JPH10108962A - 遊技機 - Google Patents

遊技機

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JPH10108962A
JPH10108962A JP26610296A JP26610296A JPH10108962A JP H10108962 A JPH10108962 A JP H10108962A JP 26610296 A JP26610296 A JP 26610296A JP 26610296 A JP26610296 A JP 26610296A JP H10108962 A JPH10108962 A JP H10108962A
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voltage
game ball
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Sadao Ioki
定男 井置
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 センサ駆動電圧の降下に起因する誤動作を防
止する。 【解決手段】 遊技領域に設けられる遊技球検出センサ
10〜12の検出信号に基づき、遊技を制御する遊技制
御手段を備えた遊技機において、前記遊技球検出センサ
10〜12の動作電圧を監視するセンサ電圧監視手段3
4と、センサ電圧監視手段34により遊技球検出センサ
10〜12の所定の電圧変化が検出された場合に、前記
遊技制御手段の遊技制御を規制する遊技制御規制手段2
4と、を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、遊技球の検出セ
ンサを備える遊技機に関する。
【0002】
【従来の技術】パチンコ機等の遊技機においては、遊技
球を検出する種々のセンサが設けられ、発射装置より遊
技領域に発射された遊技球の入賞等の検出に基づいて遊
技が進行されるようになっている。
【0003】例えば、遊技領域に可変表示装置を設けた
遊技機では、遊技領域に配置された始動口に遊技球が入
賞したのをセンサが検出すると、可変表示装置の複数の
図柄の変動表示を開始して、これらが所定の組み合わせ
で停止すれば、変動入賞装置を遊技者に不利な閉状態か
ら遊技者に有利な開状態に変換する大当たり遊技を行わ
せる。変動入賞装置には、入賞球数をカウントするため
のセンサおよび大当たりのサイクル継続のための継続入
賞口の入賞球を検出するセンサが配置され、これらのセ
ンサ信号にしたがい変動入賞装置の変換が繰り返され、
大当たり遊技を進行させる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このような遊技機にあ
って、センサには近接式の磁気センサ、光センサ等を用
いており、これらのセンサは所定のセンサ駆動電圧の供
給を受け、作動するものであるが、この供給電圧が降下
した場合、センサによっては動作不定となって、例えば
遊技球が無いにもかかわらず、有りとの検出信号を出力
してしまうことがある。
【0005】この場合、前述の始動口を例に取れば、始
動口に遊技球の入賞が無いのに、可変表示装置の図柄変
動表示を開始してしまい、遊技者に特典付与の機会を不
当に与えてしまう。これは、遊技店にとっては不測の不
利益を与えることになる。
【0006】また、遊技店では始動口への入賞数を計数
して釘調整等に利用しているが、正確なデータを得られ
なければ、釘調整に正確に反映することができない。
【0007】また、始動口への遊技球の入賞が無いの
に、可変表示装置の図柄変動表示が開始したのでは、遊
技者に遊技機に対する懐疑心を持たせてしまい、遊技店
および遊技機メーカーの信用を損ないかねない。
【0008】一方、変動入賞装置では、センサが遊技球
の入賞が無いのに有りとの検出信号を出力した場合、十
分な入賞がないまま大当たりのサイクルが終了する等、
