JP3508364B2 - デジタル画像形成装置 - Google Patents
デジタル画像形成装置Info
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- JP3508364B2 JP3508364B2 JP02060796A JP2060796A JP3508364B2 JP 3508364 B2 JP3508364 B2 JP 3508364B2 JP 02060796 A JP02060796 A JP 02060796A JP 2060796 A JP2060796 A JP 2060796A JP 3508364 B2 JP3508364 B2 JP 3508364B2
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- Mechanical Optical Scanning Systems (AREA)
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はデジタル画像形成装
置に関するものであり、特に、ビデオデータに基づいて
点灯されるレーザビームを走査して感光体上に静電潜像
を形成するデジタル画像形成装置に関する。
置に関するものであり、特に、ビデオデータに基づいて
点灯されるレーザビームを走査して感光体上に静電潜像
を形成するデジタル画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】レーザビームプリンタや複写機等におけ
る電子写真式の画像形成は次のような手順で行われる。
まず、感光体を一様に帯電させ、その上にビデオデータ
に基づくレーザビームを露光して静電潜像を形成する。
続いて、この静電潜像をトナーで現像し、転写および定
着の工程を経てデジタル画像を得る。前記レーザビーム
の露光装置の光源には一般にレーザダイオードが用いら
れている。この光源からビデオデータに応じて変調出力
されたレーザビームは回転多面鏡で偏向され、さらに光
学系でビーム径などの補正を受け、感光体上に結像され
る。該レーザビーム露光装置では、画像を書き込むため
のタイミングを得るためにレーザビームの偏向走査光路
上に光検出装置を設け、この光検出装置を通過したレー
ザビームを検出することによって水平同期を取ってい
る。
る電子写真式の画像形成は次のような手順で行われる。
まず、感光体を一様に帯電させ、その上にビデオデータ
に基づくレーザビームを露光して静電潜像を形成する。
続いて、この静電潜像をトナーで現像し、転写および定
着の工程を経てデジタル画像を得る。前記レーザビーム
の露光装置の光源には一般にレーザダイオードが用いら
れている。この光源からビデオデータに応じて変調出力
されたレーザビームは回転多面鏡で偏向され、さらに光
学系でビーム径などの補正を受け、感光体上に結像され
る。該レーザビーム露光装置では、画像を書き込むため
のタイミングを得るためにレーザビームの偏向走査光路
上に光検出装置を設け、この光検出装置を通過したレー
ザビームを検出することによって水平同期を取ってい
る。
【0003】前記レーザービームは初期状態では連続し
て点灯されている。そして、前記光検出装置で該レーザ
ービームが検出された後、その検出時を基準にして生成
されるタイミングに従ってレーザービームをオン・オフ
して画像を形成したり、前記水平同期信号(以下、単に
「同期信号」という)を得るため予定の時間だけレーザ
ービームを点灯したりしている。
て点灯されている。そして、前記光検出装置で該レーザ
ービームが検出された後、その検出時を基準にして生成
されるタイミングに従ってレーザービームをオン・オフ
して画像を形成したり、前記水平同期信号(以下、単に
「同期信号」という)を得るため予定の時間だけレーザ
ービームを点灯したりしている。
【0004】したがって、前記水平同期信号を得るため
の前記光検出装置に故障が発生してレーザビームを検出
できないと、一旦オンにしたレーザービームをオフにで
きず、感光体にレーザビームが連続して照射し続けられ
ることになり、感光体のその部分だけが集中的に劣化す
るという不具合が生ずる。
の前記光検出装置に故障が発生してレーザビームを検出
できないと、一旦オンにしたレーザービームをオフにで
きず、感光体にレーザビームが連続して照射し続けられ
ることになり、感光体のその部分だけが集中的に劣化す
るという不具合が生ずる。
【0005】前記不具合を解消するため、例えば、特開
昭51−93219号公報に記載された記録装置では、
水平同期のための光検出装置で予め定めた時間だけ受光
信号が得られない状態が発生したときに、レーザビーム
の走査不良と判断するようにしている。また、特開平2
−60766号公報に記載された露光装置では、ビデオ
データとは関係なく連続的にレーザビームを出力する時
間つまり強制発光時間を予め設定し、この強制発光時間
内に受光信号が得られなかったときに異常が発生したと
判断するようにしている。さらに、特開昭62−209
473号公報に記載された情報出力装置でも、予め定め
られた許容時間帯内に光検出装置で受光信号が検出され
ないときに異常が発生したと判断するようにしている。
昭51−93219号公報に記載された記録装置では、
水平同期のための光検出装置で予め定めた時間だけ受光
信号が得られない状態が発生したときに、レーザビーム
の走査不良と判断するようにしている。また、特開平2
−60766号公報に記載された露光装置では、ビデオ
データとは関係なく連続的にレーザビームを出力する時
間つまり強制発光時間を予め設定し、この強制発光時間
内に受光信号が得られなかったときに異常が発生したと
判断するようにしている。さらに、特開昭62−209
473号公報に記載された情報出力装置でも、予め定め
られた許容時間帯内に光検出装置で受光信号が検出され
ないときに異常が発生したと判断するようにしている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の装置では、
走査異常が発生したことは検出できるが、実際に発生し
ている走査異常の内容を具体的に特定できず、誤った判
断をしてしまうおそれがある。例えば、レーザビームを
走査するための回転多面体の駆動モータ(以下、「スキ
ャナモータ」という)の回転速度が大きい場合や、迷光
つまり反射光の影響によって予定外で受光した場合等に
は、受光素子は予定の基準周期よりも早く受光信号を出
力する。したがって、この場合には、「同期信号の周期
が短い」という異常が検出されるはずである。
走査異常が発生したことは検出できるが、実際に発生し
ている走査異常の内容を具体的に特定できず、誤った判
断をしてしまうおそれがある。例えば、レーザビームを
走査するための回転多面体の駆動モータ(以下、「スキ
