JP4264716B2 - 段積み可能な搬送用ボックスパレット - Google Patents

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本発明は、側パネルが底パネル上に折り畳み可能で且つ段積み可能な搬送用ボックスパレットに関するものである。
この種のボックスパレットとして、矩形の底パネルの後側辺に当該底パネルの上に折り畳み可能なバックパネルが立設され、当該バックパネルの左右両側辺には、当該バックパネルに重ねるように折り畳み可能で且つ底パネルの左右両側辺に沿って配置される左右両サイドパネルが連結され、底パネルは、左右両側辺に沿って配置された上側開放の左右一対の前後方向溝形材と、両前後方向溝形材を互いに連結する左右方向部材と、これら溝形材及び部材の上に敷設されたメッシュパネル材とから成ると共に、前後方向溝形材の前後両端近傍位置の下側には段積み用脚体が突設され、左右両サイドパネルの下辺には、底パネルのメッシュパネル材を貫通して前後方向溝形材内に嵌入する位置決め用突出片が突設された段積み可能な搬送用ボックスパレットが、特許文献1によって知られている。
実開昭55−170291号公報
上記特許文献1に開示された従来のボックスパレットの構成では、左右両サイドパネルの下辺の位置決め用突出片が、同一側にある前後の脚体の中間位置に突設されているため、仮に特許文献1に記載のように、位置決め用突出片を底パネルの前後方向溝形材の底面で支持できるように構成しても、段積み時に左右両サイドパネルの上辺に係合する上段パレットの脚体から受ける荷重が、当該上段パレットの脚体の真下領域にある左右両サイドパネルの構成部材(例えば縦線材)を経由して当該左右両サイドパネルの構成部材(例えば縦線材)を支持する領域にある底パネルのメッシュパネル材に作用することになり、前記荷重で底パネルのメッシュパネル材が変形する恐れがあり、前記左右両サイドパネルの下辺の位置決め用突出片を、上段パレット側からの荷重を底パネルの前後方向溝形材に直接伝達させる手段として活用することができなかった。
本発明は上記のような従来の問題点を解消し得る段積み可能な搬送用ボックスパレットを提供することを目的とするものであって、その手段を後述する実施形態の参照符号を付して示すと、矩形の底パネル1の後側辺に当該底パネル1の上に折り畳み可能なバックパネル2Dが立設され、当該バックパネル2Dの左右両側辺には、当該バックパネル2Dに重ねるように折り畳み可能で且つ底パネル1の左右両側辺に沿って配置される左右両サイドパネル2B,2Cが連結され、底パネル1は、左右両側辺に沿って配置された上側開放の左右一対の前後方向溝形材3a,3bと、両前後方向溝形材3a,3bを互いに連結する左右方向部材(溝形材4a〜4d)と、これら溝形材3a,3b及び部材(溝形材4a〜4d)の上に敷設されたメッシュパネル材5とから成ると共に、前後方向溝形材3a,3bの前後両端近傍位置の下側には段積み用脚体6a〜7bが突設され、左右両サイドパネル2B,2Cの下辺には、底パネル1のメッシュパネル材5を貫通して前後方向溝形材3a,3b内に嵌入する位置決め用突出片21a,21bが突設された段積み可能な搬送用ボックスパレットにおいて、前記位置決め用突出片21a,21bが各脚体6a〜7bの真上位置で前後方向溝形材3a,3bの底面に当接する構成となっている。
上記構成の本発明を実施するについて、請求項2に記載のように、左右両サイドパネル2B,2Cの下辺には、前後の脚体6a,6b及び7a,7bの中間位置で底パネル1のメッシュパネル材5を貫通して前後方向溝形材3a,3b内に嵌入する中間位置決め用突出片21cを1つ又は複数設けることができる。
