JP2001218896A - 電源装置および遊技機の電源装置 - Google Patents

電源装置および遊技機の電源装置

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JP2001218896A
JP2001218896A JP2000021967A JP2000021967A JP2001218896A JP 2001218896 A JP2001218896 A JP 2001218896A JP 2000021967 A JP2000021967 A JP 2000021967A JP 2000021967 A JP2000021967 A JP 2000021967A JP 2001218896 A JP2001218896 A JP 2001218896A
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power
circuit
signal
supply device
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JP2000021967A
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Tomohiro Nishimura
朋宏 西村
Kanemasa Kito
金正 鬼頭
Hiroyuki Ito
伊藤  弘之
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Omron Corp
Original Assignee
Omron Corp
Omron Tateisi Electronics Co
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Abstract

(57)【要約】 【課題】この発明は、電源装置に接続される処理制御部
ごとに電源の監視手段が不要であり、また、電源断を検
知したとき、各処理制御部に同期の取れる信号が出力で
き、また、電源断と玉検知のようなセンサ処理との区
別、および停電と瞬停との区別、さらに電断後の立上げ
性能を高めることができる電源装置および遊技機の電源
装置の提供を目的とする。 【解決手段】この発明は、入力された電源を電圧の異な
る複数の電源に変換して出力する電源装置であって、入
力電源および複数の出力電源の内、単一または複数の電
源の状態を監視して異常を検知したとき信号を出力する
監視手段を設けた電源装置であることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】この発明は、入力された電源
を電圧の異なる複数の電源に変換して出力する電源装置
に関し、例えば、パチンコ遊技機、スロットマシン遊技
機で代表されるような遊技機の電源装置に関する。
【0002】
【従来の技術】上述例のパチンコ遊技機を以下の処理制
御部で構成することができる。すなわち、各ユニットを
制御し、入賞玉を検知するセンサの状態を検知する主処
理制御部、景品玉を払い出す玉払出し制御ユニット、装
飾を行なうランプを点灯制御するランプ制御ユニット、
LCD(液晶表示器)を表示制御するLCD制御ユニッ
ト、音声を出力制御する音声制御ユニット、そして、こ
れらの処理制御部に所定電圧の電源を供給する電源装置
も備えている。
【0003】近年のパチンコ遊技機の動作は複雑になっ
ているので、前述の各処理制御部は全てCPUを搭載
し、該CPUでプログラム処理される。そして、全体ま
たは複数の各処理制御部が相互に関連して動作すること
があるため、その信号を各処理制御部が同時に認識する
必要があるので、主処理制御部のCPUは他の各処理制
御部のCPUを管理するよう同期(タイミング)を取っ
ている。
【0004】上述のように、各処理制御部が同期を取っ
て主処理制御部で管理させているので、各処理制御部で
使用している各種の電圧電源が瞬間的に停止(瞬停)し
たり、停電(瞬停より長い電源断)すると、他の関連動
作する処理制御部が誤動作することがある。そのため
に、各処理制御部のCPUの動作を保証する目的で、各
処理制御部には、供給電源の停電や、瞬停の電源断を検
