JP2005110779A - ステント - Google Patents

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Abstract

【課題】 ステントを長さ方向へ変化させることなく均一に縮径できるようにする。
【解決手段】 線材210を周方向に波形に屈曲させながら2周させて、第1列目の網目パターン221を形成し、その終端を編み始めの端部222に沿って進行させ、最初の屈曲部211aで長さ方向に屈曲させて第1の直線部331を形成し、直線部331の下端を屈曲させて、第2列目の網目パターン321を形成する。そして、第2列目の網目パターン321の2周目のループ312の終端を第1列目の網目パターン221の2周目のループ212に沿って進行させ、第1の直線部331に対して半ピッチずれた位置の屈曲部にて第2の直線部431を形成する。この網目パターンの繰り返しで複数列の網目パターンからなるステント200Aを形成する。ステント200Aを縮径するときの長さ方向への伸張が各直線部331,…731で押えられるため、縮径時と伸張時の長さがほぼ同一となる。
【選択図】 図2

Description

本発明は、例えば胆道、血管、食道、気管等の体内の管状器官に留置することにより、管状器官の狭窄や閉塞、動脈瘤等の破裂等を防止するステントに関する。
近年、血管や他の生体内の管状器官が狭窄や閉塞した場合、当該患部にステントを留置し、当該管腔を拡張・保持する、ステント留置術が知られている。この場合、例えば動脈瘤の治療においては、ステントの外周或いは内周に人工血管となる織布を被覆したグラフト付きステントが使用される。
ステントとして弾性を有する素材で形成した自己拡張型ステントを使用する場合、その挿入方法として、例えば特許文献1には、先ず、シースにステントを縮径した状態で挿入保持させ、次いで、シースごと管状器官に導入し、目的とする患部に到達した後、ステントを動かさずに、シースのみを引くことで、ステントをシースから露呈させて自己拡張により患部に留置させる技術が開示されている。
特開平2003−88591号公報
ところで、ステントは、特許文献1にも記載されているように、1本の線材を周方向に沿って波形に形成すると共に、長さ方向においては、隣接する屈曲部分を互いに絡み合わせながら長さ方向へ編み上げて、筒状に形成されている。
従って、シースに挿入すべくステントを縮径すると、ステントは、その屈曲部分が更に屈曲して、換言すれば、長さ方向の屈曲部分どうしが間隔を広げる方向へ変形して、長さ方向へ伸張しようとする。
その結果、ステントの長さが、縮径状態と拡張状態とで相違すると、シースに保持した状態でステントを管状器官の患部に挿通し、正確に位置決めしても、ステントをシースから露呈させて拡張させる際に、長さ方向が移動してしまうため、患部に対して正確に留置させることが困難となる場合が考えられる。
従って、本発明の目的は、ステントを長さ方向へ変化させることなく縮径及び拡径させることができ、患部に対して正確に留置させることのできるステント及びグラフト付きステントを提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明の第1は、線材を波形に屈曲させながら周方向に進行させて、筒状の網目パターンを形成するステントにおいて、
前記線材を周回させて1列目の網目パターンを形成した後、該線材をステントの長さ方向に直線状に延出させた直線部を介して次列目の網目パターンを形成することを特徴とするステントを提供するものである。
上記発明のステントによれば、各列の網目パターン間を連接する直線部が長さ方向に延出されているため、ステントを縮径する際には、直線部から径方向へほぼ均一に折りたたんで縮径することができるため、シースに対してスムーズに挿通することができる。又、縮径時の長さ方向へ延伸しようとする力が直線部により押えられるため、縮径時の長さと拡張時の長さとがほぼ同一となる。その結果、ステントを縮径してシースに収納した状態で、管状器官に挿通し、患部付近でステントをシースから抜いて、ステントを拡張させても、縮径時と拡張時の長さがほぼ同一であるため、位置ずれすることがなく、予め設定した位置に正確に留置させることができる。
