JP2003089237A - 画像形成装置 - Google Patents
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- JP2003089237A JP2003089237A JP2001282641A JP2001282641A JP2003089237A JP 2003089237 A JP2003089237 A JP 2003089237A JP 2001282641 A JP2001282641 A JP 2001282641A JP 2001282641 A JP2001282641 A JP 2001282641A JP 2003089237 A JP2003089237 A JP 2003089237A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 同期検知信号の異常検出時でも該異常状態や
印字対象物の内容如何により印字動作の続行が可能な画
像形成装置を提供する。 【解決手段】 ポリゴンモータ58で回転駆動されるポ
リゴンミラー59により光源部40からの複数のビーム
光を周期的に副走査方向に偏向させて感光体面を主走査
方向に走査するビーム光走査部60と、主走査方向の書
き込み領域外の前記ビーム光を検知して、同期検知信号
を生成する同期検知センサ51と、該同期検知信号に基
づいて、ライン同期信号を生成するライン同期信号生成
部55と、画素クロックを生成する画素クロック生成部
56とを有し、同期検知センサ51からの出力状態を判
定する出力判定部52aと、該判定結果に基づいて異常
状態を通知する異常通知部52cと、通知された異常状
態と印字すべき画像情報とに基づいて、印字動作の継続
あるいは停止の選択を行なうことができる印字継続/停
止選択回路54とを併せ持つ。
印字対象物の内容如何により印字動作の続行が可能な画
像形成装置を提供する。 【解決手段】 ポリゴンモータ58で回転駆動されるポ
リゴンミラー59により光源部40からの複数のビーム
光を周期的に副走査方向に偏向させて感光体面を主走査
方向に走査するビーム光走査部60と、主走査方向の書
き込み領域外の前記ビーム光を検知して、同期検知信号
を生成する同期検知センサ51と、該同期検知信号に基
づいて、ライン同期信号を生成するライン同期信号生成
部55と、画素クロックを生成する画素クロック生成部
56とを有し、同期検知センサ51からの出力状態を判
定する出力判定部52aと、該判定結果に基づいて異常
状態を通知する異常通知部52cと、通知された異常状
態と印字すべき画像情報とに基づいて、印字動作の継続
あるいは停止の選択を行なうことができる印字継続/停
止選択回路54とを併せ持つ。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像形成装置に関
し、特に、ポリゴンモータによって回転されるポリゴン
ミラーを用いて、複数の光源からのビーム光を周期的に
副走査方向に偏向させて、感光体面を主走査方向に走査
するビーム光走査手段と、主走査方向の書き込み開始位
置を規定するための同期検知信号を生成して出力する同
期検知信号生成手段と、該同期検知信号に基づいてライ
ン同期信号を生成して出力するライン同期信号生成手段
と、前記同期検知信号に基づいて画素クロックを生成し
て出力する画素クロック生成手段とを有する画像形成装
置に関する。
し、特に、ポリゴンモータによって回転されるポリゴン
ミラーを用いて、複数の光源からのビーム光を周期的に
副走査方向に偏向させて、感光体面を主走査方向に走査
するビーム光走査手段と、主走査方向の書き込み開始位
置を規定するための同期検知信号を生成して出力する同
期検知信号生成手段と、該同期検知信号に基づいてライ
ン同期信号を生成して出力するライン同期信号生成手段
と、前記同期検知信号に基づいて画素クロックを生成し
て出力する画素クロック生成手段とを有する画像形成装
置に関する。
【0002】本発明に係る画像形成装置は、例えば、レ
ーザプリンタ装置、デジタル複写機、インクジェット記
録装置、及び、デジタル複合機等の各種画像形成装置に
応用可能なものであり、モノクロ印刷、フルカラー印刷
の如何に関わらず応用可能である。
ーザプリンタ装置、デジタル複写機、インクジェット記
録装置、及び、デジタル複合機等の各種画像形成装置に
応用可能なものであり、モノクロ印刷、フルカラー印刷
の如何に関わらず応用可能である。
【0003】
【従来の技術】特開平11−155082号公報「同期
信号判定回路及び同期信号判定方法」において提案され
ている技術は、シリアルデジタル映像信号をパラレルデ
ジタル映像信号に変換するS/P変換用ICからの同期
信号を監視して、同期信号が有るか否かの判定を正確に
行なうことができる同期信号判定回路を提供せんとする
ものである。
信号判定回路及び同期信号判定方法」において提案され
ている技術は、シリアルデジタル映像信号をパラレルデ
ジタル映像信号に変換するS/P変換用ICからの同期
信号を監視して、同期信号が有るか否かの判定を正確に
行なうことができる同期信号判定回路を提供せんとする
ものである。
【0004】即ち、シリアルデジタル映像信号をパラレ
ルデジタル映像信号に変換するために、シリアルデジタ
ル映像信号に含まれている同期信号を検出する従来のS
/P変換用ICの同期検出回路にあっては、該同期検出
回路が同期信号を誤検出した場合であっても、即「同期
信号有り」と誤判定して、S/P変換用ICを駆動して
しまうという問題が生じている。
ルデジタル映像信号に変換するために、シリアルデジタ
ル映像信号に含まれている同期信号を検出する従来のS
/P変換用ICの同期検出回路にあっては、該同期検出
回路が同期信号を誤検出した場合であっても、即「同期
信号有り」と誤判定して、S/P変換用ICを駆動して
しまうという問題が生じている。
【0005】かくのごとき誤判定が生じる理由として
は、S/P変換用ICの中には、長距離のケーブル伝送
などにより、信号レベルが低下した状態のシリアルデジ
タル信号が入力されてくる場合に備えて、自動的に入力
信号レベルを増幅させるオートイコライジング機能を有
するものがあることによっている。即ち、かかるオート
イコライジング機能により、たとえ、同期信号が入力さ
れてきていない時であっても、S/P変換用ICへのノ
イズ入力を増幅した結果として、該ノイズ入力を同期検
出回路が誤って「同期信号有り」と判定してしまうこと
がある。
は、S/P変換用ICの中には、長距離のケーブル伝送
などにより、信号レベルが低下した状態のシリアルデジ
タル信号が入力されてくる場合に備えて、自動的に入力
信号レベルを増幅させるオートイコライジング機能を有
するものがあることによっている。即ち、かかるオート
イコライジング機能により、たとえ、同期信号が入力さ
れてきていない時であっても、S/P変換用ICへのノ
イズ入力を増幅した結果として、該ノイズ入力を同期検
出回路が誤って「同期信号有り」と判定してしまうこと
がある。
【0006】而して、特開平11−155082号公報
において提案されている同期信号判定回路は、前述のご
とく、ノイズ入力によって引き起こされるS/P変換用
ICからの同期信号の誤検出を防ぐことができ、確実に
「同期信号あり」あるいは「同期信号なし」を判定する
ことができる同期信号判定回路及び同期信号判定方法を
提供することを目的としている。
において提案されている同期信号判定回路は、前述のご
とく、ノイズ入力によって引き起こされるS/P変換用
ICからの同期信号の誤検出を防ぐことができ、確実に
「同期信号あり」あるいは「同期信号なし」を判定する
ことができる同期信号判定回路及び同期信号判定方法を
提供することを目的としている。
【0007】即ち、図6の同期信号判定回路23のブロ
ック構成図に示すごとく、サンプル信号抽出部21から
のサンプル信号が、「同期信号あり」を表わしている期
間のサンプルクロックを出力するAND回路24と、A
ND回路24より出力された該サンプルクロックをカウ
ントするカウンタ25と、「同期信号あり」と判断する
のに十分なサンプルクロック数の所要値を記憶しておく
ための固定値発生器27と、カウンタ25からのカウン
ト値と固定値発生器27からの所要値とを比較する比較
器26と、比較器26からの信号により、S/P変換用
ICからの映像データ出力と、固定パターン発生器から
の固定パターン信号出力とを切り替える信号を出力する
SR−F/F回路34とにより構成される「同期信号あ
り」の期間を判定する回路を、「同期信号なし」の期間
を判定する回路、即ち、AND回路29,カウンタ3
0,固定値発生器32及び比較器31と共に設けること
により、「同期信号あり」、「同期信号なし」を正確に
判定することができるとしているものである。
ック構成図に示すごとく、サンプル信号抽出部21から
のサンプル信号が、「同期信号あり」を表わしている期
間のサンプルクロックを出力するAND回路24と、A
ND回路24より出力された該サンプルクロックをカウ
ントするカウンタ25と、「同期信号あり」と判断する
のに十分なサンプルクロック数の所要値を記憶しておく
ための固定値発生器27と、カウンタ25からのカウン
ト値と固定値発生器27からの所要値とを比較する比較
器26と、比較器26からの信号により、S/P変換用
ICからの映像データ出力と、固定パターン発生器から
の固定パターン信号出力とを切り替える信号を出力する
SR−F/F回路34とにより構成される「同期信号あ
り」の期間を判定する回路を、「同期信号なし」の期間
を判定する回路、即ち、AND回路29,カウンタ3
0,固定値発生器32及び比較器31と共に設けること
により、「同期信号あり」、「同期信号なし」を正確に
判定することができるとしているものである。
【0008】而して、S/P変換用IC回路が引き起こ
すノイズ入力に基づく同期信号の誤検知期間よりも充分
大きな時間に亘って連続して信号状態をチェックして、
連続して「同期信号あり」または「同期信号なし」の状
態にあった場合に、はじめて、同期信号あり/なしの判
定結果を切り替えることにより、確実に、「同期信号あ
り」「同期信号なし」の判定を行なわんとするものであ
る。
すノイズ入力に基づく同期信号の誤検知期間よりも充分
大きな時間に亘って連続して信号状態をチェックして、
連続して「同期信号あり」または「同期信号なし」の状
態にあった場合に、はじめて、同期信号あり/なしの判
定結果を切り替えることにより、確実に、「同期信号あ
り」「同期信号なし」の判定を行なわんとするものであ
る。
【0009】一方、かかる判定結果に基づいて、「同期
信号なし」の状態にあると判定された異常状態にあって
は、S/P変換用ICからのデジタル映像信号を出力せ
ずに、固定パターン発生器からの固定パターン信号を、
確実に、出力せんとするものである。
信号なし」の状態にあると判定された異常状態にあって
は、S/P変換用ICからのデジタル映像信号を出力せ
ずに、固定パターン発生器からの固定パターン信号を、
確実に、出力せんとするものである。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】一般に、例えば、光源
として複数のレーザダイオード(以下LD)を用いる画
像形成装置においては、光源としてのビーム光を出射す
るためのLDが、経時的に劣化したり、あるいは、予期
せぬサージ電流により急激に劣化したりする場合があ
る。なお、ここに、予期せぬサージ電流とは、例えば、
他の回路から配線ケーブルなどに重畳してくるノイズな
どにより発生するものである。
として複数のレーザダイオード(以下LD)を用いる画
像形成装置においては、光源としてのビーム光を出射す
るためのLDが、経時的に劣化したり、あるいは、予期
せぬサージ電流により急激に劣化したりする場合があ
る。なお、ここに、予期せぬサージ電流とは、例えば、
他の回路から配線ケーブルなどに重畳してくるノイズな
どにより発生するものである。
【0011】かかる場合の一例として、複数の光源のう
ち一つでも出射性能が劣化した光源即ちLDが存在して
いる場合にあっては、前述のごとき従来技術において
は、同期信号判定回路即ち同期検出回路が正常な状態の
同期信号を生成することができなくなり、画像形成装置
内部では、エラー情報として、逐次蓄積され、出力すべ
き画像信号の印字動作が停止されてしまう結果に至るこ
とが、一般的な対処方法として知られている。
ち一つでも出射性能が劣化した光源即ちLDが存在して
いる場合にあっては、前述のごとき従来技術において
