JP2005095818A - 浄水処理方法および浄水処理システム - Google Patents

浄水処理方法および浄水処理システム Download PDF

Info

Publication number
JP2005095818A
JP2005095818A JP2003334972A JP2003334972A JP2005095818A JP 2005095818 A JP2005095818 A JP 2005095818A JP 2003334972 A JP2003334972 A JP 2003334972A JP 2003334972 A JP2003334972 A JP 2003334972A JP 2005095818 A JP2005095818 A JP 2005095818A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
water
filtration
activated carbon
water purification
biological activated
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2003334972A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4318518B2 (ja
Inventor
Yoshinori Masaoka
喜則 正岡
Motoyoshi Sasaki
素喜 佐々木
Toshibumi Mukuhashi
俊文 椋橋
Kazue Shibata
一栄 柴田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanki Engineering Co Ltd
Original Assignee
Sanki Engineering Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sanki Engineering Co Ltd filed Critical Sanki Engineering Co Ltd
Priority to JP2003334972A priority Critical patent/JP4318518B2/ja
Publication of JP2005095818A publication Critical patent/JP2005095818A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4318518B2 publication Critical patent/JP4318518B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02WCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
    • Y02W10/00Technologies for wastewater treatment
    • Y02W10/10Biological treatment of water, waste water, or sewage

