JP3845337B2 - シートベルトリマインダ方法及びシートベルトリマインダ装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、車両のシートベルトの非装着を少なくとも可聴音で警報するシートベルトリマインダ方法及び装置に関し、特に、可聴音発生中にシートベルトの装着及び非装着が繰り返し行われた際に発生する違和感を抑制したシートベルトリマインダ方法及びシートベルトリマインダ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、車両のシートベルトの非装着をランプ点灯やブザー音で警報するシートベルトリマインダとよばれる装置が提案されている。また、近年、欧州の車両評価基準等では、光と共に音による警報が求められており、この基準を満たす車づくりの要求も高まっている。このような車両評価基準のうちのひとつに、警報時の可聴信号に関する基準があり、ここでは、例えば、シートベルト非装着で駆動時間の総和が90秒を満たすまで、5秒間の駆動、1秒間の停止を繰り返すように規定されている。このような背景のもとに考えられた従来のシートベルトリマインダ方法を、以下に図6を参照しながら説明する。なお、本明細書中、可聴警報手段及びブザーの駆動とは、それらの鳴動又は吹鳴と同意である。
【0003】
図6(a)及び図6(b)は共に、従来の可聴警報手段を用いたシートベルトリマインダ方法に係る警報動作を示すタイムチャートである。ここでは、可聴警報手段としてブザーを用いるものとする。
【0004】
図6(a)及び図6(b)に示すように、所定の警報条件が満たされた際には、ON時間5秒及びOFF時間1秒で1サイクルが構成されるブザー音が、ブザーON総和時間が90秒に到達するまで出力される。点線で示すように、1サイクル中でのON時間5秒が完全に経過する前にシートベルトが装着されると、ブザーは直ちにOFFとなる。そして、シートベルトが再度非装着になると、図6(a)に示す従来例では、非装着となった時点でON時間5秒の残り時間分だけが駆動され、図6(b)に示す従来例では、警報終了時点でON時間5秒の残り時間分だけが駆動される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記図6(a)及び図6(b)に示したいずれの従来例においても、上記のような状況では、5秒未満の短いブザー音が出力されてしまい、運転手や搭乗者に対して、違和感を与えたり、シートベルトリマインダ装置が故障しているのではないかと勘違いされたりして余計な不信感を与えてしまう可能性がある。
【0006】
よって本発明は、上述した現状に鑑み、可聴警報により運転手や搭乗者に違和感や不信感を与えることがなく、確実にシートベルト非装着を警報することができるシートベルトリマインダ方法及びシートベルトリマインダ装置を提供することを課題としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するためになされた請求項1記載のシートベルトリマインダ方法は、車両のシートベルトの非装着時における所定の警報条件が満たされた際には、シートベルトの非装着を少なくとも可聴警報手段を駆動させて警報するシートベルトリマインダ方法であって、前記警報条件が満たされた際には、予め定められたオンオフ比率のデューティサイクルにしたがいつつ、オン時間の総和が予め定められた警報基準時間以上になり、かつ、1サイクル中での定められたオン時間が完全に経過するまで、シートベルトが着用されない限り、前記可聴警報手段の駆動を継続させ、前記可聴警報手段の駆動中において、前記1サイクル中でのオン時間が完全に経過する前に、シートベルトが着用されると、前記可聴警報手段を直ちにオフにし、この後に再度シートベルトが非装着になると、前記可聴警報手段を直ちにオンにしたうえで、前記デューティサイクルにしたがいつつ、前記可聴警報手段がオフされる前も含めたオン時間の総和が前記警報基準時間以上になり、かつ、前記1サイクル中でのオン時間が完全に経過するまで、前記可聴警報手段の駆動を継続させる、ことを特徴とする。
【0008】
