JP2002365569A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2002365569A
JP2002365569A JP2001177090A JP2001177090A JP2002365569A JP 2002365569 A JP2002365569 A JP 2002365569A JP 2001177090 A JP2001177090 A JP 2001177090A JP 2001177090 A JP2001177090 A JP 2001177090A JP 2002365569 A JP2002365569 A JP 2002365569A
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signal
laser
laser light
synchronization signal
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JP2001177090A
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Masatake Takahashi
正剛 高橋
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Canon Inc
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  • Laser Beam Printer (AREA)
  • Mechanical Optical Scanning Systems (AREA)
  • Exposure Or Original Feeding In Electrophotography (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 同期信号許容範囲にノイズが入っても誤動作
せず、また、低コストで複数のレーザビームにおける各
々のBDエラーを検出することができる、画像露光用光
源にマルチビームレーザを用いた画像形成装置を提供す
る。 【解決手段】 1つの信号線から入力した各レーザ光に
対応する各同期信号からの時間をBD1信号計数値,B
D2信号計数値に示すように計数し、計数した時間にも
とづいて不図示の複数の同期信号許容範囲を示す信号を
生成する。不図示の同期信号生成手段で生成した同期信
号のうち前記同期信号許容範囲に入る同期信号のみを正
規の同期信号とする。前記計測手段のリセットを図示の
ように同期信号の立ち下がりエッジで行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像露光用光源に
マルチビームレーザを用いたレーザプリンタ等の画像形
成装置に関し、特にその同期信号のノイズ対策に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来この種の画像形成装置として、レー
ザプリンタが知られている。まず、画像露光用光源にシ
ングルビームレーザを利用する場合の水平同期信号の検
出について説明する。
【0003】図13は、従来のレーザプリンタの構成を
示すブロック図である。図13において、202はビデ
オコントローラであり、ホストコンピュータ201から
の画像データをレーザ駆動用のビデオ信号(VDO)に
変換し、レーザ駆動回路204に送信する。レーザ駆動
回路204はエンジンコントローラ203によって制御
される。レーザ駆動回路204はビデオ信号に応じてレ
ーザダイオード205をオン,オフし、スキャナモータ
206上にあるポリゴンミラーに向けて、レーザ光を照
射する。ポリゴンミラーは回転しながらレーザ光を反射
して、一定速度で水平方向に走査させる。レーザ光はf
θレンズ207を透過し、折り返しミラー208によっ
て反射され、感光ドラム209に照射され、感光ドラム
209の表面に静電潜像が形成される。レーザの反射光
が感光ドラム209に当たらない非画像領域には、光セ
ンサ211が配置されており、レーザ光が反射ミラー2
10で反射折り返され、光センサ211に入力すると水
平同期信号であるBD(Beam Detect)信号
