JP3711306B2 - ファクシミリ装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、リダイヤル機能を備えたファクシミリ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、ファクシミリ装置は読み書き可能なエリアを有しており、このエリアに、前回ダイヤル・送信した相手の電話番号等を格納していた。そして、前回ダイヤル・送信した相手にリダイヤルする際、リダイヤル機能を用いて、このエリアから電話番号等を呼び出し、送信を行っていた。このエリアは、異なる相手にダイヤル・送信する毎に更新されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
従来のファクシミリ装置にあっては、前回のダイヤル情報を格納するエリアの領域は、1回のダイヤルの情報量を格納するだけの領域しか設けられていなかった。即ち、前回の送信者の送信後、次回の送信者が送信を行っていると、エリアは次回のダイヤル情報に更新されてしまう。従ってこの場合、前回の送信者が何らかの理由により再送信を行う必要が生じた場合、リダイヤルは行えないので、再度ダイヤルナンバーを入力するという動作が必要であり、送信者にとっては再送信上の操作が多大な負担となることがあった。また、リダイヤル機能自体の効果を低下させていた。
【0004】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するために、本発明が講じた解決手段は、リダイヤル情報を複数格納するメモリと、メモリから呼び出されたリダイヤル情報と操作情報とを表示する表示部と、リダイヤル情報の呼び出し操作に応じて、メモリのリダイヤル情報を過去に溯って順番に呼び出し、メモリ内のリダイヤル情報が全て呼び出されことを判断して、表示部にダイヤル入力を促す表示を行うと共にダイヤル入力待ち状態に移行する制御部とをファクシミリ装置に備えたものである。
【0005】
上述の解決手段によれば、ファクシミリ装置はダイヤル情報を入力すると、これをリダイヤル情報としてメモリに格納する。リダイヤル情報の呼び出し操作があると、制御部はリダイヤル情報をメモリから過去に溯って順番に呼び出し、メモリ内のリダイヤル情報が全て呼び出されたことを判断すると、表示部にダイヤル入力を促す表示を行うと共にダイヤル入力待ち状態に移行する。
【0006】
【発明の実施の形態】
以下に本発明の実施の形態を図面を参照しながら詳細に説明する。なお、各図面に共通する要素には同一の符号を付す。図1は本発明に係る実施の形態におけるファクシミリ装置のブロック図である。
【0007】
ファクシミリ装置1はリダイヤル機能を備えており、オペレーション入力部2及びこれが接続された主中央演算処理装置3(以下、主制御部3と記す)、主制御部3に接続されたリダイヤル情報格納部4を備えている。主制御部3はファクシミリ装置1の全体動作を制御する。
【0008】
オペレーション入力部2には、表示装置5が接続されている。主制御部3にはさらに、送信用の原稿を読み取る読み取り部6及び受信したデータを印刷する印字部7、送信用データを送信する送信部8、書き込みアドレスカウンタ9、読み込みアドレスカウンタ10が接続されている。なお、書き込み・読み込みアドレスカウンタ9、10は、リダイヤル情報格納部4にも接続されている。
【0009】
オペレーション入力部2は、複数のスイッチ11〜22及びこれらスイッチ11〜22が接続される副中央演算処理部25(以下、副制御部25と記す)を備えている。スイッチ11〜20までは0〜9までのダイヤルに割り当てらており、本実施の形態ではこれらスイッチ11〜20をまとめてダイヤルスイッチ23と称す。またスイッチ21はリダイヤル機能に割り当てられており、以下リダイヤルスイッチ21と称す。スイッチ22は送信開始機能に割り当てられており、以下送信開始スイッチ22と称す。
【0010】
前述の表示装置5は、ダイヤルスイッチ23から入力されるダイヤル情報及びリダイヤル情報を表示する。
【0011】
リダイヤル情報格納部4(以下、格納部4と記す)は、複数個の格納領域1〜n(n>5)を有しており、オペレーション入力部2から主制御部3を介して送信先のダイヤルが入力されると、リダイヤル情報として格納領域1から順に格納する。
【0012】
書き込みアドレスカウンタ9(以下、書き込みカウンタ9と記す)のアドレス値は、格納部4に格納されているリダイヤル情報の数よりも一つ多い値を示している。即ち、アドレス値は、次にリダイヤル情報が書き込まれる格納領域番号を示しており、従って、初期値は1となる。
【0013】
読み込みアドレスカウンタ10(以下、読み込みカウンタ10と記す)のアドレス値は、格納部4に格納されているリダイヤル情報の数を示している。即ち、リダイヤル情報は格納領域番号1から順に格納されるので、このアドレス値は最終リダイヤル情報の格納領域番号を示す。読み込みカウンタ10初期値はnとなっている。
