JP2002326387A - 画像形成装置およびそのレーザ異常検出方法 - Google Patents

画像形成装置およびそのレーザ異常検出方法

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JP2002326387A
JP2002326387A JP2001131781A JP2001131781A JP2002326387A JP 2002326387 A JP2002326387 A JP 2002326387A JP 2001131781 A JP2001131781 A JP 2001131781A JP 2001131781 A JP2001131781 A JP 2001131781A JP 2002326387 A JP2002326387 A JP 2002326387A
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laser
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Masatake Takahashi
正剛 高橋
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 画像形成中にもレーザビーム光量の異常すな
わち光学系故障を検出でき、また、BD信号の検出がで
きなくなったときに、BD故障であるか、レーザ光量故
障であるかを判別することができる画像形成装置,レー
ザ異常検出方法を提供する。 【解決手段】 主走査方向の画像領域外の領域において
レーザ光を発生させ(S601)、その際のレーザ光量
が所定のレベルの範囲内にあるか判断し(S603)、
所定のレベルの範囲内にあると判断できない場合に光学
系故障(S607)と判断する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、レーザビームを走
査して画像を形成する、電子写真方式のプリンタ等の画
像形成装置に関し、特にそのレーザビームについての故
障検出に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、電子写真装置は、例えば特開平5
−116434号公報に記載されているように、レーザ
ビームの発光量が基準値以下となる異常の有無を検出す
る異常検出手段と、レーザビーム位置検出手段の位置タ
イミングを監視することによりレーザビームの主走査速
度について異常の有無を検出する異常検出手段と、前記
の異常手段の結果が共に異常ありの場合に、前記レーザ
ビームの故障が発生したと判断し、該故障を示すステー
タス信号を発生する故障判断手段を有している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述の
従来例では、画像形成中にレーザビーム光量の検出をし
ていないので、画像形成中にレーザビーム光量の異常が
発生してもわからなかった。また、画像形成中にレーザ
光量の検出を行っている最中にレーザビーム位置検出で
きなくなったときは、レーザビーム位置検出故障(以下
BD故障という)であるか、レーザビーム光量故障(以下
レーザ光量故障という)であるかわからなかった。
【0004】本発明は、このような状況のもとでなされ
たもので、画像形成中にもレーザビーム光量の異常すな
わち光学系故障を検出でき、また、BD信号の検出がで
きなくなったときに、BD故障であるか、レーザ光量故
障であるかを判別することができる画像形成装置,レー
ザ異常検出方法を提供することを目的とするものであ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明では、画像形成装置を次の(1)ないし
(6)のとおりに構成し、レーザ異常検出方法を次の
(7),(8)のとおりに構成する。
【0006】(1)画像形成のためのレーザ光を発生す
るレーザ光発生手段と、前記レーザ光発生手段で発生し
たレーザ光の光量を検出するレーザ光量検出手段と、主
走査方向の画像領域外の領域において前記レーザ光発生
手段によりレーザ光を発生させ、その際に前記レーザ光
量検出手段により検出した光量のレベルが所定の範囲内
に無い場合に光学系故障と判断する光学系故障検出手段
と、を備えた画像形成装置。
【0007】(2)画像形成のためのレーザ光を発生す
