JP2019117358A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 単発的なノイズ等の外乱の影響により、BD信号の検知タイミングが一時的に所定のタイミングからずれてBD周期の異常となったとしても、場合によっては正常なBD周期に復帰できることがあった。画像形成を継続できるにもかかわらず、単純にBD周期の異常に応じてミスプリント処理を行ってしまうと、再び画像形成をやり直すまでのダウンタイムや、記録材やトナーの消費など、ユーザビリティを低下させてしまう可能性があった。【解決手段】 第1の制御手段は、第1の信号の周期が所定周期内であれば、第1の信号に基づき第2の信号を出力する第1の制御を行い、第1の信号の周期が所定周期外であれば、第1の制御手段によって予測した第1の信号の周期に基づき、第2の信号を出力する第2の制御を行う。【選択図】 図4

Description

本発明は、レーザ光により露光を行う電子写真プリンタ等の画像形成装置に関する。
従来、回転多面鏡によりレーザ光を周期的に走査して感光ドラム上に静電潜像を形成する画像形成装置が知られている。このような画像形成装置においては、レーザ光の走査方向である主走査方向に対して、主走査方向における書き出しタイミングを制御するための主走査同期信号(BD信号)を検知するためのBDセンサが設けられている。そして、BDセンサから出力されるBD信号のBD周期を検知し、BD周期が所定の期間内となっていない場合には、BDエラーと判断するという制御が、特許文献1に開示されている。
特開平9−123519号公報
従来技術のようなBD周期の異常は、画像形成時において、例えば単発的なノイズ等の外乱の影響により、BD信号の検知タイミングが所定のタイミングからずれることで発生する。このようなBD周期の異常が発生すると、画像形成を中止してスキャナモータの駆動を停止し、記録材を画像形成装置外に排出し、再び画像形成をやり直す、いわゆるミスプリント処理が行われる。
しかし、このような単発的なノイズ等の外乱の影響により、BD信号の検知タイミングが一時的に所定のタイミングからずれてBD周期の異常となったとしても、場合によっては正常なBD周期に復帰できることがあった。このような場合において、画像形成を継続できるにもかかわらず単純にBD周期の異常に応じてミスプリント処理を行ってしまうと、再び画像形成をやり直すまでのダウンタイムや記録材やトナーの消費など、ユーザビリティを低下させてしまう可能性があった。
本出願に係る発明は、上記のような状況を鑑みてなされたものであり、BD周期の異常が発生した場合においても、ユーザビリティの低下を抑制する制御を行うことを目的とする。
上記目的を達成するために、光源と、複数の反射面を有し、前記光源から出力された光を回転しながら偏向する回転多面鏡と、前記回転多面鏡により偏向された光を検知することに応じた第1の信号を出力する検知手段と、前記第1の信号に基づき、主走査方向の書き出しを制御するための主走査同期信号である第2の信号を出力する第1の制御手段と、前記第2の信号に基づき、画像データを送信する第2の制御手段と、を備え、前記第1の制御手段は、前記第1の信号の周期が所定周期内であれば、前記第1の信号に基づき前記第2の信号を出力する第1の制御を行い、前記第1の信号の周期が所定周期外であれば、前記第1の制御手段によって予測した第1の信号の周期に基づき、前記第2の信号を出力する第2の制御を行うことを特徴とする。
本発明によれば、BD周期の異常が発生した場合においても、ユーザビリティの低下を抑制する制御を行うことができる。
画像形成装置2の概略構成図 走査装置112の概略構成を示す斜視図 BDI信号107とBDO信号111の生成を示したタイミングチャート BD周期が異常となった場合のタイミングチャート BD信号の制御を示したフローチャート 反射面特定部200のブロック図 BD周期が異常となった場合のタイミングチャート 走査装置112の概略構成を示す斜視図 BD周期が異常となった場合のタイミングチャート BD周期が異常となった場合のタイミングチャート BD信号の制御を示したフローチャート
以下、図面を用いて本発明の実施形態について説明する。なお、以下の実施形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものでなく、また実施形態で説明されている特徴の組合せの全てが発明の解決手段に必須のものとは限らない。
(第1の実施形態)
[画像形成装置]
図1は、画像形成装置2の概略構成図である。なお、以下の説明においては、モノクロ画像形成装置を用いて説明を行うが、これに限定されるものではない。例えば、カラー画像形成装置にも適用することが出来る。また、カラー画像形成装置は、中間転写ベルトを用いるインライン方式や、ロータリー方式、直接転写方式でも良い。
