JP2005148628A - 走査光学装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 低コストでかつ高精度な書出し位置の補正値の算出を可能とする。
【解決手段】 BD周期のばらつきの測定を行う為のカウンタを、分割精度のばらつきによるBD周期のばらつきをカウント可能なBit数でかつBD周期をフルカウントするためのBit数より充分少ないBit数とする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、複数色の画像を重ねてカラー画像を形成するカラーレーザビームプリンタなどの走査光学装置に関する。
従来、図6に示されるような画像形成手段を有し、感光ドラム等の潜像担持体をレーザビームで走査露光することにより画像を形成する電子写真複写機やレーザプリンタ等の画像形成装置が普及している。まず図6において、画像形成手段の基本動作を説明する。図6(a)は上視図、図6(b)は側面図である。同図において、感光ドラム10、帯電器11、現像器12、転写帯電器13、回転多面鏡15、回転多面鏡15を回転駆動するポリゴンモータ16、記録用光源であるレーザダイオード17、反射鏡18、BDセンサ19を示す。レーザダイオード17は、不図示の駆動回路により画像信号に応じて点灯または消灯し、レーザダイオード17から光変調されて発せられたレーザ光は回転多面鏡15(ここでは4面のものを例にあげる)に向けて照射される。回転多面鏡15は矢印方向に回転し、レーザ光はこの回転に伴い、その反射面で連続的に角度を変える偏向ビームとして反射される。この反射光は図示しないレンズ群により歪曲収差の補正等を受け、反射鏡18を経て感光ドラム10の主走査方向に走査する。回転多面鏡15の1つの面での走査は、1ラインの走査に対応し、回転多面鏡15の回転によりレーザダイオード17から発したレーザ光は1ラインづつ感光ドラム10を主走査方向に走査する。また、感光ドラム10は予め帯電器11により帯電されており、レーザ光の走査により順次露光され、静電潜像が形成される。また、感光ドラム10は矢印方向に回転していて、形成された静電潜像は現像器12により現像され、現像された可視像は転写帯電器13により不図示の転写紙に転写される。可視像が転写された転写紙は、定着器14に搬送され、定着を行った後に機外に排出される。
ここで、感光ドラム10の側部における主走査方向の走査開始位置近傍には、BDセンサ19が配置されている。回転多面鏡15の各反射面で反射されたレーザ光は各々1ラインの走査に先立ってBDセンサ19により検出される。BDセンサにより検出され、出力されるBD信号は主走査方向の走査開始基準信号として用いられ、この信号を基準として各ラインの主走査方向の書出し開始位置の同期が取られる。
このような光走査装置に用いられる回転多面鏡は、回転ムラが極めて小さく、0.01%以下ので回転ムラ(回転ジッタ)を実現している。しかし、残留する回転ムラはレーザ走査ユニット内部の微妙な風の流れ等の外乱でも影響を受け、完全に抑えることは著しく困難である。ところがこのような走査手段においては、回転多面鏡の回転ムラが微小であっても生じると、BD出力に従って、走査ライン毎に常に一定のタイミングで画像の書き込みを行っていては、BD位置から画像書き込み位置までの時間が変動し、画像位置や、画像の長さにズレが生じることになる。
また、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)及びブラック(Bk)の4つの色を重ね合わせてカラー画像を形成するために、図6の画像形成手段を4組用いて図7に示されるようなカラー画像形成装置が考案されている。同図において図7と同じ数字は同一機能の部材を示し、またY,M,C,Kの記号はそれぞれイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの画像を形成する部材を示している。同図において、感光ドラム10は時計方向に回転して、帯電器11により帯電された感光面は、レーザ光の走査により順次露光され、静電潜像が形成される。静電潜像は現像器12により現像され、可視像化され、転写帯電器13により不図示の転写紙に転写される。転写紙は同図上右から左方向へ移動する。このとき転写帯電器13Y,13M、13C,13Kの順にイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの画像が、中間転写体や記録紙などの記録媒体上に転写され、カラー画像が形成される。転写紙上のカラー画像は定着器14により定着される(例えば、特許文献1参照)。