知する電源断検知回路と、コンデンサによる電源バック
アップ回路が設けられている。
【0005】しかし、停電や瞬停があって、各処理制御
部の電源断検知回路が動作しても、それぞれの電源バッ
クアップ回路が、近接センサやモータなどのように負荷
が異なることにより、コンデンサの放電時間が異なるの
で、電源断の検知にバラツキが発生する。このバラツキ
で各処理制御部が誤動作を生じることもある。このよう
な電源断検知のバラツキを回避するために、プログラム
によって待機状態を作る等して、動作タイミングを合せ
ている。
【0006】上述の各処理制御部は、処理対象の動作部
により使用電圧が異なるので、例えば、CPUの電源5
v、近接スイッチの電源12v、モータの電源12vま
たは24v、ランプの電源24vまたは32v等のよう
に異なるので、1つの処理制御部においても複数の電圧
電源を使用している。
【0007】各処理制御部に給電する電源装置は、これ
らの各種の電圧に対応した複数の電圧電源を出力し、該
電源装置から使用電源に対応した複数の電圧電源が各処
理制御部に給電される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上述のように構成され
るパチンコ遊技機において、電源断が生じた場合、次ぎ
の問題点がある。前述したように、各処理制御部で電源
断検知にバラツキが発生するので、各処理制御部ごとに
動作タイミングを合わす制御が必要となる。
【0009】また、電源装置に一般的なスイッチング電
源が使用されるとき、この電源は電波、静電気に弱い面
があるので、例えば、不正を目的として電波や静電気を
発生する機器で不正行為がされると、電源断が発生し、
誤動作が生じる。
【0010】この誤動作の1つに、入賞玉を検知するセ
ンサを近接センサで構成すると、この近接センサは通常
12vの状態にあって、入賞玉を検知すると0vの出力
となる。このため、不正による瞬停で0vになると入賞
玉と誤検知することになり、瞬停と入賞玉の検知との区
別ができない。
【0011】上述のように、停電(瞬停より長い電源断
の状態)と瞬停との区別がつかないので、電源断が発生
すると、パチンコ遊技機としては初期状態(イニシャル
状態)にリセット処理される。もし、電源断が瞬停(こ
の場合電源が復帰する)であれば、大当たりや入賞玉な
どの情報を消すことになり、プレーヤに対して遊技中の
状態を保証することができない。
【0012】その他の問題点としては、複数の処理制御
部のそれぞれに電源断検知回路を備えるので、各処理制
御部ごとに、しかも使用される電圧電源ごとに監視回路
が必要となって、コストアップになり、また、多くのス
ペースが必要となる。
【0013】また、上述のパチンコ遊技機は主基板およ
び払出し制御基板に、バックアップ可能なRAMを搭載
したCPUを使用し、バックアップ時に使用する信号を
電源装置より供給することにより集中管理している。
【0014】このとき、バックアップ機能を制御する信
号として、バックアップしているRAMの内容をクリア
するためのトリガ信号があり、このトリガ信号は電断後
の一定期間内であれば、瞬停か停電かを区別する信号を
出力する。
【0015】このトリガ信号の作成にあっては、図7に
示すように、充放電回路71と比較回路72とを用い、
図8に示すように、例えば供給されたDC5vの電圧を
充放電回路71において、ダイオードD、第1抵抗R1
を介してコンデンサCに充電し、また放電しながら第2
抵抗R2 を介して比較回路72に導き、ここで出力信号
に最低限必要な基準電圧を満しているか否かをコンパレ
ータ73で比較判定し、基準電圧を満していれば正常な
供給電圧と判定する。これに対し、基準電圧を満してい
なければ電断と判定している。
【0016】図9は電断と判定されたときの信号出力状
態を示し、電断後(電源ON→電源OFF)にコンデン
サの電荷が減少して供給電圧が基準電圧以下になると、
比較回路より電断と判断できる信号を出力する。
【0017】この場合、コンデンサの電荷が基準電圧以
下になり、その後に電源を立上げる際は、図10に示す
ように、電断後の電源OFF時間が短いと、その後に電
源ONして、再び基準電圧を満すまでの立上げ時間a1