また、上記課題を解決するためになされた請求項2記載のシートベルトリマインダ方法は、車両のシートベルトの非装着時における所定の警報条件が満たされた際には、シートベルトの非装着を少なくとも可聴警報手段を駆動させて警報するシートベルトリマインダ方法であって、前記警報条件が満たされた際には、予め定められたオンオフ比率のデューティサイクルにしたがいつつ、オン時間の総和が予め定められた警報基準時間以上になり、かつ、1サイクル中での定められたオン時間が完全に経過するまで、シートベルトが着用されない限り、前記可聴警報手段の駆動を継続させ、前記可聴警報手段の駆動中において、前記1サイクル中でのオン時間が完全に経過する前に、シートベルトが着用されると、前記可聴警報手段を直ちにオフにし、この後に再度シートベルトが非装着になると、前記可聴警報手段を直ちにオンにしたうえで、前記デューティサイクルにしたがいつつ、前記可聴警報手段がオフされる前も含めたオン時間の総和が前記警報基準時間以上になり、かつ、前記1サイクル中でのオン時間が完全に経過するまで、特殊な場合を除いて、前記可聴警報手段の駆動を継続させ、前記特殊な場合は、前記オン時間の総和が予め定められた警報基準時間以上になったが、前記1サイクル中でのオン時間が完全に経過する前に、シートベルトが着用されて再度未着用になった場合であり、この場合には前記可聴警報手段を駆動させないようにする、ことを特徴とする。
【0009】
また、上記課題を解決するためになされた請求項3記載のシートベルトリマインダ方法は、請求項1又は2記載のシートベルトリマインダ方法において、前記可聴警報手段の他に可視警報手段も備え、予め定められた警報段階に応じて、前記可聴警報手段及び前記可視警報手段を選択的に駆動させるシートベルトリマインダ方法であって、前記可視警報手段は、エンジン起動後の初期警報段階にて駆動させ、前記可聴警報手段は、前記初期警報段階にて所定の車速に到達した際にのみ駆動させる、ことを特徴とする。
【0010】
また、上記課題を解決するためになされた請求項4記載のシートベルトリマインダ装置は、警報情報検出手段により得られる車両のシートベルトの非装着時における所定の警報条件が満たされた際には、シートベルトの非装着を少なくとも可聴警報手段により警報するシートベルトリマインダ装置であって、前記警報条件が満たされた際には、予め定められたオンオフ比率のデューティサイクルにしたがいつつ、オン時間の総和が予め定められた警報基準時間以上になり、かつ、1サイクル中での定められたオン時間が完全に経過するまで、シートベルトが着用されない限り、前記可聴警報手段の駆動を継続させ、前記可聴警報手段の駆動中において、前記1サイクル中でのオン時間が完全に経過する前に、シートベルトが着用されると、前記可聴警報手段を直ちにオフにし、この後に再度シートベルトが非装着になると、前記可聴警報手段を直ちにオンにしたうえで、前記デューティサイクルにしたがいつつ、前記可聴警報手段がオフされる前も含めたオン時間の総和が前記警報基準時間以上になり、かつ、前記1サイクル中でのオン時間が完全に経過するまで、前記可聴警報手段の駆動を継続させる可聴警報制御手段を含む、ことを特徴とする。
【0011】
また、上記課題を解決するためになされた請求項5記載のシートベルトリマインダ装置は、警報情報検出手段により得られる車両のシートベルトの非装着時における所定の警報条件が満たされた際には、シートベルトの非装着を少なくとも可聴警報手段により警報するシートベルトリマインダ装置であって、前記警報条件が満たされた際には、予め定められたオンオフ比率のデューティサイクルにしたがいつつ、オン時間の総和が予め定められた警報基準時間以上になり、かつ、1サイクル中での定められたオン時間が完全に経過するまで、シートベルトが着用されない限り、前記可聴警報手段の駆動を継続させ、前記可聴警報手段の駆動中において、前記1サイクル中でのオン時間が完全に経過する前に、シートベルトが着用されると、前記可聴警報手段を直ちにオフにし、この後に再度シートベルトが非装着になると、前記可聴警報手段を直ちにオンにしたうえで、前記デューティサイクルにしたがいつつ、前記可聴警報手段がオフされる前も含めたオン時間の総和が前記警報基準時間以上になり、かつ、前記1サイクル中でのオン時間が完全に経過するまで、特殊な場合を除いて、前記可聴警報手段の駆動を継続させ、前記特殊な場合は、前記オン時間の総和が予め定められた警報基準時間以上になったが、前記1サイクル中でのオン時間が完全に経過する前に、シートベルトが着用されて再度未着用になった場合であり、この場合には前記可聴警報手段を駆動させないようにする可聴警報制御手段を含む、ことを特徴とする。
