JPH06154335A - 剛性傾斜トルクチューブ、その製造方法およびそのトルクチューブを用いてなるカテーテル - Google Patents

剛性傾斜トルクチューブ、その製造方法およびそのトルクチューブを用いてなるカテーテル

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JPH06154335A
JPH06154335A JP4305726A JP30572692A JPH06154335A JP H06154335 A JPH06154335 A JP H06154335A JP 4305726 A JP4305726 A JP 4305726A JP 30572692 A JP30572692 A JP 30572692A JP H06154335 A JPH06154335 A JP H06154335A
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厚 内海
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 トルク伝達性に優れ、円滑に目的物体内へ挿
入することができ、先端部の低剛性と手元部の高剛性を
具備する剛性傾斜トルクチューブとその製造方法を提供
し、該剛性傾斜トルクチューブを用いてなるカテーテル
を提供すること。 【構成】 管状編組体14に樹脂を含浸させて樹脂層1
6を形成させてなり、該樹脂層16が、その長手方向へ
剛性を変化させていることを特徴とする剛性傾斜トルク
チューブTであって、チューブ等の中子30の外周に編
組体14を覆設してなる構成体に形成される間隙に、長
手方向へ剛性を変化させる樹脂を含浸させた後、編組体
を引張してチューブ表面に圧接させ、ついで、これに外
径均一化手段を施し、該含浸樹脂を硬化させた後、必要
に応じて該中子を引き抜くことで製造され、この剛性傾
斜トルクチューブTをカテーテルに用いるものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はトルクチューブに関し、
詳しくはトルク伝達性に優れ、円滑に目的物体内へ挿入
することができ、先端部の低剛性と手元部の高剛性を具
備する剛性傾斜トルクチューブ、その製造方法およびそ
のトルクチューブを用いてなるカテーテルに関する。
【0002】
【従来の技術】カテーテルは一般にチューブ状であり、
体内などの複雑に入り組んだ箇所へも円滑に挿入できる
ように、挿入側である先端部は適度の可撓性を有し、操
作側である手元部はトルク伝達性を有するように構成さ
れている。上記カテーテルを構成するチューブとして
は、トルク伝達部におけるチューブ本体の外周に平角線
を編組し、さらにこの上から樹脂コーティングを施した
ものがある。しかし、これらは単にチューブ本体の外周
に編組を設け、外層に樹脂を押出被覆しただけであっ
て、座屈し易く、トルク伝達性に劣る傾向があり、ま
た、編組の外形が樹脂コーティングを通して表面に浮き
上がり、体内挿入時に引っ掛かりが生じるという問題が
あった。
【0003】上記問題を解決するチューブとして、円滑
に体内等へ挿入することができ、座屈せずトルク伝達性
に優れたトルクチューブを発明し、本出願人によって特
願平3−237156号として先に特許出願している
(以下、先願発明という)。上記先願発明のチューブ構
造は、図6に示すように、チューブ本体10と、このチ
ューブ本体10の外周に巻回したコイル12と、このコ
イル12の外周に巻いた編組体14とを備え、かつコイ
ル12および編組体14に樹脂16を含浸させ、さらに
編組体14の外周に被覆した熱収縮被覆層18とを備え
たものである。上記先願発明のチューブ構成によると、
チューブの座屈を少なくすることができ、編組体とそれ
に隣接する部位との密着度が向上し、トルク伝達性が向
上するとともに、チューブ径を小さくでき、さらに熱収
