JP2005075363A - 段積み可能な搬送用ボックスパレット - Google Patents

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【課題】側パネルがメッシュパネルで構成された段積み可能な搬送用ボックスパレットの強度アップを図る。
【解決手段】矩形の底パネル1の周囲にゲートパネル2A、左右両サイドパネル2B,2C、及びバックパネル2Dが立設されると共に、底パネル1の平行両側辺の下側両端近傍に、段積み時に下側パレットの左右両サイドパネル2B,2Cの上辺端部近傍位置に嵌合する脚体6a〜7bを突設した段積み可能な搬送用ボックスパレットであって、段積み時に上側パレットの脚体6a〜7bを支持する左右両サイドパネル2B,2Cの少なくとも両端の脚体支持領域X1,X2内にある縦線材16の線径を、他のゲートパネル2A、及びバックパネル2Dの縦線材の線径よりも大きくした構成。
【選択図】図1

Description

本発明は、側パネルがメッシュパネルで構成された段積み可能な搬送用ボックスパレットに関するものである。
段積み可能な搬送用ボックスパレットとして、矩形の底パネルの周囲に側メッシュパネルが立設されると共に、底パネルの下側各角部に、段積み時に下側パレットの平行両側メッシュパネルの上辺に係合する脚体を突設した段積み可能な搬送用ボックスパレットが、例えば特許文献1などにより知られている。
特開2000−43867号公報
この種のボックスパレットにおける側メッシュパネルは、同一線径の縦線材(上下方向線材)と横線材(水平方向線材)を格子状に配置して各交点を溶接することにより構成したものであり、使用する線材の線径は、段積み時に上側パレットの脚体を支持する平行両側メッシュパネルが段積み時の垂直荷重に耐えることができる強度が得られるように決定されていたが、段積み時に上側パレットの脚体を支持する平行両側メッシュパネル以外の側パネル、即ち、背側のメッシュパネルや正面側のメッシュパネル(通常は開閉可能なゲートパネル)なども全て前記のように線径が決定された線材と同一線径の線材で構成されていたので、これら段積み時に上側パレットの脚体を支持しない側パネルは、過剰強度となっており、パレット全体のコストアップ及び重量アップの原因となっていた。
このような問題点を解消する一つの方法として、例えば特許文献1の図1に示されるように、段積み時に上側パレットの脚体を支持する平行両側メッシュパネルの両端近傍の脚体支持領域内にある縦線材の間隔を当該領域以外での縦線材の間隔よりも狭めて、当該脚体支持領域での垂直荷重に対する座屈強度を高めることが考えられたが、縦線材の使用本数が増加するために溶接箇所の数が増すだけでなく、自動溶接によりメッシュパネルを製造するときの線材位置決め装置の構成を変える必要があり、結果的に製造コストが大巾に増大することになっていた。
本発明は上記のような従来の問題点を解消し得る段積み可能な搬送用ボックスパレットを提供することを目的とするものであって、その手段を後述する実施形態の参照符号を付して示すと、矩形の底パネル1の周囲に側メッシュパネル(ゲートパネル2A、左右両サイドパネル2B,2C、及びバックパネル2D)が立設されると共に、底パネル1の下側各角部に、段積み時に下側パレットの平行両側メッシュパネル(左右両サイドパネル2B,2C)の上辺に係合する脚体6a〜7bを突設した段積み可能な搬送用ボックスパレットであって、側メッシュパネルの内、段積み時に上側パレットの脚体6a〜7bを支持する平行両側メッシュパネル(左右両サイドパネル2B,2C)の少なくとも両端の脚体支持領域X1,X2内にある縦線材16の線径を、他の側メッシュパネル(ゲートパネル2A、及びバックパネル2D)の縦線材12,25,26の線径よりも大きくした構成となっている。
上記構成の本発明を実施する場合、段積み時に上側パレットの脚体6a〜7bを支持する平行両側メッシュパネル(左右両サイドパネル2B,2C)を構成する全ての縦線材16の線径を他の側メッシュパネル(ゲートパネル2A、及びバックパネル2D)の縦線材12,25,26の線径よりも大きくすることができるが、コストアップや重量アップを最小限に抑えるためには、段積み時に上側パレットの脚体6a〜7bを支持する平行両側メッシュパネル(左右両サイドパネル2B,2C)の両端の脚体支持領域X1,X2内にある縦線材16のみ、その線径を、当該両脚体支持領域X1,X2の中間の領域X3にある縦線材16の線径よりも大きくするのが望ましい。
