JP2019113249A - ドロップインこんろ - Google Patents

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裕樹 松本
祥太 高木
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祥太 高木
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Abstract

【課題】筐体内に位置する電気部品が高温になり難いドロップインこんろを提供する。【解決手段】ドロップインこんろは、キャビネットに組み込まれて設置される筐体2と、筐体2内に設置され、筐体2に形成されたバーナー用孔から筐体の上方に露出するバーナー51,52と、筐体2内に位置する電気部品とを備える。筐体2にキャビネットの外部と筐体2の内部とを通じさせる通気部31が形成される。ドロップインこんろは、通気部31から筐体2の内部に流入した空気を電気部品に誘導する空気誘導部17を備える。【選択図】図5

Description

本発明は、ドロップインこんろに関する。
特許文献1には、カウンターに穿設された開口部に嵌入されて設置されるドロップインこんろが開示されている。このドロップインこんろは、上開口を有する機器本体と、機器本体の上面を覆う天板とを備えている。機器本体には複数のこんろバーナーが収納されており、天板には、各こんろバーナーを天板上に露出させるバーナー挿通開口が形成されている。
特開2015−137771号公報
上記のようなガスこんろにあっては、バーナーが点火された状態において、機器本体の内部に熱がこもり、機器本体内の電気部品が高温になるおそれがある。
本発明は前記事情に鑑みてなされたものであって、筐体内に位置する電気部品が高温になり難いドロップインこんろを提供することを目的とする。
前記目的を達成するために本発明に係る一態様のドロップインこんろは、キャビネットに組み込まれて設置される筐体と、前記筐体内に設置され、前記筐体に形成されたバーナー用孔から前記筐体の上方に露出するバーナーと、前記筐体内に位置する電気部品とを備えたドロップインこんろであって、前記筐体に前記キャビネットの外部と前記筐体の内部とを通じさせる通気部が形成されており、前記通気部から前記筐体の内部に流入した空気を前記電気部品に誘導する空気誘導部を備えることを特徴とする。
本発明に係る一態様のドロップインこんろは、筐体内に位置する電気部品が高温になり難い。
図1は、本発明に係る一実施形態のドロップインこんろの斜視図である。 図2は、同上のドロップインこんろを組み込んだキャビネットの斜視図である。 図3は、同上のドロップインこんろの天板の図示を省略した平面図である。 図4は、同上のドロップインこんろがキャビネットに設置された状態を示した側面図である。 図5は、同上のドロップインこんろの天板の図示を省略した要部斜視図である。 図6は、同上のドロップインこんろの右バーナーと煮汁受けとを一部断面で示した斜視図である。 図7は、同上のドロップインこんろの正面図である。
以下に示す実施形態は、ドロップインこんろに関し、詳しくは、キャビネットに組み込まれるドロップインこんろに関する。
図1に示す本実施形態のドロップインこんろ1は、グリル付きのガスこんろであり、図2に示すように、キッチン等に設置されるキャビネット(キッチンキャビネット)9の上部に組み込まれた状態で利用される。
以下、キャビネット9及びドロップインこんろ1の各要素について、ドロップインこんろ1がキャビネット9に組み込まれ、かつキャビネット9が設置された状態における方向を基準にして説明する。具体的には、ドロップインこんろ1から見て、設計上、利用者が位置する方向を前方と定義する。また、ドロップインこんろ1を前方から見たときを基準にして、左右方向を定義する。
キャビネット9は、上方に開口した箱状のキャビネット本体90と、キャビネット本体90上に設置されたカウンター91とを備えている。
カウンター91は平面視矩形の板状に形成されており、キャビネット本体90の上面を覆っている。カウンター91には、カウンター91を上下方向に貫通した設置用孔92が形成されている。ドロップインこんろ1は、設置用孔92に上方から挿入されて、カウンター91に設置される。
キャビネット本体90の内部には、物品が収納される収納空間93が形成されている。収納空間93は、キャビネット本体90の前面に形成された前開口部94を介してキャビネット本体90の前方に開放される。物品は、前開口部94を通じて収納空間93に出し入れされる。
