JP2005058498A - 遊技機の球センサ装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 球センサの作動電源(センサ電源)が遮断されたときの入賞誤り検出を防ぐことのできる遊技機の球センサ装置を提供する。
【解決手段】 センサ側コネクタ2とメイン側コネクタ4とを着脱可能に接続することで、球センサ1とメイン制御回路基板3とが電気的に接続される。センサ側コネクタ2に、メイン側コネクタ4のセンサ電源出力端子(1番端子)に接続されるセンサ電源接続端子(1番端子)と、センサ電源接続端子と導通させたセンサ電源サブ端子(4番端子)とを設け、メイン側コネクタ4に、センサ側コネクタ2のセンサ電源サブ端子(4番端子)に接続されるセンサ電源監視端子(4番端子)を設ける。メイン制御回路基板3においてセンサ電源監視端子(4番端子)のセンサ電源の有無を監視する。
【選択図】 図1
【解決手段】 センサ側コネクタ2とメイン側コネクタ4とを着脱可能に接続することで、球センサ1とメイン制御回路基板3とが電気的に接続される。センサ側コネクタ2に、メイン側コネクタ4のセンサ電源出力端子(1番端子)に接続されるセンサ電源接続端子(1番端子)と、センサ電源接続端子と導通させたセンサ電源サブ端子(4番端子)とを設け、メイン側コネクタ4に、センサ側コネクタ2のセンサ電源サブ端子(4番端子)に接続されるセンサ電源監視端子(4番端子)を設ける。メイン制御回路基板3においてセンサ電源監視端子(4番端子)のセンサ電源の有無を監視する。
【選択図】 図1
Description
本発明は、遊技機における入賞検出を行う球センサと、入賞検出の有無を判断するメイン制御回路基板とを有し、球センサに設けられたセンサ側コネクタが、該球センサを作動させるためのセンサ電源を受け取るセンサ電源入力端子及び球検出信号を出力する球検出出力端子を備え、メイン制御回路基板に設けられたメイン側コネクタが、センサ電源を外部に出力するセンサ電源出力端子及び球検出信号を入力する球検出入力端子を備え、前記センサ側コネクタとメイン側コネクタとを着脱可能に接続することで、球センサとメイン制御回路基板とが電気的に接続される遊技機の球センサ装置に関するものである。
パチンコ遊技機において、入賞球(例えば、始動口、大入賞口、普通入賞口等)の検出に用いられている球センサと入賞検出の有無を判断するメイン制御回路基板とは、球センサに設けられたセンサ側コネクタとメイン制御回路基板に設けられたメイン側コネクタと着脱可能に接続することで、球センサとメイン制御回路基板とを電気的に接続している。図6は、従来の球センサとメイン制御回路基板との接続を示す図である。従来は、センサ側コネクタが、該球センサを作動させるためのセンサ電源を受け取るセンサ電源入力端子(1番端子)及び球検出信号を出力する球検出出力端子(2番端子)を備え、メイン側コネクタが、センサ電源を外部に出力するセンサ電源出力端子(1番端子)及び球検出信号を入力する球検出入力端子(2番端子)を備え、前記のコネクタ同士を接続すると、センサ側コネクタのセンサ電源入力端子とメイン側コネクタのセンサ電源出力端子とが接続し、センサ側コネクタの球検出出力端子とメイン側コネクタの球検出入力端子とが接続する構成となっている。
図7は、コネクタ接続が正常な場合の従来のメイン側コネクタにおける球検出信号の変化を示す図である。球センサは、センサ電源(+12V)を作動電源とし、入賞球の検出がない場合は球検出出力端子にハイレベル(+6V)を出力し、入賞球の検出がある場合は球検出出力端子にローレベル(約0V)を出力する。このため、メイン制御回路基板では、球検出入力端子の立下りを検出して入賞があったと判断している。
このように、入賞の有無の論理をローレベルアクティブで検出するため、意図的に球センサのコネクタが抜けた状態を作ると、例えば、コネクタを緩めに接続して台を叩く等して振動を強く与えると、センサ電源が断続的に遮断される状態となって、これに応じて球検出信号が断続的にローレベルとなる結果、入賞球を検出した状態と同じように出力が変化してしまう。図8は、コネクタ接続に異常がある場合の従来のメイン側コネクタにおける球検出信号の変化を示す図である。このため、この信号を受けたメイン制御回路基板は、あたかも入賞があったものとして賞球を払い出すように払出制御基板に指示してしまうという問題があった。
