JPH11355423A - 通信装置および記憶媒体 - Google Patents

通信装置および記憶媒体

Info

Publication number
JPH11355423A
JPH11355423A JP16509498A JP16509498A JPH11355423A JP H11355423 A JPH11355423 A JP H11355423A JP 16509498 A JP16509498 A JP 16509498A JP 16509498 A JP16509498 A JP 16509498A JP H11355423 A JPH11355423 A JP H11355423A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
incoming data
transmission
incoming
output
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP16509498A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4187825B2 (ja
Inventor
Takeshi Isaki
健 伊崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Brother Industries Ltd filed Critical Brother Industries Ltd
Priority to JP16509498A priority Critical patent/JP4187825B2/ja
Publication of JPH11355423A publication Critical patent/JPH11355423A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4187825B2 publication Critical patent/JP4187825B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Telephone Function (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 通信履歴としてメモリに記憶された着信デー
タを効率良く確認することができるようにする。 【解決手段】 通信回線を介して呼出信号を受信する
際、着信番号を内容とした発識別信号の受信が可能であ
り、受信時に得られた着信番号および受信日時を着信デ
ータとして所定件数分にわたりEEPROMに記憶さ
せ、そうして記憶された着信データを表示することがで
きる電話装置であって、着信データを表示させる際(S
21:YES)、まず最初にCPUは、初期設定モード
を開始し(S23)、最新の履歴順に着信データをスク
ロール表示させる(S25)。この際、使用者により機
能キーに続いてモード切換キーが操作されると(S2
4,S32:YES)、CPUは、着信番号順に着信デ
ータを並び替えるとともに、その番号順に着信データを
スクロール表示させる(S34)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、たとえば電話装置
などにおける通信履歴として、着信番号または発信番号
などを記憶しておくことができる通信装置、およびその
通信装置を制御するためのプログラムを記憶した記憶媒
体に関する。
【0002】
【従来の技術】現在、公衆電話回線網のサービスの一環
として、ナンバーディスプレイサービス(以下、略して
「NDS」という)なるのものが提供されている。この
NDSに対応した電話装置では、発信元からの呼出信号
受信時に、その発信元の電話番号がディスプレイに表示
される。
【0003】そのようなNDS対応の電話装置において
は、呼出信号を受信した後、受信日時や発信元電話番号
(以下、「着信番号」という)を着信データとしてメモ
リに記憶させる機能を備えた電話装置もある。このよう
な電話装置においては、受信件数ごとに所定件数分の着
信データがメモリに記憶され、使用者が所定のキー操作
を行うことによって、メモリに記憶された着信データが
呼び出され、そうしてディスプレイ上に受信日時ととも
に着信番号が表示される。
【0004】一方、最近の一般的な電話装置において
は、発呼信号を発信する際、ダイヤルキーの入力に応じ
た発呼先の電話番号を送出するとともに、その発呼先電
話番号(以下、「発信番号」という)を発信データとし
てメモリに記憶させる、いわゆるリダイヤルメモリ機能
を備えたものもある。このようなリダイヤルメモリ機能
では、発呼先と通話できなかった場合などに使用者が所
定のキー操作を行うことにより、メモリに記憶された発
信データが呼び出され、そうして発信番号がディスプレ
イ上に表示された後、さらに発信ボタンなどが操作され
ると、表示された発信番号が発呼信号として再び発信さ
れる。
【0005】このようにしてメモリに記憶された着信番
号または発信番号は、待ち受け時に使用者が所定のキー
操作を行うことにより、1件ずつ履歴順にスクロール表
示され、そうして所望の着信番号または発信番号がディ
スプレイ上に表示された後、その着信番号または発信番
号をメモリから削除することなどが可能とされている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の電
話装置では、メモリに記憶された所定件数分の着信番号
または発信番号の中から所望の番号についての着信履歴
(発信履歴)のみを確認したい場合であっても、メモリ
に記憶された全件分の着信番号、または発信番号を履歴
順に表示させることしかできなかったので、例えば所望
の番号が複数件数分にわたってメモリに記憶されてお
り、しかも、その番号に前後して別の番号が履歴として
残されている場合には、そのような表示方法によって
は、所望の番号の履歴を効率良く確認することができな
いという不都合があった。
【0007】本発明は、上記の点に鑑みて提案されたも
のであって、通信履歴としてメモリに記憶された着信デ
ータまたは発信データを効率良く確認することができる
通信装置、およびその通信装置を制御するためのプログ
ラムを記憶した記憶媒体を提供することを目的としてい
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に記載した発明の通信装置は、通信回線を
介して呼出信号を受信する際、発信元コードを内容とし
た信号の受信が可能であり、受信時に得られた上記発信
元コードを含む情報を着信データとして所定件数分にわ
たり記憶手段に記憶させ、そうして記憶された着信デー
タを出力手段により出力することができる通信装置であ
って、上記出力手段によって着信データを出力させる
際、上記発信元コードのコード順に上記着信データを並
び替える着信データ並び替え手段と、上記着信データ並
び替え手段による並び替え順序に基づいて、上記着信デ
ータを上記出力手段に出力させる着信データ出力制御手
段とを有することを特徴としている。
【0009】この通信装置によれば、記憶手段に記憶さ
れた所定件数分の着信データから所望の発信元コードに
ついての着信履歴のみを確認したい場合、発信元コード
のコード順に並び替えた順序に応じて着信データが出力
されるので、所望する発信元コードが複数件数分にわた
って記憶手段に記憶されており、しかも、そのコードに
前後して別の発信元コードを含む情報が着信データとし
て残されている場合であっても、出力結果としては、所
望の発信元コードを含む着信データが連続した状態とな
り、その結果、着信履歴として残された所望の発信元コ
ードを効率良く確認することができる。
【0010】なお、通信回線としては、たとえば公衆電
話回線、または専用電話回線などのNDSが提供されて
いる通信回線網が適しており、その方式としては、有線
方式または無線方式のいずれであっても良い。
【0011】発信元コードとしては、たとえば公衆電話
回線あるいは専用電話回線などにおいて加入者端末装置
に定められた電話番号が一般的であるが、その他の識別
コードなどであっても良い。また、その並び替え順序と
しては、コード列の大きい順、または小さい順のいずれ
であっても良い。さらに、発信元コードは、着信データ
の内容の一部または内容の全部のいずれであっても良
い。
【0012】記憶手段としては、たとえばEEPROM
や電源バックアップが施されたRAMなどのメモリが適
しているが、勿論その他の記憶デバイスであっても良
い。
【0013】出力手段としては、たとえば液晶などから
なるディスプレイなどの表示出力機器、あるいは記録紙
に対して印字処理を施す印字出力機器が適しているが、
その他に音声出力機器などを適用することも可能であ
る。また、その出力形式としては、着信データの一件ず
つをスクロール表示させたり、あるいは所定数の着信デ
ータを一括して印字させるいずれの形式であっても良
い。
【0014】また、請求項2に記載した発明の通信装置
は、請求項1に記載の通信装置であって、上記記憶手段
に記憶される着信データは、発信元コードに基づいて付
加される特定情報を含んでおり、上記着信データ並び替
え手段は、共通の特定情報を含む着信データをまとめ、
所定の順序で並び替える。
【0015】この通信装置によれば、請求項1に記載の
通信装置による効果に加えて、共通の特定情報を含む着
信データがまとめて並び替えられた状態で出力されるの
で、たとえば相手先の名称などを特定情報とした場合、
相手先ごとにまとめて着信データが出力されることとな
り、相手先からの着信データを容易に探すことができ
る。
【0016】さらに、請求項3に記載した発明の通信装
置は、請求項1に記載の通信装置であって、相手先を識
別する識別コードと、その相手先名称とを対応付けてあ
らかじめ記憶している相手先記憶手段を備え、上記出力
手段は、上記着信データ並び替え手段による並び替え順
序に基づいて着信データの出力を行う際、その着信デー
タに含まれる発信元コードに一致する識別コードが上記
相手先記憶手段に記憶されていれば、対応する相手先名
称を読み出して、着信データに付加して出力する。
【0017】この通信装置によれば、請求項1に記載の
通信装置による効果に加えて、あらかじめ識別コードに
対応した相手先名称が記憶されている場合、その相手先
名称が着信データとともに出力されるので、どの相手先
から着信があったのかを容易に把握することができる。
【0018】また、請求項4に記載した発明の通信装置
は、通信回線を介して呼出信号を受信する際、発信元コ
ードを内容とした信号の受信が可能であり、受信時に得
られた上記発信元コードを含む情報を着信データとして
所定件数分にわたり記憶手段に記憶させ、そうして記憶
された着信データを出力手段により出力することができ
る通信装置であって、上記出力手段によって着信データ
を出力させる際、使用者によって入力された特定のデー
タに対応付けられる上記着信データを検索する着信デー
タ検索手段と、上記着信データ検索手段により検索結果
として得られた着信データを上記出力手段に出力させる
着信検索結果出力制御手段とを有することを特徴として
いる。
