JP2005086788A - 表面実装型アンテナおよびアンテナ装置ならびに無線通信装置 - Google Patents

表面実装型アンテナおよびアンテナ装置ならびに無線通信装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 周波数調整がし易く、かつ小型化が可能な2周波対応の表面実装型アンテナおよびアンテナ装置を提供する。
【解決手段】 誘電体または磁性体から成る直方体状の基体7に、対向する一対の側面のそれぞれに第1放射電極2および第2放射電極4を設け、前記基体7の対向する他の一対の側面の一方に、対向する一対の端面のいずれかの側を通り、前記第1放射電極2および第2放射電極4とを接続する第3放射電極3を設け、対向する他の一対の側面の他方に、一端が第2放射電極4に接続されるとともに他端に給電端子6が形成される第4放射電極5を設けて表面実装型アンテナを形成し、さらに表面に給電電極14と接地導体層13とが形成された実装基板12に、この表面実装型アンテナを第1放射電極を実装基板12の表面側にして給電電極14の他方側に実装し、給電端子6を給電電極14に接続したアンテナ装置である。
【選択図】 図1

Description

本発明は、携帯電話等の移動体通信装置に使用される2周波対応の小型アンテナである表面実装型アンテナおよびアンテナ装置ならびにそれらを用いた無線通信装置に関するものである。
携帯電話等の移動体通信装置においては小型化が急速に進められており、その構成部品であるアンテナについても表面実装型アンテナ等により小型化への対応が行なわれている。従来の表面実装型アンテナおよびそれを用いたアンテナ装置の例について、図5の斜視図を用いて説明する。
図5において、81は表面実装型アンテナであり、これが実装基板92に実装されてアンテナ装置を構成している。図5に示す表面実装型アンテナ81において、86は直方体状の基体、85は給電端子、82および83は放射電極である。また、実装基板92において、94は給電電極、93は接地導体層である。
従来の表面実装型アンテナ81においては、放射電極82、83のピッチを変えることによって2周波対応、すなわち異なる2つの周波数に対応できるものとするために、基体86の側面に給電端子85とつながる螺旋状の放射電極83のピッチを粗くし、さらに放射電極83につながる螺旋状の放射電極82のピッチを密にした構造となっている。
そして、このような表面実装型アンテナ81が給電端子85を給電電極94に接続して実装基板92の表面に実装されることによって、2周波対応のアンテナ装置91が構成されている。
また、2周波対応のアンテナとしては、所定周波数帯用のアンテナエレメントにアンテナエレメントの接地容量を接続してこの値を変えることにより、所定周波数帯とは異なる他の周波数帯を含む複数の周波数帯で使用するようにした移動体通信端末用アンテナが開示されている(例えば、特許文献1参照)。これによれば、送受信信号の伝送経路に直列にスイッチを挿入することがないので、信号伝送損失の問題を生じることなく複数周波数に対応しうるアンテナとなるというものである。
また、誘電体の基体と、この基体の表面に形成した給電電極および放射電極を有する複数の給電放射素子と、基体を固定する基板とを備え、この基板には給電放射素子に給電する共通の給電点を設けるとともに、基板の表面または基体および基板の表面に給電点から連続的に展開してスタブを設け、給電放射素子の給電電極を放射電極の実効線路長に基づいて定まるスタブの整合点に接続するアンテナ装置も開示されている(例えば、特許文献2参照。)。これによれば、各給電放射素子は放射電極の実効線路長で決まる共振周波数で励振され、このとき各給電放射素子の給電電極はそれぞれ各給電放射素子毎に最適なスタブ長であるスタブの整合点に接続されているので、各給電放射素子は、それぞれの共振周波数において良好な共振特性が得られるとともに、それぞれの共振周波数の属する周波数帯域において必要な広さの帯域幅を確保することができるというものである。
特開2002−204120号公報 特開2002−314330号公報
しかしながら、図5に示したような従来の表面実装型アンテナ81では、通信システムで使用される無線信号の低い方の周波数f1および高い方の周波数f2のそれぞれに対して表面実装型アンテナ81の動作周波数を合わせるためには、螺旋状の放射電極82、83の長さとピッチ(間隔)とを調整する必要があり、その調整に非常に手間が掛かるという問題点があった。
また、基体86の誘電率を高くして表面実装型アンテナ81を小型化しようとしたときに、螺旋状の長い放射電極82、83と接地導体93との間で予期しない不要な共振モードが発生して安定した2周波対応のアンテナ特性が得られなくなるため、小型化しにくいという問題点もあった。
また、特許文献1に開示された移動体通信端末用アンテナにおいては、実装基板に表面実装することが困難であるという問題点があった。
さらに、特許文献2に開示されたアンテナ装置においては、放射電極が平面的なパターンであるためにアンテナのサイズが大きくなり小型化が困難であるという問題点があった。
