JPH09116611A - 電話装置 - Google Patents
電話装置Info
- Publication number
- JPH09116611A JPH09116611A JP27282295A JP27282295A JPH09116611A JP H09116611 A JPH09116611 A JP H09116611A JP 27282295 A JP27282295 A JP 27282295A JP 27282295 A JP27282295 A JP 27282295A JP H09116611 A JPH09116611 A JP H09116611A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- telephone
- key
- telephone number
- incoming call
- stored
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Abstract
(57)【要約】
【課題】 自動的に発呼者の電話番号を記憶する機能を
有する電話装置において、LCDなどの表示装置を具備
せずに、テンキーの照明で記憶している電話番号とその
件数を報知させる。これにより、小型で安価な電話装置
を供給することを目的とする。 【解決手段】 着信のとき電話回線から送られてくる発
呼者の電話番号を検出する発呼者情報検出回路2と、該
発呼者情報検出回路2より検出された電話番号を1件以
上記憶するCALLERS用メモリ17と、テンキー13と、
該テンキー13の各々を照明する照明部12を有する電
話装置において、CALLERS用メモリ17に記憶された電
話番号の件数を照明部12の点灯により報知させた後、
テンキー13により指定されたCALLERS用メモリ17の
電話番号を照明部12の点灯により報知させる制御回路
3を備える。
有する電話装置において、LCDなどの表示装置を具備
せずに、テンキーの照明で記憶している電話番号とその
件数を報知させる。これにより、小型で安価な電話装置
を供給することを目的とする。 【解決手段】 着信のとき電話回線から送られてくる発
呼者の電話番号を検出する発呼者情報検出回路2と、該
発呼者情報検出回路2より検出された電話番号を1件以
上記憶するCALLERS用メモリ17と、テンキー13と、
該テンキー13の各々を照明する照明部12を有する電
話装置において、CALLERS用メモリ17に記憶された電
話番号の件数を照明部12の点灯により報知させた後、
テンキー13により指定されたCALLERS用メモリ17の
電話番号を照明部12の点灯により報知させる制御回路
3を備える。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、着信のとき電話回
線から送られてくる発呼者の電話番号を検出可能な電話
装置に関する。
線から送られてくる発呼者の電話番号を検出可能な電話
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】着信の際、被呼者が発呼者の電話番号を
検出し、これを表示装置に表示させる方法は、古くから
考えられている(例えば、特開昭51−124302号
公報)。そして、米国では、CALLERSと呼ばれ、
実用化されている。
検出し、これを表示装置に表示させる方法は、古くから
考えられている(例えば、特開昭51−124302号
公報)。そして、米国では、CALLERSと呼ばれ、
実用化されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この様な発呼者の電話
番号は一般的にはLCDにより表示されるが、このため
の部品とそれを配設するスペースが必要となり、大型化
しコストアップとなる。
番号は一般的にはLCDにより表示されるが、このため
の部品とそれを配設するスペースが必要となり、大型化
しコストアップとなる。
【0004】一方、近年実用化されたPHS(Personal
Handy phone System)も被呼者が発呼者の電話番号を
検出することができる。特に、このPHSは携帯用であ
るために、使用する近辺に電話帳があることが少なく、
上記CALLERSの機能は重宝される。然し乍ら、P
HSの小型化という課題は携帯用電話装置の宿命であ
り、これに表示装置を具備することは問題であった。
Handy phone System)も被呼者が発呼者の電話番号を
検出することができる。特に、このPHSは携帯用であ
るために、使用する近辺に電話帳があることが少なく、
上記CALLERSの機能は重宝される。然し乍ら、P
HSの小型化という課題は携帯用電話装置の宿命であ
り、これに表示装置を具備することは問題であった。
【0005】また、仮に小さなLCDを設けたとして
も、長い電話番号を表示させるには、スクロールや画面