縮被覆層を有するので、チューブ径を小さくでき、且つ
表面が滑らかになり、目的物へのスムーズな挿入が可能
となるというものである。
【0004】ところが、上記チューブ構造では、曲げ,
ねじり等に関する剛性が全長にわたってほぼ均一である
ため、先端部に必要な剛性で全体を構成すると手元部
は柔軟すぎて操作性が悪い、手元部に必要な剛性で全
体を構成すると先端部は固すぎて挿入性が悪くなる、と
いう問題があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は上記問
題を解消し、トルク伝達性に優れ、円滑に目的物体内へ
挿入することができ、先端部の低剛性と手元部の高剛性
を具備する剛性傾斜トルクチューブを提供することであ
る。本発明の他の目的は、上記剛性傾斜トルクチューブ
の製造方法を提供することである。本発明のその他の目
的は、上記剛性傾斜トルクチューブを用いてなるカテー
テルを提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明者等はチューブ全体の剛性に着目し検討の結
果、編組体に含浸する樹脂の剛性を、その長さ方向に変
化させると、剛性が傾斜したトルク伝達性に優れるトル
クチューブが得られることを見出した。また、該チュー
ブにダイス等の外形均一化手段を施して仕上げると、剛
性の異なる含浸樹脂の接続部が重なり合って、連続的な
剛性変化が形成できることを見出した。
【0007】本発明は上記知見に基づき完成したもので
あって、本発明の剛性傾斜トルクチューブは、管状編組
体に樹脂を含浸させて樹脂層を形成させてなり、該樹脂
層はその長手方向へ剛性が変化されていることを特徴と
するものである。また、本発明の剛性傾斜トルクチュー
ブは、チューブ、望ましくは編組体に長手方向へ剛性が
変化されている樹脂を含浸させて樹脂層を形成させてい
るチューブの外周に編組体が覆設され、該チューブと編
組体とで形成される間隙に樹脂を含浸させて樹脂層を形
成させてなり、該樹脂層はその長手方向へ剛性が変化さ
れているものである。
【0008】また、本発明の剛性傾斜トルクチューブの
製造方法は、中子の外周に編組体を覆設し、この中子と
編組体とよりなる構成体に形成される間隙に、該構成体
の長手方向へ剛性が変化される樹脂を含浸させた後、上
記編組体をその長手方向へ引張してこれをチューブ表面
に圧接させ、ついで、これに外径均一化手段を施し、該
含浸樹脂を硬化させた後、上記中子を引き抜くことを特
徴とするもので、望ましくは、その最外層に樹脂被覆層
を形成してなるものである。
【0009】また、本発明の剛性傾斜トルクチューブの
製造方法は、上記方法において、中子にかえてチューブ
を用いること、含浸樹脂を硬化させた後に、必要に応じ
てこのチューブを引き抜くこと以外は全て同様の方法を
行うか、または、上記チューブとして、チューブの長手
方向へ剛性が変化される樹脂を被覆してなるものを用
い、その外周に編組体を覆設した後、上記編組体をその
長手方向へ引張してこれをチューブ表面に圧接させる以
外は全て同様の方法を行うものである。
【0010】また、本発明のカテーテルは、管状編組体
に樹脂を含浸させて樹脂層を形成させてなり、該樹脂層
はその長手方向へ剛性が変化されている剛性傾斜トルク
チューブを用いてなるものである。
【0011】以下、本発明を図面に基づき詳細に説明す
る。図1は、本発明の剛性傾斜トルクチューブの基本構
成を示す一部切欠部分断面斜視図である。同図におい
て、Tは剛性傾斜トルクチューブであり、編組体14に
その長手方向へ剛性が変化されている樹脂層16を形成
させている。
【0012】上記編組体14としては、丸,楕円,角,
平角等の形状をしたステンレス線,ピアノ線,タングス
テン線,ニッケル−チタン合金線,その他タングステン
−金メッキ線等の線材が使用できる。
【0013】該編組体は、一層であっても多層であって
