JP2005081100A - 内視鏡の可撓管 - Google Patents

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Abstract

【課題】製造が容易で、可撓性の最軟部と最硬部との差を大きく確保することができ、且つ、その変化の勾配を滑らかにする。
【解決手段】可撓管10は、内側から順に、螺旋管13と、この螺旋管13を覆うネット状に形成した網状管14と、この網状管14の外側を被覆する外皮樹脂15とで主要に構成されている。可撓管10の外皮樹脂15は、2層で構成されており、1層目の外皮樹脂15aは、軟性樹脂と硬性樹脂が配合されて形成されている。1層目の外皮樹脂15aは、先端側には軟性樹脂部15alが、基端側には硬性樹脂部15ahが形成されており、その間は軟性樹脂部15alから硬性樹脂部15ahに次第に移行する配合変化部15amixが形成されている。2層目の外皮樹脂15bの先端には、配合変化部15amixから略連続するように次第に太径となるテーパ部15btが形成されている。
【選択図】図3

Description

本発明は、医療や、工業等の分野で用いられる内視鏡の可撓管に関する。
近年、内視鏡は医療用分野及び工業用分野における体腔内の検査、診断やプラント内部の検査などに広く使用されるようになった。一般に、内視鏡の可撓管は、螺旋管の外面に網状管が被覆され、その網状管の外面にさらに外皮樹脂が被覆され構成されている。
こうした、従来の内視鏡の可撓管においては、外皮樹脂の配合比を変化させることで、或いは、例えば特開2001−190494号公報で開示されるように、外皮樹脂をテーパ状に形成することで、可撓性を滑らかに、かつ、緩やかに変化させるようになっている。
特開2001−190494号公報
しかしながら、上述の如く外皮樹脂の配合比を変化させる部分、或いは、特許文献1に開示されているテーパ部は、長く確保することが難しいため、可撓性の最軟部と最硬部との差を大きくし、且つ、その変化の勾配が緩やかな可撓管を製造することは困難であった。
また、テーパ形状を成形するにあたっては、従来では、押し出し成形のダイス内を通過する可撓管の通過速度を変化させて成形していた。しかし、この方法では、テーパ部の長さとテーパ部の開始位置、細径部と太径部との外径の差、及び、網状管と樹脂との密着性を、全て最適に満足させるためには、非常に多くの労力が必要であった。
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、製造が容易で、可撓性の最軟部と最硬部との差を大きく確保することができ、且つ、その変化の勾配を滑らかにすることが可能な内視鏡の可撓管を提供することを目的とする。
本発明は、複数層の外皮樹脂を有して形成した内視鏡の可撓管であって、上記外皮樹脂の最外郭の被覆に形成した、先端側から基端側に向かって次第に太径とすることにより可撓性を変化させるテーパ部と、上記テーパ部の位置とは長手方向において異なる位置に形成した、管径を変化させることなく可撓性変化を生じさせる可撓性変化部とを備えたことを特徴としている。
本発明による内視鏡の可撓管は、製造が容易で、可撓性の最軟部と最硬部との差を大きく確保することができ、且つ、その変化の勾配を滑らかにすることが可能となる。
以下、図面に基づいて本発明の実施の形態を説明する。
図1〜図5は本発明の実施の第1形態を示し、図1は電子内視鏡の全体を示す概略構成図、図2は可撓管の内部構造の概略構成図、図3は可撓管の断面と可撓性の説明図、図4は可撓管に2層目の外皮樹脂を被覆する工程の説明図、図5は可撓管の2層目の外皮樹脂にテーパ部を形成する工程の説明図である。
図1において、符号1は本実施の第1形態で採用する電子内視鏡を示し、この電子内視鏡1は、細長な挿入部2と、この挿入部2の手元側に連設されていると共に術者が把持して種々の操作を行う操作部3と、操作部3から延設したユニバーサルコード4とを有している。