切替等の煩わしい操作が必要となる。
も、長い電話番号を表示させるには、スクロールや画面
切替等の煩わしい操作が必要となる。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明はかかる点に鑑み
なされたもので、その第1の特徴は、着信のとき電話回
線から送られてくる発呼者の電話番号を検出する発呼者
情報検出回路と、該発呼者情報検出回路より検出された
電話番号を1件以上記憶する記憶手段と、テンキーと、
該テンキーの各々を照明する照明部を有する電話装置に
おいて、前記記憶手段に記憶された電話番号の件数を前
記照明部の点灯により報知させた後、前記テンキーによ
り指定された前記記憶手段の電話番号を前記照明部の点
灯により報知させる制御手段を備えたことである。
なされたもので、その第1の特徴は、着信のとき電話回
線から送られてくる発呼者の電話番号を検出する発呼者
情報検出回路と、該発呼者情報検出回路より検出された
電話番号を1件以上記憶する記憶手段と、テンキーと、
該テンキーの各々を照明する照明部を有する電話装置に
おいて、前記記憶手段に記憶された電話番号の件数を前
記照明部の点灯により報知させた後、前記テンキーによ
り指定された前記記憶手段の電話番号を前記照明部の点
灯により報知させる制御手段を備えたことである。
【0007】第2の特徴は、着信表示キーと、前記ベル
の報知中は前記着信表示キーの操作に基づき前記記憶手
段に記憶された着信時の電話番号の件数を前記照明部の
点灯により報知させ、オンフック中は前記着信表示キー
の操作に基づき前記記憶手段に記憶された電話番号の件
数を前記照明部の点灯により報知させた後、前記テンキ
ーにより指定された前記記憶手段の電話番号を前記照明
部の点灯により報知させると共に該報知させた電話番号
をダイヤル発信させる制御手段を備えたことである。
の報知中は前記着信表示キーの操作に基づき前記記憶手
段に記憶された着信時の電話番号の件数を前記照明部の
点灯により報知させ、オンフック中は前記着信表示キー
の操作に基づき前記記憶手段に記憶された電話番号の件
数を前記照明部の点灯により報知させた後、前記テンキ
ーにより指定された前記記憶手段の電話番号を前記照明
部の点灯により報知させると共に該報知させた電話番号
をダイヤル発信させる制御手段を備えたことである。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の実施例を図面に基づき説
明する。本実施例の装置はCALLERSの機能とDIRECTORYの
機能を備えている。CALLERS機能とは受信した発呼者の
電話番号を自動的に検出して記憶するものである。DIRE
CTORY機能とはテンキー(13)で入力した電話番号を
記憶するものである。いずれも記憶した電話番号を自動
的にダイヤル発信することができる。
明する。本実施例の装置はCALLERSの機能とDIRECTORYの
機能を備えている。CALLERS機能とは受信した発呼者の
電話番号を自動的に検出して記憶するものである。DIRE
CTORY機能とはテンキー(13)で入力した電話番号を
記憶するものである。いずれも記憶した電話番号を自動
的にダイヤル発信することができる。
【0009】図1は本実施例の要部を示すブロック図で
ある。(1)は着信検出回路であり、電話回線の着信を
検出する。(2)は発呼者情報検出回路であり、発呼者
の電話番号を検出する。詳述すると、現在米国等では、
着信信号を交換局側から送信する場合、休止期間に発呼
者の電話番号データをモデムを介して送信するようにし
ており、この発呼者情報検出回路(2)は、この電話番
号データを検出してそれを後述の制御回路(3)に出力
するものである。(4)は回線接続回路であり、電話回
線の閉結、開放を行う。(5)はダイヤル発信回路であ
り、電話回線に接続され、ダイヤルを発信する。(6)
はハイブリッド回路であり、電話回線に接続され、2線
−4線変換を行う。(7)(8)はハンドセット用のス
ピーカとマイクロホンであり、ハイブリッド回路に接続
される。(9)はベルであり、着信時に呼出音を出力す
る。
ある。(1)は着信検出回路であり、電話回線の着信を
検出する。(2)は発呼者情報検出回路であり、発呼者
の電話番号を検出する。詳述すると、現在米国等では、
着信信号を交換局側から送信する場合、休止期間に発呼
者の電話番号データをモデムを介して送信するようにし
ており、この発呼者情報検出回路(2)は、この電話番
号データを検出してそれを後述の制御回路(3)に出力
するものである。(4)は回線接続回路であり、電話回
線の閉結、開放を行う。(5)はダイヤル発信回路であ
り、電話回線に接続され、ダイヤルを発信する。(6)
はハイブリッド回路であり、電話回線に接続され、2線
−4線変換を行う。(7)(8)はハンドセット用のス
ピーカとマイクロホンであり、ハイブリッド回路に接続
