JP2005110012A - 通信装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 ワンタッチ登録メモリに登録されている電話番号データを、必要に応じて、電話帳データメモリにコピー(複製)し得る通信装置を提供すること。
【解決手段】 複製手段は、ワンタッチ登録メモリに登録された相手側電話番号をい電話帳データとして電話帳データメモリへ複製するので、ワンタッチダイヤル登録した相手側電話番号を、電話帳データとして電話帳登録できる。よって、例えば、既にワンタッチダイヤル最大登録件数の相手側電話番号が登録されている状態で新規の番号をワンタッチダイヤル登録する場合に、ワンタッチ登録メモリに上書きする前に、既に登録済みの相手側電話番号が電話帳データメモリへ複製されて残されているため、その相手側電話番号のデータが完全に失われることを防止できる。
【選択図】 図5

Description

本発明は通信装置に関し、特に、ワンタッチ登録メモリに登録されている電話番号データを、必要に応じて、電話帳データメモリにコピー(複製)し得る通信装置に関する。
従来より、1の相手側電話番号を1のワンタッチダイヤルキーに対応づけて予め登録し、ワンタッチダイヤルキーを操作すると、そのワンタッチダイヤルキーに登録された電話番号が発呼されるワンタッチダイヤル機能を備える電話装置やファクシミリ装置などの通信装置がある。一般的には、このワンタッチダイヤルには、ユーザによる発呼頻度の比較的高い電話番号が登録される傾向にある。
実開平4−78849号公報(特許文献1)には、テンキーで入力された電話番号を記憶するダイヤル番号メモリと、送信先のワンタッチ番号もしくは短縮番号を含む送信先情報を記憶するデータメモリと、このデータメモリに上記ダイヤル番号メモリに記憶されている電話番号をコピーして登録する番号登録手段とを具備し、データメモリにおける空いているワンタッチ番号を検索して、ダイヤル番号メモリに格納してあった電話番号をデータメモリの未登録の番号目にコピーして登録する電話番号登録装置が記載されている。
実開平4−78849号公報
しかしながら、特許文献1の電話番号登録装置には、データメモリにおける全てのワンタッチ番号が登録済みであった場合に、ワンタッチ番号に登録されていた電話番号を一旦消去しなければならないという問題点があった。一方で、ワンタッチ番号が電話帳データとは別に記憶され、電話帳データとして利用されない仕様の通信装置(電話装置やファクシミリ装置など)においては、ユーザが、電話番号をワンタッチ番号として登録することを所望した場合、既に全てのワンタッチ番号が全て登録済みであれば、いずれかのワンタッチ番号を手動で電話帳データとして登録しなければならないという問題点があった。
本発明は、上述した問題点を解決するためになされたものであり、ワンタッチ登録メモリに登録されている電話番号データを、必要に応じて、電話帳データメモリにコピー(複製)し得る通信装置を提供することを目的としている。
この目的を達成するために、請求項1記載の通信装置は、所定の操作に基づいて相手側電話番号を発呼するものであり、相手側電話番号とワンタッチダイヤルキーとを1対1で対応付けて登録するワンタッチダイヤル記憶部と、相手側電話番号をワンタッチダイヤルキーに対応付けることなく電話帳データとして登録する電話帳データ記憶部と、前記ワンタッチダイヤル記憶部に既に登録されている相手側電話番号を、前記電話帳データ記憶部に複製する複製手段とを備えている。
この請求項1記載の通信装置によれば、ワンタッチダイヤル記憶部には、1の相手側電話番号が1のワンタッチダイヤルキーに対応付けて登録されており、一方で、電話帳データ記憶部には、1の相手側電話番号がワンタッチダイヤルキーに対応づけることなく電話帳データとして登録されている。ここで、該ワンタッチダイヤル記憶部に既に登録されている相手側電話番号は、複製手段により、該電話帳データ記憶部に複製される。
請求項2記載の通信装置は、請求項1記載の通信装置において、前記複製手段は、前記ワンタッチダイヤル記憶部に新規の相手側電話番号を登録する際、そのワンタッチダイヤル記憶部に登録可能な数の相手側電話番号が既に登録されてる場合に前記複製を行うものである。
この請求項2記載の通信装置によれば、請求項1記載の通信装置と同様に作用する上、ワンタッチダイヤル記憶部に新規の相手側電話番号を登録する際において、そのワンタッチダイヤル記憶部に登録されている相手側電話番号が既に登録可能数の限界に達していると、複製手段により、相手側電話番号がワンタッチダイヤル記憶部から電話帳データ記憶部へ複製される。
請求項3記載の通信装置は、請求項1記載の通信装置において、前記ワンタッチダイヤル記憶部に新規の相手側電話番号を登録させる場合に、その記憶させる相手側電話番号に対応づける1のワンタッチダイヤルキーを指定する指定手段と、その指定手段により指定されたワンタッチダイヤルキーに対して既に相手側電話番号が対応付けられている場合に、前記指定されたワンタッチダイヤルキーに既に対応づけられている相手側電話番号を、空きワンタッチダイヤルキーに振り替える振替手段とを備え、前記複製手段は、空きワンタッチダイヤルキーが存在しないことによって前記振替手段による振り替えが非実行となった場合に、前記複製を行うものである。
この請求項3記載の通信装置によれば、請求項1記載の通信装置と同様に作用する上、ワンタッチダイヤル記憶部に新規の相手側電話番号を登録する際には、その相手側電話番号に対して対応させるワンタッチダイヤルキーが、指定手段により、まず指定される。ここで、指定手段により指定されたワンタッチダイヤルキーに対して既に別の相手側電話番号が対応付けられている場合には、振替手段により、指定されたワンタッチダイヤルキーに対応付けられている相手側電話番号が、未だ相手側電話番号と対応づけられていない空きワンタッチダイヤルキーに振り替え、それによって、ワンタッチダイヤルキーとの対応付けを改めて実行する。一方、指定手段により指定されたワンタッチダイヤルキーに対して既に別の相手側電話番号が対応付けられているが、空きワンタッチダイヤルキーが存在しないことによって該振替手段による振り替えが非実行となった場合は、複製手段により、相手側電話番号がワンタッチダイヤル記憶部から電話帳データ記憶部へ複製される。
請求項4記載の通信装置は、請求項2又は3記載の通信装置において、前記ワンタッチダイヤル記憶部と前記電話帳データ記憶部とを含む第1メモリと、発呼した相手側電話番号の履歴を記憶する第2メモリと、その第2メモリに記憶される発呼の履歴に基づいて、前記第1メモリに記憶される相手側電話番号の発呼頻度を検出する検出手段とを備え、前記複製手段は、前記検出手段により検出される発呼頻度を参照して、前記ワンタッチダイヤル記憶部において所定の発呼頻度に満たない相手側電話番号を優先的に電話帳データ記憶部へ複製するものである。
この請求項4記載の通信装置によれば、請求項2又は3記載の通信装置と同様に作用する上、相手側電話番号を発呼した履歴は第2メモリに記憶され、その第2メモリに記憶される発呼の履歴に基づいて、検出手段により、ワンタッチダイヤル記憶部と電話帳データ記憶部とを含む第1メモリに記憶される相手側電話番号の発呼頻度が検出される。そして、複製手段による電話帳データ記憶部への複製は、該検出結果が参照されることにより、所定の発呼頻度に満たなかった相手側電話番号に対して優先的に行われる。
請求項5記載の通信装置は、請求項4記載の通信装置において、前記複製手段は、前記検出手段により検出される発呼頻度を参照して、前記ワンタッチダイヤル記憶部において所定の発呼頻度に満たず、且つ、最も発呼頻度の低い相手側電話番号を優先的に電話帳データ記憶部へ複製するものである。
請求項6記載の通信装置は、請求項4又は5記載の通信装置において、前記検出手段により検出される発呼頻度を参照して、前記電話帳データ記憶部において所定の発呼頻度を超える相手側電話番号を前記ワンタッチダイヤル記憶部へ移動させるか否かについて確認する確認手段を備えている。
この請求項6記載の通信装置によれば、請求項4又は5記載の通信装置と同様に作用する上、検出手段により、ワンタッチダイヤル記憶部と電話帳データ記憶部とを含む第1メモリに記憶される相手側電話番号の発呼頻度が検出されると、その検出結果を参照して、電話帳データ記憶部において所定の発呼頻度を超える相手側電話番号を前記ワンタッチダイヤル記憶部へ移動させるか否かについて、確認手段により確認が実行される。
