JPH0774904A - 記録制御装置 - Google Patents
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- JPH0774904A JPH0774904A JP5217186A JP21718693A JPH0774904A JP H0774904 A JPH0774904 A JP H0774904A JP 5217186 A JP5217186 A JP 5217186A JP 21718693 A JP21718693 A JP 21718693A JP H0774904 A JPH0774904 A JP H0774904A
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- G06K15/00—Arrangements for producing a permanent visual presentation of the output data, e.g. computer output printers
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- G06K15/12—Arrangements for producing a permanent visual presentation of the output data, e.g. computer output printers using printers by photographic printing, e.g. by laser printers
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- H04N1/04—Scanning arrangements, i.e. arrangements for the displacement of active reading or reproducing elements relative to the original or reproducing medium, or vice versa
- H04N1/113—Scanning arrangements, i.e. arrangements for the displacement of active reading or reproducing elements relative to the original or reproducing medium, or vice versa using oscillating or rotating mirrors
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Abstract
(57)【要約】
【目的】プリンタの解像度を、ユーザが自由に高解像度
化できるようにしたプリンタにおいて、記録画素信号か
ら画像パターンを正しく認識し、さらにジッタやモアレ
等の雑音のない高画質な記録画像を得る。 【構成】入力する記録画素信号の白画素を拡大してライ
ンメモリに書き込む手段、または黒画素を拡大してライ
ンメモリに書き込む手段と、画像パターンを検出する手
段と、記録画素信号と検出信号との時間差をなくしそれ
らの論理和または論理積を取る手段とを備えることを特
徴とするプリンタの記録制御装置。 【効果】プリンタに入力する記録画素信号の解像度を、
ユーザが自由に高解像度化できるようにしたプリンタに
おいて、プリンタエンジンの補正のための画像処理を必
要十分なメモリ構成で実現できるため、小容量で低速の
メモリでありながら高画質の出力画像が得られる。
化できるようにしたプリンタにおいて、記録画素信号か
ら画像パターンを正しく認識し、さらにジッタやモアレ
等の雑音のない高画質な記録画像を得る。 【構成】入力する記録画素信号の白画素を拡大してライ
ンメモリに書き込む手段、または黒画素を拡大してライ
ンメモリに書き込む手段と、画像パターンを検出する手
段と、記録画素信号と検出信号との時間差をなくしそれ
らの論理和または論理積を取る手段とを備えることを特
徴とするプリンタの記録制御装置。 【効果】プリンタに入力する記録画素信号の解像度を、
ユーザが自由に高解像度化できるようにしたプリンタに
おいて、プリンタエンジンの補正のための画像処理を必
要十分なメモリ構成で実現できるため、小容量で低速の
メモリでありながら高画質の出力画像が得られる。
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、計算機等から出力され
る画像信号を逐次記録するプリンタにおいて、画像処理
によって画質を向上させる記録制御装置に関する。
る画像信号を逐次記録するプリンタにおいて、画像処理
によって画質を向上させる記録制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の情報記録システムはコンピュータ
等のコントローラからの信号を記録制御装置で受信し、
記録制御装置からの信号を記録装置で露光,現像,定着
処理をして記録紙に記録するシステムとなっている。と
ころで、記録制御装置は、特開昭63−67073 号公報およ
び特願平2−45417号公報に記載のように、逐次送られて
くる記録画素信号を一旦数ライン分のラインメモリに格
納し、記録する画素の画像パターンを画像処理により認
識し、前記画像パターンに応じて記録制御信号を生成す
る。記録装置では、記録画素信号に従ってレーザがオン
オフするが、前記記録制御装置で生成された記録制御信
号によってオン時の発光光量が制御され、高画質な出力
画像が得られるようになっていた。
等のコントローラからの信号を記録制御装置で受信し、
記録制御装置からの信号を記録装置で露光,現像,定着
処理をして記録紙に記録するシステムとなっている。と
ころで、記録制御装置は、特開昭63−67073 号公報およ
び特願平2−45417号公報に記載のように、逐次送られて
くる記録画素信号を一旦数ライン分のラインメモリに格
納し、記録する画素の画像パターンを画像処理により認
識し、前記画像パターンに応じて記録制御信号を生成す
る。記録装置では、記録画素信号に従ってレーザがオン
オフするが、前記記録制御装置で生成された記録制御信
号によってオン時の発光光量が制御され、高画質な出力
画像が得られるようになっていた。
【0003】記録制御装置では、前記したように記録画
素信号を一旦数ライン分のラインメモリに格納するが、
その時に1画素ずつ正確に格納されなければならない。
ラインメモリへの記録画素信号の格納が不正確である
と、記録画像にジッタと呼ばれる輪郭部の揺らぎやモア
レと呼ばれる低周波の模様が発生し、画質が著しく劣化
するからである。このため従来は、記録画素信号と同時
に記録画素信号の区切りを示す画素同期信号も合わせて
送られる。記録制御装置では、前記画素同期信号に同期
してラインメモリに書き込んだり読み出したりすること
により正確な格納を実現している。
素信号を一旦数ライン分のラインメモリに格納するが、
その時に1画素ずつ正確に格納されなければならない。
ラインメモリへの記録画素信号の格納が不正確である
と、記録画像にジッタと呼ばれる輪郭部の揺らぎやモア
レと呼ばれる低周波の模様が発生し、画質が著しく劣化
するからである。このため従来は、記録画素信号と同時
に記録画素信号の区切りを示す画素同期信号も合わせて
送られる。記録制御装置では、前記画素同期信号に同期
してラインメモリに書き込んだり読み出したりすること
により正確な格納を実現している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが近年、記録装
置が本来持っている水平(主走査)方向の解像性が高い
ことが注目され、コントローラから出力される記録画素
信号の水平方向解像度を増加する技術が普及している。
この場合、記録制御装置内のラインメモリに求められる
容量及び動作速度は共に増大し、コストアップや回路の
複雑化を引き起こしている。また、ユーザや記録画像に
広く対応するため、コントローラからの画素同期信号が
なく、しかも送られる記録画素信号の同期周波数も特定
できなくなっており、記録画素信号を正確にラインメモ
リに格納することが困難になってきている。また、前記
記録制御信号は、記録装置の記録特性補正が目的である
から、補正に必要な水平解像度すなわちラインメモリに
