JP2006106209A - 駆動機構制御装置、画像形成装置、駆動機構制御方法、及びプログラム - Google Patents

駆動機構制御装置、画像形成装置、駆動機構制御方法、及びプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP2006106209A
JP2006106209A JP2004290563A JP2004290563A JP2006106209A JP 2006106209 A JP2006106209 A JP 2006106209A JP 2004290563 A JP2004290563 A JP 2004290563A JP 2004290563 A JP2004290563 A JP 2004290563A JP 2006106209 A JP2006106209 A JP 2006106209A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
drive
motor
control
driving
side gear
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2004290563A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazunori Miyake
和則 三宅
Hiromichi Tsujino
浩道 辻野
Hidenori Sunada
秀則 砂田
Toru Ono
徹 大野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP2004290563A priority Critical patent/JP2006106209A/ja
Priority to US11/242,116 priority patent/US20060072948A1/en
Publication of JP2006106209A publication Critical patent/JP2006106209A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02PCONTROL OR REGULATION OF ELECTRIC MOTORS, ELECTRIC GENERATORS OR DYNAMO-ELECTRIC CONVERTERS; CONTROLLING TRANSFORMERS, REACTORS OR CHOKE COILS
    • H02P8/00Arrangements for controlling dynamo-electric motors rotating step by step
    • H02P8/14Arrangements for controlling speed or speed and torque
    • H02P8/18Shaping of pulses, e.g. to reduce torque ripple
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/50Machine control of apparatus for electrographic processes using a charge pattern, e.g. regulating differents parts of the machine, multimode copiers, microprocessor control
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02PCONTROL OR REGULATION OF ELECTRIC MOTORS, ELECTRIC GENERATORS OR DYNAMO-ELECTRIC CONVERTERS; CONTROLLING TRANSFORMERS, REACTORS OR CHOKE COILS
    • H02P29/00Arrangements for regulating or controlling electric motors, appropriate for both AC and DC motors
    • H02P29/50Reduction of harmonics

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Control Of Stepping Motors (AREA)
  • Electrophotography Configuration And Component (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)

Abstract

【課題】 モータ駆動回路の変更を行うことなく且つモータの負荷トルクを増大させずに、モータ駆動時の静粛性を向上可能とした駆動機構制御装置を提供する。
【解決手段】 モータ制御装置は、制御部112、記憶部113、振動検知部114を備える。制御部112は、駆動ギア121と伝達ギア122を通常駆動する駆動制御を行う前に、駆動ギア121と伝達ギア122の間の隙間が解消されるように駆動ギア121を所定量移動させる位置制御を行う。位置制御を行う際のパルスモータ111の出力トルクを駆動制御を行う際のパルスモータ111の出力トルクと比べ小さくし、位置制御を行う際のパルスモータ111の励磁方式を駆動制御を行う際のパルスモータ111の励磁方式と比べ分解能を高くする。位置制御と駆動制御の間に所定時間間隔を空ける。
【選択図】 図1