【0019】この通信装置によれば、記憶手段に記憶さ
れた所定件数分の着信データから所望の発信元コードに
ついての着信履歴のみを確認したい場合、たとえば、そ
の発信元コードの一部分を特定のデータとして入力する
と、その特定のデータを含む着信データが検索結果とし
て出力されるので、所望する発信元コードが複数件数分
にわたって記憶手段に記憶されており、しかも、そのコ
ードに前後して別の発信元コードが着信データとして残
されている場合であっても、検索による出力結果として
は、所望の発信元コードを含む着信データが連続した状
態となり、その結果、着信履歴として残る所望の発信元
コードを効率良く探し出して確認することができる。
【0020】さらに、請求項5に記載した発明の通信装
置は、通信回線を介して発呼信号を発信する際、発呼先
コードを内容とした信号の送出が可能であり、発信時に
送出された上記発呼先コードを含む情報を発信データと
して所定件数分にわたり記憶手段に記憶させ、そうして
記憶された発信データを出力手段により出力することが
できる通信装置であって、上記出力手段によって発信デ
ータを出力させる際、上記発呼先コードのコード順に上
記発信データを並び替える発信データ並び替え手段と、
上記発信データ並び替え手段による並び替え順序に基づ
いて、上記発信データを上記出力手段に出力させる発信
データ出力制御手段とを有することを特徴としている。
【0021】この通信装置によれば、記憶手段に記憶さ
れた所定件数分の発信データから所望の発呼先コードに
ついての発信履歴のみを確認したい場合、発呼先コード
のコード順に並び替えた順序に応じて発信データが出力
されるので、所望する発呼先コードが複数件数分にわた
って記憶手段に記憶されており、しかも、そのコードに
前後して別の発呼先コードを含む情報が発信データとし
て残されている場合であっても、出力結果としては、所
望の発呼先コードを含む発信データが連続した状態とな
り、その結果、発信履歴として残された所望の発呼先コ
ードを効率良く確認することができる。
【0022】なお、発呼先コードとしては、たとえば公
衆電話回線あるいは専用電話回線などにおいて加入者端
末装置に定められた電話番号が一般的であるが、その他
の識別コードなどであっても良い。また、その並び替え
順序としては、コード列の大きい順、または小さい順の
いずれであっても良い。さらに、発呼先コードは、発信
データの内容の一部または内容の全部のいずれであって
も良い。
【0023】また、請求項6に記載した発明の通信装置
は、請求項5に記載の通信装置であって、上記記憶手段
に記憶される発信データは、発呼先コードに基づいて付
加される特定情報を含んでおり、上記発信データ並び替
え手段は、共通の特定情報を含む発信データをまとめ、
所定の順序で並び替える。
【0024】この通信装置によれば、請求項5に記載の
通信装置による効果に加えて、共通の特定情報を含む発
信データがまとめて並び替えられた状態で出力されるの
で、たとえば相手先の名称などを特定情報とした場合、
相手先ごとにまとめて発信データが出力されることとな
り、相手先に対する発信データを容易に探すことができ
る。
【0025】さらに、請求項7に記載した発明の通信装
置は、請求項5に記載の通信装置であって、相手先を識
別する識別コードと、その相手先名称とを対応付けてあ
らかじめ記憶している相手先記憶手段を備え、上記出力
手段は、上記発信データ並び替え手段による並び替え順
序に基づいて発信データの出力を行う際、その発信デー
タに含まれる発呼先コードに一致する識別コードが上記
相手先記憶手段に記憶されていれば、対応する相手先名
称を読み出して、発信データに付加して出力する。
【0026】この通信装置によれば、請求項5に記載の
通信装置による効果に加えて、あらかじめ識別コードに
対応した相手先名称が記憶されている場合、その相手先
名称が発信データとともに出力されるので、どの相手先
に対して発信したのかを容易に把握することができる。
【0027】また、請求項8に記載した発明の通信装置
は、通信回線を介して発呼信号を発信する際、発呼先コ
ードを内容とした信号の送出が可能であり、発信時に送
出された上記発呼先コードを含む情報を発信データとし
て所定件数分にわたり記憶手段に記憶させ、そうして記
憶された発信データを出力手段により出力することがで
きる通信装置であって、上記出力手段によって発信デー
タを出力させる際、使用者によって入力された特定のデ
ータに対応付けられる上記発信データを検索する発信デ
ータ検索手段と、上記発信データ検索手段により検索結
果として得られた発信データを上記出力手段に出力させ
る発信検索結果出力制御手段とを有することを特徴とし
ている。
【0028】この通信装置によれば、記憶手段に記憶さ
れた所定件数分の発信データから所望の発呼先コードに
ついての発信履歴のみを確認したい場合、たとえば、そ
の発呼先コードの一部分を特定のデータとして入力する
と、その特定のデータを含む発信データが検索結果とし
て出力されるので、所望する発呼先コードが複数件数分
にわたって記憶手段に記憶されており、しかも、そのコ
ードに前後して別の発呼先コードが発信データとして残
されている場合であっても、検索による出力結果として
は、所望の発呼先コードを含む発信データが連続した状
態となり、その結果、発信履歴として残る所望の発呼先
コードを効率良く探し出して確認することができる。
【0029】さらに、請求項9に記載した発明の通信装
置は、請求項1ないし請求項8のいずれかに記載の通信
装置であって、上記出力手段の出力結果に含まれる発信
元コードまたは発呼先コードを発呼信号として発信する
コード発信制御手段を有している。
【0030】この通信装置によれば、請求項1ないし請
求項8のいずれかに記載の通信装置による効果に加え
て、出力手段の出力結果に含まれる発信元コードまたは
発呼先コードを発呼信号として発信することができるの
で、履歴として残された所定件数分の着信データまたは
発信データから発信すべき所望の相手先コードを簡単に
探し出して発信することができる。
【0031】また、請求項10に記載した発明の記憶媒
体は、通信回線を介して呼出信号を受信する際、発信元
コードを内容とした信号の受信が可能であり、受信時に
得られた上記発信元コードを含む情報を着信データとし
て所定件数分にわたり記憶手段に記憶させ、そうして記
憶された着信データを出力手段により出力することがで
きる通信装置を制御するためのプログラムを記憶した記
憶媒体であって、上記出力手段によって着信データを出
力させる際、上記発信元コードのコード順に上記着信デ
ータを並び替えるための着信データ並び替えプログラム
と、上記着信データ並び替えプログラムを実行して得ら
れた並び替え順序に基づいて、上記着信データを上記出
力手段に出力させるための着信データ出力制御プログラ
ムとを含むプログラムを記憶したことを特徴としてい
る。
【0032】この記憶媒体によれば、記憶されたプログ
ラムに基づいてCPUを動作させることにより、請求項
1に記載の通信装置の動作を実現することができる。
【0033】さらに、請求項11に記載した発明の記憶
媒体は、通信回線を介して呼出信号を受信する際、発信
元コードを内容とした信号の受信が可能であり、受信時
に得られた上記発信元コードを含む情報を着信データと
して所定件数分にわたり記憶手段に記憶させ、そうして
記憶された着信データを出力手段により出力することが
できる通信装置を制御するためのプログラムを記憶した
記憶媒体であって、上記出力手段によって着信データを
出力させる際、使用者によって入力された特定のデータ
に対応付けられる上記着信データを検索するための着信
データ検索プログラムと、上記着信データ検索プログラ
ムの実行により検索結果として得られた着信データを上
記出力手段に出力させるための着信検索結果出力制御プ
ログラムとを含むプログラムを記憶したことを特徴とし
ている。
【0034】この記憶媒体によれば、記憶されたプログ
ラムに基づいてCPUを動作させることにより、請求項
4に記載の通信装置の動作を実現することができる。
【0035】また、請求項12に記載した発明の記憶媒
体は、通信回線を介して発呼信号を発信する際、発呼先
コードを内容とした信号の送出が可能であり、発信時に
送出された上記発呼先コードを含む情報を発信データと
して所定件数分にわたり記憶手段に記憶させ、そうして
記憶された発信データを出力手段により出力することが
できる通信装置を制御するためのプログラムを記憶した
記憶媒体であって、上記出力手段によって発信データを
出力させる際、上記発呼先コードのコード順に上記発信
データを並び替えるための発信データ並び替えプログラ
ムと、上記発信データ並び替えプログラムを実行して得
られた並び替え順序に基づいて、上記発信データを上記
出力手段に出力させるための発信データ出力制御プログ
ラムとを含むプログラムを記憶したことを特徴としてい
る。
【0036】この記憶媒体によれば、記憶されたプログ
ラムに基づいてCPUを動作させることにより、請求項
5に記載の通信装置の動作を実現することができる。
【0037】さらに、請求項13に記載した発明の記憶
媒体は、通信回線を介して発呼信号を発信する際、発呼
先コードを内容とした信号の送出が可能であり、発信時
に送出された上記発呼先コードを含む情報を発信データ
として所定件数分にわたり記憶手段に記憶させ、そうし
て記憶された発信データを出力手段により出力すること
ができる通信装置を制御するためのプログラムを記憶し
た記憶媒体であって、上記出力手段によって発信データ
を出力させる際、使用者によって入力された特定のデー
タに対応付けられる上記発信データを検索するための発
信データ検索プログラムと、上記発信データ検索プログ
ラムの実行により検索結果として得られた発信データを
上記出力手段に出力させるための発信検索結果出力制御
プログラムとを含むプログラムを記憶したことを特徴と
している。
【0038】この記憶媒体によれば、記憶されたプログ
ラムに基づいてCPUを動作させることにより、請求項
8に記載の通信装置の動作を実現することができる。
【0039】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好ましい実施の形
態について図面を参照して具体的に説明する。
【0040】図1は、本発明にかかる通信装置の一実施
形態として、ファクシミリ電話装置の使用形態を示した
説明図である。この図に示すように、ファクシミリ電話
装置は、コードレス送受信機能を備えたファクシミリ装
置本体Aと、そのファクシミリ装置本体Aとの間でコー
ドレス送受信機能に基づいて各種信号を送受信する子機
電話装置Bとを具備して構成されている。これらファク
シミリ装置本体Aおよび子機電話装置Bのそれぞれに
は、電話番号や設定コマンドなどをキー入力するための
キースイッチ群A1,B1が設けられているとともに、
各種の情報を表示するための液晶などからなるディスプ
レイA2,B2が設けられている。なお、本発明にかか
る通信装置の特徴的機能は、上記ファクシミリ装置本体
A、子機電話装置Bのいずれにも備えられており、その
構成、動作については、両装置A,Bとも本質的に同一
であることから、ファクシミリ装置本体Aについて以下