求められる容量は、本来記録装置及び補正内容によって
決まるものである。従って記録画素信号が高解像度化さ
れても、記録装置及び補正内容が変わらなければ補正に
必要な水平解像度に変化はない。
置が本来持っている水平(主走査)方向の解像性が高い
ことが注目され、コントローラから出力される記録画素
信号の水平方向解像度を増加する技術が普及している。
この場合、記録制御装置内のラインメモリに求められる
容量及び動作速度は共に増大し、コストアップや回路の
複雑化を引き起こしている。また、ユーザや記録画像に
広く対応するため、コントローラからの画素同期信号が
なく、しかも送られる記録画素信号の同期周波数も特定
できなくなっており、記録画素信号を正確にラインメモ
リに格納することが困難になってきている。また、前記
記録制御信号は、記録装置の記録特性補正が目的である
から、補正に必要な水平解像度すなわちラインメモリに
求められる容量は、本来記録装置及び補正内容によって
決まるものである。従って記録画素信号が高解像度化さ
れても、記録装置及び補正内容が変わらなければ補正に
必要な水平解像度に変化はない。
【0005】そこで、容量及び動作速度が記録画素信号
の解像度に依存することのないラインメモリをもつ記録
制御装置が望まれているが、前述したように従来装置で
これを実現しようとすると、記録画像にジッタやモアレ
が発生し画質が著しく劣化する。
の解像度に依存することのないラインメモリをもつ記録
制御装置が望まれているが、前述したように従来装置で
これを実現しようとすると、記録画像にジッタやモアレ
が発生し画質が著しく劣化する。
【0006】本発明の目的は、入力記録画素信号の高解
像度化に対応しつつ、かつ低解像度のラインメモリで記
録装置の記録特性補正が可能なレーザプリンタの記録制
御装置を提供することにある。
像度化に対応しつつ、かつ低解像度のラインメモリで記
録装置の記録特性補正が可能なレーザプリンタの記録制
御装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、記録制御装置において、水平同期信号に対し位相が
同期したラインメモリ同期信号を発生する手段と、ライ
ンメモリ書き込み間隔より短い白の記録画素信号をライ
ンメモリ書き込み間隔に広げて書き込むラインメモリ
と、ラインメモリ書き込み間隔より短い黒の記録画素信
号をラインメモリ書き込み間隔に広げて書き込むライン
メモリと、どちらかの上記ラインメモリ出力を選択利用
して画像認識し少なくとも1つの画像認識信号を生成す
る手段と、画像認識信号と記録画素信号との論理積また
は論理和をとる手段とを有するようにしたものである。
に、記録制御装置において、水平同期信号に対し位相が
同期したラインメモリ同期信号を発生する手段と、ライ
ンメモリ書き込み間隔より短い白の記録画素信号をライ
ンメモリ書き込み間隔に広げて書き込むラインメモリ
と、ラインメモリ書き込み間隔より短い黒の記録画素信
号をラインメモリ書き込み間隔に広げて書き込むライン
メモリと、どちらかの上記ラインメモリ出力を選択利用
して画像認識し少なくとも1つの画像認識信号を生成す
る手段と、画像認識信号と記録画素信号との論理積また
は論理和をとる手段とを有するようにしたものである。
【0008】
【作用】プリンタエンジンの記録制御信号に必要な解像
度が得られる周波数のラインメモリ書き込み同期信号を
発生する。一般に、この書き込み同期信号は記録画素信
号の画素同期信号よりも低周波つまり低解像度であるた
め、本発明のラインメモリの容量及び動作速度は、画素
同期信号を書き込み同期信号としている従来例よりも小
容量,低速である。
度が得られる周波数のラインメモリ書き込み同期信号を
発生する。一般に、この書き込み同期信号は記録画素信
号の画素同期信号よりも低周波つまり低解像度であるた
め、本発明のラインメモリの容量及び動作速度は、画素
同期信号を書き込み同期信号としている従来例よりも小
容量,低速である。
【0009】一般に、高解像度の記録画素信号を低解像
度のラインメモリに格納すれば、情報は欠落し記録制御
能力が低下する。しかし記録装置の制御では、主に白あ
るいは黒信号の微小領域または連続領域を強調すること
が多いため、以下の信号が欠落しなければ十分である。
度のラインメモリに格納すれば、情報は欠落し記録制御
能力が低下する。しかし記録装置の制御では、主に白あ
るいは黒信号の微小領域または連続領域を強調すること
が多いため、以下の信号が欠落しなければ十分である。
【0010】信号1)連続する黒信号の中の短い白信
号:欠落すると、強調すべき白微小領域を強調できなか
ったり、強調してはいけない黒連続領域でないところを
誤って強調したりする。
号:欠落すると、強調すべき白微小領域を強調できなか
ったり、強調してはいけない黒連続領域でないところを
誤って強調したりする。
【0011】信号2)連続する白信号の中の短い黒信
号:欠落すると、強調すべき黒微小領域を強調できなか
ったり、強調してはいけない白連続領域でないところを
誤って強調したりする。
号:欠落すると、強調すべき黒微小領域を強調できなか
ったり、強調してはいけない白連続領域でないところを
誤って強調したりする。
【0012】高解像度の記録画素信号を低解像度のライ
ンメモリに格納すれば、格納時の情報の欠落によって前
記信号1が欠落したり前記信号2が欠落したりする。こ
れは記録画素信号とラインメモリ書き込み同期信号との
ずれによって生じる。本発明では、ラインメモリ書き込
み間隔より短い白の記録画素信号をラインメモリ書き込
み間隔に広げてラインメモリに書き込む手段によって信
号1を確保し、ラインメモリ書き込み間隔より短い黒の
記録画素信号をラインメモリ書き込み間隔に広げてライ
ンメモリに書き込む手段によって信号2を確保すること
ができる。
ンメモリに格納すれば、格納時の情報の欠落によって前
記信号1が欠落したり前記信号2が欠落したりする。こ
れは記録画素信号とラインメモリ書き込み同期信号との
ずれによって生じる。本発明では、ラインメモリ書き込
み間隔より短い白の記録画素信号をラインメモリ書き込
み間隔に広げてラインメモリに書き込む手段によって信
号1を確保し、ラインメモリ書き込み間隔より短い黒の
記録画素信号をラインメモリ書き込み間隔に広げてライ
ンメモリに書き込む手段によって信号2を確保すること
ができる。
【0013】次に、信号1を必要とする画像認識は前者
のラインメモリに格納された信号を使い画像認識信号を
得るし、信号2を必要とする画像認識は後者のラインメ
モリに格納された信号を使い画像認識信号を得る。従っ
て、どちらか適当なラインメモリ出力を選択利用して画
像認識し少なくとも1つの画像認識信号を生成する手段
によって強調すべき画像の認識が可能となる。しかし前
記画像認識信号は解像度が粗くなっており、そのまま記
録制御信号として出力画像を強調すると、記録画像にジ
ッタやモアレが生じてしまう。そこで最後に画像認識信
号と記録画素信号との論理積または論理和をとって記録
制御信号を生成すれば、記録制御の効果を維持したまま
高解像度の画像記録が得られるため、前記目的を達成す
る。
のラインメモリに格納された信号を使い画像認識信号を
得るし、信号2を必要とする画像認識は後者のラインメ
モリに格納された信号を使い画像認識信号を得る。従っ
て、どちらか適当なラインメモリ出力を選択利用して画
像認識し少なくとも1つの画像認識信号を生成する手段
によって強調すべき画像の認識が可能となる。しかし前
記画像認識信号は解像度が粗くなっており、そのまま記
録制御信号として出力画像を強調すると、記録画像にジ
ッタやモアレが生じてしまう。そこで最後に画像認識信
号と記録画素信号との論理積または論理和をとって記録
制御信号を生成すれば、記録制御の効果を維持したまま
高解像度の画像記録が得られるため、前記目的を達成す
る。
【0014】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1〜図12によ
り説明する。まず図2に、本発明の全体システム構成を
示す。本実施例における記録装置207は図11に示す
レーザプリンタである。本レーザプリンタの構成は図1
1(a)に示すように、回転感光体1103を一様帯電
する帯電器15と前記一様帯電された感光体表面にレー
ザ光13を照射して静電潜像を形成する、半導体レーザ
1101と、その光を感光体1103の水平方向に走査