請求項7記載の通信装置は、請求項1から6のいずれかに記載の通信装置において、前記電話帳データ記憶部に登録されている電話帳データを所定の条件で並び換える並び換え手段と、前記電話帳データの内容を表示する表示手段とを備え、前記複製手段により、前記ワンタッチダイヤル記憶部に登録されている相手側電話番号が前記電話帳データ記憶部へ複製されると、前記並び換え手段は、その電話帳データ記憶部に登録される電話帳データの並び換えを実行し、前記表示手段は、前記電話帳データ記憶部に複製された相手側電話番号とその前後に配置される相手側電話番号とを並び換え順に表示するものである。
この請求項7記載の通信装置によれば、請求項1から6のいずれかに記載の通信装置と同様に作用する上、複製手段により、ワンタッチダイヤル記憶部に登録されている相手側電話番号が電話帳データ記憶部へ複製されると、並び換え手段により、その電話帳データ記憶部に登録される電話帳データが所定の条件で並び換えられる。そして、その並び換えられた電話帳データを参照して、電話帳データ記憶部に新たに複製された相手側電話番号と電話帳データにおいてその前後に配置される相手側電話番号とが、表示手段により並び換え順に表示される。
請求項8記載の通信装置は、所定の操作に基づいて相手側電話番号を発呼し得るものであって、1の相手側電話番号を1のワンタッチダイヤルキーに対応付けて登録するワンタッチダイヤル記憶部と、前記ワンタッチダイヤル記憶部に新規の相手側電話番号を登録させる場合に、その記憶させる相手側電話番号に対応づける1のワンタッチダイヤルキーを指定する指定手段と、その指定手段により指定されたワンタッチダイヤルキーに対して既に相手側電話番号が対応付けられている場合に、前記指定されたワンタッチダイヤルキーに既に対応づけられている相手側電話番号を、空きワンタッチダイヤルキーに振り替える振替手段とを備えている。
この請求項8記載の通信装置によれば、ワンタッチダイヤル記憶部には、1の相手側電話番号が1のワンタッチダイヤルキーに対応付けて登録されている。このワンタッチダイヤル記憶部に新規の相手側電話番号を登録する際には、その相手側電話番号に対して対応させるワンタッチダイヤルキーが、指定手段により、まず指定される。ここで、指定手段により指定されたワンタッチダイヤルキーに対して既に別の相手側電話番号が対応付けられている場合には、振替手段により、指定されたワンタッチダイヤルキーに対応付けられている相手側電話番号が、未だ相手側電話番号と対応づけられていない空きワンタッチダイヤルキーに振り替えられ、ワンタッチダイヤルキーとの対応付けが改めて実行される。
請求項1記載の通信装置によれば、複製手段により、ワンタッチダイヤル記憶部に登録された相手側電話番号が電話帳データとして電話帳データ記憶部へ複製されるので、ワンタッチダイヤルキーに対応づけてワンタッチダイヤル記憶部に登録(ワンタッチダイヤル登録)した相手側電話番号を、電話帳データとして電話帳データ記憶部に登録(電話帳登録)できるという効果がある。
ワンタッチダイヤル記憶部に登録されている相手側電話番号が電話帳データ記憶部に複製されるので、例えば、既にワンタッチダイヤル最大登録件数の相手側電話番号が登録されている状態で新規に相手側電話番号をワンタッチダイヤル登録する場合に、ワンタッチダイヤル記憶部に上書きする前に、既に登録済みの相手側電話番号が電話帳データ記憶部へ複製されて残されているため、その相手側電話番号のデータを、誤って完全に失うことを防止し得る。また、ワンタッチダイヤル記憶部に登録された相手側電話番号が電話帳表示されない仕様で構成されている通信装置(電話装置又はファクシミリ装置など)においては、ワンタッチダイヤル登録された相手側電話番号が電話帳データ記憶部に複製されることにより、ワンタッチダイヤル登録されている相手側電話番号も電話帳表示ができるようになるので、ユーザにとっての利便性が増大し得る。
請求項2記載の通信装置によれば、請求項1記載の通信装置の奏する効果に加え、既にワンタッチダイヤル最大登録件数の相手側電話番号が登録されている状態で新規に相手側電話番号をワンタッチダイヤル登録する場合には、複製手段により、相手側電話番号がワンタッチダイヤル記憶部から電話帳データ記憶部へ複製されるので、新規登録させるべき電話番号を、ワンタッチダイヤル記憶部に記憶される相手側電話番号であって電話帳データ記憶部に複製させた番号に上書きさせたとしても、複製された相手側電話番号が電話帳データ記憶部に残され、それによって、その相手側電話番号のデータが完全に失われることを防止し得るという効果がある。
請求項3記載の通信装置によれば、請求項1記載の通信装置の奏する効果に加え、相手側電話番号を新規登録する際、指定手段により予め指定されたワンタッチダイヤルキーに既に相手側番号が登録されている場合には、その指定されたワンタッチダイヤルキーに登録されている相手側電話番号が振替手段により空きワンタッチダイヤルキーに振り替えられる一方で、空きワンタッチダイヤルキーが存在しなければ、その指定されたワンタッチダイヤルキーに登録されている相手側電話番号が複製手段により電話帳データ記憶部へ複製されるので、先にワンタッチダイヤルキーに登録されていた相手側電話番号のデータを失うことなく、新規の相手側電話番号を予め指定されたワンタッチダイヤルキーに登録することができるという効果がある。また、この場合、空きワンタッチダイヤルキーへの振り替えが優先して行われるので、空きワンタッチダイヤルキーに振り替えられる相手側電話番号は、ワンタッチダイヤルの属性を保持しつつ振り替えられる。よって、ワンタッチダイヤル機能を活用するユーザに不都合が生じ難いという効果がある。
請求項4記載の通信装置によれば、請求項2又は3記載の通信装置の奏する効果に加えて、第1メモリに含まれるワンタッチダイヤル記憶部における電話番号データの発呼頻度が、第2メモリに記憶される発呼履歴に基づいて検出されると、複製手段による電話帳データ記憶部への複製が、所定の発呼頻度に満たなかった相手側電話番号に対して優先的に行われる、即ち、所定の発呼頻度以上の相手側電話番号が優先的にワンタッチダイヤル記憶部に残されるので、発呼頻度の高い相手側電話番号に対して有利となるワンタッチダイヤル機能を有効活用できるという効果がある。
請求項5記載の通信装置によれば、請求項4記載の通信装置の奏する効果に加えて、複製手段による電話帳データ記憶部への複製は、所定の発呼頻度に満たず、且つ、最も発呼頻度の低い相手側電話番号に対して優先的に行われる、即ち、発呼頻度の高い相手側電話番号が優先的にワンタッチダイヤル記憶部に残されるので、発呼頻度の高い相手側電話番号に対して有利となるワンタッチダイヤル機能を有効活用できるという効果がある。
請求項6記載の通信装置によれば、請求項4又は5記載の通信装置の奏する効果に加え、検出手段により検出された発呼頻度を参照して、電話帳データ記憶部において所定の発呼頻度を超える相手側電話番号を前記ワンタッチダイヤル記憶部へ移動させるか否かについて、確認手段による確認が実行されるので、ワンタッチダイヤルキーに対応付けられることなく電話帳データとして登録されているが発呼頻度の高い相手側電話番号に対し、ユーザが、自身の都合に応じてワンタッチダイヤルに登録するか否かを選択させることができるという効果がある。ここで、例えば、ユーザが、ワンタッチダイヤル記憶部への移動(即ち、ワンタッチダイヤルへの登録)を選択すれば、発呼頻度の高い相手側電話番号がワンタッチダイヤルへ新たに登録されることとなり、発呼頻度の高い相手側電話番号に対して有利となるワンタッチダイヤル機能を有効活用できるという効果がある。
請求項7記載の通信装置によれば、請求項1から6のいずれかに記載の通信装置の奏する効果に加えて、複製手段により、ワンタッチダイヤル記憶部に登録されている相手側電話番号が電話帳データ記憶部へ複製されると、並び換え手段により、その電話帳データ記憶部に登録される電話帳データの並び換えが実行された上で、電話帳データ記憶部に新たに複製された相手側電話番号と電話帳データにおいてその前後に配置される相手側電話番号とが、表示手段により並び換え順に表示されるので、電話帳データ記憶部に複製された相手側電話番号の相対位置を視覚的に確認することができるという効果がある。通常、電話帳データは、ジョグキー又は矢印キーの操作により電話帳データの並び順で表示されるので、電話帳データに複製された相手側電話番号の相対的位置を予め確認できることはユーザにとって都合がよい。また、ワンタッチダイヤル記憶部から電話帳データ記憶部に複製された相手側電話番号が視覚的に表示されることによって、ユーザは、相手側電話番号が電話帳データ記憶部に複製されたことを確実に認識できるという効果もある。