が短くなり、電源OFF時間に比例して早く立上る。
【0018】これに対し、図11に示すように、電断後
の電源OFF時間が若干長いときは、その後に電源ON
して、再び基準電圧を満すまでの立上げ時間b1 が長く
なり、電源OFF時間に比例して遅い立上りとなる。
【0019】このため、電断後の電源再投入時には、そ
れまでの電源OFF時間が様々に異なるのでコンデンサ
の電荷はバラバラであり、一定値に特定できず、電源立
上げ時に瞬停と停電との区別ができない問題を有してい
た。
【0020】この発明は、上述の問題点を解消できる電
源装置および遊技機の電源装置の提供を目的とし、さら
に、電源装置に接続される処理制御部ごとに電源の監視
手段が不要であり、また、電源断を検知したとき、各処
理制御部に同期の取れる信号が出力でき、また、電源断
と玉検知のようなセンサ処理との区別、および停電と瞬
停との区別、さらに電断後の立上げ性能を高めることが
できる電源装置および遊技機の電源装置の提供を目的と
する。
【0021】
【課題を解決するための手段】この発明は、入力された
電源を電圧の異なる複数の電源に変換して出力する電源
装置であって、入力電源および複数の出力電源の内、単
一または複数の電源の状態を監視して異常を検知したと
き信号を出力する監視手段を設けた電源装置であること
を特徴とする。
【0022】上述の電圧状態の異常は、電圧の降下、上
昇、過電流、停電(瞬停より長い電源断)や瞬停(電源
が瞬間的に停止し、また復帰する電源断)の電源断など
を含む。
【0023】監視手段は、上述した電源の状態の異常を
検出する手段であって、実施の態様としては、電圧降下
検知回路、電圧上昇検知回路、過電流検知回路、停電検
知回路、瞬停検知回路、電源断検知回路、電源断時間監
視回路、その他電圧・電流状態の異常を検知することの
できる回路手段を含む。
【0024】この電源装置によれば、複数の電源の単一
または複数について監視しているので、入力される電源
および出力する電源の内、必要な電源についての監視が
でき、異常検知の信号も1つの信号で出力できるので、
これを受けて処理する複数の制御部においては、相互の
処理部との同期(タイミング)が取れる。
【0025】この発明の1実施態様においては、複数の
処理制御部を備え、各処理制御部に、該各部の使用電圧
に対応した電圧電源を出力する電源装置であって、前記
監視手段の異常を検知した信号を各処理制御部に出力す
ることができる。上述の実施態様によれば、電源装置側
で複数の電源の単一または複数について異常を監視して
いるので、各処理制御部に対しては同期の取れる異常検
知の信号を出力することができる。
【0026】この発明の1実施態様によれば、前記監視
手段が異常を検知したとき、外部または各処理制御部に
信号を出力するスイッチを設ることができる。すなわ
ち、異常を検知した信号で各処理制御部をリセット(イ
ニシャル状態)にすることができるが、しかし、異なる
動作、例えば、モードを変更したい場合、ホストに異常
検知を送信したい場合などでは、上述のスイッチにて実
行することができる。なお、このスイッチは手動である
も、また回路で形成するもよい。
【0027】この発明の1実施態様において、例えば、
パチンコ遊技機、スロットマシン遊技機で代表されるよ
うな遊技機、その他、電圧の異なる複数の電圧電源を使
用する遊技機の電源装置として利用する。
【0028】すなわち、複数の処理制御部を備え、各処
理制御部に、該各部の使用電圧に対応した電圧電源を出
力する遊技機の電源装置であって、入力電源および電圧
の異なる複数の出力電源の内、単一または複数の電源の
状態を監視して異常を検知したとき信号を各処理制御部
に出力する監視手段を設けることができる。上述の1実
施態様によれば、遊技機を構成する各処理制御部に対し
て同時に異常検知の信号を出力できるので、該各部のバ
ラツキがなく、該各部が同期を取って必要な処理がで
き、検知信号のバラツキに基づく誤動作が回避できる。
また、監視手段が電源装置に集約しているため、各処理
制御部ごとに、しかも該各部が使用する複数の電圧電源
ごと監視手段を備える必要がないため、省スペース化、
コストダウンが図れる。さらに、遊技機の電源装置側で