本発明は以上のような従来の技術における問題点を解決すべく案出されたものであり、その目的は、良好なアンテナ特性を安定して得ることができ、周波数調整がし易く、かつ小型化が可能な2周波対応の表面実装型アンテナおよびこれを用いたアンテナ装置を提供することにある。
また、本発明の他の目的は、これら2周波対応の表面実装型アンテナおよびアンテナ装置を備えた2周波対応の無線装置を提供することにある。
本発明の表面実装型アンテナは、誘電体または磁性体から成る直方体状の基体に、対向する一対の側面のそれぞれに第1放射電極および第2放射電極を設け、前記基体の対向する他の一対の側面の一方に、対向する一対の端面のいずれかの側を通り、前記第1放射電極および第2放射電極とを接続する第3放射電極を設け、対向する他の一対の側面の他方に、一端が第2放射電極に接続されるとともに他端に給電端子が形成される第4放射電極を設けたことを特徴とする。
また、本発明の表面実装型アンテナは、前記基体の対向する他の一対の側面の他方から一方に向けて、もしくは一方から他方に向けて窪みまたは貫通孔を設けたことを特徴とする。
さらにまた、本発明のアンテナ装置は、表面に給電電極と該給電電極の一方側に配置された接地導体層とが形成された実装基板に、前記表面実装型アンテナの第1放射電極を実装基板の表面側にして前記給電電極の他方側に実装するとともに、前記給電端子を給電電極に接続したことを特徴とする。
本発明のアンテナ装置は、表面に給電電極と該給電電極の一方側に配置された接地導体層とが形成された実装基板に、前記表面実装型アンテナの第4放射電極を実装基板の表面側にして前記給電電極の他方側に実装するとともに、前記給電端子を給電電極に接続したことを特徴とする。
本発明の表面実装型アンテナは、誘電体または磁性体から成る直方体状の基体に、対向する一対の側面のそれぞれに第1放射電極および第2放射電極を設け、前記基体の対向する他の一対の側面の一方に、対向する一対の端面のいずれかの側を通り、前記第1放射電極および第2放射電極とを接続する第3放射電極と、一端が第2放射電極に接続されるとともに他端に給電端子が形成される第4放射電極を設けたこと特徴とする。
さらに、本発明のアンテナ装置は、表面に給電電極と該給電電極の一方側に配置された接地導体層とが形成された実装基板に、前記表面実装型アンテナの第1放射電極を実装基板の表面側にして前記給電電極の他方側に実装するとともに、前記給電端子を給電電極に接続したことを特徴とする。
またさらに、本発明のアンテナ装置は、表面に給電電極と該給電電極の一方側に配置された接地導体層とが形成された実装基板に、前記表面実装型アンテナの第4放射電極を実装基板の表面側にして前記給電電極の他方側に実装するとともに、前記給電端子を給電電極に接続したことを特徴とする。
また、本発明の無線通信装置は、前記いずれかに記載の表面実装型アンテナと、それに接続された、異なる2つの周波数帯域の無線信号に対応した送信回路および/または受信回路を具備したことを特徴とする。
本発明の表面実装型アンテナによれば、短い複共振パターンの放射電極を基体の対向する一対の側面に形成したことから、比誘電率または比透磁率に起因する不要な共振を避けつつ、比誘電率または比透磁率の起因する波長短縮作用が得られるため、小型の2周波共用アンテナを実現することができる。
また、基板の対向する他の一対の側面の他方から一方に向け、もしくは一方から他方に向けて窪みまたは貫通孔を設けたときには、アンテナ特性を維持しつつ基体を軽量化できるため、実装後の衝撃等に対する実装強度の信頼性を高めることができる。
また、本発明のアンテナ装置によれば、対向する部分とそれをつなぐ部分とからなる第1〜第3放射電極に対して給電点から第4放射電極を介して給電するときに複数の共振を生じることができるので、第2放射電極側でもって周波数f2に、第3電極を通って接続された第1電極側でもってf2とは異なる周波数f1(通常はf1<f2)に対応させて、それぞれ1/4波長のアンテナとして動作させることができ、2周波対応の表面実装型アンテナとして良好に動作させることができるものとなる。
また、本発明のアンテナ装置によれば、第2放射電極側により高周波数f2が、第3放射電極を通って接続された第1放射電極側により低周波数f1が得られる。ここで本発明の表面型実装アンテナは、第4放射電極を設けることで、高周波数f2に対応する第2放射電極側が低周波数f1に対応する第1放射電極側に比べ、接地導体層から離れた位置に設置されることになる。加えて、高周波数f2に対応する側の放射電極が第2放射電極および第4放射電極となり異なる複数の面にわたって形成されることになる。これにより、第2放射電極のみだけでは送受信しづらかった第2放射電極と直交する偏波をもつ電波を第4放射電極で送受信することにより、全方位の電波を送受信することが可能となる。これらのことにより、一般的に低くなる高周波数側の放射特性においても、低周波数側と同等の放射特性を得ることができるものとなる。
