JP2008162694A - パレット - Google Patents
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Abstract
【課題】荷物が載置され、荷物を運搬・保管するために用いられるパレットにおいて、部品点数を少なくし組立て容易とする。
【解決手段】複数の角筒状部材4,5を側板が重なる様に並べて構成されるベース体2と、矩形板状のデッキ部61,81と、デッキ部61,81の対向する一対の側縁に折線を介して下垂する嵌合片65,66とで構成されるデッキ体3とを備え、ベース体2には、第1スリットS1が長手方向に間隔を存して2箇所に形成され、嵌合片65,66には、複数の第2スリットS2が下端から上方に向かって形成され、嵌合片65,66が第1スリットS1に挿嵌され、角筒状部材4,5の側板が第2スリットS2に挿嵌されることにより、ベース体2とデッキ体3とが嵌合され、各角筒状部材4,5は一枚の板材を折り曲げて形成されている。
【選択図】図1
【解決手段】複数の角筒状部材4,5を側板が重なる様に並べて構成されるベース体2と、矩形板状のデッキ部61,81と、デッキ部61,81の対向する一対の側縁に折線を介して下垂する嵌合片65,66とで構成されるデッキ体3とを備え、ベース体2には、第1スリットS1が長手方向に間隔を存して2箇所に形成され、嵌合片65,66には、複数の第2スリットS2が下端から上方に向かって形成され、嵌合片65,66が第1スリットS1に挿嵌され、角筒状部材4,5の側板が第2スリットS2に挿嵌されることにより、ベース体2とデッキ体3とが嵌合され、各角筒状部材4,5は一枚の板材を折り曲げて形成されている。
【選択図】図1
Description
本発明は、荷物を載置し、荷物を運搬・保管するために用いられるパレットに関する。
従来、この種のパレットとして、板材を折り曲げて構成されたベース体とデッキ体とからなるものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
ベース体は、複数の角筒状部材を短手方向に間隔を存して並べて構成される。角筒状部材は、長方形状の天板と天板の両長手側縁に折線を介して垂直に下垂する天側板とからなる上部樋状部材と、長方形状の底板と底板の両長手側縁に折線を介して起立する底側板とからなる下部樋状部材とからなり、上部樋状部材の天側板の外面が下部樋状部材の底側板の内面に重なる様にして上部樋状部材と下部樋状部材とを組合せることにより構成される。
上部樋状部材の両折線部分には、L字状のスリットが複数形成されている。又、下部樋状部材の底側板には、上部樋状部材のスリットが形成された位置に合せてスリットが上端から下方に向かって形成されている。
デッキ体は、複数の長方形状の板部材を短手方向に間隔を存して並べて構成される。各板部材の両長手側縁には、折線を介して下方に垂下する嵌合片が板部材の長手方向に間隔を存して3つ設けられている。又、各板部材の両長手側縁には、各嵌合片の間に位置させて、板部材に対して嵌合片を折線を介して折り曲げた際に、板部材の短手方向に張り出す2つの張出部が形成されている。
そして、ベース体とデッキ体とを、角筒状部材の長手方向と板部材の長手方向とが直交する様にベース体の上方からデッキ体を嵌合片がベース体を構成する上部樋状部材及び下部樋状部材に形成されたスリットに挿嵌される様に組合せ、パレットが形成される。
しかしながら、このような構成のパレットは、部品点数が多く組み立て作業が繁雑となるという問題がある。又、角筒状部材を構成する上部樋状部材と下部樋状部材とが長手方向に位置ずれし易く、上部樋状部材と下部樋状部材とがずれていると、上部樋状部材のL字状のスリットと、下部樋状部材の低側板に形成されたスリットとの位置もずれ、嵌合片をスリットに挿嵌できなくなる。このため、従来のパレットでは、上部樋状部材と下部樋状部材とがずれない様に注意して組み立てる必要があり、組立作業が困難であった。
実用新案登録第3043747号(第17頁、第22図、第24図)
本発明は、以上の点に鑑み、部品点数が少なく組立てが容易なパレットを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明においては、荷物が載置され、荷物を運搬・保管するために用いられるパレットを以下の如く改良している。
即ち、本発明のパレットは、長方形状の天板と長方形状の底板と一対の長方形状の側板とを長手側縁で連設して構成される角筒状部材を、側板が重なる様に複数並べて構成されるベース体と、矩形板状のデッキ部と、デッキ部の対向する一対の側縁に折線を介して下垂する嵌合片とで構成されるデッキ体とを備え、ベース体には、角筒状部材の短手方向に沿って各角筒状部材の天板及び側板の上端から下方に向かって切り欠かれた第1スリットが、デッキ部の嵌合片が設けられた両側縁間の長さの間隔を長手方向に存して2箇所に形成される。
そして、本発明のパレットは、嵌合片には、嵌合片を第1スリットに挿嵌した際に第1スリットの下方への延長線上に位置する側板の部分を受け入れるように位置させて複数の第2スリットが下端から上方に向かって形成され、デッキ体をベース体に対してデッキ部の嵌合片が連設された側縁が角筒状部材の長手方向と直交する様に位置させて、嵌合片が第1スリットに挿嵌され、側板が第2スリットに挿嵌されることにより、ベース体とデッキ体とが嵌合され、各角筒状部材は一枚の板材を折り曲げて形成されていることを特徴とする。
本発明によれば、各角筒状部材が一枚の板材を折り曲げて形成されているため、従来品と比較して、積載強度及び安定性を維持しつつ、部品点数を少なくすることができる。又、各角筒状部材が一枚の板材により形成されているため、従来品の様に角筒状部材を構成する一対の樋状部材がずれて、両樋状部材にぞれぞれ形成されたスリットの位置がずれることがない。これによりパレットの組立てが容易となる。
また、本発明においては、嵌合片を、デッキ部の嵌合片が連設された側縁の折線方向に間隔を存して両側縁に複数連設し、デッキ部の嵌合片が連設された各側縁に、各嵌合片の間に位置させて各嵌合片を折線を介して折り曲げた際にデッキ部の延長方向に張り出す張出部を形成し、嵌合片の下端縁に、折線を介して嵌合片に重ね合わせる様に折り曲げられる折曲片を夫々連設し、折曲片に、嵌合片と折曲片とを重ね合せた状態で嵌合片と折曲片とを第1スリットに挿嵌した際に第1スリットの下方への延長線上に位置する側板の部分を受け入れる様に位置させて複数の第2スリットを下端から上方に向かって形成し、各折曲片の上方側縁部に、各折曲片間を架橋する架橋部を形成することが好ましい。
本発明のパレットは、デッキ体の嵌合片がベース体の第1スリットに挿嵌される構成上、ベース体の端部がデッキ部から下垂する嵌合片の外方へ突出する。これにより、パレットの上面に段差が生じ、パレット上に荷物を積重ねた際に積重ねた荷物が不安定な状態となる虞がある。このため、このような部分にはデッキ部の端縁から張り出す張出部を形成し、パレットの安定性を向上させている。