本発明の第2は、前記第1発明において、長さ方向に形成された複数列の前記網目パターンの進行方向が、前記直線部を介して順方向と逆方向とに交互に編み組みされているステントを提供するものである。
上記発明によれば、ステントの長さ方向に対して、ほぼ一直線となるような直線部を2列に形成することができ、それによって長さ方向への伸長をより一層抑制することができる。その結果、ステントをシースに対してスムーズに収容させることができ、一方患部に対しては均一な拡張により正確に留置させることができる。
本発明の第3は、前記第1発明或いは第2発明において、長さ方向に形成された複数列の前記網目パターン間を連接する前記各直線部が周方向に螺旋状に配設されているステントを提供するものである。
上記発明によれば、長さ方向に形成された複数列の網目パターン間を連接する各直線部が周方向に螺旋状に配設されていることにより、ステントの長さ方向に対する伸長抑制効果が周方向及び軸方向に均一に得られ、ステントを均一に縮径させることができる。
本発明の第4は、前記第1発明或いは第2発明において、前記直線部が長さ方向に対して1列に配列されていることを特徴とするステントを提供するものである。
上記発明によれば、直線部が長さ方向に対して1列に配列されているので、長さ方向への伸張抑制効果が高められると共に、ステントの周方向における剛性や抗張力に変化を持たせることができ、治療箇所の形状等に適応した特性を付与することができる。
本発明の第5は、前記第1〜第4発明の何れかにおいて、前記直線部の一端或いは両端が隣接する網目パターンの屈曲部にフック状に掛止されていることを特徴とするステントを提供するものである。
上記発明によれば、直線部の両端を隣接する網目パターンに掛止させることにより、長さ方向への伸張抑制効果が更に高められる。
本発明のステントは、複数列に形成した網目パターン間を直線部で連接することで、ステントを縮径する際の、長さ方向へ延伸しようとする力を直線部で押えることができるので、縮径時と拡張時の長さがぼ同一となり、拡張時に位置ずれすることがなく、予め設定した位置に正確に留置させることができる。
以下、図面に基づいて本発明の一形態を説明する。図1〜図3に本発明の第1形態を示す。
同図に示すように、グラフト付きステント100は、線材210を編み組みして筒状に形成してなるステント200Aと、その内周に被覆されているグラフト300とで構成されている。尚、本形態では、グラフト300をステント200Aの内周に被覆した状態が示されているが、グラフト300はステント200Aの外周、或いは内周と外周との双方に被覆されていても良い。
ステント200Aを形成する線材210の材料としては、金属線材が好ましく、特に熱処理による形状記憶効果や、超弾性が付与される形状記憶合金が好ましく採用される。但し、用途によってはステンレス、タンタル、チタン、白金、金、タングステン等を用いてもよい。形状記憶合金としては、Ni−Ti系、Cu−Al−Ni系、Cu−Zn−Al系等が好ましく使用される。又、金属線材の表面に金、白金等をメッキ等の手段で被覆したものであってもよい。金属線材の太さは、特に限定されないが、血管用ステント等の場合には、0.08〜1mmが好ましい。尚、線材210として合成樹脂繊維等を用いることもできる。
グラフト300としては、熱可塑性樹脂を押出し成形、ブロー成形等の成形方法で円筒状に加工したもの、熱可塑性樹脂の繊維を用いて円筒状に形成した編織物、熱可塑性樹脂を円筒状に成型した不織布、可撓性樹脂シートや多孔質シート等を用いて円筒状に形成したもの等がある。
編織物としては、平織、綾織等の公知の編物や織物を用いることができる。又、クリンプ加工等のヒダの付いたものを用いて円筒状に形成しても良い。
熱可塑性樹脂としては、例えばポリエチレン、ポリプロピレン、エチレン−α−オレフィン共重合体等のポリオレフィン、ポリアミド、ポリウレタン、ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート、ポリシクロヘキサンテレフタレート、ポリエチレン−2,6−ナフタレート等のポリエステル、ポリ弗化エチレンやポリ弗化プロピレン等のフッ素樹脂等の耐久性と組織反応の少ない樹脂等を用いることができる。