ユニバーサルコード4の他端には、図示しない光源装置、カメラコントロールユニット(以下、「CCU」と略称)に接続されるコネクタ部5が設けられている。この場合、光源装置には、ライトガイドコネクタ6が接続され、CCUにはカメラコネクタ7が接続される。
挿入部2は、操作部3に連設された可撓性を有する可撓管10と、この可撓管10の先端に連設された湾曲部9と、この湾曲部9の先端に連設された先端部8とを有している。一方、操作部3には、湾曲部9を上下左右方向へ湾曲操作する湾曲操作レバー11と、鉗子等の処置具を挿入する処置具挿入口12等が設けられている。
可撓管10は、図2に示すように、内側から順に、2つの金属帯片を螺旋状に巻回した螺旋管13と、この螺旋管13を覆うネット状に形成した網状管14と、この網状管14の外側を被覆する外皮樹脂15とで主要に構成されている。この外皮樹脂15は、その外観の通り、可撓管10の途中で先端側から基端側にかけて太径のテーパ状に形成されている。
可撓管10の外皮樹脂15は、図3(a)に示すように、複数層、本実施の第1形態では2層で構成されており、この外皮樹脂15の網状管14側の1層目の外皮樹脂15aは、軟性樹脂(先端側)と硬性樹脂(基端側)が配合されて形成されている(図3(a)中、符号15alは1層目の外皮樹脂15aの軟性樹脂部、符号15ahは1層目の外皮樹脂15aの硬性樹脂部を示す)。
1層目の外皮樹脂15aは、具体的には、可撓管の先端から200mm程度(可撓管の指標は内視鏡の先端からの距離を表すため、可撓管の指標で表すと、約30指標のあたり)までは軟性樹脂部15alで形成されている。そして、1層目の外皮樹脂15aは、この可撓管の先端から200mm程度の位置から300mm程度(可撓管の指標では約40指標あたり)にかけて、徐々に、軟性樹脂部15alから硬性樹脂部15ahに置き換わっていき、この部分が可撓性変化部としての配合変化部15amixとなっている。ここで、1層目の外皮樹脂15aの樹脂材料としては、例えば、軟性樹脂部15alにはエステル系樹脂が、硬性樹脂部15ahには同じエステル系樹脂でより硬いもので構成されている。
また、外皮樹脂15の1層目の外皮樹脂15aの外側の、最外郭となる2層目の外皮樹脂15bは、1層目の外皮樹脂15aの配合変化部15amixの基端側と略連続した位置から基端側に向けて次第に太径となるテーパ部15btが形成されている。ここで、2層目の外皮樹脂15bの樹脂材料としては、例えば、1層目の外皮樹脂15aの軟性樹脂部15alと同じエステル系樹脂が用いられている。
次に、上述の可撓管10を製造する工程について説明する。
まず、第一の工程として、従来の可撓管と同様に、軟性樹脂と硬性樹脂を配合した1層目の外皮樹脂15aを被覆する。この1層目の外皮樹脂15aは、上述したように、可撓管の先端から200mm程度までは軟性樹脂部15alで形成されている。そして、この可撓管の先端から200mm程度の位置から300mm程度にかけては、徐々に、軟性樹脂部15alから硬性樹脂部15ahに置き換わっていき、この部分が配合変化部15amixとなっている。
次いで、第二の工程として、1層目の外皮樹脂15aが、軟性樹脂部15alから硬性樹脂部15ahに移行し終わったあたりの場所(約40指標あたりの場所)、すなわち、配合変化部15amixが終了されるテーパ部15btの開始位置まで1層目の外皮樹脂15aを熱収縮チューブ16で覆い、その状態のまま2層目の外皮樹脂15bを被覆する(図4(a))。
次に、第三の工程として、テーパ部開始位置より先端側の2層目の外皮樹脂15bを、熱収縮チューブ16ごと剥がし、図4(b)に示すような、段付可撓管とする。
次いで、第四の工程として、第三の工程で製造した段付可撓管を、図5(a)及び図5(b)に示すように、研磨機17を用いてテーパ部15btを成形する。尚、研磨は、研磨機17の砥石側が回転することによって行われるものでも良く、また、段付可撓管が回転することによって行われるものでも良い。或いは、研磨機17の代わりに、テーパ部15btを部分的に溶融させる高熱の型のようなものを用いても良い。