また、パレットは荷物の積み降ろしや運搬をフォークリフトで行うことがあるため、フォークリフトのフォークを差し込める様に、パレットを構成する必要がある。本発明においては、ベース体が角筒状部材を短手方向に隣接させて構成されているため、この角筒状部材内にフォークを差し込むことが合理的である。このとき、ベース体に挿嵌される嵌合片がフォークを挿入を阻害しないように構成する必要がある。
そこで、デッキ部に張出部を形成し、嵌合片がフォークの角筒状部材内への侵入を阻害しない様にするために、嵌合片を折線方向に間隔を存して複数設け、各嵌合片間の隙間を角筒状部材内に位置させてフォークの角筒状部材内への侵入を阻害しない様にし、嵌合片間の隙間に位置させてデッキ部から張出部を形成する様に構成すれば、板材の面を有効活用して張出部と嵌合片とを形成すると共にフォークを挿入する空間を形成することができる。
但し、このような構成を採用すると、各嵌合片がデッキ部から折線を介して別個に遥動自在となるため、ベース体のスリットに各嵌合片を挿入する際には、各嵌合片を別個に把持してベース体のスリットに挿入する必要がある。このため、パレットの組立作業が困難となる。
この場合、本発明のパレットの様に、各嵌合片の下端縁に折曲片を連設し、折曲片の上方側縁部に各折曲片間を架橋する架橋部を形成すれば、1つの嵌合片とそれに重ね合わさる折曲片とを遥動させれば、他の嵌合片も架橋部を介して共に遥動するため、各嵌合片をベース体の第1スリットに挿嵌させる作業を容易に行うことができる。
また、角筒状部材の底板を、各側板の下端縁に夫々連設する一対の接地板と、各接地板の内方端から上方に起立する一対の起立板と、両起立板の上端を接続する接続板とで構成し、接続板は架橋部の下端縁に位置させることが好ましい。
角筒状部材内へフォークリフトのフォークを挿入しパレットを持ち上げると、フォークは架橋部のみに当接することとなり、角筒状部材自体には直接フォークによる持ち上げ力が伝達されない。このため、デッキ体の嵌合片とベース体の第1スリットとの嵌合力、及び角筒状部材の側板とデッキ体の第2スリットとの嵌合力が弱まっていると、角筒状部材が落下してしまう虞がある。従って、嵌合力が弱まっている場合には、新しいパレットを用意する必要がある。
この場合、上記の如く底板を、一対の接地板と、一対の起立板と、接続板とで構成すれば、フォークリフトのフォークでパレットを持ち上げても、フォークによる持上げ力は接続板を介して架橋部に伝達されることとなる。従って、上記ベース体とデッキ体との嵌合力が弱まっていても、角筒状部材が脱落してしまうことを防止することができる。
また、本発明のパレットにおいては、デッキ部は、複数の長方形状の板部材を短手方向に隣接させて構成され、デッキ部の両端側に位置する両板部材の外方の長手側縁に、嵌合片を連設し、各板部材間に位置する各板部材の長手側縁に、折線を介して下垂する下垂板を連設し、ベース体の各角筒状部材に、角筒状部材の短手方向に沿って各角筒状部材の天板及び側板の上端から下方に向かって第3スリットを隣接する板部材同士の下垂板を重ね合わせた状態で挿嵌されるように位置させて形成し、各下垂板に、隣接する下垂板同士を重ね合わせた状態で第3スリットに挿嵌した際に第3スリットの下方への延長線上に位置する角筒状部材の側板の部分を受け入れる様に位置させて第4スリットを下端から上方に向かって形成し、各下垂板に、角筒状部材内に位置させて上方部に間隔を存して切り欠かれた複数の第1切欠部を形成することが好ましい。
本発明によれば、板部材同士が隙間なく隣接しているため、板部材間に張出部を形成する必要がなく、パレットの上面の段差を少なくして載置される荷物の安定性を向上させることができる。又、板部材間に張出部を必要としないため、下垂板はフォークリフトのフォークを挿入させるための第1切欠部を下端から上方に向かって切り欠けばよい。このため、下垂板が1枚の連続した板となり、従来品の様に板部材間に位置する複数の嵌合片を夫々別個に把持してベース体のスリットに挿入する必要がない。従って、パレットの組立てが従来品と比較してより容易となる。
また、本発明のパレットにおいては、板部材の下垂板の下端縁に、折線を介して下垂板に折り重ねられる第1折重板を連設し、第1折重板の上端縁に、折線を介して第1折重板に折り重ねられる第2折重板を連設し、第1折重板に、第1折重板を下垂板に折り重ねた際に、下垂板に設けられた第1切欠部と重なる位置に第2切欠部を形成し、第2折重板に、第2折重板を第1折重板に折り重ねた際に、第2切欠部と重なる位置に第3切欠部を形成し、第1折重板及び第2折重板に、下垂板に第1折重板を折り重ね、第1折重板に第2折重板を折り重ねた状態で、下垂板と第1折重板と第2折重板とを第3スリットに挿嵌した際に、第3スリットの下方への延長線上に位置する角筒状部材の側板の部分を受け入れる様に位置させて第4スリットを下端から上方に向かって形成することが好ましい。
また、本発明のパレットにおいては、角筒状部材は、長方形状の底板と、底板の両長手側縁に折線を介して起立する側板と、一方の側板の上端縁から折線を介して側板と重ね合わさる様に折り返される第1折返板と、第1折返板の下端縁から折線を介して第1折返板と重ね合わさる様に折り返される第2折返板とを備える折返板部と、折返板部に折線を介して連設し、折返板部の上端縁側から折線を介して底板と平行に折り曲げられた長方形状の天板と、他方の側板側の天板の長手側縁から下方に下垂し、他方の側板と重ね合わされる重合板とを備え、折返板部と重合板とに、少なくとも上端から下方に向かって、第1スリットをデッキ部の嵌合片が設けられた両側縁間の長さの間隔を長手方向に存して2箇所に形成することが好ましい。
また、本発明のパレットにおいては、角筒状部材は、長方形状の底板と、底板の両長手側縁に折線を介して起立する側板と、一方の側板の上端縁と直接又は間接的に連設し、一方の側板の上端縁側から底板と平行に折り曲げられた長方形状の天板と、他方の側板側の前記天板の長手側縁から下方に下垂し、他方の側板と重ね合わされる重合板と、他方の側板の上端縁又は重合板の下端縁から折線を介して、重合板又は他方の側板と重ね合わさる様に折り曲げられた補強板とを備え、重合板と補強板とに、少なくとも上端から下方に向かって、第1スリットをデッキ部の嵌合片が設けられた両側縁間の長さの間隔を長手方向に存して2箇所に形成することが好ましい。
かかる構成によれば、デッキ部を支える板として、第1折重板、第2折重板、第1折返板、第2折返板、補強板が増加されるため、パレットの荷物を積載する強度(積載強度)をより向上させることができる。