キャビネット9は、前開口部94を開閉する複数の扉95を更に有している。複数の扉95の各々は、キャビネット本体90に回転可能に連結されている。なお、扉95は、収納空間93に引き出し可能に収納される引き出しの前板であってもよい。
図1に示すように、本実施形態のドロップインこんろ1は、筐体2と、グリル装置4と、複数のバーナー50〜52と、制御部(図示せず)と、複数の五徳10とを備えている。以下、複数のバーナー50〜52の各々を、こんろバーナー50〜52という。
本実施形態の筐体2は、ケーシング20と、ケーシング20の上方に配置された天板21とを有している。本実施形態のケーシング20は、例えば金属製であり、上方に開口した箱状に形成されている。
図3に示すように、ケーシング20は、平面視矩形状の底板部22と、底板部22の前縁から上方に突出した前板部23と、底板部22の左右の側縁からそれぞれ上方に突出した左右の側板部24,25と、底板部22の後縁から上方に突出した後板部26とを含んでいる。
図1に示すように、筐体2の前面は、ケーシング20の前板部23の前面で構成されている。前板部23の上端部には、前方に開口した凹溝部27が左右方向に亘って形成されている。
凹溝部27は、図4に示すように、鉛直な縦板部270と、縦板部270の下縁から前方に突出した下横板部271と、縦板部270の上縁から前方に突出した上横板部272とを含んでいる。
ドロップインこんろ1がキャビネット9に設置された状態では、凹溝部27の上横板部272が、カウンター91の設置用孔92の前縁部上に載り、凹溝部27内にカウンター91の設置用孔92の前縁部が配置される。また、凹溝部27の縦板部270の下端部は、カウンター91よりも下方に突出して、キャビネット本体90の前方に露出する。また、このとき、カウンター91の設置用孔92の前縁部と、この後方に位置する、凹溝部27の縦板部270との間には隙間28が形成され、この隙間28は、下横板部271とこの上方に位置するカウンター91との間に形成された隙間29を介して、キャビネット本体90の前方に通じる。
図3に示すように、ケーシング20の上面には、上開口部30が形成されている。ケーシング20の内部には、グリル装置4と、複数のこんろバーナー50〜52と、前記制御部とが設置されている。
本実施形態のグリル装置4は、グリル庫40と、グリルバーナー(図示せず)と、グリル扉41(図1参照)とを有している。グリル庫40は、ケーシング20内部の左右方向における中央部に設置されている。グリル庫40の前面には、グリル庫40の内部に魚等の被調理物を出し入れするための開口部42(図1参照)が形成されている。グリル庫40の内部は、開口部42を介してケーシング20の前方に開放される。
図1に示すように、グリル庫40には、開口部42を開閉するグリル扉41が設けられている。前記グリルバーナーは、グリル庫40に設けられており、グリル庫40の内部に配置された被調理物を加熱する。
ドロップインこんろ1は、前記グリルバーナーを操作するための操作部として、グリル用操作部11を更に備えている。本実施形態のグリル用操作部11は、ケーシング20の前板部23に取り付けられており、キャビネット9の前方から操作可能である。グリル用操作部11が利用者によって操作されたとき、前記制御部はグリル用操作部11の操作に応じて前記グリルバーナーの点火の有無及び火力を変更する。
図3に示すように、本実施形態のドロップインこんろ1は、筐体2の内部に設置された複数の支持部材70〜73を更に備えている。複数の支持部材70〜73は、複数のこんろバーナー50〜52を支持する。本実施形態のドロップインこんろ1は、複数の支持部材70〜73として、左支持桟70、右支持桟71、後支持桟72及び支持台73を備えている。
左支持桟70は、ケーシング20内の前部左側に位置しており、ケーシング20の左側の側板部24とグリル庫40との間に架け渡されている。右支持桟71は、ケーシング20内の前部右側に位置しており、ケーシング20の右側の側板部25とグリル庫40との間に架け渡されている。
後支持桟72は、ケーシング20内の後部に位置しており、左右の側板部24,25の間に架け渡されている。
支持台73は、左支持桟70と右支持桟71との間に配置されている。支持台73はグリル庫40と後支持桟72の上方に位置しており、前部がグリル庫40に固定されており、後部が後支持桟72に固定されている。
本実施形態のドロップインこんろ1は、複数のこんろバーナー50〜52として、左バーナー50、右バーナー51及び中央バーナー52を備えている。左バーナー50及び右バーナー51の各々の最大火力は、中央バーナー52の最大火力よりも大きい。