次に、第五の工程として、網状管14と1層目の外皮樹脂15a、及び、1層目の外皮樹脂15aと2層目の外皮樹脂15bとを熱溶着にて接合する。このときの熱溶着条件は、例えば、180℃〜220℃を10〜15分間加えることが望ましい。但し、溶着条件は、これに限定するものではなく、1層目の外皮樹脂15aと2層目の外皮樹脂15bの融点や耐熱性を元に最適な条件を設定すれば良い。
次いで、第六の工程として、従来の可撓管と同様の白線インク、トップコートを施す。
このように製造される本発明の実施の第1形態による可撓管10では、網状管14と1層目の外皮樹脂15a、及び、1層目の外皮樹脂15aと2層目の外皮樹脂15bの密着性を確保する工程(特に、第五の工程)と、可撓管10の細径部・太径部の外径を満足させればよい外皮樹脂15a,15bを被覆する工程(特に、第一、第二の工程)と、2層目の外皮樹脂15bのテーパ部15btの長さや開始位置を満足させれば良いテーパ部15btを成形する工程(特に、第三、第四の工程)とに、製造工程を分けることにより、各々の最適条件を求め易くなり、可撓管10の製造が最適、且つ、容易となる。
また、第五の工程の熱溶着による接合では、接着剤が不要であるため、接着剤のムラによる密着力のバラツキが少なくなる。特にテーパ部15btの開始位置付近では、接着剤が2層目の外皮樹脂15bのないところまではみ出してしまったり、逆にテーパ部15btの開始位置付近で接着剤が不足したりすることもない。
更に、本発明の実施の第1形態による可撓管10は、図3(b)に示すように、まず、1層目の外皮樹脂15aの配合変化部15amixによって、通常の可撓管と同様に滑らかな可撓性変化を得る(図3(b)中のX部分)。続いて、この配合変化部15amixから略連続的に、2層目の外皮樹脂15bのテーパ部15btによる可撓性変化を得る(図3(b)中のY部分)。これにより、可撓管10は、全体としては大きな可撓性変化を緩やかで長い勾配で得られるようになっている。
また、このような可撓管10においては、可撓管10を繰り返し曲げた際の負荷は、2層目の外皮樹脂15bの方が大きい。これは可撓管10の中心線から遠い2層目の外皮樹脂15bの方が、曲げによるひずみが大きいためであるが、2層目の外皮樹脂15bに軟らかい樹脂を用いることによって、曲げ耐性を向上させることができる。
更に、所望の可撓管10の仕様としては、さまざまなものが考えられるが、本発明の実施の第1形態による可撓管10では、1層目の外皮樹脂15a、2層目の外皮樹脂15b、テーパ部15btの形状、樹脂各々の配合比の組合せによって、様々な可撓性変化の仕様の要求に対しフレキシブルに対応できる。例えば、2層目の外皮樹脂15bのテーパ部15btでは、より軟らかい樹脂ならば同じテーパ部形状でもより緩やかな可撓性変化となる。逆に、より硬い樹脂ならば、より可撓性変化量が大きくなる。また、テーパ部15btは、同じ樹脂でも、テーパ形状の勾配がより緩やかならば可撓性変化も緩やかになるが、テーパ形状の勾配が大きければ可撓性変化量も大きくなる。
尚、本発明の実施の第1形態による可撓管10では、1層目の外皮樹脂15aの樹脂材料は、軟性樹脂部15alをエステル系樹脂で、硬性樹脂部15ahを同じエステル系樹脂でより硬いもので構成した例で説明している。また、2層目の外皮樹脂15bの樹脂材料は、1層目の外皮樹脂15aの軟性樹脂部15alと同じエステル系樹脂を用いた例で説明している。しかし、これらの樹脂材料は、これに限定するものではなく、必要とされる可撓性に合わせて、例えば、エステル系、オレフィン系、スチレン系、アミド系などの樹脂を単独、または、ブレンドしたものを各層の外皮樹脂に用いても良い。
また、本発明の実施の第1形態による可撓管10は、1層目の外皮樹脂15aの配合変化部15amixと、2層目の外皮樹脂15bのテーパ部15btとが略連続した構成となっているが、これらは必ずしも連続している必要はない。例えば、1層目の外皮樹脂15aの配合変化部15amixと2層目の外皮樹脂15bのテーパ部15btとの間に、ある程度の間隔が有っても良く、或いは、ある程度重なっていても良い。