特に、化学的に安定で耐久性が大きく、組織反応の少ない、ポリエチレンテレフタレート等のポリエステル、ポリ弗化エチレンやポリ弗化プロピレン等のフッ素樹脂を好ましく用いることができる。
グラフト300や、グラフト300を構成する繊維、更にステント200Aを構成する線材210は、ハパリン、コラーゲン、アセチルサリチル酸、ゼラチン等の抗血栓性材料で被覆処理されているものを用いてもよい。
グラフト300は、縫着、接着、溶着等の手段によって、ステント200Aに固着されている。この場合、グラフト300は、ステント200Aの伸縮に影響を及ぼさないように被覆し、固着する必要がある。グラフト300とステント200Aとの固着部は、ステント200Aの両端部や中間部等に適宜設けることができる。グラフト300の全体をステント200Aに所定間隔で固着してもよいが、グラフト300とステント200Aの両端部のみ、あるいはグラフト300とステント200Aの一端部のみを固着してもよい。特に、後述するように、ステント200Aを長さ方向に分割する場合には、グラフト300とステント200Aとがそれぞれの一端部のみで固着されて、グラフト300が吹流しのようにステント200Aに固着されたものであることが好ましい。
本発明のグラフト付きステント100は、拡張時における外径が2〜50mm、長さが1〜50cm程度であることが好ましい。
又、ステント200Aの適当な場所、例えば両端部には、X線不透過材料が固着されていてもよい。X線不透過材料としては、例えば金、白金、イリジウム、タンタル、タングステン、銀等や、それらを含有する合金等が好ましく使用される。X線不透過性材料は、ステント200Aに半田付け、ろう付け、溶着、接着、カシメ等の手段で固着することができる。
図2に示すように、ステント200Aは、線材210を図中の矢印で示すような手順で編むことによって形成される。尚、編み作業は、図示しないマンドレルの外周に線材210を所定のパターンで巻き付けながら行うことができる。
編み作業に際しては、線材210をマンドレルの周方向に沿って、波形に屈曲させながら周回させ、2周させることで1列目の筒状の網目パターンを形成する。次いで、線材210を長さ方向へ移動させて次列目の網目パターンを上述と同様の方法で形成する。これを繰り返すことで、所定長さのステント200Aを編み上げる。
詳細には、先ず、線材210をマンドレルに沿って波形に屈曲させながら周回させて、1周目のループ211を形成する。1周目のループ211が周回すると、波形の位相が半ピッチずれて最初の位置に戻り、ここから線材210を更に波形に屈曲させながら進行させて、2周目のループ212を形成する。
2周目のループ212を進行させる際に、両ループ211,212が交差する部分では、織りを形成するように、2周目のループ212を形成する線材210を、1周目のループ211に対し交互に交差させて通過させる。
そして、2周目のループ212が周回すると、波形の位相が1周目のループ211と同位相となり、その終端部を1周目のループ211の最初の端部に沿わせて進行させて、1周目のループ211と2周目のループ212とを交互に編み組みした第1列目の網目パターン221を完成させる。
続いて、第2列目の網目パターン321を形成する。第2列目の網目パターン321の編み始めは、先ず、線材210を、第1列目の網目パターン221の1周目のループ211の最初の屈曲部211aから、長さ方向(図2の上下方向)に沿って、第3列目の網目パターン421側(図2の下方)へ鋭角に屈曲させて第1の直線部331を形成する。
そして、第1の直線部331を、第2列目の網目パターン321の2周目のループ312の屈曲部となる部位で屈曲させ、ここから、第1列目の網目パターン221の2周目のループ212と同位相で波形に屈曲させながら、軸周方向へ進行させて、1周目のループ311を形成する。その際、波形の屈曲部を、第1列目の網目パターン221の1周目のループ211の屈曲部に絡ませて組み部313を形成する。尚、組み部313は、線材210どうしを一回だけ引掛けたものであることが好ましく、それによって線材210どうしを固定することなく、ずれを許容して柔軟性や形状適合性を高めることができる。