ャナモータ」という)の回転速度が大きい場合や、迷光
つまり反射光の影響によって予定外で受光した場合等に
は、受光素子は予定の基準周期よりも早く受光信号を出
力する。したがって、この場合には、「同期信号の周期
が短い」という異常が検出されるはずである。
【0007】ところが、感光体の劣化防止等の理由か
ら、画像領域以外では、光源としてのレーザダイオード
の点灯時間は予め定められた極めて短時間に設定されて
いる。したがって、スキャナモータの回転速度が大きく
なると、レーザダイオードの点灯タイミングがずれてし
まうために、受光素子でレーザビームを検出できないと
いう自体が起こることがある。
ら、画像領域以外では、光源としてのレーザダイオード
の点灯時間は予め定められた極めて短時間に設定されて
いる。したがって、スキャナモータの回転速度が大きく
なると、レーザダイオードの点灯タイミングがずれてし
まうために、受光素子でレーザビームを検出できないと
いう自体が起こることがある。
【0008】そうすると、実際には、スキャナモータの
回転が速くて「同期信号の周期が短い」状態になってい
るにもかかわらず、「同期信号の周期が長い」という判
断がなされ、スキャナモータの回転速度が小さいと判断
されるという問題点がある。
回転が速くて「同期信号の周期が短い」状態になってい
るにもかかわらず、「同期信号の周期が長い」という判
断がなされ、スキャナモータの回転速度が小さいと判断
されるという問題点がある。
【0009】上記問題点を、図面を参照して詳しく説明
する。図8のタイミングチャートにおいて、水平同期を
とるため、レーザダイオードは点灯信号vにより周期T
で予定の時間tだけ点灯される。レーザビームを点灯す
るための時間のパラメータはすべて同期信号SOSを基
準に設定される。すなわち、点灯時間tは同期信号SO
Sから点灯開始までの時間t1および同期信号SOSを
検出してから点灯終了までの時間t2と基準周期Tとに
よって(t=T+t2−t1)で定義される。さらに、
レーザダイオードは同期信号SOSを検出して水平同期
をとるために点灯されるほか、ビデオデータに基づいて
画像形成を行うために設けられた動作領域Aで点灯され
る。
する。図8のタイミングチャートにおいて、水平同期を
とるため、レーザダイオードは点灯信号vにより周期T
で予定の時間tだけ点灯される。レーザビームを点灯す
るための時間のパラメータはすべて同期信号SOSを基
準に設定される。すなわち、点灯時間tは同期信号SO
Sから点灯開始までの時間t1および同期信号SOSを
検出してから点灯終了までの時間t2と基準周期Tとに
よって(t=T+t2−t1)で定義される。さらに、
レーザダイオードは同期信号SOSを検出して水平同期
をとるために点灯されるほか、ビデオデータに基づいて
画像形成を行うために設けられた動作領域Aで点灯され
る。
【0010】前記周期Tは、同期信号を得るための受光
素子にレーザビームが照射されるように、スキャナモー
タの回転数と受光素子の位置との関係で決定されてい
る。したがって、正常時には、前記受光素子は、前記周
期Tでレーザビームを受光して同期信号SOSを出力す
る。ところが、スキャナモータの回転速度が大きい場合
は、予定周期Tよりも短い周期Tsで受光素子の位置に
走査位置が到達する。したがって、周期Tで時間tだけ
点灯しているレーザダイオードのレーザビームは受光素
子に照射されず、同期信号SOSが得られない。
素子にレーザビームが照射されるように、スキャナモー
タの回転数と受光素子の位置との関係で決定されてい
る。したがって、正常時には、前記受光素子は、前記周
期Tでレーザビームを受光して同期信号SOSを出力す
る。ところが、スキャナモータの回転速度が大きい場合
は、予定周期Tよりも短い周期Tsで受光素子の位置に
走査位置が到達する。したがって、周期Tで時間tだけ
点灯しているレーザダイオードのレーザビームは受光素
子に照射されず、同期信号SOSが得られない。
【0011】時間tを長くすれば、つまり時間t1を短
くして時間t2を長くすれば上記問題点はある程度解消
できるが、迷光の影響を受け易くなる。また、感光体の
劣化防止あるいはレーザダイオードの寿命を延ばすため
にできるだけ点灯時間tを短くしたいとする要求にも反
するようになる。
くして時間t2を長くすれば上記問題点はある程度解消
できるが、迷光の影響を受け易くなる。また、感光体の
劣化防止あるいはレーザダイオードの寿命を延ばすため
にできるだけ点灯時間tを短くしたいとする要求にも反
するようになる。
【0012】本発明は、上記問題点を解消し、水平同期
の異常を確実に検出することができるデジタル画像形成
装置を提供することを目的とする。
の異常を確実に検出することができるデジタル画像形成
装置を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決し、目
的を達成するための本発明は、レーザ光源から出力され
たレーザビームを走査する偏向手段と、同期信号を得る
ため、前記レーザ光源を画像書込み領域外で基準周期に
従って予定時間付勢する同期用点灯手段と、画像書込み
領域外に配置され、前記同期用点灯手段で付勢された前
記レーザ光源から出力されたレーザビームを検出して同
期信号を出力するための光検知手段と、前記光検知手段
から出力される同期信号の周期を前記基準周期と比較し
て異常発生を検出する異常検出手段と、前記異常検出手
段で同期信号の周期が前記基準周期よりも長いと判断さ
れたときに前記レーザ光源を連続して付勢する連続点灯
手段と、前記レーザ光源の連続付勢中に前記光検知手段
から出力された同期信号に基づいてその周期が前記基準
周期よりも短いか否かによって異常内容を特定する異常
特定手段とを具備した点に第1の特徴がある。この第1
の特徴によれば、同期信号の周期が長いと判断された場
合は、レーザービームを連続点灯させた状態で、このレ
ーザービームの検出動作を行うことができる。したがっ
て、異常特定手段により、光検知手段および偏向手段等
のいずれの不具合でレーザービームが基準周期で検出さ
れなかったのか特定することができる。
的を達成するための本発明は、レーザ光源から出力され
たレーザビームを走査する偏向手段と、同期信号を得る
ため、前記レーザ光源を画像書込み領域外で基準周期に
従って予定時間付勢する同期用点灯手段と、画像書込み
領域外に配置され、前記同期用点灯手段で付勢された前
記レーザ光源から出力されたレーザビームを検出して同
期信号を出力するための光検知手段と、前記光検知手段
から出力される同期信号の周期を前記基準周期と比較し
て異常発生を検出する異常検出手段と、前記異常検出手
段で同期信号の周期が前記基準周期よりも長いと判断さ
れたときに前記レーザ光源を連続して付勢する連続点灯
手段と、前記レーザ光源の連続付勢中に前記光検知手段