構成となっている。
又、段積み時に上側パレットの脚体6a〜7bを支持する平行両側メッシュパネル(左右両サイドパネル2B,2C)が上側パレットから受ける垂直荷重によって座屈変形しようとしたとき、ヒンジなど(ヒンジコイル19,20)を介して連結されている側メッシュパネル、即ち、段積み時に上側パレットの脚体6a〜7bを支持する平行両側メッシュパネル(左右両サイドパネル2B,2C)をつなぐ位置にある側メッシュパネル(バックパネル2D)には、その中間高さ領域部分X4が水平方向に圧縮又は引張作用を受けることになる。引張作用を受けるときは殆ど問題ないが、圧縮作用を受けるときは当該側メッシュパネル(バックパネル2D)が水平巾方向に座屈変形しようとする。従って、当該側メッシュパネル(バックパネル2D)の中間高さ領域X4内にある横線材13の密度を上下両端側領域X5,X6内にある横線材13の密度より高めるか又は、当該中間高さ領域X4内にある横線材13の線径を上下両端側領域X5,X6にある横線材13の線径より大きくして、水平方向圧縮荷重に対する強度を高めておくことが好ましい。
上記構成の本発明の段積み可能な搬送用ボックスパレットによれば、段積み時に上側パレットの脚体を支持する平行両側メッシュパネルの少なくとも両端の脚体支持領域内にある縦線材の線径を、他の側メッシュパネルの縦線材の線径よりも大きくするものであるから、当該脚体支持領域内にある縦線材の線径を、段積み時に上側パレットから受ける垂直荷重によって当該側メッシュパネルが座屈変形しない程度の太さとすることにより、段積み時に上側パレットから垂直荷重を実質的に受けない他の側メッシュパネルに関しては縦線材の線径を細くして、従来の荷重強度を解消することができる。しかも、脚体支持領域内にある縦線材の間隔を狭める方法と比較して、縦線材の本数の増加に伴う溶接工数の増大や、縦線材の並列方向の配置の変更に伴う自動溶接設備での縦線材位置決め手段の変更に起因する大幅なコストアップを伴うことがなく、安価に所期の目的を達成できる。
尚、請求項2に記載の構成によれば、線径を太くする縦線材の本数を必要最小限に抑えることができ、一層安価に実施できると共に、ボックスパレット全体の大幅な重量アップを抑制できる。
又、請求項3に記載の構成によれば、以上のようにして補強された左右両側メッシュパネルが異常過大な垂直荷重を受けて内側へ座屈変形しようとするようなとき、当該左右両側メッシュパネルをつなぐ位置にある側メッシュパネル、例えば実施形態でのバックパネル2D、の水平巾方向の座屈強度が高められた中間高さ領域が当該左右両側メッシュパネルの過大垂直荷重による内側への座屈変形を効果的に抑制することになり、一層頑丈で安全に使用できるボックスパレットを得ることができる。
以下に本発明の好適実施形態を添付図に基づいて説明すると、図1において、1は矩形の底パネルである。2A〜2Dは底パネル1の周囲に配置されて底パネル1上に荷収納空間を形成する側メッシュパネルであり、以下、正面の側メッシュパネル2Aを開閉自在なゲートパネル、左右両側の互いに平行な側メッシュパネル2B,2Cをサイドパネル、背面の側メッシュパネル2Dをバックパネルと称呼する。
底パネル1は、図1〜図5に示すように、左右両側辺に配置された上側開放の前後方向溝形材3a,3b、両溝形材3a,3bの両端近傍位置と中間2箇所の長さ方向4箇所を互いに連結する上側開放の左右方向溝形材4a〜4d、これら溝形材3a〜4dの上に載置固着された矩形のメッシュパネル材5、及び前後方向溝形材3a,3bとその両端近傍位置に配置された左右方向溝形材4a,4bとのT字状交差部の下側に固着された脚体6a,6b,7a,7bから構成されている。矩形のメッシュパネル材5は、適当間隔おきに互いに平行に配列された前後方向線材8と適当間隔おきに互いに平行に配列された左右方向線材9とをその交差部で互いに固着したものである。各脚体6a〜7bは、床置き時に着床する接地部10の外側で若干高い位置に、段積み時に下側パレットの左右両サイドパネル2B,2Cの上辺の前後両端近傍位置に嵌合する前後方向の凹溝部11を備えている。