Abstract

【課題】 本発明は、河川,湖沼等からの原水を浄化するための浄水処理方法および浄水処理システムに関し、処理能力を低下することなく設置コストを従来より大幅に低減することを目的とする。
【解決手段】 原水に凝集剤を注入して懸濁物を凝集する工程と、懸濁物が凝集した原水を上向流移動床式連続砂ろ過装置により砂ろ過して懸濁物を除去する工程と、前記砂ろ過で懸濁物を除去された水を生物活性炭ろ過して溶解性成分を除去する工程と、前記生物活性炭ろ過された水を膜ろ過して不溶性成分を除去する工程とを有することを特徴とする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、河川,湖沼等からの原水を浄化するための浄水処理方法および浄水処理システムに関する。
近年、特に、大都市近郊における上水道の浄水処理においては、水源の水質悪化にともなって、高度処理システムによる処理が行われている。この高度処理は、一般に、凝集沈殿処理、オゾン処理、生物活性炭ろ過、通常の生物膜ろ過、及び砂ろ過よりなる処理操作の組み合わせにより行われ、浄化度の高い処理水が得られる浄水処理である。
このように原水を高度処理すれば、臭気を放つ成分やトリハロメタンの前駆物質となる有機成分などが除去され、水質の良好な処理水が得られるが、上記の高度処理方法においては、次のことが問題になっていた。
すなわち、砂ろ過や活性炭に捕捉された濁質が漏出したり、あるいは活性炭に着生した微生物が剥離したり、さらに砂ろ過でも捕捉できないこともあるクリストスポリジウムなどの原虫が漏出して浄水に混入するという問題があり、処理をさらに高度にすることが要求されるようになってきた。
また、浄水処理装置の小型化や操作の容易さ等に対する要望もあり、上記のように高度処理された水をさらにろ過膜を透過させる膜ろ過処理が行われるようになってきた。膜ろ過は精密ろ過膜や限外ろ過膜などのろ過膜を透過させる処理であって、膜ろ過処理をすれば、大腸菌等の菌類や懸濁粒子等のような微細なものも完全に捕捉するすることができるので、高度処理では除去できなかったり、漏出したりしていたものが除去される。
従来、高度処理の後に膜ろ過処理を付加した浄水処理方法として、例えば、特開2002−224543号公報に開示されるものが知られている。
図4は、この公報に開示される浄水処理方法を示すもので、この浄水処理方法では、河川から取水した水が沈殿池10に受け入れられ、ごみや砂などの夾雑物が除去され、原水槽11に原水として貯留される。
原水は、凝集沈殿装置12に導かれ、凝集槽13において凝集剤が添加され、凝集沈殿槽14において原水中の懸濁物を取り除く処理が行われる。そして、凝集沈殿槽14から排出された水は砂ろ過槽15へ導入され、清澄化された後、オゾン接触池16へ送られる。
オゾン接触池16においては、懸濁物が除去された水にオゾンを吹き込み、有機成分を酸化分解して低分子化する処理が行われる。オゾン接触池16で処理された水は活性炭ろ過池17に導かれる。この活性炭ろ過池17は、操業中に、充填された活性炭の表面に微生物が着生するので、実際には、生物活性炭ろ過手段となっている。このため、活性炭ろ過池17は、活性炭による溶存物質吸着機能と生物膜ろ過による有機物分解機能よりなる二つの機能を有している。従って、活性炭ろ過池17においては、オゾン酸化されて低分子化された有機成分などの溶存成分が活性炭に吸着されるとともに、活性炭表面に着生した微生物によっても分解され、溶存成分が除去される。
高度処理されて活性炭ろ過池17から排出された水には、中継槽18で貯槽19からの次亜塩素酸ナトリウムの溶液が注入される。次いで、次亜塩素酸ナトリウムの溶液が注入された水が膜ろ過装置20の膜モジュールへ導入される。膜ろ過装置20においては、次亜塩素酸ナトリウムの添加によって、活性炭ろ過池17から漏れてきた有機物が分解されて消失したり、微生物が死滅したりする。このため、ろ過膜に対する付着物が大幅に減少する。又、若干の微生物などがろ過膜に付着しても、次亜塩素酸ナトリウムによって酸化分解される。
上述した浄水処理方法では、高度処理した水に消毒剤を注入した後、膜ろ過装置20へ導入して膜ろ過処理をするので、高度処理工程から膜ろ過装置20へ持ち込まれる有機物質が酸化分解され、ろ過膜の目詰まりが大幅に減少する。そして、高流速での膜ろ過を長時間継続することができる。
すなわち、膜ろ過装置20へ送水する段階で消毒剤を添加することにより、ろ過膜を目詰まりさせる物質の酸化分解が行われると共に処理水の消毒も同時に実施され、元来、処理水を消毒するための消毒剤の注入により、ろ過膜の目詰まりをも防止することができる。
特開2002−224543号公報
しかしながら、上述した浄水処理方法では、原水中の懸濁物を取り除くための凝集沈殿槽14、および、懸濁物が除去された水にオゾンを吹き込み有機成分を酸化分解して低分子化するオゾン接触池16が必要であり設置コストが増大するという問題があった。
すなわち、上述した浄水処理方法では、砂ろ過槽15に、一般に砂ろ過と呼ばれる下向流固定砂ろ過装置を使用しているため、凝集沈殿槽14において原水中の懸濁物を取り除かないと、砂ろ過槽15が比較的短時間で詰まり逆洗する必要が生じ、逆洗の間処理ができず処理能力が低下する。また、砂ろ過槽15を複数設置し交互に処理を行う場合には、設置コストが増大する。
また、上述した浄水処理方法では、オゾン接触池16において懸濁物が除去された水にオゾンを吹き込み、水に溶解している有機物,アンモニア性窒素,鉄,マンガン等の溶解性成分を酸化分解して低分子化しないと、通常の活性炭ろ過池17では、有機物,アンモニア性窒素,鉄,マンガン等の溶解性成分を除去することが困難である。しかし、オゾンを発生するのには電極間を流す酸素含有気体(空気)に対し高圧無声放電を行うため、多大なエネルギを必要としていた。
本発明は、かかる従来の問題を解決するためになされたもので、処理能力を低下することなく設置コストおよび処理に必要なエネルギを従来より大幅に低減することができる浄水処理方法および浄水処理システムを提供することを目的とする。