そして、本発明の無線通信装置によれば、本発明の表面実装型アンテナと、それに接続された、異なる2つの周波数帯域の無線信号に対応した送信回路および受信回路の少なくとも一つとを具備することから、1つの表面実装型アンテナまたはアンテナ装置でもって異なる2つの周波数に対応可能な、小型で高機能な2周波対応の無線通信装置となる。
以上により、本発明によれば、良好なアンテナ特性を安定して得ることができ、周波数調整がし易く、かつ小型化が可能な2周波対応の表面実装型アンテナおよびこれを用いたアンテナ装置を提供することができ、これら2周波対応の表面実装型アンテナおよびアンテナ装置を備えた2周波対応の無線装置を提供することができた。
以下、本発明の表面実装型アンテナおよびアンテナ装置ならびに無線通信装置の実施の形態の例について、図面を参照しつつ説明する。
図1は本発明の第1の表面実装型アンテナの実施の形態およびそれを実装基板の表面に実装して成る本発明の第1のアンテナ装置の実施の形態の一例を示す斜視図である。
図1において、1は本発明の第1の表面実装型アンテナであり、7は誘電体または磁性体から成る直方体状の基体、2は基体7の対向する一対の側面の一方(図1中では基体7の下面)に、対向する端面の一方側から他方側にかけて形成された第1放射電極、4は基体7の対向する一対の側面の他方(図1中では基体7の上面)に、対向する端面の一方側から他方側にかけて形成された第2放射電極、3は基体7の対向する他の一対の側面の一方(図1中では基体7の向こう側の側面)の、対向する一対の端面の一方(図1中では基体7の奥側の端面)側を通って、第1放射電極2と第2放射電極4とを接続する第3放射電極、5は基体7の対向する他の一対の側面の他方(図1中では基体7の手前側の側面)に、その一端が基体7の対向する一対の側面の他方に形成された第2放射電極4と接続され、他端に給電端子6が形成されている第4放射電極である。
このように本発明の第1の表面実装型アンテナ1は、直方体状の基体7に、対向する一対の側面にそれぞれ対向する一対の端面の一方側から他方側にかけて形成されるとともに対向する他の一対の側面の一方の対向する端面のいずれかの側を通って接続された第1放射電極2,第2放射電極4,第3放射電極3と、対向する他の一対の側面の他方側に形成され、対向する一対の側面の他方に形成された第2放射電極4に接続された第4放射電極5と、第4放射電極5の第2放射電極4と接続されていない側の端部に形成された給電端子6とが設けられている。
また、12は実装基板であり、14は実装基板12の表面に形成された給電電極、13は実装基板12の表面の給電電極14の一方側(図1中では実装基板12の上面の左手前側)に配置されて形成された接地導体層である。
そして、この実装基板12に本発明の第1の表面実装型アンテナ1を、第1放射電極2を実装基板12の表面側にして給電電極14の他方側(図1中では実装基板12の上面の右奥側)に実装するとともに、給電端子6を給電電極14に接続することにより、本発明の第1のアンテナ装置1が構成されている。
本発明の第1の表面実装型アンテナ1によれば、第4放射電極5と第2放射電極4の部分により、通信システムで使用される2つの周波数帯域の無線信号のうちの高い方の周波数f2に対応した1/4波長モノポールアンテナを形成することとなり、これにより周波数f2に対応したアンテナとして動作することができる。
さらに、第4放射電極5と第2放射電極4の一部と第3放射電極3と第1放射電極2の部分により、2つの周波数帯域の無線信号のうち低い方の周波数f1に対応した1/4波長モノポールアンテナを形成することとなり、これにより周波数f1に対応したアンテナとしても動作することができる。従って、本発明の第1の表面実装型アンテナ1およびこれを用いた本発明の第1のアンテナ装置によれば、良好なアンテナ特性を有する2周波対応のアンテナとして機能することができるものとなる。
図6に、本発明の第1のアンテナ装置の反射損失の周波数特性を線図で示す。図6において、横軸は周波数(単位:GHz)を、縦軸は反射損失(単位:dB)を表し、特性曲線は反射損失の周波数特性を示している。この図に見られるように異なる周波数f1とf2に対応する2周波対応アンテナとして動作している。なお、このような特性は、後述する本発明の第2〜4のアンテナ装置においても同様である。
また、図9(a)に、本発明の第1のアンテナ装置の示す放射特性を示す。なお、比較のために図5に示す従来のアンテナを実装したアンテナ装置での放射特性を(b)に示す。
