JP2008010962A - 電話機 - Google Patents

電話機 Download PDF

Info

Publication number
JP2008010962A
JP2008010962A JP2006176833A JP2006176833A JP2008010962A JP 2008010962 A JP2008010962 A JP 2008010962A JP 2006176833 A JP2006176833 A JP 2006176833A JP 2006176833 A JP2006176833 A JP 2006176833A JP 2008010962 A JP2008010962 A JP 2008010962A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
telephone number
call
telephone
data
dedicated
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2006176833A
Other languages
English (en)
Inventor
Satoshi Hirano
智 平野
Hisayuki Ogura
久幸 小倉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokyo Sanyo Electric Co Ltd
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Tokyo Sanyo Electric Co Ltd
Tottori Sanyo Electric Co Ltd
Sanyo Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tokyo Sanyo Electric Co Ltd, Tottori Sanyo Electric Co Ltd, Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Tokyo Sanyo Electric Co Ltd
Priority to JP2006176833A priority Critical patent/JP2008010962A/ja
Publication of JP2008010962A publication Critical patent/JP2008010962A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Abstract

【課題】ユーザが所望する発信先に短時間で発呼させることができる、かつ着呼した発信元の名称を確実に表示させることができる電話機を提供する。
【解決手段】電話番号を記憶する記憶手段18と、発信電話番号または着信電話番号を前記記憶手段に格納する登録手段(操作部17,制御部11)と、を備えた電話機10であって、前記記憶手段18は、発信電話番号を記憶する発信専用の記憶領域210と、着信電話番号を記憶する着信専用の記憶領域211とを備える。また、登録手段(操作部17,制御部11)は、発信電話番号として受信電話番号の最上位桁より所定桁数分の数値を削除して前記発信専用の記憶領域210に格納し、前記着信電話番号として受信電話番号の最上位桁より所定桁数分の数値を削除せずに前記着信専用の記憶領域211に格納する。
【選択図】図1

Description

本発明は、発信や着信表示に利用するために電話番号を記憶する記憶手段を備えた電話機に関するものであり、特に、前記記憶手段に、発信電話番号を記憶する発信専用の記憶領域と、着信電話番号を記憶する着信専用の記憶領域とを備えた電話機に関するものである。
近年、電話をかける際に電話番号を入力する手間を省くために、電話機に内蔵されている不揮発性メモリに電話帳データを記憶する電話帳機能を搭載した電話機が広く普及している。このような機能は携帯電話や固定電話などの電話機に広く採用されている。
すなわち、かかる電話機は、ユーザの登録操作に従って、通信先となる所望の相手方の氏名や会社名などといった相手先名称と、その電話番号とを対応付けて予め内蔵メモリ(一般的には電話帳と称される記憶手段の領域)に記憶しておくことができる。ユーザは電話をかける際に、電話帳に記憶されたデータをディスプレイ装置部分に呼び出して表示させ、その中から特定の通信先の相手先名称を選択して該当する通信先の電話番号を自動入力して発呼するようにしたものである。このような機能は電話帳機能と呼ばれている。