から出力された同期信号に基づいてその周期が前記基準
周期よりも短いか否かによって異常内容を特定する異常
特定手段とを具備した点に第1の特徴がある。この第1
の特徴によれば、同期信号の周期が長いと判断された場
合は、レーザービームを連続点灯させた状態で、このレ
ーザービームの検出動作を行うことができる。したがっ
て、異常特定手段により、光検知手段および偏向手段等
のいずれの不具合でレーザービームが基準周期で検出さ
れなかったのか特定することができる。
【0014】また、本発明は、前記異常特定手段が、前
記レーザ光源の連続付勢中に前記光検知手段から出力さ
れた同期信号に基づいて、その周期が前記基準周期より
短いと判断した場合に、前記偏向手段の回転速度が、前
記基準周期で代表される前記偏向手段の基準回転速度よ
り大きいことを示す異常特定情報を出力するように構成
された点に第2の特徴がある。この第2の特徴によれ
ば、偏向手段の回転が速すぎて光検知手段でレーザビー
ムを基準周期で検出できず、その結果として同期信号の
周期が長いと判断されていたことを異常の内容として特
定できる。
記レーザ光源の連続付勢中に前記光検知手段から出力さ
れた同期信号に基づいて、その周期が前記基準周期より
短いと判断した場合に、前記偏向手段の回転速度が、前
記基準周期で代表される前記偏向手段の基準回転速度よ
り大きいことを示す異常特定情報を出力するように構成
された点に第2の特徴がある。この第2の特徴によれ
ば、偏向手段の回転が速すぎて光検知手段でレーザビー
ムを基準周期で検出できず、その結果として同期信号の
周期が長いと判断されていたことを異常の内容として特
定できる。
【0015】また、本発明は、前記異常特定手段が、前
記レーザ光源の連続付勢中に前記光検知手段から出力さ
れた同期信号に基づいて、その周期が前記基準周期より
長いと判断した場合に、前記偏向手段の回転速度が、前
記基準周期で代表される前記偏向手段の基準回転速度よ
り小さいことを示す異常特定情報を出力するように構成
された点に第3の特徴がある。この第3の特徴によれ
ば、偏向手段の回転が遅すぎて光検知手段でレーザビー
ムを基準周期で検出できず、その結果として同期信号の
周期が長いと判断されていたことを異常の内容として特
定できる。
記レーザ光源の連続付勢中に前記光検知手段から出力さ
れた同期信号に基づいて、その周期が前記基準周期より
長いと判断した場合に、前記偏向手段の回転速度が、前
記基準周期で代表される前記偏向手段の基準回転速度よ
り小さいことを示す異常特定情報を出力するように構成
された点に第3の特徴がある。この第3の特徴によれ
ば、偏向手段の回転が遅すぎて光検知手段でレーザビー
ムを基準周期で検出できず、その結果として同期信号の
周期が長いと判断されていたことを異常の内容として特
定できる。
【0016】また、本発明は、前記異常特定手段が、前
記連続点灯手段で前記レーザ光源を連続付勢中に前記光
検知手段でレーザービームを検出しなかった場合は、前
記偏向手段の回転速度以外に異常があることを示す異常
特定情報を出力するように構成された点に第4の特徴が
ある。この第4の特徴によれば、同期信号の周期が長い
と判断されていたのは偏向手段以外に故障があったため
であることを異常の内容として特定できる。
記連続点灯手段で前記レーザ光源を連続付勢中に前記光
検知手段でレーザービームを検出しなかった場合は、前
記偏向手段の回転速度以外に異常があることを示す異常
特定情報を出力するように構成された点に第4の特徴が
ある。この第4の特徴によれば、同期信号の周期が長い
と判断されていたのは偏向手段以外に故障があったため
であることを異常の内容として特定できる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明を詳
細に説明する。図2は本発明の一実施形態に係るデジタ
ル画像形成装置の要部構成を示す平面図である。同図に
おいて、レーザ光源としてレーザダイオード1が設けら
れている。該レーザダイオード1から射出されたレーザ
ビームLはコリメータレンズ2およびシリンダレンズ3
を通過して、回転多面体4に到達する。回転多面体4は
8つの反射面を有し、図示しないモータ等の駆動源によ
って矢印D1の方向に回転される。その結果、該回転多
面体4の反射面に到達したレーザビームLは、被走査媒
体つまり感光体5上で矢印D2の方向つまり主走査方向
に走査される。なお、ここでは、被走査媒体つまり画像
担持体としてドラム状の感光体5にレーザビームを走査
する例を示したが、平面状の感光体であっても同様であ
る。
細に説明する。図2は本発明の一実施形態に係るデジタ
ル画像形成装置の要部構成を示す平面図である。同図に
おいて、レーザ光源としてレーザダイオード1が設けら
れている。該レーザダイオード1から射出されたレーザ
ビームLはコリメータレンズ2およびシリンダレンズ3
を通過して、回転多面体4に到達する。回転多面体4は
8つの反射面を有し、図示しないモータ等の駆動源によ
って矢印D1の方向に回転される。その結果、該回転多
面体4の反射面に到達したレーザビームLは、被走査媒
体つまり感光体5上で矢印D2の方向つまり主走査方向
に走査される。なお、ここでは、被走査媒体つまり画像
担持体としてドラム状の感光体5にレーザビームを走査
する例を示したが、平面状の感光体であっても同様であ
る。
【0018】前記レーザビームLを感光体5上で等速走
査させるため、回転多面体4および感光体5間にはf・
θレンズ6およびシリンダミラー7が設けられる。フォ
トダイオード等の光電変換素子からなる光位置検出器8
は、ミラー8aで反射されたレーザビームを検出して、
光レーザビーム発生位置と変調信号との水平同期を取る
ために必要な検出信号つまり同期信号SOSを生成す
る。
査させるため、回転多面体4および感光体5間にはf・
θレンズ6およびシリンダミラー7が設けられる。フォ
トダイオード等の光電変換素子からなる光位置検出器8
は、ミラー8aで反射されたレーザビームを検出して、
光レーザビーム発生位置と変調信号との水平同期を取る
ために必要な検出信号つまり同期信号SOSを生成す
る。
【0019】ドラム状の前記感光体5は、例えば当該画
像形成装置の筺体(図示せず)に回転自在に支持され、
同じく図示しないモータ等の駆動源によって矢印D3の
方向に所定速度で回転される。この感光体5の周囲に
は、該感光体5の表面層を一様に帯電させるための帯電
器、現像器、および転写器等が設けられるが、本実施例
の要部ではないので図示は省略している。
像形成装置の筺体(図示せず)に回転自在に支持され、
同じく図示しないモータ等の駆動源によって矢印D3の
方向に所定速度で回転される。この感光体5の周囲に
は、該感光体5の表面層を一様に帯電させるための帯電
器、現像器、および転写器等が設けられるが、本実施例