される。(9)はベルであり、着信時に呼出音を出力す
る。
【0010】(10)は入力手段であり、キー部(1
1)と照明部(12)とからなる。キー部(11)は図
2に示すごとく、少なくとも、電話番号等を入力するテ
ンキー(13),CALLERSモードへ入る操作を行うCALLE
RSキー(14)とDIRECTORYモードへ入る操作を行うDIR
ECTORYキー(15)を有する。照明部(12)はLED
を有し、各キーを夫々独立してバック照明する。この照
明はオンフック時に点灯してキーの位置を知らせたり、
着信時に点滅して着信を報知したりする為に従来より用
いられているものである。本発明はこの照明部(12)
を記憶している電話番号とその件数の報知にも使用する
ものである。
1)と照明部(12)とからなる。キー部(11)は図
2に示すごとく、少なくとも、電話番号等を入力するテ
ンキー(13),CALLERSモードへ入る操作を行うCALLE
RSキー(14)とDIRECTORYモードへ入る操作を行うDIR
ECTORYキー(15)を有する。照明部(12)はLED
を有し、各キーを夫々独立してバック照明する。この照
明はオンフック時に点灯してキーの位置を知らせたり、
着信時に点滅して着信を報知したりする為に従来より用
いられているものである。本発明はこの照明部(12)
を記憶している電話番号とその件数の報知にも使用する
ものである。
【0011】(16)はDIRECTORY用メモリであり、テ
ンキー(13)により入力された電話番号を記憶する。
(17)はCALLERS用メモリであり、前記発呼者情報検
出回路(2)からの電話番号を記憶する。(3)はマイ
クロプロセッサからなる制御回路であり、着信検出回路
(1),発呼者情報検出回路(2)及びキー部(11)
からの信号に基づき各回路を制御する。
ンキー(13)により入力された電話番号を記憶する。
(17)はCALLERS用メモリであり、前記発呼者情報検
出回路(2)からの電話番号を記憶する。(3)はマイ
クロプロセッサからなる制御回路であり、着信検出回路
(1),発呼者情報検出回路(2)及びキー部(11)
からの信号に基づき各回路を制御する。
【0012】上記構成に於ける本発明の主要な動作を説
明する。
明する。
【0013】図3及び図4は制御回路(3)の主要な同
一の動作を示すフローチャートであって、図3は特に着
信処理(図4のS14)の動作を詳細に示すものであ
り、図4は特にCALLERS処理(図3のS20)及びオフ
フック処理(図3のS30)の動作を詳細に示すもので
ある。ここで、NはCALLERS用メモリ(17)に記憶さ
れている電話番号の件数を示す数値変数であり、制御回
路(3)内のレジスタに記憶される。D(n)はn番目
の電話番号を示す配列文字変数である。変数nは制御回
路(3)内のレジスタに記憶され、D(n)はCALLERS
用メモリ(17)に記憶される。dは着信時の電話番号
を示す文字変数であり、制御回路(3)内のレジスタに
記憶される。
一の動作を示すフローチャートであって、図3は特に着
信処理(図4のS14)の動作を詳細に示すものであ
り、図4は特にCALLERS処理(図3のS20)及びオフ
フック処理(図3のS30)の動作を詳細に示すもので
ある。ここで、NはCALLERS用メモリ(17)に記憶さ
れている電話番号の件数を示す数値変数であり、制御回
路(3)内のレジスタに記憶される。D(n)はn番目
の電話番号を示す配列文字変数である。変数nは制御回
路(3)内のレジスタに記憶され、D(n)はCALLERS
用メモリ(17)に記憶される。dは着信時の電話番号
を示す文字変数であり、制御回路(3)内のレジスタに
記憶される。
【0014】上記変数の初期値として、N,n,をいず
れも0とし、dと全ての変数D(i)(但し、iは任意
の整数)をヌルストリング(データがない状態)とする
(S1)。電話回線からの着信を検出すると(S2)、
制御回路(3)は発呼者情報検出回路(2)より発呼者
の電話番号を変数dとして記憶するとともに(S3)、
ベル(9)を鳴動させる(S4)。
れも0とし、dと全ての変数D(i)(但し、iは任意
の整数)をヌルストリング(データがない状態)とする
(S1)。電話回線からの着信を検出すると(S2)、
制御回路(3)は発呼者情報検出回路(2)より発呼者
の電話番号を変数dとして記憶するとともに(S3)、
ベル(9)を鳴動させる(S4)。
【0015】この状態で被呼者が電話装置まで来てハン
ドセットを持ち上げればオンフックとなり、制御回路
(3)はオンフックに基づき鳴動を止めさせて通話の処
理を行う(S5〜S7)。通話者がハンドセットを持ち
上げる前に、発呼者の電話番号を確認したい場合は、CA
LLERSキー(14)が押され、制御回路(3)はこのCAL
LERSキー(14)の押下に基づき(S8)、変数dの電
話番号を報知する(S9)。この報知は例えば、電話番