【0012】
請求項1及び4記載の発明によれば、所定の警報条件が満たされた際には、予め定められたオンオフ比率のデューティサイクルにしたがいつつ、オン時間の総和が予め定められた警報基準時間以上になり、かつ、1サイクル中での定められたオン時間が完全に経過するまで、シートベルトが着用されない限り、可聴警報手段が駆動される。この駆動中において、1サイクル中でのオン時間が完全に経過する前に、シートベルトが着用されると、可聴警報手段は直ちにオフにされる。そして、この後に再度シートベルトが非装着になると、可聴警報手段を直ちにオンにしたうえで、上記デューティサイクルにしたがいつつ、可聴警報手段がオフされる前も含めたオン時間の総和が警報基準時間以上になり、かつ、1サイクル中でのオン時間が完全に経過するまで、可聴警報手段が駆動される。これにより、1サイクル中での定められたオン時間が完全に経過する前にシートベルトが着用されても、従来のように、再装着後にオン時間の残り時間分だけを駆動させることなく、定められた警報基準時間、確実に可聴警報を行うことができる。
【0013】
また、請求項2及び5記載の発明によれば、所定の警報条件が満たされた際には、予め定められたオンオフ比率のデューティサイクルにしたがいつつ、オン時間の総和が予め定められた警報基準時間以上になり、かつ、1サイクル中での定められたオン時間が完全に経過するまで、シートベルトが着用されない限り、可聴警報手段が駆動される。この駆動中において、1サイクル中でのオン時間が完全に経過する前に、シートベルトが着用されると、可聴警報手段は直ちにオフにされる。そして、この後に再度シートベルトが非装着になると、可聴警報手段を直ちにオンにしたうえで、上記デューティサイクルにしたがいつつ、可聴警報手段がオフされる前も含めたオン時間の総和が警報基準時間以上になり、かつ、1サイクル中でのオン時間が完全に経過するまで、可聴警報手段が駆動される。これにより、1サイクル中での定められたオン時間が完全に経過する前にシートベルトが着用されても、従来のように、再装着後にオン時間の残り時間分だけを駆動させることなく、定められた警報基準時間、確実に可聴警報を行うことができる。更に、オン時間の総和が予め定められた警報基準時間以上になったが、1サイクル中でのオン時間が完全に経過する前に、シートベルトが着用されて再度未着用になったような場合には可聴警報手段を駆動させないようにすることにより、万が一の特殊な場合にも、運転手や搭乗者に違和感や不信感を与えることがなくなる。
【0014】
また、請求項3記載の発明によれば、上記のような可聴警報手段は、可視警報される初期警報段階にて所定の車速に到達した際にのみに駆動される。したがって、シートベルトの装着及び非装着の繰り返しが多いと考えられる初期警報段階では、可聴音により運転手や搭乗者に違和感や不信感を与えることが全くなく、これに続く警報段階でも上記のようにして違和感を防止するので、運転中のあらゆる場合において、違和感や不信感を与えることなく確実に可聴警報を行うことができる。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
まず、本発明の一実施形態に係るシートベルトリマインダ装置の基本構成について説明する。図1は、本発明の一実施形態に係るシートベルトリマインダ装置及びこの装置周りの基本構成を示すブロック図である。図1において、シートベルトリマインダ装置1は、イグニッションスイッチ2、車速センサ3、シートベルトスイッチ4、ブザー出力部5及びベルトランプ出力部6に接続されている。
【0016】
本シートベルトリマインダ装置1は、基本的にマイクロコンピュータから構成され、警報情報取得部11、ブザー制御部12(請求項の可聴警報制御手段に相当する)及びランプ制御部13を含んで構成される。シートベルトリマインダ装置1は、イグニッションスイッチ2、車速センサ3及びシートベルトスイッチ4から供給される情報等に基づいて、ブザー出力部5及びベルトランプ出力部6を制御して、シートベルト非装着を警報する。
【0017】
