JP2005055591A - 走査光学装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 装置の小型化、コストダウンを達成する。
【解決手段】 複数の感光体をそれぞれ複数のレーザ光で同一のポリゴンミラーで走査露光を行う機種において、回転多面鏡の各面を認識し、各々の面に相当する補正値を書き出し開始時間に補正を行うことにより、BDセンサが設置されていない面における走査光の書き出し開始位置を正確に決定し、1つのBDセンサの出力のみでも、複数の感光体間の印字位置精度の向上を図る。
【選択図】 図1

Description

本発明は、複数色の画像を重ねてカラー画像を形成するカラーレーザビームプリンタなどの走査光学装置に関する。
従来、図9に示されるような画像形成手段を有し、感光ドラム等の潜像担持体をレーザビームで走査露光することにより画像を形成する電子写真複写機やレーザプリンタ等の画像形成装置が普及している。まず図9において、画像形成手段の基本動作を説明する。図9(a)は上視図、図9(b)は側面図である。同図において、感光ドラム10、帯電器11、現像器12、転写帯電器13、回転多面鏡15、回転多面鏡15を回転駆動するポリゴンモータ16、記録用光源であるレーザダイオード17、反射鏡18、BDセンサ19を示す。レーザダイオード17は、不図示の駆動回路により画像信号に応じて点灯または消灯し、レーザダイオード17から光変調されて発せられたレーザ光は回転多面鏡15(ここでは4面のものを例にあげる)に向けて照射される。回転多面鏡15は矢印方向に回転し、レーザ光はこの回転に伴い、その反射面で連続的に角度を変える偏向ビームとして反射される。この反射光は図示しないレンズ群により歪曲収差の補正等を受け、反射鏡18を経て感光ドラム10の主走査方向に走査する。回転多面鏡15の1つの面での走査は、1ラインの走査に対応し、回転多面鏡15の回転によりレーザダイオード17から発したレーザ光は1ラインづつ感光ドラム10を主走査方向に走査する。また、感光ドラム10は予め帯電器11により帯電されており、レーザ光の走査により順次露光され、静電潜像が形成される。また、感光ドラム10は矢印方向に回転していて、形成された静電潜像は現像器12により現像され、現像された可視像は転写帯電器13により不図示の転写紙に転写される。可視像が転写された転写紙は、定着器14に搬送され、定着を行った後に機外に排出される。
ここで、感光ドラム10の側部における主走査方向の走査開始位置近傍には、BDセンサ19が配置されている。回転多面鏡15の各反射面で反射されたレーザ光は各々1ラインの走査に先立ってBDセンサ19により検出される。BDセンサにより検出され、出力されるBD信号は主走査方向の走査開始基準信号として用いられ、この信号を基準として各ラインの主走査方向の書出し開始位置の同期が取られる。
このような光走査装置に用いられる回転多面鏡は、回転ムラが極めて小さく、0.01%以下ので回転ムラ(回転ジッタ)を実現している。しかし、残留する回転ムラはレーザ走査ユニット内部の微妙な風の流れ等の外乱でも影響を受け、完全に抑えることは著しく困難である。ところがこのような走査手段においては、回転多面鏡の回転ムラが微小であっても生じると、BD出力に従って、走査ライン毎に常に一定のタイミングで画像の書き込みを行っていては、BD位置から画像書き込み位置までの時間が変動し、画像位置や、画像の長さにズレが生じることになる。
また、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)及びブラック(Bk)の4つの色を重ね合わせてカラー画像を形成するために、図9の画像形成手段を4組用いて図10に示されるようなカラー画像形成装置が考案されている。同図において図10と同じ数字は同一機能の部材を示し、またY,M,C,Kの記号はそれぞれイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの画像を形成する部材を示している。同図において、感光ドラム10は時計方向に回転して、帯電器11により帯電された感光面は、レーザ光の走査により順次露光され、静電潜像が形成される。静電潜像は現像器12により現像され、可視像化され、転写帯電器13により不図示の転写紙に転写される。転写紙は同図上右から左方向へ移動する。このとき転写帯電器13Y,13M、13C,13Kの順にイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの画像が、中間転写体や記録紙などの記録媒体上に転写され、カラー画像が形成される。転写紙上のカラー画像は定着器14により定着される(例えば、特許文献1参照)。
このような装置では、BDセンサ19Y、19M、19C、19Kの4つを有しているが、近年の装置の小型化、コストダウンの要求によりBDセンサの数量を削減する方法も提案されている。これは感光ドラム10Y、10M、10C、10Kの側部における主走査方向の走査開始位置近傍それぞれに、BDセンサ19Y、19M、19C、19Kを配置するのではなく、感光ドラム10Y、10M、10C、10Kのうち一つにBDセンサを設置し、そのBDセンサで検出されたBD信号を元にBDセンサを有さない感光ドラムに用いるBD信号を生成し、それを主走査方向の走査開始基準信号として用いる事により各ラインの主走査方向の書出し開始位置の同期を取る方式が考案されている。