1周目のループ311が周回すると、波形の位相が半ピッチずれて最初の位置に戻り、ここから線材210を更に波形に屈曲させながら進行させて、2周目のループ312を形成する。その際、両ループ311,312が交差する部分では、上述と同様、織りを形成するように、2周目のループ312を形成する線材210を、1周目のループ311に対し交互に交差させて通過させる。
更に、線材210の屈曲部を第1列目の網目パターン221の1周目のループ211の屈曲部に絡ませて組み部314を形成する。尚、組み部314は、上述したように線材210どうしを一回だけ引掛けたものであることが好ましく、それによって線材210どうしを固定することなく、ずれを許容して柔軟性や形状適合性を高めることができる。
そして、2周目のループ312が周回すると、波形の位相が半ピッチずれて、1周目のループ311と同位相となり、その終端部を1周目のループ311の最初の端部に沿わせて進行させて、1周目のループ311と2周目のループ312とを交互に編み組みした第2列目の網目パターン321を完成させる。
続いて、第3列目の網目パターン421を形成する。第3列目の網目パターン421は第2列目の網目パターン321と同様の編み組みにより完成させる。すなわち、先ず、線材210を、第2列目の網目パターン321の1周目のループ311の最初の屈曲部311aに絡ませ、長さ方向(図2の上下方向)に沿って、第4列目の網目パターン521側(図2の下方)へ鋭角に屈曲させて第2の直線部431を形成する。
第2の直線部431は、第1の直線部331と同様、第3列目の網目パターン421の2周目のループ412の屈曲部となる部位で屈曲させ、ここから、第2列目の網目パターン321の2周目のループ312と同位相で波形に屈曲させながら進行させて、1周目のループ411を形成する。1周目のループ411が周回すると、波形の位相が半ピッチずれ、ここから更に線材210を進行させることで、2周目のループ412が完成される。
そして、同様な編み組みを繰り返すことで、所望の長さのステント200Aを完成させる。尚、本形態では、第1〜第6列目の網目パターン221,321,421,521,621,721を編み組みし、第6列目の網目パターン721の2周目のループ712の終端部722を、第5の直線部731から屈曲された1周目のループ711に沿って配設させて、1つのステント200Aを完成する。
尚、図示しないが、線材210の編み始めと編み終わりの端部222,722は、重なり合っている線材210に対して接着、緊縛、チューブを挿通して、かしめる等の手段により接合する。或いは、可能であれば溶接により接合させることようにしても良い。この場合、端部以外にも、線材210の重なり合っている部分を同様の手段で接合するようにしても良い。線材210の各重なり合っている部分を予め接合しておくことで、術者がステント200Aを所望の長さに切断して使用する場合に、端部を一々接合する等の処理を行う必要がなくなるため、取扱性が良くなる。
又、図1に示すように、完成されたステント200Aは、各網目パターン221,…721間を連接する各直線部331,431,531,631,731が、その位相を周方向に波形の半ピッチずつずらして、螺旋状に形成される。
そして、ステント200Aにグラフト300を被覆し、所定箇所を縫結して、図1(A)に示すようなグラフト付きステント100を完成させる。
次に、このようにして完成されたグラフト付きステント100を患部に留置させる場合の手順のについて説明する。
先ず、グラフト付きステント100を、屈曲自在なシャフト(図示せず)に挿通し、シャフトの先端をグラフト付きステント100の先端から突出させた状態に配置する。
次いで、シャフトの基部側からシース(図示せず)を被せていき、シースの先端をグラフト付きステント100に近づけ、その状態でシャフトを芯材にして、ステント200Aを縮径させ、シースの先端開口からその内部に挿入していく。