また、本発明のパレットにおいては、各角筒状部材の側板に、下端縁から上方に向かってフォークリフトのフォークを挿入自在に切り欠かれた切欠孔が形成され、ベース体の外方に位置する側の側板の切欠孔の上縁には、折線を介して内方に折れ曲がり先端が他方の側板に係止される横断板が設けられ、底板は、長手方向に間隔を存して複数分割して設けられると共に、底板間の間隔は切欠孔に対応するように構成することが好ましい。
パレットに載置された荷物は、荷崩れを防止すべく結束バンドによりパレットと共に結束される。このとき、結束バンドが角筒状部材の側板の下縁と底板の側縁とが連結する角部に接触することとなるため、側板または底板が時間と共に変形し結束バンドが緩んでしまうことも考えられる。
そこで、本発明では、上記の如く、底板を長手方向に間隔を存して複数分割して設けることにより、結束バンドを底板間に巻き付けて、結束バンドが底板と接触せずに巻き付けられるようにしている。これにより、底板の強度を向上させることなく、結束バンドによる底板の変形を防止することができる。
また、側板が結束バンドにより締め付けられると、側板には上端縁を支点として内側に倒れようとする力が加わる。本発明では、上記の如く構成することにより、側板に加わる力は、側板の下端縁から上方に切り欠かれた切欠孔の上端縁となる。このため、側板の下端縁に結束バンドの締付力が加わる場合と比較して、側板が結束バンドの締付けにより変形することを抑制することができる。
また、ベース体の外方に位置する側の側板の切欠孔の上縁には、先端が他方の側板に係止される横断板が設けられているため、結束バンドが接触する外方側の側板の強度を向上させ結束バンドによる側板の変形を防止することができる。
本発明のパレットの第1実施形態を図1から図12を参照して説明する。図1に示す第1実施形態のパレット1は段ボールを折り曲げて構成される。図2はパレット1を裏返した状態を示すものである。尚、本発明のパレットは、段ボールに限られず、板材で折り曲げることができる様に構成されたものであれば他のものであってもよい。例えば、合成樹脂製の板材であってもよい。第1実施形態のパレット1は、図3に分解して示すように、ベース体2とデッキ体3とで構成される。
まず、ベース体2について説明する。ベース体2は、天板と底板と一対の側板とを備える角筒状部材を側板が重なる様に5つ並べて構成される。中央部分に位置する3つの角筒状部材4は短手方向の幅が広く形成されており、両端に位置する2つの角筒状部材5は短手方向の幅が狭く形成されている。このように、両端に幅が狭い角筒状部材5を配置することによりパレット1の両端の強度を向上させることができる。
各角筒状部材4,5は1枚の段ボール板で構成されている。図4に角筒状部材4の展開図を示す。図4に示すように、角筒状部材4は略長方形状の底板41を備える。底板41には、長手方向に間隔を存して2つの略矩形状の孔部41aが形成されている。底板41の両長手側縁には、折線L41を介して一対の側板42,43が連設されている。両側板42,43には、内方の長手側縁から幅方向外方に向かって略長方形状の切欠孔42a,43aが、長手方向に間隔を存して2つ形成されている。又、側板42,43には、外方の長手側縁から底板41側の内方に向かって4つのスリット42b,42c,43b,43cが長手方向に略等間隔で形成されている。4つのスリット42b,42c,43b,43cのうち、長手方向の中央側に位置するスリット42c,43cは、長手方向の外側に位置するスリット42b,43bよりも幅が広く形成されている。
側板42の外方の長手側縁には、側板42と略同一幅の第1折返板44が折線L42を介して連設されている。折線L42は底板41の長手方向の両端部にのみ設けられ、他の部分の同一直線上には切込線Aが形成されている。第1折返板44には、折線L42を介して側板42に重なる様に第1折返板44を折り返した際に、切欠孔42a及びスリット42b,42cと重なる位置に、切欠孔44a及びスリット44b,44cが形成されている。
第1折返板44の外方の長手側縁には、第1折返板44と同一幅の第2折返板45が折線L43を介して連設されている。第2折返板45には、折線L43を介して第1折返板44に重なる様に第2折返板45を折り返した際に、切欠孔44a及びスリット44b,44cと重なる位置に、切欠孔45a及びスリット45b,45cが形成されている。
第2折返板45の外方の長手側縁には、底板41と略同一形状の天板46が折線L44を介して連設されている。天板46には、その短手方向に沿ってスリット45b,45cを延長する様に横断する4つのスリット46b、46cが形成されている。
天板46の外方の長手側縁には、第2折返板45と同一幅の重合板47が折線L45を介して連設されている。重合板47には、第2折返板45に形成された切欠孔45a及びスリット45b,45cと左右対称となる位置に切欠孔47a及びスリット47b,47cが形成されている。
側板43の外方の長手側縁には、側板43と略同一幅の補強板48が折線L46を介して連設されている。補強板48には、折線L46を介して側板43に重なる様に補強板48を折り返した際に、切欠孔43a及びスリット43b,43cと重なる位置に、切欠孔48a及びスリット48b,48cが形成されている。
角筒状部材4を組み立てる際には、まず、側板42を、折線L41を介して底板41に対して垂直に起立させる。次いで、第1折返板44を、折線L42を介して側板42の内側に重なる様に折り返す。次いで、第2折返板45を、折線L43を介して第1折返板44の内側に重なる様に折り返す。次いで、天板46を、折線L44を介して底板41と平行となる様に第2折返板45に対して直角に内方へ折り曲げる。
次いで、重合板47を、折線L45を介して天板46に対して下垂するように折り曲げる。次いで、側板43を、折線L41を介して底板41に対して垂直に起立させ、重合板47の外側に重ね合わせる。次いで、補強板48を、折線L46を介して側板43の外側に重ね合わせる様に折り返す。この様にして、図5に示す如く、角筒状部材4が組み立てられる。図6は、角筒状部材4を裏返した状態を示すものである。第1実施形態においては、折返板44,45が角筒状部材4の折返板部に該当する。尚、折返板部は、第2折返板45に更に第3,第4の折返板を折線を介して連設し蛇腹状としてもよい。
次に、角筒状部材5について説明する。図7は、角筒状部材5の展開図を示すものである。角筒状部材5は、角筒状部材4と比較して、底板51と天板56との幅が狭く、又底板51に孔部が形成されていない点を除いて、角筒状部材4と全く同一であり、角筒状部材4と同様に組み立てることができる。