るレーザ光発生手段と、前記レーザ光発生手段で発生し
たレーザ光の光量を検出するレーザ光量検出手段と、主
走査方向の画像領域外の領域において前記レーザ光発生
手段で発生したレーザ光を受けて同期信号を生成する同
期信号生成手段と、前記同期信号生成手段で同期信号が
生成できなくなった場合に、前記レーザ光発生手段によ
り強制的にレーザ光を発生させ、その際に前記レーザ光
量検出手段により検出した光量のレベルが所定の範囲内
に有るときは、レーザビーム位置検出故障と判別し、所
定の範囲内に無いときはレーザビーム光量故障と判別す
る故障判別手段と、を備えた画像形成装置。
【0008】(3)画像形成のためのレーザ光を発生す
るレーザ光発生手段と、前記レーザ光発生手段で発生し
たレーザ光の光量を検出するレーザ光量検出手段と、主
走査方向の画像領域外の領域において前記レーザ光発生
手段で発生したレーザ光を受けて同期信号を生成する同
期信号生成手段と、主走査方向の画像領域外の領域にお
いて前記レーザ光発生手段によりレーザ光を発生させ、
その際に前記レーザ光量検出手段により検出した光量の
レベルが所定の範囲内に無い場合に光学系故障と判断す
る光学系故障検出手段と、前記同期信号生成手段で同期
信号が生成できなくなった場合に、前記レーザ光発生手
段により強制的にレーザ光を発生させ、その際に前記レ
ーザ光量検出手段により検出した光量のレベルが所定の
範囲内に有るときは、レーザビーム位置検出故障と判別
し、所定の範囲内に無いときはレーザビーム光量故障と
判別する故障判別手段と、を備えた画像形成装置。
【0009】(4)前記(1)または(3)記載の画像
形成装置において、前記光学系故障検出手段は、任意の
時期に故障検出を行う画像形成装置。
【0010】(5)前記(2)または(3)記載の画像
形成装置において、前記故障判別手段が故障を判別した
とき、ただちに画像形成を中止しユーザに通知する手段
を備えた画像形成装置。
【0011】(6)前記(2)または(3)記載の画像
形成装置において、前記故障判別手段が故障を判別した
とき、形成中の画像を出力するとともにユーザに通知す
る手段を備えた画像形成装置。
【0012】(7)画像形成装置におけるレーザ異常検
出方法であって、主走査方向の画像領域外の領域におい
てレーザ光を発生させるステップAと、前記ステップA
によりレーザ光を発生させた際のレーザ光量が所定のレ
ベルの範囲内にあるか判断するステップBと、前記ステ
ップBで所定のレベルの範囲内にあると判断できない場
合に光学系故障と判断するステップCと、を備えた画像
形成装置におけるレーザ異常検出方法。
【0013】(8)画像形成装置におけるレーザ異常検
出方法であって、水平同期信号が生成できたか判断する
ステップAと、前記ステップAにおいて生成できたと判
断できない場合に、強制的にレーザ光を発生させるステ
ップBと、前記ステップBにおいて強制的にレーザ光を
発生した際にレーザ光量のレベルが所定の範囲内に有る
か判断するステップCと、前記ステップCにおいて所定
の範囲内に有ると判断したときレーザビーム位置検出故
障と判別するステップDと、前記ステップCにおいて所
定の範囲内に無いと判断したときレーザビーム光量故障
と判別するステップEと、を備えた画像形成装置におけ
るレーザ異常検出方法。
【0014】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を画像形
成装置の実施例により詳しく説明する。なお、本発明
は、装置の形に限らず、実施例の説明に裏付けられえ
て、方法の形で実施することもできる。
【0015】
【実施例】(実施例1)図1は、実施例1である“画像
形成装置”の要部構成を示すブロック図である。図1に
おいて、102はビデオコントローラであり、ホストコ
ンピュータ101からの画像データをレーザ駆動用のビ
デオ信号VDOに変換し、レーザ駆動回路104に送信
する。レーザ駆動回路104はエンジンコントローラ1
03によって制御される。レーザ駆動回路104はビデ
オ信号VDOに応じてレーザダイオード105をオン,
オフし、スキャナモータ106上にあるポリゴンミラー
112に向けて、レーザ光を照射する。ポリゴンミラー
112は回転しながらレーザ光を反射して、一定速度で
水平方向に走査させる。レーザ光はfθレンズ107を
透過し、折り返しミラー108によって反射され、感光
ドラム109に照射され、感光ドラム109の表面に静