左バーナー50は左支持桟70の上方に位置し、左支持桟70に固定されている。右バーナー51は右支持桟71の上方に位置し、右支持桟71に固定されて支持されている。左バーナー50及び右バーナー51は、ケーシング20内部の左側及び右側にそれぞれ位置している。左バーナー50及び右バーナー51は、左右方向に並んでいる。
中央バーナー52は、後支持桟72の上方かつ支持台73の上方に位置し、後支持桟72及び支持台73に固定されている。中央バーナー52は、ケーシング20内部における左右方向の中央部に位置している。
本実施形態の各こんろバーナー50〜52は、ブンゼンバーナーであり、図6に示すように、バーナー本体53と、バーナー本体53上に載せられたバーナーキャップ54とを有している。
バーナー本体53は、平面視円環状の本体部55と、本体部55から本体部55の外周側に向かって突出した管部56とを有している。本実施形態では、図3に示すように、左バーナー50及び右バーナー51の各々は、管部56が本体部55から後方に突出するように設置され、中央バーナー52は、管部56が本体部55から前方に突出するように設置される。
図6に示すように、本体部55の内部には、混合室57が形成されている。混合室57は、平面視円環状に形成されており、本体部55の周方向の全長に亘っている。混合室57は本体部55の上方に開放されている。平面視円環状の本体部55の内側には、バーナー本体53を上下方向に貫通した平面視円形の孔58が形成されている。
本体部55の周方向の一部には、管部56の基部がつながっている。管部56の先端には、ガス導入口59が形成されている。ガス導入口59は、管部56の内部を介して混合室57に通じている。
ドロップインこんろ1は、こんろバーナー50〜52毎に設けられたガスノズル60を更に備えている。各ガスノズル60は、図示しないガス管から供給された燃料ガスを、対応するこんろバーナー50〜52のガス導入口59に向かって吐出する。これにより、各バーナーの管部56には、対応するガスノズル60から吐出された燃料ガスと共に、周囲の空気が一次空気として導入される。
本体部55には、平面視円環状のバーナーキャップ54が載せられている。バーナーキャップ54は、平面視円環状の環状部61と、環状部61の内周縁から下方に突出した円筒状の筒状部62とを有している。
バーナーキャップ54には、上下方向に貫通する孔63が形成されている。この孔63は、環状部61の内側に形成された孔と、この孔に連続した、筒状部62の内側に形成された孔とで構成されている。
環状部61は、本体部55に載せられている。筒状部62は、本体部55の中央に形成された孔58の上部に嵌め込まれている。
環状部61の下面には、複数のガス供給溝64が、環状部61の中心を中心にした放射状に形成されている。複数のガス供給溝64は、環状部61の周方向に間隔をあけて並んでいる。
各ガス供給溝64における環状部61の中心側の端部は、混合室57の上方に位置し、混合室57に通じている。各ガス供給溝64は、環状部61の外周面から環状部61の周囲に向かって開放されている。
ガス導入口59から管部56に供給された燃料ガス及び一次空気は、混合室57で混合された後、混合ガスとして複数のガス供給溝64に供給され、この後、複数のガス供給溝64を通って環状部61の周囲に吐出される。
バーナー本体53には、点火プラグ12が取り付けられている。点火プラグ12の下部は、筐体2内に位置している。本実施形態の点火プラグ12は、左バーナー50及び右バーナー51にあっては、本体部55の前部に取り付けられており、中央バーナー52にあっては本体部55の後部に取り付けられている。
複数のガス供給溝64から吐出された混合ガスは、点火プラグ12によって点火される。各ガスノズル60に供給される燃料ガス及び一次空気の流量は、例えば、前記ガス管に設けられた制御弁(図示せず)によって変更される。
図2に示すようにドロップインこんろ1は、複数のこんろバーナー50〜52の各々を操作するための操作部として、こんろ用操作部14を備えている。本実施形態のこんろ用操作部14は、ケーシング20の前面に設けられており、キャビネット9の前方から操作可能である。
点火プラグ12(図6参照)は、利用者によるこんろ用操作部14の操作に応じて、前記制御部により制御される。これにより、環状部61の周囲における各ガス供給溝64(図6参照)に対応する箇所には、被加熱物を加熱するための火炎が形成される。また、前記ガス管に設けられた制御弁も、利用者によるこんろ用操作部14の操作に応じて、前記制御部により制御される。