は、同期信号判定回路即ち同期検出回路が正常な状態の
同期信号を生成することができなくなり、画像形成装置
内部では、エラー情報として、逐次蓄積され、出力すべ
き画像信号の印字動作が停止されてしまう結果に至るこ
とが、一般的な対処方法として知られている。
【0012】一方、光源のLDが正常な状態にあるにも
関わらず、同期信号判定回路即ち同期検出回路に異常が
あった場合においても、前述のLDそのものの劣化時と
同様に、同期信号が正常に生成されず、その結果を受け
て、出力すべき画像信号の印字動作を停止してしまうこ
とがある。即ち、かかる場合にあっては、本来の複数の
各LDが正常であり、画像形成装置の画像品質には何ら
問題が無いにも関わらず、強制的に印字動作が停止され
てしまうため、その都度、機械即ち当該画像形成装置の
メンテナンスが必要になり、使い勝手の悪い状況が発生
することになる。
関わらず、同期信号判定回路即ち同期検出回路に異常が
あった場合においても、前述のLDそのものの劣化時と
同様に、同期信号が正常に生成されず、その結果を受け
て、出力すべき画像信号の印字動作を停止してしまうこ
とがある。即ち、かかる場合にあっては、本来の複数の
各LDが正常であり、画像形成装置の画像品質には何ら
問題が無いにも関わらず、強制的に印字動作が停止され
てしまうため、その都度、機械即ち当該画像形成装置の
メンテナンスが必要になり、使い勝手の悪い状況が発生
することになる。
【0013】本発明は、かかる事情に鑑みてなされたも
のであり、同期信号判定回路即ち同期検出回路の異常時
における問題点・不具合を解消することを目的としてい
るものである。具体的には、本発明に係る画像形成装置
は、以下のごとき目的を有しているものである。
のであり、同期信号判定回路即ち同期検出回路の異常時
における問題点・不具合を解消することを目的としてい
るものである。具体的には、本発明に係る画像形成装置
は、以下のごとき目的を有しているものである。
【0014】第1の目的は、同期検知信号の異常状態が
検知された場合において、従来であれば、強制的に印字
動作が停止されてしまうような状況にあったとしても、
当該画像形成装置の状態や印字対象物の内容如何によ
り、印字動作の続行を可能にすることにある。
検知された場合において、従来であれば、強制的に印字
動作が停止されてしまうような状況にあったとしても、
当該画像形成装置の状態や印字対象物の内容如何によ
り、印字動作の続行を可能にすることにある。
【0015】第2の目的は、同期検知信号の異常状態の
検知時において、当該画像形成装置の内部に予め設定さ
れている内部論理あるいは使用者による外部からの入力
指示のいずれかに基づいて、印字動作の続行を可能にす
ることにある。
検知時において、当該画像形成装置の内部に予め設定さ
れている内部論理あるいは使用者による外部からの入力
指示のいずれかに基づいて、印字動作の続行を可能にす
ることにある。
【0016】第3の目的は、複数の光源のうち、いずれ
かの光源が故障している状態であっても、印字動作の続
行を可能にすることにある。
かの光源が故障している状態であっても、印字動作の続
行を可能にすることにある。
【0017】第4の目的は、いずれかの光源が故障して
いる状態にあって、故障がない残りの光源のみにより印
字を継続させた場合において、副走査方向の倍率を変更
する手段を備えることにより、画像品質を向上させるこ
とを可能にすることにある。
いる状態にあって、故障がない残りの光源のみにより印
字を継続させた場合において、副走査方向の倍率を変更
する手段を備えることにより、画像品質を向上させるこ
とを可能にすることにある。
【0018】第5の目的は、前記副走査方向の倍率の変
更を、ポリゴンモータの回転数を変更させることにより
実現することにより、簡単な制御で、副走査方向の倍率
を変更させることを可能にすることにある。
更を、ポリゴンモータの回転数を変更させることにより
実現することにより、簡単な制御で、副走査方向の倍率
を変更させることを可能にすることにある。
【0019】第6の目的は、前記副走査方向の倍率の変
更の可否を、使用者による外部からの入力により選択指
定することにより、使用者の判断で、該倍率の変更の可
否を選択可能とすることにある。
更の可否を、使用者による外部からの入力により選択指
定することにより、使用者の判断で、該倍率の変更の可
否を選択可能とすることにある。
【0020】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、ポリゴンモータによって回転駆動されるポリゴンミ
ラーを用いて、複数の光源からのビーム光を周期的に偏
向させ、感光体面で副走査方向に位置差をもって該感光
体面を主走査方向に走査するビーム光走査手段と、前記
感光体面に対する主走査方向の書き込み領域外の前記ビ
ーム光を検知して、主走査方向の書き込み開始位置を規
定するための同期検知信号を生成して出力する同期検知
信号生成手段と、該同期検知信号生成手段からの同期検
知信号に基づいて、ライン同期信号を生成して出力する
ライン同期信号生成手段と、前記同期検知信号生成手段
からの同期検知信号に基づいて、画素クロックを生成し
て出力する画素クロック生成手段とを有する画像形成装
置において、前記同期検知信号生成手段からの出力状態
を判定する出力判定手段と、該出力判定手段の判定結果
に基づいて異常状態を外部に通知する異常通知手段と、
該異常通知手段により通知された異常状態と印字すべき
画像情報とに基づいて、印字動作の継続あるいは停止の
選択を行なうことができる選択手段とを併せ持っている
画像形成装置とすることを特徴とするものである。
は、ポリゴンモータによって回転駆動されるポリゴンミ
ラーを用いて、複数の光源からのビーム光を周期的に偏
向させ、感光体面で副走査方向に位置差をもって該感光
体面を主走査方向に走査するビーム光走査手段と、前記
感光体面に対する主走査方向の書き込み領域外の前記ビ
ーム光を検知して、主走査方向の書き込み開始位置を規
定するための同期検知信号を生成して出力する同期検知
信号生成手段と、該同期検知信号生成手段からの同期検
知信号に基づいて、ライン同期信号を生成して出力する
ライン同期信号生成手段と、前記同期検知信号生成手段
からの同期検知信号に基づいて、画素クロックを生成し
て出力する画素クロック生成手段とを有する画像形成装
置において、前記同期検知信号生成手段からの出力状態
を判定する出力判定手段と、該出力判定手段の判定結果
に基づいて異常状態を外部に通知する異常通知手段と、
該異常通知手段により通知された異常状態と印字すべき
画像情報とに基づいて、印字動作の継続あるいは停止の
選択を行なうことができる選択手段とを併せ持っている
画像形成装置とすることを特徴とするものである。
【0021】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の画像形成装置において、前記選択手段としての印字動
作の継続あるいは停止の選択動作が、当該画像形成装置
に予め設定されている内部論理に基づいて自動的に選択
されるか、あるいは、使用者による外部からの入力指示
に基づいて選択されるか、のいずれかに基づいて行なわ
れる画像形成装置とすることを特徴とするものである。
の画像形成装置において、前記選択手段としての印字動
作の継続あるいは停止の選択動作が、当該画像形成装置
に予め設定されている内部論理に基づいて自動的に選択
されるか、あるいは、使用者による外部からの入力指示
に基づいて選択されるか、のいずれかに基づいて行なわ
れる画像形成装置とすることを特徴とするものである。
【0022】請求項3に記載の発明は、請求項1又は2
に記載の画像形成装置において、前記異常通知手段によ
り異常状態の通知がなされた際に、複数の前記光源のう
ち、いずれかの光源が故障している状態にあって、か
つ、前記選択手段により印字動作の継続の選択がなされ
た場合にあっては、該印字動作の継続が、複数の前記光
源のうち、故障がない残りの光源を用いて行なわれる画
像形成装置とすることを特徴とするものである。
に記載の画像形成装置において、前記異常通知手段によ
り異常状態の通知がなされた際に、複数の前記光源のう
ち、いずれかの光源が故障している状態にあって、か
つ、前記選択手段により印字動作の継続の選択がなされ
た場合にあっては、該印字動作の継続が、複数の前記光
源のうち、故障がない残りの光源を用いて行なわれる画
像形成装置とすることを特徴とするものである。
【0023】請求項4に記載の発明は、請求項1乃至3
のいずれかに記載の画像形成装置において、前記異常通
知手段により異常状態の通知がなされた際に、複数の前
記光源のうち、いずれかの光源が故障している状態にあ
って、かつ、前記選択手段により印字動作の継続が選択
された場合にあっては、故障がない残りの光源による前
記同期検知信号に基づいて、副走査方向の倍率を変更す
ることができる倍率変更手段を有している画像形成装置
とすることを特徴とするものである。
のいずれかに記載の画像形成装置において、前記異常通
知手段により異常状態の通知がなされた際に、複数の前
記光源のうち、いずれかの光源が故障している状態にあ
って、かつ、前記選択手段により印字動作の継続が選択
された場合にあっては、故障がない残りの光源による前
記同期検知信号に基づいて、副走査方向の倍率を変更す
ることができる倍率変更手段を有している画像形成装置
とすることを特徴とするものである。
【0024】請求項5に記載の発明は、請求項4に記載
の画像形成装置において、前記倍率変更手段が、前記残
りの光源による前記同期検知信号に基づいて、ポリゴン
モータの回転数を変更させることにより、副走査方向の
倍率の変更を行なう画像形成装置とすることを特徴とす
るものである。
の画像形成装置において、前記倍率変更手段が、前記残
りの光源による前記同期検知信号に基づいて、ポリゴン
モータの回転数を変更させることにより、副走査方向の
倍率の変更を行なう画像形成装置とすることを特徴とす
るものである。
【0025】請求項6に記載の発明は、請求項4又は5
に記載の画像形成装置において、前記倍率変更手段が、
使用者による外部からの入力指示に基づいて、副走査方
向の倍率の変更を行なうか否かの選択がなされる画像形
成装置とすることを特徴とするものである。
に記載の画像形成装置において、前記倍率変更手段が、
使用者による外部からの入力指示に基づいて、副走査方
向の倍率の変更を行なうか否かの選択がなされる画像形
成装置とすることを特徴とするものである。
【0026】
【発明の実施の形態】本発明に係る画像形成装置の一実
施例を、図面に基づいて以下に説明する。なお、本実施
例においては、本発明に係る画像形成装置の一例とし
て、カラープリンタ装置を用いる場合について説明する
が、本発明は、かかる場合に限るものではなく、レーザ
プリンタ装置、デジタル複写機、インクジェット記録装
置、及び、デジタル複合機等の各種画像形成装置のいず
れであっても、更には、モノクロ印刷やカラー印刷の如
何を問わずに、応用可能なものである。
施例を、図面に基づいて以下に説明する。なお、本実施
例においては、本発明に係る画像形成装置の一例とし
て、カラープリンタ装置を用いる場合について説明する
が、本発明は、かかる場合に限るものではなく、レーザ
プリンタ装置、デジタル複写機、インクジェット記録装
置、及び、デジタル複合機等の各種画像形成装置のいず
れであっても、更には、モノクロ印刷やカラー印刷の如
何を問わずに、応用可能なものである。
【0027】まず、本発明に係る画像形成装置の一例で
あるカラープリンタ装置の制御系の構成について説明す
る。ここに、図1は、本発明に係る画像形成装置の一例
として、カラープリンタ装置の制御系に関する回路ブロ
ックの構成を、簡略化して示している概略ブロック構成
図である。カラープリンタ装置20は、ホストマシン1
0からの命令指示や、使用者からの入力指示に基づい
て、カラー印刷動作を行なうものであり、コントローラ
1,キー入力部2,主制御部3,メモリ部4,プリンタ
駆動制御部5、及び、プリンタ部6などを備えている。
あるカラープリンタ装置の制御系の構成について説明す
る。ここに、図1は、本発明に係る画像形成装置の一例
として、カラープリンタ装置の制御系に関する回路ブロ
ックの構成を、簡略化して示している概略ブロック構成
図である。カラープリンタ装置20は、ホストマシン1
0からの命令指示や、使用者からの入力指示に基づい
て、カラー印刷動作を行なうものであり、コントローラ
1,キー入力部2,主制御部3,メモリ部4,プリンタ