このような装置では、BDセンサ19Y、19M、19C、19Kの4つを有しているが、近年の装置の小型化、コストダウンの要求によりBDセンサの数量を削減する方法も提案されている。これは感光ドラム10Y、10M、10C、10Kの側部における主走査方向の走査開始位置近傍それぞれに、BDセンサ19Y、19M、19C、19Kを配置するのではなく、感光ドラム10Y、10M、10C、10Kのうち一つにBDセンサを設置し、そのBDセンサで検出されたBD信号を元にBDセンサを有さない感光ドラムに用いるBD信号を生成し、それを主走査方向の走査開始基準信号として用いる事により各ラインの主走査方向の書出し開始位置の同期を取る方式が考案されている。
また、BDセンサ数を削減し、一つBDセンサの構成を採用すると、以下のようなメリットもあった。
・レーザ発光部を近接させた配置が可能となり、共通のレーザダイオード発光手段が採用できることで、さらに小型化やコストダウンができる。
・レーザ走査光学系の走査効率が大きくできる可能性があり、画像クロック等を低く抑えられる可能性がある。
特開平03−142412
しかしながら、単純に、このBDセンサの数量を削減するには、感光ドラム10Y、10Mと感光ドラム10C、10Kを走査する回転多面鏡15の面が異なる為、たとえばBDセンサ19Kの出力により感光ドラム10Yの書出し開始位置を単純に決定した場合、回転多面鏡15の機械的な分割精度が感光ドラム10Yの書出し開始位置に影響し、従来用いられていた精度の回転多面鏡ではこの影響により、各色の印字位置精度が悪化し、画質に悪影響を与えると言う弊害を生じてしまう。またこの弊害を抑える高精度の回転多面鏡を使用するとコストアップを招く為、目的であるコストダウンを達成する事は不可能であった。
そこで、この回転多面鏡の機械的な精度不足をキャンセルする狙いで、BDセンサを配置しなかった側の書き出し位置の決定について、そのラインを走査する回転多面鏡の反射面がBDセンサ19で信号出力したタイミングまでさかのぼり基準として、書き出し開始位置までのポリゴンミラーの回転時間分ディレイさせることで行う提案がされている。
しかしながら、このようなレーザ走査手段においても、前述同様に、回転多面鏡の回転ムラが微小でもあると、画像位置にズレが生じることになる。特に、この構成ではBDの出力から画像位置までのポリゴンミラーの回転角度が大きい為、ポリゴンミラーの回転速度変動量に対する画像位置ズレが極めて大きくなってしまう問題があった。
この弊害を抑えるために、回転多面鏡の各面を認識しつつ、BD信号の周期を計測することにより、回転多面鏡の分割精度の影響による各面のBD信号の周期のばらつきを認識し、その各面に合わせ、あらかじめ決められた補正値を割り振る、または計測した値より各色の補正値を演算し、その補正値により走査開始基準信号の補正を行うことにより印字精度の劣化を防ぐ方式が考えられた。
しかし、回転多面鏡の分割精度は可能な限り精度が高くなるよう作成されている為、BD周期のばらつきの測定は時間分解能を高くする必要がある。例えば、カウンタによりBD周期を測定する為には、画像クロックの10倍以上の周波数、つまり数百MHzから1GHz程度の周波数が必要となる。さらにBD周期をフルカウントする為には十数bitから20bit程度のカウンタが必要となる。
このような高速、かつ多bitのカウンタをIC化する為には特殊な半導体プロセスが必要となり、低コストな汎用的なプロセスによるIC化が困難である為、本来の目的であるコストダウンを達成する弊害となっていた。
本発明の目的は、BD周期のばらつきの測定を行う為のカウンタを、分割精度のばらつきによるBD周期のばらつきをカウント可能なBit数でかつBD周期をフルカウントするためのBit数より充分少ないBit数とする事により、低コストでかつ高精度な書出し位置の補正値の算出を可能とするものである。
本発明は、単一の回転多面鏡と第一と第ニのレーザ発光器と発光タイミングを検出する単一のBD素子を備え、前記回転多面鏡の異なる反射面で同時に前記第一と第ニのレーザビームの偏向走査を行う走査光学装置において、前記BD素子を前記第一のレーザビームを検出し、前記第二のレーザビームは検出しない構成とするとともに、前記BD素子からのBD信号の出力時間を測定するカウンタを有し、前記カウンタのフルカウントする時間は前記BD信号の出力の周期より小さいことを特徴とする。