図6に示すように、本実施形態の各こんろバーナー50〜52には、上下方向に貫通した貫通孔65が形成されている。貫通孔65は、バーナーキャップ54を上下方向に貫通した孔63と、本体部55を上下方向に貫通した孔58とで構成されている。
本実施形態の各こんろバーナー50〜52は、バーナーキャップ54上に載せられて、バーナーキャップ54に取り付けられたバーナーカバー66を更に有している。バーナーカバー66は、平面視円環状に形成されており、バーナーキャップ54を上方から覆っている。
バーナーキャップ54とこの上方に位置するバーナーカバー66との間には、隙間67が形成されている。隙間67は、バーナー本体53の貫通孔65と、バーナーキャップ54の周囲とを通じさせる。各こんろバーナー50〜52の燃焼時には、バーナー本体53の下側に存在する空気が、二次空気として、バーナー本体53の貫通孔65及び隙間67を順に経て、バーナーキャップ54の周囲に供給される。
平面視円環状のバーナーカバー66の内側には、平面視において貫通孔65と重なる孔68が形成されている。この孔68は対応するこんろバーナー50〜52の貫通孔65に通じている。
図1に示すように、天板21において各こんろバーナー50〜52に対応する箇所には、バーナー用孔210が形成されている。各バーナー用孔210は、天板21を上下方向に貫通している。
各こんろバーナー50〜52は、対応するバーナー用孔210を通って天板21の上方に突出している。これにより、各こんろバーナー50〜52の本体部55、バーナーキャップ54及びバーナーカバー66は、天板21の上方に露出している。天板21の上面において、各こんろバーナー50〜52の本体部55に対応する箇所には、五徳10が設置されている。
本実施形態のドロップインこんろ1は、こんろバーナー50〜52毎に設けられた温度センサー15を更に備えている。各温度センサー15は、対応するこんろバーナー50〜52で加熱される鍋等の調理容器の温度を検知する。
温度センサー15は、ケーシング20の内部に設置されており、図6に示すように、対応するこんろバーナー50〜52の貫通孔65に位置している。温度センサー15の下部は、筐体2内に位置している。温度センサー15の上端部は、バーナーカバー66の内側に形成された孔68を通ってバーナーカバー66よりも上方に突出している。温度センサー15は、温度センサー15の上端部に位置する温度検知部16を含んでいる。
温度検知部16は、上下方向に移動可能であり、かつ、図示しない付勢部材により上方に向かう力が加えられている。温度検知部16は、五徳10(図1参照)に載せられた調理容器の底面に接することで、調理容器の底面の温度を検知する。温度センサー15で検知した温度のデータは、空焚きや焦げ付き等の異常を検知するために用いられる。
本実施形態のドロップインこんろ1は、図3に示すように、煮汁受け80,81を更に備えている。煮汁受け80,81は、煮零れ等により、天板21のバーナー用孔210を通じて筐体2内に浸入した煮汁を受ける。
本実施形態のドロップインこんろ1は、左右一対の煮汁受け80,81を備えている。左右の煮汁受け80,81のうち、左側の煮汁受け80は、左バーナー50が通されたバーナー用孔210(図1参照)に対応する位置に配置され、右側の煮汁受け81は、右バーナー51が通されたバーナー用孔210に対応する位置に配置される。各煮汁受け80,81は、制御基板やモータバルブ等の電気機器の上方に配置され、これら電気機器に煮汁がかかることを抑制する。
なお、中央バーナー52が通されたバーナー用孔210から筐体2内に浸入した煮汁は、後支持桟72(図3)によって受けられる。
図2及び図4に示すように、ドロップインこんろ1がキャビネット9に設置された状態では、例えば、利用者がキャビネット9の扉95を開く等したときに、キャビネット9の収納空間93に負圧が発生する場合がある。この場合、ドロップインこんろ1の筐体2内の空気が、ケーシング20の底板部22、側板部24,25あるいは後板部26に形成された小さな孔等からキャビネット9の収納空間93側に引かれて、筐体2内に負圧が生じる可能性がある。
筐体2内において負圧が発生すると、天板21上の空気が、天板21に形成されたバーナー用孔210から筐体2内に流れ込み、この空気の流れにより、対応するこんろバーナー50〜52で発生した炎が立て起こされる可能性がある。