の要部ではないので図示は省略している。
【0020】次に、前記デジタル画像形成装置における
制御装置について説明する。図3はレーザダイオード1
の出力制御装置の構成を示すブロック図である。同図に
おいて、レーザダイオード1の光量を検出するためのフ
ォトダイオード9が、該レーザダイオード1と隣接して
設けられている。レーザダイオード1のアノードおよび
フォトダイオード9のカソードは電源に接続され、レー
ザダイオード1のカソードおよびフォトダイオード9の
アノードは出力制御回路10に接続されている。出力制
御回路10では、フォトダイオード9の出力を光量設定
値と比較し、その比較結果に応じてレーザダイオード1
に流す電流を制御する。また、レーザダイオード1を点
灯するか否かは出力制御回路10に供給される点灯信号
vによって決定される。該点灯信号vは画像領域の前記
動作領域A(図8参照)でビデオデータに従って供給さ
れるほか、画像領域外で同期信号を得るために短時間だ
け供給される。
制御装置について説明する。図3はレーザダイオード1
の出力制御装置の構成を示すブロック図である。同図に
おいて、レーザダイオード1の光量を検出するためのフ
ォトダイオード9が、該レーザダイオード1と隣接して
設けられている。レーザダイオード1のアノードおよび
フォトダイオード9のカソードは電源に接続され、レー
ザダイオード1のカソードおよびフォトダイオード9の
アノードは出力制御回路10に接続されている。出力制
御回路10では、フォトダイオード9の出力を光量設定
値と比較し、その比較結果に応じてレーザダイオード1
に流す電流を制御する。また、レーザダイオード1を点
灯するか否かは出力制御回路10に供給される点灯信号
vによって決定される。該点灯信号vは画像領域の前記
動作領域A(図8参照)でビデオデータに従って供給さ
れるほか、画像領域外で同期信号を得るために短時間だ
け供給される。
【0021】CPU11は、光位置検出器8の検出信号
を同期信号として取込み、この信号に基づいて点灯信号
の出力タイミングを決定するとともに、該同期信号の同
期異常を判別して予定の異常措置をとるための機能を有
する。
を同期信号として取込み、この信号に基づいて点灯信号
の出力タイミングを決定するとともに、該同期信号の同
期異常を判別して予定の異常措置をとるための機能を有
する。
【0022】続いて、前記出力制御回路10の回路構成
の例を説明する。図4において、スイッチング回路19
は点灯信号vに基づいてオン・オフされる。例えばスイ
ッチング回路19はハイレベル信号「H」が供給される
とオフ、ローレベル信号「L」が供給されるとオンの動
作をする。したがって、点灯信号vはビデオデータに従
って高速で「H」または「L」に変化するほか、同期信
号を得るためのタイミングでは「L」に変化する。レー
ザダイオード1は前記スイッチング回路19がオンのと
きに流れる電流で駆動されるが、その電流の大きさは駆
動電流制御回路20によって設定される。
の例を説明する。図4において、スイッチング回路19
は点灯信号vに基づいてオン・オフされる。例えばスイ
ッチング回路19はハイレベル信号「H」が供給される
とオフ、ローレベル信号「L」が供給されるとオンの動
作をする。したがって、点灯信号vはビデオデータに従
って高速で「H」または「L」に変化するほか、同期信
号を得るためのタイミングでは「L」に変化する。レー
ザダイオード1は前記スイッチング回路19がオンのと
きに流れる電流で駆動されるが、その電流の大きさは駆
動電流制御回路20によって設定される。
【0023】さらに、前記電流を一定値に制御するた
め、以下のような構成が採られている。フォトダイオー
ド9は前記レーザダイオード1から出力されたレーザビ
ームのバックビームを受光し、その結果、該フォトダイ
オード9には前記レーザビームの光量に比例した電流が
流れる。フォトダイオード9と接地間には抵抗R1が接
続されていて、その接続点はさらにコンパレータ21の
プラス入力端子に接続されている。つまり、前記フォト
ダイオード9を流れる電流が電圧信号に変換されてコン
パレータ21に入力される。以下、この電圧信号をモニ
タ電圧Vmonという。コンパレータ21のマイナス入
力端子には所望の光量を得るための基準値となる光量設
定信号Vrefが入力される。
め、以下のような構成が採られている。フォトダイオー
ド9は前記レーザダイオード1から出力されたレーザビ
ームのバックビームを受光し、その結果、該フォトダイ
オード9には前記レーザビームの光量に比例した電流が
流れる。フォトダイオード9と接地間には抵抗R1が接
続されていて、その接続点はさらにコンパレータ21の
プラス入力端子に接続されている。つまり、前記フォト
ダイオード9を流れる電流が電圧信号に変換されてコン
パレータ21に入力される。以下、この電圧信号をモニ
タ電圧Vmonという。コンパレータ21のマイナス入
力端子には所望の光量を得るための基準値となる光量設
定信号Vrefが入力される。
【0024】コンパレータ21の出力信号はオアゲート
22およびアンドゲート23に入力され、該オアゲート
22の他方の入力信号としてサンプル/ホールド信号S
/Hが入力される一方、アンドゲート23の他方の入力
信号としてインバータ24で反転されたサンプル/ホー
ルド信号S/Hが入力される。前記オアゲート22の出
力信号はPチャネルCMOSスイッチ(以下、「Pスイ
ッチ」という)25に入力され、前記アンドゲート23
の出力信号はNチャネルCMOSスイッチ(以下、「N
スイッチ」という)26に入力される。さらに、前記P
スイッチ25およびNスイッチ26のドレインはホール
ドコンデンサ27およびオペアンプ28に接続される。
オペアンプ28の出力側は前記駆動電流制御回路20に
接続されている。
22およびアンドゲート23に入力され、該オアゲート
22の他方の入力信号としてサンプル/ホールド信号S
/Hが入力される一方、アンドゲート23の他方の入力
信号としてインバータ24で反転されたサンプル/ホー
ルド信号S/Hが入力される。前記オアゲート22の出
力信号はPチャネルCMOSスイッチ(以下、「Pスイ
ッチ」という)25に入力され、前記アンドゲート23
の出力信号はNチャネルCMOSスイッチ(以下、「N
スイッチ」という)26に入力される。さらに、前記P
スイッチ25およびNスイッチ26のドレインはホール
ドコンデンサ27およびオペアンプ28に接続される。
オペアンプ28の出力側は前記駆動電流制御回路20に
接続されている。
【0025】以上の構成により、モニタ電圧Vmonが
光量設定信号Vrefより小さいときは、サンプル/ホ
ールド信号S/Hが「L」つまりサンプルモードの場合
はPスイッチは導通し、Nスイッチは非導通となってい
るので、ホールドコンデンサ27の保持電圧が上昇し、
