JP2005097257A - アゾロトリアジン類およびアゾロピリミジン類 - Google Patents
アゾロトリアジン類およびアゾロピリミジン類 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2005097257A JP2005097257A JP2004216483A JP2004216483A JP2005097257A JP 2005097257 A JP2005097257 A JP 2005097257A JP 2004216483 A JP2004216483 A JP 2004216483A JP 2004216483 A JP2004216483 A JP 2004216483A JP 2005097257 A JP2005097257 A JP 2005097257A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- compound
- formula
- alkyl
- ome
- cor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 0 *c1c2nc(*)nc(*)[n]2nc1 Chemical compound *c1c2nc(*)nc(*)[n]2nc1 0.000 description 4
- CVOYAMSQZCXQDY-UHFFFAOYSA-N Oc([n]1nc2)ncnc1c2-c(cc1)ccc1S(c1ccccc1)O Chemical compound Oc([n]1nc2)ncnc1c2-c(cc1)ccc1S(c1ccccc1)O CVOYAMSQZCXQDY-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
Landscapes
- Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
- Nitrogen Condensed Heterocyclic Rings (AREA)
- Plural Heterocyclic Compounds (AREA)
- Macromolecular Compounds Obtained By Forming Nitrogen-Containing Linkages In General (AREA)
- Polymers With Sulfur, Phosphorus Or Metals In The Main Chain (AREA)
- Agricultural Chemicals And Associated Chemicals (AREA)
- Detergent Compositions (AREA)
- Coloring (AREA)
Abstract
Description
上式で、
Aは、NまたはCRであり、
Zは、NまたはCR2であり、
Arは、フェニル、ナフチル、ピリジル、ピリミジニル、トリアジニル、フラニル、チエニル、ベンゾチエニル、ベンゾフラニル、2,3−ジヒドロベンゾフラニル、2,3−ジヒドロベンゾチエニル、インダニル、1,2−ベンゾピラニル、3,4−ジヒドロ−1,2−ベンゾピラニル、テトラリニル(それぞれのArは、1〜5個のR4基で任意に置換され、それぞれのArは不飽和炭素原子に結合している)から選択され、
Rは独立して、それぞれの場合にH、C1−C4アルキル、C2−C4アルケニル、C2−C4アルキニル、C3−C6シクロアルキル、C4−C7シクロアルキルアルキル、ハロ、CN、C1−C4ハロアルキルから選択され、
R1は独立して、それぞれの場合にH、C1−C4アルキル、C2−C4アルケニル、C2−C4アルキニル、ハロ、CN、C1−C4ハロアルキル、C1−C12ヒドロキシアルキル、C2−C12アルコキシアルキル、C2−C10シアノアルキル、C3−C6シクロアルキル、C4−C10シクロアルキルアルキル、NR9R10、C1−C4アルキル−NR9R10、NR9COR10、OR11、SHまたはS(O)nR12から選択され、
R2は、H、C1−C4アルキル、C2−C4アルケニル、C2−C4アルキニル、C3−C6シクロアルキル、C4−C10シクロアルキルアルキル、C1−C4ヒドロキシアルキル、ハロ、CN、−NR6R7、NR9COR10、−NR6S(O)nR7、S(O)nNR6R7、C1−C4ハロアルキル、−OR7、SHまたは−S(O)nR12から選択され、
R3は、
−H、OR7、SH、S(O)nR13、COR7、CO2R7、OC(O)R13、NR8COR7、N(COR7)2、NR8CONR6R7、NR8CO2R13、NR6R7、NR6aR7a、N(OR7)R6、CONR6R7、アリール、ヘテロアリールおよび複素環式基、
または
−C1−C10アルキル、C2−C10アルケニル、C2−C10アルキニル、C3−C8シクロアルキル、C5−C8シクロアルケニル、C4−C12シクロアルキルアルキルまたはC6−C10シクロアルケニルアルキル(それぞれの基は、それぞれの場合に独立してC1−C6アルキル、C3−C6シクロアルキル、ハロ、C1−C4ハロアルキル、シアノ、OR15、SH、S(O)nR13、COR15、CO2R15、OC(O)R13、NR8COR15、N(COR15)2、NR8CONR16R15、NR8CO2R13、NR16R15、CONR16R15、アリール、ヘテロアリールおよび複素環式基から選択される1〜3個の置換基で任意に置換されている)から選択され、
R4は独立して、それぞれの場合にC1−C10アルキル、C2−C10アルケニル、C2−C10アルキニル、C3−C6シクロアルキル、C4−C12シクロアルキルアルキル、NO2、ハロ、CN、C1−C4ハロアルキル、NR6R7、NR8COR7、NR8CO2R7、COR7、OR7、CONR6R7、CO(NOR9)R7、CO2R7、またはS(O)nR7(C1−C10アルキル、C2−C10アルケニル、C2−C10アルキニル、C3−C6シクロアルキルおよびC4−C12シクロアルキルアルキルのそれぞれは、それぞれの場合に独立してC1−C4アルキル、NO2、ハロ、CN、NR6R7、NR8COR7、NR8CO2R7、COR7、OR7、CONR6R7、CO2R7、CO(NOR9)R7、またはS(O)nR7から選択される1〜3個の置換基で任意に置換されている)から選択され、
R6およびR7、R6aおよびR7aは独立して、それぞれの場合に、
−H、
−C1−C10アルキル、C3−C10アルケニル、C3−C10アルキニル、ハロゲン原子数1〜10個のC1−C10ハロアルキル、C2−C8アルコキシアルキル、C3−C6シクロアルキル、C4−C12シクロアルキルアルキル、C5−C10シクロアルケニル、またはC6−C14シクロアルケニルアルキル(それぞれの基は、それぞれの場合に独立してC1−C6アルキル、C3−C6シクロアルキル、ハロ、C1−C4ハロアルキル、シアノ、OR15、SH、S(O)nR13、COR15、CO2R15、OC(O)R13、NR8COR15、N(COR15)2、NR8CONR16R15、NR8CO2R13、NR16R15、CONR16R15、アリール、ヘテロアリールおよび複素環式基から選択される1〜3個の置換基で任意に置換されている)、
−アリール、アリール(C1−C4アルキル)、ヘテロアリール、ヘテロアリール(C1−C4アルキル)、複素環式基または複素環(C1−C4アルキル)から選択されるか、
あるいは、NR6R7およびNR6aR7aが独立してピペリジン、ピロリジン、ピペラジン、N−メチルピペラジン、モルホリンまたはチオモルホリン(それぞれの基は、1〜3個のC1−C4アルキル基で任意に置換されている)であり、
R8は独立して、それぞれの場合にHまたはC1−C4アルキルから選択され、
R9およびR10は独立して、それぞれの場合にH、C1−C4アルキル、またはC3−C6シクロアルキルから選択され、
R11はH、C1−C4アルキル、C1−C4ハロアルキルまたはC3−C6シクロアルキルから選択され、
R12はC1−C4アルキルまたはC1−C4ハロアルキルであり、
R13はC1−C4アルキル、C1−C4ハロアルキル、C2−C8アルコキシアルキル、C3−C6シクロアルキル、C4−C12シクロアルキルアルキル、アリール、アリール(C1−C4アルキル)−、ヘテロアリール、ヘテロアリール(C1−C4アルキル)−から選択され、
R14は、C1−C10アルキル、C3−C10アルケニル、C3−C10アルキニル、C3−C8シクロアルキル、またはC4−C12シクロアルキルアルキル(それぞれの基は、それぞれの場合に独立してC1−C6アルキル、C3−C6シクロアルキル、ハロ、C1−C4ハロアルキル、シアノ、OR15、SH、S(O)nR15、COR15、CO2R15、OC(O)R15、NR8COR15、N(COR15)2、NR8CONR16R15、NR8CO2R15、NR16R15、CONR16R15、およびC1−C6アルキルチオ、C1−C6アルキルスルフィニルおよびC1−C6アルキルスルホニルから選択される1〜3個の置換基で任意に置換されている)から選択され、
R15およびR16は独立して、それぞれの場合にH、C1−C6アルキル、C3−C10シクロアルキル、C4−C16シクロアルキルアルキル(S(O)nR15の場合、R15はHではない)から選択され、
アリールは、フェニルまたはナフチル(それぞれの基は、それぞれの場合に独立してC1−C6アルキル、C3−C6シクロアルキル、ハロ、C1−C4ハロアルキル、シアノ、OR15、SH、S(O)nR15、COR15、CO2R15、OC(O)R15、NR8COR15、N(COR15)2、NR8CONR16R15、NR8CO2R15、NR16R15、およびCONR16R15から選択される1〜5個の置換基で任意に置換されている)から選択され、
ヘテロアリールは、ピリジル、ピリミジニル、トリアジニリル、フラニル、ピラニル、キノリニル、イソキノリニル、チエニル、イミダゾリル、チアゾリル、インドリル、ピロリル、オキサゾリル、ベンゾフラニル、ベンゾチエニル、ベンゾチアゾリル、イソオキサゾリル、ピラゾリル、2,3−ジヒドロベンゾチエニルまたは2,3−ジヒドロベンゾフラニル(それぞれの基は、それぞれの場合に独立してC1−C6アルキル、C3−C6シクロアルキル、ハロ、C1−C4ハロアルキル、シアノ、OR15、SH、S(O)nR15、−COR15、CO2R15、OC(O)R15、NR8COR15、N(COR15)2、NR8CONR16R15、NR8CO2R15、NR16R15、およびCONR16R15から選択される1〜5個の置換基で任意に置換されている)から選択され、
複素環式基は、飽和または部分的に飽和されたヘテロアリール(それぞれの基は、それぞれの場合に独立してC1−C6アルキル、C3−C6シクロアルキル、ハロ、C1−C4ハロアルキル、シアノ、OR15、SH、S(O)nR15、COR15、CO2R15、OC(O)R15、NR8COR15、N(COR15)2、NR8CONR16R15、NR8CO2R15、NR15R16、およびCONR16R15から選択される1〜5個の置換基で任意に置換されている)から選択され、
nは独立して、それぞれの場合に0、1または2である。
上式で、
Aは、NまたはCRであり、
Zは、NまたはCR2であり、
Arは、フェニル、ナフチル、ピリジル、ピリミジニル、トリアジニル、フラニル、チエニル、ベンゾチエニル、ベンゾフラニル、2,3−ジヒドロベンゾフラニル、2,3−ジヒドロベンゾチエニル、インダニル、1,2−ベンゾピラニル、3,4−ジヒドロ−1,2−ベンゾピラニル、テトラリニル(それぞれのArは、1〜5個のR4基で任意に置換され、それぞれのArは不飽和炭素原子に結合している)から選択され、
Rは独立して、それぞれの場合にH、C1−C4アルキル、C2−C4アルケニル、C2−C4アルキニル、C3−C6シクロアルキル、C4−C7シクロアルキルアルキル、ハロ、CN、C1−C4ハロアルキルから選択され、
R1は独立して、それぞれの場合にH、C1−C4アルキル、C2−C4アルケニル、C2−C4アルキニル、ハロ、CN、C1−C4ハロアルキル、C1−C12ヒドロキシアルキル、C2−C12アルコキシアルキル、C2−C10シアノアルキル、C3−C6シクロアルキル、C4−C10シクロアルキルアルキル、NR9R10、C1−C4アルキル−NR9R10、NR9COR10、OR11、SHまたはS(O)nR12から選択され、
R2は、H、C1−C4アルキル、C2−C4アルケニル、C2−C4アルキニル、C3−C6シクロアルキル、C4−C10シクロアルキルアルキル、C1−C4ヒドロキシアルキル、ハロ、CN、−NR6R7、NR9COR10、−NR6S(O)nR7、S(O)nNR6R7、C1−C4ハロアルキル、−OR7、SHまたは−S(O)nR12から選択され、
R3は、
−H、OR7、SH、S(O)nR13、COR7、CO2R7、OC(O)R13、NR8COR7、N(COR7)2、NR8CONR6R7、NR8CO2R13、NR6R7、NR6aR7a、N(OR7)R6、CONR6R7、アリール、ヘテロアリールおよび複素環式基、または
−C1−C10アルキル、C2−C10アルケニル、C2−C10アルキニル、C3−C8シクロアルキル、C5−C8シクロアルケニル、C4−C12シクロアルキルアルキルまたはC6−C10シクロアルケニルアルキル(それぞれの基は、それぞれの場合に独立してC1−C6アルキル、C3−C6シクロアルキル、ハロ、C1−C4ハロアルキル、シアノ、OR15、SH、S(O)nR13、COR15、CO2R15、OC(O)R13、NR8COR15、N(COR15)2、NR8CONR16R15、NR8CO2R13、NR16R15、CONR16R15、アリール、ヘテロアリールおよび複素環式基から選択される1〜3個の置換基で任意に置換されている)から選択され、
R4は、独立してC1−C10アルキル、C2−C10アルケニル、C2−C10アルキニル、C3−C6シクロアルキル、C4−C12シクロアルキルアルキル、NO2、ハロ、CN、C1−C4ハロアルキル、NR6R7、NR8COR7、NR8CO2R7、COR7、OR7、CONR6R7、CO(NOR9)R7、CO2R7、またはS(O)nR7(C1−C10アルキル、C2−C10アルケニル、C2−C10アルキニル、C3−C6シクロアルキルおよびC4−C12シクロアルキルアルキルはそれぞれ、それぞれの場合に独立してC1−C4アルキル、NO2、ハロ、CN、NR6R7、NR8COR7、NR8CO2R7、COR7、OR7、CONR6R7、CO2R7、CO(NOR9)R7、またはS(O)nR7から選択される1〜3個の置換基で任意に置換されている)から選択され、
R6およびR7、R6aおよびR7aは独立して、それぞれの場合に、
−H、
−C1−C10アルキル、C3−C10アルケニル、C3−C10アルキニル、ハロゲン原子数1〜10のC1−C10ハロアルキル、C2−C8アルコキシアルキル、C3−C6シクロアルキル、C4−C12シクロアルキルアルキル、C5−C10シクロアルケニル、またはC6−C14シクロアルケニルアルキル(それぞれの基は、それぞれの場合に独立してC1−C6アルキル、C3−C6シクロアルキル、ハロ、C1−C4ハロアルキル、シアノ、OR15、SH、S(O)nR13、COR15、CO2R15、OC(O)R13、NR8COR15、N(COR15)2、NR8CONR16R15、NR8CO2R13、NR16R15、CONR16R15、アリール、ヘテロアリールおよび複素環式基から選択される1〜3個の置換基で任意に置換されている)、
−アリール、アリール(C1−C4アルキル)、ヘテロアリール、ヘテロアリール(C1−C4アルキル)、複素環式基または複素環(C1−C4アルキル)から選択されるか、