図9において、線図がグラフの中心から遠ざかる程放射強度が強いことを示す。両者を比較すると本発明のアンテナ装置の示す特性(a)において低周波数側(外側)と高周波数側(内側)の特性の差が小さいことが分かる。これは図1のアンテナ装置において、前述の如く、第2放射電極4側により高周波数f2が、第3放射電極3を通って接続された第1放射電極2側により低周波数f1が得られる。(この部分は段落で区切らない方がいいです)ここで本発明の第1の表面型実装アンテナ1は、第4放射電極5を設けることで、高周波数f2に対応する第2放射電極4側が低周波数f1に対応する第1放射電極2側に比べ、接地導体層13から離れた位置に設置される構造になっている。加えて、高周波数f2に対応する側の放射電極が第2放射電極4および第4放射電極5となり異なる複数の面にわたって形成されることになる。これにより、第2放射電極4のみだけでは送受信しづらかった第2放射電極4と直交する偏波をもつ電波を第4放射電極5で送受信することにより、全方位の電波を送受信することが可能となる。これらのことにより、高周波数側の放射電極の面積が低周波数側の放射電極の面積より小さいがゆえに、一般的に低周波数側の放射特性よりも低くなる高周波数側の放射特性においても、低周波数側と同等の放射特性を得ることができるものとなる。なお、このような特性は、後述する本発明の第2〜4のアンテナ装置においても同様である。
本発明の第1の表面実装型アンテナ1においては、対向する一対の側面間の距離が狭すぎると、それら側面にそれぞれ形成された第1放射電極2と第2放射電極4との間の電流による結合が強くなることにより、第1放射電極2および第2放射電極4それぞれに反対方向の電流が流れるようになり、アンテナとして動作しにくくなる。従って、対向している第1放射電極2と第2放射電極4との間隔はできるだけ大きくとることが望ましい。例えば、800MHzと1900MHzに対応するアンテナとする場合であれば、第1放射電極2と第2放射電極4との間隔は3mm以上あることが好ましい。
また、本発明の第1の表面実装型アンテナ1においては、対向する一対の側面にそれぞれ形成される第1放射電極2および第2放射電極4の幅(基体7の一対の他の側面間の方向の大きさ)が狭くなると、それぞれの帯域幅が狭くなる。さらに、第1放射電極2および第2放射電極4の長さ(基体7の一対の端面間の方向の大きさ)が短くなると、帯域幅が狭くなる傾向がある。従って、できる限り第1放射電極2、第2放射電極4は基体7の端まで幅の広い形状で延びていることが好ましい。
また、本発明の第1のアンテナ装置においては、実装基板12に本発明の第1の表面実装型アンテナ1を実装したときに、第1放射電極2および第2放射電極4と実装基板12の接地導体層13との間の距離が狭すぎるとそれぞれの帯域幅が狭くなるので、この点を考慮して第1放射電極2、第2放射電極4の幅および長さと、これらと接地導体層13との距離を最適化することが必要である。
さらに、本発明の第1のアンテナ装置においては、第4放射電極5とその端部に形成された給電端子6の接続位置について、基体7の対向する一対の端面のうち近い方からの距離を変えることにより第4放射電極5とその端部に形成された給電端子6から第2放射電極4の開放端までの長さと第1放射電極2の開放端までの長さを変える事により、周波数調整をすることが可能である。
例えば、第4放射電極5とその端部に形成された給電端子6を第2放射電極4の開放端の方向に寄せると給電端子6から第2放射電極4の開放端までの長さが短くなることにより周波数f2が高くなり、一方、第1放射電極2の開放端までの距離が長くなることにより周波数f1が低くなる。さらに、給電電極14に直列にリアクタンス素子、例えばチップインダクタを接続することによっても周波数調整をすることが可能である。
例えば、比誘電率が9.6、長さが35mm、対向する一対の側面間の距離が6mm、対向する他の一対の側面間の距離が4mmの基体7と、長さが33mm、幅が3.5mmの第1放射電極2と、長さが30mm、幅が3.5mmの第2放射電極4と、対向する一対の端面の一方からの距離が0.5mmの位置に設けた幅が4mmの第3放射電極3と、対向する一対の端面の一方からの距離が15mmの位置に設けた第4放射電極5とその端部に形成された給電端子6とからなる本発明の第1の表面実装型アンテナ1を、実装基板12の表面に第1放射電極2側を表面側にして大きさが40×80mmの接地導体層13から基体7まで5mmの距離を空けて実装したとき、第1放射電極2の部分でCDMA(周波数帯域:824〜894MHz)および第2放射電極4の部分でPCS(周波数帯域:1820〜1990MHz)に対応する2周波対応アンテナとすることができる。
図2は、本発明の第2の表面実装型アンテナの実施の形態およびそれを実装基板の表面に実装して成る本発明の第2のアンテナ装置の実施の形態の一例を示す斜視図である。
図2において、21は本発明の第2の表面実装型アンテナであり、第1の表面実装型アンテナ1と類似パターンで基体27に放射電極22〜25が形成されており、27は誘電体または磁性体から成る直方体状の基体、22は基体27の対向する一対の側面の一方(図2中では基体27の手前側の側面)に、対向する端面の一方側から他方側にかけて形成された第1放射電極、24は基体27の対向する一対の側面の他方(図2中では基体27の向こう側の側面)に、対向する端面の一方側から他方側にかけて形成された第2放射電極、23は基体27の対向する他の一対の側面の一方(図2中では基体27の上面)の、対向する一対の端面の一方(図2中では基体27の奥側の端面)側を通って、第1放射電極22と第2放射電極24とを接続する第3放射電極、25は基体27の対向する他の一対の側面の他方(図2中では基体27の下面)に、その一端が基体27の対向する一対の側面の他方に形成された第2放射電極24と接続され、他端に給電端子26が形成されている第4放射電極である。
