印刷領域Rを設けることにより、覗き用の窓とトッププレート10とを兼用したために、グリル庫確認用の窓を別途トッププレート10上に取り付ける必要がなく、トッププレート10をフラットな形状とすることができる。
そのため、トッププレート10の美観を向上させることができるとともに、トッププレート10上面に煮汁がこぼれても、上面をサッと拭くだけできれいになり清掃性を向上させることができる。
また、従来のように別体の覗き窓をもたないため、覗き窓とトッププレート10との間に隙間が形成されることがなく、調理容器からこぼれた煮汁が器体1内に入り込むようなことが無い。加えて、覗き窓の面積を大きくする場合であっても、非印刷領域Rの面積を増加させるだけでよく、安価である。
さらに、部品点数を減少させることができるために、安価に製造することが可能である。
次に、実施例2のビルトインコンロを、図18のシステム構成図および図19の断面図を用いて説明する。
なお、実施例1と同一構成のものについては、同一の番号を付し、説明を省略する。
実施例2のビルトインコンロ1bは、窓部40の装着/非装着の判断を、実施例1では、覗き窓スイッチSWw のON/OFF状態により判断していたのに対し、グリルバーナ20点火後に、グリル庫12の覗き用開口部30a上部の温度をとらえて行う構成としたものである。
このビルトインコンロ1bは、枠体上部33の背面内側にサーミスタThを備える。このサーミスタThは、コントローラCに接続される。
コントローラCは、グリルバーナ20燃焼中は、常にサーミスタThの検出する窓部40上部の温度を監視して、サーミスタThの検出する温度Tが所定の温度Tc以上であった場合には、グリルバーナ20の燃焼を停止する。
ここで、この所定温度Tcは、窓部40を装着した状態での使用時には、達することのない温度であり、サーミスタThの検出温度が所定温度Tcを越えた場合には、グリルバーナ20の燃焼排気が漏れている、つまり、窓部40が装着されずにグリルバーナ20の燃焼が行われているとみなすことができる。
すなわち、サーミスタThがグリル庫12上部の異常過熱を検出するか否かで、窓部40の装着/非装着を判断しているのである。
次に、このビルトインコンロ1bのグリル操作及び作動を、図2のフローチャートを用いて説明する。
器具正面に備えられたグリル操作ボタン13aが押されると、グリル操作ボタン13aの操作押力により、図18に示す燃料ガス通路のメイン弁300およびマグネット弁400が開かれると同時に、グリル操作ボタン13aに連動したコックスイッチSWc がONし、このルーチンは開始される。
まず、グリル操作ボタン13aに連動されたイグナイタスイッチSWigがONされ、グリルバーナ20に臨んだイグナイタIGからグリルバーナ20に向かって7秒間火花が放電されるとともに、マグネット弁400のコイルに通電が行われ、マグネット弁400は開弁状態に保持される(S21)。これにより、燃焼は開始される。
グリルバーナ20燃焼中は、コントローラCは、グリルバーナ20に臨んだ熱電対TCが炎を検出しているか(S22)、調理者が燃焼停止操作を行っていないか、つまり、コックスイッチSWc がON状態であるか(S23)、覗き窓が装着された状態であるか、つまり、サーミスタThの検出する温度が所定温度Tcを越えていないか(S24)、常に監視し続け、全ての条件を満たした場合にのみ燃焼を継続する。
また、なんらかの原因でグリルバーナ20の炎が失火し、熱電対TCが炎を検出しなくなった場合(S22)や、調理者が燃焼停止操作を行った場合、つまり、コックスイッチSWc がOFF状態(S23)となった場合には、マグネット弁400のコイルへの通電を停止し(S26)、燃焼動作を終了する。
一方、S24において、サーミスタThの検出温度がTcを越えた場合、つまり、図7に示すように窓部40が器具本体に装着されていないと判断された場合には、器具正面に備えられたブザー200を10秒間鳴動した後(S25)、マグネット弁400のコイルへの通電を停止し(S26)、燃焼動作を終了する。