遊技者に大きな不利益を与えてしまう。
【0009】また、賞球や玉貸しによって遊技球の排出
を行う排出装置のセンサが同様に誤作動した場合、賞球
数や玉貸数が不足することになり、やはり遊技者に不利
益を与えてしまう。
【0010】多数の遊技機、周辺機器を設置する遊技店
では、電力消費が大きく、電源電圧の変動を招く可能性
があり、その電源電圧の降下に伴い、遊技機のセンサ駆
動電圧が降下するのである。
【0011】この発明は、センサ駆動電圧が降下した場
合、遊技制御を規制して、このような問題点を解決する
ことを目的としている。
【0012】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、遊技領域
に設けられる遊技球検出センサの検出信号に基づき、遊
技を制御する遊技制御手段を備えた遊技機において、前
記遊技球検出センサの動作電圧を監視するセンサ電圧監
視手段と、センサ電圧監視手段により遊技球検出センサ
の所定の電圧変化が検出された場合に、前記遊技制御手
段の遊技制御を規制する遊技制御規制手段と、を備え
る。
【0013】第2の発明は、前記遊技制御規制手段は、
センサ電圧監視手段により遊技球検出センサの所定の電
圧変化が検出された場合に、遊技球検出センサの入力を
無効とする。
【0014】第3の発明は、前記遊技制御規制手段は、
センサ電圧監視手段により遊技球検出センサの所定の電
圧変化が検出された場合に、遊技制御手段の制御データ
を初期化する。
【0015】第4の発明は、前記遊技球検出センサは、
表示装置の図柄変動遊技を始動する始動口の遊技球の入
賞もしくはその通過を検出するセンサである。
【0016】第5の発明は、前記遊技球検出センサは、
遊技者に不利な状態と有利な状態とに変換可能な変動入
賞装置に配置したセンサである。
【0017】
【作用】したがって、遊技機の電源電圧が変動して遊技
球検出センサの動作電圧が降下すると、遊技制御を規制
して、センサ入力に基づく遊技制御の誤動作を防止す
る。
【0018】この場合、遊技制御の規制はセンサ入力を
無効にすることによって、誤動作を防止する。また、遊
技制御データを初期化することによって、誤動作を防止
する。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。
【0020】図1は遊技機(パチンコ機)の遊技盤1の
部分正面図である。
【0021】遊技盤1の表面には、ガイドレール2で囲
われた遊技領域3のほぼ中央に遊技画像等を表示する画
像表示装置(可変表示装置)4が、画像表示装置4の下
方に変動入賞装置5が配設される。
【0022】画像表示装置4は、例えばLCD(液晶表
示器)、CRT(ブラウン管)等から構成される。
【0023】変動入賞装置5は、図2のように大入賞口
6に開閉扉7が配設される。開閉扉7は、大入賞口ソレ
ノイド(図示しない)をオンすると、遊技球(パチンコ
球)を受け入れ難い閉状態(遊技者に不利な状態)から
遊技球を受け入れやすい開状態(遊技者に有利な状態)
に変換され、大入賞口ソレノイドをオフすると、開状態
から閉状態に戻される。
【0024】大入賞口6内には、左側の流路下流に入賞
球数をカウントするカウントスイッチ(カウントセン
サ)10が、右側に継続入賞口(図示しない)への入賞
球を検出する継続スイッチ(継続センサ)11が設けら
れる。
【0025】変動入賞装置5の左右には始動口13が配
設され、始動口13には入賞球を検出する始動スイッチ
(始動センサ)12が設けられる。
【0026】始動口13の入賞記憶は、画像表示装置4
の上部等の記憶表示器(図示しない)に表示される。1
4〜17は一般入賞口、18は遊技球の転動誘導部材と
しての風車、20〜22は装飾用のランプ等を示す。遊
技領域3の遊技釘は図示省略されている。
【0027】遊技機の下部には、打球発射装置(図示し
ない)の操作部が配設され、その操作によって供給皿の
遊技球が1個ずつ遊技領域3へ打ち出される。