図7に示すように、角筒状部材5は略長方形状の底板51を備える。底板41の両長手側縁には、折線L51を介して一対の側板52,53が連設されている。両側板52,53には、内方の長手側縁から幅方向外方に向かって略長方形状の切欠孔52a,53aが、長手方向に間隔を存して2つ形成されている。又、側板52,53には、外方の長手側縁から底板51側の内方に向かって4つのスリット52b,52c,53b,53cが長手方向に略等間隔で形成されている。4つのスリット52b,52c,53b,53cのうち、長手方向の中央側に位置するスリット52c,53cは、長手方向の外側に位置するスリット52b,53bよりも幅が広く形成されている。
側板52の外方の長手側縁には、側板52と略同一幅の第1折返板54が折線L52を介して連設されている。折線L52は底板51の長手方向の両端部にのみ設けられ、他の部分の同一直線上には切込線Bが形成されている。第1折返板54には、折線L52を介して側板52に重なる様に第1折返板54を折り返した際に、切欠孔52a及びスリット52b,52cと重なる位置に、切欠孔54a及びスリット54b,54cが形成されている。
第1折返板54の外方の長手側縁には、第1折返板54と同一幅の第2折返板55が折線L53を介して連設されている。第2折返板55には、折線L53を介して第1折返板54に重なる様に第2折返板55を折り返した際に、切欠孔54a及びスリット54b,54cと重なる位置に、切欠孔55a及びスリット55b,55cが形成されている。
第2折返板55の外方の長手側縁には、底板51と略同一形状の天板56が折線L54を介して連設されている。天板56には、その短手方向に沿ってスリット55b,55cを延長する様に横断する4つのスリット56b、56cが形成されている。
天板56の外方の長手側縁には、第2折返板55と同一幅の重合板57が折線L55を介して連設されている。重合板57には、第2折返板55に形成された切欠孔55a及びスリット55b,55cと左右対称となる位置に切欠孔57a及びスリット57b,57cが形成されている。
側板53の外方の長手側縁には、側板53と略同一幅の補強板58が折線L56を介して連設されている。補強板58には、折線L56を介して側板53に重なる様に補強板58を折り返した際に、切欠孔53a及びスリット53b,53cと重なる位置に、切欠孔58a及びスリット58b,58cが形成されている。
角筒状部材5を組み立てる際には、まず、側板52を、折線L51を介して底板51に対して垂直に起立させる。次いで、第1折返板54を、折線L52を介して側板52の内側に重なる様に折り返す。次いで、第2折返板55を、折線L53を介して第1折返板54の内側に重なる様に折り返す。次いで、天板56を、折線L54を介して底板51と平行となる様に第2折返板55に対して直角に内方へ折り曲げる。
次いで、重合板57を、折線L55を介して天板56に対して下垂するように折り曲げる。次いで、側板53を、折線L51を介して底板51に対して垂直に起立させ、重合板57の外側に重ね合わせる。次いで、補強板58を、折線L56を介して側板53の外側に重ね合わせる様に折り返す。この様にして、図8に示す如く、角筒状部材5が組み立てられる。第1実施形態においては、折返板54,55が角筒状部材5の折返板部に該当する。尚、折返板部は、第2折返板55に更に第3,第4の折返板を折線を介して連設し蛇腹状としてもよい。
以上の様にして構成される角筒状部材5の補強板58に角筒状部材4の側板42を重ね合せ、角筒状部材4の補強板48に2つめの角筒状部材4の側板42を重ね合せ、2つめの角筒状部材4の補強板48に3つめの角筒状部材4の側板42を重ね合せ、3つめの角筒状部材4の補強板48に2つめの角筒状部材5の側板52を重ね合わせることにより、図3に示す、ベース体が構成される。
このとき、スリット42b,43b,44b,45b,46b,47b,48b,52b,53b,54b,55b,56b,57b,58bにより第1実施形態のベース体2の第1スリットS1が構成される。又、スリット42c,43c,44c,45c,46c,47c,48c,52c,53c,54c,55c,56c,57c,58cにより第1実施形態のベース体2の第3スリットS3が構成される。
次に、デッキ体3について説明する。図3に示すように、デッキ体3は2種類のデッキ部材6,8を組み合わせて構成される。図9に、デッキ部材6の展開図を示す。図9に示す様に、デッキ部材6は、長方形の板部材61を備える。
板部材61の一方の長手側縁には、折線L61を介して下垂板62が連設されている。下垂板62には、外方の長手側縁から板部材61側の内方に向かって切り欠かれた略長方形状の切欠部62aが、長手方向に間隔を存して2つ形成されている。又、下垂板62には、外方の長手側縁から板部材61側の内方に向かって6つのスリット62b,62cが長手方向に間隔を存して形成されている。
6つのスリット62b,62cのうち、長手方向の外側に位置する2つのスリット62bは、長手方向の内側に位置する4つのスリット62cと比較して、幅が狭く形成されている。又、4つのスリット62cは、角筒状部材4の天板46の短手方向の長さと略同一の間隔を存して形成されている。又、2つのスリット62bは、4つのスリット62cのうちの長手方向外側に位置するスリット62cから、角筒状部材5の天板56の短手方向の長さと略同一の長さの間隔を存した位置に夫々形成されている。
下垂板62の外方の長手側縁には、下垂板62と略同一幅の第1折重板63が折線L62を介して連設されている。第1折重板63には、折線L62を介して第1折重板63を下垂板62に折り重ねた際に、切欠部62a及びスリット62b,62cと重なる位置に、切欠部63a及びスリット63b,63cが形成されている。第1折重板63の外方の長手側縁には、第1折重板63と同一幅の第2折重板64が折線L63を介して連設されている。第2折重板64には、折線L63を介して第2折重板64を第1折重板63に折り重ねた際に、切欠部63a及びスリット63b,63cと重なる位置に、切欠部64a及びスリット64b,64cが形成されている。
板部材61の他方の長手側縁には、折線L64を介して3つの嵌合片65,66が、下垂板62の切欠部62aを板部材61の短手方向に延長させた位置に間隔を存する様に連設されている。3つの嵌合片65,66のうち外側に位置する2つの嵌合片65は、中央に位置する嵌合片66よりも板部材61の長手方向の長さが短く形成されている。又、両嵌合片65には、下垂板62のスリット62b,62cと左右対称となる位置に、スリット65b,65cが形成されている。又、嵌合片66には、下垂板62のスリット62cと左右対称となる位置に、スリット66cが形成されている。
板部材61と嵌合片66との間の折線L64は、板部材61の長手方向の中央部で間隔を存する様に途切れている。そして、折線L64の間隔を存して途切れた部分を連結する様に、コ字状の切込線Cが形成されている。又、板部材61の他方の長手側縁には、3つの嵌合片65,66の間の隙間に位置させて、短手方向外方に張り出す張出部61aが2つ連設されている。