電潜像が形成される。レーザの反射光が感光ドラム10
9に当たらない非画像領域には、光センサ111が配置
されており、レーザ光が反射ミラー110で反射折り返
され、光センサ111に入力すると水平同期信号である
BD(Beam Detect)信号が出力され、エン
ジンコントローラ103に送信される。エンジンコント
ローラ103はBD信号を波形整形してBDO(BD
Out)信号を生成し、ビデオコントローラ102に送
信する。
【0016】ビデオコントローラ102はBDO信号に
同期して1ライン分の画像データのVDO信号をレーザ
駆動回路104に送信する。レーザ駆動回路104はV
DO信号に応じてレーザダイオード105をオン,オフ
し、感光ドラム109上に静電潜像を形成する。
【0017】この様子を図2に基づいて説明する。図2
において、LONはエンジンコントローラ103がレー
ザ駆動回路104を制御する信号であり、L(Low)
レベルでレーザダイオード105を強制発光させる信号
である。
【0018】ENB信号は、エンジンコントローラ10
3が生成しレーザ駆動回路104に出力する信号であ
り、また、ビデオコントローラ102からレーザ駆動回
路104へ送られてくるVDO信号に基づいてレーザダ
イオード105をオン,オフさせるのを許可する信号で
あり、LOWレベルで許可となり、この期間が画像領域
であることを示す。また、H(High)レベルで非画
像領域を示す。また、このための論理回路はレーザ駆動
回路104に組み込まれている。
【0019】レーザ駆動回路104は、LON信号がL
OWレベルのときと、およびENB信号がLOWレベル
かつDATA信号VDOがLOWレベルのときにレーザ
ダイオード105を発光させる機能をもつ。ENB信号
は、主走査方向の画像領域を示す信号である。
【0020】エンジンコントローラ103は、まず、B
D信号を検出するためにLON信号をLOWレベルにし
てレーザ発光させる(t1参照、以下同様)。BD信号
が検出される(t2)と、エンジンコントローラ103
は直ちにBDO信号を生成し、ビデオコントローラ10
2に送信する。
【0021】ビデオコントローラ102はBDO信号か
ら所定時間後、図2の例ではta後にレーザの1走査分
のVDO信号をレーザ駆動回路104に送信する。エン
ジンコントローラ103は画像領域になるタイミング
(t4)でENB信号をLOWレベルにし、VDO信号
によるレーザ発光を許可する。
【0022】レーザ駆動回路104はVDO信号に基づ
いてレーザダイオード105をオン,オフし、感光ドラ
ム109上に静電潜像を形成して行く。
【0023】そして、レーザ走査位置が非画像領域にな
るタイミング(t6)でエンジンコントローラ103は
ENB信号をHIGHレベルにしてVDO信号によるレ
ーザ発光を禁止する。
【0024】次に、エンジンコントローラ103は次の
BD信号を検出するためにLON信号をLOWレベルに
しレーザを発光させ(t1′)、次のBD信号を検知す
る(t2′)というように同様の動作を繰り返す。
【0025】このようにして、各1ライン毎にBD信号
を検出し、そのBD信号に同期して1ライン分の画像デ
ータVDOをレーザ駆動回路104に送信し、その信号
に基づいてレーザダイオード105をオン,オフすると
いう動作を繰り返すことにより、図2に示すようなプリ
ント用紙の画像、本説明では縦線の画像が形成される。
【0026】このような一連の画像形成の途中で、レー
ザ光量の確認とBD信号の確認をする必要がある。
【0027】本実施例の画像形成装置では、プリント
中、常にENB信号外の領域でレーザを発光させ、常に
そのレーザ光量を確認し、レーザ光量レベルがある一定
レベルの範囲中に入っていれば、光学系は故障していな
いので画像保証光量レベルと判断し、続けてプリント動
作を行う。
【0028】この様子を図3のタイミングチャートに示
す。副走査画像領域のLow域は、1枚のプリントの画
像領域である。光量レベル確認領域は、ENB信号外の
領域でレーザを発光させた時にレーザの光量を確認する
領域である。これは、Highで確認領域である(Hi
gh Ture)。光量レベルは、アナログ信号であ
り、電圧が高くなればなるほどレーザ光量が多くなる。
その破線内(画像保証光量レベル)は、レーザ光量の画
像保証レベルである。光量レベルがその破線内に入って
いれば、レーザ光量は画像保証光量レベルであると判断
