JP2005072043A - 貼り合わせウエーハの製造方法およびsoiウエーハ - Google Patents
貼り合わせウエーハの製造方法およびsoiウエーハ Download PDFInfo
- Publication number
- JP2005072043A JP2005072043A JP2003208759A JP2003208759A JP2005072043A JP 2005072043 A JP2005072043 A JP 2005072043A JP 2003208759 A JP2003208759 A JP 2003208759A JP 2003208759 A JP2003208759 A JP 2003208759A JP 2005072043 A JP2005072043 A JP 2005072043A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wafer
- ion implantation
- film
- bond
- soi
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 title claims abstract description 28
- 238000000034 method Methods 0.000 title claims abstract description 19
- 238000005468 ion implantation Methods 0.000 claims abstract description 68
- 239000007789 gas Substances 0.000 claims abstract description 19
- 239000001257 hydrogen Substances 0.000 claims abstract description 7
- 229910052739 hydrogen Inorganic materials 0.000 claims abstract description 7
- 150000004767 nitrides Chemical class 0.000 claims description 23
- IJGRMHOSHXDMSA-UHFFFAOYSA-N Atomic nitrogen Chemical compound N#N IJGRMHOSHXDMSA-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 20
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 claims description 20
- XUIMIQQOPSSXEZ-UHFFFAOYSA-N Silicon Chemical group [Si] XUIMIQQOPSSXEZ-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 19
- 229910052710 silicon Inorganic materials 0.000 claims description 19
- 239000010703 silicon Substances 0.000 claims description 19
- 150000002500 ions Chemical class 0.000 claims description 16
- 239000013078 crystal Substances 0.000 claims description 15
- 230000001681 protective effect Effects 0.000 claims description 13
- NBIIXXVUZAFLBC-UHFFFAOYSA-N Phosphoric acid Chemical compound OP(O)(O)=O NBIIXXVUZAFLBC-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 10
- 238000005121 nitriding Methods 0.000 claims description 10
- 229910052757 nitrogen Inorganic materials 0.000 claims description 10
- 229910000147 aluminium phosphate Inorganic materials 0.000 claims description 5
- -1 Hydrogen ions Chemical class 0.000 claims description 4
- 229910021417 amorphous silicon Inorganic materials 0.000 claims description 3
- 238000005530 etching Methods 0.000 claims description 3
- 238000005229 chemical vapour deposition Methods 0.000 claims description 2
- 230000003746 surface roughness Effects 0.000 abstract description 24
- 238000011109 contamination Methods 0.000 abstract description 14
- GPRLSGONYQIRFK-UHFFFAOYSA-N hydron Chemical compound [H+] GPRLSGONYQIRFK-UHFFFAOYSA-N 0.000 abstract description 8