画像形成装置2は、PC等の外部装置1と接続可能である。画像形成装置2は、制御手段の一例であるエンジンコントローラ110、及びビデオコントローラ117を有している。エンジンコントローラ110は、画像形成装置2内の各部材の動作の制御を行う。画像制御手段としてのビデオコントローラ117は、外部装置1と汎用のインターフェース12で接続されており、外部装置1から送られてくる画像データをビットデータに展開し、ビットデータを画像信号118として走査装置112に送出する。なお、エンジンコントローラ110とビデオコントローラ117は、インターフェース信号119により接続されている。また、ここでは一例としてエンジンコントローラ110とビデオコントローラ117を別体として構成しているものの、エンジンコントローラ110の内部にビデオコントローラ117の機能を備えるような構成としても良い。
外部装置1からプリント開始指示が送られると、エンジンコントローラ110は、帯電ローラ3より感光体としての感光ドラム105の表面を一様に帯電させる。そして、走査装置112により感光ドラム105の表面に対して、ビデオコントローラ117から送出される画像信号118に基づいてレーザの露光走査を行い、静電潜像を形成する。走査装置112の構成、及びレーザの露光走査の制御についての詳細な説明は後述する。
形成された静電潜像を、現像ローラ5の表面に保持されたトナー(現像剤)により現像することで、感光ドラム105上(感光体上)にトナー像を形成する。次に、給紙カセット6に収容された例えば紙である記録材7が、給紙ローラ8により給紙される。給紙された記録材7の搬送動作にあわせて、感光ドラム105上に形成されたトナー像が、転写ローラ9により記録材7上に転写される。トナー像が転写された記録材7は定着装置10に搬送され、熱、及び圧力によりトナー像が記録材7上に定着され、定着された記録材7は画像形成装置外に排出される。
[走査装置]
図2は、走査装置112の概略構成を示す斜視図である。半導体レーザ100は、画像を露光するための光源である。なお、半導体レーザ100は、レーザダイオード101とフォトダイオード120から構成されており、レーザ駆動回路113により発光制御される。回転多面鏡としてのポリゴンミラー102は、複数(4つ)の反射面102a、102b、102c、102dを有する。ポリゴンミラー102は、回転駆動手段の一例であるスキャナモータ103により図示の回転方向に回転される。回転駆動されているポリゴンミラー102の各面により反射されたレーザ光は、全走査領域116に対して周期的に走査される。このように、ポリゴンミラー102はレーザ光を反射することにより、感光ドラム105を走査可能であるといえる。この全走査領域116は、画像領域114と非画像領域115とからなる。画像領域114は、ポリゴンミラー102により反射されたレーザ光のうち、反射ミラー104を介して感光ドラム105の表面に照射される領域である。画像領域114にレーザ光が走査されることにより、感光ドラム105上に静電潜像を形成することができる。
一方、非画像領域115は、全走査領域116のうち、画像領域114を除いた領域である。非画像領域115内の所定領域に設けられたBD(Beam Detect)センサ106は、レーザ光が入射したことに応じて、レーザ光に対応する主走査方向の主走査同期信号としての水平同期信号107を生成する。この水平同期信号107は、BDI(Beam Detect Input)信号107とも呼ぶ。そして、BDI信号107が生成される周期をBD周期とも呼ぶ。BDI信号107は、主走査方向の走査開始基準信号として用いられ、主走査方向の書き出し開始位置の制御に用いられる。BDI信号107はエンジンコントローラ110に入力される。
エンジンコントローラ110は、BDI信号107が生成される毎にBD周期を順次更新して記憶する。そして、記憶したBD周期に基づいて、スキャナモータ103、半導体レーザ100を制御する。すなわち、エンジンコントローラ110は、スキャナモータ103にスキャナモータ駆動信号108を送信する。そして、設定されている目標回転数に対して現在のBD周期から求まる回転数が低い場合には加速し、回転数が高い場合には減速するようにスキャナモータ103を制御する。つまり、スキャナモータ103を加減速することにより、目標回転数に収束させる速度制御を行う。また、エンジンコントローラ110は、レーザ駆動回路113にレーザ駆動信号109を送信し、半導体レーザ100を全走査領域116内の所定のタイミングで発光するように制御する。
さらにエンジンコントローラ110は、ビデオコントローラ117に対して主走査書き出しのタイミングを制御するための信号としてのBDO(Beam Detect Output)111を送信する。ビデオコントローラ117はBDO信号111に応じて画像信号118を送信することによって、画像信号118に応じて半導体レーザ100からレーザ光を照射し、感光ドラム105に静電潜像を形成することができる。BDO信号111は、基本的にはBDI信号107が生成されるタイミングを基準に送信される信号であり、画像形成の各工程において、適宜エンジンコントローラ110が波形を加工してビデオコントローラ117に送信する。