する。図3のタイミングチャートでは、全てのレーザ光
量は画像保証光量レベルにあり、正常動作を示してい
る。
【0029】図4は、光学系故障が発生した時の動作を
示すタイミングチャートである。
【0030】図6は光学系故障の判断処理を示すフロー
チャートである。プリント中、常に光量レベル確認領域
で光量レベルを確認(S602参照、以下同様)し、画
像保証光量レベル内である時は光学系故障信号をHig
h(S604)にし、光学系故障でない(S605)と
判断する。画像保証光量レベル内に入っていない場合は
光学系故障信号をLow(S606)にし、光学系故障
である(S607)と判断する。光学系故障信号は、L
owで故障である。また、この光学系故障信号は、エン
ジンコントローラ103からビデオコントローラ102
へ出力する(S608,S609)。そして、更にビデ
オコントローラ102からホスト101に出力する(S
610,S611)。
【0031】ビデオコントローラ102からの光学系故
障信号は、ここには示していない本画像形成装置のコン
トロールパネルに出力しても良い。ユーザなどは、この
光学系故障信号によって画像が正常に出力されたかされ
なかったかを確認できる。
【0032】図5も光学系故障が発生した時のタイミン
グチャートである。先に説明した図4の動作説明と同様
なのでその説明は省略する。
【0033】このように、プリント中、常にENB信号
外(主走査方向画像領域外)の領域でレーザを発光さ
せ、常にそのレーザ光量を確認することによって、正常
に画像が描けたかどうかをユーザが知ることが出来る。
【0034】次に、前記光学系故障の場合等において、
BD故障かレーザ光量故障かの切り分けを行う。BD信
号の立下りエッジが取れなくなった場合、レーザを強制
発光させ、そのレーザ光量を確認し、レーザ光量レベル
がある一定レベルの範囲中に入っているときは、BD故
障と判断する。また、BDの立下りエッジが取れなくな
った場合、レーザを強制発光させ、そのレーザ光量を確
認し、レーザ光量レベルがある一定レベルの範囲中に入
っていないときは、レーザ光量故障と判断する。この様
子を図7,図8のタイミングチャートに示す。
【0035】図9はBD故障かレーザ光量故障かを判別
する処理を示すフローチャートである。プリント中、常
にBD信号の立下りエッジを確認(S901)し、BD
信号の立下りエッジがあるときは、ENB信号外の領域
でレーザを発光させ、そのレーザ光量の確認を行う。こ
れは前述のとおりである。プリント中、常にBD信号の
立下りエッジを確認(S901)し、BD信号の立下り
エッジが取れなくなった場合(S902,NO)は、レ
ーザを強制発光させそのレーザ光量を確認(S903)
し、レーザ光量レベルがある一定レベルの中に入ってい
るとき(S904,YES)はBD故障信号をLow
(S905)にし、BD故障(S906)と判断する。
BD故障信号がLowでBD故障である。また、BD信
号の立下りエッジが取れなくなった場合(S902,N
O)、レーザを発光させそのレーザ光量を確認し、レー
ザ光量レベルがある一定レベルの中に入っていないとき
(S904,NO)はレーザ光量故障信号をLow(S
907)にし、レーザ光量故障(S908)と判断す
る。レーザ光量故障信号がLowでレーザ光量故障であ
る。
【0036】また、このBD故障信号とレーザ光量故障
信号は、エンジンコントローラ103からビデオコント
ローラ102へ出力する(S609,S610)。そし
て、更にビデオコントローラ102からホスト101に
出力する(S611,S612)。
【0037】ビデオコントローラ102からのBD故障
信号とレーザ光量故障信号は、ここには示していない画
像形成装置のコントロールパネルに出力しても良い。こ
のBD故障信号とレーザ光量故障信号が故障側のLow
になった時、ただちにプリントを止めてユーザに知らせ
る、もしくは、プリントを終わらせてユーザに知らせる
という動作を行う。
【0038】なお、レーザ光量の検出には、レーザダイ
オードの光出力を検出し光量の自動調整を行う回路に用
いられているフォトダイオードの出力を利用している。
また、故障検出に用いる、ENB信号外(主走査方向画
像領域外)の領域でのレーザ発光は、BD信号生成のた
めの発光を利用しているが、これに限らず、故障検出用
のレーザ発光を別個に行っても良い。