請求項1の浄水処理方法は、原水に凝集剤を注入して懸濁物を凝集する工程と、懸濁物が凝集した原水を上向流移動床式連続砂ろ過装置により砂ろ過して懸濁物を除去する工程と、前記砂ろ過で懸濁物を除去された水を生物活性炭ろ過して溶解性成分を除去する工程と、前記生物活性炭ろ過された水を膜ろ過して不溶性成分を除去する工程とを有することを特徴とする。
請求項2の浄水処理方法は、請求項1記載の浄水処理方法において、前記膜ろ過された水または膜ろ過の前の水に塩素剤を注入して殺菌する工程を有することを特徴とする。
請求項3の浄水処理方法は、請求項1または請求項2記載の浄水処理方法において、前記生物活性炭ろ過の水の流速を、生物難分解性の有機物を除去可能な速度まで遅くすることを特徴とする。
請求項4の浄水処理方法は、請求項1ないし請求項3のいずれか1項記載の浄水処理方法において、前記生物活性炭ろ過を行う生物活性炭ろ過手段に、空気を吹き込むことを特徴とする。
請求項5の浄水処理方法は、請求項1ないし請求項4のいずれか1項記載の浄水処理方法において、前記生物活性炭ろ過を行った後、前記膜ろ過の前に、前記膜ろ過で除去できない有機物を粉末活性炭により吸着除去することを特徴とする。
請求項6の浄水処理方法は、請求項1ないし請求項5のいずれか1項記載の浄水処理方法において、前記膜ろ過を、精密ろ過法または限外ろ過法により行うことを特徴とする。
請求項7の浄水処理方法は、請求項1ないし請求項6のいずれか1項記載の浄水処理方法において、前記溶解性成分には、アンモニア性窒素,鉄,マンガンおよび有機物が含まれ、前記不溶性成分には、細菌,懸濁粒子が含まれていることを特徴とする。
請求項8の浄水処理システムは、原水に凝集剤を注入して懸濁物を凝集する凝集手段と、前記凝集手段で懸濁物を凝集された水を上向流移動床式連続砂ろ過装置により砂ろ過して懸濁物を除去する懸濁物除去手段と、前記懸濁物除去手段で懸濁物を除去された水を生物活性炭ろ過して溶解性成分を除去する生物活性炭ろ過手段と、前記生物活性炭ろ過手段でろ過された水を膜ろ過して不溶性成分を除去する膜ろ過手段とを有することを特徴とする。
(作用)
請求項1の浄水処理方法では、原水に凝集剤を注入して懸濁物が凝集され、この懸濁物が凝集した原水が、上向流移動床式連続砂ろ過装置により直接砂ろ過され懸濁物が除去される。ここで上向流移動床式連続砂ろ過装置は、砂ろ過をしながら同時に汚れた砂の洗浄を行い連続運転可能とされている。また、空気を積極的に装置内に注入して汚れた砂の移動を行っており生物活性炭の好気性環境を作りだしている。
すなわち、砂ろ過を上向流移動床式連続砂ろ過装置により行っているため、凝集沈殿槽において原水中の懸濁物を取り除かなくても上向流移動床式連続砂ろ過装置が目詰まりすることがなく凝集沈殿槽が不要になる。
次に、上向流移動床式連続砂ろ過装置による砂ろ過で懸濁物を除去された水が生物活性炭ろ過され溶解性成分が除去される。そして、上向流移動床式連続砂ろ過装置では、上述したように空気を積極的に装置内に注入して汚れた砂の移動を行い生物活性炭の好気性環境を作りだしているため、生物活性炭ろ過によりアンモニア性窒素,鉄,マンガンおよび有機物等の溶解性成分を除去することが可能になる。
すなわち、オゾン接触池において懸濁物が除去された水にオゾンを吹き込み、水に溶解している有機物,アンモニア性窒素,鉄,マンガン等の溶解性成分を酸化分解して低分子化することなく溶解性成分を除去することが可能になるため、オゾン接触池が不要になる。
次に、生物活性炭ろ過された水を膜ろ過して不溶性成分が除去される。そして、膜ろ過の前の生物活性炭ろ過により有機物が除去されているため膜の汚れが抑制され、膜が閉塞することが抑制される。
請求項2の浄水処理方法では、膜ろ過された水または膜ろ過の前の水に塩素剤を注入して殺菌が行われる。
請求項3の浄水処理方法では、生物活性炭ろ過の水の流速が、生物難分解性の有機物を除去可能な速度、例えば、LV=70m〜120m/日程度まで遅くされる。
請求項4の浄水処理方法では、生物活性炭ろ過を行う生物活性炭ろ過手段に、空気を吹き込むことにより、生物活性炭を好気性環境に確実に置くことが可能になる。
請求項5の浄水処理方法では、生物活性炭ろ過を行った後、膜ろ過の前に、膜ろ過で除去できない有機物が粉末活性炭により吸着除去される。
請求項6の浄水処理方法では、膜ろ過が、精密ろ過法(MF)または限外ろ過法(UF)により行われる。
請求項7の浄水処理方法では、生物活性炭ろ過により、アンモニア性窒素,鉄,マンガンおよび有機物等の溶解性成分が除去され、膜ろ過により、細菌,懸濁粒子等の不溶性成分が除去される。
請求項8の浄水処理システムでは、凝集手段により原水に凝集剤が注入され懸濁物が凝集され、この懸濁物が凝集した原水が、懸濁物除去手段の上向流移動床式連続砂ろ過装置により直接砂ろ過され懸濁物が除去される。そして、懸濁物除去手段の上向流移動床式連続砂ろ過装置による砂ろ過で懸濁物を除去された水が生物活性炭ろ過手段により生物活性炭ろ過され溶解性成分が除去され、この後、膜ろ過手段により生物活性炭ろ過された水が膜ろ過されて不溶性成分が除去される。
請求項1の浄水処理方法では、砂ろ過を上向流移動床式連続砂ろ過装置により行っているため、凝集沈殿槽において原水中の懸濁物を取り除かなくても上向流移動床式連続砂ろ過装置が目詰まりすることがなくなり凝集沈殿槽を不要にすることができる。また同時に、上向流移動床式連続砂ろ過装置では、空気を積極的に装置内に注入して汚れた砂の移動を行い生物活性炭の好気性環境を作りだしているため、オゾン接触池において懸濁物が除去された水にオゾンを吹き込み、水に溶解している有機物,アンモニア性窒素,鉄,マンガン等の溶解性成分を酸化分解して低分子化することなく溶解性成分を除去することができる。従って、処理能力を低下することなく設置コストおよび処理に必要なエネルギを従来より大幅に低減することができる。
請求項2の浄水処理方法では、膜ろ過された水または膜ろ過の前の水に塩素剤を注入して殺菌するようにしたので、飲料水として用いることができる。
請求項3の浄水処理方法では、生物活性炭ろ過の水の流速を、生物難分解性の有機物を除去可能な速度まで遅くしたので、生物難分解性の有機物を除去することができる。
請求項4の浄水処理方法では、生物活性炭ろ過を行う生物活性炭ろ過手段に、空気を吹き込むようにしたので、生物活性炭を好気性環境に確実に置くことが可能になり、処理能力を増大することができる。また、生物活性炭に好気性微生物が着床するため生物活性炭の寿命を長くすることができる。