するための回転多面鏡1102と、前記回転多面鏡の出
射光の焦点を感光体表面に調整するレンズ系12からな
る露光光学系と、前記静電潜像をトナーにより現像する
現像器20と現像されたトナー像を記録体18に転写す
る転写器16と、前記転写された記録体上の未定着トナ
ー像を記録体18に定着する定着器17と、回転感光体
上の転写されなかった残留トナーを清掃する清掃器から
構成されている。なお、この図では、露光光学系の半導
体レーザ1101の発光量等を制御する露光制御器10
と、定着器の定着温度の制御を行う定着制御器19のみ
示しているが、帯電器,現像器,転写器,清掃器にもそ
れぞれの機器を制御する手段を有しており、状況に応じ
て各機器の動作を制御できるようになっている。なお前
述のように各機器毎に制御器を設ける必要はなく1つに
纏めることも出来、また、後述する記録制御装置205
に組み込んでも良い。図11(b)には感光体上のレー
ザの動作を示したもので、半導体レーザ1101からの
ビームは回転多面鏡1102によって水平(主走査)方
向に偏向され、回転感光体1103上を走査する。この
時、フォトディテクタからなるビーム検知器1104に
よって水平同期信号202が作られる。本実施例では、
水平走査速度V(m/s),走査線間隔d(m)、従って
垂直解像度1/d(dot/m)の記録装置207であると
する。図2に戻り、記録装置207からの水平同期信号
202を受けたコントローラ201は、水平同期信号2
02に正確に同期した記録画素信号204を記録制御装
置205に出力する。本実施例における記録画素信号2
04は、階調に関しては白色及び有色からなる2値の画
像信号であり、水平方向の解像度に関しては前述したよ
うに高解像度化されているとする。本発明では記録画素
信号204の水平方向高解像度化に制限はない。水平方
向高解像度がいくつであっても記録制御装置205に違
いはない。記録制御装置205は記録画素信号204と
同時に記録装置207の記録特性補正のためのいくつか
の記録制御信号206を記録装置207に出力する。こ
の結果、記録装置207において高画質な出力画像が得
られるようになる。
り説明する。まず図2に、本発明の全体システム構成を
示す。本実施例における記録装置207は図11に示す
レーザプリンタである。本レーザプリンタの構成は図1
1(a)に示すように、回転感光体1103を一様帯電
する帯電器15と前記一様帯電された感光体表面にレー
ザ光13を照射して静電潜像を形成する、半導体レーザ
1101と、その光を感光体1103の水平方向に走査
するための回転多面鏡1102と、前記回転多面鏡の出
射光の焦点を感光体表面に調整するレンズ系12からな
る露光光学系と、前記静電潜像をトナーにより現像する
現像器20と現像されたトナー像を記録体18に転写す
る転写器16と、前記転写された記録体上の未定着トナ
ー像を記録体18に定着する定着器17と、回転感光体
上の転写されなかった残留トナーを清掃する清掃器から
構成されている。なお、この図では、露光光学系の半導
体レーザ1101の発光量等を制御する露光制御器10
と、定着器の定着温度の制御を行う定着制御器19のみ
示しているが、帯電器,現像器,転写器,清掃器にもそ
れぞれの機器を制御する手段を有しており、状況に応じ
て各機器の動作を制御できるようになっている。なお前
述のように各機器毎に制御器を設ける必要はなく1つに
纏めることも出来、また、後述する記録制御装置205
に組み込んでも良い。図11(b)には感光体上のレー
ザの動作を示したもので、半導体レーザ1101からの
ビームは回転多面鏡1102によって水平(主走査)方
向に偏向され、回転感光体1103上を走査する。この
時、フォトディテクタからなるビーム検知器1104に
よって水平同期信号202が作られる。本実施例では、
水平走査速度V(m/s),走査線間隔d(m)、従って
垂直解像度1/d(dot/m)の記録装置207であると
する。図2に戻り、記録装置207からの水平同期信号
202を受けたコントローラ201は、水平同期信号2
02に正確に同期した記録画素信号204を記録制御装
置205に出力する。本実施例における記録画素信号2
04は、階調に関しては白色及び有色からなる2値の画
像信号であり、水平方向の解像度に関しては前述したよ
うに高解像度化されているとする。本発明では記録画素
信号204の水平方向高解像度化に制限はない。水平方
向高解像度がいくつであっても記録制御装置205に違
いはない。記録制御装置205は記録画素信号204と
同時に記録装置207の記録特性補正のためのいくつか
の記録制御信号206を記録装置207に出力する。こ
の結果、記録装置207において高画質な出力画像が得
られるようになる。
【0015】次に、図1に、記録制御装置205の一実
施例の構成を示す。発振器101からの高周波クロック
をカウンタ102で計数し、記録装置207の前記ビー
ム検知器1104で作られる水平同期信号202によっ
てカウンタ102をクリアすると、カウンタ102から
の分周出力であるラインメモリ同期信号104は、水平
同期信号202に同期した信号となる。ラインメモリ同
期信号104は、本発明のラインメモリの書き込み及び
読み出し同期信号であり、高周波であるほど水平方向に
高解像度で記憶できることになる。本実施例では垂直解
像度と同等の1/d(dot/m)にするため、ラインメモ
リ同期信号104の周波数f(Hz)は f=V/d としたが、本発明ではこの周波数は任意に取ることがで
きるため、従来装置のように高解像度の記録画素信号2
04に合わせる必要はなく、記録装置207の記録特性
を補正するのに十分な解像度があればよい。本実施例で
は説明のため記録画素信号204の水平方向解像度を前
記ラインメモリの解像度の3倍の3/d(dot/m)と仮
定する。高解像度の記録画素信号204は、水平同期信
号202と、ラインメモリ同期信号104とによって本
発明装置の白拡大ラインメモリ105及び黒拡大ライン
メモリ106に書き込まれる。ラインメモリに書き込み
後の記録画素信号204は低解像度になるため、ここで
はメモリデータ107と呼び記録画素信号204と区別
する。この低解像度になる理由は、後述するように画像
信号を検知した時点でリセットしラインメモリ同期信号
によってリセットされた状態をラインメモリに記録する
フリップフロップを設けたことにより、ラインメモリの
記録密度より高解像度の信号を低解像度に落して記録で
きるためである。
施例の構成を示す。発振器101からの高周波クロック
をカウンタ102で計数し、記録装置207の前記ビー
ム検知器1104で作られる水平同期信号202によっ
てカウンタ102をクリアすると、カウンタ102から
の分周出力であるラインメモリ同期信号104は、水平
同期信号202に同期した信号となる。ラインメモリ同
期信号104は、本発明のラインメモリの書き込み及び
読み出し同期信号であり、高周波であるほど水平方向に
高解像度で記憶できることになる。本実施例では垂直解
像度と同等の1/d(dot/m)にするため、ラインメモ
リ同期信号104の周波数f(Hz)は f=V/d としたが、本発明ではこの周波数は任意に取ることがで
きるため、従来装置のように高解像度の記録画素信号2
04に合わせる必要はなく、記録装置207の記録特性
を補正するのに十分な解像度があればよい。本実施例で
は説明のため記録画素信号204の水平方向解像度を前
記ラインメモリの解像度の3倍の3/d(dot/m)と仮
定する。高解像度の記録画素信号204は、水平同期信
号202と、ラインメモリ同期信号104とによって本
発明装置の白拡大ラインメモリ105及び黒拡大ライン
メモリ106に書き込まれる。ラインメモリに書き込み
後の記録画素信号204は低解像度になるため、ここで
はメモリデータ107と呼び記録画素信号204と区別
する。この低解像度になる理由は、後述するように画像
信号を検知した時点でリセットしラインメモリ同期信号
によってリセットされた状態をラインメモリに記録する
フリップフロップを設けたことにより、ラインメモリの
記録密度より高解像度の信号を低解像度に落して記録で
きるためである。
【0016】次に、図3に、白拡大ラインメモリ105
の構成を示す。本発明のラインメモリは、4ライン分格
納できるラインメモリ302と25個のラッチ303か
ら構成される従来のラインメモリの前段に、フリップフ
ロップ301を設けたことを特徴としている。ラインメ