あるいは、NR6R7およびNR6aR7aが独立してピペリジン、ピロリジン、ピペラジン、N−メチルピペラジン、モルホリンまたはチオモルホリン(それぞれの基は、1〜3個のC1−C4アルキル基で任意に置換されている)であり、
R8は独立して、それぞれの場合にHまたはC1−C4アルキルから選択され、
R9およびR10は独立して、それぞれの場合にH、C1−C4アルキル、またはC3−C6シクロアルキルから選択され、
R11はH、C1−C4アルキル、C1−C4ハロアルキルまたはC3−C6シクロアルキルから選択され、
R12はC1−C4アルキルまたはC1−C4ハロアルキルであり、
R13はC1−C4アルキル、C1−C4ハロアルキル、C2−C8アルコキシアルキル、C3−C6シクロアルキル、C4−C12シクロアルキルアルキル、アリール、アリール(C1−C4アルキル)−、ヘテロアリール、ヘテロアリール(C1−C4アルキル)−から選択され、
R14は、C1−C10アルキル、C3−C10アルケニル、C3−C10アルキニル、C3−C8シクロアルキル、またはC4−C12シクロアルキルアルキル(それぞれの基は、それぞれの場合に独立してC1−C6アルキル、C3−C6シクロアルキル、ハロ、C1−C4ハロアルキル、シアノ、OR15、SH、S(O)nR15、COR15、CO2R15、OC(O)R15、NR8COR15、N(COR15)2、NR8CONR16R15、NR8CO2R15、NR16R15、CONR16R15、およびC1−C6アルキルチオ、C1−C6アルキルスルフィニルおよびC1−C6アルキルスルホニルから選択される1〜3個の置換基で任意に置換されている)から選択され、
R15およびR16は独立して、それぞれの場合にH、C1−C6アルキル、C3−C10シクロアルキル、C4−C16シクロアルキルアルキル(S(O)nR15の場合は、R15はHではない)から選択され、
アリールは、フェニルまたはナフチル(それぞれの基は、それぞれの場合に独立してC1−C6アルキル、C3−C6シクロアルキル、ハロ、C1−C4ハロアルキル、シアノ、OR15、SH、S(O)nR15、COR15、CO2R15、OC(O)R15、NR8COR15、N(COR15)2、NR8CONR16R15、NR8CO2R15、NR16R15、およびCONR16R15から選択される1〜5個の置換基で任意に置換されている)であり、
ヘテロアリールは、ピリジル、ピリミジニル、トリアジニリル、フラニル、ピラニル、キノリニル、イソキノリニル、チエニル、イミダゾリル、チアゾリル、インドリル、ピロリル、オキサゾリル、ベンゾフラニル、ベンゾチエニル、ベンゾチアゾリル、イソオキサゾリル、ピラゾリル、2,3−ジヒドロベンゾチエニルまたは2,3−ジヒドロベンゾフラニル(それぞれの基は、それぞれの場合に独立してC1−C6アルキル、C3−C6シクロアルキル、ハロ、C1−C4ハロアルキル、シアノ、OR15、SH、S(O)nR15、−COR15、CO2R15、OC(O)R15、NR8COR15、N(COR15)2、NR8CONR16R15、NR8CO2R15、NR16R15、およびCONR16R15から選択される1〜5個の置換基で任意に置換されている)から選択され、
複素環式基は、飽和または部分的に飽和されたヘテロアリール(それぞれの基は、それぞれの場合に独立してC1−C6アルキル、C3−C6シクロアルキル、ハロ、C1−C4ハロアルキル、シアノ、OR15、SH、S(O)nR15、COR15、CO2R15、OC(O)R15、NR8COR15、N(COR15)2、NR8CONR16R15、NR8CO2R15、NR15R16、およびCONR16R15から選択される1〜5個の置換基で任意に置換されている)から選択され、
nは独立して、それぞれの場合に0、1または2であり、
但し、
(1)AがN、ZがCR2、R2がH、R3が−OR7または−OCOR13、およびR7がHの場合は、R1はH、OHおよびSHのいずれでもなく、
(2)AがN、ZがCR2、R1がCH3またはC2H5、R2がH、およびR3がOH、H、CH3、C2H5、C6H5、n−C3H7、i−C3H7、SH、SCH3、NHC4H9、またはN(C2H5)2の場合は、Arはフェニルおよびm−CH3フェニルのいずれでもなく、
(3)AがN、ZがCR2、R2がH、およびArがピリジル、ピリミジニルまたはピラジニル、およびR3がNR6aR7aの場合は、R6aおよびR7aはHおよびアルキルのいずれでもなく、
(4)AがN、ZがCR2、およびR2がSO2NR6R7の場合は、R3はOHおよびSHのいずれでもなく、
(5)AがCRおよびZがCR2の場合は、R2は−NR6SO2R7および−SO2NR6R7のいずれでもなく、
(6)AがN、ZがCR2およびR2が−NR6SO2R7または−SO2NR6R7の場合は、R3はOHおよびSHのいずれでもなく、
(7)AがN、ZがCR2、R1がメチルまたはエチル、R2がH、およびR3がH、OH、CH3、C2H5、C6H5、n−C3H7、iso−C3H7、SH、SCH3、NH(n−C4H9)、またはN(C2H5)2の場合は、Arは非置換フェニルおよびm−メチルフェニルのいずれでもなく、
(8)AがCR、ZがCR2、R2がH、フェニルまたはアルキル、R3がNR8COR7およびArがフェニルまたはフェニルチオで置換されたフェニルの場合は、R7はアリール、アリール(C1−C4アルキル)、ヘテロアリール、ヘテロアリール(C1−C4アルキル)、複素環式基および複素環(C1−C4アルキル)のいずれでもなく、
(9)AがCR、ZがCR2、R2がHまたはアルキル、Arがフェニル、およびR3がSR13またはNR6aR7aの場合は、R13はアリールおよびヘテロアリールのいずれでもなく、R6aおよびR7aはHおよびアリールのいずれでもなく、または、
(10)AがCH、ZがCR2、R1がOR11、R2がH、R3がOR7で、R7およびR11がいずれもHの場合は、Arはフェニル、p−Br−フェニル、p−Cl−フェニル、p−NHCOCH3−フェニル、p−CH3−フェニル、ピリジルおよびナフチルのいずれでもなく、
(11)AがCH、ZがCR2、R2がH、Arが非置換フェニル、およびR3がCH3、C2H5、CF3またはC6H4Fの場合は、R1はCF3およびC2F5のいずれでもなく、
(12)AがCR、RがH、ZがCR2、R2がOH、およびR1およびR3がHの場合は、Arはフェニルではなく、
(13)AがCR、RがH、ZがCR2、R2がOHまたはNH2、R1およびR3がCH3の場合は、Arは4−フェニル−3−シアノ−2−アミノピリド−2−イルではない。
R6aは独立して、
−H、
−C1−C10アルキル、C3−C10アルケニル、C3−C10アルキニル、ハロゲン原子数1〜10のC1−C10ハロアルキル、C2−C8アルコキシアルキル、C3−C6シクロアルキル、C4−C12シクロアルキルアルキル、C5−C10シクロアルケニル、またはC6−C14シクロアルケニルアルキル(それぞれの基は、それぞれの場合に独立してC1−C6アルキル、C3−C6シクロアルキル、ハロ、C1−C4ハロアルキル、シアノ、OR15、SH、S(O)nR13、COR15、CO2R15、OC(O)R13、NR8COR15、N(COR15)2、NR8CONR16R15、NR8CO2R13、NR16R15、CONR16R15、アリール、ヘテロアリールおよび複素環式基から選択される1〜3個の置換基で任意に置換されている)、
−アリール、アリール(C1−C4アルキル)、ヘテロアリール、ヘテロアリール(C1−C4アルキル)、複素環式基または複素環(C1−C4アルキル)から選択され、
R7aは独立して、それぞれの場合に、
−H、
−C5−C10アルキル、C3−C10アルケニル、C3−C10アルキニル、ハロゲン原子数1〜10のC1−C10ハロアルキル、C2−C8アルコキシアルキル、C3−C6シクロアルキル、C4−C12シクロアルキルアルキル、C5−C10シクロアルケニル、またはC6−C14シクロアルケニルアルキル(それぞれの基は、それぞれの場合に独立してC1−C6アルキル、C3−C6シクロアルキル、ハロ、C1−C4ハロアルキル、シアノ、OR15、SH、S(O)nR13、COR15、CO2R15、OC(O)R13、NR8COR15、N(COR15)2、NR8CONR16R15、NR8CO2R13、NR16R15、CONR16R15、アリール、ヘテロアリールおよび複素環式基から選択される1〜3個の置換基で任意に置換されている)、
−アリール、アリール(C1−C4アルキル)、ヘテロアリール、ヘテロアリール(C1−C4アルキル)、複素環式基または複素環(C1−C4アルキル)から選択されるか、
あるいは、NR6R7およびNR6aR7aは独立してピペリジン、ピロリジン、ピペラジン、N−メチルピペラジン、モルホリンまたはチオモルホリン(それぞれの基は、1〜3個のC1−C4アルキル基で任意に置換されている)から選択される、
化合物およびその異性体、その立体異性体、またはその立体異性体の混合物、および薬剤学的に許容可能なその塩またはプロドラッグ体も含む。
R6aおよびR7aは、同一で、
−C1−C4アルキルまたはC3−C6シクロアルキル(それぞれの基は、それぞれの場合に独立してC1−C6アルキル、C3−C6シクロアルキル、ハロ、C1−C4ハロアルキル、シアノ、OR15、SH、S(O)nR13、−COR15、CO2R15、OC(O)R13、NR8COR15、N(COR15)2、NR8CONR16R15、NR8CO2R13、NR16R15、CONR16R15、アリール、ヘテロアリールおよび複素環式基から選択される1〜3個の置換基で任意に置換されている)、および
−アリールまたはヘテロアリール、から選択される
化合物およびその異性体、その立体異性体、またはその立体異性体の混合物、および薬剤学的に許容可能なその塩またはプロドラッグ体も含む。
R6aが、
−H、
−C1−C10アルキル、C3−C10アルケニル、C3−C10アルキニル、ハロゲン原子数1〜10のC1−C10ハロアルキル、C2−C8アルコキシアルキル、C3−C6シクロアルキル、C4−C12シクロアルキルアルキル、C5−C10シクロアルケニル、またはC6−C14シクロアルケニルアルキル(それぞれの基は、それぞれの場合に独立してC1−C6アルキル、C3−C6シクロアルキル、ハロ、C1−C4ハロアルキル、シアノ、OR15、SH、S(O)nR13、COR15、CO2R15、OC(O)R13、NR8COR15、N(COR15)2、NR8CONR16R15、NR8CO2R13、NR16R15、CONR16R15、アリール、ヘテロアリールおよび複素環式基から選択される1〜3個の置換基で任意に置換されている)、
−アリール、アリール(C1−C4アルキル)、ヘテロアリール、ヘテロアリール(C1−C4アルキル)、複素環式基または複素環(C1−C4アルキル)から選択され、
R7aが、
−C1−C4アルキルおよびそれぞれの場合に独立してC1−C6アルキル、C3−C6シクロアルキル、ハロ、C1−C4ハロアルキル、シアノ、OR15、SH、S(O)nR13、COR15、CO2R15、OC(O)R13、NR8COR15、N(COR15)2、NR8CONR16R15、NR8CO2R13、NR16R15、CONR16R15、アリール、ヘテロアリールおよび複素環式基から選択される1〜3個の置換基で任意に置換されたC1−C4アルキルから選択される、
化合物およびその異性体、その立体異性体、またはその立体異性体の混合物、および薬剤学的に許容可能なその塩またはプロドラッグ体も含む。
R6aおよびR7aの一方は、
−C3−C6シクロアルキル(それぞれのC3−C6シクロアルキルは、それぞれの場合に独立してC1−C6アルキル、C3−C6シクロアルキル、ハロ、C1−C4ハロアルキル、シアノ、OR15、SH、S(O)nR13、COR15、CO2R15、OC(O)R13、NR8COR15、N(COR15)2、NR8CONR16R15、NR8CO2R13、NR16R15、CONR16R15、アリール、ヘテロアリールおよび複素環式基から選択される1〜3個の置換基で任意に置換されている)、
−アリール、
−ヘテロアリールまたは
−複素環式基、から選択され、
R6aおよびR7aのもう一方は、非置換のC1−C4アルキルである
化合物およびその異性体、その立体異性体、またはその立体異性体の混合物、および薬剤学的に許容可能なその塩またはプロドラッグ体も含む。
R6aおよびR7aは独立してHまたは、C1−C10アルキル(それぞれのC1−C10アルキルは、それぞれの場合に独立してC1−C6アルキル、C3−C6シクロアルキル、ハロ、C1−C4ハロアルキル、シアノ、OR15、SH、S(O)nR13、COR15、CO2R15、OC(O)R13、NR8COR15、N(COR15)2、NR8CONR16R15、NR8CO2R13、NR16R15、CONR16R15、アリール、ヘテロアリールおよび複素環式基から選択される1〜3個の置換基で任意に置換されている)である
化合物およびその異性体、その立体異性体、またはその立体異性体の混合物、および薬剤学的に許容可能なその塩またはプロドラッグ体も含む。
R6aは独立して、
−H、
−C1−C10アルキル、C3−C10アルケニル、C3−C10アルキニル、ハロゲン原子数1〜10のC1−C10ハロアルキル、C2−C8アルコキシアルキル、C3−C6シクロアルキル、C4−C12シクロアルキルアルキル、C5−C10シクロアルケニル、またはC6−C14シクロアルケニルアルキル(それぞれの基は、それぞれの場合に独立してC1−C6アルキル、C3−C6シクロアルキル、ハロ、C1−C4ハロアルキル、シアノ、OR15、SH、S(O)nR13、COR15、CO2R15、OC(O)R13、NR8COR15、N(COR15)2、NR8CONR16R15、NR8CO2R13、NR16R15、CONR16R15、アリール、ヘテロアリールおよび複素環式基から選択される1〜3個の置換基で任意に置換されている)、
−アリール、アリール(C1−C4アルキル)、ヘテロアリール、ヘテロアリール(C1−C4アルキル)、複素環式基または複素環(C1−C4アルキル)から選択され、
R7aは独立して、それぞれの場合に、
−H、
−C5−C10アルキル、C3−C10アルケニル、C3−C10アルキニル、ハロゲン原子数1〜10のC1−C10ハロアルキル、C2−C8アルコキシアルキル、C3−C6シクロアルキル、C4−C12シクロアルキルアルキル、C5−C10シクロアルケニル、またはC6−C14シクロアルケニルアルキル(それぞれの基は、それぞれの場合に独立してC1−C6アルキル、C3−C6シクロアルキル、ハロ、C1−C4ハロアルキル、シアノ、OR15、SH、S(O)nR13、COR15、CO2R15、OC(O)R13、NR8COR15、N(COR15)2、NR8CONR16R15、NR8CO2R13、NR16R15、CONR16R15、アリール、ヘテロアリールおよび複素環式基から選択される1〜3個の置換基で任意に置換されている)、
−アリール、アリール(C1−C4アルキル)、ヘテロアリール、ヘテロアリール(C1−C4アルキル)、複素環式基または複素環(C1−C4アルキル)から選択されるか、
あるいは、NR6R7およびNR6aR7aは独立してピペリジン、ピロリジン、ピペラジン、N−メチルピペラジン、モルホリンまたはチオモルホリン(それぞれの基は、1〜3個のC1−C4アルキル基で任意に置換されている)である
化合物およびその異性体、その立体異性体、またはその立体異性体の混合物、および薬剤学的に許容可能なその塩またはプロドラッグ体も含む。
R6aおよびR7aは、同一で、
−C1−C4アルキルまたはC3−C6シクロアルキル(それぞれの基は、それぞれの場合に独立してC1−C6アルキル、C3−C6シクロアルキル、ハロ、C1−C4ハロアルキル、シアノ、OR15、SH、S(O)nR13、−COR15、CO2R15、OC(O)R13、NR8COR15、N(COR15)2、NR8CONR16R15、NR8CO2R13、NR16R15、CONR16R15、アリール、ヘテロアリールおよび複素環式基から選択される1〜3個の置換基で任意に置換されている)および、