本発明の目的は、球センサの作動電源(センサ電源)が遮断されたときの入賞誤り検出を防ぐことのできる遊技機の球センサ装置を提供することにある。
請求項1に記載の遊技機の球センサ装置は、遊技機における入賞検出を行う球センサと、前記入賞検出の有無を判断するメイン制御回路基板とを有し、前記球センサに設けられたセンサ側コネクタが、該球センサを作動させるためのセンサ電源を受け取るセンサ電源入力端子及び球検出信号を出力する球検出出力端子を備え、前記メイン制御回路基板に設けられたメイン側コネクタが、前記センサ電源を外部に出力するセンサ電源出力端子及び前記球検出信号を入力する球検出入力端子を備え、前記センサ側コネクタと前記メイン側コネクタとを着脱可能に接続することで、前記球センサと前記メイン制御回路基板とが電気的に接続されるものであって、上記課題を解決するために、前記センサ側コネクタに、前記メイン側コネクタの前記センサ電源出力端子に接続されるセンサ電源接続端子と前記センサ電源接続端子と導通させたセンサ電源サブ端子とを設け、前記メイン側コネクタに前記センサ側コネクタの前記センサ電源サブ端子に接続されるセンサ電源監視端子を設けたことを特徴とする遊技機の球センサ装置。
請求項1に記載の構成において、次の構成を採用することがある。前記センサ側コネクタは、前記センサ電源入力端子と前記センサ電源サブ端子とを兼用させた構成とする。この構成によれば、センサ電源入力端子とセンサ電源サブ端子とを独立して設けた構成に比べて端子の数を減らすことができ、構造を単純化できる。
請求項1に記載の構成又は上述した構成において、前記メイン制御回路基板に、前記センサ電源監視端子におけるセンサ電源の供給がない場合に、前記球検出入力端子から入力される前記球検出信号の入力を遊技制御手段に対して遮断する異常時球入力信号遮断手段を設ける。この構成によれば、球検出信号の入力があっても、センサ電源監視端子におけるセンサ電源の供給がなければ、球検出信号の入力を無効とするので、球センサの作動電源(センサ電源)が遮断されたときの入賞誤り検出を防ぐことができる。
請求項1に記載の構成によれば、センサ側コネクタとメイン側コネクタとを接続すると、メイン側コネクタのセンサ電源出力端子がセンサ側コネクタのセンサ電源接続端子に接続されると共に、メイン側コネクタのセンサ電源監視端子がセンサ側コネクタのセンサ電源サブ端子に接続され、メイン制御回路基板のセンサ電源出力端子から出力されたセンサ電源がセンサ側コネクタのセンサ電源接続端子に供給され、さらにセンサ電源接続端子と導通させたセンサ電源サブ端子に供給され、センサ電源サブ端子に接続されたメイン側コネクタのセンサ電源監視端子にセンサ電源が印加されるので、コネクタ抜け(球センサのコネクタ接続不良)によってセンサ電源が遮断された場合に、メイン制御回路基板でセンサ電源の遮断を検知できるため、球センサの作動電源(センサ電源)が遮断されたときの入賞誤り検出を防ぐことができる。
以下、本発明の実施形態を図面を参照して説明する。図1は本発明の遊技機の球センサ装置の第1実施形態に係る球センサとメイン制御回路基板との接続を表す図である。球センサ1は、例えば、パチンコ遊技機の遊技盤に設けられた始動口、大入賞口、大入賞口内の特定領域、普通入賞口等に対して設けられるものであり、これらの入賞口に入賞した打球(入賞球)の検出に用いられる。球センサ1は、円形状の孔よりなる検出部1aを球が通過すると、球の通過に応じて球検出信号を出力する。球センサ1からは2本のハーネスが引き出され、2本のハーネスの末端にはセンサ側コネクタ2が取り付けられている。
一方、球センサ1による入賞検出の有無を判断し、入賞検出ありに応じて遊技制御を行うメイン制御回路基板3は、センサ側コネクタ2と着脱自在に接続されるメイン側コネクタ4を有している。なお、センサ側コネクタ2とメイン側コネクタ4とを着脱可能に接続することで、球センサ1とメイン制御回路基板3とが電気的に接続される。