電源を監視することにより、例えば、近接センサは入賞
玉の検知の場合、12vから0vになるが、この動作と
同時に異常検知の信号が入力されると、このときの0v
の動作は電源断により動作であることが明確となるの
で、入賞玉の検知と、電源断との区別が明確になり、玉
誤検知が回避できる。
【0029】この発明の1実施態様において、前記監視
手段の出力信号を、電源断を予測する予測信号に設定す
ることができる。
【0030】電源の異常を検知した状態で電源断を予測
することにより、遊技機の大当たり、入賞玉などの必要
情報をメモリに記憶して備えることができ、例えば、瞬
停で復帰したとき、異常検知前の状態に戻すことができ
て、プレーヤに対し遊技中の状態を保証することができ
る。
【0031】この発明の1実施態様において、前記監視
手段の出力信号を、各処理制御部の動作をリセット処理
するリセット信号に設定することができる。瞬停の場合
はすぐ電源が復帰するので、瞬停前の遊技状態に戻す必
要があるが、停電の場合、ことに長時間の停電では、初
期状態(イニシャル状態)に戻すことか好ましい。した
がって、異常検知の信号で各処理制御部を初期状態に戻
すことができる。
【0032】この発明の1実施態様において、前記監視
手段の出力信号を、異常検知の時間を監視して、該時間
に基づいて電源が所定時間以上停止したことを示す停電
検知信号と、電源が瞬間的に停止したことを示す瞬停検
知信号とに設定することができる。
【0033】すなわち、電源断の時間を監視することに
より、瞬停か、停電かが区別できるので、信号を、例え
ば、ハイレベルH、ロウレベルLで区別して出力すれ
ば、前述のように、予測信号で遊技機の大当たり、入賞
玉などの必要情報をメモリに記憶したとき、瞬停では記
憶を読み出すことができ、また、停電では記憶を消去す
ることができ、必要な処理に対応させることができる。
【0034】この発明の1実施態様において、前記監視
手段が異常を検知したとき、前記各処理制御部に信号を
出力するスイッチを設けることができる。
【0035】すなわち、電源断が復帰したときに他の処
理を実行させる場合、例えば、モードを変更したい場
合、ホストに異常検知を送信したい場合などでは、上述
のスイッチにて信号を送信することができ、また、各処
理制御部を同期を取って実行させることができ、例え
ば、各処理制御部の暴走、信号待ち状態を避けることが
できる。
【0036】この発明の1実施態様においては、電断後
の処理制御部に対する電源の立上げ時間を立上げ回路に
よって一定時間に設定することができる。
【0037】上述の1実施形態によれば、立上げ回路が
電源の立上げ時間を一定時間に設定することができるの
で、瞬停や停電などの電断後の経過時間に拘らず、常に
一定時間で立上げることができる。また、電源の監視手
段に加えて立上げ回路を備えて構成できるため、電断監
視機能だけでなく、電断後の立上げを同期させるなど高
精度の再起動特性を持たせることができる。
【0038】この発明の1実施態様においては、立上げ
回路を構成する際、供給された電力をコンデンサに充電
する充電回路と、電断時に、前記充電回路にて充電され
た電力が出力信号に必要な基準電圧を保有している基準
電圧保有時間パルス信号を発振させる発振回路と、この
発振回路のパルス信号を計数する計数回路(カウント回
路)と、この計数回路が予め設定された計数値を計数し
たとき、充電回路の充電電力を放電する放電回路と、こ
の放電回路が放電した放電完了後に、再起動して一定時
間後に立上らせた電圧の値をチェックする比較回路とを
備えて構成する。
【0039】上述の1実施形態によれば、電断時に発振
回路が基準電圧を保有し続けている時間パルス信号を発
して管理するため、この基準電圧保有時間内で立上げた
場合は基準電圧を満しており、電断扱いしない。ところ
が、この基準電圧保有時間を超えた時点で放電するので
基準電圧以下となり、その後の電源立上げ時の初期電圧
に差がなくなり、同レベルで立上るため立上げ時間を常
に一定に確保できる。このため、遊技機に対する立上げ
時間を任意に設定できる他、多数の遊技機を同時に立上
げることができる。
【0040】また、コンデンサや抵抗のバラツキ、ある
いは温度環境等の影響が電断監視時間に直接影響して不