Description

本発明は、モータの駆動力をギアを介して負荷に伝達する駆動機構の制御に適用される駆動機構制御装置、画像形成装置、駆動機構制御方法、及びプログラムに関する。
各種機器では、モータの回転軸に配設された駆動ギアと該駆動ギアに噛合した伝達ギアを介して負荷に駆動力を伝達する構成の駆動機構が使用されている。この種の駆動機構では、駆動ギアと伝達ギアの間には、組立公差上、隙間(ガタ)が生じる。そのため、モータの駆動時には、ギアのバックラッシュ等による異音が発生することがある。
そこで、従来、モータ駆動回路に工夫を凝らすことで、異音対策を行う技術(例えば、特許文献1参照)、伝達ギア等にメカニカルな部材を追加し、駆動系に工夫を凝らすことで上記隙間をなくし、異音対策を行う技術(例えば、特許文献2参照)が提案されている。
特開2002−272186号公報 特開平08−257208号公報
しかしながら、従来は、ギア間にガタが存在する状態でモータを駆動した際にギアの衝突に伴う振動や音の発生を防止すべく、特開2002−272186号公報に記載のような、駆動回路に静音化のための対策を施す方法は、モータ駆動回路が複雑化し、価格上昇につながる。また、モータ駆動回路を構成する際に、モータ駆動回路の論理回路やドライブ回路の一部を集積化した専用のモータドライバICを使用することがあるが、この種のICを使用した場合、騒音対策を施したい回路がIC内部に集積化されているため、騒音対策を的確に施せない場合が生じるという問題がある。
また、特開平08−257208号公報に記載のような、ギアをバネで加圧することでギア間のガタをなくすように付勢するような対策では、負荷系を駆動するために必要となるモータの負荷トルクが増大し、該モータに要求される出力トルクが増大するという問題がある。また、要求される出力トルクによってはモータが大型化するなどの問題も生じる。
本発明の目的は、モータ駆動回路の変更を行うことなく且つモータの負荷トルクを増大させずに、モータ駆動時の静粛性を向上可能とした駆動機構制御装置、画像形成装置、駆動機構制御方法、及びプログラムを提供することにある。
上述の目的を達成するために、本発明の駆動機構制御装置は、モータを駆動することで、前記モータの出力側に配設された駆動側ギアと前記駆動側ギアに噛合した被駆動側ギアを介して負荷に駆動力を伝達する駆動制御手段と、前記駆動制御手段により前記駆動側ギアと前記被駆動側ギアを駆動する駆動制御を行う前に、前記駆動側ギアと前記被駆動側ギアの間に存在する隙間が解消されるように前記駆動側ギアを所定量移動させる位置制御を行う位置制御手段とを備え、前記位置制御と前記駆動制御との間が所定時間間隔を有するように設定されることを特徴とする。
上述の目的を達成するために、本発明の駆動機構制御方法は、モータを駆動することで、前記モータの出力側に配設された駆動側ギアと前記駆動側ギアに噛合した被駆動側ギアを駆動する駆動制御を行う前に、前記駆動側ギアと前記被駆動側ギアの間に存在する隙間が解消されるように前記駆動側ギアを所定量移動させる位置制御を行い、前記位置制御と前記駆動制御との間が所定時間間隔を有するように設定することを特徴とする。
上述の目的を達成するために、本発明のプログラムは、モータを駆動することで、前記モータの出力側に配設された駆動側ギアと前記駆動側ギアに噛合した被駆動側ギアを介して負荷に駆動力を伝達する駆動制御機能と、前記駆動制御機能により前記駆動側ギアと前記被駆動側ギアを駆動する駆動制御を行う前に、前記駆動側ギアと前記被駆動側ギアの間に存在する隙間が解消されるように前記駆動側ギアを所定量移動させる位置制御を行う位置制御機能と、前記位置制御と前記駆動制御との間が所定時間間隔を有するように設定する設定機能を、コンピュータに実現させることを特徴とする。
本発明によれば、駆動側ギアと被駆動側ギアを駆動する駆動制御を行う前に、駆動側ギアと被駆動側ギアの間に存在する隙間が解消されるように駆動側ギアを所定量移動させる位置制御を行うので、従来技術のように静音化対策としてモータ駆動回路の変更を行う必要がなく、且つ、従来技術のようにギアをバネで加圧することに伴う負荷トルクの増大を招くことなく、モータ駆動時の静粛性を向上させることが可能となる。
また、位置制御を行う際のモータの出力トルクを、駆動制御を行う際のモータの出力トルクと比較して小さくなるように設定するので、駆動側ギアと被駆動側ギアの衝突時の衝撃を小さくし、衝突及び振動によってギア間の隙間が再び大きくなることを防止することが可能となる。
また、位置制御を行う際のモータの励磁方式を、駆動制御を行う際のモータの励磁方式と比較して分解能が高くなるように設定するので、駆動側ギアと被駆動側ギアの衝突をできる限り小さくすることが可能となる。
また、位置制御と駆動制御との間に所定の時間間隔を空けているので、駆動側ギアと被駆動側ギアの振動を収束することが可能となり、ギア間に再び隙間が発生することを防止することが可能となる。
また、位置制御を行ってから所定時間経過後に駆動制御を行う際に、モータを加速制御する時の加速度を時間経過に伴い順次低下させるので、モータ起動時の騒音を小さくすることが可能となる。
また、位置制御を行った後に、振動検知手段により検知された振動が所定値以下になった場合、駆動制御を行うので、ギア間に存在する隙間が原因でモータ起動時に発生する振動を、駆動制御を行う前に除去することが可能となり、異音の発生を抑制することが可能となる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づき説明する。
図1は、本発明の実施の形態に係る駆動機構制御装置としてのモータ制御装置の概略構成を示すブロック図である。
図1において、モータ制御装置は、制御部112、記憶部113、振動検知部114を備えている。制御部112は、下記の制御パターンデータに対応する駆動パルスをパルスモータ111に入力することで、駆動ギア121と伝達ギア122(図3参照)を通常駆動する駆動制御と、駆動ギア121を所定量移動させる位置制御を行う。記憶部113は、位置制御パターン及びモータ制御パターン(図4参照)に各々対応する制御パターンデータを記憶している。振動検知部114は、パルスモータ111の駆動時における駆動ギア121と伝達ギア122の衝突による振動や負荷から発生する振動を検知し、振動検知信号を制御部112に出力する。