−アリールまたはヘテロアリールから選択される
化合物およびその異性体、その立体異性体、またはその立体異性体の混合物、および薬剤学的に許容可能なその塩またはプロドラッグ体を含む。
R6aおよびR7aは、同一で、
−C1−C4アルキル(それぞれのC1−C4アルキルは、それぞれの場合に独立してC1−C6アルキル、C3−C6シクロアルキル、ハロ、C1−C4ハロアルキル、シアノ、OR15、SH、S(O)nR13、−COR15、CO2R15、OC(O)R13、NR8COR15、N(COR15)2、NR8CONR16R15、NR8CO2R13、NR16R15、CONR16R15、アリール、ヘテロアリールおよび複素環式基から選択される1〜3個の置換基で任意に置換されている)である
化合物およびその異性体、その立体異性体、またはその立体異性体の混合物、および薬剤学的に許容可能なその塩またはプロドラッグ体も含む。
R6aは、
−H、
−C1−C10アルキル、C3−C10アルケニル、C3−C10アルキニル、ハロゲン原子数1〜10のC1−C10ハロアルキル、C2−C8アルコキシアルキル、C3−C6シクロアルキル、C4−C12シクロアルキルアルキル、C5−C10シクロアルケニル、またはC6−C14シクロアルケニルアルキル(それぞれの基は、それぞれの場合に独立してC1−C6アルキル、C3−C6シクロアルキル、ハロ、C1−C4ハロアルキル、シアノ、OR15、SH、S(O)nR13、COR15、CO2R15、OC(O)R13、NR8COR15、N(COR15)2、NR8CONR16R15、NR8CO2R13、NR16R15、CONR16R15、アリール、ヘテロアリールおよび複素環式基から選択される1〜3個の置換基で任意に置換されている)、
−アリール、アリール(C1−C4アルキル)、ヘテロアリール、ヘテロアリール(C1−C4アルキル)、複素環式基または複素環(C1−C4アルキル)から選択され、
R7aは、
−C1−C4アルキルおよびそれぞれの場合に独立してC1−C6アルキル、C3−C6シクロアルキル、ハロ、C1−C4ハロアルキル、シアノ、OR15、SH、S(O)nR13、COR15、CO2R15、OC(O)R13、NR8COR15、N(COR15)2、NR8CONR16R15、NR8CO2R13、NR16R15、CONR16R15、アリール、ヘテロアリールおよび複素環式基から選択される1〜3個の置換基で任意に置換されたC1−C4アルキルである
化合物およびその異性体、その立体異性体、またはその立体異性体の混合物、および薬剤学的に許容可能なその塩またはプロドラッグ体も含む。
R6aおよびR7aの一方は、
−C3−C6シクロアルキル(それぞれC3−C6シクロアルキルは、それぞれの場合に独立してC1−C6アルキル、C3−C6シクロアルキル、ハロ、C1−C4ハロアルキル、シアノ、OR15、SH、S(O)nR13、COR15、CO2R15、OC(O)R13、NR8COR15、N(COR15)2、NR8CONR16R15、NR8CO2R13、NR16R15、CONR16R15、アリール、ヘテロアリールおよび複素環式基から選択される1〜3個の置換基で任意に置換されている)、
−アリール、
−ヘテロアリールまたは
−複素環式基、から選択され、
R6aおよびR7aのもう一方は、非置換のC1−C4アルキルである
化合物およびその異性体、その立体異性体、またはその立体異性体の混合物、および薬剤学的に許容可能なその塩またはプロドラッグ体も含む。
化合物およびその異性体、その立体異性体、またはその立体異性体の混合物、および薬剤学的に許容可能なその塩またはプロドラッグ体も含む。
−Arは1〜4個のR4置換基で任意に置換されたフェニル、ピリジルまたは
2,3−ジヒドロベンゾフラニルであり、
−R3はNR6aR7aまたはOR7であり、
−R1およびR2は独立してH、C1−C4アルキル、C3−C6シクロアルキル、C4−C10シクロアルキルアルキルから選択される
化合物およびその異性体、その立体異性体、またはその立体異性体の混合物、および薬剤学的に許容可能なその塩またはプロドラッグ体も含む。
R6aは独立して、
−H、
−C1−C10アルキル、C3−C10アルケニル、C3−C10アルキニル、ハロゲン原子数1〜10のC1−C10ハロアルキル、C2−C8アルコキシアルキル、C3−C6シクロアルキル、C4−C12シクロアルキルアルキル、C5−C10シクロアルケニル、またはC6−C14シクロアルケニルアルキル(それぞれの基は、それぞれの場合に独立してC1−C6アルキル、C3−C6シクロアルキル、ハロ、C1−C4ハロアルキル、シアノ、OR15、SH、S(O)nR13、COR15、CO2R15、OC(O)R13、NR8COR15、N(COR15)2、NR8CONR16R15、NR8CO2R13、NR16R15、CONR16R15、アリール、ヘテロアリールおよび複素環式基から選択される1〜3個の置換基で任意に置換されている)、
−アリール、アリール(C1−C4アルキル)、ヘテロアリール、ヘテロアリール(C1−C4アルキル)、複素環式基または複素環(C1−C4アルキル)から選択され、
R7aは、
−H、
−C5−C10アルキル、C3−C10アルケニル、C3−C10アルキニル、ハロゲン原子数1〜10のC1−C10ハロアルキル、C2−C8アルコキシアルキル、C3−C6シクロアルキル、C4−C12シクロアルキルアルキル、C5−C10シクロアルケニル、またはC6−C14シクロアルケニルアルキル(それぞれの基は、それぞれの場合に独立してC1−C6アルキル、C3−C6シクロアルキル、ハロ、C1−C4ハロアルキル、シアノ、OR15、SH、S(O)nR13、COR15、CO2R15、OC(O)R13、NR8COR15、N(COR15)2、NR8CONR16R15、NR8CO2R13、NR16R15、CONR16R15、アリール、ヘテロアリールおよび複素環式基から選択される1〜3個の置換基で任意に置換されている)、
−アリール、アリール(C1−C4アルキル)、ヘテロアリール、ヘテロアリール(C1−C4アルキル)、複素環式基または複素環(C1−C4アルキル)から選択されるか、
あるいは、NR6R7およびNR6aR7aは独立して、ピペリジン、ピロリジン、ピペラジン、N−メチルピペラジン、モルホリンまたはチオモルホリン(それぞれの基は、1〜3個のC1−C4アルキル基で任意に置換されている)のいずれかである
化合物およびその異性体、その立体異性体、またはその立体異性体の混合物、および薬剤学的に許容可能なその塩またはプロドラッグ体も含む。
R6aおよびR7aは、同一で、
−C1−C4アルキルまたはC3−C6シクロアルキル(それぞれの基は、それぞれの場合に独立してC1−C6アルキル、C3−C6シクロアルキル、ハロ、C1−C4ハロアルキル、シアノ、OR15、SH、S(O)nR13、−COR15、CO2R15、OC(O)R13、NR8COR15、N(COR15)2、NR8CONR16R15、NR8CO2R13、NR16R15、CONR16R15、アリール、ヘテロアリールおよび複素環式基から選択される1〜3個の置換基で任意に置換されている)および、
−アリールまたはヘテロアリールから選択される
化合物およびその異性体、その立体異性体、またはその立体異性体の混合物、および薬剤学的に許容可能なその塩またはプロドラッグ体も含む。
R6aおよびR7aは、同一で、
−C1−C4アルキル(それぞれのC1−C4アルキルは、それぞれの場合に独立してC1−C6アルキル、C3−C6シクロアルキル、ハロ、C1−C4ハロアルキル、シアノ、OR15、SH、S(O)nR13、−COR15、CO2R15、OC(O)R13、NR8COR15、N(COR15)2、NR8CONR16R15、NR8CO2R13、NR16R15、CONR16R15、アリール、ヘテロアリールおよび複素環式基から選択される1〜3個の置換基で任意に置換されている)である
化合物およびその異性体、その立体異性体、またはその立体異性体の混合物、および薬剤学的に許容可能なその塩またはプロドラッグ体も含む。
R6aは、
−H、
−C1−C10アルキル、C3−C10アルケニル、C3−C10アルキニル、ハロゲン原子数1〜10のC1−C10ハロアルキル、C2−C8アルコキシアルキル、C3−C6シクロアルキル、C4−C12シクロアルキルアルキル、C5−C10シクロアルケニル、またはC6−C14シクロアルケニルアルキル(それぞれの基は、それぞれの場合に独立してC1−C6アルキル、C3−C6シクロアルキル、ハロ、C1−C4ハロアルキル、シアノ、OR15、SH、S(O)nR13、COR15、CO2R15、OC(O)R13、NR8COR15、N(COR15)2、NR8CONR16R15、NR8CO2R13、NR16R15、CONR16R15、アリール、ヘテロアリールおよび複素環式基から選択される1〜3個の置換基で任意に置換されている)、
−アリール、アリール(C1−C4アルキル)、ヘテロアリール、ヘテロアリール(C1−C4アルキル)、複素環式基または複素環(C1−C4アルキル)から選択され、
R7aは、
−C1−C4アルキルおよびそれぞれの場合に独立してC1−C6アルキル、C3−C6シクロアルキル、ハロ、C1−C4ハロアルキル、シアノ、OR15、SH、S(O)nR13、COR15、CO2R15、OC(O)R13、NR8COR15、N(COR15)2、NR8CONR16R15、NR8CO2R13、NR16R15、CONR16R15、アリール、ヘテロアリールおよび複素環式基から選択される1〜3個の置換基で任意に置換されているC1−C4アルキルである
化合物およびその異性体、その立体異性体、またはその立体異性体の混合物、および薬剤学的に許容可能なその塩またはプロドラッグ体も含む。
R6aおよびR7aの一方は、
−C3−C6シクロアルキル(それぞれのC3−C6シクロアルキルは、それぞれの場合に独立してC1−C6アルキル、C3−C6シクロアルキル、ハロ、C1−C4ハロアルキル、シアノ、OR15、SH、S(O)nR13、COR15、CO2R15、OC(O)R13、NR8COR15、N(COR15)2、NR8CONR16R15、NR8CO2R13、NR16R15、CONR16R15、アリール、ヘテロアリールおよび複素環式基から選択される1〜3個の置換基で任意に置換されている)、
−アリール、
−ヘテロアリールまたは
−複素環式基、から選択され、
R6aおよびR7aのもう一方は、非置換のC1−C4アルキルである
化合物およびその異性体、その立体異性体、またはその立体異性体の混合物、および薬剤学的に許容可能なその塩またはプロドラッグ体も含む。
R6aおよびR7aは独立してHまたは、C1−C10アルキル(それぞれのC1−C10アルキルは、それぞれの場合に独立してC1−C6アルキル、C3−C6シクロアルキル、ハロ、C1−C4ハロアルキル、シアノ、OR15、SH、S(O)nR13、COR15、CO2R15、OC(O)R13、NR8COR15、N(COR15)2、NR8CONR16R15、NR8CO2R13、NR16R15、CONR16R15、アリール、ヘテロアリールおよび複素環式基から選択される1〜3個の置換基で任意に置換されている)である
化合物およびその異性体、その立体異性体、またはその立体異性体の混合物、および薬剤学的に許容可能なその塩またはプロドラッグ体も含む。
R3が−NHCH(n−Pr)2、R4aがCl、R4bがH、R4cがCl、R4dがHでありR4eがHである式(50)の化合物、
R3が−N(Et)(n−Bu)、R4aがCl、R4bがH、R4cがCl、R4dがHでありR4eがHである式(50)の化合物、
R3が−N(n−Pr)(CH2cPr)、R4aがCl、R4bがH、R4cがCl、R4dがHでありR4eがHである式(50)の化合物、
R3が−N(CH2CH2OMe)2、R4aがCl、R4bがH、R4cがCl、R4dがHでありR4eがHである式(50)の化合物、
R3が−NHCH(Et)(n−Bu)、R4aがCl、R4bがH、R4cがCl、R4dがHでありR4eがHである式(50)の化合物、
R3が−NHCH(Et)(CH2OMe)、R4aがCl、R4bがH、R4cがCl、R4dがHでありR4eがHである式(50)の化合物、
R3が−NHCH(CH2OMe)2、R4aがCl、R4bがH、R4cがCl、R4dがHでありR4eがHである式(50)の化合物、
R3が−N(Et)2、R4aがCl、R4bがH、R4cがCl、R4dがHでありR4eがHである式(50)の化合物、
R3が−NHCH(CH2OEt)2、R4aがCl、R4bがH、R4cがCl、R4dがHでありR4eがHである式(50)の化合物、
R3が−NHCH(Et)2、R4aがCl、R4bがH、R4cがCl、R4dがHでありR4eがHである式(50)の化合物、
R3が−N(Me)(Ph)、R4aがCl、R4bがH、R4cがCl、R4dがHでありR4eがHである式(50)の化合物、
R3が−N(n−Pr)2、R4aがCl、R4bがH、R4cがCl、R4dがHでありR4eがHである式(50)の化合物、
R3が−NHCH(Et)(n−Pr)、R4aがCl、R4bがH、R4cがCl、R4dがHでありR4eがHである式(50)の化合物、
R3が−NHCH(CH2OMe)2、R4aがMe、R4bがH、R4cがMe、R4dがHでありR4eがMeである式(50)の化合物、
R3が−NHCH(CH2OMe)2、R4aがMe、R4bがH、R4cがMe、R4dがHでありR4eがHである式(50)の化合物、
R3が−N(CH2CH2OMe)2、R4aがMe、R4bがH、R4cがMe、R4dがHでありR4eがHである式(50)の化合物、
R3が−NHCH(Et)(CH2OMe)2、R4aがMe、R4bがH、R4cがMe、R4dがHでありR4eがHである式(50)の化合物、
R3が−NHCH(Et)2、R4aがMe、R4bがH、R4cがMe、R4dがHでありR4eがHである式(50)の化合物、
R3が−OEt、R4aがCl、R4bがH、R4cがCl、R4dがHでありR4eがHである式(50)の化合物、
R3が−N(Et)2、R4aがMe、R4bがH、R4cがMe、R4dがHでありR4eがHである式(50)の化合物、
R3が−N(CH2CN)2、R4aがMe、R4bがH、R4cがMe、R4dがHでありR4eがHである式(50)の化合物、
R3が−NHCH(Me)(CH2OMe)、R4aがMe、R4bがH、R4cがMe、R4dがHでありR4eがHである式(50)の化合物、
R3が−OCH(Et)(CH2OMe)、R4aがMe、R4bがH、R4cがMe、R4dがHでありR4eがHである式(50)の化合物、
R3が−N(n−Pr)(CH2cPr)、R4aがMe、R4bがH、R4cがMe、R4dがHでありR4eがHである式(50)の化合物、
R3が−NHCH(Me)(CH2N(Me)2)、R4aがMe、R4bがH、R4cがMe、R4dがHでありR4eがHである式(50)の化合物、
R3が−N(cPr)(CH2CH2CN)、R4aがMe、R4bがH、R4cがMe、R4dがHでありR4eがHである式(50)の化合物、
R3が−N(n−Pr)(CH2CH2CN)、R4aがMe、R4bがH、R4cがMe、R4dがHでありR4eがHである式(50)の化合物、
R3が−N(n−Bu)(CH2CN)、R4aがMe、R4bがH、R4cがMe、R4dがHでありR4eがHである式(50)の化合物、
R3が−NHCH(Et)(CH2OMe)、R4aがMe、R4bがH、R4cがMe、R4dがHでありR4eがMeである式(50)の化合物、