安定になるが、この場合も立上げ回路によってバラツキ
を解消して予め一定の計数値に設定できるため、正確に
基準電圧保有時間を設定できる。
【0041】また、パチンコ遊技機を例にとると、電断
後にあっては一定時間超えると、制御管理上、必ず電源
再投入時に前回の電断記憶信号が出力される。したがっ
て、この信号を使用すれば、電源立上げ時に自動的にR
AMクリアのトリガ信号が発生するので自動的にRAM
クリアができる。このため、RAMクリアしないで立上
ったり、RAMクリアして立上るなどの不規則な立上り
現象を回避することができる。また、自動的なRAMク
リアを実現できるため、手動でRAMクリアスイッチを
押すのに比べて時間短縮でき、また係員作業を削減でき
る。
【0042】以上説明したこの発明の構成要素は可能な
限り組み合わせて構成することができる。
【0043】
【発明の実施の形態】この発明の1実施の形態を以下図
面と共に説明する。図面は、パチンコ遊技機の電源装置
を示し、図1において、パチンコ遊技機の制御回路は次
ぎのように構成している。
【0044】すなわち、主制御部10にあっては、CP
U11を搭載し、全体(各処理制御部、電源装置)を制
御する。その他、入賞玉を検知する玉センサ12…の検
知信号で必要処理を行なうために、玉センサ12…の信
号を集める玉センサ中継基板13を接続している。玉払
出し制御部20にあっては、CPU21を搭載し、入賞
玉の検知に基づいて景品玉を払い出す処理を制御し、該
玉払出しを実行する玉払出しユニット22を接続してい
る。ランプ制御部30にあっては、CPU31を搭載
し、装飾を行なう装飾ランプ32…を点灯制御し、装飾
用ランプ32…の信号を集めるランプ中継基板33を接
続している。LCD制御部40にあっては、CPU41
を搭載し、LCD(液晶表示器)42を表示制御し、該
LCD42を接続している。
【0045】音声制御部50にあっては、CPU51を
搭載し、音声を出力制御し、スピーカ52を接続してい
る。
【0046】そして、これらの処理制御部10,20,
30,40,50は複数の電圧電源、例えば、主制御部
10ではCPU11に5vの電圧電源を使用し、また、
玉センサ12には12vの電圧電源を使用するように、
所定電圧の複数電源を使用し、電源装置60は各制御処
理部が使用する電源に対応させるために、複数の電圧電
源を発生して供給している。
【0047】上述の電源装置60は、電源供給部61
と、電源監視・信号出力部62とを備え、電源供給部6
1からの各種の電圧電源は電源ラインAを介して各処理
制御部10〜50に供給される。また、電源監視・信号
出力部62からの信号は信号ラインBを介して各処理制
御部10〜50に出力される。
【0048】図2にも示すように、電源装置60の電源
供給部61は、外部から入力されるAC24vの電源を
整流回路63で整流し、電圧発生回路64でDC32
v,DC24v,DC12v,DC5vの各電圧電源を
発生して、各処理制御部10〜50に電源ラインAを介
して供給している。なお、電圧発生回路64はスイチッ
ング電源で構成することができる。
【0049】電源監視・信号出力部62は、バックアッ
プコンデンサを備えた電源断検知回路65を備え、該回
路65は外部から入力されたAC24vの電源、電圧発
生回路64で発生されたDC32v,DC24v,DC
12v,DC5vの各電源を監視する。なお、上述の電
源の監視は、全電源を監視することなく、選択される単
一または複数の電源、例えば、DC5vがCPUに使用
されることから、このDC5vのみの監視、また、各処
理制御部10〜50で使用される複数の電源の監視であ
るもよい。
【0050】この電源の監視は、電圧の状態であって、
前述の電源断検知回路65に備えられるバックアップコ
ンデンサが電源断により放電して、この放電が所定の期
間(時間)、すなわち、電源断が予測できる時間が経過
したとき、電源断の予測を示す電源断予測信号aを出力
する。なお、電源断の予測の段階では、各電圧電源は降
下するも、各処理制御部10〜50は正常に動作し得る
状態であり、また、降下電圧が復帰する可能性もある状
態である。
【0051】瞬停検知回路66は、前段の電源断検知回