- 239000002184 metal Substances 0.000 abstract description 7
- 150000002431 hydrogen Chemical class 0.000 abstract description 2
- 238000003475 lamination Methods 0.000 abstract 1
- 235000012431 wafers Nutrition 0.000 description 110
- 239000010408 film Substances 0.000 description 88
- 206010040844 Skin exfoliation Diseases 0.000 description 10
- 230000007547 defect Effects 0.000 description 8
- 229910020286 SiOxNy Inorganic materials 0.000 description 7
- VYPSYNLAJGMNEJ-UHFFFAOYSA-N Silicium dioxide Chemical compound O=[Si]=O VYPSYNLAJGMNEJ-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 4
- 229910052814 silicon oxide Inorganic materials 0.000 description 4
- QGZKDVFQNNGYKY-UHFFFAOYSA-N Ammonia Chemical compound N QGZKDVFQNNGYKY-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 3
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 description 3
- 238000002513 implantation Methods 0.000 description 3
- 239000010409 thin film Substances 0.000 description 3
- 229910004298 SiO 2 Inorganic materials 0.000 description 2
- 125000004429 atom Chemical group 0.000 description 2
- 238000009826 distribution Methods 0.000 description 2
- 230000003647 oxidation Effects 0.000 description 2
- 238000007254 oxidation reaction Methods 0.000 description 2
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 2
- UFHFLCQGNIYNRP-UHFFFAOYSA-N Hydrogen Chemical compound [H][H] UFHFLCQGNIYNRP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 229910021529 ammonia Inorganic materials 0.000 description 1
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- 230000002950 deficient Effects 0.000 description 1
- 230000032798 delamination Effects 0.000 description 1
- 239000012535 impurity Substances 0.000 description 1
- 238000002347 injection Methods 0.000 description 1
- 239000007924 injection Substances 0.000 description 1
- 238000007689 inspection Methods 0.000 description 1
- 239000000203 mixture Substances 0.000 description 1
- 230000001590 oxidative effect Effects 0.000 description 1
- 239000004065 semiconductor Substances 0.000 description 1
- 238000000926 separation method Methods 0.000 description 1
- 238000011179 visual inspection Methods 0.000 description 1
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Chemical compound O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 238000001039 wet etching Methods 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Element Separation (AREA)
Abstract