また、前記カウンタが前記BD信号の出力の時間を測定する時、前記回転多面鏡を駆動するモータの回転数を画像形成を行う時の回転数よりも低くする制御を行うことを特徴とする。
請求項1記載の発明によれば、BD周期のばらつきの測定を行う為のカウンタを、分割精度のばらつきによるBD周期のばらつきをカウント可能なBit数でかつBD周期をフルカウントするためのBit数より充分少ないBit数とする事により、低コストでかつ高精度な書出し位置の補正値の算出を可能とする。
さらにBD周期のばらつきの測定を行うときにポリゴンモータの回転速度を低速回転とする事により、より高精度な書出し位置の補正値の算出を可能とするものである。
以下に、図面を参照して、この発明を実施するための最良の形態を例示的に詳しく説明する。ただし、この実施の形態に記載されている構成要素はあくまで例示であり、この発明の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。また、各図において同一の参照番号を付した部材は同一部材を表すものとし、重複説明は省略する。
図1は本発明の実施形態の構成を示す上視図と断面図である。同図は従来例を示す図7に比べ、BDセンサは19K、KステーションのBDセンサのみであり、他のステーションのBDセンサは削除されている。
図2は、図1の装置におけるタイミングチャートを示す図である。同図において信号BD_InはBDセンサ19Kの出力信号を示す。信号BD_Gateは信号BD_Inのマスクを行っており、Lo期間のみ信号BD_Inを受け付ける。また信号BD_Inの入力によりHiとなり、BD_MARGINの期間遅延した後にLoとなる。信号APC_KはKステーションのAPCタイミングを示す信号であり、Hiの期間、Kステーション用のレーザ17KのAPCのサンプル動作を行う。またLoの期間はレーザのホールド動作を行う。前回の信号BD_Inの立ち下がりよりAPC_startの期間遅延した後Hiとなり、今回の信号BD_Inの立ち下がりよりAPC_endの期間遅延した後Loとなる。
信号MASK_Kは、Kステーションのレーザ17Kによる画像露光のタイミングを示す信号であり、Loの期間、ビデオ信号を受けてレーザ17Kが画像露光を行う。信号BD_Inの立ち下がりよりMARGIN_Kの期間遅延した後Loとなり、ドラム後端の期間遅延した後Hiとなる。
レーザ動作モード_Kは、以上のレーザ17Kの動作モードを示している。APC発光はAPCのサンプル動作期間、強制OFFは消灯期間、ビデオデータ発光はビデオデータによる画像露光期間を示す。
信号APC_YはYステーションのAPCタイミングを示す信号であり、Hiの期間、Yステーション用のレーザ17YのAPCのサンプル動作を行う。またLoの期間はレーザのホールド動作を行う。前回の信号BD_Inの立ち下がりよりAPC_startの期間遅延した後Hiとなり、今回の信号BD_Inの立ち下がりよりAPC_endの期間遅延した後Loとなる。
信号MASK_YはYステーションのレーザ17Yによる画像露光のタイミングを示す信号であり、Loの期間、ビデオ信号を受けてレーザ17Yが画像露光を行う。信号BD_Inの立ち下がりよりMARGIN_Yの期間遅延した後Loとなり、ドラム後端の期間遅延した後Hiとなる。
レーザ動作モード_Yは以上の17Y、レーザの動作モードを示している。APC発光はAPCのサンプル動作期間、強制OFFは消灯期間、ビデオデータ発光はビデオデータによる画像露光期間を示す。
信号APC_MはMステーションのAPCタイミングを示す信号であり、Hiの期間、Mステーション用のレーザ17MのAPCのサンプル動作を行う。またLoの期間はレーザのホールド動作を行う。前回の信号BD_Inの立ち下がりよりAPC_startの期間遅延した後Hiとなり、今回の信号BD_Inの立ち下がりよりAPC_endの期間遅延した後Loとなる。
信号MASK_MはMステーションのレーザ17Mによる画像露光のタイミングを示す信号であり、Loの期間、ビデオ信号を受けてレーザ17Mが画像露光を行う。信号BD_Inの立ち下がりよりMARGIN_Mの期間遅延した後Loとなり、ドラム後端の期間遅延した後Hiとなる。レーザ動作モード_Mは以上の17M、レーザの動作モードを示している。APC発光はAPCのサンプル動作期間、強制OFFは消灯期間、ビデオデータ発光はビデオデータによる画像露光期間を示す。