次に、図6は本発明の実施の第2形態による、可撓管の断面と可撓性の説明図である。尚、本実施の第2形態は、可撓性を変化させる可撓性変化部としての配合変化部と、テーパ部とが、共に2層目の外皮樹脂に形成されている点が前記第1形態とは異なり、他の構成は同様であるので説明は省略する。
すなわち、図6において、符号20は可撓管を示し、この可撓管20は、内側から順に、螺旋管13と、この螺旋管13を覆うネット状に形成した網状管14と、この網状管14の外側を被覆する外皮樹脂21とで主要に構成されている。この外皮樹脂21は、その外観の通り、可撓管20の途中で先端側から基端側にかけて太径のテーパ状に形成されている。
可撓管20の外皮樹脂21は、複数層、本実施の第2形態では2層で構成されており、この外皮樹脂21の網状管14側の1層目の外皮樹脂21aは、例えば、一種類の軟性樹脂で構成されている。
また、外皮樹脂21の1層目の外皮樹脂21aの外側の、2層目の外皮樹脂21bは、先端側にテーパ部21btが基端側に向けて次第に太径となるように形成されており、この2層目の外皮樹脂21bは、軟性樹脂(先端側)と硬性樹脂(基端側)が配合されて形成されている(図6(a)中、符号21blは2層目の外皮樹脂21bの軟性樹脂部、符号21bhは2層目の外皮樹脂21bの硬性樹脂部を示す)。
2層目の外皮樹脂21bは、具体的には、テーパ部21btの終了するあたりまでは軟性樹脂部21blで形成されている。そして、2層目の外皮樹脂21bには、この軟性樹脂部21blのテーパ部21btの終了するあたりから徐々に硬性樹脂部21bhに置き換わっていく可撓性変化部としての配合変化部21bmixが形成されている。
ここで、1層目の外皮樹脂21aの樹脂材料としては、例えば、エステル系樹脂が、また、2層目の外皮樹脂21bの樹脂材料としては、例えば、軟性樹脂部21blには1層目の外皮樹脂21aと同じエステル系樹脂が、硬性樹脂部21bhには同じエステル系樹脂でより硬いもので構成されている。尚、これら樹脂材料の選定は、これに限定するものではなく、必要とされる可撓性に合わせて、例えば、エステル系、オレフィン系、スチレン系、アミド系などの樹脂を単独、または、ブレンドしたものを各層の外皮樹脂に用いても良い。
このような本発明の実施の第2形態による可撓管20では、その製造工程において、前記第1形態と同様に、網状管14と1層目の外皮樹脂21a、及び、1層目の外皮樹脂21aと2層目の外皮樹脂21bの密着性を確保する工程と、可撓管20の細径部・太径部の外径を満足させればよい外皮樹脂21a,21bを被覆する工程と、2層目の外皮樹脂21bのテーパ部21btの長さや開始位置を満足させれば良いテーパ部21btを成形する工程とに、製造工程を分けることにより、各々の最適条件を求め易くなり、可撓管20の製造が、最適、且つ、容易に行うことができる。
また、熱溶着による接合においても、前記第1形態と同様、接着剤が不要であるため、接着剤のムラによる密着力のバラツキが少なくなる。特にテーパ部21btの開始位置付近では、接着剤が2層目の外皮樹脂21bのないところまではみ出してしまったり、逆にテーパ部21btの開始位置付近で接着剤が不足したりすることもない。
更に、本発明の実施の第2形態による可撓管20は、図6(b)に示すように、まず、2層目の外皮樹脂21bのテーパ部21btによって、通常の可撓管と同様に滑らかな可撓性変化を得る(図6(b)中のL部分)。続いて、このテーパ部21btから略連続的に、2層目の外皮樹脂21bの配合変化部21bmixによる可撓性変化を得る(図6(b)中のM部分)。これにより、可撓管20は、全体としては大きな可撓性変化を緩やかで長い勾配で得られるようになっている。
また、このような可撓管20においては、可撓管20を繰り返し曲げた際の負荷は、2層目の外皮樹脂21bの方が大きい。これは可撓管20の中心線から遠い2層目の外皮樹脂21bの方が、曲げによるひずみが大きいためであるが、2層目の外皮樹脂21bに軟らかい樹脂を用いることによって、曲げ耐性を向上させることができる。
更に、所望の可撓管20の仕様としては、さまざまなものが考えられるが、本発明の実施の第2形態による可撓管20では、1層目の外皮樹脂21a、2層目の外皮樹脂21b、テーパ部21btの形状、樹脂各々の配合比の組合せによって、様々な可撓性変化の仕様の要求に対しフレキシブルに対応できる。