本実施の形態では、制御部112は、駆動ギア121と伝達ギア122を通常駆動する駆動制御(モータ制御パターンを用いた制御)を行う前に、駆動ギア121と伝達ギア122の間に存在する隙間が解消されるように(隙間を0に近づけるように)駆動ギア121を所定量移動させる位置制御(位置制御パターンを用いた制御)を行う。また、制御部112は、位置制御を行ってから所定時間経過後に駆動制御を行う際に、パルスモータ111を加速制御する時の加速度を時間経過に伴い順次低下させる制御を行う。また、制御部112は、位置制御を行った後に振動検知部114により検知された振動が閾値以下になった場合、駆動制御を行う。
更に、制御部112は、以下のような設定を行う。位置制御を行う際のパルスモータ111の出力トルクが、駆動制御を行う際のパルスモータ111の出力トルクと比較して小さくなるように設定する。また、位置制御を行う際のパルスモータ111の励磁方式が、駆動制御を行う際のパルスモータ111の励磁方式と比較して分解能が高くなるように設定する。また、位置制御と駆動制御との間が所定時間間隔を有するように設定する。また、前記所定時間間隔は、パルスモータ111の駆動に伴う振動の影響を受けないような時間間隔に設定する。
図2は、パルスモータ111の位置制御パターン及びモータ制御パターンの例を示す図である。
図2において、縦軸はパルスモータ111の回転数を示し、横軸は時間を示す。図示のパターンは、位置制御パターン101とモータ制御パターン102を示している。位置制御パターン101は、駆動ギア121及び伝達ギア122間の隙間123(図3参照)が解消されるように制御するための制御パターンである。モータ制御パターン102は、駆動ギア121及び伝達ギア122を通常駆動するための制御パターンである。
図3(a)は、駆動ギア121と伝達ギア122との間に隙間が存在している例を示す図、図3(b)は、駆動ギア121と伝達ギア122との間の隙間が解消されるようにした例を示す図である。
図3において、駆動ギア121は、パルスモータ111の回転軸に固定されているギアであり、パルスモータ111の回転駆動に伴い駆動される。伝達ギア122は、駆動ギア121に噛合しているギアであり、パルスモータ111からの駆動ギア121を介した駆動力を負荷に伝達する。123は、駆動ギア121と伝達ギア122の間に存在する隙間を示している。この隙間123はメカの組立公差上必ず発生するものであり、これを0にすることは不可能である。
従来のパルスモータ制御においては、位置制御パターン101の駆動パルスをパルスモータに入力することなしに、ギア列を通常駆動するためのモータ制御パターン102を用いてパルスモータの駆動を行っていた。この場合、図3(a)に示すようにギア間に隙間123が存在する状態でパルスモータの駆動を行うため、パルスモータの自起動領域(駆動対象の負荷に対してパルスモータが十分動き始めることができる領域)でギアの衝突が生じる。
更に、パルスモータを自起動領域から加速していくことにより、ギアの衝突により生じた振動を収束させることなくパルスモータの駆動を続行するため、振動の収束までに時間を要していた。更に、ギアの衝突により生じた振動とパルスモータの加速に伴い生じた振動との共振により、振動が増幅される可能性があった。
そこで、本実施の形態のパルスモータ制御においては、駆動ギア121及び伝達ギア122を通常駆動するためのモータ制御パターン102の駆動パルスをパルスモータ111に入力する前に、駆動ギア121及び伝達ギア122間の隙間123が解消されるようにするための位置制御パターン101の駆動パルスをパルスモータ111に入力することで、駆動ギア121及び伝達ギア122を図3(b)の状態にする。
位置制御パターン101は、駆動ギア121及び伝達ギア122間の隙間123を埋めるように(隙間123が解消されるように)作用するため、パルスモータ111の負荷トルクは負荷を通常駆動する場合と比較して小さい。このため、パルスモータ111の余分な振動を避けるために、パルスモータ111の出力トルクが小さくなるように、駆動ギア121及び伝達ギア122を通常駆動するためのモータ制御パターン102の駆動電流値と比較して、位置制御パターン101の駆動電流値を小さく必要がある。
位置制御パターン101の駆動電流値は、ギア間の隙間123が解消されるようにするためのパルスモータ111の回転に必要となるトルクが出力できればよいので、パルスモータ単体で回転させた際に脱調しない最小限の駆動電流値に設定するのが好ましい。更に、パルスモータ111を前記最小限の駆動電流値で駆動することにより、駆動ギア121と伝達ギア122の衝突時の衝撃を小さくし、衝突及び振動によってギア間の隙間123が再び大きくなることを防止している。
また、隙間123は通常距離が短いことが多く、隙間123を精度良く0に近づけるためには、モータ制御パターン102を2相励磁方式で駆動する場合、位置制御パターン101は1−2相励磁方式或いはマイクロステップ励磁方式で駆動するなどの方法をとる。即ち、位置制御パターン101の1駆動パルス当りのパルスモータ111の進み量を、モータ制御パターン102の1駆動パルス当りのパルスモータ111の進み量と比較して小さくするという分解能の高い励磁方式を用いることにより、ギアの衝突をできる限り小さくすることが必要である。
更に、位置制御パターン101の駆動パルスをパルスモータ111に入力した後、所定時間t1(図2参照)の間、駆動ギア121及び伝達ギア122は図3(b)の状態を保持するために、微弱電流でパルスモータ各相の励磁状態を保持し、位置制御パターン101の駆動パルス入力により生じる振動を除去する。このように、駆動ギア121と伝達ギア122の間に存在する隙間123により引き起こされる衝突や振動をなくすことで、パルスモータ起動時の異音の発生を抑制することが可能になる。
図4は、パルスモータ111の位置制御パターン及びモータ制御パターンの例を示す図である。
図4において、縦軸はパルスモータ111の回転数を示し、横軸は時間を示す。図示のパターンは、位置制御パターン101とモータ制御パターン102の組み合わせを示している。モータ制御パターン102のt2、t3、t4からなる区間は、パターン1(破線)、パターン2(実線)、パターン3(実線)の何れかに設定可能である。即ち、位置制御パターン101とモータ制御パターン102(パターン1)、位置制御パターン101とモータ制御パターン102(パターン2)、位置制御パターン101とモータ制御パターン102(パターン3)の組み合わせがある。
パターン1(破線)は、パルスモータ111の起動時の加速度を一定にして、パルスモータ111の立ち上げを行った際の立ち上げパターンを示している。