このように本発明の第2の表面実装型アンテナ21は、図1の第1の表面実装型アンテナ1と同様に直方体状の基体27に、対向する一対の側面にそれぞれ対向する一対の端面の一方側から他方側にかけて形成されるとともに対向する他の一対の側面の一方の対向する端面のいずれかの側を通って接続された第1放射電極22,第2放射電極24,第3放射電極23と、対向する他の一対の側面の他方側に形成され、対向する一対の側面の他方に形成された第2放射電極24に接続された第4放射電極25と、第4放射電極25の第2放射電極24と接続されていない側の端部に形成された給電端子26とが設けられている。
また、32は実装基板であり、34は実装基板32の表面に形成された給電電極、33は実装基板32の表面の給電電極34の一方側(図2中では実装基板32の上面の左手前側)に配置されて形成された接地導体層である。
そして、この実装基板32に本発明の第2の表面実装型アンテナ21を、第4放射電極25を実装基板32の表面側にして給電電極34の他方側(図2中では実装基板32の上面の右奥側)に実装するとともに、給電端子26を給電電極34に接続することにより、本発明の第2のアンテナ装置が構成されている。
本発明の第2の表面実装型アンテナ21によれば、第4放射電極25と第2放射電極24の部分により、通信システムで使用される2つの周波数帯域の無線信号のうちの高い方の周波数f2に対応した1/4波長モノポールアンテナを形成することとなり、これにより周波数f2に対応したアンテナとして動作することができる。
さらに、第4放射電極25と第2放射電極24の一部と第3放射電極23と第1放射電極22の部分により、2つの周波数帯域の無線信号のうち低い方の周波数f1に対応した1/4波長モノポールアンテナを形成することとなり、これにより周波数f1に対応したアンテナとしても動作することができる。従って、本発明の第2の表面実装型アンテナ21およびこれを用いた本発明の第2のアンテナ装置によれば、良好なアンテナ特性を有する2周波対応のアンテナとして機能することができるものとなる。
次に、図3は本発明の第3の表面実装型アンテナの実施の形態およびそれを実装基板の表面に実装して成る本発明の第3のアンテナ装置の実施の形態の一例を示す図1と同様の斜視図である。
図3において、41は本発明の第3の表面実装型アンテナであり、47は誘電体または磁性体から成る直方体状の基体、42は基体47の対向する一対の側面の一方(図3中では基体47の下面)に対向する端面の一方側から他方側にかけて形成された第1放射電極、44は基体47の対向する一対の側面の他方(図3中では基体47の上面)に、対向する端面の一方側から他方側にかけて形成された第2放射電極、43は基体47の対向する他の一対の側面の一方(図3中では基体47の手前側の側面)の、対向する一対の端面の一方(図3中では基体47の奥側の端面)側を通って、第1放射電極42と第2放射電極44とを接続する第3放射電極、45は基体47の対向する他の一対の側面の一方(図3中では基体47の手前側の側面)に、その一端が基体47の対向する一対の側面の他方に形成された第2放射電極44と接続され、他端に給電端子46が形成されている第4放射電極である。
このように本発明の第3の表面実装型アンテナ41は、直方体状の基体47に、対向する一対の側面にそれぞれ対向する一対の端面の一方側から他方側にかけて形成されるとともに対向する他の一対の側面の一方の対向する端面のいずれかの側を通って接続された第1放射電極42,第2放射電極44,第3放射電極43と、対向する他の一対の側面の一方側に形成され、対向する一対の側面の他方に形成された第2放射電極44に接続された第4放射電極45と、第4放射電極45の第2放射電極44と接続されていない側の端部に形成された給電端子46とが設けられている。
また、52は実装基板であり、54は実装基板52の表面に形成された給電電極、53は実装基板52の表面の給電電極54の一方側(図3中では実装基板52の上面の左手前側)に配置されて形成された接地導体層である。
そして、この実装基板52に本発明の第3の表面実装型アンテナ41を、第1放射電極42
を実装基板52の表面側にして給電電極54の他方側(図3中では実装基板52の上面の右奥側)に実装するとともに、給電端子46を給電電極54に接続することにより、本発明の第3のアンテナ装置が構成されている。
本発明の第3の表面実装型アンテナ41によれば、第4放射電極45と第2放射電極44の部分により、通信システムで使用される2つの周波数帯域の無線信号のうちの高い方の周波数f2に対応した1/4波長モノポールアンテナを形成することとなり、これにより周波数f2に対応したアンテナとして動作することができる。