尚、本発明の実施の第2形態による可撓管20は、2層目の外皮樹脂21bのテーパ部21btと配合変化部21bmixとが略連続した構成となっているが、これらは必ずしも連続している必要はない。例えば、テーパ部21btと配合変化部21bmixとの間にある程度の間隔が有ってもよく、或いは、ある程度重なっていても良い。
次に、図7は本発明の実施の第3形態による、可撓管の断面と可撓性の説明図である。尚、本実施の第3形態は、1層目の外皮樹脂を可撓性の異なる複数のチューブ状樹脂で構成している点が前記第1形態とは異なり、他の構成は同様であるので説明は省略する。
すなわち、図7において、符号30は可撓管を示し、この可撓管30は、内側から順に、螺旋管13と、この螺旋管13を覆うネット状に形成した網状管14と、この網状管14の外側を被覆する外皮樹脂31とで主要に構成されている。この外皮樹脂31は、その外観の通り、可撓管30の途中で先端側から基端側にかけて太径のテーパ状に形成されている。
可撓管30の外皮樹脂31は、複数層、本実施の第3形態では2層で構成されており、この外皮樹脂21の網状管14側の1層目の外皮樹脂31aは、先端側が軟性チューブ樹脂31alで形成され、基端側が硬性チューブ樹脂31ahで形成されている。そして、軟性チューブ樹脂31alの基端側の端面は、内径が大きく形成され、硬性チューブ樹脂31ahの先端側の端面は、外径が小さく形成されている。1層目の外皮樹脂31aは、これら軟性チューブ樹脂31alの基端側と硬性チューブ樹脂31ahの先端側とを係合して可撓性変化部としての係合部31asが形成されている。
また、外皮樹脂31の1層目の外皮樹脂31aの外側の、2層目の外皮樹脂31bは、1層目の外皮樹脂31aの係合部31asから所定の間隔をあけた位置を始点として基端側に向けて次第に太径となるテーパ部31btが先端側に形成されている。
ここで、1層目の外皮樹脂31aの樹脂材料としては、例えば、軟性チューブ樹脂31alにはエステル系樹脂が、硬性チューブ樹脂31ahには同じエステル系樹脂でより硬いもので構成されている。また、2層目の外皮樹脂31bの樹脂材料としては、例えば、1層目の外皮樹脂31aの軟性チューブ樹脂31alと同じエステル系樹脂が用いられている。尚、これら樹脂材料の選定は、これに限定するものではなく、必要とされる可撓性に合わせて、例えば、エステル系、オレフィン系、スチレン系、アミド系などの樹脂を単独、または、ブレンドしたものを各層の外皮樹脂に用いても良い。
このような本発明の実施の第3形態による可撓管30では、その製造工程において、前記第1形態と同様に、網状管14と1層目の外皮樹脂31a、及び、1層目の外皮樹脂31aと2層目の外皮樹脂31bの密着性を確保する工程と、可撓管30の細径部・太径部の外径を満足させればよい外皮樹脂31a,31bを被覆する工程と、2層目の外皮樹脂31bのテーパ部31btの長さや開始位置を満足させれば良いテーパ部31btを成形する工程とに、製造工程を分けることにより、各々の最適条件を求め易くなり、可撓管30の製造が最適、且つ、容易に行うことができる。
また、熱溶着による接合においても、前記第1形態と同様、接着剤が不要であるため、接着剤のムラによる密着力のバラツキが少なくなる。特にテーパ部31btの開始位置付近では、接着剤が2層目の外皮樹脂31bのないところまではみ出してしまったり、逆にテーパ部31btの開始位置付近で接着剤が不足したりすることもない。
更に、本発明の実施の第3形態による可撓管30は、図7(b)に示すように、まず、1層目の外皮樹脂31aの係合部31asで小さな可撓性変化を得る。続いて、この係合部31asからテーパ部31btに至るまでの間で、更に、小さな可撓性変化を段階的に得る(すなわち、図7(b)中のP部分)。そして、テーパ部31btに移行すると、滑らかな可撓性変化を得る(図7(b)中のQ部分)。これにより、可撓管30は、全体としては大きな可撓性変化を段階的に緩やかで長い勾配で得られるようになっている。