又、左右両サイドパネル2B,2Cが、縦線材16と横線材17とを格子状に配列してその両線材16,17の交差部を固着したメッシュパネル材18から構成されている場合、請求項3に記載のように、各脚体6a〜7bの真上に位置する前後2つの位置決め用突出片21a,21bをそれぞれ含む前後2つの領域X1,X2内の縦線材16は、残りの領域X3の縦線材16の間隔より狭い間隔で配列するか又は、残りの領域X3の縦線材16より太い線材で構成することができる。
上記構成の本発明に係る段積み可能な搬送用ボックスパレットによれば、脚体を利用してボックスパレットを段積みした場合、上段パレットの荷重が、当該上段パレットの各脚体の真下に上下方向に直列する部分、即ち、下段パレットの左右両サイドパネルの上段パレット脚体支持部分とその下端の各位置決め用突出片を経由して、下段パレット底パネルの前後方向溝形材の底面に伝達され、当該底パネルの前後方向溝形材の底面で受け止めさせることができる。従って、左右両サイドパネルの上段パレット脚体支持部分の下端から底パネルのメッシュパネル材で上段パレットの荷重を受け止めさせる場合のように、当該底パネルのメッシュパネル材を部分的に変形させてしまうことがなくなり、大荷重用のボックスパレットであっても安全に段積みさせることができ、耐久性も向上する。
尚、本発明の構成によれば、左右両サイドパネルの下辺から突設される前後一対の位置決め用突出片間の間隔が従来のものと比較して広がることになるが、請求項2に記載の構成によれば、底パネルのメッシュパネル材を貫通して前後方向溝形材内に嵌入する中間位置決め用突出片が存在することにより、左右両サイドパネルの巾方向中間部に作用する外力(収納する荷から作用する外向きの側圧、又はパレットの外側に当接する他物からの内向きの側圧)で当該左右両サイドパネルの巾方向中間部が内外方向に撓み変形するのを防止することができ、左右両サイドパネルの耐側圧強度を高めることができる。
又、請求項3に記載の構成によれば、段積み時に上段パレットの脚体からの荷重を左右両サイドパネルの下辺から突出する位置決め用突出片に伝えるサイドパネル部分、即ち、左右両サイドパネルの前後2つの上段パレット脚体支持部分の座屈強度が高められるので、段積み時の耐荷重性能を一層高めることができる。
以下に本発明の好適実施例を添付図に基づいて説明すると、図1において、1は矩形の底パネルである。2A〜2Dは底パネル1の周囲に配置されて底パネル1上に荷収納空間を形成する側パネルであり、以下、正面の側パネル2Aを開閉自在なゲートパネル、左右両側の互いに平行な側パネル2B,2Cをサイドパネル、背面の側パネル2Dをバックパネルと称呼する。
底パネル1は、図1〜図5に示すように、左右両側辺に配置された上側開放の前後方向溝形材3a,3b、両溝形材3a,3bの両端近傍位置と中間2箇所の長さ方向4箇所を互いに連結する上側開放の左右方向溝形材4a〜4d、これら溝形材3a〜4dの上に載置固着された矩形のメッシュパネル材5、及び前後方向溝形材3a,3bとその両端近傍位置に配置された左右方向溝形材4a,4bとのT字状交差部の下側に固着された脚体6a,6b,7a,7bから構成されている。矩形のメッシュパネル材5は、適当間隔おきに互いに平行に配列された前後方向線材8と適当間隔おきに互いに平行に配列された左右方向線材9とをその交差部で互いに固着したものである。各脚体6a〜7bは、床置き時に着床する接地部10の外側で若干高い位置に、段積み時に下側パレットの左右両サイドパネル2B,2Cの上辺の前後両端近傍位置に嵌合する前後方向の凹溝部11を備えている。
バックパネル2Dは、図2及び図3に示すように、適当間隔おきに互いに平行に配列された縦線材12と適当間隔おきに互いに平行に配列された横線材13とをその交差部で互いに固着して成る矩形のメッシュパネル材14から構成され、その下端横線材13aと底パネル1のメッシュパネル材5における後端左右方向線材9aとを螺旋状のヒンジコイル15で結合することにより、底パネル1に対しヒンジコイル軸心15a(図1A参照)の周りに揺動自在に構成している。