さらに、第4放射電極45と第2放射電極44の一部と第3放射電極43と第1放射電極42の部分により、2つの周波数帯域の無線信号のうち低い方の周波数f1に対応した1/4波長モノポールアンテナを形成することとなり、これにより周波数f1に対応したアンテナとしても動作することができる。従って、本発明の第3の表面実装型アンテナ41およびこれを用いた本発明の第3のアンテナ装置によれば、良好なアンテナ特性を有する2周波対応のアンテナとして機能することができるものとなる。
次に、図4は本発明の第4の表面実装型アンテナの実施の形態およびそれを実装基板の表面に実装して成る本発明の第4のアンテナ装置の実施の形態の一例を示す図1と同様の斜視図である。
図4において、61は本発明の第4の表面実装型アンテナであり、第3の表面実装型アンテナ41と類似パターンで基体に放射電極62〜65が形成されており、67は誘電体または磁性体から成る直方体状の基体、62は基体67の対向する一対の側面の一方(図4中では基体67の手前側の側面)に、対向する端面の一方側から他方側にかけて形成された第1放射電極、64は基体67の対向する一対の側面の他方(図4中では基体67の向こう側の側面)に、対向する端面の一方側から他方側にかけて形成された第2放射電極、63は基体67の対向する他の一対の側面の一方(図4中では基体67の下面)の、対向する一対の端面の一方(図4中では基体67の奥側の端面)側を通って、第1放射電極62と第2放射電極64とを接続する第3放射電極、65は基体67の対向する他の一対の側面の一方(図4中では基体67の下面)に、その一端が基体67の対向する一対の側面の他方に形成された第2放射電極64と接続され、他端に給電端子66が形成されている第4放射電極である。
このように本発明の第4の表面実装型アンテナ61は、第3の表面実装型アンテナ41と同様に直方体状の基体67に、対向する一対の側面にそれぞれ対向する一対の端面の一方側から他方側にかけて形成されるとともに対向する他の一対の側面の一方の対向する端面のいずれかの側を通って接続された第1放射電極62,第2放射電極64,第3放射電極63と、対向する他の一対の側面の一方側に形成され、対向する一対の側面の他方に形成された第2放射電極64に接続された第4放射電極65と、第4放射電極65の第2放射電極64と接続されていない側の端部に形成された給電端子66とが設けられている。
また、72は実装基板であり、74は実装基板72の表面に形成された給電電極、73は実装基板72の表面の給電電極74の一方側(図4中では実装基板72の上面の左手前側)に配置されて形成された接地導体層である。
そして、この実装基板72に本発明の第4の表面実装型アンテナ61を、第4放射電極65を実装基板72の表面側にして給電電極74の他方側(図4中では実装基板72の上面の右奥側)に実装するとともに、給電端子66を給電電極74に接続することにより、本発明の第4のアンテナ装置が構成されている。
本発明の第4の表面実装型アンテナ61によれば、第4放射電極65と第2放射電極64の部分により、通信システムで使用される2つの周波数帯域の無線信号のうちの高い方の周波数f2に対応した1/4波長モノポールアンテナを形成することとなり、これにより周波数f2に対応したアンテナとして動作することができる。
さらに、第4放射電極65と第2放射電極64の一部と第3放射電極63と第1放射電極62の部分により、2つの周波数帯域の無線信号のうち低い方の周波数f1に対応した1/4波長モノポールアンテナを形成することとなり、これにより周波数f1に対応したアンテナとしても動作することができる。従って、本発明の第2の表面実装型アンテナ61およびこれを用いた本発明の第4のアンテナ装置によれば、良好なアンテナ特性を有する2周波対応のアンテナとして機能することができるものとなる。
上述の本発明の第1〜第4の表面実装型アンテナ1,21,41,61において、基体7,27,47,67は、誘電体または磁性体から成る直方体状の形状のものであり、例えばアルミナを主成分とする誘電体材料(比誘電率εr:9.6)から成る粉末を加圧成形して焼成したセラミックスを用いて作製される。また、基体7,27,47,67には、誘電体であるセラミックスと樹脂との複合材料を用いてもよく、あるいはフェライト等の磁性体を用いてもよい。
基体7,27,47,67を誘電体で作製したときには、第1放射電極2,22,42,62、第2放射電極4,24,44,64、第3放射電極3,23,43,63、第4放射電極5,25,45,65を伝搬する高周波信号の伝搬速度が遅くなって波長の短縮が生じ、基体7,27,47,67の比誘電率をεrとすると第1放射電極2,22,42,62、第2放射電極4,24,44,64、第3放射電極3,23,43,63、第4放射電極5,25,45,65の導体パターンの実効長はεr1/2倍となり、実効長が長くなる。従って、導体パターンのパターン長を同じとした場合であれば、電流分布の領域が増えるため、放射する電波の量を多くすることができ、アンテナの利得を向上することができる。
また逆に、従来のアンテナ特性と同じ特性にした場合であれば、第1放射電極2,22,42,62、第2放射電極4,24,44,64、第3放射電極3,23,43,63、第4放射電極5,25,45,65のパターン長は1/(εr1/2)とすることができ、表面実装型アンテナ1,21,41,61の小型化を図ることができる。