また、BDセンサ数を削減し、一つBDセンサの構成を採用すると、以下のようなメリットもあった。
・レーザ発光部を近接させた配置が可能となり、共通のレーザダイオード発光手段が採用できることで、さらに小型化やコストダウンができる。
・レーザ走査光学系の走査効率が大きくできる可能性があり、画像クロック等を低く抑えられる可能性がある。
特開平03−142412
しかしながら、単純に、このBDセンサの数量を削減するには、感光ドラム10Y、10Mと感光ドラム10C、10Kを走査する回転多面鏡15の面が異なる為、たとえばBDセンサ19Kの出力により感光ドラム10Yの書出し開始位置を単純に決定した場合、回転多面鏡15の機械的な分割精度が感光ドラム10Yの書出し開始位置に影響し、従来用いられていた精度の回転多面鏡ではこの影響により、各色の印字位置精度が悪化し、画質に悪影響を与えると言う弊害を生じてしまう。またこの弊害を抑える高精度の回転多面鏡を使用するとコストアップを招く為、目的であるコストダウンを達成する事は不可能であった。
そこで、このポリゴンミラーの機械的な精度不足をキャンセルする狙いで、BDセンサを配置しなかった側の書き出し位置の決定について、そのラインを走査するポリゴンの反射面がBDセンサ19で信号出力したタイミングまでさかのぼり基準として、書き出し開始位置までのポリゴンミラーの回転時間分ディレイさせることで行う提案がされている。
しかしながら、このようなレーザ走査手段においても、前述同様に、ポリゴンミラーの回転ムラが微小でもあると、画像位置にズレが生じることになる。特に、この構成ではBDの出力から画像位置までのポリゴンミラーの回転角度が大きい為、ポリゴンミラーの回転速度変動量に対する画像位置ズレが極めて大きくなってしまう問題があった。
また、1つの面の走査効率を限界まで上げ、ミラー面のほとんどの領域を画像領域として使用するようになると、BD検知をポリゴンミラー15の角付近の領域で行うことになる。すると図15(a)のようにレーザビームがすべてポリゴンミラー面におさまるタイミングでBD検知を行うのが理想なのだが、面の分割精度によっては図15(b)のようにBD信号を検知するタイミングでレーザビームスポット50がポリゴンミラー15の角にけられ、ミラー面におさまらなくなる場合があり、そのけられ量によりBDセンサに入射するレーザのスポット形状や光量が変わる。すると、図16に示すように理想的な形状のポリゴンミラーの場合と比べてBD信号検知のタイミングがずれ、それによりレーザの書き出し開始の位置がずれてしまうという問題がある。
本発明の目的は、回転多面鏡の各面を認識しつつ、BD信号の周期を計測することにより、回転多面鏡の分割制度の影響による各面のBD信号の周期のばらつきを認識し、その各面に合わせ、あらかじめ決められた補正値を割り振る、または計測した値より各色の補正値を演算し、その補正値により走査開始基準信号の補正を行うことにより簡単かつ安価な構成で印字精度の劣化を防ぐことにある。
本発明は、単一の回転多面鏡と第一と第ニのレーザ発光器と発光タイミングを検出する単一のBD素子を備え、前記回転多面鏡の異なる反射面で同時に前記第一と第ニのレーザビームの偏向走査を行う走査光学装置において、前記BD素子を前記第一のレーザビームを検出し、前記第二のレーザビームは検出しない構成とするとともに、前記BD素子のBD信号に基づいて、前記反射面に応じて第ニのレーザビームの書出タイミングを制御する。
また、前記制御手段は、前記BD信号の出力される周期をカウントする第一のカウンタ手段と、前記カウンタ手段により出力されるカウント値を前記回転多面鏡の各反射面に対応付けて記憶する第一の記憶手段とを有し、前記第一の記憶手段に記憶されるカウント値により第一の書き出しタイミング補正値を算出し、前記第一の書き出しタイミング補正値により前記第二のレーザビームの書き出しタイミングを制御する。
また、制御手段は、前記BD信号のパルス幅をカウントする第二のカウンタ手段と、前記第二のカウンタ手段から出力されるカウント値を記憶する第二の記憶手段とを有し、前記第二の記憶手段に記憶されるカウント値により第二の書き出しタイミング補正値を算出し、前記第二の書き出しタイミング補正値により書き出しタイミングを制御する。
また、画像クロックを逓倍する事により画像クロックより十分に高い周波数を生成するPLL発振器を有し、前記第一、第二のカウンタ手段は前記PLL発振器により決定される分解能を有する。
また、前記第一のレーザ発振器を駆動するための第一のビデオ信号を第一の画像データから生成する第一のビデオ信号生成手段と、前記第二のレーザ発振器を駆動するための第二のビデオ信号を第二の画像データから生成する第二のビデオ信号生成手段とを有し、前記第一の画像データおよび前記第二の画像データは多値データであり、前記第一のビデオ信号生成手段および第二のビデオ信号生成手段は多値データをパルス幅に変換するPWM回路を含み、前記PWM回路は画像クロックを逓倍する事により画像クロックより十分に高い周波数を生成するPLL発振器により駆動され、前記第一、第二のカウンタ手段は前記PLL発振器により決定される分解能を有する。
