JP2005093519A - 炭化珪素基板の製造方法および炭化珪素基板 - Google Patents

炭化珪素基板の製造方法および炭化珪素基板 Download PDF

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Abstract

【課題】 半導体デバイスの製造に好適なSiC基板を効率的に製造することができるSiCの製造方法とその方法により得られたSiC基板を提供する。
【解決手段】 SiCからなるインゴッド3を形成する工程と、インゴッド3を切断することによりウエハ4aを形成する工程と、ウエハ4aを加熱することによりウエハ4aの曲率半径を35m以上とする工程とを含むSiC基板4の製造方法である。また、上記製造方法により得られたSiC基板4であって、その表面の欠陥密度が1.1×102個/cm2以上1.0×109個/cm2以下であるSiC基板4である。
【選択図】 図3

Description

本発明は炭化珪素(SiC)基板の製造方法とSiC基板に関し、特に半導体デバイスの製造に好適なSiC基板を効率的に製造することができるSiC基板の製造方法とその方法により得られたSiC基板に関する。
SiCは、シリコン(Si)に比べてバンドギャップが約3倍、絶縁破壊電圧が約10倍、電子飽和速度が約2倍、さらに熱伝導率が約3倍大きく、Siにない特徴を有している。また、SiCは熱的かつ化学的に安定な半導体材料であり、これらの特徴を生かして、近年ではSiデバイスの物理的な限界を打破するパワーデバイスや高温で動作する耐環境デバイスなどへの応用が期待されている。
一方、光デバイス研究においては短波長化を目指した窒化ガリウム(GaN)系の材料開発がなされているが、SiCはGaNに対する格子不整合が他の化合物半導体に比べて格段に小さいので、SiCをGaN層のエピタキシャル成長用の基板として用いることが注目されている。
従来のSiCウエハの製造方法の一連の流れを図5に示す。まず、図5(A)に示すように、SiCからなる種結晶基板1上にSiC結晶2をバルク成長させることによりインゴッド3を形成する。このSiC結晶2のバルク成長は、例えば改良レーリー法を用いて行なわれる。改良レーリー法は、まずSiC種結晶基板1および粉末状のSiC結晶2が収納された黒鉛製の坩堝内をアルゴン(Ar)等の不活性ガス雰囲気とし、坩堝内を加熱することによってSiC結晶2粉末を昇華させる。そして、昇華させたSiとCとからなる蒸気を不活性ガス中で拡散させることにより輸送し、低温に設定されているSiC種結晶基板1上で凝結させることにより行なわれる。
そして、改良レーリー法により作製されたインゴッド3を水平に所定の厚みに切断することによって、図5(B)に示すウエハ4aが形成される。
しかしながら、図5(B)に示すように、インゴッド3を切断することによって得られるウエハ4aには反りが生じてしまうという問題があった。ウエハ4aに反りが生じている場合には、ウエハ4aを用いた半導体デバイスの製造工程においてフォトリソグラフィ工程やウエハ4aの真空吸着固定工程等における作業が非常に困難となるため、高品質の半導体デバイスを効率的に製造することができなかった。
ウエハ4aに生じた反りを解消する方法としては、ウエハ4aの表面および裏面の両面を研磨する方法がある。しかし、この方法においては、ウエハ4aの研磨を2度行なう必要があるため効率的でないという問題があった。また、ウエハ4aの研磨時に、ウエハ4aが破損してしまうという問題もあった。
特開平10−125905号公報 特開2000−226299号公報
上記事情に鑑みて本発明の目的は、半導体デバイスの製造に好適なSiC基板を効率的に製造することができるSiC基板の製造方法とその方法により得られたSiC基板を提供することにある。
本発明は、SiCからなるインゴッドを形成する工程と、インゴッドを切断することによりウエハを形成する工程と、ウエハを加熱することによりウエハの曲率半径を35m以上とする工程とを含むSiC基板の製造方法である。