号が06(123)4567であると、図7に示す如く
テンキー(13)を0,6,1,2,3,4,5,6,
7の順に点灯させる。
ドセットを持ち上げればオンフックとなり、制御回路
(3)はオンフックに基づき鳴動を止めさせて通話の処
理を行う(S5〜S7)。通話者がハンドセットを持ち
上げる前に、発呼者の電話番号を確認したい場合は、CA
LLERSキー(14)が押され、制御回路(3)はこのCAL
LERSキー(14)の押下に基づき(S8)、変数dの電
話番号を報知する(S9)。この報知は例えば、電話番
号が06(123)4567であると、図7に示す如く
テンキー(13)を0,6,1,2,3,4,5,6,
7の順に点灯させる。
【0016】また、着信があっても、被呼者がハンドセ
ットを持ち上げることなく、発呼者側が電話をきったり
所定時間が経過して着信が終了した場合は、制御回路
(3)はこの着信終了動作に基づき(S10のY)、鳴
動を中止させる(S11)。そして、一時的にレジスタ
に記憶していた電話番号dをCALLERS用メモリ(17)
に転送するとともに変数Nを1つカウントアップし(S
12)、着信があったことを図5の如く、CALLERSキー
(14)を点灯あるいは点滅させて着信を報知する(S
13)。尚、消費電力を少なくするために、この着信報
知のステップを省略してもよい。
ットを持ち上げることなく、発呼者側が電話をきったり
所定時間が経過して着信が終了した場合は、制御回路
(3)はこの着信終了動作に基づき(S10のY)、鳴
動を中止させる(S11)。そして、一時的にレジスタ
に記憶していた電話番号dをCALLERS用メモリ(17)
に転送するとともに変数Nを1つカウントアップし(S
12)、着信があったことを図5の如く、CALLERSキー
(14)を点灯あるいは点滅させて着信を報知する(S
13)。尚、消費電力を少なくするために、この着信報
知のステップを省略してもよい。
【0017】このようにして、CALLERS用メモリ(1
7)に着信した電話番号が記憶されるが、通話した電話
番号や既に記憶している電話番号は記憶されない。
7)に着信した電話番号が記憶されるが、通話した電話
番号や既に記憶している電話番号は記憶されない。
【0018】次に上記方法でCALLERS用メモリ(17)
に記憶された電話番号とその件数を表示する方法を説明
する。使用者は前述の着信報知により、着信があったこ
とを知る。
に記憶された電話番号とその件数を表示する方法を説明
する。使用者は前述の着信報知により、着信があったこ
とを知る。
【0019】単に、その件数と電話番号を知りたいとき
の動作を説明する。受話器が持ち上げられず即ちオンフ
ックされていない状態で(S21のN)、CALLERSキー
(14)が押される(S15)。すると、制御回路
(3)は変数Nが0でないことより着信報知中であると
判断して(S16のY)、CALLERS用メモリ(17)に
記憶されている電話番号の件数N(ここではこれを着信
件数という)をテンキー(13)の点灯で報知する(S
17)。例えば、着信件数が15件であった場合は、図
6に示す如くテンキー(13)を1,5の順に点灯させ
る。使用者が知りたい電話番号の件数番号nに対応する
テンキー(13)を押すと、制御回路(3)はこの件数
番号nの入力に基づき(S18)、CALLERS用メモリ
(17)からn番目の電話番号(D(n))を読み出し
て図7の如く電話番号の順にテンキー(13)を点灯さ
せる(S19)。
の動作を説明する。受話器が持ち上げられず即ちオンフ
ックされていない状態で(S21のN)、CALLERSキー
(14)が押される(S15)。すると、制御回路
(3)は変数Nが0でないことより着信報知中であると
判断して(S16のY)、CALLERS用メモリ(17)に
記憶されている電話番号の件数N(ここではこれを着信
件数という)をテンキー(13)の点灯で報知する(S
17)。例えば、着信件数が15件であった場合は、図
6に示す如くテンキー(13)を1,5の順に点灯させ
る。使用者が知りたい電話番号の件数番号nに対応する
テンキー(13)を押すと、制御回路(3)はこの件数
番号nの入力に基づき(S18)、CALLERS用メモリ
(17)からn番目の電話番号(D(n))を読み出し
て図7の如く電話番号の順にテンキー(13)を点灯さ
せる(S19)。
【0020】次に、着信があったことを知った使用者が
CALLERS用メモリ(17)に記憶されている電話番号に
ダイヤルしたい場合を説明する。受話器が持ち上げられ
オフフックとなる(S21のY)。ここで、テンキー
(13)により手動で電話番号が入力されると通常の発
信処理を行う(S22のY,S23)。CALLERSキー
(14)が押されると(S24のY)、制御回路(3)
は前述のステップS16〜S19と同様にテンキー(1
3)の照明で着信件数Nを報知し、テンキー(13)で