その結果、駆動電流制御回路20に供給される電圧も上
昇してレーザダイオード1の光量は増大する。レーザダ
イオード1の光量が増大してフォトダイオード9の受光
量が増大すると、モニタ電圧Vmonは上昇し、光量設
定信号Vrefに達するとコンパレータ21の出力は
「H」に反転する。コンパレータ21の出力信号が反転
すると、サンプル/ホールド信号S/Hが「L」の場
合、Nスイッチ26が導通し、Pスイッチ25が非導通
となる。その結果、ホールドコンデンサ27の保持電位
は低下し、駆動電流制御回路20に供給される電圧は低
下してレーザダイオード1の光量は減少する。
光量設定信号Vrefより小さいときは、サンプル/ホ
ールド信号S/Hが「L」つまりサンプルモードの場合
はPスイッチは導通し、Nスイッチは非導通となってい
るので、ホールドコンデンサ27の保持電圧が上昇し、
その結果、駆動電流制御回路20に供給される電圧も上
昇してレーザダイオード1の光量は増大する。レーザダ
イオード1の光量が増大してフォトダイオード9の受光
量が増大すると、モニタ電圧Vmonは上昇し、光量設
定信号Vrefに達するとコンパレータ21の出力は
「H」に反転する。コンパレータ21の出力信号が反転
すると、サンプル/ホールド信号S/Hが「L」の場
合、Nスイッチ26が導通し、Pスイッチ25が非導通
となる。その結果、ホールドコンデンサ27の保持電位
は低下し、駆動電流制御回路20に供給される電圧は低
下してレーザダイオード1の光量は減少する。
【0026】このように光量制御装置はフォトダイオー
ド9の電流つまり受光量を一定にするように動作するの
で、印字開始前の画像領域外の予定のタイミングで、サ
ンプル/ホールド信号S/Hおよびビデオ信号を共に
「L」にして上記制御を行い、レーザダイオード1から
基準光量のレーザビームが出力されるように制御する。
印字の際には、サンプル/ホールド信号S/Hを「H」
つまりホールドモードに切り換えれば、ホールドコンデ
ンサ27で保持された電圧により、前記ビデオデータの
オン・オフに従って所望光量のレーザビームが出力さ
れ、図示しない感光体上に濃度の均一な画像が形成され
る。
ド9の電流つまり受光量を一定にするように動作するの
で、印字開始前の画像領域外の予定のタイミングで、サ
ンプル/ホールド信号S/Hおよびビデオ信号を共に
「L」にして上記制御を行い、レーザダイオード1から
基準光量のレーザビームが出力されるように制御する。
印字の際には、サンプル/ホールド信号S/Hを「H」
つまりホールドモードに切り換えれば、ホールドコンデ
ンサ27で保持された電圧により、前記ビデオデータの
オン・オフに従って所望光量のレーザビームが出力さ
れ、図示しない感光体上に濃度の均一な画像が形成され
る。
【0027】以上のように設定された光量は、使用に伴
うレーザダイオード1の発熱やホールドコンデンサ27
の保持電圧のリークにより変化する。したがって、画像
領域外の予定領域で上記制御を随時実施して光量を一定
に保持し、プリント品質の維持を図っている。
うレーザダイオード1の発熱やホールドコンデンサ27
の保持電圧のリークにより変化する。したがって、画像
領域外の予定領域で上記制御を随時実施して光量を一定
に保持し、プリント品質の維持を図っている。
【0028】また、前記CPU11は次の機能を有す
る。図1はCPU11の要部機能を示すブロック図であ
る。同図において、光位置検出器8は受光レベルが予定
値以上の場合に検出信号を同期信号生成部12に出力す
る。同期信号生成部12は、光位置検出器8から検出信
号が供給されると同期信号SOSを出力する。この同期
信号SOSはビデオデータ出力部13に供給される。ビ
デオデータ格納部14にはビデオデータが格納されてい
る。このビデオデータは、当該画像形成装置が複写機の
プリント装置である場合は予め読み取られた原稿の画情
報に対応し、ファクシミリ装置のプリント部である場合
は受信画情報に対応する。ビデオデータ出力部13は、
前記同期信号SOSに基づいて決定される読み出しタイ
ミングに従い、前記ビデオデータ格納部14からビデオ
データを読み出し、このビデオデータに従って前記出力
制御回路10に点灯信号vを出力する。
る。図1はCPU11の要部機能を示すブロック図であ
る。同図において、光位置検出器8は受光レベルが予定
値以上の場合に検出信号を同期信号生成部12に出力す
る。同期信号生成部12は、光位置検出器8から検出信
号が供給されると同期信号SOSを出力する。この同期
信号SOSはビデオデータ出力部13に供給される。ビ
デオデータ格納部14にはビデオデータが格納されてい
る。このビデオデータは、当該画像形成装置が複写機の
プリント装置である場合は予め読み取られた原稿の画情
報に対応し、ファクシミリ装置のプリント部である場合
は受信画情報に対応する。ビデオデータ出力部13は、
前記同期信号SOSに基づいて決定される読み出しタイ
ミングに従い、前記ビデオデータ格納部14からビデオ
データを読み出し、このビデオデータに従って前記出力
制御回路10に点灯信号vを出力する。
【0029】一方、同期信号SOSは同期信号異常監視
部15に供給される。該同期信号異常監視部15は、同
期信号SOSが供給される周期が正常値か否かを判断す
る。異常表示部17は前記同期信号異常監視部15で異
常が検出されたときにエラー表示を行うためのもので、
例えば、液晶表示装置から構成される。
部15に供給される。該同期信号異常監視部15は、同
期信号SOSが供給される周期が正常値か否かを判断す
る。異常表示部17は前記同期信号異常監視部15で異
常が検出されたときにエラー表示を行うためのもので、
例えば、液晶表示装置から構成される。
【0030】前記周期が正常値か否かの判断は、基準周
期格納部16に登録されている基準周期に対する前記同
期信号SOSの長短比較によって行われる。同期信号S
OSの出力周期が基準周期より予定の不感帯からはずれ
ていれば、異常表示部17に異常発生を通知して予定の
メッセージ等を表示させる。なお、異常表示部17は必
ずしも文字表示を行える表示器であることはなく、あら
かじめ機能を特定したランプによる表示や警報音による
通知であってもよい。要は、特定された異常を表す情報
がオペレータや保守管理者に知らせることができればよ
い。
期格納部16に登録されている基準周期に対する前記同
期信号SOSの長短比較によって行われる。同期信号S
OSの出力周期が基準周期より予定の不感帯からはずれ
ていれば、異常表示部17に異常発生を通知して予定の
メッセージ等を表示させる。なお、異常表示部17は必
ずしも文字表示を行える表示器であることはなく、あら
かじめ機能を特定したランプによる表示や警報音による
通知であってもよい。要は、特定された異常を表す情報
がオペレータや保守管理者に知らせることができればよ
い。