【0014】
読み込み・書き込みカウンタ9、10は、夫々アドレス値がnに達しインクリメントされると、アドレス値は自動的に1になる。また読み込みカウンタ10はアドレス値が1からデクリメントされると、アドレス値は自動的にnになる。
【0015】
次に、本実施の形態のファクシミリ装置1の送信動作を図2を加えて説明する。図2は実施の形態のファクシミリ装置のフローチャートである。
【0016】
副制御部25はスイッチ11〜21の押下を監視している(ステップS1)。オペレータによりダイヤルスイッチ23が押下されると、即ち、送信先のダイヤルが入力されると、副制御部25は送信開始スイッチ22の押下を待つ(ステップS2〜ステップS3)。オペレータにより送信開始スイッチ22が押下されると、副制御部25は送信開始が行われると判断し、入力された送信先のダイヤル情報(送信ダイヤル情報)を主制御部3に出力すると共に表示部5にも出力する(ステップS4)。
【0017】
表示部5は送信ダイヤル情報を表示し、主制御部3は送信ダイヤル情報をリダイヤル情報として格納部4に出力する。格納部4は入力したリダイヤル情報を、書き込みカウンタ9のアドレス値の示すアドレスの格納領域に格納する(ステップS5)。そして、主制御部3は書き込み・読み込みカウンタ9、10のアドレス値を夫々インクリメントする(ステップS6)。
【0018】
また、読み取り部6では送信用の原稿(図示せず)を読み取ると共に、読み取った送信用データを送信部8へ送り、送信部8は送信用データを回線を通じて送信する(ステップS7)。
【0019】
同様にして、他の送信ダイヤル情報がオペレータにより逐次入力・送信が開始されていると、その都度、上述と同様表示装置5に表示すると共に、ステップS5〜ステップS7の動作を行う。
【0020】
ステップS1において、押下されたスイッチがリダイヤルスイッチ21であると、ステップS2及びステップS9に進み、副制御部25はリダイヤルスイッチ21が押下したと判断し主制御部3に判断結果を送出する。主制御部3は格納部4から、読み込みアドレスカウンタ10のアドレス値が示すアドレスの格納領域のリダイヤル情報、即ち、最後に格納した最終リダイヤル情報を呼び出し、副制御部25へ送出する(ステップS9)。副制御部25は入力した最終リダイヤル情報を表示装置5へ送出し、表示装置5はこの最終リダイヤル情報を表示する(ステップS10)。
【0021】
表示された最終リダイヤル情報が、オペレータの意図するリダイヤル情報であると、オペレータは送信開始スイッチ22を押下する。副制御部25はスイッチの押下を監視しており(ステップS11)、送信開始用スイッチ22が押下されたと判断すると、ステップS12からステップS13に進み、ステップS7と同様の送信処理を行う。
【0022】
主制御部3は、読み込みカウンタ10のアドレス値が、書き込みカウンタ9のアドレス値から1を引いた値と同じであるか否かを判断しており(ステップS14)、同じでないと判断すると、呼び出したダイヤル情報を、書き込みカウンタ9のアドレス値が示す格納部4のアドレスの格納領域に再び書き込む(ステップS15)。そして、書き込みアドレス9のアドレス値をインクリメントし、読み込みカウンタ10のアドレス値を書き込みアドレス9のアドレス値よりも1小さい値にセットする(ステップS16)。
【0023】
またステップS14において、同じであると判断すると、ステップS17に進む。
【0024】
送信後にリダイヤルスイッチ21が押下されていれば、ステップS17からステップS9に戻り、或いはダイヤルスイッチ23が押下されていれば、ステップS8及びステップS5に進む。
【0025】
ステップS10において、表示装置5に表示された最終リダイヤル情報が、オペレータの意図するリダイヤル情報でない場合、オペレータは再びリダイヤルスイッチ21を押下する。従って、ステップS12からステップS18に進み、主制御部3は書き込み・読み込みカウンタ9、10のアドレス値を比較する。
【0026】
読み込みカウンタ10の値が書き込みカウンタ9の値と同じになっていなければ、読み込みアドレスカウンタ9をデクリメントし(ステップS21)、ステップS9に進む。主制御部3は格納部4から、最終リダイヤル情報より一つ前の過去のリダイヤル情報を読み出し、表示装置5はリダイヤル情報を再び表示する(ステップS9、10)。副制御部25は送信開始スイッチ22の押下を監視している。このリダイヤル情報がオペレータの意図するリダイヤル情報であり、オペレータにより送信開始スイッチ22が押下されると、上述したステップS13〜ステップS16の動作が行われ、オペレータの意図するリダイヤル情報でなくリダイヤルスイッチ21が押下されると再びステップS18に進む。