信号APC_CはCステーションのAPCタイミングを示す信号であり、Hiの期間、Cステーションのレーザ17CのAPCのサンプル動作を行う。またLoの期間はレーザのホールド動作を行う。前回の信号BD_Inの立ち下がりよりAPC_startの期間遅延した後Hiとなり、今回の信号BD_Inの立ち下がりよりAPC_endの期間遅延した後Loとなる。
信号MASK_CはCステーションのレーザ17Cによる画像露光のタイミングを示す信号であり、Loの期間、ビデオ信号を受けてレーザ17Cが画像露光を行う。信号BD_Inの立ち下がりよりMARGIN_Cの期間遅延した後Loとなり、ドラム後端の期間遅延した後Hiとなる。レーザ動作モード_Cは以上の17C、レーザの動作モードを示している。APC発光はAPCのサンプル動作期間、強制OFFは消灯期間、ビデオデータ発光はビデオデータによる画像露光期間を示す。
以上の構成において、信号BD_InよりそれぞれMARGIN_K、MARGIN_Y,MARGIN_M、MARGIN_Cの期間遅延させる事により、それぞれのステーションにおける書出し開始位置を調整し、各色の画像の位置を高精度に合わせる事が可能となる。このとき、回転多面鏡15の分割面精度が理想的な正多角形ならばBD周期は一定となる。つまり、MARGIN_K、MARGIN_Y,MARGIN_M、MARGIN_Cはあらかじめ決められた一定の値を用いる事が可能である。しかし、実際に用いる回転多面鏡15の分割面精度は理想的な値とならない為、Kステーションと異なる鏡面で露光を行うYステーションおよびMステーションの画像の位置精度を保つ為には、鏡面の面毎にMARGIN_Y,MARGIN_Mの値の補正を行う必要がある。この動作の説明を示したのが図3(a)、図3(b)である。
図3(a)において信号BD_Inおよび信号BD_Gateは図2の信号と同一である。回転多面鏡15が4面であるため、信号BD_Inを4面分カウントし鏡面の基準信号Mirror_Rifを生成する。この信号によりミラーの第一面、第二面、第三面、第四面を認識する。信号BD_Gateの立ち下がりによりレジスタのアドレスがカウントアップする。このレジスタのアドレスでロードされる値がMARGIN_Y,MARGIN_Mの値となる。
このときのレジスタマップを図3(b)に示す。ミラー面に相当するアドレスにMARGIN_Y,MARGIN_Mの値をあらかじめ格納しておくことにより、ミラー面毎、順次補正したMARGIN_Y,MARGIN_Mの値を遅延させる事が可能となり、各色の画像の位置を高精度に合わせる事が可能となる。以上の構成において、あらかじめミラー面に相当するアドレスにMARGIN_Y,MARGIN_Mの値を格納しておく必要がある。つまり回転多面鏡15のミラー面を認識し、それに相当する補正値をレジスタに格納する必要がある。
次に本実施形態における4面のカウント動作について説明する。図4は本実施形態のブロック図であり、図6は同ブロック図における各部の動作波形である。図4においてBDセンサ901は図1におけるBDセンサと同一であり、BDセンサ901の出力波形をBD信号として同期回路903およびラッチ910に供給する。またこのときのBD信号を922に示す。発振回路902は画像クロックの基本周波数を生成する発振器であり、PLL回路909に画像クロック921を供給する。
またPLL回路909は高周波クロック925で表される画像クロック921の16倍の周波数を生成し、高速カウンタ908および同期回路903に供給される。同期回路903はBD信号922と高周波クロック925を受けて、同期BD信号924と同期画像クロック923を生成する。同期回路903はBD信号922の立下りエッジを検出し同期画像クロック923と同一の周波数であり、かつBD信号922の立下りエッジに同期した同期画像クロック923を高周波クロック925を分周することにより出力する。
またBD信号922の立下りエッジより4周期の後に同期画像クロック923に同期した同期BD信号924を生成し、PWM回路904およびカウンタ913に出力する。