第1実施形態の球センサ装置にあっては、センサ側コネクタ2及びメイン側コネクタ4がそれぞれ4つの端子を備えている。即ち、センサ側コネクタ2は、球センサ1を作動させるためのセンサ電源(+12V)を受け取るセンサ電源入力端子(3番端子)、球検出信号を出力する球検出出力端子(2番端子)、メイン側コネクタ4のセンサ電源出力端子(後述)に接続されるセンサ電源接続端子(1番端子)、センサ電源接続端子と導通させたセンサ電源サブ端子(4番端子)を備えている。なお、センサ電源接続端子(1番端子)とセンサ電源サブ端子(4番端子)とをハーネス(電線)5で繋ぐことで導通させている。
一方、メイン側コネクタ4は、センサ電源(+12V)を外部に出力するセンサ電源出力端子(1番端子)、球検出信号を入力する球検出入力端子(2番端子)、センサ電源監視端子(4番端子)、センサ電源供給端子(3番端子)を備えている。なお、メイン制御回路基板3はプリント配線パターンにより各種の配線がされている。センサ電源供給端子(3番端子)は、センサ電源監視端子(4番端子)に接続されているセンサ電源監視ライン6から分岐する分岐ライン7に接続されている。
なお、球センサ1は、センサ電源(+12V)を作動電源とし、入賞球の検出がない場合は球検出出力端子(2番端子)にハイレベル(+6V)を出力し、入賞球の検出がある場合は球検出出力端子にローレベル(約0V)を出力する。
センサ側コネクタ2とメイン側コネクタ4とを(着脱自在に)接続すると、メイン側コネクタ4のセンサ電源出力端子(1番端子)がセンサ側コネクタ2のセンサ電源接続端子(1番端子)に接続され、メイン側コネクタ4の球検出入力端子(2番端子)とセンサ側コネクタ2の球検出出力端子(2番端子)とが接続され、メイン側コネクタ4のセンサ電源供給端子(3番端子)がセンサ側コネクタ2のセンサ電源入力端子(3番端子)に接続され、メイン側コネクタ4のセンサ電源監視端子(4番端子)がセンサ側コネクタ2のセンサ電源サブ端子(4番端子)に接続される。
メイン側コネクタ4のセンサ電源出力端子(1番端子)には、電源回路(図示せず)で生成されたセンサ電源(+12V)が供給される。上記接続により、センサ電源は、メイン側コネクタ4のセンサ電源出力端子(1番端子)−センサ側コネクタ2のセンサ電源接続端子(1番端子)−ハーネス5−センサ側コネクタ2のセンサ電源サブ端子(4番端子)−メイン側コネクタ4のセンサ電源監視端子(4番端子)−センサ電源監視ライン6−分岐ライン7−メイン側コネクタ4のセンサ電源供給端子(3番端子)−センサ側コネクタ2のセンサ電源入力端子(3番端子)と経由して球センサ1に供給される。また、球センサ1の球検出信号は、センサ側コネクタ2の球検出出力端子(2番端子)−メイン側コネクタ4の球検出入力端子(2番端子)と経由してメイン制御回路基板3の球検出回路に入力される。
なお、球センサ1にセンサ電源が供給されていない状態(センサ電源の遮断状態)の検知については、センサ電源監視ライン6におけるセンサ電源の供給のなしに応じて、球検出入力端子から入力される球検出信号の入力を遊技制御手段(メインCPU)に対して遮断する(異常時球検出信号遮断手段)。なお、図2に、コネクタ接続が正常な場合の本発明のメイン側コネクタにおけるセンサ電源及び球検出信号の変化を示す。コネクタ接続が正常である場合には、メイン側コネクタ4のセンサ電源監視端子(4番端子)のセンサ電源は+12Vを維持し、ローレベルに変化しない。
上記のコネクタ接続においてコネクタ抜け(メイン側コネクタ4に対して球センサ1のセンサ側コネクタ2を斜め抜きして接続状態を緩めにする)を意図的に生じさせた場合、両端に位置する端子同士の接続状態が不良となる。この不良状態は、遊技機を叩く等して振動を強く与えると、端子同士の接続状態が断続的に遮断される状態となる。図3は、コネクタ接続に異常がある場合の本発明のメイン側コネクタにおけるセンサ電源及び球検出信号の変化を示す図である。例えば、メイン側コネクタ4のセンサ電源出力端子(1番端子)とセンサ側コネクタ2のセンサ電源接続端子(1番端子)との接続が遮断された場合は、メイン側コネクタ4のセンサ電源監視端子(4番端子)の電圧が0Vになるので、センサ電源監視ライン6経由でセンサ電源の供給がないことが検知される。また、例えば、メイン側コネクタ4のセンサ電源監視端子(4番端子)とセンサ側コネクタ2のセンサ電源サブ端子(4番端子)との接続が遮断された場合も、センサ電源監視ライン6経由でセンサ電源の供給がないことが検知される。これによってセンサ電源が遮断された場合に、メイン制御回路基板3でセンサ電源の遮断を検知できるため、球センサ1のセンサ電源が遮断されたときの入賞誤り検出を防ぐことができる。
