JP2005165759A - 警告発生器 - Google Patents

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Yasunori Hamamoto
保則 濱本
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Abstract

【課題】 安価で気軽に車両に取り付けることのできる居眠り防止用の警告発生器を提供する。
【解決手段】 作動時には所定の態様で警告を発生する警告発生部(1)、作動時には設定された時間だけ警告発生部(1)を作動させるタイマー部(2)、このタイマー部(2)を作動させるためのスイッチ部(3)、および該タイマー部(2)の作動の残り時間を表示する表示部(4)とから構成されている。
【選択図】 図1

Description

本発明は警告発生装置に関し、特に居眠り運転防止に有用な警告発生器に関するものである。
自動車などの車両の運転中において、運転者が眠くなる居眠り運転は日常的に起こり易い。この種の居眠り運転は、高速道路で車両を運転している場合において運転が単調となり易く、比較的起こりやすく、非常に危険であり、さらにトラックなどの場合には、重大事故の原因となることから防止する必要がある。特にトラックなど大型車で居眠り運転により事故を起すとその被害は重大である。
この種の居眠り運転を防止するための従来技術としては、例えば、運転者をCCDカメラにより監視することで運転者の居眠り状態を検知し、居眠りを検知した場合には警告を発生する技術が知られている。
特開2000−35313号公報
しかしながら、上記のような従来技術は複雑な装置を必要とすることから高価となり、気軽に車両に取り付けることができないという問題があった。
そこで本発明は、安価で気軽に車両に取り付けることができる、居眠り防止用の警告発生器を提供することを課題とするものである。
本発明の警告発生器は、作動時には所定の態様で警告を発生する警告発生部と、作動時には設定された時間だけ前記警告発生部を作動させるタイマー部と、前記タイマー部を作動させるためのスイッチ部とを有してなるものである。
本発明の警告発生器において、さらに前記タイマー部が前記警告発生部の作動の残り時間を表示するための表示部を設けることもできる。またスイッチ部は、操作性の点から押しボタン式スイッチが好ましい。また、居眠り防止のためには、警告が音声による警告であることが特に有用である。
本発明の警告発生器は、居眠りを防止したい場合には、ユーザ(車両の運転者や同乗者など)がスイッチ部をオンにする。すると、タイマー部に設定された時間の間だけ警告発生器から所定の態様で警告が発生する。この警告により、居眠り状態にある運転者を覚醒させて、事故の発生を防止することができるものである。
図1は本発明に係る実施形態の警告発生器を示すものである。この警告発生器は、警告発生部1、タイマー部2、スイッチ部3、および表示部4から構成されている。
警告発生部1は、作動時には警告を発生する。この警告は、例えば音声(人工音声やアラームブザーなど)や光などによる警告であるが、車両の運転中における運転者の居眠りを防止する点からは音声による警告が好ましい。
タイマー部2は、どのような公知のタイマーでも用いることができるものであるが、カウンタ回路などにより構成された電子式のものが小型軽量で便利であり、また、例えば他の機器内に容易に組み込める点からも好ましい。このタイマー部2は、作動時には設定された時間の間だけ警告発生部1を所定の態様で作動させるための信号を警告発生部1に送信する。また、タイマー部2における設定時間は、公知の手段により例えば15分までの任意の時間に変更することを可能にしてある。
スイッチ部3は、公知の押しボタン式、スライド式などの適宜の構造のものが使用可能であるが、使い勝手の点からボタン式が好ましい。また、表示部4は、LCDやLEDによる公知の構造のものが使用可能であり、例えば、タイマー部2における設定時間、タイマー部2が作動した場合には作動の時間(警告発生部1を作動させるまでの時間)、現在時間などの必要な情報が表示される。
ここで、タイマー部2により警告発生部1を動作させて警告を発生する場合の態様(パターン)は種々のものがある。スイッチ部3のオンによりタイマー部2が作動した場合、警告発生部1が数秒間だけ警告を発生し、且つ、以後は1分間隔で数秒間だけ警告を発生すると共に、設定された時間終了1分前から時間終了までは、連続して警告を発生するように構成すれば良い。
以上の構成からなる実施形態の警告発生器の動作は次の通りである。まず、ユーザは予めタイマー部2に所要の時間を設定する。そして、車両の運転中において運転者が眠気を感じた場合には、スイッチ部3をオンする。すると、表示部4にタイマー部2の動作の残り時間が表示されると共に、警告発生部1から上記のような態様(パターン)で警告が発生する。これにより、運転者の眠気解消を図ることができる。
一方、タイマー部2により設定された時間が経過しても運転者の眠気が解消されない場合には、スイッチ部2を再びオンにすることにより、同様にして警告が発生されるものである。この動作を必要な回数(例えば眠気が解消されるまで)繰り返すことにより運転者の眠気を有効に解消することができる作用を有する。なお、タイマー部2における設定時間内で警告を止める場合、あるいはタイマー部2の作動を解除したい場合には、タイマー部2が動作している間(設定時間の残り時間が表示部4に表示されている間)にスイッチ部2をオンすれば良いものである。
なお、本発明の警告発生器を車両に装備された他の機器内に組み込んで使用することも可能である。この種の機器としては、例えば、自動車のダッシュボードなどに取り付けて使用される速度取締位置警告装置がある。さらに、この種の装置はGPSシステムに基づいて位置情報を検出する構成のものがある。この場合、GPS信号中に含まれる時計情報を利用することにより、タイマー回路の簡略化を図る構成とすることももちろん可能である。
本発明に係る警告発生器の実施形態を示した説明図である。
符号の説明
1 警告発生部
2 タイマー部
3 スイッチ部
4 表示部

Claims (4)

  1. 作動時には所定の態様で警告を発生する警告発生部と、
    作動時には設定された時間だけ前記警告発生部を作動させるタイマー部と、
    前記タイマー部を作動させるためのスイッチ部とを有してなることを特徴とする警告発生器。
  2. 前記タイマー部が、前記警告発生部の作動の残り時間を表示するための表示部をさらに有してなることを特徴とする請求項1記載の警告発生器。
  3. 前記スイッチ部が、押しボタン式スイッチであることを特徴とする請求項1または2記載の警告発生器。
  4. 前記警告が、音声による警告であることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1記載の警告発生器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103264662A (zh) * 2013-05-31 2013-08-28 浙江吉利汽车研究院有限公司杭州分公司 一种提醒驾驶员连续驾驶时间过长的方法和装置
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