請求項5の浄水処理方法では、生物活性炭ろ過を行った後、膜ろ過の前に、膜ろ過で除去できない有機物を粉末活性炭により吸着除去するようにしたので、有機物を確実に除去することができる。
請求項6の浄水処理方法では、膜ろ過を、精密ろ過法または限外ろ過法により行うようにしたので、細菌,懸濁粒子等を確実に除去することができる。
請求項7の浄水処理方法では、生物活性炭ろ過により、アンモニア性窒素,鉄,マンガンおよび有機物等の溶解性成分を除去し、膜ろ過により、細菌,懸濁粒子等の不溶性成分を除去することができる。
請求項8の浄水処理システムでは、凝集沈殿槽およびオゾン接触池を処理能力を低下することなく不要にすることが可能になり、設置コストを従来より大幅に低減することができる。
以下、本発明の実施形態を、図面を用いて詳細に説明する。
(第1の実施形態)
図1は、本発明の浄水処理システムの第1の実施形態を示している。
この浄水処理システムは、凝集手段である凝集槽21、懸濁物除去手段である上向流移動床式連続砂ろ過装置23、生物活性炭ろ過手段である生物活性炭ろ過池25、膜ろ過手段である膜ろ過装置27、殺菌手段である殺菌槽29を有している。
凝集槽21には、河川から取水され、図示しない沈砂池においてごみや砂などの夾雑物が除去された原水が供給される。凝集槽21は、撹拌装置31を備えており、凝集槽21内の原水に凝集剤を注入して、撹拌装置31により原水を撹拌することにより原水中の懸濁物が凝集される。
凝集槽21で懸濁物を凝集された水は、ポンプ33により管路35を介して上向流移動床式連続砂ろ過装置23に導かれる。そして、上向流移動床式連続砂ろ過装置23により砂ろ過され凝集槽21で凝集した懸濁物が除去される。
上向流移動床式連続砂ろ過装置23で懸濁物を除去された水は、ポンプ37により管路39を介して生物活性炭ろ過池25に導かれる。生物活性炭ろ過池25には、活性炭を充填した生物活性炭層41が配置され、生物活性炭層41の下方に、生物活性炭層41に空気を吹き込む空気供給装置43が配置されている。空気供給装置43は、パイプ45に多数のノズル47を設けてなり、外部の空気をポンプ49によりノズル47から噴出させる。
この実施形態では、生物活性炭ろ過池25は、上向流式であり池の下部から流入した水は、生物活性炭層41を通り、池の上部から流出される。また、この実施形態では、生物活性炭層41を通過する水の流速が、生物難分解性の有機物を除去可能な速度、例えば、LV=70m〜120m/日程度まで遅くされている。
そして、この生物活性炭ろ過池25において、アンモニア性窒素,鉄,マンガンおよび有機物等の溶解性成分が除去される。
すなわち、生物活性炭ろ過池25では、生物活性炭層41に充填された活性炭の表面に微生物が着生しており、生物活性炭ろ過池25は、活性炭による溶存物質吸着機能と生物膜ろ過による有機物分解機能との二つの機能を有している。従って、生物活性炭ろ過池25においては、アンモニア性窒素,鉄,マンガン,有機物等の溶解性成分(溶存成分)が活性炭の表面に着生した微生物によって酸化され除去される。
生物活性炭ろ過池25でアンモニア性窒素,鉄,マンガンおよび有機物等の溶解性成分を除去された水は、ポンプ51により管路53を介して膜ろ過装置27に導かれる。そして、膜ろ過装置27において、細菌,懸濁粒子等の不溶性成分が除去される。この実施形態では、膜ろ過装置27には、精密ろ過法(MF)または限外ろ過法(UF)が適用されている。膜ろ過装置27には、ろ過膜55が配置され、装置本体57の下部から所定の圧力で流入した水は、ろ過膜55を通り装置本体57の上部から流出する。
膜ろ過装置27で細菌,懸濁粒子等の不溶性成分を除去された水は、管路59を介して殺菌槽29に導かれる。殺菌槽29には、ポンプ61により塩素剤63が注入されており、塩素剤63により水の殺菌が行われる。そして、殺菌された水は、ポンプ65により浄水として配水される。
図2は、上向流移動床式連続砂ろ過装置23の詳細を示しており、図2の(a)はろ過作用を説明する説明図、図2の(b)はろ材洗浄を説明する説明図である。このような上向流移動床式連続砂ろ過装置として、例えば、ダイナサンド・フィルタ(三機工業株式会社の商品名)が知られている。
図2において、符号67は、装置本体を示している。この装置本体67の下部は、下方に向けて先細りとされている。装置本体67内には、砂からなるろ材によりろ過層69が形成されている。ろ過層69内には、先端にディストリビュータ71を備えた供給ノズル73が配置されている。装置本体67の中央には、エアリフト管75が配置されており、エアリフト管75には、空気を供給するための空気供給管77が配置されている。
この上向流移動床式連続砂ろ過装置23では、図2の(a)に示すように、図1の凝集槽21で懸濁物を凝集された水が、供給ノズル73から供給され、ディストリビュータ71でろ過層69の全域に均等に振り分けられる。そして、水はろ過層69を上昇し、懸濁物が取り除かれ、ろ過水となって装置本体67の上端のろ過水排出部79から図1の管路39を介して生物活性炭ろ過池25に導かれる。
一方、ろ過により懸濁物を捕捉したろ材は、図2の(b)に示すように、空気供給管77から吹き込まれた空気により、エアリフト管75に導かれエアリフト管75内を上昇する。この時、エアリフト管75内をろ材と水と空気とが異なる速度で上昇するため、ろ材がもまれてろ材から懸濁物が剥離する。剥離した懸濁物は、装置本体67の上端の洗浄排水部81から洗浄排水として排出され、洗浄されたろ材は、エアリフト管75の上端開口からろ過層69に戻される。
上述した浄水処理システムでは、凝集槽21において原水に凝集剤が注入され懸濁物が凝集され、この懸濁物が凝集した原水が、上向流移動床式連続砂ろ過装置23により直接砂ろ過され懸濁物が除去される。
そして、上向流移動床式連続砂ろ過装置23は、上述したように、砂ろ過をしながら同時に汚れた砂からなるろ材の洗浄を行い連続運転可能とされている。また、空気を積極的に装置内に注入して汚れたろ材の移動を行っており生物活性炭の好気性環境を作りだしている。