に説明する。
【0041】図2は、図1に示すファクシミリ装置本体
Aの回路構成を示した回路ブロック図であって、この図
に示すように、ファクシミリ装置本体Aは、CPU1、
NCU2、RAM3、モデム4、ROM5、EEPRO
M6、ゲートアレイ7、コーデック8、DMAC9、読
取部11、印字部12、操作部13、表示部14、コー
ドレス送受信部15、および時計部16を具備して構成
されている。CPU1、NCU2、RAM3、モデム
4、ROM5、EEPROM6、ゲートアレイ7、コー
デック8、およびDMAC9は、バス線により相互に接
続されている。バス線には、アドレスバス、データバ
ス、および制御信号線が含まれる。ゲートアレイ7に
は、読取部11、印字部12、操作部13、表示部1
4、コードレス送受信部15、および時計部16が接続
されている。NCU2には、通信回線の一例としての公
衆電話回線21が接続されている。
【0042】CPU1は、ファクシミリ装置本体A全体
を制御する。NCU2は、送受話器やフックスイッチ回
路、さらにラインリレーや呼出音鳴動回路などを備えて
おり、公衆電話回線21に接続されて網制御を行うこと
で、呼出信号の受信に応じて呼出音を鳴動させたり、発
呼信号の発信を制御する。RAM3は、充電電池などに
より電源バックアップが施されており、通信処理などに
関連した各種データを記憶する。モデム4は、通信デー
タの変調や復調などを行う。ROM5は、各種のプログ
ラムや初期設定値などのデータを記憶している。EEP
ROM6は、各種のフラグや通信に関連するデータなど
を記憶する。ゲートアレイ7は、CPU1の入出力イン
ターフェースとして機能する。コーデック8は、ファク
シミリ通信データの符号化や復号化を行う。DMAC9
は、RAM3へのデータの書き込みや読み出しを行う。
【0043】読取部11は、光源やイメージセンサなど
を備えており、原稿用紙から画像を読み取って画像信号
を出力する。印字部12は、たとえばインクジェット方
式などの印字出力機器を備えており、受信画像やコピー
時の読取画像などを記録用紙上に印字するとともに、通
信履歴レポートを印字出力する。操作部13は、上記し
たキースイッチ群A1などを備えており、キー入力に応
じた電話番号や設定コマンドなどを信号として出力す
る。表示部14は、上記したディスプレイA2を備えて
おり、CPU1により制御されて各種のデータを表示出
力する。コードレス送受信部15は、無線送受信回路な
どを備えており、上記した子機電話装置Bとの間で各種
情報を無線方式で送受信する。時計部16は、現在日時
を計時する時計回路などを備えており、受信日時や発信
日時を取得するために用いられる。なお、公衆電話回線
21においては、NDSが提供されており、ファクシミ
リ装置本体Aおよび子機電話装置Bは、ともにNDSに
対応したサービス機能を備えている。つまり、加入者端
末装置から発呼信号が発信されると、公衆電話回線21
を通じて相手先端末装置に呼出信号が送られるととも
に、その呼出信号とともに発信元電話番号(着信番号)
を内容とした発識別信号も送られる。ここでいう呼出信
号および発識別信号は、発信元から直接公衆電話回線2
1を通じて送られるものではなく、局内交換機を介して
通知される信号であり、このような信号を受信可能なフ
ァクシミリ装置本体Aおよび子機電話装置Bには、着信
番号を記憶する機能が備えられている。
【0044】本発明の要点となる機能に着目して説明す
ると、まず、公衆電話回線21とラインリレーとの間に
おいてNCU2が発信元からの呼出信号を受信した場
合、その呼出信号に応じてNCU2が呼出音を鳴動させ
る。この際、CPU1は、NCU2が呼出信号とともに
発識別信号を受信したか否かを検知している。続いて、
CPU1は、発識別信号を受信したことを検知すると、
モデム4を駆使してその発識別信号を復調させ、呼出信
号の発信元を示す着信番号を取得する。取得された着信
番号は、CPU1により一旦RAM3に記憶されるとと
もに、表示部14のディスプレイA2に表示される。こ
の際、CPU1は、呼出信号を受信した日時も時計部1
6から取得して一旦RAM3に記憶させている。その
後、CPU1は、呼出音の鳴動に応じて送受話器などが
持ち上げられたか否かを、NCU2のフックスイッチ回
路を駆使して検知する。
【0045】以上のようにして得られた着信番号および
受信日時は、着信履歴に関する着信データとしてRAM
3に一時的に記憶され、この着信データは、受信件数ご
とにEEPROM6の着信データ記憶エリアに記憶され
ることとなる。こうして着信データが記憶される着信デ
ータ記憶エリアには、着信データの記憶領域となるレコ
ード部や記憶番地を示すアドレス部が設けられていると
ともに、その着信データの履歴順などを示すためのイン
デックスポインタ部が設けられている。そして、一のレ
コード部に対して着信データが書き込まれる際、そのレ
コード部に対応するインデックスポインタ部には、前後
に記憶された着信データの記憶番地が記憶される。この
ようなインデックスポインタ部などで構成された履歴順
を示す情報をチェーン情報という。着信データ記憶エリ
アに記憶された着信データは、待ち受け時などに使用者
が所定の出力操作を行うことにより、表示部14のディ
スプレイA2にて1件ずつスクロール表示されたり、あ
るいは印字部12から着信履歴レポートとして一覧形式
で印字されることとなる。
【0046】このようにして、着信データを表示または
印字などによって出力する際、初期設定モードにおいて
は、CPU1の制御動作によりEEPROM6に記憶さ
れた全ての着信データが一旦RAM3に転送されるとと
もに、このRAM3から着信データを読み出す際に最新
の履歴順に並べ替えられて出力される。この際、使用者
が所定の機能キーを操作して初期設定モードから番号順
出力モードに切り換えると、CPU1は、着信番号の大
きい順に着信データを並べ替えて出力させることとな
る。
【0047】図3および図4は、着信データがスクロー
ル表示される状態を示した説明図であって、図3に示す
ように、初期設定モードにおいては、スクロールキーな
どを操作することで一の受信件数に対応する着信データ
D1〜D5が順にスクロール表示され、その表示順序お
よび内容は、最新の履歴順に並べられた着信番号および
受信日時となる。一方、図4に示すように、番号順出力
モードが選択されると、図3と同様にして次々と着信デ
ータD1〜D5がスクロール表示されるが、その表示順
序および内容は、着信番号の大きい順、D1,D4,D
3,D2,D5の順に並べられた着信番号および受信日
時となる。つまり、図に示すD1とD4、D2とD5の
ように、同一の着信番号を含む着信データD1〜D5が
複数件数にわたってEEPROM6に記憶されている場
合、番号順出力モードでは、着信番号の一致する着信デ
ータ(D1とD4、D2とD5)が次々に連続して表示
されることとなる。なお、スクロール方向は、所定のキ
ー操作に応じて反転させることができ、スクロール方向
を反転させれば、表示順序が逆転することとなり、その
結果、古い履歴順に着信データが表示されたり、あるい
は着信番号の小さい順に着信データが表示されることと
なる。また、表示順序が最後とされた着信データをさら
にスクロール表示させれば、全ての着信データが一巡し
て最初の着信データが表示されることとなる。さらに、
着信データが着信履歴レポートとして印字される場合、
その印字結果には、図3および図4に示すような履歴順
または着信番号順に並べられた全ての着信データが一覧
形式で表されることとなる。
【0048】これに対し、着信データの出力に際して、
使用者が所定の検索キーを操作すると、検索入力モード
が選択された状態となり、それに続いて使用者が所望の
特定番号をキー入力して検索を実行させると、CPU1
は、その特定番号を含む着信データを着信データ記憶エ
リアから検索するとともに、検索結果として得られた着
信データは、表示部14のディスプレイA2に表示され
ることとなる。
【0049】以上のような各種の出力形式によって着信
データが表示された後、使用者により発信ボタンなどが
操作されると、CPU1は、表示された着信データに含
まれる着信番号を相手先に対する発呼信号として発信す
る処理を行う。また、着信データ表示後、使用者によっ
て削除ボタンなどが操作されると、CPU1は、表示さ
れた着信データをEEPROM6の着信データ記憶エリ
アから削除する処理を行うこととなる。
【0050】さらに、上記した着信データに関する出力
制御処理と同様にして、発信データについても出力制御
処理が行われる。
【0051】つまり、NCU2を通じて公衆電話回線2
1上に発呼信号が発信された場合、CPU1は、NCU
2から発呼信号が発信されたことを検知する。続いて、
CPU1は、発呼信号の発信を検知すると、その発呼信
号の内容となる発呼先の電話番号(発信番号)を取得す
る。取得された発信番号は、CPU1により一旦RAM
3に記憶されるとともに、表示部14のディスプレイA
2に表示される。この際、CPU1は、発呼信号を発信
した日時も時計部16から取得して一旦RAM3に記憶
させている。その後、CPU1は、発呼先の端末装置と
の回線接続状況を監視する回線監視処理を行う。
【0052】以上のようにして得られた発信番号および
発信日時は、発信履歴に関する発信データとしてRAM
3に一時的に記憶され、この発信データは、発信件数ご
とにEEPROM6の発信データ記憶エリアに記憶され
ることとなる。この発信データ記憶エリアは、先述の着
信データ記憶エリアと同様のメモリ空間を有しており、
発信データ記憶エリアに記憶された発信データは、先述
の着信データに関する操作と同様の操作により、表示部
14のディスプレイA2にて1件ずつスクロール表示さ
れたり、あるいは印字部12から発信履歴レポートとし
て一覧形式で印字されることとなる。
【0053】このようにして、発信データを表示または
印字などによって出力する際、初期設定モードにおいて
は、CPU1の制御動作によりEEPROM6に記憶さ
れた全ての発信データが一旦RAM3に転送されるとと
もに、このRAM3から発信データを読み出す際に最新
の履歴順に並べ替えられて出力される。この際、使用者
が所定の機能キーを操作して初期設定モードから番号順
出力モードに切り換えると、CPU1は、発信番号の大
きい順に発信データを並べ替えて出力させることとな
る。そうして表示または印字された出力結果は、先述の
図3および図4に示す着信データと同様の状態となる。
【0054】また、発信データの出力に際して、使用者
が所定の検索キーを操作すると、検索入力モードが選択
された状態となり、それに続いて使用者が所望の特定番
号をキー入力して検索を実行させると、CPU1は、そ
の特定番号を含む発信データを発信データ記憶エリアか
ら検索するとともに、検索結果として得られた発信デー
タは、表示部14のディスプレイA2に表示されること
となる。
【0055】以上のような各種の出力形式によって発信
データが表示された後、使用者により発信ボタンなどが
操作されると、CPU1は、表示された発信データに含
まれる発信番号を相手先に対する発呼信号として再発信
する処理を行う。また、発信データ表示後、使用者によ