モリ302とラッチ303は、読み込みタイミングであ
るラインメモリ同期信号104に同期して記録画素信号
204を読み込むが、記録画素信号204の主走査(水
平)方向解像度が高解像度にしてある場合、ラインメモ
リ同期信号104の周期より短い白の記録画素信号20
4があったときに、従来のラインメモリではそれを格納
できないことがあった。黒べた領域を検出して黒べた領
域内部を濃く記録するような記録装置207の記録制御
をする場合、顧客が作った黒べた領域内の短い白の記録
画素信号204がラインメモリに格納されないと、その
部分が黒べた部として濃く記録され、前記短い白の記録
画素信号204はつぶれてなくなってしまう。本実施例
ではラインメモリ同期信号104の周期間にどんなに短
い白の記録画素信号204があっても、フリップフロッ
プ301がリセットされるためそれを見逃さない。次の
ラインメモリ同期信号104が来たときにリセットされ
た状態を白拡大ラインメモリ105に書き込む。従って
ラインメモリ同期信号104の周期より短い時間幅の白
の記録画素信号204は、1周期分の幅に拡大して読み
込まれるため、フリップフロップ301を通して格納した
白拡大ラインメモリ105のメモリデータ107は、も
との記録画素信号204の画像より白部分が拡大するこ
とになる。そこで、ここでは白拡大ラインメモリ105
と呼ぶ。各ラッチ303からの出力は画像上では図5に
示すような25か所のメモリデータ107であり、これ
らは一括して画像パターン検出論理回路109〜110
に与えられる。
の構成を示す。本発明のラインメモリは、4ライン分格
納できるラインメモリ302と25個のラッチ303か
ら構成される従来のラインメモリの前段に、フリップフ
ロップ301を設けたことを特徴としている。ラインメ
モリ302とラッチ303は、読み込みタイミングであ
るラインメモリ同期信号104に同期して記録画素信号
204を読み込むが、記録画素信号204の主走査(水
平)方向解像度が高解像度にしてある場合、ラインメモ
リ同期信号104の周期より短い白の記録画素信号20
4があったときに、従来のラインメモリではそれを格納
できないことがあった。黒べた領域を検出して黒べた領
域内部を濃く記録するような記録装置207の記録制御
をする場合、顧客が作った黒べた領域内の短い白の記録
画素信号204がラインメモリに格納されないと、その
部分が黒べた部として濃く記録され、前記短い白の記録
画素信号204はつぶれてなくなってしまう。本実施例
ではラインメモリ同期信号104の周期間にどんなに短
い白の記録画素信号204があっても、フリップフロッ
プ301がリセットされるためそれを見逃さない。次の
ラインメモリ同期信号104が来たときにリセットされ
た状態を白拡大ラインメモリ105に書き込む。従って
ラインメモリ同期信号104の周期より短い時間幅の白
の記録画素信号204は、1周期分の幅に拡大して読み
込まれるため、フリップフロップ301を通して格納した
白拡大ラインメモリ105のメモリデータ107は、も
との記録画素信号204の画像より白部分が拡大するこ
とになる。そこで、ここでは白拡大ラインメモリ105
と呼ぶ。各ラッチ303からの出力は画像上では図5に
示すような25か所のメモリデータ107であり、これ
らは一括して画像パターン検出論理回路109〜110
に与えられる。
【0017】次に、図4に、黒拡大ラインメモリ106
の構成を示す。本発明のラインメモリは、4ライン分格
納できるラインメモリ402と25個のラッチ403か
ら構成される従来のラインメモリの前段に、フリップフ
ロップ401を設けたことを特徴としている。ラインメ
モリ402とラッチ403は、読み込みタイミングであ
るラインメモリ同期信号104に同期して記録画素信号
204を読み込むが、記録画素信号204の主走査(水
平)方向解像度が高解像度にしてある場合、ラインメモ
リ同期信号104の周期より短い黒の記録画素信号20
4があったときに、従来のラインメモリではそれを格納
できないことがあった。孤立単点を検出して孤立単点だ
けを濃く記録するような記録装置207の記録制御をす
る場合、顧客が作った短い黒の記録画素信号204は、
ラインメモリに格納されないと、その部分が孤立単点と
して認識されず、従って強調もされない。本実施例では
ラインメモリ同期信号104の周期間に、どんなに短い
黒の記録画素信号204があってもフリップフロップ4
01がプリセットされるためそれを見逃さない。次のラ
インメモリ同期信号104が来たときにプリセットされ
た状態を黒拡大ラインメモリ106に書き込む。従って
ラインメモリ同期信号104の周期より短い時間幅の黒
の記録画素信号204は、1周期分の幅に拡大して読み
込まれるため、フリップフロップ401を通して格納し
た黒拡大ラインメモリ106のメモリデータ108は、
もとの記録画素信号204の画像より黒部分が拡大する
ことになる。そこで、ここでは黒拡大ラインメモリ10
6と呼ぶ。各ラッチ303からの出力は画像上では図5
に示すような25か所のメモリデータ108であり、こ
れらは一括して画像パターン検出論理回路111〜11
2に与えられる。
の構成を示す。本発明のラインメモリは、4ライン分格
納できるラインメモリ402と25個のラッチ403か
ら構成される従来のラインメモリの前段に、フリップフ
ロップ401を設けたことを特徴としている。ラインメ
モリ402とラッチ403は、読み込みタイミングであ
るラインメモリ同期信号104に同期して記録画素信号
204を読み込むが、記録画素信号204の主走査(水
平)方向解像度が高解像度にしてある場合、ラインメモ
リ同期信号104の周期より短い黒の記録画素信号20
4があったときに、従来のラインメモリではそれを格納
できないことがあった。孤立単点を検出して孤立単点だ
けを濃く記録するような記録装置207の記録制御をす
る場合、顧客が作った短い黒の記録画素信号204は、
ラインメモリに格納されないと、その部分が孤立単点と
して認識されず、従って強調もされない。本実施例では
ラインメモリ同期信号104の周期間に、どんなに短い
黒の記録画素信号204があってもフリップフロップ4
01がプリセットされるためそれを見逃さない。次のラ
インメモリ同期信号104が来たときにプリセットされ
た状態を黒拡大ラインメモリ106に書き込む。従って
ラインメモリ同期信号104の周期より短い時間幅の黒
の記録画素信号204は、1周期分の幅に拡大して読み
込まれるため、フリップフロップ401を通して格納し
た黒拡大ラインメモリ106のメモリデータ108は、
もとの記録画素信号204の画像より黒部分が拡大する
ことになる。そこで、ここでは黒拡大ラインメモリ10
6と呼ぶ。各ラッチ303からの出力は画像上では図5
に示すような25か所のメモリデータ108であり、こ
れらは一括して画像パターン検出論理回路111〜11
2に与えられる。
【0018】上記記録制御装置の信号の変化を図12に
示す。図12(1)に黒単点画像の場合を示す。記録画像
信号204の中で黒信号aと黒信号bが黒単点であり、
黒信号cは他の画像である。記録画像信号204は高解
像度化されているため、各黒信号は任意の時刻に始まり
任意の時刻に終わる。つまりラインメモリ同期信号10
4のタイミングとは無関係である。従って黒単点を強調
する記録制御信号206は、理想的には図のように信号
aと信号bだけがそのままの形で得られればよい。従来
のラインメモリで記録画像信号204をラインメモリ同
期信号104のタイミングで格納すると、図のように格納
されたメモリデータは、幅が増加したり減少したりす
る。それは黒信号とラインメモリ同期信号104との位
置関係で決まるものであり、不規則である。一方、本実
施例の黒拡大メモリ106及び白拡大メモリ105に格
納すると、図示するように、黒拡大メモリ106内に格
納されたメモリデータ108は、最大で1メモリデータ
の範囲でいかなる場合も両側に増加しているし、白拡大
メモリ105内に格納されたメモリデータ107は、反
対に減少している。
示す。図12(1)に黒単点画像の場合を示す。記録画像
信号204の中で黒信号aと黒信号bが黒単点であり、
黒信号cは他の画像である。記録画像信号204は高解
像度化されているため、各黒信号は任意の時刻に始まり
任意の時刻に終わる。つまりラインメモリ同期信号10
4のタイミングとは無関係である。従って黒単点を強調