パターン2(実線)は、パルスモータ111の起動時の加速度を、駆動対象の負荷に対して十分動き始めることができる周波数(自起動周波数)で最大とし、時間経過と共に加速度を減少させた時の立ち上げパターンを示している。パターン2では、低周波部に存在するパルスモータ111の振動領域を短い時間で脱することができるため、パターン1と比較してパルスモータ111の起動時の騒音は小さくすることができる。
パターン3(実線)は、t2区間ではパルスモータ111の平均加速度を従来の直線加速パターンの加速度よりも大きくし、t3区間ではパルスモータ111の平均加速度を従来の直線加速パターンの加速度よりも小さくし、t4区間ではt3区間のパルスモータ111の平均加速度及び従来の直線加速パターンの加速度よりも大きくして、パルスモータ111の立ち上げを行った際の立ち上げパターンを示している。
パターン3では、まず、パターン2と同様に、パルスモータ111が振動領域をできる限り早く抜け出せるようにする(t2区間)。次に、t2区間で発生した振動を早く減衰させる(t3区間)。t3区間で加速度を小さくしたために、パルスモータ111のトータル的に遅れた加速を取り戻すために、振動の少ない高周波数領域で加速度を大きくする(t4区間)。
パターン3では、以上のように、パルスモータ111に駆動パルスを入力して加速する際の加速パターンは、パルスモータ111の起動時から所定時間経過するまでは加速度を高くし、その後、更に所定時間経過するまでは加速度を低くし、最後に目標周波数に達するまでの間を再び加速度を高くするような加速パターンにする。これにより、パルスモータ111の加速に要する時間を短くでき、且つ、パターン2と比較してパルスモータ111の加速時に発生する振動を最小限に抑えることができる。
本実施の形態では、図4に示したように、モータ制御パターン102(パターン1〜パターン3)を用いた駆動制御を行う前に、位置制御パターン101を用いた位置制御を行う。これにより、駆動ギア121及び伝達ギア122間に生じている隙間123を0に近づけることができると共に、パルスモータ起動時のギアの衝突による振動をできる限り小さくすることができる。
特に、モータ制御パターン102におけるパターン2やパターン3のように、パルスモータ起動時の加速度が大きいパターンの場合は、駆動ギア121及び伝達ギア122間に隙間123が生じていると、ギアの衝突時の衝撃が大きくなり騒音が大きくなる。そのため、モータ制御パターン102と組み合わせて位置制御パターン101を用いることが、ギア間の隙間123が解消されるように作用する結果、装置の消音に非常に有効な手段となる。
図5(a)は、モータ制御パターン102(パターン1)のみでパルスモータ111を駆動した時の騒音の測定波形を示す図、図5(b)は、モータ制御パターン102(パターン2)のみでパルスモータ111を駆動した時(ギア間に隙間有り)の騒音の測定波形を示す図、図5(c)は、モータ制御パターン102(パターン2)のみでパルスモータ111を駆動した時(ギア間に隙間無し)の騒音の測定波形を示す図である。
図5(a)において、測定波形は、モータ制御パターン102のt2〜t4区間を図4のパターン1(破線で示す直線)に設定し、該パターン1に対応する駆動パルスをパルスモータ111に入力して加速した場合の騒音の波形を示している。パターン1(直線)で加速した場合、長い時間、パルスモータ111の振動領域で駆動を行うため、振動の収束に時間がかかり、騒音が長く続いてしまう。
図5(b)において、測定波形は、モータ制御パターン102のt2〜t4区間を図4のパターン2(実線で示す曲線)に設定し、該パターン2に対応する駆動パルスをパルスモータ111に入力して加速した場合で、且つ駆動ギア121と伝達ギア122の間に隙間123が存在している場合の騒音の波形を示している。
図5(c)において、測定波形は、モータ制御パターン102のt2〜t4区間を図4のパターン2(実線で示す曲線)に設定し、該パターン2に対応する駆動パルスをパルスモータ111に入力して加速した場合で、且つ駆動ギア121と伝達ギア122の間に隙間123が略存在しない場合(隙間123が0に近づいた状態)の騒音の波形を示している。
図5(b)と図5(c)の2つの状態を比較すると、図5(b)からは、パルスモータ起動時の騒音が大きいことが読み取れ、図5(c)からは、パルスモータ起動時の騒音が小さいことが読み取れる。このように、位置制御パターン101を用いずにモータ制御パターン102の駆動パルスのみをパルスモータ111に入力した場合は、ギア間に生じている隙間123の状態によって、パルスモータ起動時の騒音にばらつきが生じる。パルスモータ111に対する位置制御パターン101の駆動パルスの入力は、ギア間に生じている隙間123が解消されるように作用し、安定して図5(c)の状態でパルスモータ111の起動を行うためになされるものである。
図6は、モータ制御装置の振動検知部114により検知した振動の測定波形を示す図である。
図6において、縦軸は振動を示し、横軸は時間を示す。測定波形は、パルスモータ111を位置制御パターン101を用いて駆動した際の、振動検知部114により検知した振動の波形を示している。Lthは振動の閾値であり、T0は振動検知部114により検知した振動Lが収束しながら閾値Lthまで低下した時刻である。
図7は、モータ制御装置の振動除去処理を示すフローチャートである。
図7において、制御部112が、位置制御パターン101の駆動パルスをパルスモータ111に入力すると(ステップS1)、パルスモータ111により駆動される駆動ギア121、伝達ギア122や負荷で振動Lが発生する。この場合、制御部112は振動検知部114に予め所定の閾値Lthを設定しておく。振動検知部114が、発生した振動Lが閾値Lth以下になったことを検知した場合(ステップS2でYES)、制御部112は、モータ制御パターン102の駆動パルスをパルスモータ111に入力する(ステップS3)。
最初に位置制御パターン101の駆動パルスをパルスモータ111に入力する制御を行うことにより、駆動ギア121と伝達ギア122の間に存在する隙間123によって引き起こされる、パルスモータ111の起動時に発生する振動を、パルスモータ111にモータ制御パターン102の駆動パルスを入力する前に確実に除去することができる。これにより、異音の発生を確実に抑制することが可能となる。
次に、本実施の形態のモータ制御装置を適用した画像形成装置に関する説明を行う。
図8は、画像形成装置の内部構成を示す構成図である。
図8において、画像形成装置は、画像形成部(同一の構成を有する4つのステーションa、b、c、dが並設されている)、給紙部、中間転写部、搬送部、定着部、操作部、及び制御ユニット(不図示)を備えたカラープリンタとして構成されている。