【0031】さらに、同期用点灯部18aにも同期信号
SOSが供給され、該同期用点灯部18aは予定のタイ
ミングで点灯信号vをオンにしたりオフにしたりする。
同期信号SOSの出力周期が基準周期より長いと判断さ
れた場合には、連続点灯部18にも異常検知信号が供給
される。該連続点灯部18は異常検知信号を受信する
と、同期用点灯部18aに対し、ビデオデータがオンの
状態を連続させるように、つまり点灯信号vを連続出力
するように指令を発する。
SOSが供給され、該同期用点灯部18aは予定のタイ
ミングで点灯信号vをオンにしたりオフにしたりする。
同期信号SOSの出力周期が基準周期より長いと判断さ
れた場合には、連続点灯部18にも異常検知信号が供給
される。該連続点灯部18は異常検知信号を受信する
と、同期用点灯部18aに対し、ビデオデータがオンの
状態を連続させるように、つまり点灯信号vを連続出力
するように指令を発する。
【0032】続いて、前記同期信号異常監視部15の異
常監視動作を図5および図6のフローチャートを参照し
て説明する。図5において、ステップS1では、カウン
タをクリアする。該カウンタは、同期信号SOSの検出
周期を計数するためのものである。ステップS2では、
同期信号SOSを受信したか否かを判断する。同期信号
SOSが受信されない場合は、ステップS3に進み、カ
ウンタをインクリメント(+1)する。ステップS4で
は、前記カウンタの値が同期信号SOS待ちのための上
限値(後述のTLMT )に達したか否かを判断する。カウ
ンタ値が該上限値に達するまではステップS2の処理を
繰り返し、同期信号SOSを受信したならばステップS
5に進む。
常監視動作を図5および図6のフローチャートを参照し
て説明する。図5において、ステップS1では、カウン
タをクリアする。該カウンタは、同期信号SOSの検出
周期を計数するためのものである。ステップS2では、
同期信号SOSを受信したか否かを判断する。同期信号
SOSが受信されない場合は、ステップS3に進み、カ
ウンタをインクリメント(+1)する。ステップS4で
は、前記カウンタの値が同期信号SOS待ちのための上
限値(後述のTLMT )に達したか否かを判断する。カウ
ンタ値が該上限値に達するまではステップS2の処理を
繰り返し、同期信号SOSを受信したならばステップS
5に進む。
【0033】ステップS5では、前記カウンタ値と基準
周期に相当する値(基準値)とを比較する。カウンタ値
が前記基準値から外れていなければ正常であると判断し
てステップS1に戻る。また、カウンタ値が前記基準値
よりも小さい場合は、同期信号SOSの周期が基準周期
より短いと判断してステップS6に進み、エラー表示を
行う。エラー表示の内容は「同期信号SOS周期短い」
である。ここで、同期信号SOSが基準周期よりも短い
と判断されるのは、迷光による場合であり、エラー表示
の内容は「同期信号SOS周期短い(迷光)」とする。
周期に相当する値(基準値)とを比較する。カウンタ値
が前記基準値から外れていなければ正常であると判断し
てステップS1に戻る。また、カウンタ値が前記基準値
よりも小さい場合は、同期信号SOSの周期が基準周期
より短いと判断してステップS6に進み、エラー表示を
行う。エラー表示の内容は「同期信号SOS周期短い」
である。ここで、同期信号SOSが基準周期よりも短い
と判断されるのは、迷光による場合であり、エラー表示
の内容は「同期信号SOS周期短い(迷光)」とする。
【0034】さらに、カウンタ値が前記基準値よりも大
きい場合は、同期信号SOSの周期が基準周期より長い
と判断してステップS7(図6)に進み、前記点灯信号
vを連続出力させる。
きい場合は、同期信号SOSの周期が基準周期より長い
と判断してステップS7(図6)に進み、前記点灯信号
vを連続出力させる。
【0035】前記ステップS4の判断が肯定の場合、つ
まりカウンタ値が同期信号SOS待ちの上限値(TLMT
)に達しても同期信号SOSを受信しなかった場合
は、ステップS5,S6をスキップしてステップS7
(図6)に進む。ステップS7では点灯信号vを連続出
力する。
まりカウンタ値が同期信号SOS待ちの上限値(TLMT
)に達しても同期信号SOSを受信しなかった場合
は、ステップS5,S6をスキップしてステップS7
(図6)に進む。ステップS7では点灯信号vを連続出
力する。
【0036】ステップS7で点灯信号vを連続出力する
のは、レーザービームを連続点灯させて確実に同期信号
SOSを検出できるようにするためである。すなわち、
同期信号SOSが検出されればその時点から予定時間後
(時間t2後)にレーザービームは消灯されるが、ここ
では、一旦消灯された後、再び点灯させて同期信号SO
Sをいつでも検出できるようにする。確実に同期信号S
OSを検出できる状態になれば、同期信号SOSの周期
が長いと判断されたり、同期信号SOSが検出されなか
ったりした原因を正確に把握することができる。
のは、レーザービームを連続点灯させて確実に同期信号
SOSを検出できるようにするためである。すなわち、
同期信号SOSが検出されればその時点から予定時間後
(時間t2後)にレーザービームは消灯されるが、ここ
では、一旦消灯された後、再び点灯させて同期信号SO
Sをいつでも検出できるようにする。確実に同期信号S
OSを検出できる状態になれば、同期信号SOSの周期
が長いと判断されたり、同期信号SOSが検出されなか
ったりした原因を正確に把握することができる。
【0037】したがって、ステップS9〜S19は異常
特定のための処理となる。この処理の前段階つまりステ
ップS7〜S12では、異常特定動作のための基準とな
る最初の同期信号SOSを検出する。ステップS8では
カウンタをクリアする。ステップS9では同期信号SO
Sの受信有無を判断する。同期信号SOSが検出されな
い場合は、ステップS10に進み、カウンタ値をインク
リメントする。ステップS11ではカウンタ値が異常監
視の上限値に達したか否かを判断する。カウンタ値が該
上限値に達するまではステップS9を繰り返し、カウン
タ値が該上限値に達しても同期信号SOSが受信されな
い場合はステップS12に進む。ステップS12ではエ
ラー表示を行う。エラー表示の内容は「同期信号SOS
検知せず」である。この場合は、光位置検出器8の故障
または光路ずれが考えられるので、これらを点検する支
持を与える表示をエラー表示と同時に行ってもよい。カ
ウンタ値が前記上限値に達するまでに同期信号SOSが
受信されたならばステップS13に進む。
特定のための処理となる。この処理の前段階つまりステ
ップS7〜S12では、異常特定動作のための基準とな
る最初の同期信号SOSを検出する。ステップS8では
カウンタをクリアする。ステップS9では同期信号SO
Sの受信有無を判断する。同期信号SOSが検出されな
い場合は、ステップS10に進み、カウンタ値をインク