【0039】以上説明したように、本実施例によれば、
画像形成中にもレーザビーム光量の異常すなわち光学系
故障を検出でき、また、BD信号の検出ができなくなっ
たときに、BD故障であるか、レーザ光量故障であるか
を判別することができる。
【0040】(実施例2)実施例1では、プリント中、
常にENB信号外の領域でレーザを発光させ、そのレー
ザ光量を確認しているが、プリント中、ENB信号外の
領域でレーザを発光させ、周期的(間欠的)にそのレー
ザ光量を確認することも出来る。この例を実施例2とし
て説明する。
【0041】図10のタイミングチャートにより説明す
る。プリント中、常にENB信号外の領域でレーザを発
光させ、図示のように、2回に1度の割合で周期的にそ
のレーザ光量を確認し、レーザ光量レベルがある一定レ
ベルの中に入っていれば、光学系の故障はしていないの
で画像保証光量レベルと判断し、続けてプリント動作を
行う。
【0042】例えば、BD信号が2回入る毎に光量レベ
ル確認信号をHighにして光量レベルを確認する。光
量レベルが画像保証光量レベル内(破線内)に入ってい
れば、レーザ光量は画像保証光量レベルであると判断す
る。図10のタイミングチャートでは、全てのレーザ光
量は画像保証光量レベルである。
【0043】図11は実施例2における光学系故障の判
断処理を示すフローチャートである。プリント中、BD
信号が2回入る毎に光量レベル確認領域で光量レベルを
確認(S1102)し、画像保証光量レベル内である場
合(S1103,YES)は光学系故障信号をHigh
(S1104)にし、光学系故障でない(S1105)
と判断する。画像保証光量レベル内に入っていない場合
(S1103,NO)は光学系故障信号をLow(S1
106)にし、光学系故障である(S1107)と判断
する。光学系故障信号は、Lowで故障である。また、
この光学系故障信号は、エンジンコントローラ103か
らビデオコントローラ102へ出力する(S1108,
S1109)ことやビデオコントローラ102からホス
ト101に出力すること(S1110,S1111)が
出来る。ユーザなどは、この光学系故障信号によって画
像が正常に出力されたかされなかったかを確認できる。
【0044】このように、本実施例によれば、プリント
中、常にENB信号外の領域でレーザを発光させ、周期
的にそのレーザ光量を確認することによって、正常に画
像が描けたかどうかをユーザが知ることが出来ると同時
に、ソフトウエア制御を簡略化することが出来る。
【0045】(実施例3)以上、述べた実施例1,2で
は、プリント中、常にENB信号外の領域でレーザを発
光させ、常にそのレーザ光量を確認もしくは周期的にレ
ーザ光量を確認しているが、プリント中、ENB信号外
の領域でレーザを発光させ、ある任意の領域でそのレー
ザ光量を確認することも出来る。この例を実施例3とし
て説明する。
【0046】図12のタイミングチャートにより本実施
例の動作を説明する。プリント中、常にENB信号外の
領域でレーザを発光させ、ある任意の領域でそのレーザ
光量を確認し、レーザ光量レベルがある一定レベルの中
に入っていれば、光学系の故障はしていないので画像保
証光量レベルと判断し、続けてプリント動作を行う。
【0047】BD信号がある任意の領域入る毎に光量レ
ベル確認信号をHighにして光量レベルを確認する。
光量レベルが画像保証光量レベル内(破線内)に入って
いれば、レーザ光量は画像保証光量レベルであると判断
する。図12のタイミングチャートでは、全てのレーザ
光量は画像保証光量レベルである。
【0048】図13は本実施例における光学系故障の判
断処理を示すフローチャートである。プリント中、ある
任意の光量レベル確認領域で光量レベルを確認(S13
01,S1302)し、画像保証光量レベル内である場
合(S1303,YES)は光学系故障信号をHigh
(S1304)にし、光学系故障でない(S1305)
と判断する。画像保証光量レベル内に入っていない場合
(S1303,NO)は光学系故障信号をLow(S1
306)にし、光学系故障である(S1307)と判断
する。光学系故障信号は、Lowで故障である。ある任
意の光量レベル確認領域は、例えばソフトウエアの動作
が楽な時やランダムにある任意の光量レベル確認領域で
ある。また、この光学系故障信号は、エンジンコントロ
ーラ103からビデオコントローラ102へ出力する
(S1308、S1309)ことやビデオコントローラ