また、このように、メイン側コネクタ4において、センサ電源を外部に出力するセンサ電源出力端子とセンサ電源の供給の有無を監視するセンサ電源監視端子との間に球検出入力端子を配置した構成としたので、センサ側コネクタ2の斜め抜きが行われても、メイン制御回路基板3でセンサ電源の遮断を検知できるから、メイン側コネクタ4に対してセンサ側コネクタ2が斜め抜きされていることを検知できる。
以上に述べた遊技機の球センサ装置の第1実施形態は、センサ側コネクタ2においてセンサ電源入力端子(3番端子)とセンサ電源サブ端子(4番端子)とを独立して別に設けた構成としているが、次に説明する遊技機の球センサ装置の第2実施形態は、センサ側コネクタにおいて、センサ電源入力端子とセンサ電源サブ端子とを兼用させて1つの端子で構成したものである。
図4は本発明の遊技機の球センサ装置の第2実施形態に係る球センサとメイン制御回路基板との接続を表す図である。第2実施形態の球センサ装置にあっては、センサ側コネクタ8及びメイン側コネクタ9がそれぞれ3つの端子を備えている。即ち、メイン側コネクタ4のセンサ電源出力端子(後述)に接続されるセンサ電源接続端子(1番端子)、球検出信号を出力する球検出出力端子(2番端子)、センサ電源(+12V)を受け取るセンサ電源入力端子(3番端子)を有し、センサ電源接続端子(1番端子)とセンサ電源入力端子(3番端子)とをハーネス(電線)10で繋ぐことで導通させている。従って、センサ側コネクタ8の「3番端子」が、球センサ1を作動させるためのセンサ電源(+12V)を受け取るセンサ電源入力端子とセンサ電源接続端子(1番端子)と導通させたセンサ電源サブ端子とを兼ねている。
一方、メイン側コネクタ9は、センサ電源(+12V)を外部に出力するセンサ電源出力端子(1番端子)、球検出信号を入力する球検出入力端子(2番端子)、センサ電源監視端子(3番端子)を備えている。
センサ側コネクタ8とメイン側コネクタ9とを(着脱自在に)接続すると、メイン側コネクタ9のセンサ電源出力端子(1番端子)がセンサ側コネクタ8のセンサ電源接続端子(1番端子)に接続され、メイン側コネクタ9の球検出入力端子(2番端子)とセンサ側コネクタ8の球検出出力端子(2番端子)とが接続され、メイン側コネクタ9のセンサ電源監視端子(3番端子)がセンサ側コネクタ8のセンサ電源入力端子(3番端子)に接続される。
上記接続により、センサ電源は、メイン側コネクタ9のセンサ電源出力端子(1番端子)−センサ側コネクタ8のセンサ電源接続端子(1番端子)−ハーネス10−センサ側コネクタ8のセンサ電源入力端子(3番端子)と経由して球センサ1に供給される。また、球センサ1の球検出信号は、センサ側コネクタ8の球検出出力端子(2番端子)−メイン側コネクタ9の球検出入力端子(2番端子)と経由してメイン制御回路基板3の球検出回路に入力される。
なお、球センサ1にセンサ電源が供給されていない状態(センサ電源の遮断状態)の検知について、センサ側コネクタ8のセンサ電源入力端子(3番端子)と接続されたメイン側コネクタ9のセンサ電源監視端子(3番端子)に接続したセンサ電源監視ラインにおけるセンサ電源の供給のなしに応じて、球検出入力端子(2番端子)から入力される球検出信号の入力を遊技制御手段(メインCPU)に対して遮断する(異常時球検出信号遮断手段)。
上記のコネクタ接続においてコネクタ抜け(メイン側コネクタ9に対して球センサ1のセンサ側コネクタ8を斜め抜きして接続状態を緩めにする)を意図的に生じさせた場合、両端に位置する端子同士の接続状態が不良となる。例えば、メイン側コネクタ9のセンサ電源出力端子(1番端子)とセンサ側コネクタ8のセンサ電源接続端子(1番端子)との接続が遮断された場合は、メイン側コネクタ8のセンサ電源監視端子(3番端子)の電圧が0Vになるので、電源監視ライン経由でセンサ電源の供給がないことが検知される。また、例えば、メイン側コネクタ9のセンサ電源監視端子(3番端子)とセンサ側コネクタ8のセンサ電源入力端子(3番端子)との接続が遮断された場合も、電源監視ライン経由でセンサ電源の供給がないことが検知される。これによってセンサ電源が遮断された場合に、メイン制御回路基板3でセンサ電源の遮断を検知できるため、球センサ1のセンサ電源が遮断されたときの入賞誤り検出を防ぐことができる。
