JP2005060444A - 防汚性ポリエステル化粧板 - Google Patents

防汚性ポリエステル化粧板 Download PDF

Info

Publication number
JP2005060444A
JP2005060444A JP2003207776A JP2003207776A JP2005060444A JP 2005060444 A JP2005060444 A JP 2005060444A JP 2003207776 A JP2003207776 A JP 2003207776A JP 2003207776 A JP2003207776 A JP 2003207776A JP 2005060444 A JP2005060444 A JP 2005060444A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
photocatalyst
film
decorative board
acrylate
polyester
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2003207776A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsumi Honma
勝己 本間
Mitsuo Ando
三津雄 安藤
Tsuneo Mihashi
恒夫 三橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Aica Kogyo Co Ltd
Original Assignee
Aica Kogyo Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Aica Kogyo Co Ltd filed Critical Aica Kogyo Co Ltd
Priority to JP2003207776A priority Critical patent/JP2005060444A/ja
Publication of JP2005060444A publication Critical patent/JP2005060444A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Laminated Bodies (AREA)
  • Catalysts (AREA)
  • Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
  • Coating Of Shaped Articles Made Of Macromolecular Substances (AREA)

Abstract

【課題】不飽和ポリエステル樹脂層の表面にフィルム成形と同時に光触媒層が転写され、光触媒層との密着がよく、光触媒分解性能を長期に渡って維持することができる防汚性ポリエステル化粧板を得る。
【解決手段】フィルム成形法に基づいてなる化粧板であって、フィルムとして、光触媒含有組成物、無機系プライマーを塗布した光触媒転写フィルムを用いる。該光触媒含有組成物の塗布厚みはdry状態で0.05〜1.0μm、無機系プライマーの塗布厚みはdry状態で0.2〜1.5μmとする。該光触媒の平均粒子径は0.3μm未満が好ましい。
【選択図】 なし

Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明はポリエステル化粧板に関し、より詳しくは防汚性ポリエステル化粧板に関する。
【0002】
【特許文献1】特開2002−137332号
【特許文献2】特開2000−96800号
【0003】
【従来の技術】
従来、木質系基材や無機質系基材に化粧板用の化粧紙を貼着し、表面を不飽和ポリエステル樹脂よりなる樹脂液を硬化させたポリエステル化粧板が知られている。このポリエステル化粧板の製法にはフローコーター法、スプレー法、フィルム成形法などがあるがとりわけ近年においては熟練度をあまり必要とせず生産が容易なフィルム成形法が主流となっている。
【0004】
フィルム成形法に基づく化粧板について詳しく述べると、合板などの板状の基材に無地或は図柄を印刷した化粧紙をポリ酢酸ビニルエマルジョンの如き接着剤を用いて接着し、その上に不飽和ポリエステルよりなる樹脂液を塗布し、しかる後フィルムを塗布面に密着させてゴムローラーで樹脂液を均一に広げながら気泡を除去し、樹脂液が硬化した後にフィルムを剥がすことにより製造され、不飽和ポリエステル中の不飽和結合とスチレンモノマーとの共重合反応により分子間に架橋が行われ、三次元網状構造を形成される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、ポリエステル化粧板の表面には日常生活上種々の汚染物質が付着し、放置すると容易に除去できなくなることがあった。
特に化粧表面にエンボス加工が施されている場合は、力を入れて布等で擦ることを余儀なくされ、たとえ表面がフラットであっても、その表面はプラスチックフィルムの超微細な面が転写されたものであることから簡単に、しかも楽に汚れを除去できるというものではなかった。
【0006】
近年かかる問題を解決する手段として、光触媒分解性能を付与する方法が考えられる。例えば、特開2002−137332号には、化粧板の表面に、光触媒作用のある酸化チタンを、マイクロカプセルに封入したウレタン塗料を塗布する方法が開示され、また、特開2000−96800号には基材表面に撥油性物質と光触媒粒子を含む塗膜を形成する方法が開示されている。
一方、これらの塗布方法を基に、出来上がったポリエステル化粧板の表面に、常温で無機系プライマーを塗布し、光触媒含有組成物を塗布する方法を試行してはみたものの、この方法では光触媒含有組成物の密着性が極めて劣り、光触媒分解機能は長期に渡り維持できないという問題が生じ、かといって密着性を向上させるため加熱して無機系プライマー及び光触媒含有組成物を塗布しても、ポリエステル化粧板に耐熱性がなく黄変するという極めて重要な問題があった。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明はかかる状況に鑑み検討されたもので以下のことを特徴とする。
請求項1記載の発明は、フィルム成形法に基づいてなる化粧板であって、フィルムとして、光触媒含有組成物、無機系プライマーを塗布した光触媒転写フィルムを用いてなることを特徴とする防汚性ポリエステル化粧板。
また、請求項2記載の発明は、該光触媒含有組成物の塗布厚みがdry状態で0.05〜1.0μm、無機系プライマーの塗布厚みがdry状態で0.2〜1.5μmであることを特徴とする請求項1記載の防汚性ポリエステル化粧板。
更に、請求項3記載の発明は、該光触媒の平均粒子径が0.3μm未満であることを特徴とする請求項1又は2記載の防汚性ポリエステル化粧板である。
以下、本発明について詳細に説明する。
【0008】
本発明に用いられる板状の基材としては、合板、パ−ティクルボ−ド、中密度繊維板などの木質系基材、石膏ボ−ド、珪酸カルシウムなどの無機質系基材、或いはこれらを複合化した複合材、ダイライト(大建工業株式会社製)、更にはハニカムコア、ロ−ルコア、ぺ−パ−コアのなどの中空芯材を組み合わせたものなどが適用できる。化粧紙は坪量が20〜200g/mの化粧板用に供される通常公知のものであれば特に制約はなく、無地、木目柄、抽象柄など用途に応じて適宜選択される。
【0009】
板状の基材に化粧紙を接着するための接着剤は特に制約はなく、例えばエポキシ樹脂、不飽和ポリエステル樹脂、メラミンホルムアルデヒド樹脂などの熱硬化性樹脂や、スチレンーブタジエン樹脂ラテックス、ポリアクリルエマルジョン、ポリ酢酸ビニルエマルジョン、エチレンー酢酸ビニル樹脂エマルジョン、ブタジエン−ニトリル樹脂エマルジョンなどのエマルジョン系接着剤が挙げられ、フローコーター、ロールコーター、ハケなどで塗布すればよい。塗布方法については特に制約はない。
【0010】
化粧紙の表面に塗布される樹脂液は不飽和ポリエステルに、重合性モノマー、硬化剤、重合禁止剤、紫外線吸収剤、及び必要に応じて硬化促進剤、着色用の顔料などを加え粘稠溶液にしたもので、粘度は0.2〜0.8cps程度であれば良い。重合性モノマーとしては、例えば芳香族ビニル系モノマー、(メタ)アクリル系モノマーなどが挙げられる。
【0011】
芳香族ビニル系モノマーとはエチレン性不飽和結合を有する芳香族モノマーを示し、例えば、スチレン、ビニルトルエン、α−メチルスチレン、4−メチルスチレン、3−メチルスチレン、4−エチルスチレン、3,4−ジメチルスチレン、3−t−ブチルスチレン、2−ビニルナフタレン、ジアリルフタレ−トが挙げられる。好ましいモノマーはスチレンであり、ジアリルフタレートモノマーを採択した場合は低温での反応速度が遅いので避けた方が生産上都合が良い。
【0012】