路65において、電源の状態が電源として使用できない
電圧状態から電源として使用でき状態に復帰したとき、
例えば、設定した所定値ミリセック(ms)で復帰した瞬停
状態であることを検知したとき、リセット信号bを出力
する。
【0052】電源断時間監視回路67は、前段の瞬停検
知回路66で電源の状態が電源として使用できない電圧
状態になったとき、すなわち、電源断が検知されたと
き、該回路67でこの電源断の時間を監視することによ
って、瞬停か、停電かが区別できるので、その監視の結
果の信号を、例えば、瞬停ハイレベルH、停電ロウレベ
ルLで区別して出力する。
【0053】なお、上述の電源断時間監視回路67にも
前述の電源断検知回路65と同じバックアップコンデン
サを備えており、時間の計時処理を保証している。ま
た、該回路67のバックアップコンデンサを利用するこ
とにより、前述の電源断検知回路65は電源断を検知す
ることが可能であるため、該電源断検知回路65のバッ
クコンデンサを省略することも可能である。
【0054】外部スイッチ68は、手動スイッチで形成
して、係員により操作され、停電が検知されたとき、こ
れを操作することにより外部制御信号cとして出力す
る。この信号cは、例えば、各処理制御部10〜50の
モードを変更したい場合、ホストに異常検知を送信した
い場合などに使用する。
【0055】このように構成したパチンコ遊技機の電源
装置60の処理動作を、図3のフローチャートを参照し
て説明する。電源監視・信号出力部62の電源断検知回
路65において、いずれかの電源を監視しているバック
アップコンデンサが放電して、この放電が所定の期間
(時間)、すなわち、電源断が予測できる時間が経過し
たとき(ステップn1)、該電源断検知回路65から電
源断の予測を示す電源断予測信号aが出力される(ステ
ップn2)。
【0056】各処理制御部10〜50では、上述の電源
断予測信号aに基づいて、現状の遊技動作の状態の情報
を各部10〜50に備えられているRAM、または、不
揮発製のメモリに記憶する(ステップn3)。
【0057】次いで瞬停検知回路66が上述の電源断予
測が瞬停することなく復帰したことを検知すると(ステ
ップn4のNO)、ステップn1にリターンする。しか
し、瞬停が検知されると、すなわち、電源断の状態で各
処理制御部10〜50が動作のできない電源断を検知す
ると(ステップn4のYES)、該瞬停検知回路66か
らリセット信号bが出力される(ステップn5)。
【0058】各処理制御部10〜50では、上述のリセ
ット信号bに基づいて、リセット処理(イニシャル状態
に戻す処理)をする(ステップn6)。
【0059】次ぎに、電源断時間監視回路67は、上述
の電源断の状態が瞬停か、または、停電かを電源断の時
間に基づいて判定し(ステップn7)、瞬停を判定した
時は瞬停ハイレベルHの信号が出力される。
【0060】各処理制御部10〜50では、上述の瞬停
ハイレベルHの信号で各処理記憶部10〜50のメモリ
に記憶された、電源断前の遊技状態の情報を読出して、
その状態に復帰し(ステップn8)、遊技動作を再開す
る(ステップn9)。
【0061】しかし、電源断時間監視回路67が停電を
検知したときは、該回路67から停電ロウレベルLの信
号が出力されるので、各処理制御部10〜50では、上
述の停電ロウレベルLの信号で、各処理記憶部10〜5
0のメモリに記憶された、電源断前の遊技状態の情報を
クリアして、停電が復帰したとき、遊技動作が継続され
ることなく、イニシャル状態からできるようにして(ス
テップn10)、処理を終了する。
【0062】なお、上述の停電が復帰したときは、例え
ば、パチンコ遊技機のモードを変更する必要がある場
合、外部スイッチ68により各処理制御部10〜50の
モードを変更処理することができる。
【0063】次に、パチンコ遊技機が瞬停や停電した電
断後から自動的に立上げる立上げ回路について説明す
る。図4は立上げ回路のブロック図を示し、この立上げ
回路81は充電回路82と、発振回路83と、カウント
回路84と、放電回路85と、比較回路86とから構成
される。
【0064】この立上げ回路81の制御動作を次に説明
すると、図5に示すように、例えば供給されたDC5v
の電圧を充電回路82において、第1ダイオードD1 、