請求項8記載の通信装置によれば、相手側電話番号を新規登録する際、指定手段により指定されたワンタッチダイヤルキーに既に相手側番号が登録されている場合には、その指定されたワンタッチダイヤルキーに既に登録されている相手側電話番号が振替手段により空きワンタッチダイヤルキーに振り替えられるので、先にワンタッチダイヤルキーに登録されていた相手側電話番号のデータを失うことなく、新規の相手側電話番号を予め指定されたワンタッチダイヤルキーに登録することができるという効果がある。よって、空きワンタッチダイヤルキーに振り替えられる相手側電話番号は、ワンタッチダイヤルの属性を保持しつつ振り替えられるので、ワンタッチダイヤル機能を活用するユーザに不都合が生じ難いという効果がある。
以下、本発明の好ましい実施例について、添付図面を参照して説明する。図1は、本発明の第1実施例における通信装置としてのファクシミリ装置1の外観斜視図である。
図1に示されるファクシミリ装置1の本体2の側部には、受話器3が取り付けられている。受話器3は非通話時には本体2に設けられた図示しないフック上に置かれ、通話時にはフックから取り上げられて使用される。前者をオンフック状態、後者をオフフック状態と称する。本体2上面の前部には4つのワンタッチダイヤルキー4a及びジョグキー4bを含む複数の入力キーを備えた操作パネル4が設けられ、その操作パネル4の左後部には液晶表示器(LCD)5が設けられている。ファクシミリ装置1は、この操作パネル4上に設けられたワンタッチダイヤルキー4a及びジョグキー4bを初めとする各種入力キーが操作されると、その操作された状態や操作手順などがLCD5に表示される。
操作パネル4及びLCD5の後部には原稿挿入口6が設けられている。ファクシミリ送信される原稿はこの原稿挿入口6に原稿面を下向きにして挿入され、読み取りが行われた後に、本体2の前面であって操作パネル4の下方に設けられた原稿排出口7から排出される。原稿挿入口6の後部には記録紙ホルダ装着部9が設けられ、この記録紙ホルダ装着部9には、複数枚の記録紙を積層収納可能な記録紙ホルダ10が着脱可能に取り付けられている。記録紙ホルダ10から供給され印字に使用された記録紙は、原稿排出口7の下方に設けられた記録紙排出口8から排出される。
図2はファクシミリ装置1の電気的構成を示したブロック図である。ファクシミリ装置1には、CPU12、ROM13、RAM14、EEPROM15、画像メモリ17、回線I/F部19、モデム20、バッファ21、スキャナ22、符号化部23、復号化部24、プリンタ25、操作パネル4、LCD5及びアンプ27が設けられており、これらはバスライン29を介して互いに接続されている。
回線I/F部19は回線制御を行うためのものであり、ファクシミリ装置1はこの回線I/F部19を介して電話回線26に接続されている。回線I/F部19は、DTMF信号やCNG信号などのトーン信号や相手側装置の電話番号(相手側電話番号)を示す信号などを含む各種信号、及び、交換機(図示せず)から送信される呼出信号を受信するとともに、操作パネル4上の各種入力キーの操作に応じた発信時のダイヤル信号を交換機へ送信する。
CPU12は、回線I/F部19を介して送受信される各種信号などに基づいて、バスライン29により接続された各部を制御し、ファクシミリ動作、即ち、データ通信を実行するものである。
ROM13は、このファクシミリ装置1で実行される制御プログラムなどを格納した書換不能なメモリであり、図5及び図7のフローチャートに示すプログラムは、このROM13内に格納されている。
RAM14は、ファクシミリ装置1の各動作の実行時に各種のデータを一時的に記憶するためのメモリであり、電話帳データメモリ15bに登録されている各電話帳データに対応する電話コードの並び換えを行うためのソートテーブル14aを備えている。
図3は、ソートテーブル14aを模式的に示した図である。このソートテーブル14aには、電話帳データメモリ15bにおいて電話帳データの登録されている電話コード30が、所定の条件(例えば、対応する電話帳データにおける読みがなのアイウエオ順)で配列されており、電源投入時又は電話帳データメモリ15bに変更があった場合に、所定の条件でその配列が並び換えられるように構成されている。
ジョグキー4b又は矢印キー(図示せず)が操作されると、その操作方向に従って、ソートテーブルに配列された電話コード30が順次読み出される。それによって、読み出された電話帳コード30に対応する電話帳データが、電話帳データメモリ15bから順次読み出され、LCD5に順次表示される。
EEPROM15は、ユーザによって登録又は設定される各種データや各種設定値を不揮発的に記憶し得る書き換え可能なメモリであり、EEPROM15へ記憶されたデータは電源オフ後も保持される。このEEPROM15は、ワンタッチ登録メモリ15aと電話帳データメモリ15bとを備えている。
ワンタッチ登録メモリ15aは、1の相手側電話番号(相手側装置の電話番号又はファクシミリ番号)と名前などの付加情報とを、1のワンタッチダイヤルキー4aに対応づけてワンタッチデータとして登録する(記憶する)ためのメモリである(図4参照)。そして、ユーザによりワンタッチダイヤルキー4aが操作されると、操作されたワンタッチダイヤルキー4a(に対応するワンタッチ登録メモリ15a)に登録されている相手側電話番号のデータ(電話番号データ)が読み出されて発呼される。
電話帳データメモリ15bは、電話番号データと名前などの付加情報とを電話帳データとして登録する(記憶する)ためのメモリであり(図4参照)、ユーザがジョグキー4b又は矢印キー(図示せず)を操作することにより、電話帳データメモリ15bに登録されている電話番号データを電話帳を引くかのように探すことができる上に、所定の操作を行うことにより、その電話番号データを発呼することができる。
図4は、ワンタッチ登録メモリ15a及び電話帳データメモリ15bのメモリ構成を模式的に示した図である。ワンタッチ登録メモリ15aは、4つのワンタッチ登録メモリ4aに対してそれぞれ対応づけられた4件分の電話コード30(「1」〜「4」)に対応する各記憶アドレスに、それぞれワンタッチデータとしてデータ32が記憶されるように構成されている。一方、電話帳データメモリ15bは、100件分の電話コード30(「5」〜「104」)に対応する各記憶アドレスに、それぞれ電話帳データとしてデータ32が記憶されるように構成されている。ここで、電話コード30は、ワンタッチデータ及び電話帳データを個別に内部管理するための番号である。
また、ワンタッチデータ及び電話帳データはいずれも、図4に示すように、同じデータ32から構成されている。具体的には、ワンタッチデータ又は電話帳データを構成するデータ32は、「電話番号(相手側電話番号)」データと共に、その電話番号の付加情報として、その電話番号に対応する相手の「名前」データと、その名前に対する「読みがな」データと、着呼された電話番号データがナンバーディスプレイ機能により認識された場合に、回線を優先的に接続する機器(親機、子機、ファクシミリなど)を予め指定する「着信先設定」データと、着呼された電話番号データがナンバーディスプレイ機能により認識された場合に、鳴動させる着信音を予め指定する「着信音設定」データと、ファクシミリを同報送信する際、複数の電話番号データを順次発呼し得るグループを示す「グループ番号」データと、その電話番号データの属性(電話機、電話機/ファクシミリなど)を示す「属性」データとを有している。
画像メモリ17は、通信履歴、画像データ及び印刷のためのビットイメージを記憶するためのメモリであり、安価な大容量メモリであるダイナミックRAM(DRAM)により構成されている。受信された画像データは、一旦画像メモリ17に記憶され、プリンタ25によって記録紙に印刷された後に、この画像メモリ17から消去される。また、スキャナ22によって読み取られた画像データも、この画像メモリ17に記憶される。