すなわち、この実施形態では、砂ろ過を上向流移動床式連続砂ろ過装置23により行っているため、凝集沈殿槽において原水中の懸濁物を取り除かなくても上向流移動床式連続砂ろ過装置23が目詰まりすることがなく、これにより凝集沈殿槽が不要になる。
次に、この実施形態では、上向流移動床式連続砂ろ過装置23による砂ろ過で懸濁物を除去された水が、生物活性炭ろ過池25において生物活性炭ろ過され溶解性成分が除去される。そして、上向流移動床式連続砂ろ過装置23では、上述したように空気を積極的に装置内に注入して汚れたろ材の移動を行い生物活性炭の好気性環境を作りだしているため、生物活性炭ろ過によりアンモニア性窒素,鉄,マンガンおよび有機物等の溶解性成分を除去することが可能になる。
すなわち、この実施形態では、オゾン接触池において懸濁物が除去された水にオゾンを吹き込み、水に溶解している有機物,アンモニア性窒素,鉄,マンガン等の溶解性成分を酸化分解して低分子化することなく溶解性成分を除去することが可能になるため、オゾン接触池が不要になる。
次に、この実施形態では、膜ろ過装置27において生物活性炭ろ過された水を膜ろ過して不溶性成分が除去される。そして、この実施形態では、膜ろ過の前の生物活性炭ろ過により有機物が除去されているため膜の汚れが抑制され、膜が閉塞することが抑制される。
次に、この実施形態では、膜ろ過装置27で細菌,懸濁粒子等の不溶性成分を除去された水は、殺菌槽29において塩素剤により殺菌され、殺菌された水が、浄水として配水される。
上述した浄水処理方法では、砂ろ過を上向流移動床式連続砂ろ過装置23により行っているため、凝集沈殿槽において原水中の懸濁物を取り除かなくても上向流移動床式連続砂ろ過装置23が目詰まりすることがなくなり凝集沈殿槽を不要にすることができる。また同時に、上向流移動床式連続砂ろ過装置23では、空気を積極的に装置内に注入して汚れた砂の移動を行い生物活性炭の好気性環境を作りだしているため、オゾン接触池において懸濁物が除去された水にオゾンを吹き込み、水に溶解している有機物,アンモニア性窒素,鉄,マンガン等の溶解性成分を酸化分解して低分子化することなく溶解性成分を除去することができる。従って、処理能力を低下することなく設置コストを従来より大幅に低減することができる。
すなわち、凝集沈殿槽およびオゾン接触池が不要になるため、設備の設置面積および設置コストを低減することができる。また、オゾン発生器,排オゾン処理装置等のオゾン接触池に付帯する設備が不要になるため設置コストおよび処理に必要なエネルギを低減することができる。
そして、原水中に臭素が含まれる場合には、オゾン接触により発ガン性のある臭素酸が発生するが本発明では、オゾン接触を行わないため、臭素酸の発生を回避することができる。
また、上述した浄水処理方法では、膜ろ過された水に塩素剤を注入して殺菌するようにしたので、飲料水として用いることができる。
さらに、上述した浄水処理方法では、生物活性炭ろ過池25において生物活性炭ろ過の水の流速を、生物難分解性の有機物を除去可能な速度まで遅くしたので、生物難分解性の有機物を除去することができる。
また、上述した浄水処理方法では、生物活性炭ろ過を行う生物活性炭ろ過池25に、空気を吹き込むようにしたので、生物活性炭を好気性環境に確実に置くことが可能になり、処理能力を増大することができる。また、生物活性炭に好気性微生物が着床するため生物活性炭の寿命を長くすることができる。
さらに、上述した浄水処理方法では、膜ろ過装置27による膜ろ過を、精密ろ過法または限外ろ過法により行うようにしたので、細菌,懸濁粒子等を確実に除去することができる。
また、上述した浄水処理方法では、生物活性炭ろ過池25における生物活性炭ろ過により、アンモニア性窒素,鉄,マンガンおよび有機物等の溶解性成分を除去し、膜ろ過装置27による膜ろ過により、細菌,懸濁粒子等の不溶性成分を確実に除去することができる。
そして、上述した浄水処理システムでは、凝集沈殿槽およびオゾン接触池を処理能力を低下することなく不要にすることが可能になり、設置面積,設置コストおよび処理に必要なエネルギを従来より大幅に低減することができる。
(第2の実施形態)
図3は、本発明の浄水処理システムの第2の実施形態を示している。
なお、この実施形態において第1の実施形態と同一の部材には、同一の符号を付して詳細な説明を省略する。
この実施形態では、生物活性炭ろ過池25と膜ろ過装置27との間にある管路53に、水に溶解されたスラリー状の粉末活性炭を注入している。
そして、膜ろ過装置27による膜ろ過で除去できない微細な有機物が粉末活性炭により吸着除去され、膜ろ過装置27に導かれる。
この実施形態においても第1の実施形態と略同様の効果を得ることができるが、この実施形態では、生物活性炭ろ過池25において生物活性炭ろ過を行った後、膜ろ過装置27による膜ろ過の前に、膜ろ過装置27の膜ろ過で除去できない微細な有機物を粉末活性炭により吸着除去するようにしたので、微細な有機物を確実に除去することができる。
なお、上述した実施形態では、生物活性炭ろ過池25を上向流式にした例について説明したが、本発明はかかる実施形態に限定されるものではなく、例えば、下向流式にしても良い。
また、上述した実施形態では、膜ろ過装置27による膜ろ過の後に、殺菌槽29で殺菌を行った例について説明したが、本発明はかかる実施形態に限定されるものではなく、例えば、膜ろ過装置27による膜ろ過の前に殺菌を行っても良い。
そして、この場合には、膜ろ過装置27へ送水する段階で消毒剤を添加することにより、ろ過膜を目詰まりさせる物質の酸化分解が行われると共に処理水の消毒も同時に実施され、元来、処理水を消毒するための消毒剤の注入により、ろ過膜の目詰まりをも防止することができる。
さらに、上述した実施形態では、膜ろ過装置27に精密ろ過法(MF)または限外ろ過法(UF)を適用した例について説明したが、本発明はかかる実施形態に限定されるものではなく、例えば、逆浸透法(RO)等を用いても良い。
本発明の浄水処理システムの第1の実施形態を示す説明図である。 図1の上向流移動床式連続砂ろ過装置23の詳細を示す説明図である。 本発明の浄水処理システムの第2の実施形態を示す説明図である。 従来の浄水処理システムの一例を示す説明図である。
符号の説明
21 凝集槽
23 上向流移動床式連続砂ろ過装置
25 生物活性炭ろ過池
27 膜ろ過装置
29 殺菌槽
63 塩素剤