指定された番号nの電話番号(D(n))を報知する
(S25〜S28)。そして、ダイヤル発信回路(5)
により指定された電話番号(D(n))を自動的にダイ
ヤルする(S29)。このとき、相手との通話が行われ
ると、CALLERS用メモリ(17)よりこの電話番号(D
(n))は削除されると共に変数Nは1つカウントダウ
ンされる。
CALLERS用メモリ(17)に記憶されている電話番号に
ダイヤルしたい場合を説明する。受話器が持ち上げられ
オフフックとなる(S21のY)。ここで、テンキー
(13)により手動で電話番号が入力されると通常の発
信処理を行う(S22のY,S23)。CALLERSキー
(14)が押されると(S24のY)、制御回路(3)
は前述のステップS16〜S19と同様にテンキー(1
3)の照明で着信件数Nを報知し、テンキー(13)で
指定された番号nの電話番号(D(n))を報知する
(S25〜S28)。そして、ダイヤル発信回路(5)
により指定された電話番号(D(n))を自動的にダイ
ヤルする(S29)。このとき、相手との通話が行われ
ると、CALLERS用メモリ(17)よりこの電話番号(D
(n))は削除されると共に変数Nは1つカウントダウ
ンされる。
【0021】テンキーで記憶件数を報知させて、その中
から指定の電話番号を報知させるには2つの技術が必要
となる。
から指定の電話番号を報知させるには2つの技術が必要
となる。
【0022】1つ目は、LCDのように複数桁の数字を
固定報知できないことである。LCDと同様に、着信と
同時に順次テンキーを点灯させると、被呼者が電話機の
近くにいない場合は初期の点灯を見逃すこととなる。本
発明は、鳴動中の特定のキー(CALLERSキー)操作によ
り鳴動中の電話番号の点灯を開始することとした。
固定報知できないことである。LCDと同様に、着信と
同時に順次テンキーを点灯させると、被呼者が電話機の
近くにいない場合は初期の点灯を見逃すこととなる。本
発明は、鳴動中の特定のキー(CALLERSキー)操作によ
り鳴動中の電話番号の点灯を開始することとした。
【0023】2つ目はテンキーの照明部の兼用である。
既に、テンキーの点灯は夜間のダイヤル時の照明や着信
の報知に使用されている。これに支障なく、しかも、着
信件数と電話番号の報知をも行わなければならない。本
発明は、鳴動時及びオフフック時は特定のキー(CALLER
Sキー)により報知のモードを変更し、且つ、先に着信
件数を報知させた後特定のキー(テンキー)を操作する
ことにより電話番号を表示させてテンキーの点灯を複数
の用途に兼用させた。
既に、テンキーの点灯は夜間のダイヤル時の照明や着信
の報知に使用されている。これに支障なく、しかも、着
信件数と電話番号の報知をも行わなければならない。本
発明は、鳴動時及びオフフック時は特定のキー(CALLER
Sキー)により報知のモードを変更し、且つ、先に着信
件数を報知させた後特定のキー(テンキー)を操作する
ことにより電話番号を表示させてテンキーの点灯を複数
の用途に兼用させた。
【0024】上記の技術により、鳴動中でも、待機時で
も、オンフック時でも記憶している電話番号とその件数
を表示装置なしで報知することが可能となる。
も、オンフック時でも記憶している電話番号とその件数
を表示装置なしで報知することが可能となる。
【0025】尚、上記実施例では鳴動中の電話番号を制
御回路(3)のフラグに記憶させ、着信終了後の電話番
号はCALLERS用メモリ(17)に記憶させたが、共に同
一の記憶手段に記憶させてもよい。
御回路(3)のフラグに記憶させ、着信終了後の電話番
号はCALLERS用メモリ(17)に記憶させたが、共に同
一の記憶手段に記憶させてもよい。
【0026】また、上記の実施例では記憶している着信
件数は2桁としたが、着信件数を1桁に制限すれば、例
えば、着信件数が3件であるとすれば、図8の如く、ス
テップS13の着信報知をテンキー(13)を1,2,
3と順次点灯させることにより、着信件数の報知も兼ね
ることができ、ステップS17及びS26を削除するこ
とができる。
件数は2桁としたが、着信件数を1桁に制限すれば、例
えば、着信件数が3件であるとすれば、図8の如く、ス
テップS13の着信報知をテンキー(13)を1,2,
3と順次点灯させることにより、着信件数の報知も兼ね
ることができ、ステップS17及びS26を削除するこ
とができる。
【0027】
【発明の効果】自動的に発呼者の電話番号を記憶する機
能を有した電話装置は、記憶している電話番号とその件
数を報知させる必要がある。本発明はLCDなどの表示
装置を具備せず、具備されていることが多いテンキーの
照明部を併用して報知することにより、小型で安価な電
話装置を供給することができ、特に携帯用電話装置の普
及に貢献することができる。また、電話番号の桁数を気
にすることなく表示することができる。
能を有した電話装置は、記憶している電話番号とその件