駆動制御部5、及び、プリンタ部6などを備えている。
【0028】5は、プリンタ部6の各部を駆動制御する
ためのプリンタ駆動制御部であり、1は、ホストマシン
10からの画像データの受信を制御するためのコントロ
ーラであり、4は、コントローラ1から転送されてきた
画像データを記憶するためのメモリ部であり、2は、プ
リント枚数,用紙サイズ,拡大/縮小,その他の各種設
定や、設定モードのクリア、動作開始/停止を行なうた
めの各種キーを含むと共に、各種情報を表示することが
できる操作パネルを備えているキー入力部である。
ためのプリンタ駆動制御部であり、1は、ホストマシン
10からの画像データの受信を制御するためのコントロ
ーラであり、4は、コントローラ1から転送されてきた
画像データを記憶するためのメモリ部であり、2は、プ
リント枚数,用紙サイズ,拡大/縮小,その他の各種設
定や、設定モードのクリア、動作開始/停止を行なうた
めの各種キーを含むと共に、各種情報を表示することが
できる操作パネルを備えているキー入力部である。
【0029】また、3は、ホストマシン10やキー入力
部2等からの入力信号に応じて、当該カラープリンタ装
置20の各部を制御するための主制御部であり、プリン
タ駆動制御部5に対して、命令信号を出力し、プリント
動作を開始/停止させる制御等も行なう。
部2等からの入力信号に応じて、当該カラープリンタ装
置20の各部を制御するための主制御部であり、プリン
タ駆動制御部5に対して、命令信号を出力し、プリント
動作を開始/停止させる制御等も行なう。
【0030】主制御部3からの制御に基づいて起動され
るプリンタ駆動制御部5の主要な機能は、コントローラ
1から受信された画像データ、あるいは、受信されてメ
モリ部4に記憶されている画像データを順次転送させ、
かつ、転送されてきた画像データに基づいて、プリンタ
部6を駆動して、画像データを印字させるものである。
るプリンタ駆動制御部5の主要な機能は、コントローラ
1から受信された画像データ、あるいは、受信されてメ
モリ部4に記憶されている画像データを順次転送させ、
かつ、転送されてきた画像データに基づいて、プリンタ
部6を駆動して、画像データを印字させるものである。
【0031】即ち、プリンタ駆動制御部5により、印字
対象となる画像データに応じて、光源となるレーザダイ
オードLDからのビーム光の感光体への出力が制御され
て、プリンタ部6内に備えられている書込ユニット(後
述する図2における書込ユニット61)を駆動し、主走
査方向、及び、副走査方向に、印字動作が繰り返され
る。
対象となる画像データに応じて、光源となるレーザダイ
オードLDからのビーム光の感光体への出力が制御され
て、プリンタ部6内に備えられている書込ユニット(後
述する図2における書込ユニット61)を駆動し、主走
査方向、及び、副走査方向に、印字動作が繰り返され
る。
【0032】次に、図2を用いて、カラープリンタ装置
20のプリンタ部6内部の動作を簡単に説明する。ここ
に、図2は、カラープリンタ装置20のプリンタ部6の
内部構成を示す概略構成図である。
20のプリンタ部6内部の動作を簡単に説明する。ここ
に、図2は、カラープリンタ装置20のプリンタ部6の
内部構成を示す概略構成図である。
【0033】図2において、書込ユニット61から露光
されるビーム光によって、感光体ベルト62上に潜像が
形成され、マゼンダ(Magenta)、シアン(Cy
an)、イエロー(Yellow)、ブラック(Bla
ck)各色の現像器63により、トナー現像が行なわれ
る。また、帯電ブラシ64,除電器65,感光体クリー
ニング66によって、感光体の除/帯電が行なわれる。
されるビーム光によって、感光体ベルト62上に潜像が
形成され、マゼンダ(Magenta)、シアン(Cy
an)、イエロー(Yellow)、ブラック(Bla
ck)各色の現像器63により、トナー現像が行なわれ
る。また、帯電ブラシ64,除電器65,感光体クリー
ニング66によって、感光体の除/帯電が行なわれる。
【0034】しかる後、中間転写ベルト67,クリーニ
ングブラシローラ68,1次転写ブラシ69によって中
間転写が行なわれ、給紙トレイ70から給紙された用紙
が、2次転写ローラ71により搬送されて、用紙上に画
像が形成される。形成された画像は、定着ユニット72
により熱定着が行なわれ、分岐ユニット73を介して、
本体への排紙トレイ、もしくは、両面機74へのいずれ
かの排紙経路に排紙される。
ングブラシローラ68,1次転写ブラシ69によって中
間転写が行なわれ、給紙トレイ70から給紙された用紙
が、2次転写ローラ71により搬送されて、用紙上に画
像が形成される。形成された画像は、定着ユニット72
により熱定着が行なわれ、分岐ユニット73を介して、
本体への排紙トレイ、もしくは、両面機74へのいずれ
かの排紙経路に排紙される。
【0035】(請求項1に係る発明の説明)書込ユニッ
ト61の内部には、図2には図示していないが、前述の
ごとく、画像書込み動作に関する各種の制御を司る制御
部が搭載されている制御基板からなる、図1に示すプリ
ンタ駆動制御部5が実装されている。
ト61の内部には、図2には図示していないが、前述の
ごとく、画像書込み動作に関する各種の制御を司る制御
部が搭載されている制御基板からなる、図1に示すプリ
ンタ駆動制御部5が実装されている。
【0036】かかるプリンタ駆動制御部5としては、例
えば、光源となる複数のレーザダイオードLD,該レー
ザダイオードLDをそれぞれ駆動するLD駆動用ドライ
バ,ポリゴンモータを回転制御するポリゴンモータ制御
部,該ポリゴンモータによって回転駆動されて、複数の
光源からのそれぞれのビーム光を感光体面の副走査方向
に適当な位置差をもって偏向させるポリゴンミラー,副
走査方向に偏向されたビーム光を感光体面の主走査方向
に走査するビーム光走査部が備えられている。
えば、光源となる複数のレーザダイオードLD,該レー
ザダイオードLDをそれぞれ駆動するLD駆動用ドライ
バ,ポリゴンモータを回転制御するポリゴンモータ制御
部,該ポリゴンモータによって回転駆動されて、複数の
光源からのそれぞれのビーム光を感光体面の副走査方向
に適当な位置差をもって偏向させるポリゴンミラー,副
走査方向に偏向されたビーム光を感光体面の主走査方向
に走査するビーム光走査部が備えられている。
【0037】更に、プリンタ駆動制御部5には、前記感
光体面に対する主走査方向の書き込み領域外のビーム光
を検知して、主走査方向の書き込み開始位置を規定する
ための同期検知信号を生成して出力する同期検知セン
サ,該同期検知信号に基づいて、ライン同期信号を生成
して出力するライン同期信号生成部,前記同期検知信号
に基づいて、画素クロックを生成して出力する画素クロ
ック生成部も備えられている。
光体面に対する主走査方向の書き込み領域外のビーム光
を検知して、主走査方向の書き込み開始位置を規定する
ための同期検知信号を生成して出力する同期検知セン
サ,該同期検知信号に基づいて、ライン同期信号を生成
して出力するライン同期信号生成部,前記同期検知信号
に基づいて、画素クロックを生成して出力する画素クロ
ック生成部も備えられている。
【0038】更には、プリンタ駆動制御部5には、画像
データに関する前記感光体面の主走査・副走査方向の書
込み可能な領域を制御する領域制御部、及び、前記画素
クロックに基づいて、画像データを転送制御する書き込
み制御用の書込み画像データ処理用IC、等も備えられ
ている。かかるプリンタ駆動制御部5の詳細について
は、更に、図5において後述する。
データに関する前記感光体面の主走査・副走査方向の書
込み可能な領域を制御する領域制御部、及び、前記画素
クロックに基づいて、画像データを転送制御する書き込
み制御用の書込み画像データ処理用IC、等も備えられ
ている。かかるプリンタ駆動制御部5の詳細について
は、更に、図5において後述する。
【0039】次に、ポリゴンミラーに関する動作を簡単
に説明する。ここでは、光源となる複数のレーザダイオ
ードLDとして、2つのLDを有する場合のマルチビー
ム方式の画像形成装置を例にとって、以下に簡単に説明
する。まず、各LDからのビーム光は、コリメータレン
ズにより平行化され、次いで、シリンドリカルレンズを
介して、ポリゴンミラーにより反射されて、等角速度に
偏向される。
に説明する。ここでは、光源となる複数のレーザダイオ
ードLDとして、2つのLDを有する場合のマルチビー
ム方式の画像形成装置を例にとって、以下に簡単に説明
する。まず、各LDからのビーム光は、コリメータレン
ズにより平行化され、次いで、シリンドリカルレンズを
介して、ポリゴンミラーにより反射されて、等角速度に
偏向される。
【0040】次に、ポリゴンミラーにより反射された各
LDからの2ライン分のビーム光は、トロイダルレンズ
により、ポリゴンミラーの面倒れによるスポット径の変
動が補正され、次いで、f−θレンズにより等速度偏向
に補正される。更に、等速度偏向に補正されたビーム光
は、ミラーにより、感光体ドラムの方向に反射されて、
露光され、感光体ドラムの表面に、2つのビーム光即ち
2ライン分のビーム光により、潜像が形成される。
LDからの2ライン分のビーム光は、トロイダルレンズ
により、ポリゴンミラーの面倒れによるスポット径の変
動が補正され、次いで、f−θレンズにより等速度偏向
に補正される。更に、等速度偏向に補正されたビーム光
は、ミラーにより、感光体ドラムの方向に反射されて、
露光され、感光体ドラムの表面に、2つのビーム光即ち
2ライン分のビーム光により、潜像が形成される。
【0041】而して、感光体ドラムの表面に形成された
潜像は、公知の電子写真プロセスにより現像されて、該
潜像に基づく画像が用紙上に形成される。以上に説明し
た構成は、既に公知である内容が多いため、これ以上の
詳細な説明は、ここでは割愛する。
潜像は、公知の電子写真プロセスにより現像されて、該
潜像に基づく画像が用紙上に形成される。以上に説明し
た構成は、既に公知である内容が多いため、これ以上の
詳細な説明は、ここでは割愛する。
【0042】また、前記2ライン分のビーム光は、ミラ
ーにより反射されて、図3に示すように、主走査方向に
配設されている同期検知センサ51により検知されて、
主走査方向の書き込み開始位置を規定するための主走査
方向の同期検知信号を生成するために、光電変換され
る。ここに、図3は、光源として2つのビーム光が主走
査方向に走査した際の同期検知信号の検知に関する一例
を説明するための模式図である。
ーにより反射されて、図3に示すように、主走査方向に
配設されている同期検知センサ51により検知されて、
主走査方向の書き込み開始位置を規定するための主走査
方向の同期検知信号を生成するために、光電変換され
る。ここに、図3は、光源として2つのビーム光が主走
査方向に走査した際の同期検知信号の検知に関する一例
を説明するための模式図である。
【0043】即ち、主走査方向の前記同期検知信号と
は、2つのビーム光により2ライン分を1回走査する毎
に、図3に示すように、主走査方向に先行する先行ライ
ン41aと主走査方向に後行する後行ライン42aとの
2つのラインそれぞれにおいて形成されている第1レー
ザダイオードLD1 41からの第1ビーム光と第2レ
ーザダイオードLD2 42からの第2ビーム光とが、
同期検知センサ51において、それぞれ検知される2つ
のビーム光に基づいて光電変換されたパルス信号のこと
である。
は、2つのビーム光により2ライン分を1回走査する毎
に、図3に示すように、主走査方向に先行する先行ライ
ン41aと主走査方向に後行する後行ライン42aとの
2つのラインそれぞれにおいて形成されている第1レー
ザダイオードLD1 41からの第1ビーム光と第2レ
ーザダイオードLD2 42からの第2ビーム光とが、
同期検知センサ51において、それぞれ検知される2つ
のビーム光に基づいて光電変換されたパルス信号のこと
である。
【0044】また、図3に示すように、第1レーザダイ
オードLD1 41からの第1ビーム光は、主走査方向
に、ピッチLP43の間隔(即ち、ピッチ幅)で、第2
レーザダイオードLD2 42からの第2ビーム光より
も先行している状態を示している。
オードLD1 41からの第1ビーム光は、主走査方向
に、ピッチLP43の間隔(即ち、ピッチ幅)で、第2
レーザダイオードLD2 42からの第2ビーム光より
も先行している状態を示している。
【0045】なお、同期検知センサ51は、感光体面に
対する主走査方向の書き込み領域の範囲外の位置におい
て、ビーム光を検知して、各ビーム光毎の主走査方向の