Claims (8)

  1. 原水に凝集剤を注入して懸濁物を凝集する工程と、
    懸濁物が凝集した原水を上向流移動床式連続砂ろ過装置により砂ろ過して懸濁物を除去する工程と、
    前記砂ろ過で懸濁物を除去された水を生物活性炭ろ過して溶解性成分を除去する工程と、
    前記生物活性炭ろ過された水を膜ろ過して不溶性成分を除去する工程と、
    を有することを特徴とする浄水処理方法。
  2. 請求項1記載の浄水処理方法において、
    前記膜ろ過された水または膜ろ過の前の水に塩素剤を注入して殺菌する工程を有することを特徴とする浄水処理方法。
  3. 請求項1または請求項2記載の浄水処理方法において、
    前記生物活性炭ろ過の水の流速を、生物難分解性の有機物を除去可能な速度まで遅くすることを特徴とする浄水処理方法。
  4. 請求項1ないし請求項3のいずれか1項記載の浄水処理方法において、
    前記生物活性炭ろ過を行う生物活性炭ろ過手段に、空気を吹き込むことを特徴とする浄水処理方法。
  5. 請求項1ないし請求項4のいずれか1項記載の浄水処理方法において、
    前記生物活性炭ろ過を行った後、前記膜ろ過の前に、前記膜ろ過で除去できない有機物を粉末活性炭により吸着除去することを特徴とする浄水処理方法。
  6. 請求項1ないし請求項5のいずれか1項記載の浄水処理方法において、
    前記膜ろ過を、精密ろ過法または限外ろ過法により行うことを特徴とする浄水処理方法。
  7. 請求項1ないし請求項6のいずれか1項記載の浄水処理方法において、
    前記溶解性成分には、アンモニア性窒素,鉄,マンガンおよび有機物が含まれ、前記不溶性成分には、細菌,懸濁粒子が含まれていることを特徴とする浄水処理方法。
  8. 原水に凝集剤を注入して懸濁物を凝集する凝集手段と、
    前記凝集手段で懸濁物を凝集された水を上向流移動床式連続砂ろ過装置により砂ろ過して懸濁物を除去する懸濁物除去手段と、
    前記懸濁物除去手段で懸濁物を除去された水を生物活性炭ろ過して溶解性成分を除去する生物活性炭ろ過手段と、
    前記生物活性炭ろ過手段でろ過された水を膜ろ過して不溶性成分を除去する膜ろ過手段と、
    を有することを特徴とする浄水処理システム。
JP2003334972A 2003-09-26 2003-09-26 浄水処理方法および浄水処理システム Expired - Lifetime JP4318518B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003334972A JP4318518B2 (ja) 2003-09-26 2003-09-26 浄水処理方法および浄水処理システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003334972A JP4318518B2 (ja) 2003-09-26 2003-09-26 浄水処理方法および浄水処理システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005095818A true JP2005095818A (ja) 2005-04-14
JP4318518B2 JP4318518B2 (ja) 2009-08-26