3つの嵌合片65,66の板部材61の短手方向外方の側縁には、嵌合片65,66と略同一幅の第1折曲片67,68が折線L65を介して夫々連設されている。各第1折曲片67,68には、折線L65を介して嵌合片65,66と重なる様に折り曲げた際にスリット65b,65c,66cと重なる位置にスリット67b,67c,68cが形成されている。各第1折曲片67,68の板部材61の短手方向外方側には、隣接する第1折曲片67,68同士を架橋する架橋部69が形成されている。
第1折曲片67,68及び架橋部69の板部材61の短手方向外方の側縁には、第1折曲片67,68及び架橋部69と同一幅の第2折曲片70,71及び架橋部72が折線L66を介して連設されている。第2折曲片70,71は折線L66を介して第1折曲片67,68と重なる様に折り曲げた際にスリット67b,67c,68cと重なる位置にスリット70b,70c,71cが夫々形成されている。即ち、第1折曲片67,68及び架橋部69と、第2折曲片70,71及び架橋部72とは、左右対称の形状となっている。
デッキ部材6を組み立てるには、まず、板部材61から折線L61を介して下垂板62を下方へ垂直に折り曲げる。次いで、第1折重板63を折線L62を介して下垂板62の内側に折り重ねる。次いで、第2折重板64を折線L63を介して第1折重板63の内側に折り重ねる。
次いで、板部材61から折線L64を介して3つの嵌合片65,66を下方へ垂直に折り曲げる。嵌合片66を折線L64を介して折り曲げると、切込線Cにより張出部61bが板部材61の延長方向に張り出す。次いで、第1折曲片67,68を嵌合片65,66の内側に重なる様に折線L65を介して折り曲げる。次いで、第2折曲片70,71及び架橋部72を第1折曲片67,68及び架橋部69の内側に重なる様に折線L66を介して折り曲げる。このようにして、図10に示すデッキ部材6が組み立てられる。
次いで、デッキ部材8について説明する。図11はデッキ部材8の展開図、図12はデッキ部材8の組立て完成図である。図11に示すように、デッキ部材8は、デッキ部材6と比較すると、嵌合片、及び張出部、第1折曲片、架橋部、第2折曲片を有しない点を除いて同一の構成である。又、デッキ部材8は、左右対称の形状となっており、組立て方法も、デッキ部材6の下垂板62、及び第1折重板63、第2折重板64の折り曲げ方法と同一である。
図11に示す様に、デッキ部材8は、長方形の板部材81を備える。
板部材81の両長手側縁には、折線L81を介して一対の下垂板82が連設されている。両下垂板82には、外方の長手側縁から板部材81側の内方に向かって切り欠かれた略長方形状の切欠部82aが、長手方向に間隔を存して2つ形成されている。又、両下垂板82には、外方の長手側縁から板部材81側の内方に向かって6つのスリット82b,82cが長手方向に間隔を存して形成されている。
6つのスリット82b,82cのうち、長手方向の外側に位置する2つのスリット82bは、長手方向の内側に位置する4つのスリット82cと比較して、幅が狭く形成されている。又、4つのスリット82cは、角筒状部材4の天板46の短手方向の長さと略同一の間隔を存して形成されている。又、2つのスリット82bは、4つのスリット82cのうちの長手方向外側に位置するスリット82cから、角筒状部材5の天板56の短手方向の長さと略同一の長さの間隔を存した位置に夫々形成されている。
両下垂板82の外方の長手側縁には、下垂板82と略同一幅の第1折重板83が折線L82を介して連設されている。両第1折重板83には、折線L82を介して第1折重板83を下垂板82に折り重ねた際に、切欠部82a及びスリット82b,82cと重なる位置に、切欠部83a及びスリット83b,83cが形成されている。両第1折重板83の外方の長手側縁には、第1折重板83と同一幅の第2折重板84が折線L83を介して連設されている。両第2折重板84には、折線L83を介して第2折重板84を第1折重板83に折り重ねた際に、切欠部83a及びスリット83b,83cと重なる位置に、切欠部84a及びスリット84b,84cが形成されている。
デッキ部材8を組み立てるには、まず、板部材81から折線L81を介して両下垂板82を下方へ垂直に折り曲げる。次いで、両第1折重板83を折線L82を介して下垂板82の内側に折り重ねる。次いで、両第2折重板84を折線L83を介して第1折重板83の内側に折り重ねる。このようにして、図12に示すデッキ部材8が組み立てられる。
この様にして構成される1つのデッキ部材8を、デッキ部材8の下垂板82にデッキ部材6の下垂板62が重なる様に2つのデッキ部材6で挟むことにより、図3に示すデッキ体3が構成される。第1実施形態においては、スリット65b,67b,70b、スリット65c,67c,70c、スリット66c、68c、71cにより第2スリットS2が構成される。また、第1実施形態においては、スリット62b,63b,64b,82b,83b,84b、スリット62c,63c,64c,82c,83c,84cにより第4スリットS4が構成される。
次に、ベース体2とデッキ体3との嵌合方法について説明する。まず、図3に示すように、ベース体2の角筒状部材4,5の長手方向と、デッキ部材6,8の長手方向とが直交する様に、デッキ体3をベース体2の上方に配置する。次いで、嵌合片65,66、第1折曲片67,68、第2折曲片70,71(以下、嵌合片65,66等という)を重ね合わせた状態で第1スリットS1に挿嵌する。
そして、各第2スリットS2に、角筒部材4,5の側板42,43,52,53、第1折返板44,54、第2折返板45,55、重合板47,57、補強板48,58(以下、側板42,43,52,53等という)が重ね合わさるものごとに夫々挟まれる様に挿嵌される。
このとき、嵌合片65,66には、第1折曲片67,68、及び架橋部69、第2折曲片70,71、架橋部72が連設されているため、一方の嵌合片65、一方の第1折曲片67、一方の第2折曲片70を重ね合わせた状態で把持することにより、各嵌合片65,66、第1折曲片67,68、第2折曲片70,71が架橋部69,72を介して一体となって遥動することができる。このため、従来品の様に3つの嵌合片を夫々把持して押さえることなく、嵌合片65,66を第1スリットに挿嵌することができるため、挿嵌作業は容易である。
そして、嵌合片65,66等を第1スリットに挿嵌すると同時に、下垂板62,82、第1折重板63,83、第2折重板64,84を重ね合わせた状態で第3スリットS3に挿嵌する。そして、第4スリットS4に、角筒部材4,5の側板42,43,52,53等が重ね合わさるものごとに夫々挟まれる様に挿嵌される。このようにして、図1に示す第1実施形態のパレット1が組み立てられる。