ここで、本発明のSiC基板の製造方法においては、ウエハの加熱温度が800℃以上2400℃以下であることが好ましい。
また、本発明のSiC基板の製造方法において、ウエハの加熱時におけるウエハの表面の最高温度部分と最低温度部分との温度差が100℃以下であることが好ましい。
また、本発明のSiC基板の製造方法においては、ウエハを加圧しながら加熱することが好ましい。
また、本発明のSiC基板の製造方法においては、上記加圧の圧力が、10Pa以上0.5MPa以下であることが好ましい。
また、本発明のSiC基板の製造方法においては、上記加圧が、SiCからなる加圧板を用いて行なわれることが好ましい。
また、本発明は、上記SiC基板の製造方法によって得られたSiC基板であって、その表面の欠陥密度が1.1×102個/cm2以上1.0×109個/cm2以下であるSiC基板である。
さらに、本発明は、上記SiC基板の製造方法によって得られたSiC基板であって、半導体デバイス用の基板として用いられるSiC基板である。
本発明によれば、半導体デバイスの製造に好適なSiC基板を効率的に製造することができるSiC基板の製造方法とその方法により得られたSiC基板を提供することができる。
以下、本発明のSiC基板の製造方法の好ましい一例について説明する。なお、本明細書の図面において、同一の参照符号は、同一部分または相当部分を表わすものとする。
図1に本発明のSiC基板の製造方法に用いられる成長装置の一例の模式的な断面を示す。この成長装置5は、石英管6の内部に設置された黒鉛製の坩堝7と、坩堝7の蓋8と、坩堝7と蓋8の周囲に設置された熱シールドのための黒鉛製のフェルト9と、石英管6の外周に設置されたワークコイル10とを含む。そして、SiCからなる種結晶基板1が蓋8の内面に取り付けられており、粉末状のSiC結晶2が坩堝7の内部に充填されている。
坩堝7の内部をArガス等の不活性ガス雰囲気とし、ワークコイル10に高周波電流を流すことによって、粉末状のSiC結晶2を加熱して昇華させる。ここで、坩堝7の内部は、粉末状のSiC結晶2が充填されている坩堝7の下部側から蓋8がある坩堝7の上部側にかけて次第に低温となるように温度勾配がつけられている。したがって、種結晶基板1の近傍に到達したSiC結晶2の昇華ガスは、種結晶基板1の表面で過飽和状態となって種結晶基板1上で凝結し、種結晶基板1上にSiC結晶2がバルク成長する。そして、バルク成長後に、坩堝7の内部を冷却し、種結晶基板1とSiC結晶2とを成長装置5から取り出すことによって、図2に示すようなインゴッド3が得られる。
そして、図3(A)の模式的断面図に示すインゴッド3が、切断機によって所定の厚みに切断されることにより図3(B)の模式的断面図に示すウエハ4aが形成される。このウエハ4aには反りが生じており、ウエハ4aの表面にはbasal plane dislocation(基板面転位)等に起因する微小な欠陥が形成されている。
その後、反りが生じているウエハ4aを加熱炉の内部に設置し、加熱炉の内部をArガス等の不活性ガス雰囲気とした後にウエハ4aを加熱する。すると、ウエハ4aを加熱して得られるSiC基板4は、図3(C)の模式的断面図に示すように、加熱前よりも平坦になる。
これは、インゴッド3の切断等によって、ウエハ4aを構成する結晶格子にずれが生じ、この結晶格子のずれをなるべく小さくしようとしてウエハ4aに反りが生じる。特に、マイクロパイプ等の大型欠陥の周辺では大きな歪み場が存在し、切断等による影響を受けやすいため、結晶格子がずれやすくなるものと考えられる。そして、反りが生じているウエハ4aを加熱することによって、結晶格子を構成する原子を移動させて原子を再配列させることにより、結晶格子のずれが解消されて反りが矯正される。このように、ウエハ4aの内部に存在していた歪みが緩和される。それゆえ、ウエハ4aに生じていた反りが矯正され、平坦なSiC基板4が得られるのである。