警報情報取得部11は、少なくとも、シートベルトスイッチ4から供給される情報を受けて、ベルトの着用状態を判定する機能を有するが、実際的には、イグニッションスイッチ2、車速センサ3及びシートベルトスイッチ4から供給される情報を受けて、ブザー制御部12及びランプ制御部13に供給する機能を有する。すなわち、警報情報取得部11は、イグニッションスイッチ2からのイグニッションON又はOFF信号、車速センサ3からの車速に応じたパルス信号、及びシートベルトの装着又は非装着を示す電気信号を受けて、これらをブザー制御部12及びランプ制御部13に供給する。また、警報情報取得部11は、イグニッションスイッチ2、車速センサ3、シートベルトスイッチ4からの各信号を、マイクロコンピュータからなる制御部12、13に適した電圧に変換するインターフェース機能も含む。
【0018】
ブザー制御部12は、上記警報情報取得部11から、ベルトの着用状態に関する情報を受けて、ブザーの駆動及び停止の制御を行うもので、ベルトの着用状態とブザー駆動時間により、ブザーのON/OFFを制御するブザーON/OFF制御部121、ブザーON時間を計数するブザーON時間計数部122a、ブザーON時間の総和を求めるブザーON時間総和計数部122b、ブザーON時間が5秒経過したか否かを比較判定するブザーON5秒判定部122c、ブザーOFF時間を計数するブザーOFF時間計数部123a、ブザーOFF時間が1秒経過したか否かを比較判定するブザーOFF1秒判定部123b、及びブザーON時間の総和が90秒以上になったか否かを比較判定するブザーON総和90秒判定部122d、123dを含む。
【0019】
ランプ制御部13も、基本的に、上記ブザー制御部12と同様、計数部及び判定部等を含み、車両のシートベルトの非装着時における車速、距離、及び時間のうちの少なくともいずれかひとつの情報に基づいて、ランプの駆動制御を行うものであるが、本実施形態ではランプの駆動制御は付加的要素なので詳細な説明は省略する。
【0020】
一方、イグニッションスイッチ2は、車両の使用状態を判定するために利用され、このスイッチ2がONされると、車両が使用状態にあるものと判断される。車速センサ3は、車速を検出して、この車速に応じた周期のパルス信号を出力する。この出力は、後述の警報段階を判定するための情報のひとつとなる。シートベルトスイッチ4は、少なくとも運転席のシートベルトに取り付けられているバックルが結合されているか否かに基づき、シートベルトの装着又は非装着を示す電気信号を、シートベルトリマインダ装置1に出力する。これらイグニッションスイッチ2、車速センサ3及びシートベルトスイッチ4は、請求項の警報情報検出手段に相当する。
【0021】
ブザー出力部5及びベルトランプ出力部6は、シートベルトリマインダ装置1に駆動制御されて、シートベルト非装着を運転手等に警報する。ブザー出力部5はシートベルトリマインダ装置1に組み込まれたブザー及びその駆動回路から構成されているが、運転手に警報を認識させられる場所であれば、他の場所に設けてもよい。ベルトランプ出力部6は、例えば、コンビネーションメータに組み込まれた警報用ランプ及びこの駆動回路から構成される。ブザー出力部5及びベルトランプ出力部6はそれぞれ、請求項の可聴警報手段及び可視警報手段に相当する。なお、以後の説明では、シートベルトを単にベルト、ベルトランプを単にランプとよぶこともある。
【0022】
なお、上記構成に基づく本実施形態に係る作用は、図2〜図5のタイムチャート等を参照しながら、後で説明を加える。
【0023】
次に、図2及び図3を用いて、本リマインダ方法及び装置の適用例のひとつとなるマルチステージリマインダ方法について簡単に説明する。すなわち、本実施形態のリマインダ方法及び装置は、例えば、図2及び図3における第3段階S3で適用される。図2は、本リマインダ方法及び装置の適用例のひとつとなるマルチステージリマインダ方法において行われる警報動作を示すタイムチャートである。図3は、図2のリマインダ方法に係る各警報段階間の状態遷移を説明するための状態遷移図である。
【0024】
なお、図2において、最上段のタイムチャートは、図1のイグニッションスイッチ2がON状態であるか、OFF状態であるかを示す。その下段のタイムチャートは、図1のシートベルトスイッチ4によりシートベルトが装着状態であるか非装着状態であるかを示す。更に、その下段のタイムチャートは、図1の車速センサ3からの車速に応じたHi及びLoからなるパルス波形を示す。また、車速センサ3の下段のタイムチャートは、図1のブザー出力部5に含まれるブザーのON、OFFを示し、更に、その下段のタイムチャートは、図1のベルトランプ出力部6に含まれるランプのON、OFFを示す。また、図3において、状態遷移するためのトリガには下線が引かれており、各処理動作は括弧で囲まれている。