ステント200Aを縮径させると、波形に編み組まれている各網目パターン221,…721の屈曲部が鋭角に変形して、換言すれば、長さ方向に対設する屈曲部間の間隔を広げて、長さ方向へ延伸しようとするが、ステント200Aに対して螺旋状に配設されている直線部331、…731は、その一端、或いは両端を屈曲部に対してフック状に掛止されているため、屈曲部間の広がりが阻止され、ステント200Aは、長さ方向へ伸張することなく、径方向にほぼ均一に折りたたまれた状態で縮径される(図1(B)参照)。
その結果、グラフト付きステント100のステント200A及びグラフト300をシースに対して縮径させながら順送りで収容しようとする場合、線材210が未挿入方向へ集積されることなくスムーズに収容することができる。尚、グラフト300がステント200Aの外周に被覆されている場合は、シースの外周に広がった状態で配置される。このようなグラフト300はシースの外周に巻き付けて保持する。
次いで、シースに保持されているグラフト付きステント100を、図3に示す管状器官Aに挿通し、患部Bへ移動させる。そして、グラフト付きステント100が患部Bに到達した後、芯材として挿通されているシャフトを動かさずに、シースを引き抜く。
すると、シース内に縮径された状態で収容されているステント200Aがシャフトと共に、シースの開口端部から相対的に突出する。シースの開口端部から突出されて開放されたステント200Aは自己拡張力にて拡張し、図3に示すように、中央部分が患部Bの内側を覆い、又、両端部分が管状器官Aの内壁に圧接されて留置される。
ステント200Aが自己拡張するに際しては長さ方向が変化せず、しかもステント200Aはシース内にほぼ均一に縮径された状態で収容されているので、径方向へほぼ均一に拡張するため、予め設定した位置に正確に留置させることができる。
又、図4に本発明の第2形態を示す。尚、第1形態と同様の構成部分については同一の符号を付して説明を省略する。
上述した第1形態では、直線部331,…731を長さ方向に対して螺旋状に形成したが、本形態では、直線部331,531,731と直線部431,631とを、それぞれ長さ方向に対して見かけ上、ほぼ一直線となるように形成したものである。
詳細には、第1列目の網目パターン221の編み組の進行方向を順方向とした場合、それ以降の奇数列目の網目パターン421,621を順方向に編み組みし、偶数列目の網目パターン321’,521’,721’を逆方向へ編み組みする。
例えば、第2列目の網目パターン321’の編み始めは、線材210を、第1列目の網目パターン221の1周目のループ211の最初の屈曲部211aから、長さ方向(図4の上下方向)に沿って、第3列目の網目パターン421側(図4の下方)へ鋭角に屈曲させて第1の直線部331を形成する。
次いで、第1の直線部331の終端を逆方向へ屈曲させ、そこから波形に屈曲させながら進行させて、第2列目の網目パターン321’の1周目のループ311’及び2周目のループ312’を形成する。尚、第2列目の網目パターン321’の編み組み方法は、第1形態に示す順方向の編み組みと同様であるため、説明を省略する。
そして、2周目のループ312’の終端を1周目のループ311’の最初の端部に沿わせて進行させて、1周目のループ311’と2周目のループ312’とを交互に編み組みした、逆方向の第2列目の網目パターン321’を完成させる。
その後、2周目のループ312’の終端を、第2列目の網目パターン321’の1周目のループ311’の最初の屈曲部311a’で、長さ方向(図4の上下方向)に沿って、第3列目の網目パターン421側(図4の下方)へ鋭角に屈曲させて第2の直線部431を形成する。
そして、第2の直線部431の終端を、第3列目の網目パターン421の2周目のループ412の屈曲部となる部位で順方向へ屈曲させる。更に、そこから波形に屈曲させ、最初の屈曲部を第1の直線部331の下端側の屈曲部に絡ませた後、再び波形に屈曲させて、第3列目の網目パターン421の1周目のループ411を形成する。尚、第3列目の網目パターン421の編み組み方法は、第1形態と同様であるため、説明を省略する。