バックパネル2Dは、図2及び図3に示すように、適当間隔おきに互いに平行に配列された縦線材12と適当間隔おきに互いに平行に配列された横線材13とをその交差部で互いに固着して成る矩形のメッシュパネル材14から構成され、その下端横線材13aと底パネル1のメッシュパネル材5における後端左右方向線材9aとを螺旋状のヒンジコイル15で結合することにより、底パネル1に対しヒンジコイル軸心15a(図1A参照)の周りに揺動自在に構成している。
左右両サイドパネル2B,2Cは、図1B、図2及び図4に示すように、適当間隔おきに互いに平行に配列された縦線材16と適当間隔おきに互いに平行に配列された横線材17とをその交差部で互いに固着して成る矩形のメッシュパネル材18から構成され、その後端縦線材16aとバックパネル2Dの左右両端縦線材12aとを螺旋状のヒンジコイル19,20で結合することにより、バックパネル2Dに対しヒンジコイル軸心19a,20a(図1A参照)の周りに揺動自在に構成している。又、この左右両サイドパネル2B,2Cの下側辺には、線材をU字形に曲げ加工した2つの位置決め用突出片21a,21bが両端寄り2箇所に下向きに固着突設され、更に左右両サイドパネル2B,2Cの前側辺には、線材をU字形に曲げ加工した4つのゲートパネル係止用突出片22a〜22dが前方向きに固着突設されている。
ゲートパネル2Aは、図1A及び図3に示すように、上側ゲート23と、下端部が内側へ直角に折曲された下側ゲート24とから成り、各ゲート23,24は、適当間隔おきに互いに平行に配列された縦線材25,26と適当間隔おきに互いに平行に配列された横線材27,28とをその交差部で互いに固着して成る矩形のメッシュパネル材29,30から構成され、上側ゲート23の下端横線材27aと下側ゲート24の上端横線材28aとを螺旋状のヒンジコイル31で結合することにより、下側ゲート24に対し上側ゲート23をヒンジコイル軸心31a(図1A参照)の周りに揺動自在に構成し、下側ゲート23の下端折曲部の先端横線材28bと底パネル1のメッシュパネル材5における前端から内側に入った位置にある左右方向線材9bとを螺旋状のヒンジコイル32で結合することにより、底パネル1に対し下側ゲート23をヒンジコイル軸心32a(図1A参照)の周りに揺動自在に構成している。又、図1A及び図6に示すように、上側ゲート23及び下側ゲート24それぞれの左右両側辺上端近傍位置の表面側には、左右横方向に出退自在な係止軸体33と当該軸体33の操作片34とを備えたゲートロック手段35a,35b及び36a,36bが設けられている。
上記構成のボックスパレットは、使用に際して図1Aに示すように組み立てられる。この組み立て方法を説明すると、バックパネル2Dに対して左右両サイドパネル2B,2Cをヒンジコイル軸心19a,20aの周りに直角前方向きに回転させると共に、当該バックパネル2Dを底パネル1に対してヒンジコイル軸心15aの周りに回転させて起立させることにより、左右両サイドパネル2B,2Cの下側辺から下向きに突出するそれぞれ2つの位置決め用突出片21a,21bを、底パネル1のメッシュパネル材5を貫通させて前後方向溝形材3a,3bに嵌合させ、左右両サイドパネル2B,2Cを底パネル1の左右両側辺に沿った位置に位置決めする。
係る状態でゲートパネル2Aの下側ゲート24を底パネル1に対してヒンジコイル軸心32aの周りに回転させて起立させる。而して、左右両サイドパネル2B,2Cの前側辺から前方向きに突出するそれぞれ4つのゲートパネル係止用突出片22a〜22dの内、下側上下2段のゲートパネル係止用突出片22c,22dがメッシュパネル材30の左右両側辺の網目を貫通して前方に突出することになるので、下側ゲート24の左右一対のゲートロック手段36a,36bの軸杆33をスライドさせて、メッシュパネル材30の網目から前方に貫通突出する上側のゲートパネル係止用突出片22cに当該軸杆33を挿通させ、下側ゲート24を起立姿勢にロックする。更に、ゲートパネル2Aの上側ゲート23を下側ゲート24に対してヒンジコイル軸心31aの周りに回転させて起立させる。而して、左右両サイドパネル2B,2Cの前側辺から前方向きに突出するそれぞれ4つのゲートパネル係止用突出片22a〜22dの内、上側上下2段のゲートパネル係止用突出片22a,22bがメッシュパネル材29の左右両側辺の網目を貫通して前方に突出することになるので、上側ゲート23の左右一対のゲートロック手段35a,35bの軸杆33をスライドさせて、メッシュパネル材29の網目から前方に貫通突出する上側のゲートパネル係止用突出片22aに当該軸杆33を挿通させ、上側ゲート23を起立姿勢にロックし、ゲートパネル2Aで左右両サイドパネル2B,2Cの前側辺間を閉塞する。