モデム20は、画情報及び通信データを変調及び復調して伝送すると共に伝送制御用の各種手順信号を送受信するためのものである。バッファ21は、相手側装置との間で送受信される符号化された画情報を含むデータを一時的に記憶するためのものである。
スキャナ22は、原稿挿入口に挿入された原稿を画像データとして読み取るためのものであり、原稿搬送用モータを備えている。符号化部23は、スキャナ22により読み取られた画像データの符号化を行うものである。復号化部24は、バッファ21または画像メモリ17に記憶された画像データを読み出して、これを復号化するものであり、復号化されたデータは、プリンタ25により記録紙に印刷される。
プリンタ25は、インクジェット方式のプリンタで構成され、記録紙を搬送する記録紙用搬送モータと、印字ヘッドを搭載したキャリッジを移動させるキャリッジモータと、記録紙へインクを吐出する印字ヘッドとを備えている。アンプ27は、そのアンプ27に接続されたスピーカ28を鳴動して、呼出音や音声を出力するためのものである。
次に、図5及び図6を参照して、上記のように構成されたファクシミリ装置1で実行されるワンタッチ登録メモリ15aへ相手側電話番号(電話番号)データを新規登録する際の処理(ワンタッチ新規登録処理)について説明する。
図5は、このファクシミリ装置1で実行されるワンタッチ新規登録処理のフローチャートである。このワンタッチ新規登録処理は、ユーザにより、ワンタッチダイヤルキー4aに新規登録すべき電話番号データが、ユーザによる手入力、又は、発信もしくは着信履歴からの選択によって入力されると共に、その電話番号データの登録を所望するワンタッチダイヤル4a(に対応する電話コード30)が指定されると起動する処理である。
このワンタッチ新規登録処理では、まず、ユーザにより指定された電話コード30に対してワンタッチデータが登録されているか否かを確認する(S1)。S1の処理により確認した結果、ユーザにより指定されたワンタッチダイヤル4a(に対応する電話コード30)に対して未だワンタッチデータが登録されていなければ(S1:No)、入力された電話番号データと、必要に応じて、ユーザにより新たに入力される付加情報(名前、読みがな等)とを、ユーザ指定の電話コード30に(対応する記憶アドレスに)対してワンタッチデータとして登録し(S2)、このワンタッチ新規登録処理を終了する。
一方、S1の処理により確認した結果、ユーザ指定の電話コード30に対し、既にワンタッチデータが登録されていれば(S1:Yes)、ワンタッチ登録メモリ15aにおける空きメモリ(空きワンタッチ登録メモリ)があるか否かを確認する(S3)。なお、本実施例において、S3の処理により検出される空きワンタッチ登録メモリは、ワンタッチ登録メモリ15aにおいてデータ32が記憶されていない記憶アドレスであって、最も小さい電話コード30に対応する記憶アドレスである。
S3の処理により確認した結果、空きワンタッチ登録メモリがあれば(S3:Yes)、登録すべき電話番号データをその空きワンタッチ登録メモリに登録するか否かについてユーザに確認するガイダンスをLCD5に表示し、そのガイダンスに基づいて、登録すべき電話番号データを、空きワンタッチ登録メモリに登録する指示がユーザよりあったか否かを確認する(S4)。
S4の処理にで確認した結果、登録すべき電話番号データを、空きワンタッチ登録メモリに登録する指示がユーザよりあった場合(S4:Yes)、新規登録すべく入力された電話番号データと、必要に応じて、ユーザにより新たに入力される付加情報(名前、読みがな等)とを、ワンタッチデータとしてその空きワンタッチ登録メモリに登録し(S13)、このワンタッチ新規登録処理を終了する。
一方、S4の処理により確認した結果、空きワンタッチ登録メモリに電話番号データを登録する指示がユーザよりなかった場合(S4:No)、ワンタッチ登録メモリ15aにおいて、ユーザ指定の電話コード30に対して登録されているワンタッチデータを空きワンタッチ登録メモリへコピー(複製)するか否かについてユーザに確認するガイダンスをLCD5に表示し、そのガイダンスに基づいて、ユーザ指定の電話コード30に対して登録されているワンタッチデータを空きワンタッチ登録メモリへコピーする指示がユーザよりあったか否かを確認する(S5)。
S5の処理により確認した結果、ユーザ指定の電話コード30に登録されているワンタッチデータを、空きワンタッチ登録メモリへコピーする指示がユーザよりあった場合(S5:Yes)、空きワンタッチ登録メモリに、ユーザ指定の電話コード30に対して登録されているワンタッチデータをコピーする(S14)。S14の処理後、S2の処理へ移行し、このワンタッチ新規登録処理を終了する。
S14の処理により、ユーザ指定の電話コード30に対して電話番号データを新規登録(記憶)する前に、そのユーザ指定の電話コード30に対してワンタッチデータ(電話番号データを含む)が先に登録されていた場合に、空きワンタッチ登録メモリが存在すれば、ユーザ指定の電話コード30に対して先に登録されているワンタッチデータを空きワンタッチ登録メモリへコピーさせ得る。よって、このS14の処理後、S2の処理により、ーザ指定の電話コード30に対して、登録すべき電話番号データを上書きにより登録させたとしても、ユーザ指定の電話コード30に登録されていたワンタッチデータ(電話番号データを含む)は、他のワンタッチダイヤルキーに振り替えられているため、元の電話番号データが誤って完全に失われてしまうことを防止し得る。また、この電話番号は、空きワンタッチダイヤルがあれば、優先的に行われる処理であるので、空きワンタッチダイヤルキーに対応づけられる。即ち、ワンタッチデータとしての属性を保持しつつワンタッチデータの振り替えが行われる。よって、ユーザによる発呼頻度の比較的高い電話番号を登録する傾向にあるワンタッチダイヤル機能を活用するユーザには、不都合が生じ難い。
一方、S5の処理により確認した結果、ユーザ指定の電話コード30に対して登録されているワンタッチデータを、空きワンタッチ登録メモリへコピーする指示がユーザよりなかった場合(S5:No)、ユーザ指定の電話コード30に対して登録されているワンタッチデータに、新規登録すべき電話番号データを上書きするか否かについてユーザに確認するガイダンスをLCD5に表示し、そのガイダンスに基づいて、ユーザ指定の電話コード30に対して登録されているワンタッチデータに、新規登録すべき電話番号データを上書きする指示がユーザよりあったか否かを確認する(S6)。
S6の処理により確認した結果、ユーザ指定の電話コード30に対して登録されているワンタッチデータに、新規登録すべき電話番号データを上書きする指示がユーザよりあった場合(S6:Yes)、S2の処理へ移行する。
一方、S6の処理により確認した結果、ユーザ指定の電話コード30に対して登録されているワンタッチデータに、新規登録すべき電話番号データを上書きする指示がユーザよりなかった場合(S6:No)、何も処理を行うことなく、このワンタッチ新規登録処理を終了する。
また、S3の処理により確認した結果、空きワンタッチ登録メモリがなければ(S3:No)、電話帳データメモリ15bにおいて電話番号データが未登録のメモリ(空き電話帳データメモリ)があるか否かを確認する(S7)。なお、本実施例において、S3の処理により検出される空きワンタッチ登録メモリは、ワンタッチ登録メモリ15aにおいてデータ32が記憶されていない記憶アドレスであって、最も小さい電話コード30に対応する記憶アドレスである。
S7の処理により確認した結果、空き電話帳データメモリがあれば(S7:Yes)、登録すべき電話番号データをその空き電話帳データメモリに登録するか否かについてユーザに確認するガイダンスをLCD5に表示し、そのガイダンスに基づいて、登録すべき電話番号データを、その空き電話帳データメモリに登録する指示がユーザよりあったか否かを確認する(S8)。
S8の処理により確認した結果、登録すべき電話番号データを、空き電話帳データメモリに登録する指示がユーザよりあった場合(S8:Yes)、その登録すべき電話番号データと、必要に応じて、ユーザにより新たに入力される付加情報(名前、読みがな等)とを、空き電話帳データメモリに電話帳データとして登録し(S15)、このワンタッチ新規登録処理を終了する。