(メタ)アクリル系モノマーとは、〔化1〕で表される(メタ)アクリル酸及び(メタ)アクリレートの中から選択されるモノマーである。(以下、(メタ)アクリレートと記す場合、アクリレート及びメタクリレートの双方を含むことを意味するものとする。)
【0013】
【化1】
Figure 2005060444
(式中Rは水素またはメチル基、Rは水素、またはヒドロキシ基を有してもよいアルキル基を表す。アルキル基は直鎖または分岐鎖を有していてもよい)
【0014】
〔化1〕の構造のアクリル系モノマーとしては、アクリル酸、アクリレートが挙げられ、アクリレートとしては、メチルアクリレート、エチルアクリレート、n−プロピルアクリレート、イソプロピルアクリレート、n−ブチルアクリレート、sec−ブチルアクリレート、t−ブチルアクリレート、ヘキシルアクリレート、2−エチルヘキシルアクリレート、イソオクチルアクリレート、3,3,5−トリメチルヘキシルアクリレート、ノニルアクリレート、イソデシルアクリレート、ラウリルアクリレート、オクタデシルアクリレート、シクロヘキシルアクリレート、フェニルアクリレート、メトキシメチルアクリレート、メトキシエチルアクリレート、エトキシメチルアクリレートおよびエトキシエチルアクリレートなどが挙げられる。
【0015】
〔化1〕の構造のメタクリル系モノマーとしては、メタクリル酸、メタクリレートが挙げられメタクリレートとしては、例えば、メチルメタクリレート、エチルメタクリレート、2,2,2−トリフルオロエチルメタクリレート、n−プロピルメタクリレート、イソプロピルメタクリレート、n−ブチルメタクリレート、sec−ブチルメタクリレート、 t−ブチルメタクリレート、n−アミルメタクリレート、i−アミルメタクリレート、n−ヘキシルメタクリレート、2−エチルヘキシルメタクリレート、シクロヘキシルメタクリレート、オクチルメタクリレート、イソオクチルメタクリレート、ノニルメタクリレート、デシルメタクリレート、ラウリルメタクリレート、ステアリルメタクリレート、フェニルメタクリレート、ベンジルメタクリレートなどが挙げられる。
【0016】
〔化1〕の構造で水酸基を含有する(メタ)アクリレートとしては、2−ヒドロキシエチル(メタ)アクリレート、2−ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレート、3−ヒドロキシブチル(メタ)アクリレート、3−ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレート、3−クロロ−2−ヒドロキシブチル(メタ)アクリレート、4−ヒドロキシブチル(メタ)アクリレート、5−ヒドロキシペンチル(メタ)アクリレート、6−ヒドロキシヘキシル(メタ)アクリレート、カプロラクトン変性ヒドロキシエチル(メタ)アクリレートなどが挙げられる。
【0017】
これらは1種または2種以上を用いることができる。これらの中で、臭気や作業性の点で、(メタ)アクリルモノマーの沸点が100℃以上のものが好ましく、とりわけ好ましい(メタ)アクリル系モノマーはメチルメタクリレートである。
【0018】
不飽和ポリエステルは、不飽和二塩基酸及び/又はその酸無水物と必要に応じて用いられるその他の飽和酸及び/又はその酸無水物とを含む酸成分と、多価アルコールとを窒素やアルゴンなどの不活性ガス雰囲気下で160〜230℃程度、好ましくは210〜230℃で常法に従い脱水縮合反応させればよく、得られる不飽和ポリエステルの酸価は15〜35が好ましい。
【0019】
不飽和二塩基酸及びその酸無水物としては、マレイン酸、フマル酸、イタコン酸、無水マレイン酸などが挙げられ、単独で用いても2種以上を併用しても良い。不飽和二塩基酸及びその酸無水物は、酸成分中50〜100mol%使用されることが好ましく、特に60〜100mol%使用されることが好ましい。
必要に応じて用いられるその他の飽和酸及び/又はその酸無水物としては、無水フタル酸、フタル酸、イソフタル酸、テレフタル酸、テトラヒドロ無水フタル酸、ヘキサヒドロ無水フタル酸、ヘキサヒドロフタル酸、テトラヒドロ無水フタル酸、テトラヒドロフタル酸、アジピン酸、セバチン酸などの飽和二塩基酸などが挙げられ、これらは単独で用いても2種以上を併用してもよい。飽和酸の配合量は、酸成分中0〜50mol%、好ましくは0〜40mol%の範囲とされる。
【0020】
多価アルコールとしては、エチレングリコール、ジエチレングリコール、プロピレングリコール、ジプロピレングリコール、1,3―ブタンジオール、1,4―ブタンジオール、2,3―ブタンジオール、1,5―ペンタジオール、1,6―ヘキサンジオール、トリエチレングリコール、ネオペンチルグリコールなどの二価アルコール、グリセリン、トリメチロールプロパンなどの三価アルコール、ペンタエリスリトールなどの四価アルコールなどが挙げられる。これらは単独で用いても2種以上を併用しても良い。配合量は全酸成分100に対して100〜110molの範囲が良い。
【0021】