【解決手段】ボンドウェーハ1の表面から水素イオン、希ガスイオンあるいはこれらの混合ガスイオンをイオン注入してウェーハ内部にイオン注入層5を形成し、該ボンドウエーハのイオン注入された側の表面とベースウェーハ6の表面とを、直接あるいは絶縁膜2を介して貼り合わせた後、前記ボンドウェーハの一部を前記イオン注入層で剥離して貼り合わせウェーハを形成する貼り合わせウェーハ10の製造方法において、前記ボンドウェーハの少なくともイオン注入する側の表面を硬化する処理を施した後、前記イオン注入を行う。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、いわゆるイオン注入剥離法を用いた貼り合わせウェーハに関し、特に、2枚のシリコン単結晶ウェーハを酸化膜を介して結合して形成される、主としてSOI層の厚さが1μm以下の薄膜SOIウェーハの製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、ウエーハを2枚貼り合わせて形成した貼り合わせウエーハ、特に、シリコン単結晶からなるベースウエーハに酸化膜を介して薄いシリコン層(SOI層)が形成されたSOIウェーハが利用されている。このようなSOIウエーハを製造するには、例えば、SOI層となるボンドウエーハとベースウエーハを用意し、これらを酸化膜を介して貼り合わせた後、ボンドウエーハを薄膜化することによって行われている。
【0003】
特に、SOI層の膜厚が1μm以下の薄膜SOIウェーハ、さらには0.1μm以下のSOI層を有する超薄膜SOIウェーハの製造においては、ボンドウエーハとして使用する半導体製造用シリコン単結晶ウェーハに対し、その表面に形成された熱酸化膜を介して、あるいは直接、水素イオン、希ガスイオン、あるいはこれらの混合ガスイオンを注入する方法が使われている(特許第3048201号公報参照)。このようにイオン注入を行うことで、表面から極めて浅い位置にイオン注入層を形成することができ、ボンドウエーハのイオン注入された側の表面とベースウエーハの表面とを貼り合わせた後、前記イオン注入層を介してボンドウエーハを剥離することにより、薄膜あるいは超薄膜のSOI層を有するSOIウェーハを製造することができる。
【0004】
【特許文献1】
特許第3048201号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、上記のようにボンドウエーハにイオン注入を行うと、熱酸化膜あるいはシリコンからなる表面は、イオン注入時に発生するダメージ、面粗れ、汚染の影響を受け、貼り合わせ不良や金属汚染等が発生してしまう場合があり、また、このような貼り合わせ不良等が生じたSOIウエーハをデバイス作製に用いると、デバイス歩留まりが低下してしまうという問題があった。
【0006】
本発明は、上記問題を解決するためになされたものであり、水素等のイオン注入に伴うウェーハ表面のダメージ、面粗れ、汚染を低減し、貼り合わせ不良や金属汚染等を低減する貼り合わせウェーハの製造方法を提供することを主な目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するため、本発明によれば、ボンドウェーハの表面から水素イオン、希ガスイオンあるいはこれらの混合ガスイオンをイオン注入してウェーハ内部にイオン注入層を形成し、該ボンドウエーハのイオン注入された側の表面とベースウェーハの表面とを、直接あるいは絶縁膜を介して貼り合わせた後、前記ボンドウェーハの一部を前記イオン注入層で剥離して貼り合わせウェーハを形成する貼り合わせウェーハの製造方法において、前記ボンドウェーハの少なくともイオン注入する側の表面を硬化する処理を施した後、前記イオン注入を行うことを特徴とする貼り合わせウェーハの製造方法が提供される(請求項1)。
【0008】
このようにボンドウェーハの少なくともイオン注入する側の表面を硬化する処理を施した後でイオン注入を行えば、表面が硬くなっているのでイオン注入による面粗れや汚染を低減することができる。従って、このボンドウエーハにイオン注入した後、ベースウエーハと貼り合わせ、その後イオン注入層で剥離して貼り合わせウエーハを形成すれば、貼り合わせ不良や金属汚染等が低減され、高品質の貼り合わせウェーハを製造することができる。
【0009】
前記ボンドウェーハとしては、シリコン単結晶ウェーハの表面に熱酸化膜を形成したものを用いることができる(請求項2)。
現在、シリコン単結晶ウェーハを用いたSOIウエーハの需要が高く、シリコン単結晶ウェーハの表面に形成させたシリコン酸化膜を硬化する処理を施した後にイオン注入を行えば、酸化膜(絶縁膜)の面粗れ等が低減され、結果として高品質のSOIウエーハを製造することができる。
【0010】
前記ボンドウエーハの表面を硬化する処理としては、NH3ガス雰囲気中での熱処理または窒素プラズマによる窒化処理を行うことができる(請求項3)。
前記したシリコン酸化膜に対し、上記のようなNH3ガス雰囲気中での熱処理あるいは窒素プラズマによる窒化処理を行えば、容易に硬化することができ、その後のイオン注入時の面粗れ等を防ぐことができるとともに、製造コストを低く抑えることができる。
【0011】
また、前記イオン注入を行う前に、前記ボンドウエーハの硬化する処理が行われた表面に保護膜を形成することが好ましく(請求項4)、前記保護膜として、例えば、CVD法による窒化膜またはアモルファスシリコン膜を形成することができる(請求項5)。
このように、硬化処理された表面にCVD法による窒化膜等の保護膜を形成して平坦性を高めたり、また、保護膜がイオン注入により面粗れ等を起こしても、イオン注入後に保護膜を除去すれば、貼り合わせ面の面粗れが確実に除去され、貼り合わせ不良や汚染を確実に防ぐことができる。