って削除ボタンなどが操作されると、CPU1は、表示
された発信データをEEPROM6の発信データ記憶エ
リアから削除する処理を行うこととなる。
【0056】すなわち、着信データに関して、EEPR
OM6は、受信時に得られた発信元コードを含む情報を
着信データとして所定件数分にわたり記憶する記憶手段
を実現している。
【0057】表示部14および印字部12は、着信デー
タを出力する出力手段を実現している。
【0058】CPU1は、出力手段によって着信データ
を出力させる際、発信元コードのコード順に着信データ
を並び替える着信データ並び替え手段と、着信データ並
び替え手段による並び替え順序に基づいて、着信データ
を出力手段に出力させる着信データ出力制御手段とを実
現している。また、CPU1は、出力手段によって着信
データを出力させる際、使用者によって入力された特定
のデータを含む着信データを検索する着信データ検索手
段と、着信データ検索手段により検索結果として得られ
た着信データを出力手段に出力させる着信検索結果出力
制御手段とを実現している。
【0059】ROM5は、通信回線を介して呼出信号を
受信する際、発信元コードを内容とした信号の受信が可
能であり、受信時に得られた上記発信元コードを含む情
報を着信データとして所定件数分にわたり記憶手段に記
憶させ、そうして記憶された着信データを出力手段によ
り出力することができる通信装置を制御するためのプロ
グラムを記憶した記憶媒体であって、上記出力手段によ
って着信データを出力させる際、上記発信元コードのコ
ード順に上記着信データを並び替えるための着信データ
並び替えプログラムと、上記着信データ並び替えプログ
ラムを実行して得られた並び替え順序に基づいて、上記
着信データを上記出力手段に出力させるための着信デー
タ出力制御プログラムとを含むプログラムを記憶した記
憶媒体を実現している。また、ROM5は、通信回線を
介して呼出信号を受信する際、発信元コードを内容とし
た信号の受信が可能であり、受信時に得られた上記発信
元コードを含む情報を着信データとして所定件数分にわ
たり記憶手段に記憶させ、そうして記憶された着信デー
タを出力手段により出力することができる通信装置を制
御するためのプログラムを記憶した記憶媒体であって、
上記出力手段によって着信データを出力させる際、使用
者によって入力された特定のデータを含む上記着信デー
タを検索するための着信データ検索プログラムと、上記
着信データ検索プログラムの実行により検索結果として
得られた着信データを上記出力手段に出力させるための
着信検索結果出力制御プログラムとを含むプログラムを
記憶した記憶媒体を実現している。
【0060】一方、発信データに関して、EEPROM
6は、発信時に送出された発呼先コードを含む情報を発
信データとして所定件数分にわたり記憶する記憶手段を
実現している。
【0061】表示部14および印字部12は、発信デー
タを出力する出力手段を実現している。
【0062】CPU1は、出力手段によって発信データ
を出力させる際、発呼先コードのコード順に発信データ
を並び替える発信データ並び替え手段と、発信データ並
び替え手段による並び替え順序に基づいて、発信データ
を出力手段に出力させる発信データ出力制御手段とを実
現している。また、CPU1は、出力手段によって発信
データを出力させる際、使用者によって入力された特定
のデータを含む発信データを検索する発信データ検索手
段と、発信データ検索手段により検索結果として得られ
た発信データを出力手段に出力させる発信検索結果出力
制御手段とを実現している。
【0063】ROM5は、通信回線を介して発呼信号を
発信する際、発呼先コードを内容とした信号の送出が可
能であり、発信時に送出された上記発呼先コードを含む
情報を発信データとして所定件数分にわたり記憶手段に
記憶させ、そうして記憶された発信データを出力手段に
より出力することができる通信装置を制御するためのプ
ログラムを記憶した記憶媒体であって、上記出力手段に
よって発信データを出力させる際、上記発呼先コードの
コード順に上記発信データを並び替えるための発信デー
タ並び替えプログラムと、上記発信データ並び替えプロ
グラムを実行して得られた並び替え順序に基づいて、上
記発信データを上記出力手段に出力させるための発信デ
ータ出力制御プログラムとを含むプログラムを記憶した
記憶媒体を実現している。また、ROM5は、通信回線
を介して発呼信号を発信する際、発呼先コードを内容と
した信号の送出が可能であり、発信時に送出された上記
発呼先コードを含む情報を発信データとして所定件数分
にわたり記憶手段に記憶させ、そうして記憶された発信
データを出力手段により出力することができる通信装置
を制御するためのプログラムを記憶した記憶媒体であっ
て、上記出力手段によって発信データを出力させる際、
使用者によって入力された特定のデータを含む上記発信
データを検索するための発信データ検索プログラムと、
上記発信データ検索プログラムの実行により検索結果と
して得られた発信データを上記出力手段に出力させるた
めの発信検索結果出力制御プログラムとを含むプログラ
ムを記憶した記憶媒体を実現している。
【0064】次に、ファクシミリ装置本体Aにおける着
信データに関する処理、および発信データに関する処理
動作について、図面を参照して詳細に説明する。
【0065】図5は、受信処理時におけるCPU1の動
作手順を示したフローチャートであって、まず最初に、
CPU1は、公衆電話回線21の極性反転に続いてNC
U2が端末起動信号を受信することにより受信処理を開
始させている。
【0066】受信処理が開始されると、CPU1は、端
末起動信号の受信に応じてラインリレーが接点を閉結す
ることにより、NCU2が発識別信号を受信したか否か
を判別している(S1)。
【0067】発識別信号を受信した場合(S1:YE
S)、CPU1は、受信した発識別信号をモデム4によ
り復調させることで、その発識別信号から着信番号を取
得する(S2)。
【0068】着信番号を取得したCPU1は、発識別信
号の受信完了を示す受信完了信号をNCU2により送出
させる(S3)。これにより、発信元に対して課金され
ることのない一次応答処理が完了する。
【0069】この際、CPU1は、取得した着信番号を
RAM3に一旦記憶させるとともに(S4)、表示部1
4のディスプレイA2にその着信番号を表示させる(S
5)。
【0070】続いて、NCU2が呼出信号を受信するこ
とにより、CPU1は、時計部16から受信日時を取得
してRAM3に一旦記憶させる(S6)。このようにし
てRAM3に一時的に記憶された着信番号および受信日
時は、着信履歴を示すための着信データとして取り扱わ
れることとなる。
【0071】さらに、CPU1は、呼出信号の受信に応
じてNCU2を駆使することで呼出音を鳴動させる(S
7)。
【0072】そうして、呼出音の鳴動とともに着信番号
がディスプレイA2に表示されると、CPU1は、NC
U2のフックスイッチ回路からのフック信号に基づい
て、オフフック状態であるか否かを検知する(S8)。
つまり、CPU1は、送受話器などが持ち上げられるこ
とで呼出信号の受信に応じて応答したか否かを検知して
いる。
【0073】オフフック状態であることが検知された場
合(S8:YES)、CPU1は、呼出音の鳴動を停止
させるとともに(S9)、フックスイッチ回路を介して
回線が閉結されたことを検知する(S10)。
【0074】このようにして回線閉結を検知したCPU
1は、受信処理に関するプログラムの実行を終了し、続
いて回線接続状況を監視する処理に移行する(S1
1)。このS11の処理が開始されることにより、双方
向通話などが可能な発信元に対して課金された状態の二
次応答処理が開始される。
【0075】S11の処理を開始した後、CPU1は、
再びフックスイッチ回路からのフック信号に基づいて、
今度はオンフック状態であるか否かを検知する(S1
2)。つまり、CPU1は、送受話器などが置かれるこ
とで回線が開放された状態であるか否かを検知してい
る。
【0076】オンフック状態であることが検知された場
合(S12:YES)、CPU1は、NCU2のフック
スイッチ回路を介して回線が開放されたことを検知する
(S13)。
【0077】このようにして回線開放が検知された直
後、CPU1は、RAM3に記憶された着信番号および
受信日時を内容とする着信データを、EEPROM6の
着信データ記憶エリアに記憶させる処理を行い(S1
4)、その後、この着信処理に関する一連の処理動作を
終了する。
【0078】S12において、オンフック状態とされる
ことなく回線接続された状態が継続される場合(S1
2:NO)、CPU1は、S11に戻って回線接続状況
の監視を続ける。
【0079】S8において、オフフック状態とされない
場合(S8:NO)、つまり、呼出信号の受信に応じて
応答しない場合、CPU1は、S7に戻って呼出音の鳴
動を続行させる。
【0080】S1において、発識別信号を受信しなかっ
た場合(S1:NO)、たとえば、発信元の端末装置が
公衆電話であったり、あるいはNDSに基づく電話番号
の通知が不可とされていた場合、CPU1は、S6にジ
ャンプしてそれ以降の処理動作を行う。この場合、発信
元の電話番号は、通知されない状態であるので、着信番
号がRAM3に記憶されることなく、着信データの内容
には、着信番号無しとして受信日時のみが含まれること
となる。
【0081】以上説明した受信処理に関する処理動作中
においては、発信元の端末装置がオンフック状態とされ
ることで、トーン信号などの回線切断信号を受信する場
合がある。このような回線切断信号を受信した場合、C
PU1は、回線切断信号を受信するまでに行っていた処
理動作を中止して割込処理を行う。この割込処理が開始
されると、CPU1は、割込処理が開始されるまでに行
っていた処理動作、たとえば呼出音鳴動などの処理動作
を停止させた後、上記したS14の着信データ記憶処理
を実行することとなる。
【0082】以上の受信処理によってEEPROM6に
記憶された着信データは、待ち受け待機時などにおける
使用者の操作に応じて、表示部14のディスプレイA2
に表示されることとなる。
【0083】図6は、着信データの表示処理手順を示し
たフローチャートであって、EEPROM6の着信デー
タ記憶エリアに複数件数分の着信データが記憶されてい
る状態で、待機状態のCPU1は、この着信データに関
する表示処理を割込処理として実行する。
【0084】まず、CPU1は、使用者によって着信履
歴に対応した所定のキーが押下されたか否かを判断して
いる(S21)。
【0085】着信履歴に対応した所定のキーが押下され
ると(S21:YES)、CPU1は、EEPROM6
の着信データ記憶エリアに複数件数分にわたって既に記
憶されている着信データ全てをRAM3に転送して一時
的に記憶させる(S22)。この際、RAM3には、着
信データとともに各着信データの履歴順を示すためのチ
ェーン情報も記憶される。
【0086】そうして、RAM3に着信データなどが転
送されると、CPU1は、初期設定モードに移行し(S
23)、この初期設定モードが開始されると、CPU1
は、使用者によって機能キーが押下されたか否かを判断