まず、画像形成部において、像担持体としての感光ドラム11a、11b、11c、11dは、矢印方向に回転駆動され、その外周側の回転方向に、ローラ帯電器12a、12b、12c、12d、スキャナ13a、13b、13c、13d、イエロー、シアン、マゼンタ、ブラックの現像装置14a、14b、14c、14dが配置されている。
ローラ帯電器12a〜12dにより感光ドラム表面に均一な帯電量の電荷を与えた後、スキャナ13a〜13dにより記録画像信号に応じて変調した光線を露光させることで、感光ドラム表面に静電潜像を形成する。更に、現像装置14a〜14dにより静電潜像を顕像化し、顕像化された可視画像を中間転写ベルト30に転写する。以上のプロセスにより各トナーによる画像形成が順次行われる。
次に、給紙部において、給紙ローラユニット22a、22b、22c、22dは、記録材Pを収納したカセット21a〜21dから記録材Pを1枚ずつ送り出す。給紙ローラユニット22a〜22dにより1枚ずつ分離された記録材Pは、引き抜きローラ24a〜24d、レジスト前ローラ26によって搬送され、レジストローラ25まで搬送される。給紙部は、上記の他に、記録材Pの通過を検知するセンサ、記録材Pの有無を検知するセンサ、記録材Pを搬送路に沿って搬送させるガイド(以上不図示)を備える。
次に、中間転写部において、中間転写ベルト30は、従動ローラ34により支持されると共に駆動ローラ32により駆動され、テンションローラ33により適度な張力を与えられている。中間転写ベルト30を挟んで各感光ドラム11a〜11dと対向する位置には、トナー像を中間転写ベルト30に転写する一次転写ローラ35a〜35dが配置されている。また、従動ローラ34に対向して二次転写ローラ36が配置され、中間転写ベルト30とのニップによって二次転写領域を形成する。50はクリーニング装置である。
次に、定着部において、定着ユニット40は、内部にハロゲンヒータ等の熱源を備えた定着ローラ41a、定着ローラ41aに加圧される加圧ローラ41b、これらローラ対から排出される記録材Pを搬送する内排紙ローラ44から構成される。
一方、記録材Pがレジストローラ25まで搬送されると、レジストローラ25よりも上流のローラの回転駆動を止めて記録材Pを一旦停止させ、画像形成部の画像形成タイミングに合わせてレジストローラ25を含む上流のローラの回転駆動を再開する。記録材Pは二次転写領域へ送り出される。二次転写領域において画像が転写され、定着ユニット40において画像が定着された記録材Pは、内排紙ローラ44を通過した後、切り替えフラッパ73により搬送先が切り替えられ、フェイスアップ排紙トレイ2、または、反転ローラ72a、72b、72cを介してフェイスダウン排紙トレイ3へ排出される。
尚、記録材Pの搬送路には、記録材Pの通過を検知するために、給紙リトライセンサ64a、64b、64c、64d、デッキ引き抜きセンサ66、レジストセンサ67、内排紙センサ68、フェイスダウン排紙センサ69、両面プレレジセンサ70、両面再給紙センサ71、等が配置されている。また、カセット21a〜21dには、記録材Pの有無を検知するカセット紙有無検知センサ63a、63b、63c、63dが配置されている。
制御ユニットは、上記各ユニット内の機構の動作を制御するための制御基板(不図示)や、モータドライブ基板(不図示)などから構成される。
次に、画像形成装置の動作の一例としてカセット21aから記録材Pを搬送する場合を説明する。
画像形成動作開始信号が発せられてから所定時間経過後、まず給紙ローラユニット22aか駆動開始され、それに伴いカセット21aから記録材Pが1枚ずつ送り出される。記録材Pは引き抜きローラ24a、レジスト前ローラ26を経由して、レジストローラ25まで搬送される。その時、レジストローラ25は停止されており、記録材Pの先端はニップ部に突き当たる。その後、レジストローラ25は画像形成部が画像の形成を開始するタイミングに合わせて回転を始める。
一方、画像形成部では、画像形成動作開始信号が発せられると、上述したプロセスにより中間転写ベルト30の回転方向において一番上流にある感光ドラム11d上に形成されたトナー像が、高電圧が印加された転写ローラ35dにより一次転写領域において中間転写ベルト30に一次転写される。一次転写されたトナー像は次の一次転写領域まで搬送される。そこでも同様に画像形成が行われ、前画像の上に次のトナー像が転写されることになる。以下も同様の工程が繰り返され、結局4色のトナー像が中間転写ベルト30上において一次転写される。
記録材Pが中間転写ベルト30及び二次転写ローラ36間の二次転写領域に進入し、中間転写ベルト30に接触すると、高電圧が印加される中間転写ベルト上に形成された4色のトナー画像が記録材Pの表面に転写される。その後、定着ローラ対41a、41bにおいてトナー像が記録材Pの表面に定着され、フェイスアップ排紙トレイ2またはフェイスダウントレイ3に排出される。
図9は、画像形成装置のレジストモータの制御例を示すタイミングチャートである。
図9において、レジストローラ25を駆動するレジストモータ82の制御に、本発明の位置制御パターン101を用いた場合の制御例を示している。給紙リトライセンサ64aにより記録材Pを検知し、所定時間t81経過後に、引き抜きローラ24を駆動する給紙モータ81を駆動する。給紙モータ81を駆動した後、所定時間t84で記録材Pはレジストセンサ67の位置まで搬送される。
レジストセンサ67により記録材Pを検知し、画像形成部の画像形成タイミングと同期を取るレジスト制御を行い、所定時間t83経過後に、レジストモータ82を駆動する。レジストモータ82の駆動開始から所定時間t87経過後に、レジストセンサ67がOFFし、その所定時間t86経過後に、レジストモータ82の駆動をOFFする。本実施の形態では、レジストセンサ67がONしてから所定時間t83経過後に、レジストモータ82に位置制御パターン101の駆動パルスを入力することで、画像形成装置の騒音を低減することが可能となる。
レジストモータ82に位置制御パターン101の駆動パルスを入力してから、レジストモータ82にモータ制御パターン102の駆動パルスを入力するまでの時間t1として、レジストモータ82で駆動するギアの振動が収束するまでに必要な最小限の時間を設定し、更に外的要因、例えば記録材Pの衝突等の振動を受けない時間を設定する。これにより、ギア間の隙間123(図3参照)が再び生じることを防止することができる。