【0025】
図2及び図3に示すように、このマルチステージリマインダ方法では、第1段階S1、第2段階S2、第3段階S3及び第4段階S4に設定され、その第1段階S1は、時点P0で示すように、イグニッションスイッチ2がONされてから、時点P24で示すように、予め定められた所定車速、例えば、24km/h以上になるまでとする。この第1段階S1では、ブザーはOFFであり、ランプのみがONされて点灯される。なお、この段階でシートベルトが装着されると、ブザーと同様、ランプ6もOFFとなる。
【0026】
上記第1段階S1において、例えば、上記車速24km/h以上になった場合、次の第2段階S2に遷移する。この第2段階S2においては、ブザーは未だOFFであり、ランプ6のみが、図中、I1で示すように、例えば、0.5秒のハイレベル及び0.5秒のローレベルの繰り返しにより点滅される。なお、この段階でもシートベルトが装着されると、ブザーと同様、ランプもOFFとなる。また、この段階で車速24km/h未満になった場合、第1段階S1に遷移する。
【0027】
上記第2段階S2において、所定時間、例えば、30秒経過した際には、次の第3段階S3に遷移する。この第3段階S3においては、上記第2段階S2中のランプの点滅周期を短くしたうえに点灯も組み合わせる。更に、これに同期させてブザーも駆動させる。詳しくは、図中、I2で示すように、期間T5(例えば、5秒間)だけ、ランプを0.2秒のハイレベル及び0.2秒のローレベルで繰り返し点滅させ、これに続いて、期間T1(例えば、1秒間)だけ、ランプを連続点灯させるパターンを繰り返すようにする。更に、これらの期間T5及び期間T1に同期させて、ブザーを駆動させる。すなわち、ブザーは、上記期間T5のON及び期間T1のOFFのパターンを繰り返すようにする。ここでのブザーの動作が、本実施形態に直接的に係ってくる。これに関しては、図4及び図5を用いて後述する。このパターンを生成させるために、上記ブザーON時間計数部、ブザーON5秒判定部、ブザーOFF時間計数部、ブザーOFF1秒判定部が用いられる。なお、この段階でもシートベルトが装着されると、ランプ及びブザー共にOFFとなる。また、この段階でも車速24km/h未満になった場合、第1段階S1に遷移する。
【0028】
上記第3段階S3において、ブザーON総和(ブザーがONである状態の総和時間)が、図中、期間T90(例えば、90秒間)以上になった場合、次の第4段階S4に遷移する。この期間T90の計数及び判定には、上記ブザーON時間計数部及びブザーON総和90秒判定部が用いられる。この第4段階S4においては、上記第1段階S1と同様、ランプのみが点灯され、シートベルトが装着されると、ブザーと同様、ランプもOFFとなる。また、この段階でベルトが装着から非装着になれば第1段階S1に遷移する。
【0029】
このようなマルチステージリマインダ方法に本発明を適用することにより、ランプ点灯から始まり危険度が増すにつれ徐々に警報レベルをあげていくことにより、車両停止中の作業時等の使用者に不快感を与えることがなく、必要な警報は確実に行うことができるというメリットを享受しつつ、上記第3段階S3にてブザー途切れ音の発生を防止して違和感や不信感を与えることがなくなる。
【0030】
更に、図1、図4及び図5を用いて、本発明の一実施形態に係るシートベルトリマインダ方法及びシートベルトリマインダ装置の警報動作について説明する。図1は上記の通りである。図4は、本発明の一実施形態に係る警報動作を示すタイムチャートである。図5は、図4のタイムチャートに対応する状態遷移図である。図5においても、状態遷移するためのトリガには下線が引かれており、各処理動作は括弧で囲まれている。
【0031】