左右両サイドパネル2B,2Cは、図1B、図2及び図4に示すように、適当間隔おきに互いに平行に配列された縦線材16と適当間隔おきに互いに平行に配列された横線材17とをその交差部で互いに固着して成る矩形のメッシュパネル材18から構成され、その後端縦線材16aとバックパネル2Dの左右両端縦線材12aとを螺旋状のヒンジコイル19,20で結合することにより、バックパネル2Dに対しヒンジコイル軸心19a,20a(図1A参照)の周りに揺動自在に構成している。又、この左右両サイドパネル2B,2Cの下側辺には、線材をU字形に曲げ加工した3つの位置決め用突出片21a〜21cが両端寄り2箇所と中間1箇所に下向きに固着突設され、更に左右両サイドパネル2B,2Cの前側辺には、線材をU字形に曲げ加工した4つのゲートパネル係止用突出片22a〜22dが前方向きに固着突設されている。
ゲートパネル2Aは、図1A及び図3に示すように、上側ゲート23と、下端部が内側へ直角に折曲された下側ゲート24とから成り、各ゲート23,24は、適当間隔おきに互いに平行に配列された縦線材25,26と適当間隔おきに互いに平行に配列された横線材27,28とをその交差部で互いに固着して成る矩形のメッシュパネル材29,30から構成され、上側ゲート23の下端横線材27aと下側ゲート24の上端横線材28aとを螺旋状のヒンジコイル31で結合することにより、下側ゲート24に対し上側ゲート23をヒンジコイル軸心31a(図1A参照)の周りに揺動自在に構成し、下側ゲート23の下端折曲部の先端横線材28bと底パネル1のメッシュパネル材5における前端から内側に入った位置にある左右方向線材9bとを螺旋状のヒンジコイル32で結合することにより、底パネル1に対し下側ゲート23をヒンジコイル軸心32a(図1A参照)の周りに揺動自在に構成している。又、図1Aに示すように、上側ゲート23及び下側ゲート24それぞれの左右両側辺上端近傍位置の表面側には、従来周知のゲートロック手段35a,35b及び36a,36bが設けられている。
上記構成のボックスパレットは、使用に際して図1Aに示すように組み立てられる。この組み立て方法を説明すると、バックパネル2Dに対して左右両サイドパネル2B,2Cをヒンジコイル軸心19a,20aの周りに直角前方向きに回転させると共に、当該バックパネル2Dを底パネル1に対してヒンジコイル軸心15aの周りに回転させて起立させることにより、左右両サイドパネル2B,2Cの下側辺から下向きに突出するそれぞれ3つの位置決め用突出片21a〜21cを、底パネル1のメッシュパネル材5を貫通させて前後方向溝形材3a,3bに嵌合させ、左右両サイドパネル2B,2Cを底パネル1の左右両側辺に沿った位置に位置決めする。
このとき、前後両端の2つの位置決め用突出片21a,21bは、図1B及び図6に示すように、底パネル1の前後方向溝形材3a,3bの前後両端近傍下側に固着された前記脚体6a〜7bの真上位置において、当該前後方向溝形材3a,3bの底面に当接するように、位置決め用突出片21a,21bの位置及び下方への突出長さが設定されている。又、中間位置決め用突出片21cも、前後2つの脚体6a,6b間、及び脚体7a,7b間の中間位置において前後方向溝形材3a,3bの底面に当接するように構成されているが、この中間位置決め用突出片21cは、前後方向溝形材3a,3b内には嵌入するが、その底面には当接しないように短く構成しても良い。