このようにして得られたSiC基板4の曲率半径は35m以上であって、50m以上であることがさらに好ましい。ここで、本明細書においてSiC基板4の曲率半径は、SiC基板4を真横から見たときにSiC基板4が描く曲線から得られる曲率円の半径を意味する。
曲率半径が35m以上のSiC基板4を用いた場合には、半導体デバイスの製造工程においてフォトリソグラフィ工程や真空吸着固定工程等における作業が非常に容易となるため、効率的に高品質の半導体デバイスを製造することができる。また、SiC基板4上に半導体層を積層して半導体デバイスを製造する工程においては、Si基板を用いる場合(約1000℃)よりも高い温度(約1500℃〜1700℃)でSiC基板4が加熱されるが、曲率半径が35m以上のSiC基板4を用いた場合には、SiC基板4の反りによって生じるSiC基板4内の温度差がほとんどなくなる傾向にあることから、高品質の半導体デバイスを製造することができる傾向にある。特に、曲率半径が50m以上のSiC基板4を用いた場合には、SiC基板4の加熱時におけるSiC基板4内の温度がほぼ均一となって、さらに高品質の半導体デバイスを製造することができる傾向にある。
また、半導体デバイスの製造工程における半導体層の成長時または電極の作製時等の加熱工程において、例えば25℃から1500℃まで30分で昇温して加熱するというような急激な温度変化が起こる場合においても、SiC基板4の曲率半径が35m以上であれば、SiC基板4内部の歪みが十分に緩和されているため、SiC基板4に形状の変化や割れが生じにくい。それゆえ、本発明によって得られたSiC基板4は、半導体デバイス用の基板として好適に用いられる。
ここで、上述した本発明のSiC基板の製造方法においては、インゴッド3を切断することによって得られたウエハ4aの加熱は、ウエハ4aの加熱時におけるウエハ4aの表面の最高温度部分と最低温度部分との温度差が100℃以下であることが好ましい。この場合には、ウエハ4aの全体に渡って歪みを緩和できることから、より効率的にSiC基板4の曲率半径を35m以上とすることができるようになる。ここで、ウエハ4aの表面の最高温度部分と最低温度部分との温度差が100℃以下となるように加熱する方法としては、例えば、一定温度に炉内の温度が設定されている加熱炉内でウエハ4aを加熱する等の、均一に加熱できる環境にウエハ4aを曝す方法がある。
また、本発明のSiC基板の製造方法においては、ウエハ4aを加圧しながら加熱することが好ましい。ここで、ウエハ4aは、例えば図4の模式的断面図に示すように、SiC単結晶、SiC焼結体等のSiCからなる加圧板11a、11bの間に挟まれて加圧されることが好ましい。SiCからなる加圧板11a、11bを用いた場合には、加熱後のSiC基板表面の炭化を防止することができる。なお、SiCからなる加圧板の代わりに炭素からなる加圧板を用いることもできる。
ここで、ウエハ4aは、10Pa以上0.5MPa以下で加圧されることが好ましく、100Pa以上0.05MPa以下で加圧されることがより好ましい。ウエハ4aを10Pa未満で加圧した場合には、効率的にSiC基板4の曲率半径を35m以上とすることができない傾向にあり、ウエハ4aを0.5MPaよりも大きい圧力で加圧した場合には、ウエハ4aが破損しやすくなる傾向にある。また、ウエハ4aを100Pa以上0.05MPa以下で加圧した場合には、ウエハ4aが破損することなく効率的にSiC基板4の曲率半径を35m以上とすることができる傾向にある。