一方、S8の処理により確認した結果、登録すべき電話番号データを、空き電話帳データメモリに登録する指示がユーザよりなかった場合(S8:No)、ユーザ指定の電話コード30に対して登録されているワンタッチデータを空き電話帳データメモリへコピー(複製)するか否かについてユーザに確認するガイダンスをLCD5に表示し、そのガイダンスに基づいて、ユーザ指定の電話コード30に対して登録されているワンタッチデータを、空き電話帳データメモリへコピーする指示がユーザよりあったか否かを確認する(S9)。
S9の処理により確認した結果、ユーザ指定の電話コード30に対して登録されているワンタッチデータを、空き電話帳データメモリへコピーする指示がユーザよりあった場合(S9:Yes)、コピーの指示がされたワンタッチデータ(即ち、ユーザ指定の電話コード30に対して登録されているワンタッチデータ)と同じデータが電話帳データメモリ15bに存在するか否かを確認する(S10)。
S10の処理により確認した結果、コピーの指示がされたワンタッチデータと同じデータが電話帳データメモリ15bに存在しなければ(S10:No)、そのワンタッチデータを、空き電話帳データメモリに電話帳データとしてコピーする(S11)。
S11の処理により、ユーザ指定の電話コード30に対して先に登録されている電話番号データを含むワンタッチデータが、電話帳データとして空き電話帳データメモリへコピーされるので、ワンタッチデータとして登録された電話番号データを、電話帳データとして登録することができる。よって、本実施例のように、ワンタッチ登録メモリ15aと電話帳データメモリ15bとに対して、独立して電話番号データが登録される場合、後述するように、このS11の処理後、S2の処理により、ユーザ指定の電話コード30に対して、登録すべき電話番号データを上書きにより登録させたとしても、ユーザ指定の電話コード30に登録されていたワンタッチデータ(電話番号データなど)が予め電話帳データメモリに残されているため、元の電話番号データが誤って完全に失われてしまうことを防止し得る。
S11の処理後、表示処理(S12)を行う。この表示処理(S12)では、ワンタッチ登録メモリ15aに登録されるワンタッチデータが、電話帳データメモリ15bへ電話帳データとしてコピーされた場合に、コピーされた電話帳データが、電話帳においてどの位置に配置されたかをLCD5に表示する処理である。
ここで、図6を参照して、この表示処理(S12)について説明する。図6は、この表示処理(S12)を模式的にに示した図である。例えば、図6(a)に示されるように、S11の処理により、ワンタッチダイヤル15aにおける電話コード「2」に対して登録されているワンタッチデータ(名前データ「島田××」)が、電話帳データメモリ15bにおける電話コード「7」にコピーされると、ソートテーブル14aによりソート(並べ替え)が実行される。ソートの実行により、図6(b)に示されるように、電話コード「7」は、電話コード「26」(名前データ「佐藤××」)と電話コード「11」(名前データ「鈴木××」)との間に配置される。このソートの結果は、図6(c)に示されるように、LCD5に表示され、ワンタッチ登録メモリ15aから電話帳データメモリ15bへコピーされた「島田××」の電話番号データが、電話帳データにおいて「佐藤××」の電話番号データと「鈴木××」の電話番号データとの間に配置されたことをユーザに視覚的に確認させることができる。また、通常電話帳データは、ジョグキー4b又は矢印キー(図示せず)の操作により電話帳データの並び順で表示されるので、電話帳データに複製された電話番号データの相対的位置を予め確認できることはユーザにとっても都合がよい。
図5に戻って説明する。S7の処理により確認した結果、空き電話帳データメモリがなかった場合(S7:No)、あるいは、S9の処理により確認した結果、ユーザ指定の電話コード30に対して登録されているワンタッチデータを、空き電話帳データメモリへコピーする指示がユーザよりされなかった場合(S9:No)はいずれも、S6の処理へ移行する。
また、S10の処理により確認した結果、コピーの指示がされたワンタッチデータと同じデータが電話帳データメモリ15bに存在すれば(S10:Yes)、何も処理を行うことなく、このワンタッチ新規登録処理を終了する。
以上説明したように、第1実施例のファクシミリ装置1によれば、ワンタッチダイヤルキー4aへ新規に電話番号データを登録する際、ユーザにより電話番号データの登録を指定されたワンタッチダイヤルキー4aにワンタッチデータが既に登録されていた場合に、そのユーザ指定のワンタッチダイヤルキー4aに対応するワンタッチ登録メモリ15aに記憶されるワンタッチデータを、電話帳データメモリ15bへコピーすることができる。よって、本実施例のように、ワンタッチ登録メモリ15aに記憶されるワンタッチデータが電話帳データとは別に記憶され、電話帳データとして利用されない仕様のファクシミリ装置1である場合に、ユーザが手動でワンタッチデータを電話帳データメモリ15bコピーすることにより退避させたり、ワンタッチ登録メモリに新規電話番号データを上書きして元のワンタッチデータを失うことを抑制することができる。
なお、ファクシミリ装置1がナンバディスプレイ機能を利用している場合に、相手側電話番号を示すデータ(ナンバディスプレイ番号データ)の着信が認識されると、着信表示処理が実行される。図7は、この着信表示処理を示すフローチャートであり、この着信表示処理では、認識されたナンバディスプレイ番号データが、ワンタッチ登録メモリ15a又は電話帳データメモリ15bのいずれかに登録されている電話番号データに一致していれば、その登録内容に従って、発信者の名前をLCD5へ表示すると共に、設定着信先を設定着信音で鳴動させる。
この着信表示処理は、ナンバディスプレイ機能が利用されている場合に、着信が検出されると起動する処理であり、まず、着信中であることをLCD5に表示し(S101)、ナンバディスプレイ電話番号データが認識されたか否かを確認し(S102)、ナンバディスプレイ電話番号データが認識されれば(S102:Yes)、その認識されたナンバディスプレイ電話番号データは、ワンタッチ登録メモリ15aに登録されている各ワンタッチデータのうちのいずれかに一致するかを確認する(S103)。
このS103の処理では、それぞれ少なくとも4桁以上のナンバディスプレイ電話番号データとワンタッチデータにおける電話番号データ(以下、「ワンタッチダイヤル電話番号データ」と称する)とを、互いの番号の末尾から順次比較し、少ない桁数で構成される電話番号データにおける全ての数字が一致した場合に、互いの番号が一致したと判定する。例えば、S103の処理において、ナンバディスプレイ電話番号データ「0521234567」とワンタッチダイヤル電話番号データ「4567」とは一致したと判定され、ナンバディスプレイ電話番号データ「4567」とワンタッチダイヤル電話番号データ「0521234567」とについても一致したと判定される。
一方、例えば、ナンバディスプレイ電話番号データ「0521234567」とワンタッチダイヤル電話番号データ「1521234567」とは不一致であると判定される。また、ナンバディスプレイ電話番号データ「0521234567」とワンタッチダイヤル電話番号データ「567」とはワンタッチダイヤル電話番号が4桁に満たないために不一致であると判定され、同様に、ナンバディスプレイ電話番号データ「567」とワンタッチダイヤル電話番号データ「0521234567」とについても不一致であると判定される。
このS103の処理では、それぞれ少なくとも4桁以上のナンバディスプレイ電話番号データとワンタッチダイヤル電話番号データとが、その末尾から検索されるので、例えば、一方が市外局番を含む電話番号データであり、他方が市外局番を含まない電話番号データであっても、互いの番号が一致するか否かを有効に比較することができる。
このS103の処理により確認した結果、認識されたナンバディスプレイ電話番号データが、ワンタッチ登録メモリ15aに登録されているワンタッチダイヤル電話番号データのいずれにも一致しなければ(S103:No)、そのナンバディスプレイ電話番号データは、電話帳データメモリ15bに登録されている各電話帳データのうちのいずれかに一致するかを確認する(S104)。ここで、S104の処理において、上述したS103の処理と同様に、それぞれ4桁以上のナンバディスプレイ電話番号データと電話帳データにおける電話番号データ(以下、「電話帳電話番号データ」と称する)とを、互いの番号の末尾から順次比較し、少ない桁数で構成される電話番号データにおける全ての数字が一致した場合に、互いの番号が一致したと判定する。