係る状態でゲートパネル2Aの下側ゲート24を底パネル1に対してヒンジコイル軸心32aの周りに回転させて起立させる。而して、左右両サイドパネル2B,2Cの前側辺から前方向きに突出する下側上下2段のゲートパネル係止用突出片22c,22dがメッシュパネル材30の左右両側辺の網目を貫通して前方に突出することになるので、上側のゲートパネル係止用突出片22cを利用して下側ゲート24の左右一対のゲートロック手段36a,36bにより下側ゲート24を起立姿勢にロックする。更に、ゲートパネル2Aの上側ゲート23を下側ゲート24に対してヒンジコイル軸心31aの周りに回転させて起立させる。而して、左右両サイドパネル2B,2Cの前側辺から前方向きに突出する上側上下2段のゲートパネル係止用突出片22a,22bがメッシュパネル材29の左右両側辺の網目を貫通して前方に突出することになるので、上側のゲートパネル係止用突出片22aを利用して上側ゲート23の左右一対のゲートロック手段35a,35bにより上側ゲート23を起立姿勢にロックし、ゲートパネル2Aで左右両サイドパネル2B,2Cの前側辺間を閉塞する。
上記のように組み立てられたボックスパレットは、周囲がパネル2A〜2Dで囲まれた底パネル1上の荷収納空間内に荷を収納した状態で、搬送や保管に利用できるが、図1B及び図4にそれぞれ仮想線で示すように、上側パレットの各脚体6a〜7bを下側パレットの左右両サイドパネル2B,2Cの上側辺の前後両端近傍位置に、各脚体の凹溝部11を利用して嵌合させることにより、段積みすることができる。この段積み状態では、上段パレットの荷重は、上段パレットの各脚体6a〜7bより下段パレットの左右両サイドパネル2B,2C、及び各位置決め用突出片21a〜21cを経由して下段パレットにおける底パネル1の前後方向溝形材3a,3bの底面に伝達され、当該前後方向溝形材3a,3bの底面で受け止められることになる。
即ち、段積みされた上段パレットの各脚体6a〜7bから下向きに作用する荷重は、図1Bに示すように、左右両サイドパネル2B,2Cの上段パレット脚体支持領域X1,X2とその下端の位置決め用突出片21a,21bとを介して下段パレットにおける底パネル1の前後方向溝形材3a,3bの底面に、上から下へ直線的に伝えられることになる。従って、図1B及び図2に示すように、左右両サイドパネル2B,2Cの上段パレット脚体支持領域X1,X2内にある縦線材16の間隔を、残りの領域X3内にある縦線材16の間隔より狭める、例えば半分の間隔にして、当該上段パレット脚体支持領域X1,X2内にある縦線材16の本数を増大させることにより、上段パレットの脚体6a〜7bから受ける荷重により左右両サイドパネル2B,2Cが座屈変形する恐れを解消することができる。勿論、左右両サイドパネル2B,2Cの上段パレット脚体支持領域X1,X2内にある縦線材16の線径を、残りの領域X3内にある縦線材16の線径より太くしたり、当該上段パレット脚体支持領域X1,X2内の縦線材16を、横線材17を表裏両側から挟むように2本1組で配置するなどして、縦線材16の間隔を変えないで同様の効果を得ることもできる。
収納された荷を出し入れする際は、上記の組み立て時と逆の手順でゲートパネル2Aの上側ゲート23のみ、又は下側ゲート24を含むゲートパネル2A全体を前方下側に開動させることにより、荷の出し入れをパレットの正面側から行うことができる。
空のボックスパレットは、上記の組み立て時と逆の手順で偏平状に折り畳むことができる。即ち、ゲートパネル2Aが備える各ゲートロック手段35a〜36bによるゲートロック作用を解除し、ゲートパネル2Aを一旦底パネル1に対して前方に開動倒伏させる。次に、バックパネル2Dを後方に開動させて、左右両サイドパネル2B,2Cの下側辺から突出する各位置決め用突出片21a〜21cを底パネル1から上方に離脱させると共に、左右各サイドパネル2B,2Cをバックパネル2Dに対して外側後方へ回転させて、当該バックパネル2Dの外側に交互に重ねる。このバックパネル2Dとその外側に交互に重ねられた左右両サイドパネル2B,2Cとを一体にして底パネル1の上に重ねるように、バックパネル2Dを前方下方に回転させる。そして最後にゲートパネル2Aを底パネル1上に重ねるように回転させることにより、底パネル1上にバックパネル2D、左右各サイドパネル2B,2C、及びゲートパネル2Aが層状に重なった折り畳み状態とすることができる。