また、電話番号と対応させて通信相手先の氏名などを内蔵メモリに登録しておき、電話がかかると電話番号とともに対応する通信相手先の氏名を発信者氏名として特定し、ディスプレイ表示するナンバーディスプレイ機能付き電話機も知られている。ナンバーディスプレイサービスは通信事業者が提供するサービスであり、このナンバーディスプレイサービス対応の電話機では、番号通知あるいは番号非通知の通話の選択をユーザが設定することが可能である。
さらに、このナンバーディスプレイサービスにより得られた電話番号を発信に最適な形で電話帳データとして登録する通信端末も提案されている。例えば、下記の特許文献1(特開平11−239205号公報)には、電話帳データとして登録するべく選択された発信者電話番号サービスにより得られた電話番号中の市外局番(エリアコード)部分を削除し、その結果を電話帳データとして登録する方法が開示されている。
この特許文献1に開示された登録方法は、受信電話番号を格納する第1のメモリと、少なくとも電話番号に対応する情報とからなる対を複数格納可能な第2のメモリとを備え、第1のメモリ中から選択された電話番号の最上位桁より所定桁数分の数値を削除編集し、編集された電話番号を第2のメモリ中の電話番号として格納するように構成されたものである。
すなわち、この特許文献1に記載された電話帳データの登録方法では、着信メモリに格納されている電話番号を電話帳データとして電話帳に登録する場合、登録対象となった電話番号を前述のように処理して最適な形に編集することができるようにしたものである。また、その編集も自動的に電話番号を最適な形に編集する自動編集モードとユーザが最適な形に編集する手動編集モードとを任意に選択することを可能としている。
特開平11−239205号公報(段落[0018]〜[0028]、図1、図2)
しかしながら、上記特許文献1に開示された電話帳データの登録方法においては、相手先の電話番号が同一の市内である場合には、市外局番を削除して登録を行ってしまう。このため、発呼はできるが、着信があった時に電話番号全ての一致を見る方法で電話帳を検索する構成では、電話帳に登録された人からの着信があった場合でも、電話帳には市外局番が記憶されていないから、一致する電話帳データが登録されていないと判断されて着信時に氏名がディスプレイ表示されないという問題が生じる。
逆に、手動編集モードにより市外局番を削除せずに電話帳に登録を行うと、同一エリア内(市街局番圏内)では市外局番のダイヤル発信は不要であるにもかかわらず、同一エリア内からの発呼であっても市外局番が付加された形の電話番号を用いて発呼するため、着呼までに時間がかるという問題点があり、必ずしも利便性のあるものではなかった。
本願の発明者は上記の問題点を解消すべく種々検討を重ねた結果、電話帳メモリ内に、発信専用の記憶領域と着信専用の記憶領域を設け、通信相手方の名称と、発呼時に使用する電話番号および着呼時に使用する電話番号と、を対応付けて格納するようになせば、上記の問題点を解消し得ることを想到し本発明を完成するに至ったものである。
すなわち、本発明は、上記の問題点を解消することを課題とし、ユーザが所望する発信先電話番号に短時間で発呼させることができ、また、着呼した発信元の電話番号に対応する名称等を確実に表示させることができる電話機を提供することを目的とするものである。
前記課題を解決するために、本願の請求項1にかかる発明は、電話番号を記憶する記憶手段と、発信電話番号または着信電話番号を前記記憶手段に格納する登録手段と、を備えた電話機であって、前記記憶手段は、発信電話番号を記憶する発信専用の記憶領域と、着信電話番号を記憶する着信専用の記憶領域とを備えたことを特徴とする。
本願の請求項2にかかる発明は、請求項1にかかる電話機において、前記登録手段は、前記発信電話番号として受信電話番号の最上位桁から所定桁数分の数値を削除して前記発信専用の記憶領域に格納し、前記着信電話番号として受信電話番号の最上位桁より所定桁数分を削除せずに前記着信専用の記憶領域に格納することを特徴とする。
また、本願の請求項3にかかる発明は、請求項1または請求項2にかかる電話機において、前記記憶手段は、電話番号とその電話番号に対応する情報とを対応付けて記憶することを特徴とする。
また、本願の請求項4にかかる発明は、請求項2にかかる電話機において、前記電話番号の最上位桁から所定桁数分の数値は、エリアコードであることを特徴とする。