また、このように、メイン側コネクタ9において、センサ電源を外部に出力するセンサ電源出力端子とセンサ電源の供給の有無を監視するセンサ電源監視端子との間に球検出入力端子を配置した構成としたので、センサ側コネクタ8の斜め抜きが行われても、メイン制御回路基板3でセンサ電源の遮断を検知できるから、メイン側コネクタ9に対してセンサ側コネクタ8が斜め抜きされていることを検知できる。
図5は、前述した異常時球検出信号遮断手段の具体的な実施形態を示す図である。異常時球検出信号遮断手段は、メイン制御回路基板3において、メイン側コネクタ4の球検出入力端子とセンサ電源監視端子とに対して設けられる。メイン側コネクタの球検出入力端子に接続されている球検出信号入力ライン11は、抵抗R1と抵抗R2を通じて接地され、抵抗R1と抵抗R2との接続点がエミッタ接地されたトランジスタTr1のベースに接続されている。トランジスタTr1のコレクタは抵抗R5を介して作動電源(+5V)に接続され、トランジスタTr1のコレクタと抵抗R5との接続点が、バスバッファ13の入力端子Aに接続されている。また、バスバッファ13の(反転)出力端子CがメインCPU14に接続されている。
一方、メイン側コネクタのセンサ電圧監視端子に接続されているセンサ電源監視ライン12は、抵抗R3と抵抗R4を通じて接地され、抵抗R3と抵抗R4との接続点がエミッタ接地されたトランジスタTr2のベースに接続されている。トランジスタTr2のコレクタは抵抗R6を介して作動電源(+5V)に接続され、トランジスタTr2のコレクタと抵抗R6との接続点が、バスバッファ13のゲート端子Bに接続されている。バスバッファ13は、ゲート端子Bの入力がローレベルである場合にアクティブとなり、入力端子Aに入力される信号の論理を出力端子Cから反転出力する。また、バスバッファ13は、ゲート端子Bの入力がハイレベルである場合にネガティブとなり、入力端子Aに入力される信号の論理に関係なく出力端子Cからの出力をハイレベルとする。
以上のように構成された異常時球検出信号遮断手段の正常時の動作とコネクタの斜め抜きによるセンサ電源遮断時(異常時)の動作を説明する。球検出信号入力ライン11は、球検出信号の入力なしの状態ではハイレベル(+6V)を維持しており、抵抗R1と抵抗R2で分圧される電圧が、トランジスタTr1のベース電圧として印加される。これにより、球検出信号の入力なしの状態ではトランジスタTr1はオンであり、抵抗R5−トランジスタTr1のコレクタ−エミッタ−接地に電流が流れる。このとき、バスバッファ13の入力端子Aの入力は、抵抗R5による降下電圧によりローレベルとなっている。
一方、コネクタの接続が正常である場合、センサ電源監視端子は、センサ電源(+12V)と接続状態にあるから、ハイレベル(+12V)を維持しており、抵抗R3と抵抗R4で分圧される電圧が、トランジスタTr2のベース電圧として印加される。これにより、センサ電源と接続状態ではトランジスタTr2はオンであり、抵抗R6−トランジスタTr2のコレクタ−エミッタ−接地に電流が流れる。このとき、バスバッファ13のゲート端子Bの入力は、抵抗R6による降下電圧によりローレベルとなっている。したがって、バスバッファ13はアクティブとなっている。また、球検出信号の入力なしの状態では、入力端子Aの入力がローレベルである結果、出力端子Cの出力はハイレベルとなっている。
また、球検出信号の入力があると、球検出信号入力ライン11はローレベル(0V)に立ち下がる。したがって、トランジスタTr1はオフする。このとき、バスバッファ13の入力端子Aの入力は、抵抗R5を電流が流れることによる降下電圧が消滅するため、作動電源(+5V)が印加されてハイレベルになる。したがって、球検出信号の入力があると、バスバッファ13の出力端子Cの出力はローレベルになる。メインCPU14は、バスバッファ13の出力端子Cの出力がハイレベルからローレベルに立ち下がると、球検出信号ありと判別する。