もよい。また、編組体は上記線材から管状編組体を形成
するか、または、チューブの周囲に上記線材を一層ごと
に巻方向を左右反対にする多層巻,複数本の素線をコイ
ル表面で編みながら巻き付ける等の方法で形成できる。
【0014】本発明の剛性傾斜トルクチューブは、少な
くとも編組体14の編組間隙に樹脂層16が形成され、
その剛性が長手方向に変化されていることを特徴とす
る。上記樹脂層を形成する樹脂としては、ポリウレタ
ン、ポリ塩化ビニル、エチレン酢酸ビニル共重合体、ポ
リアミド、ポリアミド系エラストマー、塩素化ポリエチ
レンエラストマーよりなるもの等が例示される。
【0015】本発明の含浸用樹脂層16の剛性をかえる
方法は、同一含浸樹脂を用いる場合、そのモノマー配合
比を変えたり、また、エポキシ樹脂とウレタン樹脂等の
剛性が異なる材料を混合させて、その混合比を変えて使
用すればよい。また、上記含浸樹脂に、ガラス転移温度
が−20〜60℃、好ましくは0〜40℃、より好まし
くは20℃前後のもの、例えばSiCウイスカー等を混
合させてもよく、この場合、トルクチューブは、体内挿
入後、体温によりその可撓性が増大するので好ましい。
また、当該樹脂中にはX線造影剤(例えば、硫酸バリウ
ム、酸化ビスマス、次炭酸ビスマス、タングステン酸ビ
スマス等)を存在させてもよい。
【0016】上記樹脂層の剛性変化は、具体例を挙げる
と、編組体14の手元部4には高剛性強靱コンパウンド
(例えばSiCウィスカー混合強弾性エポキシコンパウ
ンド)を含浸させ、先端部2に向かうにつれて低剛性コ
ンパウンドを含浸させてこれらの含浸樹脂を硬化させて
形成される。なお、上記含浸樹脂16は、必要に応じて
架橋させてもよい。
【0017】上記剛性変化の段階数は、少なくとも2段
階以上形成することが必要で、用途等にあわせて適宜選
択すればよい。本発明では、3〜6段階程度形成するこ
とが好ましい。
【0018】上記構成によれば、トルクチューブ16の
剛性が手元部4から先端部2に向かって順次低くなるの
で、手元部4に加えたトルクを、効率良く先端部に伝達
できるようになり、操作性が向上するとともに体内挿入
が容易となる。
【0019】また、本発明では、図2で示すように、長
手方向へ剛性が変化されている樹脂層16を形成させた
第一編組体14の外周に第二編組体24を覆設し、その
編組体24に長手方向へ剛性が変化されている樹脂層2
6を形成させてなる二重編組体構造とすることが好まし
い。
【0020】上記構成によれば、トルクチューブの全体
の剛性が向上し、手元部に加えたトルクを、確実に先端
部に伝達できるようになり、操作性が向上するとともに
体内挿入がより容易となる。
【0021】また、本発明は、図3で示すように、チュ
ーブ10の外周に編組体14を覆設し、その編組体14
に長手方向へ剛性が変化されている樹脂層16を形成さ
せているものである。
【0022】上記チューブ10の材料としては、含フッ
素樹脂(PTFE,FEP,PFA,ETFE等),エ
ーテル系ポリウレタン,エステル系ポリウレタン等のポ
リウレタン類,各種密度のポリエチレン,ポリプロピレ
ン,エチレン−プロピレン共重合体,エチレン酢酸ビニ
ル共重合体等のポリオレフィン,ポリ塩化ビニル,ポリ
イミドおよびこれらの混合物よりなるもの,その他ポリ
アミド,ポリアミドイシド,ポリエステル等が例示され
る。
【0023】また、該チューブ材料に剛性が異なる材料
を混合させるか、または、同じ材料でも成分配合を変化
させると、先端部と手元部の剛性に剛性変化を持たせた
チューブを押出成形することができる。この剛性変化を
持たせチューブを用いると、含浸樹脂層に形成した剛性
傾斜と相乗してトルクチューブ全体に剛性変化を持たせ
ることができるようになるので好ましい。
【0024】なお、本発明では、図4に示すように、上
記チューブ10にコイル12を巻回し、その上に編組体