【0027】
リダイヤルスイッチ21の押下により次々と表示させたリダイヤル情報の中にオペレータの意図するリダイヤル情報がなく、ステップS18において、主制御部3は読み込みカウンタ10の値が書き込みカウンタ9の値と同じになったと判断すると、読み込みカウンタ10のアドレス値を書き込みカウンタ9のアドレス値よりも1小さい値にセットする(ステップS19)。そして、表示装置5に例えば「ダイヤルを入力して下さい」等の表示を行い、オペレータに対しダイヤル入力を促す(ステップS20)。
【0028】
本実施の形態において、格納部4に設ける格納領域の数は、格納部4の容量に応じて、或いは使用状況において変更可能であることはいうまでもない。
【0029】
本実施の形態では、格納部4は複数のリダイヤル情報を格納することができ、且つリダイヤルスイッチ21の押下により最終リダイヤル情報はもとより最終リダイヤル情報よりも過去のリダイヤル情報も呼び出すことができる。
【0030】
【発明の効果】
以上詳細に説明したように、本発明は、リダイヤル情報を複数格納するメモリを備え、リダイヤル情報の呼び出し操作に応じてリダイヤル情報をメモリから過去に溯って順番に呼び出し、メモリ内のリダイヤル情報が全て呼び出されたことを判断して表示部にダイヤル入力を促す表示を行うと共にダイヤル入力待ち状態に移行することで、前回の送信者の送信後、次回の送信者が送信を行っても前回のリダイヤル情報は更新されず、この結果、送信者にとって再送信上の操作に負担がかからなくなった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る実施の形態のファクシミリ装置のブロック図である。
【図2】実施の形態のファクシミリ装置のフローチャートである。
【符号の説明】
1 ファクシミリ装置
2 オペレーション入力部
3 主中央演算処理装置
4 リダイヤル情報格納部
5 表示装置
25 副中央演算処理部
Claims (2)
- リダイヤル機能を備えたファクシミリ装置において、
リダイヤル情報を複数格納するメモリと、
前記メモリから呼び出されたリダイヤル情報と操作情報とを表示する表示部と、
リダイヤル情報の呼び出し操作に応じて、前記メモリのリダイヤル情報を過去に溯って順番に呼び出す制御部とを備え、
該制御部は前記メモリ内のリダイヤル情報が全て呼び出されたことを判断し、前記表示部にダイヤル入力を促す表示を行うと共にダイヤル入力待ち状態に移行することを特徴とするファクシミリ装置。 - 前記制御部は、前記リダイヤル情報の呼び出し操作に応じて呼び出されたリダイヤル情報を、最終リダイヤル情報として前記メモリに再格納することを特徴とする請求項1記載のファクシミリ装置。
Priority Applications (1)
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JP13095597A JP3711306B2 (ja) | 1997-05-21 | 1997-05-21 | ファクシミリ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP13095597A JP3711306B2 (ja) | 1997-05-21 | 1997-05-21 | ファクシミリ装置 |
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JPH10322434A JPH10322434A (ja) | 1998-12-04 |
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Family
ID=15046553
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13095597A Expired - Fee Related JP3711306B2 (ja) | 1997-05-21 | 1997-05-21 | ファクシミリ装置 |
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Country | Link |
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JP (1) | JP3711306B2 (ja) |
-
1997
- 1997-05-21 JP JP13095597A patent/JP3711306B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JPH10322434A (ja) | 1998-12-04 |
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