重合開始剤として使用される硬化剤としては、不飽和ポリエステル樹脂用途に用いられる公知の硬化剤が使用でき、例えば、メチルエチルケトンパ−オキサイド、アセチルアセトンパーオキサイドなどのケトンパーオキサイド類、クメンハイドロパーオキサイド、t−ブチルハイドロパーオキサイド、ジイソピルベンゼンパーオキサイドなどハイドロパーオキサイド類、アセチルパーオキサイド、イソブチルパーオキサイド、ラウロイルパ−オキサイド、ベンゾイルパ−オキサイドなどのジアシルパーオキサイド類、ジクミルパーオキサイド、t−ブチルクミルパーオキサイド、ジ−t−ブチルパーオキサイドなどのジアルキルパーオキサイド類、1,1,3,3−テトラメチルブチルパーオキシ−2−エチルヘキサノエート、t−ブチルパーオキシ−2−エチルヘキサノエート、t−ブチルパーオキシベンゾエートなどのアルキルパーエステル類、ジイソプロピルなパーオキシジカーボネート、ジ−2−エチルヘキシルパーオキシジカーボネート、ビス(4−t−ブチルシクロヘキシル)パーオキシジカーボネートなどのパーオキシジカーボネート類、t−ブチルパーオキシアセテート、t−ブチルパーオキシイソブチレートなどのパーオキシエステル類などの有機過酸化物や、2,2′−アゾビスイソブチルニトリル、2,2′−アゾビス−2−メチルブチルニトリルなどのアゾ化合物などが挙げられ、これらは単独、あるいは2種以上の併用が可能である。好ましくは有機過酸化物で分解温度が低いものが硬化性の面で都合が良く、具体的には、メチルエチルケトンパ−オキサイド、ベンゾイルパ−オキサイド、ラウロイルパ−オキサイドを用いるのが好ましい。
【0022】
硬化剤と併用して硬化を促進させる目的で必要に応じて配合される硬化硬化剤としては、ナフテン酸コバルト、オクテン酸コバルト、ナフテン酸マンガン、オクトエ酸バナジル、ナフテン酸銅、ナフテン酸カルシウム、ナフテン酸バリウム、ナフテン酸亜鉛、ナフテン酸ジルコニウムなどの金属石けん類、バナジウムアセチルアセテネート、コバルトアセチルアセテネート、鉄アセチルアセテネート、アルミニウムアセチルアセテネートなどの金属キレート化合物、ジメチルアニリン、N,n−ジエチルアニリン、ピリジン、フェニルモルホリン、メタトルイジン、ピペリジン、ジエタノールアニリン、ジメチルトルイジンなどのアミン化合物、ラウリルメルカプタン、ドデシルメルカプタンなどのメルカプタン類、テトラメチルチウラムジサルファイト、パラトルエンスルホン酸、ドデシルスルホン酸ソーダなどが挙げられ、前述の硬化剤との併用で効果があり、着色の影響のないものを適宜選択して用いることができ、単独、あるいは2種以上の併用が可能である。
【0023】
重合禁止剤としては、p−ベンゾキノン、ナフチキノン、フェナンスキラノン、2,5−ジフェニル−p−ベンゾキノン、パラキシロキノン、パラトルキノン、2,6−ジクロロキノン、2,5−ジアセトキシ−p−ベンゾキノン、2,5−ジアシロキシ−p−ベンゾキノンなどのキノン類、ハイドロキノン、p−t−ブチルカテコール、2,5−ジ―t−ブチルハイドロキノン、モノ−t−ブチルハイドロキノンなどのハイドロキノン類、アセトアミジンアセテート、アセトアミジンサルフェートなどのアミジン類、ジ−t−ブチル・パラクレゾール、ハイドロキノンモノメチルエーテルなどのフェノール類、フェニルヒドラジン塩酸塩、ヒドラジン塩酸塩などのヒドラジン塩類、トリメチルベンジルアンモニウムクロライド、ラウリルピリジニウムクロライド、セチルトリメチルアンモニウムクロライド、フェニルトリメチルアンモニウムクロライドなどの第四級アンモニウム塩類、キノンジオキシム、シクロヘキサノンオキシムなどのオキシム類、フェノチアジンなどの硫黄化合物などが挙げられ、樹脂液の保存性、硬化時間などを考慮して適宜選択して用いることができる。これらは単独、あるいは2種以上の併用が可能である。
【0024】
紫外線吸収剤としては、サリチル酸系紫外線吸収剤、ベンゾフェノン系紫外線吸収剤、ベンゾトリアゾール系紫外線吸収剤、トリアジン系紫外線吸収剤、シアノアクリレート系紫外線吸収剤等の有機系紫外線吸収剤、或いは酸化亜鉛、酸化チタン、酸化セリウムの微粒子からなる無機系紫外線吸収剤があげられるが、樹脂層の透明性、コストの点から、ベンゾトリアゾール系紫外線吸収剤,トリアジン系紫外線吸収剤が好ましい。
【0025】
不飽和ポリエステルを主成分とする樹脂液を化粧紙の表面に塗布する方法としては、フローコーター法、フィルム法、プレス法などがあるが、作業性、生産性の面からフィルム法が好ましく、このフィルム法について述べると、塗布面を前述のフィルムを被覆する際には、フィルム面にしわが生じないように事前にフィルムを枠に張っておき、その後塗布面をフィルムで被覆しゴムローラーで樹脂液を均一に広げつつ気泡を除去し、硬化後にフィルムを除去すると本発明の低臭気性化粧合板を得ることができる。
【0026】
樹脂液中の不飽和ポリエステルとモノマーとの配合割合は、不飽和ポリエステル60〜75重量%に対してスチレンモノマーは20〜30重量%が好ましく、少ないと耐水性、鉛筆硬度が得られず、30重量%を越すと残存スチレンモノマーが多く適さない。粘度適性は適宜(メタ)アクリル系モノマーを配合しても構わない。
【0027】
化粧紙の表面に樹脂液を塗布した後、塗布面に密着させるフィルムの材質としては、ポリプロピレン、ポリエチレン、ビニロン、セロハン、飽和ポリエステル、ポリアミドあるいはこれらのフイルムと硬質塩化ビニルフィルムとの複合フルムなどが挙げられ、フィルムに所望の艶、エンボス形状を賦与される。これらのフィルムの中でも樹脂液の被覆、仕上り表面の艶などを考慮すれば、ある程度の耐熱性が有り、引っ張り強度に優れる飽和ポリエステルフィルムを使用するのが特に好ましく、ゴムローラーで脱泡する際に破損することがなく、耐久性にも優れる。
【0028】
ポリエステルフィルムは、エステル結合を主鎖の主要な結合鎖とする高分子化合物からなるフィルムの総称であり、特に好ましいポリエステルフィルムとしては、ポリエチレンテレフタレートフィルム、ポリエチレン−2、6ナフタレートフィルム、ポリブチレンテレフタレートフィルム、ポリブチレン−2、6ナフタレートフィルムなどを挙げることができ、これらの中でもポリエチレンテレフタレートフィルム、ポリエチレン−2、6ナフタレートフィルムが好ましい。