【0012】
具体的には、ボンドウエーハにイオン注入を行った後、前記窒化膜をリン酸を用いてエッチング除去し、しかる後に前記ベースウエーハと貼り合わせることができる(請求項6)。
保護膜として形成した窒化膜がイオン注入により面粗れを起こした場合でも、リン酸により選択的にエッチングすることができ、その後ベースウエーハと貼り合わせることで貼り合わせ不良を確実に防ぐことができる。
【0013】
前記したように熱酸化膜をNH3ガス雰囲気中での熱処理等により窒化処理した後、イオン注入、ベースウエーハとの貼り合わせ、イオン注入層での剥離を行って形成したSOIウエーハは、SOI層と埋め込み酸化膜の界面と、埋め込み酸化膜とベースウエーハの界面のうち、少なくとも埋め込み酸化膜とベースウエーハとの界面に窒素濃度のピークを有するSOIウェーハとなる(請求項7)。このようなSOIウエーハは、貼り合わせ不良等が低減された高品質のSOIウエーハであり、これをデバイス作製に用いれば、高性能のデバイスを高歩留まりで作製することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について具体的に説明する。なお、以下の実施の形態では、貼り合わせウェーハとして現在最も一般的である、シリコン酸化膜を介してシリコン単結晶ウェーハ同士を貼り合わせて形成されるSOIウェーハの製造について説明するが、本発明はこれに限定されるものではない。
【0015】
SOIウエーハの製造の際、ボンドウェーハの内部に剥離を行うための高濃度イオン注入層を形成するためには、通常、1016atoms/cm2オーダーのイオン注入が行なわれる。このような高ドーズ量でイオン注入が行われると、ボンドウェーハの表面には面粗れが発生し、その後の貼り合わせ工程での不良(ボイドやブリスター等)や、金属汚染等を受けやすくなる。
このようにイオン注入を行う際に発生する面粗れを防ぐため、本発明者が鋭意研究を重ねたところ、イオン注入する表面を元の表面よりも硬化した後にイオン注入を行うことで、イオン注入による面粗れを低減することができることを見出した。
【0016】
図1(A)〜(F)は、本発明によりSOIウエーハを製造する工程の一例を模式的に説明する流れ図である。
(A)熱酸化膜形成
まず、シリコン単結晶からなるボンドウエーハ1に対して酸化性雰囲気で熱処理を行い、その表面に、絶縁膜として熱酸化膜2を形成する(実際は、ウエーハ全面に熱酸化膜が形成されるが、省略して記載してある。)。具体的な熱処理条件は、適宜設定すれば良いが、例えば、シリコン単結晶ウエーハ1を、水蒸気雰囲気下、900〜1100℃で熱処理することで表面に均一なSiO2膜を形成させることができる。なお、熱酸化処理を行う前に、還元性雰囲気で処理して自然酸化膜を除去し、これによりウエーハ表面の不純物を除去しておいても良い。
【0017】
(B)表面硬化処理及び保護膜形成
シリコン酸化膜2を有するボンドウエーハ1に対し、イオン注入を行う前に、ボンドウエーハ1の少なくともイオン注入する側の表面を硬化する処理を施す。ここでは、上記の熱酸化膜2が形成されたボンドウエーハ1をNH3ガス雰囲気中で熱処理(熱窒化処理)する。熱処理条件は適宜設定すれば良いが、例えば、アンモニア雰囲気下、800〜900℃で、10〜60分程度熱処理することで表面を硬化させることができる。このとき、酸化膜2表面には完全な熱窒化膜(Si3N4膜)は形成されにくいものの、SiOxNyなる組成の膜3(以下、「SiOxNy膜」という)が形成されて、もとのSiO2膜に比べて硬いものとなる。
表面硬化処理としては、上記のようなアンモニアガス雰囲気中での熱処理だけでなく、例えば窒素プラズマによる窒化処理を行うことによっても同様の効果を得ることができる。なお、本発明において「硬化処理」とは、後に行われるイオン注入によって生じる面粗れを低減する効果を付加する処理のことを意味する。
【0018】
上記のようにボンドウエーハ1の表面を硬化させた後、その面からイオン注入を行うことで面粗れが生じ難くなるが、面粗れをより効果的に低減させるため、イオン注入を行う前に、さらに、その硬化処理した表面に保護膜4を形成する。このような保護膜4として、例えば、SiOxNy膜3上にCVD法により窒化膜(CVD窒化膜)4を形成させる。表面を硬化処理したボンドウエーハ1を、例えば、600〜700℃で、SiH2Cl2/NH3ガス等を供給して処理することで、SiN膜4を形成させることができる。あるいは、SiN膜4の代わりに、SiH4ガス等を供給してアモルファスシリコン膜を形成してもよい。
【0019】
なお、この場合、前記したようなボンドウエーハ1表面の硬化処理を行わずにCVD窒化膜を酸化膜2上に直接堆積しようとしても、うまく堆積することができず、膜厚のバラツキが生じたり、平坦度が悪化し、結果としてイオン注入層5の分布にバラツキを生じてしまう。そこで、前記のように、一旦、熱窒化処理によりSiOxNy膜3を薄く形成して硬化した表面にCVD窒化膜4を堆積するようにすれば、SiOxNy膜3がバッファー層として機能し、膜厚均一性や平坦度の高い保護膜4を堆積することができる。
【0020】
(C)イオン注入
CVD窒化膜4を形成した後、その表面から水素、希ガスイオン、あるいはこれらの混合ガスイオンをイオン注入する。これにより、ボンドウエーハ1内部にイオン注入層5が形成される。なお、イオン注入条件は、最終的に形成させるSOI層の厚さ等を考慮して、イオン種、注入エネルギー、注入量を設定すれば良い。
【0021】
(D)保護膜除去
CVD窒化膜4は、イオン注入前の初期段階で表面粗さが良好でない場合や、イオン注入により面粗れを起こす場合がある。従って、イオン注入後、CVD窒化膜4を除去することで、CVD窒化膜4の表面で発生した面粗れや汚染を確実に解消することができる。CVD窒化膜4を除去する方法としては、例えば熱リン酸を用いて選択的にエッチング除去することができる。