数を報知させる必要がある。本発明はLCDなどの表示
装置を具備せず、具備されていることが多いテンキーの
照明部を併用して報知することにより、小型で安価な電
話装置を供給することができ、特に携帯用電話装置の普
及に貢献することができる。また、電話番号の桁数を気
にすることなく表示することができる。
【図1】本発明の実施例の要部のブロック図である。
【図2】図1の入力手段を示す図である。
【図3】実施例の着信動作を示すフローチャートであ
る。
る。
【図4】実施例のcallers動作及びオフフック動作を示
すフローチャートである。
すフローチャートである。
【図5】図3及び図4のステップS13の着信報知例を
示す図である。
示す図である。
【図6】図4のステップS15とS20の着信件数の報
知例を示す図である。
知例を示す図である。
【図7】図4のステップS17とS22の電話番号の報
知例を示す図である。
知例を示す図である。
【図8】図3及び図4のステップS13の他の着信報知
例を示す図である。
例を示す図である。
1 着信検出回路 2 発呼者情報検出回路 3 制御回路 5 ダイヤル発信回路 9 ベル 10 入力装置 12 照明部 13 テンキー 14 CALLERSキー 15 DIRECTORYキー 17 CALLERS用メモリ
Claims (2)
- 【請求項1】 着信のとき電話回線から送られてくる発
呼者の電話番号を検出する発呼者情報検出回路と、該発
呼者情報検出回路より検出された電話番号を1件以上記
憶する記憶手段と、テンキーと、該テンキーの各々を照
明する照明部を有する電話装置において、 前記記憶手段に記憶された電話番号の件数を前記照明部
の点灯により報知させた後、前記テンキーにより指定さ
れた前記記憶手段の電話番号を前記照明部の点灯により
報知させる制御手段を備えたことを特徴とする電話装
置。 - 【請求項2】 着信のとき電話回線から送られてくる発
呼者の電話番号を検出する発呼者情報検出回路と、該発
呼者情報検出回路より検出された電話番号を1件以上記
憶する記憶手段と、該記憶手段に記憶された電話番号を
ダイヤル発信するダイヤル発信回路と、テンキーと、該
テンキーの各々を照明する照明部と、着信を報知するベ
ルとを有する電話装置において、 着信表示キーと、前記ベルの報知中は前記着信表示キー
の操作に基づき前記記憶手段に記憶された着信時の電話
番号の件数を前記照明部の点灯により報知させ、オンフ
ック中は前記着信表示キーの操作に基づき前記記憶手段
に記憶された電話番号の件数を前記照明部の点灯により
報知させた後、前記テンキーにより指定された前記記憶
手段の電話番号を前記照明部の点灯により報知させると
共に該報知させた電話番号をダイヤル発信させる制御手
段を備えたことを特徴とする電話装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27282295A JPH09116611A (ja) | 1995-10-20 | 1995-10-20 | 電話装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27282295A JPH09116611A (ja) | 1995-10-20 | 1995-10-20 | 電話装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09116611A true JPH09116611A (ja) | 1997-05-02 |
Family
ID=17519251
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP27282295A Pending JPH09116611A (ja) | 1995-10-20 | 1995-10-20 | 電話装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09116611A (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH11355420A (ja) * | 1998-06-04 | 1999-12-24 | Brother Ind Ltd | 通信端末装置 |
JP2000078270A (ja) * | 1998-09-01 | 2000-03-14 | Funai Electric Co Ltd | 通信装置 |
JP2001217904A (ja) * | 2000-02-03 | 2001-08-10 | Nec Saitama Ltd | 点灯機能付き携帯電話機 |
US6674854B1 (en) | 1999-09-03 | 2004-01-06 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Telephone terminal device |
