JP2005075124A - シートベルト非装着警告装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 シートベルトリマインダシステムにおいて、乗員に与える煩わしさを軽減することができるシートベルト非装着警告装置を提供する。
【解決手段】 シートベルトの非装着状態及び車両の走行状態が検出されたときに警告を行う警告手段は、シートベルトの非装着状態が検出されているときに車両の走行状態が検出された場合(S302,S303,S304)と、車両の走行状態が検出されているときにシートベルトの非装着状態が検出された場合(S310,S311,S312)とで警告の方法を異ならせてなる。
【選択図】 図3

Description

本発明は、シートベルト非装着警告装置に係り、詳しくは、場面に応じて警告方法を変えるシートベルト非装着警告装置に関する。
一般に、車両のシートベルトは、装着されて始めて乗員の体を座席に拘束する機能を備えている。よって、シートベルトの非装着状態を極力回避すべく、シートベルト非装着警告装置(シートベルトリマインダシステム)が用いられる。
当該リマインダシステムでは、例えば、ランプの点灯により乗員の視覚に訴える視覚警告やブザーの吹鳴により乗員の聴覚に訴える音響警告等を用いて、シートベルトの非装着状態を乗員に了知させている。
このシートベルトリマインダシステムの技術が例えば、特許文献1に提案されている。
当該リマインダシステムでは、車両の走行状態の他、シートベルトの装着状態をも別個に検出して起動され、乗員への警告を行っている。これにより、エンジン駆動後のシートベルトの非装着状態にも対応させることができる。
米国特許第6278358号明細書(第1欄第11行〜第35行、図2等)
ところで、前記従来の技術では、シートベルトの非装着状態が検出されているときに車両の走行状態が検出された場合と、車両の走行状態が検出されているときにシートベルトの非装着状態が検出された場合とで警告の方法が区別されていない。
つまり、走行状態であるときにシートベルトの非装着が検出された場合には、非装着であるときに走行状態が検出された場合に比べて、乗員は非装着状態であることを強く認識しているものである。それにも拘わらず同様の警告が行われるのは、その乗員に大きな煩わしさを与えてしまうという問題がある。換言すれば、前記従来の技術では、警告が乗員に煩わしさを与えている点については格別な配慮がなされていない。
また、リマインダシステムにおいては、車両の走行開始時にシートベルトを明らかに非装着状態に置く場合には直ちに警告を行う必要がある点の他、再警告条件の規定の点についても考慮しなければならない。
すなわち、再警告条件を規定することなく、第一警告及び第二警告による一つのサイクルからなる警告を行った後、走行状態又は非装着状態との警告条件が再び成立した時点で常に第二警告を再び開始すればくどくなり、乗員に与える煩わしさは一層大きなものになるとの問題がある。しかも、再警告条件を規定しなければ、高速走行中にも非装着から装着への行為を乗員に促すことにも繋がり、却って危険であるという問題が生ずる。
本発明は、このような課題に鑑みてなされたもので、シートベルトリマインダシステムにおいて、乗員に与える煩わしさを軽減することができるシートベルト非装着警告装置を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するべく、請求項1記載のシートベルト非装着警告装置は、シートベルトの装着状態を検出するベルト装着検出手段と、車両の走行状態を検出する走行状態検出手段と、ベルト装着検出手段及び走行状態検出手段による検出結果により、シートベルトの非装着状態及び車両の走行状態が検出されたときに警告を行う警告手段とを有するシートベルト非装着警告装置であって、警告手段は、シートベルトの非装着状態が検出されているときに車両の走行状態が検出された場合と、車両の走行状態が検出されているときにシートベルトの非装着状態が検出された場合とで警告の方法を異ならせることを特徴としている。
また、請求項2記載の発明では、警告手段は、車両の走行状態が検出されているときにシートベルトの非装着状態が検出された場合には、シートベルトの非装着状態が検出されているときに車両の走行状態が検出された場合よりも、警告の開始を遅延させることを特徴としている。
さらに、請求項3記載の発明では、警告手段は、警告の開始の遅延を乗員席に応じて異ならせることを特徴としている。
また、請求項4記載の発明では、警告手段は、シートベルトの非装着状態が検出されているときに車両の走行状態が検出された場合には、車両の走行状態が検出されているときにシートベルトの非装着状態が検出された場合に比べて、警告の内容を強化することを特徴としている。
さらに、請求項5記載の発明では、走行状態検出手段は、車速、変速段位置、変速レンジ位置の少なくとも一つに応じて車両の走行状態を検出することを特徴としている。
さらにまた、請求項6記載の発明では、警告手段は、警告が終了した後に車両の停車が検出されると再警告を可能とし、その後にシートベルトの非装着状態及び車両の走行状態が検出されると警告を行うことを特徴としている。
したがって、請求項1記載の本発明のシートベルト非装着警告装置によれば、車両の走行中にシートベルトを装着状態から非装着状態にする乗員の行為は、シートベルトの非装着状態のまま車両を走行させる行為に比して、シートベルトを装着していないとの認識が強い、意図的な行為である。よって、警告手段が、シートベルトの非装着状態と車両の走行状態との各検出の順序に応じて警告の方法を異ならせるので、乗員の認識に応じた警告が可能となり、好適な警告を実施することができる。
また、請求項2記載の発明によれば、警告手段は、車両の走行状態においてシートベルトが装着状態から非装着状態になった場合には警告の開始を遅延させることから、警告の煩わしさを軽減できる。すなわち、シートベルトを意図的に外した旨を認識している場合の警告は、シートベルトを装着しないで走行させてしまった場合の警告よりも開始を遅らせることで、乗員による非装着状態の認識が強いときに直ちに警告されてしまうことに伴う煩わしさを回避することができる。逆に、乗員による非装着状態の認識が弱いときには警告の開始が早まるので、シートベルトの装着を迅速に促すことができる。
さらに、請求項3記載の発明によれば、運転席、助手席や後部席などの乗員席に応じて警告の開始タイミングを異ならせ、例えば、助手席や後部席の警告の開始を運転席に比して遅らせることにより、助手席や後部席の乗員が感じる警告の煩わしさをより軽減できる。
また、請求項4記載の発明によれば、シートベルトを装着しないで走行させてしまった場合には、乗員による非装着状態の認識が弱いので、強化された警告を実施することにより、シートベルトの装着をより迅速に促すことができる。
さらに、請求項5記載の発明によれば、車速、変速段位置、変速レンジ位置の少なくともいずれかに基づくことにより、車両の走行状態を確実に検出できる。
さらにまた、請求項6記載の発明によれば、警告手段は、車両の停車を再警告の許可条件とすることにより、再警告の頻度を低減させることができ、警告の煩わしさをより一層軽減できる。さらに、停車状態で再警告を行えば、高速走行中のシートベルトの装着を乗員に強制させることに伴う危険性を回避することもできる。
以下、図面により本発明の実施形態について説明する。
図1を参照すると、本発明の一実施形態に係るシートベルト非装着警告装置(シートベルトリマインダシステム)が適用される車両の内部構成図が示されており、以下図1に基づき本発明に係るシートベルト非装着警告装置の構成を説明する。
当該車両1は、4シートタイプのものであり、運転席(乗員席)21、助手席(乗員席)31、右後部席(乗員席)41、左後部席(乗員席)51から構成され、運転席21の前側の適宜位置には、車両1の進行方向を操作するハンドル2と、車両1の各種状態を表示する表示パネル4と、ON・OFF操作によりエンジン駆動状態と非駆動状態とを切り替える図示しないイグニッションスイッチ(IG1)がそれぞれ配設され、運転席21と助手席31との間の適宜位置には変速レンジ位置を操作するシフトレバー6が配設されている。
運転席21の他、助手席31、右後部席41、左後部席51のいずれにも、シートベルト22、32、42、52が設けられており、このシートベルトを装着状態に置くことにより、各席に座る乗員の体を座席に拘束する。
本実施形態の各シートベルト22、32、42、52としては、乗員の腰部及び上体を拘束する3点式のシートベルトが設けられている。そして、各シートベルト22、32、42、52は、それぞれ同一部品から構成される。
すなわち、腰ウェビング及び肩ウェビングが連続して一体に構成されるウェビングと、該ウェビング上に設けられたラッチプレートを着脱可能にするバックルと、ウェビングの長さを調整するラッチプレートと、シートベルトを車両に取り付ける取り付け具と、ウェビングの巻き取り装置とから構成される。図1には、図示上適宜省略されているが、運転席21の乗員用のウェビング23、助手席31の乗員用のバックル34、右後部席41の乗員用のウェビング43、バックル44及びラッチプレート45、並びに、左後部席51の乗員用のバックル54が示されている。
シートベルトの装着状態は、上記バックルとラッチプレートとの連結によって達成され、その状態は、電子コントロールユニット(ECU)10に入力される。また、ECU10には、車両1の車速やシフトレバー6の変速レンジ位置等の各種信号が入力される。
そして、本実施形態のシーベルトリマインダシステムにおいて、ECU10には、ベルト装着検出部(ベルト装着検出手段)11と、走行状態検出部(走行状態検出手段)12と、警告指示部(警告手段)13とを備えている。
ベルト装着検出部11では、各シートベルト22、32、42、52によるバックルとラッチプレートとの連結状態の有無の信号を電気的に変換して座席21、31、41、51毎にシートベルトの装着状態と非装着状態とを検出し、この結果を警告指示部13に出力する。具体的には、シートベルトの装着状態ではベルトスイッチ(BELTSW)をOFFにし、非装着状態ではBELTSWをONにする。
走行状態検出部12では、図示しない車速センサからの信号を電気的に変換して車両1の速度を検出する。これにより、例えば、車速Vが0km/h(0mph)からVS(約3km/h(約2mph))に達するまでを車両1の停車状態と規定するとともに、車速VがVM(約8km/h(約5mph))を超えると車両1の走行状態と規定することができる。そして、この各状態を警告指示部13に出力する。
本実施形態の警告指示部13では、ベルト装着検出部11及び走行状態検出部12による各検出結果に応じて、ランプの点灯により乗員の視覚に訴える視覚警告機器やブザーの吹鳴により乗員の聴覚に訴える音響警告機器に各駆動信号を出力し、シートベルトの非装着状態を極力回避すべく、この非装着状態を乗員毎に了知させる。具体的には、IG1がONとなった時にシートベルトが非装着状態である場合に、約60秒間の点灯や約6秒間の吹鳴を行う第一警告と、この第一警告後にシートベルトの非装着状態と車両1の走行状態が検出されると、約A秒間の点灯や吹鳴と約B(<A)秒間の消灯や吹鳴の停止とをN回程繰り返す第二警告とを規定して実施させる。なお、この約A秒間の点灯パターンは、約α秒のON、約β(>α)秒のOFFによる矩形的なパターンをCセット行い、一方、上記約A秒間の吹鳴パターンは、約α/3秒のON、約α/3秒のOFF、約α/3秒のON、約β秒のOFFによる矩形的なパターンをCセット行う。
そして、警告指示部13では、シートベルトの非装着状態が検出されているときに車両1の走行状態が検出された場合と、車両1の走行状態が検出されているときにシートベルトの非装着状態が検出された場合とで警告の方法を異ならせている。つまり、後者の車両1の走行状態が検出されているときにシートベルトの非装着状態が検出された場合には、前者のシートベルトの非装着状態が検出されているときに車両1の走行状態が検出された場合よりも、警告の開始を期間Teだけ遅延させている。なお、この期間Teは、各乗員席に応じて異ならせる。
また、警告指示部13では、第二警告が終了した後に車両1の停車状態が検出されると再警告を可能とし、上記第二警告が終了して停車状態が検出された後にシートベルトの非装着状態及び車両1の走行状態が検出されるときに再度の警告を行っている。
しかも、本実施形態の警告指示部13では、上記前者のシートベルトの非装着状態が検出されているときに車両1の走行状態が検出された場合には、上記後者の車両1の走行状態が検出されているときにシートベルトの非装着状態が検出された場合に比べて、警告の内容を強化させている。
図2及び図3を参照すると、シートベルト非装着警告装置による第一警告及び第二警告制御のフローチャートが示されており、以下、上記のように構成されたシートベルト非装着警告装置の本発明に係る作用について説明する。
図2のステップS201では、IG1がONであるか否かを判別し、エンジン駆動状態である場合、すなわちYESであると判定されたときには、ステップS202に進み、ベルト装着検出部11にてBELTSWがONであるか否かを判別する。そして、シートベルトが非装着状態にある場合、すなわちYESであると判定されたときには、ステップS203に進む。
一方、ステップS201にてIG1がOFFである場合や、ステップS202にてBELTSWがOFFである場合には、ステップS205に進んで第一警告を解除した後に、このルーチンを抜ける。
ステップS203では、警告指示部13にて、第一警告の駆動信号を出力する。つまり、図4を参照すると、警告制御のタイミングチャートが示されているが、同図に示すように、IG1がONになった時点でBELTSWがONになっている場合には、ブザーを約6秒間吹鳴させる。なお、図中はブザーによる警告出力のみを示しているが、これとともにランプも点灯させる。具体的には、ステップS204に進み、約60秒の第一警告期間Tdが経過するまで非装着状態を知らせるランプを点灯させる。そして、Tdが経過したと判定されたときには第一警告を終了すべくステップS205に進んだ後、このルーチンを抜ける。
次に、図3のステップS301では、第一警告期間Tdが経過したか否かを判別し、IG1がONとなってから約60秒が経過したと判定されたときには、ステップS302に進む。
ステップS302では、IG1がONであるか否かを判別し、エンジン駆動状態である場合、すなわちYESであると判定されたときには、ステップS303に進み、ベルト装着検出部11にてBELTSWがONであるか否かを判別する。そして、シートベルトが非装着状態にある場合、すなわちYESであると判定されたときには、ステップS304に進む。
ステップS304では、走行状態検出部12にて車速VがVMを超えているか否かを判別する。そして、車速VがVMを超えている場合、すなわちYESであると判定されたときには、ステップS305に進み、警告指示部13にて条件Xが成立した旨を認識し、第二警告の駆動信号を出力する。つまり、図4に示すように、Tdの経過により第一警告が終了した後にIG1がON、BELTSWがONになっている場合に車速VがVMを超えると、乗員に直ちに知らせるべく、約A秒間のブザーの吹鳴と約B秒間の吹鳴停止とを繰り返す第二警告を期間Tfが経過する(吹鳴と吹鳴停止とがN回繰り返される)まで実施させる。なお、ランプについても、約A秒間の点灯と約B秒間の消灯との点滅をN回繰り返させる。
そして、ステップS306にてIG1がOFFであると判定された場合や、ステップS307にてBELTSWがOFFであると判定された場合には、直ちに第二警告の出力を中止すべくステップS309に進み、第二警告を解除する。また、ステップS308にてTfが経過したと判定されたときにも第二警告を終了すべく、ステップS309に進む。
その後、ステップS315では、警告指示部13にて再警告条件が成立しているか否かを判別する。そして、車速VがVS以下になった場合、すなわちYESであると判定されたときには、このルーチンを抜ける。
一方、ステップS303にてシートベルトが装着状態にあると判定されたときには、ステップS310に進み、IG1がONであるか否かを判別し、エンジン駆動状態であると判定されたときには、ステップS311に進み、この場合には走行状態検出部12にて車速VがVMを超えているか否かを判別する。そして、車速VがVMを超えている場合、すなわちYESであると判定されたときには、ステップS312に進み、次いでベルト装着検出部11にてBELTSWがONであるか否かを判別する。そして、シートベルトが非装着状態にある場合、すなわちYESであると判定されたときには、ステップS313に進む。
ステップS313では、第二警告開始の遅延期間Teが経過しているか否かを判別する。そして、遅延期間Teが経過している場合、すなわちYESであると判定されたときには、ステップS314に進み、警告指示部13にて条件Yが成立した旨を認識し、第二警告の駆動信号を出力する。つまり、図4に示すように、BELTSWがOFFになり、第二警告が解除されて車速VがVS以下になると再警告条件が成立するものの、その後、IG1がON、車速VがVMを超えている場合にBELTSWがONになると、乗員には直ちに知らせずに期間Teが経過してから、約A秒間の吹鳴と約B秒間の吹鳴停止とを繰り返す第二警告を期間Tfが経過する(吹鳴と吹鳴停止とがN回繰り返される)まで実施させる。なお、ランプについても、期間Teが経過してから、約A秒間の点灯と約B秒間の消灯との点滅をN回繰り返させる。
そして、ステップS306にてIG1がOFFであると判定された場合や、ステップS307にてBELTSWがOFFであると判定された場合には、直ちに第二警告の出力を中止すべくステップS309に進み、ステップS308にてTfが経過したと判定されるまで第二警告を継続してからステップS309に進み、車速VがVS以下になって警告指示部13にて再警告条件が成立していると判定されたときには、このルーチンを抜ける。
一方、ステップS302やステップS310でIG1がOFFであると判定された場合、ステップS312でBELTSWがOFFであると判定された場合には、このルーチンを抜ける。また、ステップS304やステップS311にて車速VがVMを超えていないと判定されたときには、ステップS302やステップS310にそれぞれ戻る。
なお、図4の警告制御のタイミングチャートは、第一警告の終了後、条件Xによる第二警告が出力され、その後、条件Yによる第二警告が出力されているが、条件Xの成立前に条件Yが成立すれば、第一警告の終了後には条件Yによる第二警告が出力される。
以上のように、本実施形態では、視覚警告及び音響警告による警告の成立条件に順序付けを行い、換言すれば、車両1の車速VがVMを超えている場合にBELTSWがONになったときのみ、警告開始のタイミングを期間Teだけ遅らせる如くの差を持たせており、不要な警告の出力を抑制するので、乗員に与える煩わしさを軽減することができる。
一方、BELTSWがONになっている場合に車両1の車速VがVMを超えたときには、遅延期間を設けずに即警告を行うことから、乗員にシートベルトの装着を迅速に喚起することができる。
また、車両1の停止状態で再警告条件を成立させるので、乗員を危険に曝すことなく、ベルト装着の喚起を行うことができる。
以上で本発明の一実施形態についての説明を終えるが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の変更ができるものである。
例えば、上記実施形態では、車両1の車速VがVMを超えている場合にBELTSWがONになったときに警告開始のタイミングを期間Teだけ遅らせるようにしたが、この遅延期間を乗員席に応じて変更するように構成しても良い。具体的には、運転席の遅延期間は助手席に比して短く設定され、後部座席の遅延期間は運転席や助手席に比して長く設定するようにすれば良い。
また、車両1の車速VがVMを超えている場合にBELTSWがONになったときに警告開始のタイミングを期間Teだけ遅らせるようにして、BELTSWがONになっている場合に車両1の車速VがVMを超えたときの警告と方法を異ならせる構成であるが、車両1の車速VがVMを超えている場合にBELTSWがONになったときには、BELTSWがONになっている場合に車両1の車速VがVMを超えたときに比して、ブザーの音量を小さくしたり、ランプの点滅回数を少なくするように構成するなどして、警告の方法を異ならせるようにしても良い。この場合にも、走行中にシートベルトを非装着状態にした場合には乗員が感じる警告の煩わしさを軽減できるとともに、シートベルトを装着しないで走行させてしまった場合には強化された警告を実施することができ、シートベルトの装着をより好適に促すことができる。なお、この場合には、遅延期間を設けることなく構成しても良い。
また、例えば、上記実施形態の警告指示部13による再警告条件は、車両1の停車状態の他、シートベルトが非装着状態から装着状態に移行した時点であっても良く、この場合には、図4では、BELTSWがOFFになって第二警告が解除され、その後、IG1がON、車速VがVMを超えている場合にBELTSWがONになると、期間Teが経過してから、第二警告を実施させることになる。この場合にも上記と同様に乗員に与える煩わしさを軽減することができる。また、この再警告条件をユーザーに選択させても良い。なお、ユーザーの選択について云えば、遅延期間Teの長さも自由に選択させても良い。
また、走行状態検出部12は、車速の他、シフトレバー6がドライブレンジ位置にある状態や車種によっては変速段位置が前進段にある状態に応じて車両1の走行状態を検出しても良い。
さらに、シートベルトの構成も、3点支持のものに限定されるものではなく、例えば、乗員の腰部だけを拘束する2点式のシートベルトや、腰ウェビング及び肩ウェビングを別個に構成させたウェビング等を座席位置に応じて適宜用いることが可能である。
また、上記本実施形態の警告指示部13では、ランプについての第二警告は、約A秒間の点灯と約B秒間の消灯とをN回繰り返させているが、この約B秒間の消灯に変えて点灯し続ける新リマインダシステムにも採用することができ、この場合にもその警告性を維持することができる。
本発明の一実施形態に係るシートベルト非装着警告装置が適用される車両の内部構成図である。 図1のシートベルト非装着警告装置による第一警告制御のフローチャートである。 図1のシートベルト非装着警告装置による第二警告制御のフローチャートである。 図1のシートベルト非装着警告装置による警告制御のタイミングチャートである。
符号の説明
1 車両
10 電子コントロールユニット(ECU)
11 ベルト装着検出部(ベルト装着検出手段)
12 走行状態検出部(走行状態検出手段)
13 警告指示部(警告手段)
21 運転席(乗員席)
22 シートベルト
31 助手席(乗員席)
32 シートベルト
41 左後部席(乗員席)
42 シートベルト
51 右後部席(乗員席)
52 シートベルト

Claims (6)

  1. シートベルトの装着状態を検出するベルト装着検出手段と、
    車両の走行状態を検出する走行状態検出手段と、
    前記ベルト装着検出手段及び前記走行状態検出手段による検出結果により、前記シートベルトの非装着状態及び前記車両の走行状態が検出されたときに警告を行う警告手段とを有するシートベルト非装着警告装置において、
    前記警告手段は、前記シートベルトの非装着状態が検出されているときに前記車両の走行状態が検出された場合と、前記車両の走行状態が検出されているときに前記シートベルトの非装着状態が検出された場合とで前記警告の方法を異ならせることを特徴とするシートベルト非装着警告装置。
  2. 前記警告手段は、前記車両の走行状態が検出されているときに前記シートベルトの非装着状態が検出された場合には、前記シートベルトの非装着状態が検出されているときに前記車両の走行状態が検出された場合よりも、前記警告の開始を遅延させることを特徴とする請求項1記載のシートベルト非装着警告装置。
  3. 前記警告手段は、前記警告の開始の遅延を乗員席に応じて異ならせることを特徴とする請求項2記載のシートベルト非装着警告装置。
  4. 前記警告手段は、前記シートベルトの非装着状態が検出されているときに前記車両の走行状態が検出された場合には、前記車両の走行状態が検出されているときに前記シートベルトの非装着状態が検出された場合に比べて、前記警告の内容を強化することを特徴とする請求項1記載のシートベルト非装着警告装置。
  5. 前記走行状態検出手段は、車速、変速段位置、変速レンジ位置の少なくとも一つに応じて前記車両の走行状態を検出することを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載のシートベルト非装着警告装置。
  6. 前記警告手段は、前記警告が終了した後に前記車両の停車が検出されると再警告を可能とし、その後に前記シートベルトの非装着状態及び前記車両の走行状態が検出されると警告を行うことを特徴とする請求項1記載のシートベルト非装着警告装置。
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