14を巻つけたものでもよい。この構成であれば、トル
ク伝達性がさらに向上する。
【0025】上記コイル12としては、前記編組体と同
様の材質の線材が使用できる。コイル12の巻回状態
は、チューブ本体10に右巻きあるいは左巻きのいずれ
かの一層巻き、または一層ごとに巻方向を左右反対にす
る多層巻が用いられるが、左右各一層で計2層巻き状態
が特に好ましい態様である。
【0026】また、本発明では、図5に示すように、前
記剛性傾斜トルクチューブTの表面に、被覆層18を形
成することができる。この構成とすると、剛性傾斜トル
クチューブTの表面がいっそう平滑となり、生体との適
合性や生体内での操作性がさらに向上するので好まし
い。
【0027】上記被覆層18としては、各種ゴム,プラ
スチック等による押出被覆や、熱収縮材を用いた被覆な
どが例示されるが、熱収縮材を用いた被覆によれば、編
組体とそれに隣接する部位との密着度が向上し、トルク
伝達性が向上し、表面が滑らかになり、また、薄い熱収
縮被覆層を被覆すると、完成品でのチューブ外径を小さ
くできるので好ましい。
【0028】上記熱収縮被覆層の形成方法としては、熱
収縮チューブ内にトルクチューブを挿入しこれを加熱処
理すればよく、簡単に被覆ができるので好ましい。
【0029】上記熱収縮チューブとしては、例えばPT
FE(ポリテトラフルオロエチレン),PE(ポリエチ
レン),PVA(ポリ塩化ビニル),フッ素を含む樹脂
(ポリテトラフルオロエチレンなど),PVDF(ポリ
ビニリデンフルオライド)などで構成される。特に、フ
ッ素を含む樹脂で構成すれば、カテーテルとして体内に
挿入した際に、血栓が生成し難く、生体との適合性が良
くなり、また生体組織との摩擦が少なくなり操作性に優
れるので好ましい。
【0030】次に、本発明の剛性傾斜トルクチューブの
製造方法を、一例を示す図面に基づき詳細に説明する。
図6(a)〜(d)は剛性傾斜トルクチューブの製造方
法の一例を示す概略図である。まず、図6(a)に示す
ように、中子30の外周に編組体14を覆設し、この中
子30と編組体14とよりなる構成体Kに形成される間
隙に、該構成体Kの長手方向へ剛性が変化される樹脂1
6を含浸させる。上記中子としては、表面が滑らか、か
つ離型性の優れたものを用いることが望ましく、例え
ば、テフロン,PTFE製のものが好ましい。なお、こ
のとき上記編組体を二重に覆設してもよい。
【0031】ついで、図6(b)に示すように、編組体
14を長さ方向に引張する。この引張は、編組体14の
一端部XまたはYを固定し、他端部YまたはXを長さ方
向AまたはBへ引張するか、または、両端部XおよびY
を同時にそれぞれ反対方向A,Bへ引張してなされる。
この工程によって、編組体14が中子30の表面に圧接
されて、上記構成体Kに形成される間隙に存在する含浸
樹脂16が、細部へ充分にいきわたって樹脂層が形成さ
れるとともに、余剰の樹脂16が編組体14の編み目か
ら表面に押し出されるようになる。
【0032】次に、図6(c)に示すように、上記構成
体Kに外径均一化手段20を施す。上記外径均一化手段
20としては、構成体Kを所望の外径や断面形状に形成
できる手段であればよく、その代表例としてダイスが挙
げられる。また、外径均一化手段の他の例として、単数
または複数のローラー等をチューブの外周に螺旋状に旋
回させて仕上げていく方法等が例示できる。
【0033】この工程によって、上記編組体14の表面
に押し出される樹脂16は、一部が再び編組体内に均一
に押込まれて緻密な含浸樹脂層16が形成されるように
なるとともに、余剰の含浸樹脂が除去されて、均一な外
径に調製される。また、この工程によって、図7に示す
ように、剛性が異なる樹脂層16a,16bの接合部S
においては、樹脂層16aが隣接する樹脂層16b上へ
順次適度に押込まれるようになる。ついで、上記外径均
一化手段を施した構成体Kの含浸樹脂層を硬化させる。
