JPH08276617A - レーザビームプリンタ - Google Patents

レーザビームプリンタ

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JPH08276617A
JPH08276617A JP7082500A JP8250095A JPH08276617A JP H08276617 A JPH08276617 A JP H08276617A JP 7082500 A JP7082500 A JP 7082500A JP 8250095 A JP8250095 A JP 8250095A JP H08276617 A JPH08276617 A JP H08276617A
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signal
laser beam
horizontal synchronizing
synchronizing signal
beam printer
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JP7082500A
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Masaji Uchiyama
正次 内山
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 走査レーザビームを所定位置で検出して得ら
れるBD信号(124)の検出に際してノイズによる誤
検出を防止するとともに、走査速度の変動による検出漏
れを防止する。 【構成】 カウンタ(13)及びレジスタ(12)によ
りBD周期を計測し、計測した値に基づいて演算回路
(26)によりその後のBD周期許可期間を決定し、前
記許可期間を表わすデータをレジスタ(23、24)に
セットし、これに基づいて、マスク回路(19)により
上記許可期間にのみBD信号124の導出を許可する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、レーザビームプリンタ
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図5に、一般的なレーザビームプリンタ
の構成を示す。この図をもとにレーザビームプリンタの
画像形成動作について説明する。
【0003】101は画像信号(VDO信号)で、レー
ザユニット102に入力される。103は、前記レーザ
ユニット102によりオン/オフ変調されたレーザビー
ムである。104はスキャナモータで回転多面鏡(ポリ
ゴンミラー)105を定常回転させる。106は結像レ
ンズでポリンゴンミラーによって偏向されたレーザビー
ム107を被走査面である感光ドラム108上に焦点を
結ばせる。
【0004】したがって、画像信号101により変調さ
れたレーザビーム107は、感光ドラム108上を水平
走査(主走査方向の走査)される。109は、光電変換
素子であり、レーザビームが照射されることにより、光
電変換信号を出力する。(以下、BD信号と呼ぶ)この
BD信号は、ケーブル110を経由し、制御部111へ
と転送される。112は、転写紙であり、感光ドラム1
08に形成される潜像は、現像器(図示しない)により
可視化されトナー像となり、転写器(図示しない)によ
って、この転写紙112に転写される。
【0005】次に画像形成をするための制御信号につい
て図6を用いて説明する。
【0006】121は、画像を形成する転写紙である。
トナ像は、この転写紙121上に形成されるが、転写紙
121の、ずれ等により形成したトナー像が転写紙12
1から、はみでることがないようにレーザにより露光が
可能な領域(画像形成領域)122を設ける。また、画
像信号126を出力するイメージコントローラ(図示し
ない)は、プリンタエンジンを制御するエンジン制御部
とは別基板に設けられたり、外部のコンピュータに設け
られることが多い。このような構成の場合、イメージコ
ントローラが非画像領域で画像信号をオンにしてもレー
ザを点灯させることがないように、つまり感光体を露光
しないためにも画像形成領域122を設ける必要があ
る。それゆえ、この画像形成領域122は、転写紙12
1のサイズにあわせておのおの異なる大きさを持つこと
になる。
【0007】次に、転写紙121上の一主走査線123
に相当する画像を形成する際に必要な信号について説明
する。BD信号124は先に説明した様に主走査方向の