Family

ID=34462492

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003334972A Expired - Lifetime JP4318518B2 (ja) 2003-09-26 2003-09-26 浄水処理方法および浄水処理システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4318518B2 (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007004987A1 (en) * 2005-07-06 2007-01-11 Glowtec Bio Pte Ltd Water treatment process
WO2007032104A1 (ja) * 2005-09-14 2007-03-22 Sharp Kabushiki Kaisha 水処理装置および水処理方法
JP2015160172A (ja) * 2014-02-27 2015-09-07 オルガノ株式会社 水処理装置および水処理方法
JP2016175006A (ja) * 2015-03-19 2016-10-06 阪神水道企業団 浄水処理装置
JP2018183725A (ja) * 2017-04-25 2018-11-22 三菱ケミカルアクア・ソリューションズ株式会社 排水処理装置及び排水処理方法
JP2019209324A (ja) * 2018-05-30 2019-12-12 大矢建設工業株式会社 排水処理システム及び排水処理方法
JP2020025952A (ja) * 2018-08-17 2020-02-20 田村 善胤 浄水処理装置
JP2022528959A (ja) * 2019-04-29 2022-06-16 ダイクラー ゲーエムベーハー 自然水および廃水の浄化方法

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN101681044B (zh) 2007-05-18 2011-10-26 夏普株式会社 液晶显示装置

Citations (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07232187A (ja) * 1994-02-21 1995-09-05 Hitachi Ltd 水処理システムの監視及び制御方法
JPH08155493A (ja) * 1994-12-07 1996-06-18 Toray Ind Inc 水浄化方法
JPH10109095A (ja) * 1996-10-03 1998-04-28 Nkk Corp 浄水処理装置
JPH11300366A (ja) * 1998-04-20 1999-11-02 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 水の浄化方法及び浄化装置
JP2000300918A (ja) * 1999-04-22 2000-10-31 Risui Kagaku Kk 原水処理装置
JP2001170688A (ja) * 1999-12-17 2001-06-26 Japan Organo Co Ltd 有機物とマンガンイオンを含む水の処理装置
JP2002086160A (ja) * 2000-09-18 2002-03-26 Takuma Co Ltd フッ素を含む排水の処理方法
JP2002361009A (ja) * 2001-06-06 2002-12-17 Maezawa Ind Inc 移動床式砂ろ過装置
JP2003251109A (ja) * 2002-02-28 2003-09-09 Takuma Co Ltd 移動床式砂ろ過及び移動床式生物膜砂ろ過方法ならびにそのシステム
JP2003260310A (ja) * 2002-03-12 2003-09-16 Takuma Co Ltd 上向流移動床式砂ろ過器の運転監視方法および上向流移動床式砂ろ過器