書き込み開始位置を規定するための同期検知信号XDE
TPを生成して、書込み画像データの処理を司る書込み
画像データ処理用ICに対して出力する同期検知信号生
成手段を提供するものである。
対する主走査方向の書き込み領域の範囲外の位置におい
て、ビーム光を検知して、各ビーム光毎の主走査方向の
書き込み開始位置を規定するための同期検知信号XDE
TPを生成して、書込み画像データの処理を司る書込み
画像データ処理用ICに対して出力する同期検知信号生
成手段を提供するものである。
【0046】また、図3には図示していないが、主走査
方向の同期検知センサ51により検知されて光電変換さ
れた主走査方向のパルス信号は、増幅回路により増幅さ
れ、次いで、ピークホールド回路(P/H)により所定
時間ホールドされることにより、電気的な主走査方向の
同期検知信号XDETPとして生成される。
方向の同期検知センサ51により検知されて光電変換さ
れた主走査方向のパルス信号は、増幅回路により増幅さ
れ、次いで、ピークホールド回路(P/H)により所定
時間ホールドされることにより、電気的な主走査方向の
同期検知信号XDETPとして生成される。
【0047】所定時間ホールドされた該主走査方向の同
期検知信号XDETPは、第1レーザダイオードLD1
41からの第1ビーム光と第2レーザダイオードLD
242からの第2ビーム光に対応する各LDのライン毎
における主走査方向のそれぞれの書き込み開始位置の基
準信号即ちライン同期信号を生成する信号、及び、画素
クロックを生成するための基準信号等に用いられる。
期検知信号XDETPは、第1レーザダイオードLD1
41からの第1ビーム光と第2レーザダイオードLD
242からの第2ビーム光に対応する各LDのライン毎
における主走査方向のそれぞれの書き込み開始位置の基
準信号即ちライン同期信号を生成する信号、及び、画素
クロックを生成するための基準信号等に用いられる。
【0048】ここで、図3に示すごとく、光源として、
第1レーザダイオードLD1 41と第2レーザダイオ
ードLD2 42との2つのLDを用いた2LD方式の
画像形成装置における同期検知信号XDETPについ
て、更に詳細に、図4を用いて説明する。ここに、図4
は、2LD方式の画像形成装置における各LDからのビ
ーム光に基づく同期検知信号XDETPの入力状態の違
いによる動作を説明するためのタイミングチャートであ
り、図4(A)は、同期検知信号が正常に検知される正
常動作時における動作を示すタイミングチャートであ
り、図4(B)は、同期検知信号が正常には検知されな
い異常動作時における動作を示すタイミングチャートで
ある。
第1レーザダイオードLD1 41と第2レーザダイオ
ードLD2 42との2つのLDを用いた2LD方式の
画像形成装置における同期検知信号XDETPについ
て、更に詳細に、図4を用いて説明する。ここに、図4
は、2LD方式の画像形成装置における各LDからのビ
ーム光に基づく同期検知信号XDETPの入力状態の違
いによる動作を説明するためのタイミングチャートであ
り、図4(A)は、同期検知信号が正常に検知される正
常動作時における動作を示すタイミングチャートであ
り、図4(B)は、同期検知信号が正常には検知されな
い異常動作時における動作を示すタイミングチャートで
ある。
【0049】図4(A)に示す正常動作時においては、
図3に示す先行ラインを形成する第1レーザダイオード
LD1 41からの第1ビーム光と、後行ラインを形成
する第2レーザダイオードLD2 42からの第2ビー
ム光とが、ピッチLP 43の間隔に相当する時間分だ
けずれて、それぞれ、主走査方向に配設されている同期
検知センサ51を通過することにより、それぞれが正し
く同期検知信号として検知されることになる。
図3に示す先行ラインを形成する第1レーザダイオード
LD1 41からの第1ビーム光と、後行ラインを形成
する第2レーザダイオードLD2 42からの第2ビー
ム光とが、ピッチLP 43の間隔に相当する時間分だ
けずれて、それぞれ、主走査方向に配設されている同期
検知センサ51を通過することにより、それぞれが正し
く同期検知信号として検知されることになる。
【0050】同期検知センサ51により同期検知信号と
して検知された光信号は、光電変換されて、かつ、所定
の時間、ピークホールド回路(P/H)によりホールド
されたパルス信号に変換されることにより、同期検知信
号XDETPが生成される。
して検知された光信号は、光電変換されて、かつ、所定
の時間、ピークホールド回路(P/H)によりホールド
されたパルス信号に変換されることにより、同期検知信
号XDETPが生成される。
【0051】かかる同期検知信号XDETPは、前述の
ごとく、先行ラインを形成する第1レーザダイオードL
D1 41からの第1ビーム光と、後行ラインを形成す
る第2レーザダイオードLD2 42からの第2ビーム
光とにそれぞれ対応して、主走査方向のピッチLP 4
3の間隔に相当する時間分だけずれて、2つのパルス信
号として生成される。
ごとく、先行ラインを形成する第1レーザダイオードL
D1 41からの第1ビーム光と、後行ラインを形成す
る第2レーザダイオードLD2 42からの第2ビーム
光とにそれぞれ対応して、主走査方向のピッチLP 4
3の間隔に相当する時間分だけずれて、2つのパルス信
号として生成される。
【0052】生成された同期検知信号XDETPは、主
走査方向のライン開始位置を示すライン同期信号を生成
するためにライン同期信号生成部(後述の図5に示す符
号55)や、画素クロックの基準位置を指定するために
画素クロック生成部(図5に示す符号56)や、書込み
用の画像データを処理するために書込み画像データ処理
用IC(図5に示す符号52)にそれぞれ入力されて、
画像データの書込み処理用の基準信号として利用される
ことになる。
走査方向のライン開始位置を示すライン同期信号を生成
するためにライン同期信号生成部(後述の図5に示す符
号55)や、画素クロックの基準位置を指定するために
画素クロック生成部(図5に示す符号56)や、書込み
用の画像データを処理するために書込み画像データ処理
用IC(図5に示す符号52)にそれぞれ入力されて、
画像データの書込み処理用の基準信号として利用される
ことになる。
【0053】次に、同期検知信号の正常性を確認するた
めの動作について、更に詳細に説明すると、次の通りで
ある。即ち、書込み画像データ処理用ICにおいては、
該同期検知信号XDETPである同期検知センサ51か
らの出力と、第1レーザダイオードLD1 41におけ
る主走査方向の開始位置の基準信号とされるライン同期
信号即ち第1ライン同期信号XDPOUT1であるライ
ン同期信号生成部からの出力とに基づいて、第1レーザ
ダイオードLD1 41を点灯させるために、LD1強
制点灯信号FON1を設定して、第1レーザダイオード
LD1 41を駆動するLD1駆動用ドライバDV1
(図5に示す符号41d)に駆動信号を送出する。
めの動作について、更に詳細に説明すると、次の通りで
ある。即ち、書込み画像データ処理用ICにおいては、
該同期検知信号XDETPである同期検知センサ51か
らの出力と、第1レーザダイオードLD1 41におけ
る主走査方向の開始位置の基準信号とされるライン同期
信号即ち第1ライン同期信号XDPOUT1であるライ
ン同期信号生成部からの出力とに基づいて、第1レーザ
ダイオードLD1 41を点灯させるために、LD1強
制点灯信号FON1を設定して、第1レーザダイオード
LD1 41を駆動するLD1駆動用ドライバDV1
(図5に示す符号41d)に駆動信号を送出する。
【0054】更に、後行ラインを形成する第2レーザダ
イオードLD2 42からの第2ビーム光から生成され
るパルス信号である同期検知信号XDETPの出力を時
間監視するために、主走査カウンタクリア信号CNTC
LRを生成する。生成された主走査カウンタクリア信号
CNTCLRに基づいて、主走査カウンタは、クリアさ
れて、その後、画素クロック信号に基づいて、カウント
が開始される。
イオードLD2 42からの第2ビーム光から生成され
るパルス信号である同期検知信号XDETPの出力を時
間監視するために、主走査カウンタクリア信号CNTC
LRを生成する。生成された主走査カウンタクリア信号
CNTCLRに基づいて、主走査カウンタは、クリアさ
れて、その後、画素クロック信号に基づいて、カウント
が開始される。
【0055】ここで、主走査カウンタが、所定の閾値を
経過するまでに、後行ラインを形成する第2レーザダイ
オードLD2 42からの第2ビーム光に基づいて生成
されたパルス信号である同期検知信号XDETPの出力
がなされた場合には、正常な同期検知動作として認識さ
れる。
経過するまでに、後行ラインを形成する第2レーザダイ
オードLD2 42からの第2ビーム光に基づいて生成
されたパルス信号である同期検知信号XDETPの出力
がなされた場合には、正常な同期検知動作として認識さ
れる。
【0056】一方、ライン同期信号生成部においても、
第2レーザダイオードLD2 42における主走査方向
の開始位置の基準信号とされるライン同期信号即ち第2
ライン同期信号XDPOUT2が生成されて、書込み画
像データ処理用ICに出力されてくることにより、主走
査カウンタのカウントは停止され、更に、第2レーザダ
イオードLD2 42を点灯させるために、LD2強制
点灯信号FON2を設定して、第2レーザダイオードL
D2 42を駆動するLD2駆動用ドライバDV2(図
5に示す符号42d)に駆動信号を送出する。
第2レーザダイオードLD2 42における主走査方向
の開始位置の基準信号とされるライン同期信号即ち第2
ライン同期信号XDPOUT2が生成されて、書込み画
像データ処理用ICに出力されてくることにより、主走
査カウンタのカウントは停止され、更に、第2レーザダ
イオードLD2 42を点灯させるために、LD2強制
点灯信号FON2を設定して、第2レーザダイオードL
D2 42を駆動するLD2駆動用ドライバDV2(図
5に示す符号42d)に駆動信号を送出する。
【0057】而して、第2レーザダイオードLD2 4
2からの第2ビーム光に基づいて生成されるべきパルス
信号である同期検知信号XDETPが前記所定の閾値の
時間経過までに生成されないことを示す第2LD同期検
知エラー信号XDPERR2が、書込み画像データ処理
用IC内に設けられた異常通知部(図5に示す符号52
c)において生成されることなく、書込み用の画像デー
タを処理するための書込み画像データ処理用IC内の各
制御部により、同期検知信号の正常検知動作として、書
込むべき画像データの書込み処理が実施されることにな
る。
2からの第2ビーム光に基づいて生成されるべきパルス
信号である同期検知信号XDETPが前記所定の閾値の
時間経過までに生成されないことを示す第2LD同期検
知エラー信号XDPERR2が、書込み画像データ処理
用IC内に設けられた異常通知部(図5に示す符号52
c)において生成されることなく、書込み用の画像デー
タを処理するための書込み画像データ処理用IC内の各
制御部により、同期検知信号の正常検知動作として、書
込むべき画像データの書込み処理が実施されることにな
る。
【0058】一方、図4(B)に示すごとき同期検知信
号の異常動作時においては、ポリゴンミラー面の汚れ、
同期検知センサ51の受光面の汚れなどの要因によっ
て、第2レーザダイオードLD2 42からの発光がな
されていたとしても、同期検知センサ51において、同
期検知信号として検知がなされない場合の動作について
示しているものであり、次のような動作が行なわれる。
号の異常動作時においては、ポリゴンミラー面の汚れ、
同期検知センサ51の受光面の汚れなどの要因によっ
て、第2レーザダイオードLD2 42からの発光がな
されていたとしても、同期検知センサ51において、同
期検知信号として検知がなされない場合の動作について
示しているものであり、次のような動作が行なわれる。
【0059】即ち、前記主走査カウンタにおいて、第1
レーザダイオードLD1 41からの第1ビーム光に基
づいて生成されたパルス信号である同期検知信号XDE
TPの生成時点から、所定の閾値をカウントするまでの
間(即ち、主走査方向のピッチLP 43の間隔に相当
する時間分)経過した時点においても、同期検知センサ
51から第2レーザダイオードLD2 42からの第2
ビーム光に基づいて生成されるべきパルス信号である同
期検出信号XDETPが生成されてこないため、第2ビ
ーム光LD2 42の同期検知信号の検知エラーを示す