リメントする。ステップS11ではカウンタ値が異常監
視の上限値に達したか否かを判断する。カウンタ値が該
上限値に達するまではステップS9を繰り返し、カウン
タ値が該上限値に達しても同期信号SOSが受信されな
い場合はステップS12に進む。ステップS12ではエ
ラー表示を行う。エラー表示の内容は「同期信号SOS
検知せず」である。この場合は、光位置検出器8の故障
または光路ずれが考えられるので、これらを点検する支
持を与える表示をエラー表示と同時に行ってもよい。カ
ウンタ値が前記上限値に達するまでに同期信号SOSが
受信されたならばステップS13に進む。
【0038】ステップS13ではカウンタをクリアす
る。ステップS14〜S17では、改めて同期信号SO
Sの周期を判断する。ステップS13〜S16は前記ス
テップS2〜S4と同様であるため、説明は省略する。
ステップS17では、ステップS5と同様の判断を行う
が、該ステップS17では、レーザービームは連続点灯
させているため、基準値から外れているカウンタ値も判
断の対象となる。
る。ステップS14〜S17では、改めて同期信号SO
Sの周期を判断する。ステップS13〜S16は前記ス
テップS2〜S4と同様であるため、説明は省略する。
ステップS17では、ステップS5と同様の判断を行う
が、該ステップS17では、レーザービームは連続点灯
させているため、基準値から外れているカウンタ値も判
断の対象となる。
【0039】ステップS17で、カウンタ値が基準値よ
りも小さいと判断されると、ステップS18に進み、エ
ラー表示を行う。ここでは、回転多面体4の回転が大き
いために基準値よりも小さいカウンタ値が検出されたと
判断され、エラー表示は「同期信号SOS周期が短い
(モータ回転大)」とする。
りも小さいと判断されると、ステップS18に進み、エ
ラー表示を行う。ここでは、回転多面体4の回転が大き
いために基準値よりも小さいカウンタ値が検出されたと
判断され、エラー表示は「同期信号SOS周期が短い
(モータ回転大)」とする。
【0040】また、ステップS17でカウンタ値が基準
値よりも大きいと判断されると、ステップS19に進
み、エラー表示を行う。ここでは、回転多面体4の回転
が小さいために基準値よりも大きいカウンタ値が検出さ
れたと判断され、エラー表示は「同期信号SOS周期が
短い(モータ回転小)」とする。さらに、ステップS1
7の判断でも正常に同期信号SOSを検出したと判断す
ればステップS1に戻る。
値よりも大きいと判断されると、ステップS19に進
み、エラー表示を行う。ここでは、回転多面体4の回転
が小さいために基準値よりも大きいカウンタ値が検出さ
れたと判断され、エラー表示は「同期信号SOS周期が
短い(モータ回転小)」とする。さらに、ステップS1
7の判断でも正常に同期信号SOSを検出したと判断す
ればステップS1に戻る。
【0041】図7は、上記動作のタイミングチャートで
ある。同図において、上段は同期信号SOSのタイミン
グ、下段は点灯信号vのタイミングを示す。同図に示す
ように、同期信号SOSを基準として時間t1後に点灯
信号vをオンにし、t2後に点灯信号vをオフにしてい
る。
ある。同図において、上段は同期信号SOSのタイミン
グ、下段は点灯信号vのタイミングを示す。同図に示す
ように、同期信号SOSを基準として時間t1後に点灯
信号vをオンにし、t2後に点灯信号vをオフにしてい
る。
【0042】異常監視信号がタイミングtaで出力され
て図5の処理が開始されると、その直後の同期信号SO
Sの検出タイミングtbでカウンタをクリアして同期信
号SOSの周期を計数する。同期信号SOSの周期が正
常値Tであれば、点灯信号vがオンになっている間に同
期信号SOSが検出される。ところが、異常が発生して
周期が短くなり、周期TSになると、点灯信号vがオン
になっていないので同期信号SOSは検出されず、その
結果、誤って同期信号SOSの周期が長いと判断され
る。また、正常時には、レーザービームは同期信号SO
Sを検出してから予定時間つまりt2後に消灯する。と
ころが同期信号SOSの周期が長い場合は、同期信号S
OSが検出されず、レーザービームは消灯しない。した
がって、周期が長い場合は同期信号SOSは正常である
ときの予定のタイミングより遅れて検出される。すなわ
ち、同期信号SOSの周期が基準周期Tより長いTLと
なり周期が長いと判断される。
て図5の処理が開始されると、その直後の同期信号SO
Sの検出タイミングtbでカウンタをクリアして同期信
号SOSの周期を計数する。同期信号SOSの周期が正
常値Tであれば、点灯信号vがオンになっている間に同
期信号SOSが検出される。ところが、異常が発生して
周期が短くなり、周期TSになると、点灯信号vがオン
になっていないので同期信号SOSは検出されず、その
結果、誤って同期信号SOSの周期が長いと判断され
る。また、正常時には、レーザービームは同期信号SO
Sを検出してから予定時間つまりt2後に消灯する。と
ころが同期信号SOSの周期が長い場合は、同期信号S
OSが検出されず、レーザービームは消灯しない。した
がって、周期が長い場合は同期信号SOSは正常である
ときの予定のタイミングより遅れて検出される。すなわ
ち、同期信号SOSの周期が基準周期Tより長いTLと
なり周期が長いと判断される。
【0043】このように、本実施形態では、実際に周期
が長い場合、および極端に周期が短いために誤って周期
が長いと判断された場合は、同期信号SOSが検出され
た後、一旦レーザービームは消灯され、その後再び点灯
されて異常特定のために連続点灯される。図7では、前
記周期TLが検出された場合にタイミングtcで点灯信
号vを連続的オンにした状態を示す。これは、前記ステ
ップS10(図5)で同期信号SOSの周期が長いと判
断された場合の処理に対応する。点灯信号vの点線は本
来の点灯信号vのタイミングを示す。
が長い場合、および極端に周期が短いために誤って周期
が長いと判断された場合は、同期信号SOSが検出され
た後、一旦レーザービームは消灯され、その後再び点灯
されて異常特定のために連続点灯される。図7では、前
記周期TLが検出された場合にタイミングtcで点灯信
号vを連続的オンにした状態を示す。これは、前記ステ
ップS10(図5)で同期信号SOSの周期が長いと判
断された場合の処理に対応する。点灯信号vの点線は本
来の点灯信号vのタイミングを示す。
【0044】タイミングtdでは、レーザービームの連
続点灯状態で、改めて周期を検出するためカウンタをク
リアしている。このタイミングtd以後に検出された同
期信号SOSよって異常の内容を判定する。図7では、
タイミングteで同期信号SOSが検出されている。
続点灯状態で、改めて周期を検出するためカウンタをク
リアしている。このタイミングtd以後に検出された同