[BDI信号、BDO信号の制御の説明]
図3は、BDI信号107とBDO信号111の生成を示したタイミングチャートである。BDI信号107は、BDセンサ106がレーザ光を受光していない時はHレベル、レーザ光を受光している時はLレベルになる信号である。また、スキャナモータ駆動信号108は加速信号と減速信号からなる駆動信号であり、加速信号がLレベル、かつ減速信号がHレベルの時は加速指示となる。また、加速信号がHレベル、かつ減速信号がLレベルの時は減速指示となる。なお、スキャナモータ駆動信号108の加速信号、及び、減速信号がともにHレベルの時は、加速も減速も指示しない制御中立状態となる。
外部装置1からプリント開始指示が送信されると、エンジンコントローラ110は、半導体レーザ100からのレーザ光の発光を開始する。そして、スキャナモータ駆動信号108を加速指示状態にすることによりスキャナモータ103を起動して目標回転数に収束させる速度制御を開始する。この状態においては、BDI信号107として、Lアクティブのパルス状の波形がスキャナモータ103の回転速度に応じて周期的に生成される。BDO信号111はHレベルにマスクされており、この状態においてはまだビデオコントローラ117に対して画像信号118の要求を行わない。スキャナモータ駆動信号108は、設定されている目標回転数に対して、現在のBD周期に相当するスキャナモータ103の回転数に応じて加速指示状態、又は減速指示状態となる。エンジンコントローラ110はスキャナモータ駆動信号108を制御することで、スキャナモータ103を徐々に目標回転数に収束させる。
エンジンコントローラ110は、順次取得されるBD周期からスキャナモータ103が目標回転数に収束したと判断すると、画像形成の準備が完了したことを示す画像形成レディを認識する。ここで、スキャナモータ103が目標回転数に収束するとは、例えば、スキャナモータ103の回転数が目標回転数の±0.1%の範囲内に収束することを指している。すなわち、BDI信号107、及びBDO信号111の生成タイミングが、主走査方向の画像の揺らぎとして認識されず、正常な出力画像としてユーザに提供可能な品質であることに相当する。このスキャナモータ103の回転数が目標回転数の±0.1%の範囲内にあることに相当するBD周期範囲を、以後正常範囲とも呼ぶ。
次に、エンジンコントローラ110が、副走査方向の書き出しタイミングであると判断すると、BDI信号107の立ち下がりタイミングと同期したLアクティブのパルス状の波形であるBDO信号111をビデオコントローラ117に送信する。ビデオコントローラ117は、BDO信号111を受信すると、副走査書き出しタイミングを認識するとともに、BDO信号111の立ち下がりタイミングから所定時間t後に画像信号118を送信する。なお、エンジンコントローラ110からビデオコントローラ117にBDO信号111を送信し始めるタイミングは、副走査書き出しタイミングよりも前でもよい。例えば、ビデオコントローラ117は、BDO信号111を受信し始めてからN回(Nは整数)のBDO信号111を受信してから画像信号118の送信を行う、というような制御をすることもできる。
このように、画像形成時において、エンジンコントローラ110はスキャナモータ103を目標回転数に収束させる速度制御を行う。さらに、BDセンサ106でレーザ光を検知したことに応じたBDI信号107の立ち下がりタイミングと同期したBDO信号111をビデオコントローラ117に送信する制御を行う。このような制御を総称して、以後第1の制御とも呼ぶ。
なお、エンジンコントローラ110は、BDI信号入力許可信号125を周期的に生成する。BDI信号入力許可信号125とは、BDI信号107に対して、記憶している現在のBD周期に基づいて、次回発生するであろうBDI信号107の生成タイミングの近傍で発生したBDI信号107の入力を許可するための信号である。言い換えれば、BDI信号107が正常に発生するタイミングを予測することで、ノイズや迷光等でBDセンサ106から予期せぬタイミングで発生してしまった信号をBDI信号として認識しないようにするための信号である。
このBDI信号入力許可信号125は、例えばBDI信号107が生成されたタイミングから、記憶している現在のBD周期の80%の期間が経過した後に相当するタイミング以降でHレベルになるように制御する。エンジンコントローラ110は、BDI信号入力許可信号125がHレベルである状態(第1の期間内)で、BDセンサ106からの信号を受信するとBDI信号107と認識する。BDI信号入力許可信号125がLレベルである状態(第1の期間外)でBDセンサからの信号を受信するとBDI信号107と認識しない。そして、エンジンコントローラ110がBDI信号107を検知すると、BDI信号入力許可信号125はLレベルになり、BDI信号107の入力を非許可にする。このような構成により、単発的なノイズ等の外乱の影響により、明らかに異常なタイミングでBDI信号107にノイズが重畳したとしても、BDI信号入力許可信号125によりBDI信号107として誤検知することを回避する。