こんろバーナー50〜52で発生した炎が立て起こされると、この炎によりこんろバーナー50〜52が加熱されて高温になりやすい。また、図6に示すようにこんろバーナー50〜52の近傍に配置された、点火プラグ12及び温度センサー15、並びにこれらに接続された電線等の電気部品(以下、単に電気部品という)が高温に加熱され、不具合が生じるおそれがある。
また、例えば、こんろバーナー50〜52の着火状態を検知するため、こんろバーナー50〜52の炎により加熱される熱電対等の着火センサーが設けられることがある。この場合は、当該着火センサーにこんろバーナー50〜52の炎が当たり難くなり、こんろバーナー50〜52の着火状態が検知され難くなる可能性もある。
本実施形態のドロップインこんろ1は、上述のようにバーナー用孔210から筐体2内に空気が流入することを抑制するため、筐体2にキャビネット9の外部と筐体2の内部とを通じさせる通気部31(図7参照)が形成されている。
図7に示すように、本実施形態の通気部31は、ケーシング20の前板部23に形成された複数の通気孔32を含んでいる。複数の通気孔32は、前板部23における凹溝部27の縦板部270の全体に亘るように形成されている。具体的に縦板部270には、左右方向に並ぶ複数の通気孔32の列が、縦板部270の上部と下部の各々に形成されている。各通気孔32は、左右方向に延びており、縦板部270を前後方向に貫通している。
筐体2の内部において負圧が発生したとき、図2に示すキャビネット9の前方の空気は、筐体2の複数の通気孔32(図7参照)を介して筐体2内に取り込まれる。このため、筐体2内で負圧が発生したとしても、バーナー用孔210から筐体2内に流入する空気の量は少なくなる。したがって、こんろバーナー50〜52の炎は、立て起こされ難くなる。
ドロップインこんろ1の利用時には、こんろバーナー50〜52又は前記グリルバーナーで発生した炎の熱等により、少なくとも一部が筐体2内に位置する電気部品が高温になる可能性がある。また、前述のように筐体2内に負圧が発生した場合、本実施形態のように通気部31を形成したとしても、バーナー用孔210から筐体2内に空気が流入する可能性は依然としてある。このため、本実施形態においても、バーナー用孔210から筐体2内に空気が流入して、こんろバーナー50〜52で発生した炎が立て起こされることにより、こんろバーナー50〜52の近傍に位置する電気部品が高温に加熱される可能性がある。
本実施形態のドロップインこんろ1は、上述のように筐体2内の電気部品が高温になることを抑制するため、筐体2の通気部31から筐体2の内部に流入した空気を筐体2内の電気部品に誘導するための空気誘導部17(図3及び図5参照)を備えている。
図3及び図5に示すように、本実施形態の空気誘導部17は、左右の煮汁受け80,81及び支持台73の各々に形成されている。以下、各煮汁受け80,81に形成された空気誘導部17を第1空気誘導部171といい、支持台73に形成された空気誘導部17を第2空気誘導部172という。
各煮汁受け80,81は、ケーシング20において通気部31が形成された縦板部270と同じ高さに位置しており、縦板部270の後方に位置している。
左側の煮汁受け80は、右側の煮汁受け81に対して概ね左右対称形状に形成されており、右側の煮汁受け81と略同様の構成を有している。このため、以下では、左右の煮汁受け80,81のうち、右バーナー51に対応する煮汁受け81についてのみ詳述する。
図6に示すように、煮汁受け81は、上方に開口した浅底の箱状に形成されている。煮汁受け81は、対応するバーナー用孔210の下方に配置された底部82と、底部82の周縁から上方に突出した周壁部83とを有している。
底部82は、対応するバーナー用孔210(図2参照)から筐体2内に浸入した煮汁を受ける。底部82で受けられる煮汁としては、例えば、右バーナー(対応するこんろバーナー)51の孔63及び貫通孔65を通って筐体2内に浸入した煮汁がある。
本実施形態の煮汁受け81の底部82は、低底部820と、低底部820よりも一段高い高底部821とを有している。底部82の前端部は、高底部821によって構成されており、底部82の前端部よりも後方の部分は、低底部820によって構成されている。
低底部820は、右バーナー(対応するこんろバーナー)51の貫通孔65の下方に位置している。低底部820の前端部における左側(筐体2の左右方向の中央側)の端部には、低底部820で受けた煮汁を煮汁受け81の下方に排出するための排出孔84が形成されている。
排出孔84は、グリル庫40(図3参照)の上方に位置しており、排出孔84から排出された煮汁は、グリル庫40の上面に落下した後、ケーシング20の底板部22上における所定の箇所に流れる。