【0029】
本発明に用いる光触媒転写フィルムは、前記のプラスチックフィルムの光触媒含有組成物及び無機系プライマーを塗布したもので、光触媒含有組成物は光触媒とシリカ系バインダー、界面活性剤、及び必要に応じて用いる光触媒活性触媒などからなるもので、光触媒は、紫外光(波長:310nm〜400nm)等の波長400nm以下の光が照射されると光化学反応を起こすことにより有機物を分解する触媒として作用したり、抗菌または防黴作用等の働きが得られる金属酸化物のことをいい、例えば、酸化チタン(TiO)、酸化亜鉛(ZnO)、酸化錫(SnO)、チタン酸ストロンチウム(SrTiO)、酸化セリウム(CeO)、酸化鉄(Fe)等が挙げられ、これらの酸化物のうち、太陽光や日常生活で用いられる照明光で高い触媒活性を有する酸化チタンがとりわけ望ましい。
光触媒粒子の平均粒径は、比表面積を大きくして光触媒活性を高めるため、0.3μm未満とするのが好ましい。
【0030】
酸化チタンとしてはルチル型酸化チタン、アナターゼ型酸化チタン、ブルッカイト型酸化チタンなどが例示されるが、アナターゼ型の方が入手しやすく安価で特性が安定しており、かつ、人体に無害であり、光触媒として優れた効果を発揮し好ましい。
【0031】
更に、ポリエステル化粧板の表面の柄、色調を妨げない範囲で白金、ルテニウム、銀、酸化ルテニウム、ニオブ、銅、スズ、酸化ニッケルなどの金属及び金属酸化物を光触媒活性促進剤として酸化チタン表面に付着または被覆させてもよい。
【0032】
光触媒含有組成物中には光触媒である金属酸化物とシリカ系バインダーとの密着性をより強固なものとするため、チタニウム系カップリング剤、シラン系カップリング剤を含ませてもよい。
【0033】
光触媒含有組成物の塗布方法としては、スプレ−コ−ティング法、フロ−コ−ティング法、バーコート法、ロ−ルコ−ティング法、刷毛塗り、スポンジ塗りなどの公知の方法が利用でき、塗布厚みはdry状態で0.05〜1.0μmが好ましい。下限に満たないと光触媒分解性能が劣りやすく、上限を超えると白化しやすく塗布ムラが起こり、また、光触媒粒子が表面に出なくなり光触媒分解性能が劣りやすくなる。
【0034】
無機系プライマーは前述の光触媒組成物との密着を強固にし、光触媒を固着するためのもので、例えば、光触媒作用による分解機能の影響を受けない化2で示されるシラン化合物、あるいは分解機能に耐えるポリシロキサン、シリコーン変性樹脂などが利用できる。
【0035】
【化2】
Figure 2005060444
(式中、nは0、1、2、3のいずれかの整数を表し、RはCからCのアルキル基、フェニル基、ビニル基、γ−グリシドキシプロピル基、γ−メタクリロキシプロピル基、γ−(2−アミノエチル)アミノプロピル基、γ−クロロプロピル基、γ−メルカプトプロピル基、γ−アミノプロピル基、1−アクリロキシプロピル基などが挙げられる。)
【0036】
Xについて式中プライマーとして効果的なものはアルコキシ基で、nが0〜3の整数であるアルコキシシランとしては、例えば、nが0の場合、テトラメトキシシラン、テトラエトキシシラン、テトラプロポキシシラン、テトラブトキシシランなどの4官能シランが挙げられる。nが1の場合は、メチルトリメトキシシラン、メチルトリエトキシシラン、エチルトリメトキシシラン、エチルトリエトキシシラン、プロピルトリメトキシシラン、プロピルトリエトキシシランなど3官能シランが挙げられる。nが2の場合は、ジメチルジメトキシシラン、ジメチルジエトキシシラン、ジフェニルジメトキシシラン、ジフェニルジエトキシシランなどの2官能シランが挙げられる。nが3の場合は、トリメチルメトキシシラン、トリメチルエトキシシラン、トリメチルイソプロポキシシラン、ジメチルイソブチルメトキシシランなどの単官能シランが挙げられる。
【0037】
ポリシロキサンとしては、前述のアルコキシシランの如き加水分解性シリコーン化合物モノマーあるいはこれらの部分加水分解生成物から得られる重合体や、コロイダルシリカなどを挙げることができる。
【0038】
シリコーン変性樹脂は、合成樹脂にシリコーンを導入したもので、合成樹脂としては、例えば、アクリル樹脂、エポキシ樹脂、アルキッド樹脂、ウレタン樹脂、ポリエステル樹脂などの合成樹脂などが挙げられる。シリコーンが導入された合成樹脂の内、アクリルシリコーン樹脂、エポキシシリコーン樹脂は、成膜性、膜強度及び担体との密着性の点で優れている。
【0039】
コロイダルシリカは、シリカ微粒子が溶媒中にコロイド状に分散されたものであり、5〜100nmの平均粒子径を有するものが使用される。コロイダルシリカのゾルとしては水性シリカゾルとオルガノシリカゾルがあり、どちらも適用可能であるが、フィルムへの塗布性を考慮すればオルガノシリカゾルを使用することが好ましい。
オルガノシリカゾルは乾燥されることによって、コロイド粒子の凝集結合力が作用して、シリカの3次元長鎖状網目構造となる。
【0040】
コロイダルシリカのゾル中のシリカ濃度は5〜50重量%のものであり、有機溶媒としては、メタノール、エタノール、イソプロパノール、n−ブタノール、イソブタノール等の低級脂肪族アルコール類;エチレングリコール、エチレングリコールモノメチルエーテル(メチルセロソルブ)、エチレングリコールモノエチルエーテルアセテート(セロソルブアセテート)、エチレングリコールモノエチルエーテル(セロソルブ)、エチレングリコールモノブチルエーテル(ブチルセロソルブ)、酢酸エチレングリコールモノエチルエーテル等のエチレングリコール誘導体;ジエチレングリコール、ジエチレングリコールモノブチルエーテル等のジエチレングリコール誘導体;ジアセトンアルコール、メチルエチルケトン、メチルイソブチルケトン、キシレン/n−ブタノール混合溶媒等を挙げることができる。