また、ウエハ4aは、Arガス等の不活性ガス雰囲気下において、800℃以上2400℃以下で加熱されることが好ましく、1400℃以上2400℃以下で加熱されることがより好ましく、1600℃以上2400℃以下で加熱されることがさらに好ましい。ウエハ4aが800℃未満で加熱された場合には、原子の移動が十分にできず効率的にSiC基板4の曲率半径を35m以上とすることができない傾向にあり、ウエハ4aが2400℃より高い温度で加熱された場合には、ウエハ4aの表面が劣化してしまう傾向にある。また、ウエハ4aが1400℃以上2400℃以下で加熱されることにより、より効率的にSiC基板4の曲率半径を35m以上とすることができる傾向にあり、ウエハ4aが1600℃以上2400℃以下で加熱されることにより、さらに効率的にSiC基板4の曲率半径を35m以上とすることができる傾向にある。
また、ウエハ4aの加熱時間は、0.01時間以上100時間以下であることが好ましく、1時間以上10時間以下であることがより好ましい。ウエハ4aの加熱時間が0.01時間未満である場合には、原子の移動が十分にできず効率的にSiC基板4の曲率半径を35m以上とすることができない傾向にあり、ウエハ4aの加熱時間が100時間よりも長い場合には、加熱時間の割にウエハ4aが平坦にならないため、曲率半径が35m以上のSiC基板4を効率的に製造することができない傾向にある。また、ウエハ4aの加熱時間が1時間以上10時間以下である場合には、曲率半径が35m以上のSiC基板4を、より効率的に製造することができる傾向にある。
また、SiC基板4の表面の欠陥密度(表面1cm2当たりの欠陥の個数)は、1.1×102個/cm2以上1.0×109個/cm2以下であることが好ましく、1.1×102個/cm2以上1.1×108個/cm2以下であることがさらに好ましい。加熱後のSiC基板4の欠陥密度が1.1×102個/cm2未満である場合にはSiC基板4の曲率半径が35m以上とならない傾向にあり、1.0×109個/cm2よりも大きい場合にはSiC基板4の表面の欠陥が多すぎて高品質の半導体デバイスを製造することができない傾向にある。特に、上記欠陥密度が1.1×102個/cm2以上1.1×108個/cm2以下である場合には、より高品質の半導体デバイスを製造することができる傾向にある。
なお、本発明において、「欠陥の個数」は、ウエハ4aおよびSiC基板4を水酸化カリウム(KOH)等の溶融塩に浸漬させた後に目視できるようになった欠陥をすべてカウントすることによって算出される。また、「欠陥密度」は、上述のようにしてカウントされた欠陥の個数を表面1cm2当たり換算して算出される。
(実施例1)
図1に示す成長装置5を用いて、SiC種結晶基板1上にSiC結晶2をバルク成長させた。ここで、バルク成長は、坩堝7の内部を1.0×105PaのArガス雰囲気とし、ワークコイル10に高周波電流を流すことによって、SiC種結晶基板1の表面温度がSiC結晶2の温度よりも低くなるように温度勾配をつけて加熱することによって行われた。
そして、成長装置5から取り出されたSiC種結晶基板1とSiC結晶2とからなるインゴッドを、切断機によって切断することによって、厚さ400μmの円板状の口径2インチのウエハを作製した。このウエハには反りが生じており、平坦度測定機を用いてこのウエハの曲率半径を調査したところ、曲率半径は3mであった。そして、このウエハの表面の欠陥密度は、1.0×105個/cm2であった。
その後、この反りが生じているウエハを加熱炉内に設置し、加熱炉内を1.0×105PaのArガス雰囲気とした後、1600℃で3時間、無加圧で、ウエハ全体に渡って均一に加熱した。加熱後に加熱炉から取り出されたSiC基板を室温(25℃)まで冷却した後に、SiC基板の曲率半径(m)を平坦度測定機を用いて調査した。この調査結果を表1に示す。
なお、SiC基板の表面の欠陥密度(個/cm2)を調査したところ、4.0×107個/cm2に増加していた。したがって、この条件においては、basal plane dislocation等の欠陥が形成されることによって原子が再配列されて反りが矯正されたものと考えられる。
(実施例2)
インゴッドを切断して得られたウエハを加熱炉内で700℃に加熱したこと以外は、実施例1と同様にしてSiC基板(厚さ400μm、口径2インチ)を作製し、このSiC基板の曲率半径(m)を調査した。この調査結果を表1に示す。