する(S24)。
【0087】機能キーが押下されることなく初期設定モ
ードが継続される場合(S24:NO)、CPU1は、
チェーン情報に基づいてRAM3から履歴順に着信デー
タを取り込みつつ、その着信データを表示部14のディ
スプレイA2に表示させる処理を行う(S25)。つま
り、初期設定モードの開始直後、ディスプレイA2に
は、一例として図3に示すように、最新の着信データが
最初のデータとして表示される。
【0088】このようなS25の履歴順着信データ表示
処理において、CPU1は、使用者によりスクロールキ
ーが押下されたか否かを判断している(S26)。
【0089】スクロールキーが押下されると(S26:
YES)、CPU1は、現時点で表示されている着信デ
ータに対して次順の着信データをRAM3から取り込ん
でディスプレイA2に表示させる(S27)。つまり、
履歴順着信データ表示処理が行われている状況では、次
の履歴順に該当する着信データが表示されることとな
る。なお、さらに続けてスクロールキーが押下される
と、CPU1は、スクロールキーの押下回数分だけS2
6およびS27と同様の処理を繰り返す。その結果、次
々と履歴順に着信データが表示されることとなるが、こ
のフローチャートにおいては、そのような繰り返し動作
を便宜上省略する。
【0090】以上のようにして所望の着信データがディ
スプレイA2に表示された状態で、CPU1は、使用者
により発信ボタンが押下されたか否かを判断している
(S28)。
【0091】発信ボタンが押下された場合(S28:Y
ES)、CPU1は、その時点で表示されている着信デ
ータに含まれる着信番号を発呼信号として発信する処理
を行い(S29)、この着信データ表示処理を終了す
る。これにより、着信履歴として残された所定件数分の
着信データから所望の着信番号を探し出し、その着信番
号を有する相手先に対して簡単に発信することができ
る。
【0092】S28において、発信ボタンが押下されな
い場合(S28:NO)、CPU1は、さらに使用者に
よって削除ボタンが押下されたか否かを判断している
(S30)。
【0093】削除ボタンが押下された場合(S30:Y
ES)、CPU1は、その時点で表示されている着信デ
ータをRAM3およびEEPROM6から削除する処理
を行う。これにより、着信履歴として残された所定件数
分の着信データから所望の着信番号を探し出し、その着
信番号を残す必要のない番号として簡単に削除すること
ができる。
【0094】S30において、削除ボタンが押下されな
い場合(S30:NO)、CPU1は、S27の着信デ
ータを表示させる処理を続行する。
【0095】S26において、スクロールキーが押下さ
れない場合(S26:NO)、CPU1は、次順の着信
データを表示させることなく、S25に戻って着信デー
タを表示させる処理を続行する。なお、スクロールキー
が押下されることなく着信データが表示されている場合
であっても、勿論S28以降のボタン操作に伴う処理
は、実行可能とされている。
【0096】S24において、使用者によって機能キー
が押下された場合(S24)、CPU1は、初期設定モ
ードの実行を中断し、さらに機能キーに続けてモード切
換キーが押下されたか、または検索キーが押下されたか
を判断する(S32)。
【0097】モード切換キーが押下された場合(S3
2:YES)、CPU1は、番号順出力モードを開始す
る(S33)。
【0098】この番号順出力モードが開始されると、C
PU1は、RAM3に読み込んだ着信データを着信番号
順に並び替えるとともに、その着信データを番号順に表
示部14のディスプレイA2に表示させる処理を行う
(S34)。つまり、番号順出力モードの開始直後、デ
ィスプレイA2には、一例として図4に示すように、着
信番号の一番大きい着信データが最初のデータとして表
示される。
【0099】このようなS34の番号順着信データ表示
処理において、CPU1は、使用者によりスクロールキ
ーが押下されたか否かを判断している(S35)。
【0100】スクロールキーが押下されると(S35:
YES)、CPU1は、S27に移行して現時点で表示
されている着信データに対して次順の着信データをディ
スプレイA2に表示させる処理を行う。つまり、番号順
着信データ表示処理が行われている状況では、次の番号
順に該当する着信データが表示されることとなる。な
お、さらに続けてスクロールキーが押下されると、CP
U1は、スクロールキーの押下回数分だけS35および
S27と同様の処理を繰り返す。その結果、次々と着信
番号順に着信データが表示されることとなるが、このフ
ローチャートにおいては、そのような繰り返し動作を便
宜上省略する。
【0101】S35において、スクロールキーが押下さ
れない場合(S35:NO)、CPU1は、次順の着信
データを表示させることなく、S34に戻って着信デー
タを表示させる処理を続行する。なお、スクロールキー
が押下されることなく着信データが表示されている場合
であっても、勿論S28以降のボタン操作に伴う処理
は、実行可能とされている。
【0102】S32において、検索キーが押下された場
合(S32:NO)、CPU1は、図7に示すCの検索
処理に移行する。なお、図7については、後述する。
【0103】S21において、着信履歴に対応した所定
のキーが押下されない場合(S21:NO)、CPU1
は、着信データ表示処理を開始することなく待機状態と
なる。
【0104】図7は、着信データの検索処理手順を示し
たフローチャートであって、この図に示す検索処理C
は、図6に示すS32において検索キーが押下されるこ
とで開始される。
【0105】まず、CPU1は、検索処理Cにおいて検
索入力モードを開始し(S41)、それに続いて使用者
により所望の特定番号が入力されて確定されたか否かを
判断している(S42)。
【0106】特定番号の入力が確定すると(S42:Y
ES)、CPU1は、RAM3に読み込まれた複数件数
分の着信データからその特定番号を一部分に含む、ある
いは特定番号に一致する着信番号を検索する処理を実行
する(S43)。この際、複数件数あるいは一件の着信
データが検索結果として得られる場合と、該当する着信
データなしとした検索結果が得られる場合とが想定され
る。
【0107】こうして検索結果が得られると、CPU1
は、その検索結果を表示させる処理を行う(S44)。
つまり、複数件数あるいは一件の着信データが検索結果
として得られた場合、ディスプレイA2には、該当する
一件分の着信データが最初に表示され、一方、該当する
着信データがない場合、ディスプレイA2には、その旨
のメッセージなどが表示される。
【0108】このようなS44の検索結果表示処理にお
いて、CPU1は、使用者によりスクロールキーが押下
されたか否かを判断している(S45)。
【0109】スクロールキーが押下されると(S45:
YES)、CPU1は、現時点で表示されている検索結
果に対して次順の検索結果をディスプレイA2に表示さ
せる(S46)。なお、S46〜S50までの処理につ
いては、先述の図6に示すS27〜S31までの処理と
同様であるため、その説明を省略する。
【0110】S45において、スクロールキーが押下さ
れない場合(S45:NO)、CPU1は、次順の検索
結果を表示させることなく、S44に戻って着信データ
を表示させる処理を続行する。なお、スクロールキーが
押下されることなく着信データが表示されている場合で
あっても、勿論S47以降のボタン操作に伴う処理は、
実行可能とされている。
【0111】S42において、特定番号の入力が確定さ
れない場合(S42:NO)、CPU1は、使用者によ
って特定番号の入力が確定されるまでS42の判断を繰
り返し行う。
【0112】以上説明したS25〜S27の履歴順着信
データ表示処理、S34,S35,S27の番号順着信
データ表示処理、およびS44〜S46の検索結果表示
処理を実行している最中は、機能キーを押下することで
他のモードに切り換え可能とされている。たとえば、S
34において再び機能キーが押下され、それに続いてモ
ード切換キーが押下されると、初期設定モードに切り替
わることとなる。
【0113】したがって、上記した構成、動作を有する
ファクシミリ装置本体Aによれば、EEPROM6に記
憶された所定件数分の着信データから所望の着信番号に
ついての着信履歴のみを確認したい場合、番号順に並び
替えた順序に応じて着信データが表示されるので、所望
する着信番号が複数件数分にわたってEEPROM6に
記憶されており、しかも、その着信番号に前後して別の
着信番号を含む着信データが残されている場合であって
も、表示結果としては、所望の着信番号を含む着信デー
タが連続してスクロール表示されることとなり、その結
果、着信履歴として残された所望の着信番号を効率良く
確認することができる。
【0114】また、着信番号の一部分を特定の番号とし
て検索すると、その特定番号を含む着信データが検索結
果として表示され、そうして検索結果が表示されると、
所望の着信番号を含む着信データが連続してスクロール
表示されることとなるので、着信履歴として残る所望の
着信番号を効率良く探し出して確認することができる。
【0115】以上のような受信処理の場合に対して、図
8は、発信処理時におけるCPU1の動作手順を示した
フローチャートであって、まず、CPU1は、使用者が
操作部13における数字ボタンや登録ボタンなどをキー
入力することによって、発信番号が入力されたか否かを
判断している(S51)。
【0116】発信番号が入力されると(S51:YE
S)、CPU1は、入力された発信番号を表示部14の
ディスプレイA2に表示させる(S52)。
【0117】その表示後、CPU1は、操作部13の発
信ボタンなどが操作されたり、あるいは送受話器などが
持ち上げられた状態であるか、すなわち、オフフック状
態であるか否かを検知する(S53)。
【0118】オフフック状態であることが検知された場
合(S53:YES)、CPU1は、NCU2のフック
スイッチ回路を介して回線が閉結されたことを検知する
(S54)。
【0119】回線が閉結されたことを検知した直後、C
PU1は、入力された発信番号を発呼信号としてNCU
2を介して公衆電話回線21上に送出する(S55)。
【0120】そうして発呼信号が送出されると、CPU
1は、その発呼信号の内容に含まれる発信番号をRAM
3に一旦記憶させる(S56)。
【0121】それに続いて、CPU1は、時計部16か
ら発信日時を取得してRAM3に一旦記憶させる(S5
7)。このようにしてRAM3に一時的に記憶された発
信番号および発信日時は、発信履歴を示すための発信デ
ータとして取り扱われることとなる。
【0122】そうして回線閉結を検知した後、発信デー
タを取得したCPU1は、発信処理に関するプログラム
の実行を終了し、続いて回線接続状況を監視する処理に
移行する(S58)。このS58の処理において、CP
U1は、交換機から送信されてくる呼出音(リングバッ
クトーン)や話中音(ビジートーン)を検出している。
このような呼出音や話中音などのトーン信号が検出され
なくなると、双方向通話などが可能な状態となる。
【0123】S58の処理を開始した後、CPU1は、