R3が−NHCH(Et)2、R4aがMe、R4bがH、R4cがMe、R4dがHでありR4eがMeである式(50)の化合物、
R3が−N(CH2CH2OMe)2、R4aがMe、R4bがH、R4cがMe、R4dがHでありR4eがMeである式(50)の化合物、
R3が−NHCH(CH2OMe)2、R4aがBr、R4bがH、R4cがOMe、R4dがHでありR4eがHである式(50)の化合物、
R3が−NHCH(Et)(CH2OMe)、R4aがBr、R4bがH、R4cがOMe、R4dがHでありR4eがHである式(50)の化合物、
R3が−N(Et)2、R4aがMe、R4bがH、R4cがMe、R4dがHでありR4eがMeである式(50)の化合物、
R3が−NHCH(CH2OEt)2、R4aがMe、R4bがH、R4cがMe、R4dがHでありR4eがMeである式(50)の化合物、
R3が−NHCH(CH2CH2OMe)(CH2OMe)、R4aがMe、R4bがH、R4cがMe、R4dがHでありR4eがMeである式(50)の化合物、
R3がモルホリノ、R4aがMe、R4bがH、R4cがMe、R4dがHでありR4eがHである式(50)の化合物、
R3が−N(CH2CH2OMe)2、R4aがBr、R4bがH、R4cがOMe、R4dがHでありR4eがHである式(50)の化合物、
R3が−NHCH(Et)2、R4aがBr、R4bがH、R4cがOMe、R4dがHでありR4eがHである式(50)の化合物、
R3が−N(Et)2、R4aがBr、R4bがH、R4cがOMe、R4dがHでありR4eがHである式(50)の化合物、
R3が−NH(c−Pr)、R4aがMe、R4bがH、R4cがMe、R4dがHでありR4eがHである式(50)の化合物、
R3が−NHCH(CH2OMe)2、R4aがCN、R4bがH、R4cがOMe、R4dがHでありR4eがHである式(50)の化合物、
R3が−N(c−Pr)(CH2CH2CN)、R4aがMe、R4bがH、R4cがMe、R4dがHでありR4eがMeである式(50)の化合物、
R3が−NHCH(CH2OMe)2、R4aがMe、R4bがH、R4cがBr、R4dがHでありR4eがHである式(50)の化合物、
R3が−NHCH(CH2OMe)(CH2CH2OMe)、R4aがMe、R4bがH、R4cがBr、R4dがHでありR4eがHである式(50)の化合物、
R3が−NHCH(CH2OMe)2、R4aがMe、R4bがH、R4cがOMe、R4dがMeでありR4eがHである式(50)の化合物、
R3が−N(CH2CH2OMe)2、R4aがMe、R4bがH、R4cがOMe、R4dがMeでありR4eがHである式(50)の化合物、
R3が−NHCH(Et)2、R4aがMe、R4bがH、R4cがOMe、R4dがMeでありR4eがHである式(50)の化合物、
R3が−N(Et)2、R4aがMe、R4bがH、R4cがOMe、R4dがMeでありR4eがHである式(50)の化合物、
R3が−NHCH(CH2OMe)2、R4aがCl、R4bがH、R4cがMe、R4dがHでありR4eがHである式(50)の化合物、
R3が−NHCH(Et)(CH2OMe)、R4aがCl、R4bがH、R4cがMe、R4dがHでありR4eがHである式(50)の化合物、
R3が−N(CH2CH2OMe)2、R4aがCl、R4bがH、R4cがMe、R4dがHでありR4eがHである式(50)の化合物、
R3が−NHCH(CH2OMe)(CH2CH2OMe)、R4aがCl、R4bがH、R4cがMe、R4dがHでありR4eがHである式(50)の化合物、
R3が−N(c−Pr)(CH2CH2CN)、R4aがMe、R4bがH、R4cがOMe、R4dがMeでありR4eがHである式(50)の化合物、
R3が−N(c−Pr)(CH2CH2CN)、R4aがCl、R4bがH、R4cがCl、R4dがHでありR4eがHである式(50)の化合物、
R3が(S)−NHCH(CH2OMe)(CH2CH2OMe)、R4aがCl、R4bがH、R4cがCl、R4dがHでありR4eがHである式(50)の化合物、
R3が−NHCH(CH2OMe)(CH2CH2OMe)、R4aがCl、R4bがH、R4cがCl、R4dがHでありR4eがHである式(50)の化合物、
R3が−NHCH(Et)2、R4aがMe、R4bがH、R4cがBr、R4dがHでありR4eがHである式(50)の化合物、
R3が−N(CH2CH2OMe)2、R4aがMe、R4bがH、R4cがBr、R4dがHでありR4eがHである式(50)の化合物、
R3が−NH(CH2OMe)(CH2−iPr)、R4aがMe、R4bがH、R4cがMe、R4dがHでありR4eがHである式(50)の化合物、
R3が−N(CH2CH2OMe)2、R4aがMe、R4bがH、R4cがH、R4dがHでありR4eがHである式(50)の化合物、
R3が−N(CH2CH2OMe)2、R4aがMe、R4bがH、R4cがNMe2、R4dがHでありR4eがHである式(50)の化合物、
R3が−NHCH(CH2OMe)(n−Pr)、R4aがMe、R4bがH、R4cがMe、R4dがHでありR4eがHである式(50)の化合物、
R3が−NHCH(CH2OEt)(Et)、R4aがMe、R4bがH、R4cがMe、R4dがHでありR4eがHである式(50)の化合物、
R3が−NHCH(CH2OMe)(CH2CH2OMe)、R4aがMe、R4bがH、R4cがNMe2、R4dがHでありR4eがHである式(50)の化合物、
R3が−N(Et)2、R4aがMe、R4bがH、R4cがCl、R4dがHでありR4eがHである式(50)の化合物、
R3が−NHCH(Et)2、R4aがMe、R4bがH、R4cがCl、R4dがHでありR4eがHである式(50)の化合物、
R3が−N(CH2CH2OMe)2、R4aがMe、R4bがH、R4cがCl、R4dがHでありR4eがHである式(50)の化合物、
R3が−NHCH(CH2OMe)2、R4aがMe、R4bがH、R4cがCl、R4dがHでありR4eがHである式(50)の化合物、
R3が−N(Et)2、R4aがMe、R4bがH、R4cがBr、R4dがHでありR4eがHである式(50)の化合物、
R3が−N(Et)2、R4aがCl、R4bがH、R4cがMe、R4dがHでありR4eがHである式(50)の化合物、
R3が−NHCH(Et)2、R4aがCl、R4bがH、R4cがMe、R4dがHでありR4eがHである式(50)の化合物、
R3が−NHCH(Et)2、R4aがMe、R4bがH、R4cがNMe2、R4dがHでありR4eがHである式(50)の化合物、
R3が(S)−NHCH(CH2OMe)(CH2CH2OMe)、R4aがMe、R4bがH、R4cがMe、R4dがHでありR4eがHである式(50)の化合物、
R3が−NHCH(CH2OMe)(CH2CH2OMe)、R4aがMe、R4bがH、R4cがMe、R4dがHでありR4eがHである式(50)の化合物、
R3が(S)−NHCH(CH2OMe)(CH2CH2OMe)、R4aがMe、R4bがH、R4cがCl、R4dがHでありR4eがHである式(50)の化合物、
R3が−NHCH(CH2OMe)(CH2CH2OMe)、R4aがMe、R4bがH、R4cがCl、R4dがHでありR4eがHである式(50)の化合物、
R3が−N(c−Pr)(CH2CH2CN)、R4aがMe、R4bがH、R4cがCl、R4dがHでありR4eがHである式(50)の化合物、
R3が−NH(Et)(CH2CN)、R4aがMe、R4bがH、R4cがCl、R4dがHでありR4eがHである式(50)の化合物、
R3が−N(Et)2、R4aがMe、R4bがMe、R4cがOMe、R4dがHでありR4eがHである式(50)の化合物、
R3が−N(CH2CH2OMe)(CH2CH2OH)、R4aがCl、R4bがH、R4cがCl、R4dがHでありR4eがHである式(50)の化合物、
R3が−N(CH2CH2OMe)2、R4aがMe、R4bがMe、R4cがOMe、R4dがHでありR4eがHである式(50)の化合物、
R3が−NHCH(Et)2、R4aがMe、R4bがMe、R4cがOMe、R4dがHでありR4eがHである式(50)の化合物、
R3が−N(CH2c−Pr)(n−Pr)、R4aがMe、R4bがH、R4cがCl、R4dがHでありR4eがHである式(50)の化合物、
R3が−N(c−Pr)(CH2CH2CN)、R4aがMe、R4bがMe、R4cがOMe、R4dがHでありR4eがHである式(50)の化合物、
R3が−NHCH(Et)2、R4aがCl、R4bがH、R4cがOMe、R4dがHでありR4eがHである式(50)の化合物、
R3が−N(Et)2、R4aがCl、R4bがH、R4cがOMe、R4dがHでありR4eがHである式(50)の化合物、
R3が−N(CH2CH2OMe)2、R4aがCl、R4bがH、R4cがOMe、R4dがHでありR4eがHである式(50)の化合物、
R3が−NHCH(Et)(CH2OMe)、R4aがCl、R4bがH、R4cがOMe、R4dがHでありR4eがHである式(50)の化合物、
R3が−N(Et)2、R4aがCl、R4bがH、R4cがCN、R4dがHでありR4eがHである式(50)の化合物、
R3が−N(c−Pr)(CH2CH2CN)、R4aがCl、R4bがH、R4cがOMe、R4dがHでありR4eがHである式(50)の化合物、
R3が−NHCH(CH2OH)2、R4aがCl、R4bがH、R4cがCl、R4dがHでありR4eがHである式(50)の化合物、
R3がN(CH2CH2OMe)2、R4aがMe、R4bがH、R4cがOMe、R4dがHでありR4eがHである式(50)の化合物、からなる群から選択される。
−Arは1〜4個のR4置換基で任意に置換されたフェニル、ピリジルまたは2,3−ジヒドロベンゾフラニル、
−R3はNR6aR7aまたはOR7および
−R1およびR2は独立してH、C1−C4アルキル、C3−C6シクロアルキル、C4−C10シクロアルキルアルキルから選択される
化合物およびその異性体、その立体異性体、またはその立体異性体の混合物、および薬剤学的に許容可能なその塩またはプロドラッグ体も含む。
R3が−NHCH(n−Pr)2、R4aがMe、R4bがH、R4cがMe、R4dがHでありR4eがHである式(51)の化合物、
R3が−NHCH(CH2OMe)2、R4aがMe、R4bがH、R4cがMe、R4dがHでありR4eがHである式(51)の化合物、
R3が−N(CH2CH2OMe)2、R4aがMe、R4bがH、R4cがMe、R4dがHでありR4eがHである式(51)の化合物、
R3が−N(c−Pr)(CH2CH2CN)、R4aがMe、R4bがH、R4cがMe、R4dがHでありR4eがHである式(51)の化合物、
R3が−N(CH2CH2OMe)2、R4aがCl、R4bがH、R4cがMe、R4dがHでありR4eがHである式(51)の化合物、
R3が−NHCH(CH2OMe)2、R4aがCl、R4bがH、R4cがMe、R4dがHでありR4eがHである式(51)の化合物、
R3が−NHCH(Et)2、R4aがCl、R4bがH、R4cがMe、R4dがHでありR4eがHである式(51)の化合物、
R3が−N(Et)2、R4aがMe、R4bがH、R4cがMe、R4dがHでありR4eがHである式(51)の化合物、
R3が−N(n−Pr)(CH2CH2CN)、R4aがMe、R4bがH、R4cがMe、R4dがHでありR4eがHである式(51)の化合物、
R3が−N(n−Bu)(CH2CH2CN)、R4aがMe、R4bがH、R4cがMe、R4dがHでありR4eがHである式(51)の化合物、
R3が−NHCH(n−Pr)(CH2OMe)、R4aがMe、R4bがH、R4cがMe、R4dがHでありR4eがHである式(51)の化合物、
R3が−NHCH(Et)2、R4aがMe、R4bがH、R4cがOMe、R4dがHでありR4eがHである式(51)の化合物、
R3が−NHCH(CH2OMe)2、R4aがMe、R4bがH、R4cがOMe、R4dがHでありR4eがHである式(51)の化合物、
R3が(S)−NH(CH2CH2OMe)CH2OMe、R4aがMe、R4bがH、R4cがMe、R4dがHでありR4eがHである式(51)の化合物、
R3が−NH(CH2CH2OMe)CH2OMe、R4aがMe、R4bがH、R4cがMe、R4dがHでありR4eがHである式(51)の化合物、
R3が−N(CH2CH2OMe)2、R4aがMe、R4bがH、R4cがCl、R4dがHでありR4eがHである式(51)の化合物、
R3が−NH(Et)、R4aがMe、R4bがH、R4cがMe、R4dがHでありR4eがHである式(51)の化合物、
R3が−NHCH(n−Pr)2、R4aがMe、R4bがH、R4cがCl、R4dがHでありR4eがHである式(51)の化合物、
R3が−NHCH(CH2OMe)2、R4aがMe、R4bがH、R4cがCl、R4dがHでありR4eがHである式(51)の化合物、
R3が(S)−NH(CH2CH2OMe)CH2OMe、R4aがMe、R4bがH、R4cがCl、R4dがHでありR4eがHである式(51)の化合物、
R3が−NH(CH2CH2OMe)CH2OMe、R4aがMe、R4bがH、R4cがCl、R4dがHでありR4eがHである式(51)の化合物、
R3が−N(n−Pr)(CH2CH2CN)、R4aがMe、R4bがH、R4cがOMe、R4dがHでありR4eがHである式(51)の化合物、
R3が−N(Et)2、R4aがMe、R4bがH、R4cがOMe、R4dがHでありR4eがHである式(51)の化合物、
R3が(S)−NH(CH2CH2OMe)CH2OMe、R4aがCl、R4bがH、R4cがMe、R4dがHでありR4eがHである式(51)の化合物、
R3が−NH(CH2CH2OMe)CH2OMe、R4aがCl、R4bがH、R4cがMe、R4dがHでありR4eがHである式(51)の化合物、
R3が−N(Et)2、R4aがCl、R4bがH、R4cがMe、R4dがHでありR4eがHである式(51)の化合物、
R3が−N(c−Pr)(CH2CH2CN)、R4aがMe、R4bがH、R4cがOMe、R4dがHでありR4eがHである式(51)の化合物、
R3が−N(c−Pr)(CH2CH2CN)、R4aがCl、R4bがH、R4cがMe、R4dがHでありR4eがHである式(51)の化合物、
R3が−NHCH(n−Pr)(CH2OMe)、R4aがMe、R4bがH、R4cがOMe、R4dがHでありR4eがHである式(51)の化合物、
R3が−NHCH(n−Pr)(CH2OMe)、R4aがCl、R4bがH、R4cがMe、R4dがHでありR4eがHである式(51)の化合物、
R3が−NHCH(Et)2、R4aがBr、R4bがH、R4cがOMe、R4dがOMeでありR4eがHである式(51)の化合物、
R3が−NHCH(Et)2、R4aがBr、R4bがH、R4cがOMe、R4dがHでありR4eがHである式(51)の化合物、
R3が−N(CH2CH2OMe)2、R4aがBr、R4bがH、R4cがOMe、R4dがHでありR4eがHである式(51)の化合物、
R3が−NHCH(CH2OMe)2、R4aがBr、R4bがH、R4cがOMe、R4dがHでありR4eがHである式(51)の化合物、
R3が−N(Et)2、R4aがMe、R4bがH、R4cがCl、R4dがHでありR4eがHである式(51)の化合物、
R3が−N(Et)2、R4aがCl、R4bがH、R4cがOMe、R4dがOMeでありR4eがHである式(51)の化合物、
R3が−NHCH(Et)2、R4aがCl、R4bがH、R4cがOMe、R4dがOMeでありR4eがHである式(51)の化合物、
R3が−N(CH2CH2OMe)2、R4aがCl、R4bがH、R4cがCl、R4dがHでありR4eがHである式(51)の化合物、