【0022】
(E)貼り合わせ
イオン注入後、表面のCVD窒化膜4を除去した後に、ボンドウエーハ1のイオン注入された側の表面とベースウェーハ(シリコン単結晶ウエーハ)6の表面とを酸化膜2(SiOxNy膜3)を介して貼り合わせる。これにより2枚のウエーハ1,6は接合される。
【0023】
(F)剥離
貼り合わせ後、剥離熱処理を施すことで、ボンドウエーハ1の一部をイオン注入層5で剥離し、SOI層7を有するSOIウェーハ10を形成することができる。さらに、剥離後、貼り合わせ強度を高めるためにより高温の熱処理(結合熱処理)を施すことが好ましい。なお、剥離熱処理と結合熱処理とを合わせて行うこともできる。
【0024】
以上のような工程を経て形成されたSOIウェーハ10は、埋め込み酸化膜2とベースウェーハ6との界面に窒素濃度のピークを有するものとなる。このようなSOIウエーハ10は、貼り合わせ不良や金属汚染が低減された高品質の薄膜、あるいは超薄膜SOIウエーハとなり、これをデバイス作製に用いれば、デバイス歩留まりが向上し、高性能のデバイスを低コストで作製することが可能となる。
【0025】
【実施例】
以下、本発明の実施例について説明する。
直径200mm、p型、面方位(100)のシリコン単結晶ウェーハを950℃、水蒸気雰囲気で熱酸化膜(膜厚:約140nm)の形成を行ったサンプルを複数枚作製した(サンプル1)。
【0026】
次にサンプル1の熱酸化膜に850℃、266PaにてNH3処理(100%NH3ガスによる熱処理)を30分間施したサンプルを作製した(サンプル2)。
さらに、サンプル2の処理に続いて650℃、40PaにてSiH2Cl2/NH3ガスを供給してSiN膜(CVD窒化膜)を約7nmで成膜したサンプルを作製した(サンプル3)。
【0027】
上記のように作製したサンプル1、2、3に対し、それぞれ水素イオン注入を行い、それぞれサンプル1′、2′、3′とした。なお、使用した水素イオン注入条件は、エネルギー:60.5keV、ドーズ量:5.7×1016atoms/cm2である。
【0028】
これらの6種類のサンプルのウエーハの中心部と周辺部の各1点の表面粗れ状態を確認するため、原子間力顕微鏡(AFM)による分析を行った結果を表1に示す。
【0029】
【表1】
【0030】
表1から明らかなように、表面に熱酸化膜のみを形成したサンプル1は、その後の水素イオン注入によって表面粗さが著しく増大している(サンプル1′)。
これに対し、熱酸化膜形成後、NH3雰囲気で熱窒化処理を施したサンプル2では、水素イオン注入後(サンプル2′)の表面粗さはイオン注入前と比べて増加しているものの、その増加(ΔRms)は、サンプル1、1´よりも低減されている。このことからシリコンウエーハ表面の熱酸化膜が熱窒化処理により硬化し、イオン注入による表面粗れが抑制されたことがわかる。
【0031】
さらに、熱窒化処理に続きCVD窒化膜を成膜したサンプル3では、イオン注入後(サンプル3′)の表面粗さがサンプル1´と同程度であったが、水素イオン注入前(サンプル3)の初期表面粗さが粗かったので、その後の水素イオン注入による表面粗さの増加は小さかった。
そこで、サンプル3及び3′に対し、リン酸ウエットエッチング処理を施してCVD窒化膜のみを除去し、AFMによる表面粗さ測定を実施した。その結果を表2に示す。
【0032】
【表2】
【0033】
表2から明らかなように、CVD窒化膜をエッチング除去した後、サンプル3′の表面粗さは、中心部、周辺部とも、イオン注入後のサンプル1′、2′及び3′のいずれのものよりも小さく、イオン注入前のサンプル1及び2と比べても、周辺部では同等、中心部ではそれらよりも小さいレベルを維持していることがわかった。
【0034】
次に、上記サンプル1′、2′、3′と同一条件で水素イオン注入まで行なったサンプルをそれぞれ複数枚準備し、シリコン単結晶ウェーハからなるベースウェーハと貼り合せた後、500℃、30分間の剥離熱処理を行って水素イオン注入層で剥離し、SOI層が約400nmのSOIウェーハを作製した。さらに、貼り合せ強度を向上させるための結合熱処理(1100℃、2時間)を行なった。
【0035】
上記のような剥離熱処理後と結合熱処理後に、それぞれSOI層の表面に観察されたボイド(SOI層が存在していない部分)、およびブリスター(SOI層が膨れている部分)を目視及び表面検査装置により評価し、貼り合わせ不良率(ボイド・ブリスター発生枚数/作製枚数)を比較した。その結果、サンプル2′と3′の不良率は、サンプル1′の不良率に比べて20%以上低く、特にサンプル3′では、サンプル2′よりも低い貼り合せ不良率が得られ、極めて高品質のSOIウエーハとなった。
【0036】
さらに、作製された3種類のSOIウェーハからそれぞれ1枚抜き取り、SIMS(二次イオン質量分析計)を用い、SOI表面からベースウェーハの最表面までの窒素濃度分布を測定したところ、サンプル2′及び3′については、埋め込み酸化膜とベースウェーハの界面に窒素濃度のピークが観察されたが、サンプル1′についてはその界面の前後での窒素濃度の変化はほとんど見られなかった。
【0037】
なお、本発明は、上記実施形態に限定されるものではない。上記実施形態は単なる例示であり、本発明の特許請求の範囲に記載された技術的思想と実質的に同一な構成を有し、同様な作用効果を奏するものは、いかなるものであっても本発明の技術的範囲に包含される。
【0038】