(実施例3)
インゴッドを切断して得られたウエハを加熱炉内で800℃に加熱したこと以外は、実施例1と同様にしてSiC基板(厚さ400μm、口径2インチ)を作製し、このSiC基板の曲率半径(m)を調査した。この調査結果を表1に示す。
(実施例4)
インゴッドを切断して得られたウエハを加熱炉内で2400℃に加熱したこと以外は、実施例1と同様にしてSiC基板(厚さ400μm、口径2インチ)を作製し、このSiC基板の曲率半径(m)を調査した。この調査結果を表1に示す。
(実施例5)
インゴッドを切断して得られたウエハを加熱炉内で1400℃に加熱したこと以外は、実施例1と同様にしてSiC基板(厚さ400μm、口径2インチ)を作製し、このSiC基板の曲率半径(m)を調査した。この調査結果を表1に示す。
(実施例6)
インゴッドを切断して得られたウエハを加熱炉内で0.005時間加熱したこと以外は、実施例1と同様にしてSiC基板(厚さ400μm、口径2インチ)を作製し、このSiC基板の曲率半径(m)を調査した。この調査結果を表1に示す。
(実施例7)
インゴッドを切断して得られたウエハを加熱炉内で0.01時間加熱したこと以外は、実施例1と同様にしてSiC基板(厚さ400μm、口径2インチ)を作製し、このSiC基板の曲率半径(m)を調査した。この調査結果を表1に示す。
(実施例8)
インゴッドを切断して得られたウエハを加熱炉内で0.5時間加熱したこと以外は、実施例1と同様にしてSiC基板(厚さ400μm、口径2インチ)を作製し、このSiC基板の曲率半径(m)を調査した。この調査結果を表1に示す。
(実施例9)
インゴッドを切断して得られたウエハを加熱炉内で1時間加熱したこと以外は、実施例1と同様にしてSiC基板(厚さ400μm、口径2インチ)を作製し、このSiC基板の曲率半径(m)を調査した。この調査結果を表1に示す。
(実施例10)
インゴッドを切断して得られたウエハを加熱炉内で10時間加熱したこと以外は、実施例1と同様にしてSiC基板(厚さ400μm、口径2インチ)を作製し、このSiC基板の曲率半径(m)を調査した。この調査結果を表1に示す。
(実施例11)
インゴッドを切断して得られたウエハを加熱炉内で10.5時間加熱したこと以外は、実施例1と同様にしてSiC基板(厚さ400μm、口径2インチ)を作製し、このSiC基板の曲率半径(m)を調査した。この調査結果を表1に示す。
(実施例12)
インゴッドを切断して得られたウエハを加熱炉内で100時間加熱したこと以外は、実施例1と同様にしてSiC基板(厚さ400μm、口径2インチ)を作製し、このSiC基板の曲率半径(m)を調査した。この調査結果を表1に示す。
(実施例13)
インゴッドを切断して得られたウエハを加熱炉内で105時間加熱したこと以外は、実施例1と同様にしてSiC基板(厚さ400μm、口径2インチ)を作製し、このSiC基板の曲率半径(m)を調査した。この調査結果を表1に示す。
(実施例14)
インゴッドを切断して得られたウエハをSiCからなる加圧板の間に挟み、ウエハに5Paの圧力をかけながら加熱炉内で加熱したこと以外は、実施例1と同様にしてSiC基板(厚さ400μm、口径2インチ)を作製し、このSiC基板の曲率半径(m)を調査した。この調査結果を表1に示す。
(実施例15)
インゴッドを切断して得られたウエハをSiCからなる加圧板の間に挟み、ウエハに10Paの圧力をかけながら加熱炉内で加熱したこと以外は、実施例1と同様にしてSiC基板(厚さ400μm、口径2インチ)を作製し、このSiC基板の曲率半径(m)を調査した。この調査結果を表1に示す。
(実施例16)
インゴッドを切断して得られたウエハをSiCからなる加圧板の間に挟み、ウエハに50Paの圧力をかけながら加熱炉内で加熱したこと以外は、実施例1と同様にしてSiC基板(厚さ400μm、口径2インチ)を作製し、このSiC基板の曲率半径(m)を調査した。この調査結果を表1に示す。