【0041】
無機系プライマーの塗布方法としては公知の手段、例えば、リバースロール法、ダイレクトロール法、ブレード法、ナイフ法、カーテン法、グラビアロール法、バーコート法、ディップ法、キスコート法、スクイズ法、噴霧、吹き付けなどを採用することができる。
塗布厚みはdry状態で0.2〜1.5μmであればよく、塗布量が下限に満たないと、光触媒の密着性が劣ったり、黄変しやすくなり、上限を超えると白化し、熱可塑性フィルムから脱落しやすくなる。
【0042】
本発明のポリエステル化粧板の光触媒層を光励起させるための光源としては、蛍光灯、白熱電灯、メタルハライドランプ、水銀ランプ、太陽光などが挙げられ、これらの光のより汚れが分解される。
【0043】
以下、本発明について、実施例に基づいてより詳細に説明する。
【実施例】
実施例1
光触媒転写フィルムの製造
厚み50μmのポリエチレンテレフタレートフィルムに光触媒含有組成物(二酸化チタン(平均粒径0.02μm)/コロイダルシリカ系、PC−401 チタン工業株式会社製)を0.2μm(dry状態)、無機系プライマー(オルガノシリカゾル(NPC−ST−30 日産化学株式会社製)を0.8μm(dry状態)塗布して光触媒転写フィルム(a)を得た。
不飽和ポリエステル樹脂(a)の配合
不飽和ポリエステル 70重量部
(フマル酸、無水フタル酸−エチレングリコール、プロピレングリコール系)
スチレン 20重量部
メチルメタクリレート 10重量部
重合禁止剤
(t−ブチルカテコール) 200ppm
樹脂液(a)の配合
不飽和ポリエステル樹脂(a) 100重量部
硬化剤
(メチルエチルケトンパーオキサイド) 1重量部
硬化促進剤
(6%ナフテン酸コバルト) 0.4重量部
(ジメチルアニリン) 0.1重量部
防汚性ポリエステル化粧板の製造
厚み2.7mmの合板(3尺×6尺)にポリ酢酸ビニルエマルジョン接着剤を用いて坪量80g/mの木目柄印刷紙を接着した。次いで表面に上記の樹脂液(a)を塗布量が80g/mとなるようにフローコーターで塗布した。
次いで、印刷紙の表面に前期の樹脂液塗布面を、枠で張設された光触媒転写フィルムで被覆し、ゴムローラーで樹脂液を均一に広げながら気泡を除去し、温度30℃の雰囲気下で硬化させた。しかる後フィルムを剥がして実施例1の防汚性ポリエステル化粧板を得た。
【0044】
実施例2
実施例1において、厚み50μmのポリエチレンテレフタレートフィルムに梨地状のエンボス加工を施した以外は同様に実施して、実施例2の防汚性ポリエステル化粧板を得た。
【0045】
比較例1
厚み2.7mmの合板(3尺×6尺)にポリ酢酸ビニルエマルジョン接着剤を用いて坪量80g/mの木目柄印刷紙を接着した。次いで表面に上記の樹脂液(a)を塗布量が80g/mとなるようにフローコーターで塗布した。
次いで、印刷紙の表面に前期の樹脂液塗布面を、枠で張設されたポリエチレンテレフタレートフィルムで被覆し、ゴムローラーで樹脂液を均一に広げながら気泡を除去し、温度30℃の雰囲気下で硬化させた。しかる後フィルムを剥がし、実施例1で用いた同様の無機系プライマー及び光触媒含有組成物を塗布してポリエステル化粧板を得た。
【0046】
比較例2
実施例1において、光触媒含有組成物を0.03μm(dry状態)塗布した以外は同様に実施して、比較例2のポリエステル化粧板を得た。
【0047】
比較例3
実施例1において、光触媒含有組成物を1.5μm(dry状態)塗布した以外は同様に実施して、比較例3のポリエステル化粧板を得た。
【0048】
比較例4
実施例1において、無機系プライマーを0.1μm(dry状態)塗布した以外は同様に実施して、比較例4のポリエステル化粧板を得た。
【0049】
比較例5
実施例1において、無機系プライマーを1.8μm(dry状態)塗布した以外は同様に実施して、比較例5のポリエステル化粧板を得た。
【0050】
比較例6
実施例1において、光触媒の平均粒子径が0.50μmのものを用いた以外は同様に実施して、比較例6のポリエステル化粧板を得た。
【0051】
評価結果を表1に示す。
【表1】
Figure 2005060444
【0052】
評価方法
光触媒分解機能
実施例のポリエステル化粧板、比較例の化粧板について、500ppmのメチレンブルー溶液を塗布し、20Wブラックライトを光源として、1mW/cmの紫外線に2時間暴露し、Labを測定して色差ΔEを測定し、式1により分解率(%)を算出した。
【式1】
Figure 2005060444
ここで、ΔEは、メチレンブルー溶液を塗布し、ブラックライト照射前と2時間照射後の色差、ΔEは、ラビング後にメチレンブルー溶液を塗布し、ブラックライト照射前と2時間照射後の色差を示す。
光触媒層密着性
実施例、比較例の各化粧板の表面に500ppmのメチレンブルー溶液を噴霧し、セロハンテープを貼り付け、24時間放置後に強く一定の速度で剥がし、表面に80%以上のメチレンブルーが残ったものを○、50〜80%残存したものを△、50%以下を×とした。
【0053】
【発明の効果】
本発明の防汚性ポリエステル化粧板は、不飽和ポリエステル樹脂層の表面にフィルム成形と同時に光触媒層が転写され、光触媒層との密着がよく、光触媒分解性能を長期に渡って維持することができる。
また、エンボス加工を施したものであっても汚れが容易に分解される。