【0028】なお、カウントセンサ10、継続センサ1
1、始動センサ12には、近接式の磁気センサ、光セン
サ等が用いられる。
【0029】図3は制御系のブロック構成を示すもの
で、役物制御装置(遊技制御装置)24はCPU25、
ROM26、RAM27、入力ポート30、出力ポート
31、クロック生成回路32、分周回路33等からな
る。
【0030】CPU25は、ROM26に格納したプロ
グラムおよび始動口13の始動センサ12、変動入賞装
置5内のカウントセンサ10、継続センサ11等からの
信号に基づいて、画像表示装置4の表示制御装置に表示
制御信号を送ると共に、記憶表示器、変動入賞装置5の
大入賞口ソレノイド、装飾用のランプ・LED等を制御
する。
【0031】各センサ10〜12には、各センサ10〜
12が動作するためのセンサ駆動電圧(例えば、12
V)を設定、供給している。
【0032】分周回路33は、一定の周期(数m秒)で
発信するリセット割込信号をCPU25のリセット端子
に入力する。CPU25は、そのリセット割込信号の入
力毎に、1回分のプログラムを始めから実行する。
【0033】一方、各センサ10〜12に設定、供給し
ているセンサ駆動電圧を監視する電圧監視回路34を設
け、電圧監視回路34はセンサ駆動電圧が設定電圧(例
えば、10V)に降下すると、電圧降下信号を入力ポー
ト30に出力する。
【0034】この電圧降下信号の出力があると、CPU
25は各センサ10〜12の入力処理をスルーする。即
ち、各センサ10〜12の遊技球の検出信号の入力を無
効にする。
【0035】なお、役物制御装置24からの表示制御信
号に基づき、表示制御装置が画像表示装置4の表示を制
御する。
【0036】次に、動作内容を説明する。
【0037】打球発射装置より遊技領域3に発射された
遊技球が始動口13に入賞すると、つまり始動センサ1
2が始動口13の入賞球を検出すると、その入賞記憶を
基に画像表示装置4の複数の図柄の変動表示を開始す
る。入賞記憶は記憶表示器に表示する。
【0038】この後、所定時間が経過すると、画像表示
装置4の複数の図柄の変動表示を順に停止していくが、
この場合リーチ態様(最後の停止図柄を除いた停止図柄
の組み合わせが所定の態様)のときは、最後の図柄の変
動表示の状態を種々変化させるリーチ表示を行う。
【0039】最後の図柄が停止して、これらの図柄の組
み合わせが所定の態様であれば、大当たりとなり、大当
たり遊技を発生する。
【0040】大当たり遊技が発生すると、画像表示装置
4に大当たりを祝すファンファーレ表示等を行うと共
に、変動入賞装置5の開閉扉7を所定のサイクル期間、
遊技球を受け入れやすい開状態に変換、つまり遊技球が
変動入賞装置5に所定数入賞(カウントセンサ10が所
定数の入賞球を検出)または所定時間経過するまで開閉
扉7を開く。
【0041】これを変動入賞装置5の継続入賞口への入
賞、つまり継続センサ11の入賞球の検出を条件に繰り
返し、規定サイクル回数行うと、大当たり遊技を終了す
る。継続入賞口に入賞がないときは、そのサイクルにて
大当たり遊技を消滅する。
【0042】画像表示装置4の停止図柄の組み合わせが
所定の態様にない場合は、ハズレとなる。
【0043】なお、始動口13、変動入賞装置5、一般
入賞口14〜17の各入賞口に入賞した球は、遊技盤1
の裏機構の入賞球の排出ユニットに送り、その排出ユニ
ットからの信号を基に役物制御装置24が排出制御装置
に該当する賞球数信号を送信する。この賞球数信号に基
づき排出制御装置が裏機構の排出装置を駆動して、排出
装置から所定数の球を賞球として供給皿等に排出する。
【0044】このように遊技を進行するのであるが、こ
の一方、遊技中等に遊技機の電源電圧が変動して、各セ
ンサ10〜12に供給しているセンサ駆動電圧が所定電
圧に降下した場合、その電圧降下を電圧監視回路34が
検出して、電圧降下信号を役物制御装置24のCPU2
5に送る。