R3が−NHCH(CH2OMe)2、R4aがCl、R4bがH、R4cがCl、R4dがHでありR4eがHである式(51)の化合物、
R3が−N(Pr)(CH2CH2CN)、R4aがCl、R4bがH、R4cがCl、R4dがHでありR4eがHである式(51)の化合物、
R3が−N(Bu)(Et)、R4aがCl、R4bがH、R4cがCl、R4dがHでありR4eがHである式(51)の化合物、
R3が−NHCH(Et)CH2OMe、R4aがCl、R4bがH、R4cがCl、R4dがHでありR4eがHである式(51)の化合物、
R3が−NHCH(Et)2、R4aがCl、R4bがH、R4cがCl、R4dがHでありR4eがHである式(51)の化合物、
R3が−NHCH(Et)2、R4aがMe、R4bがH、R4cがMe、R4dがHでありR4eがHである式(51)の化合物、
R3が−NHCH(Et)2、R4aがCl、R4bがH、R4cがMe、R4dがHでありR4eがHである式(51)の化合物、
R3が−NHCH(Et)2、R4aがMe、R4bがH、R4cがCl、R4dがHでありR4eがHである式(51)の化合物、
R3が−NEt2、R4aがMe、R4bがH、R4cがOMe、R4dがHでありR4eがHである式(51)の化合物、
R3が−N(Pr)(CH2CH2CN)、R4aがMe、R4bがH、R4cがOMe、R4dがHでありR4eがHである式(51)の化合物、からなる群から選択される。
式(1)のいくつかの化合物は、スキーム1に略述する方法を用い、式(7)の中間体化合物から製造できる。
R3C(ORe)3(式中、Reはアルキル(炭素数1〜6)である)の化合物と反応させることができる。酸には、炭素数2〜10のアルカン酸(好ましくは酢酸)、アリールスルホン酸(好ましくはp−トルエンスルホン酸またはベンゼンスルホン酸)、炭素数1〜10のアルカンスルホン酸(好ましくはメタンスルホン酸)、塩酸、硫酸またはリン酸が含まれてよいが、それらに限定されるものではない。化学量論的または触媒量のこれらの酸を用いることができる。不活性溶媒には、低級アルカンニトリル類(炭素数1〜6、好ましくはアセトニトリル)、ジアルキルエーテル類(好ましくはジエチルエーテル)、環状エーテル類(好ましくはテトラヒドロフランまたは1,4−ジオキサン)、N,N−ジアルキルホルムアミド類(好ましくはジメチルホルムアミド)、N,N−ジアルキルアセトアミド類(好ましくはジメチルアセトアミド)、環状アミド類(好ましくはN−メチルピロリジン−2−オン)、ジアルキルスルホキシド類(好ましくはジメチルスルホキシド)、芳香族炭化水素類(好ましくは、ベンゼンまたはトルエン)または炭素数1〜10でありハロゲン原子数1〜10のハロアルカン類(好ましくはジクロロメタン)が含まれてよいが、それらに限定されるものではない。好ましい反応温度は50℃〜150℃の範囲である。
分析データは下記一般法を用い、以下に記載する化合物について記録した。プロトンNMRスペクトルはIBM−Bruker FT−NMR(300MHz)で記録した。化学シフトは、以下に指定される重クロロホルムまたは重ジメチルスルホキシド中の内部標準テトラメチルシランを基準としてppm(δ)を用いて記録した。質量スペクトル(MS)または高分解能質量スペクトル(HRMS)は、Finnegan MAT 8230分光計(以下に指定されるように、アンモニアをキャリアーガスとする化学イオン化(CI)またはガスクロマトグラフィ(GC)を用いた)またはHewlett Packard 5988A型分光計で記録した。融点はBuchi Model 510融点測定装置で記録し、未補正である。沸点は未補正である。反応操作中のpH測定はすべて、pH試験紙で行った。
2,7−ジメチル−8−(2,4−ジメチルフェニル)[1,5−a]−ピラゾロ−[1,3,5]−トリアジン−4(3H)−オンの製造
(式7、式中、YはO、R1はCH3、ZはC−CH3、Arは2,4−ジメチルフェニルである)
A. 1−シアノ−1−(2,4−ジメチルフェニル)プロパン−2−オン
ナトリウムペレット(9.8g、0.43mol)を2,4−ジメチルフェニルアセトニトリル(48g、0.33mol)の酢酸エチル(150mL)溶液中に周囲温度で少量ずつ加えた。反応混合物を還流温度に加熱し、16時間攪拌した。得られた懸濁液を室温まで冷却し、ろ過した。集めた沈殿を多量のエーテルで洗浄し、風乾した。固体を水に溶解し、1N HCl溶液を加えてpH=5〜6とした。混合物を酢酸エチル(3×200mL)で抽出した。有機層を合わせMgSO4で乾燥し、ろ過した。溶媒を減圧留去すると白色の固体が得られた(45.7g、収率74%)。
1−シアノ−1−(2,4−ジメチルフェニル)プロパン−2−オン(43.8g、0.23mol)、ヒドラジン−水和物(22mL、0.46mol)、氷酢酸(45mL、0.78mol)およびトルエン(500mL)の混合物を、Dean−Starkトラップを備えた装置中、還流温度で18時間攪拌した。反応混合物を周囲温度まで冷却し、溶媒を減圧留去した。残渣を6N HClに溶解して得られる溶液をエーテルで3回抽出した。水層に濃アンモニア水を加え、pH=11とした。得られた半溶液を酢酸エチルで3回抽出した。有機層を合わせ、MgSO4で乾燥し、ろ過した。溶媒を減圧留去すると淡褐色の粘性油状物が得られた(34.6g、収率75%)。
炭酸カリウム(69.5g、0.50mol)、ジクロロメタン(120mL)および水(350mL)の混合物を激しく攪拌しながら、エチルアセトイミダート塩酸塩(60g、0.48mol)を手早く加えた。二層を分離し、水層をジクロロメタン(2×120mL)で抽出した。有機層を合わせ、MgSO4で乾燥し、ろ過した。溶媒を常圧蒸留によって留去し、透明な淡黄色液体である容器内の残渣(35.0g)をさらに精製することなく用いた。
ナトリウムペレット(23g、1mol)を激しく攪拌したエタノール(500mL)に少量ずつ加えた。ナトリウムがすべて反応した後、5−アセトアミジノ−4−(2,4−ジメチルフェニル)−3−メチルピラゾール、酢酸塩(31.2g、0.1mol)および炭酸ジエチル(97mL、0.8mol)を加えた。得られた反応混合物を還流温度まで加熱し、18時間攪拌した。混合物を室温まで冷却し、溶媒を減圧留去した。残渣を水に溶解し、1N HCl溶液をゆっくりと加えてpH=5〜6とした。水層を酢酸エチルで3回抽出した。有機層を合わせ、MgSO4で乾燥し、ろ過した。溶媒を減圧留去すると淡黄褐色の固体が得られた(26g、収率98%)。
5−メチル−3−(2,4,6−トリメチルフェニル)[1,5−a]−[1,2,3]トリアゾロ−[1,3,5]−トリアジン−7(6H)−オンの製造
(式7、式中、YはO、R1はCH3、ZはN、Arは2,4,6−トリメチルフェニルである)
A. 1−フェニルメチル−4−(2,4,6−トリメチルフェニル)−5−アミノトリアゾール
シアン化2,4,6−トリメチルベンジル(1.0g、6.3mmol)、アジ化ベンジル(0.92g、6.9mmol)およびカリウムt−ブトキシド(0.78g、6.9mmol)をテトラヒドロフラン(10mL)に加えた混合物を2.5日間周囲温度で攪拌した。得られた懸濁液を水で希釈し、酢酸エチルで3回抽出した。有機層を合わせ、MgSO4で乾燥し、ろ過した。溶媒を減圧留去すると褐色油状物質が得られた。これをエーテルで粉砕し、ろ過すると黄色の固体が得られた(1.12g、収率61%)。
液体アンモニア(30mL)および1−フェニルメチル−4−(2,4,6−トリメチルフェニル)−5−アミノトリアゾール(1.1g、3.8mmol)の混合物に、ナトリウム(500mg、22mmol)を攪拌しながら加えた。反応混合物を濃緑色が持続するまで攪拌した。塩化アンモニウム溶液(mL)を加え、周囲温度に温めながら16時間攪拌した。残渣を1M HClで処理し、ろ過した。水層を濃アンモニア水で塩基性とし(pH=9)、酢酸エチルで3回抽出した。有機層を合わせ、MgSO4で乾燥し、ろ過した。溶媒を減圧留去すると、薄層クロマトグラフィ(酢酸エチル)で単一である黄色の固体が得られた(520mg)。
4−(2,4,6−トリメチルフェニル)−5−アミノトリアゾール(400mg、1.98mmol)、エチルアセトイミダート(261mg、3mmol)および氷酢酸(0.1mL、1.98mmol)のアセトニトリル(6mL)溶液を周囲温度で4時間攪拌した。得られた懸濁液をろ過し、集めた固体を多量のエーテルで洗浄した。減圧で乾燥すると白色固体が得られた(490mg、収率82%)。
D. 5−メチル−3−(2,4,6−トリメチルフェニル)[1,5−a]−[1,2,3]−トリアゾロ−[1,3,5]−トリアジン−7(4H)−オン
ナトリウム(368mg、16.2mmol)をエタノール(10mL)に室温で攪拌しながら加えた。ナトリウムが反応した後、4−(2,4,6−トリメチルフェニル)−5−アセトアミジノトリアゾール、酢酸塩(490mg、1.6mmol)および炭酸ジエチル(1.6mL、13mmol)を加えた。反応混合物を還流温度で5時間攪拌し、次いで室温まで冷却した。反応混合物を水で希釈し、1N HCl溶液を加えてpH=5〜6とし、酢酸エチルによる抽出を3回行った。有機層を合わせ、MgSO4で乾燥し、ろ過した。溶媒を減圧留去すると黄色の残渣が得られた。エーテルで粉砕し、ろ過すると黄色の固体が得られた(300mg、収率69%)。
4−(ジ(カルボメトキシ)メチル)−2,7−ジメチル−8−(2,4−ジメチルフェニル)[1,5−a]−ピラゾロ−[1,3,5]−トリアジンの製造
(式1、式中、R3はCH(CHCO2CH3)2、R1はCH3、ZはC−CH3、Arは2,4−ジメチルフェニルである)
A. 4−クロロ−2,7−ジメチル−8−(2,4−ジクロロフェニル)
[1,5−a]−ピラゾロトリアジン
2,7−ジメチル−8−(2,4−ジメチルフェニル)[1,5−a]−ピラゾロ−1,3,5−トリアジン−4−オン(実施例1、1.38g、4.5mmol)、N,N−ジメチルアニリン(1mL、8mmol)およびオキシ塩化リン(10mL)の混合物を還流温度で48時間攪拌した。過剰のオキシ塩化リンを減圧留去した。残渣を氷水に注加し、短時間攪拌し、酢酸エチルで3回素早く抽出を行った。有機層を合わせ、水で洗浄し、次いでMgSO4で乾燥し、ろ過した。溶媒を減圧留去すると褐色油状物質が得られた。フラッシュカラムクロマトグラフィ(酢酸エチル:ヘキサン::1:4)で一つの分画(Rf=0.5)を得た。溶媒を減圧留去すると黄色油状物が得られた。(1.0g、収率68%)。NMR(CDCl3、300MHz):7.55(d、1H、J=1)、7.38(dd、1H、J=7、1)、7.30(d、1H、J=7)、2.68(s、3H)、2.45(s、3H);CI−MS:327(M+H)。
洗浄のたびにヘキサンを捨てながら水素化ナトリウム(60%油中、80mg、2mmol)をヘキサンで2回洗浄し、無水テトラヒドロフラン(THF、1mL)中に加えた。マロン酸ジエチル(0.32g、2mmol)のTHF(2mL)溶液を5分間で滴下した。その間激しい気体の発生が起きた。4−クロロ−2,7−ジメチル−8−(2,4−ジクロロフェニル)[1,5−a]−ピラゾロトリアジン(0.5g、1.75mmol)のTHF(2mL)溶液を加え、反応混合物を窒素雰囲気下で48時間攪拌した。得られた懸濁液を水に注ぎ、酢酸エチルで3回抽出した。有機層を合わせ、食塩水で1回洗浄し、MgSO4で乾燥し、ろ過した。溶媒を減圧留去すると褐色油状物が得られた。カラムクロマトグラフィ(酢酸エチル:ヘキサン::1:9)を行い、溶媒を減圧留去すると、淡黄色の固体が得られた(Rf=0.2、250mg、収率35%)。
CI−HRMS:計算値:411.2032、実測値:411.2023。
4−(1,3−ジメトキシ−2−プロピルアミノ)−2,7−ジメチル−8−(2,4−ジクロロフェニル)[1,5−a]−ピラゾロ−1,3,5−トリアジンの製造
(式1、式中、R3はNHCH(CH2OCH3)2、R1はCH3、ZはC−CH3、Arは2,4−ジクロロフェニルである)
A. 4−クロロ−2,7−ジメチル−8−(2,4−ジクロロフェニル)[1,5−a]−ピラゾロトリアジン
2,7−ジメチル−8−(2,4−ジメチルフェニル)[1,5−a]−ピラゾロ−1,3,5−トリアジン−4−オン(実施例1、1.38g、4.5mmol)、N,N−ジメチルアニリン(1mL、8mmol)およびオキシ塩化リン(10mL)の混合物を還流温度で48時間攪拌した。過剰のオキシ塩化リンを減圧留去した。残渣を氷水に注加し、短時間攪拌し、酢酸エチルで3回素早く抽出を行った。有機層を合わせ、氷水で洗浄し、次いでMgSO4で乾燥し、ろ過した。溶媒を減圧留去すると褐色油状物が得られた。フラッシュカラムクロマトグラフィ(酢酸エチル:ヘキサン::1:4)で一つの分画(Rf=0.5)を得た。溶媒を減圧留去すると黄色油状物が得られた。(1.0g、収率68%)。
4−クロロ−2,7−ジメチル−8−(2,4−ジクロロフェニル)[1,5−a]−ピラゾロ−1,3,5−トリアジン(パートA、570mg、1.74mmol)、1,3−ジメトキシプロピル−2−アミノプロパン(25mg、2.08mmol)およびエタノール(10mL)の混合物を周囲温度で18時間攪拌した。反応混合物を水(25mL)に注ぎ、酢酸エチルで3回抽出した。有機層を合わせ、MgSO4で乾燥し、ろ過した。溶媒を減圧留去した。カラムクロマトグラフィ(CH2Cl2:CH3OH::50:1)で一つの分画を得た。溶媒を減圧留去すると固体が得られた(250mg、収率35%)。
計算値(C18H21Cl2N5O2):C、52.69、H、5.17、N、17.07、Cl、17.28。
2,4,7−ジメチル−8−(4−メトキシ−2−メチルフェニル)[1,5−a]−ピラゾロ−1,3,5−トリアジンの製造
(式1、式中、R3はCH3、R1はCH3、ZはC−CH3、Arは2,4−ジメチルフェニルである)
5−アセトアミジノ−4−(4−メトキシ−2−メチルフェニル)−3−メチルピラゾール、酢酸塩(602mg、2mmol)を飽和NaHCO3溶液(10mL)と混合した。水性混合物をEtOAcで3回抽出した。有機層を合わせ、MgSO4で乾燥、ろ過し、減圧濃縮した。残渣をトルエン(10mL)およびオルト酢酸トリメチル(0.36g、3mmol)に加え、懸濁液とした。反応混合物を窒素雰囲気下で還流温度まで加熱し、16時間攪拌した。周囲温度まで冷却後、反応混合物を減圧濃縮すると油状の固体が得られた。カラムクロマトグラフィ(CHCl3:MeOH::9:1)を行い、溶媒を減圧留去すると黄色の粘性油状物が得られた(Rf=0.6、210mg、収率37%)。
7−ヒドロキシ−5−メチル−3−(2−クロロ−4−メチルフェニル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジンの製造
(式1、式中、AはCH、R1はMe、R3はOH、ZはC−Me、Arは2−クロロ−4−メチルフェニルである)
5−アミノ−4−(2−クロロ−4−メチルフェニル)−3−メチルピラゾール(1.86g、8.4mmol)を氷酢酸(30mL)に攪拌しながら溶かした。次いで、得られた溶液にアセト酢酸エチル(1.18mL、9.2mmol)を滴下して加えた。反応混合物を還流温度まで加熱し、16時間攪拌後、室温まで冷却した。エーテル(100mL)を加え、得られた沈殿をろ過により集めた。減圧で乾燥すると白色の固体が得られた(1.0g、42%)。
7−クロロ−5−メチル−3−(2−クロロ−4−メチルフェニル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジンの製造
(式1、式中、AはCH、R1はMe、R3はCl、ZはC−Me、Arは2−クロロ−4−メチルフェニルである)