また、前記第一、第二のカウンタ手段は前記画像クロックの周波数で駆動する第一、第二のカウンタと、前記PLL発振器より生成される周波数で駆動する第三、第四のカウンタとを有し、前記第一、第二のカウンタ手段のカウント値は前記第一、二のカウンタのカウント値と前記第三、四のカウンタのカウント値により構成される。
また、前記第一、第二のカウンタ手段は複数段遅延させる多段遅延手段を有し、前記多段遅延手段の1段の遅延時間は画像クロックの周期より十分に短く、前記第一、第二のカウンタ手段のカウント値は前記多段遅延手段の遅延段数より構成される。
また、前記第一、第二のカウンタ手段の多段遅延手段はリング発振器を構成し、前記リング発振器の出力の周波数で駆動する第三、第四のカウンタとを有し、多段遅延手段の1段の遅延時間は画像クロックの周期より十分に短く、前記第一、第二のカウンタ手段のカウント値は前記第一、二のカウンタのカウント値と前記リング発振器の前記多段遅延手段の遅延段数より構成される。
また、前記第一の記憶手段は前記回転多面鏡がm回転したときの1〜n面の前記第一のカウンタ手段のカウント値の保持を行い、前記回転多面鏡の1〜n面のカウント値の比較を行うときは、1〜n面のそれぞれのm個の値を加算した値、又は平均した値により比較、又は演算を行う。
請求項1記載の発明によれば、複数の感光体をそれぞれ複数のレーザ光で同一のポリゴンミラーで走査露光を行う機種において、回転多面鏡の各面を認識し、各々の面に相当する補正値を書き出し開始時間に補正を行うことにより、BDセンサが設置されていない面における走査光の書き出し開始位置を正確に決定することが可能となり、1つのBDセンサの出力のみでも、複数の感光体間の印字位置精度の向上を図ることが可能となり、装置の小型化、コストダウンを達成することが可能となる。
さらに回転多面鏡の各面を認識するために、BD周期を測定する場合に、ビデオ信号のPWM回路に用いる画像クロックよりも高い周波数で測定することにより高精度な測定が可能となる。また遅延素子によるカウンタを用いることにより、さらに高精度な測定が可能となる。
以下に、図面を参照して、この発明を実施するための最良の形態を例示的に詳しく説明する。ただし、この実施の形態に記載されている構成要素はあくまで例示であり、この発明の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。また、各図において同一の参照番号を付した部材は同一部材を表すものとし、重複説明は省略する。
図1は本発明の実施形態の構成を示す上視図と断面図である。同図は従来例を示す図10に比べ、BDセンサは19K、KステーションのBDセンサのみであり、他のステーションのBDセンサは削除されている。
図2は、図1の装置におけるタイミングチャートを示す図である。同図において信号BD_InはBDセンサ19Kの出力信号を示す。信号BD_Gateは信号BD_Inのマスクを行っており、Lo期間のみ信号BD_Inを受け付ける。また信号BD_Inの入力によりHiとなり、BD_MARGINの期間遅延した後にLoとなる。信号APC_KはKステーションのAPCタイミングを示す信号であり、Hiの期間、Kステーション用のレーザ17KのAPCのサンプル動作を行う。またLoの期間はレーザのホールド動作を行う。前回の信号BD_Inの立ち下がりよりAPC_startの期間遅延した後Hiとなり、今回の信号BD_Inの立ち下がりよりAPC_endの期間遅延した後Loとなる。
信号MASK_Kは、Kステーションのレーザ17Kによる画像露光のタイミングを示す信号であり、Loの期間、ビデオ信号を受けてレーザ17Kが画像露光を行う。信号BD_Inの立ち下がりよりMARGIN_Kの期間遅延した後Loとなり、ドラム後端の期間遅延した後Hiとなる。
レーザ動作モード_Kは、以上のレーザ17Kの動作モードを示している。APC発光はAPCのサンプル動作期間、強制OFFは消灯期間、ビデオデータ発光はビデオデータによる画像露光期間を示す。
信号APC_YはYステーションのAPCタイミングを示す信号であり、Hiの期間、Yステーション用のレーザ17YのAPCのサンプル動作を行う。またLoの期間はレーザのホールド動作を行う。前回の信号BD_Inの立ち下がりよりAPC_startの期間遅延した後Hiとなり、今回の信号BD_Inの立ち下がりよりAPC_endの期間遅延した後Loとなる。
信号MASK_YはYステーションのレーザ17Yによる画像露光のタイミングを示す信号であり、Loの期間、ビデオ信号を受けてレーザ17Yが画像露光を行う。信号BD_Inの立ち下がりよりMARGIN_Yの期間遅延した後Loとなり、ドラム後端の期間遅延した後Hiとなる。
レーザ動作モード_Yは以上の17Y、レーザの動作モードを示している。APC発光はAPCのサンプル動作期間、強制OFFは消灯期間、ビデオデータ発光はビデオデータによる画像露光期間を示す。
信号APC_MはMステーションのAPCタイミングを示す信号であり、Hiの期間、Mステーション用のレーザ17MのAPCのサンプル動作を行う。またLoの期間はレーザのホールド動作を行う。前回の信号BD_Inの立ち下がりよりAPC_startの期間遅延した後Hiとなり、今回の信号BD_Inの立ち下がりよりAPC_endの期間遅延した後Loとなる。
信号MASK_MはMステーションのレーザ17Mによる画像露光のタイミングを示す信号であり、Loの期間、ビデオ信号を受けてレーザ17Mが画像露光を行う。信号BD_Inの立ち下がりよりMARGIN_Mの期間遅延した後Loとなり、ドラム後端の期間遅延した後Hiとなる。レーザ動作モード_Mは以上の17M、レーザの動作モードを示している。APC発光はAPCのサンプル動作期間、強制OFFは消灯期間、ビデオデータ発光はビデオデータによる画像露光期間を示す。
信号APC_CはCステーションのAPCタイミングを示す信号であり、Hiの期間、Cステーションのレーザ17CのAPCのサンプル動作を行う。またLoの期間はレーザのホールド動作を行う。前回の信号BD_Inの立ち下がりよりAPC_startの期間遅延した後Hiとなり、今回の信号BD_Inの立ち下がりよりAPC_endの期間遅延した後Loとなる。
信号MASK_CはCステーションのレーザ17Cによる画像露光のタイミングを示す信号であり、Loの期間、ビデオ信号を受けてレーザ17Cが画像露光を行う。信号BD_Inの立ち下がりよりMARGIN_Cの期間遅延した後Loとなり、ドラム後端の期間遅延した後Hiとなる。レーザ動作モード_Cは以上の17C、レーザの動作モードを示している。APC発光はAPCのサンプル動作期間、強制OFFは消灯期間、ビデオデータ発光はビデオデータによる画像露光期間を示す。
以上の構成において、信号BD_InよりそれぞれMARGIN_K、MARGIN_Y,MARGIN_M、MARGIN_Cの期間遅延させる事により、それぞれのステーションにおける書出し開始位置を調整し、各色の画像の位置を高精度に合わせる事が可能となる。このとき、回転多面鏡15の分割面精度が理想的な正多角形ならばBD周期は一定となる。つまり、MARGIN_K、MARGIN_Y,MARGIN_M、MARGIN_Cはあらかじめ決められた一定の値を用いる事が可能である。しかし、実際に用いる回転多面鏡15の分割面精度は理想的な値とならない為、Kステーションと異なる鏡面で露光を行うYステーションおよびMステーションの画像の位置精度を保つ為には、鏡面の面毎にMARGIN_Y,MARGIN_Mの値の補正を行う必要がある。この動作の説明を示したのが図3(a)、図3(b)である。
図3(a)において信号BD_Inおよび信号BD_Gateは図2の信号と同一である。回転多面鏡15が4面であるため、信号BD_Inを4面分カウントし鏡面の基準信号Mirror_Rifを生成する。この信号によりミラーの第一面、第二面、第三面、第四面を認識する。信号BD_Gateの立ち下がりによりレジスタのアドレスがカウントアップする。このレジスタのアドレスでロードされる値がMARGIN_Y,MARGIN_Mの値となる。
このときのレジスタマップを図3(b)に示す。ミラー面に相当するアドレスにMARGIN_Y,MARGIN_Mの値をあらかじめ格納しておくことにより、ミラー面毎、順次補正したMARGIN_Y,MARGIN_Mの値を遅延させる事が可能となり、各色の画像の位置を高精度に合わせる事が可能となる。以上の構成において、あらかじめミラー面に相当するアドレスにMARGIN_Y,MARGIN_Mの値を格納しておく必要がある。つまり回転多面鏡15のミラー面を認識し、それに相当する補正値をレジスタに格納する必要がある。
この回転多面鏡15のミラー面の認識を行う工程を図4のフロー図で説明する。まずミラー面の認識は、BD信号が入力されない場合は認識不可能である為、ポリゴンモータの起動時毎に行う必要があり、かつポリゴンモータの回転数が一定になった後に行わなければならない為、ポリゴンモータの速度ロック信号が入力された後に同工程が開始される。
まず第一の工程としてBD周期の測定を行う。ポリゴンモータの速度がロックされている場合でもわずかにジッタを有している為、測定値の精度を高める為に平均化を行う目的で、連続64面(4面×16回転)のBD周期を測定しメモリAに格納する。次に第二の工程としてメモリAより4面毎の値を読みだして順次加算し、16で割る事により各面のBD周期の平均値を演算し、その結果をメモリBに格納する。次に第三の工程としてメモリBの値を比較しBD周期の面毎の順位つけを行う。これにより面のプロファイルが認識される。この順位結果をメモリCに格納する。次に第四の工程として、あらかじめ決められた補正値を格納したメモリDATA_Y、DATA_Mの値をメモリCで決められた順番でレジスタMARGIN_Y、MARGIN_Mに格納する。以上によりプリント動作が可能となる。
以上の構成においてBD周期の測定の工程を詳細に説明する。図5はBD周期をカウントするカウンタの回路図を示す。同図において発振器100は画像クロックを生成する発振器で不図示のPWM回路、ビデオデータ生成回路などにも供給される。PLL回路101は発振器100の画像クロックを16逓倍し、不図示のPWM回路にも供給される。Dフリップフロップ102は不図示のBDセンサの出力であるBD信号を同期信号として動作を安定化すべく接続される。1ショットパルス生成回路103はBD信号を受けて画像クロックの1周期の1パルスの信号を生成する。発振器100の出力は14bitカウンタ104のクロック入力に接続され、14bitカウンタ104はエンドレスでカウント動作を行い、カウント出力は14bitラッチ105に入力される。14bitラッチ105のゲート入力はDフリップフロップ102の出力に接続され、同期BD信号がLoの場合、ラッチされ値が保持されるため、BD信号の立ち下がり時のカウント値が保持される事となる。
14bitラッチ105の出力はさらに14bitラッチ106に入力される。14bitラッチ106のゲート入力は1ショットパルス生成回路103の出力に接続され、同期BDの画像クロックの整数カウント値を1周期保持する事となる。さらに発振器100の出力はDフリップフロップ1000の入力に接続される。Dフリップフロップ1000の出力はDフリップフロップ1001の入力に接続され、順次Dフリップフロップ1002〜1015に接続される。また、Dフリップフロップ1000〜1015のクロック入力はPLL回路101の出力が接続され、16逓倍クロックの立ち下がりで順次画像クロックが次段のDフリップフロップに入力される。Dフリップフロップ1000〜1015の出力はまた、それぞれラッチ1100〜1115に入力される。ラッチ1100〜1115のゲート入力はDフリップフロップ102の出力に接続され、同期BD信号がLoの場合、ラッチされ値が保持されるため、BD信号の立ち下がり時のDフリップフロップの状態が保持される事となる。ラッチ1100〜1115の出力はさらにラッチ1200〜1215の入力に接続される。ラッチ1200〜1215のゲート入力は1ショットパルス生成回路103の出力に接続され、画像クロックより16逓倍のクロックで遅延された画像クロックの状態が同期BD1周期保持する事となる。次にラッチ1200〜1215の出力はゲート1300〜1315を介し演算回路107に入力される。演算回路107はラッチ1200〜1215の出力の状態より16分の1画素クロックによる1画素分の4ビットのカウント値に変換する。
この16分の1画素のカウント動作を図7で説明する。同図においてQ0〜Q15はDフリップフロップ1000〜1015の出力である。フリップフロップ1000〜1015Dの出力はそれぞれ画像クロックを16逓倍のクロックの1クロック分づつ遅延させたクロックが順次出力されている。
この出力を演算回路107により変換をおこなう動作を示したのが図8である。同図においてQ0〜Q15はDフリップフロップ1000〜1015の出力、in0〜in15はゲート1300〜1315の出力を示しており、A0〜A3は4ビットのカウント値の出力である。演算回路107はin0〜in15の入力のうち、Hiのbitにより出力値を図のように決定する。
以上の動作により図6で示すように14bitラッチ106の出力をカウント値の上位、演算回路107の出力をカウント値の下位とする事により画像クロックの16倍の分解能でのBD周期の測定を可能とする。また、カウンタはエンドレスで動作を行っている為、メモリに格納するBD周期の値は、前回のカウント値との差を格納する。たとえば、今回のカウント値が2B729(H)で前回のカウント値が0(H)の場合、BD周期は
2B729(H)−0(H)=2B729(H)
2B729(H)となる。または今回のカウント値が16FC8(H)で前回のカウント値が2B729(H)の場合、0以下であるため、40000(H)を加えることにより
40000(H)+16E48(H)−2B729(H)=2B71F(H)
2B71F(H)となる。
以上の動作を繰り返す事により、画像クロックよりも高い分解能でBD周期を測定する事が可能であり、測定値を順次メモリに格納する事が可能となる。
また本回路は画像クロックでカウント動作を行うブロックと、画像クロックの16倍という、より高い周波数でカウント動作を行うブロックに分割されている。画像クロックの16逓倍のクロックで単純にカウンタでBD周期をカウントした場合でも同様な効果は得られる。しかし、画像クロックで動作するブロックと、画像クロックの16逓倍のクロックで動作するブロックを分け、高周波で駆動するブロックをなるべく小さくすることによりカウント動作の誤作動を防止し、信頼性を高め高精度な周期の検出が可能となる。
次に第二の実施の形態を図11を用いて説明する。同図は第二の実施の形態を示したフロー図である。同図においてポリゴンモータの速度ロック信号が入力された後に同工程が開始される。まず第一の工程としてBD周期の測定を行う。ポリゴンモータの速度がロックされている場合でもわずかにジッタを有している為、測定値の精度を高める為に平均化を行う目的で、連続64面(4面×16回転)のBD周期を測定しメモリAに格納する。次に第二の工程としてメモリAより4面毎の値を読みだし順次加算し、16面で割る事により各面のBD周期の平均値を演算し、各面の結果をメモリBに格納する。次に第三の工程としてメモリBの値を演算する事により、各面の補正値を算出しメモリDに格納する。次に第四の工程として、一義的に決定されるYステーションの基準値およびMステーションの基準値と各面の補正値を演算し順にレジスタMARGIN_Y、MARGIN_Mに格納する。以上によりプリント動作が可能となる。
次に図14を用いて補正動作の原理を説明する。図中、C、K側BDは実際に機器に装着されており、C、K側の画像の書き出し位置の基準となるBDセンサの出力信号である。Y、M側BDは実際に機器に装着されていないが、Y、M側画像の書き出し位置の基準となる仮想BD信号である。また、平均BD間隔はポリゴンモータの1周期をポリゴン面数で割った、ポリゴン面の平均周期を示している。この図を用いて、C、K側のBDセンサの出力信号より演算し、算出することにより、Y、M側画像の書き出し位置の基準となる仮想BD信号を、生成することにより書き出し位置制御を行うことを次に説明する。
同図において、Ta、Tb、Tc、Tdはポリゴン面、A面、B面、C面、D面のBD周期を示している。図1で示しているようにC、K側のポリゴン面がA面、B面、C面、D面の順で回転している場合、Y、M側のポリゴン面は1面前の面となるため、B面、C面、D面、A面の順で回転する。次にγはBD周期の平均値であり、A面、B面、C面、D面のBD信号と相対的な時間差をそれぞれ△A、△B、△C、△Dで示す。この△A、△B、△C、△DはC、K側BDにおいてもY、M側仮想BDにおいても同様である。以上よりC、K側のBDセンサの出力信号とY、M側画像の仮想BD信号の面毎の時間差であるσA、σB、σC、σDを算出することにより仮想BD信号を生成することが可能であり、このσA、σB、σC、σDを補正値としてメモリDに格納し、この値を元にYステーションおよびMステーションの各面の補正値を演算し順にレジスタMARGIN_Y、MARGIN_Mに格納し、プリント時に各面ごとに順に補正を行うことにより適正な書き出し位置制御が可能となる。
次に、このσA、σB、σC、σDの算出を以下に説明する。
まずTaとγの関係を式であらわすと以下のようになる。
γ=Ta−△A+△B 式1
同様に、Tb、Tc、Tdは以下のようになる。
γ=Tb−△B+△C 式2
γ=Tc−△C+△D 式3
γ=Td−△D+△A 式4
また、γは各面の平均値であるため以下のようになる。
γ=(Ta+Tb+Tc+Td)/4 式5
次にC,K側がA面時のY、M側のB面書き出しσAは以下のようになる。
σA=△A−△B
式1、式5より
=Ta−(Ta+Tb+Tc+Td)/4
以上より、各面のBD周期であるTa、Tb、Tc、Tdを測定することによりσAを算出することが可能となる。
同様にσB、σC、σDは以下のようになる。
σB=△B−△C
式2、式5より
=Tb−(Ta+Tb+Tc+Td)/4
σC=△C−△D
式3、式5より
=Tc−(Ta+Tb+Tc+Td)/4
σD=△D−△A
式4、式5より
=Td−(Ta+Tb+Tc+Td)/4
以上のようにσAと同様にTa、Tb、Tc、Tdを測定することによりσB、σC、σDを算出することが可能である。
以上よりメモリBに格納された各面のBD周期の平均値をTa、Tb、Tc、TdとしてσA、σB、σC、σDを算出し、メモリDに格納することにより演算による書き出し位置補正が可能となる。
以上の方法によれば、あらかじめ決められた補正値であるメモリDATA_Y、DATA_Mが必要でない為、より実施が容易になる。
次に本発明の第三の実施の形態を図12を用いて説明する。同図は第一および第二の実施の形態におけるBD周期を計測する回路の他の実施の形態を示した回路図である。同図において図5と同一の参照番号を付した部材は同一動作を行うものとする。同図において発振器100は画像クロックを生成する発振器で不図示のPWM回路、ビデオデータ生成回路などにも供給される。1ショットパルス生成回路103はBD信号を受けて画像クロックの1周期の1パルスの信号を生成する。マルチプレクサ202はBD信号と基準BD信号201を選択する。基準BD信号201はあらかじめ決められた周期の擬似BD信号を生成する。マルチプレクサ202の出力はゲート203に入力される。ゲート203の出力は遅延素子であるゲート2000の入力に接続される。ゲート2000の出力はゲート2001の入力に接続され、順次、ゲート2002〜2015に接続される。ゲート2015の出力は再びゲート203の入力に接続される。同構成においてゲート203、およびゲート2000〜2015によりリング発振回路を構成しており、マルチプレクサ202の出力がHiの場合、発振動作を行う。ゲート203の出力はまたカウンタ104のクロック入力に接続される。またゲート2000〜2015の出力はそれぞれラッチ1100〜1115に入力される。他は図5と同様である。同図においてマルチプレクサ202がBD入力を選択している場合、BD入力がHiの期間は上記構成のリング発振回路が発振動作を行い、発振出力によりカウンタ104がカウント動作を行う。またゲート2000〜2015の出力はゲートの固有の遅延時間だけ順次遅延した発振波形が出力される。
つぎに、次の周期のBD信号が入力されると、ラッチ105、ラッチ1100〜1115がラッチしカウント値を保持する。つぎに保持したカウント値は1ショットパルス生成回路103の出力により次段のラッチ106、ラッチ1200〜1215にラッチされBD信号の1周期分保持される。