低底部820には、前方に向かって下り傾斜し、かつ筐体2の左側に向かって下り傾斜した勾配がつけられている。このため、低底部820上の煮汁は、排出孔84に向かって流れやすく、排出孔84から排出されやすい。
高底部821は、右バーナー51の貫通孔65よりも前方に位置している。図5に示すように、高底部821は、低底部820よりも左側に向かって突出した突出部分85を含んでいる。突出部分85の後縁は、左側の端に近い部分ほど前方に位置するように、平面視で左右方向に対して傾斜している。突出部分85の後縁は、突出部部85の前縁の左側の端につながっている。
図6に示す煮汁受け81の周壁部83は、底部82の周縁の略全長に亘って形成されている。周壁部83は、低底部820から上方に突出した周壁後部86と、高底部821から上方に突出した周壁前部87とを含んでいる。
図5に示すように、周壁前部87は、高底部821の前縁から上方に突出した壁部871と、高底部821の右側の側縁から上方に突出した壁部872と、突出部分85の後縁から上方に突出した壁部873とを含んでいる。以下、壁部871を第1壁部871という。また、壁部872を第2壁部872といい、壁部873を第3壁部873という。
第1壁部871は、高底部821の前縁において突出部分85に対応する部分を除く他の部分に亘って形成されている。すなわち、第1壁部871は、突出部分85には形成されていない。
第2壁部872は、低底部820の右側の側縁に亘って形成されている。第3壁部873は、突出部分85の後縁に亘って形成されている。第3壁部873は、左側の端に近い部分ほど前方に位置するように、平面視で左右方向に対して傾斜した方向に延びている。
本実施形態の第1空気誘導部171は、高底部821と周壁前部87とで構成されている。第1空気誘導部171には、筐体2の外部から通気部31を介して筐体2内に入った空気を、煮汁受け81の周壁部83の内側に流入させる流入口88が形成されている。
本実施形態の流入口88は、突出部分85の前縁、第1壁部871の左側の側縁、及び第3壁部873の左側の側縁で構成されている。
流入口88は、筐体2の縦板部270の直ぐ後ろに配置されており、通気部31の複数の通気孔32(図7参照)に対向している。このため、筐体2の外部から通気部31を通って筐体2内を後方に流れる空気は、流入口88から周壁前部87の内側に流入しやすい。
キャビネット9の外部から、通気部31及び流入口88を介して周壁前部87の内側に流入した空気は、第1空気誘導部171に沿って、右バーナー51と、右バーナー51の近傍に位置する電気部品とに導かれる。
特にこの場合、流入口88を介して周壁前部87の内側に流入した空気は、流入口88の後方に位置する第3壁部873の前面に沿って、右バーナー51が位置する右斜め後方に流れやすい。すなわち、この場合、第3壁部873は、通気部31から筐体2の内部に流入した空気を、右バーナー51及びこの近傍に配置される前記電気部品に誘導するガイド部として機能する。
上記のように通気部31から筐体2内に取り込まれた空気が、第1空気誘導部171によって誘導されることで、当該空気が、右バーナー51と、右バーナー51の近傍に配置された電気部品とに接触し、右バーナー51及び電気部品が冷却される。
本実施形態の煮汁受け81の高底部821には、右側(筐体2の左右方向の外側)に向かって下り傾斜し、かつ後方に向かって下り傾斜した勾配がつけられている。このため、高底部821上の煮汁は、流入口88とは反対側となる右方向に向かって流れやすく、また、低底部820が位置する後方に向かって流れやすい。したがって、高底部821で受けられた煮汁は、流入口88から零れ難い。
また、流入口88は、平面視においてグリル庫40の上面の外縁よりも内側に位置している。このため、高底部821上の煮汁が流入口88から零れたとしても、この煮汁はグリル庫40の上面で受けられやすい。
ケーシング20の内部に設置された支持台73は、ケーシング20の縦板部270(図1参照)と同じ高さに位置しており、縦板部270の後方に位置している。
本実施形態の支持台73は、左右対称形状であり、例えば、金属板を曲げ加工して形成される。支持台73は、中央バーナー52が載せられて固定される台部730と、台部730から左右方向の外側に向かって突出した左右一対の突出部731とを有している。