また、このような可撓管30においては、可撓管30を繰り返し曲げた際の負荷は、2層目の外皮樹脂31bの方が大きい。これは可撓管30の中心線から遠い2層目の外皮樹脂31bの方が、曲げによるひずみが大きいためであるが、2層目の外皮樹脂31bに軟らかい樹脂を用いることによって、曲げ耐性を向上させることができる。
更に、所望の可撓管30の仕様としては、さまざまなものが考えられるが、本発明の実施の第3形態による可撓管30では、1層目の外皮樹脂31a、2層目の外皮樹脂31b、テーパ部31btの形状、1層目の外皮樹脂31aの係合部31asの長さ形状、樹脂各々の組合せによって、様々な可撓性変化の仕様の要求に対しフレキシブルに対応できる。
尚、本発明の実施の第3形態による可撓管30は、1層目の外皮樹脂31aの係合部31asと2層目の外皮樹脂31bのテーパ部31btとの間に所定の間隔を設けているが、略連続させても良く、また、係合部31asとテーパ部31btとを重なる位置に設けても良い。
[付記]
以上詳述したような本発明の上記実施形態によれば、以下の如き構成を得ることができる。
(1)複数層の外皮樹脂で被覆された内視鏡の可撓管において、内側から2層目以降の前記外皮樹脂は、可撓管の軸方向途中から被覆され始め、被覆の始点はテーパ状に滑らかに下の層から連続しているテーパ部を有し、前記テーパ部による可撓性変化部以外にも、前記テーパ部から前記可撓管の軸方向位置をずらした場所に、前記可撓管の外径を変化させる以外の可撓性変化手段を1つ以上有することを特徴とする内視鏡の可撓管。
(2)前記2層目以降の外皮樹脂層は、その直下の外皮樹脂層と熱溶着にて接合されていることを特徴とする(1)記載の内視鏡の可撓管。
(3)前記可撓管の製造工程は、前記外皮樹脂の被覆工程と、前記テーパ部を成型するテーパ部成型工程とを、各々別工程として備えていることを特徴とする(1)又は(2)記載の内視鏡の可撓管。
(4)前記可撓性変化手段は、前記外皮樹脂の各層が、その何れか、または全部が樹脂の配合を先端から後端に向かって次第に軟性樹脂から硬性樹脂に変化させる樹脂配合部分を有することを特徴とする(1)乃至(3)の何れか一つに記載の内視鏡の可撓管。
(5)複数層の外皮樹脂を有して形成する内視鏡の可撓管の製造方法であって、
上記複数層の外皮樹脂の何れかに、管径を変化させることなく可撓性変化を生じさせる可撓性変化部を形成する工程と、
上記複数層の外皮樹脂の最外郭の被覆に、上記可撓性変化部の位置とは長手方向において異なる位置に先端側から基端側に向かって次第に太径とすることにより可撓性を変化させるテーパ部を形成する工程と、
上記複数層の外皮樹脂をそれぞれ密着させる工程と、
を備えたことを特徴とする内視鏡の可撓管の製造方法。
本発明の実施の第1形態による、電子内視鏡の全体を示す概略構成図 同上、可撓管の内部構造の概略構成図 同上、可撓管の断面と可撓性の説明図 同上、可撓管に2層目の外皮樹脂を被覆する工程の説明図 同上、可撓管の2層目の外皮樹脂にテーパ部を形成する工程の説明図 本発明の実施の第2形態による、可撓管の断面と可撓性の説明図 本発明の実施の第3形態による、可撓管の断面と可撓性の説明図
符号の説明
1 電子内視鏡
2 挿入部
10 可撓管
13 螺旋管
14 網状管
15 外皮樹脂
15a 1層目の外皮樹脂
15amix 配合変化部(可撓性変化部)
15al 軟性樹脂部
15ah 硬性樹脂部
15b 2層目の外皮樹脂
15bt テーパ部

代理人 弁理士 伊 藤 進

Claims (1)

  1. 複数層の外皮樹脂を有して形成した内視鏡の可撓管であって、
    上記外皮樹脂の最外郭の被覆に形成した、先端側から基端側に向かって次第に太径とすることにより可撓性を変化させるテーパ部と、
    上記テーパ部の位置とは長手方向において異なる位置に形成した、管径を変化させることなく可撓性変化を生じさせる可撓性変化部と、
    を備えたことを特徴とする内視鏡の可撓管。
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