このビルトインコンロ1bによれば、グリル庫12上部の異常過熱を検知し、グリルバーナ20の燃焼を停止するために、以下の効果を奏する。
まず、グリル庫12の覗き用開口部30aから高温の燃焼排気が流出した場合であっても、実際にトッププレート10が過熱されて、調理者に火傷の恐れが生じたり、トッププレート10の裏側にグリル庫12内の脂がこびりつく前に、グリルバーナ20の燃焼を停止するために、調理者の安全性が確保できる。
また、窓部40が取外されている場合に限らずに、グリル庫12上部の温度が異常に上昇した場合に、グリルバーナ20の燃焼を停止するため、確実にトッププレート10の過熱を防止することができる。例えば、グリルバーナ20を長時間燃焼させていた場合には、窓部40が存在した場合であっても、トッププレート10の温度は上昇してしまい、調理者に火傷の恐れが生じるが、この構成によれば、トッププレート10が過熱される前に、サーミスタThが異常値を検出するために、トッププレート10の異常過熱防止装置として兼用することができる。
次に、実施例3について、図8のシステム構成図および図9の断面図を用いて説明する。
なお、実施例1と同一構成のものについては、同一の番号を付し、説明を省略する。
実施例3のビルトインコンロ1cは、覗き窓部について、本体とは別体の覗き窓部240を取り付け可能としたものである。
また、実施例1では窓部40非装着時には、グリルバーナ20を点火を全く禁止していたのに対して、実施例3のビルトインコンロ1cは、覗き窓部240非装着時であっても、点火操作を可能とする。
さらに、実施例1ではブザー200によって覗き窓の非装着状態を報知していたのに対し、実施例3のビルトインコンロ1cは、覗き窓の非装着状態をスピーカー201よりアナウンス報知する。
なお、図8のブザー200および覗き窓スイッチSWw は、実施例3においては、それぞれスピーカー201および覗き窓スイッチSW2と読み替えるものとする。
このグリル調理器1cは、グリル庫12上面に、グリル開口130を有する突出部130aを形成し、突出部130aと対面するトッププレート(天板)110に、トップ開口110aを形成する。そして、トップ開口110aには、本体とは別体の覗き窓部240を取り付け可能としている。
覗き窓部240には覗き窓40aが備えられ、覗き窓40aを通してグリル庫12内に採光が得られるため、覗き窓40aを覗くことによりグリル庫12内の調理物Fの焼け具合を随時確認できる。
このビルトインコンロ1cは、トップ開口110aの側方に、器具上方に突出してスイッチSW2が設けられる。このスイッチSW2は、覗き窓部240が器具本体から取り外された状態においては、開放された状態にあり、覗き窓部240が装着された状態においては、覗き窓部240の重力によって下方に押し込まれ、ONする。
次に、このビルトインコンロ1cの作動及び操作方法を図16を用いて説明する。
器具正面に備えられたグリル操作ボタン13aが押されると、グリル操作ボタン13aの操作押力により、図8に示す燃料ガス通路のメイン弁300およびマグネット弁400が開かれると同時に、グリル操作ボタン13aに連動したコックスイッチSWc がONし、このルーチンは開始される。
まず、グリル操作ボタン13aに連動したイグナイタスイッチSWigがONされ、グリルバーナ20に臨んだイグナイタIGからグリルバーナ20に向かって7秒間火花が放電されるとともに、コックスイッチSWc がONされたことによりマグネット弁400のコイルに通電が行われ、マグネット弁400は開弁状態に保持される(S31)。これにより、燃焼は開始される。
グリルバーナ20燃焼中は、コントローラCは、グリルバーナ20に臨んだ熱電対TCが炎を検出しているか(S32)、調理者が燃焼停止操作を行っていないか、つまり、コックスイッチSWc がON状態であるか(S33)、覗き窓が装着された状態か、つまり、覗き窓スイッチSWw がON状態であるか(S34)、常に監視し続け、全ての条件を満たした場合には、継続して燃焼が行われる。