また、本発明は、ベースウエーハ側に熱酸化膜を形成してSOIウエーハを製造する場合にも適用することができる。さらに、ボンドウエーハ、ベースウエーハともシリコンウエーハに限定されず、また、いずれのウエーハにも熱酸化膜等を形成させずに、両ウエーハを直接貼り合わせて貼り合わせウエーハを製造する場合でも、本発明により表面の硬化処理後にイオン注入することで、イオン注入による面粗れを低減させることができる。
【0039】
【発明の効果】
本発明によれば、イオン注入剥離法により貼り合わせウエーハを製造する際、ボンドウェーハの少なくともイオン注入する側の表面を硬化する処理を施した後にイオン注入を行うため、イオン注入時に発生するダメージや汚染の影響が低減し、ボイドやブリスター等の貼り合せ不良や金属汚染等を低減することができる。従って、本発明により製造されたSOIウエーハは、高品質のものとなり、これを用いることでデバイス作製の歩留まりを向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明におけるSOIウエーハの製造工程の一例を示す流れ図である。
【符号の説明】
1…ボンドウエーハ(シリコン単結晶ウエーハ)、
2…熱酸化膜(埋め込み酸化膜)、 3…SiOxNy膜、
4…保護膜(CVD窒化膜、SiN膜)、 5…イオン注入層、
6…ベースウエーハ(シリコン単結晶ウエーハ)、 7…SOI層、
10…SOIウエーハ。
Claims (7)
- ボンドウェーハの表面から水素イオン、希ガスイオンあるいはこれらの混合ガスイオンをイオン注入してウェーハ内部にイオン注入層を形成し、該ボンドウエーハのイオン注入された側の表面とベースウェーハの表面とを、直接あるいは絶縁膜を介して貼り合わせた後、前記ボンドウェーハの一部を前記イオン注入層で剥離して貼り合わせウェーハを形成する貼り合わせウェーハの製造方法において、前記ボンドウェーハの少なくともイオン注入する側の表面を硬化する処理を施した後、前記イオン注入を行うことを特徴とする貼り合わせウェーハの製造方法。
- 前記ボンドウェーハとして、シリコン単結晶ウェーハの表面に熱酸化膜を形成したものを用いることを特徴とする請求項1に記載の貼り合わせウェーハの製造方法。
- 前記ボンドウエーハの表面を硬化する処理として、NH3ガス雰囲気中での熱処理または窒素プラズマによる窒化処理を行うことを特徴とする請求項1または請求項2に記載された貼り合わせウェーハの製造方法。
- 前記イオン注入を行う前に、前記ボンドウエーハの硬化する処理が行われた表面に保護膜を形成することを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか一項に記載された貼り合わせウェーハの製造方法。
- 前記保護膜として、CVD法による窒化膜またはアモルファスシリコン膜を形成することを特徴とする請求項4に記載された貼り合わせウェーハの製造方法。
- 前記ボンドウエーハにイオン注入を行った後、前記窒化膜をリン酸を用いてエッチング除去し、しかる後に前記ベースウエーハと貼り合わせることを特徴とする請求項5に記載された貼り合わせウェーハの製造方法。
- ベースウエーハ上に埋め込み酸化膜とSOI層とが順次形成されているSOIウェーハであって、前記SOI層と埋め込み酸化膜の界面と、前記埋め込み酸化膜とベースウエーハの界面のうち、少なくとも前記埋め込み酸化膜とベースウエーハとの界面に窒素濃度のピークを有するものであることを特徴とするSOIウェーハ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003208759A JP4581348B2 (ja) | 2003-08-26 | 2003-08-26 | 貼り合わせウエーハの製造方法およびsoiウエーハ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003208759A JP4581348B2 (ja) | 2003-08-26 | 2003-08-26 | 貼り合わせウエーハの製造方法およびsoiウエーハ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005072043A true JP2005072043A (ja) | 2005-03-17 |
JP4581348B2 JP4581348B2 (ja) | 2010-11-17 |
Family
ID=34401914
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003208759A Expired - Lifetime JP4581348B2 (ja) | 2003-08-26 | 2003-08-26 | 貼り合わせウエーハの製造方法およびsoiウエーハ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4581348B2 (ja) |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007134616A (ja) * | 2005-11-14 | 2007-05-31 | Nec Electronics Corp | Soi基板およびその製造方法 |
JP2008311635A (ja) * | 2007-05-11 | 2008-12-25 | Semiconductor Energy Lab Co Ltd | 半導体装置の作製方法 |
JP2009033136A (ja) * | 2007-06-29 | 2009-02-12 | Semiconductor Energy Lab Co Ltd | Soi基板の製造方法及び半導体装置の作製方法 |
JP2009033138A (ja) * | 2007-06-29 | 2009-02-12 | Semiconductor Energy Lab Co Ltd | Soi基板の製造方法及び半導体装置の作製方法 |