第2LD同期検知エラー信号XDPERR2として、図
4(B)のタイミングチャートに示すような信号が、書
込み画像データ処理用IC内に設けられた異常通知部
(図5に示す符号52c)において生成される。
レーザダイオードLD1 41からの第1ビーム光に基
づいて生成されたパルス信号である同期検知信号XDE
TPの生成時点から、所定の閾値をカウントするまでの
間(即ち、主走査方向のピッチLP 43の間隔に相当
する時間分)経過した時点においても、同期検知センサ
51から第2レーザダイオードLD2 42からの第2
ビーム光に基づいて生成されるべきパルス信号である同
期検出信号XDETPが生成されてこないため、第2ビ
ーム光LD2 42の同期検知信号の検知エラーを示す
第2LD同期検知エラー信号XDPERR2として、図
4(B)のタイミングチャートに示すような信号が、書
込み画像データ処理用IC内に設けられた異常通知部
(図5に示す符号52c)において生成される。
【0060】更に説明すると、次の通りである。第1レ
ーザダイオードLD1 41の発光を検知した同期検知
センサ51により光電変換されたパルス信号である同期
検知信号XDETPとライン同期信号生成部により生成
された第1ライン同期信号XDPOUT1とに基づい
て、主走査カウンタクリア信号CNTCLRが生成され
る。該主走査カウンタクリア信号CNTCLRが生成さ
れた時点を起点として、画素クロック信号によりカウン
トが開始されている主走査カウンタのカウント値が、予
め設定されている所定の閾値に到達しても、第2レーザ
ダイオードLD242の発光に基づく光電変換されたパ
ルス信号である同期検知信号XDETP、及び/又は、
ライン同期信号生成部により生成されるべき第2ライン
同期信号XDPOUT2が検知されない場合に、第2L
D同期検知エラー信号XDPERR2が、生成される。
ーザダイオードLD1 41の発光を検知した同期検知
センサ51により光電変換されたパルス信号である同期
検知信号XDETPとライン同期信号生成部により生成
された第1ライン同期信号XDPOUT1とに基づい
て、主走査カウンタクリア信号CNTCLRが生成され
る。該主走査カウンタクリア信号CNTCLRが生成さ
れた時点を起点として、画素クロック信号によりカウン
トが開始されている主走査カウンタのカウント値が、予
め設定されている所定の閾値に到達しても、第2レーザ
ダイオードLD242の発光に基づく光電変換されたパ
ルス信号である同期検知信号XDETP、及び/又は、
ライン同期信号生成部により生成されるべき第2ライン
同期信号XDPOUT2が検知されない場合に、第2L
D同期検知エラー信号XDPERR2が、生成される。
【0061】かかる第2LD同期検知エラー信号XDP
ERR2が出力された場合にあっては、第2レーザダイ
オードLD2 42からのビーム光による主走査方向の
ラインにおける画像印字動作が正常には実施することが
できない異常状態の場合であり、第2LD同期検知エラ
ー信号XDPERR2がアサートされた時点において、
第2レーザダイオードLD2 42の発光を抑止するた
めに、LD2強制点灯信号FON2の設定を解除するこ
ととなり、第2レーザダイオードLD2 42を駆動す
るLD2駆動用ドライバDV2(図5に示す符号42
d)の駆動が抑止され、第1レーザダイオードLD1
41のみが発光している状態となる。
ERR2が出力された場合にあっては、第2レーザダイ
オードLD2 42からのビーム光による主走査方向の
ラインにおける画像印字動作が正常には実施することが
できない異常状態の場合であり、第2LD同期検知エラ
ー信号XDPERR2がアサートされた時点において、
第2レーザダイオードLD2 42の発光を抑止するた
めに、LD2強制点灯信号FON2の設定を解除するこ
ととなり、第2レーザダイオードLD2 42を駆動す
るLD2駆動用ドライバDV2(図5に示す符号42
d)の駆動が抑止され、第1レーザダイオードLD1
41のみが発光している状態となる。
【0062】なお、第2LD同期検知エラー信号XDP
ERR2の設定状態を解除するタイミングに関しては、
主制御部3における処理に合わせて、任意のタイミング
で実施されることとしても構わない。
ERR2の設定状態を解除するタイミングに関しては、
主制御部3における処理に合わせて、任意のタイミング
で実施されることとしても構わない。
【0063】ここで、図5を用いて、印字動作の継続の
可否を選択制御する動作について説明する。図5は、前
述したように、図2に示す書込ユニット61の内部に内
蔵されているプリンタ駆動制御部5を中心にして、印字
動作の継続の可否を選択制御する動作を説明するための
概略ブロック構成図を示すものである。
可否を選択制御する動作について説明する。図5は、前
述したように、図2に示す書込ユニット61の内部に内
蔵されているプリンタ駆動制御部5を中心にして、印字
動作の継続の可否を選択制御する動作を説明するための
概略ブロック構成図を示すものである。
【0064】ここに、図5に示すように、プリンタ駆動
制御部5としては、各種の書込み動作の制御を司る制御
部を搭載した制御基板からなっており、例えば、光源と
なる複数のレーザダイオードLD(例えば、第1レーザ
ダイオードLD1 41,第2レーザダイオードLD2
42,…)及び該レーザダイオードLDをそれぞれ駆
動する複数のLD駆動用ドライバ(例えば、第1LD駆
動用ドライバDV141d,第2LD駆動用ドライバD
V2 42d,…)を有する光源部40を備えている。
制御部5としては、各種の書込み動作の制御を司る制御
部を搭載した制御基板からなっており、例えば、光源と
なる複数のレーザダイオードLD(例えば、第1レーザ
ダイオードLD1 41,第2レーザダイオードLD2
42,…)及び該レーザダイオードLDをそれぞれ駆
動する複数のLD駆動用ドライバ(例えば、第1LD駆
動用ドライバDV141d,第2LD駆動用ドライバD
V2 42d,…)を有する光源部40を備えている。
【0065】また、ポリゴンクロックに基づいて、ポリ
ゴンモータ58を回転制御するためのポリゴンモータ制
御部53,ポリゴンモータ58によって回転駆動され
て、複数の光源即ちレーザダイオードLD(例えば、第
1レーザダイオードLD1 41,第2レーザダイオー
ドLD2 42,…)からのそれぞれのビーム光を感光
体面の副走査方向に適当な位置差をもって偏向させるポ
リゴンミラー59、及び、該ポリゴンミラー59により
副走査方向に偏向されたそれぞれのビーム光を感光体面
の主走査方向に走査するビーム光走査部60を備えてい
る。
ゴンモータ58を回転制御するためのポリゴンモータ制
御部53,ポリゴンモータ58によって回転駆動され
て、複数の光源即ちレーザダイオードLD(例えば、第
1レーザダイオードLD1 41,第2レーザダイオー
ドLD2 42,…)からのそれぞれのビーム光を感光
体面の副走査方向に適当な位置差をもって偏向させるポ
リゴンミラー59、及び、該ポリゴンミラー59により
副走査方向に偏向されたそれぞれのビーム光を感光体面
の主走査方向に走査するビーム光走査部60を備えてい
る。
【0066】また、前記感光体面に対する主走査方向の
書き込み領域外において、それぞれのビーム光を検知し
て、主走査方向の書き込み開始位置を規定するための同
期検知信号を生成して出力する同期検知信号生成手段即
ち同期検知センサ51を含む同期検知板,該同期検知信
号生成手段即ち同期検知センサ51からの同期検知信号
に基づいて、ライン同期信号を生成して出力するライン
同期信号生成部55、及び、前記同期検知信号生成手段
即ち同期検知センサ51からの同期検知信号に基づい
て、画素クロックの基準位置を認識して、画素クロック
を生成して出力する画素クロック生成部56を備えてい
る。
書き込み領域外において、それぞれのビーム光を検知し
て、主走査方向の書き込み開始位置を規定するための同
期検知信号を生成して出力する同期検知信号生成手段即
ち同期検知センサ51を含む同期検知板,該同期検知信
号生成手段即ち同期検知センサ51からの同期検知信号
に基づいて、ライン同期信号を生成して出力するライン
同期信号生成部55、及び、前記同期検知信号生成手段
即ち同期検知センサ51からの同期検知信号に基づい
て、画素クロックの基準位置を認識して、画素クロック
を生成して出力する画素クロック生成部56を備えてい
る。
【0067】更に、画像データに関する前記感光体面の
主走査方向及び副走査方向の書込み可能な領域を制御す
る領域制御部57、及び、前記画素クロックに基づい
て、画像データを転送制御する書き込み制御用の書込み
画像データ処理用IC52等も備えている。
主走査方向及び副走査方向の書込み可能な領域を制御す
る領域制御部57、及び、前記画素クロックに基づい
て、画像データを転送制御する書き込み制御用の書込み
画像データ処理用IC52等も備えている。
【0068】更には、書込み画像データ処理用IC52
内には、同期検知動作に関する処理を行なうための制御
部として、同期検知信号生成手段即ち同期検知センサ5
1からの同期検知信号の出力状態を判定する出力判定部
52a,該出力判定部52aの判定結果を格納するため
の判定格納部52b、及び、該出力判定部52aの判定
結果に基づいて、異常状態を外部に通知するための異常
通知部52cとを備えている。
内には、同期検知動作に関する処理を行なうための制御
部として、同期検知信号生成手段即ち同期検知センサ5
1からの同期検知信号の出力状態を判定する出力判定部
52a,該出力判定部52aの判定結果を格納するため
の判定格納部52b、及び、該出力判定部52aの判定
結果に基づいて、異常状態を外部に通知するための異常
通知部52cとを備えている。
【0069】即ち、出力判定部52aにおいては、前述
のごとく、例えば、第1レーザダイオードLD1 41
からのビーム光に基づくパルス信号である同期検知信号
XDETPが検出された時点から、所定の閾値の時間を
経過するまでに、第2レーザダイオードLD2 42か
らのビーム光に基づくパルス信号である同期検知信号X
DETPが検知することができない異常状態にあること
を示す第2LD同期検知エラー信号XDPERR2の発
生や、第1/第2レーザダイオードLD1/LD2 4
1/42そのものの発光不能状態を示すLDエラー信号
の発生など、書込み動作を正常に実施することができな
くなる同期検知動作の異常状態の発生を判定する。
のごとく、例えば、第1レーザダイオードLD1 41
からのビーム光に基づくパルス信号である同期検知信号
XDETPが検出された時点から、所定の閾値の時間を
経過するまでに、第2レーザダイオードLD2 42か
らのビーム光に基づくパルス信号である同期検知信号X
DETPが検知することができない異常状態にあること
を示す第2LD同期検知エラー信号XDPERR2の発
生や、第1/第2レーザダイオードLD1/LD2 4
1/42そのものの発光不能状態を示すLDエラー信号
の発生など、書込み動作を正常に実施することができな
くなる同期検知動作の異常状態の発生を判定する。
【0070】また、異常通知部52cにおいては、主制
御部3に対して、異常状態の発生の旨を通知するもので
あり、主制御部3は、当該画像形成装置の使用者に対し
て、異常状態の発生を通知するために、キー入力部2に
備えられている操作パネルに、その旨を表示させたり、
あるいは、当該画像形成装置の内部論理として、予め設
定されている動作を起動させるように動作することとな
る。
御部3に対して、異常状態の発生の旨を通知するもので
あり、主制御部3は、当該画像形成装置の使用者に対し
て、異常状態の発生を通知するために、キー入力部2に
備えられている操作パネルに、その旨を表示させたり、
あるいは、当該画像形成装置の内部論理として、予め設
定されている動作を起動させるように動作することとな
る。
【0071】即ち、かかる異常状態の発生の場合にあっ
ては、主制御部3は、プリンタ駆動制御部5に設けられ
ている印字継続/停止選択回路54に対して、印字動作
の継続あるいは停止のいずれかを選択すべき旨の通知が
なされる。
ては、主制御部3は、プリンタ駆動制御部5に設けられ
ている印字継続/停止選択回路54に対して、印字動作
の継続あるいは停止のいずれかを選択すべき旨の通知が
なされる。
【0072】印字継続/停止選択回路54においては、
内部論理指示部54aと外部選択指示部54bとが備え
られており、外部選択指示部54bにおいて、主制御部
3からの通知を受けた後、所定時間の待機中に、使用者