上記実施形態で説明したボックスパレットのパネル構成は一例に過ぎず、これに限定されるものではない。例えば、側パネル(実施形態でのゲートパネル2A、左右両サイドパネル2B,2C、及びバックパネル2D)が底パネル1の上に重ねるように折り畳み可能に構成されたものを示したが、基本的には、側パネルが折り畳みできないボックスパレットであっても良いし、側パネルが底パネルに対して着脱できるタイプのボックスパレットであっても良い。又、底パネル1の上に折り畳み可能な側パネル(実施形態でのゲートパネル2A、左右両サイドパネル2B,2C、及びバックパネル2D)を備えたものであっても、その折り畳み方法は、上記実施形態のものに限定されない。
又、側パネルの一つとして設けられているゲートパネル2Aはあってもなくても良いし、設けられる場合でも、その構成は、上記実施形態に示した上下2段形式のものに限定されず、1枚のパネルから成るものであっても良い。ゲートパネル2Aが使用されない場合、左右両サイドパネル2B,2Cの前側辺間に棒状体などを着脱自在に架設することができる。
A図はボックスパレット全体の斜視図であり、B図は片側のサイドパネルと底パネルとを示す側面図である。 片側のサイドパネル、バックパネル、及び底パネルを示す立面図である。 ゲートパネル、バックパネル、及び底パネルを示す側面図である。 左右両サイドパネルと底パネルとを示す正面図である。 底パネルを示す平面図である。 図4の要部拡大正面図である。
符号の説明
1 底パネル
2A ゲートパネル
2B,2C サイドパネル
2D バックパネル
3a,3b 前後方向溝形材
4a〜4d 左右方向溝形材
5,14,29,30 メッシュパネル材
6a〜7b 脚体
8 前後方向線材
9 左右方向線材
12,16,25,26 縦線材
13,17,27,28 横線材
15,19,20,31,32 螺旋状のヒンジコイル
21a〜21c 位置決め用突出片
23 上側ゲート(ゲートパネル)
24 下側ゲート(ゲートパネル)
35a〜36b ゲートロック手段

Claims (3)

  1. 矩形の底パネルの後側辺に当該底パネルの上に折り畳み可能なバックパネルが立設され、当該バックパネルの左右両側辺には、当該バックパネルに重ねるように折り畳み可能で且つ底パネルの左右両側辺に沿って配置される左右両サイドパネルが連結され、底パネルは、左右両側辺に沿って配置された上側開放の左右一対の前後方向溝形材と、両前後方向溝形材を互いに連結する左右方向部材と、これら溝形材及び部材の上に敷設されたメッシュパネル材とから成ると共に、前後方向溝形材の前後両端近傍位置の下側には段積み用脚体が突設され、左右両サイドパネルの下辺には、底パネルのメッシュパネル材を貫通して前後方向溝形材内に嵌入する位置決め用突出片が突設された段積み可能な搬送用ボックスパレットにおいて、前記位置決め用突出片が各脚体の上側真上位置で前後方向溝形材の底面に当接するように構成された、段積み可能な搬送用ボックスパレット。
  2. 左右両サイドパネルの下辺には、前後の脚体の中間位置で底パネルのメッシュパネル材を貫通して前後方向溝形材内に嵌入する中間位置決め用突出片が設けられている、請求項1に記載の段積み可能な搬送用ボックスパレット。
  3. 左右両サイドパネルは、縦線材と横線材とを格子状に配列してその両線材の交差部を固着したメッシュパネル材から構成され、各脚体の真上に位置する前後2つの位置決め用突出片をそれぞれ含む前後2つの領域内の縦線材は、残りの領域の縦線材の間隔より狭い間隔で配列するか又は、残りの領域の縦線材より太い線材で構成されている、請求項2に記載の段積み可能な搬送用ボックスパレット。
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