102からホスト101に出力する(S1310、S1
311)ことが出来る。ユーザなどは、この光学系故障
信号によって画像が正常に出力されたかされなかったか
を確認できる。
【0049】このように、本実施例によれば、プリント
中、常にENB信号外の領域でレーザを発光させ、ある
任意の領域でそのレーザ光量を確認することによって、
正常に画像が描けたかどうかをユーザが知ることが出来
ると同時に、ソフトウエア制御を簡略化することが出来
る。
【0050】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
画像形成中にもレーザビーム光量の異常すなわち光学系
故障を検出でき、また、BD信号の検出ができなくなっ
たときに、BD故障であるか、レーザ光量故障であるか
を判別することができる。
【0051】詳しくは、請求項1,3,4,5,6,7
記載の発明によれば、画像形成中にもレーザビーム光量
の異常すなわち光学系故障を検出でき、請求項2,3,
4,5,6,8記載の発明によれば、BD信号の検出が
できなくなったときに、BD故障であるか、レーザ光量
故障であるかを判別することができる。
【0052】また、請求項5,6記載の発明によれば、
ユーザに確実に画像不良を知らせることが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例1の要部構成を示すブロック図
【図2】 実施例1の動作を示すタイミングチャート
【図3】 正常時の動作を示すタイミングチャート
【図4】 光学系故障時の動作を示すタイミングチャー
【図5】 光学系故障時の動作を示すタイミングチャー
【図6】 実施例1における光学系故障の判断処理を示
すフローチャート
【図7】 BD故障時の動作を示すタイミングチャート
【図8】 レーザ光量故障時の動作を示すタイミングチ
ャート
【図9】 BD故障かレーザ光量故障かを判別する処理
を示すフローチャート
【図10】 実施例2の動作を示すタイミングチャート
【図11】 実施例2における光学系故障の判断処理を
示すフローチャート
【図12】 実施例3の動作を示すタイミングチャート
【図13】 実施例3における光学系故障の判断処理を
示すフローチャート
【符号の説明】
101 ホストコンピュータ 102 ビデオコントローラ 103 エンジンコントローラ 104 レーザ駆動回路 105 2ビームレーザダイオード
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 1/036 H04N 1/23 103Z 5C062 1/113 B41J 3/00 M 5C072 1/23 103 H04N 1/04 104A 5C074 Fターム(参考) 2C362 AA52 AA53 AA73 AA74 BB29 BB32 BB33 BB34 EA00 EA04 EA07 2H027 DA07 DE02 DE07 EK03 GB07 2H045 CA88 CB42 DA41 2H076 AB05 AB12 AB85 EA22 5C051 AA02 CA07 DA02 DB02 DB07 DB22 DB24 DB30 DC03 DE33 5C062 AB22 AB33 AC04 AC55 AC58 AE15 5C072 AA03 BA13 HA02 HA06 HA13 HB08 HB13 HB20 XA05 5C074 AA07 BB03 BB26 CC22 EE02 EE04 HH10

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像形成のためのレーザ光を発生するレ
    ーザ光発生手段と、 前記レーザ光発生手段で発生したレーザ光の光量を検出
    するレーザ光量検出手段と、 主走査方向の画像領域外の領域において前記レーザ光発
    生手段によりレーザ光を発生させ、その際に前記レーザ
    光量検出手段により検出した光量のレベルが所定の範囲
    内に無い場合に光学系故障と判断する光学系故障検出手
    段と、を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 画像形成のためのレーザ光を発生するレ
    ーザ光発生手段と、前記レーザ光発生手段で発生したレ
    ーザ光の光量を検出するレーザ光量検出手段と、 主走査方向の画像領域外の領域において前記レーザ光発