からの印字継続あるいは印字停止のいずれかの外部入力
指示がなされた場合にあっては、該外部指示入力に基づ
いて、印字継続の可否を決定して、その旨の出力信号を
生成する。一方、外部選択指示部54bにおいて所定の
待機時間の間に外部入力指示がなされなかった場合、あ
るいは、当該画像形成装置の内部状態や印字対象物の種
別に応じて、内部論理指示部54aにおいて当該画像形
成装置に予め内部論理として登録されている動作が選択
されて、印字の継続または停止の旨の出力信号が生成さ
れる。
内部論理指示部54aと外部選択指示部54bとが備え
られており、外部選択指示部54bにおいて、主制御部
3からの通知を受けた後、所定時間の待機中に、使用者
からの印字継続あるいは印字停止のいずれかの外部入力
指示がなされた場合にあっては、該外部指示入力に基づ
いて、印字継続の可否を決定して、その旨の出力信号を
生成する。一方、外部選択指示部54bにおいて所定の
待機時間の間に外部入力指示がなされなかった場合、あ
るいは、当該画像形成装置の内部状態や印字対象物の種
別に応じて、内部論理指示部54aにおいて当該画像形
成装置に予め内部論理として登録されている動作が選択
されて、印字の継続または停止の旨の出力信号が生成さ
れる。
【0073】また、ポリゴンモータ制御部53には、異
常通知部52cにおいて、複数の光源のうちいずれかの
光源即ちレーザダイオードLDの異常状態が検出された
旨の通知があって、かつ、印字継続/停止選択回路54
から印字継続の旨の出力信号が生成されている場合にあ
っては、異常状態によって、ポリゴンモータの回転数を
変更させることにより、副操作方向の倍率を変更させる
倍率変更部53aと、かかる倍率変更を行なうか否かに
関して、使用者からの外部入力指示に基づいて判定する
ための外部選択指示部53bとが備えられている。
常通知部52cにおいて、複数の光源のうちいずれかの
光源即ちレーザダイオードLDの異常状態が検出された
旨の通知があって、かつ、印字継続/停止選択回路54
から印字継続の旨の出力信号が生成されている場合にあ
っては、異常状態によって、ポリゴンモータの回転数を
変更させることにより、副操作方向の倍率を変更させる
倍率変更部53aと、かかる倍率変更を行なうか否かに
関して、使用者からの外部入力指示に基づいて判定する
ための外部選択指示部53bとが備えられている。
【0074】次に、図5を用いて、同期検知信号の異常
が検出された場合の動作について、更に説明する。例え
ば、第1レーザダイオードLD1 41からのビーム光
に基づく光電変換されたパルス信号である同期検知信号
XDETPが検出された時点から、所定の閾値の時間を
経過するまでに、同期検知センサ51から、第2レーザ
ダイオードLD2 42からのビーム光に基づく光電変
換されたパルス信号である同期検知信号XDETPが到
達せずに、ライン同期信号生成部55からの第2ライン
同期信号XDPOUT2が検知されない場合にあって
は、第2LD同期検知エラー信号XDPERR2が、書
込み画像データ処理用IC52の出力判定部52aを介
して、異常通知部52cにおいて生成される。生成され
た第2LD同期検知エラー信号XDPERR2は、主制
御部3に入力され、更に、キー入力部2に設けられてい
る操作パネルを介して、外部に、第2LD同期検知エラ
ーとして通知される。
が検出された場合の動作について、更に説明する。例え
ば、第1レーザダイオードLD1 41からのビーム光
に基づく光電変換されたパルス信号である同期検知信号
XDETPが検出された時点から、所定の閾値の時間を
経過するまでに、同期検知センサ51から、第2レーザ
ダイオードLD2 42からのビーム光に基づく光電変
換されたパルス信号である同期検知信号XDETPが到
達せずに、ライン同期信号生成部55からの第2ライン
同期信号XDPOUT2が検知されない場合にあって
は、第2LD同期検知エラー信号XDPERR2が、書
込み画像データ処理用IC52の出力判定部52aを介
して、異常通知部52cにおいて生成される。生成され
た第2LD同期検知エラー信号XDPERR2は、主制
御部3に入力され、更に、キー入力部2に設けられてい
る操作パネルを介して、外部に、第2LD同期検知エラ
ーとして通知される。
【0075】かかる異常状態の発生の場合で、かつ、印
字されるべき画像情報として、例えば、キャラクタ主体
の文書の画像情報のごとく、画質が多少劣化しても印字
可能な画像情報が、コントローラ1から主制御部3に入
力されていた場合にあっては、印字の継続あるいは停止
に関して、印字継続/停止選択回路54の内部論理指示
部54aにおいて、自動的に選択制御がなされ、予め設
定されている内部論理に基づいて、選択的に印字を継続
させることも可能である。即ち、印字継続/停止選択回
路54の内部論理指示部54aにおいては、第2LD同
期検知エラー信号XDPERR2の発生により、一部の
光源即ち第2レーザダイオードLD2 42が使用不可
能な状態にあったとしても、残りの光源即ち2LD方式
の場合には第1レーザダイオードLD1 41のみを用
いて、印字動作の継続が可能であると、自動的に判定し
て、印字を続行させることが可能である。
字されるべき画像情報として、例えば、キャラクタ主体
の文書の画像情報のごとく、画質が多少劣化しても印字
可能な画像情報が、コントローラ1から主制御部3に入
力されていた場合にあっては、印字の継続あるいは停止
に関して、印字継続/停止選択回路54の内部論理指示
部54aにおいて、自動的に選択制御がなされ、予め設
定されている内部論理に基づいて、選択的に印字を継続
させることも可能である。即ち、印字継続/停止選択回
路54の内部論理指示部54aにおいては、第2LD同
期検知エラー信号XDPERR2の発生により、一部の
光源即ち第2レーザダイオードLD2 42が使用不可
能な状態にあったとしても、残りの光源即ち2LD方式
の場合には第1レーザダイオードLD1 41のみを用
いて、印字動作の継続が可能であると、自動的に判定し
て、印字を続行させることが可能である。
【0076】更には、異常状態の発生時における印字の
継続あるいは停止に関しては、前述したように、印字継
続/停止選択回路54における外部選択指示部54bに
おいて、キー入力部2に割り当てられた任意且つ専用の
キー操作により、人為的に、あるいは、前記内部論理指
示部54aにおいて当該画像形成装置の内部論理によ
り、自動的に、実行させることも可能である。
継続あるいは停止に関しては、前述したように、印字継
続/停止選択回路54における外部選択指示部54bに
おいて、キー入力部2に割り当てられた任意且つ専用の
キー操作により、人為的に、あるいは、前記内部論理指
示部54aにおいて当該画像形成装置の内部論理によ
り、自動的に、実行させることも可能である。
【0077】一方、ビーム光を射出するレーザダイオー
ドLDそのものが故障、又は、劣化していた場合には、
図5に示すように、LDドライバ等から出力されるLD
エラー信号が、書込み画像データ処理用IC52の出力
判定部52aに、同時に入力されてきているので、該L
Dエラー信号と第2LD同期検知エラー信号XDPER
R2との両方が同時に認識された際は、第2ビーム光を
射出する第2レーザダイオードLD2 42そのものの
異常によるエラー状態であることを、書込み画像データ
処理用IC52の出力判定部52aは認識し、異常通知
部52cにより、外部に通知することが可能である。か
かる構成とすることにより、従来技術においては、LD
エラーまたは第2LD同期検知エラーによって、強制的
に印字動作が停止されてしまうような異常状態であって
も、印字の続行あるいは停止を選択的に実施させること
ができる状態としている。
ドLDそのものが故障、又は、劣化していた場合には、
図5に示すように、LDドライバ等から出力されるLD
エラー信号が、書込み画像データ処理用IC52の出力
判定部52aに、同時に入力されてきているので、該L
Dエラー信号と第2LD同期検知エラー信号XDPER
R2との両方が同時に認識された際は、第2ビーム光を
射出する第2レーザダイオードLD2 42そのものの
異常によるエラー状態であることを、書込み画像データ
処理用IC52の出力判定部52aは認識し、異常通知
部52cにより、外部に通知することが可能である。か
かる構成とすることにより、従来技術においては、LD
エラーまたは第2LD同期検知エラーによって、強制的
に印字動作が停止されてしまうような異常状態であって
も、印字の続行あるいは停止を選択的に実施させること
ができる状態としている。
【0078】(請求項2に係る発明の説明)LD同期検
知エラーあるいはLDそのもののエラーのごとき異常状
態が検知された場合に、印字継続/停止選択回路54と
して、前述のように、当該画像形成装置即ちカラープリ
ンタ装置20の内部論理により、自動的に、印字動作の
継続あるいは停止のいずれかの選択動作(即ち、内部論
理指示部54aによる選択動作)がなされるか、あるい
は、キー入力部2にある操作パネルにより通知された該
異常状態の発生情報に基づいて、使用者が、キー入力部
2を介して、人為的に外部から印字動作の継続あるいは
停止のいずれかの選択動作(即ち、外部選択指示部54
bによる選択動作)がなされるように構成されている。
知エラーあるいはLDそのもののエラーのごとき異常状
態が検知された場合に、印字継続/停止選択回路54と
して、前述のように、当該画像形成装置即ちカラープリ
ンタ装置20の内部論理により、自動的に、印字動作の
継続あるいは停止のいずれかの選択動作(即ち、内部論
理指示部54aによる選択動作)がなされるか、あるい
は、キー入力部2にある操作パネルにより通知された該
異常状態の発生情報に基づいて、使用者が、キー入力部
2を介して、人為的に外部から印字動作の継続あるいは
停止のいずれかの選択動作(即ち、外部選択指示部54
bによる選択動作)がなされるように構成されている。
【0079】ここで、画像形成装置の内部論理の設定に
よる選択動作即ち内部論理指示部54aによる選択動作
に関しては、主制御部3の特定のポートもしくは主制御
部3により実行される制御ソフトウェア内部に、あらか
じめ、異常状態の発生種別に応じて、及び/又は、印字
対象物の種別に応じて、印字動作の継続あるいは停止を
制御するためのフラグを設定しておくなどにより実現す
ることができる。
よる選択動作即ち内部論理指示部54aによる選択動作
に関しては、主制御部3の特定のポートもしくは主制御
部3により実行される制御ソフトウェア内部に、あらか
じめ、異常状態の発生種別に応じて、及び/又は、印字
対象物の種別に応じて、印字動作の継続あるいは停止を
制御するためのフラグを設定しておくなどにより実現す
ることができる。
【0080】また、外部からの使用者による選択動作即
ち外部選択指示部54bによる選択動作に関しては、使
用者がキー入力部2に備えられている特定のキー操作を
行なう方法により実現される。また、かかる特定のキー
操作を行なう場合にあっては、たとえ、前述のごとき画
像形成装置の内部論理によりあらかじめ選択動作が決定
されている状態に置かれていたとしても、かかる内部論
理による選択動作を解除して、外部からの選択動作によ
り、印字動作を選択させることが可能とされており、状
況に応じた印字処理を実現させることが可能となってい
る。
ち外部選択指示部54bによる選択動作に関しては、使
用者がキー入力部2に備えられている特定のキー操作を
行なう方法により実現される。また、かかる特定のキー
操作を行なう場合にあっては、たとえ、前述のごとき画
像形成装置の内部論理によりあらかじめ選択動作が決定
されている状態に置かれていたとしても、かかる内部論
理による選択動作を解除して、外部からの選択動作によ
り、印字動作を選択させることが可能とされており、状
況に応じた印字処理を実現させることが可能となってい
る。
【0081】(請求項3に係る発明の説明)前述のよう
に、光源として2つのレーザダイオードLD1,LD2
を有するマルチビーム方式の画像形成装置において、い
ずれか一方のレーザダイオード例えば第2レーザダイオ
ードLD2 42そのものの故障である第2LDエラー
が発生した場合、あるいは、第2レーザダイオードLD
2 42からの発光に基づく同期検知信号XDETPを
所定閾値の時間内に検知できない前記第2LD同期検知
エラーXDPERR2が発生した場合、印字継続/停止
選択回路54として、故障がない残りの他方のレーザダ
イオード例えば第1レーザダイオードLD1のみを使用
して、印字動作を継続させるように選択することが可能