Patent Citations (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07232187A (ja) * 1994-02-21 1995-09-05 Hitachi Ltd 水処理システムの監視及び制御方法
JPH08155493A (ja) * 1994-12-07 1996-06-18 Toray Ind Inc 水浄化方法
JPH10109095A (ja) * 1996-10-03 1998-04-28 Nkk Corp 浄水処理装置
JPH11300366A (ja) * 1998-04-20 1999-11-02 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 水の浄化方法及び浄化装置
JP2000300918A (ja) * 1999-04-22 2000-10-31 Risui Kagaku Kk 原水処理装置
JP2001170688A (ja) * 1999-12-17 2001-06-26 Japan Organo Co Ltd 有機物とマンガンイオンを含む水の処理装置
JP2002086160A (ja) * 2000-09-18 2002-03-26 Takuma Co Ltd フッ素を含む排水の処理方法
JP2002361009A (ja) * 2001-06-06 2002-12-17 Maezawa Ind Inc 移動床式砂ろ過装置
JP2003251109A (ja) * 2002-02-28 2003-09-09 Takuma Co Ltd 移動床式砂ろ過及び移動床式生物膜砂ろ過方法ならびにそのシステム
JP2003260310A (ja) * 2002-03-12 2003-09-16 Takuma Co Ltd 上向流移動床式砂ろ過器の運転監視方法および上向流移動床式砂ろ過器

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007004987A1 (en) * 2005-07-06 2007-01-11 Glowtec Bio Pte Ltd Water treatment process
US7875181B2 (en) 2005-07-06 2011-01-25 Glowtec Bio Pte Ltd Water treatment process
WO2007032104A1 (ja) * 2005-09-14 2007-03-22 Sharp Kabushiki Kaisha 水処理装置および水処理方法
JP2007075723A (ja) * 2005-09-14 2007-03-29 Sharp Corp 水処理装置および水処理方法
US7914677B2 (en) 2005-09-14 2011-03-29 Sharp Kabushiki Kaisha Water treatment apparatus and water treatment method
JP2015160172A (ja) * 2014-02-27 2015-09-07 オルガノ株式会社 水処理装置および水処理方法
JP2016175006A (ja) * 2015-03-19 2016-10-06 阪神水道企業団 浄水処理装置
JP2018183725A (ja) * 2017-04-25 2018-11-22 三菱ケミカルアクア・ソリューションズ株式会社 排水処理装置及び排水処理方法
JP2019209324A (ja) * 2018-05-30 2019-12-12 大矢建設工業株式会社 排水処理システム及び排水処理方法
JP2020025952A (ja) * 2018-08-17 2020-02-20 田村 善胤 浄水処理装置
JP2022528959A (ja) * 2019-04-29 2022-06-16 ダイクラー ゲーエムベーハー 自然水および廃水の浄化方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP4318518B2 (ja) 2009-08-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5910249A (en) Method and apparatus for recovering water from a sewer main
JPWO2006057249A1 (ja) 逆浸透膜法海水淡水化装置
JP2011088053A (ja) 淡水化処理設備及び方法
JP4309633B2 (ja) 水処理方法
JP2007244979A (ja) 水処理方法および水処理装置
JP4318518B2 (ja) 浄水処理方法および浄水処理システム
EP3898532B1 (en) Wastewater treatment and method for textile industry
JP2002011498A (ja) 浸出水の処理装置
JP2001191086A (ja) 水処理装置
JPH10109095A (ja) 浄水処理装置
JP2004025018A (ja) 逆浸透による海水淡水化装置
JP3712110B2 (ja) 下水2次処理水の浄化方法
ZA200201560B (en) Method and device for purifying and treating waste water in order to obtain drinking water.
KR100473532B1 (ko) 중공사막을 이용한 고도정수처리 방법 및 그 운전방법
JPH10192851A (ja) 浄水処理装置
JPH06238136A (ja) 濾過膜モジュールの洗浄方法
JP2002224543A (ja) 浄水処理方法及びその装置
JP3444202B2 (ja) 水処理装置
WO2012057176A1 (ja) 水処理方法および造水方法
JP3986370B2 (ja) 濾過膜モジュールの洗浄方法
KR20170029853A (ko) 하 폐수 처리의 탈인 시스템
JP3609470B2 (ja) 水の浄化方法および浄化装置
JP2003340247A (ja) 水処理装置および方法
JP2770791B2 (ja) 水処理方法および水処理装置
KR200389747Y1 (ko) 오존주입 방법을 결합시킨 막분리를 이용한 우수 처리장치

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060629

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090526

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090526

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120605

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4318518

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120605

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130605

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130605

Year of fee payment: 4

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130605

Year of fee payment: 4

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140605

Year of fee payment: 5

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term