が出力され、エンジンコントローラ203に送信され
る。
【0004】エンジンコントローラ203はBD信号を
波形整形してBDO(BD Out)信号を生成し、ビ
デオコントローラ202に送信する。ビデオコントロー
ラ202はBDO信号に同期して1ライン分の画像デー
タのVDO信号をレーザ駆動回路204に送信する。レ
ーザ駆動回路204はVDO信号に応じてレーザダイオ
ードをオン,オフし、感光ドラム209上に静電潜像を
形成する。
【0005】この様子を図14のタイミングチャートに
もとづいて説明する。図14において、LONはエンジ
ンコントローラ203がレーザ駆動回路204を制御す
る信号であり、L(Low)レベルでレーザダイオード
を強制発光させる信号である。ENB信号は、エンジン
コントローラ203が生成しレーザ駆動回路204に出
力する信号であり、また、ビデオコントローラ202か
らレーザ駆動回路204へ送られてくるVDO信号にも
とづいてレーザダイオードをオン,オフさせるのを許可
する信号であり、LOWレベルで許可となり、この期間
が画像領域であることを示す。また、H(High)レ
ベルで非画像領域を示す。また、このための論理回路は
レーザ駆動回路204に組み込まれている。レーザ駆動
回路204は、LON信号がLOWレベルのときと、E
NB信号がLOWレベルかつDATA信号がLOWレベ
ルのときにレーザダイオードが発光させる機能を持つ。
【0006】エンジンコントローラ203は、まず、B
D信号を検出するためにLON信号をLOWレベルにし
てレーザ発光させる(t1)。BDが検出される(t
2)と、エンジンコントローラ203は直ちにBDO信
号を生成し、ビデオコントローラ202に送信する。ビ
デオコントローラ202はBD信号から所定時間後、図
14の例ではta後にレーザ1走査分のVDO信号をレ
ーザ駆動回路204に送信する。エンジンコントローラ
203は画像領域になるタイミング(t4)でENB信
号をLOWレベルにし、VDO信号によるレーザ発光を
許可する。レーザ駆動回路204はVDO信号にもとづ
いてレーザダイオードをオン,オフし、感光ドラム20
9上に静電潜像を形成して行く。そして、レーザ走査位
置が非画像領域になるタイミング(t6)でエンジンコ
ントローラ203はENB信号をHIGHレベルにして
VDO信号によるレーザ発光を禁止する。
【0007】次に、エンジンコントローラ203は次の
BD信号を検出するためにLON信号をLOWレベルに
しレーザを発光させ(t1′)、次のBDを検知する
(t2′)というように同様の動作を繰り返す。
【0008】このようにして、各1ライン毎にBD信号
を検出し、そのBD信号に同期して1ライン分の画像デ
ータをレーザ駆動回路204に送信し、その信号にもと
づいてレーザダイオードをオン,オフするという動作を
繰り返すことにより、図14に示すようなプリント用紙
の画像、本説明では縦線の画像が形成される。
【0009】このような一連の画像形成動作の途中で、
外来ノイズでBD信号が誤ったタイミングで発生した
り、あるいはレーザの故障等のトラブルでBD信号が発
生しない場合、プリントされる画像は、不良画像となっ
てしまう。そのためエンジンコントローラ203はBD
信号が常に正規のタイミングで発生しているか否かを検
知する必要がある。
【0010】従来では図15に示すように、BD信号の
許容範囲を設定し、このBD許容範囲内にBD信号が発
生すれば、BDRDY(BDレディ)として、通常のプ
リント動作を続け、BD許容範囲内にBD信号が発生し
ない場合や、BD許容範囲外でBD信号が発生した場合
にBDERR(BDエラー)とし、エンジンコントロー
ラ203はプリント動作を最初からやりなおしたり、場
合によっては、故障であることをユーザに知らせたりし
ている。
【0011】今までの説明は、画像露光用のレーザダイ
オードが一つの場合であった。最近では、プリンタのプ
リントスピードの高速化、またプリント画像の高解像度
化という要求が高まっていることから、画像露光用光源
として例えば2個或いは4個の複数のレーザダイオード
より成るマルチビームレーザを使用する場合がある。こ
のようなマルチビームレーザを使用する場合、VDO信
号をレーザ毎にタイミングを合わせて出力しなければな
らないので、BD信号はそれぞれのレーザ毎に必要とな
る。また、光センサはそれぞれのレーザ毎に設けること
も考えられるが、コストダウンのために一つの光センサ
で複数のレーザのBD信号を発生させる場合が多い。こ
の場合、複数のBD信号を1本の信号線でエンジンコン
トローラ203へ伝送することになる。
【0012】このような構成のプリンタにおいてもやは
りBDERRの検知が必要となる。この2ビームレーザ
のBDERR検知の例を以下に示す。図16に示すよう
に2本のBD信号の両方に跨るようにBD許容範囲を設
定し、BD許容範囲内にBD信号が発生すればBDRD
Yとし、BD許容範囲内にBD信号が発生しない場合
や、BD許容範囲外でBD信号が発生した場合にBDE
RRとする。または、図17に示すようにそれぞれのB
D信号に対してそれぞれに対応したBD許容範囲を設け
る場合もある。
【0013】そして、前記BD許容範囲はどちらか一方
のBD信号を計数手段(カウンタ)で計数して形成して
いる。その際、その計数手段は、計数するためのクロッ
クを使用し、前記クロックに同期したどちらか一方のB
D信号を使用してクロック同期リセットしていた。な
お、カウンタのリセット動作には、リセット信号が入力
している状態でクロックが入力して初めて出力が0とな
るクロック同期リセットと、リセット信号が入力すると
他の入力信号に関係なく直ちに出力が0となるダイレク
トリセットとが有るが、クロック同期リセットが一般的
であり、前述の従来例もこのクロック同期リセットを採
用している。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来例では、BD許容範囲を形成するために計数する計数
手段のリセットに、どちらか一方のBD信号によるクロ
ック同期リセットを採用しているので、そのBD信号と
その次にくるクロックとの間にノイズが入ると、計数手
段のリセットが行われなくなり、正常に動作しなくなっ
てしまうという問題があった。また、複数のレーザ光を
使用する場合は、図16のようにBD許容範囲が大きく
なり、外来ノイズが入りやすくなるといった問題があっ
た。
【0015】また、前記従来例のうち図16に示した例
では、どちらか一方のBD信号が検知されなくてもどち
らか一方のBD信号が検知されていればBDRDYとな
ってしまい、実際にはBDが出力されていないため、不
良画像となってしまうのに検知できないといった問題が
あった。
【0016】また、図17に示した例では、それぞれの
レーザ毎にBD許容範囲を設定するため、BD許容範囲
を設定するための回路が増えてしまい、コストアップを
招来するといった問題があった。
【0017】本発明は、このような状況のもとでなされ
たもので、同期信号許容範囲(BD許容範囲)にノイズ
が入っても誤動作せず、また、低コストで複数のレーザ
ビームにおける各々のBDエラーを検出することができ
る、画像露光用光源にマルチビームレーザを用いた画像
形成装置を提供することを目的とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明では、画像形成装置を次ぎの(1)ないし
(4)のとおりに構成するものである。
【0019】(1)画像露光用の複数のレーザ光の発光
源と、前記複数のレーザ光の発光源からのレーザ光を走
査させるレーザ光走査手段と、前記レーザ光走査手段に
よるレーザ光走査路上の非画像領域に配設され、前記複
数のレーザ光の各々を検知して各レーザ光に対応する各
同期信号を生成する同期信号生成手段と、を備え、前記
同期信号生成手段で生成した前記各レーザ光に対応する
各同期信号を1つの信号線で伝送する画像形成装置にお
いて、前記1つの信号線から入力した前記各レーザ光に
対応する各同期信号からの時間を計測する各計測手段
と、前記各計測手段で計測した時間にもとづいて前記複
数のレーザ光が前記同期信号生成手段を走査すると期待
される各時刻を含む複数の同期信号許容範囲を示す信号
を生成する許容範囲生成手段と、を備え、前記同期信号
生成手段で生成した同期信号のうち前記許容範囲生成手
段で生成した同期信号許容範囲に入る同期信号のみを正
規の同期信号とし、前記計測手段のリセットを同期信号
の立ち上がりまたは立ち下がりエッジで行う画像形成装
置。
【0020】(2)画像露光用の複数のレーザ光の発光
源と、前記複数のレーザ光の発光源からのレーザ光を走
査させるレーザ光走査手段と、前記レーザ光走査手段に
よるレーザ光走査路上の非画像領域に配設され、前記複
数のレーザ光の各々を検知して各レーザ光に対応する各
同期信号を生成する同期信号生成手段と、を備え、前記
同期信号生成手段で生成した前記各レーザ光に対応する
各同期信号を1つの信号線で伝送する画像形成装置にお
いて、前記1つの信号線から入力した前記各レーザ光に
対応する各同期信号の時間差を計測する計測手段を備
え、この計測手段で計測した時間差を各同期信号の時間
差とした各同期信号を用いる画像形成装置。
【0021】(3)画像露光用の複数のレーザ光の発光
源と、前記複数のレーザ光の発光源からのレーザ光を走
査させるレーザ光走査手段と、前記レーザ光走査手段に
よるレーザ光走査路上の非画像領域に配設され、前記複
数のレーザ光の各々を検知して各レーザ光に対応する各
同期信号を生成する同期信号生成手段と、を備え、前記
同期信号生成手段で生成した前記各レーザ光に対応する
各同期信号を1つの信号線で伝送する画像形成装置にお
いて、前記1つの信号線から入力した前記各レーザ光に
対応する各同期信号の時間差を計測する計測手段と、前
記計測手段で計測した時間差にもとづいて前記複数のレ
ーザ光が前記同期信号生成手段を走査すると期待される
各時刻を含む同期信号許容範囲を示す信号を生成する許
容範囲生成手段と、を備え、前記同期信号生成手段で生
成した同期信号のうち前記許容範囲生成手段で生成した
同期信号許容範囲に入る同期信号のみを正規の同期信号
として用いる画像形成装置。
【0022】(4)画像露光用の複数のレーザ光の発光
源と、前記複数のレーザ光の発光源からのレーザ光を走
査させるレーザ光走査手段と、前記レーザ光走査手段に
よるレーザ光走査路上の非画像領域に配設され、前記複
数のレーザ光の各々を検知して各レーザ光に対応する各
同期信号を生成する同期信号生成手段と、を備え、前記
同期信号生成手段で生成した前記各レーザ光に対応する
各同期信号を1つの信号線で伝送する画像形成装置にお
いて、前記1つの信号線から入力した前記各レーザ光に
対応する各同期信号のパルス幅の時間を計測する各計測
手段を備え、この各計測手段で計測した時間が所定の範
囲内に有る同期信号のみを正規の同期信号として用いる
画像形成装置。
【0023】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態をレーザ
プリンタの実施例により詳しく説明する。
【0024】(実施例1)図1は、実施例1である“レ
ーザプリンタ”の構成を示すブロック図である。図1に
おいて、102はビデオコントローラであり、ホストコ
ンピュータ101からの画像データをレーザ駆動用のビ
デオ信号(VDO)に変換し、レーザ駆動回路104に
送信する。レーザ駆動回路104はエンジンコントロー
ラ103によって制御される。レーザ駆動回路104は
ビデオ信号に応じてレーザダイオード105をオン,オ
フし、スキャナモータ106上にあるポリゴンミラーに
向けて、レーザ光を照射する。なお、レーザダイオード
105は2ビームレーザとなっている。ポリゴンミラー
は回転しながらレーザ光を反射して、一定速度で水平方
向に走査させる。レーザ光はfθレンズ107を透過
し、折り返しミラー108によって反射され、感光ドラ
ム109に照射され、感光体ドラム109の表面に静電
潜像が形成される。レーザの反射光が感光ドラム109
に当たらない非画像領域には、光センサ111が配置さ
れており、レーザ光が反射ミラー110で反射折り返さ
れ、光センサ111に入力すると水平同期信号であるB
D(Beam Detect)信号が出力され、エンジ
ンコントローラ103に送信される。
【0025】エンジンコントローラ103はBD信号を
波形整形してBDO(BD Out)信号を生成し、ビ
デオコントローラ102に送信する。ビデオコントロー
ラ102はBDO信号に同期して1ライン分の画像デー
タのVDO信号をレーザ駆動回路104に送信する。レ
ーザ駆動回路はVDO信号に応じてレーザダイオード1
05をオン,オフし、感光ドラム109上に静電潜像を
形成する。
【0026】エンジンコントローラ103内には、BD
信号計数手段112があり、光センサ111から送信さ
れる各々のBD信号からの時間をカウントする機能を持
つ。エンジンコントローラ103はそのカウント値を使
用しBD許容範囲を設定する。そして、2ビームである
とすると、図2に示すように2つのBD信号が各々BD
許容範囲内に入力されているときは各々のBD信号(正
規のBD信号)と認識し、図3に示すように、パルス
(ノイズ)がBD許容範囲外にあるときは、BD信号と
認識しない。
【0027】このエンジンコントローラ103の動作を
図4のフローチャートに示す。図4を参照すると、ステ
ップ401(図ではS401と表記する、以下同様)
で、BD1信号が入力されるまで待つ。BD1が来たな
らば、ステップ401のループを抜け、ステップ402
に進み、BD信号計数手段112にBD1からの時間の
カウントを開始させる。BD2が来たならば、ステップ
403のループを抜け、ステップ404に進み、BD信
号計数手段112にBD2からの時間のカウントを開始
させる。次に、その各カウント値からBD1許容範囲と
BD2許容範囲を作り、そのBD1許容範囲内にBD1
が入ったらBD1と判断し(ステップ405,ステップ
406参照、以下同様)、そのBD2許容範囲内にBD
2が入ったらBD2と判断する(ステップ407,ステ
ップ408)。
【0028】また、図5に示すように、前記BD許容範
囲を作るためのカウンタのリセット手段は、実際のBD
信号が入った時の立ち下がりエッジでリセット(ダイレ
クトリセット)をかけるが、立ち下がりエッジでなく立
ち上がりエッジでも良い。このように、エッジでリセッ
トをかけるので、その後のノイズによってリセット動作
が左右されることが無く、カウンタを確実にリセットす
ることができる。
【0029】以上説明したように、本実施例によれば、
2つのBD信号を1本の信号線で伝送するレーザプリン
タにおいて、簡単な構成で、BDにノイズが入っても、
ノイズをBDと認識する確率が減り、また、BD許容範
囲を作るためのカウンタを確実にリセットすることがで
きる。
【0030】(実施例2)実施例2のレーザプリンタを
図6,図7のタイミングチャートと図8のフローチャー
トにもとづいて説明する。ハードウエアの構成は実施例
1と同様なので、その説明を援用し、ここでの説明を省
略する。
【0031】まず、BD1信号とBD2信号の時間幅
(時間差)をBD信号計数手段112で計測する。その
時、BD1信号からのカウント値からBD許容範囲を設
定する。BD許容範囲はBD1がきたらBD許容範囲を
閉じる。また、BD1が検出されたら、BD許容範囲を
閉じて、始めに計測したBD1信号とBD2信号の時間
幅でBD1とBD2をBDOとして出力する。
【0032】前述のような構成や制御を行うと、図7の
ようにBD信号にノイズが入っても、BDO信号は始め
に計測したBD1とBD2の間隔でBDO信号として出
力する。
【0033】図8のフローチャートについて説明する。
まず、BD1が入るまで待つ(ステップ801)。BD
1が入ったらBD信号計数を開始する(ステップ80
2)。次に、BD2が入るまで待つ(ステップ80
3)。BD2が入ったらBD信号計数を終了する(ステ
ップ804)。
【0034】このカウント値で、BD1とBD2が合成
されたBDOを出力する(ステップ805)。
【0035】以上説明したように、本実施例によれば、
2つのBD信号を1本の信号線で伝送するレーザプリン
タにおいて、簡単な構成で、BDにノイズが入っても、
ノイズをBDと認識する確率を減らすことができる。
【0036】(実施例3)実施例3であるレーザビーム
プリンタを図9のタイミングチャートと図10のフロー
チャートにもとづいて説明する。ハードウエアの構成は
実施例1と同様なのでその説明を援用し、ここでの説明
を省略する。
【0037】まず、BD1信号とBD2信号の時間幅
(時間差)をBD信号計数手段112で計測する。この
時間幅からある一定時間を決め、そのある一定時間幅か
ら任意のBD許容範囲を決定する。以後、この任意のB
D許容範囲内に入ったBD信号のみBD信号と判断す
る。
【0038】図10のフローチャートについて説明す
る。まず、BD1が入るまで待つ(ステップ100
1)。BD1が入ったらBD信号計数を開始する(ステ