JP2007030684A (ja) * | 2005-07-27 | 2007-02-08 | Hitachi Constr Mach Co Ltd | 建設機械の盗難防止装置 |
JP2011160093A (ja) * | 2010-01-29 | 2011-08-18 | Nec Infrontia Corp | 電話装置及び表示方法 |
JP2016196293A (ja) * | 2010-09-10 | 2016-11-24 | パナソニック・アビオニクス・コーポレイションPanasonic Avionics Corporation | 統合ユーザインターフェースシステムおよび方法 |
-
1995
- 1995-10-20 JP JP27282295A patent/JPH09116611A/ja active Pending
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH11355420A (ja) * | 1998-06-04 | 1999-12-24 | Brother Ind Ltd | 通信端末装置 |
JP2000078270A (ja) * | 1998-09-01 | 2000-03-14 | Funai Electric Co Ltd | 通信装置 |
US6674854B1 (en) | 1999-09-03 | 2004-01-06 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Telephone terminal device |
JP2001217904A (ja) * | 2000-02-03 | 2001-08-10 | Nec Saitama Ltd | 点灯機能付き携帯電話機 |
JP2007030684A (ja) * | 2005-07-27 | 2007-02-08 | Hitachi Constr Mach Co Ltd | 建設機械の盗難防止装置 |
JP2011160093A (ja) * | 2010-01-29 | 2011-08-18 | Nec Infrontia Corp | 電話装置及び表示方法 |
JP2016196293A (ja) * | 2010-09-10 | 2016-11-24 | パナソニック・アビオニクス・コーポレイションPanasonic Avionics Corporation | 統合ユーザインターフェースシステムおよび方法 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US6882713B2 (en) | Telephone apparatus | |
JPH09116611A (ja) | 電話装置 | |
JP3241652B2 (ja) | ボタン電話装置 | |
KR100194467B1 (ko) | 상대방의 다수 전화번호 자동 다이얼링 방법 | |
JPH08204811A (ja) | 携帯電話装置及びその制御方法 | |
WO1998044696A1 (fr) | Poste telephonique permettant, par simple operation, un affichage ininterrompu du numero d'appelant | |
JPH07336426A (ja) | 通信装置 | |
JP3398041B2 (ja) | 電話機 | |
JPH05176044A (ja) | 電話機 | |
JP3228853B2 (ja) | ページャ機能付き携帯電話機 | |
KR100189251B1 (ko) | 다수의 휴대장치를 갖는 무선전화기의 우선호출방법 | |
GB2332816A (en) | Processing incoming calls in an exchange system | |
JPH10224861A (ja) | 携帯通信端末 | |
JP3169656B2 (ja) | 通話先確認機能付き電話機 | |
JP3162895B2 (ja) | コードレス電話装置 | |
KR980013480A (ko) | 간이 전자 교환기에서 페이저 호출한 내선 전화기로 전화를 연결하는 방법 | |
JPH04109741A (ja) | ボタン電話装置 | |
JP2005094431A (ja) | コードレス親子電話装置 | |
JPH077550A (ja) | 他からの着信可能な自己着信方式 | |
JP2004072392A (ja) | 通信装置 | |
JPH04269059A (ja) | ボタン電話装置 | |
JP2000228689A (ja) | 携帯電話機 | |
JPS6170847A (ja) | 私設構内電話交換機 | |
JP2005333553A (ja) | 電話装置 | |
JPH10262108A (ja) | 通信端末装置 |