このとき、含浸樹脂層を必要に応じて架橋させてもよ
い。
【0034】最後に、図6(d)に示すように、中子を
引き抜く。この結果、剛性の異なる含浸樹脂層16の接
続部Sには、連続的になだらかに剛性傾斜した含浸樹脂
層16が形成され、トルクチューブTの全長にわたって
なだらかな剛性傾斜が形成できるようになり、機械的強
度が向上して、曲げやねじりによるクラック、分離など
の発生が抑制できる剛性傾斜を有するトルクチューブT
が作製できる。
【0035】なお、上記中子にかえて前記チューブを用
い、その外周に編組体を覆設して、以下上記方法と同様
に剛性傾斜を有するトルクチューブTが作製できる。こ
の方法においては、必要に応じてチューブの表面にコイ
ルを巻回する工程を付加できる。
【0036】また、この方法において、剛性傾斜を有す
るトルクチューブTを作製した後に、チューブを引き抜
くと、前記詳細に説明した構成のトルクチューブを作製
できる。この場合、チューブは編組体の形態保持のため
の中子の役目を果たす。なお、本発明の方法では、上記
チューブ以外にも各種の中子を用いることができる。
【0037】本発明の剛性傾斜トルクチューブは、以上
のような特性を有する細径チューブであるから、これを
用いてトルク伝達性に優れ、円滑に目的物体内へ挿入す
ることができ、先端部の低剛性と手元部の高剛性を具備
するカテーテルを容易に製作することができる。
【0038】本発明でいうカテーテルとは、医療におけ
る診断,治療、あるいは、産業上の調査,修理,加工な
どの目的で、生物または装置等の目的物体内に挿入し、
手元で先端部の種々の機能を操作できる全てのチューブ
状器具を意味する。
【0039】本発明の剛性傾斜トルクチューブを用いて
なるカテーテルは、特に医療用において有効であり、液
体の注入と排出機能,ガイドワイヤなどのガイド機能を
有するもの,温度測定機能,血液測定機能,化学分析機
能,内視機能,レーザファイバやバルーンなど、種々の
機能が搭載され、循環器系,呼吸器系,消化器系,泌尿
器系,生殖器系などの適用領域や使用目的により多種多
様にわたるものが製作できる。
【0040】
【作用】上記構成によれば、細径で、トルク伝達性に優
れ、滑らかな表面をもち、剛性が手元部から先端部に向
かって順次低くなるような剛性傾斜が形成されたチュー
ブが得られる。また、上記構成の製造方法によれば、隣
接する含浸樹脂の接続部に適正な剛性変化が形成でき、
機械的強度においても、曲げやねじりによるクラック、
分離などが発生しない良好な接続部が得られる。さら
に、剛性傾斜トルクチューブを用いてなるカテーテル
は、手元部に加えたトルクが先端部に効率良く伝達で
き、手元部の高い剛性による優れた操作性と、先端部の
低い剛性による円滑な挿入性とを有するため、体外から
先端部の繊細な動作を操ることができる。また、滑らか
な表面により、生体組織との摩擦が少なく、優れた生体
との適合性を有する。
【0041】
【実施例】以下に本発明の実施例を示し、より具体的に
説明する。なお、本発明はこれらの実施例によって限定
されるものでない。 実施例1 (剛性傾斜トルクチューブの作製)つぎの方法によっ
て、図5に示す構成の剛性傾斜トルクチューブTを作製
した。まず、内径1.8mm,外径1.85,全長700
mmのポリイミド製チューブ本体10の表面に、剛性を変
化させた4種類のエポキシ系樹脂16を用い、該チュー
ブ10の手元部4には剛性の高い樹脂を、先端部2には
剛性の低い樹脂を順次4部分に、厚さ500μmに被覆
した。ついで、被覆樹脂層16の上に幅1.0mmの平角
線を1.5mmピッチで巻回してコイル12を形成した。
これを平角編組チューブ14内に挿入して、該平角編組
体14の両端部を引張して平角編組体14をチューブ本
体10に圧接させた。ついで、このチューブをダイス2
0に通過させ、編組体より表面にはみ出た樹脂16を編
目に押し込むとともに、余分な樹脂を除去した後、該樹