上記のように組み立てられたボックスパレットは、周囲がパネル2A〜2Dで囲まれた底パネル1上の荷収納空間内に荷を収納した状態で、搬送や保管に利用できるが、図1B及び図4にそれぞれ仮想線で示すように、上側パレットの各脚体6a〜7bを下側パレットの左右両サイドパネル2B,2Cの上側辺の前後両端近傍位置に、各脚体の凹溝部11を利用して嵌合させることにより、段積みすることができる。収納された荷を出し入れする際は、上記の組み立て時と逆の手順でゲートパネル2Aの上側ゲート23のみ、又は下側ゲート24を含むゲートパネル2A全体を前方下側に開動させることにより、荷の出し入れをパレットの正面側から行うことができる。
空のボックスパレットは、上記の組み立て時と逆の手順で偏平状に折り畳むことができる。即ち、ゲートパネル2Aが備える各ゲートロック手段35a〜36bの軸杆33を左右両サイドパネル2B,2C側のゲートパネル係止用突出片22a,22cから離脱させ、当該ゲートパネル2Aを一旦底パネル1に対して前方に開動倒伏させる。次に、バックパネル2Dを後方に開動させて、左右両サイドパネル2B,2Cの下側辺から突出する各位置決め用突出片21a,21bを底パネル1から上方に離脱させると共に、左右各サイドパネル2B,2Cをバックパネル2Dに対して外側後方へ回転させて、当該バックパネル2Dの外側に交互に重ねる。このバックパネル2Dとその外側に交互に重ねられた左右両サイドパネル2B,2Cとを一体にして底パネル1の上に重ねるように、バックパネル2Dを前方下方に回転させる。そして最後にゲートパネル2Aを底パネル1上に重ねるように回転させることにより、底パネル1上にバックパネル2D、左右各サイドパネル2B,2C、及びゲートパネル2Aが層状に重なった折り畳み状態とすることができる。
以上にように実施し且つ使用できるボックスパレットにおいて、本発明では、図1B及び図2に示すように、段積み時に上側パレットの脚体6a〜7bを支持する左右両サイドパネル2B,2Cのメッシュパネル材18における前後方向両端の脚体支持領域X1,X2内にある縦線材16のみ、その線径を、当該両脚体支持領域X1,X2の中間の領域X3にある縦線材16の線径よりも大きくして、左右各サイドパネル2B,2Cの両脚体支持領域X1,X2における垂直荷重に対する座屈強度(曲げ強度)を高めている。尚、左右両サイドパネル2B,2Cのメッシュパネル材18における縦線材16の間隔は、他のバックパネル2Dやゲートパネル2Aを構成するメッシュパネル材14,29,30における縦線材12,25,26の間隔と基本的に同一であり、例えば50mm間隔に統一することができる。勿論、図1B及び図2に示す左右両サイドパネル2B,2Cのメッシュパネル材18のように、メッシュパネル材の巾の関係で、部分的に縦線材間の間隔を縮小しなければならない場合もある。縦線材の線径に関して、具体的には、他のバックパネル2Dやゲートパネル2Aを構成するメッシュパネル材14,29,30の全ての線材12,13,25〜28と、左右両サイドパネル2B,2Cの横線材17及び両脚体支持領域X1,X2以外の中間領域X3にある縦線材16には、例えば4.8mm以下の同一線径の線材を使用し、左右両サイドパネル2B,2Cの両脚体支持領域X1,X2内にある縦線材16には、例えば6mm以上の線径の線材を使用することができる。
又、図2に示すように、この実施形態では、バックパネル2Dの中間高さ領域X4内にある横線材13の密度を上下両端側領域X5,X6内にある横線材13の密度より高めている。具体的には、バックパネル2Dの中間高さ領域X4内にある横線材13の間隔を上下両端側領域X5,X6内にある横線材13の間隔(例えば50mm)の半分にしている。勿論、後述する図7の実施形態のように、バックパネル2Dの中間高さ領域X4内にある横線材13それぞれを、縦線材12を前後両側から挟む2本一組で使用して、横線材13間の間隔を変えないで密度を倍に高めることもできる。更に、中間高さ領域X4内にある横線材13の線径を上下両端側領域X5,X6内にある横線材13の線径より大きくすることもできる。何れの方法においても、バックパネル2Dの水平巾方向(横線材13の長さ方向)の圧縮による座屈強度が、上下両端側領域X5,X6よりも中間高さ領域X4の方が高められていることになる。