台部730は、下方に開口した箱状に形成されており、平面視略矩形状の上板732と、上板732の前後の縁から下方にそれぞれ突出した前板733並びに後板734と、上板732の左右の側縁から下方にそれぞれ突出した左右の側板735,736とを含んでいる。中央バーナー52は、上板732の上に載せられている。
左右の突出部731は、それぞれ左右の側板735,736の下端から突出している。各突出部731は、対応する側板735、736から左右方向の外側に向かって突出した横片部737と、横片部737の左右方向の外側の側縁から上方に突出した縦片部738とを含んでいる。左側の突出部731の縦片部738と、右側の突出部731の縦片部738とは、対向している。
本実施形態の第2空気誘導部172は、上板732、左右の側板735,736及び左右の突出部731で構成されている。
各突出部731の縦片部738の上端部は、上板732よりも上方に突出している。各突出部731の縦片部738は、前端が中央バーナー52の本体部55よりも前方に位置している。
左右の縦片部738は、後端に近い部分ほど互いに近づくように、前後方向に対して傾斜する方向に延びている。中央バーナー52の本体部55は、前方から見て、上板732の上方に位置している。また、中央バーナー52の本体部55は、前方から見て、左側の突出部731の縦片部738の後縁と、右側の突出部731の縦片部738の後縁との間に位置している。
キャビネット9の外部から、通気部31を介して筐体2内に流入した空気は、第2空気誘導部172に沿って、中央バーナー52の本体部55及び電気部品に導かれる。特にこの場合、左右の縦片部738に当たった空気は、左右の縦片部738に沿って、中央バーナー52の本体部55及び本体部55近傍の電気部品に誘導されやすい。このため、キャビネット9の外部から通気部31を介して筐体2に流入した空気は、中央バーナー52及び電気部品に接触し、これにより中央バーナー52及び電気部品が冷却される。
なお、本実施形態のドロップインこんろ1は、適宜設計変更可能である。例えば、第1空気誘導部171に形成される流入口88は、第1壁部871に形成された切欠き又は孔であってもよい。
また、ドロップインこんろ1が備える空気誘導部17は、第1空気誘導部171のみであってもよいし、第2空気誘導部172のみであってもよい。
また、空気誘導部17によって誘導される空気により冷却される電気部品は、こんろバーナー50〜52の近傍に配置される電気部品に限られず、電気部品の一部が筐体2内に位置するのであれば、こんろバーナー50〜52から離れた電気部品であってもよい。
また、空気誘導部17は、煮汁受け81と支持台73とを除く、他の部材に形成されてもよく、例えば、左支持桟70、右支持桟71、後支持桟72又はグリル庫40等に形成されてもよい。
また、各煮汁受け81の排出孔84は、省略可能である。また、各こんろバーナー50〜52のバーナーカバー66は、省略可能である。また、ドロップインこんろ1は、例えば、グリル装置を備えないガスこんろであってもよい。
以上説明した実施形態のドロップインこんろ1は、以下の特徴を有する。ドロップインこんろ1は、キャビネット9に組み込まれて設置される筐体2と、筐体2内に設置され、筐体2に形成されたバーナー用孔210から筐体2の上方に露出するバーナー50〜52と、筐体2に内蔵される電気部品とを備える。筐体2にキャビネット9の外部と筐体2の内部とを通じさせる通気部31が形成される。ドロップインこんろ1は、通気部31から筐体2の内部に流入した空気を電気部品に誘導する空気誘導部17を備える。以下、この特徴を有するドロップインこんろ1を第1の態様のドロップインこんろ1という。
第1の態様のドロップインこんろ1にあっては、キャビネット9の収納空間93において負圧が生じて筐体2内が負圧になる等した場合に、キャビネット9の外部の空気が、通気部31を介して筐体2内に取り込まれる。このため、筐体2内で負圧が発生した場合に、バーナー用孔210から筐体2内に流入する空気の量が少なくなり、こんろバーナー50〜52の炎が、立て起こされ難くなる。また、通気部31を介して筐体2内に取り込まれた空気は、空気誘導部17により筐体2内の電気部品に誘導される。このため、筐体2内に取り込まれた空気により電気部品が冷却され、電気部品が高温になり難い。
また、前記実施形態のドロップインこんろ1は、第1の態様のドロップインこんろ1が有する特徴に加えて、以下に示す付加的な特徴を有する。空気誘導部17は、通気部31から筐体2の内部に流入した空気をバーナー50〜52に誘導する。以下、このドロップインこんろ1を第2の態様のドロップインこんろ1という。