上述したように、画像形成装置のレジストローラ25の駆動源であるレジストモータ82を始めとして、給紙ローラユニット22a、引き抜きローラ24等の記録材Pの搬送機構を駆動する駆動源に対し、本発明の制御を適用することにより、ギア間の隙間123により引き起こされるバックラッシュ等によるギアの異音を低減することができる。特に、駆動/停止を繰り返す駆動源に対し、本発明の制御を適用すると、停止時に必ず発生するギア間の隙間123が解消されるように制御できるため、より効果的に画像形成装置全体の騒音を低減することができる。
以上説明したように、本実施の形態によれば、駆動ギア121と伝達ギア122を通常駆動するモータ制御パターン102を用いた駆動制御を行う前に、駆動ギア121と伝達ギア122の間に存在する隙間が解消されるように駆動ギア121を所定量移動させる位置制御パターン101を用いた位置制御を行う。これにより、従来技術のように静音化対策としてモータ駆動回路の変更を行う必要がなく、且つ、従来技術のようにギアをバネで加圧することに伴う負荷トルクの増大を招くことなく、パルスモータ駆動時の静粛性を向上させることが可能となる。
また、位置制御を行う際のパルスモータ111の出力トルクを、駆動制御を行う際のパルスモータ111の出力トルクと比較して小さくなるように設定するので、駆動ギア121と伝達ギア122の衝突時の衝撃を小さくし、衝突及び振動によってギア間の隙間123が再び大きくなることを防止することが可能となる。
また、位置制御を行う際のパルスモータ111の励磁方式を、駆動制御を行う際のパルスモータ111の励磁方式と比較して分解能が高くなるように設定するので、駆動ギア121と伝達ギア122の衝突をできる限り小さくすることが可能となる。
また、位置制御と駆動制御との間に所定の時間間隔を空けているので、駆動ギア121及び伝達ギア122の振動を収束することが可能となり、ギア間に再び隙間が発生することを防止することが可能となる。
また、位置制御を行ってから所定時間経過後に駆動制御を行う際に、パルスモータ111を加速制御する時の加速度を時間経過に伴い順次低下させるので、パルスモータ起動時の騒音を小さくすることが可能となる。
また、位置制御を行った後に、振動検知部114により検知された振動が閾値以下になった場合、駆動制御を行うので、ギア間に存在する隙間が原因でパルスモータ起動時に発生する振動を、駆動制御を行う前に確実に除去することが可能となり、異音の発生を確実に抑制することが可能となる。
[他の実施の形態]
上記実施の形態では、図4に示したモータ制御パターンのt2〜t4区間をパターン1〜パターン3に分けた場合を例に挙げたが、本発明はこれに限定されるものではなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲であれば、モータ制御パターンのt2〜t4区間のパターン数は任意とすることが可能である。
上記実施の形態では、本発明の駆動機構制御装置を画像形成装置(プリンタ)に適用した場合を例に挙げたが、本発明はこれに限定されるものではなく、他の画像形成装置(複写機や複合機)にも適用することが可能である。
本発明は、上述した実施の形態の機能を実現するソフトウェアのプログラム(図7のフローチャートを実行するためのプログラムを含む)をコンピュータ又はCPUに供給し、そのコンピュータ又はCPUが該供給されたプログラムを読出して実行することによって、達成することができる。
この場合、上記プログラムは、該プログラムを記録した記憶媒体から直接供給されるか、又はインターネット、商用ネットワーク、若しくはローカルエリアネットワーク等に接続される不図示の他のコンピュータやデータベース等からダウンロードすることにより供給される。
上記プログラムの形態は、オブジェクトコード、インタプリタにより実行されるプログラムコード、OS(オペレーティングシステム)に供給されるスクリプトデータ等の形態から成ってもよい。
また、本発明は、上述した実施の形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムを記憶した記憶媒体をコンピュータ又はCPUに供給し、そのコンピュータ又はCPUが記憶媒体に記憶されたプログラムを読出して実行することによっても、達成することができる。
この場合、記憶媒体から読出されたプログラムコード自体が上述した各実施の形態の機能を実現すると共に、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成する。
プログラムコードを記憶する記憶媒体としては、例えば、ROM、RAM、NV−RAM、フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスク、光ディスク(登録商標)、光磁気ディスク、CD−ROM、MO、CD−R、CD−RW、DVD−ROM、DVD−RAM、DVD−RW、DVD+RW、磁気テープ、不揮発性のメモリカード等がある。
上述した実施の形態の機能は、コンピュータから読出されたプログラムコードを実行することによるばかりでなく、コンピュータ上で稼動するOS等がプログラムコードの指示に基づいて実際の処理の一部又は全部を行うことによっても実現することができる。
本発明の実施の形態に係る駆動機構制御装置としてのモータ制御装置の概略構成を示すブロック図である。 パルスモータの位置制御パターン及びモータ制御パターンの例を示す図である。 (a)は駆動ギアと伝達ギアとの間に隙間が存在している例を示す図、(b)は駆動ギアと伝達ギアとの間の隙間を0に近づけるようにした例を示す図である。 パルスモータの位置制御パターン及びモータ制御パターンの例を示す図である。 (a)はモータ制御パターン(パターン1)のみでパルスモータを駆動した時の騒音の測定波形を示す図、(b)はモータ制御パターン(パターン2)のみでパルスモータを駆動した時(ギア間に隙間有り)の騒音の測定波形を示す図、(c)はモータ制御パターン(パターン2)のみでパルスモータを駆動した時(ギア間に隙間無し)の騒音の測定波形を示す図である。 モータ制御装置の振動検知部により検知した振動の測定波形を示す図である。 モータ制御装置の振動除去処理を示すフローチャートである。 画像形成装置の内部構成を示す構成図である。 画像形成装置のレジストモータの制御例を示すタイミングチャートである。
符号の説明
101 位置制御パターン
102 モータ制御パターン
111 パルスモータ(モータに対応)
112 制御部(駆動制御手段、位置制御手段に対応)
113 記憶部
114 振動検知部(振動検知手段に対応)
121 駆動ギア(駆動側ギアに対応)
122 伝達ギア(被駆動側ギアに対応)
123 隙間