再びフックスイッチ回路からのフック信号に基づいて、
今度はオンフック状態であるか否かを検知する(S5
9)。つまり、CPU1は、送受話器などが置かれるこ
とで回線が開放された状態であるか否かを検知してい
る。
【0124】オンフック状態であることが検知された場
合(S59:YES)、CPU1は、NCU2のフック
スイッチ回路を介して回線が開放されたことを検知する
(S60)。
【0125】このようにして回線開放が検知された直
後、CPU1は、RAM3に記憶された発信番号および
発信日時を内容とする発信データを、EEPROM6の
発信データ記憶エリアに記憶させる処理を行い(S4
1)、その後、この発信処理に関する一連の処理動作を
終了する。
【0126】S59において、オンフック状態とされる
ことなく回線接続された状態が継続される場合(S5
9:NO)、CPU1は、S58に戻って回線接続状況
の監視を続ける。
【0127】S53において、オフフック状態とされな
い場合(S53:NO)、つまり、回線接続のための操
作が何らなされない場合、CPU1は、S52に戻って
入力された発信番号の表示を繰り返し行う。
【0128】S51において、発信番号が入力されない
場合(S51:NO)、CPU1は、S53の処理と同
様にしてオフフック状態であるか否かを検知する(S6
2)。
【0129】オフフック状態であることが検知された場
合(S62:YES)、CPU1は、NCU2のフック
スイッチ回路を介して回線が閉結されたことを検知する
(S63)。
【0130】回線が閉結されたことを検知した後、CP
U1は、S51の処理と同様にして発信番号が入力され
たか否かを検知する(S64)。
【0131】発信番号が入力されると(S64:YE
S)、CPU1は、S55以降の一連の処理動作を実行
する。
【0132】逆に、回線閉結を検知してから発信番号が
入力されない場合(S64:NO)、CPU1は、所定
時間の経過をカウントすることでタイムアウトと判断し
(S65:YES)、発信データを記憶させることな
く、この発信処理に関するプログラムの実行を終了す
る。
【0133】S65において、タイムアウトと判断され
ない場合(S65:NO)、CPU1は、所定時間が経
過するまでS64の発信番号の入力を待ち続ける。
【0134】以上の発信処理によってEEPROM6に
記憶された発信データは、待ち受け待機時などにおける
使用者の操作に応じて、表示部14のディスプレイA2
に表示されることとなる。その表示処理手順は、図6お
よび図7に示した着信データの場合と同様であることか
ら、その図示説明を省略する。
【0135】したがって、発信データについても、上述
の着信データの場合と同様の効果を得ることができる。
【0136】なお、上記実施形態においては、着信番号
に含まれる特定番号を検索対象として検索が実行される
が、他の実施形態として受信日時を検索対象として検索
を実行する構成としても良い。
【0137】また、着信データが一件ずつディスプレイ
A2上に表示されるとしたが、印字結果として出力され
る着信履歴レポートと同様に、全ての着信データがディ
スプレイA2上に一括表示されたり、あるいは複数件数
分の着信データが同時に表示される構成であっても良
い。
【0138】さらに、他の実施形態としては、電話帳機
能により相手先の電話番号をその相手先名称などに対応
付けてEEPROM6にあらかじめ記憶しておき、ディ
スプレイA2に着信データを表示させる際、着信番号に
一致する相手先電話番号がEEPROM6に記憶されて
いれば、CPU1がEEPROM6から対応する相手先
名称を読み出してディスプレイA2に表示させる構成と
しても良い。この場合、図6に示すS25やS34のよ
うに、履歴順や番号順に着信データを表示させる方式と
は異なり、名称順に着信データを表示させる方式を採用
することができる。また、そのような名称順の表示方式
を採用した場合、共通の相手先に関する、たとえば「*
*さんジタク」、「**さんケイタイ」というような名
称を含む着信データがまとめてスクロール表示されるこ
ととなり、確認したい相手先を容易に探し出すことが可
能となる。一方、着信データの検索を行う場合には、所
望の番号を直接キー入力することで検索対象を指定する
以外に、相手先名称を検索対象としてキー入力する方法
や、検索キーの操作後、相手先名称に対応付けられた短
縮ダイヤルボタンなどを操作して検索結果を得る方法も
考えられる。なお、このような他の実施形態は、発信デ
ータに適用することも勿論可能である。
【0139】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に記載し
た発明の通信装置によれば、記憶手段に記憶された所定
件数分の着信データから所望の発信元コードについての
着信履歴のみを確認したい場合、発信元コードのコード
順に並び替えた順序に応じて着信データが出力されるの
で、所望する発信元コードが複数件数分にわたって記憶
手段に記憶されており、しかも、そのコードに前後して
別の発信元コードを含む情報が着信データとして残され
ている場合であっても、出力結果としては、所望の発信
元コードを含む着信データが連続した状態となり、その
結果、着信履歴として残された所望の発信元コードを効
率良く確認することができる。
【0140】また、請求項2に記載した発明の通信装置
によれば、請求項1に記載の通信装置による効果に加え
て、共通の特定情報を含む着信データがまとめて並び替
えられた状態で出力されるので、たとえば相手先の名称
などを特定情報とした場合、相手先ごとにまとめて着信
データが出力されることとなり、相手先からの着信デー
タを容易に探すことができる。
【0141】さらに、請求項3に記載した発明の通信装
置によれば、請求項1に記載の通信装置による効果に加
えて、あらかじめ識別コードに対応した相手先名称が記
憶されている場合、その相手先名称が着信データととも
に出力されるので、どの相手先から着信があったのかを
容易に把握することができる。
【0142】また、請求項4に記載した発明の通信装置
によれば、記憶手段に記憶された所定件数分の着信デー
タから所望の発信元コードについての着信履歴のみを確
認したい場合、たとえば、その発信元コードの一部分を
特定のデータとして入力すると、その特定のデータを含
む着信データが検索結果として出力されるので、所望す
る発信元コードが複数件数分にわたって記憶手段に記憶
されており、しかも、そのコードに前後して別の発信元
コードが着信データとして残されている場合であって
も、検索による出力結果としては、所望の発信元コード
を含む着信データが連続した状態となり、その結果、着
信履歴として残る所望の発信元コードを効率良く探し出
して確認することができる。
【0143】さらに、請求項5に記載した発明の通信装
置によれば、記憶手段に記憶された所定件数分の発信デ
ータから所望の発呼先コードについての発信履歴のみを
確認したい場合、発呼先コードのコード順に並び替えた
順序に応じて発信データが出力されるので、所望する発
呼先コードが複数件数分にわたって記憶手段に記憶され
ており、しかも、そのコードに前後して別の発呼先コー
ドを含む情報が発信データとして残されている場合であ
っても、出力結果としては、所望の発呼先コードを含む
発信データが連続した状態となり、その結果、発信履歴
として残された所望の発呼先コードを効率良く確認する
ことができる。
【0144】また、請求項6に記載した発明の通信装置
によれば、請求項5に記載の通信装置による効果に加え
て、共通の特定情報を含む発信データがまとめて並び替
えられた状態で出力されるので、たとえば相手先の名称
などを特定情報とした場合、相手先ごとにまとめて発信
データが出力されることとなり、相手先に対する発信デ
ータを容易に探すことができる。
【0145】さらに、請求項7に記載した発明の通信装
置によれば、請求項5に記載の通信装置による効果に加
えて、あらかじめ識別コードに対応した相手先名称が記
憶されている場合、その相手先名称が発信データととも
に出力されるので、どの相手先に対して発信したのかを
容易に把握することができる。
【0146】また、請求項8に記載した発明の通信装置
によれば、記憶手段に記憶された所定件数分の発信デー
タから所望の発呼先コードについての発信履歴のみを確
認したい場合、たとえば、その発呼先コードの一部分を
特定のデータとして入力すると、その特定のデータを含
む発信データが検索結果として出力されるので、所望す
る発呼先コードが複数件数分にわたって記憶手段に記憶
されており、しかも、そのコードに前後して別の発呼先
コードが発信データとして残されている場合であって
も、検索による出力結果としては、所望の発呼先コード
を含む発信データが連続した状態となり、その結果、発
信履歴として残る所望の発呼先コードを効率良く探し出
して確認することができる。
【0147】さらに、請求項9に記載した発明の通信装
置によれば、請求項1ないし請求項8のいずれかに記載
の通信装置による効果に加えて、出力手段の出力結果に
含まれる発信元コードまたは発呼先コードを発呼信号と
して発信することができるので、履歴として残された所
定件数分の着信データまたは発信データから発信すべき
所望の相手先コードを簡単に探し出して発信することが
できる。
【0148】また、請求項10に記載した発明の記憶媒
体によれば、記憶されたプログラムに基づいてCPUを
動作させることにより、請求項1に記載の通信装置の動
作を実現することができる。
【0149】さらに、請求項11に記載した発明の記憶
媒体によれば、記憶されたプログラムに基づいてCPU
を動作させることにより、請求項4に記載の通信装置の
動作を実現することができる。
【0150】また、請求項12に記載した発明の記憶媒
体によれば、記憶されたプログラムに基づいてCPUを
動作させることにより、請求項5に記載の通信装置の動
作を実現することができる。
【0151】さらに、請求項13に記載した発明の記憶
媒体によれば、記憶されたプログラムに基づいてCPU
を動作させることにより、請求項8に記載の通信装置の
動作を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる通信装置の一実施形態として、
ファクシミリ電話装置の使用形態を示した説明図であ
る。
【図2】図1に示すファクシミリ装置本体の回路構成を
示した回路ブロック図である。
【図3】初期設定モードにおいて着信データがスクロー
ル表示される状態を示した説明図である。
【図4】番号順出力モードにおいて着信データがスクロ
ール表示される状態を示した説明図である。
【図5】受信処理時におけるCPUの動作手順を示した
フローチャートである。
【図6】着信データの表示処理手順を示したフローチャ
ートである。
【図7】着信データの検索処理手順を示したフローチャ
ートである。
【図8】発信処理時におけるCPUの動作手順を示した
フローチャートである。
【符号の説明】
1 CPU 2 NCU 3 RAM 4 モデム 5 ROM 6 EEPROM 7 ゲートアレイ 8 コーデック 9 DMAC 11 読取部 12 印字部 13 操作部 14 表示部 15 コードレス送受信部 16 時計部 21 公衆電話回線