(実施例17)
インゴッドを切断して得られたウエハをSiCからなる加圧板の間に挟み、ウエハに100Paの圧力をかけながら加熱炉内で加熱したこと以外は、実施例1と同様にしてSiC基板(厚さ400μm、口径2インチ)を作製し、このSiC基板の曲率半径(m)を調査した。この調査結果を表1に示す。
(実施例18)
インゴッドを切断して得られたウエハをSiCからなる加圧板の間に挟み、ウエハに0.05MPaの圧力をかけながら加熱炉内で加熱したこと以外は、実施例1と同様にしてSiC基板(厚さ400μm、口径2インチ)を作製し、このSiC基板の曲率半径(m)を調査した。この調査結果を表1に示す。
(実施例19)
インゴッドを切断して得られたウエハをSiCからなる加圧板の間に挟み、ウエハに0.1MPaの圧力をかけながら加熱炉内で加熱したこと以外は、実施例1と同様にしてSiC基板(厚さ400μm、口径2インチ)を作製し、このSiC基板の曲率半径(m)を調査した。この調査結果を表1に示す。
(実施例20)
インゴッドを切断して得られたウエハをSiCからなる加圧板の間に挟み、ウエハに0.5MPaの圧力をかけながら加熱炉内で加熱したこと以外は、実施例1と同様にしてSiC基板(厚さ400μm、口径2インチ)を作製し、このSiC基板の曲率半径(m)を調査した。この調査結果を表1に示す。
Figure 2005093519
表1に示すように、加熱後の実施例1〜実施例20のSiC基板は、すべて曲率半径が50m以上となっていることが確認された。
ここで、表1に示すように、加熱炉内でウエハを800℃以上2400℃以下で加熱して得られた実施例1および実施例3〜実施例5のSiC基板は、この温度範囲内で加熱されずに得られた実施例2のSiC基板よりも曲率半径が大きくなっていることがわかった。
また、表1に示すように、加熱炉内でウエハを1400℃以上2400℃以下で加熱して得られた実施例1および実施例4〜実施例5のSiC基板は、1400℃未満の温度で加熱して得られた実施例2および実施例3のSiC基板よりも曲率半径が大きくなっていることがわかった。
また、表1に示すように、加熱炉内でウエハを1600℃以上2400℃以下で加熱して得られた実施例1および実施例4のSiC基板は、1600℃未満の温度で加熱して得られた実施例2、実施例3および実施例5のSiC基板よりも曲率半径が大きくなっていることがわかった。
また、表1に示すように、加熱炉内でウエハを0.01時間以上100時間以下で加熱して得られた実施例7〜実施例12のSiC基板は、ウエハを0.005時間加熱して得られた実施例6のSiC基板よりも曲率半径が大きくなっていることがわかった。また、実施例13においては、実施例12よりも5時間長くウエハを加熱してSiC基板を製造したが、その曲率半径は実施例12のSiC基板とほとんど変わらなかった。
また、表1に示すように、加熱炉内でウエハを1時間以上10時間以下加熱して得られた実施例9および実施例10のSiC基板は、1時間未満で加熱された実施例6〜実施例8のSiC基板よりも曲率半径が大きくなっていることがわかった。また、実施例11〜実施例13においては、ウエハを10時間よりも長い時間加熱してSiC基板を作製したが、その曲率半径はあまり大きくなる傾向が見られなかった。
また、表1に示すように、加熱炉内でウエハを加圧しながら実施例1と同様の条件で加熱して得られた実施例14〜実施例20のSiC基板は、実施例1のSiC基板よりも曲率半径が大きくなっていることがわかった。
また、10Pa以上0.5MPa以下の圧力でウエハを加圧しながら加熱して得られた実施例15〜実施例20のSiC基板は、10Paよりも低い圧力で加圧して得られた実施例14のSiC基板よりも曲率半径が大きくなっていた。