Claims (9)

  1. モータを駆動することで、前記モータの出力側に配設された駆動側ギアと前記駆動側ギアに噛合した被駆動側ギアを介して負荷に駆動力を伝達する駆動制御手段と、
    前記駆動制御手段により前記駆動側ギアと前記被駆動側ギアを駆動する駆動制御を行う前に、前記駆動側ギアと前記被駆動側ギアの間に存在する隙間が解消されるように前記駆動側ギアを所定量移動させる位置制御を行う位置制御手段とを備え、
    前記位置制御と前記駆動制御との間が所定時間間隔を有するように設定されることを特徴とする駆動機構制御装置。
  2. 前記位置制御を行う際の前記モータの出力トルクが、前記駆動制御を行う際の前記モータの出力トルクと比較して小さくなるように設定されることを特徴とする請求項1記載の駆動機構制御装置。
  3. 前記位置制御を行う際の前記モータの励磁方式が、前記駆動制御を行う際の前記モータの励磁方式と比較して分解能が高くなるように設定されることを特徴とする請求項1記載の駆動機構制御装置。
  4. 前記所定時間間隔は、前記モータの駆動に伴う振動の影響を受けないような時間間隔に設定されることを特徴とする請求項1記載の駆動機構制御装置。
  5. 前記位置制御手段により前記位置制御を行ってから所定時間経過後に前記駆動制御手段により前記駆動制御を行う際に、前記モータを加速制御する時の加速度を時間経過に伴い順次低下させることを特徴とする請求項1記載の駆動機構制御装置。
  6. 前記モータによる前記駆動側ギア及び前記被駆動側ギアの駆動に伴い発生する振動を検知する振動検知手段を更に備え、
    前記位置制御手段により前記位置制御を行った後に、前記振動検知手段により検知された振動が所定値以下になった場合、前記駆動制御手段により前記駆動制御を行うことを特徴とする請求項1記載の駆動機構制御装置。
  7. 記録材に画像を形成する画像形成手段と、前記請求項1乃至6の何れかに記載の駆動機構制御装置によりそれぞれ駆動制御され、記録材を供給する第1のローラを回転駆動する第1のモータと、前記第1のローラにより供給された記録材を前記画像形成手段の画像形成位置へ送り込む第2のローラを回転駆動する第2のモータとを備え、
    前記第2のローラの上流側で記録材を検知した時点から所定の時間経過後に、前記第2のモータに対して前記位置制御を行うことを特徴とする画像形成装置。
  8. モータを駆動することで、前記モータの出力側に配設された駆動側ギアと前記駆動側ギアに噛合した被駆動側ギアを駆動する駆動制御を行う前に、前記駆動側ギアと前記被駆動側ギアの間に存在する隙間が解消されるように前記駆動側ギアを所定量移動させる位置制御を行い、前記位置制御と前記駆動制御との間が所定時間間隔を有するように設定することを特徴とする駆動機構制御方法。
  9. モータを駆動することで、前記モータの出力側に配設された駆動側ギアと前記駆動側ギアに噛合した被駆動側ギアを介して負荷に駆動力を伝達する駆動制御機能と、
    前記駆動制御機能により前記駆動側ギアと前記被駆動側ギアを駆動する駆動制御を行う前に、前記駆動側ギアと前記被駆動側ギアの間に存在する隙間が解消されるように前記駆動側ギアを所定量移動させる位置制御を行う位置制御機能と、
    前記位置制御と前記駆動制御との間が所定時間間隔を有するように設定する設定機能を、コンピュータに実現させるためのプログラム。
JP2004290563A 2004-10-01 2004-10-01 駆動機構制御装置、画像形成装置、駆動機構制御方法、及びプログラム Pending JP2006106209A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004290563A JP2006106209A (ja) 2004-10-01 2004-10-01 駆動機構制御装置、画像形成装置、駆動機構制御方法、及びプログラム
US11/242,116 US20060072948A1 (en) 2004-10-01 2005-09-30 Motor drive control apparatus, image forming apparatus, and control method for driving mechanisms

