JP4447334B2 - 内視鏡用可撓管および内視鏡 - Google Patents
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Description
(1) 管状の芯材と、該芯材の外周に被覆された外皮とを有する内視鏡用可撓管であって、
前記管状の芯材は、帯状材を巻回して螺旋状に形成された内側の螺旋管と、
前記内側の螺旋管の外周に、前記内側の螺旋管とは反対方向に帯状材を巻回して螺旋状に形成された外側の螺旋管と、
前記外側の螺旋管の外周に被覆された網状管とを有し、
前記内側の螺旋管の外周における帯状材の幅は、前記内側の螺旋管の内周における帯状材の幅よりも小さくなっていることを特徴とする内視鏡用可撓管。
前記管状の芯材は、帯状材を巻回して螺旋状に形成された内側の螺旋管と、
前記内側の螺旋管の外周に、前記内側の螺旋管とは反対方向に帯状材を巻回して螺旋状に形成された外側の螺旋管と、
前記外側の螺旋管の外周に被覆された網状管とを有し、
前記外側の螺旋管の内周における帯状材の幅は、前記外側の螺旋管の外周における帯状材の幅よりも小さくなっていることを特徴とする内視鏡用可撓管。
B/Aが0.03〜0.20なる関係を満足する上記(1)ないし(5)のいずれかに記載の内視鏡用可撓管。
C/Aが1.1〜1.5なる関係を満足する上記(1)ないし(6)のいずれかに記載の内視鏡用可撓管。
図2に示すように、挿入部可撓管1は、管状の芯材2と、その外周を被覆する外皮3とを有している。この挿入部可撓管1(芯材2)の空間24には、例えば、光ファイバー、電線ケーブル、ケーブルまたはチューブ類等の長尺部材(図中省略)が配設されている。
1.内視鏡用可撓管の作製
(実施例1)
まず、図2に示すような断面でテーパ角15°のテーパ状をなし、最大幅3.0mm、最大厚さ0.25mmのステンレス製の帯状材をピッチ4.0mmで巻回して、外径9mmの螺旋管と、外径8.5mmの螺旋管とをそれぞれ作製した。このとき、図2に示すように、外径9mmの螺旋管の帯状材は内周側に、外形8.5mmの螺旋管は外周側にテーパが形成されている。
なお、押出成形時における材料の温度は、190℃であった。
内側および外側の螺旋管を形成するための帯状材の厚さを表1に示すようにした以外は、前記実施例1と同様にして内視鏡用可撓管を作製した。
内側および外側の螺旋管のピッチを表1に示すようにした以外は、前記実施例1と同様にして内視鏡用可撓管を作製した。
内側および外側の螺旋管の帯状材のテーパ角を表1に示すようにした以外は、前記実施例1と同様にして内視鏡用可撓管を作製した。
内側の螺旋管の帯状材のテーパ角を表1に示すようにし、外側の螺旋管の帯状材をテーパを設けずに長方形の断面とした以外は、前記実施例1と同様にして内視鏡用可撓管を作製した。
内側の螺旋管および外側の螺旋管の帯状材にテーパを設けずに長方形の断面とした以外は、前記実施例1と同様にして内視鏡用可撓管を作製した。
[2.1]耐久性試験
各実施例および各比較例で作製した内視鏡用可撓管について、以下に示す方法で耐久性試験を行った。
○:若干の外観の変形は認められるが、使用上全く問題のないレベルの変形。
△:外観の変形が認められるが、使用上ほとんど問題ないレベルの変形。
×:使用上に問題をきたすほど外観の変形が認められる。
湾曲操作性試験では、各内視鏡用可撓管を10本ずつ用意し、1本ずつ内視鏡用可撓管の両端を支持して90°折り曲げた後に真っ直ぐに伸ばす操作を行い、そのときの円滑さを以下の3段階の基準に従って評価した。
○:円滑に折り曲げ、伸ばすことができ、内視鏡用可撓管としての使用に適す。
△:折り曲げ時もしくは伸ばし時に若干の引っ掛かりを感じが、使用上問題ない。
×:折り曲げ時もしくは伸ばし時に引っ掛かりを感じ、円滑さに欠ける。
可撓性試験では、各内視鏡用可撓管を10本ずつ用意し、各実施例および比較例ごとに、10本まとめて内視鏡用可撓管の両端を支持して、90°折り曲げるように前記両端に力を加え、そのときの可撓性を以下の4段階の基準に従って評価した。
○:ほぼ90°まで折り曲げることができ、優れた可撓性を有する。
△:若干折り曲げることができた。
×:ほとんど折り曲げることができなかった。
これらの結果を表2に示す。
1 挿入部可撓管(本発明の内視鏡用可撓管)
11 軸線
12 湾曲部
2 芯材
21 2重螺旋管
21A 内側の螺旋管
21B 外側の螺旋管
22 網状管
23 細線
24 空間
3 外皮
6 操作部
61、62 操作ノブ
7 接続部可撓管
8 光源差込部
81 光源用コネクタ
82 画像信号用コネクタ
101 内視鏡用可撓管
121A 螺旋管
121B 螺旋管
Claims (8)
- 管状の芯材と、該芯材の外周に被覆された外皮とを有する内視鏡用可撓管であって、
前記管状の芯材は、帯状材を巻回して螺旋状に形成された内側の螺旋管と、
前記内側の螺旋管の外周に、前記内側の螺旋管とは反対方向に帯状材を巻回して螺旋状に形成された外側の螺旋管と、
前記外側の螺旋管の外周に被覆された網状管とを有し、
前記内側の螺旋管の外周における帯状材の幅は、前記内側の螺旋管の内周における帯状材の幅よりも小さくなっていることを特徴とする内視鏡用可撓管。 - 前記外側の螺旋管の内周における帯状材の幅は、前記外側の螺旋管の外周における帯状材の幅よりも小さくなっている請求項1に記載の内視鏡用可撓管。
- 管状の芯材と、該芯材の外周に被覆された外皮とを有する内視鏡用可撓管であって、
前記管状の芯材は、帯状材を巻回して螺旋状に形成された内側の螺旋管と、
前記内側の螺旋管の外周に、前記内側の螺旋管とは反対方向に帯状材を巻回して螺旋状に形成された外側の螺旋管と、
前記外側の螺旋管の外周に被覆された網状管とを有し、
前記外側の螺旋管の内周における帯状材の幅は、前記外側の螺旋管の外周における帯状材の幅よりも小さくなっていることを特徴とする内視鏡用可撓管。 - 前記内側の螺旋管および前記外側の螺旋管のうち少なくとも一方は、その帯状材の縁部がテーパ状となっている請求項1ないし3のいずれかに記載の内視鏡用可撓管。
- 前記帯状材の前記縁部のテーパにおけるテーパ角が5〜30°である請求項4に記載の内視鏡用可撓管。
- 前記内側の螺旋管および前記外側の螺旋管のそれぞれは、帯状材の最大幅をA[mm]とし、帯状材の最大厚さをB[mm]としたとき、
B/Aが0.03〜0.20なる関係を満足する請求項1ないし5のいずれかに記載の内視鏡用可撓管。 - 前記内側の螺旋管および前記外側の螺旋管のそれぞれは、帯状材の最大幅をA[mm]とし、螺旋のピッチをC[mm]としたとき、
C/Aが1.1〜1.5なる関係を満足する請求項1ないし6のいずれかに記載の内視鏡用可撓管。 - 請求項1ないし7のいずれかに記載の内視鏡用可撓管を備えることを特徴とする内視鏡。
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