図4に示されるように、ベルト着用時には、ブザーON/OFF制御部121はブザーをOFFとし(図5の警報OFF状態に相当)、一方、ベルト非装着時には、ブザーON/OFF制御部121はブザーを以下のようなサイクルで駆動させる(図5の警報ON状態に相当)。すなわち、ブザーON5秒判定部122cで5秒経過と判定されるまでブザーONを継続し(図5の出力ON状態に相当)、ブザーON時間5秒経過の場合にはブザーON/OFF制御部121はブザーをOFFとする。更に、ブザーOFF1秒判定部123bが1秒経過と判定するまでOFFを継続し(図5の出力OFF状態に相当)、ブザーON時間1秒経過の場合にブザーON/OFF制御部121はブザーをONとする。
【0032】
このようなブザーON時間5秒(出力ON状態)及びブザーOFF時間1秒(出力OFF状態)からなる駆動サイクルは、ブザーON総和90秒判定部122dが、ブザーON総和時間が90秒以上になったと判定し、かつ、ブザーON5秒判定部122cがブザーON時間5秒経過と判定するまで、繰り返される。
【0033】
また、図4において点線で示すように、ブザーON時間5秒経過前にベルト着用となると、ブザーON/OFF制御部121はブザーを直ちにOFFとし、再度ベルトが未装着となると、ブザーON/OFF制御部121はブザーを直ちにONとし、ブザーON総和90秒判定部122dが(ブザーがOFFされる前も含めた)ブザーON総和時間が90秒以上になったと判定し、かつ、ブザーON5秒判定部122cがブザーON時間5秒経過と判定するまで、再び、ブザーON時間5秒(出力ON状態)及びブザーOFF時間1秒(出力OFF状態)からなる駆動サイクルが繰り返される。このようなブザーON/OFF駆動制御により、上記点線で示したON時間の残り時間分は、従来のように、独立的に駆動されることなく、最後のブザーON時間5秒に含まれるようになる。なお、このような制御により、ブザーON総和時間90秒の超過ぶんは最大5秒になるがこれは特に問題とならない。
【0034】
このような駆動制御により、ブザーON時間5秒及びブザーOFF時間1秒からなる駆動サイクルにおいて、ブザーON時間5秒が完全に経過する前にシートベルトが着用されても、従来のように、再装着後にON時間の残り時間分だけを駆動させることなく、ブザーON総和が90秒(請求項の警報基準時間に相当)に到達するまで、確実に可聴警報を行うことができる。したがって、運転手や搭乗者に違和感や不信感を与えることがなくなる。なお、上記特徴は、請求項1及び請求項4に相当する。
【0035】
更に、ブザーON総和90秒判定部122dが、ブザーON総和時間が90秒以上になったと判定し、かつ、ブザーON5秒判定部122cがブザーON時間5秒経過と判定する前にベルト着用され、再度、未着用となった特殊な場合には、残り時間を警報しないように、ブザーOFF側のブザーON総和90秒判定部123dがベルト着用時点で90秒経過であれば、警報終了させる。
【0036】
このように、ブザーON総和時間が90秒以上になったと判定されたが、1サイクル中でのON時間が完全に経過する前に、シートベルトが着用されて再度未着用になったような場合には、ブザーを駆動させないようにすることにより、万が一の特殊な場合にも、運転手や搭乗者に違和感や不信感を与えることがなくなる。なお、上記特徴は、請求項2及び請求項5に相当する。
【0037】
なお、上記各状態は、本実施形態の動作を説明するために、便宜上、名付けたものであり、発明を限定するものではない。
【0038】
このように本実施形態によれば、予め定められたオンオフ比率のデューティサイクル中でのオン時間が完全に経過する前にシートベルトが着用されても、従来のように、再装着後にオン時間の残り時間分だけが出力されることはない。また、最後のオン時間でシートベルトが着用されて再度未着用になったような場合には、ブザーを駆動させないようにしている。したがって、本実施形態によれば、運転手や搭乗者に違和感や不信感を与えることがなく、上記評価基準も満足しつつ、確実にシートベルト非装着をブザー警報することができるシートベルトリマインダ方法及びシートベルトリマインダ装置が得られる。
【0039】
なお、本発明は、上記実施形態で例示したようなマルチステージリマインダ方法への適用を限定するものではなく、他のタイプのマルチステージリマインダ警報方法やブザーのみによる警報にも適用可能である。また、ベルト非装着検出は、運転席のみならず、助手席や後部座席にも拡張してもよい。