する記録制御信号206は、理想的には図のように信号
aと信号bだけがそのままの形で得られればよい。従来
のラインメモリで記録画像信号204をラインメモリ同
期信号104のタイミングで格納すると、図のように格納
されたメモリデータは、幅が増加したり減少したりす
る。それは黒信号とラインメモリ同期信号104との位
置関係で決まるものであり、不規則である。一方、本実
施例の黒拡大メモリ106及び白拡大メモリ105に格
納すると、図示するように、黒拡大メモリ106内に格
納されたメモリデータ108は、最大で1メモリデータ
の範囲でいかなる場合も両側に増加しているし、白拡大
メモリ105内に格納されたメモリデータ107は、反
対に減少している。
【0019】図12(2)に黒べた画像の場合を示す。記
録画像信号204の中で黒信号dと黒信号eが黒べたで
あり、黒べたは内部のみ強調すればよいので、強調する
記録制御信号206は、理想的には図のように信号dと
信号eの、両端から一定距離(i)離れた内部だけの信
号が得られればよい。各ラインメモリに格納されたメモ
リデータは図示するように前記同様となる。本実施例の
メモリ105,106に格納されたメモリデータ10
7,108は、低解像度化によって高解像度の位置情報
は失われるが、メモリデータの幅は増加するだけか,減
少するだけのいずれかになることが特徴となっている。
録画像信号204の中で黒信号dと黒信号eが黒べたで
あり、黒べたは内部のみ強調すればよいので、強調する
記録制御信号206は、理想的には図のように信号dと
信号eの、両端から一定距離(i)離れた内部だけの信
号が得られればよい。各ラインメモリに格納されたメモ
リデータは図示するように前記同様となる。本実施例の
メモリ105,106に格納されたメモリデータ10
7,108は、低解像度化によって高解像度の位置情報
は失われるが、メモリデータの幅は増加するだけか,減
少するだけのいずれかになることが特徴となっている。
【0020】図1に戻り、次に画像パターン検出論理回
路109〜112について説明する。画像パターン検出
論理回路109〜112は、図5に示す各ラインメモリ
105,106からの25個のメモリデータ107,108
を一括してもらう。本実施例ではデータE3を判定対象
である参照メモリデータ501とし、周囲のメモリデー
タから、参照メモリデータ501がどのような画像パタ
ーンであるかを判定し、それぞれ記録制御信号206−
1〜206−4を発生する。
路109〜112について説明する。画像パターン検出
論理回路109〜112は、図5に示す各ラインメモリ
105,106からの25個のメモリデータ107,108
を一括してもらう。本実施例ではデータE3を判定対象
である参照メモリデータ501とし、周囲のメモリデー
タから、参照メモリデータ501がどのような画像パタ
ーンであるかを判定し、それぞれ記録制御信号206−
1〜206−4を発生する。
【0021】記録装置207の記録特性補正に有効な画
像パターンのうち、本実施例では、よく用いられる4種
類の画像パターン検出論理回路について説明する。
像パターンのうち、本実施例では、よく用いられる4種
類の画像パターン検出論理回路について説明する。
【0022】(1)白単点細線検出論理回路109は、
黒べた内部に書かれた白単点や白細線がでにくい場合
で、例えば正規現像のレーザプリンタに良く見られる現
象であり、この記録制御信号206−1を利用してレー
ザパワーを増やしたりビームスポット径を大きくするな
どして補正できる。但し後述する信号幅補正が必要。
黒べた内部に書かれた白単点や白細線がでにくい場合
で、例えば正規現像のレーザプリンタに良く見られる現
象であり、この記録制御信号206−1を利用してレー
ザパワーを増やしたりビームスポット径を大きくするな
どして補正できる。但し後述する信号幅補正が必要。
【0023】(2)黒べた領域検出論理回路110は、
黒べた内部に濃度むらが表れ画質が劣化する場合で、例
えば反転現像のレーザプリンタに良く見られる現象であ
り、この記録制御信号206−2を利用してレーザパワ
ーを増やしたりビームスポット径を大きくするなどして
補正できる。
黒べた内部に濃度むらが表れ画質が劣化する場合で、例
えば反転現像のレーザプリンタに良く見られる現象であ
り、この記録制御信号206−2を利用してレーザパワ
ーを増やしたりビームスポット径を大きくするなどして
補正できる。
【0024】(3)黒単点細線検出論理回路111は、
黒単点や黒細線がでにくい場合で、例えば反転現像のレ
ーザプリンタに良く見られる現象であり、この記録制御
信号206−3を利用してレーザパワーを増やしたりビ
ームスポット径を大きくするなどして補正できる。但し
後述する信号幅補正が必要。
黒単点や黒細線がでにくい場合で、例えば反転現像のレ
ーザプリンタに良く見られる現象であり、この記録制御
信号206−3を利用してレーザパワーを増やしたりビ
ームスポット径を大きくするなどして補正できる。但し
後述する信号幅補正が必要。
【0025】(4)白べた領域検出論理回路112は、
白い背景に濃度むらが表れ画質が劣化する場合で、例え
ば正規現像のレーザプリンタに良く見られる現象であ
り、この記録制御信号206−4を利用してレーザパワ
ーを増やしたりビームスポット径を大きくするなどして
補正できる。
白い背景に濃度むらが表れ画質が劣化する場合で、例え
ば正規現像のレーザプリンタに良く見られる現象であ
り、この記録制御信号206−4を利用してレーザパワ
ーを増やしたりビームスポット径を大きくするなどして
補正できる。
【0026】上記画像領域検出回路は、公知の画像処理
技術(テンプレートマッチング)によって達成できる。
図6に、黒べた領域検出論理回路110の検出用テンプ
レート及び検出される領域を示す。図5に示す25のメ
モリデータのすべてが、図6(a)に示すテンプレート
の値と一致したとき、参照メモリデータ501または6
01は黒べた領域であると判定し、記録制御信号206
−2を発生する。従って記録制御信号206−2が発生
する領域603は、図(b)が示すように検出される記
録画素信号204による黒べた領域602の内側にな
る。左右方向では2〜3d(m)だけ内側になる。本実施
例で、左右の引込み幅が一定にならないのは、外側の領
域は高解像度の記録画素信号204であるが、内側の領
域は低解像度の白拡大ラインメモリデータ107から判
定した低解像度の記録制御信号206−2だからである。
しかし、一般に強調する黒べた領域は通常周囲5d(m)
幅くらいは電界のエッジ効果により高濃度であるため、
実際は標本化誤差によるジッタ,モアレ等は記録後の画
像には現れない。図7に具体的な論理回路例を示す。論
理回路は、ルックアップテーブルや演算用ICを使うこ
ともできるが、本実施例では検出する画像領域の種類が
少ないため、TTLを使った論理回路としている。
技術(テンプレートマッチング)によって達成できる。
図6に、黒べた領域検出論理回路110の検出用テンプ
レート及び検出される領域を示す。図5に示す25のメ
モリデータのすべてが、図6(a)に示すテンプレート
の値と一致したとき、参照メモリデータ501または6
01は黒べた領域であると判定し、記録制御信号206
−2を発生する。従って記録制御信号206−2が発生
する領域603は、図(b)が示すように検出される記
録画素信号204による黒べた領域602の内側にな
る。左右方向では2〜3d(m)だけ内側になる。本実施
例で、左右の引込み幅が一定にならないのは、外側の領
域は高解像度の記録画素信号204であるが、内側の領
域は低解像度の白拡大ラインメモリデータ107から判
定した低解像度の記録制御信号206−2だからである。
しかし、一般に強調する黒べた領域は通常周囲5d(m)
幅くらいは電界のエッジ効果により高濃度であるため、
実際は標本化誤差によるジッタ,モアレ等は記録後の画
像には現れない。図7に具体的な論理回路例を示す。論
理回路は、ルックアップテーブルや演算用ICを使うこ
ともできるが、本実施例では検出する画像領域の種類が
少ないため、TTLを使った論理回路としている。
【0027】図8に、黒単点検出論理回路111の検出
用テンプレートの一例及び検出される領域を示す。図5
に示す25のメモリデータのうち、図8(a)に示すテ
ンプレートに1か0の値が入っている場所に対応するメ
モリデータがすべてテンプレートの値と一致したとき、