次に、第1実施形態のパレット1の使用例について説明する。第1実施形態のパレット1には、3つの板部材61,81で構成されるデッキ部の上に、複数の荷物が積重ねられた状態で載置される。そして、パレット1は荷物と共に倉庫等で保管される。貨物自動車等で運搬する際には、フォークリフトのフォークを3つの角筒状部材4のうちの外側の2つに角筒状部材4の長手方向に差し込み、パレット1ごと荷物を持ち上げて倉庫から出し、貨物自動車等の荷台に積み込んで運搬する。
第1実施形態のパレット1は、各嵌合片65,66、各折曲片67,68,70,71の板部材61の長手方向の間に形成される2つの隙間が、3つの角筒状部材4のうちの外側の2つの内部に位置するように構成されている。又、架橋部69,72が折曲片67,68,70,71の上端縁側に設けられている。又、下垂板62,82、折重板63,64,83,84に形成された切欠部62a,63a,64a,82a,83a,84aが外側の2つの角筒状部材4の内部に位置する様に構成されている。このため、外側の2つの角筒状部材4の内部にフォークリフトのフォークを挿入するに際し、嵌合片65,66、折曲片68,70、下垂板62,82、折重板63,64,83,84が邪魔とならない。又、角筒状部材4,5には、切欠孔42a,43a,44a,45a,47a,48a,52a,53a,54a,55a,57a,58aが形成されているため、角筒状部材4,5の短手方向からフォークを挿入することも可能である。
第1実施形態のパレット1によれば、各角筒状部材4,5が一枚の段ボール板を折り曲げて形成されているため、従来品のように角筒状部材を上部樋状部材と下部樋状部材とで構成するものと比較して、従来品と同等の積載強度及び安定性を維持しつつ、部品点数を少なくすることができる。又、各角筒状部材4,5が一枚の板材により形成されているため、従来品の様に角筒状部材を構成する上部樋状部材と下部樋状部材との位置がずれて、上部樋状部材に形成されたスリットと、下部樋状部材に形成されたスリットとの位置がずれ、角筒状部材のスリットに嵌合片が挿嵌できなくなることを回避することができる。これによりパレット1の組立てが容易となる。
また、第1実施形態のパレット1によれば、デッキ部を構成する3つの板部材61,81が隙間なく隣接しているため、従来品の様に板部材間に張出部を形成ことなく、パレット1の上面の段差を少なくし、荷物を載置した際の安定性を向上させることができる。
また、板部材61,81の間に張出部を必要としないため、フォークリフトのフォークを角筒状部材4内に挿入させるために下垂板62,82に形成される切欠部62aは、下垂板62,82の下端から上方に向かって切り欠かれる様に形成すればよい。即ち、切欠部62a、82aの上方には下垂板62,82の上端部が存在する。このため、下垂板62,82が1枚の連続した板となり、従来品の様に板部材間に位置する複数の嵌合片を夫々別個に把持してベース体のスリットに挿入する必要がない。従って、パレット1の組立てが従来品と比較してより容易となる。
また、第1実施形態のパレット1においては、側板42,43,52,53、下垂板62,82、嵌合片65,66の他に、折重板63,64,83,84、折返板44,45,54,55、補強板48,58で、3つの板部材61,81で構成されるデッキ部を支えるため、パレット1の積載強度をより向上させることができる。
また、第1実施形態のパレット1の底板41には、角筒状部材4の内部を開放するように切り欠かれた孔部41aが形成されているため、フォーク下側に昇降自在なタイヤを備えるフォークリフトであっても、この孔部41aからフォークのタイヤを露出させ、パレット1を運搬することができる。
なお、第1実施形態のパレット1においては、折曲片としての第1折曲片67,68及び第2折曲片70,71を、第1折曲片67,68では架橋部69により、第2折曲片70,71では架橋部72により架橋しているが、本発明のパレットはこのような構成に限られない。例えば、架橋部69を設けず、第2折曲片70,71を架橋する架橋部72のみを備える構成としても本発明の「1つの嵌合片とそれに重ね合わさる折曲片とを遥動させれば、他の嵌合片も架橋部を介して共に遥動するため、各嵌合片をベース体の第1スリットに挿嵌させる作業を容易に行うことができる」効果を奏することができる。
次に、図13〜図25を参照して、本発明のパレットの第2実施形態について説明する。第2実施形態のパレット1’は、角筒状部材の側板および底板の形状が異なる点を除いて、同一の構成であり、同一部分については、同一の符号を付している。
図13〜15に示すように、第2実施形態のベース体2’は、第1実施形態のベース体2と同様に、天板と底板と一対の側板とを備える角筒状部材4’、4’’、5’を側板が重なる様に5つ並べて構成される。図16にベース体2’の中央に配置される角筒状部材4’の展開図を示す。角筒状部材4’は、底板41’が隣接する一対の側板42,43’に形成された切欠孔42a,43a’を連結させる切欠孔41a’が設けられ、これにより底板41’が3つに分割されている点で、第1実施形態の角筒状部材4と異なる。
また、切欠孔43a’の先端縁には、折線L47’を介して底板41’側に延びる横断板43d’が連設されている。横断板43d’の先端には折線L48’を介して折返部43e’が形成され、折返部43e’の両側縁には、折返部43e’を横断板43d’に重なるように折り返した際に横断板43d’の先方に向かって突出する一対の凸部43f’が形成されている。また、第2折返板45’には、上端部に位置させて4つの差込孔45d’が形成されている。以上の点を除き、角筒状部材4’は、第1実施形態の角筒状部材4と同一の構成である。
角筒状部材4’を組み立てる際には、まず、側板42を、折線L41を介して底板41’に対し垂直に起立させる。次いで、第1折返板44を、折線L42を介して側板42の内側に重なる様に折り返す。次いで、第2折返板45’を、折線L43を介して第1折返板44の内側に重なる様に折り返す。次いで、天板46を、折線L44を介して底板41’と平行になる様に第2折返板45’に対し直角に内方へ折り曲げる。
次いで、重合板47を、折線L45を介して天板46に対して下垂するように折り曲げる。次いで、側板43’を、折線L41を介して底板41に対し垂直に起立させ、重合板47の外側に重ね合わせる。このとき、横断板43d’を折線L47’を介して、側板43’との間で重合板47を挟み込む様に内方に折り曲げると共に、折返部43e’を折線L48’を介して横断板43d’の内面側に折返し、凸部43f’を差込孔45d’に差し込む。次いで、補強板48を、折線L46を介して側板43’の外側に重合わせる様に折り返す。この様にして、図17〜19に示す如く、角筒状部材4’が組み立てられる。