そして、第3列目の網目パターン421の2周目のループ412の終端を、1周目のループ411に沿わせて進行させ、第2列目の網目パターン321’の1周目のループ311’の屈曲部に絡ませた後、長さ方向(図4の上下方向)に沿って、第4列目の網目パターン521’側(図4の下方)へ鋭角に屈曲させて第3の直線部531を形成する。第3の直線部531は、第1の直線部331と長さ方向に対してほぼ一列に配列される。
次いで、第3の直線部531の終端を、逆方向へ屈曲させて、上述した第2列目の網目パターン321’と同様に編み組みして、第4列目の網目パターン521’を形成する。
そして、同様な編み組みを繰り返すことで、所望の長さのステント200Bを完成させる。尚、本形態では、第1〜第6列目の網目パターン221,321’,421,521’,621,721’を編み組みし、第6列目の網目パターン721’の2周目のループ712’の終端部722’を、第5の直線部731から屈曲された1周目のループ711’に沿って配設させて、1つのステント200Bを完成する。
尚、図示しないが、線材210の編み始めと編み終わりの端部222,722’は、第1形態と同様の手段を用いて、重なり合っている線材210に接合する。
その結果、本形態によるステント200Bは、第1、第3、第5の直線部331,531,731が長さ方向に対してほぼ一列に配列され、それに対して波形の位相を半ピッチずらした位置に、第2、第4の直線部431,631が、長さ方向に対してほぼ一列に配列される。
このように、本形態では、各網目パターン221,321’,421,521’,621,721’を順方向と逆方向とに交互に編み組みすることで、長さ方向に対して見かけ上、ほぼ一直線となるような2列の直線部331,531,731と直線部431,631とを形成したので、2列の直線部から折りたたむことで、より均一に縮径させることができると共に、長さ方向への伸張をより一層抑制することができる。その結果、ステント200Bをシースに対して順送りでスムーズに収容させることができ、一方患部に対しては均一な拡張により正確に留置させることができる。
又、図5に本発明の第3形態を示す。尚、第1形態と同様の構成部分については同一の符号を付して説明を省略する。
上述した第1形態では、第1〜第5の直線部331,…731を長さ方向に対して螺旋状に形成したが、本形態では、直線部331,…731を長さ方向に対して見かけ上、ほぼ一直線となるように形成したものである。
すなわち、本形態は、6列の網目パターン221,…721を各々順方向に編み組みして、ステント200Cが形成されている。第1列目の網目パターン221、及び第2列目の網目パターン321は、第1形態と同様の編み組みで形成されており、第1列目の網目パターン221の2周目のループ212の終端から屈曲された第1の直線部331を第1形態と同様、鋭角に屈曲させて第2列目の網目パターン321の1周目のループ311を形成する。
そして、第2列目の網目パターン321の2周目のループ312の終端を、第1の直線部331の終端に形成した屈曲部に絡ませた後、長さ方向(図5の上下方向)に沿って、第4列目の網目パターン521側(図5の下方)へ屈曲させて第2の直線部431を形成する。第2の直線部431は、第1の直線部331に対し長さ方向でほぼ一列に配列される。
次いで、第2の直線部431の終端を屈曲させ、第2列目の網目パターン321の2周目のループ312と同位相で波形に屈曲させながら進行させて、1周目のループ411及び、1周目のループ411に対して位相を半ピッチずらした2周目のループ412を編み組みして、第3列目の網目パターン421を形成する。
そして、第3列目の網目パターン421と同様な編み組みを繰り返すことで、第4列目以降の網目パターン521,…721を形成し、所望の長さのステント200Cを完成させる。尚、図示しないが、線材210の編み始めと編み終わりの端部222,722は、第1形態と同様の手段を用いて、重なり合っている線材210に接合する。
このように、本形態では、第1〜第5の直線部331,…731を長さ方向に対してほぼ一列に配設したので、第1形態の作用効果に加え、ステント200Cをシース内に収容するに際しては、第1〜第5の直線部331,…731を折りたたむことで、比較的容易で、しかも径方向へほぼ均一に縮径させることができる。