第1抵抗R1 を介してコンデンサCに充電し、また発振
回路83、カウント回路84に電力を供給介して比較回
路86側へと出力する。
【0065】この場合、電断が生じた時、発振回路83
は充電回路82にて充電された電力が出力信号に必要な
基準電圧を保有している基準電圧保有時間パルス信号を
カウント回路84に供給する。
【0066】このときのカウント値をカウント回路84
でカウントする。また、両回路83,84には第2ダイ
オードD2 、第3ダイオードD3 を接続し、DC5vの
電圧を供給している。そして、その後の再起動時にはカ
ウント値をリセットして次の電断に備える。
【0067】このカウント回路84が予め設定されたカ
ウント値をカウントしたとき、充電回路82の充電電力
を放電回路85が放電する。この放電完了後に、再起動
して立上らせた電圧の値を比較回路86にてチェックす
る。この場合、比較回路86は出力信号に最低限必要な
基準電圧を満しているか否かをコンパレータ87で比較
判定し、基準電圧を満していれば正常な供給電圧と判定
し、基準電圧を満していなければ電断状態と判定する。
【0068】図6は電断と判定されたときの各種信号の
タイムチャートを示し、電圧供給途中に電断が生じる
と、その電断時(電源ON→電源OFF)に発振回路8
3からのパルス信号をカウント回路84がカウントし始
める。そして、充電回路82にて充電される電力が電断
後に次第に低下し始めて、予め設定されたカウント値
(基準電圧保有時間)になると、放電回路85にて放電
(TR1 動作)する。
【0069】基準電圧保有時間内で直ぐに立上げた場合
は基準電圧を満しているため、正常動作して継続利用さ
れる。
【0070】これに対し、基準電圧保有時間を超える
と、その時点で放電回路85にて放電(TR1 動作)す
る。これにより、放電完了後は立上げ初期電圧が不揃い
にならず、同じのため立上げ時間A1 を常に一定に確保
することができる。そして、この立上げられた供給電圧
が基準電圧以上であることを比較回路86で確認して信
号を出力させる。
【0071】このように、電断後の電源の立上げ時間A
1 を立上げ回路81によって一定時間に設定することが
できるので、電断後の経過時間に拘らず、常に一定時間
で立上げることができる。また、各々のパチンコ遊技機
の電断検知機能だけでなく、複数台のパチンコ遊技機の
電断後の立上げを同期させるなど高精度の再起動特性を
持たせることができる。このため、パチンコ遊技機に対
する立上げ時間を任意に設定できる他、多数の遊技機を
同時に立上げることができる。
【0072】したがって、瞬停なら一時的な電断のため
バックアップ情報(RAM情報)を消去せず、そのまま
有効に扱って継続させることができる。これに対し、営
業時間終了等で電断した後、翌日立上げるような場合
は、バックアップ情報の継続が不要なため消去して扱
う。
【0073】この発明の構成と、上述の実施の形態との
対応において、この発明の監視手段は、実施の形態の電
源断検知回路65、瞬停検知回路66、電源断時間監視
回路67のいずれにも対応し、同様に、処理制御部は、
主制御部10、玉払出し制御部20、ランプ制御部3
0、LCD制御部40、音声制御部50のいずれにも対
応し、計数回路は、カウント回路84に対応するも、こ
の発明の構成は、請求項に示される技術思想に基づいて
応用することができ、上述の実施の形態の構成のみに限
定されるものではない。
【0074】
【発明の効果】この電源装置によれば、複数の電源の単
一または複数について監視しているので、入力される電
源および出力する電源の内、必要な電源についての監視
ができ、異常検知の信号も1つの信号で出力できるの
で、これを受けて処理する複数の制御部においては、相
互の処理部の同期が取れる。また、複数の処理部を有し
ても、各処理部に電源の監視手段を設ける必要がない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 パチンコ遊技機の構成ブロック図。
【図2】 電源装置の構成ブロック図。
【図3】 電源断検知処理のフローチャート。
【図4】 立上げ回路のブロック図。
【図5】 立上げ回路の回路説明図。