BDI信号107の検知タイミングが大幅にずれると、BD周期に応じて制御されているスキャナモータ103の速度制御も大幅にずれることになってしまう。つまり、スキャナモータ103の速度制御が大幅に乱れると、スキャナモータ103の暴走音が発生したり、スキャナモータ103の限界値を超えて回転を行おうして故障が発生したりという可能性がある。さらに、BDO信号111の検知タイミングが大幅にずれることによって、画像の書き出しが乱れてしまう画像不良が発生する可能性もある。BDI信号入力許可信号125によってこれらの発生を防ぐことができる。
[BD周期に異常が発生した場合の制御の説明]
次に、画像形成時において、BDI信号入力許可信号125が許可の状態において、BDI信号107にノイズが重畳すること等により、エンジンコントローラ110が正常範囲外(第2の期間外)のBD周期を認識した場合について説明する。なお、正常範囲内(第2の期間内)とは、例えば前述の説明と同じくスキャナモータ103が目標回転数で回転している状態における±0.1%の範囲内とすることができる。ただし、この範囲は、検知精度に応じて適宜設定することが可能である。
図4はBD周期が異常となった場合のタイミングチャートである。この場合、スキャナモータ103の速度制御や、BDO信号111の生成タイミングが大幅に乱れることはない。よって、すぐに画像形成を中断するような制御を行う必要はないものの、少なからず主走査方向の画像揺らぎが発生し、画質が低下してしまう可能性がある。このような場合においても、画像形成を継続して正常な画質の画像を形成するために、BD周期異常を検知した場合における制御を行う。
エンジンコントローラ110は、第1の制御により画像形成を行っている期間において、順次主走査方向に1ラインずつ画像を形成していき、最後の主走査方向のラインを形成して、画像形成を終了するまで、BD周期が正常範囲内であるか否かを判定し続ける。エンジンコントローラ110は、BD周期が正常範囲内であると判定すると、第1の制御を継続する。
一方、エンジンコントローラ110は、BDI信号107にノイズが重畳する等により、BD周期が正常範囲外であると判定すると、まずスキャナモータ103を定速回転状態に維持すべく、加速及び減速指示ともに行わない制御中立状態にする。すなわち、スキャナモータ駆動信号108の加速信号、及び減速信号をともにHレベルにする。スキャナモータ103が制御中立状態になると、スキャナモータ103は、現状の回転周期を保とうとするイナーシャにより、結果的に定速回転状態になる。
さらに、BDO信号111の出力制御を、BDI信号107を基準に出力する制御から、BD周期が正常範囲内の中心にあるタイミング周期で生成されている理想BDO信号130を基準に出力する制御に切り替える。BD周期が正常範囲内の中心にあるとは、スキャナモータ103が目標回転速度で回転して、理想的なBD周期でBD信号が検知されていると想定した状態である。言い換えれば、スキャナモータ103が目標回転速度で回転している条件で駆動されていると仮定した状況において、BD周期が正常範囲内となるように次のBD信号が検知されるタイミングを予測して理想BDO信号を生成している。この理想BDO信号130は、BD周期が正常範囲内で検知されている状態において、エンジンコントローラ110によってBDI信号107の生成タイミングを起点に計算されている。なお、スキャナモータ103を定速回転状態に維持する方法として、BDI信号107に基づいて速度制御を行う状態から、理想BDO信号130に基づいて速度制御を行う状態に遷移させる方法を用いても良い。
このように、画像形成時において、エンジンコントローラ110はBD周期が正常範囲内であるか否かを判定する制御を行う。さらに、BD周期が正常範囲外であると判定すると、スキャナモータ103を定速回転状態にするとともに、理想BDO信号130の生成タイミングでBDO信号111を出力する制御を行う。このような制御を総称して、以後第2の制御とも呼ぶ。第2の制御を用いることで、単発的なノイズ等の外乱の影響により、BDI信号107にノイズが重畳したとしても、ビデオコントローラ117はノイズの影響を回避して正常な画像形成を継続することができる。
なお、この第2の制御においてスキャナモータ103は、加速及び減速指示ともに行わない制御中立状態にすることにより定速回転状態に遷移している。しかし、定速回転状態とすることによって、目標回転速度に追従するような速度制御ができないため、時間の経過とともに正常範囲で回転している状態から回転速度が変動してしまう。このような回転速度が変動してしまうことをなるべく少なくするために、エンジンコントローラ110は、所定回数、又は所定時間だけ理想BDO信号130をBDO信号111として出力すると、第2の制御状態から第1の制御状態に切り替える。すなわち、BDO信号111を所定回数出力、又はBDO信号111を所定時間出力すると、スキャナモータ103を速度制御状態に復帰させる。BDO信号111の出力状態もBDI信号107が検知された基準で出力される状態に復帰させる。