S104の処理においても、S103の処理と同様に、それぞれ少なくとも4桁以上のナンバディスプレイ電話番号データと電話帳電話番号データとが、その末尾から検索されるので、例えば、一方が市外局番を含む電話番号データであり、他方が市外局番を含まない電話番号データであっても、互いの番号が一致するか否かを有効に比較することができる。
このS104の処理により確認した結果、認識されたナンバディスプレイ電話番号データが、電話帳電話番号データのいずれにも一致しなければ(S104:No)、認識されたナンバディスプレイ電話番号データを、着信中であることを表示中のLCD5に追加表示して、着信中の電話番号データをユーザに認識させ(S105)、着信先の全てを初期設定されている着信音(デフォルト着信音)で鳴動させ(S106)、この着信表示処理を終了する。
また、S103の処理により確認した結果、認識されたナンバディスプレイ電話番号データが、ワンタッチ登録メモリ15aに登録されているワンタッチダイヤル電話番号データのうちのいずれかに一致した場合(S103:Yes)、該当するワンタッチダイヤル電話番号データ(登録電話番号)とその電話番号データに対応する名前とを、着信中であることを表示中のLCD5に追加表示して、ユーザに発信者を明確に認識させ(S107)、そのワンタッチダイヤル電話番号データに対して設定されている設定着信先を設定着信音で鳴動させ、この着信表示処理を終了する。
また、S104の処理により、認識されたナンバディスプレイ電話番号データが、電話帳データメモリ15aに登録されている電話帳電話番号データのうちのいずれかに一致したことが確認された場合にも(S104:Yes)、該当する電話帳電話番号データ(登録電話番号)とその電話番号データに対応する名前とを、着信中であることを表示中のLCD5に追加表示して、ユーザに発信者を明確に認識させ(S107)、そのワンタッチダイヤル電話番号データに対して設定されている設定着信先を設定着信音で鳴動させ(S108)、この着信表示処理を終了する。
一方、S102の処理により確認した結果、ナンバディスプレイ番号データが認識されなかった場合(S102:No)、発信者が非通知設定で発信しているか、又は、公衆電話電話からの発信であるかのいずれかであるので、非通知通信であること又は公衆電話からの発信であることを、着信中であることを表示中のLCD5に追加表示し(S109)、着信先の全てをデフォルト着信音で鳴動させ(S110)、この着信表示処理を終了する。
次に、本発明のファクシミリ装置1における第2実施例について説明する。上記第1実施例のファクシミリ装置1は、ユーザにより指定されたワンタッチ登録メモリ15aの電話コード30に、電話番号データをワンタッチデータとして新規に登録する場合に、そのユーザ指定の電話コード30に対してワンタッチデータが既に登録されており、且つ、ワンタッチ登録メモリ15aにおける空きメモリ(空きワンタッチ登録メモリ)がなければ、ユーザ指定の電話コード30に対して登録されているワンタッチデータを、空き電話帳データメモリにコピー(複製)し得るよう構成されているものであった。
これに対して、第2実施例のファクシミリ装置1は、ユーザにより指定されたワンタッチ登録メモリ15aの電話コード30に、電話番号データをワンタッチデータとして新規に登録する場合に、ユーザ指定の電話コード30に対してワンタッチデータが既に登録されており、且つ、空きワンタッチ登録メモリがなければ、ワンタッチ登録メモリに登録されている電話番号データのうち、発呼頻度の低い電話番号データを優先的に、ワンタッチ登録メモリ15aから電話帳データメモリ15bへ電話帳データとしてコピー(複製)し得るよう構成されるているものである。
この第2実施例におけるワンタッチ新規登録処理のフローチャートを図8及び図9を参照して説明する。図8は、本発明のファクシミリ装置1の第2実施例におけるワンタッチ新規登録処理を示すフローチャートであり、図9は、高頻度発呼処理のフローチャートである。なお、図8及び図9に示されるフローチャートを実行するプログラムはROM13に格納されている。
また、この第2実施例では、前記した第1実施例の電気的構成(図2参照)に加えて、RAM14は、ファクシミリ装置1が発呼した電話番号の履歴を記憶するリングバッファである発呼履歴テーブル14bをさらに備えている。
図10は、発呼履歴テーブル14bを模式的に示した図である。図10に示されるように、発呼履歴テーブル14bは、ワンタッチダイヤル電話番号データ又は電話帳電話番号データを発呼した場合に、発呼した電話番号データに対応する電話コードとその発呼履歴(発呼した「年月日」のタイムスタンプ)とを、リングバッファの先頭アドレスから順次記憶するものである。そして、発呼履歴テーブル14bにおいて、発呼履歴の記憶が最終アドレスに到達すると、再度、リングバッファの先頭アドレスへ戻り、その先頭アドレスから発呼履歴の記憶が継続される。
この発呼履歴テーブル14bは、後述するS21、S28の処理において、ワンタッチダイヤル電話番号データ又は電話帳電話番号データの発呼頻度を検出するために参照される。そのため、発呼履歴テーブル14bは、発呼頻度を検出するのに十分なメモリ容量を必要とするので、高価なEEPROM15(ワンタッチ登録メモリ15a及び電話帳データメモリ15bを含む)に対して安価でアクセスの速いRAM14に設ける方が都合が良い。
なお、他の部分は前記した第1実施例と同様であるので、図8に示すフローチャートにおいても、図5に示したワンタッチ新規登録処理のフローチャートと同じ処理の部分には同一の符号を付し、その説明を省略する。ユーザにより、ワンタッチダイヤルに登録すべき電話番号データがユーザによる手入力、又は、発信もしくは着信履歴からの選択によって入力されると共に、その電話番号の登録を所望するワンタッチダイヤルキー4a(に対応する電話コード30)が指定されると、図8に示されるワンタッチ新規登録処理が起動される。
まず、ユーザにより指定された電話コード30に対してワンタッチデータが登録されているか否かを確認する(S1)。S1の処理により確認した結果、ユーザにより指定されたワンタッチダイヤル4a(に対応する電話コード30)に対して未だワンタッチデータが登録されていなければ(S1:No)、入力された電話番号データと、必要に応じて、ユーザにより新たに入力される付加情報(名前、読みがな等)とを、ユーザ指定の電話コード30に対してワンタッチデータとして登録し(S2)、後述する高頻度発呼処理(S28)を実行した後、このワンタッチ新規登録処理を終了する。
一方、S1の処理により確認した結果、ユーザ指定の電話コード30に対し、既にワンタッチデータが登録されていれば(S1:Yes)、ワンタッチ登録メモリ15aにおける空きメモリ(空きワンタッチ登録メモリ)があるか否かを確認する(S3)。S3の処理により確認した結果、空きワンタッチ登録メモリがあれば(S3:Yes)、登録すべき電話番号データをその空きワンタッチ登録メモリに登録するか否かについてユーザに確認するガイダンスをLCD5に表示し、そのガイダンスに基づいて、登録すべき電話番号データを、空きワンタッチ登録メモリに登録する指示がユーザよりあったか否かを確認する(S4)。その結果、登録すべき電話番号データを、空きワンタッチ登録メモリに登録する指示がユーザよりあった場合(S4:Yes)、新規登録すべく入力された電話番号データと、必要に応じて、ユーザにより新たに入力される付加情報(名前、読みがな等)とを、ワンタッチデータとしてその空きワンタッチ登録メモリに登録し(S13)、後述する高頻度発呼処理(S29)へ移行する。