次に、角筒状部材4’の両側に配置される角筒状部材4’’の展開図を図20に示す。角筒状部材4’’は、底板41’’以外は全て角筒状部材4’と同一である。角筒状部材4’’の底板41’’は、各側板42,43の下端縁に折線L41を介して連設する一対の接地板41b’’,41b’’と、各接地板41b’’,41b’’の内側縁に折線L100’’を介して上方に起立する一対の起立板41c’’,41c’’と、両起立板41c’’,41c’’の上端縁を折線L101’’を介して接続する接続板41d’’とで構成されている。
角筒状部材4’’を組み立てる際には、まず、側板42を、折線L41を介して底板41’’の接地板41b’’に対し垂直に起立させる。次いで、第1折返板44を、折線L42を介して側板42の内側に重なる様に折り返す。次いで、第2折返板45’を、折線L43を介して第1折返板44の内側に重なる様に折り返す。次いで、天板46を、折線L44を介して底板41’’の接地板41b’’と平行になる様に第2折返板45’に対し直角に内方へ折り曲げる。
次いで、重合板47を、折線L45を介して天板46に対して下垂するように折り曲げる。次いで、両起立板41c’’を、折線L100’’を介して各接地板41b’’に対し垂直に起立させると共に、接続板41d’’を、天板46と平行になる様に折線L101’’を介して起立板41c’’に対し直角に折り曲げる。
次いで、側板43’を、折線L41を介して底板41’’の接地板41b’’に対し垂直に起立させ、重合板47の外側に重ね合わせる。このとき、横断板43d’を折線L47’を介して、側板43’との間で重合板47を挟み込む様に内方に折り曲げると共に、折返部43e’を折線L48’を介して横断板43d’の内面側に折返し、凸部43f’を差込孔45d’に差し込む。次いで、補強板48を、折線L46を介して側板43’の外側に重合わせる様に折り返す。この様にして、図21,22に示す如く、角筒状部材4’’が組み立てられる。
図23にベース体2’の両端に配置される角筒状部材5’の展開図を示す。角筒状部材5’は、角筒状部材4’の幅を狭くしたものであり、第1実施形態の角筒状部材5と比較して、底板51’に隣接する一対の側板52,53’に形成された切欠孔52a,53a’を連結させる切欠孔51a’が設けられ、これにより底板51’が3つに分割されている点で、第1実施形態の角筒状部材5と異なる。また、切欠孔53a’の先端縁には、折線L57’を介して底板51’側に延びる横断板53d’が連設されている。横断板53d’の先端には折線L58’を介して折返部53e’が形成され、折返部53e’の両側縁には、折返部53e’を横断板53d’の上面側に重なる様に折り返した際に横断板53d’の先方に向かって突出する一対の凸部53f’が形成されている。また、第2折返板55’には、上端部に位置させて4つの差込孔55d’が形成されている。以上の点を除き、角筒状部材5’は、第1実施形態の角筒状部材5と同一の構成である。また、角筒状部材5’の組み立て方法は、角筒状部材4’と同一であるため説明を省略する。図24,25に角筒状部材5’を組み立てた状態を示す。
第2実施形態のベース体2’及びデッキ体3とは第1実施形態と同様にして嵌合させることができる。なお、角筒状部材4’’,5’は、側板43’’,53’が外側に位置するように配置される点で第1実施形態と角筒状部材の配置が異なる。
第2実施形態のパレット1’によれば、第1実施形態の作用効果を奏すると共に、更に、角筒状部材4’’の長手方向側からフォークリフトのフォークを差し込んでパレットを持ち上げるとき、フォークによる上方向の力は、接続板41d’’を介して架橋部69,72の下端縁、及び切欠部62a,63a,64a,82a,83a,84aの上縁に伝達される。このため、第1実施形態のパレット1と比較して、フォークによる上方向の力がデッキ体3のみならずベース体2’にも伝達し、角筒状部材4’’の脱落を確実に防止することができる。
また、底板41’,41’’,51’に切欠孔41a’,51a’が設けられ、底板41’,41’’,51’が3つに分割されているため、荷物を結束バンドにより結束する際に、底板41’,41’’,51’間に結束バンドが位置するように結束させることにより、結束バンドの締付力が側板43’,53’に伝達することを防止している。これにより、側板43’,53’の強度を向上させることができ、結束バンドの締付力により側板43’,53’が内方へ傾くことを防止することができる。
また、横断板43d’,53d’により側板43’,53’が支えられるため、PPバンド等の結束バンドにより荷物を結束しても側板43’,53’が内方に向かって傾くことにより結束が緩むことを防止することができる。
1…パレット(第1実施形態)、 2…ベース体、 3…デッキ体、 4…角筒状部材(幅広)、 41…底板、 41a…孔部、 42…側板、 43…側板、 44…第1折返板、 45…第2折返板、 46…天板、 47…重合板、 48…補強板、 5…角筒状部材(幅狭)、 51…底板、 52…側板、 53…側板、 54…第1折返板、 55…第2折返板、 56…天板、 57…重合板、 58…補強板、 61…板部材、 61a…張出部、 62…下垂板、 62a…第1切欠部、 63…第1折重板、 63a…第2切欠部、 64…第2折重板、 64a…第3切欠部、 65…嵌合片、 66…嵌合片、 67…第1折曲片、 68…第1折曲片、 69…架橋部、 70…第2折曲片、 71…第2折曲片、 72…架橋部、 81…板部材、 82…下垂板、 82a…第1切欠部、 83…第1折重板、 83a…第2切欠部、 84…第2折重板、 84a…第3切欠部、 L41〜L46,L51〜L56,L61〜L66,L81〜L83…折線、 S1…第1スリット、 S2…第2スリット、 S3…第3スリット、 S4…第4スリット、 1’…パレット(第2実施形態)、 2’…ベース体、 4’…角筒状部材、 4’’…角筒状部材、 5’…角筒状部材、 41b’’…接地板、 41c’’…起立板、 41d’’…接続板、 43d’,43d’’,53d’…横断板。
Claims (8)
- 荷物が載置され、荷物を運搬・保管するために用いられるパレットにおいて、
長方形状の天板と長方形状の底板と一対の長方形状の側板とを長手側縁で連設して構成される角筒状部材を、側板が重なる様に複数並べて構成されるベース体と、
矩形板状のデッキ部と、デッキ部の対向する一対の側縁に折線を介して下垂する嵌合片とで構成されるデッキ体とを備え、
前記ベース体には、角筒状部材の短手方向に沿って各角筒状部材の天板及び側板の上端から下方に向かって切り欠かれた第1スリットが、前記デッキ部の嵌合片が設けられた両側縁間の長さの間隔を長手方向に存して2箇所に形成され、
前記嵌合片には、嵌合片を第1スリットに挿嵌した際に第1スリットの下方への延長線上に位置する側板の部分を受け入れる様に位置させて複数の第2スリットが下端から上方に向かって形成され、
デッキ体をベース体に対してデッキ部の嵌合片が連設された側縁が角筒状部材の長手方向と直交する様に位置させて、嵌合片が第1スリットに挿嵌され、側板が第2スリットに挿嵌されることにより、ベース体とデッキ体とが嵌合され、