さらに、本願の請求項5にかかる発明は、請求項3または請求項4にかかる電話機において、前記電話番号に対応する情報は、少なくとも電話番号に対応する相手方の名称を含むことを特徴とする。
請求項1にかかる発明においては、電話番号を記憶する記憶手段と、発信電話番号または着信電話番号を前記記憶手段に格納する登録手段と、を備えた電話機であって、前記記憶手段は、発信電話番号を記憶する発信専用の記憶領域と、着信電話番号を記憶する着信専用の記憶領域とを備えたものであるから、発信専用と着信専用に応じてそれぞれ適切な形式で各電話番号とそれに対応する相手方の名称などを記憶することができるようになる。
また、発呼時には発信専用の記憶領域から発信専用電話番号を呼び出すため、ユーザが所望する発信先に短時間で発呼させることができる。また、着呼時には着信専用の記憶領域から着信専用電話番号を呼び出すため、ユーザが所望する発信元電話番号を確実に表示させることができるようになる。
請求項2にかかる発明においては、請求項1にかかる電話機において、前記登録手段は、前記発信電話番号として受信電話番号の最上位桁から所定桁数分の数値を削除して前記発信専用の記憶領域に格納し、前記着信電話番号として受信電話番号の最上位桁より所定桁数分を削除せずに前記着信専用の記憶領域に格納する。
従って、登録手段が記憶手段に受信電話番号を登録する際に、受信電話番号の最上位桁より所定桁数分の数値(例えば、市外局番や市内局番といったエリアコード)を削除して発信専用の記憶領域に格納し、受信電話番号の最上位桁より所定桁数分の数値(例えば、市外局番や市内局番といったエリアコード)を削除せずに着信専用の記憶領域に格納するので、発呼時には発信専用の記憶領域から発信専用電話番号を呼び出すため、ユーザが所望する発信先に短時間で発呼させることができる。また、着呼時には着信専用の記憶領域から着信専用電話番号を呼び出すため、ユーザが所望する発信元電話番号を確実に表示させることができるようになる。
請求項3にかかる発明においては、請求項1または請求項2にかかる電話機において、前記記憶手段は、電話番号とその電話番号に対応する情報とを対応付けて記憶するものであるから、着呼時には着信専用の記憶領域から着信専用電話番号に対応する情報を呼び出すため、ユーザが所望する発信元電話番号に対応する情報を確実に表示させることができるようになる。
請求項4にかかる発明においては、請求項2にかかる電話機において、前記電話番号の最上位桁から所定桁数分の数値は、例えば、市外局番や市内局番といったエリアコードであるから、ユーザが所望する発信先の電話番号に短時間で発呼させることができる。
また、請求項5にかかる発明においては、請求項3または請求項4にかかる電話機において、前記電話番号に対応する情報は、少なくとも電話番号に対応する相手方の名称を含むものであるから、着呼時には着信専用の記憶領域から着信専用電話番号に対応する相手方の名称を呼び出すことができ、ユーザが所望する発信元電話番号に対応する情報である相手方の名称を確実に表示させることができるようになる。
以下、本発明の具体例を実施例及び図面を用いて詳細に説明する。但し、以下に示す実施例は、本発明の技術思想を具体化するための電話機を例示するものであって、本発明をこの電話機に特定することを意図するものではなく、特許請求の範囲に含まれるその他の実施形態の電話機にも等しく適用し得るものである。
図1は、本発明の実施例にかかる電話機の構成を示すブロック図である。
図1に示すように、電話機10は、制御部11、電話回線処理部12、音声処理部13、スピーカ14、マイク15、表示部16、操作部17、記憶部18とから構成されている。
制御部11は、マイクロプロセッサを中心に構成され、一般的なコンピュータ装置と同様にROM、RAMを内蔵しており、そのROMに蓄積された各種プログラムを実行することによって各部を制御する。さらに、制御部11は、後述するように電話帳データを記憶部18に登録する。
電話回線処理部12は、発呼時には制御部11の制御の下で電話回線19にパルス又はトーンのダイヤル信号を送出する。また、着信時には電話回線19からの着信を検出し、その検出結果を制御部11に通知するとともに、制御部11の制御の下に発信者電話番号案内サービスに基づいて発呼側の電話番号が送信されてきた場合にはこれを検出し記億部18に格納する。さらに、電話回線19を音声処理部13に選択的に接続するためのインタフェースである。
音声処理部13は、スピーカ14、マイク15を介して音声信号の入出力とその増幅等を行う。