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通信回線を介して呼出信号を受信する
    際、発信元コードを内容とした信号の受信が可能であ
    り、受信時に得られた上記発信元コードを含む情報を着
    信データとして所定件数分にわたり記憶手段に記憶さ
    せ、そうして記憶された着信データを出力手段により出
    力することができる通信装置であって、 上記出力手段によって着信データを出力させる際、上記
    発信元コードのコード順に上記着信データを並び替える
    着信データ並び替え手段と、 上記着信データ並び替え手段による並び替え順序に基づ
    いて、上記着信データを上記出力手段に出力させる着信
    データ出力制御手段とを有することを特徴とする通信装
    置。
  2. 【請求項2】 上記記憶手段に記憶される着信データ
    は、発信元コードに基づいて付加される特定情報を含ん
    でおり、 上記着信データ並び替え手段は、共通の特定情報を含む
    着信データをまとめ、所定の順序で並び替える、請求項
    1に記載の通信装置。
  3. 【請求項3】 相手先を識別する識別コードと、その相
    手先名称とを対応付けてあらかじめ記憶している相手先
    記憶手段を備え、 上記出力手段は、上記着信データ並び替え手段による並
    び替え順序に基づいて着信データの出力を行う際、その
    着信データに含まれる発信元コードに一致する識別コー
    ドが上記相手先記憶手段に記憶されていれば、対応する
    相手先名称を読み出して、着信データに付加して出力す
    る、請求項1に記載の通信装置。
  4. 【請求項4】 通信回線を介して呼出信号を受信する
    際、発信元コードを内容とした信号の受信が可能であ
    り、受信時に得られた上記発信元コードを含む情報を着
    信データとして所定件数分にわたり記憶手段に記憶さ
    せ、そうして記憶された着信データを出力手段により出
    力することができる通信装置であって、 上記出力手段によって着信データを出力させる際、使用
    者によって入力された特定のデータに対応付けられる上
    記着信データを検索する着信データ検索手段と、 上記着信データ検索手段により検索結果として得られた
    着信データを上記出力手段に出力させる着信検索結果出
    力制御手段とを有することを特徴とする通信装置。
  5. 【請求項5】 通信回線を介して発呼信号を発信する
    際、発呼先コードを内容とした信号の送出が可能であ
    り、発信時に送出された上記発呼先コードを含む情報を
    発信データとして所定件数分にわたり記憶手段に記憶さ
    せ、そうして記憶された発信データを出力手段により出
    力することができる通信装置であって、 上記出力手段によって発信データを出力させる際、上記
    発呼先コードのコード順に上記発信データを並び替える
    発信データ並び替え手段と、 上記発信データ並び替え手段による並び替え順序に基づ
    いて、上記発信データを上記出力手段に出力させる発信
    データ出力制御手段とを有することを特徴とする通信装
    置。
  6. 【請求項6】 上記記憶手段に記憶される発信データ
    は、発呼先コードに基づいて付加される特定情報を含ん
    でおり、 上記発信データ並び替え手段は、共通の特定情報を含む
    発信データをまとめ、所定の順序で並び替える、請求項
    5に記載の通信装置。
  7. 【請求項7】 相手先を識別する識別コードと、その相
    手先名称とを対応付けてあらかじめ記憶している相手先
    記憶手段を備え、 上記出力手段は、上記発信データ並び替え手段による並
    び替え順序に基づいて発信データの出力を行う際、その
    発信データに含まれる発呼先コードに一致する識別コー
    ドが上記相手先記憶手段に記憶されていれば、対応する
    相手先名称を読み出して、発信データに付加して出力す
    る、請求項5に記載の通信装置。
  8. 【請求項8】 通信回線を介して発呼信号を発信する
    際、発呼先コードを内容とした信号の送出が可能であ
    り、発信時に送出された上記発呼先コードを含む情報を
    発信データとして所定件数分にわたり記憶手段に記憶さ
    せ、そうして記憶された発信データを出力手段により出
    力することができる通信装置であって、 上記出力手段によって発信データを出力させる際、使用
    者によって入力された特定のデータに対応付けられる上
    記発信データを検索する発信データ検索手段と、 上記発信データ検索手段により検索結果として得られた
    発信データを上記出力手段に出力させる発信検索結果出
    力制御手段とを有することを特徴とする通信装置。
  9. 【請求項9】 上記出力手段の出力結果に含まれる発信
    元コードまたは発呼先コードを発呼信号として発信する
    コード発信制御手段を有している、請求項1ないし請求
    項8のいずれかに記載の通信装置。
  10. 【請求項10】 通信回線を介して呼出信号を受信する
    際、発信元コードを内容とした信号の受信が可能であ
    り、受信時に得られた上記発信元コードを含む情報を着
    信データとして所定件数分にわたり記憶手段に記憶さ
    せ、そうして記憶された着信データを出力手段により出
    力することができる通信装置を制御するためのプログラ
    ムを記憶した記憶媒体であって、 上記出力手段によって着信データを出力させる際、上記
    発信元コードのコード順に上記着信データを並び替える
    ための着信データ並び替えプログラムと、 上記着信データ並び替えプログラムを実行して得られた
    並び替え順序に基づいて、上記着信データを上記出力手
    段に出力させるための着信データ出力制御プログラムと
    を含むプログラムを記憶したことを特徴とする記憶媒
    体。
  11. 【請求項11】 通信回線を介して呼出信号を受信する
    際、発信元コードを内容とした信号の受信が可能であ
    り、受信時に得られた上記発信元コードを含む情報を着
    信データとして所定件数分にわたり記憶手段に記憶さ
    せ、そうして記憶された着信データを出力手段により出
    力することができる通信装置を制御するためのプログラ
    ムを記憶した記憶媒体であって、 上記出力手段によって着信データを出力させる際、使用
    者によって入力された特定のデータに対応付けられる上
    記着信データを検索するための着信データ検索プログラ
    ムと、 上記着信データ検索プログラムの実行により検索結果と
    して得られた着信データを上記出力手段に出力させるた
    めの着信検索結果出力制御プログラムとを含むプログラ
    ムを記憶したことを特徴とする記憶媒体。
  12. 【請求項12】 通信回線を介して発呼信号を発信する
    際、発呼先コードを内容とした信号の送出が可能であ
    り、発信時に送出された上記発呼先コードを含む情報を
    発信データとして所定件数分にわたり記憶手段に記憶さ
    せ、そうして記憶された発信データを出力手段により出
    力することができる通信装置を制御するためのプログラ
    ムを記憶した記憶媒体であって、 上記出力手段によって発信データを出力させる際、上記
    発呼先コードのコード順に上記発信データを並び替える
    ための発信データ並び替えプログラムと、 上記発信データ並び替えプログラムを実行して得られた
    並び替え順序に基づいて、上記発信データを上記出力手
    段に出力させるための発信データ出力制御プログラムと
    を含むプログラムを記憶したことを特徴とする記憶媒
    体。
  13. 【請求項13】 通信回線を介して発呼信号を発信する
    際、発呼先コードを内容とした信号の送出が可能であ
    り、発信時に送出された上記発呼先コードを含む情報を
    発信データとして所定件数分にわたり記憶手段に記憶さ
    せ、そうして記憶された発信データを出力手段により出
    力することができる通信装置を制御するためのプログラ
    ムを記憶した記憶媒体であって、 上記出力手段によって発信データを出力させる際、使用
    者によって入力された特定のデータに対応付けられる上
    記発信データを検索するための発信データ検索プログラ
    ムと、 上記発信データ検索プログラムの実行により検索結果と
    して得られた発信データを上記出力手段に出力させるた
    めの発信検索結果出力制御プログラムとを含むプログラ
    ムを記憶したことを特徴とする記憶媒体。
JP16509498A 1998-06-12 1998-06-12 通信装置および記憶媒体 Expired - Fee Related JP4187825B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16509498A JP4187825B2 (ja) 1998-06-12 1998-06-12 通信装置および記憶媒体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16509498A JP4187825B2 (ja) 1998-06-12 1998-06-12 通信装置および記憶媒体