    生手段で発生したレーザ光を受けて同期信号を生成する
    同期信号生成手段と、 前記同期信号生成手段で同期信号が生成できなくなった
    場合に、前記レーザ光発生手段により強制的にレーザ光
    を発生させ、その際に前記レーザ光量検出手段により検
    出した光量のレベルが所定の範囲内に有るときは、レー
    ザビーム位置検出故障と判別し、所定の範囲内に無いと
    きはレーザビーム光量故障と判別する故障判別手段と、
    を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  3. 【請求項3】 画像形成のためのレーザ光を発生するレ
    ーザ光発生手段と、 前記レーザ光発生手段で発生したレーザ光の光量を検出
    するレーザ光量検出手段と、 主走査方向の画像領域外の領域において前記レーザ光発
    生手段で発生したレーザ光を受けて同期信号を生成する
    同期信号生成手段と、 主走査方向の画像領域外の領域において前記レーザ光発
    生手段によりレーザ光を発生させ、その際に前記レーザ
    光量検出手段により検出した光量のレベルが所定の範囲
    内に無い場合に光学系故障と判断する光学系故障検出手
    段と、 前記同期信号生成手段で同期信号が生成できなくなった
    場合に、前記レーザ光発生手段により強制的にレーザ光
    を発生させ、その際に前記レーザ光量検出手段により検
    出した光量のレベルが所定の範囲内に有るときは、レー
    ザビーム位置検出故障と判別し、所定の範囲内に無いと
    きはレーザビーム光量故障と判別する故障判別手段と、
    を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  4. 【請求項4】 請求項1または3記載の画像形成装置に
    おいて、 前記光学系故障検出手段は、任意の時期に故障検出を行
    うことを特徴とする画像形成装置。
  5. 【請求項5】 請求項2または3記載の画像形成装置に
    おいて、 前記故障判別手段が故障を判別したとき、ただちに画像
    形成を中止しユーザに通知する手段を備えたことを特徴
    とする画像形成装置。
  6. 【請求項6】 請求項2または3記載の画像形成装置に
    おいて、 前記故障判別手段が故障を判別したとき、形成中の画像
    を出力するとともにユーザに通知する手段を備えたこと
    を特徴とする画像形成装置。
  7. 【請求項7】 画像形成装置におけるレーザ異常検出方
    法であって、 主走査方向の画像領域外の領域においてレーザ光を発生
    させるステップAと、 前記ステップAによりレーザ光を発生させた際のレーザ
    光量が所定のレベルの範囲内にあるか判断するステップ
    Bと、 前記ステップBで所定のレベルの範囲内にあると判断で
    きない場合に光学系故障と判断するステップCと、を備
    えたことを特徴とする画像形成装置におけるレーザ異常
    検出方法。
  8. 【請求項8】 画像形成装置におけるレーザ異常検出方
    法であって、 水平同期信号が生成できたか判断するステップAと、 前記ステップAにおいて生成できたと判断できない場合
    に、強制的にレーザ光を発生させるステップBと、 前記ステップBにおいて強制的にレーザ光を発生した際
    にレーザ光量のレベルが所定の範囲内に有るか判断する
    ステップCと、 前記ステップCにおいて所定の範囲内に有ると判断した
    ときレーザビーム位置検出故障と判別するステップD
    と、 前記ステップCにおいて所定の範囲内に無いと判断した
    ときレーザビーム光量故障と判別するステップEと、を
    備えたことを特徴とする画像形成装置におけるレーザ異
    常検出方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7567268B2 (en) * 2005-08-23 2009-07-28 Ricoh Company, Limited Image forming apparatus and abnormality detecting method

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