また、S34において、覗き窓スイッチSWw がONされていなかった場合、つまり、図9に示す覗き窓部240が器具本体に装着されていなかった場合には、燃焼は継続されるものの、器具正面に備えられたスピーカー201から、「覗き窓を取り付けて下さい」というアナウンスを流す(S36)。
また、なんらかの原因でグリルバーナ20の炎が失火し、熱電対TCが炎を検出しなくなった場合(S32)や、調理者が燃焼停止操作を行った場合、つまり、コックスイッチSWc がOFF状態(S33)となった場合には、マグネット弁400のコイルへの通電を停止し(S35)、燃焼動作を終了する。
図9に示すような、別体の覗き窓240を取り付けるタイプのビルトインコンロ1cでは、グリル庫12内の視認性を良くするために、グリル開口130は器具前方にやや上向きに開口されているため、覗き窓部240を取り付け忘れた場合には、グリル庫12内の燃焼排気は調理者の顔面に向かって放出されてしまい、著しく安全性を損なっていた。
しかし、覗き窓部240が器具本体から取り外された状態においてグリルバーナ20の点火操作を行った場合には、音声で覗き窓部240が取り外されている旨を知らせる構成としたために、調理者は音声により覗き窓部240を取り外していることに気付き、覗き窓部240を取り付けることができる。そのため、うっかり覗き窓部240を取り外したままグリル調理を行うことがなくなる。
これにより、調理者の燃焼排気による火傷を防止し、使用者の安全性を向上させることができる。また、燃焼排気流出によるグリル庫12内の熱効率の低下を防止することができる。
以上、本発明の実施例について説明したが、本発明は、こうした実施形態に何ら限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々なる形態で実施しうることはもちろんである。
例えば、覗き窓が装着されていない状態における燃焼禁止手段としては、マグネット弁への通電を禁止する構造のものに限定せず、点火時においてイグナイタの放電を禁止するようなものや、グリル操作ボタンが動かないように構成したものとしてもよい。
さらに、覗き窓が装着されているか否かを判断する判断手段としては、スイッチを利用するものや、サーミスタを利用するものに限定しないし、覗き窓を装着した際に押されるスイッチについては、実施例1のように器具前面に設置して窓部の取手で押すものや、実施例3のように器具上面に設置して覗き窓部の枠部で押すものに限定しない。例えば、実施例1のようなビルトインコンロに適用する場合には、覗き窓組立の枠体上部の背面内側にスイッチを設置し、窓部を挿入した際に、窓部の後面で押すような構成としてもよい。
さらに、サーミスタは、グリル開口上部に設置するものに限定しない。例えば、グリル庫内部に設置して、グリルバーナ点火の一定時間経過後において所定温度に達しているか否かを検出し、所定の温度上昇が得られていないようであれば、覗き窓が非装着状態であると判断するような構成としてもよい。この場合には、グリル庫内の熱効率の低下を確実に防止することができる。
また、報知手段は、ブザーを鳴らすものや、アナウンス報知するものに限定せず、器具正面にランプを設け、点灯や点滅表示によって報知するような構成としてもよい。
また、第1実施例、第2実施例においては、燃焼禁止手段と報知手段との両方を備えたグリル調理器について説明をしたが、いずれか一方を備えればよい。
本発明は、グリル付テーブルコンロおよびキッチンユニットに組込まれるグリル付ビルトインコンロ等の種々のグリル調理器に適応することができる。