同期信号で、このBD信号に同期して各信号が生成され
る。
【0008】マスク信号125は、転写紙121上のマ
スク領域122に合わせてオン、オフする信号で、これ
により画像情報を有する画像信号126を画像形成領域
外走査時に遮断し、画像形成領域122外への露光を禁
止する。
【0009】BD入力許可信号127は、BD信号12
4の入力を許可する信号である。この信号は、前回のB
D信号124から所定期間が経過するまで、BD信号1
24を受け付けないようにするためのもので、所定期間
BD信号124にマスクをかけている。こうすることに
より、BD信号124の転送ライン110に、ノイズが
のっても、主走査方向の位置ずれが発生してしまうこと
がないようにしている。
【0010】アンブランキング信号128は、レーザビ
ームがBD信号を発生する検出素子109を走査する際
にレーザビームを点灯させるためのタイミング信号であ
る。
【0011】このアンブランキング信号128も先の信
号と同様にBD信号124から、決められた時間後に発
生する信号である。
【0012】次に図7をもとに、これらの主走査方向の
制御信号の発生回路について説明する。16は、レーザ
ビームプリンタのシーケンスを制御するCPUで主走査
方向だけでなく副走査方向の制御、その他を司ってい
る。本発明においては、主走査以外の制御のための回路
は省略する。1はCPU16からのアドレスバスでアド
レスデコーダ15により各レジスタ2をセレクトする。
9は、データバスであり、CPU16からのデータを各
レジスタ2へ書き込む際、及び各レジスタ2からCPU
16へデータを読み込む際に使用される転送ルートであ
る。レジスタ2は、先に説明したマスク信号、BD入力
許可信号、アンブランキング信号の発生及び終了の際の
カウント値が格納されている。
【0013】このレジスタ2に格納されているカウント
値は、BD信号124によりカウントを開始する主走査
カウンタ13と比較され、各種信号を発生させている。
この比較を行うための比較器が3であり各種レジスタ2
の値と主走査カウンタ13の値を比較している。18
は、J/Kフリップフロップであり、各種開始タイミン
グ信号と終了タイミング信号を合成してマスク信号12
5、アンブランキング信号128を発生させ、画像制御
信号発生部17へと送る。この画像制御信号発生部17
では、これらの信号をもとにレーザ発光許可信号6、と
レーザ強制点灯信号7をレーザユニットへと送る。
【0014】一方、BD入力許可信号127は、BD信
号のマスク回路19へと送られ、このBD入力許可信号
がアクティブの時だけBD信号を受け付けるようにして
いる。
【0015】
【発明が解決しようとしている課題】図6に示すよう
に、水平同期信号の転送ライン110にノイズがのって
も主走査方向の位置ずれを起こさないように、BD入力
許可信号にてマスクをかけている。このBD入力許可信
号のアクティブ範囲は、狭ければ、狭いほどノイズに対
する水平同期信号の誤検知の可能性が少なくなる。とこ
ろが、あまり狭すぎると回転多面鏡の面分割制度が悪か
った場合に、面ごとの走査時間(主走査周期)が大きく
ことなり、BD入力許可範囲内からはずれて、BD信号
が発生することになり、BD信号を検出できないという
不具合がある。また、図8に示すようにスキャナモータ
がわずかに揺らいだ場合にもすぐにBD信号を検出でき
なくなってしまうという不具合があった。
【0016】図8は、スキャナモータが揺らいだ場合の
BD信号の軌跡を示すもので、BD信号の波形を41と
すると、時間軸を縦(42方向)にとってその軌跡を参
照符43で示される線に示す。参照符44で示される破
線は、BD入力許可信号が、BD信号の入力を許可して
いる期間を示すものであり狭くすると狭くするだけ、B
D信号以外のノイズ等の影響を受けなくなる。ただし、
ある固定値で入力許可範囲44を固定してしまうと、同
図の参照符43に示すようにスキャナモータがわずかに
揺らぎBD信号がこの許可範囲から逸脱してしまうとB
D信号が取れないという欠点がある。特に近年、画像形
成の高速化により、高周波クロック等が用いられるため
ノイズの影響が大きくなっており、かかる欠点が顕著と
なる傾向がある。
【0017】本発明の目的は、ノイズによるBD信号の
誤検出を防止しつつ、BD信号の検出漏れを防止し、確
実かつ正確にBD信号を検出することができるレーザビ
ームプリンタを提供することである。
【0018】本発明の他の目的は、BD信号を確実かつ
正確に検出することにより、画像のレジずれ、走査ライ