なお、基体7,27,47,67を誘電体で作製する場合は、εrが3より低いと、大気中の比誘電率(εr=1)に近づいてアンテナの小型化という市場の要求に応えることが困難となる傾向がある。また、εrが30を超えると、小型化は可能なものの、アンテナの利得および帯域幅はアンテナサイズに比例するため、アンテナの利得および帯域幅が小さくなり過ぎ、アンテナとしての特性を果たさなくなる傾向がある。従って、基体7,27,47,67を誘電体で作製する場合は、その比誘電率εrが3以上30以下の誘電体材料を用いることが望ましい。このような誘電体材料としては、例えばアルミナセラミックス,ジルコニアセラミックス等をはじめとするセラミック材料や、テトラフルオロエチレン,ガラスエポキシ等をはじめとする樹脂材料等がある。
他方、基体7,27,47,67を磁性体で作製すると、第1放射電極2,22,42,62、第2放射電極4,24,44,64、第3放射電極3,23,43,63、第4放射電極5,25,45,65のインピーダンスが大きくなるため、アンテナのQを低くして帯域幅を広くすることができる。
基体7,27,47,67を磁性体で作製する場合は、比透磁率μrが8を超えると、アンテナの帯域幅は広くなるものの、アンテナの利得および帯域幅はアンテナサイズに比例するため、アンテナの利得および帯域幅が小さくなり過ぎ、アンテナとしての特性を果たさなくなる傾向がある。従って、基体7,27,47,67を磁性体で作製する場合は、その比透磁率μrが1以上8以下の磁性体材料を用いることが望ましい。このような磁性体材料としては、例えばYIG(イットリア・アイアン・ガーネット),Ni−Zr系化合物,Ni−Co−Fe系化合物等がある。
第1放射電極2,22,42,62、第2放射電極4,24,44,64、第3放射電極3,23,43,63、第4放射電極5,25,45,65ならびに給電端子6,26,46,66は、例えばアルミニウム,銅,ニッケル,銀,パラジウム,白金,金のいずれかを主成分とする金属により形成される。これらの金属により各々のパターンを形成するには、各種の印刷法や、蒸着法,スパッタリング法等の薄膜形成法や、金属箔の貼り合わせ法、あるいはメッキ法等によってそれぞれ所望のパターン形状の導体層を基体7,27,47,67の所定の側面に形成すればよい。
実装基板12,32,52,72には、ガラスエポキシやアルミナセラミックス等の通常の回路基板が使われる。
また、接地導体層13,33,53,73および給電電極14,34,54,74は、銅や銀等の通常の回路基板に使われる導体で形成される。
なお、本発明の第1〜第4の表面実装型アンテナ1,21,41,61を実装基板12,32,52,72の表面に実装して給電端子6,26,46,66を給電電極14,34,54,74に接続する方法には、リフロー炉等による半田実装が使用可能である。
なお、本発明の第1〜第4の表面実装型アンテナ1,21,41,61は、その基体7,27,47,67の対向する他の一対の側面の他方から一方に向けて、もしくは一方から他方に向けて、図7に基体7,27,47,67の斜視図を示すように、窪みAや貫通孔Bを設けたものにすることにより、軽量化できるとともに実装後の衝撃に対する実装強度についての信頼性を向上させることもできる。
そして、本発明の無線通信装置(図示せず)は、以上のような本発明の第1〜第4の表面実装型アンテナ1,21,41,61または本発明の第1〜第4のいずれかのアンテナ装置と、それに接続された、異なる2つの周波数帯域の無線信号に対応した送信回路および受信回路の少なくとも一つとを具備するものである。また、所望に応じて無線通信を可能とするために無線信号処理回路が表面実装型アンテナ,アンテナ装置,送信回路または受信回路に接続されていてもよく、その他にも様々な構成を採り得る。
このような本発明の無線通信装置によれば、以上のような本発明の第1〜第4の表面実装型アンテナ1,21,41,61または本発明の第1〜第4のいずれかのアンテナ装置と、それに接続された、異なる2つの周波数帯域の無線信号に対応した送信回路および受信回路の少なくとも一つとを具備することから、1つの表面実装型アンテナまたはアンテナ装置でもって異なる2つの周波数に対応可能な、小型で高機能な2周波対応の無線通信装置となる。
なお、本発明の表面実装型アンテナおよびアンテナ装置は、以上の実施の形態の例に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更を加えることは何ら差し支えない。例えば、本発明の第1〜第4の表面実装型アンテナ1,21,41,61の第1放射電極2,22,42,62、第2放射電極4,24,44,64、第3放射電極3,23,43,63、第4放射電極5,25,45,65の形状は、図1〜図4にそれぞれ示したような長方形状のものに限られるものではなく、図8に平面図で示すようなミアンダ形状の第1放射電極2’,22’,42’,62’、第2放射電極4’,24’,44’,64’、第3放射電極3’,23’,43’,63’、第4放射電極5’,25’,45’,65’としてもよく、このようにして電気長を変えることにより、対応する周波数を低くしたり、あるいは小型のアンテナを作ったりすることもできる。