表示部16は、カラー表示可能な液晶表示モジュール等から構成されており、制御部11の制御を受けて、その表示画面に記憶部18に記憶されている電話帳データの一部などを表示できるようになっている。
操作部17は、ユーザ操作を受け付けるための複数のキーを備えており、表示部16の表示画面に表示されるソフトキーボタンやタッチパネル、表示画面の周りに配設されたメカニカルスイッチ等から構成されており、ユーザがキーを操作した場合に、キーが押下された時およびキーの押下が中止されてキーが離された時に係る情報と、押下されたキーがいずれかのキーであるかという情報とを制御部11に通知する入力インタフェースとして機能する。
記憶部18は、EEPROM等の読み書き可能な不揮発性メモリで構成されており、後述する電話帳データを記憶している。電話帳データは、登録番号データ、名称データおよび電話番号データが対応付けられて構成されている。
ここで、制御部11は、操作部17から通知された情報に基づいて、ユーザによるキー操作に対応した処理を行う。例えば、操作部17を介してユーザからの電話帳データの入力を受け付けて、記憶部18に電話帳データを記憶させる処理等を行う。
図2は、記憶部18に記憶される電話帳データの構成及び内容例を示す図である。この電話帳データは、電話機10の制御部11が操作部17を介してユーザから電話帳データの各構成要素の新規入力または更新入力を随時受け付けて記憶部18に記憶させた結果として形成される。
図2に示すように、電話帳データ21は、発信専用データエリア210と着信専用データエリア211から構成されており、各データエリアは、登録番号22、名称23及び電話番号24を含むレコードからなる集合体としてのテーブルデータである。
ここで、登録番号22は、制御部11がレコードの新規入力順に、001、002、・・・と1ずつ増加させて付加する番号である。また、名称23及び電話番号24は、ユーザにより入力される情報であり、名称23は、発信専用データエリア210では電話をかける相手先の氏名や会社名等であり、着信専用データエリア211では電話をかけてくる相手方の氏名や会社名等であり、電話番号24は、発信専用データエリア210ではその相手方の発信専用電話番号であり、着信専用データエリア211ではその相手方の着信専用電話番号である。
例えば、図2に示すように、登録番号「001」のレコードは、相手方の名称が「○○○」であり、発信専用電話番号が「21−1234」であり、着信専用電話番号が「0857−21−1234」であることを示している。
そして、制御部11は、記憶部18に電話帳データを登録する際に、市外局番を削除した電話番号を発信専用データエリア210に記憶させ、市外局番を削除しない電話番号を着信専用データエリア211に記憶するように制御する。そして、記憶部18から電話帳データを呼び出す際には、発呼時には発信専用データエリア210から電話番号を呼び出し、着呼時には着信専用データエリア211から電話番号を呼び出すように制御する。
これにより電話機10は、発呼時には発信専用データエリア210から発信専用電話番号を呼び出すため、ユーザが所望する発信先に短時間で発呼させることができる。また、着呼時には着信専用データエリア211から着信した電話番号に対応する電話番号を呼び出すため、ユーザが所望する発信元の名称を確実に表示させることができるようになる。
次に、本発明にかかる電話機の動作について説明する。図3および図4は、本実施例にかかる電話機の動作を示すフローチャートである。なお、図3および図4に示す動作手順は制御部11に内蔵されたROMに記憶されている制御プログラムを実行することで実現される。
図3のフローチャートにおいて、電話機10の制御部11は、ステップS301の処理においてユーザによる操作部17のキーの入力状態を判定し、キー入力がされている場合にはステップS302に進み、キー入力がない場合にはステップS301に処理を戻す。
次に、制御部11は、ステップS302の処理において、ステップS301において入力が検出されたキーが記憶部18中の電話帳データの検索を要求するために操作されたキーであるかを判定し、記憶部18中のデータの検索を要求するキーであればステップS303に進み、記憶部18中のデータの検索を要求するキーでなく、電話番号を全桁手入力するために操作されたテンキーであればステップS307進む。