ンの変調漏れを防止し、高品位の画像を形成できるレー
ザビームプリンタを提供することである。
【0019】本発明の他の目的は、回転多面鏡の回転速
度の変動に追従して適当なBD信号の導出許可期間を決
定できるレーザビームプリンタを提供することである。
【0020】本発明の他の目的は、回転多面鏡の回転速
度の変動に追従して適当なBD信号の導出許可期間を決
定できるレーザビームプリンタにおいて、前記回転速度
の変動に起因する画像異常を報知することができるレー
ザビームプリンタを提供することである。
【0021】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に従うレーザビームプリンタは、画像信号に
より変調されたレーザビームで感光体上を走査するため
のレーザビーム走査手段と、該レーザビーム走査手段に
より走査されるレーザビームの走査路上に設けた光電変
換手段と、前記水平同期信号の周期を計測する計測手段
と、前記計測手段の計測結果に基づいて、計測の後に出
力される水平同期信号の導出を許可する期間を決定する
決定手段と、前記光電変換手段からの水平同期信号の導
出を、前記決定手段によって決定された期間許可する水
平同期信号許可手段とを有することを特徴とする。
【0022】
【作用】本発明によれば、BD信号の入力許可範囲を一
走査以上前のBD周期を利用して決めることにより、可
能な限りBDの入力許可範囲を狭め、レーザビームプリ
ンタの耐ノイズ性向上を図るものである。
【0023】
【実施例】
(実施例1)図1をもとに第1の実施例について説明す
る。先に説明をした図7の機能と同じ部分には、同じ番
号をつけてあり、その詳細については説明を省略する。
また、図5に示される構成は本実施例でも同様であるの
で説明は省略する。本発明を実施するために新しく追加
した部分について説明をする。キャプチャレジスタ12
はBD信号124の入力時に、その時の主走査カウンタ
13のカウント値(BD信号29によりリセットされる
直前の値)を格納するためのレジスタであり、BD信号
29をレジスタのライト信号として主走査カウンタ13
のカウント値を取り込む構成を取っている。このレジス
タ12の内容は、後述する演算回路26によって読み出
される。尚、後述するレジスタ23へのデータを演算回
路26ではなくCPU16で演算する場合には、演算回
路26は省略され、CPU16によるリード信号により
レジスタ12の内容が読み出される。
【0024】次に、演算回路26について詳細に説明す
る。レジスタ12からのデータ(16ビット長)を0.
992倍するための演算回路を例に説明を行う。28
は、割り算の機能を有するもので1/128の演算を行
う。具体的には、演算回路に入力された16ビットデー
タを、LSBより順にD0、D1、D2、D
3、、、、、D14、D15と二進数で表したとする
と、128=2^7なので、7ビット分LSB側にシフ
トした値、つまりLSBよりD7、D8、D9、D1
0、、、、、、D14、D15、0、0、0、0、0、
0、0という値を出力する回路である。仮に00110
10101011100B(=355CH)という二進
数が入力されるとLSB側にシフトし00000000
01101010B(6AH)という値を出力する。次
にこの結果の補数を取るために反転回路27に入力す
る。この反転回路27は、インバータよりなり仮に先ほ
どの演算結果0000000001101010B(6
AH)を入力すると1111111110010101
B(FF95H)を出力する。最後に16ビットフアル
ダー25を使用し、この補数を最初の値(BDキャプチ
ャレジスタからの値)と加算する。この結果は、001
1010011110001B(34F1H)という値
を得られる。この値をBD入力許可信号10の開始タイ
ミングとするためにBD入力許可信号10の開始タイミ
ング用レジスタ23に書き込む。この値と、主走査カウ
ンタ13の値が一致すると比較器3によりBD入力許可
信号10の開始タイミングとしてJ/Kフリップフロッ
プ18に入力される。このJ/Kフリップフロップ18
からは、BD入力許可信号10としてマスク回路19に
入力される。マスク回路19は、ANDゲート等により
構成され、BD入力許可信号10が入力されないと外部
からのBD信号124を、BD信号29として導出しな
い様に構成している。
【0025】以上の構成により、n走査目のBD信号の
入力許可信号は、n−1走査目のBD周期の99.2%
より開始することになる。これにより仮に外来ノイズに