7−ヒドロキシ−5−メチル−3−(2−クロロ−4−メチルフェニル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン(1.0g、3.5mmol)、オキシ塩化リン(2.7g、1.64mL、17.4mmol)、N,N−ジエチルアニリン(0.63g、0.7mL、4.2mmol)およびトルエン(20mL)の混合物を還流温度で3時間攪拌し、次いで周囲温度まで冷却した。揮発成分を減圧留去した。残渣のフラッシュカラムクロマトグラフィ(EtOAc:ヘキサン::1:2)を行い、7−クロロ−5−メチル−3−(2−クロロ−4−メチルフェニル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジンを黄色油状物として得た(900mg、収率84%)。
7−(ペンチル−3−アミノ)−5−メチル−3−(2−クロロ−4−メチルフェニル)ピラゾロ1,5−a]ピリミジンの製造
(式1、式中、AはCH、R1はMe、R3はペンチル−3−アミノ、ZはC−Me、Arは2−クロロ−4−メチルフェニルである)
3−ペンチルアミン(394mg、6.5mmol)および7−クロロ−5−メチル−3−(2−クロロ−4−メチルフェニル)ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン(200mg、0.65mmol)のジメチルスルホキシド(DMSO、10mL)溶液を150℃で2時間攪拌後、周囲温度まで冷却した。次いで、反応混合物を水(100mL)に注ぎ、混合した。ジクロロメタンで3回抽出し、合わせた有機層を食塩水で洗浄した。MgSO4で乾燥、ろ過後、溶媒を減圧留去すると黄色の固体が得られた。フラッシュクロマトグラフィ(EtOAc:ヘキサン::1:4)を行うと、白色の固体が得られた(140mg、収率60%)。
生理学的活性評価のためのCRF−R1受容体結合アッセイ
以下に、標準的結合アッセイで使用するクローン化したヒトCRF−R1受容体含有細胞膜の分離について記述し、また、アッセイそれ自体についても記述する。
pm3ar(これにはCMVプロモータ、SV40’t’スプライスおよび初期ポリAシグナル、エプスタイン・バールウイルス複製起点、ならびにハイグロマイシン選択マーカが含まれる)のXhoI+XbaIの中にクローン化した。こうして得たphchCRFRと呼ばれる発現ベクターを293EBNA細胞にトランスフェクションし、400μMのハイグロマイシンの存在下で、エピソームを保持している細胞を選択した。ハイグロマイシンによる4週間の選択に耐えて生存した細胞をプールし、懸濁液中での生長に適応させた後、後述する結合アッセイのための膜生成に使用した。次いで、懸濁細胞約1×108個を含有するそれぞれのアリコートを遠心分離してペレット状にし、凍結した。
Ki値が得られ、それらの値は生理活性の評価に使用される。
CRF−刺激性アデニル酸シクラーゼ活性の阻害をG. Battagliaらによるシナプス(Synapse)1:572(1987年)(非特許文献44)に記載の通りに実施することができる。手短に言えば、37℃で10分間、Tris−HCl(37℃でpH7.4)を100mM、MgCl2を10mM、EGTAを0.4mM、0.1%BSA、イソブチルメチルキサンチン(IBMX)1mM、ホスホクレアチンキナーゼを250単位/ml、クレアチンリン酸を5mM、グアノシン5’−三リン酸を100mM、oCRFを100nM、アンタゴニストペプチド(濃度範囲10−9〜10−6m)および元の湿潤重量で0.8mgの組織(タンパク質約40〜60mg)を含有する緩衝液200ml中で、アッセイを実施する。反応は、1mMのATP/[32P]ATP(約2〜4mCi/管)を添加して開始し、50mMのトリス−HCL 100ml、45mMのATPおよび2%ドデシル硫酸ナトリウムを添加して終了させる。cAMPの回収率をモニタするために、分離の前に各管に[3H]cAMP(約40,000dpm)1μlを添加する。[32P]ATPからの[32P]cAMPの分離は、Dowexおよびアルミナカラムで順次溶離して実施する。
本発明の化合物の生体内活性は、当業界内で利用できかつ容認されるバイオアッセイであればいずれを用いても評価できる。これら試験の実例には、音驚愕試験、階段上り試験および慢性投与試験が含まれる。本発明の化合物を試験するのに有用なこれらおよびその他のモデルについては、C. W. BerridgeとA. J. Dunnの、脳研究概説(Brain Research Reviews) 15:71(1990年)(非特許文献45)に略述されている。
化合物は齧歯類動物または小哺乳動物のいずれの種でも試験できよう。
0.5%〜95%の有効成分が存在する。
多数の単位カプセル剤は、標準的なツーピース硬ゼラチンカプセルに各々粉末有効成分100mg、ラクトース150mg、セルロース50mgおよびステアリン酸マグネシウム6mgを充填して調製される。
大豆油、綿実油またはオリーブ油などの消化性油と有効成分の混合物を調製し、容積式ポンプでゼラチン中に注入して、有効成分100mgを含有する軟ゼラチンカプセル剤を形成した。このカプセル剤を洗浄し、乾燥した。
多数の錠剤が従来の方法で調製され、用量単位は有効成分100mg、コロイド二酸化ケイ素0.2mg、ステアリン酸マグネシウム5mg、微晶質セルロース275mg、デンプン11mgおよびラクトース98.8mgであった。適切なコーティングを施して嗜好性または遅吸収性を高めることもできる。
Claims (27)
- 式(1)および(2)の化合物、
[上式で、
Aは、CRであり、
Zは、NまたはCR2であり、
Arは、フェニル、ナフチル、ピリジル、ピリミジニル、トリアジニル、フラニル、チエニル、ベンゾチエニル、ベンゾフラニル、2,3−ジヒドロベンゾフラニル、2,3−ジヒドロベンゾチエニル、インダニル、1,2−ベンゾピラニル、3,4−ジヒドロ−1,2−ベンゾピラニル、テトラリニル(それぞれのArは、1〜5個のR4基で任意に置換され、それぞれのArは不飽和炭素原子に結合している)から選択され、
Rは独立して、それぞれの場合にH、C1−C4アルキル、C2−C4アルケニル、C2−C4アルキニル、C3−C6シクロアルキル、C4−C7シクロアルキルアルキル、ハロ、CN、C1−C4ハロアルキルから選択され、
R1は独立して、それぞれの場合にH、C1−C4アルキル、C2−C4アルケニル、C2−C4アルキニル、ハロ、CN、C1−C4ハロアルキル、C1−C12ヒドロキシアルキル、C2−C12アルコキシアルキル、C2−C10シアノアルキル、C3−C6シクロアルキル、C4−C10シクロアルキルアルキル、NR9R10、C1−C4アルキル−NR9R10、NR9COR10、OR11、SHまたはS(O)nR12から選択され、
R2は、H、C1−C4アルキル、C2−C4アルケニル、C2−C4アルキニル、C3−C6シクロアルキル、C4−C10シクロアルキルアルキル、C1−C4ヒドロキシアルキル、ハロ、CN、−NR6R7、NR9COR10、−NR6S(O)nR7、S(O)nNR6R7、C1−C4ハロアルキル、−OR7、SHまたは−S(O)nR12から選択され、
R3は、
−H、OR7、SH、S(O)nR13、COR7、CO2R7、OC(O)R13、NR8COR7、N(COR7)2、NR8CONR6R7、NR8CO2R13、NR6R7、NR6aR7a、N(OR7)R6、CONR6R7、アリール、ヘテロアリールおよび複素環式基、
または
−C1−C10アルキル、C2−C10アルケニル、C2−C10アルキニル、C3−C8シクロアルキル、C5−C8シクロアルケニル、C4−C12シクロアルキルアルキルまたはC6−C10シクロアルケニルアルキル(それぞれの基は、それぞれの場合に独立してC1−C6アルキル、C3−C6シクロアルキル、ハロ、C1−C4ハロアルキル、シアノ、OR15、SH、S(O)nR13、COR15、CO2R15、OC(O)R13、NR8COR15、N(COR15)2、NR8CONR16R15、NR8CO2R13、NR16R15、CONR16R15、アリール、ヘテロアリールおよび複素環式基から選択される1〜3個の置換基で任意に置換されている)から選択され、
R4は独立して、それぞれの場合にC1−C10アルキル、C2−C10アルケニル、C2−C10アルキニル、C3−C6シクロアルキル、C4−C12シクロアルキルアルキル、NO2、ハロ、CN、C1−C4ハロアルキル、NR6R7、NR8COR7、NR8CO2R7、COR7、OR7、CONR6R7、CO(NOR9)R7、CO2R7、またはS(O)nR7(C1−C10アルキル、C2−C10アルケニル、C2−C10アルキニル、C3−C6シクロアルキルおよびC4−C12シクロアルキルアルキルのそれぞれは、それぞれの場合に独立してC1−C4アルキル、NO2、ハロ、CN、NR6R7、NR8COR7、NR8CO2R7、COR7、OR7、CONR6R7、CO2R7、CO(NOR9)R7、またはS(O)nR7から選択される1〜3個の置換基で任意に置換されている)から選択され、
R6およびR7、R6aおよびR7aは独立して、それぞれの場合に、
−H、
−C1−C10アルキル、C3−C10アルケニル、C3−C10アルキニル、ハロゲン原子数1〜10個のC1−C10ハロアルキル、C2−C8アルコキシアルキル、C3−C6シクロアルキル、C4−C12シクロアルキルアルキル、C5−C10シクロアルケニル、またはC6−C14シクロアルケニルアルキル(それぞれの基は、それぞれの場合に独立してC1−C6アルキル、C3−C6シクロアルキル、ハロ、C1−C4ハロアルキル、シアノ、OR15、SH、S(O)nR13、COR15、CO2R15、OC(O)R13、NR8COR15、N(COR15)2、NR8CONR16R15、NR8CO2R13、NR16R15、CONR16R15、アリール、ヘテロアリールおよび複素環式基から選択される1〜3個の置換基で任意に置換されている)、
−アリール、アリール(C1−C4アルキル)、ヘテロアリール、ヘテロアリール(C1−C4アルキル)、複素環式基または複素環(C1−C4アルキル)から選択されるか、
あるいは、NR6R7およびNR6aR7aが独立してピペリジン、ピロリジン、ピペラジン、N−メチルピペラジン、モルホリンまたはチオモルホリン(それぞれの基は、1〜3個のC1−C4アルキル基で任意に置換されている)であり、
R8は独立して、それぞれの場合にHまたはC1−C4アルキルから選択され、
R9およびR10は独立して、それぞれの場合にH、C1−C4アルキル、またはC3−C6シクロアルキルから選択され、
R11はH、C1−C4アルキル、C1−C4ハロアルキルまたはC3−C6シクロアルキルから選択され、
R12はC1−C4アルキルまたはC1−C4ハロアルキルであり、
R13はC1−C4アルキル、C1−C4ハロアルキル、C2−C8アルコキシアルキル、C3−C6シクロアルキル、C4−C12シクロアルキルアルキル、アリール、アリール(C1−C4アルキル)−、ヘテロアリール、ヘテロアリール(C1−C4アルキル)−から選択され、
R14は、C1−C10アルキル、C3−C10アルケニル、C3−C10アルキニル、C3−C8シクロアルキル、またはC4−C12シクロアルキルアルキル(それぞれの基は、それぞれの場合に独立してC1−C6アルキル、C3−C6シクロアルキル、ハロ、C1−C4ハロアルキル、シアノ、OR15、SH、S(O)nR15、COR15、CO2R15、OC(O)R15、NR8COR15、N(COR15)2、NR8CONR16R15、NR8CO2R15、NR16R15、CONR16R15、およびC1−C6アルキルチオ、C1−C6アルキルスルフィニルおよびC1−C6アルキルスルホニルから選択される1〜3個の置換基で任意に置換されている)から選択され、
R15およびR16は独立して、それぞれの場合にH、C1−C6アルキル、C3−C10シクロアルキル、C4−C16シクロアルキルアルキル(S(O)nR15の場合、R15はHではない)から選択され、
アリールは、フェニルまたはナフチル(それぞれの基は、それぞれの場合に独立してC1−C6アルキル、C3−C6シクロアルキル、ハロ、C1−C4ハロアルキル、シアノ、OR15、SH、S(O)nR15、COR15、CO2R15、OC(O)R15、NR8COR15、N(COR15)2、NR8CONR16R15、NR8CO2R15、NR16R15、およびCONR16R15から選択される1〜5個の置換基で任意に置換されている)から選択され、
ヘテロアリールは、ピリジル、ピリミジニル、トリアジニリル、フラニル、ピラニル、キノリニル、イソキノリニル、チエニル、イミダゾリル、チアゾリル、インドリル、ピロリル、オキサゾリル、ベンゾフラニル、ベンゾチエニル、ベンゾチアゾリル、イソオキサゾリル、ピラゾリル、2,3−ジヒドロベンゾチエニルまたは2,3−ジヒドロベンゾフラニル(それぞれの基は、それぞれの場合に独立してC1−C6アルキル、C3−C6シクロアルキル、ハロ、C1−C4ハロアルキル、シアノ、OR15、SH、S(O)nR15、−COR15、CO2R15、OC(O)R15、NR8COR15、N(COR15)2、NR8CONR16R15、NR8CO2R15、NR16R15、およびCONR16R15から選択される1〜5個の置換基で任意に置換されている)から選択され、
複素環式基は、飽和または部分的に飽和されたヘテロアリール(それぞれの基は、それぞれの場合に独立してC1−C6アルキル、C3−C6シクロアルキル、ハロ、C1−C4ハロアルキル、シアノ、OR15、SH、S(O)nR15、COR15、CO2R15、OC(O)R15、NR8COR15、N(COR15)2、NR8CONR16R15、NR8CO2R15、NR15R16、およびCONR16R15から選択される1〜5個の置換基で任意に置換されている)から選択され、
nは独立して、それぞれの場合に0、1または2であるが、
但し、
(1)AがCRおよびZがCR2の場合は、R2は−NR6SO2R7または−SO2NR6R7でなく、
(2)AがCR、ZがCR2、R2がH、フェニルまたはアルキル、R3がNR8COR7およびArがフェニルまたはフェニルチオで置換されたフェニルの場合は、R7はアリール、アリール(C1−C4アルキル)、ヘテロアリール、ヘテロアリール(C1−C4アルキル)、複素環式基および複素環(C1−C4アルキル)でなく、
(3)AがCR、ZがCR2、R2がHまたはアルキル、Arがフェニル、およびR3がSR13またはNR6aR7aの場合は、R13はアリールまたはヘテロアリールでなく、R6aおよびR7aはHまたはアリールでなく、または、
(4)AがCR、RがH、およびZがCR2である場合、Arはフェニルまたは置換フェニルでなく、
(5)AがCH、ZがCR2、R1がOR11、R2がH、R3がOR7であり、R7およびR11が両方ともHの場合は、Arはピリジルおよびナフチルでない。] - Arがフェニル、ピリジルまたは2,3−ジヒドロベンゾフラニルであり、それぞれが、1〜4個のR4置換基で任意に置換されていることを特徴とする請求項1に記載の化合物およびその異性体、その立体異性体、またはその立体異性体の混合物、および薬剤学的に許容可能なその塩またはプロドラッグ体。
- 薬剤学的に許容可能な担体および治療上有効な量の請求項1に記載の化合物を含むことを特徴とする医薬組成物。
- 請求項1に記載の式(2)の化合物およびその異性体、その立体異性体、またはその立体異性体の混合物、および薬学的に許容可能なその塩またはプロドラッグ体。
- Arがフェニル、ピリジルまたは2,3−ジヒドロベンゾフラニルであり、Arのそれぞれが、1〜4個のR4置換基で任意に置換されていることを特徴とする請求項4に記載の化合物およびその異性体、その立体異性体、またはその立体異性体の混合物、および薬剤学的に許容可能なその塩またはプロドラッグ体。