次に、コネクタの斜め抜きにより、センサ電源の遮断が起こると、センサ電源出力端子のみが抜けた場合並びにセンサ電源監視端子のみが抜けた場合の両方とも、センサ電源監視端子はセンサ電源(+12V)に対して遮断状態となるから、センサ電源監視ライン12はローレベル(0V)になる。したがって、トランジスタTr2はオフする。このとき、バスバッファ13のゲート端子Bの入力は、抵抗R6を電流が流れることによる降下電圧が消滅するため、作動電源(+5V)が印加されてハイレベルになる。したがって、バスバッファ13はネガティブになる。これにより、バスバッファ13は入力端子Aに入力される信号(論理)に関係なく出力端子Cからの出力をハイレベルとする。球センサ1に供給するセンサ電源の遮断が起こると、球センサ1が動作しなくなるため、応じて球検出入力端子もローレベルになり、トランジスタTr1がオフし、バスバッファ13の入力端子Aの入力がハイレベルになるが、バスバッファ13はネガティブになっているため出力端子Cの出力がハイレベルのまま変化しないから、結果として、球検出入力端子から入力される球検出信号の入力をメインCPU14に対して遮断する。
上述した実施形態では、センサ電源の遮断が起きた場合、メインCPUに対する球検出信号の入力を遮断することで、球検出信号の誤り検出がないようにハード的に解決する構成としているが、これに代えて、メインCPUの処理により、球検出信号の誤り検出がないようにソフト的に解決する構成としてもよい。この場合、球検出信号入力ラインにおいて球検出信号の入力がある場合、センサ電源監視ラインにおいてセンサ電源の供給の有無を判別し、センサ電源の供給がないと判別した場合、球検出信号の入力を無効とする[球検出フラグを0クリア(入賞なし)する]。
1 球センサ
2 センサ側コネクタ(第1実施形態)
3 メイン制御回路基板
4 メイン側コネクタ(第1実施形態)
5 ハーネス
6 センサ電源監視ライン
7 分岐ライン
8 センサ側コネクタ(第2実施形態)
9 メイン側コネクタ(第2実施形態)
10 ハーネス
11 球検出信号入力ライン
12 センサ電源監視ライン
13 バスバッファ
14 メインCPU
2 センサ側コネクタ(第1実施形態)
3 メイン制御回路基板
4 メイン側コネクタ(第1実施形態)
5 ハーネス
6 センサ電源監視ライン
7 分岐ライン
8 センサ側コネクタ(第2実施形態)
9 メイン側コネクタ(第2実施形態)
10 ハーネス
11 球検出信号入力ライン
12 センサ電源監視ライン
13 バスバッファ
14 メインCPU
Claims (1)
- 遊技機における入賞検出を行う球センサと、前記入賞検出の有無を判断するメイン制御回路基板とを有し、前記球センサに設けられたセンサ側コネクタが、該球センサを作動させるためのセンサ電源を受け取るセンサ電源入力端子及び球検出信号を出力する球検出出力端子を備え、前記メイン制御回路基板に設けられたメイン側コネクタが、前記センサ電源を外部に出力するセンサ電源出力端子及び前記球検出信号を入力する球検出入力端子を備え、前記センサ側コネクタと前記メイン側コネクタとを着脱可能に接続することで、前記球センサと前記メイン制御回路基板とが電気的に接続される遊技機の球センサ装置において、
前記センサ側コネクタに、前記メイン側コネクタの前記センサ電源出力端子に接続されるセンサ電源接続端子と、前記センサ電源接続端子と導通させたセンサ電源サブ端子とを設け、前記メイン側コネクタに、前記センサ側コネクタの前記センサ電源サブ端子に接続されるセンサ電源監視端子を設けたことを特徴とする遊技機の球センサ装置。
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---|---|---|---|
JP2003293008A JP2005058498A (ja) | 2003-08-13 | 2003-08-13 | 遊技機の球センサ装置 |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003293008A JP2005058498A (ja) | 2003-08-13 | 2003-08-13 | 遊技機の球センサ装置 |
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Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005058498A true JP2005058498A (ja) | 2005-03-10 |
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