よりBD信号にノイズがのったとしても、誤検知する可
能性は、非常に少なくなる。また、今回の例では、9
9.2%の固定にしたが回路28をシフトレジスタで構
成することによってシフト量を可変とし、BD入力許可
範囲を調整することも可能である。また、単にレジスタ
12の内容から所定値を減算してレジスタ23に書き込
むデータを得てもよい。
【0026】以上の構成により、図8に相当するスキャ
ナ揺らぎがあった場合の図を図2に示す。スキャナの揺
らぎが発生しても、一走査前のBD周期をもとに入力許
可範囲を決めているためにそれに追従した許可範囲を実
現することが可能である。
【0027】また、上記実施例では、一走査前のBD周
期をもとにBD入力許可範囲を決定していたが、一走査
前に限定するものではなく数走査前でも構わない。
【0028】また、回転多面鏡の面数mに応じて整数m
又はmの整数倍の走査前のBD周期に基づいてBD入力
許可範囲を設定することにより、回転多面鏡の面分割精
度の影響を無視することが可能となる。例えば、6面の
反射面を有する回転多面鏡(m=6)の場合には、n回
目のBD信号のための入射許可範囲をn−6走査目のB
D周期を基準として演算をする。こうすることにより、
回転多面鏡の面分割精度が悪い回転多面鏡に対しても本
発明を実施することが可能である。
【0029】回路構成としては、BD入力許可信号の開
始タイミング設定レジスタを面数分設けBD信号によっ
て切り換えることによって実現することが可能である。
【0030】つまり、或るBD信号の入力でカウント開
始し、次のBD信号までの計数値に基づいて上述した演
算により上記或るBD信号からm+1回目のBD信号の
入力許可範囲を決定する。マスク回路19を経たBD信
号29は前記レジスタ12に加えてカウンタ13に与え
られ、前記アンブランキング信号128やマスク信号1
25の出力のために用いられるとともに、コントローラ
200にも与えられ、これに同期して画像信号VDOが
出力される。
【0031】(実施例2)先の実施例では、本発明をハ
ード的に実現する例について説明した。次の実施例で
は、ソフト的に実現する例について説明する。ソフト的
に行うことにより柔軟性にとんだ制御も可能となる。図
3をもとにその例について説明する。CPU16へはB
D信号29を外部割り込み信号8として接続する。CP
U16は、このBD信号29による割り込みが発生する
とキャプチャレジスタ12の内容をアドレスデコーダ1
5でセレクトし、データバス9を介して読み込む。この
内容を、その値に対して、実施例1で説明した演算を施
して、アンブランキング開始タイミングを格納するレジ
スタ23に書き込む。このアンブランキング開始タイミ
ングを格納するレジスタ23への書き込みは、同様にア
ドレスデコーダ15でセレクトし、データバス9を介し
て書き込む。この方法によると、CPU16で処理して
アンブランキング開始タイミングを格納するレジスタ2
3の値とするために、BD入力許可範囲をより自由に設
定することが可能となる。CPU16のソフトウエア処
理の負荷に余裕がある場合には、本実施例を使用するこ
とにより回路規模の削減が可能となるし、また、CPU
16のソフト処理を軽減させたい場合には、先に説明し
た実施例1に従った構成を取ればよい。
【0032】(実施例3)つぎに、図4をもとに第3の
実施例について説明する。先の実施例は、スキャナモー
タが大きく規定回転数からはずれた場合にでも追従し、
画像を形成し続ける回路構成となっている。この場合、
形成した画像は、主走査方向に縮尺の異なった異常画像
として出力される。したがってプリンタとしては、異常
画像が出力された旨をユーザに告知する必要がある。本
実施例では、参照符30で示される構成を付加し、予め
決められた値、(その範囲を逸脱した場合にはBDエラ
ー、もしくはレーザの点灯不良、またはスキャナモータ
の回転不良として処理するための範囲を示す値)をレジ
スタ32にストアしておく。この値と、主走査カウンタ
13との比較を比較器33により行うことにより、BD
信号が来るべきときにきていることを確認する。この確
認は、J/Kフリップフロップ34より出力された基準
信号35の発生中にBD信号29が発生したことを確認
することにより実現できる。
【0033】図4では、この確認をCPU16のソフト
ウエアで実現する場合についての例について説明する。
31は、ANDゲート等のマスク回路で基準信号35が
発生している期間以外はBD信号をマスクする回路であ