【0045】この電圧降下信号が有ると、CPU25は
図4のように各センサ10〜12の入力処理をスルーし
て、各センサ10〜12の検出信号の入力を無効にする
(10.01,10.02)。
【0046】即ち、センサ駆動電圧が所定電圧に降下す
ると、センサが動作不定となりやすく、遊技球が無いに
もかかわらず、センサが遊技球が有りとの検出信号を出
力してしまうことがあるが、このときセンサ10〜12
の検出信号を無効にするのである。
【0047】このため、センサ駆動電圧の降下に起因し
て、例えば始動口13に遊技球の入賞が無いのに、画像
表示装置4の図柄変動表示が開始するといった誤動作を
防止することができる。
【0048】したがって、遊技者に不当に大当たり遊技
等の特典付与の機会を与えたり、あるいは図柄変動表示
の誤動作によって遊技者に遊技機に対する懐疑心を抱か
せるようなことはなく、遊技機の高い信頼性を維持する
ことができる。
【0049】また、変動入賞装置5の開閉扉7が開く大
当たり遊技中に、センサ駆動電圧の降下に起因して、カ
ウントセンサ10、継続センサ11が動作不定になるこ
とがあっても、その動作不定時の検出信号は無効にする
ため、変動入賞装置5に十分な入賞がないまま、大当た
りのサイクルが終了したり、継続入賞口に入賞がないの
に、次のサイクルに入ることを防止できる。
【0050】したがって、遊技者に不利益を与えるよう
なことはなく、遊技機の一層高い信頼性を確保すること
ができる。
【0051】なお、始動口13の入賞数のデータが正確
になるため、始動口13の釘調整に正確に反映でき、釘
調整を的確に行える。
【0052】図5は第2の実施の形態を示す。これは、
センサ駆動電圧が所定電圧に降下した場合、役物制御装
置40のCPU25を停止状態にするものである。
【0053】この場合、CPU25に一定の周期(数m
秒)でリセット割込をかける分周回路33は、そのリセ
ット割込信号をCPU25のリセット端子にオアゲート
41を介して入力する。
【0054】一方、各センサ10〜12に設定、供給し
ているセンサ駆動電圧を所定電圧(例えば、5V)に分
圧する分圧回路42を設け、分圧した電圧をリセットI
C43に入力する。リセットIC43は、入力電圧が所
定電圧(例えば、4V)に降下すると、出力をハイレベ
ルに切換える。この出力は、前記オアゲート41を介し
てCPU25のリセット端子に入力する。
【0055】即ち、センサ駆動電圧が所定電圧に降下す
ると、CPU25のリセット端子にハイレベルの信号が
継続して入力するため、CPU25が停止(HALT)
状態となり、プログラムの実行を停止する。
【0056】なお、遊技の各装置、各センサの構成、な
らびに遊技内容等は、前記形態と同じである。
【0057】このように、各センサ10〜12に供給し
ているセンサ駆動電圧が所定電圧に降下した場合、CP
U25を停止するため、センサ10〜12の動作不定の
まま遊技が進行することがない。したがって、誤動作を
確実に防止できる。
【0058】図6、図7は第3の実施の形態を示すもの
で、センサ駆動電圧が所定電圧に降下した場合、役物制
御装置50の制御データの初期化を行うものである。
【0059】この場合、前記第2の形態と同様に各セン
サ10〜12に設定、供給しているセンサ駆動電圧を所
定電圧に分圧する分圧回路42、その分圧した電圧が所
定電圧に降下すると出力をハイレベルに切換えるリセッ
トIC43を設けると共に、この出力がハイレベルに切
換わると入力ポート30に電源投入確認信号を出力する
フリップフロップ51を設ける。
【0060】この電源投入確認信号の出力があると、C
PU25はRAM27のデータの初期化を行う。
【0061】なお、遊技の各装置、各センサの構成、な
らびに遊技内容等は、前記各形態と同じである。
【0062】即ち、図7のように、役物制御装置50
は、遊技中は賞球制御処理、乱数更新処理、スイッチ入
力処理、遊技状態に基づく通常処理、図柄変動処理、大
当たり処理、ハズレ処理、ソレノイド・外部情報処理、
ランプ・LED処理、出力処理、データ転送処理、音出
力処理、不正監視・不正処理を実行する(20.02〜
20.15)。
【0063】賞球制御処理は、入賞球があると、それに
該当する賞球数信号を排出制御装置に送信する。乱数更
新処理は、大当たり確率、画像表示装置4の複数の図柄
の変動表示態様およびその停止図柄の組み合わせ等を定
める乱数を更新する。スイッチ入力処理は、各センサの
入力を読み込むと共に、始動センサ12の入力がある
と、これを始動記憶(入賞記憶)として所定数記憶し
て、記憶毎に前記乱数を抽出する。
【0064】通常処理、図柄変動処理、大当たり処理、
ハズレ処理は、遊技の進行に基づき画像表示装置4の表
示制御、変動入賞装置5の駆動制御等を行う。データ転
送処理は、各処理における画像表示装置4の表示情報
(コマンド)を表示制御装置に転送する。
【0065】一方、フリップフロップ51から電源投入
確認信号が有ると、初期化処理に進む。初期化処理に進
むと、それまでのRAM27の制御データを初期化す
る。
【0066】この初期化を終えると、フリップフロップ
51をリセットする(20.16,20.17)。
【0067】なお、実際の電源投入時も同様に、リセッ
トIC43からCPU25に電源投入確認信号を出力す
るようになっている。
【0068】これによれば、センサ駆動電圧の降下に起
因する誤動作ならびに電源電圧の降下に起因する誤動作
を確実に防止できる。
【0069】図8は第4の実施の形態を示すもので、役
物制御装置60に、1チップに中央処理装置としてのC
PU61、ROM62、RAM63、出力制御回路、外
部バスインターフェイス等を備えた遊技用演算処理装置
64を用いたものに適用したものである。
【0070】遊技用演算処理装置64のROM62に
は、所定の領域にシステムプログラム(セキュリティプ
ログラムを含む)、遊技プログラム(ユーザープログラ
ム)、および遊技プログラムを所定のアルゴリズムで暗
号化した値を格納している。
【0071】電源を投入すると、遊技用演算処理装置6
4のシステムリセット端子にリセット信号がかかり、遊
技用演算処理装置64がまずセキュリティプログラムを
起動して、遊技プログラムのセキュリティチェックを行
う。これは、遊技プログラムを読み込み、遊技プログラ
ムを所定のアルゴリズムで暗号化して暗号化データを算
出すると共に、その算出データを予めROM62に格納
してある遊技プログラムの暗号化データと比較する。
【0072】これらが一致した場合、遊技プログラムを
正常と判定して遊技プログラムに処理を移行する。遊技
プログラムの処理に入ると、RAMデータの初期化後、
遊技制御を開始する。
【0073】一方、前記第2、第3の形態と同様に各セ
ンサ10〜12に設定、供給しているセンサ駆動電圧を
所定電圧に分圧する分圧回路42、その分圧した電圧が
所定電圧に降下すると出力をハイレベルに切換えるリセ
ットIC43を設けると共に、その出力を遊技用演算処
理装置64のシステムリセット端子に入力する。
【0074】したがって、センサ駆動電圧が所定電圧に
降下すると、RAM63の制御データを初期化する。な
お、遊技の各装置、各センサの構成、ならびに遊技内容
等は、前記形態と同じである。
【0075】これにより、センサ駆動電圧の降下に起因
する誤動作ならびに電源電圧の降下に起因する誤動作を
確実に防止できる。
【0076】なお、各形態では、カウントセンサ10、
継続センサ11、始動センサ12の駆動電圧が所定電圧
に降下した場合に、各センサの入力を無効、あるいはC
PUを停止、あるいはRAMデータを初期化するように
したが、もちろん遊技機に設置するその他のセンサに適
用できる。
【0077】また、排出制御装置によって駆動されて所
定数の賞球の排出が行われる排出装置に、排出球を検
出、カウントするための排出球センサを設けているが、
この排出球センサの駆動電圧を監視して、その駆動電圧
が所定電圧に降下した場合、排出制御装置が排出装置を