脂を加熱架橋した。この結果、表面が平滑で、外径が均
一化したチューブが得られた。さらに、上記チューブに
ポリビニリデンフルオライド(PVDF)製熱収縮チュ
ーブを被せて加熱処理して、最表層にPVDF被覆層1
8を形成してなる剛性傾斜トルクチューブTを得た。
【0042】実施例2 (剛性傾斜トルクチューブの作製)つぎの方法によっ
て、図2に示す構成の剛性傾斜トルクチューブTを作製
した。まず、内径1.8mm,外径1.1mm,全長100
0mmのPTFE製チューブ10を中子として用い、その
上に剛性を変化させた4種類のエポキシ系樹脂16を用
い、該チューブ10の手元部4には剛性の高い樹脂、先
端部2には剛性の低い樹脂となるよう順次4段階に、厚
さ0.5mmに被覆した。ついで、幅0.12mm×0.0
2mmの平角線24本を36mmピッチで編組打ちをした編
組チューブを前記樹脂被覆中子上に被覆する。さらにそ
の上に別の編組チューブを被せ、これら編組チューブの
両端部を引張して編組チューブを中子に圧接させた。つ
いで、この編組チューブをダイス20に通過させ、編組
体より表面にはみ出た樹脂16を編目に押し込むととも
に、余分な樹脂を除去した後、該樹脂を加熱架橋した。
この結果、表面が平滑で、外径が均一化したチューブが
得られた。さらに、上記チューブにポリビニリデンフル
オライド(PVDF)製熱収縮チューブを被せて加熱処
理し、最表層にPVDF被覆層18を形成した後に、中
子であるチューブ10を引き抜いて除去し、剛性傾斜ト
ルクチューブTを得た。
【0043】上記2つの実施例で作製したこれらトルク
チューブTは、編組体の間隙に含浸した樹脂16の剛性
を、手元部4には剛性の高い樹脂を、先端部2には剛性
の低い樹脂となるよう順次4段階に含浸させて作製され
ているので、そのトルクチューブT自体が、剛性傾斜構
造を有するものであった。この結果、このトルクチュー
ブTは、先端部は低剛性、手元部は高剛性を具備し、優
れたトルク伝達性を示し、円滑に目的とする生体内へ挿
入することができた。
【0044】(カテーテルの作製)上記実施例2で得ら
れた剛性傾斜トルクチューブTに、内視機能を有するカ
テーテル本体Kを通し、先端をエポキシ接着材によって
固定して、細径で剛性傾斜の強度特性を有するカテーテ
ルAを製作した。このカテーテルを動物の体内に挿入
し、その性能を確認したところ、優れたトルク伝達性
と、手元の高い剛性および先端部の柔軟性によって、体
内へ円滑に挿入でき、先端部の繊細な動きを手元で操作
できることが確認できた。
【0045】
【発明の効果】本発明の剛性傾斜トルクチューブおよび
これを適用したカテーテルは以上説明した構成としたの
で、以下のような効果を奏する。円滑に目的物体内へ挿
入することができ、トルク伝達性に優れ、かつ、先端部
の低剛性と手元部の高剛性を同時に有するトルクチュー
ブが得られ、これを適用すれば医療などに最適なカテー
テルを提供することができる。また、上記剛性傾斜トル
クチューブの製造方法によれば、隣接する含浸樹脂同志
の接続部に適正な剛性変化を形成でき、該接続部の機械
的強度においても、曲げやねじりによるクラック,分離
などが発生しない良好な接続状態が得られ、医療用カテ
ーテル等において安全性や信頼性が向上する。さらに、
本発明の剛性傾斜トルクチューブを用いてなるカテーテ
ルは、剛性傾斜トルクチューブの上記特性によって、円
滑に生体内に挿入でき、安全にその細管部まで到達し、
先端部の繊細な動きを手元で操作できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の剛性傾斜トルクチューブの基本構成を
示す部分断面斜視図である。
【図2】本発明の一実施例による二重の編組体構造を有
する剛性傾斜トルクチューブを示す部分断面斜視図であ
る。
【図3】本発明の他の実施例の実施例による剛性傾斜ト