る。つまりCPU16は、割り込み端子8への入力がな
い場合には、規定範囲内に割り込みが発生しなかった、
つまりBD信号が規定の周期より逸脱した、もしくは発
生しなかったと判断し、エラー処理のソフトウエア(例
えば、表示パネルにBD信号に関係したエラーが発生
し、異常画像が出力された旨を表示するソフト)を起動
すればよい。
【0034】以下、図9に従ってCPU16の動作例を
説明する。CPU16は内部カウンタを有しており、内
部カウンタは所定のクロックでデクリメントされ、計数
値が「0」になると内部割込みが発生するものとする。
【0035】上記回路31からBD信号29がCPU1
6の割込端子8に導出されると、CPU16は図9
(a)に示される割込処理を実行する。この割込み処理
では、上記内部カウンタにBD周期の許容範囲の最大値
に対応する所定値がセットされ、内部カウンタが起動さ
れる。正常な動作では、かかる割込み処理がBD周期毎
に繰り返されるが、回路31によりBD信号29が遮断
されると、内部カウンタのデクリメントによりその計数
値は「0」になり、図9(b)に示される内部割込処理
が実行される。
【0036】図9(b)の内部割込処理では異常画像が
出力されたことを示すフラグ(異常フラグ)がセットさ
れメインルーチンに戻る。
【0037】図9(c)はメインルーチンの一部を示
し、上記異常フラグがセットされていると、図示しない
表示器に異常画像が出力された旨を示す表示を行う。
尚、上記表示器がコントローラ200に接続されている
場合には、CPU16は異常画像が出力された旨のステ
ータスをコントローラ200に送り、上述した表示はコ
ントローラ200の制御により行われる。CPU16で
判断する場合について説明したが、BD信号29で基準
信号35をラッチするラッチ回路などを用いて前記ラッ
チ回路にラッチされる信号のレベルにより異常画像が出
力されたか否かを判断する構成することも可能である。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように本発明を用いること
により、可能な限りBDの入力許可範囲を狭めることが
できるために、レーザビームプリンタの耐ノイズ性の向
上を図ることができる。
【0039】また本発明によれば、ノイズによるBD信
号の誤検出を防止しつつ、BD信号の検出漏れを防止
し、確実かつ正確にBD信号を検出することができる。
したがって、BD信号を確実かつ正確に検出することに
より、画像のレジずれ、走査ラインの変調漏れを防止
し、高品位の画像を形成することができる。
【0040】更に本発明によれば、回転多面鏡の回転速
度の変動に追従して適当なBD信号の導出許可期間を決
定できる。
【0041】また、回転多面鏡の回転速度の変動に追従
して適当なBD信号の導出許可期間を決定できるレーザ
ビームプリンタにおいて、前記回転速度の変動に起因す
る画像異常を報知することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施例を説明するための回路図である。
【図2】第1の実施例を説明するためのタイミングチャ
ートである。
【図3】第2の実施例を説明するための回路図である。
【図4】第3の実施例を説明するための回路図である。
【図5】レーザビームプリンタの構成を説明するための
図である。
【図6】主走査方向の信号を説明するための回路図であ
る。
【図7】主走査方向の信号を説明するための回路図であ
る。
【図8】スキャナモータ揺らいだ場合のタイミングチャ
ートである。
【図9】第3実施例におけるCPU16の動作例のフロ
ーチャートである。
【符号の説明】
3、33 比較器 13 カウンタ 16 CPU 18、34 R−Sフリップフロップ 12、23、24、32 レジスタ 19、31 マスク回路(ANDゲート) 26 演算回路 105 回転多面鏡 109 光電変換素子 200 コントローラ

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像信号により変調されたレーザビーム
    で感光体上を走査するためのレーザビーム走査手段と、 該レーザビーム走査手段により走査されるレーザビーム
    の走査路上に設けた光電変換手段と、 前記水平同期信号の周期を計測する計測手段と、 前記計測手段の計測結果に基づいて、計測の後に出力さ
    れる水平同期信号の導出を許可する期間を決定する決定
    手段と、 前記光電変換手段からの水平同期信号の導出を、前記決