【0040】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1及び4記載の発明によれば、所定の警報条件が満たされた際には、予め定められたオンオフ比率のデューティサイクルにしたがいつつ、オン時間の総和が予め定められた警報基準時間以上になり、かつ、1サイクル中での定められたオン時間が完全に経過するまで、シートベルトが着用されない限り、可聴警報手段が駆動される。この駆動中において、1サイクル中でのオン時間が完全に経過する前に、シートベルトが着用されると、可聴警報手段は直ちにオフにされる。そして、この後に再度シートベルトが非装着になると、可聴警報手段を直ちにオンにしたうえで、上記デューティサイクルにしたがいつつ、可聴警報手段がオフされる前も含めたオン時間の総和が警報基準時間以上になり、かつ、1サイクル中でのオン時間が完全に経過するまで、可聴警報手段が駆動される。これにより、1サイクル中での定められたオン時間が完全に経過する前にシートベルトが着用されても、従来のように、再装着後にオン時間の残り時間分だけを駆動させることなく、定められた警報基準時間、確実に可聴警報を行うことができる。したがって、運転手や搭乗者に違和感や不信感を与えることがなくなる。
【0041】
請求項2及び5記載の発明によれば、上記請求項1及び4記載の発明による効果に加えて、オン時間の総和が予め定められた警報基準時間以上になったが、1サイクル中でのオン時間が完全に経過する前に、シートベルトが着用されて再度未着用になったような場合には可聴警報手段を駆動させないようにすることにより、万が一の特殊な場合にも、運転手や搭乗者に違和感や不信感を与えることがなくなるという効果が得られる。
【0042】
請求項3記載の発明によれば、上記のような可聴警報手段は、可視警報される初期警報段階にて所定の車速に到達した際にのみに駆動される。したがって、シートベルトの装着及び非装着の繰り返しが多いと考えられる初期警報段階では、可聴音により運転手や搭乗者に違和感や不信感を与えることが全くなく、これに続く警報段階でも上記のようにして違和感を防止するので、運転中のあらゆる場合において、違和感や不信感を与えることなく確実に可聴警報を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るシートベルトリマインダ装置及びこの装置周りの基本構成を示すブロック図である。
【図2】本リマインダ方法及び装置の適用例のひとつとなるマルチステージリマインダ方法において行われる警報動作を示すタイムチャートである。
【図3】図2のリマインダ方法に係る各警報段階間の状態遷移を説明するための状態遷移図である。
【図4】本発明の一実施形態に係る警報動作を示すタイムチャートである。
【図5】図4のタイムチャートに対応する状態遷移図である。
【図6】図6(a)及び図6(b)は共に、従来の可聴警報手段を用いたシートベルトリマインダ方法に係る警報動作を示すタイムチャートである。
【符号の説明】
1 シートベルトリマインダ装置
2 イグニッションスイッチ
3 車速センサ
4 シートベルトスイッチ
5 ブザー出力部
6 ベルトランプ出力部
11 警報情報取得部
12 ブザー制御部
13 ランプ制御部
Claims (5)
- 車両のシートベルトの非装着時における所定の警報条件が満たされた際には、シートベルトの非装着を少なくとも可聴警報手段を駆動させて警報するシートベルトリマインダ方法であって、
前記警報条件が満たされた際には、予め定められたオンオフ比率のデューティサイクルにしたがいつつ、オン時間の総和が予め定められた警報基準時間以上になり、かつ、1サイクル中での定められたオン時間が完全に経過するまで、シートベルトが着用されない限り、前記可聴警報手段の駆動を継続させ、
前記可聴警報手段の駆動中において、前記1サイクル中でのオン時間が完全に経過する前に、シートベルトが着用されると、前記可聴警報手段を直ちにオフにし、
この後に再度シートベルトが非装着になると、前記可聴警報手段を直ちにオンにしたうえで、前記デューティサイクルにしたがいつつ、前記可聴警報手段がオフされる前も含めたオン時間の総和が前記警報基準時間以上になり、かつ、前記1サイクル中でのオン時間が完全に経過するまで、前記可聴警報手段の駆動を継続させる、
ことを特徴とするシートベルトリマインダ方法。 - 車両のシートベルトの非装着時における所定の警報条件が満たされた際には、シートベルトの非装着を少なくとも可聴警報手段を駆動させて警報するシートベルトリマインダ方法であって、