電話帳データの検索が要求された場合、制御部11は、ステップS303の処理において、記憶部18の発信専用データエリア210に記憶されているデータを表示部16に表示し、ステップS304の処理おいて、表示されたデータの中より所望の電話番号のデータが選択されたことを検出すると、選択された電話番号データを電話回線処理部12に供給してダイヤル信号を電話回線19に送出する。その後、ステップS305の処理において、通話が開始されると、制御部11は、ステップS306の処理において、音声処理部13の処理に基づいてハンドセットがオンフックされたか否かを判定し、オンフックを検出すると処理を終了し、オンフックを検出していなければ、ステップS305の処理に戻り、通話を継続する。
一方、ステップS201の処理において検出されたキー入力が電話番号入力である場合、制御部11は、ステップS307の処理において、操作部17のテンキーを利用して入力された電話番号データを表示部16に表示し、ステップS308の処理おいて、表示されたデータの中より所望の電話番号のデータが選択されたことを検出すると、入力された電話番号データを電話回線処理部12に供給してダイヤル信号を電話回線19に送出する。
その後、ステップS309の処理において、通話が開始されると、制御部11は、ステップS310の処理において、音声処理部13の処理に基づいてハンドセットがオンフックされたか否かを判定し、オンフックを検出していなければ、ステップS309の処理に戻り、通話を継続する。
一方、ステップS310の処理において、オンフックを検出するとステップS311の処理において、テンキーを利用して入力された電話番号データから必要に応じて市外局番を除いた発信専用電話番号データを、記憶部18の発信専用データエリアの空き領域に格納する。更にまた、テンキーを利用して入力された電話番号データに必要に応じて市外局番を加えた着信専用電話番号データを、記憶部18の着信専用データエリアの空き領域に格納し、これらの発信専用電話番号および着信専用電話番号を記憶部18の新規データとして登録し、処理を終了する。なお、このように新規データとして電話番号を格納する際、この新規の電話番号に対応した名称データを、操作部17のテンキー等を利用して入力させるようにしてもよい。又、電話番号の登録は発呼時に限らず、通常の待ち受け状態においても登録可能としても良い。
図4のフローチャートにおいて、電話機10の制御部11は、ステップS401の処理において電話回線処理部12の検出結果に基づいて着信の有無を判定し、着信がある場合にはステップS402に進み、着信がない場合にはステップS401に処理を戻す。
次に、制御部11は、ステップS402の処理において、着信が検出された着呼に対応する電話帳データ(電話番号のデータ)が記憶部18中の着信専用データエリア211にあるかを判定し、記憶部18中に対応するデータがあればステップS403に進み、記憶部18中に対応するデータがなければステップS407に進む。
そして、制御部11は、ステップS403の処理において、着信呼び出しを行うとともに、表示部16に記憶部18に記憶されている名称データを表示し、ステップS404の処理おいて、この呼び出しに応答してユーザがハンドセットを取り上げて、オフフックされたことを検出する。その後、ステップS405の処理において、通話が開始されると、制御部11は、ステップS406の処理において、音声処理部13の処理に基づいてハンドセットがオンフックされたか否かを判定し、オンフックを検出すると処理を終了し、オンフックを検出していなければ、ステップS405の処理に戻る。
一方、ステップS402の処理において、着信が検出された着呼に対応する電話帳データが記憶部18中にない場合、制御部11は、ステップS407の処理において、着信呼び出しを行うとともに、着呼に対応する着信電話番号データを表示部16に表示し、ステップS408の処理おいて、この呼び出しに応答してユーザがハンドセットを取り上げて、オフフックされたことを検出する。
その後、ステップS409の処理において、通話が開始されると、制御部11は、ステップS410の処理において、音声処理部13の処理に基づいてハンドセットがオンフックされたか否かを判定し、オンフックを検出していなければ、ステップS409の処理に戻り、通話を継続する。
一方、ステップS410の処理においてオンフックを検出すると、ステップS411の処理に進み、着呼に対応する着信電話番号データから必要に応じて市外局番を除いた発信専用電話番号データを、記憶部18の発信専用データエリアの空き領域に格納する。更にまた、着呼に対応する着信電話番号データに必要に応じて市外局番を加えた着信専用電話番号データを、記憶部18の着信専用データエリアの空き領域に格納し、これらの発信専用電話番号および着信専用電話番号を記憶部18の新規データとして登録し、処理を終了する。なお、このように新規データとして電話番号を格納する際、この新規の電話番号に対応した名称データを操作部17のテンキー等を利用して入力させるようにしてもよい。又、電話番号の登録は着呼時に限らず、通常の待ち受け状態においても登録可能としても良い。