Claims (3)

  1. フィルム成形法に基づいてなる化粧板であって、フィルムとして、光触媒含有組成物、無機系プライマーを塗布した光触媒転写フィルムを用いてなることを特徴とする防汚性ポリエステル化粧板。
  2. 該光触媒含有組成物の塗布厚みがdry状態で0.05〜1.0μm、無機系プライマーの塗布厚みがdry状態で0.2〜1.5μmであることを特徴とする請求項1記載の防汚性ポリエステル化粧板。
  3. 該光触媒の平均粒子径が0.3μm未満であることを特徴とする請求項1又は2記載の防汚性ポリエステル化粧板。
JP2003207776A 2003-08-19 2003-08-19 防汚性ポリエステル化粧板 Pending JP2005060444A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003207776A JP2005060444A (ja) 2003-08-19 2003-08-19 防汚性ポリエステル化粧板

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003207776A JP2005060444A (ja) 2003-08-19 2003-08-19 防汚性ポリエステル化粧板

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2005060444A true JP2005060444A (ja) 2005-03-10

Family

ID=34364121

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003207776A Pending JP2005060444A (ja) 2003-08-19 2003-08-19 防汚性ポリエステル化粧板

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2005060444A (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006264101A (ja) * 2005-03-24 2006-10-05 Dainippon Printing Co Ltd キッチン吊り戸の底板用化粧板
JP2007085118A (ja) * 2005-09-26 2007-04-05 Matsushita Electric Works Ltd 内装部材
JP2009233562A (ja) * 2008-03-27 2009-10-15 Kimoto & Co Ltd 光触媒シート、光触媒用プライマー組成物
JP2011068794A (ja) * 2009-09-26 2011-04-07 Aica Kogyo Co Ltd 硬化性樹脂組成物、プリプレグ、耐薬品ボード、耐薬品性化粧板、プリプレグの製造方法
JP2019063712A (ja) * 2017-09-29 2019-04-25 信越化学工業株式会社 抗菌・抗カビ性を有する光触媒・合金微粒子分散液、その製造方法、及び光触媒・合金薄膜を表面に有する部材
WO2019198483A1 (ja) * 2018-04-12 2019-10-17 信越化学工業株式会社 光触媒転写フィルム及びその製造方法
WO2019198484A1 (ja) * 2018-04-12 2019-10-17 信越化学工業株式会社 光触媒転写フィルム及びその製造方法