- R3がNR6aR7aまたはOR7であることを特徴とする請求項4に記載の化合物およびその異性体、その立体異性体、またはその立体異性体の混合物、および薬剤学的に許容可能なその塩またはプロドラッグ体。
- Arがフェニル、ピリジルまたは2,3−ジヒドロベンゾフラニルであり、Arのそれぞれが、1〜4個のR4置換基で任意に置換されており、R3がNR6aR7aまたはOR7であることを特徴とする請求項4に記載の化合物およびその異性体、その立体異性体、またはその立体異性体の混合物、および薬剤学的に許容可能なその塩またはプロドラッグ体。
- ZがCR2であることを特徴とする請求項1に記載の式(1)の化合物およびその異性体、その立体異性体、またはその立体異性体の混合物、および薬学的に許容可能なその塩またはプロドラッグ体。
- Arがフェニル、ピリジルまたは2,3−ジヒドロベンゾフラニルであり、Arのそれぞれが、1〜4個のR4置換基で任意に置換されていることを特徴とする請求項8に記載の化合物およびその異性体、その立体異性体、またはその立体異性体の混合物、および薬剤学的に許容可能なその塩またはプロドラッグ体。
- R3がNR6aR7aまたはOR7であることを特徴とする請求項8に記載の化合物およびその異性体、その立体異性体、またはその立体異性体の混合物、および薬剤学的に許容可能なその塩またはプロドラッグ体。
- Arがフェニル、ピリジルまたは2,3−ジヒドロベンゾフラニルであり、Arのそれぞれが、1〜4個のR4置換基で任意に置換されており、R3がNR6aR7aまたはOR7であることを特徴とする請求項8に記載の化合物およびその異性体、その立体異性体、またはその立体異性体の混合物、および薬剤学的に許容可能なその塩またはプロドラッグ体。
- R6aおよびR7aは独立して、−Hまたは−C1−C10アルキルであり、その−C1−C10アルキルはそれぞれ、それぞれの場合に独立してC1−C6アルキル、C3−C6シクロアルキル、ハロ、C1−C4ハロアルキル、シアノ、OR15、SH、S(O)nR13、COR15、CO2R15、OC(O)R13、NR8COR15、N(COR15)2、NR8CONR16R15、NR8CO2R13、NR16R15、CONR16R15、アリール、ヘテロアリールまたは複素環式基から選択される1〜3個の置換基で任意に置換されていることを特徴とする請求項11に記載の化合物およびその異性体、その立体異性体、またはその立体異性体の混合物、および薬剤学的に許容可能なその塩またはプロドラッグ体。
- −Arがフェニル、ピリジルまたは2,3−ジヒドロベンゾフラニルであり、Arのそれぞれが、1〜4個のR4置換基で任意に置換されており、
−R3がNR6aR7aまたはOR7であり、
−R1およびR2がH、C1−C4アルキル、C3−C6シクロアルキル、C4−C10シクロアルキルアルキルから独立に選択されることを特徴とする請求項8に記載の化合物およびその異性体、その立体異性体、またはその立体異性体の混合物、および薬剤学的に許容可能なその塩またはプロドラッグ体。 - R6aおよびR7aは独立して、−Hまたは−C1−C10アルキルであり、その−C1−C10アルキルはそれぞれ、それぞれの場合に独立してC1−C6アルキル、C3−C6シクロアルキル、ハロ、C1−C4ハロアルキル、シアノ、OR15、SH、S(O)nR13、COR15、CO2R15、OC(O)R13、NR8COR15、N(COR15)2、NR8CONR16R15、NR8CO2R13、NR16R15、CONR16R15、アリール、ヘテロアリールまたは複素環式基から選択される1〜3個の置換基で任意に置換されていることを特徴とする請求項13に記載の化合物およびその異性体、その立体異性体、またはその立体異性体の混合物、および薬剤学的に許容可能なその塩またはプロドラッグ体。
- 式(51)の化合物、
R3が−NHCH(n−Pr)2、R4aがMe、R4bがH、R4cがMe、R4dがHでありR4eがHである式(51)の化合物、
R3が−NHCH(CH2OMe)2、R4aがMe、R4bがH、R4cがMe、R4dがHでありR4eがHである式(51)の化合物、
R3が−N(CH2CH2OMe)2、R4aがMe、R4bがH、R4cがMe、R4dがHでありR4eがHである式(51)の化合物、
R3が−N(c−Pr)(CH2CH2CN)、R4aがMe、R4bがH、R4cがMe、R4dがHでありR4eがHである式(51)の化合物、
R3が−N(CH2CH2OMe)2、R4aがCl、R4bがH、R4cがMe、R4dがHでありR4eがHである式(51)の化合物、
R3が−NHCH(CH2OMe)2、R4aがCl、R4bがH、R4cがMe、R4dがHでありR4eがHである式(51)の化合物、
R3が−NHCH(Et)2、R4aがCl、R4bがH、R4cがMe、R4dがHでありR4eがHである式(51)の化合物、
R3が−N(Et)2、R4aがMe、R4bがH、R4cがMe、R4dがHでありR4eがHである式(51)の化合物、
R3が−N(n−Pr)(CH2CH2CN)、R4aがMe、R4bがH、R4cがMe、R4dがHでありR4eがHである式(51)の化合物、
R3が−N(n−Bu)(CH2CH2CN)、R4aがMe、R4bがH、R4cがMe、R4dがHでありR4eがHである式(51)の化合物、
R3が−NHCH(n−Pr)(CH2OMe)、R4aがMe、R4bがH、R4cがMe、R4dがHでありR4eがHである式(51)の化合物、
R3が−NHCH(Et)2、R4aがMe、R4bがH、R4cがOMe、R4dがHでありR4eがHである式(51)の化合物、
R3が−NHCH(CH2OMe)2、R4aがMe、R4bがH、R4cがOMe、R4dがHでありR4eがHである式(51)の化合物、
R3が(S)−NH(CH2CH2OMe)CH2OMe、R4aがMe、R4bがH、R4cがMe、R4dがHでありR4eがHである式(51)の化合物、
R3が−NH(CH2CH2OMe)CH2OMe、R4aがMe、R4bがH、R4cがMe、R4dがHでありR4eがHである式(51)の化合物、
R3が−N(CH2CH2OMe)2、R4aがMe、R4bがH、R4cがCl、R4dがHでありR4eがHである式(51)の化合物、
R3が−NH(Et)、R4aがMe、R4bがH、R4cがMe、R4dがHでありR4eがHである式(51)の化合物、
R3が−NHCH(n−Pr)2、R4aがMe、R4bがH、R4cがCl、R4dがHでありR4eがHである式(51)の化合物、
R3が−NHCH(CH2OMe)2、R4aがMe、R4bがH、R4cがCl、R4dがHでありR4eがHである式(51)の化合物、
R3が(S)−NH(CH2CH2OMe)CH2OMe、R4aがMe、R4bがH、R4cがCl、R4dがHでありR4eがHである式(51)の化合物、
R3が−NH(CH2CH2OMe)CH2OMe、R4aがMe、R4bがH、R4cがCl、R4dがHでありR4eがHである式(51)の化合物、
R3が−N(n−Pr)(CH2CH2CN)、R4aがMe、R4bがH、R4cがOMe、R4dがHでありR4eがHである式(51)の化合物、
R3が−N(Et)2、R4aがMe、R4bがH、R4cがOMe、R4dがHでありR4eがHである式(51)の化合物、
R3が(S)−NH(CH2CH2OMe)CH2OMe、R4aがCl、R4bがH、R4cがMe、R4dがHでありR4eがHである式(51)の化合物、
R3が−NH(CH2CH2OMe)CH2OMe、R4aがCl、R4bがH、R4cがMe、R4dがHでありR4eがHである式(51)の化合物、
R3が−N(Et)2、R4aがCl、R4bがH、R4cがMe、R4dがHでありR4eがHである式(51)の化合物、
R3が−N(c−Pr)(CH2CH2CN)、R4aがMe、R4bがH、R4cがOMe、R4dがHでありR4eがHである式(51)の化合物、
R3が−N(c−Pr)(CH2CH2CN)、R4aがCl、R4bがH、R4cがMe、R4dがHでありR4eがHである式(51)の化合物、
R3が−NHCH(n−Pr)(CH2OMe)、R4aがMe、R4bがH、R4cがOMe、R4dがHでありR4eがHである式(51)の化合物、
R3が−NHCH(n−Pr)(CH2OMe)、R4aがCl、R4bがH、R4cがMe、R4dがHでありR4eがHである式(51)の化合物、
R3が−NHCH(Et)2、R4aがBr、R4bがH、R4cがOMe、R4dがOMeでありR4eがHである式(51)の化合物、
R3が−NHCH(Et)2、R4aがBr、R4bがH、R4cがOMe、R4dがHでありR4eがHである式(51)の化合物、
R3が−N(CH2CH2OMe)2、R4aがBr、R4bがH、R4cがOMe、R4dがHでありR4eがHである式(51)の化合物、
R3が−NHCH(CH2OMe)2、R4aがBr、R4bがH、R4cがOMe、R4dがHでありR4eがHである式(51)の化合物、
R3が−N(Et)2、R4aがMe、R4bがH、R4cがCl、R4dがHでありR4eがHである式(51)の化合物、
R3が−N(Et)2、R4aがCl、R4bがH、R4cがOMe、R4dがOMeでありR4eがHである式(51)の化合物、
R3が−NHCH(Et)2、R4aがCl、R4bがH、R4cがOMe、R4dがOMeでありR4eがHである式(51)の化合物、
R3が−N(CH2CH2OMe)2、R4aがCl、R4bがH、R4cがCl、R4dがHでありR4eがHである式(51)の化合物、
R3が−NHCH(CH2OMe)2、R4aがCl、R4bがH、R4cがCl、R4dがHでありR4eがHである式(51)の化合物、
R3が−N(Pr)(CH2CH2CN)、R4aがCl、R4bがH、R4cがCl、R4dがHでありR4eがHである式(51)の化合物、
R3が−N(Bu)(Et)、R4aがCl、R4bがH、R4cがCl、R4dがHでありR4eがHである式(51)の化合物、
R3が−NHCH(Et)CH2OMe、R4aがCl、R4bがH、R4cがCl、R4dがHでありR4eがHである式(51)の化合物、
R3が−NHCH(Et)2、R4aがCl、R4bがH、R4cがCl、R4dがHでありR4eがHである式(51)の化合物、
R3が−NHCH(Et)2、R4aがMe、R4bがH、R4cがMe、R4dがHでありR4eがHである式(51)の化合物、
R3が−NHCH(Et)2、R4aがCl、R4bがH、R4cがMe、R4dがHでありR4eがHである式(51)の化合物、
R3が−NHCH(Et)2、R4aがMe、R4bがH、R4cがCl、R4dがHでありR4eがHである式(51)の化合物、
R3が−NEt2、R4aがMe、R4bがH、R4cがOMe、R4dがHでありR4eがHである式(51)の化合物、および
R3が−N(Pr)(CH2CH2CN)、R4aがMe、R4bがH、R4cがOMe、R4dがHでありR4eがHである式(51)の化合物、
からなる群から選択されることを特徴とするもの。 - 前記化合物は、7−(3−ペンチルアミノ)−2,5−ジメチル−3−(2−メチル−4−メトキシフェニル)−[1,5−a]−ピラゾロピリミジンであることを特徴とする請求項13に記載の化合物およびその異性体、その立体異性体、またはその立体異性体の混合物、および薬剤学的に許容可能なその塩またはプロドラッグ体。
- 前記化合物は、7−(ジエチルアミノ)−2,5−ジメチル−3−(2−メチル−4−メトキシフェニル−[1,5−a]−ピラゾロピリミジンであることを特徴とする請求項13に記載の化合物およびその異性体、その立体異性体、またはその立体異性体の混合物、および薬剤学的に許容可能なその塩またはプロドラッグ体。
- 前記化合物は、7−(N−(3−シアノプロピル)−N−プロピルアミノ)−2,5−ジメチル−3−(2,4−ジメチルフェニル)−[1,5−a]−ピラゾロピリミジンであることを特徴とする請求項13に記載の化合物およびその異性体、その立体異性体、またはその立体異性体の混合物、および薬剤学的に許容可能なその塩またはプロドラッグ体。
- 薬剤学的に許容可能な担体および治療上有効な量の請求項15に記載の化合物を含むことを特徴とする医薬組成物。
- 薬剤学的に許容可能な担体および治療上有効な量の請求項16に記載の化合物を含むことを特徴とする医薬組成物。
- 薬剤学的に許容可能な担体および治療上有効な量の請求項17に記載の化合物を含むことを特徴とする医薬組成物。
- 薬剤学的に許容可能な担体および治療上有効な量の請求項18に記載の化合物を含むことを特徴とする医薬組成物。
- 治療上有効な量の請求項1に記載の化合物を哺乳類に投与することを特徴とする、哺乳類におけるCRFにより誘発または促進される障害を治療する方法。
- 治療上有効な量の請求項15に記載の化合物を哺乳類に投与することを特徴とする、哺乳類におけるCRFにより誘発または促進される障害を治療する方法。
- 治療上有効な量の請求項16に記載の化合物を哺乳類に投与することを特徴とする、哺乳類におけるCRFにより誘発または促進される障害を治療する方法。
- 治療上有効な量の請求項17に記載の化合物を哺乳類に投与することを特徴とする、哺乳類におけるCRFにより誘発または促進される障害を治療する方法。
- 治療上有効な量の請求項18に記載の化合物を哺乳類に投与することを特徴とする、哺乳類におけるCRFにより誘発または促進される障害を治療する方法。
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US68604796A | 1996-07-24 | 1996-07-24 | |
US2329096P | 1996-07-24 | 1996-07-24 | |
US08/899,242 US6124289A (en) | 1996-07-24 | 1997-07-23 | Azolo triazines and pyrimidines |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP50723398A Division JP4704521B2 (ja) | 1996-07-24 | 1997-07-23 | アゾロトリアジン類およびアゾロピリミジン類 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005097257A true JP2005097257A (ja) | 2005-04-14 |
JP4194539B2 JP4194539B2 (ja) | 2008-12-10 |
Family
ID=27362048
Family Applications (2)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP50723398A Expired - Fee Related JP4704521B2 (ja) | 1996-07-24 | 1997-07-23 | アゾロトリアジン類およびアゾロピリミジン類 |
JP2004216483A Expired - Fee Related JP4194539B2 (ja) | 1996-07-24 | 2004-07-23 | アゾロトリアジン類およびアゾロピリミジン類 |
Family Applications Before (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP50723398A Expired - Fee Related JP4704521B2 (ja) | 1996-07-24 | 1997-07-23 | アゾロトリアジン類およびアゾロピリミジン類 |
Country Status (15)
Country | Link |
---|---|
JP (2) | JP4704521B2 (ja) |
CN (3) | CN1104432C (ja) |