以上、詳細に説明したように本発明にかかる電話機10によれば、制御部11が、記憶部18に電話帳データを登録する際に、市外局番を削除した電話番号を発信専用データエリア210に記憶させ、市外局番を削除しない電話番号を着信専用データエリア211に記憶するように制御する。そして、記憶部18から電話帳データを呼び出す際には、発呼時には発信専用データエリア210から電話番号を呼び出し、着呼時には着信専用データエリア211から電話番号を呼び出すように制御する。
このような構成により、発呼時には発信専用データエリア210から発信専用電話番号を呼び出すため、ユーザが所望する発信先に短時間で発呼させることができる。また、着呼時には着信専用データエリア211から電話番号を呼び出すため、ユーザが所望する発信元の名称を確実に表示させることができるようになる。
なお、電話番号をどのような形態で格納するかはユーザ設定に応じて自由ではあるが、着信専用電話番号については、市外局番も確実に登録する必要があるため、市外局番を含めた桁数(例えば、10桁)を入力しなければ電話番号を登録することができない構成にしてもよい。
また、発信専用電話番号は市外局番を登録するのは無駄であるが、ユーザが発信者番号の通知/非通知を設定したいときには、相手の電話番号の先頭に「186(通知するとき)/184(通知しないとき)」を付加した形で登録する必要があるため、発信専用電話番号を記憶する際には、先頭に「0」あるいは市外局番が付加されているかどうか判断し、「0」または市外局番が付加されていると判断された場合には当該電話番号を登録することができない構成にしてもよい。
また、本実施例においては、電話帳データを記憶する記憶する手段としてEEPROM等の読み書き可能な不揮発性メモリを適用して説明したが、これに限られることはなく、ハードディスクや光ディスクなどの書き換え可能な半導体メモリなどにも適用できる。
また、本実施例においては、固定電話通信回線と接続されて動作する電話機として説明したが、本発明は固定型の電話機に限られることはなく、無線通信網を介して接続された携帯型の電話機などにも適用できる。
さらに、本発明にかかる電話機10は上記の構成に限られるものではなく、ファクシミリ装置にも適用することができる。
本発明によれば、ユーザが所望する発呼を短時間に完了させることができる。また、着呼した発信元の名称を確実に視認することができる。従って、ユーザの利便性を高めることができるため、ユーザのニーズに適したサービスを提供する電話機として有用である。
本発明の実施例にかかる電話機の構成を示すブロック図である。 記憶部18に記憶される電話帳データの構成及び内容例を示す図である。 本実施例にかかる電話機の動作を示すフローチャートである。 本実施例にかかる電話機の動作を示すフローチャートである。
符号の説明
10・・・・電話機
11・・・・制御部
12・・・・電話回線処理部
13・・・・音声処理部
14・・・・スピーカ
15・・・・マイク
16・・・・表示部
17・・・・操作部
18・・・・記憶部
19・・・・電話回線
21・・・・電話帳データ
210・・・発信専用データエリア
211・・・着信専用データエリア
22・・・・登録番号
23・・・・名称
24・・・・電話番号

Claims (5)

  1. 電話番号を記憶する記憶手段と、
    発信電話番号または着信電話番号を前記記憶手段に格納する登録手段と、を備えた電話機であって、
    前記記憶手段は、発信電話番号を記憶する発信専用の記憶領域と、着信電話番号を記憶する着信専用の記憶領域とを備えたことを特徴とする電話機。
  2. 前記登録手段は、前記発信電話番号として受信電話番号の最上位桁から所定桁数分の数値を削除して前記発信専用の記憶領域に格納し、前記着信電話番号として受信電話番号の最上位桁より所定桁数分を削除せずに前記着信専用の記憶領域に格納することを特徴とする請求項1に記載の電話機。
  3. 前記記憶手段は、電話番号とその電話番号に対応する情報とを対応付けて記憶することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の電話機。
  4. 前記電話番号の最上位桁から所定桁数分の数値は、エリアコードであることを特徴とする請求項2に記載の電話機。