各角筒状部材は一枚の板材を折り曲げて形成されていることを特徴とするパレット。 - 前記嵌合片は、前記デッキ部の嵌合片が連設された側縁の折線方向に間隔を存して前記両側縁に複数連設され、
前記デッキ部の嵌合片が連設された両側縁には、各嵌合片の間に位置させて各嵌合片を折線を介して折り曲げた際に前記デッキ部の延長方向に張り出す張出部が形成され、
前記嵌合片の下端縁には、折線を介して前記嵌合片に重ね合わせる様に折り曲げられる折曲片が夫々連設され、
折曲片には、前記嵌合片と折曲片とを重ね合せた状態で前記嵌合片と折曲片とを前記第1スリットに挿嵌した際に前記第1スリットの下方への延長線上に位置する前記側板の部分を受け入れる様に位置させて複数の前記第2スリットが下端から上方に向かって形成され、
各折曲片の上方側縁部には、各折曲片間を架橋する架橋部が形成されていることを特徴とする請求項1に記載のパレット。 - 前記角筒状部材の底板を、各側板の下端縁に夫々連設する一対の接地板と、各接地板の内方端から上方に起立する一対の起立板と、両起立板の上端を接続する接続板とで構成し、接続板は前記架橋部の下端縁に位置させることを特徴とする請求項2に記載のパレット。
- 前記デッキ部は、複数の長方形状の板部材を短手方向に隣接させて構成され、
前記デッキ部の両端側に位置する両板部材の外方の長手側縁には、前記嵌合片が連設され、
各板部材間に位置する各板部材の長手側縁には、折線を介して下垂する下垂板が連設され、
前記ベース体の各角筒状部材には、前記角筒状部材の短手方向に沿って前記各角筒状部材の天板及び側板の上端から下方に向かって第3スリットが隣接する板部材同士の下垂板を重ね合わせた状態で挿嵌されるように位置させて形成され、
各下垂板には、隣接する下垂板同士を重ね合わせた状態で第3スリットに挿嵌した際に第3スリットの下方への延長線上に位置する前記角筒状部材の側板の部分を受け入れる様に位置させて第4スリットが下端から上方に向かって形成され、
各下垂板には、前記角筒状部材内に位置させて上方部に間隔を存して切り欠かれた複数の第1切欠部が形成されていることを特徴とする請求項1から請求項3の何れか1項に記載のパレット。 - 前記板部材の下垂板の下端縁には、折線を介して前記下垂板に折り重ねられる第1折重板が連設され、
第1折重板の上端縁には、折線を介して第1折重板に折り重ねられる第2折重板が連設され、
第1折重板には、前記下垂板に第1折重板を折り重ねた際に、前記下垂板に設けられた前記第1切欠部と重なる位置に第2切欠部が形成され、
第2折重板には、第1折重板に第2折重板を折り重ねた際に、第2切欠部と重なる位置に第3切欠部が形成され、
第1折重板及び第2折重板には、前記下垂板に第1折重板を折り重ね、第1折重板に第2折重板を折り重ねた状態で、前記下垂板と第1折重板と第2折重板とを前記第3スリットに挿嵌した際に、前記第3スリットの下方への延長線上に位置する前記角筒状部材の側板の部分を受け入れる様に位置させて前記第4スリットが下端から上方に向かって形成されていることを特徴とする請求項4に記載のパレット。 - 前記角筒状部材は、
長方形状の前記底板と、
前記底板の両長手側縁に折線を介して起立する前記側板と、
一方の前記側板の上端縁から折線を介して前記側板と重ね合わさる様に折り返される第1折返板と、第1折返板の下端縁から折線を介して第1折返板と重ね合わさる様に折り返される第2折返板とを備える折返板部と、
折返板部に折線を介して連設され、折返板部の上端縁側から折線を介して前記底板と平行に折り曲げられた長方形状の前記天板と、
他方の前記側板側の前記天板の長手側縁から下方に下垂し、他方の側板と重ね合わされる重合板とを備え、
折返板部と重合板とには、少なくとも上端から下方に向かって、前記第1スリットが前記デッキ部の嵌合片が設けられた両側縁間の長さの間隔を長手方向に存して2箇所に形成されていることを特徴とする請求項1から請求項5の何れか1項に記載のパレット。 - 前記角筒状部材は、
長方形状の前記底板と、
前記底板の両長手側縁に折線を介して起立する前記側板と、
一方の前記側板の上端縁と直接又は間接的に連設し、一方の前記側板の上端縁側から前記底板と平行に折り曲げられた長方形状の前記天板と、
他方の前記側板側の前記天板の長手側縁から下方に下垂し、他方の前記側板と重ね合わされる重合板と、
他方の前記側板の上端縁又は重合板の下端縁から折線を介して、重合板又は他方の前記側板と重ね合わさる様に折り曲げられた補強板とを備え、
重合板と補強板とには、少なくとも上端から下方に向かって、前記第1スリットが前記デッキ部の嵌合片が設けられた両側縁間の長さの間隔を長手方向に存して2箇所に形成されていることを特徴とする請求項1から請求項6の何れか1項に記載のパレット。 - 前記各角筒状部材の側板に、下端縁から上方に向かってフォークリフトのフォークを挿入自在に切り欠かれた切欠孔が形成され、前記ベース体の外方に位置する側の側板の切欠孔の上縁には、折線を介して内方に折れ曲がり先端が他方の側板に係止される横断板が設けられ、前記底板は、長手方向に間隔を存して複数分割して設けられると共に、底板間の間隔は切欠孔に対応するように構成されることを特徴とする請求項1から請求項7の何れか1項に記載のパレット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007289351A JP2008162694A (ja) | 2006-12-04 | 2007-11-07 | パレット |
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Publications (1)
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JP2007289351A Withdrawn JP2008162694A (ja) | 2006-12-04 | 2007-11-07 | パレット |
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008265824A (ja) * | 2007-04-20 | 2008-11-06 | Orion Mach Co Ltd | 重量装置の底板 |
JP2010168050A (ja) * | 2009-01-20 | 2010-08-05 | Nishida Seikan Kk | 物品の支持枠体 |
-
2007
- 2007-11-07 JP JP2007289351A patent/JP2008162694A/ja not_active Withdrawn
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