JP2009033124A (ja) * | 2007-06-22 | 2009-02-12 | Semiconductor Energy Lab Co Ltd | 半導体基板及び半導体基板の作製方法、半導体装置、電子機器 |
JP2011077504A (ja) * | 2009-09-02 | 2011-04-14 | Semiconductor Energy Lab Co Ltd | 半導体装置の作製方法 |
KR101494627B1 (ko) | 2007-09-21 | 2015-02-23 | 가부시키가이샤 한도오따이 에네루기 켄큐쇼 | 반도체 기판 및 반도체 장치의 제작 방법 |
CN111725127A (zh) * | 2019-03-19 | 2020-09-29 | 日本碍子株式会社 | 晶片载置装置及其制法 |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH05259418A (ja) * | 1992-03-09 | 1993-10-08 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | 半導体基板とその製造方法 |
JPH0845868A (ja) * | 1994-06-17 | 1996-02-16 | Sharp Corp | 埋込み絶縁層を備えた半導体基板及びsimox半導体基板の電気的絶縁性を改善する方法、並びにsimox半導体基板の製造方法 |
JPH10335616A (ja) * | 1997-05-29 | 1998-12-18 | Mitsubishi Materials Shilicon Corp | Soi基板の製造方法 |
JPH11186187A (ja) * | 1997-12-22 | 1999-07-09 | Mitsubishi Materials Silicon Corp | Soi基板の製造方法 |
JP2002170942A (ja) * | 2000-11-30 | 2002-06-14 | Seiko Epson Corp | Soi基板、素子基板、電気光学装置及び電子機器、並びにsoi基板の製造方法、素子基板の製造方法 |
-
2003
- 2003-08-26 JP JP2003208759A patent/JP4581348B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH05259418A (ja) * | 1992-03-09 | 1993-10-08 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | 半導体基板とその製造方法 |
JPH0845868A (ja) * | 1994-06-17 | 1996-02-16 | Sharp Corp | 埋込み絶縁層を備えた半導体基板及びsimox半導体基板の電気的絶縁性を改善する方法、並びにsimox半導体基板の製造方法 |
JPH10335616A (ja) * | 1997-05-29 | 1998-12-18 | Mitsubishi Materials Shilicon Corp | Soi基板の製造方法 |
JPH11186187A (ja) * | 1997-12-22 | 1999-07-09 | Mitsubishi Materials Silicon Corp | Soi基板の製造方法 |
JP2002170942A (ja) * | 2000-11-30 | 2002-06-14 | Seiko Epson Corp | Soi基板、素子基板、電気光学装置及び電子機器、並びにsoi基板の製造方法、素子基板の製造方法 |
Cited By (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007134616A (ja) * | 2005-11-14 | 2007-05-31 | Nec Electronics Corp | Soi基板およびその製造方法 |
JP2008311635A (ja) * | 2007-05-11 | 2008-12-25 | Semiconductor Energy Lab Co Ltd | 半導体装置の作製方法 |
US8629433B2 (en) | 2007-05-11 | 2014-01-14 | Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. | Method for manufacturing semiconductor device |
TWI455245B (zh) * | 2007-05-11 | 2014-10-01 | Semiconductor Energy Lab | 製造半導體裝置之方法 |
JP2009033124A (ja) * | 2007-06-22 | 2009-02-12 | Semiconductor Energy Lab Co Ltd | 半導体基板及び半導体基板の作製方法、半導体装置、電子機器 |
JP2014209631A (ja) * | 2007-06-22 | 2014-11-06 | 株式会社半導体エネルギー研究所 | 半導体基板の作製方法 |
JP2009033136A (ja) * | 2007-06-29 | 2009-02-12 | Semiconductor Energy Lab Co Ltd | Soi基板の製造方法及び半導体装置の作製方法 |