第2の態様のドロップインこんろ1は、通気部31を介して筐体2内に取り込まれた空気は、空気誘導部17によりバーナー50〜52に誘導される。このため、筐体2内に取り込まれた空気により、バーナー50〜52と、このバーナー50〜52の近傍に位置する電気部品が冷却される。
また、前記実施形態のドロップインこんろ1は、第1又は第2の態様のドロップインこんろ1が有する特徴に加えて、以下に示す付加的な特徴を有する。ドロップインこんろ1は、筐体2に内蔵され、バーナー用孔210の下方に配置される煮汁受け80,81を備える。煮汁受け80,81に空気誘導部17(第1空気誘導部171)が形成される。以下、このドロップインこんろ1を第3の態様のドロップインこんろ1という。
第3の態様のドロップインこんろ1は、煮汁受け80,81を利用して、筐体2内の電気部品を冷却することができる。
また、前記実施形態のドロップインこんろ1は、第3の態様のドロップインこんろ1が有する特徴に加えて、以下に示す付加的な特徴を有する。煮汁受け80,81は、バーナー用孔210の下方に配置される底部82と、底部82から上方に突出し、通気部31に対向する壁部(第3壁部)873とを有する。空気誘導部17(第1空気誘導部171)は、通気部31から筐体2の内部に流入した空気を電気部品に誘導するガイド部を有する。前記ガイド部は、壁部873で構成される。以下、このドロップインこんろ1を第4の態様のドロップインこんろ1という。
第4の態様のドロップインこんろ1にあっては、煮汁受け80,81の底部82で受けられた煮汁が、底部82から零れることが、壁部873によって抑制される。また、この壁部873により、通気部31から筐体2の内部に流入した空気が電気部品に誘導される。
また、前記実施形態のドロップインこんろ1は、第1又は第2の態様のドロップインこんろ1が有する特徴に加えて、以下に示す付加的な特徴を有する。ドロップインこんろ1は、筐体2に内蔵され、バーナー(中央バーナー)52を支持する支持部材(支持台)73を備える。前記支持部材に空気誘導部17(第2空気誘導部172)が形成される。以下、このドロップインこんろ1を第5の態様のドロップインこんろ1という。
第5の態様のドロップインこんろ1にあっては、バーナー(中央バーナー)52を支持する支持部材73を利用して、筐体2内の電気部品を冷却することができる。
1 ドロップインこんろ
12 点火プラグ(電気部品)
15 温度センサー(電気部品)
17 空気誘導部
171 第1空気誘導部
172 第2空気誘導部
2 筐体
210 バーナー用孔
31 通気部
50 左バーナー
51 右バーナー
52 中央バーナー
73 支持台
80 煮汁受け
82 底部
873 第3壁部
81 煮汁受け
9 キャビネット

Claims (5)

  1. キャビネットに組み込まれて設置される筐体と、
    前記筐体内に設置され、前記筐体に形成されたバーナー用孔から前記筐体の上方に露出するバーナーと、
    前記筐体内に位置する電気部品とを備えたドロップインこんろであって、
    前記筐体に前記キャビネットの外部と前記筐体の内部とを通じさせる通気部が形成されており、
    前記通気部から前記筐体の内部に流入した空気を前記電気部品に誘導する空気誘導部を備えることを特徴とするドロップインこんろ。
  2. 前記空気誘導部は、前記通気部から前記筐体の内部に流入した空気を前記バーナーに誘導することを特徴とする請求項1に記載のドロップインこんろ。
  3. 前記筐体に内蔵され、前記バーナー用孔の下方に配置される煮汁受けを備え、
    前記煮汁受けに前記空気誘導部が形成されることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のドロップインこんろ。
  4. 前記煮汁受けは、
    前記バーナー用孔の下方に配置される底部と、
    前記底部から上方に突出し、前記通気部に対向する壁部とを有し、
    前記空気誘導部は、
    前記通気部から前記筐体の内部に流入した空気を前記電気部品に誘導するガイド部を有し、
    前記ガイド部は、前記壁部で構成されることを特徴とする請求項3に記載のドロップインこんろ。
  5. 前記筐体に内蔵され、前記バーナーを支持する支持部材を備え、
    前記支持部材に前記空気誘導部が形成されることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のドロップインこんろ。
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