本発明実施例1のグリル調理器の作動を示すフローチャートである。 本発明実施例2のグリル調理器の作動を示すフローチャートである。 本発明実施例1、2のグリル調理器を示した説明図である。 従来のグリル調理器を示した説明図である。 本発明実施例1、2の窓部を示した説明図である。 本発明実施例1、2の覗き窓組立を示した説明図である。 本発明実施例1、2のグリル調理器を示した説明図である。 本発明実施例1、3のグリル調理器のシステム構成図である。 本発明実施例3のグリル調理器を示した説明図である。 本発明実施例1のグリル調理器を側面から見た断面図である。 本発明実施例1、2のグリル調理器のシャッターを示した説明図である。 本発明実施例のグリル調理器のシャッターを示した説明図である。 本発明実施例1のグリル調理器を側面から見た断面図である。 本発明実施例のグリル調理器を正面から見た断面図である。 本発明実施例1のグリル調理器を正面から見た断面図である。 本発明実施例3のグリル調理器の作動を示すフローチャートである。 本発明実施例1のグリル調理器を側面から見た断面図である。 本発明実施例2のグリル調理器のシステム構成図である。 本発明実施例2のグリル調理器を側面から見た断面図である。 本発明実施例のグリル調理器のシステム構成図である。
符号の説明
1 ビルトインコンロ
C コントローラ
R 非印刷領域
10 トッププレート
12 グリル庫
22 焼網
24 受皿
32 枠体下部
33 枠体上部
34 覗き窓組立
40 窓部
41 シャッター
42 引っ張りバネ
43 分割板
44 リンク棒
45 窓板押さえ
46 支え棒
47 レバー
48 つまみ
49 L型アーム
50 排気室
51 排気口
62 取手
82 支え部
SW スイッチ
Th サーミスタ
240 覗き窓部
30a 覗き用開口部
40b 窓板
40d 取手
SWw 覗き窓スイッチ
SWc コックスイッチ
SWig イグナイタスイッチ

Claims (6)

  1. 被調理物を収納するグリル庫と、
    上記収納された被調理物を加熱するバーナと、
    上記グリル庫に形成され、庫内を覗くためのグリル開口と、
    上記グリル開口を塞ぐ脱着可能な覗き窓と
    を備えたグリル調理器において、
    上記覗き窓が装着状態か否かを判断する判断手段と、
    上記判断手段によって上記覗き窓が非装着状態であると判断された場合には、上記グリルバーナの燃焼を禁止する燃焼禁止手段と
    を備えたことを特徴とするグリル調理器。
  2. 被調理物を収納するグリル庫と、
    上記収納された被調理物を加熱するバーナと、
    上記グリル庫に形成され、庫内を覗くためのグリル開口と、
    上記グリル開口を脱着可能に塞ぐ覗き窓と
    を備えたグリル調理器において、
    上記覗き窓が装着状態か否かを判断する判断手段と、
    上記判断手段によって上記覗き窓が非装着状態であると判断された場合には、
    該覗き窓が非装着状態であることを報知する報知手段と
    を備えたことを特徴とするグリル調理器。
  3. 上記判断手段によって上記覗き窓が非装着状態であると判断された場合には、該覗き窓が非装着状態であることを報知する報知手段を備えたことを特徴とする請求項1記載のグリル調理器。
  4. 上記報知手段は、上記グリルバーナの点火操作を行った場合に作動することを特徴とする請求項2または請求項3記載のグリル調理器。
  5. 上記判断手段は、上記グリル開口上部の温度を検知して、覗き窓が非挿着状態か否かを判断することを特徴とする請求項1ないし請求項4記載のグリル調理器。
  6. 器体の上面にガラスを素材としたガラストッププレートが備えられ、
    上記ガラストッププレートには透過視不能な印刷を施されるとともに、その一部に非印刷領域が設けられ、
    上記非印刷領域の下方には上記グリル庫が備えられるとともに、該非印刷領域に臨んで上記グリル開口が設けられ、
    上記非印刷領域と上記グリル開口との間に、上記覗き窓が該グリル開口を塞ぐように備えられたことを特徴とする請求項1ないし請求項5記載のグリル調理器。
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