参照メモリデータ501または601は黒単点であると
判定し、記録制御信号206−3を発生する。テンプレ
ートに値が入っていない場所に対応するメモリデータに
ついては無視する。図(a−1)に示すテンプレート
は、幅が黒拡大メモリデータ108の間隔(d)より狭
い記録画素信号204の黒単点が前記メモリデータ10
8の境界内にある場合で、黒拡大ラインメモリ106上
で1メモリデータとして格納されるため、本テンプレー
トで認識される。一方図(a−2及び3)に示すテンプ
レートは、前記黒単点が前記メモリデータ108の境界
にまたがる場合で、黒拡大ラインメモリ106上では2
メモリデータとして格納されるため、本テンプレートで
認識される。従って記録制御信号206−3が発生する
領域803は、図(b)が示すように検出される記録画
素信号204による黒単点802の外側になる。本実施
例の場合、左右方向それぞれで0〜1d(m)だけ外側に
なる。
用テンプレートの一例及び検出される領域を示す。図5
に示す25のメモリデータのうち、図8(a)に示すテ
ンプレートに1か0の値が入っている場所に対応するメ
モリデータがすべてテンプレートの値と一致したとき、
参照メモリデータ501または601は黒単点であると
判定し、記録制御信号206−3を発生する。テンプレ
ートに値が入っていない場所に対応するメモリデータに
ついては無視する。図(a−1)に示すテンプレート
は、幅が黒拡大メモリデータ108の間隔(d)より狭
い記録画素信号204の黒単点が前記メモリデータ10
8の境界内にある場合で、黒拡大ラインメモリ106上
で1メモリデータとして格納されるため、本テンプレー
トで認識される。一方図(a−2及び3)に示すテンプ
レートは、前記黒単点が前記メモリデータ108の境界
にまたがる場合で、黒拡大ラインメモリ106上では2
メモリデータとして格納されるため、本テンプレートで
認識される。従って記録制御信号206−3が発生する
領域803は、図(b)が示すように検出される記録画
素信号204による黒単点802の外側になる。本実施
例の場合、左右方向それぞれで0〜1d(m)だけ外側に
なる。
【0028】図9に、参考のため斜線検出論理を示す。
本論理は線幅が不安定になりやすい45度方向の細斜線
を強調しようとするものである。図9には右上がりの細
斜線を強調する場合について示したがテンプレートの左
右を逆転すれば、左上がりの細斜線を強調する場合とな
る。本実施例の場合、検出される細斜線の幅つまり記録
制御信号206−3が発生する領域903は、図(b)
が示すように検出される記録画素信号204による細斜
線902の外側になる。本実施例の場合、左右方向それ
ぞれで0〜1d(m)だけ外側になる。
本論理は線幅が不安定になりやすい45度方向の細斜線
を強調しようとするものである。図9には右上がりの細
斜線を強調する場合について示したがテンプレートの左
右を逆転すれば、左上がりの細斜線を強調する場合とな
る。本実施例の場合、検出される細斜線の幅つまり記録
制御信号206−3が発生する領域903は、図(b)
が示すように検出される記録画素信号204による細斜
線902の外側になる。本実施例の場合、左右方向それ
ぞれで0〜1d(m)だけ外側になる。
【0029】図10に、図8及び図9の例を合わせた場
合の具体的な論理回路例を示す。テンプレートを変える
ことによって、上記以外の画像領域の検出も容易に行え
るため、プリンタエンジン207に適した画像領域検出
が可能である。
合の具体的な論理回路例を示す。テンプレートを変える
ことによって、上記以外の画像領域の検出も容易に行え
るため、プリンタエンジン207に適した画像領域検出
が可能である。
【0030】図8(b)及び図9(b)に示されたとお
り、それぞれの記録制御信号206は、強調しようとす
る画像の記録画素信号204よりも左右に最大1メモリ
データ分だけ広くなっている。従ってこのまま記録制御
信号206で画像の強調を行うと、前記したように出力
画像にジッタやモアレが発生する。しかし、本実施例で
は黒拡大メモリ106によって記録制御信号206を作
っているため必ず原画像である記録画素信号204より
も大きくなるため、図1に示すように最終段で遅延素子
113によって時間合わせされた記録画素信号204と
の論理積115を取りその出力を新たに記録制御信号2
06−3として画像を強調すれば上記問題は解決する。
ここで、記録制御信号206は、画像パターン検出論理
109〜112によって、記録画素信号204より一定
時間(テンプレートや回路に依存する)遅れるため、そ
れをキャンセルするために記録画素信号204を前記一
定時間遅らせる遅延素子113が必要である。遅延素子
113は遅延線を使った公知の素子で、高解像度化され
た記録画素信号204の解像度は劣化せずに遅延のみす
る。
り、それぞれの記録制御信号206は、強調しようとす
る画像の記録画素信号204よりも左右に最大1メモリ
データ分だけ広くなっている。従ってこのまま記録制御
信号206で画像の強調を行うと、前記したように出力
画像にジッタやモアレが発生する。しかし、本実施例で
は黒拡大メモリ106によって記録制御信号206を作
っているため必ず原画像である記録画素信号204より
も大きくなるため、図1に示すように最終段で遅延素子
113によって時間合わせされた記録画素信号204と
の論理積115を取りその出力を新たに記録制御信号2
06−3として画像を強調すれば上記問題は解決する。
ここで、記録制御信号206は、画像パターン検出論理
109〜112によって、記録画素信号204より一定
時間(テンプレートや回路に依存する)遅れるため、そ
れをキャンセルするために記録画素信号204を前記一
定時間遅らせる遅延素子113が必要である。遅延素子
113は遅延線を使った公知の素子で、高解像度化され
た記録画素信号204の解像度は劣化せずに遅延のみす
る。
【0031】図12(1)に戻り、記録制御信号について
更に説明する。黒拡大メモリデータ108から黒単点を
検出すると、黒単点検出信号は図示するように、境界を
またいだ信号aは2メモリデータ分として検出され、境
界の内側に入っている信号bは1メモリデータ分として
検出され、黒単点でない信号cは検出されない。黒単点
検出信号は、いずれも原信号a及びbよりも幅が増加し
ているため、原信号との論理積を取ると、前記した理想
的記録制御信号206と同じ信号が得られる。図1に示
す白単点検出論理回路109からの強調信号も、同様に
記録画素信号113と論理和115を取ることによっ
て、前述したように正規現像プリンタ等に有効な記録制
御信号206−1を得る。
更に説明する。黒拡大メモリデータ108から黒単点を
検出すると、黒単点検出信号は図示するように、境界を
またいだ信号aは2メモリデータ分として検出され、境
界の内側に入っている信号bは1メモリデータ分として
検出され、黒単点でない信号cは検出されない。黒単点
検出信号は、いずれも原信号a及びbよりも幅が増加し
ているため、原信号との論理積を取ると、前記した理想
的記録制御信号206と同じ信号が得られる。図1に示
す白単点検出論理回路109からの強調信号も、同様に
記録画素信号113と論理和115を取ることによっ
て、前述したように正規現像プリンタ等に有効な記録制
御信号206−1を得る。
【0032】最後に本実施例によって得た記録制御信号
206の利用方法について説明する。図13に、レーザ
ダイオード1101の発光出力を制御した場合である。
遅延した記録画素信号204はレーザドライバ1301
に、記録制御信号206−2及び206−3は、それぞ
れレーザドライバ1302,1303に入力される。レ
ーザドライバ1301〜1303は入力が1のとき、そ
れぞれ電流値C1〜C3の電流が流れるようになってい
る。またバイアス抵抗1304には電流値C4の電流が
流れるようになっている。従って、各画像パターンに対
応するレーザダイオード駆動電流は表1のようになり、
図14に示すレーザダイオードの一般特性から、各画像
パターンに対する最適な感光体露光量E1〜E4が実現
される。
206の利用方法について説明する。図13に、レーザ
ダイオード1101の発光出力を制御した場合である。
遅延した記録画素信号204はレーザドライバ1301
に、記録制御信号206−2及び206−3は、それぞ
れレーザドライバ1302,1303に入力される。レ
ーザドライバ1301〜1303は入力が1のとき、そ