このように、エンジンコントローラ110は、BD周期が正常範囲内か否かを主走査ライン毎に判定し、第1の制御、または第2の制御を行うことで画質の低下を抑制しつつ画像形成を継続することができる。また、BD周期が一時的に正常範囲外となってしまっても、すぐに画像形成を中断することなく、画質の低下を抑制した画像形成を継続できるため、ユーザビリティの低下を抑制することもできる。
図5は、本実施形態におけるBD信号の制御を示したフローチャートである。S301において、エンジンコントローラ110はスキャナモータ103を起動して、スキャナモータ103の回転数を目標回転数に収束させる速度制御を開始する。S302において、エンジンコントローラ110はBDセンサ106により順次取得されるBDI信号107から求まるBD周期から、スキャナモータ103が目標回転数に収束したか否かを判断する。スキャナモータ103が目標回転数に収束したと判断すると、S303においてエンジンコントローラ110は画像形成の準備が完了したことを示す画像形成レディを認識する。
S304において、エンジンコントローラ110は副走査方向の書き出しタイミングであると認識すると、画像形成を開始する。すなわち、BDI信号107の立ち下がりタイミングに同期したBDO信号111をビデオコントローラ117に送信する、前述した第1の制御を行う。S305において、エンジンコントローラ110は画像形成を行っている期間において、最後の主走査方向のラインの形成タイミングとなったか否かを判断する。
S305において、最後の主走査方向のラインの形成タイミングになっていなければ、S306においてエンジンコントローラ110はBD周期が正常範囲内(所定周期内)であるか否かを判断する。正常範囲内であれば、S305へ戻る。正常範囲外(所定周期外)であれば、S307において、エンジンコントローラ110はまずスキャナモータ103を定速回転状態に維持すべく、加速及び減速指示ともに行わない制御中立状態にする。さらに、BDO信号111の出力制御を、BDI信号107を基準に出力する制御から、BD周期が正常範囲内の中心にあるタイミング周期で生成されている理想BDO信号130を基準に出力する制御に切り替える、前述した第2の制御に切り替える。S308において、エンジンコントローラ110は第2の制御を所定期間続けると、再び第1の制御に切り替えて、S305へ戻る。
S305において、最後の主走査方向のラインの形成タイミングになっていれば、S309において、エンジンコントローラ110は副走査書き終わりタイミングとなったことを認識し、画像形成を終了する。
このように、画像形成時において、BD周期が正常範囲外となってしまった場合においても、スキャナモータ103を定速回転状態にするとともに、理想BDO信号130を基準に画像形成を行う制御に切り替える。これにより、BD周期が正常範囲外になってしまったとしても画像形成を継続でき、さらに理想BDO信号を基準にすることで形成する画質の低下も抑制することができる。また、BD周期が一時的に正常範囲外となってしまっても、すぐに画像形成を中断することなく、画質の低下を抑制した画像形成を継続できるため、ユーザビリティの低下を抑制することもできる。
(第2の実施形態)
先の第1の実施形態においては、BD周期が正常範囲外(所定周期外)となると理想BDO信号130に切り替える制御について説明した。本実施形態においては、ポリゴンミラー102の反射面102a、102b、102c、102d毎に理想BDO信号130を生成するタイミングを適正化することについて説明する。なお、画像形成装置や走査装置等の先の第1の実施形態と同様の構成については、ここでの詳しい説明は省略する。
一般的に、ポリゴンミラー102の各反射面102a、102b、102c、102dは、製造時の切削精度や走査装置112に組み付ける際の組み付け精度によって、回転軸に対して平行でない部分を有することがある。所謂、面倒れと呼ばれる現象である。この面倒れがある状態でレーザ光を偏向走査すると、レーザ光の走査位置が目標位置から定常的にずれてしまう。また、各反射面102a、102b、102c、102dをまったくの平面に加工することは切削加工上困難であり、反射面毎に異なる湾曲などを有することがある。この状態でレーザ光を偏向走査すると、レーザ光の走査位置が反射面毎に主走査方向において目標位置から定常的にずれてしまう。所謂、ジッタと呼ばれる現象である。このような傾向を有するポリゴンミラー102において、各反射面102a、102b、102c、102dを特定し、反射面毎に理想BDO信号130を生成するタイミングを適正化することが望ましい。
[反射面特定制御の説明]
図6は、反射面特定部200のブロック図である。本実施形態においては、エンジンコントローラ110は反射面特定部200を備えている。反射面特定部200は、BD周期サンプリング部201、サンプリング値平均化部202、及び、データ評価部203を備えている。