介しての排出制御を停止あるいは中止するようにして良
い。また、これはカード式の玉貸機を併設した遊技機の
ように、賞球排出の他に、玉貸機からの信号を基に排出
制御装置によって排出装置が駆動されて貸し球の排出を
行うものでも良い。
【0078】
【発明の効果】以上のようにこの発明によれば、センサ
駆動電圧の降下に起因する遊技制御の誤動作を防止でき
る。この場合、センサの入力を無効に、あるいは制御デ
ータを初期化することで、誤動作を的確に防止できる。
【0079】また、始動口に遊技球の入賞が無いのに、
表示装置の図柄変動遊技が開始するといった誤動作、大
当たり時等に遊技者に有利な状態に変換する変動入賞装
置の誤動作を防止でき、したがって遊技者および遊技店
に不利益を与えるようなことはなく、遊技機の高い信頼
性を確保できる。
【0080】また、始動口への遊技球の入賞が無い場
合、可変表示装置の図柄変動遊技が開始することがない
ので、遊技者に遊技機に対する懐疑心を持たせることが
なく、遊技店および遊技機メーカーの信用を維持でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】遊技盤の部分正面図である。
【図2】変動入賞装置の部分斜視図である。
【図3】第1の実施の形態の制御系のブロック構成図で
ある。
【図4】電圧降下時の動作内容を示すフローチャートで
ある。
【図5】第2の実施の形態の制御系のブロック構成図で
ある。
【図6】第3の実施の形態の制御系のブロック構成図で
ある。
【図7】動作内容を示すフローチャートである。
【図8】第4の実施の形態のブロック構成図である。
【符号の説明】
1 遊技盤 3 遊技領域 4 画像表示装置 5 変動入賞装置 7 開閉扉 10 カウントセンサ 11 継続センサ 12 始動センサ 13 始動口 24 役物制御装置 25 CPU 26 ROM 27 RAM 30 入力ポート 31 出力ポート 33 分周回路 34 電圧監視回路 40 役物制御装置 41 オアゲート 42 分圧回路 43 リセットIC 50 役物制御装置 51 フリップフロップ 60 役物制御装置 61 CPU 62 ROM 63 RAM 64 遊技用演算処理装置

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遊技領域に設けられる遊技球検出センサ
    の検出信号に基づき、遊技を制御する遊技制御手段を備
    えた遊技機において、 前記遊技球検出センサの動作電圧を監視するセンサ電圧
    監視手段と、 センサ電圧監視手段により遊技球検出センサの所定の電
    圧変化が検出された場合に、前記遊技制御手段の遊技制
    御を規制する遊技制御規制手段と、を備えたことを特徴
    とする遊技機。
  2. 【請求項2】 前記遊技制御規制手段は、センサ電圧監
    視手段により遊技球検出センサの所定の電圧変化が検出
    された場合に、遊技球検出センサの入力を無効とする請
    求項1に記載の遊技機。
  3. 【請求項3】 前記遊技制御規制手段は、センサ電圧監
    視手段により遊技球検出センサの所定の電圧変化が検出
    された場合に、遊技制御手段の制御データを初期化する
    請求項1に記載の遊技機。
  4. 【請求項4】 前記遊技球検出センサは、表示装置の図
    柄変動遊技を始動する始動口の遊技球の入賞もしくはそ
    の通過を検出するセンサである請求項1に記載の遊技
    機。
  5. 【請求項5】 前記遊技球検出センサは、遊技者に不利
    な状態と有利な状態とに変換可能な変動入賞装置に配置
    したセンサである請求項1に記載の遊技機。
JP26610296A 1996-10-07 1996-10-07 遊技機 Withdrawn JPH10108962A (ja)

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