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH11355423A true JPH11355423A (ja) 1999-12-24
JP4187825B2 JP4187825B2 (ja) 2008-11-26

Family

ID=15805780

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16509498A Expired - Fee Related JP4187825B2 (ja) 1998-06-12 1998-06-12 通信装置および記憶媒体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4187825B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100887577B1 (ko) * 2002-12-24 2009-03-09 엘지전자 주식회사 휴대 단말기 통화목록 삭제 방법

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100887577B1 (ko) * 2002-12-24 2009-03-09 엘지전자 주식회사 휴대 단말기 통화목록 삭제 방법

Also Published As

Publication number Publication date
JP4187825B2 (ja) 2008-11-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH05219175A (ja) 通信装置
JPH11355423A (ja) 通信装置および記憶媒体
JPH09116611A (ja) 電話装置
JP3474836B2 (ja) リダイヤル機能を備えた通信端末装置
JP3570277B2 (ja) 通信装置および記憶媒体
JP2000004285A (ja) 通信装置および記憶媒体
JPH11355421A (ja) 通信装置および記憶媒体
JPH0575823A (ja) フアクシミリ装置
JP3589040B2 (ja) 通信装置および記憶媒体
JP3714148B2 (ja) 通信装置および記憶媒体
JP2001339527A (ja) 転送機能付き通信端末装置
JP2002290692A (ja) ファクシミリ装置、プログラム及び記憶媒体
JPH0198355A (ja) 通信装置
JP3831829B2 (ja) 通信装置
JP2002044194A (ja) 通信端末装置
JPH11177695A (ja) 通信装置
JPH07107260A (ja) メモリ送信機能を備えたファクシミリ装置
JP2002218094A (ja) 通信装置および記憶媒体
JPH0715549A (ja) 通信端末装置
JP2002314669A (ja) 通信端末装置
CN1173092A (zh) 话音及非话音终端使用的电话线接口电路以及控制它的方法
JP2000151791A (ja) 通信端末装置
JPH11346263A (ja) 通信装置および記憶媒体
JP2003333296A (ja) 通信装置
JPH10229453A (ja) 通信端末装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040305

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20050913

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20051101

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20051227

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20060509

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060707

A911 Transfer of reconsideration by examiner before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20060809

A912 Removal of reconsideration by examiner before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912

Effective date: 20060929

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20080910

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110919

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110919

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120919

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130919

Year of fee payment: 5

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees