JP3860773B2 - シートベルトリマインダ方法及びシートベルトリマインダ装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、車両のシートベルトの非装着をランプ点灯やブザー音で警報するシートベルトリマインダ方法及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、車両のシートベルトの非装着をランプ点灯やブザー音で警報するシートベルトリマインダとよばれる装置が提案されている。この種の従来のシートベルトリマインダ装置は、図7に示すように、イグニッションスイッチがONの時に、シートベルトスイッチの状態を読み込み、非装着状態であれば、ウオーニング用のブザーやランプを、図中、ONで示されるタイミングで駆動する。これにより、ブザー音が発せられたりランプが点灯されたりして、ベルト非装着の警報を出すようにしている。
【0003】
また、作業時等の不要警報防止や欧州の車両評価基準等を考慮して、上記シートベルトスイッチの状態のみならず車速情報も取り入れたうえ、低警報段階及び高警報段階等の複数の段階を設けて、それぞれの段階に応じてより細かい警報出力制御を行うシートベルトリマインダ方法や装置も提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、上記従来の警報に複数の段階を設けたシートベルトリマインダ方法や装置においては、低警報段階から高警報段階に遷移する際のブザーやランプの駆動制御は実用性を満たすものであったが、逆に、高警報段階から低警報段階に遷移する際のブザーやランプの駆動制御は、必ずしも実用性を満たすものであるとは言い難かった。
【0005】
例えば、所定の車速を基準として、上記低警報段階と高警報段階とを分けて、それぞれの段階に応じて異なる警報を出力させるようにしたシートベルトリマインダ方法や装置においては、上記基準となる車速の近傍で走行している場合、この基準となる車速を超えたり下回ったりする毎に、低警報段階及び高警報段階に応じた警報にその都度切り替わり、運転手を始め、その他の乗員に不快感を与えることが予想される。特に、低警報段階にはブザー音を用いず、高警報段階にブザー音を用いる場合には、段階が切り替わるごとに、途切れ途切れのブザー音が出力され、運転手等に不快感を与えることが考えられる。
【0006】
よって本発明は、上述した現状に鑑み、車速を基準として警報段階を分けて、それぞれの段階に応じて異なる警報を出力させるようにしたシートベルトリマインダ方法や装置において、途切れ途切れの可聴警報音による不快感を抑制すると共により実用性を向上させたシートベルトリマインダ方法及びシートベルトリマインダ装置を提供することを課題としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するためになされた請求項1記載のシートベルトリマインダ方法は、警報情報取得手段により得られる車速、距離、及び時間のうちの少なくともいずれかひとつの情報に基づいて、エンジン起動に応じて遷移して可視警報手段のみを駆動させることにより車両のシートベルトの非装着を警報する低警報段階と、前記低警報段階の次段階であり、少なくとも可聴警報手段を駆動させることによりシートベルトの非装着を警報する高警報段階とを設定し、この異なる警報段階の各々においてシートベルトの非装着を警報し且つシートベルトが装着された際には警報を停止するようにしたシートベルトリマインダ方法であって、前記低警報段階から前記高警報段階への遷移が、前記低警報段階において所定の車速に到達した際に行われ、前記高警報段階から前記低警報段階への遷移が、前記高警報段階において前記所定の車速未満になった際シートベルトが装着状態である場合にのみ行われ、前記高警報段階においてシートベルトが未装着状態では、前記所定の速度未満になった場合でも前記高警報段階を維持するようにしたことを特徴とする。
【0008】
請求項1記載の発明によれば、エンジン起動から予め定められた所定車速に到達するまでの低警報段階では可視警報手段のみが駆動し、低警報段階において所定の車速に到達した際の高警報段階では可聴警報手段を駆動させることにより、低警報段階よりも高い警報レベルでシートベルト非装着を警報する。したがって、車両停止中の作業時等のベルト装着不要時には可聴警報されることがないので使用者に不快感を与えることがない。また、所定車速に到達するまでの低速運転時には可視警報のみにより最小限の警報が行われ、所定車速に到達して危険度が高まると可聴警報により確実に警報が行われる。更に、高警報段階から低警報段階への遷移は、高警報段階において所定の車速未満になった際シートベルトが装着状態である場合にのみ行わせ、低警報段階及び高警報段階のいずれにおいても、シートベルトが装着された際には、可聴警報手段及び可視警報手段を共に駆動停止させるようにする。したがって、この所定の車速の近傍で走行している場合、この車速を超えたり下回ったりする毎に、低警報段階及び高警報段階に応じた警報にその都度切り替わり、高警報段階による警報が途切れ途切れになるのを防止する。
【0009】
上記課題を解決するためになされた請求項2記載のシートベルトリマインダ方法は、請求項1記載のシートベルトリマインダ方法において、前記高警報段階では、前記可聴警報手段及び前記可視警報手段を共に駆動させる、ことを特徴とする。
【0010】
請求項2記載の発明によれば、高警報段階では可聴警報手段及び可視警報手段を共に駆動させることによって、高警報段階における警報がより確実に行われる。
【0011】
上記課題を解決するためになされた請求項3記載のシートベルトリマインダ方法は、請求項2記載のシートベルトリマインダ方法において、前記高警報段階では、前記可聴警報手段及び前記可視警報手段の同期をとって駆動させる、ことを特徴とする。
【0012】
請求項3記載の発明によれば、可聴警報手段及び前記可視警報手段の同期をとって駆動させるようにしているので、高警報段階における警報が更に確実に行われる。
【0013】
上記課題を解決するためになされた請求項4記載のシートベルトリマインダ方法は、請求項2又は3記載のシートベルトリマインダ方法において、前記低警報段階では、前記可視警報手段が点灯され、前記高警報段階は、前記低警報段階において所定の車速を超えた際に遷移し、前記可視警報手段を第1周期で点滅させる第1高警報段階と、前記第1高警報段階から所定時間経過した際に遷移し、前記可視警報手段を前記第1周期よりも短い第2周期で点滅させる第2高警報段階とからなる、ことを特徴とする。
【0014】
請求項4記載の発明によれば、低警報段階では、可視警報手段が点灯され、高警報段階は、低警報段階において所定の車速を超えた際に遷移し、可視警報手段を第1周期で点滅させる第1高警報段階と、第1高警報段階から所定時間経過した際に遷移し、可視警報手段を第1周期よりも短い第2周期で点滅させる第2高警報段階とからなるようにしているので、危険度が増すにつれて徐々に警報があがっていき、運転手や乗員に不快感を与えることなくかつ確実に警報することができる。
【0015】
上記課題を解決するためになされた請求項5記載のシートベルトリマインダ装置は、警報情報取得手段2、3、4により得られる車速、距離、及び時間のうちの少なくともいずれかひとつの情報に基づいて、エンジン起動に応じて遷移して可視警報手段5のみを駆動させることにより車両のシートベルトの非装着を警報する低警報段階S1と、前記低警報段階S1の次段階であり、少なくとも可聴警報手段6を駆動させることによりシートベルトの非装着を警報する高警報段階S2とを設定し、この異なる警報段階の各々においてシートベルトの非装着を警報し且つシートベルトが装着された際には警報を停止するようにしたシートベルトリマインダ装置であって、前記低警報段階S1から前記高警報段階S2への遷移は、前記低警報段階S1において所定の車速に到達した際に行い、且つ、前記高警報段階S2から前記低警報段階S1への遷移は、前記高警報段階S2において前記所定の車速未満になった際シートベルトが装着状態である場合にのみ行うことで、前記高警報段階S2においてシートベルトが未装着状態では、前記所定の速度未満になった場合でも前記高警報段階S2を維持する制御手段10、を含むことを特徴とする。
【0016】
請求項5記載の発明によれば、エンジン起動から予め定められた所定車速に到達するまでの低警報段階では可視警報手段のみが駆動し、低警報段階において所定の車速に到達した際の高警報段階では可聴警報手段を駆動させることにより、低警報段階よりも高い警報レベルでシートベルト非装着を警報する。したがって、車両停止中の作業時等のベルト装着不要時には可聴警報されることがないので使用者に不快感を与えることがない。また、所定車速に到達するまでの低速運転時には可視警報のみにより最小限の警報が行われ、所定車速に到達して危険度が高まると可聴警報により確実に警報が行われる。更に、高警報段階から低警報段階への遷移は、高警報段階において所定の車速未満になった際シートベルトが装着状態である場合にのみ行わせ、低警報段階及び高警報段階のいずれにおいても、シートベルトが装着された際には、可聴警報手段及び可視警報手段を共に駆動停止させるようにする。したがって、この所定の車速の近傍で走行している場合、この車速を超えたり下回ったりする毎に、低警報段階及び高警報段階に応じた警報にその都度切り替わり、高警報段階による警報が途切れ途切れになるのを防止する。
【0017】
上記課題を解決するためになされた請求項6記載のシートベルトリマインダ装置は、請求項5記載のシートベルトリマインダ装置において、前記高警報段階では、前記可聴警報手段及び前記可視警報手段の同期をとって駆動させる、ことを特徴とする。
【0018】
請求項6記載の発明によれば、可聴警報手段及び前記可視警報手段の同期をとって駆動させるようにしているので、高警報段階における警報が更に確実に行われる。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係るシートベルトリマインダ装置及びこの装置周りの基本構成を示すブロック図である。図1において、シートベルトリマインダ装置1は、イグニッションスイッチ2、車速センサ3、シートベルトスイッチ4、ベルトランプ5及びブザー6に接続されている。
【0020】
本シートベルトリマインダ装置1は、マイクロコンピュータからなる制御部10(請求項の制御手段に相当する)を含み、イグニッションスイッチ2、車速センサ3及びシートベルトスイッチ4から供給される情報等に基づいて、すなわち、シートベルト非装着時における車速情報に基づいて、ベルトランプ5及びブザー6を駆動させて、シートベルト非装着を警報する。シートベルトリマインダ装置1は、制御部10の他、イグニッション検出部11、車速検出部12、ベルト装着検出部13、タイマ部14、ランプ駆動部15及びブザー駆動部16を含んで構成される。イグニッション検出部11は、イグニッションスイッチ2からのイグニッションON又はOFF信号を受けて制御部10に供給する。車速検出部12は車速センサ3からの車速に応じたパルス信号を受けて制御部10に供給する。また、ベルト装着検出部13からのシートベルトの装着又は非装着を示す電気信号を受けて制御部10に供給する。これら検出部11、12及び13は、イグニッションスイッチ2、車速センサ3、シートベルトスイッチ4からの各信号を、マイクロコンピュータからなる制御部10に適した電圧に変換するインターフェース回路も含んでいるが、機能的には制御部10に組むようにしてもよい。
【0021】
タイマ部14は、後述の警報段階を判定するための計時情報を提供するもので、少なくとも、90秒タイマを含む。ランプ駆動部15及びブザー駆動部16はそれぞれ、制御部10からの指令に基づき、ベルトランプ5及びブザー6を駆動させる駆動回路を含んで構成される。
【0022】
イグニッションスイッチ2は、車両の使用状態を判定するために利用され、このスイッチ2がONされると、車両が使用状態にあるものと判断される。車速センサ3は、車速を検出して、この車速に応じた周期のパルス信号を出力する。この出力は、後述の警報段階を判定するための情報のひとつとなる。シートベルトスイッチ4は、例えば、少なくとも運転席のシートベルトに取り付けられているバックルが結合されているか否かに基づき、シートベルトの装着又は非装着を示す電気信号を、シートベルトリマインダ装置1に出力する。これらイグニッションスイッチ2、車速センサ3及びシートベルトスイッチ4は、請求項の警報情報取得手段に相当する。
【0023】
ベルトランプ5及びブザー6は、シートベルトリマインダ装置1に駆動制御されて、シートベルト非装着を運転手等に警報する。ベルトランプ5は、例えば、コンビネーションメータに組み込まれ、ブザー6はシートベルトリマインダ装置1に組み込まれているが、運転手に警報を認識させられる場所であれば、他の場所に設けてもよい。ベルトランプ5及びブザー6はそれぞれ、請求項の可視警報手段及び可聴警報手段に相当する。
【0024】
なお、以後の説明では、シートベルトを単にベルト、ベルトランプ5を単にランプとよぶこともある。
【0025】
次に、図2を用いて、本発明の一実施形態で設定される各警報段階で行われる警報動作について簡単に説明する。図2は、本発明の一実施形態に係る基本的な段階遷移及び各警報段階で行われる警報動作を示すタイムチャートである。
【0026】
なお、図2において、最上段のタイムチャートは、図1のイグニッションスイッチ2がON状態であるか、OFF状態であるかを示す。その下段のタイムチャートは、図1のシートベルトスイッチ4によりシートベルトが装着状態であるか非装着状態であるかを示す。更に、その下段のタイムチャートは、図1の車速センサ3からの車速に応じたHi及びLoからなるパルス波形を示す。また、車速センサ3の下段のタイムチャートは、図1のブザー6のON、OFFを示し、更に、その下段のタイムチャートは、図1のベルトランプ5のON、OFFを示す。