【図6】 電断時の立上げ回路のタイムチャート。
【図7】 従来の電断監視回路のブロック図。
【図8】 従来の電断監視回路の回路説明図。
【図9】 従来の電断時の出力状態を示すタイムチャー
ト。
【図10】 従来の立上げ時間が短いときのタイムチャ
ート。
【図11】 従来の立上げ時間が長いときのタイムチャ
ート。
【符号の説明】
10…主制御部 20…玉払出し制御部 30…ランプ制御部 40…LCD制御部 50…音声制御部 60…電源装置 61…電源供給部 62…電源監視・信号出力部 64…電圧発生回路 65…電源断検知回路 66…瞬停検知回路 67…電源断時間監視回路 68…外部スイッチ 81…立上げ回路 82…充電回路 83…発振回路 84…カウント回路 85…放電回路 86…比較回路 A1 …立上げ時間 C…コンデンサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 伊藤 弘之 愛知県一宮市奥町字野越46番 オムロン一 宮株式会社内 Fターム(参考) 2C088 BC48 BC49 BC58 CA08 DA09

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】入力された電源を電圧の異なる複数の電源
    に変換して出力する電源装置であって、入力電源および
    複数の出力電源の内、単一または複数の電源の状態を監
    視して異常を検知したとき信号を出力する監視手段を設
    けた電源装置。
  2. 【請求項2】複数の処理制御部を備え、各処理制御部
    に、該各部の使用電圧に対応した電圧電源を出力する電
    源装置であって、前記監視手段の異常を検知した信号を
    各処理制御部に出力する請求項1記載の電源装置。
  3. 【請求項3】前記監視手段が異常を検知したとき、外部
    または各処理制御部に信号を出力するスイッチを設けた
    請求項1または2記載の電源装置。
  4. 【請求項4】複数の処理制御部を備え、各処理制御部
    に、該各部の使用電圧に対応した電圧電源を出力する遊
    技機の電源装置であって、入力電源および電圧の異なる
    複数の出力電源の内、単一または複数の電源の状態を監
    視して異常を検知したとき信号を各処理制御部に出力す
    る監視手段を設けた遊技機の電源装置。
  5. 【請求項5】前記監視手段の出力信号を、電源断を予測
    する予測信号に設定した請求項4に記載の遊技機の電源
    装置。
  6. 【請求項6】前記監視手段の出力信号を、各処理制御部
    の動作をリセット処理するリセット信号に設定した請求
    項4または5に記載の遊技機の電源装置。
  7. 【請求項7】前記監視手段の出力信号を、異常検知の時
    間を監視して、該時間に基づいて電源が所定時間以上停
    止したことを示す停電検知信号と、電源が瞬間的に停止
    したことを示す瞬停検知信号とに設定した請求項4、5
    または6に記載の遊技機の電源装置。
  8. 【請求項8】前記監視手段が異常を検知したとき、前記
    各処理制御部に信号を出力するスイッチを設けた請求項
    4、5、6または7に記載の遊技機の電源装置。
  9. 【請求項9】電断後の処理制御部に対する電源の立上げ
    時間を一定時間に設定する立上げ回路を備えた請求項
    4、5、6、7または8に記載の遊技機の電源装置。
  10. 【請求項10】立上げ回路は、供給された電力をコンデ
    ンサに充電する充電回路と、電断時に、前記充電回路に
    て充電された電力が出力信号に必要な基準電圧を保有し
    ている基準電圧保有時間パルス信号を発振させる発振回
    路と、前記発振回路のパルス信号を計数する計数回路
    と、前記計数回路が予め設定された計数値を計数したと
    き、充電回路の充電電力を放電する放電回路と、前記放
    電回路が放電した放電完了後に、再起動して一定時間後
    に立上らせた電圧の値をチェックする比較回路とを備え
    た請求項9に記載の遊技機の電源装置。
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