エンジンコントローラ110は、スキャナモータ103を起動し、スキャナモータ103が目標回転数に収束した後に、順次取得されるBD周期からポリゴンミラー102の各反射面102a、102b、102c、102dを特定する。まず、BD周期サンプリング部201は、サンプリング開始指示が行われると、各反射面102a、102b、102c、102dのBD周期を所定のサンプリング回数だけサンプリングし、累積する。サンプリングが終了すると、サンプリング値平均化部202が各反射面102a、102b、102c、102dのBD周期のサンプリング結果をサンプリング回数で平均する。
次に、データ評価部203が各反射面102a、102b、102c、102dのBD周期の平均結果から、所定のアルゴリズムを用いて基準反射面の特定を行う。ここで、所定のアルゴリズムによって特定される基準反射面とは、例えばBD周期が最大、あるいは最小の面であってもよい。又は、隣り合う面のBD周期の差分値が最大、あるいは最小の面であってもよい。基準反射面は、BD周期から得られる情報を演算することにより、一意に特定できる面であればよい。基準反射面が特性されれば、基準反射面に基づき他の反射面も一意に特定することができる。すなわち、各反射面102a、102b、102c、102dのBD周期の特異性を検知することで各反射面を特定する。このような制御により特定された基準反射面がレーザ光を走査しているタイミングを、データ評価部203から理想BDO信号生成部204に送信する。理想BDO信号生成部204は、特定された各反射面における理想BDO信号の周期を生成する。
[BD周期に異常が発生した場合の制御の説明]
次に、画像形成時において、BDI信号入力許可信号125が許可の状態において、BDI信号107にノイズが重畳すること等により、エンジンコントローラ110が正常範囲外のBD周期を認識した場合について説明する。図7はBD周期が異常となった場合のタイミングチャートである。
エンジンコントローラ110は、BDI信号107にノイズが重畳する等により、BD周期が正常範囲外であると判定すると、BDO信号111の出力方法を切り替える。すなわち、BDO信号111の出力方法を、ノイズが重畳したBDI信号107を基準に出力する方法から、各反射面の理想BD周期に基づいて生成される理想BDO信号130をとして出力する方法に切り替える。
理想BDO信号130の生成は、例えば反射面102aがレーザ光を走査している場合は、BD周期が正常範囲内の中心にあるタイミング周期に、反射面特定部200が特定した反射面102aに応じた補正値を加算又は減算することで生成している。反射面102b、102c、102dがレーザ光を走査している場合も、同様に反射面特定部200が特定した反射面102b、102c、102dに応じた補正値を加算又は減算することで理想BDO信号130を生成する。なお、理想BDO信号130の生成タイミングが各反射面に応じて異なるということは、各反射面に応じて理想BD周期も異なるということである。つまり、前述したBD周期の正常範囲も、各反射面に応じてそれぞれ設定されることになる。
図7のタイミングチャートにおいて、理想BDO信号130が各反射面に応じて生成されていることを示している。なお、第1の制御を行っている間は、前述したようにBDI信号107に応じてBDO信号111を生成している。理想BDO信号130の生成は行われているものの第1の制御においては使用されていない。反射面102bでノイズによりBD信号の周期が正常範囲外になってしまうと、第2の制御に切り替え理想BDO信号130に応じてBDO信号111を生成するように切り替える。
このように、各反射面102a、102b、102c、102dに応じて理想BDO信号130を生成するタイミングを変更することで、より精度のよい制御を行うことが可能となる。これにより、BD周期が正常範囲外になってしまったとしても画像形成を継続でき、さらに理想BDO信号を基準にすることで形成する画質の低下も抑制することができる。また、BD周期が一時的に正常範囲外となってしまっても、すぐに画像形成を中断することなく、画質の低下を抑制した画像形成を継続できるため、ユーザビリティの低下を抑制することもできる。
(第3の実施形態)
先の第1の実施形態、第2の実施形態においては、BD周期が正常範囲外となると理想BDO信号130に切り替える制御について説明した。本実施形態においては、BD周期が正常範囲外となった場合に、その直近で画像信号118に応じた画像形成を行っていたか否かを判断することを追加する方法について説明する。なお、画像形成装置や走査装置等の先の第1の実施形態や第2の実施形態と同様の構成については、ここでの詳しい説明は省略する。
[走査装置]
図8は、本実施形態における走査装置112の概略構成を示す斜視図である。先の第1の実施形態の図2の構成との差異は、画像信号118をエンジンコントローラ110に入力していることである。エンジンコントローラ110は、BD周期が正常範囲外であると判定した場合に、範囲外となった主走査ライン内で画像信号118に基づく画像形成が行われたか否かを判定する。そして、第2の制御に切り替えるか否かを判定する。