【0027】
図2に示すように、本実施形態では、警報段階を3段階、すなわち、第1段階S1、第2段階S2、及び第3段階S3に設定する。
【0028】
第1段階S1は、時点P0で示すように、イグニッションスイッチ2がONされてから(請求項のエンジン起動に相当)、時点P24で示すように、予め定められた所定車速、例えば、24km/h以上になるまでとする。この第1段階S1では、ブザー6はOFFであり、ランプ5のみがONされて点灯される。なお、この段階でシートベルトが装着されると、ブザー6と同様、ランプ5もOFFとなる。
【0029】
上記第1段階S1において、例えば、上記車速24km/h以上になった場合、次の第2段階S2に遷移する。この第2段階S2においては、ランプ5を所定の周波数で点滅させると共に、これに同期させてブザー6も鳴動させる。詳しくは、図中、I1で示すように、期間T5(例えば、5秒間)だけ、ランプ5を0.2秒のハイレベル及び0.2秒のローレベルで繰り返し点滅させ、これに続いて、期間T1(例えば、1秒間)だけ、ランプ5を連続点灯させるパターンを繰り返すようにする。更に、これらの期間T5及び期間T1に同期させて、ブザー6を鳴動させる。すなわち、ブザー6は、上記期間T5のON及び期間T1のOFFのパターンを繰り返すようにする。なお、この段階でもシートベルトが装着されると、ランプ5及びブザー6が共にOFFとなる。
【0030】
上記第2段階S2において、ブザーON総和(ブザー6がONである状態の総和時間)が、図中、期間T90(例えば、90秒間)以上になった場合、次の第3段階S3に遷移する。この第3段階S3においては、上記第1段階S1と同様、ランプ5のみが点灯され、シートベルトが装着されると、ブザー6と同様、ランプ5もOFFとなる。
【0031】
上記のように複数の警報段階を設け、ランプ点灯から始まり危険度が増すにつれ徐々に警報レベルをあげていくことにより、車両停止中の作業時等の作業者に不快感を与えることがなく、かつ、必要な警報は確実に行うことができる。
【0032】
なお、上記第2段階S2をより細かく分割してもよい。例えば、上記第2段階S2を、第1段階S1において上記車速を超えた際に遷移し、ブザー鳴動と共にランプが第1周期で点滅するように駆動させる第1高警報段階と、この第1高警報段階から所定時間(例えば、30秒)経過した際に遷移し、ブザー鳴動と共にランプを第1周期よりも短い第2周期で点滅させるようにした第2高警報段階に分割するようにしてもよい。すなわち、危険度が増大するにしたがって点滅周期をあげることによってより確実に危険を喚起する。また、上記第2高警報段階の音圧を第1高警報段階より増大させるようにしてもよい。このように、第2段階S2を細分化することにより、より確実に危険度レベルに応じた警報を行うことができるようになる。
【0033】
上記においては、第1段階S1から第3段階S3への上り方向への段階遷移を説明したが、実際には、第3段階S3から第1段階S1への下り方向への段階遷移もある。これらを含めて、図3〜図5を用いて、各段階について説明を加える。
【0034】
図3は、本発明の一実施形態に係る各警報段階間の状態遷移を説明するための状態遷移図である。図4、図5及び図6はそれぞれ、第1段階S1、第2段階S2、及び第3段階S3における警報動作に係る状態遷移図である。なお、図3〜図6において、状態遷移するためのトリガには下線が引かれており、各処理動作は括弧で囲まれている。
【0035】
図3及び図4に示すように、イグニッションスイッチ2のONにより遷移した第1段階S1においては、ベルト装着及びベルト非装着により、警報ON状態及び警報OFF状態間を遷移する。すなわち、警報ON状態(ベルト非装着時)では、ランプがON、ブザーがOFFである。一方、警報OFF状態(ベルト装着時)では、ランプ、ブザー共にOFFになる。この第1段階S1において、車速が24km/h以上になると、次の第2段階S2に遷移する。
【0036】