  5. 前記電話番号に対応する情報は、少なくとも電話番号に対応する相手方の名称を含むことを特徴とする請求項3または請求項4に記載の電話機。
JP2006176833A 2006-06-27 2006-06-27 電話機 Pending JP2008010962A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006176833A JP2008010962A (ja) 2006-06-27 2006-06-27 電話機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006176833A JP2008010962A (ja) 2006-06-27 2006-06-27 電話機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2008010962A true JP2008010962A (ja) 2008-01-17

Family

ID=39068808

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006176833A Pending JP2008010962A (ja) 2006-06-27 2006-06-27 電話機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2008010962A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012054935A (ja) * 2010-09-01 2012-03-15 Samsung Electronics Co Ltd 携帯端末のコール機能運用方法及び装置
WO2015045819A1 (ja) * 2013-09-30 2015-04-02 京セラ株式会社 電子機器及び制御方法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012054935A (ja) * 2010-09-01 2012-03-15 Samsung Electronics Co Ltd 携帯端末のコール機能運用方法及び装置
WO2015045819A1 (ja) * 2013-09-30 2015-04-02 京セラ株式会社 電子機器及び制御方法
JP2015070561A (ja) * 2013-09-30 2015-04-13 京セラ株式会社 電子機器及び制御方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5120259B2 (ja) 通信装置、通信方法、並びに、情報記録媒体
EP2031845B1 (en) Telephone apparatus
JPH11225189A (ja) 多機能電話機
KR0138186B1 (ko) 전화기의 다이알 정보 저장 및 리다이알 방법
JP2008010962A (ja) 電話機
JP3123988B2 (ja) 携帯電話機
JP3162269B2 (ja) 呼設定情報自動送出方法およびその装置
KR20000037609A (ko) 휴대폰에서 착신벨 편집 방법
JP2000059483A (ja) コードレス電話機
JP5454840B2 (ja) 通信端末
JP3570277B2 (ja) 通信装置および記憶媒体
KR100827077B1 (ko) 이동 통신 단말의 이어 마이크 장치를 이용한 다이얼링방법 및 그 장치
JP2000341393A (ja) 電話帳機能付き電話機
JP2000069199A (ja) ファクシミリ通信機能付き親子電話機
JPH10243079A (ja) コードレス電話システムの携帯端末
JP2004235810A (ja) 携帯端末装置
JP2005094431A (ja) コードレス親子電話装置
KR100255321B1 (ko) 종합통신망 전화기에서 착신호 재다이얼 방법
JPH10190779A (ja) 携帯電話機およびその着信音設定方法
JP2002142027A (ja) ディジタル電話交換システム
JP2006042397A (ja) 通信装置
JPH1141344A (ja) 携帯電話機
JPH10200621A (ja) リダイヤル機能付き電話機
KR20030044191A (ko) 단축다이얼 표시방법 및 그 방법을 채택한 휴대전화기
JP2004222319A (ja) 通信装置