JP2009033138A (ja) * | 2007-06-29 | 2009-02-12 | Semiconductor Energy Lab Co Ltd | Soi基板の製造方法及び半導体装置の作製方法 |
KR101494627B1 (ko) | 2007-09-21 | 2015-02-23 | 가부시키가이샤 한도오따이 에네루기 켄큐쇼 | 반도체 기판 및 반도체 장치의 제작 방법 |
JP2011077504A (ja) * | 2009-09-02 | 2011-04-14 | Semiconductor Energy Lab Co Ltd | 半導体装置の作製方法 |
CN111725127A (zh) * | 2019-03-19 | 2020-09-29 | 日本碍子株式会社 | 晶片载置装置及其制法 |
CN111725127B (zh) * | 2019-03-19 | 2023-06-27 | 日本碍子株式会社 | 晶片载置装置及其制法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP4581348B2 (ja) | 2010-11-17 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP3136420B1 (en) | Method for manufacturing bonded soi wafer | |
JP3900741B2 (ja) | Soiウェーハの製造方法 | |
WO2003049189A1 (fr) | Plaquette collee et procede permettant de produire cette plaquette collee | |
US20020153563A1 (en) | Silicon-on-insulator(soi)substrate | |
US7067430B2 (en) | Method of making relaxed silicon-germanium on insulator via layer transfer with stress reduction | |
TWI492275B (zh) | The method of manufacturing the bonded substrate | |
WO2006043471A1 (ja) | 半導体ウェーハの製造方法 | |
WO2004012268A1 (ja) | Soiウェーハの製造方法 | |
JP2000294470A (ja) | Soiウエーハおよびsoiウエーハの製造方法 | |
JP2006524426A (ja) | 基板上に歪層を製造する方法と層構造 | |
CN109314040B (zh) | 贴合式soi晶圆的制造方法 | |
KR101901872B1 (ko) | Soi웨이퍼의 제조방법 | |
JP5183958B2 (ja) | Soiウエーハの製造方法 | |
KR20070084075A (ko) | 반도체 웨이퍼의 제조방법 | |
KR101380514B1 (ko) | 반도체 기판의 제조 방법 | |
JP4581348B2 (ja) | 貼り合わせウエーハの製造方法およびsoiウエーハ | |
WO2005027214A1 (ja) | 積層基板の洗浄方法及び基板の貼り合わせ方法並びに貼り合せウェーハの製造方法 | |
JP2003224247A (ja) | Soiウエーハ及びsoiウエーハの製造方法 | |
US8697544B2 (en) | Method for manufacturing bonded wafer | |
JP3707200B2 (ja) | 半導体基板の製造方法 | |
JP3921823B2 (ja) | Soiウェーハの製造方法およびsoiウェーハ | |
JP2004342858A (ja) | Soiウェーハおよびその製造方法 | |
JP2000124091A (ja) | Soiウエーハの製造方法及びsoiウエーハ | |
JP2008262992A (ja) | 貼り合わせウエーハの製造方法 | |
JPH10214844A (ja) | 半導体基板の製造方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20060706 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20100420 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20100428 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20100603 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20100629 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20100709 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20100803 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20100816 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 4581348 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130910 Year of fee payment: 3 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term |