先の第1の実施形態や第2の実施形態において、BD周期が正常範囲外となった場合に第2の制御に切り替えるのは、BD周期の揺らぎが画像形成における主走査方向の揺らぎとなってしまう画像不良を抑制するためである。つまり、BD周期が正常範囲外であると判定した場合において、画像信号118に基づく画像形成が行われていない場合は、理想BDO信号130に切り替えなくとも画質の低下にはつながらない。すなわち、スキャナモータ103を定速回転状態に切り替えは行うが、理想BDO信号130に基づく制御には切り替えず、BDI信号107の生成タイミングに基づきBDO信号111を出力する制御を継続する。以下、この制御を第3の制御とも呼ぶ。
[BD周期に異常が発生した場合の制御の説明]
図9、図10はBD周期が異常となった場合のタイミングチャートである。なお、ここでは先の第1の実施形態で説明した内容は割愛し、本実施形態の特徴について説明する。まず、エンジンコントローラ110は、BD周期が正常範囲内であるか否かを判断する。そして、BD周期が正常範囲外であった場合は、範囲外となった主走査ラインにおいて画像信号118に基づく画像形成が行われたか否かを判定する。
図9は、BD周期が正常範囲外であった場合に、範囲外となった主走査ラインにおいて画像信号118に基づく画像形成が行われなかった場合を示したタイミングチャートである。図10は、BD周期が正常範囲外であった場合に、範囲外となった主走査ラインにおいて画像信号118に基づく画像形成が行われた場合を示したタイミングチャートである。なお、タイミングチャートにおける画像信号118は、Hレベルの場合は、主走査ラインにおいて画像信号118が存在していること、Lレベルの場合は、画像信号118が存在していないことを示している。
図9では、エンジンコントローラ110は、BD周期が正常範囲外であると判定した場合に、主走査ラインで画像信号118に基づく画像形成が行われていないため、第1の制御から第3の制御に切り替えている。図10では、エンジンコントローラ110は、BD周期が正常範囲外であると判定した場合に、主走査ラインで画像信号118に基づく画像形成が行われているため、第1の制御から第2の制御に切り替えている。図9のように、理想BDO信号130に応じてBDO信号111を生成するように切り替えないことにより、BDO信号111をBDI信号107に応じて安定して生成し続けることができる。つまり、BDO信号111を生成するための制御を切り替えることによって不慮に発生するかもしれない影響を抑制することで、ロバスト性を高めている。
図11は、本実施形態におけるBD信号の制御を示したフローチャートである。なお、先の図5で説明したフローチャートと同様のステップについては同様の符号を付し、ここでの詳しい説明は省略する。S306において、エンジンコントローラ110はBD周期が正常範囲外(所定範囲外)であると判断する。するとS1101において、エンジンコントローラ110は正常範囲外となった主走査ラインで画像信号118に基づく画像形成が行われているか否かを判断する。
S1101において主走査ラインで画像信号118に基づく画像形成が行われている場合は、S1102において、エンジンコントローラ110はまずスキャナモータ103を定速回転状態に維持すべく、加速及び減速指示ともに行わない制御中立状態にする。さらに、BDO信号111の出力制御を、BDI信号107を基準に出力する制御から、BD周期が正常範囲内の中心にあるタイミング周期で生成されている理想BDO信号130を基準に出力する制御に切り替える、前述した第2の制御に切り替える。S1103において、エンジンコントローラ110は第2の制御を所定期間続けると、再び第1の制御に切り替えて、S305へ戻る。
S1101において主走査ラインで画像信号118に基づく画像形成が行われていない場合は、S1104において、エンジンコントローラ110はスキャナモータ103を定速回転状態に維持すべく、加速及び減速指示ともに行わない制御中立状態にする。一方、BDO信号11の出力制御は、BDI信号を基準に出力する制御のままである、前述した第3の制御に切り替える。S1105において、エンジンコントローラ110は第3の制御を所定期間続けると、再び第1の制御に切り替えて、S305へ戻る。
このように、第2の制御に切り替えるか否かを画像信号の有無に応じて判断することで、理想BDO信号130を用いる制御に切り替えるべきか否かを判断できるようになる。これにより、不要に理想BDO信号130を用いる制御に切り替えることを抑制できるため、システムのロバスト性を高めることができる。
100 半導体レーザ
102 ポリゴンミラー
106 BDセンサ
107 BDI信号
110 エンジンコントローラ
111 BDO信号
117 ビデオコントローラ

Claims (14)

  1. 光源と、
    複数の反射面を有し、前記光源から出力された光を回転しながら偏向する回転多面鏡と、