Cited By (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006264101A (ja) * 2005-03-24 2006-10-05 Dainippon Printing Co Ltd キッチン吊り戸の底板用化粧板
JP2007085118A (ja) * 2005-09-26 2007-04-05 Matsushita Electric Works Ltd 内装部材
JP2009233562A (ja) * 2008-03-27 2009-10-15 Kimoto & Co Ltd 光触媒シート、光触媒用プライマー組成物
JP2011068794A (ja) * 2009-09-26 2011-04-07 Aica Kogyo Co Ltd 硬化性樹脂組成物、プリプレグ、耐薬品ボード、耐薬品性化粧板、プリプレグの製造方法
JP2019063712A (ja) * 2017-09-29 2019-04-25 信越化学工業株式会社 抗菌・抗カビ性を有する光触媒・合金微粒子分散液、その製造方法、及び光触媒・合金薄膜を表面に有する部材
WO2019198483A1 (ja) * 2018-04-12 2019-10-17 信越化学工業株式会社 光触媒転写フィルム及びその製造方法
WO2019198484A1 (ja) * 2018-04-12 2019-10-17 信越化学工業株式会社 光触媒転写フィルム及びその製造方法
CN111971332A (zh) * 2018-04-12 2020-11-20 信越化学工业株式会社 光催化剂转印膜及其制造方法
CN111971331A (zh) * 2018-04-12 2020-11-20 信越化学工业株式会社 光催化剂转印膜及其制造方法
JPWO2019198484A1 (ja) * 2018-04-12 2021-02-12 信越化学工業株式会社 光触媒転写フィルム及びその製造方法
JPWO2019198483A1 (ja) * 2018-04-12 2021-03-11 信越化学工業株式会社 光触媒転写フィルム及びその製造方法
JP7014291B2 (ja) 2018-04-12 2022-02-01 信越化学工業株式会社 光触媒転写フィルム及びその製造方法
JP7014292B2 (ja) 2018-04-12 2022-02-01 信越化学工業株式会社 光触媒転写フィルム及びその製造方法
US11319422B2 (en) 2018-04-12 2022-05-03 Shin-Etsu Chemical Co., Ltd. Photocatalyst transfer film and production method thereof
CN111971331B (zh) * 2018-04-12 2023-02-24 信越化学工业株式会社 光催化剂转印膜及其制造方法
CN111971332B (zh) * 2018-04-12 2023-02-28 信越化学工业株式会社 光催化剂转印膜及其制造方法
US11987682B2 (en) 2018-04-12 2024-05-21 Shin-Etsu Chemical Co., Ltd. Photocatalyst transfer film and production method thereof

Similar Documents

Publication Publication Date Title
TWI298331B (en) Radiation-curable coatings for plastic substrates from multifunctional acrylate oligomers
WO1998025711A1 (fr) Articles enduits fonctionnels, procede de production et application correspondante
JP5790371B2 (ja) 化粧板及び化粧板の製造方法
JP2013119553A (ja) ハードコート層の下地として使用する下層形成用塗料、及び該下層形成用塗料を塗布して形成した積層体
JP2004346228A (ja) 活性エネルギー線硬化性組成物及びハードコートフィルム
MX2008003799A (es) Composiciones para impregnar productos de papel y telas naturales, y metodos, procesos y ensamblajes para lo mismo.
JP2009083269A (ja) 不燃化粧板
JP2005060444A (ja) 防汚性ポリエステル化粧板
JP4193980B2 (ja) 防汚性化粧板の製造方法
JP5037780B2 (ja) 活性エネルギー線硬化性組成物及びハードコートフィルム
JP2006212987A (ja) 転写材
JPH10182978A (ja) 水系分散体
JP2005272727A (ja) 水性樹脂分散体及びその製造方法
JP2001047584A (ja) 被覆ポリカーボネート板
JPH11227116A (ja) 化粧材
JP2003062922A (ja) 光触媒コートアクリルフィルム及び光触媒コート積層体
JP4003934B2 (ja) 防汚性化粧板
JP2004277725A (ja) 光硬化性樹脂組成物、光硬化性シートおよびそれを用いた成形品の製造方法
JP2002336768A (ja) 防汚塗膜の形成方法
JP5614212B2 (ja) 機能性化粧板及びその製造方法
CN101772472B (zh) 用于水泥复合制品的涂层体系
JP4352847B2 (ja) ホログラム記録材料用組成物、レリーフホログラム及びホログラムの製造方法
JP3782670B2 (ja) 被覆用硬化性組成物、被覆物品、自動車用外板、および活性エネルギー線硬化性組成物
JP2813429B2 (ja) 電子線硬化型プレコート鋼板の製造方法
JP4179459B2 (ja) 防汚性化粧板の製造方法