一方、S4の処理により確認した結果、空きワンタッチ登録メモリに電話番号データを登録する指示がユーザよりなかった場合(S4:No)、ワンタッチ登録メモリ15aにおいて、ユーザ指定の電話コード30に対して登録されているワンタッチデータを空きワンタッチ登録メモリへコピー(複製)するか否かについてユーザに確認するガイダンスをLCD5に表示し、そのガイダンスに基づいて、ユーザ指定の電話コード30に対して登録されているワンタッチデータを空きワンタッチ登録メモリへコピーする指示がユーザよりあったか否かを確認する(S5)。S5の処理により確認した結果、ユーザ指定の電話コード30に登録されているワンタッチデータを、空きワンタッチ登録メモリへコピーする指示がユーザよりあった場合(S5:Yes)、空きワンタッチ登録メモリに、ユーザ指定の電話コード30に対して登録されているワンタッチデータをコピーする(S14)。S14の処理後、S2の処理へ移行する。
一方、S5の処理により確認した結果、ユーザ指定の電話コード30に対して登録されているワンタッチデータを、空きワンタッチ登録メモリへコピーする指示がユーザよりなかった場合(S5:No)、ユーザ指定の電話コード30に対して登録されているワンタッチデータに、新規登録すべき電話番号データを上書きするか否かについてユーザに確認するガイダンスをLCD5に表示し、そのガイダンスに基づいて、ユーザ指定の電話コード30に対して登録されているワンタッチデータに、新規登録すべき電話番号データを上書きする指示がユーザよりあったか否かを確認する(S6)。S6の処理により確認した結果、ユーザ指定の電話コード30に対して登録されているワンタッチデータに、新規登録すべき電話番号データを上書きする指示がユーザよりあった場合(S6:Yes)、S2の処理へ移行する。
一方、S6の処理により確認した結果、ユーザ指定の電話コード30に対して登録されているワンタッチデータに、新規登録すべき電話番号データを上書きする指示がユーザよりなかった場合(S6:No)、後述する高頻度発呼処理(S29)へ移行する。
また、S3の処理により確認した結果、空きワンタッチ登録メモリがなければ(S3:No)、発呼履歴テーブル14bを参照して、ワンタッチデータ登録メモリ15aに、発呼頻度の低いワンタッチデータがあるか否かを確認する(S21)。
S21の処理では、発呼履歴テーブル14bに記憶される履歴のうち、まず、1ヶ月以上前の履歴を削除した後、所定の発呼件数(例えば、2件)に満たない電話番号データを検索し、その検索により抽出された電話番号データの中で、最も発呼頻度の低い電話番号データを有するワンタッチデータが抽出される。
S21の処理により確認した結果、発呼頻度の低いワンタッチデータがあれば(S21:Yes)、電話帳データメモリ15bにおいて電話番号データが未登録のメモリ(空き電話帳データメモリ)があるか否かを確認する(S7)。S7の処理により確認した結果、空き電話帳データメモリがあれば(S7:Yes)、S21の処理により抽出されたワンタッチデータを空き電話帳メモリにコピー(複製)するか否かについてユーザに確認するガイダンスをLCD5に表示し、そのガイダンスに基づいて、S21の処理により抽出されたワンタッチデータを空き電話帳メモリにコピー(複製)する指示がユーザよりあったか否かを確認する(S22)。
S22の処理により確認した結果、S21の処理により抽出されたワンタッチデータを、空き電話帳メモリにコピーする指示がユーザよりあれば(S22:Yes)、そのS21の処理により抽出されたワンタッチデータ(即ち、発呼頻度の低いワンタッチデータ)と同じデータが電話帳データメモリ15bに存在するか否かを確認する(S23)。
S23の処理により確認した結果、発呼頻度の低いワンタッチデータと同じデータが電話帳データメモリ15bに存在しなければ(S23:No)、そのワンタッチデータを空き電話帳メモリにコピーする(S24)。
S24の処理により、ワンタッチ登録メモリ15aに登録されているワンタッチデータのうち、所定の発呼頻度未満であるワンタッチデータ、より好ましくは、その中で最も発呼頻度の低いワンタッチデータが優先的に電話帳データメモリ15bへコピーされる。よって、発呼頻度の高い電話番号データを登録することにより利便性の増すワンタッチダイヤル機能を有効活用させることができる。
S24の処理後、表示処理(S12)を実行し、次いで、S21の処理により抽出されたワンタッチデータが登録されていた電話コード30に対し、登録すべき電話番号データを登録するか否かについてユーザに確認するガイダンスをLCD5に表示し、そのガイダンスに基づいて、S21の処理により抽出されたワンタッチデータが登録されていた電話コード30に対し、登録すべき電話番号データを登録する指示がユーザよりあったか否かを確認する(S25)。
S25の処理により確認した結果、そのような指示がユーザよりなかった場合(S25:No)、S21の処理により抽出されたワンタッチデータに対応する電話コード30に対し、ユーザ指定の電話コード30に対して登録されているワンタッチデータをコピーするか否かについてユーザに確認するガイダンスをLCD5に表示し、そのガイダンスに基づいて、S21の処理により抽出されたワンタッチデータに対応する電話コード30に対し、ユーザ指定の電話コード30に対して登録されているワンタッチデータをコピーする指示がユーザよりあったか否かを確認する(S26)。
S26の処理により確認した結果、そのような指示がユーザよりあった場合(S26:Yes)、S21の処理により抽出されたワンタッチデータに対応する電話コード30に対し、ユーザ指定の電話コード30に対して登録されているワンタッチデータをコピーする(S27)。S27の処理後、S2の処理へ移行する。
一方、S25の処理により確認した結果、S21の処理により抽出されたワンタッチデータが登録されていた電話コード30に対し、登録すべき電話番号データを登録する指示があった場合(S25:Yes)、登録すべき電話番号データと、必要に応じて、ユーザにより新たに入力される付加情報(名前、読みがな等)とを、S21の処理により抽出されたワンタッチデータが登録されていた電話コード30に対して登録し(S28)、後述する高頻度発呼処理(S29)を実行する。
また、以下の4つ処理において、以下の結果が確認された場合、その処理を、後述する高頻度発呼処理(S29)へ移行する:(1)S21の処理により確認した結果、発呼履歴テーブル14b内に発呼頻度の低いワンタッチダイヤルが確認されなかった場合(S21:No)、(2)S7の処理により確認した結果、空き電話帳データメモリがなかった場合(S7:No)、(3)S22の処理により確認した結果、S21の処理により抽出されたワンタッチデータを空き電話帳メモリにコピー(複製)する指示がなかった場合(S22:No)、(4)S26の処理により確認した結果、S21の処理により抽出されたワンタッチデータに対応する電話コード30に対し、ユーザ指定の電話コード30に対して登録されているワンタッチデータをコピーする指示がなかった場合(S26:No)。
さらに、S23の処理により確認した結果、発呼頻度の低いワンタッチデータと同じデータが電話帳データメモリ15bに存在した場合もまた(S23:Yes)、その処理を、後述する高頻度発呼処理(S29)へ移行する。
次に、図9のフローチャートを参照して、高頻度発呼処理(S29)について説明する。この高頻度発呼処理は、電話帳データメモリ15bに登録されている電話帳データのうち、発呼頻度の高いものを、必要に応じて、ワンタッチ登録メモリに移動(コピー)できる処理である。この高頻度発呼処理(S29)では、まず、空きワンタッチ登録メモリがあるか否かを確認する(S31)。S31の処理により確認した結果、空きワンタッチ登録メモリがあれば(S31:Yes)、発呼履歴テーブル14bを参照して発呼頻度の高い電話帳データがあるか否かを確認する(S32)。
S32の処理では、発呼履歴テーブル14bに記憶される履歴のうち、まず、1ヶ月以上前の履歴を削除した後、所定の発呼件数以上(例えば、10件以上)の電話番号データを検索し、その検索により抽出された電話番号データの中で、最も発呼頻度の高い電話番号データを有する電話帳データが抽出される。
S32の処理により確認した結果、発呼頻度の高い電話帳データがあった場合(S32:Yes)、そのS32の処理により抽出された電話帳データを空きワンタッチ登録メモリに登録するか否かについてユーザに確認するガイダンスをLCD5に表示し、そのガイダンスに基づいて、S32の処理により抽出された電話帳データを、空きワンタッチ登録メモリに登録する指示がユーザよりあったか否かを確認する(S33)。