れぞれ電流値C1〜C3の電流が流れるようになってい
る。またバイアス抵抗1304には電流値C4の電流が
流れるようになっている。従って、各画像パターンに対
応するレーザダイオード駆動電流は表1のようになり、
図14に示すレーザダイオードの一般特性から、各画像
パターンに対する最適な感光体露光量E1〜E4が実現
される。
【0033】
【表1】
【0034】また、正規現像のプリンタのように、レー
ザのオンオフと記録される画素の白黒が逆のものに対し
ても、記録制御信号206−2及び206−3の代わり
に記録制御信号206−4及び206−1を使うことに
より、容易に実現できる。また、強調手段についても、
本実施例のようにレーザ強度を変調するものの他に、レ
ーザの発光時間変調、スポット径または形状変調に対し
ても容易に適用できる。
ザのオンオフと記録される画素の白黒が逆のものに対し
ても、記録制御信号206−2及び206−3の代わり
に記録制御信号206−4及び206−1を使うことに
より、容易に実現できる。また、強調手段についても、
本実施例のようにレーザ強度を変調するものの他に、レ
ーザの発光時間変調、スポット径または形状変調に対し
ても容易に適用できる。
【0035】次に、スポット形状を変調する一実施例に
ついて図15〜図17により説明する。図15に本実施
例の構成を示す。従来のレーザ1101のほかに2つの
レーザ1501,1502を持ちカップリングレンズ1
503により前記3レーザのビームは同一光軸となる。
図16に前記3レーザのビームの感光体1103上での
スポット形状を示す。レーザ1501のビームは右上が
り、レーザ1502のビームは左上がりになっており、
3つのレーザは同一地点に復号照射できる。図17に、
印字例を示す。印字パターンの右上がりの部分は図9に
示した斜線検出論理で検出できる。前記検出信号と記録
画素信号との論理積を取った記録制御信号でレーザ15
01を駆動すれば、図17に示す結果が得られ、安定し
た斜線が記録できる。レーザのスポット形状としてはこ
の他に、大スポットと小スポットとを組合せ、黒単点は
小スポット記録し、黒べた領域は大スポットで記録する
ことができる。この場合も黒単点は鮮明に、黒べた領域
はむらなく記録できる。
ついて図15〜図17により説明する。図15に本実施
例の構成を示す。従来のレーザ1101のほかに2つの
レーザ1501,1502を持ちカップリングレンズ1
503により前記3レーザのビームは同一光軸となる。
図16に前記3レーザのビームの感光体1103上での
スポット形状を示す。レーザ1501のビームは右上が
り、レーザ1502のビームは左上がりになっており、
3つのレーザは同一地点に復号照射できる。図17に、
印字例を示す。印字パターンの右上がりの部分は図9に
示した斜線検出論理で検出できる。前記検出信号と記録
画素信号との論理積を取った記録制御信号でレーザ15
01を駆動すれば、図17に示す結果が得られ、安定し
た斜線が記録できる。レーザのスポット形状としてはこ
の他に、大スポットと小スポットとを組合せ、黒単点は
小スポット記録し、黒べた領域は大スポットで記録する
ことができる。この場合も黒単点は鮮明に、黒べた領域
はむらなく記録できる。
【0036】次に、走査線をずらした一実施例について
図18〜図20により説明する。図18に本実施例の構
成を示す。従来のレーザ1101のほかにレーザ180
1を持ち、レーザ1101の光軸と微小にずれており、
感光体上でレーザ1101の走査ピッチの1/2だけ上
方にずれるようになっている。図19に前記2レーザの
ビームの感光体1103上でのスポット形状を示す。レ
ーザ1801のビームは径が1/2の微小スポットにな
っている。図20に、印字例を示す。印字パターンの右
上がりの部分は図9に示した斜線検出論理で検出でき
る。前記検出信号と記録画素信号との論理積を取った記
録制御信号でレーザ1801を駆動する。この時、図示
するように右上がりの時は1/2ドット分遅延し、逆に
左上がりの時は逆に1/2ドット分早くレーザ1801
を駆動しなければならない。図21に遅延素子の構成を
示す。このように遅延素子を設計すれば、図20に示す
結果が得られ、安定した斜線が記録できる。
図18〜図20により説明する。図18に本実施例の構
成を示す。従来のレーザ1101のほかにレーザ180
1を持ち、レーザ1101の光軸と微小にずれており、
感光体上でレーザ1101の走査ピッチの1/2だけ上
方にずれるようになっている。図19に前記2レーザの
ビームの感光体1103上でのスポット形状を示す。レ
ーザ1801のビームは径が1/2の微小スポットにな
っている。図20に、印字例を示す。印字パターンの右
上がりの部分は図9に示した斜線検出論理で検出でき
る。前記検出信号と記録画素信号との論理積を取った記
録制御信号でレーザ1801を駆動する。この時、図示
するように右上がりの時は1/2ドット分遅延し、逆に
左上がりの時は逆に1/2ドット分早くレーザ1801
を駆動しなければならない。図21に遅延素子の構成を
示す。このように遅延素子を設計すれば、図20に示す
結果が得られ、安定した斜線が記録できる。
【0037】
【発明の効果】本発明によれば、プリンタに入力する記
録画素信号の解像度を、ユーザが自由に高解像度化でき
るようにしたプリンタにおいて、記録装置の補正のため
の画像処理を必要十分なメモリ構成で実現できるため、
小容量で低速のメモリでありながら高画質の出力画像が
得られる。
録画素信号の解像度を、ユーザが自由に高解像度化でき
るようにしたプリンタにおいて、記録装置の補正のため
の画像処理を必要十分なメモリ構成で実現できるため、
小容量で低速のメモリでありながら高画質の出力画像が
得られる。
【図1】記録制御装置構成図。
【図2】レーザプリンタシステムの構成図。
【図3】白拡大ラインメモリの構成。
【図4】黒拡大ラインメモリの構成。
【図5】画像上のメモリデータの位置。
【図6】黒べた領域検出論理。
【図7】黒べた領域検出回路論理積114の動作。
【図8】黒単点検出論理。
【図9】斜線検出論理。
【図10】黒単点斜線検出回路。
【図11】レーザプリンタの一部構成。
【図12】記録制御装置の信号説明図。
【図13】レーザダイオード駆動回路。
【図14】レーザダイオードの一般特性。
【図15】レーザプリンタの一部構成。
【図16】スポット形状。
【図17】印字例。
【図18】レーザプリンタの一部構成。
【図19】スポット形状。
【図20】印字例。
【図21】遅延素子の構成。
101…発信器、102…カウンタ、105…白拡大ラ
インメモリ、106…黒拡大ラインメモリ、109…白
単点検出論理回路、110…黒ベタ領域検出論理回路、
111…黒単点検出論理回路、112…白ベタ領域検出
論理回路、301…フリップフロップ回路、302…ライ
ンメモリ、303…ラッチ。
インメモリ、106…黒拡大ラインメモリ、109…白
単点検出論理回路、110…黒ベタ領域検出論理回路、
111…黒単点検出論理回路、112…白ベタ領域検出
論理回路、301…フリップフロップ回路、302…ライ
ンメモリ、303…ラッチ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 菊池 康夫 東京都千代田区大手町二丁目6番2号 日 立工機株式会社内
Claims (7)
- 【請求項1】ライン毎に同期した水平方向の解像度が任
意の記録画素信号を受信し、前記記録信号を記録装置で
逐次記録するため、前記記録画素信号を前記記録装置の
記録特性に合わせて、記録画像の種類に応じて制御する
記録制御装置において、前記記録画素信号から白画像デ
ータと黒画像データに別々に記録するラインメモリを備
え、前記ラインメモリには前記記録画素信号が前記ライ
ンメモリの書き込み間隔より短い場合、書き込み間隔を
広げて記録する制御手段を有することを特徴とする記録
制御装置。 - 【請求項2】請求項1において、前記制御手段は前記白
又は黒画像データを受信して、その信号を保持し、ライ
ンメモリ同期信号によって前記白又は黒画像データを前
記ラインメモリに記録することを特徴とする記録制御装
置。 - 【請求項3】請求項2において、前記ラインメモリに記
録された白又は黒画像データから細線とべた領域を判別
しその判別結果を記録制御信号として出力する判別手段
を備えたことを特徴とする記録制御装置。 - 【請求項4】コンピュータと、前記コンピュータからの