図3及び図5に示すように、第2段階S2においても、ベルト装着及びベルト非装着をトリガとして、警報ON状態及び警報OFF状態間を遷移する。但し、警報ON状態(ベルト非装着時)では、図中、出力ON状態及び出力OFF状態と記されている状態を、所定時間毎に繰り返す。すなわち、出力ON状態は5秒間だけ継続して、この5秒間が経過すると出力OFF状態に遷移する。出力OFF状態は1秒間だけ継続して、この1秒間が経過すると出力ON状態に遷移する。更に、上記出力ON状態では、0.2秒毎に、ランプON状態及びランプOFF状態を繰り返す。ランプON状態ではランプはONしており、ランプOFF状態ではランプはOFFしている。一方、警報OFF状態(ベルト装着時)では、他の段階と同様に、ランプ、ブザー共にOFFになる。この第2段階S2において、ブザーON総和が90秒以上になると(上記警報ON状態及び警報OFF状態に拘わらず)、次の第3段階S3に遷移し、車速が24km/h未満になった際、ベルト装着状態である場合に限り上記第1段階S1に遷移する。このようにすることにより、シートベルト非装着で24km/h近傍で走行している場合に発生すると予想されるブザー音の途切れを未然に抑制することができる。
【0037】
図3及び図6に示すように、第3段階S3においては、ベルト装着により警報OFF状態に遷移するが、警報OFF状態においてベルト非装着になると、上記第1段階S1に遷移する。なお、警報ON状態(ベルト非装着時)では、ランプがON、ブザーがOFFであり、警報OFF状態(ベルト装着時)では、ランプ、ブザー共にOFFになる。
【0038】
上記第1段階S1は請求項の低警報段階に相当し、第2段階S2は請求項の高警報段階に相当する。なお、上記各状態は、本実施形態の動作を説明するために、便宜上、名付けたものであり、発明を限定するものではない。上記図3〜図6を用いた説明に相当するタイムチャートは、上記図2に示した通りである。
【0039】
このように本実施形態によれば、警報段階を切り替える基準となる車速の近傍で走行している場合に考えられる警報が途切れ途切れになる現象を未然に防止し、運転者に不快感を与えることがなくなる。勿論、車両停止中の作業時等のベルト装着不要時にはブザー6により警報されることがないので作業者に不快感を与えることもない。また、低速運転時にはベルトランプ5のみにより最小限の警報だけが行われ、運転速度や運転時間が増加して危険度が高まるにつれ、ベルトランプ5を点滅させたり、ブザー6による警報が行われるので、不快感を最小限にしつつより効果的に必要な警報が行われる。すなわち、本実施形態によれば、運転者に不快感を与えることなく、状況に応じた警報を確実に行うことができる。これらの結果、本実施形態は、各種車両評価基準を満たす車づくりの一助にもなる。
【0040】
なお、第1段階S1及び第2段階S2で示した警報方法は、第1段階S1よりも次段階以降の警報レベルがあがるようなものであれば、様々なバリエーションが考えられる。また、ベルト非装着検出は、運転席のみならず、助手席や後部座席にも拡張してもよい。
【0041】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1及び請求項5記載の発明によれば、高警報段階から低警報段階への遷移は、高警報段階において所定の車速未満になった際シートベルトが装着状態である場合にのみ行わせる。したがって、この所定の車速の近傍で走行している場合、この車速を超えたり下回ったりする毎に、低警報段階及び高警報段階に応じた警報にその都度切り替わり、高警報段階による警報が途切れ途切れになるのを防止する。勿論、エンジン起動から予め定められた所定車速に到達するまでの低警報段階では可視警報手段のみが駆動し、低警報段階において所定の車速に到達した際の高警報段階では可聴警報手段を駆動させることにより、低警報段階よりも高い警報レベルでシートベルト非装着を警報する。したがって、車両停止中の作業時等のベルト装着不要時には可聴警報されることがなく使用者に不快感を与えることがない。また、所定車速に到達するまでの低速運転時には可視警報のみにより最小限の警報が行われ、所定車速に到達して危険度が高まると可聴警報により確実に警報が行われる。これらの結果、本発明によれば、運転者に不快感を与えることなく、状況に応じた警報を確実に行うことができる。
【0042】
請求項2記載の発明によれば、高警報段階では可聴警報手段及び可視警報手段を共に駆動させることによって、高警報段階における警報がより確実に行われる。この結果、本発明によれば、運転者に不快感を与えることなく、状況に応じた警報をより確実に行うことができる。
【0043】
請求項3及び請求項6記載の発明によれば、可聴警報手段及び前記可視警報手段の同期をとって駆動させるようにしているので、高警報段階における警報が更に確実に行われる。この結果、本発明によれば、運転者に不快感を与えることなく、状況に応じた警報を更に確実に行うことができる。
【0044】