    前記回転多面鏡を駆動する駆動手段と、
    前記回転多面鏡により偏向された光を検知することに応じた第1の信号を出力する検知手段と、
    前記第1の信号に基づき、主走査方向の書き出しを制御するための同期信号である第2の信号を出力する制御手段と、を備え、
    前記制御手段は、前記第1の信号の周期が所定周期内であれば、前記第1の信号に基づき前記第2の信号を出力する第1の制御を行い、前記第1の信号の周期が所定周期外であれば、前記第1の制御手段によって予測した第1の信号の周期に基づき、前記第2の信号を出力する第2の制御を行うことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記制御手段は、前記検知手段から出力される前記第1の信号の周期に応じて、前記駆動手段を加減速する制御を行うことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記制御手段は、前記第2の制御を行う場合には、前記検知手段から出力される前記第1の信号の周期に応じて、前記駆動手段を加減速しない制御を行うことを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。
  4. 前記第1の信号の周期を記憶する記憶手段を備え、
    前記制御手段は、前記第1の信号が出力されると前記第1の信号の周期を求めると、前記記憶手段に記憶されている前記第1の信号の周期を更新することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  5. 前記制御手段は、前記記憶手段に記憶されている前記第1の信号の周期に基づき、次に前記第1の信号が前記検知手段により検知されるであろう第1の期間を予測することを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。
  6. 前記制御手段は、前記第1の期間外において前記検知手段から出力された信号は前記第1の信号として認識せず、前記第1の期間内において前記検知手段から出力された信号は前記第1の信号として認識することを特徴とする請求項5に記載の画像形成装置。
  7. 前記制御手段は、前記記憶手段に記憶されている前記第1の信号の周期に基づき、前記第1の期間内において前記第1の信号が正常に検知されたか否かを判断するための前記第1の期間よりも短い第2の期間を予測することを特徴とする請求項5又は6に記載の画像形成装置。
  8. 前記制御手段は、前記第2の期間内において前記検知手段から信号が出力された場合は前記第1の制御を行い、前記第2の期間外において前記検知手段から信号が出力された場合は前記第2の制御を行うことを特徴とする請求項7に記載の画像形成装置。
  9. 前記制御手段は、前記第2の制御を行う場合に、前記駆動手段が目標回転速度で駆動されているという条件において前記第1の信号の周期が所定周期内となるように、前記第1の周期の予測を行うことを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  10. 前記制御手段は、前記第2の制御によって前記第2の信号を所定回数出力すると、前記第1の制御に切り替えることを特徴とする請求項1乃至9のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  11. 前記制御手段は、前記回転多面鏡の複数の反射面のうち、どの反射面により光を反射しているかを特定し、
    前記第2の制御を行う場合に、特定した反射面に応じて期間の異なる前記第1の周期の予測を行うことを特徴とする請求項1乃至10のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  12. 前記制御手段は、前記第1の信号の周期に基づき、前記複数の反射面のうち基準反射面を特定し、前記基準反射面から各反射面を特定することを特徴とする請求項11に記載の画像形成装置。
  13. 画像データを生成する画像制御手段、を備え、
    前記画像制御手段は、前記第2の信号に基づき、前記画像データを前記制御手段に送信することを特徴とする請求項1乃至12のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  14. 前記制御手段は、前記第1の信号の周期が所定周期外であった場合に、所定周期外となった主走査ラインで画像信号に基づく画像形成が行われたか否かを判断し、
    画像形成が行われた場合は前記第2の制御を行い、画像形成が行われなかった場合は前記第1の信号に基づき前記第2の信号を出力し、且つ前記検知手段から出力される前記第1の信号の周期に応じて前記駆動手段を加減速しない第3の制御を行うことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
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