ルクチューブを示す部分断面斜視図である。
【図4】コイル層を有する剛性傾斜トルクチューブの構
成を示す部分断面斜視図である。
【図5】表面に被覆層を有する剛性傾斜トルクチューブ
の構成を示す一部切欠斜視図である。
【図6】本発明の剛性傾斜トルクチューブの製造方法の
説明する概略図である。
【図7】剛性傾斜トルクチューブの剛性傾斜部を示す部
分断面図である。
【図8】先願発明のトルクチューブの構成を示す部分切
欠斜視図である。
【符号の説明】
14 編組体 16 樹脂 T 剛性傾斜トルクチューブ

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 管状編組体に樹脂を含浸させて樹脂層を
    形成させてなり、該樹脂層はその長手方向へ剛性が変化
    されていることを特徴とする剛性傾斜トルクチューブ。
  2. 【請求項2】 チューブの外周に編組体が覆設され、該
    チューブと編組体とで形成される間隙に樹脂を含浸させ
    て樹脂層を形成させてなり、該樹脂層はその長手方向へ
    剛性が変化されていることを特徴とする剛性傾斜トルク
    チューブ。
  3. 【請求項3】 チューブが、管状編組体に樹脂を含浸さ
    せて樹脂層を形成させてなり、該樹脂層はその長手方向
    へ剛性が変化されているものである請求項2記載の剛性
    傾斜トルクチューブ。
  4. 【請求項4】 チューブが、その外周に予めコイルを巻
    回してなるものである請求項2乃至3記載の剛性傾斜ト
    ルクチューブ。
  5. 【請求項5】 トルクチューブが、その最外層に被覆層
    を形成してなるものである請求項1乃至4記載の剛性傾
    斜トルクチューブ。
  6. 【請求項6】 中子の外周に編組体を覆設し、この中子
    と編組体とよりなる構成体に形成される間隙に、該構成
    体の長手方向へ剛性が変化される樹脂を含浸させた後、
    上記編組体をその長手方向へ引張してこれをチューブ表
    面に圧接させ、ついで、これに外径均一化手段を施し、
    該含浸樹脂を硬化させた後、上記中子を引き抜くことを
    特徴とする剛性傾斜トルクチューブの製造方法。
  7. 【請求項7】 中子がチューブである請求項6記載の剛
    性傾斜トルクチューブの製造方法。
  8. 【請求項8】 チューブの外周に編組体を覆設し、この
    チューブと編組体とよりなる構成体に形成される間隙
    に、該構成体の長手方向へ剛性が変化される樹脂を含浸
    させた後、上記編組体をその長手方向へ引張してこれを
    チューブ表面に圧接させ、ついで、これに外径均一化手
    段を施した後、該含浸樹脂を硬化させることを特徴とす
    る剛性傾斜トルクチューブの製造方法。
  9. 【請求項9】 チューブの長手方向へ剛性が変化される
    樹脂を被覆し、このチューブの外周に編組体を覆設した
    後、上記編組体をその長手方向へ引張してこれをチュー
    ブ表面に圧接させ、ついで、これに外径均一化手段を施
    した後、該含浸樹脂を硬化させることを特徴とする剛性
    傾斜トルクチューブの製造方法。
  10. 【請求項10】 チューブが、その外周に予めコイルを
    巻回してなるものである請求項8乃至9記載の剛性傾斜
    トルクチューブの製造方法。
  11. 【請求項11】 含浸樹脂を硬化させた後、その最外層
    に樹脂被覆層を形成するものである請求項6乃至9記載
    の剛性傾斜トルクチューブの製造方法。
  12. 【請求項12】 管状編組体に樹脂を含浸させて樹脂層
    を形成させてなり、該樹脂層はその長手方向へ剛性が変
    化されている剛性傾斜トルクチューブを用いてなるカテ
    ーテル。
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