上記実施形態で説明したボックスパレットのパネル構成は一例に過ぎず、これに限定されるものではない。例えば、側メッシュパネル(実施形態でのゲートパネル2A、左右両サイドパネル2B,2C、及びバックパネル2D)が底パネル1の上に重ねるように折り畳み可能に構成されたものを示したが、基本的には、側メッシュパネルが折り畳みできないボックスパレットであっても良いし、側メッシュパネルが底パネルに対して着脱できるタイプのボックスパレットであっても良い。又、底パネル1の上に折り畳み可能な側メッシュパネル(実施形態でのゲートパネル2A、左右両サイドパネル2B,2C、及びバックパネル2D)を備えたものであっても、その折り畳み方法は、上記実施形態のものに限定されない。底パネル1としてもメッシュパネル材5を敷設したものを示したが、プレートを張設したものなど、如何なる構成のものであっても良い。
又、側メッシュパネルの一つとして設けられているゲートパネル2Aはあってもなくても良いし、設けられる場合でも、その構成は、上記実施形態に示した上下2段形式のものに限定されず、1枚のパネルから成るものであっても良い。ゲートパネル2Aが使用されない場合、左右両サイドパネル2B,2Cの前側辺間に棒状体などを着脱自在に架設することができる。ゲートパネル2Aが使用される場合、図2に示すバックパネル2Dの構成に従って、その中間高さ領域内(図示の実施形態では、上側ゲート23の下端側領域と下側ゲート24の上端側領域)にある横線材27,28の密度又は線径を上下両端側領域(図示の実施形態では、上側ゲート23の上端側領域と下側ゲート24の下端側領域)内にある横線材27,28の密度又は線径より大きくすることもできる。
A図は本発明を適用できるボックスパレットの一例を示す斜視図であり、B図は本発明を適用したボックスパレットの底パネルとサイドパネルとを示す側面図である。 本発明を適用したボックスパレットの底パネル、バックパネル、及び片側のサイドパネルを分解状態で示す背面図である。 図1Aに示すボックスパレットの底パネル、バックパネル、及びゲートパネルを分解状態で示す側面図である。 図1Aに示すボックスパレットの底パネルと左右両サイドパネルとを示す正面図である。 図1Aに示すボックスパレットの底パネルを示す平面図である。 図1Aに示すボックスパレットのゲートロック手段の一つを示す正面図である。
符号の説明
1 底パネル
2A ゲートパネル(側メッシュパネル)
2B,2C サイドパネル(側メッシュパネル)
2D バックパネル(側メッシュパネル)
5、14、18,29,30 メッシュパネル材
6a〜7b 脚体
11 脚体の凹溝部
12,16,25,26 縦線材
13,17,27,28 横線材
15,19,20,31,32螺旋状のヒンジコイル
21a,21b 位置決め用突出片
22a〜22d ゲートパネル係止用突出片
23 上側ゲート
24 下側ゲート
35a〜36b ゲートロック手段

Claims (3)

  1. 矩形の底パネルの周囲に側メッシュパネルが立設されると共に、底パネルの下側各角部に、段積み時に下側パレットの平行両側メッシュパネルの上辺に係合する脚体を突設した段積み可能な搬送用ボックスパレットであって、側メッシュパネルの内、段積み時に上側パレットの脚体を支持する平行両側メッシュパネルの少なくとも両端の脚体支持領域内にある縦線材の線径を、他の側メッシュパネルの縦線材の線径よりも大きくしてある、段積み可能な搬送用ボックスパレット。
  2. 段積み時に上側パレットの脚体を支持する平行両側メッシュパネルの両端の脚体支持領域内にある縦線材のみ、その線径を、当該両脚体支持領域の中間の領域にある縦線材の線径よりも大きくしてある、請求項1に記載の段積み可能な搬送用ボックスパレット。
  3. 段積み時に上側パレットの脚体を支持する平行両側メッシュパネルをつなぐ位置にある側メッシュパネルは、その中間高さ領域内にある横線材の密度を上下両端側領域内にある横線材の密度より高めるか又は、当該中間高さ領域内にある横線材の線径を上下両端側領域にある横線材の線径より大きくしてある、請求項1又は2に記載の段積み可能な搬送用ボックスパレット。
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