以上の動作のタイミングチャートを図13に示す。同実施形態において、ゲート2000〜2015の遅延時間は図5における画像クロックの16逓倍のクロックより早い為、更なる高分解能のBD時間計測が可能となる。またこの時、ゲート2000〜2015の遅延時間は環境変化や製品ばらつきなどにより一定値に定まらないが、本発明の第一の実施形態に於いてはBD時間の相対値が計測可能であれば実施が可能で、絶対時間の計測は必要としないため問題無い。また本発明の第二の実施形態に於いては、絶対時間の計測は必要とする。この場合はBD周期の測定の前、または後で、基準BD201の計測を行う。基準BDは時間があらかじめ設定されている為、このカウント値で補正を行う事により本回路においても絶対時間の測定が可能となる。
次に本発明の第四の実施の形態について説明する。BD信号検知のタイミングでレーザビームスポットがポリゴンミラー面にすべておさまらない場合だと、BD信号のパルスの先端と後端の両方の側のパルス幅が狭まり、その狭まり方は光学系によって決まるので、光学系により先端と後端の補正量の割合を調節、設定しなければならないが、本実施例では便宜的に先端側のみを考慮した補正値算出フローを述べる。図17は第四の実施の形態を示したフロー図である。同図において、ポリゴンモータが回転をはじめてから速度が安定した後に出力されるポリゴンモータ速度ロック信号を受け、同工程が開始される。まず第一の工程として64面分のBD信号のパルス幅E(m)の測定(m=1〜4)をし、その測定データをメモリEに格納する。本実施例では4面のポリゴンミラーを想定しているので64面分とは16回転分のデータである。ここで16回転分のデータを測定するのはポリゴンミラーの回転ジッタの影響を少なくするためである。次に第二の工程として、各面ごとにBD信号パルス幅の平均値F(m)を算出し、メモリFに格納する。次に第三の工程として、以下に示すようにBD信号のパルス幅から書き出し開始位置の補正値を求めるために1面〜4面に対応するBD信号パルス幅データを比較し、一番大きい値を基準としてその差を求め、その補正値データG(m)をメモリGに格納する。本実施例ではG(3)が一番値が大きかった場合を示す。
G(1)=F(3)−F(1)
G(2)=F(3)−F(2)
G(3)=F(3)−F(3)
G(4)=F(3)−F(4)
最後に第四の工程として次のようにKの書き出し位置の計算を行いレジスタMARGIN_K(m)に格納する。
MARGIN_K(m)=K(ref)−G(m)m=1〜4
この値に基づき、書き出し開始位置を決定することによりポリゴン面精度による書き出し開始位置のばらつきをキャンセルすることができる。
次に本発明の第五の実施の形態について説明する。図18は第五の実施の形態を示したフロー図である。同図において、ポリゴンモータが回転をはじめてから速度が安定した後に出力されるポリゴンモータ速度ロック信号を受け、同工程が開始される。まず第一の工程として64面分のBD信号の周期A(m)とBD信号のパルス幅E(m)の測定をし、その測定データをメモリA,Eに格納する。本実施例では4面のポリゴンミラーを想定しているので64面分とは16回転分のデータである。ここで16回転分のデータを測定するのはポリゴンミラーの回転ジッタの影響を少なくするためである。次に第二の工程として、BD信号周期とBD信号パルス幅それぞれにおいて各面ごとに平均値B(m),F(m)を算出し、それぞれメモリB,Fに格納する。次に第三の工程として、以下に示すようにBD信号のパルス幅から書き出し開始位置の補正値を求めるために1面〜4面に対応するBD信号パルス幅データを比較し、一番大きい値を基準としてその差を求め、その補正値データG(m)をメモリGに格納する。本実施例ではG(3)が一番値が大きかった場合を示す。
G(1)=F(3)−F(1)
G(2)=F(3)−F(2)
G(3)=F(3)−F(3)
G(4)=F(3)−F(4)
次に第四の工程として、補正BD周期H(1)〜H(4)を求めるために次の演算を行い、その出力結果をメモリHに格納する。
H(1)=B(1)−G(2)+G(1)
H(2)=B(2)−G(3)+G(2)
H(3)=B(3)−G(4)+G(3)
H(4)=B(4)−G(1)+G(4)
次に第五の工程として、メモリHに格納されたBD信号周期から補正値D(1〜4)を作成し、メモリDに格納する。最後に第六の工程として次のようなY,M,C,Kの書き出し位置DATA_Y(4),DATA_M(4),DATA_C(4),DATA_K(4)の計算を行いそれぞれレジスタMARGIN_K(m),MARGIN_C(m),MARGIN_M(m),MARGIN_Y(m)に格納する。
MARGIN_K(m)=K(ref)−G(m)
MARGIN_C(m)=C(ref)−G(m)
MARGIN_M(m)=M(ref)−G(m)+D(m)
MARGIN_Y(m)=Y(ref)−G(m)+D(m)
この値に基づき、書き出し開始位置を決定することによりポリゴン面精度による書き出し開始位置のばらつきをキャンセルすることができる。
第一の実施形態の構成を示す上視図と断面図である。 第一の実施形態の1BD周期のタイミングチャートである。 第一の実施形態の回転多面鏡の1回転周期のタイミングチャートである。 第一の実施形態のBD周期を計測するフローチャートである。 第一の実施形態のBD周期を計測するカウンタの回路図である。 第一の実施形態のBD周期を計測するカウンタのタイミングチャートである。 第一の実施形態のBD周期を計測するカウンタの動作を示す図である。 第一の実施形態のBD周期を計測するカウンタの動作を示す図である。 従来の構成を示す上視図と断面図である。 従来の構成を示す上視図と断面図である。 第二の実施形態のBD周期を計測するフローチャートである。 第三の実施形態のBD周期を計測するカウンタの回路図である。 第三の実施形態の周期を計測するカウンタの動作を示す図である。 第二の実施形態の補正動作の原理を示す図である。 BD信号検知の様子を模式的にあらわした図である。 BD信号検知のタイミングチャートを示す図である。 第四の実施形態のBDパルス幅を計測するフローチャートを示す図である 第五の実施形態のBDパルス幅、周期を計測するフローチャートを示す図である。

Claims (9)

  1. 単一の回転多面鏡と第一と第ニのレーザ発光器と発光タイミングを検出する単一のBD素子を備え、前記回転多面鏡の異なる反射面で同時に前記第一と第ニのレーザビームの偏向走査を行う走査光学装置において、
    前記BD素子を前記第一のレーザビームを検出し、前記第二のレーザビームは検出しない構成とするとともに、
    前記BD素子のBD信号に基づいて、前記反射面に応じて第ニのレーザビームの書出タイミングを制御することを特徴とする制御手段を有する走査光学装置。
  2. 請求項1記載の制御手段において、前記BD信号の出力される周期をカウントする第一のカウンタ手段と、前記カウンタ手段により出力されるカウント値を前記回転多面鏡の各反射面に対応付けて記憶する第一の記憶手段とを有し、前記第一の記憶手段に記憶されるカウント値により第一の書き出しタイミング補正値を算出し、前記第一の書き出しタイミング補正値により前記第二のレーザビームの書き出しタイミングを制御することを特徴とする走査光学装置。
  3. 請求項1に記載の制御手段において、前記BD信号のパルス幅をカウントする第二のカウンタ手段と、前記第二のカウンタ手段から出力されるカウント値を記憶する第二の記憶手段とを有し、前記第二の記憶手段に記憶されるカウント値により第二の書き出しタイミング補正値を算出し、前記第二の書き出しタイミング補正値により書き出しタイミングを制御することを特徴とする走査光学装置。
  4. 請求項2、3に於いて、画像クロックを逓倍する事により画像クロックより十分に高い周波数を生成するPLL発振器を有し、前記第一、第二のカウンタ手段は前記PLL発振器により決定される分解能を有することを特徴とする走査光学装置。
  5. 請求項2、3に於いて、前記第一のレーザ発振器を駆動するための第一のビデオ信号を第一の画像データから生成する第一のビデオ信号生成手段と、前記第二のレーザ発振器を駆動するための第二のビデオ信号を第二の画像データから生成する第二のビデオ信号生成手段とを有し、前記第一の画像データおよび前記第二の画像データは多値データであり、前記第一のビデオ信号生成手段および第二のビデオ信号生成手段は多値データをパルス幅に変換するPWM回路を含み、前記PWM回路は画像クロックを逓倍する事により画像クロックより十分に高い周波数を生成するPLL発振器により駆動され、前記第一、第二のカウンタ手段は前記PLL発振器により決定される分解能を有することを特徴とする走査光学装置。
  6. 請求項2乃至5に於いて、前記第一、第二のカウンタ手段は前記画像クロックの周波数で駆動する第一、第二のカウンタと、前記PLL発振器より生成される周波数で駆動する第三、第四のカウンタとを有し、前記第一、第二のカウンタ手段のカウント値は前記第一、二のカウンタのカウント値と前記第三、四のカウンタのカウント値により構成されることを特徴とする走査光学装置。
  7. 請求項2乃至3に於いて、前記第一、第二のカウンタ手段は複数段遅延させる多段遅延手段を有し、前記多段遅延手段の1段の遅延時間は画像クロックの周期より十分に短く、前記第一、第二のカウンタ手段のカウント値は前記多段遅延手段の遅延段数より構成されることを特徴とする走査光学装置。
  8. 請求項7に於いて、前記第一、第二のカウンタ手段の多段遅延手段はリング発振器を構成し、前記リング発振器の出力の周波数で駆動する第三、第四のカウンタとを有し、多段遅延手段の1段の遅延時間は画像クロックの周期より十分に短く、前記第一、第二のカウンタ手段のカウント値は前記第一、二のカウンタのカウント値と前記リング発振器の前記多段遅延手段の遅延段数より構成されることを特徴とする走査光学装置。
  9. 請求項2、3に於いて、前記第一の記憶手段は前記回転多面鏡がm回転したときの1〜n面の前記第一のカウンタ手段のカウント値の保持を行い、前記回転多面鏡の1〜n面のカウント値の比較を行うときは、1〜n面のそれぞれのm個の値を加算した値、又は平均した値により比較、又は演算を行う事を特徴とする走査光学装置。
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