AR (1) | AR049583A2 (ja) |
BR (1) | BR9710544A (ja) |
CA (1) | CA2259583C (ja) |
CZ (1) | CZ299451B6 (ja) |
EA (1) | EA004403B1 (ja) |
EE (1) | EE04316B1 (ja) |
HR (1) | HRP970413A2 (ja) |
IL (4) | IL127871A0 (ja) |
NO (1) | NO315610B1 (ja) |
NZ (1) | NZ333777A (ja) |
PL (1) | PL195762B1 (ja) |
SI (1) | SI9720045B (ja) |
SK (1) | SK286461B6 (ja) |
Families Citing this family (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
BR0208357A (pt) * | 2001-03-13 | 2004-06-29 | Bristol Myers Squibb Pharma Co | Composto, composição farmacêutica, método de antagonização de um receptor de fator de liberação de corticotropina (crf), método de tratamento de disfunção, método de triagem de ligantes, método de detecção de receptores de crf, método de inibição da ligação de crf, artigo industrializado e usos do composto |
WO2004110454A1 (ja) * | 2003-06-13 | 2004-12-23 | Ishihara Sangyo Kaisha, Ltd. | アデノシンA2a受容体アゴニストの投与が必要な疾患を治療又は予防するための組成物 |
US7329662B2 (en) * | 2003-10-03 | 2008-02-12 | Hoffmann-La Roche Inc. | Pyrazolo-pyridine |
GB0519957D0 (en) * | 2005-09-30 | 2005-11-09 | Sb Pharmco Inc | Chemical compound |
UA96458C2 (ru) * | 2006-09-20 | 2011-11-10 | Эли Лилли Энд Компани | Тиазолпиразолопиримидиновые соединения как антагонисты рецептора crf1 |
CN103694242B (zh) * | 2013-12-10 | 2016-01-06 | 昆明翔昊科技有限公司 | 吡唑并嘧啶类化合物及其药物组合物和其在制药中的应用 |
AU2018317398A1 (en) | 2017-08-14 | 2019-11-21 | Spruce Biosciences, Inc. | Corticotropin releasing factor receptor antagonists |
CN112592346B (zh) * | 2019-07-30 | 2022-04-26 | 厦门宝太生物科技股份有限公司 | 一种a2a和/或a2b抑制剂中间体的制备方法 |
MX2023001688A (es) | 2020-08-12 | 2023-02-22 | Spruce Biosciences Inc | Metodos y composiciones para tratar el sindrome de ovario poliquistico. |
US11708372B2 (en) | 2021-11-19 | 2023-07-25 | Spruce Biosciences, Inc. | Crystalline composition of tildacerfont and methods of use and preparation thereof |
Family Cites Families (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3995039A (en) * | 1975-05-27 | 1976-11-30 | Merck & Co., Inc. | Pyrazolo [1,5-a] [1,3,5] triazines |
JPS6157587A (ja) * | 1984-08-29 | 1986-03-24 | Shionogi & Co Ltd | 縮合複素環誘導体および抗潰瘍剤 |
US4824834A (en) * | 1986-10-31 | 1989-04-25 | Otsuka Pharmaceutical Company, Limited | Pyrazolotriazine compounds |
JP2691317B2 (ja) * | 1989-08-25 | 1997-12-17 | 株式会社大塚製薬工場 | 4―ヒドロキシ―8―(3―低級アルコキシ―4―フェニルスルフィニルフェニル)ピラゾロ〔1,5―a〕―1,3,5―トリアジン光学活性体の塩類及びその製造方法 |
WO1992006096A1 (en) * | 1990-10-09 | 1992-04-16 | Otsuka Pharmaceutical Co., Ltd. | Pyrimidine derivative, production thereof, and androgen inhibitor |
ES2126573T3 (es) * | 1991-04-22 | 1999-04-01 | Otsuka Pharma Co Ltd | Derivado de pirazol (1,5-a)pirimidina y agente antiinflamatorio que contiene este derivado. |
US5356897A (en) * | 1991-09-09 | 1994-10-18 | Fujisawa Pharmaceutical Co., Ltd. | 3-(heteroaryl)-pyrazololi[1,5-a]pyrimidines |
-
1997
- 1997-07-23 CA CA002259583A patent/CA2259583C/en not_active Expired - Lifetime
- 1997-07-23 EA EA199900158A patent/EA004403B1/ru not_active IP Right Cessation
- 1997-07-23 SK SK97-99A patent/SK286461B6/sk not_active IP Right Cessation
- 1997-07-23 NZ NZ333777A patent/NZ333777A/en not_active IP Right Cessation
- 1997-07-23 CN CN97196525A patent/CN1104432C/zh not_active Expired - Lifetime
- 1997-07-23 IL IL12787197A patent/IL127871A0/xx unknown
- 1997-07-23 SI SI9720045A patent/SI9720045B/sl active Search and Examination
- 1997-07-23 EE EEP199900019A patent/EE04316B1/xx unknown
- 1997-07-23 BR BR9710544A patent/BR9710544A/pt not_active IP Right Cessation
- 1997-07-23 JP JP50723398A patent/JP4704521B2/ja not_active Expired - Fee Related
- 1997-07-23 PL PL97331523A patent/PL195762B1/pl unknown
- 1997-07-23 CZ CZ0018499A patent/CZ299451B6/cs not_active IP Right Cessation
- 1997-07-24 HR HRP970413 patent/HRP970413A2/hr not_active Application Discontinuation
-
1998
- 1998-12-30 IL IL127871A patent/IL127871A/en not_active IP Right Cessation
-
1999
- 1999-01-21 NO NO19990264A patent/NO315610B1/no not_active IP Right Cessation
-
2001
- 2001-05-30 CN CN 01120849 patent/CN1250223C/zh not_active Expired - Lifetime
-
2002
- 2002-04-25 CN CN 02118589 patent/CN1388126A/zh active Pending
- 2002-06-11 IL IL150163A patent/IL150163A/en not_active IP Right Cessation
-
2004
- 2004-07-23 JP JP2004216483A patent/JP4194539B2/ja not_active Expired - Fee Related
- 2004-10-12 IL IL164513A patent/IL164513A/en not_active IP Right Cessation
-
2005
- 2005-07-11 AR ARP050102868A patent/AR049583A2/es not_active Application Discontinuation
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
SI9720045B (sl) | 2008-02-29 |
EA199900158A1 (ru) | 1999-10-28 |
PL331523A1 (en) | 1999-07-19 |
IL127871A0 (en) | 1999-10-28 |
JP4194539B2 (ja) | 2008-12-10 |
IL127871A (en) | 2010-04-29 |
SI9720045A (sl) | 1999-10-31 |
PL195762B1 (pl) | 2007-10-31 |
NO990264L (no) | 1999-03-10 |
CN1104432C (zh) | 2003-04-02 |
EE9900019A (et) | 1999-08-16 |
NZ333777A (en) | 2000-07-28 |
AR049583A2 (es) | 2006-08-16 |
IL164513A0 (en) | 2005-12-18 |
CN1250223C (zh) | 2006-04-12 |
NO990264D0 (no) | 1999-01-21 |
CN1388126A (zh) | 2003-01-01 |
CN1225637A (zh) | 1999-08-11 |
JP2002513382A (ja) | 2002-05-08 |
CZ299451B6 (cs) | 2008-07-30 |
CA2259583C (en) | 2009-11-17 |
HRP970413A2 (en) | 1998-10-31 |
SK9799A3 (sk) | 2005-04-01 |
JP4704521B2 (ja) | 2011-06-15 |
CZ18499A3 (cs) | 1999-11-17 |
CA2259583A1 (en) | 1998-01-29 |
NO315610B3 (no) | 2003-09-29 |
NO315610B1 (no) | 2003-09-29 |
IL150163A (en) | 2010-12-30 |
EE04316B1 (et) | 2004-06-15 |
IL164513A (en) | 2010-04-29 |
EA004403B1 (ru) | 2004-04-29 |
BR9710544A (pt) | 1999-08-17 |
SK286461B6 (sk) | 2008-10-07 |
CN1327793A (zh) | 2001-12-26 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4228332B2 (ja) | アゾロトリアジン類およびアゾロピリミジン類 | |
KR100548853B1 (ko) | 아졸로 트리아진 및 피리미딘 | |
US6191131B1 (en) | Azolo triazines and pyrimidines | |
US6060478A (en) | Azolo triazines and pyrimidines | |
US6136809A (en) | Azolo triazines and pyrimidines | |
US6313124B1 (en) | Tetrazine bicyclic compounds | |
US6960583B2 (en) | Pyrazolotriazines as CRF antagonists | |
JP4194539B2 (ja) | アゾロトリアジン類およびアゾロピリミジン類 | |
US6630476B2 (en) | Pyrrolo [3,4-d] pyrimidines as corticotropin releasing factor (CRF) antagonists | |
US20030008885A1 (en) | Azolo triazines and pyrimidines | |
US7678793B2 (en) | Azolo triazines and pyrimidines |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821 Effective date: 20050411 |
|
A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712 Effective date: 20050411 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20080502 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20080804 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20080826 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20080922 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111003 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121003 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131003 Year of fee payment: 5 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |