JP2005208379A - 光走査装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】水平同期信号が正常に検出できない場合においても、期待されるスループットと画質を維持することである。
【解決手段】走査光検出信号に異常がない場合には走査光検出信号を遅延させた信号を水平同期信号として出力し、走査光検出信号に異常がある場合には予め記憶されている前回の走査光検出信号の走査周期と信号間隔をもとに生成した擬似走査光検出信号を水平同期信号として出力する。
【選択図】図1
【解決手段】走査光検出信号に異常がない場合には走査光検出信号を遅延させた信号を水平同期信号として出力し、走査光検出信号に異常がある場合には予め記憶されている前回の走査光検出信号の走査周期と信号間隔をもとに生成した擬似走査光検出信号を水平同期信号として出力する。
【選択図】図1
Description
本発明は,走査光を用いて感光体を走査する光走査装置に関する。
以下、図面を用いて従来の技術を説明する。
図1は、レーザプリンタや複写機などに代表される電子写真装置に用いられる光走査装置の構成を示している。n個のレーザ光源10から出射したn本のレーザビームは、回転多面鏡20で反射し、fθレンズ30を通じて感光ドラム40上を走査しながら照射する。このとき、ドットイメージに変換された文字データや図形データがレーザビームのON/OFF信号となり、感光ドラム40の表面にレーザビームが照射される部分と照射されない部分とが形成され、いわゆる静電潜像が形成される。走査光検出器50は、前述感光ドラム40と光学的に等しい距離で且つ、主走査方向に対し感光ドラム40より前にレーザビームが照射される位置に設置される。このセンサは、水平同期信号を生成し、走査光が感光ドラム40上を走査する際にホストコントローラからのドットイメージ送信開始位置を決める。
図2は,レーザ光源が2個(n=2)の場合における、レーザビームのON/OFF信号と水平同期信号のタイミングチャートを示している。水平同期取り期間において、まずレーザビームのON/OFF信号をONの状態とし、この状態でレーザ光源10から出射したレーザビームが回転多面鏡20で反射し、fθレンズ30を通じて走査光検出器50に入射すると、水平同期信号がレーザビーム1本あたり1回出力され、各水平同期信号に対応するレーザビームのON/OFF信号をOFFする。
以上の構成においては、一回の走査につきnパルスの水平同期信号が必要であり、水平同期信号がnパルスに満たない場合や、水平同期信号が規定値と違うタイミングに出力された場合においては、水平同期取り期間の次に続く印刷期間において、レーザビームのON/OFF信号が誤ったタイミンングで出力される為、正確な静電潜像の形成ができない。よって、これらの場合において光走査装置は、特許文献1にあるように警告を発するか、特許文献2にあるように異常を検出した直後に擬似水平同期信号を出力し、動作を継続してきた。
しかしながら、光走査装置の動作を停止することは装置のスループット低下を招き、また、異常を検出した直後に擬似水平同期信号を出力することはレーザビームのON/OFF信号が期待された位置から離れたタイミンングで出力される為画質の低下を招く。
本発明の目的は、水平同期信号が正常に検出できない場合においても、期待されるスループットと画質を維持することにある。
上記の目的は、回転多面鏡と、前記回転多面鏡に照射して走査される複数本のレーザ光と、前記レーザ走査光を規定の位置で検出する走査光検出器と、前記走査光検出器の出力する走査光検出信号を監視し、走査周期・走査光間隔・信号個数に異常がある場合には走査光異常検出信号を出力する走査光異常検出部と、前記走査光検出器の走査周期と走査光間隔を記憶する記憶手段と、予め記憶されている前回の走査光検出信号の走査周期と信号間隔をもとに擬似走査光検出信号を出力する擬似走査光検出信号生成部と、走査光検出信号に一定の遅延時間を持たせて走査光検出遅延信号を出力する遅延回路から構成し、走査光検出信号から生成する水平同期信号を装置制御の契機とする光走査装置において、
前記遅延時間は走査光検出信号に異常がある場合には走査光異常検出信号が出力される時間以上で定義し、走査光検出信号に異常がない場合には前記走査光検出遅延信号を水平同期信号として出力し、走査光検出信号に異常がある場合には前記擬似走査光検出信号を水平同期信号として出力することにより達成される。
前記遅延時間は走査光検出信号に異常がある場合には走査光異常検出信号が出力される時間以上で定義し、走査光検出信号に異常がない場合には前記走査光検出遅延信号を水平同期信号として出力し、走査光検出信号に異常がある場合には前記擬似走査光検出信号を水平同期信号として出力することにより達成される。
水平同期信号が正常に検出できない場合においても、期待されるスループットと画質を維持できる。
以下、本発明の実施例を図面を用いて説明する。
図3は,レーザ光源が2個の場合における本発明の一実施例を示すタイミングチャートである。水平同期取り期間において、まずレーザビームのON/OFF信号をONの状態とし、この状態でレーザ光源10から出射したレーザビームが回転多面鏡20で反射し、fθレンズ30を通じて走査光検出器50に入射すると、各走査光検出信号に対応するレーザビームのON/OFF信号をOFFし、レーザビーム1本あたり1回の水平同期信号をt0遅れて出力する。ここで、t0は走査光検出信号に異常がある場合には走査光異常検出信号が出力される時間より長い時間で定義する。このとき、レーザビーム1に対する走査光検出信号の周期t1mと、レーザビームn−1に対する走査光検出信号とレーザビームnに対する走査光検出信号の時間差t2mを記憶する。次に、この状態で走査光検出信号の異常を検出した場合、水平同期信号は前回の水平同期信号からt2(m−2)遅れて出力し、t1(m−1)の周期で水平同期信号をレーザ光源の個数だけ出力する。
図4は、本発明の一実施例を示すブロック図である。走査光が走査光検出器上を走査し、走査光検出信号が出力されると、遅延回路が一定時間の遅延を持たせてセレクタへ送信する。遅延時間は走査光検出器の出力の異常を検出するのに必要な時間より長い時間で定義する。また、走査光検出周期記憶部は走査光検出信号の周期と間隔を記憶し、擬似走査光検出信号生成部は記憶された時間を使用して擬似走査光検出信号を出力する。ここで、走査光異常検出部は走査光検出信号を監視し、走査周期・走査光間隔・信号個数に異常がある場合には走査光検出異常検出信号を出力し、走査光検出異常信号が出力されると、擬似走査光検出信号生成部はそのラスタにおける走査光検出信号の周期と間隔を記憶せず、前回の周期と間隔を用いた擬似走査光検出信号を生成する。セレクタは、走査光検出信号に異常がない場合には前述の遅延を持たせた走査光検出信号を水平同期信号として出力し、走査光検出信号に異常がある場合には擬似走査光検出信号を水平同期信号として出力する。
本発明を用いることで、水平同期信号に異常が生じた場合においても装置の動作を停止させることなく、装置が期待する動作を実現できる。
10…レーザ光源、20…回転多面鏡、30…Fθレンズ、40…感光ドラム、50…走査光検出センサである。
Claims (1)
- 回転多面鏡と、前記回転多面鏡に照射して走査される複数本のレーザ光と、前記レーザ走査光を規定の位置で検出する走査光検出器と、前記走査光検出器の出力する走査光検出信号を監視し走査周期・走査光間隔・信号個数に異常がある場合には走査光異常検出信号を出力する走査光異常検出部と、前記走査光検出器の走査周期と走査光間隔を記憶する記憶手段と、予め記憶されている前回の走査光検出信号の走査周期と信号間隔をもとに擬似走査光検出信号を出力する擬似走査光検出信号生成部と、走査光検出信号に一定の遅延時間を持たせて走査光検出遅延信号を出力する遅延回路から構成し、走査光検出信号から生成する水平同期信号を装置制御の契機とする光走査装置において、
前記遅延時間は走査光検出信号に異常がある場合には走査光異常検出信号が出力される時間以上で定義し、走査光検出信号に異常がない場合には前記走査光検出遅延信号を水平同期信号として出力し、走査光検出信号に異常がある場合には前記擬似走査光検出信号を水平同期信号として出力することを特徴とする光走査装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004015434A JP2005208379A (ja) | 2004-01-23 | 2004-01-23 | 光走査装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004015434A JP2005208379A (ja) | 2004-01-23 | 2004-01-23 | 光走査装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005208379A true JP2005208379A (ja) | 2005-08-04 |
Family
ID=34900901
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004015434A Pending JP2005208379A (ja) | 2004-01-23 | 2004-01-23 | 光走査装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2005208379A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8581950B2 (en) | 2010-09-20 | 2013-11-12 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Image forming apparatus and method of the same |
-
2004
- 2004-01-23 JP JP2004015434A patent/JP2005208379A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US8581950B2 (en) | 2010-09-20 | 2013-11-12 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Image forming apparatus and method of the same |
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