ップ1002)。次に、BD2が入るまで待つ(ステッ
プ1003)。BD2が入ったらBD信号計数を終了す
る(ステップ1004)。このカウント値で、BD許容
範囲を決定する(ステップ1005)。
【0039】以上説明したように、本実施例によれば、
2つのBD信号を1本の信号線で伝送するレーザプリン
タにおいて、簡単な構成で、BDにノイズが入っても、
ノイズをBDと認識する確率を減らすことができる。
【0040】(実施例4)実施例4のレーザプリンタを
図11のタイミングチャートと図12のフローチャート
にもとづいて説明する。
【0041】レーザが点灯している時間をBD信号計数
手段112で計測する。レーザが点灯している時間と
は、BD信号がLOWの時である。計測値が任意の決め
られた時間内であればBD信号と判断し、BDRDY
(BDレディ)を発生させ、前記の計測値が任意の決め
られた時間外であればBDと判断せずBDERR(BD
エラー)を発生させる。
【0042】例えば、任意の決められた時間を5クロッ
クから10クロックとすると、図11におけるT110
1時はLOWが6クロックなので、BDと判断しBDR
DYを発生させる。T1602時はLOWが11クロッ
クなのでBDと判断せずBDERRを発生する。
【0043】図12のフローチャートについて説明す
る。まず、BDが入るまで待つ(ステップ1201)。
BDが入ったらBD信号計数を開始する(ステップ12
02)。次に、BDが終わったらBD信号計数を終了す
る(ステップ1203,ステップ1204)。次に、計
測値が任意の決められた時間内であればBD信号と判断
し、BDRDY(BDレディ)を発生させる(S120
5,S1206)。次に、計測値が任意の決められた時
間外であればBD信号と判断せず、BDERR(BDエ
ラー)を発生させる(S1205,S1207)。
【0044】以上説明したように、本実施例によれば、
レーザプリンタにおいて、簡単な構成で、BDRDY検
知及びBDERR検知を行うことが可能となる。
【0045】
【発明の効果】以上、説明したように、本発明によれ
ば、同期信号許容範囲にノイズが入っても誤動作せず、
また、低コストで複数のレーザビームにおける各々のB
Dエラーを検出することができる、画像露光用光源にマ
ルチビームレーザを用いた画像形成装置を提供すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例1の構成を示すブロック図
【図2】 実施例1におけるBDエラーの説明図
【図3】 実施例1におけるBDエラーの説明図
【図4】 実施例1におけるBD関連の処理を示すタイ
ミングチャート
【図5】 実施例1におけるBD関連のタイミングチャ
ート
【図6】 実施例2におけるBD関連のタイミングチャ
ート
【図7】 実施例2におけるBDエラーの説明図
【図8】 実施例2におけるBD関連の処理を示すフロ
ーチャート
【図9】 実施例3におけるBD関連のタイミングチャ
ート
【図10】 実施例3におけるBD関連の処理を示すタ
イミングチャート
【図11】 実施例4におけるBD関連のタイミングチ
ャート
【図12】 実施例4におけるBD関連の処理を示すフ
ローチャート
【図13】 従来例の構成を示すブロック図
【図14】 従来例の動作を示すタイミングチャート
【図15】 従来の1ビームレーザにおけるBDエラー
の説明図
【図16】 従来の2ビームレーザにおけるBDエラー
の説明図
【図17】 従来の2ビームレーザにおけるBDエラー
の説明図
【符号の説明】
102 ビデオコントローラ 103 エンジンコントローラ 104 レーザ駆動回路 105 2ビームレーザダイオード 106 スキャナモータ 109 感光ドラム 111 光センサ 112 水平同期信号計数手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2C362 BA69 BA70 BA89 BB29 BB30 BB32 BB37 CB74 DA09 EA11 2H027 DA23 DA38 DE02 DE07 DE09 EC20 ED04 EF09 ZA07 2H045 AA01 BA02 BA23 BA33 CA88 CA98 CB65 2H076 AB05 AB06 AB12 AB32 DA41

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像露光用の複数のレーザ光の発光源
    と、 前記複数のレーザ光の発光源からのレーザ光を走査させ
    るレーザ光走査手段と、 前記レーザ光走査手段によるレーザ光走査路上の非画像
    領域に配設され、前記複数のレーザ光の各々を検知して
    各レーザ光に対応する各同期信号を生成する同期信号生
    成手段と、を備え、前記同期信号生成手段で生成した前
    記各レーザ光に対応する各同期信号を1つの信号線で伝
    送する画像形成装置において、 前記1つの信号線から入力した前記各レーザ光に対応す
    る各同期信号からの時間を計測する各計測手段と、 前記各計測手段で計測した時間にもとづいて前記複数の
    レーザ光が前記同期信号生成手段を走査すると期待され
    る各時刻を含む複数の同期信号許容範囲を示す信号を生
    成する許容範囲生成手段と、を備え、前記同期信号生成
    手段で生成した同期信号のうち前記許容範囲生成手段で
    生成した同期信号許容範囲に入る同期信号のみを正規の
    同期信号とし、前記計測手段のリセットを同期信号の立
    ち上がりまたは立ち下がりエッジで行うことを特徴とす
    る画像形成装置。
  2. 【請求項2】 画像露光用の複数のレーザ光の発光源
    と、 前記複数のレーザ光の発光源からのレーザ光を走査させ
    るレーザ光走査手段と、 前記レーザ光走査手段によるレーザ光走査路上の非画像
    領域に配設され、前記複数のレーザ光の各々を検知して
    各レーザ光に対応する各同期信号を生成する同期信号生
    成手段と、を備え、前記同期信号生成手段で生成した前
    記各レーザ光に対応する各同期信号を1つの信号線で伝
    送する画像形成装置において、 前記1つの信号線から入力した前記各レーザ光に対応す
    る各同期信号の時間差を計測する計測手段を備え、この
    計測手段で計測した時間差を各同期信号の時間差とした
    各同期信号を用いることを特徴とする画像形成装置。
  3. 【請求項3】 画像露光用の複数のレーザ光の発光源
    と、 前記複数のレーザ光の発光源からのレーザ光を走査させ
    るレーザ光走査手段と、 前記レーザ光走査手段によるレーザ光走査路上の非画像
    領域に配設され、前記複数のレーザ光の各々を検知して
    各レーザ光に対応する各同期信号を生成する同期信号生
    成手段と、 を備え、前記同期信号生成手段で生成した前記各レーザ
    光に対応する各同期信号を1つの信号線で伝送する画像
    形成装置において、前記1つの信号線から入力した前記
    各レーザ光に対応する各同期信号の時間差を計測する計
    測手段と、 前記計測手段で計測した時間差にもとづいて前記複数の
    レーザ光が前記同期信号生成手段を走査すると期待され
    る各時刻を含む同期信号許容範囲を示す信号を生成する
    許容範囲生成手段と、を備え、前記同期信号生成手段で
    生成した同期信号のうち前記許容範囲生成手段で生成し
    た同期信号許容範囲に入る同期信号のみを正規の同期信
    号として用いることを特徴とする画像形成装置。
  4. 【請求項4】 画像露光用の複数のレーザ光の発光源
    と、 前記複数のレーザ光の発光源からのレーザ光を走査させ
    るレーザ光走査手段と、 前記レーザ光走査手段によるレーザ光走査路上の非画像
    領域に配設され、前記複数のレーザ光の各々を検知して
    各レーザ光に対応する各同期信号を生成する同期信号生
    成手段と、を備え、前記同期信号生成手段で生成した前
    記各レーザ光に対応する各同期信号を1つの信号線で伝
    送する画像形成装置において、 前記1つの信号線から入力した前記各レーザ光に対応す
    る各同期信号のパルス幅の時間を計測する各計測手段を
    備え、この各計測手段で計測した時間が所定の範囲内に
    有る同期信号のみを正規の同期信号として用いることを
    特徴とする画像形成装置。
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