    定手段によって決定された期間許可する水平同期信号許
    可手段とを有することを特徴とするレーザビームプリン
    タ。
  2. 【請求項2】 前記計測手段は、水平同期信号の入力毎
    に、カウントを開始する計時手段と、所定の水平同期信
    号によりカウントを開始した前記計時手段のカウント値
    を、次の水平同期信号の入力の際に、第1の二進数とし
    て読み出す主走査周期検出手段とを有し、 前記決定手段は、前記第1の二進数をLSB側に所定回
    数シフトさせた値の補数を前記第1の二進数に加算して
    第2の二進数を得る演算手段を有し、前記演算手段の演
    算結果である第2の二進数と前記計時手段のカウント値
    に基づいて、前記所定の水平同期信号からのm+1回目
    (mは整数)の水平同期信号の導出を許可する期間を決
    定することを特徴とする請求項1記載のレーザビームプ
    リンタ。
  3. 【請求項3】 前記計測手段の計測結果が、所定の範囲
    から逸脱したか否かを判断する判断手段を有することを
    特徴とする請求項2記載のレーザビームプリンタ。
  4. 【請求項4】 前記計測手段は、水平同期信号の入力毎
    に、カウントを開始する計時手段と、所定の水平同期信
    号のによりカウントを開始した前記計時手段のカウント
    値を、次の水平同期信号の入力の際に、第1の二進数と
    して読み出す主走査周期検出手段とを有し、 前記決定手段は、水平同期信号を割り込み信号として割
    り込み処理を行うマイクロプロセッサを有し、該割り込
    み処理内で前記第1の二進数と前記計時手段のカウント
    値に基づいて、前記所定の水平同期信号からm+1回目
    (mは整数)の前記光電変換手段からの水平同期信号の
    導出を許可する期間を決定することを特徴とする請求項
    1記載のレーザビームプリンタ。
  5. 【請求項5】 前記レーザビーム走査手段は回転多面鏡
    を有し、前記整数mは、前記回転多面鏡の面数か、もし
    くはその整数倍であることを特徴とする請求項2、又は
    請求項4記載のレーザビームプリンタ。
  6. 【請求項6】 前記導出された水平同期信号は、前記計
    測手段、水平同期信号に同期してレーザビームの変調の
    ための画像信号を出力する手段及び水平同期信号に同期
    したタイミングで所定の信号を出力する手段の少なくと
    も1つに供給されることを特徴とする請求項1〜5のい
    ずれかに記載のレーザビームプリンタ。
  7. 【請求項7】 前記所定の信号は、次の水平同期信号の
    出力タイミングで前記光電変換手段がレーザビームを検
    出するようにレーザを点灯させる信号又は画像信号によ
    るレーザビームの変調を許容する期間を特定する信号で
    あることを特徴とする請求項6記載のレーザビームプリ
    ンタ。
JP7082500A 1994-12-28 1995-04-07 レーザビームプリンタ Pending JPH08276617A (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7082500A JPH08276617A (ja) 1995-04-07 1995-04-07 レーザビームプリンタ
US08/576,378 US6064419A (en) 1994-12-28 1995-12-21 Timings of rotational speed in a laser beam printer
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US7460144B2 (en) 2005-05-31 2008-12-02 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Optical scanning device and image forming apparatus
JP2019117358A (ja) * 2017-12-27 2019-07-18 キヤノン株式会社 画像形成装置
US10401755B2 (en) 2017-11-13 2019-09-03 Canon Kabushiki Kaisha Scanning apparatus and image forming apparatus

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