又、図6に本発明の第4形態を示す。尚、第2形態と同様の構成部分については同一の符号を付して説明を省略する。
本形態は、第2形態及び第3形態の変形例であり、奇数列目の網目パターン221,421,621を順方向に編み組みし、偶数列目の網目パターン321’,521’を逆方向に編み組みして、第1〜第5の直線部331,…731を長さ方向に対してほぼ一列に配設したものである。
すなわち、第1列目の網目パターン221、及び第2列目の網目パターン321’を、図4に示す第2形態と同様に編み組みした後、第2列目の網目パターン321’の2周目のループ312’の終端を屈曲させて、第1の直線部331の終端側の屈曲部に絡ませる。次いで、長さ方向(図6の上下方向)に沿って、第4列目の網目パターン521側(図6の下方)へ長さ方向に沿って延出させて第2の直線部431を形成する。
その後、第2の直線部431の終端を順方向へ屈曲させ、図5に示す第3形態と同様に、順方向へ波形に屈曲させながら進行させて、1周目のループ411、2周目のループ412を編み組みして、第3列目の網目パターン421を形成する。
その後、第2列目の網目パターン321’と同様の編み組みにより、第4列目の網目パターン521’を形成し、次いで、第3列目の網目パターン421と同様の編み組みにより、第5列目の網目パターン321を形成し、更に、第2列目の網目パターン321’と同様の編み組みにより、第6列目の網目パターン721’を形成して、ステント200Dを完成する。尚、作用効果については、第3形態と同様である。
本発明は、例えば胆道、血管、食道、気管等の体内の管状器官に留置することにより、管状器官の狭窄や閉塞、動脈瘤等の破裂等を防止するようにしたステント及びグラフト付きステントとして利用することができる。
第1形態を示し、(A)は拡張時のグラフト付きステントの側面図、(B)は縮径時のグラフト付きステントの側面図である。 同、ステントの編みパターンを示す展開図である。 同、グラフト付きステントを管状器官に挿入した状態を示す説明図である。 第2形態によるステントの編みパターンを示す展開図である。 第3形態によるステントの編みパターンを示す展開図である。 第4形態によるステントの編みパターンを示す展開図である。
符号の説明
100 グラフト付きステント
200A,200B,200C,200D ステント
210 線材
211,311,411,711 1周目のループ
211a 屈曲部
212,312,412,712 2周目のループ
221 第1列目の網目パターン
222,722,722’端部
300 グラフト
311a 屈曲部
313,314 組み部
321,321’ 第2列目の網目パターン
331 第1の直線部
421 第3列目の網目パターン
431 第2の直線部
521,521’ 第4列目の網目パターン
531 第3の直線部
631 第4の直線部
621 第5列目の網目パターン
721,721’ 第6列目の網目パターン
731 第5の直線部
A 管状器官
B 患部

Claims (5)

  1. 線材を波形に屈曲させながら周方向に進行させて、筒状の網目パターンを形成するステントにおいて、
    前記線材を周回させて1列目の網目パターンを形成した後、該線材をステントの長さ方向に直線状に延出させた直線部を介して次列目の網目パターンを形成することを特徴とするステント。
  2. 長さ方向に形成された複数列の前記網目パターンの進行方向が、前記直線部を介して順方向と逆方向とに交互に編み組みされていることを特徴とする請求項1記載のステント。
  3. 長さ方向に形成された複数列の前記網目パターン間を連接する前記各直線部が周方向に螺旋状に配設されていることを特徴とする請求項1或いは2記載のステント。
  4. 前記直線部が長さ方向に対して1列に配列されていることを特徴とする請求項1或いは2記載のステント。
  5. 前記直線部の一端或いは両端が隣接する網目パターンの屈曲部にフック状に掛止されていることを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載のステント。
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