記録画像信号を受信して記録装置の記録性能に合わせて
信号を処理する記録制御手段と、前記記録制御手段から
の信号に応じて感光体を露光する露光手段と、トナーに
より現像する現像手段と、前記現像したトナー像を記録
体に転写する転写手段と、記録体に転写されたトナー像
を定着する定着手段を有する情報記録装置とからなる情
報記録システムにおいて、 前記記録制御手段が前記記録画素信号から白画像データ
と黒画像データに別々に記録するラインメモリを備え、
前記ラインメモリには前記記録画素信号が前記ラインメ
モリの書き込み間隔より短い場合、書き込み間隔を広げ
て記録する制御手段と、前記ラインメモリに記録された
それぞれの画像データから白単点,黒単点,白べた領
域,黒べた領域をそれぞれ判別する判別手段と、前記判
別結果に基づいて露光手段を制御する露光制御手段とを
備えたことを特徴とする情報記録システム。 - 【請求項5】請求項4において、前記露光制御手段は、
前記判別手段からの信号に応じてレーザの発光光量また
は時間を変調する手段を備えることを特徴とする情報記
録システム。 - 【請求項6】請求項4において、前記露光制御手段は、
前記判別手段からの信号に応じてビームのスポット形状
が異なるように設計されたレーザを駆動する手段を備え
ることを特徴とする情報記録システム。 - 【請求項7】請求項4において、前記露光制御手段は、
前記判別手段からの信号に応じてビームの走査位置の異
なるように設計されたレーザを駆動する手段を備えるこ
とを特徴とする情報記録システム。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21718693A JP3409889B2 (ja) | 1993-09-01 | 1993-09-01 | 記録制御装置 |
DE4430649A DE4430649C2 (de) | 1993-09-01 | 1994-08-29 | Druckersteuersystem |
US08/771,272 US5712963A (en) | 1993-09-01 | 1996-12-20 | Printer control system including white enlarged line memory for storing expanded white print pixel signals and black enlarged line memory for storing expanded black print pixel signals |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21718693A JP3409889B2 (ja) | 1993-09-01 | 1993-09-01 | 記録制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0774904A true JPH0774904A (ja) | 1995-03-17 |
JP3409889B2 JP3409889B2 (ja) | 2003-05-26 |
Family
ID=16700216
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21718693A Expired - Fee Related JP3409889B2 (ja) | 1993-09-01 | 1993-09-01 | 記録制御装置 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5712963A (ja) |
JP (1) | JP3409889B2 (ja) |
DE (1) | DE4430649C2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8581906B2 (en) | 2008-08-04 | 2013-11-12 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Image processing apparatus and image processing method |
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JP2001138572A (ja) * | 1999-11-16 | 2001-05-22 | Fujitsu Ltd | 画像形成装置 |
US6914700B2 (en) | 2003-04-17 | 2005-07-05 | Lexmark International, Inc. | Method for reducing migrating residual error in error diffusion halftoning |
US7991498B2 (en) | 2009-02-03 | 2011-08-02 | Objet Geometries Ltd. | Method and system for building painted three-dimensional objects |
JP7428041B2 (ja) * | 2020-03-25 | 2024-02-06 | 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 | 液面検知装置及び画像形成装置 |
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US4544264A (en) * | 1984-05-17 | 1985-10-01 | International Business Machines Corporation | Fine line print enhancement |
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US5163123A (en) * | 1990-04-25 | 1992-11-10 | Minolta Camera Kabushiki Kaisha | Synchronously transferring image data to a printer |
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EP0506410A3 (en) * | 1991-03-26 | 1993-09-01 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Scanning optical apparatus |
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1993
- 1993-09-01 JP JP21718693A patent/JP3409889B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1994
- 1994-08-29 DE DE4430649A patent/DE4430649C2/de not_active Expired - Fee Related
-
1996
- 1996-12-20 US US08/771,272 patent/US5712963A/en not_active Expired - Lifetime
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8581906B2 (en) | 2008-08-04 | 2013-11-12 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Image processing apparatus and image processing method |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US5712963A (en) | 1998-01-27 |
DE4430649A1 (de) | 1995-03-02 |
DE4430649C2 (de) | 1998-11-26 |
JP3409889B2 (ja) | 2003-05-26 |
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