である。
に、光源として2つのレーザダイオードLD1,LD2
を有するマルチビーム方式の画像形成装置において、い
ずれか一方のレーザダイオード例えば第2レーザダイオ
ードLD2 42そのものの故障である第2LDエラー
が発生した場合、あるいは、第2レーザダイオードLD
2 42からの発光に基づく同期検知信号XDETPを
所定閾値の時間内に検知できない前記第2LD同期検知
エラーXDPERR2が発生した場合、印字継続/停止
選択回路54として、故障がない残りの他方のレーザダ
イオード例えば第1レーザダイオードLD1のみを使用
して、印字動作を継続させるように選択することが可能
である。
【0082】かかる場合における印字動作の継続は、写
真などの画像情報を含まない文字のみが印刷内容である
ような場合等、印字品質を追求する必要性が少ないよう
な場合に適用されるものであり、印字動作を中断させる
ことなく、所望の印刷物を得ることを可能にするもので
ある。印字動作を継続させる旨が、当該画像形成装置の
内部論理により、あるいは、使用者による外部からの選
択操作により、設定された場合においては、かかる第2
LDエラー情報あるいは前記第2LD同期検知エラー情
報に基づく印字抑止動作は、主制御部3の内部論理によ
り無効処理が施され、印字動作が継続可能な状態に設定
される。
真などの画像情報を含まない文字のみが印刷内容である
ような場合等、印字品質を追求する必要性が少ないよう
な場合に適用されるものであり、印字動作を中断させる
ことなく、所望の印刷物を得ることを可能にするもので
ある。印字動作を継続させる旨が、当該画像形成装置の
内部論理により、あるいは、使用者による外部からの選
択操作により、設定された場合においては、かかる第2
LDエラー情報あるいは前記第2LD同期検知エラー情
報に基づく印字抑止動作は、主制御部3の内部論理によ
り無効処理が施され、印字動作が継続可能な状態に設定
される。
【0083】(請求項4又は5に係る発明の説明)前記
第2LDエラーあるいは前記第2LD同期検知エラーの
発生に基づいて、印字継続/停止選択回路54として、
残りの第1レーザダイオードLD1 41のみを使用し
て、印字動作を継続する選択がなされた場合、印字画質
をより向上させるために、故障がない残りの光源即ち第
1レーザダイオードLD1 41により検知される同期
検知信号XDETPに基づく副走査方向の倍率を変更す
る倍率変更手段例えばポリゴンモータ制御部53におけ
る倍率変更部53aが備えられている。即ち、具体的に
は、図5に示すごとく、主制御部3から供給されるポリ
ゴンモータ58の駆動用クロックを変更してポリゴンモ
ータ制御部53に供給することにより、ポリゴンモータ
制御部53の倍率変更部53aにおいて、ポリゴンミラ
ー59の回転数を変更させ、もって、副走査方向の倍率
を変更させることが可能な構成としている。
第2LDエラーあるいは前記第2LD同期検知エラーの
発生に基づいて、印字継続/停止選択回路54として、
残りの第1レーザダイオードLD1 41のみを使用し
て、印字動作を継続する選択がなされた場合、印字画質
をより向上させるために、故障がない残りの光源即ち第
1レーザダイオードLD1 41により検知される同期
検知信号XDETPに基づく副走査方向の倍率を変更す
る倍率変更手段例えばポリゴンモータ制御部53におけ
る倍率変更部53aが備えられている。即ち、具体的に
は、図5に示すごとく、主制御部3から供給されるポリ
ゴンモータ58の駆動用クロックを変更してポリゴンモ
ータ制御部53に供給することにより、ポリゴンモータ
制御部53の倍率変更部53aにおいて、ポリゴンミラ
ー59の回転数を変更させ、もって、副走査方向の倍率
を変更させることが可能な構成としている。
【0084】即ち、ポリゴンミラー制御部53に供給す
る駆動用クロックを変更制御することにより、第1レー
ザダイオードLD1 41のみの1つのレーザダイオー
ドLDで印字することとしても、レーザダイオードLD
間の隙間が目立たないように、副走査方向のピッチを短
くするように、ポリゴンミラー59の回転数の制御を行
なわんとするものである。つまり、1つのレーザダイオ
ードが使用不可能な異常状態に陥った場合にあっては、
ポリゴンミラー59の回転数を増加させて(即ち、印字
画像を縮小させて、つまり、倍率を下げて)、残りのも
う1つのレーザダイオードLDのみを使用した状態で印
字動作を行なうことにより、もう一方のレーザダイオー
ド即ちもう一方の光源のみによる印字の場合であって
も、画像品質の向上を図ることが可能となる。
る駆動用クロックを変更制御することにより、第1レー
ザダイオードLD1 41のみの1つのレーザダイオー
ドLDで印字することとしても、レーザダイオードLD
間の隙間が目立たないように、副走査方向のピッチを短
くするように、ポリゴンミラー59の回転数の制御を行
なわんとするものである。つまり、1つのレーザダイオ
ードが使用不可能な異常状態に陥った場合にあっては、
ポリゴンミラー59の回転数を増加させて(即ち、印字
画像を縮小させて、つまり、倍率を下げて)、残りのも
う1つのレーザダイオードLDのみを使用した状態で印
字動作を行なうことにより、もう一方のレーザダイオー
ド即ちもう一方の光源のみによる印字の場合であって
も、画像品質の向上を図ることが可能となる。
【0085】(請求項6に係る発明の説明)更に、前述
した副走査方向の倍率の変更を行なうか否かの指示を、
画像形成装置の内部論理に基づいて、自動的に行なうこ
ととする場合のみに限ることなく、使用者が、キー入力
部2から、人為的に行なうことも可能である。即ち、ポ
リゴンミラー59の回転数を変更することにより、副走
査方向の倍率を変更させるか否かに関しての指示を、キ
ー入力部2に備えられている専用のキーを用いて、制御
することも可能である。而して、使用者の判断に基づい
て、副走査方向の倍率変更の可否を指示することが可能
となるため、印刷物の内容如何によって、使用者が、自
在に、印字品質の管理を行なうことが可能になる。
した副走査方向の倍率の変更を行なうか否かの指示を、
画像形成装置の内部論理に基づいて、自動的に行なうこ
ととする場合のみに限ることなく、使用者が、キー入力
部2から、人為的に行なうことも可能である。即ち、ポ
リゴンミラー59の回転数を変更することにより、副走
査方向の倍率を変更させるか否かに関しての指示を、キ
ー入力部2に備えられている専用のキーを用いて、制御
することも可能である。而して、使用者の判断に基づい
て、副走査方向の倍率変更の可否を指示することが可能
となるため、印刷物の内容如何によって、使用者が、自
在に、印字品質の管理を行なうことが可能になる。
【0086】本発明に係る画像形成装置の以上の実施例
としては、カラープリンタ装置20を使用する場合につ
いて、説明してきたが、本発明に係る画像形成装置は、
かかるカラープリンタ装置20のみに限るものではな
い。
としては、カラープリンタ装置20を使用する場合につ
いて、説明してきたが、本発明に係る画像形成装置は、
かかるカラープリンタ装置20のみに限るものではな
い。
【0087】即ち、ポリゴンモータによって回転される
ポリゴンミラーを用いて、複数の光源からのビーム光を
周期的に偏向させ、感光体面で副走査方向に位置差をも
って該感光体面を主走査方向に走査するビーム光走査手
段と、前記感光体面に対する主走査方向の書き込み領域
外のビーム光を検知して、主走査方向の書き込み開始位
置を規定するための同期検知信号を生成して出力する同
期検知信号生成手段と、該同期検知信号生成手段からの
同期検知信号に基づいて、ライン同期信号を生成して出
力するライン同期信号生成手段と、前記同期検知信号生
成手段からの同期検知信号に基づいて、画素クロックを
生成して出力する画素クロック生成手段とを有する画像
形成装置であれば、モノクロ印刷やフルカラー印刷のい
ずれかに関わらず、本発明の適用が可能である。
ポリゴンミラーを用いて、複数の光源からのビーム光を
周期的に偏向させ、感光体面で副走査方向に位置差をも
って該感光体面を主走査方向に走査するビーム光走査手
段と、前記感光体面に対する主走査方向の書き込み領域
外のビーム光を検知して、主走査方向の書き込み開始位
置を規定するための同期検知信号を生成して出力する同
期検知信号生成手段と、該同期検知信号生成手段からの
同期検知信号に基づいて、ライン同期信号を生成して出
力するライン同期信号生成手段と、前記同期検知信号生
成手段からの同期検知信号に基づいて、画素クロックを
生成して出力する画素クロック生成手段とを有する画像
形成装置であれば、モノクロ印刷やフルカラー印刷のい
ずれかに関わらず、本発明の適用が可能である。
【0088】
【発明の効果】本発明に係る画像形成装置によれば、以
下の作用効果を得ることが可能である。
下の作用効果を得ることが可能である。
【0089】感光体面に対する主走査方向の書き込み領
域外のビーム光を検知して主走査方向の書き込み開始位
置を規定するための同期検知信号を生成して出力すべき
同期検知信号生成手段から前記同期検知信号が出力され
ない異常状態にあっても、印字動作の継続あるいは停止
の選択を行なう印字継続/停止選択手段を備えることに
より、従来技術においては強制的に印字動作が停止され
てしまう異常状態が検知された場合であっても、印字動
作の継続あるいは印字動作の停止のいずれかの選択を、
極めて簡単な構成により、制御することが可能である。
域外のビーム光を検知して主走査方向の書き込み開始位
置を規定するための同期検知信号を生成して出力すべき
同期検知信号生成手段から前記同期検知信号が出力され
ない異常状態にあっても、印字動作の継続あるいは停止
の選択を行なう印字継続/停止選択手段を備えることに
より、従来技術においては強制的に印字動作が停止され
てしまう異常状態が検知された場合であっても、印字動
作の継続あるいは印字動作の停止のいずれかの選択を、
極めて簡単な構成により、制御することが可能である。
【0090】更に、印字動作の継続/停止選択を、当該
画像形成装置の内部論理により予め設定したり、あるい
は、使用者が外部からの人為的な入力により設定したり
することが可能であり、内部論理に基づいて自動的に印
字動作を継続することにより迅速に印字動作を行なうこ
とが可能となる一方、使用者が、印字対象物に応じて、
あるいは、当該画像形成装置の状態に応じて、任意に、
印字動作の継続の可否を選択設定することも可能であ
る。
画像形成装置の内部論理により予め設定したり、あるい
は、使用者が外部からの人為的な入力により設定したり
することが可能であり、内部論理に基づいて自動的に印
字動作を継続することにより迅速に印字動作を行なうこ
とが可能となる一方、使用者が、印字対象物に応じて、
あるいは、当該画像形成装置の状態に応じて、任意に、
印字動作の継続の可否を選択設定することも可能であ
る。
【0091】また、複数の光源のうちいずれかが故障し
ても、故障がない残りの光源を用いて印字動作を継続す
ることが可能となっているので、同期検知信号の異常状
態が検知された場合であっても、所望の印刷物を得るこ
とも可能になる。
ても、故障がない残りの光源を用いて印字動作を継続す
ることが可能となっているので、同期検知信号の異常状
態が検知された場合であっても、所望の印刷物を得るこ
とも可能になる。
【0092】更に、複数の光源のうちいずれかが故障し
て、残りの光源を用いて印字動作を継続する場合に、前
記残りの光源による同期検知信号に基づいて、副走査方
向の倍率を変更する手段を備えているので、残りの光源
のみによる印字の場合であっても、印字画像の品質の向
上が期待できる。
て、残りの光源を用いて印字動作を継続する場合に、前
記残りの光源による同期検知信号に基づいて、副走査方
向の倍率を変更する手段を備えているので、残りの光源
のみによる印字の場合であっても、印字画像の品質の向
上が期待できる。
【0093】また、かかる副走査方向の倍率変更手段と
してポリゴンモータの回転数を変更させることができる
ポリゴンモータ制御手段を備えることにより、副走査方
向の倍率変更を実現することができるので、簡単な制御
により、副走査方向の倍率の変更が実現でき、品質が高
い印字画像を得ることが容易に可能となる。
してポリゴンモータの回転数を変更させることができる
ポリゴンモータ制御手段を備えることにより、副走査方
向の倍率変更を実現することができるので、簡単な制御
により、副走査方向の倍率の変更が実現でき、品質が高
い印字画像を得ることが容易に可能となる。
【0094】更には、前記副走査方向の倍率変更の可否