また、100Pa以上0.05MPa以下の圧力でウエハを加圧して得られた実施例17および実施例18のSiC基板は、100Paよりも低い圧力で加圧して得られた実施例14〜実施例16のSiC基板よりも曲率半径が大きくなっていた。また、0.05MPaよりも大きい圧力で加圧されながら加熱された実施例19〜実施例20のSiC基板の曲率半径は、0.05MPaで加圧しながら加熱して得られた実施例18のSiC基板の曲率半径とほとんど変わらなかった。
(実施例21)
実施例1のSiC基板上に半導体層を形成して半導体デバイスを製造したところ、その製造工程においてSiC基板に形状の変化が生じず、また、SiC基板が割れて複数の小片に分かれることもなかった。これは、SiC基板内部の歪みが十分に緩和されていたためと考えられる。
今回開示された実施の形態および実施例はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
本発明のSiC基板の製造方法においては、半導体デバイスの製造に好適な曲率半径が35m以上のSiC基板を得ることができる。曲率半径が35m以上のSiC基板を用いて半導体デバイスを製造する場合には、SiC基板が加熱される工程において、反りによって生じるSiC基板内の温度差がほとんどなくなるだけでなく、SiC基板内部の歪みが十分に緩和されているためSiC基板に形状の変化や割れが生じない。それゆえ、本発明は、半導体デバイス分野に好適に利用され、本発明のSiC基板は、半導体デバイス用の基板として好適に用いられる。
本発明に用いられる成長装置の一例を示した模式的な断面図である。 本発明に用いられるインゴッドの一例を示した模式的な側面図である。 (A)は本発明に用いられるインゴッドの一例の模式的な断面図であり、(B)は(A)に示すインゴッドを切断することにより形成されたウエハの模式的な断面図であり、(C)は(B)に示すウエハを加熱することにより得られたSiC基板の模式的な断面図である。 本発明に用いられるウエハを加圧しながら加熱する方法の一例を示した模式的な断面図である。 従来のSiCウエハの製造方法の一連の流れを示した模式的な概念図である。
符号の説明
1 SiC種結晶基板、2 SiC結晶、3 インゴッド、4 SiC基板、4a ウエハ、5 成長装置、6 石英管、7 坩堝、8 蓋、9 フェルト、10 ワークコイル、11a,11b 加圧板。

Claims (8)

  1. 炭化珪素からなるインゴッドを形成する工程と、前記インゴッドを切断することによりウエハを形成する工程と、前記ウエハを加熱することにより前記ウエハの曲率半径を35m以上とする工程と、を含む、炭化珪素基板の製造方法。
  2. 前記ウエハの加熱温度が800℃以上2400℃以下であることを特徴とする、請求項1に記載の炭化珪素基板の製造方法。
  3. 前記ウエハの加熱時における前記ウエハの表面の最高温度部分と最低温度部分との温度差が100℃以下であることを特徴とする、請求項1または2に記載の炭化珪素基板の製造方法。
  4. 前記ウエハを加圧しながら加熱することを特徴とする、請求項1から3のいずれかに記載の炭化珪素基板の製造方法。
  5. 前記加圧の圧力が、10Pa以上0.5MPa以下であることを特徴とする、請求項4に記載の炭化珪素基板の製造方法。
  6. 前記加圧が、炭化珪素からなる加圧板を用いて行なわれることを特徴とする、請求項4または5に記載の炭化珪素基板の製造方法。
  7. 請求項1から6のいずれかに記載の炭化珪素基板の製造方法によって得られた炭化珪素基板であって、その表面の欠陥密度が1.1×102個/cm2以上1.0×109個/cm2以下であることを特徴とする、炭化珪素基板。
  8. 請求項1から6のいずれかに記載の炭化珪素基板の製造方法によって得られた炭化珪素基板であって、半導体デバイス用の基板として用いられることを特徴とする、炭化珪素基板。
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