前記警報条件が満たされた際には、予め定められたオンオフ比率のデューティサイクルにしたがいつつ、オン時間の総和が予め定められた警報基準時間以上になり、かつ、1サイクル中での定められたオン時間が完全に経過するまで、シートベルトが着用されない限り、前記可聴警報手段の駆動を継続させ、
前記可聴警報手段の駆動中において、前記1サイクル中でのオン時間が完全に経過する前に、シートベルトが着用されると、前記可聴警報手段を直ちにオフにし、
この後に再度シートベルトが非装着になると、前記可聴警報手段を直ちにオンにしたうえで、前記デューティサイクルにしたがいつつ、前記可聴警報手段がオフされる前も含めたオン時間の総和が前記警報基準時間以上になり、かつ、前記1サイクル中でのオン時間が完全に経過するまで、特殊な場合を除いて、前記可聴警報手段の駆動を継続させ、
前記特殊な場合は、前記オン時間の総和が予め定められた警報基準時間以上になったが、前記1サイクル中でのオン時間が完全に経過する前に、シートベルトが着用されて再度未着用になった場合であり、この場合には前記可聴警報手段を駆動させないようにする、
ことを特徴とするシートベルトリマインダ方法。 - 請求項1又は2記載のシートベルトリマインダ方法において、
前記可聴警報手段の他に可視警報手段も備え、予め定められた警報段階に応じて、前記可聴警報手段及び前記可視警報手段を選択的に駆動させるシートベルトリマインダ方法であって、
前記可視警報手段は、エンジン起動後の初期警報段階にて駆動させ、
前記可聴警報手段は、前記初期警報段階にて所定の車速に到達した際にのみ駆動させる、
ことを特徴とするシートベルトリマインダ方法。 - 警報情報検出手段により得られる車両のシートベルトの非装着時における所定の警報条件が満たされた際には、シートベルトの非装着を少なくとも可聴警報手段により警報するシートベルトリマインダ装置であって、
前記警報条件が満たされた際には、予め定められたオンオフ比率のデューティサイクルにしたがいつつ、オン時間の総和が予め定められた警報基準時間以上になり、かつ、1サイクル中での定められたオン時間が完全に経過するまで、シートベルトが着用されない限り、前記可聴警報手段の駆動を継続させ、
前記可聴警報手段の駆動中において、前記1サイクル中でのオン時間が完全に経過する前に、シートベルトが着用されると、前記可聴警報手段を直ちにオフにし、
この後に再度シートベルトが非装着になると、前記可聴警報手段を直ちにオンにしたうえで、前記デューティサイクルにしたがいつつ、前記可聴警報手段がオフされる前も含めたオン時間の総和が前記警報基準時間以上になり、かつ、前記1サイクル中でのオン時間が完全に経過するまで、前記可聴警報手段の駆動を継続させる可聴警報制御手段を含む、
ことを特徴とするシートベルトリマインダ装置。 - 警報情報検出手段により得られる車両のシートベルトの非装着時における所定の警報条件が満たされた際には、シートベルトの非装着を少なくとも可聴警報手段により警報するシートベルトリマインダ装置であって、
前記警報条件が満たされた際には、予め定められたオンオフ比率のデューティサイクルにしたがいつつ、オン時間の総和が予め定められた警報基準時間以上になり、かつ、1サイクル中での定められたオン時間が完全に経過するまで、シートベルトが着用されない限り、前記可聴警報手段の駆動を継続させ、
前記可聴警報手段の駆動中において、前記1サイクル中でのオン時間が完全に経過する前に、シートベルトが着用されると、前記可聴警報手段を直ちにオフにし、
この後に再度シートベルトが非装着になると、前記可聴警報手段を直ちにオンにしたうえで、前記デューティサイクルにしたがいつつ、前記可聴警報手段がオフされる前も含めたオン時間の総和が前記警報基準時間以上になり、かつ、前記1サイクル中でのオン時間が完全に経過するまで、特殊な場合を除いて、前記可聴警報手段の駆動を継続させ、
前記特殊な場合は、前記オン時間の総和が予め定められた警報基準時間以上になったが、前記1サイクル中でのオン時間が完全に経過する前に、シートベルトが着用されて再度未着用になった場合であり、この場合には前記可聴警報手段を駆動させないようにする可聴警報制御手段を含む、
ことを特徴とするシートベルトリマインダ装置。
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