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004290563A JP2006106209A (ja) 2004-10-01 2004-10-01 駆動機構制御装置、画像形成装置、駆動機構制御方法、及びプログラム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2006106209A true JP2006106209A (ja) 2006-04-20

Family

ID=36125695

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004290563A Pending JP2006106209A (ja) 2004-10-01 2004-10-01 駆動機構制御装置、画像形成装置、駆動機構制御方法、及びプログラム

Country Status (2)

Country Link
US (1) US20060072948A1 (ja)
JP (1) JP2006106209A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010026439A (ja) * 2008-07-24 2010-02-04 Ricoh Co Ltd 画像形成装置

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006106210A (ja) * 2004-10-01 2006-04-20 Canon Inc カラー画像形成装置、カラー画像形成方法、及び制御プログラム
JP4662551B2 (ja) * 2006-01-30 2011-03-30 京セラミタ株式会社 シート供給装置および画像形成装置
CN102385275B (zh) * 2010-08-31 2014-10-29 京瓷办公信息系统株式会社 图像形成装置
JP2013116023A (ja) * 2011-12-01 2013-06-10 Fuji Xerox Co Ltd 駆動伝達系、後処理装置および画像形成装置

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07194190A (ja) * 1993-12-28 1995-07-28 Matsushita Graphic Commun Syst Inc ステップモータ駆動装置
JPH09188442A (ja) * 1996-01-09 1997-07-22 Minolta Co Ltd 用紙搬送装置
JPH11235091A (ja) * 1998-02-13 1999-08-27 Fuji Xerox Co Ltd ステップモータ駆動装置
JP2002119085A (ja) * 2000-10-03 2002-04-19 Ricoh Co Ltd 駆動装置および画像形成装置
JP2003330345A (ja) * 2002-05-15 2003-11-19 Konica Minolta Holdings Inc 画像形成装置

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5096295A (en) * 1991-03-01 1992-03-17 Imo Industries, Inc. Scanning monochromator
JP2962948B2 (ja) * 1992-11-02 1999-10-12 キヤノン株式会社 画像形成装置
JP2000118783A (ja) * 1998-10-16 2000-04-25 Canon Inc 画像形成装置
JP2005247459A (ja) * 2004-03-02 2005-09-15 Konica Minolta Business Technologies Inc 画像形成装置

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07194190A (ja) * 1993-12-28 1995-07-28 Matsushita Graphic Commun Syst Inc ステップモータ駆動装置
JPH09188442A (ja) * 1996-01-09 1997-07-22 Minolta Co Ltd 用紙搬送装置
JPH11235091A (ja) * 1998-02-13 1999-08-27 Fuji Xerox Co Ltd ステップモータ駆動装置
JP2002119085A (ja) * 2000-10-03 2002-04-19 Ricoh Co Ltd 駆動装置および画像形成装置
JP2003330345A (ja) * 2002-05-15 2003-11-19 Konica Minolta Holdings Inc 画像形成装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010026439A (ja) * 2008-07-24 2010-02-04 Ricoh Co Ltd 画像形成装置

Also Published As

Publication number Publication date
US20060072948A1 (en) 2006-04-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9525795B2 (en) Image forming apparatus with rotary polygon mirror speed control
US20120027465A1 (en) Image forming apparatus capable of performing rotational phase control of image bearing member
US6862427B2 (en) Image forming apparatus
US20060072948A1 (en) Motor drive control apparatus, image forming apparatus, and control method for driving mechanisms
US7787166B2 (en) Method for controlling image forming apparatus
JP4677130B2 (ja) 画像形成装置
JP2007310365A (ja) 画像形成装置の制御方法
JP2006211879A (ja) 情報処理装置及びモータ制御方法
JP5335359B2 (ja) モータ制御装置及び画像形成装置
JP5811680B2 (ja) 画像形成装置
JP4920369B2 (ja) 画像形成装置
US20120008986A1 (en) Image forming apparatus
JP4546058B2 (ja) 画像形成装置、その制御方法
JP2019117358A (ja) 画像形成装置
JP4439663B2 (ja) 画像形成装置
JP2003131149A (ja) 画像形成装置
JP2017171477A (ja) 画像形成装置
JP2004345172A (ja) 画像形成装置
JP2007212583A (ja) 画像形成装置および方法
JP2006217734A (ja) 駆動装置及びその制御方法、並びに制御プログラム
JP2003140067A (ja) 画像形成装置
JP4350270B2 (ja) 画像形成装置
JP2023161563A (ja) 画像形成装置
JP2003149585A (ja) 画像形成装置
JP2004252059A (ja) 画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20060419

RD05 Notification of revocation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7425

Effective date: 20070626

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20071001

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100402

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100525

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100726

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110105

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110304

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20110906