同期画像クロック923はPWM回路904に入力される。高速カウンタ908は8ビットの同期カウンタで構成され、高周波クロック925によりカウント動作を行い、ラッチ910に出力を供給する。この時のカウント動作を928で示す。高速カウンタ908はFF(H)までカウントした後、0(H)より再度カウントを開始し、停止することなく高周波クロック925により駆動される。ラッチ910はBD信号922の立ち下がりにより高速カウンタ908のカウント値をラッチし、ラッチした値を出力としてメモリ911に供給する。メモリ911に供給される高速カウンタ908の出力を929で示す。
カウンタ913は912CPUからのリセット信号によりリセットされた後、同期BD信号924をカウントし、カウントした値をアドレス値としてレジスタ907およびメモリ911に供給する。これにより、CPU912からのリセットの後、BD周期の測定値である高速カウンタの値が、あらかじめ決められたアドレスに順次格納される事となる。メモリ911に格納されたBD周期の測定値はCPU912に送られて、補正値の演算処理を行い、補正値をレジスタ907に格納する。格納された補正値はカウンタ913で指定されるアドレスの補正値をPWM回路904に順次送る。PWM回路904は画像コントローラ905からの多値ビデオデータをPWMビデオ信号に変換しレーザ駆動回路906に供給する。
このときPWM回路904は同期回路903からの同期BD信号924、同期画像クロック923およびレジスタ907からの補正値から決定される出力タイミングによりPWMビデオ信号を出力する。
以上の構成において、ポリゴンミラーの分割精度は高精度に作成されるが、BD周期のカウント値では30(H)程度はばらつく程度である。このためBD周期を高速クロックでフルカウントしても上位のbitは常に同じ値となり、ばらつきを判断する為には下位の6bitあれば充分である為、高速カウンタ908の8bitカウンタでBD周期を測定する事が可能となる。
また、画像クロックの16倍である高速クロックでも8bit程度の小さなカウンタであれば、高速動作するブロックを極力小さくすることが可能である為、安定した動作を行う事が可能となる。
(他の実施例)
第二の実施形態は第一の実形態においてポリゴンモータの回転数をBD周期を測定する場合のみ低速回転を行うものである。低速回転することによりBD周期の測定の分解能は相対的に向上する。また、分割精度はポリゴンミラーの機械的な精度によるものである為、回転速度に影響される事はない。よってBD周期を測定する場合のみ低速回転を行ことにより、より高精度な補正値の算出が可能となる。
第一の実施形態の構成を示す上視図と断面図である。 第一の実施形態の1BD周期のタイミングチャートである。 第一の実施形態の回転多面鏡の1回転周期のタイミングチャートである。 第一の実施形態のブロック図である。 第一の実施形態のタイミングチャートである。 従来の構成を示す図である。 従来の構成を示す上視図と断面図である。

Claims (2)

  1. 単一の回転多面鏡と第一と第ニのレーザ発光器と発光タイミングを検出する単一のBD素子を備え、前記回転多面鏡の異なる反射面で同時に前記第一と第ニのレーザビームの偏向走査を行う走査光学装置において、
    前記BD素子を前記第一のレーザビームを検出し、前記第二のレーザビームは検出しない構成とするとともに、
    前記BD素子からのBD信号の出力時間を測定するカウンタを有し、前記カウンタのフルカウントする時間は前記BD信号の出力の周期より小さいことを特徴とする走査光学装置。
  2. 前記カウンタが前記BD信号の出力の時間を測定する時、前記回転多面鏡を駆動するモータの回転数を画像形成を行う時の回転数よりも低くする制御を行うことを特徴とする請求項1に記載の走査光学装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007045148A (ja) * 2005-08-10 2007-02-22 Toshiba Corp 画像形成装置
US9535361B2 (en) 2015-03-23 2017-01-03 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Image forming apparatus and method of controlling beam scanning device

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