を、使用者が外部から人為的に選択指定することを可能
とすることにより、印刷対象物の内容如何によって、自
在に、印字品質の管理を行なうことが可能になる。
を、使用者が外部から人為的に選択指定することを可能
とすることにより、印刷対象物の内容如何によって、自
在に、印字品質の管理を行なうことが可能になる。
【0095】即ち、本発明に係る画像形成装置によれ
ば、同期検知信号の異常、あるいは、いずれかの光源の
異常が発生した場合であっても、残りの光源を使用した
印字を継続して実行することを可能としており、当該画
像形成装置の強制的な停止状態を回避し、必要に応じた
画像品質により、所望の印刷物を得ることが可能とな
る。
ば、同期検知信号の異常、あるいは、いずれかの光源の
異常が発生した場合であっても、残りの光源を使用した
印字を継続して実行することを可能としており、当該画
像形成装置の強制的な停止状態を回避し、必要に応じた
画像品質により、所望の印刷物を得ることが可能とな
る。
【図1】 本発明に係る画像形成装置の一例として、カ
ラープリンタ装置の制御系に関する回路ブロックの構成
を、簡略化して示している概略ブロック構成図である。
ラープリンタ装置の制御系に関する回路ブロックの構成
を、簡略化して示している概略ブロック構成図である。
【図2】 カラープリンタ装置のプリンタ部の内部構成
を示す概略構成図である。
を示す概略構成図である。
【図3】 光源として2つのビーム光が主走査方向に走
査した際の同期検知信号の検知に関する一例を説明する
ための模式図である。
査した際の同期検知信号の検知に関する一例を説明する
ための模式図である。
【図4】 2LD方式の画像形成装置における各LDか
らのビーム光に基づく同期検知信号XDETPの入力状
態の違いによる動作を説明するためのタイミングチャー
トである。
らのビーム光に基づく同期検知信号XDETPの入力状
態の違いによる動作を説明するためのタイミングチャー
トである。
【図5】 書込ユニットの内部に内蔵されているプリン
タ駆動制御部を中心にして、印字動作の継続の可否を選
択制御する動作を説明するために示した概略ブロック構
成図である。
タ駆動制御部を中心にして、印字動作の継続の可否を選
択制御する動作を説明するために示した概略ブロック構
成図である。
【図6】 従来技術の同期信号判定回路のブロック構成
を示すブロック構成図である。
を示すブロック構成図である。
1…コントローラ、2…キー入力部、3…主制御部、4
…メモリ部、5…プリンタ駆動制御部、6…プリンタ
部、21…サンプル信号抽出部、22…サンプリング用
クロック発生器、23…同期信号判定回路、24…AN
D回路、25…カウンタ、26…比較器、27…固定値
発生器、28…インバータ、29…AND回路、30…
カウンタ、31…比較器、32…固定値発生器、33…
OR回路、34…SR−F/F回路、40…光源部、4
1…第1レーザダイオードLD1、41a…先行ライ
ン、41d…第1LD駆動用ドライバDV1、42…第
2レーザダイオードLD2、42a…後行ライン、42
d…第2LD駆動用ドライバDV2、43…ピッチL
P、51…同期検知センサ、52…書込み画像データ処
理用IC、52a…出力判定部、52b…判定格納部、
52c…異常通知部、53…ポリゴンモータ制御部、5
3a…倍率変更部、53b…外部選択指示部、54…印
字継続/停止選択回路、54a…内部論理指示部、54
b…外部選択指示部、55…ライン同期信号生成部、5
6…画素クロック生成部、57…領域制御部、58…ポ
リゴンモータ、59…ポリゴンミラー、60…ビーム光
走査部、61…書込ユニット、62…感光体ベルト、6
3…現像器、64…帯電ブラシ、65…除電器、66…
感光体クリーニング、67…中間転写ベルト、68…ク
リーニングブラシローラ、69…1次転写ブラシ、70
…給紙トレイ、71…2次転写ローラ、72…定着ユニ
ット、73…分岐ユニット、74…両面機。
…メモリ部、5…プリンタ駆動制御部、6…プリンタ
部、21…サンプル信号抽出部、22…サンプリング用
クロック発生器、23…同期信号判定回路、24…AN
D回路、25…カウンタ、26…比較器、27…固定値
発生器、28…インバータ、29…AND回路、30…
カウンタ、31…比較器、32…固定値発生器、33…
OR回路、34…SR−F/F回路、40…光源部、4
1…第1レーザダイオードLD1、41a…先行ライ
ン、41d…第1LD駆動用ドライバDV1、42…第
2レーザダイオードLD2、42a…後行ライン、42
d…第2LD駆動用ドライバDV2、43…ピッチL
P、51…同期検知センサ、52…書込み画像データ処
理用IC、52a…出力判定部、52b…判定格納部、
52c…異常通知部、53…ポリゴンモータ制御部、5
3a…倍率変更部、53b…外部選択指示部、54…印
字継続/停止選択回路、54a…内部論理指示部、54
b…外部選択指示部、55…ライン同期信号生成部、5
6…画素クロック生成部、57…領域制御部、58…ポ
リゴンモータ、59…ポリゴンミラー、60…ビーム光
走査部、61…書込ユニット、62…感光体ベルト、6
3…現像器、64…帯電ブラシ、65…除電器、66…
感光体クリーニング、67…中間転写ベルト、68…ク
リーニングブラシローラ、69…1次転写ブラシ、70
…給紙トレイ、71…2次転写ローラ、72…定着ユニ
ット、73…分岐ユニット、74…両面機。
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フロントページの続き
Fターム(参考) 2C362 AA12 AA74 BA36 BA40 BA56
BA66 BA69 BA71 BB29 BB32
BB34 CB74 EA04 EA06
2H045 AA01 AA53 BA22 BA34 CA98
CA99 DA26
5C072 AA03 BA05 BA13 HA02 HA06
HA13 HB08 HB13 TA04 UA11
WA06 XA05
Claims (6)
- 【請求項1】 ポリゴンモータによって回転駆動される
ポリゴンミラーを用いて、複数の光源からのビーム光を
周期的に偏向させ、感光体面で副走査方向に位置差をも
って該感光体面を主走査方向に走査するビーム光走査手
段と、前記感光体面に対する主走査方向の書き込み領域
外の前記ビーム光を検知して、主走査方向の書き込み開
始位置を規定するための同期検知信号を生成して出力す
る同期検知信号生成手段と、該同期検知信号生成手段か
らの同期検知信号に基づいて、ライン同期信号を生成し
て出力するライン同期信号生成手段と、前記同期検知信
号生成手段からの同期検知信号に基づいて、画素クロッ
クを生成して出力する画素クロック生成手段とを有する
画像形成装置において、前記同期検知信号生成手段から
の出力状態を判定する出力判定手段と、該出力判定手段
の判定結果に基づいて異常状態を外部に通知する異常通
知手段と、該異常通知手段により通知された異常状態と
印字すべき画像情報とに基づいて、印字動作の継続ある
いは停止の選択を行なうことができる選択手段とを併せ
持っていることを特徴とする画像形成装置。 - 【請求項2】 請求項1に記載の画像形成装置におい
て、前記選択手段としての印字動作の継続あるいは停止
の選択動作が、当該画像形成装置に予め設定されている
内部論理に基づいて自動的に選択されるか、あるいは、
使用者による外部からの入力指示に基づいて選択される
か、のいずれかに基づいて行なわれることを特徴とする
画像形成装置。 - 【請求項3】 請求項1又は2に記載の画像形成装置に
おいて、前記異常通知手段により異常状態の通知がなさ
れた際に、複数の前記光源のうち、いずれかの光源が故
障している状態にあって、かつ、前記選択手段により印
字動作の継続の選択がなされた場合にあっては、該印字
動作の継続が、複数の前記光源のうち、故障がない残り
の光源を用いて行なわれることを特徴とする画像形成装
置。 - 【請求項4】 請求項1乃至3のいずれかに記載の画像
形成装置において、前記異常通知手段により異常状態の
通知がなされた際に、複数の前記光源のうち、いずれか
の光源が故障している状態にあって、かつ、前記選択手
段により印字動作の継続が選択された場合にあっては、
故障がない残りの光源による前記同期検知信号に基づい
て、副走査方向の倍率を変更することができる倍率変更
手段を有していることを特徴とする画像形成装置。 - 【請求項5】 請求項4に記載の画像形成装置におい
て、前記倍率変更手段が、前記残りの光源による前記同
期検知信号に基づいて、ポリゴンモータの回転数を変更
させることにより、副走査方向の倍率の変更を行なうこ
とを特徴とする画像形成装置。 - 【請求項6】 請求項4又は5に記載の画像形成装置に
おいて、前記倍率変更手段が、使用者による外部からの
入力指示に基づいて、副走査方向の倍率の変更を行なう
か否かの選択がなされることを特徴とする画像形成装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001282641A JP2003089237A (ja) | 2001-09-18 | 2001-09-18 | 画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001282641A JP2003089237A (ja) | 2001-09-18 | 2001-09-18 | 画像形成装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003089237A true JP2003089237A (ja) | 2003-03-25 |
Family
ID=19106266
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001282641A Pending JP2003089237A (ja) | 2001-09-18 | 2001-09-18 | 画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003089237A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005266015A (ja) * | 2004-03-16 | 2005-09-29 | Ricoh Co Ltd | 画像形成装置 |
JP2009248391A (ja) * | 2008-04-03 | 2009-10-29 | Sharp Corp | 画像形成装置 |
JP2013107369A (ja) * | 2011-11-24 | 2013-06-06 | Ricoh Co Ltd | 画像処理装置、画像処理方法およびプログラム |
US9392137B2 (en) | 2014-07-29 | 2016-07-12 | Kyocera Document Solutions Inc. | Image reading device and image forming apparatus |
-
2001
- 2001-09-18 JP JP2001282641A patent/JP2003089237A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005266015A (ja) * | 2004-03-16 | 2005-09-29 | Ricoh Co Ltd | 画像形成装置 |
JP4504709B2 (ja) * | 2004-03-16 | 2010-07-14 | 株式会社リコー | 画像形成装置 |
JP2009248391A (ja) * | 2008-04-03 | 2009-10-29 | Sharp Corp | 画像形成装置 |
JP4597208B2 (ja) * | 2008-04-03 | 2010-12-15 | シャープ株式会社 | 画像形成装置 |
JP2013107369A (ja) * | 2011-11-24 | 2013-06-06 | Ricoh Co Ltd | 画像処理装置、画像処理方法およびプログラム |
US9392137B2 (en) | 2014-07-29 | 2016-07-12 | Kyocera Document Solutions Inc. | Image reading device and image forming apparatus |
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