本発明の、表面実装型アンテナおよびアンテナ装置ならびに無線通信装置については、携帯端末等の移動体通信装置や無線LAN等のネットワ−ク無線装置、車載用アンテナ等に利用できる
本発明の第1の表面実装型アンテナの実施の形態およびこれを用いた本発明の第1のアンテナ装置の実施の形態の一例を示す斜視図である。 本発明の第2の表面実装型アンテナの実施の形態およびこれを用いた本発明の第2のアンテナ装置の実施の形態の一例を示す斜視図である。 本発明の第3の表面実装型アンテナの実施の形態およびこれを用いた本発明の第3のアンテナ装置の実施の形態の一例を示す斜視図である。 本発明の第4の表面実装型アンテナの実施の形態およびこれを用いた本発明の第4のアンテナ装置の実施の形態の一例を示す斜視図である。 従来の表面実装型アンテナおよびそれを用いたアンテナ装置の例を示す斜視図である。 本発明のアンテナの反射損失の周波数特性の例を示す線図である。 本発明の第1〜第4の表面実装型アンテナに使われる基体の例を示す斜視図である。 本発明の第1〜第4の表面実装型アンテナに使われる放射電極の形状の例を示す平面図である。 (a)本発明のアンテナの放射特性の例を示す線図である。
(b)従来のアンテナの放射特性の例を示す線図である。
符号の説明
1,21,41,61:表面実装型アンテナ
2,22,42,62:第1放射電極(基体の対向する一対の側面の一方に形成された放射電極)
3,23,43,63:第3放射電極(基体の対向する他の一対の側面の一方に形成された放射電極)
4,24,44,64:第2放射電極(基体の対向する一対の側面の他方に形成された放射電極)
5,25,45,65:第4放射電極
6,26,46,66:給電端子
12,32,52,72:実装基板
13,33,53,73:接地導体層
14,34,54,74:給電電極

Claims (9)

  1. 誘電体または磁性体から成る直方体状の基体に、対向する一対の側面のそれぞれに第1放射電極および第2放射電極を設け、前記基体の対向する他の一対の側面の一方に、対向する一対の端面のいずれかの側を通り、前記第1放射電極および第2放射電極とを接続する第3放射電極を設け、対向する他の一対の側面の他方に、一端が第2放射電極に接続されるとともに他端に給電端子が形成される第4放射電極を設けたことを特徴とする表面実装型アンテナ。
  2. 前記基体の対向する他の一対の側面の他方から一方に向けて、もしくは一方から他方に向けて窪みまたは貫通孔を設けたことを特徴とする請求項1記載の表面実装型アンテナ。
  3. 誘電体または磁性体から成る直方体状の基体に、対向する一対の側面のそれぞれに第1放射電極および第2放射電極を設け、前記基体の対向する他の一対の側面の一方に、対向する一対の端面のいずれかの側を通り、前記第1放射電極および第2放射電極とを接続する第3放射電極と、一端が第2放射電極に接続されるとともに他端に給電端子が形成される第4放射電極を設けたことを特徴とする表面実装型アンテナ。
  4. 前記基体の対向する他の一対の側面の他方から一方に向けて、もしくは一方から他方に向けて窪みまたは貫通孔を設けたことを特徴とする請求項3記載の表面実装型アンテナ。
  5. 表面に給電電極と該給電電極の一方側に配置された接地導体層とが形成された実装基板に、請求項1または2に記載の表面実装型アンテナの第1放射電極を実装基板の表面側にして前記給電電極の他方側に実装するとともに、前記給電端子を給電電極に接続したことを特徴とするアンテナ装置。
  6. 表面に給電電極と該給電電極の一方側に配置された接地導体層とが形成された実装基板に、請求項1または2に記載の表面実装型アンテナの第4放射電極を実装基板の表面側にして前記給電電極の他方側に実装するとともに、前記給電端子を給電電極に接続したことを特徴とするアンテナ装置。
  7. 表面に給電電極と該給電電極の一方側に配置された接地導体層とが形成された実装基板に、請求項3または請求項4記載の表面実装型アンテナの第1放射電極を実装基板の表面側にして前記給電電極の他方側に実装するとともに、前記給電端子を給電電極に接続したことを特徴とするアンテナ装置。
  8. 表面に給電電極と該給電電極の一方側に配置された接地導体層とが形成された実装基板に、請求項3または請求項4記載の表面実装型アンテナの第4放射電極を実装基板の表面側にして前記給電電極の他方側に実装するとともに、前記給電端子を給電電極に接続したことを特徴とするアンテナ装置。
  9. 請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の表面実装型アンテナと、それに接続された、異なる2つの周波数帯域の無線信号に対応した送信回路および/または受信回路を具備したことを特徴とする無線通信装置。
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