期信号SOSよって異常の内容を判定する。図7では、
タイミングteで同期信号SOSが検出されている。
【0045】なお、同期信号SOSの周期が短いために
同期信号待ちの上限値間で、同期信号SOSが受信され
ない場合は、この上限値に対応する時間の後、つまり図
中ではTLMT で示す時間の後、レーザービームは連続点
灯される。
同期信号待ちの上限値間で、同期信号SOSが受信され
ない場合は、この上限値に対応する時間の後、つまり図
中ではTLMT で示す時間の後、レーザービームは連続点
灯される。
【0046】以上のように、本実施の形態では、同期信
号SOSの周期が長いと判断された場合には、レーザダ
イオード1を連続的に点灯させて確実にレーザビームを
受光できる状態で同期信号SOSの周期を判断するよう
にした。したがって、異常状態を正確に把握でき、しか
も異常発生の要因を特定することもできる。
号SOSの周期が長いと判断された場合には、レーザダ
イオード1を連続的に点灯させて確実にレーザビームを
受光できる状態で同期信号SOSの周期を判断するよう
にした。したがって、異常状態を正確に把握でき、しか
も異常発生の要因を特定することもできる。
【0047】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、請求項
1の発明によれば、同期信号の周期異常、特に同期信号
の周期が基準周期よりも長い異常が検出されたときに、
レーザ光源を連続点灯させて同期信号出力用の光検知手
段で確実にレーザービームを受光できる。したがって、
その受光結果に基づいて前記異常の内容をより正確に検
出することができる。
1の発明によれば、同期信号の周期異常、特に同期信号
の周期が基準周期よりも長い異常が検出されたときに、
レーザ光源を連続点灯させて同期信号出力用の光検知手
段で確実にレーザービームを受光できる。したがって、
その受光結果に基づいて前記異常の内容をより正確に検
出することができる。
【0048】また、請求項2ないし請求項4の発明によ
れば、異常の発生要因を特定して外部に出力できる。そ
の結果、故障の原因を正確に把握できるので、その後の
修理や調整等の作業を的確に能率よく実施することがで
きる。
れば、異常の発生要因を特定して外部に出力できる。そ
の結果、故障の原因を正確に把握できるので、その後の
修理や調整等の作業を的確に能率よく実施することがで
きる。
【図1】 本発明の一実施形態に係るCPUの要部機能
を示す機能ブロック図である。
を示す機能ブロック図である。
【図2】 本発明の一実施形態に係る画像形成装置の要
部ハード構成を示す平面図である。
部ハード構成を示す平面図である。
【図3】 本発明の一実施形態に係る画像形成装置の制
御装置の概略構成を示すブロック図である。
御装置の概略構成を示すブロック図である。
【図4】 本発明の一実施形態に係る出力制御装置の回
路図である。
路図である。
【図5】 異常監視動作のフローチャート(その1)で
ある。
ある。
【図6】 異常監視動作のフローチャート(その2)で
ある。
ある。
【図7】 本発明の一実施形態に係る同期信号および点
灯信号の関係を示すタイミングチャートである。
灯信号の関係を示すタイミングチャートである。
【図8】 従来技術に係る同期信号および点灯信号の関
係を示すタイミングチャートである。
係を示すタイミングチャートである。
8…光位置検出器、 12…同期信号生成部、 13…
ビデオデータ出力部、15…同期信号異常監視部、 1
6…基準周期格納部、 17…異常表示部、18…連続
点灯部、 18a…同期用点灯部
ビデオデータ出力部、15…同期信号異常監視部、 1
6…基準周期格納部、 17…異常表示部、18…連続
点灯部、 18a…同期用点灯部
Claims (4)
- 【請求項1】 レーザ光源と、 前記レーザ光源から出力されたレーザビームを走査する
偏向手段と、 同期信号を得るため、前記レーザ光源を画像書き込み領
域外で基準周期に従って予定時間付勢する同期用点灯手
段と、 画像書き込み領域外に配置され、前記同期用点灯手段で
付勢された前記レーザ光源から出力されたレーザビーム
を検出して同期信号を出力するための光検知手段と、 前記光検知手段から出力される同期信号の周期を前記基
準周期と比較して異常発生を検出する異常検出手段と、 前記異常検出手段で同期信号の周期が前記基準周期より
も長いと判断されたときに前記レーザ光源を連続して付
勢する連続点灯手段と、 前記レーザ光源の連続付勢中に前記光検知手段から出力
された同期信号に基づいてその周期が前記基準周期より
も短いか否かによって異常内容を特定する異常特定手段
とを具備したことを特徴とするデジタル画像形成装置。 - 【請求項2】 前記異常特定手段が、前記レーザ光源の
連続付勢中に前記光検知手段から出力された同期信号に
基づいて、その周期が前記基準周期より短いと判断した
場合に、前記偏向手段の回転速度が、前記基準周期で代
表される前記偏向手段の基準回転速度より大きいことを
示す異常特定情報を出力するように構成されたことを特
徴とする請求項1記載のデジタル画像形成装置。 - 【請求項3】 前記異常特定手段が、前記レーザ光源の
連続付勢中に前記光検知手段から出力された同期信号に
基づいて、その周期が前記基準周期より長いと判断した
場合に、前記偏向手段の回転速度が、前記基準周期で代
表される前記偏向手段の基準回転速度より小さいことを
示す異常特定情報を出力するように構成されたことを特
徴とする請求項1記載のデジタル画像形成装置。 - 【請求項4】 前記異常特定手段が、前記連続点灯手段
で前記レーザ光源を連続付勢中に前記光検知手段でレー
ザビームを検出しなかった場合は、前記偏向手段の回転
速度以外に異常があることを示す異常特定情報を出力す
るように構成されたことを特徴とする請求項1記載のデ
ジタル画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP02060796A JP3508364B2 (ja) | 1995-01-13 | 1996-01-12 | デジタル画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7-19860 | 1995-01-13 | ||
JP1986095 | 1995-01-13 | ||
JP02060796A JP3508364B2 (ja) | 1995-01-13 | 1996-01-12 | デジタル画像形成装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JPH08252945A JPH08252945A (ja) | 1996-10-01 |
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