請求項4記載の発明によれば、低警報段階では、可視警報手段が点灯され、高警報段階は、低警報段階において所定の車速を超えた際に遷移し、可視警報手段を第1周期で点滅させる第1高警報段階と、第1高警報段階から所定時間経過した際に遷移し、可視警報手段を第1周期よりも短い第2周期で点滅させる第2高警報段階とからなるようにしているので、危険度が増すにつれて徐々に警報があがっていき、運転手や乗員に不快感を与えることなくかつ確実に警報を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るシートベルトリマインダ装置及びこの装置周りの基本構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の一実施形態に係る基本的な段階遷移及び各警報段階で行われる警報動作を示すタイムチャートである。
【図3】本発明の一実施形態に係る各警報段階及び各段階間の状態遷移を説明するための状態遷移図である。
【図4】第1段階における警報動作に係る状態遷移図である。
【図5】第2段階における警報動作に係る状態遷移図である。
【図6】第3段階における警報動作に係る状態遷移図である。
【図7】従来のシートベルトリマインダに係る警報動作を示すタイムチャートである。
【符号の説明】
1 シートベルトリマインダ装置
2 イグニッションスイッチ
3 車速センサ
4 シートベルトスイッチ
5 ベルトランプ
6 ブザー
S1 第1段階
S2 第2段階
S3 第3段階
Claims (6)
- 警報情報取得手段により得られる車速、距離、及び時間のうちの少なくともいずれかひとつの情報に基づいて、エンジン起動に応じて遷移して可視警報手段のみを駆動させることにより車両のシートベルトの非装着を警報する低警報段階と、前記低警報段階の次段階であり、少なくとも可聴警報手段を駆動させることによりシートベルトの非装着を警報する高警報段階とを設定し、この異なる警報段階の各々においてシートベルトの非装着を警報し且つシートベルトが装着された際には警報を停止するようにしたシートベルトリマインダ方法であって、
前記低警報段階から前記高警報段階への遷移が、前記低警報段階において所定の車速に到達した際に行われ、
前記高警報段階から前記低警報段階への遷移が、前記高警報段階において前記所定の車速未満になった際シートベルトが装着状態である場合にのみ行われ、
前記高警報段階においてシートベルトが未装着状態では、前記所定の速度未満になった場合でも前記高警報段階を維持するようにしたことを特徴とするシートベルトリマインダ方法。 - 請求項1記載のシートベルトリマインダ方法において、
前記高警報段階では、前記可聴警報手段及び前記可視警報手段を共に駆動させる、
ことを特徴とするシートベルトリマインダ方法。 - 請求項2記載のシートベルトリマインダ方法において、
前記高警報段階では、前記可聴警報手段及び前記可視警報手段の同期をとって駆動させる、
ことを特徴とするシートベルトリマインダ方法。 - 請求項2又は3記載のシートベルトリマインダ方法において、
前記低警報段階では、
前記可視警報手段が点灯され、
前記高警報段階は、
前記低警報段階において所定の車速を超えた際に遷移し、前記可視警報手段を第1周期で点滅させる第1高警報段階と、
前記第1高警報段階から所定時間経過した際に遷移し、前記可視警報手段を前記第1周期よりも短い第2周期で点滅させる第2高警報段階とからなる、
ことを特徴とするシートベルトリマインダ方法。 - 警報情報取得手段により得られる車速、距離、及び時間のうちの少なくともいずれかひとつの情報に基づいて、エンジン起動に応じて遷移して可視警報手段のみを駆動させることにより車両のシートベルトの非装着を警報する低警報段階と、前記低警報段階の次段階であり、少なくとも可聴警報手段を駆動させることによりシートベルトの非装着を警報する高警報段階とを設定し、この異なる警報段階の各々においてシートベルトの非装着を警報し且つシートベルトが装着された際には警報を停止するようにしたシートベルトリマインダ装置であって、
前記低警報段階から前記高警報段階への遷移は、前記低警報段階において所定の車速に到達した際に行い、且つ、前記高警報段階から前記低警報段階への遷移は、前記高警報段階において前記所定の車速未満になった際シートベルトが装着状態である場合にのみ行うことで、前記高警報段階においてシートベルトが未装着状態では、前記所定の速度未満になった場合でも前記高警報段階を維持する制御手段、
を含むことを特徴とするシートベルトリマインダ装置。 - 請求項5記載のシートベルトリマインダ装置において、
前記高警報段階では、前記可聴警報手段及び前記可視警報手段の同期をとって駆動させる、
ことを特徴とするシートベルトリマインダ装置。
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