S33の処理により、電話帳データメモリ15bに登録される中で最も発呼頻度の高い電話帳データが、所定の発呼頻度以上であれば、ワンタッチ登録メモリ15aに移動するか否かがユーザに確認される。この場合、ユーザが所望すれば、発呼頻度の高い電話帳データを、ワンタッチデータとしてワンタッチダイヤルキーに対応づけることができる。一方で、ワンタッチデータとしての登録を不要とするユーザもいるので、ユーザの必要に応じて、発呼頻度の高い電話番号データを登録することにより利便性の増すワンタッチダイヤル機能を有効活用させることができる。
S33の処理により確認した結果、S32の処理により抽出された電話帳データを、空きワンタッチ登録メモリに登録する指示がユーザよりあった場合(S33:Yes)、S32の処理により抽出された電話帳データを、空きワンタッチ登録メモリへコピーすると共に、その電話帳データメモリの電話帳データを削除し(S34)、この高頻度発呼処理(S29)を終了する。
一方、以下の3つの処理において、以下の結果が確認された場合には、この高頻度発呼処理(S29)を終了する:(1)S31の処理により確認した結果、空きワンタッチ登録メモリがなかった場合(S31:No)、(2)S32の処理により確認した結果、発呼頻度の高い電話帳データメモリがなかった場合(S32:No)、(3)S33の処理により確認した結果、S32の処理により抽出された電話帳データメモリに登録されている電話帳データを、空きワンタッチ登録メモリに登録する指示がユーザよりなかった場合、即ち、S32の処理により抽出された電話帳データメモリに登録されている電話帳データを、空きワンタッチ登録メモリに登録しない指示がユーザよりあった場合(S33:No)。
図8に戻って説明する。高頻度発呼処理(S29)終了後、このワンタッチ新規登録処理を終了する。
以上説明したように、第2実施例のファクシミリ装置1によれば、ワンタッチ登録メモリ15aに登録されるワンタッチデータを電話帳データメモリ15bにコピーする場合、所定の発呼頻度未満のダイヤルデータが優先的に電話帳データメモリ15bへコピーされる。換言すれば、所定の発呼頻度以上のワンタッチデータが優先的にワンタッチ登録メモリ15aに残される。よって、ユーザは、発呼頻度の高い電話番号に対して有利となるワンタッチダイヤル機能を有効活用できるのである。
なお、請求項1記載の複製手段としては、S11,S24の処理が該当する。また、請求項3又は8記載の指定手段としては、ワンタッチ新規登録処理(図5又は図8)を実行するために「電話番号データの登録を所望するワンタッチダイヤルが指定」することが該当し、請求項3又は8記載の振替手段としては、S3〜S5、S14の処理が該当する。また、請求項4記載の検出手段としては、S21,S32の処理が該当する。また、請求項6記載の確認手段としては、S33の処理が該当する。
以上、実施例に基づき本発明を説明したが、本発明は上述した実施例に何ら限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内で種々の改良変更が可能であることは容易に推察できるものである。
本発明の第1実施例におけるファクシミリ装置の外観斜視図である。 本発明の第1実施例におけるファクシミリ装置の電気的構成を示したブロック図である。 ソートテーブルを模式的に示した図である。 ワンタッチ登録メモリ及び電話帳データメモリのメモリの構成を模式的に示した図である。 ワンタッチ新規登録処理を示すフローチャートである。 表示処理の処理手順を模式的に示した図である。 着信表示処理を示すフローチャートである。 第2実施例におけるワンタッチ新規登録処理を示すフローチャートである。 第2実施例における高頻度発呼処理を示すフローチャートである。 第2実施例における発呼履歴テーブルを示した図である。
符号の説明
1 ファクシミリ装置(通信装置)
5 LCD(表示手段)
12 CPU
13 ROM
14 RAM
14a ソートテーブル(並び換え手段)
14b 発呼履歴テーブル(第2メモリ)
15 EEPROM(第1メモリ)
15a ワンタッチ登録メモリ(ワンタッチダイヤル記憶部)
15b 電話帳データメモリ(電話帳データ記憶部)

Claims (8)

  1. 所定の操作に基づいて相手側電話番号を発呼する通信装置において、
    相手側電話番号とワンタッチダイヤルキーとを1対1で対応付けて登録するワンタッチダイヤル記憶部と、
    相手側電話番号をワンタッチダイヤルキーに対応付けることなく電話帳データとして登録する電話帳データ記憶部と、
    前記ワンタッチダイヤル記憶部に既に登録されている相手側電話番号を、前記電話帳データ記憶部に複製する複製手段とを備えていることを特徴とする通信装置。
  2. 前記複製手段は、前記ワンタッチダイヤル記憶部に新規の相手側電話番号を登録する際、そのワンタッチダイヤル記憶部に登録可能な数の相手側電話番号が既に登録されている場合に前記複製を行うものであることを特徴とする請求項1記載の通信装置。
  3. 前記ワンタッチダイヤル記憶部に新規の相手側電話番号を登録させる場合に、その記憶させる相手側電話番号に対応づける1のワンタッチダイヤルキーを指定する指定手段と、
    その指定手段により指定されたワンタッチダイヤルキーに対して既に相手側電話番号が対応付けられている場合に、前記指定されたワンタッチダイヤルキーに既に対応づけられている相手側電話番号を、空きワンタッチダイヤルキーに振り替える振替手段とを備え、
    前記複製手段は、空きワンタッチダイヤルキーが存在しないことによって前記振替手段による振り替えが非実行となった場合に、前記複製を行うものであることを特徴とする請求項1記載の通信装置。
  4. 前記ワンタッチダイヤル記憶部と前記電話帳データ記憶部とを含む第1メモリと、
    発呼した相手側電話番号の履歴を記憶する第2メモリと、
    その第2メモリに記憶される発呼の履歴に基づいて、前記第1メモリに記憶される相手側電話番号の発呼頻度を検出する検出手段とを備え、
    前記複製手段は、前記検出手段により検出される発呼頻度を参照して、前記ワンタッチダイヤル記憶部において所定の発呼頻度に満たない相手側電話番号を優先的に電話帳データ記憶部へ複製するものであることを特徴とする請求項2又は3記載の通信装置。
  5. 前記複製手段は、前記検出手段により検出される発呼頻度を参照して、前記ワンタッチダイヤル記憶部において所定の発呼頻度に満たず、且つ、最も発呼頻度の低い相手側電話番号を優先的に電話帳データ記憶部へ複製するものであることを特徴とする請求項4記載の通信装置。
  6. 前記検出手段により検出される発呼頻度を参照して、前記電話帳データ記憶部において所定の発呼頻度を超える相手側電話番号を前記ワンタッチダイヤル記憶部へ移動させるか否かについて確認する確認手段を備えていることを特徴とする請求項4又は5記載の通信装置。
  7. 前記電話帳データ記憶部に登録されている電話帳データを所定の条件で並び換える並び換え手段と、
    前記電話帳データの内容を表示する表示手段とを備え、
    前記複製手段により、前記ワンタッチダイヤル記憶部に登録されている相手側電話番号が前記電話帳データ記憶部へ複製されると、前記並び換え手段は、その電話帳データ記憶部に登録される電話帳データの並び換えを実行し、前記表示手段は、前記電話帳データ記憶部に複製された相手側電話番号とその前後に配置される相手側電話番号とを並び換え順に表示するものであることを特徴とする請求項1から6のいずれかに記載の通信装置。
  8. 所定の操作に基づいて相手側電話番号を発呼し得る通信装置において、
    1の相手側電話番号を1のワンタッチダイヤルキーに対応付けて登録するワンタッチダイヤル記憶部と、
    前記ワンタッチダイヤル記憶部に新規の相手側電話番号を登録させる場合に、その記憶させる相手側電話番号に対応づける1のワンタッチダイヤルキーを指定する指定手段と、
    その指定手段により指定されたワンタッチダイヤルキーに対して既に相手側電話番号が対応付けられている場合に、前記指定されたワンタッチダイヤルキーに既に対応づけられている相手側電話番号を、空きワンタッチダイヤルキーに振り替える振替手段とを備えていることを特徴とする通信装置。
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